JPH1089355A - 主軸ベアリングの予圧制御装置 - Google Patents

主軸ベアリングの予圧制御装置

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JPH1089355A
JPH1089355A JP24169696A JP24169696A JPH1089355A JP H1089355 A JPH1089355 A JP H1089355A JP 24169696 A JP24169696 A JP 24169696A JP 24169696 A JP24169696 A JP 24169696A JP H1089355 A JPH1089355 A JP H1089355A
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target pressure
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JP24169696A
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Norizo Yamaguchi
典三 山口
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C25/00Bearings for exclusively rotary movement adjustable for wear or play
    • F16C25/06Ball or roller bearings
    • F16C25/08Ball or roller bearings self-adjusting

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Turning (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主軸ベアリングの予圧を連続可変可能にす
る。 【解決手段】 主軸ベアリングユニット27の予圧室2
8に圧油源21からの圧油を供給するライン25に、電
磁比例減圧弁23を設ける。数値制御部42は、各セン
サ36〜40による検出値に基づいて目標圧力を修正す
る。ディジタルコントローラ35は、圧力センサ44で
検出されたライン25の圧力が数値制御部42で得られ
た修正目標圧力にるように、電磁比例減圧弁23をフィ
ードバック制御する。こうして、ライン25の圧力、つ
まり、軸受32,33に付与される予圧を、常に主軸ベ
アリングユニット27が最適作動状態になるように制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、工作機械等の主
軸ベアリングに与える予圧を最適に連続可変制御する主
軸ベアリングの予圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械の主軸ベアリングは、がたつき
を生ずることなく高剛性を持たせるために予圧を付与し
て運転される。このような予圧可変式スピンドルユニッ
トとして図3に示すようなものがある(特開平5−19
6034号公報)。上記予圧可変式スピンドルユニット
におけるスピンドルを高速回転すると、発熱によってベ
アリングが膨張し、放置しておけば焼き付きを起こして
ロックしてしまう。そこで、上記予圧可変式スピンドル
ユニットにおいては、図3(a)〜図3(c)に示すように、
3段階に予圧を切り換え可能にしている。
【0003】図3(a)は運転停止時あるいは最小予圧時
であり、第1予圧室1および第2予圧室2には圧油が供
給されない。したがって、軸受箱3および中間リング4
は、第1予圧室1側に位置して、外筒5に対して位置決
めフランジ6を介して固定された移動量制御リング7の
第1段部7aには隙間d1が形成され、第2段部7bには
隙間d2が形成される。そして、軸受8の外輪と内輪と
にはずれd3が生ずる。こうして、最小の力で軸受8,9
の外輪が予圧される。尚、上記3つの隙間d1,d2,d3
の大小関係は次のようになっている。 d2>d1>d3
【0004】また、図3(b)は中予圧時であり、圧油路
から上記第1予圧室1に圧油が供給される。そうする
と、中間リング4が移動量制御リング7の第1段部7a
に当接するまで移動し、この中間リング4によって軸受
箱3が押圧される。こうして、図3(a)の場合より大き
な力でスペーサ10,11を介して軸受8,9の外輪が予
圧される。この場合の予圧量は(d1−d3)である。
【0005】また、図3(c)は最大予圧時であり、圧油
路から第2予圧室2に圧油が供給される。一方、第1予
圧室1内の圧油が排出される。そうすると、軸受箱3の
段部3aが移動量制御リング7の第2段部7bに当接する
まで軸受箱3が押圧されて、図3(b)の場合より大きな
力でスペーサ10,11を介して軸受8,9の外輪が予圧
される。この場合の予圧量は(d1−d3)である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の予圧可変式スピンドルユニットにおいては、圧油を
第1予圧室1と第2予圧室2とに切り換え供給して軸受
8,9の外輪に掛ける予圧を変更するので、予圧が段階
的に切り換えられることになる。したがって、上述の3
段階の予圧力以外の力で予圧を掛けることができないと
いう問題がある。また、切り換え時に予圧に急激な変化
が生じるために、連続して高速加工ができないという問
題もある。
【0007】また、上記3段階の予圧の設定は、軸受箱
3および中間リング4の移動量によって行われる。した
がって、3つの距離d1,d2,d3の寸法が正確に設定さ
れていなければならない。したがって、各部の機械公差
を厳しくする必要があり、スピンドルユニットのコスト
アップにつながるという問題がある。
【0008】近年、工作機械には高精度で高精密な加工
が要求されており、それに連れて加工速度にも超低速か
ら超高速までの幅広い制御が求められ、ベアリングの予
圧にも極低圧から高圧まで連続可変制御が求められてき
ている。
【0009】そこで、この発明の目的は、主軸ベアリン
グの予圧を連続可変可能な主軸ベアリングの予圧制御装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、主軸ベアリングユニットの
予圧手段に圧油を供給するラインに介設された圧力制御
弁と、主軸ベアリングに付与する予圧力に対応した上記
ラインの目標圧力を設定する目標圧力設定手段と、上記
主軸ベアリングユニットの作動状態を検出するセンサ
と、上記センサの出力に応じて上記目標圧力を修正して
修正目標圧力を出力する目標圧力修正手段と、上記修正
目標圧力に基づいて,上記圧力制御弁の動作を制御する
圧力制御手段を備えたことを特徴としている。
【0011】上記構成によれば、圧力制御手段によって
圧力制御弁の動作が制御されて、主軸ベアリングに付与
される予圧が極低圧から高圧まで無段階に設定される。
さらに、上記圧力制御手段は、主軸ベアリングユニット
の作動状態に応じて修正された修正目標圧力に基づいて
上記圧力制御弁の動作を制御する。したがって、上記主
軸ベアリングユニットの動作状態が最適になるように、
上記主軸ベアリングに予圧が付与される。
【0012】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明の主軸ベアリングの予圧制御装置において、上
記ラインの圧力を検知する圧力センサを備えると共に、
上記圧力制御手段は,上記圧力センサによって検知され
た圧力が上記修正目標圧力になるように,上記圧力制御
弁をフィードバック制御することを特徴としている。
【0013】上記構成によれば、上記ラインの圧力が修
正目標圧力になるようにフィードバック制御されて、上
記主軸ベアリングに付与する予圧が上記修正目標圧力に
基づいて的確に制御される。
【0014】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
係る発明の主軸ベアリングの予圧制御装置において、上
記センサは,主軸の振動を検出する振動センサであっ
て、上記目標圧力修正手段は,上記振動センサの出力と
振動設定値との差を求め,この差の値に応じて上記目標
圧力を修正することを特徴としている。
【0015】上記構成によれば、主軸の振動とその設定
値との差の値に応じて、上記主軸に振動が生じないよい
うに上記主軸ベアリングに予圧が付与される。
【0016】また、請求項4に係る発明は、請求項1に
係る発明の主軸ベアリングの予圧制御装置において、上
記センサは,上記主軸ベアリングの内外輪の相対位置を
検出する位置センサであって、上記目標圧力修正手段
は,上記位置センサの出力と位置設定値との差を求め,こ
の差の値に応じて上記目標圧力を修正することを特徴と
している。
【0017】上記構成によれば、主軸ベアリングの内外
輪の相対位置とその設定値との差の値に応じて、上記主
軸ベアリングの内外輪の相対位置が最適予圧を呈する位
置になるように上記ラインの圧力が制御される。
【0018】また、請求項5に係る発明は、請求項1に
係る発明の主軸ベアリングの予圧制御装置において、上
記センサは,上記主軸の回転数を検出する回転数センサ
であって、上記目標圧力修正手段は,上記回転数センサ
の出力と回転数設定値との差を求め,この差の値に応じ
て上記目標圧力を修正することを特徴としている。
【0019】上記構成によれば、主軸の回転数とその設
定値との差の値に応じて、上記主軸の回転数に応じた最
適予圧が上記主軸ベアリングに付与される。
【0020】また、請求項6に係る発明は、請求項1に
係る発明の主軸ベアリングの予圧制御装置において、上
記センサは,上記主軸を回転駆動する電動機の負荷を検
出する負荷センサであって、上記目標圧力修正手段は,
上記負荷センサと負荷設定値との差を求め,この差の値
に応じて上記目標圧力を修正することを特徴としてい
る。
【0021】上記構成によれば、主軸用の電動機の負荷
とその設定値との差の値に応じて、上記主軸ベアリング
に異常予圧が付与されないように上記ラインの圧力が制
御される。
【0022】また、請求項7に係る発明は、請求項1に
係る発明の主軸ベアリングの予圧制御装置において、上
記センサは,上記主軸ベアリングの温度を検出する温度
センサであって、上記目標圧力修正手段は,上記温度セ
ンサの出力と温度設定値との差を求め,この差の値に応
じて上記目標圧力を修正することを特徴としている。
【0023】上記構成によれば、主軸ベアリングの温度
とその設定値との差の値に応じて、上記主軸ベアリング
の温度が異常温度にならないように上記主軸ベアリング
に予圧が付与される。
【0024】また、請求項8に係る発明は、請求項1に
係る発明の主軸ベアリングの予圧制御装置において、上
記圧力制御弁と予圧手段との間の上記ラインに介設され
ると共に、1次側の圧力をパイロット圧として開放する
パイロット操作形開閉弁を備えたことを特徴としてい
る。
【0025】上記構成によれば、上記主軸ベアリングに
予圧が付与されてワークが加工されている最中に、圧油
源や圧力制御弁の異常や配管の破れ等によってパイロッ
ト操作形開閉弁と上記圧力制御弁との間の圧力が急に低
下した場合には、上記パイロット操作形開閉弁の1次側
の圧力が低下する。したがって、上記パイロット操作形
開閉弁が閉鎖して、上記予圧手段から圧油が抜けること
が防止される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。図1は本実施の形態の主軸ベ
アリングの予圧制御装置における油圧回路図およびその
制御ブロック図である。圧油源21からの圧油は、逆止
弁22,電磁比例減圧弁23およびパイロット操作形逆
止弁24が順次介設されたライン25によって、主軸2
6のスラスト方向の荷重を受ける主軸ベアリングユニッ
ト27の予圧室28に供給される。そして、この圧油に
よってスライダ29および内外輪間座30,31を介し
て主軸ベアリングとしての軸受32,33の外輪に予圧
が付与される。
【0027】上記ライン25の圧力は、上記ディジタル
コントローラ35からの制御信号によって動作が制御さ
れる電磁比例減圧弁23によって、以下のようにして設
定される。
【0028】数値制御部42は、入力部(図示せず)から
入力されたワークの材質,太さおよび長さ等のワーク仕
様に基づいて、データベース43からワーク仕様に適合
した加工条件を選択して設定する。そして、設定された
加工条件に応じて、ライン25の目標圧力と、主軸26
の振動,軸受32・33の外輪の位置,電動機41の負荷
および軸受32・33の温度の各限界値を定める設定値
とを、データベース43から求める。そして、求めたラ
イン25の目標圧力を表す圧力指令信号をディジタルコ
ントローラ35に出力し、続いてスタート指令信号を出
力する。
【0029】そうすると、上記ディジタルコントローラ
35は、数値制御部42からのスタート指令信号を受け
て、圧力センサ44からの圧力信号に基づくライン25
の圧力と数値制御部42からの目標圧力との差圧に応じ
た制御信号を、電磁比例減圧弁23のソレノイド23a
に出力する。こうして、電磁比例減圧弁23が上記制御
信号の電流に応じた開度に制御されて、上記ライン25
の圧力が上記目標圧力に設定されるのである。
【0030】上述のようにして、上記ディジタルコント
ローラ35によって、ライン25の圧力が上記目標圧力
になるようにフィードバック制御されて、予圧室28の
圧力が上記目標圧力になる。そうすると、スライダ29
によって予圧が軸受32,33の外輪に付与されて内輪
とに位置ずれが生じ、がたつきを生ずることなく高剛性
を持って主軸26が回転されて、ワークに対する加工が
開始されるのである。
【0031】この状態で上記ワークに加工がなされてい
ると、やがて切削摩擦によってワークが発熱して軸受3
2,33の温度が上昇する。この軸受32,33の温度上
昇は温度センサ40で検出される。また、主軸26に発
生する振動が振動センサ36によって検出される。ま
た、上記予圧が付与されている軸受32,33の外輪の
位置が位置センサ37によって検出される。また、主軸
26の回転数が回転数センサ38によって検出される。
また、電動機41の負荷が負荷センサ39によって検出
される。
【0032】そして、上記数値制御部42は、各センサ
36〜40からの信号に基づいて検知した各値とその設
定値との差を算出する。そして、算出された差の値に基
づいて、軸受32・33の温度,主軸26の振動,軸受3
2・33の外輪の位置,主軸26の回転数,電動機41の
負荷の何れかが上記設定値に至った場合には、上記目標
圧力を所定圧力だけ下方修正する。そして、修正目標圧
力を表す圧力指令信号をディジタルコントローラ35に
出力して、主軸ベアリングユニット27に対する予圧を
低下させるのである。こうして、上記主軸ベアリングユ
ニット27の作動状態を監視して、軸受32,33に最
適予圧が付与されるようにライン25の圧力を連続的に
制御するのである。
【0033】ここで、上述のようにして、軸受32,3
3に予圧が付与されてワークの加工が行われている際
に、例えば、電磁比例減圧弁23の故障や配管の破れ等
によってライン25の圧力が抜けてしまう場合がある。
ところが、その場合でも、ライン25には1次側の圧力
をパイロット圧として開放するパイロット操作形逆止弁
24が介設されているので、1次側の圧力が低下すると
パイロット操作形逆止弁24が閉鎖して、予圧室28の
圧油が抜けてしまうことが防止されるのである。
【0034】図2は、上記ディジタルコントローラ35
の構成ブロック図である。信号入力部45は、数値制御
部42からの圧力指令信号,スタート指令信号およびア
ラームリセット信号を受ける。圧力センサ入力部46
は、圧力センサ44からの圧力信号を受ける。弁駆動部
47は、上記制御信号を電磁比例減圧弁23のソレノイ
ド23aに出力する。信号出力部48は、アラーム信号
および完了信号を数値制御部42に出力する。
【0035】演算制御部49は、上記信号入力部45か
ら入力される信号に基づいて、アラームリセット信号で
ある場合には信号出力部48にアラーム信号の出力停止
を指令し、圧力指令信号の場合には圧力指令信号で表さ
れる目標圧力をレジスタに格納する。さらに、スタート
信号の場合には、圧力センサ入力部46で受けられた圧
力信号に基づくライン25の圧力と上記レジスタに格納
された目標圧力との差を算出し、電磁比例減圧弁23の
開度を上記圧力差に応じた開度にする制御信号の出力を
弁駆動部37に指令する。また、上記ライン25の圧力
が異常圧力になった場合には、信号出力部48にアラー
ム信号の出力を指令する。また、ライン25の圧力が目
標圧力を中心とした許容範囲に入った場合には、信号出
力部48にライン25の圧力設定が完了したことを示す
完了信号の出力を指令する。
【0036】上述したように、本実施の形態において
は、主軸ベアリングユニット27の予圧室28に圧油源
21からの圧油を供給するライン25に電磁比例減圧弁
23を設ける。そして、圧力センサ44で検出されたラ
イン25の圧力が数値制御部42で設定された目標圧力
になるようにディジタルコントローラ35でフィードバ
ック制御するようにしている。したがって、ワークの加
工条件に応じて、軸受32,33への最適予圧を無段階
に設定できる。すなわち、本実施の形態によれば、軸受
32,33への予圧を極低圧で精度よく制御することが
可能となり、ワークの高速での精密加工が可能となる。
一方、低速加工時には高予圧の付与が可能となり、工作
機械の高剛性化が可能となる。
【0037】また、上記数値制御部42によって、主軸
26の振動,軸受32・33の外輪の位置,主軸26の回
転数,電動機41の負荷及び軸受32・33の温度の各値
と上記設定値との差に応じて上記目標圧力を修正するよ
うにしている。したがって、主軸ベアリングユニット2
7の作動状態を監視して、主軸ベアリングユニット27
の作動状態が最適になるように上記軸受32,33に予
圧を付与できるのである。すなわち、本実施の形態によ
れば、上記軸受32,33の長寿命化を図ることができ
る。また、軸受32,33の発熱を押さえて高精密な加
工が可能となる。また、無駄な予圧を押さえて起動トル
クや摩擦エネルギーを低減でき、機械のランニングコス
トを押さえることができる。また、図3に示す従来の予
圧可変スピンドルのように機械公差を厳しくしたり、調
整作業に時間を要しないので、主軸ベアリングユニット
27のコストダウンを図ることができる。
【0038】尚、上記電磁比例減圧弁23は、3ポート
2位置電磁比例切換弁であっても構わない。また、上記
パイロット操作形逆止弁24は、1次側と2次側との間
を閉鎖するノーマル位置と1次側の圧力をパイロット圧
として1次側と2次側とが連通するオフセット位置とを
有するパイロット操作形2位置切換弁であっても構わな
い。また、上記予圧室28およびスライダ29で構成さ
れる予圧手段の形状や配置は上記実施の形態に限定され
るものではなく、例えば、軸受32,33の内輪に予圧
を付与する形式であってもよい。
【0039】また、上記実施の形態においては、上記デ
ィジタルコントローラ35で、圧力センサ44からの圧
力信号に基づくライン25の圧力が目標圧力(修正目標
圧力)になるように電磁比例減圧弁23をフィードバッ
ク制御しているが、この発明はこれに限定されるのもで
はない。例えば、上記ライン25の圧力を上記目標圧力
(修正目標圧力)にする上記制御信号の電流値と目標圧力
(修正目標圧力)とを対応付けてディジタルコントローラ
35の内部メモリに格納しておく。そして、ディジタル
コントローラ35は、数値制御部42から圧力指令信号
を受け取ると、上記内部メモリを参照して、電磁比例減
圧弁23の開度を圧力指令信号で表される目標圧力(修
正目標圧力)に応じた開度に設定するための制御信号を
得、この制御信号をソレノイド23aに供給するように
してもよい。
【0040】また、上記実施の形態においては、主軸ベ
アリングユニット27の作動状態を検出する手段とし
て、振動センサ36,位置センサ37,回転数センサ3
8,負荷センサ39,温度センサ40を設けているが、各
センサ36〜40のうち必要とするセンサのみを適宜に
選択して用いても差し支えない。また、上記各センサ3
6〜40のみに限定されるものでもなく、例えば軸受3
2,33の負荷を検出するセンサを用いてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1に係
る発明の主軸ベアリングの予圧制御装置は、主軸ベアリ
ングユニットの予圧手段に圧油を供給するラインに圧力
制御弁を介設し、圧力制御手段によって上記圧力制御弁
の動作を制御するので、主軸ベアリングに付与する予圧
を極低圧から高圧まで無段階に設定でき、ワークの加工
条件に応じて最適な予圧を設定できる。したがって、こ
の発明によれば、上記主軸ベアリングに付与する予圧を
極低圧で精度よく制御することが可能となり、ワークの
高速による精密加工が可能となる。また、低速加工時に
は高予圧にして高剛性化を図ることができる。
【0042】さらに、上記圧力制御手段は、センサで検
出された主軸ベアリングユニットの作動状態に応じて目
標圧力修正手段で修正された修正目標圧力に基づいて上
記制御を行うので、主軸ベアリングユニットの作動状態
を監視して、主軸ベアリングユニットの作動状態が最適
になるように予圧を付与できる。したがって、この発明
によれば、上記主軸ベアリングの長寿命化を図ることが
できる。また、無駄な予圧を押さえてランニングコスト
の低下を図ることができる。また、図3に示す従来の予
圧可変スピンドルのように機械公差を厳しくする必要が
ないのでコストダウンを図ることができる。
【0043】また、請求項2に係る発明の主軸ベアリン
グの予圧制御装置における圧力制御手段は、上記ライン
の圧力を検出する圧力センサによって検出された圧力が
上記修正目標圧力になるように上記圧力制御弁をフィー
ドバック制御するので、主軸ベアリングに付与する予圧
を上記修正目標圧力に基づいて的確に制御できる。
【0044】また、請求項3に係る発明の主軸ベアリン
グの予圧制御装置における上記センサは、主軸に発生す
る振動を検出する振動センサであり、上記目標圧力修正
手段は、上記主軸の振動とその設定値との差の値に応じ
て上記目標圧力を修正するので、上記主軸に異常振動が
生じないように上記主軸ベアリングに予圧を付与でき
る。
【0045】また、請求項4に係る発明の主軸ベアリン
グの予圧制御装置における上記センサは、主軸ベアリン
グの内外輪の相対位置を検出する位置センサであり、上
記目標圧力修正手段は、上記主軸ベアリングの内外輪の
相対位置とその設定値との差の値に応じて上記目標圧力
を修正するので、上記主軸ベアリングの内外輪の相対位
置が最適予圧を呈する位置になるように上記ラインの圧
力を制御できる。
【0046】また、請求項5に係る発明の主軸ベアリン
グの予圧制御装置における上記センサは、上記主軸の回
転数を検出する回転数センサであり、上記目標圧力修正
手段は、上記主軸の回転数とその設定値との差の値に応
じて上記目標圧力を修正するので、上記主軸の回転数に
応じた最適予圧を上記主軸ベアリングに付与できる。
【0047】また、請求項6に係る発明の主軸ベアリン
グの予圧制御装置における上記センサは、上記主軸を回
転駆動する電動機の負荷を検出する負荷センサであり、
上記目標圧力修正手段は、上記電動機の負荷とその設定
値との差の値に応じて上記目標圧力を修正するので、上
記主軸ベアリングに異常予圧が付与されないように上記
ラインの圧力を制御できる。
【0048】また、請求項7に係る発明の主軸ベアリン
グの予圧制御装置における上記センサは、上記主軸ベア
リングの温度を検出する温度センサであり、上記目標圧
力修正手段は、上記主軸ベアリングの温度とその設定値
との差の値に応じて上記目標圧力を修正するので、上記
主軸ベアリングの温度が異常温度にならないように上記
主軸ベアリングに予圧を付与できる。また、上記主軸ベ
アリングの発熱を押さえて高精密な加工ができる。
【0049】また、請求項8に係る発明の主軸ベアリン
グの予圧制御装置は、上記ラインの圧力制御弁と予圧手
段との間に1次側の圧力をパイロット圧として開放する
パイロット操作形開閉弁を介設したので、上記主軸ベア
リングに予圧が付与されてワークが加工されている最中
に上記ラインの圧油が抜けた場合には、上記パイロット
操作形開閉弁が閉鎖して、上記予圧手段から圧油が抜け
てしまうことが防止される。したがって、安全にワーク
の加工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主軸ベアリングの予圧制御装置にお
ける油圧回路図およびその制御ブロック図である。
【図2】図1におけるディジタルコントローラの構成を
示すブロック図である。
【図3】従来の予圧可変式スピンドルユニットにおける
予圧切り換えの説明図である。
【符号の説明】
21…圧油源、 23…電磁比例減
圧弁、24…パイロット操作形逆止弁、 25…ライ
ン、26…主軸、 27…主軸ス
ピンドルユニット、28…予圧室、
32,33…軸受、35…ディジタルコントローラ、
36…振動センサ、37…位置センサ、
38…回転数センサ、39…負荷センサ、
40…温度センサ、41…電動機、
42…数値制御部、43…データベース。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸ベアリングユニット(27)の予圧手
    段(28,29)に圧油を供給するライン(25)に介設さ
    れた圧力制御弁(23)と、 主軸ベアリング(32,33)に付与する予圧力に対応し
    た上記ライン(25)の目標圧力を設定する目標圧力設定
    手段(42)と、 上記主軸ベアリングユニット(27)の作動状態を検出す
    るセンサ(36〜40)と、 上記センサ(36〜40)の出力に応じて上記目標圧力を
    修正して、修正目標圧力を出力する目標圧力修正手段
    (42)と、 上記修正目標圧力に基づいて、上記圧力制御弁(23)の
    動作を制御する圧力制御手段(35)を備えたことを特徴
    とする主軸ベアリングの予圧制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の主軸ベアリングの予圧
    制御装置において、 上記ライン(25)の圧力を検知する圧力センサ(44)を
    備えると共に、 上記圧力制御手段(35)は、上記圧力センサ(44)によ
    って検知された圧力が上記修正目標圧力になるように、
    上記圧力制御弁(23)をフィードバック制御することを
    特徴とする主軸ベアリングの予圧制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の主軸ベアリングの予圧
    制御装置において、 上記センサは、主軸(26)の振動を検出する振動センサ
    (36)であって、 上記目標圧力修正手段(42)は、上記振動センサ(36)
    の出力と振動設定値との差を求め、この差の値に応じて
    上記目標圧力を修正することを特徴とする主軸ベアリン
    グの予圧制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の主軸ベアリングの予圧
    制御装置において、 上記センサは、上記主軸ベアリング(32,33)の内外
    輪の相対位置を検出する位置センサ(37)であって、 上記目標圧力修正手段(42)は、上記位置センサ(37)
    の出力と位置設定値との差を求め、この差の値に応じて
    上記目標圧力を修正することを特徴とする主軸ベアリン
    グの予圧制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の主軸ベアリングの予圧
    制御装置において、 上記センサは、上記主軸(26)の回転数を検出する回転
    数センサ(38)であって、 上記目標圧力修正手段(42)は、上記回転数センサ(3
    8)の出力と回転数設定値との差を求め、この差の値に
    応じて上記目標圧力を修正することを特徴とする主軸ベ
    アリングの予圧制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の主軸ベアリングの予圧
    制御装置において、 上記センサは、上記主軸(26)を回転駆動する電動機
    (41)の負荷を検出する負荷センサ(39)であって、 上記目標圧力修正手段(42)は、上記負荷センサ(39)
    と負荷設定値との差を求め、この差の値に応じて上記目
    標圧力を修正することを特徴とする主軸ベアリングの予
    圧制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の主軸ベアリングの予圧
    制御装置において、 上記センサは、上記主軸ベアリング(32,33)の温度
    を検出する温度センサ(40)であって、 上記目標圧力修正手段(42)は、上記温度センサ(40)
    の出力と温度設定値との差を求め、この差の値に応じて
    上記目標圧力を修正することを特徴とする主軸ベアリン
    グの予圧制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の主軸ベアリングの予圧
    制御装置において、 上記圧力制御弁(23)と予圧手段(28,29)の間の上
    記ライン(25)に介設されると共に、1次側の圧力をパ
    イロット圧として開放するパイロット操作形開閉弁(2
    4)を備えたことを特徴とする主軸ベアリングの予圧制
    御装置。
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