JPH1089558A - 地中用コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続パッキン - Google Patents

地中用コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続パッキン

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JPH1089558A
JPH1089558A JP26364996A JP26364996A JPH1089558A JP H1089558 A JPH1089558 A JP H1089558A JP 26364996 A JP26364996 A JP 26364996A JP 26364996 A JP26364996 A JP 26364996A JP H1089558 A JPH1089558 A JP H1089558A
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Tsuneo Ito
恒夫 伊藤
Ichiro Itani
一郎 井谷
Hajime Taniguchi
一 谷口
Shizuhiro Nakada
靜弘 仲田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 震度7程度の大きな地震が発生しても、コン
クリートプレハブ管とケーブル保護管の接続部が破損す
ることのないコンクリートプレハブ管とケーブル保護鋼
管との接続部に用いる耐震性に優れたパッキングを提供
すること。 【解決手段】 本発明に係る地中用コンクリートプレハ
ブ管とケーブル保護管の接続パッキンは、先細りテーパ
状の円筒パッキン本体1の先端部を硬質ゴムで形成し、
その後部から後端部までを軟質ゴムで形成し且つ中央よ
りやゝ先端寄りの内周面に係合突起2を突設すると共
に、先端部内周面に更に段部を突設し、後端部の外周面
にヒレ片3を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中送電、配電、
通信線等の管路の築造にあたり地中用コンクリートプレ
ハブ管とケーブル保護管の接続部に用いられる接続パッ
キンの改良に関するもので、耐震性の向上を図ったもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、送、配電用ケーブルや通信用ケー
ブル等の地中施設に際して使用される管路は、複数個の
ケーブル挿通孔を有するコンクリートプレハブ管を順次
連結していくのであるが、マンホールとの接続部やコン
クリートプレハブ管が使えない箇所では、それに代るケ
ーブル保護鋼管を用いて連結している。その地中用コン
クリートプレハブ管とケーブル保護鋼管の接続は、コン
クリートプレハブ管の挿通孔にケーブル保護鋼管を挿嵌
して接続しているが、コンクリートプレハブ管の挿通孔
の内径とケーブル保護鋼管の外径との径長差に対処させ
るため、図5に示すように、ケーブル保護鋼管14の差
込口の外周にビニールテープ17を何重にも巻きつけて
から、コンクリートプレハブ管15の挿通孔16に挿入
し、その嵌合部の外周を水密性確保のためコンクリート
18で被覆している。
【0003】また別なものとして、図6に示すように、
コンクリートプレハブ管15のケーブル挿通孔16に、
係合段部19aを有し後端部を拡開した嵌合用大径承口
部19bに形成した金属製の継手管19の先端部を予め
樹脂モルタル20等で接着しておき、その継手管19に
ケーブル保護鋼管14を嵌挿し、先端部が係合段部19
aで係合すると共に、承口部19bにパッキング21を
介在させて接続していた。
【0004】前者はテープ17の巻付作業に時間を要
し、後者は継手管19を樹脂モルタル20で接着するの
に時間がかかり、また、両者ともに、接続部は可撓性が
ないため、例えば、震度の大きな地震が発生して上下方
向や圧入方向、引き抜き方向に力が加わると接続部が破
損すると言った問題があった。
【0005】このような問題点を解決するものとして、
図7に示す実公昭61−618号公報に記載の管接続用
ソケットが提案されている。この管接続用ソケット22
は、硬質ゴムからなる前部と軟質ゴムからなる後部の円
筒状のゴムモールド品であり、前部にケーブル保護鋼管
14の先端部が係合する係合段部23を内面に形成して
あり、その係合段部23にケーブル保護鋼管14の先端
部を係合させていた。
【0006】この管接続用ソケット22には水密性の配
慮がないため、接続部をコンクリート巻き24する場合
が多く、コンクリート巻きすると可撓性がなくなり、震
度の大きな地震には耐えられなかった。また、コンクリ
ート巻きしない場合でも、ソケットの可撓性が乏しく可
撓角が約3度と小さく、さらに、係合段部23とソケッ
ト22の先端開口部22aまでの長さが短いので、押し
込み方向に大きな力が加わると係合段部23を突き破
り、前方のコンクリートプレハブ管15に突き当って破
損することになり、また、ソケット22が介在するケー
ブル保護鋼管14と、コンクリートプレハブ管15との
隙間も小さいため、大きな圧縮力が加わるとコンクリー
トプレハブ管15とケーブル保護鋼管14がぶつかるの
で破損することになり震度5以上の水平、垂直方向の震
動には耐えられなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決することを課題として開発されたもので、震度
7程度の大きな地震が発生しても、コンクリートプレハ
ブ管とケーブル保護管の接続部が破損することのないコ
ンクリートプレハブ管とケーブル保護鋼管との接続部に
用いる耐震性に優れたパッキングを提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、そ
の目的を達成する手段として、本発明では、先細りテー
パ状の円筒パッキン本体の先端部を硬質ゴムで形成し、
その後部から後端部までを軟質ゴムで形成し且つ中央よ
りやゝ先端部寄りの内周面に係合突起を突設すると共
に、先端部内周面に更に段部を突設し、後端部の外周面
にヒレ片を設けてなる地中用コンクリートプレハブ管と
ケーブル保護管の接続パッキンを開発し、採用した。
【0009】また、本発明は上記のように構成した地中
用コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続パッ
キンにおいて、先端から約1/4の長さが硬質ゴムで形
成され、残りの約3/4の長さが軟質ゴムで形成されて
いる地中用コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の
接続パッキンおよびヒレ片は複数個からなり、前方のヒ
レ片より後方のヒレ片の方が大きく形成されている地中
用コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続パッ
キンを開発し、採用した。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付の図面1〜4に基づいて説明すれば、1はゴム製の円
筒状パッキン本体で、先端から後端になるにつれて徐々
に広がる先細りのテーパ状に形成されている。このパッ
キン本体1は、先端から約1/4の長さの部分AがH
s:70の硬質ゴムで形成してあり、残りの約3/4の
長さの部分BがHs:40の軟質ゴムで形成されてい
る。この長さの比にすることにより、ケーブル保護管の
差込みが容易となり、保持力を高めると共に、大きな可
撓性と水溶性を保持できるものである。
【0011】2はパッキン本体1の中央部よりやゝ先端
部寄りで軟質ゴムの内周面に周設した係合突起で、ケー
ブル保護鋼管5の先端部を受止するものである。3は後
端部の外周面に一定の間隔を保って周設した複数のヒレ
片であり、この各ヒレ片3は、傾斜辺3aと垂直片3b
で構成されており、前方のヒレ片3の傾斜辺3aが30
度、中間のヒレ片3の傾斜辺3aが35度、後方のヒレ
片3の傾斜辺3aが45度で傾斜されていて、それぞれ
基部が幅広で上端部が尖鋭状になっていて、前方のヒレ
片3より中間のヒレ片3が大きく、中間のヒレ片3より
後方のヒレ片3cの方が大きくなっている。4は先端部
の内周面に周設した段部で、ケーブル鋼管5の外径と略
等しい寸法に形成されている。
【0012】このように構成した本発明の使用例を図2
で説明すると、ケーブル保護鋼管5の先端部にパッキン
本体1を嵌着してコンクリートプレハブ管6のケーブル
挿通孔7に差し込むと、パッキン本体1の前部外周面は
ケーブル挿通孔7に接し、後部拡大孔7aでは隙間が生
じるが、この隙間にヒレ片3が当接して接続される。こ
の接続作業において、ケーブル保護鋼管5をプレハブ管
6のケーブル挿通孔7に差し込む時に、先端部は硬質ゴ
ムで形成されているから、センターずれをおこすことな
く差し込みやすくなると共に、ヒレ片3の部分は軟質ゴ
ムで形成されているから、図3に示すように、ヒレ片3
の上部が拡大孔7aの周壁面と摺接して後方に曲がるの
でスムーズに挿通できる。
【0013】また、コンクリートプレハブ管6とケーブ
ル保護鋼管5が接合された後において、例えば、地震等
で引き抜き方向の外力を受けた場合は、図4に示すよう
に、ヒレ片3の上部が前方方向に曲って拡大孔7aの周
壁を抑圧することになり、抜けるのを阻止できる。した
がって、仮りに、大きな地震が発生して引き抜き方向に
大きな力がかかってケーブル保護鋼管5が10cm程度抜
け方向に動いたとしても、管路の機能は何ら損なわれな
い。
【0014】また、逆に押し込み方向に大きな外力を受
けた場合は、係合突起2と係合していたケーブル保護鋼
管5の先端が係合突起2を乗り越えて前進するが、先端
開口部1aまで距離があるのと、先端部に段部4がある
ので、その段部4で受止され、コンクリートプレハブ管
6を破損することがない。係合突起2が軟質ゴムである
から、ケーブル保護鋼管5が乗り越えて行き破損するこ
とがない。さらに、圧縮方向の力を受けた場合には、拡
大孔7aに位置している各ヒレ片3によって、その力を
充分に受け止めることができると共に、約6度の角度で
360度回動自在となり、可撓性に富み、かつ水密性が
あって防水性に富むものである。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1の地中
用コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続パッ
キンによれば、中央よりやゝ先端部寄りの内周面に係合
突起を設けてあるから、ケーブル保護管の飛び出しを防
止でき、仮りに、大きな地震で押し込み方向に力が働い
て係合突起を乗り越えて押し込まされたとしても、先端
までには距離があり、かつ先端部に段部があるので突き
破ってコンクリートプレハブ管を破損することがない。
【0016】また、パッキンの後端部の外周面にヒレ片
を突出形成してあるので、接続部が約6度の角度で36
0度自由に回転でき、無理な力がかからず接続部が柔軟
性を持つので、地震等で上下や左右に力がかかっても充
分対応できて耐震性が向上すると共に、水密性が得られ
ケーブルを傷めることがない。
【0017】さらに、本発明の請求項2の地中用コンク
リートプレハブ管とケーブル保護管の接続パッキンによ
れば、ケーブル保護管の差込み時にセンターがずれるこ
となく、保持力を高めることができると共に、後部は大
きな可撓性が得られると共に、水密性を高めることがで
きる。
【0018】また、本発明の請求項3の地中用コンクリ
ートプレハブ管とケーブル保護管の接続パッキンによれ
ば、より大きな可撓性が得られると共に完全な水密機能
を保持するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパッキンの縦断側面図である。
【図2】使用状態を示す縦断側面図である。
【図3】押し込み方向に力がかかった場合の要部の拡大
断面図である。
【図4】引き抜き方向に力がかかった場合の要部の拡大
断面図である。
【図5】従来例の接続部を示す縦断側面図である。
【図6】別な従来例の接続部を示す縦断側面図である。
【図7】さらに別な従来例の接続部を示す縦断側面図で
ある。
【符号の説明】
1 パッキン本体 2 係合突起 3 ヒレ片 4 ケーブル保護管 5 コンクリートプレハブ管
フロントページの続き (72)発明者 谷口 一 大阪市北区西天満5丁目14番10号 近畿コ ンクリート工業株式会社内 (72)発明者 仲田 靜弘 大阪市北区西天満5丁目14番10号 近畿コ ンクリート工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先細りテーパ状の円筒パッキン本体の先
    端部を硬質ゴムで形成し、その後部から後端部までを軟
    質ゴムで形成し且つ中央よりやゝ先端寄りの内周面に係
    合突起を突設すると共に、先端部内周面に更に段部を突
    設し、後端部の外周面にヒレ片を設けてなる地中用コン
    クリートプレハブ管とケーブル保護管の接続パッキン。
  2. 【請求項2】 先端から約1/4の長さが硬質ゴムで形
    成され、残りの約3/4の長さが軟質ゴムで形成されて
    いる請求項1に記載の地中用コンクリートプレハブ管と
    ケーブル保護管の接続パッキン。
  3. 【請求項3】 ヒレ片は複数個からなり、前方のヒレ片
    より後方のヒレ片の方が大きく形成されている請求項1
    に記載の地中用コンクリートプレハブ管とケーブル保護
    管の接続パッキン。
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