JPH108981A - 自動二輪車用エンジン - Google Patents
自動二輪車用エンジンInfo
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- JPH108981A JPH108981A JP16638596A JP16638596A JPH108981A JP H108981 A JPH108981 A JP H108981A JP 16638596 A JP16638596 A JP 16638596A JP 16638596 A JP16638596 A JP 16638596A JP H108981 A JPH108981 A JP H108981A
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- JP
- Japan
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- engine
- bank
- crankshaft
- drive shaft
- shaft
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B2075/1804—Number of cylinders
- F02B2075/1808—Number of cylinders two
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ホイールベースを長くすることなくエンジン
重心を高い位置に設定でき、車体の左, 右バンク切り返
しを迅速に行うことができ、連続カーブの通過速度を向
上できる自動二輪車用エンジンを提供する。 【解決手段】 Vバンクをなすように配置された上側シ
リンダブロック7と下側シリンダブロック9とを備え、
Vバンクを車両前方に向けて車体に搭載した自動二輪車
用エンジン1を構成する場合に、上側シリンダブロック
7,下側シリンダブロック9及びクランク軸5の配置位
置を上記Vバンクの二等分線Bが駆動力を取り出すドラ
イブ軸29よりも上側に位置するように設定する。
重心を高い位置に設定でき、車体の左, 右バンク切り返
しを迅速に行うことができ、連続カーブの通過速度を向
上できる自動二輪車用エンジンを提供する。 【解決手段】 Vバンクをなすように配置された上側シ
リンダブロック7と下側シリンダブロック9とを備え、
Vバンクを車両前方に向けて車体に搭載した自動二輪車
用エンジン1を構成する場合に、上側シリンダブロック
7,下側シリンダブロック9及びクランク軸5の配置位
置を上記Vバンクの二等分線Bが駆動力を取り出すドラ
イブ軸29よりも上側に位置するように設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車に採用
される前開きV型エンジンに関する。
される前開きV型エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車用エンジンとして、上側気筒
と下側気筒とをVバンクをなすように配置し、該Vバン
クを車体前方に向けて車体に搭載した構造のものがあ
る。この種の自動二輪車用エンジンでは、走行安定性を
向上させる観点から、従来、エンジン重心をできるだけ
低い位置に設定するのが一般的である。この場合、エン
ジン動力を取り出すドライブ軸の高さ位置は後輪軸との
関係である所定の高さに必然的に決定されるので、エン
ジン重心を低くするには、ドライブ軸位置を基準にして
上側,下側気筒を低く配置することとなる。
と下側気筒とをVバンクをなすように配置し、該Vバン
クを車体前方に向けて車体に搭載した構造のものがあ
る。この種の自動二輪車用エンジンでは、走行安定性を
向上させる観点から、従来、エンジン重心をできるだけ
低い位置に設定するのが一般的である。この場合、エン
ジン動力を取り出すドライブ軸の高さ位置は後輪軸との
関係である所定の高さに必然的に決定されるので、エン
ジン重心を低くするには、ドライブ軸位置を基準にして
上側,下側気筒を低く配置することとなる。
【0003】その結果、従来の自動二輪車用前開きV型
エンジンでは、上側気筒軸と下側気筒軸のなすバンク角
の二等分線上にエンジン動力を取り出すドライブ軸が位
置したもの(特開昭63−198725号公報参照)、
あるいは二等分線より上側にドライブ軸が位置したもの
が一般的である。
エンジンでは、上側気筒軸と下側気筒軸のなすバンク角
の二等分線上にエンジン動力を取り出すドライブ軸が位
置したもの(特開昭63−198725号公報参照)、
あるいは二等分線より上側にドライブ軸が位置したもの
が一般的である。
【0004】ところで、最近のロードレース用自動二輪
車においては、例えばS字カーブを通過する際の走行速
度を向上させるために、車体を左, 右に交互に迅速に倒
すことのできるいわゆる左右バンク切り返し性能の向上
が要求されている。そのためには、車両前後方向の軸回
りの回転慣性モーメントを小さくできるようにエンジン
重心はむしろ高めに設定するのが望ましい。この場合、
ドライブ軸の配置位置は上述のように後輪軸との関係で
もって設定されていることから、従来構造のエンジンで
重心を高くするには、上記ドライブ軸を中心にエンジン
全体を上方に回動させた状態でフレームに搭載すること
となる。
車においては、例えばS字カーブを通過する際の走行速
度を向上させるために、車体を左, 右に交互に迅速に倒
すことのできるいわゆる左右バンク切り返し性能の向上
が要求されている。そのためには、車両前後方向の軸回
りの回転慣性モーメントを小さくできるようにエンジン
重心はむしろ高めに設定するのが望ましい。この場合、
ドライブ軸の配置位置は上述のように後輪軸との関係で
もって設定されていることから、従来構造のエンジンで
重心を高くするには、上記ドライブ軸を中心にエンジン
全体を上方に回動させた状態でフレームに搭載すること
となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来エンジンをドライブ軸を中心に回動させた場合には、
下側気筒のシリンダヘッドが上方に移動すると同時に車
体前側にも移動することとなり、該シリンダヘッドと前
輪との干渉が問題となり、この干渉を回避するために、
ホイールベースを長くすることとなる。しかしホイール
ベースを長くすると操縦性が悪化するという問題が生じ
る。
来エンジンをドライブ軸を中心に回動させた場合には、
下側気筒のシリンダヘッドが上方に移動すると同時に車
体前側にも移動することとなり、該シリンダヘッドと前
輪との干渉が問題となり、この干渉を回避するために、
ホイールベースを長くすることとなる。しかしホイール
ベースを長くすると操縦性が悪化するという問題が生じ
る。
【0006】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、ホイールベースを長くすることなくエンジン重心を
高く設定でき、左右バンク切返し性能を向上してS字カ
ーブ通過速度を向上できる自動二輪車用エンジンを提供
することを目的としている。
で、ホイールベースを長くすることなくエンジン重心を
高く設定でき、左右バンク切返し性能を向上してS字カ
ーブ通過速度を向上できる自動二輪車用エンジンを提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、Vバ
ンクをなすように配置された上側気筒と下側気筒とを備
え、Vバンクを車両前方に向けて車体に搭載される自動
二輪車用エンジンにおいて、上側気筒,下側気筒及びク
ランク軸の配置位置を上記Vバンクの二等分線が駆動力
を取り出すドライブ軸(軸線)よりも上側に位置するよ
うに設定したことを特徴としている。
ンクをなすように配置された上側気筒と下側気筒とを備
え、Vバンクを車両前方に向けて車体に搭載される自動
二輪車用エンジンにおいて、上側気筒,下側気筒及びク
ランク軸の配置位置を上記Vバンクの二等分線が駆動力
を取り出すドライブ軸(軸線)よりも上側に位置するよ
うに設定したことを特徴としている。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、上
記Vバンク二等分線が、グランドラインより前上がりに
傾斜していることを特徴としている。
記Vバンク二等分線が、グランドラインより前上がりに
傾斜していることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1ないし図6は、本発明の
一実施形態による自動二輪車用エンジンを説明するため
の図であり、図1〜図4はそれぞれ本実施形態エンジン
の左側面図,平面図,背面図,右側面図、図5は潤滑系
のオイル通路を示す構成図、図6は上記エンジンが搭載
された自動二輪車の側面図である。なお、本実施形態で
いう前,後,左, 右,上,下とはシートに着座した状態
でのもので、各図に示すとおりである。
図面に基づいて説明する。図1ないし図6は、本発明の
一実施形態による自動二輪車用エンジンを説明するため
の図であり、図1〜図4はそれぞれ本実施形態エンジン
の左側面図,平面図,背面図,右側面図、図5は潤滑系
のオイル通路を示す構成図、図6は上記エンジンが搭載
された自動二輪車の側面図である。なお、本実施形態で
いう前,後,左, 右,上,下とはシートに着座した状態
でのもので、各図に示すとおりである。
【0010】図6において、70は本エンジン1が搭載
された自動二輪車であり、これは車体フレーム71の前
端に固着されたヘッドパイプ72aにより前輪73を支
持するフロントフォーク74を左右操向自在に枢支する
とともに、リヤアームブラケット部72bにより後輪7
5を支持するリヤアーム76を上下揺動可能に枢支し、
上記車体フレーム71の上部に燃料タンク77,シート
78を配置するとともにサイドカバー79を配設して構
成されている。この車体フレーム71のメインフレーム
80とダウンチューブ81とで形成されたクレードル内
に上記エンジン1が懸架支持されている。
された自動二輪車であり、これは車体フレーム71の前
端に固着されたヘッドパイプ72aにより前輪73を支
持するフロントフォーク74を左右操向自在に枢支する
とともに、リヤアームブラケット部72bにより後輪7
5を支持するリヤアーム76を上下揺動可能に枢支し、
上記車体フレーム71の上部に燃料タンク77,シート
78を配置するとともにサイドカバー79を配設して構
成されている。この車体フレーム71のメインフレーム
80とダウンチューブ81とで形成されたクレードル内
に上記エンジン1が懸架支持されている。
【0011】上記エンジン1は、水冷式V型2気筒2サ
イクルエンジンであり、該エンジン1のクランクケース
2は前ケース3と後ケース4とに分割されており、クラ
ンク軸5は前,後ケース3,4の合面A部分に軸受6を
介して支持されている。
イクルエンジンであり、該エンジン1のクランクケース
2は前ケース3と後ケース4とに分割されており、クラ
ンク軸5は前,後ケース3,4の合面A部分に軸受6を
介して支持されている。
【0012】上記前ケース3の前壁の上部には上側シリ
ンダブロック7がボルト締め固定されており、該シリン
ダブロック7の上面には上側シリンダヘッド8がボルト
締め固定されている。また上記前ケース3の下部には下
側シリンダブロック9,下側シリンダヘッド10が積層
固定されており、この上側,下側シリンダブロック7,
9の気筒軸C,Cはクランク軸方向に見てV字状のいわ
ゆるVバンクをなすように配置されており、該Vバンク
は90度をなしかつ車両前方に向けて開いている。
ンダブロック7がボルト締め固定されており、該シリン
ダブロック7の上面には上側シリンダヘッド8がボルト
締め固定されている。また上記前ケース3の下部には下
側シリンダブロック9,下側シリンダヘッド10が積層
固定されており、この上側,下側シリンダブロック7,
9の気筒軸C,Cはクランク軸方向に見てV字状のいわ
ゆるVバンクをなすように配置されており、該Vバンク
は90度をなしかつ車両前方に向けて開いている。
【0013】上記各シリンダブロック7,9のシリンダ
ボア7a,9a内にはピストン11,11が摺動自在に
挿入配置されており、各ピストン11はコンロッド12
で上記クランク軸5に連結されている。上記各シリンダ
ブロック7,9にはそれぞれクランク室とシリンダボア
7a,9a内とを連通する掃気ポート15が周方向に間
隔をあけて複数形成されている。
ボア7a,9a内にはピストン11,11が摺動自在に
挿入配置されており、各ピストン11はコンロッド12
で上記クランク軸5に連結されている。上記各シリンダ
ブロック7,9にはそれぞれクランク室とシリンダボア
7a,9a内とを連通する掃気ポート15が周方向に間
隔をあけて複数形成されている。
【0014】また上記各シリンダブロック7,9の下壁
には排気ポート16,16が形成されており、各排気ポ
ート16には排気管17,17が接続されている。この
各排気ポート16には排気可変弁18が挿入されてお
り、該排気可変弁18はこれの弁部18aが前進して排
気時期を遅角させる全閉位置と、後退して排気時期を進
角させる全開位置との間で進退するように構成されてい
る。上記排気可変弁18はエンジン回転数等の運転状態
に応じて制御され、例えば低速回転域では全閉位置に駆
動して排気タイミングを遅らせ、高速回転域では全開に
して排気タイミングを速めるように制御される。
には排気ポート16,16が形成されており、各排気ポ
ート16には排気管17,17が接続されている。この
各排気ポート16には排気可変弁18が挿入されてお
り、該排気可変弁18はこれの弁部18aが前進して排
気時期を遅角させる全閉位置と、後退して排気時期を進
角させる全開位置との間で進退するように構成されてい
る。上記排気可変弁18はエンジン回転数等の運転状態
に応じて制御され、例えば低速回転域では全閉位置に駆
動して排気タイミングを遅らせ、高速回転域では全開に
して排気タイミングを速めるように制御される。
【0015】上記後ケース4のクランク軸5の後方上部
には該クランク軸5と平行にバランサ軸20が配置され
ている。このバランサ軸20の左端部にはウェイト20
aが、右端部にはバランサウェイト一体型のバランサギ
ヤ20bがそれぞれ装着されており、該バランサギヤ2
0bはクランク軸5の右端部に装着されたバランサ駆動
ギヤ21に噛合している。
には該クランク軸5と平行にバランサ軸20が配置され
ている。このバランサ軸20の左端部にはウェイト20
aが、右端部にはバランサウェイト一体型のバランサギ
ヤ20bがそれぞれ装着されており、該バランサギヤ2
0bはクランク軸5の右端部に装着されたバランサ駆動
ギヤ21に噛合している。
【0016】上記後ケース4の後部にはカセット型変速
機構25が配設されている。この変速機構25は、クラ
ンク軸5の後方下部に変速ギヤ群26が装着されたメイ
ン軸27を、また該メイン軸27の後方上部に上記変速
ギヤ群26に噛合するカウンタギヤ群28が装着された
ドライブ軸29をそれぞれクランク軸5と平行に配置
し、該メイン軸27,ドライブ軸29の右端部をクラン
クケース2とは別体のカセットベース30により軸受3
4aを介して支持し、他端部を後ケース4のボス部によ
り軸受34bを介して支持して構成されており、上記カ
セットベース30は後ケース4内に形成されたボス部
(不図示)に着脱可能にボルト締め固定されている。上
記変速機構25は、チェンジシャフト31の回動操作に
よって最小速段〜最高速段の間で切り替えるようになっ
ている。
機構25が配設されている。この変速機構25は、クラ
ンク軸5の後方下部に変速ギヤ群26が装着されたメイ
ン軸27を、また該メイン軸27の後方上部に上記変速
ギヤ群26に噛合するカウンタギヤ群28が装着された
ドライブ軸29をそれぞれクランク軸5と平行に配置
し、該メイン軸27,ドライブ軸29の右端部をクラン
クケース2とは別体のカセットベース30により軸受3
4aを介して支持し、他端部を後ケース4のボス部によ
り軸受34bを介して支持して構成されており、上記カ
セットベース30は後ケース4内に形成されたボス部
(不図示)に着脱可能にボルト締め固定されている。上
記変速機構25は、チェンジシャフト31の回動操作に
よって最小速段〜最高速段の間で切り替えるようになっ
ている。
【0017】上記ドライブ軸29の左端部は後ケース4
から外方に突出しており、該突出部には駆動スプロケッ
ト32が装着されており、該スプロケット32はチェー
ン83を介して後輪スプロケット75aに連結されてい
る(図6参照)。
から外方に突出しており、該突出部には駆動スプロケッ
ト32が装着されており、該スプロケット32はチェー
ン83を介して後輪スプロケット75aに連結されてい
る(図6参照)。
【0018】また上記メイン軸27の右端部はケースカ
バー33から外方に突出しており、該突出部には乾式ク
ラッチ35が装着されている。このクラッチ35はクラ
ンク軸5にクランクギヤ36,減速ギヤ37を介して連
結されたアウタドラム35aと、メイン軸27に結合さ
れたインナドラム35bとの間に多数のクラッチ板35
cを介設した構造のものである。上記メイン軸27の軸
心にはインナドラム35bに結合されたプッシュロッド
40が進退可能に挿入されており、該プッシュロッド4
0の左端部にはプッシュレバー41のカム部41aが係
合している。このプッシュレバー41を回動操作するこ
とによりエンジン動力が接断される。
バー33から外方に突出しており、該突出部には乾式ク
ラッチ35が装着されている。このクラッチ35はクラ
ンク軸5にクランクギヤ36,減速ギヤ37を介して連
結されたアウタドラム35aと、メイン軸27に結合さ
れたインナドラム35bとの間に多数のクラッチ板35
cを介設した構造のものである。上記メイン軸27の軸
心にはインナドラム35bに結合されたプッシュロッド
40が進退可能に挿入されており、該プッシュロッド4
0の左端部にはプッシュレバー41のカム部41aが係
合している。このプッシュレバー41を回動操作するこ
とによりエンジン動力が接断される。
【0019】上記カセットベース30のメイン軸27の
下部には潤滑系を構成するオイルポンプ42の駆動軸4
2aが軸支されている。またこの駆動軸42aには冷却
系を構成する冷却水ポンプ43の回転軸43aが同軸を
なすように連結されており、該冷却水ポンプ43は後ケ
ース4の左側壁に配置されている。
下部には潤滑系を構成するオイルポンプ42の駆動軸4
2aが軸支されている。またこの駆動軸42aには冷却
系を構成する冷却水ポンプ43の回転軸43aが同軸を
なすように連結されており、該冷却水ポンプ43は後ケ
ース4の左側壁に配置されている。
【0020】上記駆動軸42aのカセットベース30の
内側にはロータ44が、外側にはメイン軸27により駆
動されるドリブンギヤ45がそれぞれ結合されている。
また上記カセットベース30の下縁には上記オイルポン
プ42の吸込口に連通するストレーナハウジング30a
が一体形成されており、該ハウジング30aの下面開口
にはメッシュ46がボルト締め固定されている。
内側にはロータ44が、外側にはメイン軸27により駆
動されるドリブンギヤ45がそれぞれ結合されている。
また上記カセットベース30の下縁には上記オイルポン
プ42の吸込口に連通するストレーナハウジング30a
が一体形成されており、該ハウジング30aの下面開口
にはメッシュ46がボルト締め固定されている。
【0021】上記ストレーナハウジング30aはカセッ
トベース30の外側に向けて膨出形成されており、後ケ
ース4の、上記ストレーナハウジング30aの下方に位
置する部分には油溜まり部4cが形成されている。この
ように本実施形態では、ストレーナハウジング30aを
カセットベース30の外側に形成したので、油溜まり部
4cを後ケース4の右側縁に配置でき、該後ケース4の
下方を通る下側排気管17との干渉を回避できる。
トベース30の外側に向けて膨出形成されており、後ケ
ース4の、上記ストレーナハウジング30aの下方に位
置する部分には油溜まり部4cが形成されている。この
ように本実施形態では、ストレーナハウジング30aを
カセットベース30の外側に形成したので、油溜まり部
4cを後ケース4の右側縁に配置でき、該後ケース4の
下方を通る下側排気管17との干渉を回避できる。
【0022】即ち、下側シリンダブロック9からの排気
管17は後ケース4の下方に、後下がり状態で配置され
ることとなる。このため従来のようにストレーナハウジ
ングをカセットベースの内側に形成すると、油溜まり部
は図3の二点鎖線で示すように位置することとなり、こ
の油溜まり部と排気管17との干渉を回避するために該
排気管17をさらに下方を通るように配置しなければな
らず、最低地上高さが確保できないという問題が生じ
る。
管17は後ケース4の下方に、後下がり状態で配置され
ることとなる。このため従来のようにストレーナハウジ
ングをカセットベースの内側に形成すると、油溜まり部
は図3の二点鎖線で示すように位置することとなり、こ
の油溜まり部と排気管17との干渉を回避するために該
排気管17をさらに下方を通るように配置しなければな
らず、最低地上高さが確保できないという問題が生じ
る。
【0023】また上記ストレーナハウジングをカセット
ベースの内側に形成した場合には、吸込口の整備点検を
行う際にクラッチ,ケースカバー,カセットミッション
を外さなければならない。これに対して本実施形態で
は、クラッチ35とケースカバー33を外すだけで済む
ことから、作業性を向上できる。
ベースの内側に形成した場合には、吸込口の整備点検を
行う際にクラッチ,ケースカバー,カセットミッション
を外さなければならない。これに対して本実施形態で
は、クラッチ35とケースカバー33を外すだけで済む
ことから、作業性を向上できる。
【0024】上記カセットベース30にはオイルポンプ
42の吐出口に連通する第1オイル通路50が前後方向
に向けて形成されている(図4参照)。上記後ケース4
には第1オイル通路50の下流端に連通する第2オイル
通路51がクランク軸方向に形成されており、この第2
オイル通路51の下流端は上記冷却水ポンプ43の冷却
水吐出通路48に近接して延びている(図1参照)。
42の吐出口に連通する第1オイル通路50が前後方向
に向けて形成されている(図4参照)。上記後ケース4
には第1オイル通路50の下流端に連通する第2オイル
通路51がクランク軸方向に形成されており、この第2
オイル通路51の下流端は上記冷却水ポンプ43の冷却
水吐出通路48に近接して延びている(図1参照)。
【0025】また上記後ケース4には第2オイル通路5
1の下流端から上方に延びる第3オイル通路52が形成
されており、この第3オイル通路52は後ケース4の上
壁から前側にかつ内側に斜めに向けて形成されている。
上記第3オイル通路52の下流端はここから上記プッシ
ュレバー41のカム部41aを通ってメイン軸27の軸
心に連通する通路(不図示)に繋がっている。また上記
第1オイル通路50からオイル通路53,54を介して
ドライブ軸29に潤滑油が供給されるようになってい
る。また上記メイン軸27の上方にはこれと平行にオイ
ルパイプ55が架設されており、該オイルパイプ55に
はオイル通路53が連通している。
1の下流端から上方に延びる第3オイル通路52が形成
されており、この第3オイル通路52は後ケース4の上
壁から前側にかつ内側に斜めに向けて形成されている。
上記第3オイル通路52の下流端はここから上記プッシ
ュレバー41のカム部41aを通ってメイン軸27の軸
心に連通する通路(不図示)に繋がっている。また上記
第1オイル通路50からオイル通路53,54を介して
ドライブ軸29に潤滑油が供給されるようになってい
る。また上記メイン軸27の上方にはこれと平行にオイ
ルパイプ55が架設されており、該オイルパイプ55に
はオイル通路53が連通している。
【0026】本エンジン1の潤滑油では、油溜まり部4
cから吸い上げた潤滑油を第1〜第3オイル通路50〜
52を通ってメイン軸27から変速ギヤ群26に供給す
るとともに、ドライブ軸29からカウンタギヤ群28に
供給し、上記オイルパイプ55から各ギヤ群26,28
にオイルシャワー状態で供給する。
cから吸い上げた潤滑油を第1〜第3オイル通路50〜
52を通ってメイン軸27から変速ギヤ群26に供給す
るとともに、ドライブ軸29からカウンタギヤ群28に
供給し、上記オイルパイプ55から各ギヤ群26,28
にオイルシャワー状態で供給する。
【0027】本実施形態では、第3オイル通路52を後
ケース4の上壁から斜め内側に向けて形成したので、図
5に示すように、第2オイル通路51の下方かつ第3オ
イル通路52の外方に冷却水吐出通路48を配置するこ
とが可能となる。その結果、冷却水ポンプ43をメイン
軸27より前側に配置することができ、カセットベース
30を小型化でき、それだけ変速機構をコンパクトにで
き、ひいてはエンジン全体を小型化できる。これにより
車体搭載時のレイアウトの自由度を向上できる。なお、
従来は、第3オイル通路を上下方向に垂直に向けて形成
していたことから、該オイル通路との干渉を避けるため
に冷却水ポンプをメイン軸の後方に配置しており、カセ
ットベースが大型化するという問題があった。
ケース4の上壁から斜め内側に向けて形成したので、図
5に示すように、第2オイル通路51の下方かつ第3オ
イル通路52の外方に冷却水吐出通路48を配置するこ
とが可能となる。その結果、冷却水ポンプ43をメイン
軸27より前側に配置することができ、カセットベース
30を小型化でき、それだけ変速機構をコンパクトにで
き、ひいてはエンジン全体を小型化できる。これにより
車体搭載時のレイアウトの自由度を向上できる。なお、
従来は、第3オイル通路を上下方向に垂直に向けて形成
していたことから、該オイル通路との干渉を避けるため
に冷却水ポンプをメイン軸の後方に配置しており、カセ
ットベースが大型化するという問題があった。
【0028】次に本エンジン1の吸気系について説明す
る。上記前ケース3のVバンク内の前壁には下側シリン
ダブロック9のクランク室に連通する下側吸気通路60
が形成されており、該吸気通路60には下側リードバル
ブ61が挿入配置されている。このリードバルブ61は
上記吸気通路60の開口縁に形成された取付け座面62
にボルト締め固定されており、該取付け座面62は上記
クランクケース2の分割面Aに対して大略平行をなすよ
うに形成されている。
る。上記前ケース3のVバンク内の前壁には下側シリン
ダブロック9のクランク室に連通する下側吸気通路60
が形成されており、該吸気通路60には下側リードバル
ブ61が挿入配置されている。このリードバルブ61は
上記吸気通路60の開口縁に形成された取付け座面62
にボルト締め固定されており、該取付け座面62は上記
クランクケース2の分割面Aに対して大略平行をなすよ
うに形成されている。
【0029】上記リードバルブ61は、横断面三角形状
のバルブボディ61aの斜面部分に通気口61bを形成
し、該通気口61bを弁板61cで開閉する構造のもの
である。上記リードバルブ61は、ピストン11の上昇
によってクランク室が負圧になると自動的に開いて空気
をクランク室内に導入し、正圧になると閉じてピストン
下降時の空気の吹き返しを防止する。なお、61dは弁
板61cの開度を規制するストッパである。
のバルブボディ61aの斜面部分に通気口61bを形成
し、該通気口61bを弁板61cで開閉する構造のもの
である。上記リードバルブ61は、ピストン11の上昇
によってクランク室が負圧になると自動的に開いて空気
をクランク室内に導入し、正圧になると閉じてピストン
下降時の空気の吹き返しを防止する。なお、61dは弁
板61cの開度を規制するストッパである。
【0030】そして上記後ケース4の上壁4aには上側
シリンダブロック7のクランク室に連通する上側吸気通
路65が形成されており、該吸気通路65には上述と同
一構造の上側リードバルブ66が上記分割面Aを越えて
クランク室側に延びるように挿入配置されている。この
吸気通路66の開口縁には上側取付け座面67が形成さ
れており、該取付け座面67に上記上側リードバルブ6
6及びキャブジョイント70aがボルト孔67aを利用
してボルト締め固定され、該キャブジョイント70aを
介して気化器70がボルト締め固定されている。上記取
付け座面67は上記分割面Aに対して大略平行をなすよ
うに後方に向けて形成されており、上記バランサ軸20
の軸方向略中央寄り(図3参照)で、かつ該バランサ軸
20より前側に形成されている。
シリンダブロック7のクランク室に連通する上側吸気通
路65が形成されており、該吸気通路65には上述と同
一構造の上側リードバルブ66が上記分割面Aを越えて
クランク室側に延びるように挿入配置されている。この
吸気通路66の開口縁には上側取付け座面67が形成さ
れており、該取付け座面67に上記上側リードバルブ6
6及びキャブジョイント70aがボルト孔67aを利用
してボルト締め固定され、該キャブジョイント70aを
介して気化器70がボルト締め固定されている。上記取
付け座面67は上記分割面Aに対して大略平行をなすよ
うに後方に向けて形成されており、上記バランサ軸20
の軸方向略中央寄り(図3参照)で、かつ該バランサ軸
20より前側に形成されている。
【0031】ここで上記取付け座面67は、クランクケ
ース2の上壁面から上方に突出しているので、分割面A
の取付け座面67の前側部分のシール性を確保するため
に、該分割面Aの取付け座面67前側部分は3本のボル
ト67b,67cにより締め付け固定されている。な
お、この場合、上側1本のボルト67bは前ケース3側
から後ケース4側に螺挿されている。これにより狭い場
所でのボルト締め作業を容易化している。
ース2の上壁面から上方に突出しているので、分割面A
の取付け座面67の前側部分のシール性を確保するため
に、該分割面Aの取付け座面67前側部分は3本のボル
ト67b,67cにより締め付け固定されている。な
お、この場合、上側1本のボルト67bは前ケース3側
から後ケース4側に螺挿されている。これにより狭い場
所でのボルト締め作業を容易化している。
【0032】そして本エンジン1では、上側,下側シリ
ンダブロック7,9及びクランク軸5の配置位置は、上
側,下側シリンダブロック7,9の気筒軸C,Cのなす
バンク角の二等分線Bがドライブ軸29の軸線より上側
に位置するように設定されている。即ち、バンク角二等
分線がドライブ軸より下側に位置している従来エンジン
との比較で見ると、上記上側,下側シリンダブロック
7,9及びクランク軸5を分割面Aに沿って上方に平行
移動させたのと同様の構成となっている。また本エンジ
ン1は上記Vバンク二等分線BがグランドラインGに対
して若干前上がりに傾斜するように車体フレーム71に
搭載されている。
ンダブロック7,9及びクランク軸5の配置位置は、上
側,下側シリンダブロック7,9の気筒軸C,Cのなす
バンク角の二等分線Bがドライブ軸29の軸線より上側
に位置するように設定されている。即ち、バンク角二等
分線がドライブ軸より下側に位置している従来エンジン
との比較で見ると、上記上側,下側シリンダブロック
7,9及びクランク軸5を分割面Aに沿って上方に平行
移動させたのと同様の構成となっている。また本エンジ
ン1は上記Vバンク二等分線BがグランドラインGに対
して若干前上がりに傾斜するように車体フレーム71に
搭載されている。
【0033】次に本実施形態の作用効果について説明す
る。本実施形態では、ドライブ軸29よりもVバンク二
等分線Bが上側に位置するように上側,下側シリンダブ
ロック7,9及びクランク軸5を分割面Aに沿って上方
に移動させた如く配置したので、エンジン重心を高い位
置に設定することができ、車両前後方向の軸回りの回転
慣性モーメントが小さくなり、ライダーの身体全体の
左,右移動量を少なくしながら車体を左, 右に交互に迅
速に倒す左右バンク切り返し性能を向上することがで
き、S字カーブの通過速度を向上できる。
る。本実施形態では、ドライブ軸29よりもVバンク二
等分線Bが上側に位置するように上側,下側シリンダブ
ロック7,9及びクランク軸5を分割面Aに沿って上方
に移動させた如く配置したので、エンジン重心を高い位
置に設定することができ、車両前後方向の軸回りの回転
慣性モーメントが小さくなり、ライダーの身体全体の
左,右移動量を少なくしながら車体を左, 右に交互に迅
速に倒す左右バンク切り返し性能を向上することがで
き、S字カーブの通過速度を向上できる。
【0034】ここで上記上側,下側シリンダブロック
7,9及びクランク軸5を分割面Aに沿って上方に平行
移動させた場合、排気管17が後ケース4の底面に干渉
し易くなるが、本実施形態では、上述のように、油溜ま
り部4cを右側縁に配置できたので、排気管17の後ケ
ース4の底面との干渉を回避できる。
7,9及びクランク軸5を分割面Aに沿って上方に平行
移動させた場合、排気管17が後ケース4の底面に干渉
し易くなるが、本実施形態では、上述のように、油溜ま
り部4cを右側縁に配置できたので、排気管17の後ケ
ース4の底面との干渉を回避できる。
【0035】また上記各シリンダブロック7,9及びク
ランク軸5を上方に平行移動させることにより重心位置
を高くしたので、従来のドライブ軸を中心にエンジン全
体を回動させる場合のように下側のシリンダヘッドが前
方に移動することはないから、前輪73との干渉を回避
でき、ホイールベースが長くなることによる操縦性の低
下を回避できる。なお、本実施形態では、2サイクルエ
ンジンの場合を説明したが、本発明の重心を高くするた
めの構成は4サイクルエンジンにも勿論適用できる。
ランク軸5を上方に平行移動させることにより重心位置
を高くしたので、従来のドライブ軸を中心にエンジン全
体を回動させる場合のように下側のシリンダヘッドが前
方に移動することはないから、前輪73との干渉を回避
でき、ホイールベースが長くなることによる操縦性の低
下を回避できる。なお、本実施形態では、2サイクルエ
ンジンの場合を説明したが、本発明の重心を高くするた
めの構成は4サイクルエンジンにも勿論適用できる。
【0036】本実施形態によれば、取付け座面67を後
ケース4の上壁4aのみで構成し、該取付け座面67に
上側リードバルブ66を装着したので、取付け座面67
を前,後ケースに跨がって形成した場合に比較して、リ
ードバルブ67を装着する際のシール性を確保できる。
ケース4の上壁4aのみで構成し、該取付け座面67に
上側リードバルブ66を装着したので、取付け座面67
を前,後ケースに跨がって形成した場合に比較して、リ
ードバルブ67を装着する際のシール性を確保できる。
【0037】また上記取付け座面67を後ケース4の上
壁4aのみで構成したので、該座面67を分割面Aに大
略平行となるように形成でき、吸気通路を略直線状にで
きるとともにその軸線Dと気筒軸線Cとのなす角θを鈍
角にでき、これにより通路抵抗が小さくなるとともに吸
気流を下死点付近に位置するピストン11のスカート付
近に指向させることができ、吸気効率を向上できる。
壁4aのみで構成したので、該座面67を分割面Aに大
略平行となるように形成でき、吸気通路を略直線状にで
きるとともにその軸線Dと気筒軸線Cとのなす角θを鈍
角にでき、これにより通路抵抗が小さくなるとともに吸
気流を下死点付近に位置するピストン11のスカート付
近に指向させることができ、吸気効率を向上できる。
【0038】ちなみに、吸気効率を向上させるには、吸
気通路抵抗を小さくするとともに、吸気負圧の発生源、
つまり下死点付近に位置するピストンのスカート部付近
に吸気通路の軸線Dを指向させることが有効である。本
実施形態では上述のように後ケース4のみで取付け座面
67を構成したので、吸気通路の直線化と、吸気負圧発
生源への指向を実現できたものである。また本実施形態
では、ドライブ軸29をバンク角の二等分線Bよりも下
方に位置させたので、それだけ後ケース4の上壁4aを
低くして気化器70の配置位置を低くでき、この点も上
記吸気通路の直線化,及び負圧発生源指向に寄与してい
る。
気通路抵抗を小さくするとともに、吸気負圧の発生源、
つまり下死点付近に位置するピストンのスカート部付近
に吸気通路の軸線Dを指向させることが有効である。本
実施形態では上述のように後ケース4のみで取付け座面
67を構成したので、吸気通路の直線化と、吸気負圧発
生源への指向を実現できたものである。また本実施形態
では、ドライブ軸29をバンク角の二等分線Bよりも下
方に位置させたので、それだけ後ケース4の上壁4aを
低くして気化器70の配置位置を低くでき、この点も上
記吸気通路の直線化,及び負圧発生源指向に寄与してい
る。
【0039】また上記リードバルブ66を分割面Aを越
えてクランク室側に延びるように挿入配置したので、ク
ランク室に連通する吸気通路65の長さを短くでき、ク
ランク室容積をさいさくしてその圧縮比を大きくでき
る。
えてクランク室側に延びるように挿入配置したので、ク
ランク室に連通する吸気通路65の長さを短くでき、ク
ランク室容積をさいさくしてその圧縮比を大きくでき
る。
【0040】また上記取付け座面67をバランサ軸20
の軸方向中央寄りに形成したので、吸気通路65,気化
器70がウェイト20a,バランサギヤ20bに干渉す
るのを回避でき、またバランサ軸20をクランク軸5に
近接させることができ、これらの点からも吸気通路65
を短くでき、圧縮比をさらに向上できる。
の軸方向中央寄りに形成したので、吸気通路65,気化
器70がウェイト20a,バランサギヤ20bに干渉す
るのを回避でき、またバランサ軸20をクランク軸5に
近接させることができ、これらの点からも吸気通路65
を短くでき、圧縮比をさらに向上できる。
【0041】即ち、バランサウェイト間隔が広いほどバ
ランサ効果の大きい偶力バランサにおいて、ウェイト2
0a,バランサギヤ20bを左, 右に大きく離して配置
したので、必要なバランサ効果が同じ場合にはウェイト
20a,バランサギヤ20bを小径にでき、そのために
バランサ軸20をクランク軸5に近接させることができ
たものである。
ランサ効果の大きい偶力バランサにおいて、ウェイト2
0a,バランサギヤ20bを左, 右に大きく離して配置
したので、必要なバランサ効果が同じ場合にはウェイト
20a,バランサギヤ20bを小径にでき、そのために
バランサ軸20をクランク軸5に近接させることができ
たものである。
【0042】ちなみに、従来のものでは、バランサ軸の
バランサウェイトとの干渉を避けるために気化器ひいて
は取付け座面をバランサ軸から軸直角方向に離して配置
する必要があり、またバランサ軸をクランク軸から離す
必要があり、結局吸気通路が長くなる問題があった。
バランサウェイトとの干渉を避けるために気化器ひいて
は取付け座面をバランサ軸から軸直角方向に離して配置
する必要があり、またバランサ軸をクランク軸から離す
必要があり、結局吸気通路が長くなる問題があった。
【0043】さらに本実施形態では、吸気通路65に気
化器70を吸気通路軸線Dが略直線をなすように接続で
き、通路抵抗を小さくできるとともに、空気流を負圧発
生源に指向させることができ、それだけ吸気効率を向上
できる。
化器70を吸気通路軸線Dが略直線をなすように接続で
き、通路抵抗を小さくできるとともに、空気流を負圧発
生源に指向させることができ、それだけ吸気効率を向上
できる。
【0044】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明に係る自動
二輪車用エンジンによれば、Vバンク二等分線がドライ
ブ軸よりも上側に位置するように上側気筒,下側気筒及
びクランク軸の配置位置を設定したので、ホイールベー
スを長くすることなくエンジン重心を高い位置に設定す
ることができ、車体の左, 右バンク切り返し性能を向上
でき、連続カーブの通過速度を向上できる効果がある。
二輪車用エンジンによれば、Vバンク二等分線がドライ
ブ軸よりも上側に位置するように上側気筒,下側気筒及
びクランク軸の配置位置を設定したので、ホイールベー
スを長くすることなくエンジン重心を高い位置に設定す
ることができ、車体の左, 右バンク切り返し性能を向上
でき、連続カーブの通過速度を向上できる効果がある。
【0045】請求項2の発明では、上記Vバンク二等分
線をグランドラインより若干前上がりに傾斜させたの
で、さらに重心を高くすることができ、より一層左右バ
ンク切り返し性能を向上できる効果がある。
線をグランドラインより若干前上がりに傾斜させたの
で、さらに重心を高くすることができ、より一層左右バ
ンク切り返し性能を向上できる効果がある。
【図1】本発明の一実施形態による前開きV型2サイク
ルエンジンを説明するための左側面図である。
ルエンジンを説明するための左側面図である。
【図2】上記エンジンの平面図である。
【図3】上記エンジンの背面図である。
【図4】上記エンジンの右側面図である。
【図5】上記エンジンのオイル通路を示す構成図であ
る。
る。
【図6】上記エンジンが搭載された自動二輪車の側面図
である。
である。
1 前開きV型2サイクルエンジン 5 クランク軸 7 上側シリンダブロック(上側気筒) 9 下側シリンダブロック(下側気筒) 29 ドライブ軸 B Vバンク二等分線
Claims (2)
- 【請求項1】 Vバンクをなすように配置された上側気
筒と下側気筒とを備え、Vバンクを車両前方に向けて車
体に搭載される自動二輪車用エンジンにおいて、上側気
筒,下側気筒及びクランク軸の配置位置を上記Vバンク
の二等分線が駆動力を取り出すドライブ軸よりも上側に
位置するように設定したことを特徴とする自動二輪車用
エンジン。 - 【請求項2】 請求項1において、上記Vバンクの二等
分線が、グランドラインより前上がりに傾斜しているこ
とを特徴とする自動二輪車用エンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16638596A JPH108981A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 自動二輪車用エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16638596A JPH108981A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 自動二輪車用エンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH108981A true JPH108981A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15830444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16638596A Pending JPH108981A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 自動二輪車用エンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH108981A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005035430A (ja) * | 2003-07-16 | 2005-02-10 | Honda Motor Co Ltd | 油圧式クラッチを備えたエンジン |
| JP2006307826A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-11-09 | Honda Motor Co Ltd | 車両用パワーユニット |
| JP2008138759A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Honda Motor Co Ltd | 小型車両用パワーユニット |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP16638596A patent/JPH108981A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005035430A (ja) * | 2003-07-16 | 2005-02-10 | Honda Motor Co Ltd | 油圧式クラッチを備えたエンジン |
| JP2006307826A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-11-09 | Honda Motor Co Ltd | 車両用パワーユニット |
| JP2008138759A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Honda Motor Co Ltd | 小型車両用パワーユニット |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040805 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040817 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041015 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050308 |