JPH1089841A - 冷蔵庫等の断熱筐体 - Google Patents
冷蔵庫等の断熱筐体Info
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- JPH1089841A JPH1089841A JP24678096A JP24678096A JPH1089841A JP H1089841 A JPH1089841 A JP H1089841A JP 24678096 A JP24678096 A JP 24678096A JP 24678096 A JP24678096 A JP 24678096A JP H1089841 A JPH1089841 A JP H1089841A
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- Japan
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- adhesive
- outer box
- heat
- back plate
- plate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】冷蔵庫等の断熱筐体に対する組立工程の合理
化、並びに品質の改善,コストの低減化が図れるよう改
良する。 【解決手段】カラー鋼板などの薄板鋼板の板金加工,も
しくは強化プラスチックの成形で作られた外箱8と、強
化プラスチック製の内箱9と、底板10との組立体から
なり、かつ外箱と内箱との間にプラスチックフォーム1
1を発泡成形して構成した断熱筐体1で、その外箱がコ
字形の外箱本体8aと、該外箱本体の背面側に組み込ん
だ裏板との組合せからなるものにおいて、裏板の周縁に
接着代となるフランジ部8a-1を形成し、該フランジ部
と外箱本体の壁面のとの間を接着剤12で隙間なく貼り
合わせて接合するものとし、接着剤としては感圧性接着
剤,もしくは反応形接着剤を単独,なしいは併用する。
化、並びに品質の改善,コストの低減化が図れるよう改
良する。 【解決手段】カラー鋼板などの薄板鋼板の板金加工,も
しくは強化プラスチックの成形で作られた外箱8と、強
化プラスチック製の内箱9と、底板10との組立体から
なり、かつ外箱と内箱との間にプラスチックフォーム1
1を発泡成形して構成した断熱筐体1で、その外箱がコ
字形の外箱本体8aと、該外箱本体の背面側に組み込ん
だ裏板との組合せからなるものにおいて、裏板の周縁に
接着代となるフランジ部8a-1を形成し、該フランジ部
と外箱本体の壁面のとの間を接着剤12で隙間なく貼り
合わせて接合するものとし、接着剤としては感圧性接着
剤,もしくは反応形接着剤を単独,なしいは併用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホテルベンダー
(ホテルの客室に備え付けた冷蔵庫タイプの飲料販売
機)などを実施対象とする冷蔵庫、あるいはホット,コ
ールド商品の自動販売機に採用する断熱筐体に関する。
(ホテルの客室に備え付けた冷蔵庫タイプの飲料販売
機)などを実施対象とする冷蔵庫、あるいはホット,コ
ールド商品の自動販売機に採用する断熱筐体に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、頭記したホテルベンダーを例に、
従来における冷蔵庫用断熱筐体の構造を図6に示す。図
において、1はホテルベンダーのキャビネットを構成す
る断熱筐体、2はその前面扉であり、断熱筐体1の内部
には飲料などの商品3を収納する棚4,冷却ユニット
(電子冷凍式冷却ユニット)5などが組み込まれてお
り、筐体1の裏面側には放熱器(ヒートパイプ)6,お
よびドレン水の蒸発皿7などが装備されている。ここ
で、断熱筐体1は外箱8,内箱9,底板10の組立体か
らなり、外箱8と内箱9の間には断熱材としてのプラス
チックフォーム11が発泡成形されている。
従来における冷蔵庫用断熱筐体の構造を図6に示す。図
において、1はホテルベンダーのキャビネットを構成す
る断熱筐体、2はその前面扉であり、断熱筐体1の内部
には飲料などの商品3を収納する棚4,冷却ユニット
(電子冷凍式冷却ユニット)5などが組み込まれてお
り、筐体1の裏面側には放熱器(ヒートパイプ)6,お
よびドレン水の蒸発皿7などが装備されている。ここ
で、断熱筐体1は外箱8,内箱9,底板10の組立体か
らなり、外箱8と内箱9の間には断熱材としてのプラス
チックフォーム11が発泡成形されている。
【0003】また、前記の外箱8は、天井,および左右
側壁を含むコ字形の外箱本体8aと、該外箱本体の背面
側に組み込んだ裏板8bとの組合せからなり、各部材は
厚さ0.2 〜2.0 mm程度の薄板鋼板をプレス,折り曲げて
板金加工し、スポット溶接法により各部材の相互間を溶
着して組立てたものであり、具体的には断熱筐体1が次
記のような製作工程を経て作られる。
側壁を含むコ字形の外箱本体8aと、該外箱本体の背面
側に組み込んだ裏板8bとの組合せからなり、各部材は
厚さ0.2 〜2.0 mm程度の薄板鋼板をプレス,折り曲げて
板金加工し、スポット溶接法により各部材の相互間を溶
着して組立てたものであり、具体的には断熱筐体1が次
記のような製作工程を経て作られる。
【0004】まず、外箱本体8aの背面側に裏板8bを
組合せ、押え治具により位置決め,固定した上で裏板の
周縁に折り曲げたフランジ部と外箱本体との間を20〜
80mm程度の間隔でスポット溶接し、鋼板の間を溶着し
て接合する。なお、図示してないが、外箱本体8aの内
面には内箱9を組立位置に支持する押え金具,下部のア
ングル金具などの付属部品が同時にスポット溶接により
取付けられる。続いて外箱8の下面に底板10を組み合
わせてネジ締め固定する。次に、各部材相互間の接合部
をシーリング材で気密シールした上で、塗装工程に移し
て筐体の外表面に焼付け塗装を施す。その後に、外箱8
に強化プラスチックの成形品として作られた内箱9を組
み込み、さらに外箱8と内箱9との間を押し型治具で押
しつけ固定した上で、2液混合型のウレタン発泡材を底
板10に開口した注入口(図示せず)から注入して発泡
成形し、内箱9を包囲して外箱1,底板10との間のス
ペースに断熱材としてのプラスチックフォーム11を充
填させて断熱筐体1を完成する。
組合せ、押え治具により位置決め,固定した上で裏板の
周縁に折り曲げたフランジ部と外箱本体との間を20〜
80mm程度の間隔でスポット溶接し、鋼板の間を溶着し
て接合する。なお、図示してないが、外箱本体8aの内
面には内箱9を組立位置に支持する押え金具,下部のア
ングル金具などの付属部品が同時にスポット溶接により
取付けられる。続いて外箱8の下面に底板10を組み合
わせてネジ締め固定する。次に、各部材相互間の接合部
をシーリング材で気密シールした上で、塗装工程に移し
て筐体の外表面に焼付け塗装を施す。その後に、外箱8
に強化プラスチックの成形品として作られた内箱9を組
み込み、さらに外箱8と内箱9との間を押し型治具で押
しつけ固定した上で、2液混合型のウレタン発泡材を底
板10に開口した注入口(図示せず)から注入して発泡
成形し、内箱9を包囲して外箱1,底板10との間のス
ペースに断熱材としてのプラスチックフォーム11を充
填させて断熱筐体1を完成する。
【0005】続く組立工程では、断熱筐体1に外扉2を
取付けた後、商品収納棚,冷凍機などの各種機器を組み
込んでホテルベンダーの製品が完成する。なお、自動販
売機の断熱筐体も前記と略同様な工程を経て製作され
る。
取付けた後、商品収納棚,冷凍機などの各種機器を組み
込んでホテルベンダーの製品が完成する。なお、自動販
売機の断熱筐体も前記と略同様な工程を経て製作され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
にスポット溶接法で外箱を組立てた断熱筐体の従来構造
では、製作工程,品質などの面で次記のような問題点が
ある。すなわち、 1)薄鋼板をスポット溶接により接合すると、熱歪みが
生じるために、溶接工程の後に歪みを修正する作業が必
要となる。特にスポット溶接部には溶接痕が残って塗装
面の体裁を損なうことから、塗装工程へ移る前に研磨加
工などにより溶接痕を平滑面に仕上げる修正工程が必要
となる。
にスポット溶接法で外箱を組立てた断熱筐体の従来構造
では、製作工程,品質などの面で次記のような問題点が
ある。すなわち、 1)薄鋼板をスポット溶接により接合すると、熱歪みが
生じるために、溶接工程の後に歪みを修正する作業が必
要となる。特にスポット溶接部には溶接痕が残って塗装
面の体裁を損なうことから、塗装工程へ移る前に研磨加
工などにより溶接痕を平滑面に仕上げる修正工程が必要
となる。
【0007】2)外箱の鋼板材料として、あらかじめ表
面に塗装膜処理が施されているカラー鋼板を採用して塗
装工程の合理化を図ろうとしても、カラー鋼板にはスポ
ット溶接法をそのまま適用できない。 3)断熱材であるプラスチックフォームの発泡成形を行
うに際しては、外箱の部材接合部分を気密に塞ぐ必要が
あるが、スポット溶接では部材相互に隙間が生じるため
に、接合とは別にシーリング工程が必要であるなど、従
来構造の断熱筐体はその製作工程に手間がかかってコス
ト高となる。
面に塗装膜処理が施されているカラー鋼板を採用して塗
装工程の合理化を図ろうとしても、カラー鋼板にはスポ
ット溶接法をそのまま適用できない。 3)断熱材であるプラスチックフォームの発泡成形を行
うに際しては、外箱の部材接合部分を気密に塞ぐ必要が
あるが、スポット溶接では部材相互に隙間が生じるため
に、接合とは別にシーリング工程が必要であるなど、従
来構造の断熱筐体はその製作工程に手間がかかってコス
ト高となる。
【0008】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、その目的は前記課題を解決し、組立工程の合理
化、並びに品質の改善,コストの低減化が図れるよう改
良した冷蔵庫等の断熱筐体を提供することにある。
であり、その目的は前記課題を解決し、組立工程の合理
化、並びに品質の改善,コストの低減化が図れるよう改
良した冷蔵庫等の断熱筐体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、薄板鋼板製もしくは強化プラスチ
ック製の外箱と、強化プラスチック製の内箱と、底板と
の組立体からなり、かつ外箱と内箱との間にプラスチッ
クフォームを発泡成形して構成した冷蔵庫等の断熱筐体
で、外箱が天井,および左右側壁を含むコ字形の外箱本
体と、該外箱本体の背面側に組み込んだ裏板との組合せ
からなるものにおいて、前記裏板の周縁に接着代となる
フランジ部を折り曲げ形成し、裏板のフランジ部と外箱
本体の壁面のとの間を隙間なく接着剤にて接合して組立
て構成するものとする。
に、本発明によれば、薄板鋼板製もしくは強化プラスチ
ック製の外箱と、強化プラスチック製の内箱と、底板と
の組立体からなり、かつ外箱と内箱との間にプラスチッ
クフォームを発泡成形して構成した冷蔵庫等の断熱筐体
で、外箱が天井,および左右側壁を含むコ字形の外箱本
体と、該外箱本体の背面側に組み込んだ裏板との組合せ
からなるものにおいて、前記裏板の周縁に接着代となる
フランジ部を折り曲げ形成し、裏板のフランジ部と外箱
本体の壁面のとの間を隙間なく接着剤にて接合して組立
て構成するものとする。
【0010】前記構成により、接合時にスポット溶接法
のような歪みの発生がなく、したがって溶接歪み修正が
不要となるほか、接着剤の接合と同時に部材の接合部が
気密にシールされるので、内箱を組み込んだ後に行うプ
ラスチックフォームの発泡成形に際して、特別なシーリ
ング工程が省略できる。また、本発明によれば、前記構
成の接合に用いる接着剤としては、感圧性接着剤,もし
くは反応形接着剤を単独,なしいは併用するものとし、
ここで反応形接着剤は、2液形のアクリル系接着剤,ウ
レタン系接着剤,エポキシ系接着剤などが使用できる。
のような歪みの発生がなく、したがって溶接歪み修正が
不要となるほか、接着剤の接合と同時に部材の接合部が
気密にシールされるので、内箱を組み込んだ後に行うプ
ラスチックフォームの発泡成形に際して、特別なシーリ
ング工程が省略できる。また、本発明によれば、前記構
成の接合に用いる接着剤としては、感圧性接着剤,もし
くは反応形接着剤を単独,なしいは併用するものとし、
ここで反応形接着剤は、2液形のアクリル系接着剤,ウ
レタン系接着剤,エポキシ系接着剤などが使用できる。
【0011】ここで、外箱の部材を接合する接着剤とし
て、感圧性接着剤を用いれば、接着剤を塗布した後、僅
かなオープンタイム(部材を貼り合わせまでの時間)を
待つだけて殆ど瞬時に接合強度が得られるので接着工程
の時間短縮が図れるし、また反応形接着剤によれば高い
接着強度が得られる。さらに、感圧性接着剤と反応形接
着剤を併用すれば、反応形接着剤の硬化反応が進む間は
感圧性接着剤による接合で外箱の部材を組立位置に保持
するので、押さえ治具が省略できるなど接着工程が簡素
化される。しかも、外箱構成部材の接合にスポット溶接
法を採用しないので、鋼板製の外箱本体にカラー鋼板の
採用が可能であり、これにより後塗装の工程を省略でき
る。
て、感圧性接着剤を用いれば、接着剤を塗布した後、僅
かなオープンタイム(部材を貼り合わせまでの時間)を
待つだけて殆ど瞬時に接合強度が得られるので接着工程
の時間短縮が図れるし、また反応形接着剤によれば高い
接着強度が得られる。さらに、感圧性接着剤と反応形接
着剤を併用すれば、反応形接着剤の硬化反応が進む間は
感圧性接着剤による接合で外箱の部材を組立位置に保持
するので、押さえ治具が省略できるなど接着工程が簡素
化される。しかも、外箱構成部材の接合にスポット溶接
法を採用しないので、鋼板製の外箱本体にカラー鋼板の
採用が可能であり、これにより後塗装の工程を省略でき
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。なお、実施例の図中で図6に対応する
同一部材には同じ符号が付してある。まず、図1,図2
で示すように、断熱筐体1は図6と同様に天井,左右側
壁を含むコ字形の外箱本体8aと裏板8bを組合せた外
箱8,強化プラスチック成形品で作られた内箱9,底板
10の組立体としてなり、外箱と内箱との間にはプラス
チックフォーム11が発泡成形された構造になる。な
お、外箱本体8aとしてはカラー鋼板などの薄板鋼板を
板金加工したもの,もしくは強化プラスチックの成形品
として作られている。
づいて説明する。なお、実施例の図中で図6に対応する
同一部材には同じ符号が付してある。まず、図1,図2
で示すように、断熱筐体1は図6と同様に天井,左右側
壁を含むコ字形の外箱本体8aと裏板8bを組合せた外
箱8,強化プラスチック成形品で作られた内箱9,底板
10の組立体としてなり、外箱と内箱との間にはプラス
チックフォーム11が発泡成形された構造になる。な
お、外箱本体8aとしてはカラー鋼板などの薄板鋼板を
板金加工したもの,もしくは強化プラスチックの成形品
として作られている。
【0013】また、外箱8の裏板8bには、その周縁を
L字形に屈曲したフランジ部8b-1が形成されており、
該フランジ部8b-1と外箱本体8aとの間が後記するよ
うに接着剤12で接合されている。ここで、接着剤12
としては、従来より構造物の接合用として知られている
感圧性接着剤,もしくは反応形接着剤を使用するものと
し、反応形接着剤としては2液形のアクリル系接着剤,
ウレタン系接着剤,エポキシ系接着剤などが対象とな
る。なお、13,14は外箱8に組み込んだ内箱9を組
立位置に保持する押え金具、15は外箱8の補強部材と
して左右側壁の下部内面に接合したアングル金具であ
る。
L字形に屈曲したフランジ部8b-1が形成されており、
該フランジ部8b-1と外箱本体8aとの間が後記するよ
うに接着剤12で接合されている。ここで、接着剤12
としては、従来より構造物の接合用として知られている
感圧性接着剤,もしくは反応形接着剤を使用するものと
し、反応形接着剤としては2液形のアクリル系接着剤,
ウレタン系接着剤,エポキシ系接着剤などが対象とな
る。なお、13,14は外箱8に組み込んだ内箱9を組
立位置に保持する押え金具、15は外箱8の補強部材と
して左右側壁の下部内面に接合したアングル金具であ
る。
【0014】次に、前記構成になる断熱筐体1の組立て
方法を述べる。まず、接着剤12として感圧性接着剤を
使用して組立てる場合には、図3のように裏板8bのフ
ランジ部8b-1の全長面にシート状の感圧性接着剤12
aを貼り付け、オープンタイムを経過したところで図示
されてない位置決め治具を用いて裏板8bを外箱本体8
aの背面側に組み込み、この位置に保持して接着剤12
で貼り合わせ接合する。この感圧性接着剤12aは貼り
合わせによる殆ど瞬時で所定の接着強度か得られ、長期
安定した接着性能を発揮する。また、同様な接着剤12
による接合法で、押え金具13,14,アングル金具1
5の各付属部品を外箱本体8aの内面に貼り合わせ接合
する。その後に外箱8の下面に底板10を貼り合わせて
ボルト締結により固定する。
方法を述べる。まず、接着剤12として感圧性接着剤を
使用して組立てる場合には、図3のように裏板8bのフ
ランジ部8b-1の全長面にシート状の感圧性接着剤12
aを貼り付け、オープンタイムを経過したところで図示
されてない位置決め治具を用いて裏板8bを外箱本体8
aの背面側に組み込み、この位置に保持して接着剤12
で貼り合わせ接合する。この感圧性接着剤12aは貼り
合わせによる殆ど瞬時で所定の接着強度か得られ、長期
安定した接着性能を発揮する。また、同様な接着剤12
による接合法で、押え金具13,14,アングル金具1
5の各付属部品を外箱本体8aの内面に貼り合わせ接合
する。その後に外箱8の下面に底板10を貼り合わせて
ボルト締結により固定する。
【0015】また、接着剤12として反応形接着剤を使
用する場合には、図4で示すように裏板8bのフランジ
部8b-1の全面に2液形の接着剤12bをディスペンサ
により所定量塗布し、押さえ治具により外箱本体8aと
裏板8bを位置合わせした上で貼り合わせ、この状態を
保持したまま室温で反応硬化させて固着する。この反応
形接着剤12bは反応硬化した後は長期安定した高い接
着性能を発揮する。
用する場合には、図4で示すように裏板8bのフランジ
部8b-1の全面に2液形の接着剤12bをディスペンサ
により所定量塗布し、押さえ治具により外箱本体8aと
裏板8bを位置合わせした上で貼り合わせ、この状態を
保持したまま室温で反応硬化させて固着する。この反応
形接着剤12bは反応硬化した後は長期安定した高い接
着性能を発揮する。
【0016】さらに、図5は感圧性接着剤12aと反応
形接着剤12bを併用した場合の実施例を示し、図示の
ように外箱本体8aと裏板8bのフランジ部8b-1との
間の接合面に対して、その一部領域を感圧性接着剤12
aで、残り領域を反応形接着剤12bで貼り合わせて接
合する。この方法によれば、感圧性接着剤12aの瞬間
接着の特性を利用して外箱8の各部材を組立位置に保持
し、反応形接着剤12bが反応硬化するまで押え治具の
役目を果たすので、反応形接着剤12bを単独で用する
場合に押え治具で長時間しておく必要がない。
形接着剤12bを併用した場合の実施例を示し、図示の
ように外箱本体8aと裏板8bのフランジ部8b-1との
間の接合面に対して、その一部領域を感圧性接着剤12
aで、残り領域を反応形接着剤12bで貼り合わせて接
合する。この方法によれば、感圧性接着剤12aの瞬間
接着の特性を利用して外箱8の各部材を組立位置に保持
し、反応形接着剤12bが反応硬化するまで押え治具の
役目を果たすので、反応形接着剤12bを単独で用する
場合に押え治具で長時間しておく必要がない。
【0017】次に外箱8に対して内箱9の前面側フラン
ジ部を先記した押え金具13,14と外箱本体8aの前
面フランジ部との間に挿入して組み込み、この状態で押
え治具により組立位置に保持したまま、外部から2液混
合形のウレタン発泡樹脂を外箱8,底板10と内箱9と
の間に注入し、プラスチックフォーム(断熱材)11を
発泡成形させて断熱筐体1が完成する。なお、この発泡
成形に際しては、前記の接着工程で外箱8の部材接合面
が同時に気密シールされるので、シーリング材でシール
する必要はない。また、外箱本体8aが薄板鋼板製,あ
るいは強化プラスチック製である場合も、同じ組立工程
で断熱筐体1を製作できる。
ジ部を先記した押え金具13,14と外箱本体8aの前
面フランジ部との間に挿入して組み込み、この状態で押
え治具により組立位置に保持したまま、外部から2液混
合形のウレタン発泡樹脂を外箱8,底板10と内箱9と
の間に注入し、プラスチックフォーム(断熱材)11を
発泡成形させて断熱筐体1が完成する。なお、この発泡
成形に際しては、前記の接着工程で外箱8の部材接合面
が同時に気密シールされるので、シーリング材でシール
する必要はない。また、外箱本体8aが薄板鋼板製,あ
るいは強化プラスチック製である場合も、同じ組立工程
で断熱筐体1を製作できる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば、従来のスポット溶接法に代えて、接着剤により外箱
の部材を接合して組立てたことにより、接合時にスポッ
ト溶接法のような歪みの発生がなく、したがって溶接歪
み修正が不要となるほか、接着剤の接合と同時に部材の
接合部が気密にシールされるので、内箱を組み込んだ後
に行うプラスチックフォームの発泡成形に際して、特別
なシーリング工程が省略できる。加えて、外箱構成部材
の接合にスポット溶接法を採用しないので、鋼板製の外
箱本体にカラー鋼板の採用が可能であり、これにより後
塗装の工程を省略できるなど、断熱筐体の製作工程の合
理化、並びに品質の改善,コストの低減化が図れる。
ば、従来のスポット溶接法に代えて、接着剤により外箱
の部材を接合して組立てたことにより、接合時にスポッ
ト溶接法のような歪みの発生がなく、したがって溶接歪
み修正が不要となるほか、接着剤の接合と同時に部材の
接合部が気密にシールされるので、内箱を組み込んだ後
に行うプラスチックフォームの発泡成形に際して、特別
なシーリング工程が省略できる。加えて、外箱構成部材
の接合にスポット溶接法を採用しないので、鋼板製の外
箱本体にカラー鋼板の採用が可能であり、これにより後
塗装の工程を省略できるなど、断熱筐体の製作工程の合
理化、並びに品質の改善,コストの低減化が図れる。
【図1】本発明実施例の構成図であり、(a) は断熱筐体
の縦断側面図、(b) は外箱の正面図、(c) は外箱の側視
断面図
の縦断側面図、(b) は外箱の正面図、(c) は外箱の側視
断面図
【図2】図1の断熱筐体を構成する各部材の分解斜視図
【図3】感圧性接着剤で接合した外箱本体と裏板の接着
部の拡大断面図
部の拡大断面図
【図4】反応形接着剤で接合した外箱本体と裏板の接着
部の拡大断面図
部の拡大断面図
【図5】感圧性接着剤と反応形接着剤を併用して接合し
た外箱本体と裏板の接着部の拡大断面図
た外箱本体と裏板の接着部の拡大断面図
【図6】ホテルベンダーを対象例とした従来における断
熱筐体の構造図であり、(a) は縦断側面図、(b) は横断
面図
熱筐体の構造図であり、(a) は縦断側面図、(b) は横断
面図
1 断熱筐体 8 外箱 8a 外箱本体 8b 裏板 8b-1 フランジ部 9 内箱 10 底板 11 プラスチックフォーム 12 接着剤 12a 感圧性接着剤 12b 反応形接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 義則 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 垣内 弘行 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】カラー鋼板などの薄板鋼板製,もしくは強
化プラスチック製で作られたの外箱と、強化プラスチッ
ク製の内箱と、底板との組立体からなり、かつ外箱と内
箱との間にプラスチックフォームを発泡成形して構成し
た冷蔵庫等の断熱筐体であり、外箱が天井,および左右
側壁を含むコ字形の外箱本体と、該外箱本体の背面側に
組み込んだ裏板との組合せからなるものにおいて、前記
裏板の周縁に接着代となるフランジ部を折り曲げ形成
し、裏板のフランジ部と外箱本体の壁面のとの間を接着
剤で隙間なく接合して組立てたことを特徴とする冷蔵庫
等の断熱筐体。 - 【請求項2】請求項1記載の断熱筐体において、接着剤
として、感圧性接着剤,もしくは反応形接着剤を単独,
なしいは併用することを特徴とする冷蔵庫等の断熱筐
体。 - 【請求項3】請求項2記載の断熱筐体において、反応形
接着剤が、2液形のアクリル系接着剤,ウレタン系接着
剤,エポキシ系接着剤のいずれかであることを特徴とす
る冷蔵庫等の断熱筐体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24678096A JPH1089841A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 冷蔵庫等の断熱筐体 |
| TW086112844A TW335441B (en) | 1996-09-19 | 1997-09-05 | Heat-insulation frame for freezers |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24678096A JPH1089841A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 冷蔵庫等の断熱筐体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102389868A (zh) * | 2011-10-20 | 2012-03-28 | 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 | 用于制造冰箱箱壳的工装及制造冰箱箱壳的方法 |
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1996
- 1996-09-19 JP JP24678096A patent/JPH1089841A/ja active Pending
-
1997
- 1997-09-05 TW TW086112844A patent/TW335441B/zh active
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