JPH1089967A - センサー - Google Patents
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- JPH1089967A JPH1089967A JP8239551A JP23955196A JPH1089967A JP H1089967 A JPH1089967 A JP H1089967A JP 8239551 A JP8239551 A JP 8239551A JP 23955196 A JP23955196 A JP 23955196A JP H1089967 A JPH1089967 A JP H1089967A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C19/00—Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
- G01C19/56—Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces
- G01C19/5642—Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using vibrating bars or beams
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P3/00—Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
- G01P3/02—Devices characterised by the use of mechanical means
- G01P3/14—Devices characterised by the use of mechanical means by exciting one or more mechanical resonance systems
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Gyroscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 所定の質量が加速度を受けて移動するときの
移動量を検出する加速度センサーでは、微小な加速度で
は前記質量が動かず、加速度を検出できない場合があ
る。 【解決手段】 弾性材料で形成された質量mの測定部材
1に対し、軸O回りに互いに逆向きの角速度ω1とω2を
交互に与える。この測定部材1に加速度のなど外力が与
えられて測定部材1が軸Oに直交する速度成分Uを持つ
と、コリオリ力Fc1,Fc2により、測定部材1がFc
1およびFc2方向へ曲げ振動する。この振動を検出手段
3で検出することにより、コリオリ力を検出でき、微小
な加速度に基づく速度成分Uを求めることができる。
移動量を検出する加速度センサーでは、微小な加速度で
は前記質量が動かず、加速度を検出できない場合があ
る。 【解決手段】 弾性材料で形成された質量mの測定部材
1に対し、軸O回りに互いに逆向きの角速度ω1とω2を
交互に与える。この測定部材1に加速度のなど外力が与
えられて測定部材1が軸Oに直交する速度成分Uを持つ
と、コリオリ力Fc1,Fc2により、測定部材1がFc
1およびFc2方向へ曲げ振動する。この振動を検出手段
3で検出することにより、コリオリ力を検出でき、微小
な加速度に基づく速度成分Uを求めることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定部材に対して
質点運動の加速度または慣性力などの外力が与えられた
とき、または測定部材に磁気力などの外力が作用したと
きに、この外力に基づく測定部材の変位を検出して、移
動体に与えられる加速度や慣性力の検出、さらには測定
部材に与えられる磁気力などの検出を可能としたセンサ
ーに関する。
質点運動の加速度または慣性力などの外力が与えられた
とき、または測定部材に磁気力などの外力が作用したと
きに、この外力に基づく測定部材の変位を検出して、移
動体に与えられる加速度や慣性力の検出、さらには測定
部材に与えられる磁気力などの検出を可能としたセンサ
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】装置あるいは器具に対して作用する外力
を検出するものとして、例えば移動体の加速度を検出す
る加速度センサーがある。この加速度センサーは、例え
ば移動体上に一定の質量の測定部材を弾性支持してお
き、移動体が加速度を持ち、(加速度)×(質量)=
(力)が前記測定部材に作用して、この力により測定部
材が移動したときに、その移動量や変位量を検出できる
ようにしたものが一般的である。また、この加速度セン
サーでは、移動体が始動したときまたは停止したときの
慣性力による測定部材の移動についても検出できる。
を検出するものとして、例えば移動体の加速度を検出す
る加速度センサーがある。この加速度センサーは、例え
ば移動体上に一定の質量の測定部材を弾性支持してお
き、移動体が加速度を持ち、(加速度)×(質量)=
(力)が前記測定部材に作用して、この力により測定部
材が移動したときに、その移動量や変位量を検出できる
ようにしたものが一般的である。また、この加速度セン
サーでは、移動体が始動したときまたは停止したときの
慣性力による測定部材の移動についても検出できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の加
速度センサーは、大きな加速度が与えられたときには前
記測定部材に大きな力が作用して測定部材が変位し、そ
の変位量を測定できるが、測定部材を搭載した移動体が
ゆっくり加速されながら動くときのように、測定部材に
作用する加速度または慣性力が微小であると、測定部材
がほとんど動かず、加速度や慣性力を高精度に検出する
ことができない。同様に、例えば磁気力や電気力その他
の物理的な力が分布している領域に、前記磁気力や電気
力の影響を受ける物質の測定部材が位置しており、前記
磁気力や電気力などの外力の影響を測定する必要がある
場合に、磁気力や電気力などが前記測定部材に与える外
力があまりにも微細であると、測定部材の移動量や変位
量に基づいて前記磁気力や電気力などの物理的な外力を
正確に検出することができない。
速度センサーは、大きな加速度が与えられたときには前
記測定部材に大きな力が作用して測定部材が変位し、そ
の変位量を測定できるが、測定部材を搭載した移動体が
ゆっくり加速されながら動くときのように、測定部材に
作用する加速度または慣性力が微小であると、測定部材
がほとんど動かず、加速度や慣性力を高精度に検出する
ことができない。同様に、例えば磁気力や電気力その他
の物理的な力が分布している領域に、前記磁気力や電気
力の影響を受ける物質の測定部材が位置しており、前記
磁気力や電気力などの外力の影響を測定する必要がある
場合に、磁気力や電気力などが前記測定部材に与える外
力があまりにも微細であると、測定部材の移動量や変位
量に基づいて前記磁気力や電気力などの物理的な外力を
正確に検出することができない。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、移動体に作用する小さな加速度や慣性力などを高
精度に検出できるようにしたセンサーを提供することを
目的としている。
あり、移動体に作用する小さな加速度や慣性力などを高
精度に検出できるようにしたセンサーを提供することを
目的としている。
【0005】また、本発明は、測定部材が磁気力や電気
力などの外力を受けたときに、その外力を高精度に検出
できるようにしたセンサーを提供することを目的として
いる。
力などの外力を受けたときに、その外力を高精度に検出
できるようにしたセンサーを提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のセンサーは、所
定質量の測定部材に回転を与える駆動手段と、回転が与
えられている前記測定部材に外力が与えられて前記測定
部材が前記回転に対して相対的な速度成分を持ったとき
に、この速度成分と前記回転の角速度とに基づいて前記
測定部材に生じる変位を検出する検出手段と、が設けら
れていることを特徴とするものである。
定質量の測定部材に回転を与える駆動手段と、回転が与
えられている前記測定部材に外力が与えられて前記測定
部材が前記回転に対して相対的な速度成分を持ったとき
に、この速度成分と前記回転の角速度とに基づいて前記
測定部材に生じる変位を検出する検出手段と、が設けら
れていることを特徴とするものである。
【0007】また、本発明のセンサーは、弾性材料で形
成された軸状の測定部材と、前記測定部材に対しこの測
定部材の中心軸回りまたは中心軸と平行な軸回りに回転
を与える駆動手段と、回転が与えられている前記測定部
材に外力が与えられて前記測定部材が前記回転に対して
相対的な速度成分を持ったときに、この速度成分と前記
回転の角速度に基づいて前記測定部材に生じる曲げ変形
を検出する検出手段と、が設けられていることを特徴と
するものである。
成された軸状の測定部材と、前記測定部材に対しこの測
定部材の中心軸回りまたは中心軸と平行な軸回りに回転
を与える駆動手段と、回転が与えられている前記測定部
材に外力が与えられて前記測定部材が前記回転に対して
相対的な速度成分を持ったときに、この速度成分と前記
回転の角速度に基づいて前記測定部材に生じる曲げ変形
を検出する検出手段と、が設けられていることを特徴と
するものである。
【0008】上記において、駆動手段によって、測定部
材に対しその回転方向が交互に変化する回転が与えら
れ、前記速度成分と角速度に基づいて測定部材が曲げ振
動を発生するように構成することが可能である。
材に対しその回転方向が交互に変化する回転が与えら
れ、前記速度成分と角速度に基づいて測定部材が曲げ振
動を発生するように構成することが可能である。
【0009】さらに本発明のセンサーは、弾性材料で形
成された軸状の測定部材と、前記測定部材に対しねじり
振動を与える駆動手段と、ねじり振動している前記測定
部材に外力が与えられて前記測定部材が前記ねじり振動
に対して相対的な速度成分を持ったときに、この速度成
分とねじり振動の角速度とに基づいて前記測定部材に対
し作用する曲げ振動を検出する検出手段と、が設けられ
ていることを特徴とするものである。
成された軸状の測定部材と、前記測定部材に対しねじり
振動を与える駆動手段と、ねじり振動している前記測定
部材に外力が与えられて前記測定部材が前記ねじり振動
に対して相対的な速度成分を持ったときに、この速度成
分とねじり振動の角速度とに基づいて前記測定部材に対
し作用する曲げ振動を検出する検出手段と、が設けられ
ていることを特徴とするものである。
【0010】上記では、測定部材のねじり振動による共
振周波数と、曲げ振動による共振周波数とがほぼ同じで
あることが好ましい。
振周波数と、曲げ振動による共振周波数とがほぼ同じで
あることが好ましい。
【0011】さらに本発明のセンサーは、所定の質量の
測定部材と、この測定部材を支持する支持部材と、この
支持部材を介して前記測定部材に円運動を与える駆動手
段と、円運動している前記測定部材に外力が与えられて
前記測定部材が前記円運動に対して相対的な速度成分を
持ったときに、この速度成分と前記円運動の角速度とに
基づいて前記測定部材に生じる変位を検出する検出手段
と、が設けられていることを特徴とするものである。
測定部材と、この測定部材を支持する支持部材と、この
支持部材を介して前記測定部材に円運動を与える駆動手
段と、円運動している前記測定部材に外力が与えられて
前記測定部材が前記円運動に対して相対的な速度成分を
持ったときに、この速度成分と前記円運動の角速度とに
基づいて前記測定部材に生じる変位を検出する検出手段
と、が設けられていることを特徴とするものである。
【0012】前記各センサーにおいては、測定部材が移
動体に設けられ、この移動体の加速度または移動体の移
動に基づく慣性力が、測定部材に対して外力として作用
する場合に、この外力を検出することが可能である。
動体に設けられ、この移動体の加速度または移動体の移
動に基づく慣性力が、測定部材に対して外力として作用
する場合に、この外力を検出することが可能である。
【0013】また、測定部材が磁気力や電気力などの力
を受けて移動するものでは、測定部材の変位や移動量を
検出することにより、前記磁気力や電気力などを測定す
ることも可能である。
を受けて移動するものでは、測定部材の変位や移動量を
検出することにより、前記磁気力や電気力などを測定す
ることも可能である。
【0014】本発明のセンサーでは、所定質量の測定部
材が回転しており、回転している測定部材を支持してい
る移動体に加速度または慣性力が与えられると、測定部
材が前記回転の系に対して相対的な速度成分を持つ。こ
の速度成分と、前記回転の角速度とにより、測定部材に
前記速度成分と直交する向きのコリオリ力が作用する。
コリオリ力による前記測定部材の変位量または移動量を
検出することにより、回転している測定部材に作用した
加速度または慣性力の方向および大きさを検出すること
ができる。
材が回転しており、回転している測定部材を支持してい
る移動体に加速度または慣性力が与えられると、測定部
材が前記回転の系に対して相対的な速度成分を持つ。こ
の速度成分と、前記回転の角速度とにより、測定部材に
前記速度成分と直交する向きのコリオリ力が作用する。
コリオリ力による前記測定部材の変位量または移動量を
検出することにより、回転している測定部材に作用した
加速度または慣性力の方向および大きさを検出すること
ができる。
【0015】このセンサーでは、測定部材を回転させた
りねじり振動させることにより、測定部材に角速度を持
たせているため、この角速度を所定値以上に設定してお
けば、比較的小さな加速度や慣性力などの外力により生
じる速度成分であっても、前記角速度との関係でコリオ
リ力を発生させることができる。よって、加速度や慣性
力が小さく、測定部材の速度成分が小さくても、高精度
な検出が可能である。
りねじり振動させることにより、測定部材に角速度を持
たせているため、この角速度を所定値以上に設定してお
けば、比較的小さな加速度や慣性力などの外力により生
じる速度成分であっても、前記角速度との関係でコリオ
リ力を発生させることができる。よって、加速度や慣性
力が小さく、測定部材の速度成分が小さくても、高精度
な検出が可能である。
【0016】また、測定部材が磁気力や電気力により速
度が与えられるものである場合に、測定部材に角速度を
与えて前記磁気力や電気力の作用領域内に位置させるこ
とにより、測定部材が磁気力や電気力から与えられる力
を検出することができる。
度が与えられるものである場合に、測定部材に角速度を
与えて前記磁気力や電気力の作用領域内に位置させるこ
とにより、測定部材が磁気力や電気力から与えられる力
を検出することができる。
【0017】例えば軸形状の測定部材が、軸に直交する
各断面での重心を通る軸(中心軸)回りに回転した場
合、またはこの軸と平行な軸回りに回転した場合に、外
力により測定部材に与えられる速度のうちの前記中心軸
に直交する速度成分に応じて、中心軸および前記速度成
分の双方に対して直交するコリオリ力が作用する。軸状
の測定部材ではコリオリ力により曲げ変形を生じさせる
ことが可能であるため、この曲げ変形を歪みゲージなど
で検出することにより速度の検出が可能である。
各断面での重心を通る軸(中心軸)回りに回転した場
合、またはこの軸と平行な軸回りに回転した場合に、外
力により測定部材に与えられる速度のうちの前記中心軸
に直交する速度成分に応じて、中心軸および前記速度成
分の双方に対して直交するコリオリ力が作用する。軸状
の測定部材ではコリオリ力により曲げ変形を生じさせる
ことが可能であるため、この曲げ変形を歪みゲージなど
で検出することにより速度の検出が可能である。
【0018】また、所定質量の測定部材が円運動し、こ
の測定部材に対して外力に基づく速度が与えられる場合
も、測定部材に対しコリオリ力が作用し、測定部材が運
動の中心軸および、前記中心軸に直交する速度成分の双
方に直交する方向へ変位することになる。
の測定部材に対して外力に基づく速度が与えられる場合
も、測定部材に対しコリオリ力が作用し、測定部材が運
動の中心軸および、前記中心軸に直交する速度成分の双
方に直交する方向へ変位することになる。
【0019】このように、本発明のセンサーは、測定部
材に外力が作用し測定部材が速度成分を持ったときに、
この速度成分に直交するコリオリ力を検出し、前記外力
に基づく速度成分を知ることができる。
材に外力が作用し測定部材が速度成分を持ったときに、
この速度成分に直交するコリオリ力を検出し、前記外力
に基づく速度成分を知ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1(A)(B)と図2(A)
(B)は、本発明のセンサーの基本的な実施の形態を示
す斜視図である。図1(A)に示すものでは、断面が円
形の軸状の測定部材1が片持ちにて支持されている。こ
の測定部材1はエリンバなどの恒弾性材料により形成さ
れたものであり、その下端が支持体2に固定されてい
る。この支持体2に対してはモータなどにより回転が与
えられる。この回転は、測定部材1の中心軸Oを中心と
して一定の方向へ等速度にて与えられる。図1(A)で
はこのときの角速度をωで示している。なお、前記中心
軸Oは、軸状の測定部材1の各横断面の重心を通る線で
あり、且つ測定部材1の中立軸である。
(B)は、本発明のセンサーの基本的な実施の形態を示
す斜視図である。図1(A)に示すものでは、断面が円
形の軸状の測定部材1が片持ちにて支持されている。こ
の測定部材1はエリンバなどの恒弾性材料により形成さ
れたものであり、その下端が支持体2に固定されてい
る。この支持体2に対してはモータなどにより回転が与
えられる。この回転は、測定部材1の中心軸Oを中心と
して一定の方向へ等速度にて与えられる。図1(A)で
はこのときの角速度をωで示している。なお、前記中心
軸Oは、軸状の測定部材1の各横断面の重心を通る線で
あり、且つ測定部材1の中立軸である。
【0021】測定部材1の側面には検出手段3が設けら
れている。この検出手段3は、測定部材1が速度を有し
て運動するときに、その速度の前記中心軸Oに垂直な成
分Uに対して直交する方向への測定部材1の曲げ変形を
検出できる位置に設けられている。この検出手段3は、
測定部材1の表面の歪みを検出する歪みゲージ(歪みセ
ンサー)あるいは圧電素子などである。
れている。この検出手段3は、測定部材1が速度を有し
て運動するときに、その速度の前記中心軸Oに垂直な成
分Uに対して直交する方向への測定部材1の曲げ変形を
検出できる位置に設けられている。この検出手段3は、
測定部材1の表面の歪みを検出する歪みゲージ(歪みセ
ンサー)あるいは圧電素子などである。
【0022】図1(B)に示すように、所定質量mの測
定部材1に中心軸Oの回りで一定方向の角速度ωが与え
られている状態で、この測定部材1が搭載されている装
置、機器などに加速度や慣性力または磁気力などの物理
的な外力が作用すると、測定部材1が中心軸Oに直交す
る速度成分Uを持つ。そして、測定部材1には、速度成
分Uと前記角速度ωとにより、前記速度成分Uに対して
直交する方向のコリオリ力Fcが作用する。このコリオ
リ力Fcの絶対値は、
定部材1に中心軸Oの回りで一定方向の角速度ωが与え
られている状態で、この測定部材1が搭載されている装
置、機器などに加速度や慣性力または磁気力などの物理
的な外力が作用すると、測定部材1が中心軸Oに直交す
る速度成分Uを持つ。そして、測定部材1には、速度成
分Uと前記角速度ωとにより、前記速度成分Uに対して
直交する方向のコリオリ力Fcが作用する。このコリオ
リ力Fcの絶対値は、
【0023】
【数1】
【0024】である。なお、Fc,ω,Uはそれぞれベ
クトル値であり、前記〔U×ω〕はベクトル積である。
前記コリオリ力Fcは、前記速度成分Uに対して垂直な
向きに作用するため、測定部材1はFc方向へ曲げ変形
する。この曲げ変形(変位)による測定部材1の表面の
歪みが検出手段3により検出されるが、このコリオリ力
Fcに基づく曲げ変形量(歪み量)は、速度成分Uに比
例するため、コリオリ力Fcの検出値から速度成分Uを
求めることができ、また前記外力の方向および大きさを
知ることができる。
クトル値であり、前記〔U×ω〕はベクトル積である。
前記コリオリ力Fcは、前記速度成分Uに対して垂直な
向きに作用するため、測定部材1はFc方向へ曲げ変形
する。この曲げ変形(変位)による測定部材1の表面の
歪みが検出手段3により検出されるが、このコリオリ力
Fcに基づく曲げ変形量(歪み量)は、速度成分Uに比
例するため、コリオリ力Fcの検出値から速度成分Uを
求めることができ、また前記外力の方向および大きさを
知ることができる。
【0025】図2(A)のセンサーでは、図1(A)に
示したのと同じ構造の測定部材1が用いられ、駆動手段
により測定部材1に対し中心軸O回りの回転が与えられ
るが、その回転方向が交互に切換えられるものとなって
いる。図示上方から見た平面において反時計方向の角速
度をω1、時計方向の角速度をω2で示している。この測
定部材1を搭載している装置、機器に加速度や慣性力ま
たは磁気力などの外力が与えられると、この外力により
測定部材1が速度成分Uを持つ。測定部材1の角速度の
成分がω1であるとき、測定部材1にコリオリ力Fc1が
作用し、角速度の成分がω2であるとき、測定部材1に
コリオリ力Fc2が作用する。コリオリ力Fc1とFc2
は逆向きである。したがって、測定部材1はFc1およ
びFc2方向へ曲げ振動を発生する。この曲げ振動によ
る測定部材1の表面の歪みを検出手段3で検出すること
により、速度成分Uを求めることができる。
示したのと同じ構造の測定部材1が用いられ、駆動手段
により測定部材1に対し中心軸O回りの回転が与えられ
るが、その回転方向が交互に切換えられるものとなって
いる。図示上方から見た平面において反時計方向の角速
度をω1、時計方向の角速度をω2で示している。この測
定部材1を搭載している装置、機器に加速度や慣性力ま
たは磁気力などの外力が与えられると、この外力により
測定部材1が速度成分Uを持つ。測定部材1の角速度の
成分がω1であるとき、測定部材1にコリオリ力Fc1が
作用し、角速度の成分がω2であるとき、測定部材1に
コリオリ力Fc2が作用する。コリオリ力Fc1とFc2
は逆向きである。したがって、測定部材1はFc1およ
びFc2方向へ曲げ振動を発生する。この曲げ振動によ
る測定部材1の表面の歪みを検出手段3で検出すること
により、速度成分Uを求めることができる。
【0026】なお、測定部材1に対して角速度ω1とω2
を交互に与えるときの周波数は、測定部材1の曲げ振動
による共振周波数と一致させ、またはほぼ一致させてお
くことが好ましい。これにより、測定部材1はFc1と
Fc2方向へ共振振動し、その振幅の大きさを検出手段
3で検出することにより、速度成分Uの大きさを高精度
に検出できるようになる。なお、図1(A)と図2
(A)において、検出手段3を測定部材1の表面の各方
向に向けて設けておくことにより、中心軸Oに垂直な多
方向からの外力に基づく速度成分を検出することが可能
になる。また、図1(A)と図2(A)において、角速
度ω,ω1,ω2の回転は、必ずしも測定部材1の中心軸
O回りである必要はなく、中心軸Oと平行な軸またはほ
ぼ平行な軸回りの回転を与えることにより、前記コリオ
リ力により測定部材1に曲げ変形または曲げ振動が与え
られ、外力に基づく速度成分Uを得ることが可能であ
る。
を交互に与えるときの周波数は、測定部材1の曲げ振動
による共振周波数と一致させ、またはほぼ一致させてお
くことが好ましい。これにより、測定部材1はFc1と
Fc2方向へ共振振動し、その振幅の大きさを検出手段
3で検出することにより、速度成分Uの大きさを高精度
に検出できるようになる。なお、図1(A)と図2
(A)において、検出手段3を測定部材1の表面の各方
向に向けて設けておくことにより、中心軸Oに垂直な多
方向からの外力に基づく速度成分を検出することが可能
になる。また、図1(A)と図2(A)において、角速
度ω,ω1,ω2の回転は、必ずしも測定部材1の中心軸
O回りである必要はなく、中心軸Oと平行な軸またはほ
ぼ平行な軸回りの回転を与えることにより、前記コリオ
リ力により測定部材1に曲げ変形または曲げ振動が与え
られ、外力に基づく速度成分Uを得ることが可能であ
る。
【0027】図3は、図2の変形例を示している。図3
に示すものでは、エリンバなどの恒弾性材料で形成され
た測定部材1が、断面係数の小さい細めの弾性腕1aを
有し、その基部1bが支持体2の上に固定され、弾性腕
1aの先部に所定質量の頭部(錘部)1cが一体に設け
られている。図2(A)に示したものと同様に、支持体
2または基部1bに設けられたねじり振動の駆動部によ
り、測定部材1がω1とω2の双方の角速度を持つように
ねじり振動させられる。このセンサーに加速度や慣性力
などの外力が作用すると、断面係数が小さく細い弾性腕
1aが容易に変形し、弾性腕1aおよび頭部1cが速度
成分Uを持つ。この速度成分Uと前記角速度ω1とω2と
により、弾性腕1aおよび頭部1cがFc1およびFc2
方向へ振動し、その振動成分が検出手段3から検出され
る。このように、本発明のセンサーでの検出感度は、測
定部材1の剛性を適度に変更することにより自由に設定
可能である。
に示すものでは、エリンバなどの恒弾性材料で形成され
た測定部材1が、断面係数の小さい細めの弾性腕1aを
有し、その基部1bが支持体2の上に固定され、弾性腕
1aの先部に所定質量の頭部(錘部)1cが一体に設け
られている。図2(A)に示したものと同様に、支持体
2または基部1bに設けられたねじり振動の駆動部によ
り、測定部材1がω1とω2の双方の角速度を持つように
ねじり振動させられる。このセンサーに加速度や慣性力
などの外力が作用すると、断面係数が小さく細い弾性腕
1aが容易に変形し、弾性腕1aおよび頭部1cが速度
成分Uを持つ。この速度成分Uと前記角速度ω1とω2と
により、弾性腕1aおよび頭部1cがFc1およびFc2
方向へ振動し、その振動成分が検出手段3から検出され
る。このように、本発明のセンサーでの検出感度は、測
定部材1の剛性を適度に変更することにより自由に設定
可能である。
【0028】図4は測定部材のねじり振動を利用した本
発明のセンサーの他の実施の形態を示す斜視図、図5
(A)(B)は図4の測定部材にねじり振動を与える駆
動手段を示す斜視図、図6はコリオリ力により振動モー
ドを説明する説明図である。図4に示すセンサーでは、
例えばエリンバなどの恒弾性材料などの弾性体により形
成された一対の軸状の測定部材4aと4bが用いられて
いる。この測定部材4aと4bは、弾性腕4a1と4b1
が断面係数の小さい細い軸となっており、基部4a2,
4b2および頭部4a3,4b3が太くなっており、頭部
4a3,4b3が錘部として機能するようになっている。
発明のセンサーの他の実施の形態を示す斜視図、図5
(A)(B)は図4の測定部材にねじり振動を与える駆
動手段を示す斜視図、図6はコリオリ力により振動モー
ドを説明する説明図である。図4に示すセンサーでは、
例えばエリンバなどの恒弾性材料などの弾性体により形
成された一対の軸状の測定部材4aと4bが用いられて
いる。この測定部材4aと4bは、弾性腕4a1と4b1
が断面係数の小さい細い軸となっており、基部4a2,
4b2および頭部4a3,4b3が太くなっており、頭部
4a3,4b3が錘部として機能するようになっている。
【0029】測定部材4aと4bを駆動する駆動手段と
しては、円板形状の圧電振動子5aと5bが使用され
る。圧電振動子5aと5bは、圧電セラミックにより形
成されたものであり、各圧電振動子5aと5bの分極方
向は図5(A)(B)に示す通りである。図5(A)に
示す圧電振動子5aでは、半円部分に互いに逆方向の誘
電分極が施され、図5(B)に示す圧電振動子5bで
は、同じく半円部分に互いに逆方向の誘電分極が施され
ており、圧電振動子5aと圧電振動子5bとでは、誘電
分極方向が違いに逆向きである。
しては、円板形状の圧電振動子5aと5bが使用され
る。圧電振動子5aと5bは、圧電セラミックにより形
成されたものであり、各圧電振動子5aと5bの分極方
向は図5(A)(B)に示す通りである。図5(A)に
示す圧電振動子5aでは、半円部分に互いに逆方向の誘
電分極が施され、図5(B)に示す圧電振動子5bで
は、同じく半円部分に互いに逆方向の誘電分極が施され
ており、圧電振動子5aと圧電振動子5bとでは、誘電
分極方向が違いに逆向きである。
【0030】図4に示すように、測定部材4aの基部4
a2と圧電振動子5aは電極6aを挟んで互いに固着さ
れ、測定部材4bの基部4b2と圧電振動子5bも電極
6bを挟んで互いに固着されている。また圧電振動子5
aと5bは、コモン電極(アース電極)7を挟んで互い
に固着されている。前記コモン電極7はある程度厚い導
電性金属板により形成されており、その一部が側方へ突
出し支持片7aとなっている。この支持片7aがプリン
ト基板などの支持部に固定され、センサーはその全体が
中央部で支持されたものとなる。また、各測定部材4a
と4bの弾性腕4a1と4b1の側面には、歪みゲージ
(歪みセンサー)または圧電素子などの検出手段8a,
8bが貼着されている。この検出手段8a,8bは、セ
ンサーの図6に示す曲げモードにおいて、弾性腕4a1
と4b1の表面の歪みが最も大きくなる部分に取り付け
られる。
a2と圧電振動子5aは電極6aを挟んで互いに固着さ
れ、測定部材4bの基部4b2と圧電振動子5bも電極
6bを挟んで互いに固着されている。また圧電振動子5
aと5bは、コモン電極(アース電極)7を挟んで互い
に固着されている。前記コモン電極7はある程度厚い導
電性金属板により形成されており、その一部が側方へ突
出し支持片7aとなっている。この支持片7aがプリン
ト基板などの支持部に固定され、センサーはその全体が
中央部で支持されたものとなる。また、各測定部材4a
と4bの弾性腕4a1と4b1の側面には、歪みゲージ
(歪みセンサー)または圧電素子などの検出手段8a,
8bが貼着されている。この検出手段8a,8bは、セ
ンサーの図6に示す曲げモードにおいて、弾性腕4a1
と4b1の表面の歪みが最も大きくなる部分に取り付け
られる。
【0031】図4に示すセンサーでは、駆動電極となる
電極6aと6bに同位相の交流電圧が与えられる。この
交流電圧の周波数は、図4に示すセンサーのねじり振動
の共振周波数と同じまたはほぼ同じである。電極6aと
6bに前記周波数の交流電圧が与えられると、圧電振動
子5aでは面と面との間でねじり力が発生し、圧電
振動子5bの面と面の間でもねじり力が発生する。
この圧電振動子5aと5bのねじり力により、一方の測
定部材4aに角速度ω1が発生したときには他方の測定
部材4bに逆向きの角速度ω1が発生し、次の瞬間に測
定部材4aには前記ω1と逆向きの角速度ω2が発生し、
測定部材4bにはこれと逆の角速度ω2が発生する。
電極6aと6bに同位相の交流電圧が与えられる。この
交流電圧の周波数は、図4に示すセンサーのねじり振動
の共振周波数と同じまたはほぼ同じである。電極6aと
6bに前記周波数の交流電圧が与えられると、圧電振動
子5aでは面と面との間でねじり力が発生し、圧電
振動子5bの面と面の間でもねじり力が発生する。
この圧電振動子5aと5bのねじり力により、一方の測
定部材4aに角速度ω1が発生したときには他方の測定
部材4bに逆向きの角速度ω1が発生し、次の瞬間に測
定部材4aには前記ω1と逆向きの角速度ω2が発生し、
測定部材4bにはこれと逆の角速度ω2が発生する。
【0032】その結果、図4に示すセンサーは、ねじり
振動を発生し、そのねじり振動は主に弾性腕4a1と4
b1に生じる。ねじり振動を発生しているセンサーに、
加速度または慣性力あるいは磁気力などの外力が作用し
て、弾性腕4a1,4b1、および頭部4a3,4b3が、
中心軸(中立軸)Oに対して垂直な速度成分Uを持つ
と、各測定部材4aと4bの弾性腕4a1,4b1および
頭部4a3,4b3には、前記速度成分Uの向きおよび中
心軸Oの双方に対して直交するコリオリ力が作用する。
測定部材4aと4bとでは、ねじり振動の方向が逆であ
るため、測定部材4aと4bに対して逆向きのコリオリ
力が作用する。すなわち、弾性腕4a1,4b1および頭
部4a3,4b3が共にω1方向への角速度を有すると
き、コリオリ力Fc1により、測定部材4aと4bには
図6において破線で示すような曲げ変形が発生し、次の
瞬間に弾性腕4a1,4b1および頭部4a3,4b3が角
速度ω2を持つと、コリオリ力Fc2により、測定部材4
aと4bは図6において破線で示すのと上下逆の曲げ変
形を生じ、これの繰り返しにより、弾性腕4a1,4b1
および頭部4a3,4b3は、曲げ振動(横振動)を発生
する。
振動を発生し、そのねじり振動は主に弾性腕4a1と4
b1に生じる。ねじり振動を発生しているセンサーに、
加速度または慣性力あるいは磁気力などの外力が作用し
て、弾性腕4a1,4b1、および頭部4a3,4b3が、
中心軸(中立軸)Oに対して垂直な速度成分Uを持つ
と、各測定部材4aと4bの弾性腕4a1,4b1および
頭部4a3,4b3には、前記速度成分Uの向きおよび中
心軸Oの双方に対して直交するコリオリ力が作用する。
測定部材4aと4bとでは、ねじり振動の方向が逆であ
るため、測定部材4aと4bに対して逆向きのコリオリ
力が作用する。すなわち、弾性腕4a1,4b1および頭
部4a3,4b3が共にω1方向への角速度を有すると
き、コリオリ力Fc1により、測定部材4aと4bには
図6において破線で示すような曲げ変形が発生し、次の
瞬間に弾性腕4a1,4b1および頭部4a3,4b3が角
速度ω2を持つと、コリオリ力Fc2により、測定部材4
aと4bは図6において破線で示すのと上下逆の曲げ変
形を生じ、これの繰り返しにより、弾性腕4a1,4b1
および頭部4a3,4b3は、曲げ振動(横振動)を発生
する。
【0033】この曲げ振動に基づく弾性腕4a1と4b1
の表面の歪みが、検出手段8aと8bにより検出され
る。この検出出力に基づき前記速度成分Uを求めること
ができ、このセンサーに作用した外力の方向および大き
さを求めることが可能である。図4に示すセンサーで
は、各測定部材4a,4bの弾性腕4a1,4b1のねじ
り振動の共振周波数と、曲げ振動(横振動)の共振周波
数を等しいかまたはほぼ等しくすることにより、コリオ
リ力に基づく速度成分Uを高精度に検出することができ
るようになる。
の表面の歪みが、検出手段8aと8bにより検出され
る。この検出出力に基づき前記速度成分Uを求めること
ができ、このセンサーに作用した外力の方向および大き
さを求めることが可能である。図4に示すセンサーで
は、各測定部材4a,4bの弾性腕4a1,4b1のねじ
り振動の共振周波数と、曲げ振動(横振動)の共振周波
数を等しいかまたはほぼ等しくすることにより、コリオ
リ力に基づく速度成分Uを高精度に検出することができ
るようになる。
【0034】ここで、弾性腕4a1,4b1のねじり振動
の共振周波数と曲げ振動の共振周波数とが等しくなる条
件について述べる。長さがLで直径がdの弾性腕4a
1,4b1のねじり振動の1次の共振周波数f1は数2に
示すとおりである。なお、Gは弾性腕4a1,4b1を構
成するエリンバなどの恒弾性材料の横弾性係数、ρは恒
弾性材料の密度、gは重力の加速度である。
の共振周波数と曲げ振動の共振周波数とが等しくなる条
件について述べる。長さがLで直径がdの弾性腕4a
1,4b1のねじり振動の1次の共振周波数f1は数2に
示すとおりである。なお、Gは弾性腕4a1,4b1を構
成するエリンバなどの恒弾性材料の横弾性係数、ρは恒
弾性材料の密度、gは重力の加速度である。
【0035】
【数2】
【0036】次に、前記測定部材4aまたは4bの曲げ
振動(横振動)の1次の共振周波数f2は数3に示す通
りである。数3において、E・Iは曲げ剛性でEは縦弾
性係数、Iは慣性モーメント、Aは軸状(丸棒状)の弾
性腕4a1,4b1の断面積である。
振動(横振動)の1次の共振周波数f2は数3に示す通
りである。数3において、E・Iは曲げ剛性でEは縦弾
性係数、Iは慣性モーメント、Aは軸状(丸棒状)の弾
性腕4a1,4b1の断面積である。
【0037】
【数3】
【0038】上記数3において、慣性モーメントIおよ
び断面積Aを代入した結果が数4である。
び断面積Aを代入した結果が数4である。
【0039】
【数4】
【0040】ここで、f1=f2として整理すると、数5
の通りとなる。
の通りとなる。
【0041】
【数5】
【0042】弾性腕4a1,4b1の直径dと長さLとの
比(L/d)が数5の関係であると、駆動手段である圧
電振動子5aと5bに前記f1とf2の周波数の駆動電圧
を与え、弾性腕4a1,4b1にねじり共振を発生させれ
ば、図6に示すように、速度成分Uに基づくコリオリ力
Fc1,Fc2により、図6に示す曲げ共振を発生させる
ことができる。
比(L/d)が数5の関係であると、駆動手段である圧
電振動子5aと5bに前記f1とf2の周波数の駆動電圧
を与え、弾性腕4a1,4b1にねじり共振を発生させれ
ば、図6に示すように、速度成分Uに基づくコリオリ力
Fc1,Fc2により、図6に示す曲げ共振を発生させる
ことができる。
【0043】図7と図8は本発明のセンサーの他の実施
の形態を示す斜視図である。図7(A)(B)はその原
理を説明する説明図であり、図8は具体的な実施の形態
を示している。図7(A)では、所定の質量mの測定部
材11が、固定部12に対し、支持部材13で吊下げ支
持されている。この質量mの測定部材11を、軸(垂直
軸)O回りの一定方向へ円運動させる。このときの円運
動の角速度をωで示す。円運動している測定部材11に
加速度や慣性力または磁気力などの外力が作用し、測定
部材11が軸Oに直交する速度成分Uを持つと、図7
(B)に示すように、速度成分Uに対して直交する向き
のコリオリ力Fcが測定部材11に作用し、円運動して
いる測定部材11がFc方向へ変位する。この変位量を
検出すれば、前記数1に基づいて、速度成分Uを求める
ことができる。
の形態を示す斜視図である。図7(A)(B)はその原
理を説明する説明図であり、図8は具体的な実施の形態
を示している。図7(A)では、所定の質量mの測定部
材11が、固定部12に対し、支持部材13で吊下げ支
持されている。この質量mの測定部材11を、軸(垂直
軸)O回りの一定方向へ円運動させる。このときの円運
動の角速度をωで示す。円運動している測定部材11に
加速度や慣性力または磁気力などの外力が作用し、測定
部材11が軸Oに直交する速度成分Uを持つと、図7
(B)に示すように、速度成分Uに対して直交する向き
のコリオリ力Fcが測定部材11に作用し、円運動して
いる測定部材11がFc方向へ変位する。この変位量を
検出すれば、前記数1に基づいて、速度成分Uを求める
ことができる。
【0044】図8は図7(A)のセンサーを具体的に構
成したものである。図8では、所定質量mの測定部材1
1が、立方体のブロックであり、支持部材13は、恒弾
性材料などの弾性材料で形成された四角柱である。測定
部材11は、支持部材13の下面に絶縁層14を介して
接合されており、測定部材11と支持部材13は電気的
に絶縁されている。測定部材11のひとつの側面には、
駆動手段として表面に電極を有する圧電素子15aが貼
着されており、これに直交して隣接する他の側面にも駆
動手段として、表面に電極を有する圧電素子15bが貼
着されている。圧電素子15aと15bの誘電分極方向
は、図8に示すようにその板厚方向である。
成したものである。図8では、所定質量mの測定部材1
1が、立方体のブロックであり、支持部材13は、恒弾
性材料などの弾性材料で形成された四角柱である。測定
部材11は、支持部材13の下面に絶縁層14を介して
接合されており、測定部材11と支持部材13は電気的
に絶縁されている。測定部材11のひとつの側面には、
駆動手段として表面に電極を有する圧電素子15aが貼
着されており、これに直交して隣接する他の側面にも駆
動手段として、表面に電極を有する圧電素子15bが貼
着されている。圧電素子15aと15bの誘電分極方向
は、図8に示すようにその板厚方向である。
【0045】圧電素子15aの表面の電極に、交流駆動
電圧{V0・sin(ω・t)}が与えられ、圧電素子15
bの表面の電極に、前記交流駆動電圧と位相が90度相
違する交流駆動電圧{V0・cos(ω・t)}が与えられ
る(なお駆動電圧の前記ωは角周波数を意味しており、
角速度ωとは相違している)。これにより、支持部材1
3は、x1方向への曲げ変形、y1方向への曲げ変形、x
2方向への曲げ変形、y2方向への曲げ変形が順に発生
し、その結果、図7(A)に示すように質量mの測定部
材11が軸O回りに円運動する。
電圧{V0・sin(ω・t)}が与えられ、圧電素子15
bの表面の電極に、前記交流駆動電圧と位相が90度相
違する交流駆動電圧{V0・cos(ω・t)}が与えられ
る(なお駆動電圧の前記ωは角周波数を意味しており、
角速度ωとは相違している)。これにより、支持部材1
3は、x1方向への曲げ変形、y1方向への曲げ変形、x
2方向への曲げ変形、y2方向への曲げ変形が順に発生
し、その結果、図7(A)に示すように質量mの測定部
材11が軸O回りに円運動する。
【0046】検出手段として、測定部材11の下方に
は、測定部材11と空間的に分離された基板16が設け
られ、この基板16上に検出電極17a,17b,17
c,17dが垂直に取り付けられている。この検出電極
17a,17b,17c,17dは、立方体の前記測定
部材11の各側面に対し、x1,x2,y1,y2方向に微
小間隔を介して対向している。その結果、測定部材11
と検出電極17aとの間、測定部材11と検出電極17
bとの間、測定部材11と検出電極17cとの間、およ
び測定部材11と検出電極17dとの間で、空気を誘電
体とした可変容量素子が構成されている。
は、測定部材11と空間的に分離された基板16が設け
られ、この基板16上に検出電極17a,17b,17
c,17dが垂直に取り付けられている。この検出電極
17a,17b,17c,17dは、立方体の前記測定
部材11の各側面に対し、x1,x2,y1,y2方向に微
小間隔を介して対向している。その結果、測定部材11
と検出電極17aとの間、測定部材11と検出電極17
bとの間、測定部材11と検出電極17cとの間、およ
び測定部材11と検出電極17dとの間で、空気を誘電
体とした可変容量素子が構成されている。
【0047】図9は、前記検出手段が接続される検出回
路を示している。前記測定部材11は導電性材料で形成
されており、この測定部材11には、電源回路18から
所定周波数の交流電圧が与えられている。図8では、Y
1−Y2方向にて測定部材11に対向する一対の検出電極
17cと17dを示しており、この検出電極17cと1
7dとダイオードおよびコンデンサーC,Cが組み合わ
されて回路が構成されている。この回路により、検出電
極17cに発生する電圧V3と、電極17dに発生する
電圧V4との差を、出力端子19aと19b間で直流電
圧として得ることができる。なおX1−X2に対向する検
出電極17aと17bに関しても、図9に示したのと同
じ検出回路が接続されている。
路を示している。前記測定部材11は導電性材料で形成
されており、この測定部材11には、電源回路18から
所定周波数の交流電圧が与えられている。図8では、Y
1−Y2方向にて測定部材11に対向する一対の検出電極
17cと17dを示しており、この検出電極17cと1
7dとダイオードおよびコンデンサーC,Cが組み合わ
されて回路が構成されている。この回路により、検出電
極17cに発生する電圧V3と、電極17dに発生する
電圧V4との差を、出力端子19aと19b間で直流電
圧として得ることができる。なおX1−X2に対向する検
出電極17aと17bに関しても、図9に示したのと同
じ検出回路が接続されている。
【0048】図8に示すセンサーにおいて、軸O回りに
円運動する測定部材11に外力が与えられて、測定部材
11が円運動に対して相対的なX1方向で且つ軸Oに直
交する速度成分Uを持つと、円運動している測定部材1
1は、コリオリ力FcによりY1方向へ変位する。前記
変位により、図8に示す回路では、測定部材11と検出
電極17cとの距離と、測定部材11と検出電極17d
との距離、との間に差が発生し、これに応じて電圧V3
と電圧V4が変化する。出力端子19aと19b間にお
いて得られる電圧差V3−V4は、コリオリ力Fcによる
測定部材11の変位に関係するものとなり、よって前記
電圧差V3−V4から速度成分Uを得ることが可能にな
る。
円運動する測定部材11に外力が与えられて、測定部材
11が円運動に対して相対的なX1方向で且つ軸Oに直
交する速度成分Uを持つと、円運動している測定部材1
1は、コリオリ力FcによりY1方向へ変位する。前記
変位により、図8に示す回路では、測定部材11と検出
電極17cとの距離と、測定部材11と検出電極17d
との距離、との間に差が発生し、これに応じて電圧V3
と電圧V4が変化する。出力端子19aと19b間にお
いて得られる電圧差V3−V4は、コリオリ力Fcによる
測定部材11の変位に関係するものとなり、よって前記
電圧差V3−V4から速度成分Uを得ることが可能にな
る。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明のセンサーでは、コ
リオリ力を用いることにより、測定部材に作用する外力
の方向および強さを検出することが可能であり、小さな
加速度や磁気力などの小さな物理的な力を検出すること
ができる。またこのセンサーは、振動子などを用いて小
型に構成することが可能になる。
リオリ力を用いることにより、測定部材に作用する外力
の方向および強さを検出することが可能であり、小さな
加速度や磁気力などの小さな物理的な力を検出すること
ができる。またこのセンサーは、振動子などを用いて小
型に構成することが可能になる。
【図1】本発明のセンサーの基本的な実施の形態を示す
ものであり、(A)は斜視図、(B)は動作原理の説明
図、
ものであり、(A)は斜視図、(B)は動作原理の説明
図、
【図2】本発明のセンサーの基本的な実施の形態を示す
ものであり、(A)は斜視図、(B)は動作原理の説明
図、
ものであり、(A)は斜視図、(B)は動作原理の説明
図、
【図3】図2に示すセンサーの変形例を示す斜視図、
【図4】ねじり振動を生じるセンサーの実施の形態を示
す斜視図、
す斜視図、
【図5】(A)(B)は、図4に示すセンサーの駆動手
段である圧電振動子を示す斜視図、
段である圧電振動子を示す斜視図、
【図6】図4に示すセンサーの動作原理の説明図、
【図7】円運動を用いたセンサーの基本的な実施の形態
を示すものであり、(A)は原理を示す斜視図、(B)
は動作原理の説明図、
を示すものであり、(A)は原理を示す斜視図、(B)
は動作原理の説明図、
【図8】円運動を用いたセンサーの具体的な構造を示す
斜視図、
斜視図、
【図9】図8の検出手段が接続される検出回路図、
1 測定部材 1a 弾性腕 1c 頭部 2 支持体 3 検出手段 4a,4b ねじり振動する測定部材 4a1,4b1 弾性腕 4a3,4b3 頭部 5a,5b 駆動手段となる圧電振動子 11 測定部材 12 固定部 13 支持部材 15a,15b 駆動手段となる圧電素子 17a,17b,17c,17d 検出電極 18 電源 U 外力により測定部材に与えられる速度成分 Fc,Fc1,Fc2 コリオリ力
Claims (7)
- 【請求項1】 所定質量の測定部材に回転を与える駆動
手段と、回転が与えられている前記測定部材に外力が与
えられて前記測定部材が前記回転に対して相対的な速度
成分を持ったときに、この速度成分と前記回転の角速度
とに基づいて前記測定部材に生じる変位を検出する検出
手段と、が設けられていることを特徴とするセンサー。 - 【請求項2】 弾性材料で形成された軸状の測定部材
と、前記測定部材に対しこの測定部材の中心軸回りまた
は中心軸と平行な軸回りに回転を与える駆動手段と、回
転が与えられている前記測定部材に外力が与えられて前
記測定部材が前記回転に対して相対的な速度成分を持っ
たときに、この速度成分と前記回転の角速度に基づいて
前記測定部材に生じる曲げ変形を検出する検出手段と、
が設けられていることを特徴とするセンサー。 - 【請求項3】 駆動手段によって、測定部材に対しその
回転方向が交互に変化する回転が与えられ、前記速度成
分と角速度に基づいて測定部材が曲げ振動を発生する請
求項2記載のセンサー。 - 【請求項4】 弾性材料で形成された軸状の測定部材
と、前記測定部材に対しねじり振動を与える駆動手段
と、ねじり振動している前記測定部材に外力が与えられ
て前記測定部材が前記ねじり振動に対して相対的な速度
成分を持ったときに、この速度成分とねじり振動の角速
度とに基づいて前記測定部材に対し作用する曲げ振動を
検出する検出手段と、が設けられていることを特徴とす
るセンサー。 - 【請求項5】 測定部材のねじり振動による共振周波数
と、曲げ振動による共振周波数とがほぼ同じである請求
項4記載のセンサー。 - 【請求項6】 所定の質量の測定部材と、この測定部材
を支持する支持部材と、この支持部材を介して前記測定
部材に円運動を与える駆動手段と、円運動している前記
測定部材に外力が与えられて前記測定部材が前記円運動
に対して相対的な速度成分を持ったときに、この速度成
分と前記円運動の角速度とに基づいて前記測定部材に生
じる変位を検出する検出手段と、が設けられていること
を特徴とするセンサー。 - 【請求項7】 測定部材が移動体に設けられ、この移動
体の加速度または移動体の移動に基づく慣性力が、測定
部材に対して外力として作用する請求項1ないし6のい
ずれかに記載のセンサー。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8239551A JPH1089967A (ja) | 1996-07-26 | 1996-09-10 | センサー |
| DE19732131A DE19732131C2 (de) | 1996-07-26 | 1997-07-25 | Sensor zum Erfassen einer Relativgeschwindigkeitskomponente |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-197620 | 1996-07-26 | ||
| JP19762096 | 1996-07-26 | ||
| JP8239551A JPH1089967A (ja) | 1996-07-26 | 1996-09-10 | センサー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1089967A true JPH1089967A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=26510473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8239551A Withdrawn JPH1089967A (ja) | 1996-07-26 | 1996-09-10 | センサー |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1089967A (ja) |
| DE (1) | DE19732131C2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6520028B1 (en) * | 2000-11-28 | 2003-02-18 | Micro Motion, Inc. | Gyroscopic mass flowmeter |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH359552A (de) * | 1957-07-20 | 1962-01-15 | Boelkow Entwicklungen Kg | Mess- und Regeleinrichtung für sehr kleine Geschwindigkeiten |
-
1996
- 1996-09-10 JP JP8239551A patent/JPH1089967A/ja not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-07-25 DE DE19732131A patent/DE19732131C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE19732131C2 (de) | 1999-10-07 |
| DE19732131A1 (de) | 1998-01-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |