JPH109012A - 内燃機関の電子スロットル制御装置 - Google Patents

内燃機関の電子スロットル制御装置

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JPH109012A
JPH109012A JP8159316A JP15931696A JPH109012A JP H109012 A JPH109012 A JP H109012A JP 8159316 A JP8159316 A JP 8159316A JP 15931696 A JP15931696 A JP 15931696A JP H109012 A JPH109012 A JP H109012A
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JP
Japan
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accelerator
reference value
accelerator operation
throttle
internal combustion
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Application number
JP8159316A
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English (en)
Inventor
Koichi Kamado
孝一 釜洞
Masaomi Inoue
正臣 井上
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者の加速に対する要求(アクセルペダル
の踏み方)を満たすようにスロットル開度の制御特性を
自動的に変更できるようにする。 【解決手段】 対数正規確率紙上にプロットした最大ア
クセル速度の分布は1つの変曲点で屈曲する直線で近似
され、その変曲点より最大アクセル速度が小さい領域
が、運転者が緩やかな加速を要求している領域となり、
変曲点より最大アクセル速度が大きい領域が、運転者が
加速レスポンスを要求している領域となる。そこで、こ
の分布の変曲点を基準値として学習し、検出したアクセ
ル速度を基準値と比較し、その比較結果に応じてスロッ
トル開度の制御特性を変更する。これにより、運転者の
加速に対する要求(アクセルペダルの踏み方)を満たす
ようにスロットル開度の制御特性を自動的に変更できる
と共に、車両の製造ばらつきに左右されない安定したス
ロットル制御を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクセル操作に応
じてスロットルバルブをモータ等で駆動してスロットル
開度を電気的に制御するようにした内燃機関の電子スロ
ットル制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な電子スロットル制御装置
は、アクセルペダルの踏込量をアクセルセンサにより検
出し、その検出値に応じて目標スロットル開度を設定し
て、スロットルバルブをモータ等で駆動し、アクセル操
作に対して追従性よくスロットル開度を目標スロットル
開度に一致させるようにしている。このものでは、運転
者が急加速しようとして急激にアクセルペダルを踏み込
んだ時に、それに即座に追従させてスロットル開度を急
激に増大させると、トルクショックを発生して不快な車
両振動を発生することが知られている。
【0003】これを解消するために、特開昭61−17
1846号公報に示すように、アクセル速度(アクセル
ペダルを踏み込む速度)を予め設定された基準値と比較
して急加速であるか否かを判定し、急加速時には、アク
セル速度に対するスロットル開度の変化を小さくするよ
うにスロットル開度の制御特性を補正するようにしたも
のがある。また、特開昭61−25937号公報に示す
ように、スロットル全閉付近から急加速するときに発生
する車両振動を防止するために、スロットル全閉付近か
ら加速するときに、アクセル操作に対して所定の遅れを
もたせて目標スロットル開度を設定し、アクセル操作に
対してスロットル開度を遅らせて変化させるようにした
ものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、運転者が急
加速したくてアクセルペダルを大きく踏み込んだときに
スロットル開度の変化を小さくしたり遅らせることは、
加速を遅くする結果となるため、必要最小限にとどめる
必要がある。しかしながら、上記いずれの公報のシステ
ムでも、加速時にスロットル開度の制御特性を補正する
ための判断基準が固定されているため、車両の製造ばら
つきによる特性のずれに対処できない。このため、本来
ならば、あまり車両振動の発生しない運転領域で、運転
者の要求に反して加速を遅くしてしまうおそれがある。
また、車両の製造ばらつきを上述したスロットル制御特
性補正の判断基準に反映させようとすると、膨大な適合
工数を要したり、制御プログラムに多数の条件判別ステ
ップや多数のマップを追加する必要があり、その分、R
OM容量を増加させる必要があり、コストアップの要因
となる。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、車両の製造ばらつき
に左右されない安定したスロットル制御を実現できると
共に、運転者の加速に対する要求(アクセルペダルの踏
み方)を満たすようにスロットル開度の制御特性を自動
的に変更でき、しかも、車両の製造ばらつきを吸収する
ための適合工数やROM容量を少なくできる内燃機関の
電子スロットル制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の内燃機関の電子スロットル制御
装置では、運転者が行った過去のアクセル操作の態様を
示す物理量の分布(以下「アクセル操作統計データ分
布」という)を判定し、アクセル操作に対するスロット
ル開度の制御特性を前記アクセル操作統計データ分布に
応じて制御特性変更手段により変更する。
【0007】運転者の気質によってアクセルペダルの踏
み方が異なるが、同じ運転者でも、加速が悪い車を運転
すれば、アクセルペダルの踏込量が大きくなる傾向を示
し、反対に、加速が良い車を運転すれば、アクセルペダ
ルの踏込量が少なくなる傾向を示す。従って、本発明の
ように、運転者が行った過去のアクセル操作の態様を示
す物理量の分布(アクセル操作統計データ分布)を判定
すれば、車両の製造ばらつきと運転者の加速に対する要
求との双方を同時に考慮したアクセル操作の傾向を判定
できる。よって、このアクセル操作統計データ分布に応
じてスロットル開度の制御特性を変更すれば、車両の製
造ばらつきに左右されない安定したスロットル制御を実
現できると共に、運転者の加速に対する要求(アクセル
ペダルの踏み方)を満たすようにスロットル開度の制御
特性を自動的に変更できる。しかも、車両の製造ばらつ
きを吸収するための特別な処理が不要であるため、適合
工数やROM容量を少なくでき、コスト的にも有利であ
る。
【0008】この場合、請求項2のように、前記アクセ
ル操作の態様を示す物理量として、アクセル操作時のア
クセル速度、アクセル加速度、アクセル踏込量の少なく
とも1つを用いれば良い。アクセル速度、アクセル加速
度、アクセル踏込量は、いずれも、運転者の加速に対す
る要求を示す指標となる。
【0009】また、今回のアクセル操作の態様を示す物
理量を所定の基準値と比較してスロットル開度の制御特
性を変更するか否かを判定する場合には、請求項3のよ
うに基準値をアクセル操作統計データ分布に基づいて学
習手段により学習補正するようにすれば良い。これによ
っても、アクセル操作統計データ分布に応じてスロット
ル開度の制御特性を変更することができる。
【0010】この場合、請求項4のように、基準値の学
習は、基準値をアクセル操作統計データ分布の変曲点に
一致させるように学習補正することが好ましい。つま
り、図8に示すように、アクセル操作統計データ分布
(アクセル速度分布)の変曲点を境にして、運転者が加
速レスポンスを要求している領域と、緩やかな加速を要
求している領域とに区分されるため、この分布の変曲点
に基準値を一致させるように学習補正すれば、運転者の
加速に対する要求をスロットル制御に正確に反映させる
ことができる。
【0011】また、請求項5のように、アクセル操作統
計データ分布に応じて変化する物理量を基準値として設
定し、今回のアクセル操作の態様を示す物理量を前記基
準値と比較して前記スロットル開度の制御特性を変更す
るか否かを判定するようにしても良い。このようにして
も、アクセル操作統計データ分布に応じてスロットル開
度の制御特性を変更することができる。
【0012】この場合、請求項6のように、前記基準値
を設定する前記物理量として、アクセル操作統計データ
分布の変曲点、標準偏差、中央値の少なくとも1つを用
いるようにすれば良い。このアクセル操作統計データ分
布の変曲点、標準偏差、中央値は、いずれも、アクセル
操作統計データ分布の特徴を表す指標となる。
【0013】或は、請求項7のように、前記基準値を設
定する前記物理量として、前記アクセル操作統計データ
分布における累積頻度が所定%になる量を用いるように
しても良い。累積頻度が所定%になる量も、アクセル操
作統計データ分布の特徴を表す指標となる。
【0014】また、請求項8のように、今回のアクセル
操作の態様を示す物理量が前記基準値以下の場合に、そ
れ以外の場合と比較してスロットルバルブの駆動速度を
緩やかにする制御特性に変更することが好ましい。この
ようにすれば、運転者が緩やかな加速を要求している領
域で、確実にスロットルバルブの駆動速度を緩やかにす
ることができ、トルク変動の抑えられた滑らかな加速が
可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
《実施形態(1)》以下、本発明の実施形態(1)を図
1乃至図10に基づいて説明する。まず、図1に基づい
て内燃機関11の制御システム全体の概略構成を説明す
る。内燃機関11の吸気管12の上流側にはエアクリー
ナ13が装着され、その下流側に吸気量Ga を測定する
エアフローメータ14が設置され、更にその下流側にス
ロットルバルブ15が設けられている。このスロットル
バルブ15の回転軸には電磁クラッチ16を介してDC
モータ17(スロットル駆動手段)が連結され、DCモ
ータ17の駆動力によってスロットルバルブ15の開度
(スロットル開度)が制御され、このスロットル開度が
スロットルセンサ18によって検出される。
【0016】スロットルバルブ15を通過した吸入空気
を内燃機関11の各気筒に導入する吸気マニホールド1
9には、インジェクタ20が取り付けられ、また、内燃
機関11の各気筒のシリンダヘッドには点火プラグ21
が取り付けられている。内燃機関11のクランク軸22
に嵌着されたシグナルロータ23の外周に対向してクラ
ンク角センサ24が取り付けられ、このクランク角セン
サ24から出力されるパルス状の機関回転数信号Neが
電子制御ユニット(ECU)25に取り込まれ、機関回
転数信号Neのパルス間隔によって機関回転数が検出さ
れる。
【0017】一方、アクセルペダル26の踏込量(アク
セル開度Ap)がアクセルセンサ27によって検出さ
れ、アクセル開度Apに応じた電圧信号が電子制御ユニ
ット25にA/D変換器28を介して取り込まれる。エ
アフローメータ14で検出した吸気量Ga やスロットル
センサ18で検出したスロットル開度TAの各電圧信号
も、電子制御ユニット25にA/D変換器28を介して
取り込まれる。
【0018】この電子制御ユニット25は、CPU2
9、ROM30、RAM31等を備えたマイクロコンピ
ュータを主体として構成され、ROM30に格納されて
いる内燃機関制御用の各種プログラムをCPU29で実
行することで、点火プラグ21の点火時期を制御すると
共に、インジェクタ駆動回路45を介してインジェクタ
20に与える噴射パルスを制御し、燃料噴射量を制御す
る。更に、この電子制御ユニット25は、アクセルペダ
ル26が全閉位置から踏み込まれた時に、電磁クラッチ
駆動回路46を介して電磁クラッチ16を接続(ON)
すると共に、アクセル操作量Apに応じてドライバ32
を介してDCモータ17を制御し、その駆動力によって
スロットル開度TAを調整する。
【0019】次に、図2に基づいて電子スロットルシス
テムの構成を説明する。アクセルペダル26は、ワイヤ
33を介してアクセルレバー34に連結されている。こ
のアクセルレバー34は、アクセルリターンスプリング
35,36によって図示下方(アクセル閉鎖方向)に付
勢されている。そして、アクセルペダル26を操作しな
い状態(アクセルOFF)では、アクセルレバー34は
アクセルリターンスプリング35,36によってアクセ
ル全閉ストッパ37に当接した状態に保持される。機関
運転中は、アクセルレバー34の位置がアクセルセンサ
27によってアクセル操作量Apとして検出される。
【0020】一方、スロットルバルブ15の回動軸には
バルブレバー38が連結され、このバルブレバー38が
退避走行用スプリング39によって図示上方(スロット
ルバルブ15の開放方向)に付勢されている。DCモー
タ17とスロットルバルブ15との間に介在された電磁
クラッチ16が切られているとき(クラッチOFF時)
には、図2(b)に示すように、退避走行用スプリング
39によってバルブレバー38が中間レバー40に当接
した状態に保持される。この中間レバー40は、バルブ
リターンスプリング41によって図示下方(スロットル
バルブ15の閉鎖方向)に付勢されている。
【0021】このバルブリターンスプリング41の引張
力は退避走行用スプリング39の引張力よりも大きく設
定されている。従って、電磁クラッチ16が切られてい
るとき(クラッチOFF時)には、図2(b)に示すよ
うに、バルブリターンスプリング41の引張力が退避走
行用スプリング39の引張力に打ち勝って、中間レバー
40が中間ストッパ42に当接した状態に保持され、そ
れによって、スロットルバルブ15の開度が中間ストッ
パ42で規制される開度(約3deg)に保持される。
【0022】一方、電磁クラッチ16が接続されている
とき(クラッチON時)には、アクセルペダル26の操
作に応じてDCモータ17を正転又は逆転させてスロッ
トルバルブ15の開度を調整し、そのときのスロットル
バルブ15の開度(スロットル開度)TAがスロットル
センサ18によって検出される。この際、スロットル開
度TAを開く場合には、DCモータ17を正回転させ
て、図2(a)に示すようにバルブレバー38がバルブ
リターンスプリング41の引張力に抗して中間レバー4
0を押し上げながら、スロットルバルブ15の開度を開
く方向に駆動する。これとは逆に、スロットル開度TA
を閉じる場合には、DCモータ17を逆回転させてバル
ブレバー38を下降させながらスロットルバルブ15を
閉じる方向に駆動し、スロットルバルブ15を全閉スト
ッパ位置(スロットル開度=0deg)まで閉じたとき
に、バルブレバー38がスロットル全閉ストッパ43に
突き当たって、それ以上の回動が阻止される。
【0023】内燃機関11の運転中に、アクセルペダル
26を操作すると、電子制御ユニット25は、後述する
ようにして目標開度TTAを演算し、スロットル開度T
Aを目標開度TTAに一致させるようにスロットルセン
サ18の出力信号に基づいてフィードバック制御する。
以下、この電子制御ユニット25によるスロットル制御
のための各処理について説明する。
【0024】図3に示すメインルーチンは、イグニッシ
ョンスイッチ(図示せず)のON後に、電子制御ユニッ
ト25によって例えば4msの周期にて繰り返し実行さ
れる。このメインルーチンの処理が開始されると、まず
ステップ101で、イニシャルチェック(初期化処理)
を実行する。このイニシャルチェックでは、電気系統各
部の通信異常の有無についてのチェックやRAM31の
初期値のミラーチェック等が行われる。この後、ステッ
プ102で、上述した各種センサやスイッチからの信号
を読み込み、次のステップ103で、上記各種の信号に
基づいて非線形制御ルーチンを実行し、図4に示すマッ
プを用いて、アクセル開度Apに対して非線形に制御す
るスロットルバルブ15の目標開度TACCを演算す
る。
【0025】この後、ステップ104で、トラクション
制御ルーチンを実行し、車両のトラクション制御量に応
じたスロットルバルブ15の目標開度TTRCを演算す
る。そして、次のステップ105で、定速走行制御ルー
チンを実行し、定速走行制御モード移行時のスロットル
バルブ15の初期開度を演算すると共に、車速センサ
(図示せず)を通じて検出される車両の実車連を目標車
速に一致させるためのスロットルバルブ15の目標開度
TCRCを演算する。
【0026】次のステップ106では、アイドル回転数
制御(ISC)ルーチンを実行し、アイドル時における
スロットルバルブ15の目標開度TIDLを演算する。
この後、ステップ107で、フェイル制御ルーチンを実
行し、例えば電磁クラッチ16の固着フェイル又はリタ
ーンスプリング41切損時等、モータ17の制御により
退避走行する場合のスロットルバルブ15の開度、すな
わちフェイル時のスロットルバルブ15の目標開度TF
AILを演算する。
【0027】この後、ステップ108で、図5に示す運
転者要求判定に基づく非線形制御ルーチンを実行し、ア
クセル速度を後述する基準値と比較することで、運転者
の要求(例えば滑らかな走行をしたいとか、速い加速を
したい等)を判定し、運転者の要求に応じてスロットル
開度の制御特性を変更して、運転者要求判定に応じた非
線形目標開度TACCを演算する。
【0028】この後、ステップ109にて、上述したス
テップ103〜107で演算した非線形制御、トラクシ
ョン制御、定速走行制御、1SC制御、フェイル制御、
及び運転者要求判定による各目標開度に基づいて最終目
標開度TTAを次の(1)〜(5)の手順で演算する。
【0029】(1)非線形目標開度TACCと定速走行
目標開度TCRCとを比較して大きい方を選択する。 (2)この選択値とトラクション目標開度TTRCとを
比較して小さい方を選択する。 (3)この選択値とフェイル目標開度TFAILとを比
較して小さい方を選択する。 (4)定速走行制御、トラクション制御、フェイル制御
が実行されない場合には、ステップ103の非線形制御
による非線形目標開度TACCに代えて、ステップ10
8の運転者要求判定に応じた非線形目標開度TACCを
選択する。 (5)上記(1)〜(4)で選択された目標開度にIS
C目標開度TIDLを加算して最終目標開度TTAを算
出する。
【0030】この後、ステップ110で、予め設定され
た開度−電圧変換マップに基づいて上記ステップ109
で求めた最終目標開度TTAを目標電圧TTPに変換す
る。この後、ステップ111で、目標電圧TTPとスロ
ットルセンサ18の出力電圧TAとを比較し、その偏差
を小さくすべく、比例(P)・積分(I)・微分(D)
処理をしてDCモータ17の駆動量(制御量)を演算す
る。
【0031】そして、次のステップ112で、上記駆動
量をデューティ比信号に変換し、このデューティ比信号
をドライバ32を介してDCモータ17に印加するPW
M出力処理を行う。これにより、スロットルバルブ15
は、DCモータ17の駆動によって、上記目標電圧TT
Pにより指令される開度にフィードバック制御されるこ
ととなる。このフィードバック制御中は、電磁クラッチ
16がON状態に保持される。
【0032】次に、上記ステップ108で実行される運
転者要求判定に基づく非線形制御ルーチンを図5を参照
して説明する。本ルーチンでは、まずステップ121
で、アクセル操作の態様を示す物理量としてアクセル速
度を検出する。このアクセル速度の検出は、図3のメイ
ンルーチンの実行周期(4ms)よりも長いスパン(例
えば16ms)でアクセル開度の変化量を検出して行
う。そして、次のステップ122で、アクセル速度を後
述するステップ127で学習補正された基準値と比較し
て、運転者の要求(例えば滑らかな走行をしたいとか、
速い加速をしたい等)を判定し、その判定結果に応じて
次のようにして非線形目標開度TACCを設定する。
【0033】(1)アクセル速度<0の場合、つまりア
クセル開度が小さくなる方向に変化している場合には、
ステップ123に進み、図4に示す非線形特性を変更せ
ず、図3のステップ103で求めた非線形目標開度TA
CCをそのまま採用する。
【0034】(2)0≦アクセル速度≦基準値の場合、
つまり運転者が緩やかな加速を要求している場合には、
ステップ124に進み、上記(1)の場合と同じく、図
4に示す非線形特性を変更せず、図3のステップ103
で求めた非線形目標開度TACCを採用し、次のステッ
プ125で、この非線形目標開度TACCを次式により
なまし処理する。
【0035】TACC(i) =TACC(i-1) +{TAC
C(i) −TACC(i-1) }/64 このなまし処理により、非線形目標開度TACCの変化
が滑らかになり、緩やかな加速が得られる。上式は、1
/64なまし式であるが、例えば1/32なまし、1/
128なまし等、なまし係数は適宜設定すれば良い。
【0036】(3)アクセル速度>基準値の場合、つま
り運転者が加速レスポンスを要求している場合には、ス
テップ126に進み、図4に示す非線形特性を変更し、
アクセル開度に対する非線形目標開度TACCを図4よ
りも増加させる(増加割合は低開度領域で大きくなるよ
うに設定されている)。これにより、アクセル踏込みに
対するスロットル開度の動きが速くなり、アクセル踏込
みに対するレスポンスの良い速い加速が得られる。この
場合、図4に示す非線形特性で求めた非線形目標開度T
ACCに定数K(K>1)を乗算することで、非線形目
標開度TACCを変更するようにしても良い。
【0037】以上説明したステップ122〜126の処
理が特許請求の範囲でいう制御特性変更手段として機能
する。
【0038】上記ステップ123,125,126のい
ずれかの処理を行った後、ステップ127に進み、図6
及び図7に示す基準値学習ルーチンを実行する。この基
準値学習ルーチンでは、まずステップ131で、最大ア
クセル速度PAMAXを検出する。この最大アクセル速
度PAMAXの検出は、例えば走行モード毎(発進加速
毎や追越加速毎等)に行う。この後、ステップ132
で、それまでに統計した最大アクセル速度PAMAXの
累積50%点の値PAMAX50、累積15%点の値PA
MAX15、累積最小%点の値PAMAXmin を検出す
る。
【0039】ここで、PAMAX50、PAMAX15、P
AMAXmin について図8を用いて説明する。図8は、
運転者が行ったアクセル操作の最大アクセル速度PAM
AXの分布(特許請求の範囲でいうアクセル操作統計デ
ータ分布に相当)を対数正規確率紙上に示したグラフで
ある。このグラフの横軸は対数目盛で最大アクセル速度
PAMAXを示し、縦軸は正規確率目盛で累積頻度を示
している。一般に、最大アクセル速度PAMAXの分布
は、1つの変曲点で屈曲する直線で近似され、その変曲
点より最大アクセル速度PAMAXが小さい領域が、運
転者が緩やかな加速を要求している領域となり、変曲点
より最大アクセル速度PAMAXが大きい領域が、運転
者が加速レスポンスを要求している領域となる。一般的
な運転者では変曲点の累積頻度は30%前後となるが、
運転者の運転気質によってこの変曲点はずれる。PAM
AX50、PAMAX15、PAMAXmin は、それぞれ累
積50%、15%、最小%(例えば1%)の点の最大ア
クセル速度であり、これら累積50%、15%、最小%
の点は、それぞれの点の縦軸方向の間隔がほぼ等間隔に
なる点として選択されている。
【0040】PAMAX50、PAMAX15、PAMAX
min を検出する処理は、図9に示すPAMAX累積n%
点検出ルーチンによって次のように行われる。まず、ス
テップ161で、今回の最大アクセル速度PAMAXを
前回の累積n%点の値PAMAXn ( n=50、15、min
)と比較し、PAMAX>PAMAXn の場合には、
ステップ162に進み、前回のPAMAXn から定数β
3 を加算した値を新たなPAMAXn とする。PAMA
X<PAMAXn の場合には、ステップ163に進み、
前回のPAMAXn に定数β4 を差し引いた値を新たな
PAMAXn とする。PAMAX=PAMAXn の場合
には、前回のPAMAXn をそのまま採用する。尚、β
3 、β4 はPAMAXn の更新値が累積n%点の値とな
るように設定する。例えば、n=50%の場合には、β
3 =β4 =Δ(例えば1)と設定すれば良い。
【0041】このような処理により累積n%点の値PA
MAXn を検出した後、図6のステップ133に進ん
で、第1の判定値PAL (図10参照)を更新する毎に
カウントアップする基準値更新カウンタCAdp が所定値
α1 を越えたか否かを判定し、CAdp ≦α1 の場合には
ステップ134に進み、第1のカウンタCLow 又は第2
のカウンタCHighを更新する毎にカウントアップする変
曲点更新カウンタCBRKが所定値α2 を越えたか否かを
判定する。また、CBRK ≦α2 の場合には、ステップ1
35に進み、最大アクセル速度PAMAXを、変曲点を
判定するための第1の判定値PAL と比較し、PAMA
X≦PAL の場合には、ステップ136に進み、第1の
カウンタCLow をカウントアップしてステップ137に
進む。一方、PAMAX>PAL の場合には、第1のカ
ウンタCLow をカウントアップせずにステップ137に
進む。
【0042】このステップ137では、第2の判定値P
AH を次式により算出し、PAH ≦PAMAXであるか
否かを判定する。 PAH =PAMAX50・(PAMAX50/PAL ) 上式は、それぞれの値を対数変換せずに算出する場合の
式であるが、各値を対数変換してから次式により計算し
ても良い。 PAH =PAMAX50+(PAMAX50−PAL )
【0043】この式から明らかなように、PAH >PA
MAX50>PAL の関係になっており、しかも、図10
(a)に示すように、PAH 、PAMAX50、PAL の
各点は、対数目盛の横軸方向の間隔が同一になってい
る。
【0044】そして、PAMAX≦PAH の場合には、
ステップ138に進み、第2のカウンタCHighをカウン
トアップして、次のステップ151で、変曲点更新カウ
ンタCBRK をカウントアップしてから本ルーチンを終了
する。そして、PAMAX>PAH の場合には、第2の
カウンタCHighをカウントアップせずに、ステップ15
1で、変曲点更新カウンタCBRK をカウントアップして
から本ルーチンを終了する。
【0045】その後、前述したステップ134で、変曲
点更新カウンタCBRK が所定値α2を越えたと判定され
ると、ステップ139に進み、第2のカウンタCHighと
第1のカウンタCLow とを比較する。ここで、変曲点が
PAL 又はPAH と一致するまでは、CHigh>CLow と
なり(但し変曲点がPAL とPAH との間に存在する場
合)、ステップ140に進んで、第1の判定値PAL に
所定値β1 を加算した値を新たな第1の判定値PAL と
する。一方、CHigh≦CLow の場合には、ステップ14
1に進んで、第1の判定値PAL から所定値β1 を減算
した値を新たな第1の判定値PAL とする。ステップ1
40又はステップ141の終了後にステップ152に進
み、CBRK ,CHigh,CLow をクリアし、更に、CAdp
をインクリメントする。
【0046】以上説明したステップ131〜141の処
理を何回も繰り返すことによって、第1の判定値PAL
又は第2の判定値PAH を変曲点と一致させる。
【0047】その後、前述したステップ133で、基準
値更新カウンタCAdp が所定値α1を越えたと判定され
ると、図7のステップ142に進み、次式の関係を満た
すか否かを判定する。 PAMAX50/PAMAX15>PAMAX15/PAMA
Xmin +γ
【0048】上式において、γは比較結果に幅(余裕
度)を持たせる目的で付加する定数である。上式は、そ
れぞれの値を対数変換せずに算出する場合の式である
が、各値を対数変換してから次式により判定しても良
い。 PAMAX50−PAMAX15>PAMAX15−PAMA
Xmin +γ’
【0049】上式を満たす場合には、ステップ143に
進み、基準値を第1の判定値PALと比較し、基準値>
PAL の場合には、ステップ144に進み、学習値BR
Kから所定値β2 を減算した値で学習値BRKを更新
し、基準値≦PAL の場合にはステップ145に進み、
学習値BRKに所定値β2 を加算した値で学習値BRK
を更新する。
【0050】また、上記ステップ142で「No」と判
定された場合には、ステップ146に進み、基準値を第
2の判定値PAH と比較し、基準値>PAH の場合に
は、ステップ147に進み、学習値BRKから所定値β
2 を減算した値で学習値BRKを更新し、基準値≦PA
H の場合には、ステップ148に進み、学習値BRKに
所定値β2 を加算した値で学習値BRKを更新する。
【0051】以上の処理により学習値BRKを更新した
後、ステップ149に進み、予め設定されている基準値
の初期値PALEVに学習値BRKを加算して基準値を
更新する。これにより、図10(b)に示すように、基
準値を分布の変曲点(PAL又はPAH )に一致させ
る。そして、次のステップ150で、前述したCAdp を
クリアして本ルーチンを終了する。以上説明した基準値
学習ルーチンは特許請求の範囲でいう学習手段として機
能する。
【0052】図8に示すように、最大アクセル速度の分
布の変曲点を境にして、運転者が加速レスポンスを要求
している領域と、緩やかな加速を要求している領域とに
区分されるため、上述した基準値学習ルーチンによって
基準値を分布の変曲点に一致させるように学習補正すれ
ば、運転者の加速に対する要求をスロットル制御に正確
に反映させることができる。しかも、最大アクセル速度
の分布は、車両の製造ばらつきも反映しているので、基
準値をこの分布の変曲点に応じて設定することで、車両
の製造ばらつきに左右されない安定したスロットル制御
を実現できると共に、車両の製造ばらつきを吸収するた
めの特別な処理が不要であり、適合工数やROM容量を
少なくでき、コスト的にも有利である。
【0053】《実施形態(2)》この実施形態(2)で
は、前述した図6及び図7の基準値学習ルーチンに代え
て、図11の基準値学習ルーチンを次のように実行す
る。まず、ステップ201で、例えば走行モード毎(発
進加速毎や追越加速毎等)に最大アクセル速度PAMA
Xを検出する。この後、ステップ202で、それまでに
統計した最大アクセル速度PAMAXの累積n%点の値
PAMAXn を検出する。ここで、検出する累積n%点
は、例えば最大%点、95%点、85%点、70%点、
50%点、30%点、15%点、5%点、最小%点であ
り、それぞれの点の縦軸方向の間隔がほぼ等間隔になる
点が選択されている。
【0054】そして、次のステップ203では、 Δ=(PAMAXn −PAMAXn-1 )−(PAMAX
n-1 −PAMAXn-2 ) が最大になるnを検出し、そのnをnBRK とする。ここ
で、上記Δが最大になるn点は、図12に示すように、
n点とn−1点との間に分布の変曲点が存在する点であ
る。従って、Δが最大になるn点(=nBRK 点)を検出
することで、変曲点の位置を絞り込むことができる。こ
の場合、変曲点の検出精度を高めるには、n点とn−1
点との間隔を狭くする必要があり、そのためにはステッ
プ202の検出点数を多くする必要がある。
【0055】この後、ステップ204において、基準値
をPAMAXnBRKと比較し、基準値>PAMAXnBRKの
場合には、ステップ205に進み、学習値BRKから所
定値β2 を減算した値で学習値BRKを更新して、ステ
ップ208に進む。これに対し、基準値≦PAMAXnB
RKの場合には、ステップ206に進み、基準値をPAM
AXnBRK-1と比較し、基準値<PAMAXnBRK-1の場合
には、ステップ207に進み、学習値BRKに所定値β
2 を加算した値で学習値BRKを更新して、ステップ2
08に進む。また、PAMAXnBRK-1≦基準値≦PAM
AXnBRKの場合には、学習値BRKを更新せずにステッ
プ208に進む。
【0056】このステップ208では、予め設定されて
いる基準値の初期値PALEVに学習値BRKを加算し
て基準値を更新して本ルーチンを終了する。このような
処理を繰り返すことで、基準値を分布の変曲点にほぼ一
致させる。
【0057】以上説明した図11の基準値学習ルーチン
は、図6及び図7の基準値学習ルーチンと比較してプロ
グラムのステップ数が少なく、基準値を速く学習できる
利点がある。
【0058】《実施形態(3)》この実施形態(3)で
は、前述した図11の基準値学習ルーチンに代えて、図
13の基準値学習ルーチンを用いる。図13の基準値学
習ルーチンは、図11のステップ204〜208の処理
をステップ210に置き換えたものである。つまり、図
13の基準値学習ルーチンでは、ステップ201〜20
3で、最大アクセル速度PAMAXの検出、累積n%点
PAMAXn の検出、分布の変曲点の存在範囲(PAM
AXnBRK,PAMAXnBRK-1)の検出を行う。そして、
変曲点がPAMAXnBRKとPAMAXnBRK-1との間に位
置することを考慮し、ステップ204で、PAMAXnB
RKとPAMAXnBRK-1の平均値を算出して、それを基準
値(=変曲点)とする。
【0059】このようにすれば、学習処理のためのプロ
グラムのステップ数が図11よりも更に少なくなり、基
準値の学習スピードを更に速くすることができる。
【0060】《実施形態(4)》上述した実施形態
(1)〜(3)では、いずれも、基準値をアクセル速度
分布の変曲点に一致させるように学習するようにしてい
る。
【0061】これに対し、図14及び図15に示す実施
形態(4)では、一般的な運転者について統計したアク
セル速度分布の変曲点の位置が累積30%前後となる点
に着目し、累積30%点の値PAMAX30を基準値とす
る。この処理は、図14の基準値学習ルーチンによって
次のように実行される。
【0062】まず、ステップ301で、例えば走行モー
ド毎(発進加速毎や追越加速毎等)に最大アクセル速度
PAMAXを検出する。この後、ステップ302で、そ
れまでに統計した最大アクセル速度PAMAXの累積3
0%点の値PAMAX30を検出する。次のステップ30
3で、最大アクセル速度PAMAXの標準偏差PASG
Mを検出した後、ステップ304で、最大アクセル速度
PAMAXの累積30%点の値PAMAX30を基準値と
して設定する。尚、ステップ303で求められた標準偏
差PASGMは、図15の運転者要求判定に基づく非線
形制御ルーチンにおいて非線形特性を変更する制御特性
にヒステリシスを持たせるために用いられる。
【0063】一方、図15の運転者要求判定に基づく非
線形制御ルーチンは、図5のルーチンと基本的に同じで
あり、図5と同じ処理を行うステップについては同じ番
号を付して詳細な説明を省略する。本ルーチンでは、ス
テップ121でアクセル速度を検出した後、ステップ1
21aで、ヒステリシスフラグFLAGが「1」にセッ
トされているか否かを判定する。ここで、FLAG=0
の場合には、ステップ122に進み、アクセル速度を基
準値と比較し、FLAG=1の場合には、ステップ12
2aに進み、アクセル速度を基準値+PASGMと比較
する。つまり、基準値+PASGMを新たな基準値と見
なして、アクセル速度と比較することで、ヒステリシス
を持たせる。そして、上記ステップ121a又は122
aの判定結果によってステップ123,124,126
のいずれに進むか決定し、非線形特性を変更し、或は変
更せずに、非線形目標開度TACCを設定する。
【0064】そして、ステップ126又は123を実行
した場合には、ヒステリシスフラグFLAGを「0」に
リセットし、ステップ124,125を実行した場合に
は、ヒステリシスフラグFLAGを「1」にセットす
る。
【0065】以上説明した実施形態(4)では、一般的
な運転者ではアクセル速度分布の変曲点の位置が累積3
0%前後となる点に着目し、累積30%点の値PAMA
X30を基準値としたので、処理を一層簡略化できる利点
がある。但し、本発明は、累積30%以外の点、例えば
累積25%、累積35%、累積40%等の点の値PAM
AXn を基準値としても良い。
【0066】また、実施形態(4)では、制御特性にヒ
ステリシスを設定するデータとしてアクセル速度分布の
標準偏差PASGMを用いているので、アクセル速度分
布に応じた精度の良いヒステリシスを設定できる利点も
ある。但し、本発明は、このヒステリシスを予め設計段
階で適当な値に設定しても良い。
【0067】《実施形態(5)》上述した実施形態
(1)〜(4)では、アクセル操作の態様を示す物理量
としてアクセル速度を用いているが、アクセル加速度や
アクセル踏込量を用いても良い。この実施形態(5)で
は、図16の運転者要求判定に基づく非線形制御ルーチ
ンにおいて、アクセル操作の態様を示す物理量としてア
クセル速度PAの他、アクセル加速度DPAやアクセル
踏込量ΔPAも用いて、非線形特性の変更の有無を判定
する。
【0068】図16のルーチンでは、まずステップ12
1で、アクセル速度PAを検出し、続くステップ121
b,121cで、アクセル加速度DPAとアクセル踏込
量ΔPAを検出する。この後、ステップ122bで、ア
クセル速度PA、アクセル加速度DPA、アクセル踏込
量ΔPAと各々の基準値とを比較し、その比較結果によ
ってステップ123,124,126のいずれに進むか
決定し、非線形特性を変更し、或は変更せずに、非線形
目標開度TACCを設定する。
【0069】この場合、アクセル加速度DPAと比較す
る基準値、アクセル踏込量ΔPAと比較する基準値は、
前述した実施形態(1)〜(4)の基準値学習ルーチン
と同様の処理によって設定すれば良い。また、ステップ
122bでは、アクセル速度PA、アクセル加速度DP
A、アクセル踏込量ΔPAと各々の基準値との比較結果
をORで判定するようにしたが、3つの比較結果を適宜
組み合わせて判定するようにしても良い。
【0070】以上説明した実施形態(5)によれば、制
御精度向上を狙って、アクセル操作の態様を示す物理量
としてアクセル速度、アクセル加速度、アクセル踏込量
の3つの物理量を用いるようにしたが、これのうちのい
ずれか1つの物理量、又は、2つの物理量を用いるよう
にしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態(1)を示す内燃機関制御シ
ステム全体の概略構成図
【図2】電子スロットルシステムの概略構成図で、
(a)は通常制御時(クラッチON時)の状態を示す
図、(b)はクラッチOFF時の状態を示す図
【図3】メインルーチンの処理の流れを示すフローチャ
ート
【図4】アクセル開度Apから非線形目標開度TACC
を設定するためのマップを示す図
【図5】運転者要求判定に基づく非線形制御ルーチンの
処理の流れを示すフローチャート
【図6】基準値学習ルーチンの処理の流れを示すフロー
チャート(その1)
【図7】基準値学習ルーチンの処理の流れを示すフロー
チャート(その2)
【図8】運転者が行ったアクセル操作の最大アクセル速
度PAMAXの分布を対数正規確率紙上に示した図
【図9】PAMAX累積n%点検出ルーチンの処理の流
れを示すフローチャート
【図10】分布の変曲点を検出する処理を説明するため
の分布図
【図11】本発明の実施形態(2)で用いる基準値学習
ルーチンの処理の流れを示すフローチャート
【図12】分布の変曲点を検出する処理を説明するため
の分布図
【図13】本発明の実施形態(3)で用いる基準値学習
ルーチンの処理の流れを示すフローチャート
【図14】本発明の実施形態(4)で用いる基準値学習
ルーチンの処理の流れを示すフローチャート
【図15】運転者要求判定に基づく非線形制御ルーチン
の処理の流れを示すフローチャート
【図16】本発明の実施形態(5)で用いる運転者要求
判定に基づく非線形制御ルーチンの処理の流れを示すフ
ローチャート
【符号の説明】
11…内燃機関、12…吸気管、14…エアフローメー
タ、15…スロットルバルブ、16…電磁クラッチ、1
7…DCモータ(スロットル駆動手段)、18…スロッ
トルセンサ、25…電子制御ユニット(制御特性変更手
段,学習手段)、26…アクセルペダル、27…アクセ
ルセンサ、34…アクセルレバー、35,36…アクセ
ルリターンスプリング、37…アクセル全閉レバー、3
8…バルブレバー、39…退避走行用スプリング、40
…中間レバー、41…バルブリターンスプリング、42
…中間ストッパ、43…スロットル全閉ストッパ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 45/00 358 F02D 45/00 358H

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットルバルブを駆動するスロットル
    駆動手段を備え、スロットル開度をアクセル操作に応じ
    て設定された目標スロットル開度に一致させるように前
    記スロットル駆動手段を制御する内燃機関の電子スロッ
    トル制御装置において、 運転者が行った過去のアクセル操作の態様を示す物理量
    の分布(以下「アクセル操作統計データ分布」という)
    を判定する手段と、 アクセル操作に対するスロットル開度の制御特性を前記
    アクセル操作統計データ分布に応じて変更する制御特性
    変更手段とを備えていることを特徴とする内燃機関の電
    子スロットル制御装置。
  2. 【請求項2】 前記アクセル操作の態様を示す物理量
    は、アクセル操作時のアクセル速度、アクセル加速度、
    アクセル踏込量の少なくとも1つであることを特徴とす
    る請求項1に記載の内燃機関の電子スロットル制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御特性変更手段は、今回のアクセ
    ル操作の態様を示す物理量を所定の基準値と比較して前
    記スロットル開度の制御特性を変更するか否かを判定す
    る手段と、前記アクセル操作統計データ分布に基づいて
    前記基準値を学習補正する学習手段とを含むことを特徴
    とする請求項1又は2に記載の内燃機関の電子スロット
    ル制御装置。
  4. 【請求項4】 前記学習手段は、前記基準値を前記アク
    セル操作統計データ分布の変曲点に一致させるように学
    習補正することを特徴とする請求項3に記載の内燃機関
    の電子スロットル制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御特性変更手段は、前記アクセル
    操作統計データ分布に応じて変化する物理量を基準値と
    して設定する手段と、今回のアクセル操作の態様を示す
    物理量を前記基準値と比較して前記スロットル開度の制
    御特性を変更するか否かを判定する手段とを含むことを
    特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の電子スロ
    ットル制御装置。
  6. 【請求項6】 前記制御特性変更手段は、前記基準値を
    設定する前記物理量として、前記アクセル操作統計デー
    タ分布の変曲点、標準偏差、中央値の少なくとも1つを
    用いることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関の電
    子スロットル制御装置。
  7. 【請求項7】 前記制御特性変更手段は、前記基準値を
    設定する前記物理量として、前記アクセル操作統計デー
    タ分布における累積頻度が所定%になる量を用いること
    を特徴とする請求項5に記載の内燃機関の電子スロット
    ル制御装置。
  8. 【請求項8】 前記制御特性変更手段は、今回のアクセ
    ル操作の態様を示す物理量が前記基準値以下の場合に、
    それ以外の場合と比較して前記スロットルバルブの駆動
    速度を緩やかにする制御特性に変更することを特徴とす
    る請求項3乃至7のいずれかに記載の内燃機関の電子ス
    ロットル制御装置。
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