JPH1090594A - 焦点検出装置を有する光学系 - Google Patents
焦点検出装置を有する光学系Info
- Publication number
- JPH1090594A JPH1090594A JP8267765A JP26776596A JPH1090594A JP H1090594 A JPH1090594 A JP H1090594A JP 8267765 A JP8267765 A JP 8267765A JP 26776596 A JP26776596 A JP 26776596A JP H1090594 A JPH1090594 A JP H1090594A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- imaging
- image
- optical system
- focus detection
- detection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/28—Systems for automatic generation of focusing signals
- G02B7/34—Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Focusing (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】望遠側の撮影に適し、また画面サイズの異なる
レンズにも適用可能な焦点検出装置を有する光学系を提
供する。 【解決手段】物体Pの像を結像する撮影手段1と、撮像
手段1の全部又は一部を光軸z方向に移動する駆動装置
と、撮影手段1の瞳1aのそれぞれ互いに異なる部分を
通過する光線による物体Pの像の再結像を結像する複数
の再結像光学系3a,3bと、再結像光学系3a,3b
の結像面の近傍にそれぞれ配置された複数の撮像デバイ
ス5a,5bと、撮像デバイス5a,5bによる電気信
号に基づいて、物体Pの像が撮影手段1の機械的結像面
2上に結像するように、駆動装置を制御する制御手段7
とを備えた焦点検出装置を有する光学系において、物体
Pの像が撮影手段1の機械的結像面2よりも物体側に結
像するときに、物体Pの像の再結像が撮像デバイス5
a,5b上に結像するように形成したことを特徴とす
る。
レンズにも適用可能な焦点検出装置を有する光学系を提
供する。 【解決手段】物体Pの像を結像する撮影手段1と、撮像
手段1の全部又は一部を光軸z方向に移動する駆動装置
と、撮影手段1の瞳1aのそれぞれ互いに異なる部分を
通過する光線による物体Pの像の再結像を結像する複数
の再結像光学系3a,3bと、再結像光学系3a,3b
の結像面の近傍にそれぞれ配置された複数の撮像デバイ
ス5a,5bと、撮像デバイス5a,5bによる電気信
号に基づいて、物体Pの像が撮影手段1の機械的結像面
2上に結像するように、駆動装置を制御する制御手段7
とを備えた焦点検出装置を有する光学系において、物体
Pの像が撮影手段1の機械的結像面2よりも物体側に結
像するときに、物体Pの像の再結像が撮像デバイス5
a,5b上に結像するように形成したことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スチルカメラやビ
デオカメラやTVカメラ等に用いる焦点検出装置に関す
る。
デオカメラやTVカメラ等に用いる焦点検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】焦点検出装置としては、例えば図9に示
す位相差方式によるものが、特開平2−24614等に
開示されている。同図(J)はこの従来例において、物
体Pの像が撮影レンズ1の機械的結像面2にちょうど形
成される合焦状態を示す。機械的結像面2に結像した光
は、更にフィールドレンズ4pと絞り4qを通過した
後、撮影レンズ1の光軸zから互いに等距離だけ反対方
向に離れて配置された一対の2次光学系4a,4bを通
過して、一対の受光素子列5a,5b上にちょうど再結
像している。すなわちフィールドレンズ4pは、撮影レ
ンズ1の射出瞳と2次光学系4a,4bの入射瞳とが共
役関係を満たすように配置されており、したがってフィ
ールドレンズ4pと2次光学系4a,4bとからなる再
結像光学系は、機械的結像面2を物体面とし、受光素子
列5a,5bを像面としている。この結果合焦状態で
は、物体Pは機械的結像面2にちょうど結像した後、受
光素子列5a,5bのほぼ中央に、広がりを持たない点
としてちょうど再結像している。
す位相差方式によるものが、特開平2−24614等に
開示されている。同図(J)はこの従来例において、物
体Pの像が撮影レンズ1の機械的結像面2にちょうど形
成される合焦状態を示す。機械的結像面2に結像した光
は、更にフィールドレンズ4pと絞り4qを通過した
後、撮影レンズ1の光軸zから互いに等距離だけ反対方
向に離れて配置された一対の2次光学系4a,4bを通
過して、一対の受光素子列5a,5b上にちょうど再結
像している。すなわちフィールドレンズ4pは、撮影レ
ンズ1の射出瞳と2次光学系4a,4bの入射瞳とが共
役関係を満たすように配置されており、したがってフィ
ールドレンズ4pと2次光学系4a,4bとからなる再
結像光学系は、機械的結像面2を物体面とし、受光素子
列5a,5bを像面としている。この結果合焦状態で
は、物体Pは機械的結像面2にちょうど結像した後、受
光素子列5a,5bのほぼ中央に、広がりを持たない点
としてちょうど再結像している。
【0003】図9(F)は、撮影レンズ1が合焦状態よ
りも前方に繰り出されたいわゆる前ピン状態を示し、物
体Pの像は機械的結像面2よりも前方にzfだけデフォ
ーカスされた位置に結像し、したがって機械的結像面2
上ではボケ像となっている。また受光素子列5a,5b
上の物体Pの像も、合焦状態に比べて広がりを持ったぼ
け像となり、且つボケ像の重心は、合焦状態よりも撮像
レンズ1の光軸zの側に近づいている。
りも前方に繰り出されたいわゆる前ピン状態を示し、物
体Pの像は機械的結像面2よりも前方にzfだけデフォ
ーカスされた位置に結像し、したがって機械的結像面2
上ではボケ像となっている。また受光素子列5a,5b
上の物体Pの像も、合焦状態に比べて広がりを持ったぼ
け像となり、且つボケ像の重心は、合焦状態よりも撮像
レンズ1の光軸zの側に近づいている。
【0004】図9(R)は、撮影レンズ1が合焦状態よ
りも後方に繰り込まれたいわゆる後ピン状態を示し、物
体Pの像は機械的結像面2よりも後方にzrだけデフォ
ーカスされた位置に結像し、したがって機械的結像面2
上ではボケ像となっている。また受光素子列5a,5b
上の物体Pの像も、合焦状態に比べて広がりを持ったぼ
け像となり、且つボケ像の重心は、合焦状態よりも撮像
レンズ1の光軸zの側から遠ざかっている。
りも後方に繰り込まれたいわゆる後ピン状態を示し、物
体Pの像は機械的結像面2よりも後方にzrだけデフォ
ーカスされた位置に結像し、したがって機械的結像面2
上ではボケ像となっている。また受光素子列5a,5b
上の物体Pの像も、合焦状態に比べて広がりを持ったぼ
け像となり、且つボケ像の重心は、合焦状態よりも撮像
レンズ1の光軸zの側から遠ざかっている。
【0005】そこで両受光素子列5a,5bの光量分布
の中心間の間隔に基づいて、物体Pの像位置と機械的結
像面2とのデフォーカス量zf、zrを知ることができ、
こうして駆動装置によって撮像レンズ1を光軸方向に移
動して、物体Pの像が機械的結像面2上に形成されるよ
うに制御している。
の中心間の間隔に基づいて、物体Pの像位置と機械的結
像面2とのデフォーカス量zf、zrを知ることができ、
こうして駆動装置によって撮像レンズ1を光軸方向に移
動して、物体Pの像が機械的結像面2上に形成されるよ
うに制御している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、ズームレンズの
ズーム比は年々大きくなり、望遠側の焦点距離はますま
す長くなっている。ここで、光軸方向の物体の長さと像
の長さとの比を縦倍率αとし、光軸と直交する方向の物
体の高さと像の高さとの比を横倍率βとすると、α=β
2の関係にあり、また横倍率βの絶対値|β|は、撮像
レンズの焦点距離fが長いほど大きい。したがって縦倍
率αも、撮像レンズの焦点距離fが長いほど大きく、換
言すれば、物体が光軸方向に同じだけ動いたとき、像の
デフォーカス量は、焦点距離の長いレンズほど大きい。
したがって逆に、像のデフォーカス量を同じにすると、
物体の光軸方向の動きを判定できる物界焦点判定域は、
焦点距離の長いレンズほど短くなる。これは図10を見
ると明らかである。
ズーム比は年々大きくなり、望遠側の焦点距離はますま
す長くなっている。ここで、光軸方向の物体の長さと像
の長さとの比を縦倍率αとし、光軸と直交する方向の物
体の高さと像の高さとの比を横倍率βとすると、α=β
2の関係にあり、また横倍率βの絶対値|β|は、撮像
レンズの焦点距離fが長いほど大きい。したがって縦倍
率αも、撮像レンズの焦点距離fが長いほど大きく、換
言すれば、物体が光軸方向に同じだけ動いたとき、像の
デフォーカス量は、焦点距離の長いレンズほど大きい。
したがって逆に、像のデフォーカス量を同じにすると、
物体の光軸方向の動きを判定できる物界焦点判定域は、
焦点距離の長いレンズほど短くなる。これは図10を見
ると明らかである。
【0007】物界焦点判定域が狭くなると、焦点位置を
求めるために、焦点位置が判定可能になる所まで、撮影
レンズ1の一部、あるいは全てを前後に動かさなければ
ならない。このとき、撮影レンズを動かす方向がたまた
ま合焦する方向であるならば問題はないが、逆の方向に
撮影レンズを動かしたときは、いくら撮影レンズを動か
しても合焦しない。合焦しないと判定されてから、合焦
する方向に撮影レンズの移動方向を逆転すると、焦点判
定域に入り、自動合焦が可能となるが、迅速な合焦が困
難であるだけでなく、レンズが前後するため像がボケ、
例えばビデオやTVのような動画を見る場合には、画面
が揺れるという欠点があった。
求めるために、焦点位置が判定可能になる所まで、撮影
レンズ1の一部、あるいは全てを前後に動かさなければ
ならない。このとき、撮影レンズを動かす方向がたまた
ま合焦する方向であるならば問題はないが、逆の方向に
撮影レンズを動かしたときは、いくら撮影レンズを動か
しても合焦しない。合焦しないと判定されてから、合焦
する方向に撮影レンズの移動方向を逆転すると、焦点判
定域に入り、自動合焦が可能となるが、迅速な合焦が困
難であるだけでなく、レンズが前後するため像がボケ、
例えばビデオやTVのような動画を見る場合には、画面
が揺れるという欠点があった。
【0008】このように撮像レンズの焦点距離が長くな
ると、物界焦点判定域が狭くなるが、上記従来の焦点検
出装置では以下のような欠点があった。図11(F)は
上記従来技術において、前ピン状態で焦点検出可能な最
もデフォーカスされた状態を示し、 L:撮像レンズの射出瞳1aから機械的結像面2までの
距離 zf0:焦点検出可能な前ピン側の最大デフォーカス量
(前ピン側像界焦点判定域) h:焦点検出装置で利用される光束の、撮像レンズの射
出瞳1aでの最大半径 d:焦点検出装置で利用される光束の、撮像デバイスの
再結像光学系に関する共役面6での光軸からの最大高さ とすると、同図より明らかなように、 故に、 となる。
ると、物界焦点判定域が狭くなるが、上記従来の焦点検
出装置では以下のような欠点があった。図11(F)は
上記従来技術において、前ピン状態で焦点検出可能な最
もデフォーカスされた状態を示し、 L:撮像レンズの射出瞳1aから機械的結像面2までの
距離 zf0:焦点検出可能な前ピン側の最大デフォーカス量
(前ピン側像界焦点判定域) h:焦点検出装置で利用される光束の、撮像レンズの射
出瞳1aでの最大半径 d:焦点検出装置で利用される光束の、撮像デバイスの
再結像光学系に関する共役面6での光軸からの最大高さ とすると、同図より明らかなように、 故に、 となる。
【0009】また同図(R)は、後ピン状態で焦点検出
可能な最もデフォーカスされた状態を示し、 zr0:焦点検出可能な後ピン側の最大デフォーカス量
(後ピン側像界焦点判定域) とすると、 故に、 となる。
可能な最もデフォーカスされた状態を示し、 zr0:焦点検出可能な後ピン側の最大デフォーカス量
(後ピン側像界焦点判定域) とすると、 故に、 となる。
【0010】なお、通常、結像状態に関係なく焦点検出
装置へ入射する光束の射出瞳位置での太さは、一定とな
るように設定されており、すなわち撮影レンズの射出瞳
の半径hは、前ピン側最大デフォーカス状態(F)で
も、後ピン側最大デフォーカス状態(R)でも一定であ
る。また再結像光学系に関して撮像デバイスと共役な位
置6での、焦点検出装置が検出できる光束の光軸からの
最大高さdは、焦点検出装置の限界より決められてお
り、したがってdの値も、前ピン側最大デフォーカス状
態(F)でも後ピン側最大デフォーカス状態(R)でも
一定である。
装置へ入射する光束の射出瞳位置での太さは、一定とな
るように設定されており、すなわち撮影レンズの射出瞳
の半径hは、前ピン側最大デフォーカス状態(F)で
も、後ピン側最大デフォーカス状態(R)でも一定であ
る。また再結像光学系に関して撮像デバイスと共役な位
置6での、焦点検出装置が検出できる光束の光軸からの
最大高さdは、焦点検出装置の限界より決められてお
り、したがってdの値も、前ピン側最大デフォーカス状
態(F)でも後ピン側最大デフォーカス状態(R)でも
一定である。
【0011】更に上記従来技術では、撮像レンズの機械
的結像面2は、再結像光学系に関して撮像デバイスと共
役な位置6に配置されていたから、上記dとは、機械的
結像面2での最大高さということにほかならない。
(1)式と(2)式より、 zf0<zr0 となり、前ピン側像界焦点判定域zf0の方が後ピン側像
界焦点判定域zr0よりも短い。
的結像面2は、再結像光学系に関して撮像デバイスと共
役な位置6に配置されていたから、上記dとは、機械的
結像面2での最大高さということにほかならない。
(1)式と(2)式より、 zf0<zr0 となり、前ピン側像界焦点判定域zf0の方が後ピン側像
界焦点判定域zr0よりも短い。
【0012】他方、既述のように望遠側の焦点距離が長
くなっているということは、望遠側の撮影を行いたいと
いう要求が多いからである。したがって合焦前には合焦
状態よりも物体Pが無限遠側にある場合の方が多いはず
であり、すなわち前ピン側にデフォーカスされた状態の
方が多いはずである。しかるに上記従来の焦点検出装置
では、後ピン側像界焦点判定域zr0の方が広いから、前
ピン側にデフォーカスされている状態の方が多いという
実情に沿わない。
くなっているということは、望遠側の撮影を行いたいと
いう要求が多いからである。したがって合焦前には合焦
状態よりも物体Pが無限遠側にある場合の方が多いはず
であり、すなわち前ピン側にデフォーカスされた状態の
方が多いはずである。しかるに上記従来の焦点検出装置
では、後ピン側像界焦点判定域zr0の方が広いから、前
ピン側にデフォーカスされている状態の方が多いという
実情に沿わない。
【0013】また、画面サイズの異なるレンズにも既存
の焦点検出装置を適用できれば、コストの低減を図るこ
とができるが、大きい画面サイズ用の焦点検出装置を小
さい画面サイズに取り付けると、測定範囲が大きすぎ
て、被写体選定の誤差も大きくなるという問題があっ
た。したがって本発明は、望遠側の撮影に適し、また画
面サイズの異なるレンズにも適用可能な焦点検出装置を
有する光学系を提供することを課題とする。
の焦点検出装置を適用できれば、コストの低減を図るこ
とができるが、大きい画面サイズ用の焦点検出装置を小
さい画面サイズに取り付けると、測定範囲が大きすぎ
て、被写体選定の誤差も大きくなるという問題があっ
た。したがって本発明は、望遠側の撮影に適し、また画
面サイズの異なるレンズにも適用可能な焦点検出装置を
有する光学系を提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたものであり、すなわち、物体の
像を結像する撮影手段と、撮像手段の全部又は一部を光
軸方向に移動する駆動装置と、撮影手段の瞳のそれぞれ
互いに異なる部分を通過する光線による物体の像の再結
像を結像する複数の再結像光学系と、再結像光学系の結
像面の近傍にそれぞれ配置された複数の撮像デバイス
と、撮像デバイスによる電気信号に基づいて、物体の像
が撮影手段の機械的結像面上に結像するように、駆動装
置を制御する制御手段とを備えた焦点検出装置を有する
光学系において、物体の像が撮影手段の機械的結像面よ
りも物体側に結像するときに、物体の像の再結像が撮像
デバイス上に結像するように形成したことを特徴とし、
また、少なくとも再結像光学系の全部若しくは一部又は
撮像デバイスを、光軸方向に移動可能に配置したことを
特徴とする焦点検出装置を有する光学系である。
解決するためになされたものであり、すなわち、物体の
像を結像する撮影手段と、撮像手段の全部又は一部を光
軸方向に移動する駆動装置と、撮影手段の瞳のそれぞれ
互いに異なる部分を通過する光線による物体の像の再結
像を結像する複数の再結像光学系と、再結像光学系の結
像面の近傍にそれぞれ配置された複数の撮像デバイス
と、撮像デバイスによる電気信号に基づいて、物体の像
が撮影手段の機械的結像面上に結像するように、駆動装
置を制御する制御手段とを備えた焦点検出装置を有する
光学系において、物体の像が撮影手段の機械的結像面よ
りも物体側に結像するときに、物体の像の再結像が撮像
デバイス上に結像するように形成したことを特徴とし、
また、少なくとも再結像光学系の全部若しくは一部又は
撮像デバイスを、光軸方向に移動可能に配置したことを
特徴とする焦点検出装置を有する光学系である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
図1と図2は本発明の第1実施例を示す。この実施例の
焦点検出装置を有する光学系は、物体Pの像を形成する
撮影レンズ1と、撮像レンズ1の全部又は一部を光軸z
方向に移動する駆動装置(図示せず)と、撮影レンズ1
の瞳1aのそれぞれ互いに異なる部分を通過した光線に
よる物体Pの像の再結像を形成する一対の再結像光学系
3a,3bと、再結像光学系3a,3bの結像面の近傍
にそれぞれ配置された一対の撮像デバイス5a,5b
と、撮像デバイス5a,5bによる電気信号に基づい
て、物体Pの像が撮影レンズ1の機械的結像面2上に形
成されるように、駆動装置を制御する制御手段7とを有
する。このうち、再結像光学系3a,3bと撮像デバイ
ス5a,5bと制御手段7とによって焦点検出装置が構
成されている。なお、撮像デバイス5a,5bとして
は、CCD(個体撮像素子)を使用すると、小型化に特
に効果的である。
図1と図2は本発明の第1実施例を示す。この実施例の
焦点検出装置を有する光学系は、物体Pの像を形成する
撮影レンズ1と、撮像レンズ1の全部又は一部を光軸z
方向に移動する駆動装置(図示せず)と、撮影レンズ1
の瞳1aのそれぞれ互いに異なる部分を通過した光線に
よる物体Pの像の再結像を形成する一対の再結像光学系
3a,3bと、再結像光学系3a,3bの結像面の近傍
にそれぞれ配置された一対の撮像デバイス5a,5b
と、撮像デバイス5a,5bによる電気信号に基づい
て、物体Pの像が撮影レンズ1の機械的結像面2上に形
成されるように、駆動装置を制御する制御手段7とを有
する。このうち、再結像光学系3a,3bと撮像デバイ
ス5a,5bと制御手段7とによって焦点検出装置が構
成されている。なお、撮像デバイス5a,5bとして
は、CCD(個体撮像素子)を使用すると、小型化に特
に効果的である。
【0016】図1中(F)は、焦点検出可能な範囲のう
ち、前ピン側に最もデフォーカスされた状態を示す。
(F1)は、物体Pの像の再結像が撮像デバイス5a,
5b上に結像した状態を示し、この状態(F1)では、
物体Pの像は機械的結像面2よりも物体側に結像した前
ピン状態となっている。また図1中(J)は、物体Pの
像が機械的結像面2上に結像した合焦状態を示し、した
がって物体Pの像の再結像は撮像デバイス5a,5b上
には結像していない。また(R)は、焦点検出可能な範
囲のうち、後ピン側に最もデフォーカスされた状態を示
す。以上のように本実施例では、再結像光学系3a,3
bに関する撮像デバイス5a,5bの共役面6が、機械
的結像面2よりも物体側にシフトして配置されている。
ち、前ピン側に最もデフォーカスされた状態を示す。
(F1)は、物体Pの像の再結像が撮像デバイス5a,
5b上に結像した状態を示し、この状態(F1)では、
物体Pの像は機械的結像面2よりも物体側に結像した前
ピン状態となっている。また図1中(J)は、物体Pの
像が機械的結像面2上に結像した合焦状態を示し、した
がって物体Pの像の再結像は撮像デバイス5a,5b上
には結像していない。また(R)は、焦点検出可能な範
囲のうち、後ピン側に最もデフォーカスされた状態を示
す。以上のように本実施例では、再結像光学系3a,3
bに関する撮像デバイス5a,5bの共役面6が、機械
的結像面2よりも物体側にシフトして配置されている。
【0017】図2(F)と(R)は、焦点検出可能な範
囲のうち、それぞれ前ピン側に最もデフォーカスされた
状態と後ピン側に最もデフォーカスされた状態の要部を
示す。同図に示すように、前ピン側に最もデフォーカス
された状態(F)では、 L:撮像レンズの射出瞳1aから機械的結像面2までの
距離 Δ:機械的結像面2から撮像デバイス共役面6までの距
離 zf:焦点検出可能な前ピン側の最大デフォーカス量
(前ピン側像界焦点判定域) h:焦点検出装置で利用される光束の、撮像レンズの射
出瞳1aでの最大半径 d:焦点検出装置で利用される光束の、撮像デバイス共
役面6での光軸からの最大高さ とすると、 故に、 となる。
囲のうち、それぞれ前ピン側に最もデフォーカスされた
状態と後ピン側に最もデフォーカスされた状態の要部を
示す。同図に示すように、前ピン側に最もデフォーカス
された状態(F)では、 L:撮像レンズの射出瞳1aから機械的結像面2までの
距離 Δ:機械的結像面2から撮像デバイス共役面6までの距
離 zf:焦点検出可能な前ピン側の最大デフォーカス量
(前ピン側像界焦点判定域) h:焦点検出装置で利用される光束の、撮像レンズの射
出瞳1aでの最大半径 d:焦点検出装置で利用される光束の、撮像デバイス共
役面6での光軸からの最大高さ とすると、 故に、 となる。
【0018】また後ピン側に最もデフォーカスされた状
態(R)では、 zr:焦点検出可能な後ピン側の最大デフォーカス量
(後ピン側像界焦点判定域) とすると、 故に、 となる。
態(R)では、 zr:焦点検出可能な後ピン側の最大デフォーカス量
(後ピン側像界焦点判定域) とすると、 故に、 となる。
【0019】Δ=0としたのが従来技術に相当し、上記
(3)式は(1)式に一致し、(4)式は(2)式に一
致してzf=zf0、zr=zr0となり、したがって既述の
ようにzf<zrとなってしまう。そこで例えばzf=zr
とすると、(3)式と(4)式から、 を得る。すなわち(5)式を満足するように、機械的結
像面2から撮像デバイス共役面6までの距離Δを定めれ
ば、前ピン側像界焦点判定域zfと、後ピン側像界焦点
判定域zrとを等しくすることができる。
(3)式は(1)式に一致し、(4)式は(2)式に一
致してzf=zf0、zr=zr0となり、したがって既述の
ようにzf<zrとなってしまう。そこで例えばzf=zr
とすると、(3)式と(4)式から、 を得る。すなわち(5)式を満足するように、機械的結
像面2から撮像デバイス共役面6までの距離Δを定めれ
ば、前ピン側像界焦点判定域zfと、後ピン側像界焦点
判定域zrとを等しくすることができる。
【0020】ここで、従来技術よりも前ピン側像界焦点
判定域zfを拡大するためには、機械的結像面2から撮
像デバイス共役面6までの距離Δは、Δ>0である必要
がある。他方、前ピン側像界焦点判定域zfを拡大する
と、後ピン側像界焦点判定域zrが減少するが、zr=0
となったのでは焦点検出が行えなくなるから、zr>0
である必要がある。したがって(4)式より、 を満たす必要がある。
判定域zfを拡大するためには、機械的結像面2から撮
像デバイス共役面6までの距離Δは、Δ>0である必要
がある。他方、前ピン側像界焦点判定域zfを拡大する
と、後ピン側像界焦点判定域zrが減少するが、zr=0
となったのでは焦点検出が行えなくなるから、zr>0
である必要がある。したがって(4)式より、 を満たす必要がある。
【0021】(6)式は撮像デバイス共役面6のずらし
量Δを規定するものであり、(6)式の下限を越える
と、前ピン側像界焦点判定域zfが従来例と同じ又は従
来例よりも更に減ってしまう。逆に(6)式の上限を越
えると、焦点検出装置の合計像界焦点判定域D=zf+
zrが、機械的結像面2を含まなくなるから、合焦後に
物体が動いた場合、物体を検知できなくなる。更に良好
なる条件は、 の範囲である。
量Δを規定するものであり、(6)式の下限を越える
と、前ピン側像界焦点判定域zfが従来例と同じ又は従
来例よりも更に減ってしまう。逆に(6)式の上限を越
えると、焦点検出装置の合計像界焦点判定域D=zf+
zrが、機械的結像面2を含まなくなるから、合焦後に
物体が動いた場合、物体を検知できなくなる。更に良好
なる条件は、 の範囲である。
【0022】なお焦点検出装置の合計像界焦点判定域D
=zf+zrは、(3)式と(4)式から、 となる。(8)式より明らかなように、Δが0より増加
すると、合計像界焦点判定域Dは、Δ=0である従来例
の場合よりも減少する。すなわち本実施例は、後ピン側
像界焦点判定域zrを削り、その分の領域を、前ピン側
像界焦点判定域zfを伸ばすために使っているが、合計
の像界焦点判定域Dは減少する。
=zf+zrは、(3)式と(4)式から、 となる。(8)式より明らかなように、Δが0より増加
すると、合計像界焦点判定域Dは、Δ=0である従来例
の場合よりも減少する。すなわち本実施例は、後ピン側
像界焦点判定域zrを削り、その分の領域を、前ピン側
像界焦点判定域zfを伸ばすために使っているが、合計
の像界焦点判定域Dは減少する。
【0023】以上のように本実施例では、合計像界焦点
判定域Dを無限遠側にシフトしているから、速い被写体
を撮影することの多い望遠レンズやズームレンズを使用
するときに、物体の位置を直接判定することができる。
なお従来の焦点検出装置では、撮像デバイス共役面6に
機械的結像面2があるものとして、撮像レンズ1の駆動
装置を制御している。しかるに本実施例では、撮像デバ
イス共役面6の後方Δの位置に機械的結像面2があるだ
けであるから、焦点検出装置が求めたデフォーカス量
に、Δだけの補正量を加えるだけで、従来の焦点検出装
置をそのまま使用することができる。
判定域Dを無限遠側にシフトしているから、速い被写体
を撮影することの多い望遠レンズやズームレンズを使用
するときに、物体の位置を直接判定することができる。
なお従来の焦点検出装置では、撮像デバイス共役面6に
機械的結像面2があるものとして、撮像レンズ1の駆動
装置を制御している。しかるに本実施例では、撮像デバ
イス共役面6の後方Δの位置に機械的結像面2があるだ
けであるから、焦点検出装置が求めたデフォーカス量
に、Δだけの補正量を加えるだけで、従来の焦点検出装
置をそのまま使用することができる。
【0024】次に図3は第2実施例を示す。この実施例
では、再結像光学系3a,3bと撮像デバイス5a,5
bとを一体として、光軸z方向に移動可能に配置したも
のである。このとき撮像デバイス共役面6の移動量は、
当然に再結像光学系3a,3bと撮像デバイス5a,5
bとの移動量に等しいから、撮像デバイス共役面6から
機械的結像面2までの距離Δも、再結像光学系3a,3
bと撮像デバイス5a,5bとの移動量に等しく、した
がって上記Δを直ちに知ることができる。本実施例によ
れば、物体Pの像が合計像界焦点判定域Dに入るよう
に、再結像光学系3a,3bと撮像デバイス5a,5b
とを前後に移動し、物体Pの像が合計像界焦点判定域D
に入った後に撮像レンズ1を移動して合焦させることが
でき、したがって画面の揺れを招くことなく合焦させる
ことができる。
では、再結像光学系3a,3bと撮像デバイス5a,5
bとを一体として、光軸z方向に移動可能に配置したも
のである。このとき撮像デバイス共役面6の移動量は、
当然に再結像光学系3a,3bと撮像デバイス5a,5
bとの移動量に等しいから、撮像デバイス共役面6から
機械的結像面2までの距離Δも、再結像光学系3a,3
bと撮像デバイス5a,5bとの移動量に等しく、した
がって上記Δを直ちに知ることができる。本実施例によ
れば、物体Pの像が合計像界焦点判定域Dに入るよう
に、再結像光学系3a,3bと撮像デバイス5a,5b
とを前後に移動し、物体Pの像が合計像界焦点判定域D
に入った後に撮像レンズ1を移動して合焦させることが
でき、したがって画面の揺れを招くことなく合焦させる
ことができる。
【0025】なお本実施例では、再結像光学系3a,3
bと撮像デバイス5a,5bとを一体として光軸z方向
に移動したが、再結像光学系3a,3bだけ、又はその
一部だけを移動し、あるいは撮像デバイス5a,5bだ
けを移動することもできるし、また再結像光学系3a,
3bと撮像デバイス5a,5bとを一体としてではな
く、相互依存的に移動することもできる。但しこれらの
ときには、その移動量と撮像デバイス共役面6の移動量
とは必ずしも一致しないから、再結像光学系3a,3b
だけの移動量などから、撮像デバイス共役面6の移動量
を求める演算手段を追加する必要がある。
bと撮像デバイス5a,5bとを一体として光軸z方向
に移動したが、再結像光学系3a,3bだけ、又はその
一部だけを移動し、あるいは撮像デバイス5a,5bだ
けを移動することもできるし、また再結像光学系3a,
3bと撮像デバイス5a,5bとを一体としてではな
く、相互依存的に移動することもできる。但しこれらの
ときには、その移動量と撮像デバイス共役面6の移動量
とは必ずしも一致しないから、再結像光学系3a,3b
だけの移動量などから、撮像デバイス共役面6の移動量
を求める演算手段を追加する必要がある。
【0026】次に図4は第3実施例を示し、撮像レンズ
1内に、絞り8を設け、絞り8よりも物体側にビームス
プリッタ9を設け、ビームスプリッタ9によって分岐し
た光束を、分岐結像光学系10によって結像した後に、
再結像光学系3a,3bによって再結像したものであ
る。このように焦点検出装置を分岐光束中に配置するこ
とにより、各種の撮像レンズ1に対して、同一の焦点検
出装置を共通に適用することができる。
1内に、絞り8を設け、絞り8よりも物体側にビームス
プリッタ9を設け、ビームスプリッタ9によって分岐し
た光束を、分岐結像光学系10によって結像した後に、
再結像光学系3a,3bによって再結像したものであ
る。このように焦点検出装置を分岐光束中に配置するこ
とにより、各種の撮像レンズ1に対して、同一の焦点検
出装置を共通に適用することができる。
【0027】その際、 f10:分岐結像光学系10の焦点距離 f1R:撮影レンズ1のうち、ビームスプリッタ9よりも
像面側に配置したレンズ群1Rの焦点距離 とするとき、 0.5<|f10/f1R|<3.0 (9) なる条件を満たすことが好ましい。
像面側に配置したレンズ群1Rの焦点距離 とするとき、 0.5<|f10/f1R|<3.0 (9) なる条件を満たすことが好ましい。
【0028】条件式(9)は、撮影レンズ1の画面サイ
ズに対する焦点検出装置の測距エリアの比に関する条件
を規定するものであり、既存の焦点検出装置の再結像光
学系を、画面サイズの異なる光学系に用いるための条件
式である。条件式(9)の下限を越えると、撮影レンズ
1の画面サイズに対して焦点検出装置の検出エリアの比
が大きくなりすぎてしまい、測距誤差や被写体の誤選定
が生じやすくなる。逆に条件式(9)の上限を越える
と、分岐結像光学系10のバックフォーカスが長くなっ
てしまい、小型化に反する。更に、良好な条件は、 0.7<|f10/f1R|<2.1 である。
ズに対する焦点検出装置の測距エリアの比に関する条件
を規定するものであり、既存の焦点検出装置の再結像光
学系を、画面サイズの異なる光学系に用いるための条件
式である。条件式(9)の下限を越えると、撮影レンズ
1の画面サイズに対して焦点検出装置の検出エリアの比
が大きくなりすぎてしまい、測距誤差や被写体の誤選定
が生じやすくなる。逆に条件式(9)の上限を越える
と、分岐結像光学系10のバックフォーカスが長くなっ
てしまい、小型化に反する。更に、良好な条件は、 0.7<|f10/f1R|<2.1 である。
【0029】なお絞り8はビームスプリッタ9よりも像
側にあることが好ましい。すなわち絞り8がビームスプ
リッタ9よりも物体側にあると、焦点検出装置へと導か
れる光束のFNOも変化する。焦点検出装置が必要とする
明るさは決められているので、そのFNOよりも大きなF
NOの光が焦点検出装置に入射すると、デフォーカス量が
変化してしまう。よって、どんな状態でも焦点検出装置
ヘ導かれる光束のFNOが一定であるためには、絞り8が
ビームスプリッタ9よりも像面側に配置されなければな
らない。
側にあることが好ましい。すなわち絞り8がビームスプ
リッタ9よりも物体側にあると、焦点検出装置へと導か
れる光束のFNOも変化する。焦点検出装置が必要とする
明るさは決められているので、そのFNOよりも大きなF
NOの光が焦点検出装置に入射すると、デフォーカス量が
変化してしまう。よって、どんな状態でも焦点検出装置
ヘ導かれる光束のFNOが一定であるためには、絞り8が
ビームスプリッタ9よりも像面側に配置されなければな
らない。
【0030】ここで前記Δの値の一例を示す。但しこの
第3実施例では、焦点検出装置は分岐光路中に配置され
ているから、Δとは、機械的結像面2の共役面2aから
撮像デバイス共役面6までの距離である。分岐結像光学
系10から焦点検出装置に入射する光束のFナンバーを
FNOとすると、 であるから、例えばFNO=6.4、L=100、d=
3.5とすると、Δ=0のときのzf0、zr0、D0(=
zf0+zr0)は、 Δ=0: zf0=30.9、 zr0=81.2、 D0
=112.1 となる。またzf=zrとなるΔと、そのときのzf、
zr、Dは、 Δ=20.1: zf=zr=44.8、 D=89.6 となる。またΔの最大値と、そのときのzf、zr、D
は、 Δ=44.8: zf=61.9、 zr=0、 D=6
1.9 となる。
第3実施例では、焦点検出装置は分岐光路中に配置され
ているから、Δとは、機械的結像面2の共役面2aから
撮像デバイス共役面6までの距離である。分岐結像光学
系10から焦点検出装置に入射する光束のFナンバーを
FNOとすると、 であるから、例えばFNO=6.4、L=100、d=
3.5とすると、Δ=0のときのzf0、zr0、D0(=
zf0+zr0)は、 Δ=0: zf0=30.9、 zr0=81.2、 D0
=112.1 となる。またzf=zrとなるΔと、そのときのzf、
zr、Dは、 Δ=20.1: zf=zr=44.8、 D=89.6 となる。またΔの最大値と、そのときのzf、zr、D
は、 Δ=44.8: zf=61.9、 zr=0、 D=6
1.9 となる。
【0031】次に焦点検出装置を有する光学系の数値実
施例を示す。図5は、第1の数値実施例の撮影レンズ1
と分岐結像光学系10のレンズ構成図を示し、図6は、
この第1の数値実施例の分岐結像光学系10の広角端と
望遠端での球面収差、非点収差及び倍率色収差を示す。
同様に図7は、第2の数値実施例の撮影レンズ1と分岐
結像光学系10のレンズ構成図を示し、図8は、第2の
数値実施例の分岐結像光学系10の諸収差を示す。各レ
ンズ構成図中、Pは3色分解プリズムやフィルターに相
当するガラスブロック、Gは赤外カットフィルターに相
当するガラスブロックである。また各収差図において、
Yは像高を表す。また非点収差図中、点線Mはメリジオ
ナル像面を表し、実線Sはサジタル像面を表す。
施例を示す。図5は、第1の数値実施例の撮影レンズ1
と分岐結像光学系10のレンズ構成図を示し、図6は、
この第1の数値実施例の分岐結像光学系10の広角端と
望遠端での球面収差、非点収差及び倍率色収差を示す。
同様に図7は、第2の数値実施例の撮影レンズ1と分岐
結像光学系10のレンズ構成図を示し、図8は、第2の
数値実施例の分岐結像光学系10の諸収差を示す。各レ
ンズ構成図中、Pは3色分解プリズムやフィルターに相
当するガラスブロック、Gは赤外カットフィルターに相
当するガラスブロックである。また各収差図において、
Yは像高を表す。また非点収差図中、点線Mはメリジオ
ナル像面を表し、実線Sはサジタル像面を表す。
【0032】また以下の表1に、第1の数値実施例の撮
影レンズ1の諸元を示し、表2に、分岐結像光学系10
の諸元を示す。表1に示す撮影レンズ中、第29面と第
30面の間がビームスプリッタ9であり、表2は、この
ビームスプリッタ9の物体側の第29面を第1面として
いる。同様に表3に、第2の数値実施例の撮影レンズ1
の諸元を示し、表4に、分岐結像光学系10の諸元を示
す。表3に示す撮影レンズ中、第30面と第31面の間
がビームスプリッタ9であり、表4は、このビームスプ
リッタ9の物体側の第30面を第1面としている。
影レンズ1の諸元を示し、表2に、分岐結像光学系10
の諸元を示す。表1に示す撮影レンズ中、第29面と第
30面の間がビームスプリッタ9であり、表2は、この
ビームスプリッタ9の物体側の第29面を第1面として
いる。同様に表3に、第2の数値実施例の撮影レンズ1
の諸元を示し、表4に、分岐結像光学系10の諸元を示
す。表3に示す撮影レンズ中、第30面と第31面の間
がビームスプリッタ9であり、表4は、このビームスプ
リッタ9の物体側の第30面を第1面としている。
【0033】各表中、Noは物体側からの各レンズ面の
番号、rは各レンズ面の曲率半径、dは各レンズ面の間
隔、νgは各レンズの部分分散比、neは各レンズのe線
に対する屈折率を示す。部分分散比νgは次式による値
であり、次式中、ndはd線に対する屈折率を示す。 また以下の表5に、前記条件式(9)中のパラメータの
値を示す。
番号、rは各レンズ面の曲率半径、dは各レンズ面の間
隔、νgは各レンズの部分分散比、neは各レンズのe線
に対する屈折率を示す。部分分散比νgは次式による値
であり、次式中、ndはd線に対する屈折率を示す。 また以下の表5に、前記条件式(9)中のパラメータの
値を示す。
【0034】
【表1】 [全体諸元] f=5.5〜49.5 FNO=1.7〜2.2 f1R=58.2 [レンズ諸元] No r d νg ne 1 274.9191 1.7 19.14 1.812640 2 76.5114 3.9 3 107.2069 10.1 77.24 1.439850 4 -217.8941 (d1) 5 70.8775 9.6 54.70 1.595274 6 -1275.3302 0.1 7 48.8557 7.3 54.70 1.595274 8 149.6964 (d2) 9 196.6016 0.9 27.77 1.908641 10 12.5029 5.2 11 -26.2170 2.5 17.25 1.869549 12 -14.9303 0.9 42.04 1.751509 13 43.4718 0.1 1.497300 14 36.1569 0.1 15 30.6524 5.6 23.06 1.622213 16 -18.3027 1.1 17 -14.7307 1.0 34.31 1.845033 18 -25.6771 (d3) 19 -25.9961 0.9 37.06 1.808223 20 46.0189 2.4 17.25 1.869549 21 -221.9757 (d4) 22 -65.5715 2.6 53.67 1.466186 23 -31.0287 0.1 24 62.8607 3.8 53.67 1.466186 25 -121.2751 0.1 26 56.2124 7.5 53.67 1.466186 27 -35.5360 1.7 34.31 1.845033 28 -82.5526 2.0 29 ∞ 11.0 35.65 1.747931 30 ∞ 2.0 31 (絞り) 25.3 32 36.5193 6.4 53.67 1.466186 33 -55.8631 0.7 34 -79.0717 1.5 31.30 1.875132 35 27.3609 7.2 53.67 1.466186 36 -52.0508 0.1 37 206.4259 5.3 43.68 1.516786 38 -27.2977 1.5 31.30 1.875132 39 -83.8388 0.1 40 29.5193 4.6 53.67 1.466186 41 -870.3220 10.0 42 ∞ 30.0 29.59 1.607183 43 ∞ 16.2 52.19 1.518723 44 ∞ 1.2
【0035】
【表2】 [全体諸元] f 10=51.36 FNO=6.4 [レンズ諸元] No r d νg ne 1 ∞ 21.7 35.65 1.747931 2 ∞ 13.0 3 66.4880 3.2 52.19 1.518723 4 -14.2826 1.5 19.14 1.812674 5 -25.3116 1.0 7 ∞ 1.0 53.80 1.539000 8 ∞ 0.0 9 ∞ 2.0 52.19 1.518723 10 ∞
【0036】
【表3】 [全体諸元] f=5.5〜49.5 FNO=1.7〜2.2 f1R=58.2 [レンズ諸元] No r d νg ne 1 274.9191 1.7 19.14 1.812640 2 76.5114 3.9 3 107.2069 10.1 77.24 1.439850 4 -217.8941 (d1) 5 70.8775 9.6 54.70 1.595274 6 -1275.3302 0.1 7 48.8557 7.3 54.70 1.595274 8 149.6964 (d2) 9 196.6016 0.9 27.77 1.908641 10 12.5029 5.2 11 -26.2170 2.5 17.25 1.869549 12 -14.9303 0.9 42.04 1.751509 13 43.4718 0.1 1.497300 14 36.1569 0.1 15 30.6524 5.6 23.06 1.622213 16 -18.3027 1.1 17 -14.7307 1.0 34.31 1.845033 18 -25.6771 (d3) 19 -25.9961 0.9 37.06 1.808223 20 46.0189 2.4 17.25 1.869549 21 -221.9757 (d4) 23 -65.5715 2.6 53.67 1.466186 24 -31.0287 0.1 25 62.8607 3.8 53.67 1.466186 26 -121.2751 0.1 27 56.2124 7.5 53.67 1.466186 28 -35.5360 1.7 34.31 1.845033 29 -82.5526 2.0 30 ∞ 20.4 35.65 1.747931 31 ∞ 2.0 32 (絞り) 19.9 33 36.5193 6.4 53.67 1.466186 34 -55.8631 0.7 35 -79.0717 1.5 31.30 1.875132 36 27.3609 7.2 53.67 1.466186 37 -52.0508 0.1 38 206.4259 5.3 43.68 1.516786 39 -27.2977 1.5 31.30 1.875132 40 -83.8388 0.1 41 29.5193 4.6 53.67 1.466186 42 -870.3230 10.0 43 ∞ 30.0 29.59 1.607183 44 ∞ 16.2 52.19 1.518723 45 ∞ 1.2
【0037】
【表4】 [全体諸元] f 10=107.51 FNO=6.4 [レンズ諸元] No r d νg ne 1 ∞ 26.4 35.65 1.747931 2 ∞ 10.0 3 -48.8039 3.0 52.19 1.518723 4 -27.0314 0.1 5 37.7332 4.5 52.19 1.518723 6 -25.2732 1.5 26.10 1.809452 7 278.7986 1.0 8 ∞ 1.0 53.80 1.539000 9 ∞ 0.0 10 ∞ 2.0 52.19 1.518723 11 ∞
【0038】
【表5】
【0039】
【発明の効果】本発明によって、望遠側においても焦点
位置判定域が短くならずに、被写体の位置を判定するこ
とができ、また既存の焦点検出装置を適用することがで
き比較的小型の焦点検出装置を有する光学系を提供する
ことができる。
位置判定域が短くならずに、被写体の位置を判定するこ
とができ、また既存の焦点検出装置を適用することがで
き比較的小型の焦点検出装置を有する光学系を提供する
ことができる。
【図1】第1実施例を示す構成図
【図2】第1実施例の要部を示す構成図
【図3】第2実施例を示す構成図
【図4】第3実施例を示す構成図
【図5】第1数値実施例を示す構成図
【図6】第1数値実施例の分岐結像光学系の諸収差図
【図7】第2数値実施例を示す構成図
【図8】第2数値実施例の分岐結像光学系の諸収差図
【図9】従来例を示す構成図
【図10】(A)焦点距離の短いレンズと(B)長いレ
ンズにおける前ピン判定域の範囲を示す比較図
ンズにおける前ピン判定域の範囲を示す比較図
【図11】従来例の要部を示す構成図
1…撮影レンズ 1a…射出瞳 1R…ビームスプリッタよりも像面側に配置したレンズ
群 2…機械的結像面 2a…機械的結像面
共役面 3a,3b…再結像光学系 4…駆動装置 5a,5b…撮像デバイス 6…撮像デバイス共
役面 7…制御装置 8…絞り 9…ビームスプリッタ 10…分岐結像光学
系
群 2…機械的結像面 2a…機械的結像面
共役面 3a,3b…再結像光学系 4…駆動装置 5a,5b…撮像デバイス 6…撮像デバイス共
役面 7…制御装置 8…絞り 9…ビームスプリッタ 10…分岐結像光学
系
Claims (6)
- 【請求項1】物体の像を結像する撮影手段と、 該撮像手段の全部又は一部を光軸方向に移動する駆動装
置と、 前記撮影手段の瞳のそれぞれ互いに異なる部分を通過す
る光線による前記物体の像の再結像を結像する複数の再
結像光学系と、 該再結像光学系の結像面の近傍にそれぞれ配置された複
数の撮像デバイスと、 該撮像デバイスによる電気信号に基づいて、前記物体の
像が前記撮影手段の機械的結像面上に結像するように、
前記駆動装置を制御する制御手段とを備えた焦点検出装
置を有する光学系において、 前記物体の像が前記撮影手段の機械的結像面よりも物体
側に結像するときに、前記物体の像の再結像が前記撮像
デバイス上に結像するように形成したことを特徴とする
焦点検出装置を有する光学系。 - 【請求項2】物体の像を結像する撮影手段と、 該撮像手段の全部又は一部を光軸方向に移動する駆動装
置と、 前記撮影手段の瞳のそれぞれ互いに異なる部分を通過す
る光線による前記物体の像の再結像を結像する複数の再
結像光学系と、 該再結像光学系の結像面の近傍にそれぞれ配置された複
数の撮像デバイスと、 該撮像デバイスによる電気信号に基づいて、前記物体の
像が前記撮影手段の機械的結像面上に結像するように、
前記駆動装置を制御する制御手段とを備えた焦点検出装
置を有する光学系において、 少なくとも前記再結像光学系の全部若しくは一部又は前
記撮像デバイスを、光軸方向に移動可能に配置したこと
を特徴とする焦点検出装置を有する光学系。 - 【請求項3】前記再結像光学系と撮像デバイスとを、一
体として光軸方向に移動可能に配置した、請求項2記載
の焦点検出装置を有する光学系。 - 【請求項4】前記再結像光学系と撮像デバイスとを、相
互依存的に光軸方向に移動可能に配置した、請求項2記
載の焦点検出装置を有する光学系。 - 【請求項5】前記撮像手段は、絞りと、該絞りよりも物
体側に配置した光束分岐手段とを有し、 該光束分岐手段によって分岐した光束を、分岐結像光学
系によって結像した後に、前記再結像光学系によって再
結像した、請求項1、2、3又は4記載の焦点検出装置
を有する光学系。 - 【請求項6】以下の条件式を満たす請求項5記載の焦点
検出装置を有する光学系。 0.5<|f10/f1R|<3.0 但し、f10:前記分岐結像光学系の焦点距離 f1R:前記撮影手段のうち、前記光束分岐手段よりも像
面側に配置されたレンズ群の焦点距離。 である。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8267765A JPH1090594A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 焦点検出装置を有する光学系 |
| US08/931,936 US5880890A (en) | 1996-09-17 | 1997-09-17 | Optical system having a focal point detection device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8267765A JPH1090594A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 焦点検出装置を有する光学系 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1090594A true JPH1090594A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17449281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8267765A Pending JPH1090594A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 焦点検出装置を有する光学系 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5880890A (ja) |
| JP (1) | JPH1090594A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005081020A1 (ja) * | 2004-02-19 | 2005-09-01 | Canon Kabushiki Kaisha | 光学機器およびビームスプリッター |
| JP2016003900A (ja) * | 2014-06-16 | 2016-01-12 | キヤノン株式会社 | 計測装置、計測方法、光学素子の加工装置、および、光学素子 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6050832A (en) * | 1998-08-07 | 2000-04-18 | Fujitsu Limited | Chip and board stress relief interposer |
| JP5089515B2 (ja) * | 2008-07-15 | 2012-12-05 | キヤノン株式会社 | 焦点調節装置、撮像装置、交換レンズ、換算係数較正方法、換算係数較正プログラム |
| JP5302663B2 (ja) * | 2008-12-24 | 2013-10-02 | キヤノン株式会社 | 焦点検出装置及び方法、及び撮像装置 |
| JP5409242B2 (ja) * | 2009-10-07 | 2014-02-05 | 新光電気工業株式会社 | インダクタ及びインダクタの製造方法 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS591204Y2 (ja) * | 1979-04-21 | 1984-01-13 | 株式会社ニコン | 焦点検出装置における補正装置 |
| JP2696564B2 (ja) * | 1989-06-05 | 1998-01-14 | 本田技研工業株式会社 | 自動車の車輪懸架装置 |
| JPH03172827A (ja) * | 1989-12-01 | 1991-07-26 | Minolta Camera Co Ltd | カメラ |
| JPH03174129A (ja) * | 1989-12-01 | 1991-07-29 | Minolta Camera Co Ltd | カメラ |
| JP2756351B2 (ja) * | 1990-07-06 | 1998-05-25 | キヤノン株式会社 | 焦点検出装置 |
| US5206498A (en) * | 1991-06-07 | 1993-04-27 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Focus detecting apparatus having variable power condenser lens |
| US5367153A (en) * | 1991-11-01 | 1994-11-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus for detecting the focus adjusting state of an objective lens by performing filter processing |
-
1996
- 1996-09-17 JP JP8267765A patent/JPH1090594A/ja active Pending
-
1997
- 1997-09-17 US US08/931,936 patent/US5880890A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005081020A1 (ja) * | 2004-02-19 | 2005-09-01 | Canon Kabushiki Kaisha | 光学機器およびビームスプリッター |
| JP2016003900A (ja) * | 2014-06-16 | 2016-01-12 | キヤノン株式会社 | 計測装置、計測方法、光学素子の加工装置、および、光学素子 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5880890A (en) | 1999-03-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5031475B2 (ja) | ズームレンズ及びそれを有する撮影システム | |
| JP6341727B2 (ja) | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 | |
| US20190149727A1 (en) | Processing apparatus, lens apparatus and image pickup apparatus | |
| US20230061917A1 (en) | Optical system and image capturing apparatus including the same | |
| JP2558138B2 (ja) | 変倍レンズ | |
| US4867549A (en) | Re-imaging optical system | |
| JP4838557B2 (ja) | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 | |
| JPH1068866A (ja) | 自動焦点装置を有する顕微鏡 | |
| JP2004012639A (ja) | ズームレンズおよび撮影装置 | |
| US5910860A (en) | Zoom lens | |
| US6324012B1 (en) | Optical system and image pickup apparatus having the same | |
| JP2012002902A (ja) | ズームレンズおよび撮像装置 | |
| US4730199A (en) | Photographic apparatus | |
| JPH1090594A (ja) | 焦点検出装置を有する光学系 | |
| JPH08114744A (ja) | ズームレンズのフォーカシング方式 | |
| US5703716A (en) | Re-imaging converter lens apparatus and method | |
| JP4321729B2 (ja) | ズームレンズ | |
| JP7832819B2 (ja) | ズームレンズ及び撮像装置 | |
| JP2002006204A (ja) | 焦点検出装置 | |
| WO2016147501A1 (ja) | 撮像光学系 | |
| JP2506197B2 (ja) | 合焦検出装置 | |
| JPH04230719A (ja) | ズームファインダー | |
| JP2001083423A (ja) | 光学系及びそれを用いた光学装置 | |
| US5721979A (en) | Camera | |
| JP2008064822A (ja) | ピント状態検出機能を有するカメラ |