JPH109063A - 再循環排気ガス冷却装置 - Google Patents
再循環排気ガス冷却装置Info
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- JPH109063A JPH109063A JP8164940A JP16494096A JPH109063A JP H109063 A JPH109063 A JP H109063A JP 8164940 A JP8164940 A JP 8164940A JP 16494096 A JP16494096 A JP 16494096A JP H109063 A JPH109063 A JP H109063A
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- Japan
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- exhaust gas
- core
- passage
- cooling
- heat exchanger
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 排気ガス再循環装置に用いられる再循環排気
ガス冷却装置に関し、装置の大型化を招くことなく、排
気ガスの冷却効率を向上させるとともに、パティキュレ
ートを捕集できるようにする。 【解決手段】 エンジン1の排気通路2と吸気通路3と
を接続する排気還流通路4に、コア10Bを回動させる
ことで熱交換を行なう回転式熱交換器10を配設すると
ともに、回転式熱交換器10のコア10Bに冷却エアを
導入することで排気還流通路4を通る排気ガスを冷却す
るように構成する。
ガス冷却装置に関し、装置の大型化を招くことなく、排
気ガスの冷却効率を向上させるとともに、パティキュレ
ートを捕集できるようにする。 【解決手段】 エンジン1の排気通路2と吸気通路3と
を接続する排気還流通路4に、コア10Bを回動させる
ことで熱交換を行なう回転式熱交換器10を配設すると
ともに、回転式熱交換器10のコア10Bに冷却エアを
導入することで排気還流通路4を通る排気ガスを冷却す
るように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気ガス中に含ま
れる窒素酸化物(NOx)を低減させるべく、ディーゼ
ルエンジン等に備えられる排気ガス再循環装置に用いら
れる、再循環排気ガス冷却装置に関する。
れる窒素酸化物(NOx)を低減させるべく、ディーゼ
ルエンジン等に備えられる排気ガス再循環装置に用いら
れる、再循環排気ガス冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディーゼルエンジン等のエン
ジンから流出される排気ガス中に含まれる窒素酸化物
(NOx)を低減させるため、排気ガスの一部をエンジ
ンの吸入空気に混入するようにした排気ガス再循環装置
(以下、EGR装置という)が提案されている。これ
は、排気ガスの一部をエンジンの吸入空気に混入し、吸
入空気中の酸素量を減らし、燃焼温度を低下させて、窒
素酸化物(NOx)を低減させるものである。
ジンから流出される排気ガス中に含まれる窒素酸化物
(NOx)を低減させるため、排気ガスの一部をエンジ
ンの吸入空気に混入するようにした排気ガス再循環装置
(以下、EGR装置という)が提案されている。これ
は、排気ガスの一部をエンジンの吸入空気に混入し、吸
入空気中の酸素量を減らし、燃焼温度を低下させて、窒
素酸化物(NOx)を低減させるものである。
【0003】しかし、エンジンの吸入空気に排気ガスを
混入すると吸入空気の比熱が大きくなるため、吸入空気
量が減少し、燃費の低下につながることになるととも
に、不活性ガス等が増大することにもなる。そこで、吸
入空気中に混入する排気ガスを冷却することで、吸入空
気の体積膨張を解消するようにした、種々の再循環排気
ガス冷却装置(以下、EGRクーラという)が開発,実
用化されている。そして、このようなEGRクーラを用
いることにより、排気ガスが高温状態のまま吸入空気中
に混入されることがなくなり、シリンダ内へ供給される
吸入空気量の減少を抑制することができるのである。
混入すると吸入空気の比熱が大きくなるため、吸入空気
量が減少し、燃費の低下につながることになるととも
に、不活性ガス等が増大することにもなる。そこで、吸
入空気中に混入する排気ガスを冷却することで、吸入空
気の体積膨張を解消するようにした、種々の再循環排気
ガス冷却装置(以下、EGRクーラという)が開発,実
用化されている。そして、このようなEGRクーラを用
いることにより、排気ガスが高温状態のまま吸入空気中
に混入されることがなくなり、シリンダ内へ供給される
吸入空気量の減少を抑制することができるのである。
【0004】このようなEGR装置は、例えば、図6に
示すように、エンジン1の排気通路2と吸気通路3とを
接続する排気還流通路4、この排気還流通路4に配設さ
れている再循環排気ガス冷却装置(以下、EGRクーラ
という)5及びEGRバルブ6等から構成されている。
なお、図6中、矢印は排気ガスの流れを示している。つ
まり、EGR装置7は、エンジン1内の各シリンダ(図
示せず)に取り付けられた排気通路2と吸気通路3とを
接続する排気還流通路4を備え、この排気還流通路4に
排気ガスを冷却するためのEGRクーラ5が配設され、
その上流側にEGRバルブ6が設けられているのであ
る。なお、ここではエンジン1として4気筒のものを示
しているため、排気通路2及び吸気通路3は、各シリン
ダ(図示せず)に対応するように分岐している。また、
排気ガスのエンジン吸入側への供給量(排気ガス再循環
量)は、EGRバルブ6によって制御されるようになっ
ている。
示すように、エンジン1の排気通路2と吸気通路3とを
接続する排気還流通路4、この排気還流通路4に配設さ
れている再循環排気ガス冷却装置(以下、EGRクーラ
という)5及びEGRバルブ6等から構成されている。
なお、図6中、矢印は排気ガスの流れを示している。つ
まり、EGR装置7は、エンジン1内の各シリンダ(図
示せず)に取り付けられた排気通路2と吸気通路3とを
接続する排気還流通路4を備え、この排気還流通路4に
排気ガスを冷却するためのEGRクーラ5が配設され、
その上流側にEGRバルブ6が設けられているのであ
る。なお、ここではエンジン1として4気筒のものを示
しているため、排気通路2及び吸気通路3は、各シリン
ダ(図示せず)に対応するように分岐している。また、
排気ガスのエンジン吸入側への供給量(排気ガス再循環
量)は、EGRバルブ6によって制御されるようになっ
ている。
【0005】このようなEGRクーラ5は、排気還流通
路4の一部を構成する冷却通路40、この冷却通路40
を覆うように設けられたEGRクーラ本体5A等から構
成されている。この冷却通路40は、放熱効果を高める
ために、その表面積ができるだけ大きくなるになってい
る。また、EGRクーラ本体5Aは、EGRクーラ本体
5Aに冷媒を導入する入口5a及びEGRクーラ本体5
A内に導入された冷媒を排出する出口5bを備えてい
る。
路4の一部を構成する冷却通路40、この冷却通路40
を覆うように設けられたEGRクーラ本体5A等から構
成されている。この冷却通路40は、放熱効果を高める
ために、その表面積ができるだけ大きくなるになってい
る。また、EGRクーラ本体5Aは、EGRクーラ本体
5Aに冷媒を導入する入口5a及びEGRクーラ本体5
A内に導入された冷媒を排出する出口5bを備えてい
る。
【0006】このようなEGRクーラ5では、排気還流
通路4の一部を構成する冷却通路40の外側を覆ってい
るEGRクーラ本体5Aに冷媒を導入し、冷却通路40
の壁部40aを通して、冷却通路40の内側、即ち、排
気還流通路4の内側に流入する排気ガスを冷却するよう
になっている。つまり、冷却通路40の壁部40aを通
して熱伝達が行なわれるようになっている。
通路4の一部を構成する冷却通路40の外側を覆ってい
るEGRクーラ本体5Aに冷媒を導入し、冷却通路40
の壁部40aを通して、冷却通路40の内側、即ち、排
気還流通路4の内側に流入する排気ガスを冷却するよう
になっている。つまり、冷却通路40の壁部40aを通
して熱伝達が行なわれるようになっている。
【0007】すなわち、従来では、EGRクーラ5とし
ては、排気ガスと冷却水,冷却エア等の冷媒とが完全に
分離されたレキュパレイト(Recuperate)タ
イプ)のものが使用されている。一方、このような再循
環排気ガス冷却装置として、例えば特開昭64−464
61号公報には、再循環排気ガス通路に放熱用に冷却フ
ィンを設けた技術が開示されている。
ては、排気ガスと冷却水,冷却エア等の冷媒とが完全に
分離されたレキュパレイト(Recuperate)タ
イプ)のものが使用されている。一方、このような再循
環排気ガス冷却装置として、例えば特開昭64−464
61号公報には、再循環排気ガス通路に放熱用に冷却フ
ィンを設けた技術が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のEGRクーラ5では、冷却通路40の壁部4
0aを通して冷媒から排気ガスへの熱伝達が行なわれる
ようになっているため、冷却効率が低く、最大でも80
%程度までしか冷却効率を上げることができない。この
ため、吸入空気の体積膨張を十分に解消することができ
ず、十分なエンジン性能の向上を図ることができないと
いう課題がある。
うな従来のEGRクーラ5では、冷却通路40の壁部4
0aを通して冷媒から排気ガスへの熱伝達が行なわれる
ようになっているため、冷却効率が低く、最大でも80
%程度までしか冷却効率を上げることができない。この
ため、吸入空気の体積膨張を十分に解消することができ
ず、十分なエンジン性能の向上を図ることができないと
いう課題がある。
【0009】また、排気ガスを十分に冷却しようとする
と、EGRクーラ5が大型化してしまうという課題があ
る。一方、このような従来のEGRクーラ5では、排気
ガス中の黒煙等(以下、パティキュレイトという)が排
気還流通路4内に付着することによって、EGRクーラ
5の性能が劣化することが考えられる。また、排気ガス
中のパティキュレイトが吸入空気に混入することによ
り、この吸入空気がシリンダ内に供給されることになる
ため、ピストンの摩耗を増大させるという課題もある。
と、EGRクーラ5が大型化してしまうという課題があ
る。一方、このような従来のEGRクーラ5では、排気
ガス中の黒煙等(以下、パティキュレイトという)が排
気還流通路4内に付着することによって、EGRクーラ
5の性能が劣化することが考えられる。また、排気ガス
中のパティキュレイトが吸入空気に混入することによ
り、この吸入空気がシリンダ内に供給されることになる
ため、ピストンの摩耗を増大させるという課題もある。
【0010】一方、これに対し、特開平3−37318
号公報には、排気ターボ過給機を備えたエンジンにおい
て、排気ガス中の媒塵を捕集するようにした技術が開示
されている。この技術は、エアタンクに貯めた高圧空気
を媒塵捕集器内のフィルタに下流側から吹きつけて逆洗
することにより、フィルタ内に堆積した媒塵を吹き飛ば
すものである。
号公報には、排気ターボ過給機を備えたエンジンにおい
て、排気ガス中の媒塵を捕集するようにした技術が開示
されている。この技術は、エアタンクに貯めた高圧空気
を媒塵捕集器内のフィルタに下流側から吹きつけて逆洗
することにより、フィルタ内に堆積した媒塵を吹き飛ば
すものである。
【0011】また、特開平1−166254号公報に
は、ディーゼルエンジンの排気還流装置において、排気
還流通路に還流ガス中のパーティキュレートを捕捉する
パーティキュレートトラップフィルタを介装するととも
に、パーティキュレートトラップフィルタの下流側にE
GRクーラを介装した技術が開示されているが、EGR
クーラとパーティキュレートトラップフィルタとを別々
に設けるようにしているため、装置の大型化を招くこと
にもなり、コストが増大するという課題もある。
は、ディーゼルエンジンの排気還流装置において、排気
還流通路に還流ガス中のパーティキュレートを捕捉する
パーティキュレートトラップフィルタを介装するととも
に、パーティキュレートトラップフィルタの下流側にE
GRクーラを介装した技術が開示されているが、EGR
クーラとパーティキュレートトラップフィルタとを別々
に設けるようにしているため、装置の大型化を招くこと
にもなり、コストが増大するという課題もある。
【0012】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、装置の大型化を招くことなく、排気ガスの冷
却効率を向上させるとともに、パティキュレートを捕集
できるようにした、再循環排気ガス冷却装置を提供する
ことを目的とする。
たもので、装置の大型化を招くことなく、排気ガスの冷
却効率を向上させるとともに、パティキュレートを捕集
できるようにした、再循環排気ガス冷却装置を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の再循環排気ガス冷却装置は、エンジンの排気
通路と吸気通路とを接続する排気還流通路に、コアを回
動させることで熱交換を行なう回転式熱交換器が配設さ
れるとともに、該回転式熱交換器の該コアに冷却エアを
導入することで該排気還流通路を通る排気ガスを冷却す
るように構成されていることを特徴としている。
の本発明の再循環排気ガス冷却装置は、エンジンの排気
通路と吸気通路とを接続する排気還流通路に、コアを回
動させることで熱交換を行なう回転式熱交換器が配設さ
れるとともに、該回転式熱交換器の該コアに冷却エアを
導入することで該排気還流通路を通る排気ガスを冷却す
るように構成されていることを特徴としている。
【0014】請求項2記載の本発明の再循環排気ガス冷
却装置は、請求項1記載の装置において、該コアがセラ
ミックにより形成されるとともに、該コアの一方の端部
が閉塞され他方の端部が開口する穴部と、一方の端部が
開口し他方の端部が閉塞された穴部とが互いに隣接する
ように構成されていることを特徴としている。請求項3
記載の本発明の再循環排気ガス冷却装置は、請求項1記
載の装置において、該冷却エアが、エンジンのラジエー
タファン又は専用に設けられたファンにより導入される
ように構成されていることを特徴としている。
却装置は、請求項1記載の装置において、該コアがセラ
ミックにより形成されるとともに、該コアの一方の端部
が閉塞され他方の端部が開口する穴部と、一方の端部が
開口し他方の端部が閉塞された穴部とが互いに隣接する
ように構成されていることを特徴としている。請求項3
記載の本発明の再循環排気ガス冷却装置は、請求項1記
載の装置において、該冷却エアが、エンジンのラジエー
タファン又は専用に設けられたファンにより導入される
ように構成されていることを特徴としている。
【0015】請求項4記載の本発明の再循環排気ガス冷
却装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の装置におい
て、該回転式熱交換器の静止部と該コアとが摺接する摺
接部に、気密性を保持すべくシール部材が介装され、該
シール部材が、金属製の薄板に固体潤滑剤をコーティン
グすることにより構成されていることを特徴としてい
る。請求項5記載の本発明の再循環排気ガス冷却装置
は、請求項1〜3のいずれかに記載の装置において、該
回転式熱交換器の静止部と該コアとが摺接する摺接部
に、気密性を保持すべくシール部材が介装され、該シー
ル部材が、該静止部のフランジ部に固体潤滑剤を直接溶
射することにより構成されていることを特徴としてい
る。
却装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の装置におい
て、該回転式熱交換器の静止部と該コアとが摺接する摺
接部に、気密性を保持すべくシール部材が介装され、該
シール部材が、金属製の薄板に固体潤滑剤をコーティン
グすることにより構成されていることを特徴としてい
る。請求項5記載の本発明の再循環排気ガス冷却装置
は、請求項1〜3のいずれかに記載の装置において、該
回転式熱交換器の静止部と該コアとが摺接する摺接部
に、気密性を保持すべくシール部材が介装され、該シー
ル部材が、該静止部のフランジ部に固体潤滑剤を直接溶
射することにより構成されていることを特徴としてい
る。
【0016】請求項6記載の本発明の再循環排気ガス冷
却装置は、請求項5記載の装置において、該シール部材
が、主に銅とグラファイト等とによる合金により構成さ
れていることを特徴としている。
却装置は、請求項5記載の装置において、該シール部材
が、主に銅とグラファイト等とによる合金により構成さ
れていることを特徴としている。
【0017】
【発明の実施形態】以下、図面により、本発明の一実施
形態としての再循環排気ガス冷却装置について説明する
と、図1はその全体構成を示す模式図、図2はその要部
としての回転式熱交換器を示す模式図、図3はその作用
を説明するための模式図である。図1に示すように、エ
ンジン1には、排気ガス再循環装置(以下、EGR装置
という)7が配設されており、このEGR装置7には再
循環排気ガス冷却装置(以下、EGRクーラという)が
設けられている。ここで、本実施形態におけるEGRク
ーラは回転式熱交換器(回転蓄熱式熱交換器)10とし
て構成されており、この回転式熱交換器10により高温
の排気ガスと冷媒との熱交換が行なわれるようになって
いる。すなわち、本装置では、EGRクーラとして熱交
換を直接的に行なうリジェネレータ式の熱交換器が用い
られているのである。
形態としての再循環排気ガス冷却装置について説明する
と、図1はその全体構成を示す模式図、図2はその要部
としての回転式熱交換器を示す模式図、図3はその作用
を説明するための模式図である。図1に示すように、エ
ンジン1には、排気ガス再循環装置(以下、EGR装置
という)7が配設されており、このEGR装置7には再
循環排気ガス冷却装置(以下、EGRクーラという)が
設けられている。ここで、本実施形態におけるEGRク
ーラは回転式熱交換器(回転蓄熱式熱交換器)10とし
て構成されており、この回転式熱交換器10により高温
の排気ガスと冷媒との熱交換が行なわれるようになって
いる。すなわち、本装置では、EGRクーラとして熱交
換を直接的に行なうリジェネレータ式の熱交換器が用い
られているのである。
【0018】つまり、EGR装置7は、図1に示すよう
に、エンジン1の排気通路2と吸気通路3とを接続する
排気還流通路4を備えており、この排気還流通路4に回
転式熱交換器(回転蓄熱式熱交換器)10が配設され
る。また、排気還流通路4に沿うように冷却エア用通路
11が設けられている。なお、図1中、排気還流通路4
内の矢印は、排気ガスの流れを示しており、冷却エア用
通路11内の矢印は、冷却エアの流れを示している。
に、エンジン1の排気通路2と吸気通路3とを接続する
排気還流通路4を備えており、この排気還流通路4に回
転式熱交換器(回転蓄熱式熱交換器)10が配設され
る。また、排気還流通路4に沿うように冷却エア用通路
11が設けられている。なお、図1中、排気還流通路4
内の矢印は、排気ガスの流れを示しており、冷却エア用
通路11内の矢印は、冷却エアの流れを示している。
【0019】この回転式熱交換器10は、図1に示すよ
うに、ハウジング10A、このハウジング10A内に備
えられたコア10B等からなる。まず、ハウジング10
Aについて説明する。このハウジング10Aには、排気
ガス用入口10a,排気ガス用出口10bが形成されて
いる。この排気ガス用入口10aに排気還流通路4の上
流側部分4Aが接続されており、排気ガス用出口10b
に排気還流通路4の下流側部分4Bが接続されている。
うに、ハウジング10A、このハウジング10A内に備
えられたコア10B等からなる。まず、ハウジング10
Aについて説明する。このハウジング10Aには、排気
ガス用入口10a,排気ガス用出口10bが形成されて
いる。この排気ガス用入口10aに排気還流通路4の上
流側部分4Aが接続されており、排気ガス用出口10b
に排気還流通路4の下流側部分4Bが接続されている。
【0020】また、ハウジング10Aには、冷却エア用
入口10c,冷却エア用出口10dが形成されており、
この冷却エア用入口10cに冷却エア用通路11の上流
側部分11Aが接続されており、冷却エア用出口10d
に冷却エア用通路11の下流側部分11Bが接続されて
いる。次に、コア10Bについて説明する。
入口10c,冷却エア用出口10dが形成されており、
この冷却エア用入口10cに冷却エア用通路11の上流
側部分11Aが接続されており、冷却エア用出口10d
に冷却エア用通路11の下流側部分11Bが接続されて
いる。次に、コア10Bについて説明する。
【0021】コア10Bは、耐熱性に優れたセラミック
により円筒状に形成されており、このコア10Bには複
数の穴部22が形成されている。また、各穴部22間は
隔壁21により仕切られている。ここで、各穴部22
は、断面形状が略正方形となるように形成され、図3
(a)に示すように碁盤目状に配設されている。なお、
このようにして形成された穴部22は、縦,横の長さが
1mm程度の正方形になっている。
により円筒状に形成されており、このコア10Bには複
数の穴部22が形成されている。また、各穴部22間は
隔壁21により仕切られている。ここで、各穴部22
は、断面形状が略正方形となるように形成され、図3
(a)に示すように碁盤目状に配設されている。なお、
このようにして形成された穴部22は、縦,横の長さが
1mm程度の正方形になっている。
【0022】また、この穴部22は、図3(b)に示す
ように、穴部22のいずれか一方の端部がセラミック製
の目封じ材30によって目封じ(閉塞)されるようにな
っている。そして、一方の端部(図3(b)中、上方の
端部)が閉塞された穴部22Aと、他方の端部(図3
(b)中、下方の端部)が閉塞された穴部22Bとが、
図3(a)に示すように、互いに隣接するようにされて
いる。なお、図3(a),(b)では、穴部22を分かり
やすくすべく、大きく表しているため、穴部22の数は
少なくなっている。
ように、穴部22のいずれか一方の端部がセラミック製
の目封じ材30によって目封じ(閉塞)されるようにな
っている。そして、一方の端部(図3(b)中、上方の
端部)が閉塞された穴部22Aと、他方の端部(図3
(b)中、下方の端部)が閉塞された穴部22Bとが、
図3(a)に示すように、互いに隣接するようにされて
いる。なお、図3(a),(b)では、穴部22を分かり
やすくすべく、大きく表しているため、穴部22の数は
少なくなっている。
【0023】また、隔壁(穴部の壁部)21は、微細な
孔を多数有する多孔質薄壁として構成されており、空気
を通すものの排気ガスのパティキュレートは捕集される
ようになっている。なお、隔壁21の厚さは0.1mm
程度である。また、コア10Bは、図2に示すように、
その外周面20Aに形成されたギヤ部20Bを介して、
駆動モータ23によって回転駆動されるようになってい
る。つまり、駆動モータ23には駆動用ギヤ24が取り
付けられており、この駆動用ギヤ24が円筒状部材20
の外周面20Aに形成されたギヤ部20Bと噛み合うこ
とによって、コア10Bが回転駆動されるようになって
いるのである。なお、ここでは、駆動モータ23は略一
定速度で回転するようにされているが、エンジンの運転
状態に応じたEGRバルブ6の開度制御に連動するよう
にしてもよい。
孔を多数有する多孔質薄壁として構成されており、空気
を通すものの排気ガスのパティキュレートは捕集される
ようになっている。なお、隔壁21の厚さは0.1mm
程度である。また、コア10Bは、図2に示すように、
その外周面20Aに形成されたギヤ部20Bを介して、
駆動モータ23によって回転駆動されるようになってい
る。つまり、駆動モータ23には駆動用ギヤ24が取り
付けられており、この駆動用ギヤ24が円筒状部材20
の外周面20Aに形成されたギヤ部20Bと噛み合うこ
とによって、コア10Bが回転駆動されるようになって
いるのである。なお、ここでは、駆動モータ23は略一
定速度で回転するようにされているが、エンジンの運転
状態に応じたEGRバルブ6の開度制御に連動するよう
にしてもよい。
【0024】このようにして、コア10Bは、図1に示
すように、ハウジング10A内で、軸Xを中心にして回
転するようになっている。ところで、ハウジング10A
の排気ガス用出口10b部分とコア10Bとの間であっ
て、回転式熱交換器10の静止部とコア10Bとが摺接
する摺接部には、図1,図2に示すように、気密性を保
持すべく、D型の形状を有するシール部材12が介装さ
れ、排気還流通路4内の排気ガスが外部へ漏出しないよ
うにシールされている。
すように、ハウジング10A内で、軸Xを中心にして回
転するようになっている。ところで、ハウジング10A
の排気ガス用出口10b部分とコア10Bとの間であっ
て、回転式熱交換器10の静止部とコア10Bとが摺接
する摺接部には、図1,図2に示すように、気密性を保
持すべく、D型の形状を有するシール部材12が介装さ
れ、排気還流通路4内の排気ガスが外部へ漏出しないよ
うにシールされている。
【0025】また、ハウジング10Aの排気ガス用入口
10a部分及び冷却エア用出口10d部分とコア10B
との間であって、回転式熱交換器10の静止部とコア1
0Bとが摺接する摺接部には、図1,図2に示すよう
に、気密性を保持すべく、θ型の形状を有するシール部
材13が介装され、排気還流通路4内の排気ガスや冷却
エア用通路11内の冷却ガスが外部へ漏出しないように
シールされている。
10a部分及び冷却エア用出口10d部分とコア10B
との間であって、回転式熱交換器10の静止部とコア1
0Bとが摺接する摺接部には、図1,図2に示すよう
に、気密性を保持すべく、θ型の形状を有するシール部
材13が介装され、排気還流通路4内の排気ガスや冷却
エア用通路11内の冷却ガスが外部へ漏出しないように
シールされている。
【0026】また、これらのシール部材12,13は、
金属製の薄板に固体潤滑剤をコーティングすることによ
り構成されている。また、排気還流通路4は、排気通路
2から吸気通路3へ排気ガスを還流するためのものであ
るが、その上流側部分(図1中、排気通路2側部分)4
Aには、EGRバルブ6が取り付けられており、このE
GRバルブ6によって、排気通路2から吸気通路3への
排気ガスの流量を制御できるようになっている。なお、
EGRバルブ6の制御はエンジンの運転状態に応じて行
なわれるようになっている。
金属製の薄板に固体潤滑剤をコーティングすることによ
り構成されている。また、排気還流通路4は、排気通路
2から吸気通路3へ排気ガスを還流するためのものであ
るが、その上流側部分(図1中、排気通路2側部分)4
Aには、EGRバルブ6が取り付けられており、このE
GRバルブ6によって、排気通路2から吸気通路3への
排気ガスの流量を制御できるようになっている。なお、
EGRバルブ6の制御はエンジンの運転状態に応じて行
なわれるようになっている。
【0027】また、冷却エア用通路11は、回転式熱交
換器10への冷却エアの導入,流出を行なうためのもの
であり、その上流側部分11Aにファン(図示せず)を
設け、冷却エアを回転式熱交換器10に導入できるよう
にされている。なお、ファンとしては、エンジンのラジ
エータファン(図示ぜず)又は専用ファン(図示せず)
を使用するようにしている。
換器10への冷却エアの導入,流出を行なうためのもの
であり、その上流側部分11Aにファン(図示せず)を
設け、冷却エアを回転式熱交換器10に導入できるよう
にされている。なお、ファンとしては、エンジンのラジ
エータファン(図示ぜず)又は専用ファン(図示せず)
を使用するようにしている。
【0028】本発明の一実施形態としての再循環排気ガ
ス冷却装置は、上述のように構成され、この装置による
排気ガスの冷却は、以下のように行なわれる。つまり、
図1〜図3に示すように、まず、低温の冷却エアが冷却
エア用通路11の上流側部分11Aから回転式熱交換器
10のコア10B内に形成された穴部22Bに導入され
ると、この冷却エアは隔壁21を通過して、穴部22A
から流出する。このとき、冷却エア用通路11内に位置
するコア10Bの隔壁21が冷やされ、冷却エアが冷却
エア用通路11の下流側部分11Bに流出することにな
る。
ス冷却装置は、上述のように構成され、この装置による
排気ガスの冷却は、以下のように行なわれる。つまり、
図1〜図3に示すように、まず、低温の冷却エアが冷却
エア用通路11の上流側部分11Aから回転式熱交換器
10のコア10B内に形成された穴部22Bに導入され
ると、この冷却エアは隔壁21を通過して、穴部22A
から流出する。このとき、冷却エア用通路11内に位置
するコア10Bの隔壁21が冷やされ、冷却エアが冷却
エア用通路11の下流側部分11Bに流出することにな
る。
【0029】次に、この冷やされたコア10B内の隔壁
21が排気還流通路4側に移動すると、冷やされた穴部
22Aに、排気還流通路4の上流側部分4Aから排気ガ
スが流入し、排気ガスが冷却されることになる。また、
冷却された排気ガスは穴部22Bから排出され、これに
よって、冷却された排気ガスを排気還流通路4の下流側
部分4Bに流出させることができる。
21が排気還流通路4側に移動すると、冷やされた穴部
22Aに、排気還流通路4の上流側部分4Aから排気ガ
スが流入し、排気ガスが冷却されることになる。また、
冷却された排気ガスは穴部22Bから排出され、これに
よって、冷却された排気ガスを排気還流通路4の下流側
部分4Bに流出させることができる。
【0030】つまり、穴部22A,22Bに排気ガス及
び冷却エアを通すことによって、隔壁21を介して熱交
換が行なわれる。つまり、冷却エアによって冷やされた
隔壁21を、排気還流通路4内を通る排気ガスの中に移
動させ、隔壁21との間で直接的に熱交換を行なうので
ある。また、この装置による排気ガスのパティキュレー
トの捕集は、以下のように行なうことができる。
び冷却エアを通すことによって、隔壁21を介して熱交
換が行なわれる。つまり、冷却エアによって冷やされた
隔壁21を、排気還流通路4内を通る排気ガスの中に移
動させ、隔壁21との間で直接的に熱交換を行なうので
ある。また、この装置による排気ガスのパティキュレー
トの捕集は、以下のように行なうことができる。
【0031】つまり、図3(b)に示すように、パティ
キュレート31の含まれている排気ガスが、排気還流通
路4の上流側部分4Aから回転式熱交換器10のコア1
0Bに形成された穴部22Aに流入すると、多孔質薄壁
として構成された隔壁21によりパティキュレート31
が付着し、パティキュレート31の取り除かれた排気ガ
スが穴部22Bから排気還流通路4の下流側部分4Bに
流出することになる(図3(b)中、左側)。つまり、
排気還流通路4の上流側部分4Aから穴部22Aに流入
した排気ガスは、穴部22Aの反対側の端部が目封じ材
30により塞がれているため、そのまま排気還流通路4
の下流側部分4Bに流出せず、排気ガスのみが隔壁21
を通って、隣の穴部22Bから排気還流通路4の下流側
部分4Bに流出することになる。
キュレート31の含まれている排気ガスが、排気還流通
路4の上流側部分4Aから回転式熱交換器10のコア1
0Bに形成された穴部22Aに流入すると、多孔質薄壁
として構成された隔壁21によりパティキュレート31
が付着し、パティキュレート31の取り除かれた排気ガ
スが穴部22Bから排気還流通路4の下流側部分4Bに
流出することになる(図3(b)中、左側)。つまり、
排気還流通路4の上流側部分4Aから穴部22Aに流入
した排気ガスは、穴部22Aの反対側の端部が目封じ材
30により塞がれているため、そのまま排気還流通路4
の下流側部分4Bに流出せず、排気ガスのみが隔壁21
を通って、隣の穴部22Bから排気還流通路4の下流側
部分4Bに流出することになる。
【0032】次に、多孔質薄壁として構成された隔壁2
1により捕集されたパティキュレート31が存在する穴
部22Aが冷却ガス用通路11側に移動すると、冷却エ
アが穴部22Bから導入され、この導入された冷却エア
が隔壁21を介して穴部22Bに進入し、隔壁21に付
着したパティキュレート31が冷却ガス用通路11の下
流側部分11Bに吹き飛ばされるため、パティキュレー
ト31のエンジン1内への還流を防止することができ
る。
1により捕集されたパティキュレート31が存在する穴
部22Aが冷却ガス用通路11側に移動すると、冷却エ
アが穴部22Bから導入され、この導入された冷却エア
が隔壁21を介して穴部22Bに進入し、隔壁21に付
着したパティキュレート31が冷却ガス用通路11の下
流側部分11Bに吹き飛ばされるため、パティキュレー
ト31のエンジン1内への還流を防止することができ
る。
【0033】このような本発明の一実施形態の再循環排
気ガス冷却装置によれば、EGRクーラ10とパティキ
ュレート31等を捕集するパティキュレートトラップと
を別々に設ける必要がなく、装置の小型化を図ることが
できるとともに、コストの低減を図ることができるとい
う利点もある。また、冷却エア用通路11の上流側部分
11Aにファン(図示せず)を設け、冷却エアを回転式
熱交換器10に導入し、隔壁21に付着したパティキュ
レート31を吹き飛ばすことができるため、パティキュ
レート31の捕集能力が低下することがなく、装置の信
頼性が高いという利点がある。
気ガス冷却装置によれば、EGRクーラ10とパティキ
ュレート31等を捕集するパティキュレートトラップと
を別々に設ける必要がなく、装置の小型化を図ることが
できるとともに、コストの低減を図ることができるとい
う利点もある。また、冷却エア用通路11の上流側部分
11Aにファン(図示せず)を設け、冷却エアを回転式
熱交換器10に導入し、隔壁21に付着したパティキュ
レート31を吹き飛ばすことができるため、パティキュ
レート31の捕集能力が低下することがなく、装置の信
頼性が高いという利点がある。
【0034】さらに、回転式熱交換器10の隔壁21を
冷却するために、冷却エアを導入するようにしているた
め、隔壁21に付着したパティキュレート31を吹き飛
ばすのに、特別にエアタンク等を設ける必要がなく、装
置の小型化を図ることができるという利点もある。さら
に、排気ガスの冷却効率をより向上させることができる
ため(最大96%)、エンジン1のシリンダ内への吸入
空気量の減少を防ぐことができ、エンジン性能の向上を
図ることができるという利点がある。
冷却するために、冷却エアを導入するようにしているた
め、隔壁21に付着したパティキュレート31を吹き飛
ばすのに、特別にエアタンク等を設ける必要がなく、装
置の小型化を図ることができるという利点もある。さら
に、排気ガスの冷却効率をより向上させることができる
ため(最大96%)、エンジン1のシリンダ内への吸入
空気量の減少を防ぐことができ、エンジン性能の向上を
図ることができるという利点がある。
【0035】また、エンジン1のシリンダ内へのパティ
キュレート31の進入を防ぐことができ、エンジン1の
部品(例えば、ピストン等)の耐久性を向上させること
ができるという利点もある。また、コア10Bがセラミ
ック製であるため、耐久性が高いという利点もある。
キュレート31の進入を防ぐことができ、エンジン1の
部品(例えば、ピストン等)の耐久性を向上させること
ができるという利点もある。また、コア10Bがセラミ
ック製であるため、耐久性が高いという利点もある。
【0036】さらに、シール部材12,13が固体潤滑
剤をコーティングして構成されているため、気密性を保
持しつつ、摺動性を高めることができ、装置の信頼性,
耐久性を高めることができるという利点がある。なお、
本実施形態にかかる再循環排気ガス冷却装置では、コア
10Bに備えられる隔壁21として、セラミック製のも
のを用いているが、セラミック製のものに限られるもの
ではなく、十分な耐熱性を有し、多孔質薄壁として構成
できるものであればよい。
剤をコーティングして構成されているため、気密性を保
持しつつ、摺動性を高めることができ、装置の信頼性,
耐久性を高めることができるという利点がある。なお、
本実施形態にかかる再循環排気ガス冷却装置では、コア
10Bに備えられる隔壁21として、セラミック製のも
のを用いているが、セラミック製のものに限られるもの
ではなく、十分な耐熱性を有し、多孔質薄壁として構成
できるものであればよい。
【0037】また、目封じ材30を取り付けた穴部22
の配列の仕方は、上述したものに限られず、パティキュ
レート31を捕集できるようになっていればよい。ま
た、目封じ材30は、セラミック製のものに限られず、
耐熱性,気密性を有するものであり、同様の機能を果た
すものであればよい。次に、本実施形態の変形例につい
て説明する。この変形例の再循環排気ガス冷却装置は、
図4に示すように、上述の実施形態に対して、シール部
材の構成が異なり、これ以外は上述の実施形態と略同様
に構成されるものである。すなわち、図4に示すよう
に、シール部材50,51は回転式熱交換器10の静止
部とコア10Bとが摺接する摺接部に固体潤滑剤を直接
溶射することにより形成される。
の配列の仕方は、上述したものに限られず、パティキュ
レート31を捕集できるようになっていればよい。ま
た、目封じ材30は、セラミック製のものに限られず、
耐熱性,気密性を有するものであり、同様の機能を果た
すものであればよい。次に、本実施形態の変形例につい
て説明する。この変形例の再循環排気ガス冷却装置は、
図4に示すように、上述の実施形態に対して、シール部
材の構成が異なり、これ以外は上述の実施形態と略同様
に構成されるものである。すなわち、図4に示すよう
に、シール部材50,51は回転式熱交換器10の静止
部とコア10Bとが摺接する摺接部に固体潤滑剤を直接
溶射することにより形成される。
【0038】つまり、シール部材50は、ハウジング1
0Aの上面(図4中、上側)を構成するフランジ部(回
転式熱交換器10の静止部とコア10Bとが摺接する摺
接部)50aの排気還流通路4の下流側部分4B側に、
固体潤滑剤を直接溶射することにより形成され、シール
部材51は、ハウジング10Aの下面(図4中、下側)
を構成するフランジ部(回転式熱交換器10の静止部と
コア10Bとが摺接する摺接部)51aの排気還流通路
4の上流側部分4A側に、固体潤滑剤を直接溶射するこ
とにより形成される。
0Aの上面(図4中、上側)を構成するフランジ部(回
転式熱交換器10の静止部とコア10Bとが摺接する摺
接部)50aの排気還流通路4の下流側部分4B側に、
固体潤滑剤を直接溶射することにより形成され、シール
部材51は、ハウジング10Aの下面(図4中、下側)
を構成するフランジ部(回転式熱交換器10の静止部と
コア10Bとが摺接する摺接部)51aの排気還流通路
4の上流側部分4A側に、固体潤滑剤を直接溶射するこ
とにより形成される。
【0039】そして、これらのシール部材50,51に
よって、排気還流通路4内の排気ガスが外部へ漏出しな
いようになっている。なお、シール部材50,51は、
双方ともD型の形状になるように形成されているが、こ
れに限られるものではなく、本実施形態のシール部材1
2,13のように、D型,θ型の形状になるように形成
してもよい。
よって、排気還流通路4内の排気ガスが外部へ漏出しな
いようになっている。なお、シール部材50,51は、
双方ともD型の形状になるように形成されているが、こ
れに限られるものではなく、本実施形態のシール部材1
2,13のように、D型,θ型の形状になるように形成
してもよい。
【0040】また、図4では便宜上一部の部材を鎖線に
て示している。さらに、図4では、回転式熱交換器10
が、本実施形態のものに比べて縦長の形状に構成されて
いるが、本実施形態の回転式熱交換器10と同様の機能
を有するものである。ここで、シール部材50が溶着さ
れたフランジ部50aのハウジング10Aへの取付構造
について、図5を参照しながら説明する。
て示している。さらに、図4では、回転式熱交換器10
が、本実施形態のものに比べて縦長の形状に構成されて
いるが、本実施形態の回転式熱交換器10と同様の機能
を有するものである。ここで、シール部材50が溶着さ
れたフランジ部50aのハウジング10Aへの取付構造
について、図5を参照しながら説明する。
【0041】シール部材50が溶着されたフランジ部5
0aは、ハウジング10Aの側面に形成されるフランジ
部10Dに対して、Vバンドカップリング52等により
一体に結合される。つまり、Vバンドカップリング52
による結合を例にとると、バンド52aと、バンド52
aと一体に形成されるVリテーナ52bとから構成さ
れ、このバンド52aを図示しないナットにより締めつ
けると、Vリテーナ52bがフランジ部50aとフラン
ジ部10Dとを締めつけ、これによって、フランジ部5
0aとフランジ部10Dとが一体に結合されるのであ
る。
0aは、ハウジング10Aの側面に形成されるフランジ
部10Dに対して、Vバンドカップリング52等により
一体に結合される。つまり、Vバンドカップリング52
による結合を例にとると、バンド52aと、バンド52
aと一体に形成されるVリテーナ52bとから構成さ
れ、このバンド52aを図示しないナットにより締めつ
けると、Vリテーナ52bがフランジ部50aとフラン
ジ部10Dとを締めつけ、これによって、フランジ部5
0aとフランジ部10Dとが一体に結合されるのであ
る。
【0042】これによって、フランジ部50aとコア1
0Bとの間で、排気還流通路4内の排気ガスが外部へ漏
出しないようにシールすることができる。なお、フラン
ジ部50aとフランジ部10Dとの間には、ガスケット
(Oリング)53が介装され、これにより、ハウジング
10Aとコア10Bとの間の気密性をさらに高めること
ができるのである。
0Bとの間で、排気還流通路4内の排気ガスが外部へ漏
出しないようにシールすることができる。なお、フラン
ジ部50aとフランジ部10Dとの間には、ガスケット
(Oリング)53が介装され、これにより、ハウジング
10Aとコア10Bとの間の気密性をさらに高めること
ができるのである。
【0043】また、Vバンドカップリング52を採用す
ると、簡単,確実に、気密性の高い結合とすることがで
きるが、一般的に行なわれているように、ガスケットを
挟んでボルト,ナットで締結するようにしてもよい。ま
た、シール部材50,51は、例えば、銅とグラファイ
トとによる合金(Cu−C)、銅とナトリウム化合物と
による合金(Cu−NaX)等により構成される。
ると、簡単,確実に、気密性の高い結合とすることがで
きるが、一般的に行なわれているように、ガスケットを
挟んでボルト,ナットで締結するようにしてもよい。ま
た、シール部材50,51は、例えば、銅とグラファイ
トとによる合金(Cu−C)、銅とナトリウム化合物と
による合金(Cu−NaX)等により構成される。
【0044】なお、シール部材51が溶着されたフラン
ジ部51aのハウジング10Aへの取付構造についても
上述と同様の構成になっている。本実施形態の変形例は
このように構成されるため、本実施形態の再循環排気ガ
ス冷却装置と同様の効果を有する。つまり、気密性を保
持しつつ、摺動性を高めることができ、装置の信頼性,
耐久性を高めることができるという利点がある。
ジ部51aのハウジング10Aへの取付構造についても
上述と同様の構成になっている。本実施形態の変形例は
このように構成されるため、本実施形態の再循環排気ガ
ス冷却装置と同様の効果を有する。つまり、気密性を保
持しつつ、摺動性を高めることができ、装置の信頼性,
耐久性を高めることができるという利点がある。
【0045】また、シール部材50,51が別部材とし
て構成されず、ハウジング10Aのフランジ部50a,
51aに固体潤滑剤を溶射して構成されているため、部
品点数を減らすことができるという利点もある。これに
より、組付工数を減らすことができるとともに、コスト
の低減を図ることができることになる。さらに、シール
部材50,51が銅とグラファイト等とによる合金等の
固体潤滑剤を直接溶射して形成されるため、摺動性が高
いという利点もある。
て構成されず、ハウジング10Aのフランジ部50a,
51aに固体潤滑剤を溶射して構成されているため、部
品点数を減らすことができるという利点もある。これに
より、組付工数を減らすことができるとともに、コスト
の低減を図ることができることになる。さらに、シール
部材50,51が銅とグラファイト等とによる合金等の
固体潤滑剤を直接溶射して形成されるため、摺動性が高
いという利点もある。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の再循環排気ガス冷却装置によれば、排気ガスの冷
却効率を向上させることができるため、エンジンのシリ
ンダ内への吸入空気量の減少を防ぐことができ、エンジ
ン性能の向上を図ることができるという利点がある。
発明の再循環排気ガス冷却装置によれば、排気ガスの冷
却効率を向上させることができるため、エンジンのシリ
ンダ内への吸入空気量の減少を防ぐことができ、エンジ
ン性能の向上を図ることができるという利点がある。
【0047】請求項2記載の本発明の再循環排気ガス冷
却装置によれば、再循環排気ガス冷却装置とパティキュ
レート等を捕集するパティキュレートトラップとを別々
に設ける必要がなく、装置の小型化を図ることができる
とともに、コストの低減を図ることができるという利点
もある。また、排気ガスの冷却効率をより向上させるこ
とができるため、エンジンのシリンダ内への吸入空気量
の減少を防ぐことができ、エンジン性能の向上を図るこ
とができるという利点がある。さらに、排気ガスのパテ
ィキュレートを効果的に除去することができるため、エ
ンジンのシリンダ内へのパティキュレートの進入を防ぐ
ことができ、エンジンの部品(例えば、ピストン等)の
耐久性を向上させることができるという利点もある。
却装置によれば、再循環排気ガス冷却装置とパティキュ
レート等を捕集するパティキュレートトラップとを別々
に設ける必要がなく、装置の小型化を図ることができる
とともに、コストの低減を図ることができるという利点
もある。また、排気ガスの冷却効率をより向上させるこ
とができるため、エンジンのシリンダ内への吸入空気量
の減少を防ぐことができ、エンジン性能の向上を図るこ
とができるという利点がある。さらに、排気ガスのパテ
ィキュレートを効果的に除去することができるため、エ
ンジンのシリンダ内へのパティキュレートの進入を防ぐ
ことができ、エンジンの部品(例えば、ピストン等)の
耐久性を向上させることができるという利点もある。
【0048】請求項3記載の本発明の再循環排気ガス冷
却装置によれば、簡素な構成によって排気ガスの冷却効
率を向上させることができるため、エンジンのシリンダ
内への吸入空気量の減少を防ぐことができ、エンジン性
能の向上を図ることができるという利点がある。請求項
4記載の本発明の再循環排気ガス冷却装置によれば、シ
ール部材が固体潤滑剤をコーティングして構成されてい
るため、気密性を保持しつつ、摺動性を高めることがで
き、装置の信頼性,耐久性を高めることができるという
利点がある。
却装置によれば、簡素な構成によって排気ガスの冷却効
率を向上させることができるため、エンジンのシリンダ
内への吸入空気量の減少を防ぐことができ、エンジン性
能の向上を図ることができるという利点がある。請求項
4記載の本発明の再循環排気ガス冷却装置によれば、シ
ール部材が固体潤滑剤をコーティングして構成されてい
るため、気密性を保持しつつ、摺動性を高めることがで
き、装置の信頼性,耐久性を高めることができるという
利点がある。
【0049】請求項5記載の本発明の再循環排気ガス冷
却装置によれば、シール部材が固体潤滑剤を溶射して構
成されているため、気密性を保持しつつ、摺動性を高め
ることができ、装置の信頼性,耐久性を高めることがで
きるという利点がある。また、シール部材が別部材とし
て構成されないため、部品点数を減らすことができ、コ
ストの低減を図ることができるという利点がある。
却装置によれば、シール部材が固体潤滑剤を溶射して構
成されているため、気密性を保持しつつ、摺動性を高め
ることができ、装置の信頼性,耐久性を高めることがで
きるという利点がある。また、シール部材が別部材とし
て構成されないため、部品点数を減らすことができ、コ
ストの低減を図ることができるという利点がある。
【0050】請求項6記載の本発明の再循環排気ガス冷
却装置によれば、安価なコストで、気密性を保持しつ
つ、摺動性を高めることができ、装置の信頼性,耐久性
を高めることができるという利点がある。
却装置によれば、安価なコストで、気密性を保持しつ
つ、摺動性を高めることができ、装置の信頼性,耐久性
を高めることができるという利点がある。
【図1】本発明の一実施形態としての再循環排気ガス冷
却装置における全体構成を示す模式図である。
却装置における全体構成を示す模式図である。
【図2】本発明の一実施形態としての再循環排気ガス冷
却装置における要部としての回転式熱交換器を示す模式
図である。
却装置における要部としての回転式熱交換器を示す模式
図である。
【図3】本発明の一実施形態としての再循環排気ガス冷
却装置における作用を説明するための模式図である。
却装置における作用を説明するための模式図である。
【図4】本発明の一実施形態の変形例としての再循環排
気ガス冷却装置を示す模式的な分解斜視図である。
気ガス冷却装置を示す模式的な分解斜視図である。
【図5】本発明の一実施形態の変形例としての再循環排
気ガス冷却装置における回転式熱交換器の一部を示す模
式的な断面図である。
気ガス冷却装置における回転式熱交換器の一部を示す模
式的な断面図である。
【図6】従来の再循環排気ガス冷却装置の配設された排
気ガス再循環装置を模式的に示す図である。
気ガス再循環装置を模式的に示す図である。
1 エンジン 2 排気通路 3 吸気通路 4 排気還流通路 4A 排気還流通路の上流側部分 4B 排気還流通路の下流側部分 5 EGRクーラ(再循環排気ガス冷却装置) 5A EGRクーラ本体 5a 入口 5b 出口 6 EGRバルブ 7 排気ガス再循環装置(EGR装置) 10 EGRクーラとしての回転式熱交換器(回転蓄熱
式熱交換器) 10A ハウジング 10B コア 10D ハウジングの側面に形成されるフランジ部 10a 排気ガス用入口 10b 排気ガス用出口 10c 冷却エア用入口 10d 冷却エア用出口 11 冷却ガス用通路 11A 冷却エア用通路の上流側部分 11B 冷却ガス用通路の下流側部分 12,13 シール部材 20A 円筒状部材の外周面 20B ギヤ部 21 隔壁(穴部の壁部) 22,22A,22B 穴部 23 駆動モータ 24 駆動用ギヤ 30 目封じ材 31 パティキュレート 40 排気還流通路4の一部を構成する冷却通路 40a 冷却通路の壁部 50,51 シール部材 50a,51a ハウジングのフランジ部(回転式熱交
換器の静止部) 52 Vバンドカップリング 52a バンド 52b Vリテーナ 53 ガスケット(Oリング)
式熱交換器) 10A ハウジング 10B コア 10D ハウジングの側面に形成されるフランジ部 10a 排気ガス用入口 10b 排気ガス用出口 10c 冷却エア用入口 10d 冷却エア用出口 11 冷却ガス用通路 11A 冷却エア用通路の上流側部分 11B 冷却ガス用通路の下流側部分 12,13 シール部材 20A 円筒状部材の外周面 20B ギヤ部 21 隔壁(穴部の壁部) 22,22A,22B 穴部 23 駆動モータ 24 駆動用ギヤ 30 目封じ材 31 パティキュレート 40 排気還流通路4の一部を構成する冷却通路 40a 冷却通路の壁部 50,51 シール部材 50a,51a ハウジングのフランジ部(回転式熱交
換器の静止部) 52 Vバンドカップリング 52a バンド 52b Vリテーナ 53 ガスケット(Oリング)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲葉 志津雄 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 赤尾 好之 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 エンジンの排気通路と吸気通路とを接続
する排気還流通路に、コアを回動させることで熱交換を
行なう回転式熱交換器が配設されるとともに、該回転式
熱交換器の該コアに冷却エアを導入することで該排気還
流通路を通る排気ガスを冷却するように構成されている
ことを特徴とする、再循環排気ガス冷却装置。 - 【請求項2】 該コアがセラミックにより形成されると
ともに、該コアの一方の端部が閉塞され他方の端部が開
口する穴部と、一方の端部が開口し他方の端部が閉塞さ
れた穴部とが互いに隣接するように構成されていること
を特徴とする、請求項1記載の再循環排気ガス冷却装
置。 - 【請求項3】 該冷却エアが、エンジンのラジエータフ
ァン又は専用に設けられたファンにより導入されるよう
に構成されていることを特徴とする、請求項1記載の再
循環排気ガス冷却装置。 - 【請求項4】 該回転式熱交換器の静止部と該コアとが
摺接する摺接部に、気密性を保持すべくシール部材が介
装され、該シール部材が、金属製の薄板に固体潤滑剤を
コーティングすることにより構成されていることを特徴
とする、請求項1〜3のいずれかに記載の再循環排気ガ
ス冷却装置。 - 【請求項5】 該回転式熱交換器の静止部と該コアとが
摺接する摺接部に、気密性を保持すべくシール部材が介
装され、該シール部材が、該静止部のフランジ部に固体
潤滑剤を直接溶射することにより構成されていることを
特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の再循環排
気ガス冷却装置。 - 【請求項6】 該シール部材が、主に銅とグラファイト
等とによる合金により構成されていることを特徴とす
る、請求項5記載の再循環排気ガス冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8164940A JPH109063A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 再循環排気ガス冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8164940A JPH109063A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 再循環排気ガス冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH109063A true JPH109063A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15802746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8164940A Pending JPH109063A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 再循環排気ガス冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH109063A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012026367A (ja) * | 2010-07-23 | 2012-02-09 | Isuzu Motors Ltd | Egr装置 |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP8164940A patent/JPH109063A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012026367A (ja) * | 2010-07-23 | 2012-02-09 | Isuzu Motors Ltd | Egr装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030930 |