JPH1091022A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置

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Publication number
JPH1091022A
JPH1091022A JP8241693A JP24169396A JPH1091022A JP H1091022 A JPH1091022 A JP H1091022A JP 8241693 A JP8241693 A JP 8241693A JP 24169396 A JP24169396 A JP 24169396A JP H1091022 A JPH1091022 A JP H1091022A
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JP
Japan
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recording medium
unit
fixing
conveying
toner image
Prior art date
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Application number
JP8241693A
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English (en)
Inventor
Osamu Takagi
修 高木
Satoshi Kinouchi
聡 木野内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着ローラの温度を通常よりも高く設定した
り、定着ローラの回転速度を低下させるといったプロセ
ス条件を全く変更することなく、OHPシートのような
熱の伝わりにくい材質の記録媒体に対しても、トナー像
を完全に定着すること。 【解決手段】 トナー像を担持した記録媒体を加熱しつ
つ搬送することによってトナー像を記録媒体上に定着さ
せる定着手段と、この定着手段を通過した記録媒体を受
け、前記記録媒体が前記定着手段を再度通過させるべ
く、前記定着手段の直前に前記記録媒体を導くガイド手
段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば静電複写機、
レーザプリンタ等の画像形成装置に搭載され、未定着の
トナー像を記録媒体上に定着させる定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の定着器では加熱ローラ
と加圧ローラとからなる定着ローラ対を有し、これらの
ローラ対のニップ部に未定着トナー像を担持した記録媒
体を導くことによって、加熱・加圧することによってト
ナー像を記録媒体上に定着させている。このような定着
装置を有する複写機において、OHPシートのようなフ
ィルム上の記録媒体にトナー像を定着させる場合があ
る。通常使われる紙に比べて、OHPシートは熱が伝わ
りにくいため、紙に定着する場合と同じ条件で定着を行
った場合、OHPシート上の定着が不十分になり、例え
ば指で触れたりした場合、OHPシート上のトナー像が
消えてしまうことがある。
【0003】そのため、特にOHP等の熱の伝わりにく
い材質の記録媒体に対して十分な定着強度を確保するた
め、定着ローラの径を大きくしてニップ幅を増やす事に
より加熱時間を稼いだり、必要に応じて定着器速度を遅
くし、単位面積当たりに加えられる熱量を大きくするこ
とによって、定着性の向上を図っている。
【0004】しかしながら、従来の複写機における加熱
ローラと加圧ローラを用いた定着器では、ニップ幅を維
持するために加圧ローラ表面にシリコンゴムが用いられ
ているが、熱伝導率が低いため、特に多数枚の連続出力
を行う高速タイプのマシンでは表面温度が必要以上に上
がり易かった。そのため、定着ローラ対を通過した用紙
の裏側も高温になり、排紙トレイ上で温度が下がりきら
ず、連続コピーを行った場合には、排紙トレイ上で重な
り合った用紙がトナーにより互いに貼りつく現象がみら
れた。
【0005】さらに、カラー複写機等においてOHPシ
ートを用いて出力を行う場合、定着性能を維持し、透過
性を確保するため、普通紙を定着する条件よりも多くの
熱を必要とする。そのため、従来は制御温度の変更、あ
るいは、搬送速度を落として加熱時間を確保することに
よって対応していた。
【0006】しかしこれを実現させるためには、作像プ
ロセス速度を2種類以上設けるか、あるいは、作像プロ
セス通過後に、用紙サイズよりも大きなスペースを必要
とし、コストアップやマシンサイズの大型化の要因とな
っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
定着装置でOHPシートのような熱の伝わりにくい材質
にトナー像を定着させる場合には、シートに与えられる
単位面積当たりの熱量を増加させることによって対応し
ていたため、結果的にニップ部に単位時間に与えられる
熱量も増加してしまい、加熱ローラや加圧ローラの異常
昇温といった不具合が発生していた。
【0008】そこで本発明においては、OHPシート等
の熱の伝わりにくい材質からなる記録媒体にトナー像を
定着させる場合でも、加熱ローラ及び加圧ローラの表面
が通常の複写時に比べて高くなることなく、十分な定着
性能が得られるような定着装置および画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願の第1の発明の定着装置は、トナー像を担持し
た記録媒体を加熱しつつ搬送することによってトナー像
を記録媒体上に定着させる定着手段と、この定着手段を
通過した記録媒体を受け、前記記録媒体が前記定着手段
を再度通過させるべく、前記定着手段の直前に前記記録
媒体を導くガイド手段とを具備することを特徴とする。
【0010】また、本願の第2の発明の定着装置は、ト
ナー像を担持した記録媒体を加熱しつつ搬送することに
よってトナー像を記録媒体上に定着させる定着手段と、
この定着手段を通過した記録媒体を受け、前記定着手段
の直前に前記記録媒体を導くガイド手段と、前記記録媒
体の種類に応じて、前記記録媒体が前記定着手段および
前記ガイド手段を通過する回数を制御する制御手段とを
具備することを特徴とする。
【0011】また、本願の第3の発明の定着装置は、ト
ナー像を担持した記録媒体を加熱しつつ搬送することに
よってトナー像を記録媒体上に定着させる定着手段と、
この定着手段により搬送される記録媒体の種類を検知す
る検知手段と、前記定着手段を通過した記録媒体を受
け、前記定着手段の直前に前記記録媒体を導くガイド手
段と、前記検知手段の検知結果に対応して、前記記録媒
体が前記定着手段および前記ガイド手段を通過する回数
を制御する制御手段とを具備することを特徴とする。
【0012】また、本願の第4の発明の定着装置は、ト
ナー像を担持した記録媒体を加熱しつつ搬送することに
よってトナー像を記録媒体上に定着させる定着手段と、
この定着手段により搬送される記録媒体の種類を検知す
る記録媒体種類検知手段と、前記定着手段の温度を検知
する温度検知手段と、前記定着手段を通過した記録媒体
を受け、前記定着手段の直前に前記記録媒体を導くガイ
ド手段と、前記記録媒体種類検知手段および前記温度検
知手段の検知結果応じて、前記記録媒体が前記定着手段
および前記ガイド手段を通過する回数を制御する制御手
段とを具備することを特徴とする。
【0013】また、本願の第5の発明の定着装置は、ト
ナー像を担持した記録媒体を加熱しつつ搬送することに
よってトナー像を記録媒体上に定着させる定着手段と、
この定着手段を通過した記録媒体を受け、前記定着手段
の直前に前記記録媒体を導くガイド手段と、前記記録媒
体の種類に応じて、前記記録媒体が前記定着手段および
前記ガイド手段を通過する回数を制御する制御手段と、
この制御手段の制御により前記記録媒体が前記定着手段
を複数回通過するとき、1回目の通過時には前記定着手
段を第1の速度で駆動し、2回目以降は前記定着手段を
前記第1の速度よりも低い第2の速度で駆動する駆動手
段とを具備することを特徴とする。
【0014】また、本願の第6の発明の画像形成装置
は、記録媒体上にトナー像を転写する転写手段と、この
転写手段によりトナー像が転写された前記記録媒体を搬
送する搬送手段と、この搬送手段により搬送された前記
記録媒体を受け取り、加熱しつつ搬送することによって
前記記録媒体上に転写されたトナー像を記録媒体上に定
着させる定着手段と、この定着手段を通過した少なくと
も片面にトナー像が定着済みの記録媒体を再度前記転写
手段に搬送する再搬送手段と、この再搬送手段の途中に
設けられ、再搬送手段を通過中の記録媒体を前記転写手
段を介さずに前記定着手段へガイドするガイド手段とを
具備することを特徴とする。
【0015】また、本願の第7の発明の画像形成装置
は、記録媒体上にトナー像を転写する転写手段と、この
転写手段によりトナー像が転写された前記記録媒体を搬
送する搬送手段と、この搬送手段により搬送された前記
記録媒体を受け取り、加熱しつつ搬送することによって
前記記録媒体上に転写されたトナー像を記録媒体上に定
着させる定着手段と、この定着手段を通過した少なくと
も片面にトナー像が定着済みの記録媒体を再度前記転写
手段に搬送する再搬送手段と、この再搬送手段の途中に
設けられ、再搬送手段を通過中の記録媒体を前記転写手
段を介さずに前記定着手段へガイドするガイド手段とを
具備することを特徴とする。
【0016】また、本願の第8の発明の画像形成装置
は、記録媒体上にトナー像を転写する転写手段と、この
転写手段によりトナー像が転写された前記記録媒体を搬
送する搬送手段と、この搬送手段により搬送された前記
記録媒体を受け取り、加熱しつつ搬送することによって
前記記録媒体上に転写されたトナー像を記録媒体上に定
着させる定着手段と、この定着手段を通過した少なくと
も片面にトナー像が定着済みの記録媒体を再度前記転写
手段に搬送する再搬送手段と、この再搬送手段の途中に
設けられ、再搬送手段を通過中の記録媒体を前記転写手
段を介さずに前記定着手段へガイドするガイド手段と、
前記再搬送手段の途中に設けられ、記録媒体が前記ガイ
ド手段に向かって搬送される第1の方向と、記録媒体が
前記再搬送手段に沿って搬送される第2の方向とに切り
換え自在なゲート手段とを具備することを特徴とする。
【0017】また、本願の第9の発明の画像形成装置
は、記録媒体の種類を検知する検知手段と、記録媒体上
にトナー像を転写する転写手段と、この転写手段により
トナー像が転写された前記記録媒体を搬送する搬送手段
と、この搬送手段により搬送された前記記録媒体を受け
取り、加熱しつつ搬送することによって前記記録媒体上
に転写されたトナー像を記録媒体上に定着させる定着手
段と、この定着手段を通過した少なくとも片面にトナー
像が定着済みの記録媒体を再度前記転写手段に搬送する
再搬送手段と、この再搬送手段の途中に設けられ、再搬
送手段を通過中の記録媒体を前記転写手段を介さずに前
記定着手段へガイドするガイド手段と、前記再搬送手段
の途中に設けられ、記録媒体が前記ガイド手段に向かっ
て搬送される第1の方向と、記録媒体が前記再搬送手段
に沿って搬送される第2の方向とに切り換え自在なゲー
ト手段と、前記検知手段の検知結果に応じて、前記定着
手段を通過した記録媒体が前記転写手段を介さずに前記
定着手段に再度搬送されるように前記再搬送手段および
前記ゲート手段を制御する制御手段とを具備することを
特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例について具体的に説明する。図1に示すように
画像形成装置すなわち複写装置2は、複写対象物すなわ
ち原稿Dが載置される原稿台10が装置上面に配置さ
れ、この原稿台10の下方すなわち装置2の内部には、
原稿台10上に載置された原稿Dを照明する露光ランプ
14と、この露光ランプ14から照射され原稿Dから反
射された光をさらに反射する第1のミラー18とを載置
して、原稿台10と平行に移動可能に配置された第1キ
ャリッジ20が設けられている。この第1キャリッジ2
0は図示しないパルスモータ等の駆動手段により、原稿
台10に沿って往復移動される。
【0019】第1のミラー18により反射された原稿D
からの反射光が案内される方向には、この反射光を順に
折り曲げる第2のミラー22と第3のミラー24とが互
いに直角になるように配置されている。これらの第2の
ミラー22と第3のミラー24とは第2のキャリッジ2
6に固定されており、この第2キャリッジ26は、第1
のキャリッジ20を駆動する図示しない歯付きベルト等
によって前記第1のキャリッジ20に対して従動される
とともに、第1のキャリッジ20に対して1/2の速度
で原稿台10に対して平行移動される。
【0020】第3のミラー24によって反射された光が
案内される方向で、この光の光軸を含む面内には、この
光を光学的に変倍するレンズ28が配置されている。レ
ンズ28は図示しない駆動機構を介して移動可能に形成
されており、第2キャリッジ26からの反射光に集束性
を与えるとともに、レンズ28自身が移動することによ
り反射光を所定の倍率で結像させる。このレンズ28に
より変倍され、集束性が与えられた反射光はCCD等の
光電素子からなるラインセンサ30に受光される。
【0021】ラインセンサ30に受光され、電気信号に
変換された前記原稿Dの画像は、所定の画像処理を施さ
れた後、レーザ発振器、ポリゴンミラー、f θレンズ等
からなるレーザユニット32に伝達され、前記処理され
た画像データに応じてレーザビームが発振され、感光体
ドラム38上がレーザビームにより照射され、感光体ド
ラム38上に画像データに応じた静電潜像が形成され
る。ここで、この感光体ドラム38は図示しないモータ
等の駆動手段により図示矢印方向に回転されるものであ
る。
【0022】感光体ドラム38の周囲には、感光体ドラ
ム38が回転する方向に沿って、ドラム38上に所定の
電荷を帯電させる帯電手段40と、前記レーザユニット
32からのビーム露光位置Lと、ドラム38上に形成さ
れた静電潜像に対してトナーを供給することによって現
像する現像手段44と、ドラム38上に形成されたトナ
ー像を供給される記録媒体上に転写する転写チャージャ
46と、転写後の記録媒体と感光体ドラム38との静電
的な吸着を除去して記録媒体の剥離を助長する剥離チャ
ージャ47と、ドラム38の表面に残留したトナーを掻
き落とすとともにドラム38表面に残った電荷を除去す
るクリーニング装置48とが配置されている。
【0023】感光体ドラム38が回転する方向におい
て、前記転写チャージャ46位置に対して上流の位置
(図中右側)には、感光体ドラム38に形成されたトナ
ー像が転写されるための記録媒体を保持する給紙カセッ
ト50a、ならびに大容量給紙カセット50bが配置さ
れており、それぞれのカセット50a、50bに対し
て、載置されている記録媒体を1枚ずつ取り出すピック
アップローラ52a、bおよび、これらのピックアップ
ローラ52a、bにより取り出された記録媒体を受け取
り、さらに下流へ搬送する搬送ローラ54a、bがそれ
ぞれ設けられている。また、カセットによらずオペレー
タが手差しで記録媒体を供給するための手差し口50c
が、給紙カセット50aの上方に設けられている。
【0024】感光体ドラム38と攪拌荘ローラ54a、
bの間には、それぞれのカセット50a、bから取り出
されて搬送されてきた記録媒体の傾きを補正するととも
に、感光体ドラム38上のトナー像の先端と記録媒体の
先端とを整合させて、感光体ドラム38の外周面の移動
速度と等速度で前記転写チャージャ46の位置へ記録媒
体を送り込むためのレジストローラ58が配置されてい
る。このレジストローラ58には後述する再搬送装置6
6からの記録媒体も送り込まれ、先端が整位されて感光
体ドラム38方向に送り込まれる。また、このレジスト
ローラ58直前の記録媒体搬送路上には、たとえば受光
素子と発光素子とからなり、記録媒体における光の透過
率を検知することによって、記録媒体がOHPシートの
ような透明フィルムであることを検知する記録媒体種類
検知センサ59が設けられている。この記録媒体種類検
知センサ59は、記録媒体の厚さを検知するようなタイ
プのセンサであっても良い。
【0025】感光体ドラム38が回転する方向に沿っ
て、前記転写チャージャの下流側に位置する方向には、
トナー像が転写された記録媒体を搬送する搬送ベルト6
0と、記録媒体上に担持されたトナー像を加熱、加圧す
ることにより記録媒体上に定着させるための定着装置6
2と、この定着装置62により画像が定着された記録媒
体を装置外部に排出する排出ローラ64とが設けられて
いる。
【0026】図2に詳細に示すように、この定着装置6
2はローラ表面が所定のニップ幅を保って互いに圧接さ
れたローラ対62a、62bを備え、このローラ対62
a、62b相互間を記録媒体が通過する際に、記録媒体
上に担持されているトナーを加熱させてトナー像を溶融
させつつトナー像と記録媒体とを加圧することで、記録
媒体上にトナー像を固着させるものである。
【0027】具体的には定着装置は、ヒータランプ等の
熱源63を内部に有した加熱ローラ62aと、この加熱
ローラ62aに対してスプリング等からなる加圧機構6
2fによって圧接される加圧ローラ62bを有してお
り、加熱ローラ62aによって記録媒体上に担持されて
いるトナーを加熱してトナー像を溶融させるとともに、
加熱ローラ62aに対する加圧ローラ62bの圧接力に
よってトナー像と記録媒体とを加圧して、記録媒体上に
トナー像を定着させるものである。
【0028】なお、加熱ローラ62aと加圧ローラ62
bとは、その外径が例えば30mmに設定されている。ま
た、加熱ローラ62aは図示しないギア等の伝達機構を
介して駆動モータにより駆動されて図示矢印方向に所定
の速度で回転され、加圧ローラ62bは図示矢印方向に
従動回転するものである。
【0029】加熱ローラ62aの周上には、加熱ローラ
62aと加圧ローラ62bとの接触位置(ニップ位置)
65よりも回転方向下流側に、記録媒体を加熱ローラ6
2aから剥離する剥離爪62cと、加熱ローラ62a上
に付着することがあるトナーや紙粉等のゴミを除去する
クリーニング部材62dと、加熱ローラ62aの表面温
度を検知するサーミスタ62eとが加熱ローラ62aの
周面に接触するように順次設けられている。
【0030】定着装置62と排紙ローラ64との間には
ゲート67が設けられており、定着装置62から搬送さ
れる画像が定着済みの記録媒体を排紙ローラ64側に送
り出すか、再搬送装置66に送り出すか切り換え自在に
なっている。再搬送装置66は、片面に画像形成済みの
記録媒体の裏面に画像を形成するために再度前記転写チ
ャージャ46の位置まで記録媒体を導くためのもので、
記録媒体を搬送する搬送路68と、表裏反転された記録
媒体を一時集積する一時集積トレイ71と、この一時集
積トレイ71から記録媒体を取り出すピックアップロー
ラ71と、このピックアップローラ71により取り出さ
れた記録媒体を前記レジストローラ58に再度供給する
搬送ローラ72を有している。
【0031】この再搬送装置66の再搬送路68の途中
には、両面画像形成のためではなく、定着装置62のみ
を再度通過させるために記録媒体を導く用紙ガイド80
が設けられている。再搬送路68にはゲート82が設け
られており、搬送されてくる記録媒体をそのまま再搬送
路に沿って搬送するか、用紙ガイド80に導くかを切り
換え自在になっている。ここで、用紙ガイド80は、上
述したように記録媒体を再度定着装置62のみに送り込
むためのものであるから、用紙ガイド80の出口は少な
くとも記録媒体の搬送方向から見て転写チャージャ46
の下流で、定着装置62の上流でなければならない。従
って、この実施例では用紙ガイド80の出口は、搬送ベ
ルト60の途中に位置するように配置されている。
【0032】次に上述した複写装置2における、本発明
の最も特徴とする再定着動作について説明する。通常加
熱ローラ62aは、サーミスタ62eからの出力を参照
することにより表面が例えば通常200℃になるように
制御され、周速が300mm/sec で回転されている。定
着装置62に搬送されてきた記録媒体が通常使用される
PPC用紙である場合は、この条件で1回定着装置62
を通過させることで表面に担持されていたトナーは十分
に用紙上に定着する。ところが、OHPシートのような
厚みのあるフィルムを記録媒体として使用した場合は、
記録媒体自体を熱が伝わりにくいために上記条件で定着
装置62を1回通過させただけでは、トナーが十分に定
着しない場合がある。
【0033】したがって、本発明においてはレジストロ
ーラ58の直前に配置されている前述の記録媒体種類検
知センサ59により、供給される記録媒体の光の透過率
を検知し、光の透過率が高い記録媒体であると判定され
た場合は、この記録媒体はOHPシートであると判断す
る。そして、OHPシートであると判断された記録媒体
が定着装置62を通過した後に、前記ゲート67を図示
実線側に移動させることによりOHPシートを再搬送手
段66に導く。そして、再搬送路68途中に設けられて
いるゲート82を図示実線側に切り換えることによりO
HPシートをガイド80に案内し、OHPシートを再度
定着装置62に導く。そして、OHPシートは再度ニッ
プ部65を通過することによりトナー像を加熱定着され
る。これによって、1回の定着動作によって完全にOH
Pシート上に定着されなかったトナー像についても、2
回目の定着動作により完全に定着される。2回目の定着
動作を終了したとき、前記ゲート67は図示点線側に切
り換えられ、OHPシートを排出ローラ64へ導かれ、
OHPシートは機体外に排出される。
【0034】ここまでの説明では、OHPシートである
ことが判別された場合に2回定着装置を通過させるよう
にしているが、定着装置を通過させる回数は2回に限ら
ない。例えば、加熱ローラ62aの表面温度が所定の温
度(この例では200℃)に達していない状態でOHP
シートが定着装置62に搬送されてきたような場合は、
定着動作を2回行うだけでは完全なトナーの定着に必要
な熱量が得られないおそれがあるため、定着に必要な熱
量を得られるまでさらに複数回定着装置62を通過する
ように、前記ゲート67、再搬送路68、ゲート82、
ガイド80からなるループ搬送路を稼働させるようにし
ても良い。
【0035】また、加熱ローラ62aが所定温度に達し
ていない場合は、通常のPPC用紙に対して定着に必要
な十分な熱量が与えられない場合があるので、記録媒体
種類検知センサ59により普通紙であることが検知され
ていても、再度定着装置62を通過させるようにゲート
67、再搬送路68、ゲート82、ガイド80からなる
ループ搬送路を用紙搬送可能な状態にセットし、普通紙
に対して複数回定着動作を行うようにしても良い。
【0036】さて、上述したような再定着用のループ搬
送路は、本実施例においては両面複写用の再搬送装置6
6を兼用することにより形成されている。本実施例の複
写装置2において両面コピーを行う場合には、片面に画
像形成済みの記録媒体が定着装置62を通過した後、ゲ
ート67を図示実線側に位置させることにより記録媒体
を再搬送装置66の再搬送路68に送り込み、再搬送路
68途中のゲート82を点線にて図示した側に切り換え
ることによって、片面に画像が定着された記録媒体は中
間トレイ71に送り込まれる。そして、ピックアップロ
ーラ71の作用により中間トレイ71から取り出された
片面画像形成済みの記録媒体は、搬送ローラ72の作用
により再度レジストローラ58を経て転写位置に送り込
まれ、裏面に画像を形成されるものである。
【0037】ここで、両面コピーを行いたい記録媒体が
フイルム状のシートであるような場合も考えられるが、
このような場合にはトナー像が完全に定着するまでは、
前記搬送路68中のゲート82を図示実線側に切り換え
て、複数回定着装置62を通過させた後、ゲート82を
図示点線側に切り換えて記録媒体を中間トレイ71に導
くようになっている。
【0038】上述したような本願の動作は、図3に示す
ような制御系により制御手段としてのCPU85により
制御される。CPU85には記録媒体種類検知センサ5
9からの出力、サーミスタ62e等の各種センサからの
信号を受け、この信号に応じてゲート67、82の切り
換えや定着装置62のオン、オフ制御等を行い、上述し
たような条件に応じた再定着動作の実行を制御するもの
である。
【0039】さて、上述した再定着動作の際には、1回
目の定着動作から2回目の定着動作までの間に、記録媒
体の温度がなるべく低下しないようにしたほうが効率よ
く定着動作を行うことができる。そこで、図4に示した
ように、再搬送路68のうちの再定着用の搬送路として
兼用されている部分、および、再搬送路68から定着装
置62へ記録媒体を導くガイド80に保温部材69を貼
り付け、再度定着装置62へ導かれるまでの記録媒体の
温度低下を防止するようにしてもよい。また、搬送路6
8とガイド80からなる再定着用のループ中にに、定着
ローラから発生する熱を伝達するファン等からなる熱伝
達装置71を設けて、搬送路68の再定着用に使用され
る部分及びガイド80を加熱するようにしても良い。
【0040】また、上記実施例では記録媒体種類をセン
サ59による光透過率の検知状況により判別していた
が、例えば図示しないコントロールパネル等にあらかじ
め特殊な用紙を選択するモードを設定できるようにスイ
ッチ等を設けておき、オペレータにより選択された記録
媒体の種類に応じて、上述した再定着動作を行うように
しても良い。
【0041】ここで、印刷スピードの速い複写装置では
加熱ローラから加圧ローラヘの熱の逃げによる温度低下
が定着強度に影響するため、加圧ローラ内部にも加熱源
を配置して、加圧ローラ表面の温度を一定以上に維持す
るものがある。このような高速機において、連続定着動
作時等で加熱を続けた場合、加熱ローラと加圧ローラと
のニップ部分で、加圧ローラをさらに加熱することにな
るため、加圧ローラ表面は、特に連続動作時に、設定温
度以上に加熱されることがある。
【0042】この場合、記録媒体としての例えば紙がこ
のニップ部をつぎつぎ通過し、排紙トレイ上に積載され
るが、この間の温度低下には限度があるため、記録媒体
自体が高温を保ったまま排紙トレイ上に積載されること
になり、記録媒体上のトナーが融着することによって排
紙トレイ上の記録媒体どうしが張り付いたり、記録媒体
の裏側が汚れる等の問題がある。そのため、図5に示す
ように加圧ローラ62bに接離する冷却ローラ90を有
し、加圧ローラ62b表面が設定温度を上回った場合に
は、ソレノイド等の接離機構92の動作により、冷却ロ
ーラ90を加圧ローラ62bに当接させることによっ
て、加圧ローラ62b上の熱を除去し、記録媒体の温度
が許容値異常に上昇することを防止するようにすればよ
い。この冷却ローラ90は、接離機構92の動作により
加圧ローラ62bに押圧され、加圧ローラ62bに従動
して回転する。この冷却ローラ90のローラ材質は加圧
ローラ62bの表面材質、例えばPFAやシリコーンゴ
ムより熱伝導率が高い事が望ましく、例えばアルミロー
ラ等を用いれば十分な冷却効果を得ることができる。
【0043】また、定着装置62自体はどんな形のもの
であっても適用可能であり、例えば図6に示すように加
熱源を有した2組の加熱ローラ101、102を有し、
これらの加熱ローラ101、102間に耐熱性を有した
ベルト103を巻回し、このベルト103と加圧ローラ
105とのニップ部104にて記録媒体上のトナー像を
加熱するタイプのものであっても良い。このようなタイ
プの定着装置では、加熱ローラ101の影響により、ニ
ップ部の手前でトナー像を担持した記録媒体が予備加熱
され、定着効率を上げることができる。
【0044】
【発明の効果】以上、詳述したように本願発明によれ
ば、定着ローラの温度を通常よりも高く設定したり、定
着ローラの回転速度を低下させるといったプロセス条件
を全く変更することなく、OHPシートのような熱の伝
わりにくい材質の記録媒体に対しても、トナー像を完全
に定着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定着装置を適用した複写装置を示す
図。
【図2】本発明の記録媒体再搬送機構を示す図。
【図3】本発明の複写装置の制御系の概略図。
【図4】本発明の記録媒体再搬送機構の変形例を示す
図。
【図5】本発明の定着装置の変形例を示す図。
【図6】本発明の記録媒体搬送機構の変形例を示す図。
【符号の説明】
2…複写装置 38…感光体ドラム 46…転写チャージャ 59…記録媒体種類検知センサ 60…搬送ベルト 62…定着装置 67…ゲート 66…再搬送機構 68…搬送路 69…保温部材 80…ガイド 82…ゲート 85…CPU

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像を担持した記録媒体を加熱しつ
    つ搬送することによってトナー像を記録媒体上に定着さ
    せる定着手段と、 この定着手段を通過した記録媒体を受け、前記記録媒体
    が前記定着手段を再度通過させるべく、前記定着手段の
    直前に前記記録媒体を導くガイド手段と、を具備するこ
    とを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド手段を保温する手段をさらに
    具備することを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 前記定着手段において発生する熱を前記
    ガイド手段に伝達する熱伝達手段をさらに具備すること
    を特徴とする請求項1記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 トナー像を担持した記録媒体を加熱しつ
    つ搬送することによってトナー像を記録媒体上に定着さ
    せる定着手段と、 この定着手段を通過した記録媒体を受け、前記定着手段
    の直前に前記記録媒体を導くガイド手段と、 前記記録媒体の種類に応じて、前記記録媒体が前記定着
    手段および前記ガイド手段を通過する回数を制御する制
    御手段と、を具備することを特徴とする定着装置。
  5. 【請求項5】 トナー像を担持した記録媒体を加熱しつ
    つ搬送することによってトナー像を記録媒体上に定着さ
    せる定着手段と、 この定着手段により搬送される記録媒体の種類を検知す
    る検知手段と、 前記定着手段を通過した記録媒体を受け、前記定着手段
    の直前に前記記録媒体を導くガイド手段と、 前記検知手段の検知結果に対応して、前記記録媒体が前
    記定着手段および前記ガイド手段を通過する回数を制御
    する制御手段と、を具備することを特徴とする定着装
    置。
  6. 【請求項6】 トナー像を担持した記録媒体を加熱しつ
    つ搬送することによってトナー像を記録媒体上に定着さ
    せる定着手段と、 この定着手段により搬送される記録媒体の種類を検知す
    る記録媒体種類検知手段と、 前記定着手段の温度を検知する温度検知手段と、 前記定着手段を通過した記録媒体を受け、前記定着手段
    の直前に前記記録媒体を導くガイド手段と、 前記記録媒体種類検知手段および前記温度検知手段の検
    知結果応じて、前記記録媒体が前記定着手段および前記
    ガイド手段を通過する回数を制御する制御手段と、を具
    備することを特徴とする定着装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記温度検知手段が前
    記定着手段が所定温度以上であることを検知していると
    きは前記記録媒体種類検知手段の検知結果に応じて前記
    記録媒体が前記定着手段および前記ガイド手段を通過す
    る回数を制御し、前記温度検知手段が前記定着手段が所
    定温度未満であることを検知しているときは前記記録媒
    体種類検知手段の検知結果に関係なく前記記録媒体が前
    記定着手段および前記ガイド手段を複数回通過するよう
    に制御することを特徴とする請求項6記載の定着装置。
  8. 【請求項8】 トナー像を担持した記録媒体を加熱しつ
    つ搬送することによってトナー像を記録媒体上に定着さ
    せる定着手段と、 この定着手段を通過した記録媒体を受け、前記定着手段
    の直前に前記記録媒体を導くガイド手段と、 前記記録媒体の種類に応じて、前記記録媒体が前記定着
    手段および前記ガイド手段を通過する回数を制御する制
    御手段と、 この制御手段の制御により前記記録媒体が前記定着手段
    を複数回通過するとき、1回目の通過時には前記定着手
    段を第1の速度で駆動し、2回目以降は前記定着手段を
    前記第1の速度よりも低い第2の速度で駆動する駆動手
    段と、を具備することを特徴とする定着装置。
  9. 【請求項9】 記録媒体上にトナー像を転写する転写手
    段と、 この転写手段によりトナー像が転写された前記記録媒体
    を搬送する搬送手段と、 この搬送手段により搬送された前記記録媒体を受け取
    り、加熱しつつ搬送することによって前記記録媒体上に
    転写されたトナー像を記録媒体上に定着させる定着手段
    と、 この定着手段を通過した少なくとも片面にトナー像が定
    着済みの記録媒体を再度前記転写手段に搬送する再搬送
    手段と、 この再搬送手段の途中に設けられ、再搬送手段を通過中
    の記録媒体を前記転写手段を介さずに前記定着手段へガ
    イドするガイド手段と、を具備することを特徴とする画
    像形成装置。
  10. 【請求項10】 記録媒体上にトナー像を転写する転写
    手段と、 この転写手段によりトナー像が転写された前記記録媒体
    を搬送する搬送手段と、 この搬送手段により搬送された前記記録媒体を受け取
    り、加熱しつつ搬送することによって前記記録媒体上に
    転写されたトナー像を記録媒体上に定着させる定着手段
    と、 この定着手段を通過した少なくとも片面にトナー像が定
    着済みの記録媒体を再度前記転写手段に搬送する再搬送
    手段と、 この再搬送手段の途中に設けられ、再搬送手段を通過中
    の記録媒体を前記転写手段を介さずに前記定着手段へガ
    イドするガイド手段と、を具備することを特徴とする画
    像形成装置。
  11. 【請求項11】 記録媒体上にトナー像を転写する転写
    手段と、 この転写手段によりトナー像が転写された前記記録媒体
    を搬送する搬送手段と、 この搬送手段により搬送された前記記録媒体を受け取
    り、加熱しつつ搬送することによって前記記録媒体上に
    転写されたトナー像を記録媒体上に定着させる定着手段
    と、 この定着手段を通過した少なくとも片面にトナー像が定
    着済みの記録媒体を再度前記転写手段に搬送する再搬送
    手段と、 この再搬送手段の途中に設けられ、再搬送手段を通過中
    の記録媒体を前記転写手段を介さずに前記定着手段へガ
    イドするガイド手段と、 前記再搬送手段の途中に設けられ、記録媒体が前記ガイ
    ド手段に向かって搬送される第1の方向と、記録媒体が
    前記再搬送手段に沿って搬送される第2の方向とに切り
    換え自在なゲート手段と、を具備することを特徴とする
    画像形成装置。
  12. 【請求項12】 記録媒体の種類を検知する検知手段
    と、 記録媒体上にトナー像を転写する転写手段と、 この転写手段によりトナー像が転写された前記記録媒体
    を搬送する搬送手段と、 この搬送手段により搬送された前記記録媒体を受け取
    り、加熱しつつ搬送することによって前記記録媒体上に
    転写されたトナー像を記録媒体上に定着させる定着手段
    と、 この定着手段を通過した少なくとも片面にトナー像が定
    着済みの記録媒体を再度前記転写手段に搬送する再搬送
    手段と、 この再搬送手段の途中に設けられ、再搬送手段を通過中
    の記録媒体を前記転写手段を介さずに前記定着手段へガ
    イドするガイド手段と、 前記再搬送手段の途中に設けられ、記録媒体が前記ガイ
    ド手段に向かって搬送される第1の方向と、記録媒体が
    前記再搬送手段に沿って搬送される第2の方向とに切り
    換え自在なゲート手段と、 前記検知手段の検知結果に応じて、前記定着手段を通過
    した記録媒体が前記転写手段を介さずに前記定着手段に
    再度搬送されるように前記再搬送手段および前記ゲート
    手段を制御する制御手段と、を具備することを特徴とす
    る画像形成装置。
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