JPH1091148A - 電子楽器の鍵盤装置 - Google Patents
電子楽器の鍵盤装置Info
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- JPH1091148A JPH1091148A JP8266651A JP26665196A JPH1091148A JP H1091148 A JPH1091148 A JP H1091148A JP 8266651 A JP8266651 A JP 8266651A JP 26665196 A JP26665196 A JP 26665196A JP H1091148 A JPH1091148 A JP H1091148A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】鍵に復帰力を付与する複数の鍵復帰手段が相互
に影響を与えることを抑制することにより、それぞれの
鍵復帰手段に基づくタッチ感をそれぞれ独立に得ること
ができるようにして、タッチ感を著しく向上する。 【解決手段】鍵10を初期位置に復帰させる復帰力を付
与する鍵復帰手段としてハンマー18とバネ20とを備
え、移動可能なシャフト部材36を回動支軸として回動
する環状押鍵力伝達レバー34によって、シャフト部材
36がバネ20側に位置するときは、押鍵力をハンマー
18に伝達するとともに、押鍵力がバネ20に伝達され
るを抑制し、シャフト部材36がハンマー18側に位置
するときは、押鍵力をバネ20に伝達するとともに、押
鍵力がハンマー18に伝達されるを抑制する。
に影響を与えることを抑制することにより、それぞれの
鍵復帰手段に基づくタッチ感をそれぞれ独立に得ること
ができるようにして、タッチ感を著しく向上する。 【解決手段】鍵10を初期位置に復帰させる復帰力を付
与する鍵復帰手段としてハンマー18とバネ20とを備
え、移動可能なシャフト部材36を回動支軸として回動
する環状押鍵力伝達レバー34によって、シャフト部材
36がバネ20側に位置するときは、押鍵力をハンマー
18に伝達するとともに、押鍵力がバネ20に伝達され
るを抑制し、シャフト部材36がハンマー18側に位置
するときは、押鍵力をバネ20に伝達するとともに、押
鍵力がハンマー18に伝達されるを抑制する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子楽器の鍵盤装
置に関し、さらに詳細には、鍵を押鍵操作する際のタッ
チ感を可変することのできる電子楽器の鍵盤装置に関す
る。
置に関し、さらに詳細には、鍵を押鍵操作する際のタッ
チ感を可変することのできる電子楽器の鍵盤装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、種々のタイプの電子楽器の鍵
盤装置が提案されているが、鍵を押鍵操作する際のタッ
チ感を可変することのできる電子楽器の鍵盤装置として
は、例えば、特開平8−30260号公報に開示された
構成のものが知られている。
盤装置が提案されているが、鍵を押鍵操作する際のタッ
チ感を可変することのできる電子楽器の鍵盤装置として
は、例えば、特開平8−30260号公報に開示された
構成のものが知られている。
【0003】この特開平8−30260号公報に開示さ
れた電子楽器の鍵盤装置は、常態では初期位置に静止さ
れた鍵を押鍵操作したときに、当該鍵を初期位置に復帰
させる復帰力(押鍵に対する反力)を付与する鍵復帰手
段として、押鍵に伴って回動することにより復帰力を付
与する重り(ハンマー)と、鍵に対して常時一定の復帰
力を付与するバネとを備えており、ハンマーの設置位置
を移動させてハンマーと鍵との初期当接位置を変化させ
ることにより、タッチ感を変化させるようになされてい
る。
れた電子楽器の鍵盤装置は、常態では初期位置に静止さ
れた鍵を押鍵操作したときに、当該鍵を初期位置に復帰
させる復帰力(押鍵に対する反力)を付与する鍵復帰手
段として、押鍵に伴って回動することにより復帰力を付
与する重り(ハンマー)と、鍵に対して常時一定の復帰
力を付与するバネとを備えており、ハンマーの設置位置
を移動させてハンマーと鍵との初期当接位置を変化させ
ることにより、タッチ感を変化させるようになされてい
る。
【0004】即ち、押鍵によるハンマーの回動距離が大
きくなるようにハンマーの設置位置を移動させて、ハン
マーと鍵との初期当接位置を設定すると、ハンマーの影
響が大きくなり重いタッチ感が得られる(なお、この場
合でも、バネによる復帰力が合わせて付与される。)。
一方、押鍵によるハンマーの回動距離が小さくなるよう
にハンマーの設置位置を移動させて、ハンマーと鍵との
初期当接位置を設定すると、ハンマーの影響が小さくな
り軽いタッチ感が得られる(なお、この場合でも、バネ
による復帰力が合わせて付与される。)。また、押鍵し
ても鍵とハンマーと当接しない位置にハンマーの設置位
置を移動すると、鍵にはバネの復帰力のみしか与えられ
ないので、最も軽いタッチ感が得られる。
きくなるようにハンマーの設置位置を移動させて、ハン
マーと鍵との初期当接位置を設定すると、ハンマーの影
響が大きくなり重いタッチ感が得られる(なお、この場
合でも、バネによる復帰力が合わせて付与される。)。
一方、押鍵によるハンマーの回動距離が小さくなるよう
にハンマーの設置位置を移動させて、ハンマーと鍵との
初期当接位置を設定すると、ハンマーの影響が小さくな
り軽いタッチ感が得られる(なお、この場合でも、バネ
による復帰力が合わせて付与される。)。また、押鍵し
ても鍵とハンマーと当接しない位置にハンマーの設置位
置を移動すると、鍵にはバネの復帰力のみしか与えられ
ないので、最も軽いタッチ感が得られる。
【0005】しかしながら、上記した特開平8−302
60号公報に開示された電子楽器の鍵盤装置の構成によ
れば、ハンマーの設置位置をどこへ移動しても押鍵によ
るバネの復帰力は一定であり、この一定の復帰力は常時
鍵に付与されることになる。ここで、押鍵によりハンマ
ーを回動させて、鍵にハンマーの復帰力を付与するよう
にするのは、アコースティックピアノを模擬したタッチ
感を得るためであるが、バネによる一定の復帰力が常時
鍵に付与されていると、バネによる一定の復帰力の影響
によって、アコースティックピアノを模擬したタッチ感
が損なわれるという問題点があった。
60号公報に開示された電子楽器の鍵盤装置の構成によ
れば、ハンマーの設置位置をどこへ移動しても押鍵によ
るバネの復帰力は一定であり、この一定の復帰力は常時
鍵に付与されることになる。ここで、押鍵によりハンマ
ーを回動させて、鍵にハンマーの復帰力を付与するよう
にするのは、アコースティックピアノを模擬したタッチ
感を得るためであるが、バネによる一定の復帰力が常時
鍵に付与されていると、バネによる一定の復帰力の影響
によって、アコースティックピアノを模擬したタッチ感
が損なわれるという問題点があった。
【0006】一方、こうしたバネによる影響を少なくす
るために、バネのバネ定数を下げていくと、押鍵しても
鍵とハンマーと当接しない位置にハンマーの設置位置を
移動した際には、タッチ感が軽くなりすぎてしまい、演
奏に支障を生じるという問題点があった。
るために、バネのバネ定数を下げていくと、押鍵しても
鍵とハンマーと当接しない位置にハンマーの設置位置を
移動した際には、タッチ感が軽くなりすぎてしまい、演
奏に支障を生じるという問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うな従来の技術の種々の問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、鍵に復帰力を付与する
複数の鍵復帰手段が相互に影響を与えることを抑制する
ことにより、それぞれの鍵復帰手段に基づくタッチ感を
それぞれ独立に得ることができるようにして、タッチ感
を著しく向上するようにした電子楽器の鍵盤装置を提供
することにある。
うな従来の技術の種々の問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、鍵に復帰力を付与する
複数の鍵復帰手段が相互に影響を与えることを抑制する
ことにより、それぞれの鍵復帰手段に基づくタッチ感を
それぞれ独立に得ることができるようにして、タッチ感
を著しく向上するようにした電子楽器の鍵盤装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による電子楽器の鍵盤装置のうち請求項1に
記載の発明は、常態では初期位置に静止され、押鍵操作
により所定の領域内で揺動可能とされた鍵と、上記鍵が
押鍵操作されたときに上記所定の領域内において、上記
鍵を初期位置に復帰させるそれぞれ異なる特性の復帰力
を付与する第1の鍵復帰手段および第2の鍵復帰手段
と、上記第1の鍵復帰手段と上記第2の鍵復帰手段との
いずれか一方を選択する選択手段と、上記選択手段によ
って選択された鍵復帰手段以外の鍵復帰手段の復帰力を
抑制する抑制手段とを有するようにしたものである。
に、本発明による電子楽器の鍵盤装置のうち請求項1に
記載の発明は、常態では初期位置に静止され、押鍵操作
により所定の領域内で揺動可能とされた鍵と、上記鍵が
押鍵操作されたときに上記所定の領域内において、上記
鍵を初期位置に復帰させるそれぞれ異なる特性の復帰力
を付与する第1の鍵復帰手段および第2の鍵復帰手段
と、上記第1の鍵復帰手段と上記第2の鍵復帰手段との
いずれか一方を選択する選択手段と、上記選択手段によ
って選択された鍵復帰手段以外の鍵復帰手段の復帰力を
抑制する抑制手段とを有するようにしたものである。
【0009】ここで、上記第1の鍵復帰手段と上記第2
の鍵復帰手段とは、例えば、請求項2に記載の発明のよ
うに、押鍵操作によって上記鍵が揺動し始める際の静荷
重が略同一になるように構成してもよい。
の鍵復帰手段とは、例えば、請求項2に記載の発明のよ
うに、押鍵操作によって上記鍵が揺動し始める際の静荷
重が略同一になるように構成してもよい。
【0010】さらに、上記した請求項1または請求項2
に記載の発明の構成に加えて、上記第1の鍵復帰手段と
上記第2の鍵復帰手段とは、例えば、請求項3に記載の
発明のように、鍵の位置によって発生する力の静荷重が
異なるように構成してもよい。
に記載の発明の構成に加えて、上記第1の鍵復帰手段と
上記第2の鍵復帰手段とは、例えば、請求項3に記載の
発明のように、鍵の位置によって発生する力の静荷重が
異なるように構成してもよい。
【0011】さらにまた、上記した請求項1、請求項2
または請求項3に記載の発明の構成に加えて、上記第1
の鍵復帰手段と上記第2の鍵復帰手段とは、例えば、請
求項4に記載の発明のように、押鍵操作の加速度に応じ
て発生する慣性モーメントが異なるように構成してもよ
い。
または請求項3に記載の発明の構成に加えて、上記第1
の鍵復帰手段と上記第2の鍵復帰手段とは、例えば、請
求項4に記載の発明のように、押鍵操作の加速度に応じ
て発生する慣性モーメントが異なるように構成してもよ
い。
【0012】また、本発明による電子楽器の鍵盤装置の
うち請求項5に記載の発明は、常態では初期位置に静止
され、押鍵操作により所定の領域内で揺動可能に配列さ
れた複数の鍵と、上記鍵の下方に突出形成され、上記鍵
の押鍵操作にともなう押鍵力を伝達する突出部材と、上
記鍵の下方に位置するとともに上記鍵の配列方向に延設
され、かつ上記鍵の配列方向と直交する方向に位置する
第1の位置と第2の位置とを移動可能に配設されたシャ
フト部材と、上記鍵が押鍵操作されたときに上記突出部
材が当接して上記押鍵操作にともなう押鍵力を伝達さ
れ、上記シャフト部材を支点として回動されるととも
に、上記シャフト部材が上記第1の位置と上記第2の位
置とのいずれに配設されているかに応じて回動支点を切
り換える押鍵力伝達部材と、上記押鍵力伝達部材とそれ
ぞれ当接し、上記押鍵力伝達部材の回動により押鍵力が
伝達されたときに、上記鍵を上記初期位置に復帰させる
復帰力を付与し、それぞれ復帰力の特性が異なる第1の
鍵復帰部材および第2の鍵復帰部材とを有し、上記押鍵
力伝達部材は、上記シャフト部材が上記第1の位置に配
設されているときに、押鍵力を上記第1の鍵復帰部材に
伝達するとともに、押鍵力が上記第2の鍵復帰部材に伝
達されるのを抑制し、上記シャフト部材が上記第2の位
置に配設されているときに、押鍵力を上記第2の鍵復帰
部材に伝達するとともに、押鍵力が上記第1の鍵復帰部
材に伝達されるのを抑制するようにしたものである。
うち請求項5に記載の発明は、常態では初期位置に静止
され、押鍵操作により所定の領域内で揺動可能に配列さ
れた複数の鍵と、上記鍵の下方に突出形成され、上記鍵
の押鍵操作にともなう押鍵力を伝達する突出部材と、上
記鍵の下方に位置するとともに上記鍵の配列方向に延設
され、かつ上記鍵の配列方向と直交する方向に位置する
第1の位置と第2の位置とを移動可能に配設されたシャ
フト部材と、上記鍵が押鍵操作されたときに上記突出部
材が当接して上記押鍵操作にともなう押鍵力を伝達さ
れ、上記シャフト部材を支点として回動されるととも
に、上記シャフト部材が上記第1の位置と上記第2の位
置とのいずれに配設されているかに応じて回動支点を切
り換える押鍵力伝達部材と、上記押鍵力伝達部材とそれ
ぞれ当接し、上記押鍵力伝達部材の回動により押鍵力が
伝達されたときに、上記鍵を上記初期位置に復帰させる
復帰力を付与し、それぞれ復帰力の特性が異なる第1の
鍵復帰部材および第2の鍵復帰部材とを有し、上記押鍵
力伝達部材は、上記シャフト部材が上記第1の位置に配
設されているときに、押鍵力を上記第1の鍵復帰部材に
伝達するとともに、押鍵力が上記第2の鍵復帰部材に伝
達されるのを抑制し、上記シャフト部材が上記第2の位
置に配設されているときに、押鍵力を上記第2の鍵復帰
部材に伝達するとともに、押鍵力が上記第1の鍵復帰部
材に伝達されるのを抑制するようにしたものである。
【0013】また、本発明による電子楽器の鍵盤装置
は、以下にそれぞれ示すように構成してもよい。
は、以下にそれぞれ示すように構成してもよい。
【0014】即ち、本発明による電子楽器の鍵盤装置
は、常態では初期位置に静止され、押鍵操作により所定
の領域内で揺動可能とされた鍵と、上記鍵が押鍵操作さ
れたときに、上記所定の領域内における上記鍵の位置に
応じて作用する力によって、上記鍵を上記初期位置に復
帰させる復帰力を付与する第1の鍵復帰手段と、上記鍵
が押鍵操作されたときに、上記押鍵操作により鍵に与え
られる加速度に応じて作用する力によって、上記鍵を上
記初期位置に復帰させる復帰力を付与する第2の鍵復帰
手段と、上記第1の鍵復帰手段と上記第2の鍵復帰手段
とのいずれか一方を選択する選択手段と、上記選択手段
によって選択された鍵復帰手段以外の鍵復帰手段の復帰
力を抑制する抑制手段とを有するように構成してもよ
い。
は、常態では初期位置に静止され、押鍵操作により所定
の領域内で揺動可能とされた鍵と、上記鍵が押鍵操作さ
れたときに、上記所定の領域内における上記鍵の位置に
応じて作用する力によって、上記鍵を上記初期位置に復
帰させる復帰力を付与する第1の鍵復帰手段と、上記鍵
が押鍵操作されたときに、上記押鍵操作により鍵に与え
られる加速度に応じて作用する力によって、上記鍵を上
記初期位置に復帰させる復帰力を付与する第2の鍵復帰
手段と、上記第1の鍵復帰手段と上記第2の鍵復帰手段
とのいずれか一方を選択する選択手段と、上記選択手段
によって選択された鍵復帰手段以外の鍵復帰手段の復帰
力を抑制する抑制手段とを有するように構成してもよ
い。
【0015】ここで、所定の領域内における鍵の位置に
応じて作用する力とは、鍵をゆっくり押鍵操作した際に
作用する静荷重であり、押鍵操作により鍵に与えられる
加速度に応じて作用する力とは、慣性モーメントにより
発生する力、即ち、手応えのことである。
応じて作用する力とは、鍵をゆっくり押鍵操作した際に
作用する静荷重であり、押鍵操作により鍵に与えられる
加速度に応じて作用する力とは、慣性モーメントにより
発生する力、即ち、手応えのことである。
【0016】また、本発明による電子楽器の鍵盤装置
は、常態では初期位置に静止され、押鍵操作により所定
の領域内で揺動可能とされた鍵と、上記鍵が押鍵操作さ
れたときに、質量体によって上記鍵を上記初期位置に復
帰させる復帰力を付与する第1の鍵復帰手段と、上記鍵
が押鍵操作されたときに、弾性体によって上記鍵を上記
初期位置に復帰させる復帰力を付与する第2の鍵復帰手
段と、上記第1の鍵復帰手段と上記第2の鍵復帰手段と
のいずれか一方を選択する選択手段と、上記選択手段に
よって選択された鍵復帰手段以外の鍵復帰手段の復帰力
を抑制する抑制手段とを有するように構成してもよい。
は、常態では初期位置に静止され、押鍵操作により所定
の領域内で揺動可能とされた鍵と、上記鍵が押鍵操作さ
れたときに、質量体によって上記鍵を上記初期位置に復
帰させる復帰力を付与する第1の鍵復帰手段と、上記鍵
が押鍵操作されたときに、弾性体によって上記鍵を上記
初期位置に復帰させる復帰力を付与する第2の鍵復帰手
段と、上記第1の鍵復帰手段と上記第2の鍵復帰手段と
のいずれか一方を選択する選択手段と、上記選択手段に
よって選択された鍵復帰手段以外の鍵復帰手段の復帰力
を抑制する抑制手段とを有するように構成してもよい。
【0017】ここで、質量体とは、例えば、ハンマーの
ような重りであり、弾性体とは、例えば、バネのように
所定の方向に付勢力を有するものである。
ような重りであり、弾性体とは、例えば、バネのように
所定の方向に付勢力を有するものである。
【0018】そして、上記第1の鍵復帰手段と上記第2
の鍵復帰手段とは、押鍵操作によって上記鍵が揺動し始
める際の荷重が略同一になるように構成してもよい。
の鍵復帰手段とは、押鍵操作によって上記鍵が揺動し始
める際の荷重が略同一になるように構成してもよい。
【0019】また、本発明による電子楽器の鍵盤装置
は、常態では初期位置に静止され、押鍵操作により所定
の領域内で揺動可能に配列された複数の鍵と、上記鍵の
下方に突出形成され、上記鍵の押鍵操作にともなう押鍵
力を伝達する突出部材と、上記鍵の下方に位置するとと
もに上記鍵の配列方向に延設され、かつ上記鍵の配列方
向と直交する方向に位置する第1の位置と第2の位置と
を移動可能に配設されたシャフト部材と、上記鍵が押鍵
操作されたときに上記突出部材が当接して上記押鍵操作
にともなう押鍵力を伝達され、上記シャフト部材を支点
として回動されるとともに、上記シャフト部材が上記第
1の位置と上記第2の位置とのいずれに配設されている
かに応じて回動支点を切り換える押鍵力伝達部材と、上
記押鍵力伝達部材と当接し、上記押鍵力伝達部材の回動
により押鍵力が伝達されたときに、上記鍵を上記初期位
置に復帰させる復帰力を付与するハンマー部材と、上記
押鍵力伝達部材と当接し、上記押鍵力伝達部材の回動に
より押鍵力が伝達されたときに、上記鍵を上記初期位置
に復帰させる復帰力を付与するバネ部材とを有し、上記
押鍵力伝達部材は、上記シャフト部材が上記第1の位置
に配設されているときに、押鍵力を上記ハンマー部材に
伝達するとともに、押鍵力が上記バネ部材に伝達される
のを抑制し、上記シャフト部材が上記第2の位置に配設
されているときに、押鍵力を上記バネ部材に伝達すると
ともに、押鍵力が上記ハンマー部材に伝達されるのを抑
制するように構成してもよい。
は、常態では初期位置に静止され、押鍵操作により所定
の領域内で揺動可能に配列された複数の鍵と、上記鍵の
下方に突出形成され、上記鍵の押鍵操作にともなう押鍵
力を伝達する突出部材と、上記鍵の下方に位置するとと
もに上記鍵の配列方向に延設され、かつ上記鍵の配列方
向と直交する方向に位置する第1の位置と第2の位置と
を移動可能に配設されたシャフト部材と、上記鍵が押鍵
操作されたときに上記突出部材が当接して上記押鍵操作
にともなう押鍵力を伝達され、上記シャフト部材を支点
として回動されるとともに、上記シャフト部材が上記第
1の位置と上記第2の位置とのいずれに配設されている
かに応じて回動支点を切り換える押鍵力伝達部材と、上
記押鍵力伝達部材と当接し、上記押鍵力伝達部材の回動
により押鍵力が伝達されたときに、上記鍵を上記初期位
置に復帰させる復帰力を付与するハンマー部材と、上記
押鍵力伝達部材と当接し、上記押鍵力伝達部材の回動に
より押鍵力が伝達されたときに、上記鍵を上記初期位置
に復帰させる復帰力を付与するバネ部材とを有し、上記
押鍵力伝達部材は、上記シャフト部材が上記第1の位置
に配設されているときに、押鍵力を上記ハンマー部材に
伝達するとともに、押鍵力が上記バネ部材に伝達される
のを抑制し、上記シャフト部材が上記第2の位置に配設
されているときに、押鍵力を上記バネ部材に伝達すると
ともに、押鍵力が上記ハンマー部材に伝達されるのを抑
制するように構成してもよい。
【0020】ここで、上記シャフト部材の上記第1の位
置ならびに上記第2の位置への移動は、例えば、上記シ
ャフト部材の両端にソレノイドを連結し、ソレノイドを
駆動することにより上記シャフト部材を上記鍵の配列方
向と直交する方向に移動させることにより行ってもよ
い。即ち、上記シャフト部材の両端にそれぞれソレノイ
ドを一つずつ設け、これら各ソレノイドをそれぞれ駆動
することにより、上記シャフト部材を上記第1の位置な
らびに上記第2の位置へ移動するようにしてもよい。
置ならびに上記第2の位置への移動は、例えば、上記シ
ャフト部材の両端にソレノイドを連結し、ソレノイドを
駆動することにより上記シャフト部材を上記鍵の配列方
向と直交する方向に移動させることにより行ってもよ
い。即ち、上記シャフト部材の両端にそれぞれソレノイ
ドを一つずつ設け、これら各ソレノイドをそれぞれ駆動
することにより、上記シャフト部材を上記第1の位置な
らびに上記第2の位置へ移動するようにしてもよい。
【0021】また、上記シャフト部材を駆動するものと
しては、ソレノイドに限らずに、例えば、モーターなど
の他の駆動装置などを用いてもよいし、人手により行っ
てもよい。
しては、ソレノイドに限らずに、例えば、モーターなど
の他の駆動装置などを用いてもよいし、人手により行っ
てもよい。
【0022】そして、上記ハンマー部材による復帰力と
前記バネ部材による復帰力とは、静荷重は同じになるよ
うに、慣性モーメントは異なるようにしてもよい。
前記バネ部材による復帰力とは、静荷重は同じになるよ
うに、慣性モーメントは異なるようにしてもよい。
【0023】また、上記ハンマー部材と上記バネ部材と
は、押鍵力によって上記鍵が揺動し始める際の荷重が略
同一になるように構成してもよい。
は、押鍵力によって上記鍵が揺動し始める際の荷重が略
同一になるように構成してもよい。
【0024】また、本発明による電子楽器の鍵盤装置
は、常態では初期位置に静止され、押鍵操作により所定
の領域内で揺動可能に配列された複数の鍵と、上記鍵の
下方に突出形成され、上記鍵の押鍵操作にともなう押鍵
力を伝達する突出部材と、上記鍵の下方に位置するとと
もに上記鍵の配列方向に延設され、かつ上記鍵の配列方
向と直交する方向に位置する第1の位置と第2の位置と
を移動可能に配設されたシャフト部材と、上記鍵が押鍵
操作されたときに上記突出部材が当接して上記押鍵操作
にともなう押鍵力を伝達され、上記シャフト部材を支点
として回動されるとともに、上記シャフト部材が上記第
1の位置と上記第2の位置とのいずれに配設されている
かに応じて回動支点を切り換える押鍵力伝達部材と、上
記押鍵力伝達部材と当接し、上記押鍵力伝達部材の回動
により押鍵力が伝達されたときに、上記鍵を上記初期位
置に復帰させる第1の復帰力を付与する第1のハンマー
部材と、上記押鍵力伝達部材と当接し、上記押鍵力伝達
部材の回動により押鍵力が伝達されたときに、上記鍵を
上記初期位置に復帰させる第2の復帰力を付与する第2
のハンマー部材とを有し、上記押鍵力伝達部材は、上記
シャフト部材が上記第1の位置に配設されているとき
に、押鍵力を上記第1のハンマー部材に伝達するととも
に、押鍵力が上記第2のハンマー部材に伝達されるのを
抑制し、上記シャフト部材が上記第2の位置に配設され
ているときに、押鍵力を上記第2のハンマー部材に伝達
するとともに、押鍵力が上記第1のハンマー部材に伝達
されるのを抑制するように構成してもよい。
は、常態では初期位置に静止され、押鍵操作により所定
の領域内で揺動可能に配列された複数の鍵と、上記鍵の
下方に突出形成され、上記鍵の押鍵操作にともなう押鍵
力を伝達する突出部材と、上記鍵の下方に位置するとと
もに上記鍵の配列方向に延設され、かつ上記鍵の配列方
向と直交する方向に位置する第1の位置と第2の位置と
を移動可能に配設されたシャフト部材と、上記鍵が押鍵
操作されたときに上記突出部材が当接して上記押鍵操作
にともなう押鍵力を伝達され、上記シャフト部材を支点
として回動されるとともに、上記シャフト部材が上記第
1の位置と上記第2の位置とのいずれに配設されている
かに応じて回動支点を切り換える押鍵力伝達部材と、上
記押鍵力伝達部材と当接し、上記押鍵力伝達部材の回動
により押鍵力が伝達されたときに、上記鍵を上記初期位
置に復帰させる第1の復帰力を付与する第1のハンマー
部材と、上記押鍵力伝達部材と当接し、上記押鍵力伝達
部材の回動により押鍵力が伝達されたときに、上記鍵を
上記初期位置に復帰させる第2の復帰力を付与する第2
のハンマー部材とを有し、上記押鍵力伝達部材は、上記
シャフト部材が上記第1の位置に配設されているとき
に、押鍵力を上記第1のハンマー部材に伝達するととも
に、押鍵力が上記第2のハンマー部材に伝達されるのを
抑制し、上記シャフト部材が上記第2の位置に配設され
ているときに、押鍵力を上記第2のハンマー部材に伝達
するとともに、押鍵力が上記第1のハンマー部材に伝達
されるのを抑制するように構成してもよい。
【0025】そして、上記第1のハンマー部材と上記第
2のハンマー部材とは、押鍵力によって上記鍵が揺動し
始める際の荷重が略同一になるように構成してもよい。
2のハンマー部材とは、押鍵力によって上記鍵が揺動し
始める際の荷重が略同一になるように構成してもよい。
【0026】さらに、上記押鍵力伝達部材は、上記鍵の
配列方向と直交する方向に延長する空所を有する部材か
らなり、上記シャフト部材は、上記空所内に摺動可能配
置されるようにしてもよい。
配列方向と直交する方向に延長する空所を有する部材か
らなり、上記シャフト部材は、上記空所内に摺動可能配
置されるようにしてもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明による電子楽器の鍵盤装置の実施の形態の一
例を詳細に説明する。
ら、本発明による電子楽器の鍵盤装置の実施の形態の一
例を詳細に説明する。
【0028】図1は、理解を容易にするために各構成部
材をハッチングの種類を変えて示した、本発明による電
子楽器の鍵盤装置の実施の形態の一例における鍵の配列
状態を示す一部破断平面図であり、図2は、図1のA矢
視側面図であり、図3は、図1のIII−III線によ
る側断面図であり、図4は、理解を容易にするために各
構成部材をハッチングの種類を変えて示した図3の要部
拡大図である。
材をハッチングの種類を変えて示した、本発明による電
子楽器の鍵盤装置の実施の形態の一例における鍵の配列
状態を示す一部破断平面図であり、図2は、図1のA矢
視側面図であり、図3は、図1のIII−III線によ
る側断面図であり、図4は、理解を容易にするために各
構成部材をハッチングの種類を変えて示した図3の要部
拡大図である。
【0029】図において、符号10は電子楽器などの鍵
盤楽器における白鍵および黒鍵よりなる鍵であり、符号
12は鋼板製の鍵盤シャーシであり、符号14は鍵軸受
部に鍵10を回動自在に支持する回動支持軸であり、符
号16は後に詳述する押鍵力伝達機構であり、符号18
は鍵盤シャーシ12の前方側に形成されたU溝部(図示
しない。)に揺動自在に係止されたハンマーであり、符
号20は鍵盤シャーシ12と押鍵力伝達機構16との間
に配設された拡開方向の付勢力を備えたバネであり、符
号22は鍵10に対応するゴムスイッチ22aを備えた
スイッチ基板である。
盤楽器における白鍵および黒鍵よりなる鍵であり、符号
12は鋼板製の鍵盤シャーシであり、符号14は鍵軸受
部に鍵10を回動自在に支持する回動支持軸であり、符
号16は後に詳述する押鍵力伝達機構であり、符号18
は鍵盤シャーシ12の前方側に形成されたU溝部(図示
しない。)に揺動自在に係止されたハンマーであり、符
号20は鍵盤シャーシ12と押鍵力伝達機構16との間
に配設された拡開方向の付勢力を備えたバネであり、符
号22は鍵10に対応するゴムスイッチ22aを備えた
スイッチ基板である。
【0030】鍵10の中間部より前方には、下方に向っ
てストッパー24が垂下しており、このストッパー24
が鍵盤シャーシ12の基盤部12aに穿設されたストッ
パー挿入孔12bを貫通している。そして、ストッパー
24の先端部に前向きに形成された鉤状のストッパー爪
24aが、ストッパー挿入孔12bの前方下面に固着さ
れた上限緩衝部材26の下面に当接することにより離鍵
時における鍵10の上限を規制するとともに、ストッパ
ー挿入孔12bの前方上面に固着された下限緩衝部材2
8の上面に鍵10の裏面が当接することにより押鍵時に
おける鍵10の下限を規制している。
てストッパー24が垂下しており、このストッパー24
が鍵盤シャーシ12の基盤部12aに穿設されたストッ
パー挿入孔12bを貫通している。そして、ストッパー
24の先端部に前向きに形成された鉤状のストッパー爪
24aが、ストッパー挿入孔12bの前方下面に固着さ
れた上限緩衝部材26の下面に当接することにより離鍵
時における鍵10の上限を規制するとともに、ストッパ
ー挿入孔12bの前方上面に固着された下限緩衝部材2
8の上面に鍵10の裏面が当接することにより押鍵時に
おける鍵10の下限を規制している。
【0031】また、鍵10の前端部には、鍵10と一体
的に形成された鍵ガイド部10aが下方に向かって垂下
しており、この鍵10の押鍵操作が完了したときに、鍵
盤シャーシ12の前端部上面に固着された鍵緩衝部材3
0が鍵10の前端部下面が当接して、鍵10の上下の揺
動範囲を規制するように支持されている。
的に形成された鍵ガイド部10aが下方に向かって垂下
しており、この鍵10の押鍵操作が完了したときに、鍵
盤シャーシ12の前端部上面に固着された鍵緩衝部材3
0が鍵10の前端部下面が当接して、鍵10の上下の揺
動範囲を規制するように支持されている。
【0032】鍵盤フレーム12は、基盤部12aの前方
にボックス部12cが連設されており、ボックス部12
cの垂壁部12dには、ハンマー18の数だけの整列し
たスリットが穿設されている。
にボックス部12cが連設されており、ボックス部12
cの垂壁部12dには、ハンマー18の数だけの整列し
たスリットが穿設されている。
【0033】なお、鍵盤シャーシ12の前方に連設され
ているボックス部12cの底部内面には、ハンマー18
の先端部18aが当接する緩衝部材32が固着されてお
り、ハンマー18の回動による衝撃を吸収して、ハンマ
ー18の回動を制止させるようになっている。
ているボックス部12cの底部内面には、ハンマー18
の先端部18aが当接する緩衝部材32が固着されてお
り、ハンマー18の回動による衝撃を吸収して、ハンマ
ー18の回動を制止させるようになっている。
【0034】ハンマー18は、先端部18aには比重値
の高い合金などが封入されており、揺動中心部には支軸
18bが突設されていて、この支軸18bが鍵盤フレー
ム12の中間部のU溝部(図示せず)内に嵌め込まれる
ことによりハンマー18が揺動自在となっている。
の高い合金などが封入されており、揺動中心部には支軸
18bが突設されていて、この支軸18bが鍵盤フレー
ム12の中間部のU溝部(図示せず)内に嵌め込まれる
ことによりハンマー18が揺動自在となっている。
【0035】押鍵力伝達機構16は、鍵10の前後方
向、即ち、鍵10の配列方向と直交する方向に延長する
空所34aを形成された環状押鍵力伝達レバー34と、
環状押鍵力伝達レバー34の空所34a内に挿通されて
鍵10の配列方向に延長するシャフト部材36と、鍵盤
装置の鍵10の配列方向の両端においてシャフト部材3
6を支持する支持部材38とより構成されている。
向、即ち、鍵10の配列方向と直交する方向に延長する
空所34aを形成された環状押鍵力伝達レバー34と、
環状押鍵力伝達レバー34の空所34a内に挿通されて
鍵10の配列方向に延長するシャフト部材36と、鍵盤
装置の鍵10の配列方向の両端においてシャフト部材3
6を支持する支持部材38とより構成されている。
【0036】ここで、環状押鍵力伝達レバー34は、そ
の上面が平坦な押鍵力伝達面34bとなされるととも
に、その前方側の下面には、ハンマー18の支軸18b
の近傍の後端部18cと当接する突起部34cが形成さ
れている。また、その後方側の下面は、バネ20の一端
を係止する平坦な係止部34dとなされている。バネ2
0は、係止部34dに一端を係止されるとともに基盤部
12aに他端を係止されて、環状押鍵力伝達レバー34
と鍵盤シャーシ12との間に張設されることになる。
の上面が平坦な押鍵力伝達面34bとなされるととも
に、その前方側の下面には、ハンマー18の支軸18b
の近傍の後端部18cと当接する突起部34cが形成さ
れている。また、その後方側の下面は、バネ20の一端
を係止する平坦な係止部34dとなされている。バネ2
0は、係止部34dに一端を係止されるとともに基盤部
12aに他端を係止されて、環状押鍵力伝達レバー34
と鍵盤シャーシ12との間に張設されることになる。
【0037】シャフト部材36を支持する支持部材38
は、ソレノイド40の駆動により鍵10の前後方向、即
ち、鍵10の配列方向と直交する方向に摺動可能に形成
されている。ソレノイド40の駆動により支持部材38
が摺動すると、それとともにシャフト部材36が環状押
鍵力伝達レバー34の空所34a内を、鍵10の前後方
向、即ち、鍵10の配列方向と直交する方向に移動する
ことになる。
は、ソレノイド40の駆動により鍵10の前後方向、即
ち、鍵10の配列方向と直交する方向に摺動可能に形成
されている。ソレノイド40の駆動により支持部材38
が摺動すると、それとともにシャフト部材36が環状押
鍵力伝達レバー34の空所34a内を、鍵10の前後方
向、即ち、鍵10の配列方向と直交する方向に移動する
ことになる。
【0038】また、断面が略コ字状に成形されて内部が
空洞になっている鍵10の内面には、アクチュエータ1
0bが突出形成されている。このアクチュエータ10b
は、押鍵力伝達レバー34の上面の押鍵力伝達面34b
と当接するように、その寸法および突出形成位置が設定
されている。
空洞になっている鍵10の内面には、アクチュエータ1
0bが突出形成されている。このアクチュエータ10b
は、押鍵力伝達レバー34の上面の押鍵力伝達面34b
と当接するように、その寸法および突出形成位置が設定
されている。
【0039】以上の構成において、まず、シャフト部材
36が、図1乃至図4に示すように、環状押鍵力伝達レ
バー34の空所34a内において、係止部34d側に配
置されている場合について説明する。この場合には、常
態では初期位置に静止された鍵10の押鍵操作により、
鍵10が鍵軸受部14を支点として図3上実線矢印方向
に揺動すると、アクチュエータ10bが環状押鍵力伝達
レバー34の押鍵力伝達面34bを押圧することにな
り、鍵10の押鍵操作にともなう押鍵力が環状押鍵力伝
達レバー34に伝達される。そして、鍵10の押鍵操作
にともなう押鍵力が伝達された環状押鍵力伝達レバー3
4は、シャフト部材36を支点として回動することにな
る。
36が、図1乃至図4に示すように、環状押鍵力伝達レ
バー34の空所34a内において、係止部34d側に配
置されている場合について説明する。この場合には、常
態では初期位置に静止された鍵10の押鍵操作により、
鍵10が鍵軸受部14を支点として図3上実線矢印方向
に揺動すると、アクチュエータ10bが環状押鍵力伝達
レバー34の押鍵力伝達面34bを押圧することにな
り、鍵10の押鍵操作にともなう押鍵力が環状押鍵力伝
達レバー34に伝達される。そして、鍵10の押鍵操作
にともなう押鍵力が伝達された環状押鍵力伝達レバー3
4は、シャフト部材36を支点として回動することにな
る。
【0040】ここで、シャフト部材36は環状押鍵力伝
達レバー34の空所34a内において係止部34d側に
配置されているので、シャフト部材36を支点として環
状押鍵力伝達レバー34は図3上破線矢印方向に回動
し、環状押鍵力伝達レバー34の突起部34cによりハ
ンマー18の後端部18cを押し下げ、図5に示すよう
な状態となり、これによりハンマー18は、支軸18b
を支点として先端部18aが上方に回動される。
達レバー34の空所34a内において係止部34d側に
配置されているので、シャフト部材36を支点として環
状押鍵力伝達レバー34は図3上破線矢印方向に回動
し、環状押鍵力伝達レバー34の突起部34cによりハ
ンマー18の後端部18cを押し下げ、図5に示すよう
な状態となり、これによりハンマー18は、支軸18b
を支点として先端部18aが上方に回動される。
【0041】従って、シャフト部材36が、図1乃至図
5に示すように、環状押鍵力伝達レバー34の空所34
a内において、係止部34d側に配置されている場合に
は、鍵10を初期位置に復帰させる復帰力(押鍵に対す
る反力)は、ハンマー18の質量によって付与されるこ
とになるので、アコースティックピアノのハンマーアク
ションに極めて近似したタッチ感(以下、「ピアノタッ
チ」と称する。)を得ることができる。
5に示すように、環状押鍵力伝達レバー34の空所34
a内において、係止部34d側に配置されている場合に
は、鍵10を初期位置に復帰させる復帰力(押鍵に対す
る反力)は、ハンマー18の質量によって付与されるこ
とになるので、アコースティックピアノのハンマーアク
ションに極めて近似したタッチ感(以下、「ピアノタッ
チ」と称する。)を得ることができる。
【0042】この際に、シャフト部材36は、バネ20
の一端を係止する係止部34d上に配置されているの
で、環状押鍵力伝達レバー34が回動した際におけるバ
ネ20の変位は微少に抑制される。このため、ハンマー
18の質量によって付与されるピアノタッチが損なわれ
ることはない。
の一端を係止する係止部34d上に配置されているの
で、環状押鍵力伝達レバー34が回動した際におけるバ
ネ20の変位は微少に抑制される。このため、ハンマー
18の質量によって付与されるピアノタッチが損なわれ
ることはない。
【0043】次に、ソレノイド40を駆動して、シャフ
ト部材36を図1乃至図5に示す位置から、図6に示す
位置へ移動させた場合について説明する。即ち、シャフ
ト部材36が、図6に示すように、環状押鍵力伝達レバ
ー34の空所34a内において、突起部34c側に配置
されている場合について説明する。この場合には、常態
では初期位置に静止された鍵10の押鍵操作により、鍵
10が鍵軸受部14を支点として図6上実線矢印方向に
揺動すると、アクチュエータ10bが環状押鍵力伝達レ
バー34の押鍵力伝達面34bを押圧することになり、
鍵10の押鍵操作にともなう押鍵力が環状押鍵力伝達レ
バー34に伝達される。そして、鍵10の押鍵操作にと
もなう押鍵力が伝達された環状押鍵力伝達レバー34
は、シャフト部材36を支点として回動することにな
る。
ト部材36を図1乃至図5に示す位置から、図6に示す
位置へ移動させた場合について説明する。即ち、シャフ
ト部材36が、図6に示すように、環状押鍵力伝達レバ
ー34の空所34a内において、突起部34c側に配置
されている場合について説明する。この場合には、常態
では初期位置に静止された鍵10の押鍵操作により、鍵
10が鍵軸受部14を支点として図6上実線矢印方向に
揺動すると、アクチュエータ10bが環状押鍵力伝達レ
バー34の押鍵力伝達面34bを押圧することになり、
鍵10の押鍵操作にともなう押鍵力が環状押鍵力伝達レ
バー34に伝達される。そして、鍵10の押鍵操作にと
もなう押鍵力が伝達された環状押鍵力伝達レバー34
は、シャフト部材36を支点として回動することにな
る。
【0044】ここで、シャフト部材36は環状押鍵力伝
達レバー34の空所34a内において突起部34c側に
配置されているので、シャフト部材36を支点として環
状押鍵力伝達レバー34は図6上破線矢印方向に回動
し、環状押鍵力伝達レバー34の係止部34dによりバ
ネ20を圧縮し、図7に示すような状態となる。
達レバー34の空所34a内において突起部34c側に
配置されているので、シャフト部材36を支点として環
状押鍵力伝達レバー34は図6上破線矢印方向に回動
し、環状押鍵力伝達レバー34の係止部34dによりバ
ネ20を圧縮し、図7に示すような状態となる。
【0045】従って、シャフト部材36が、図6乃至図
7に示すように、環状押鍵力伝達レバー34の空所34
a内において、突起部34c側に配置されている場合に
は、鍵10を初期位置に復帰させる復帰力(押鍵に対す
る反力)は、バネ20の弾性力によって付与されること
になるので、オルガンのタッチに極めて近似したタッチ
感(以下、「オルガンタッチ」と称する。)を得ること
ができる。
7に示すように、環状押鍵力伝達レバー34の空所34
a内において、突起部34c側に配置されている場合に
は、鍵10を初期位置に復帰させる復帰力(押鍵に対す
る反力)は、バネ20の弾性力によって付与されること
になるので、オルガンのタッチに極めて近似したタッチ
感(以下、「オルガンタッチ」と称する。)を得ること
ができる。
【0046】この際に、シャフト部材36は、ハンマー
18に押鍵力を伝達する突起部34c上に配置されてい
るので、環状押鍵力伝達レバー34が回動した際におい
ても突起部34cによりハンマー18が押し下げられる
ことはなく、ハンマー18は初期位置から移動すること
がない。このため、バネ20の弾性力によって付与され
るオルガンタッチが損なわれることはない。
18に押鍵力を伝達する突起部34c上に配置されてい
るので、環状押鍵力伝達レバー34が回動した際におい
ても突起部34cによりハンマー18が押し下げられる
ことはなく、ハンマー18は初期位置から移動すること
がない。このため、バネ20の弾性力によって付与され
るオルガンタッチが損なわれることはない。
【0047】このように、本発明による電子楽器の鍵盤
装置によれば、鍵10が押鍵された際に鍵10へ初期位
置への復帰力を付与する鍵復帰手段として、ハンマー1
8とバネ20とが設けられているが、これらハンマー1
8とバネ20とはほぼ独立に、鍵10に対して復帰力を
付与することができる。このため、鍵10の初期荷重
(ハンマーをゆっくり動作させた際の動き始めの静荷
重)が同等で、押鍵の慣性、所謂、手応えが異なる電子
楽器の鍵盤装置を得ることもできる。
装置によれば、鍵10が押鍵された際に鍵10へ初期位
置への復帰力を付与する鍵復帰手段として、ハンマー1
8とバネ20とが設けられているが、これらハンマー1
8とバネ20とはほぼ独立に、鍵10に対して復帰力を
付与することができる。このため、鍵10の初期荷重
(ハンマーをゆっくり動作させた際の動き始めの静荷
重)が同等で、押鍵の慣性、所謂、手応えが異なる電子
楽器の鍵盤装置を得ることもできる。
【0048】即ち、図8は、鍵の静荷重特性曲線(鍵を
ゆっくり動作させた際に押鍵過程にかかる静荷重の特
性)を示し、上記した特開平8−30260号公報に開
示されたような、ハンマーの作用に対しては必ずバネ作
用が影響を及ぼす構成のものにおいては、バネとハンマ
ーとを作用させたときの初期荷重を60gとすると(図
8(a))、バネのみを作用させたときの初期荷重は6
0gより少ない、例えば、40gとしなければならない
(図8(c))。そして、ハンマーの移動に応じて、静
荷重が40gから60gに変更される点が決定されるこ
とになる(図8(b))。
ゆっくり動作させた際に押鍵過程にかかる静荷重の特
性)を示し、上記した特開平8−30260号公報に開
示されたような、ハンマーの作用に対しては必ずバネ作
用が影響を及ぼす構成のものにおいては、バネとハンマ
ーとを作用させたときの初期荷重を60gとすると(図
8(a))、バネのみを作用させたときの初期荷重は6
0gより少ない、例えば、40gとしなければならない
(図8(c))。そして、ハンマーの移動に応じて、静
荷重が40gから60gに変更される点が決定されるこ
とになる(図8(b))。
【0049】しかしながら、本発明による電子楽器の鍵
盤装置によれば、ハンマー18とバネ20とはほぼ独立
に鍵10に対して復帰力を付与することができるので、
シャフト部材36を図1乃至図5に示すように環状押鍵
力伝達レバー34の空所34a内において係止部34d
側に配置し、ハンマー18を作用させたときの初期荷重
を60gとし(図8(d))、シャフト部材36を図6
乃至図7に示すように環状押鍵力伝達レバー34の空所
34a内において突起部34c側に配置し、バネ20を
作用させたときの初期荷重を60gとすれば(図8
(e))、鍵10の初期荷重が同等で、押鍵の慣性、所
謂、手応えが異なる電子楽器の鍵盤装置を得ることがで
きるようになる。
盤装置によれば、ハンマー18とバネ20とはほぼ独立
に鍵10に対して復帰力を付与することができるので、
シャフト部材36を図1乃至図5に示すように環状押鍵
力伝達レバー34の空所34a内において係止部34d
側に配置し、ハンマー18を作用させたときの初期荷重
を60gとし(図8(d))、シャフト部材36を図6
乃至図7に示すように環状押鍵力伝達レバー34の空所
34a内において突起部34c側に配置し、バネ20を
作用させたときの初期荷重を60gとすれば(図8
(e))、鍵10の初期荷重が同等で、押鍵の慣性、所
謂、手応えが異なる電子楽器の鍵盤装置を得ることがで
きるようになる。
【0050】なお、図8(d)および図8(e)により
明らかであるが、バネ20を作用させたときの静荷重と
ハンマー18を作用させたときの静荷重とでは、静荷重
特性が異なる。
明らかであるが、バネ20を作用させたときの静荷重と
ハンマー18を作用させたときの静荷重とでは、静荷重
特性が異なる。
【0051】図9は、本発明による電子楽器の鍵盤装置
の実施の形態の他の例を示すものであり、図1乃至図7
に示す電子楽器の鍵盤装置の各構成部材と同一あるいは
相当する構成部材に関しては、図1乃至図7において用
いた符号と同一の符号を付して示すことにより、詳細な
説明は省略する。
の実施の形態の他の例を示すものであり、図1乃至図7
に示す電子楽器の鍵盤装置の各構成部材と同一あるいは
相当する構成部材に関しては、図1乃至図7において用
いた符号と同一の符号を付して示すことにより、詳細な
説明は省略する。
【0052】この図9に示す本発明による電子楽器の鍵
盤装置は、バネ20の代わりにハンマー180を用いた
点において、図1乃至図7に示す電子楽器の鍵盤装置と
異なる。
盤装置は、バネ20の代わりにハンマー180を用いた
点において、図1乃至図7に示す電子楽器の鍵盤装置と
異なる。
【0053】ハンマー180は、ハンマー18とはハン
マー回動時の加速度に対応して発生する慣性モーメント
がそれぞれ異なるように設定されており(質量あるいは
長さが異なるように設定されている。)、押鍵力伝達機
構16を中心としてハンマー18に対称に配置されてい
る。
マー回動時の加速度に対応して発生する慣性モーメント
がそれぞれ異なるように設定されており(質量あるいは
長さが異なるように設定されている。)、押鍵力伝達機
構16を中心としてハンマー18に対称に配置されてい
る。
【0054】即ち、ハンマー180は鍵盤シャーシ12
の後方側に形成されたU溝部(図示しない。)に揺動自
在に係止されている。
の後方側に形成されたU溝部(図示しない。)に揺動自
在に係止されている。
【0055】鍵盤シャーシ12の前方に連設されている
段部12eの底部には、ハンマー180の先端部180
aが当接する緩衝部材320が固着されており、ハンマ
ー180の回動による衝撃を吸収して、ハンマー180
の回動を制止させるようになっている。
段部12eの底部には、ハンマー180の先端部180
aが当接する緩衝部材320が固着されており、ハンマ
ー180の回動による衝撃を吸収して、ハンマー180
の回動を制止させるようになっている。
【0056】ハンマー180は、弾性力を有する樹脂に
より成形され、先端部180aには比重値の高い合金な
どが封入されており、揺動中心部には支軸180bが突
設されていて、この支軸180bが鍵盤フレーム12の
中間部のU溝部(図示せず)内に嵌め込まれることによ
りハンマー180が揺動自在となっている。
より成形され、先端部180aには比重値の高い合金な
どが封入されており、揺動中心部には支軸180bが突
設されていて、この支軸180bが鍵盤フレーム12の
中間部のU溝部(図示せず)内に嵌め込まれることによ
りハンマー180が揺動自在となっている。
【0057】押鍵力伝達機構16は、鍵10の前後方
向、即ち、鍵10の配列方向と直交する方向に延長する
空所340aを形成された環状押鍵力伝達レバー340
と、環状押鍵力伝達レバー340の空所340a内に挿
通されて鍵10の配列方向に延長するシャフト部材36
と、鍵盤装置の鍵10の配列方向の両端においてシャフ
ト部材36を支持する支持部材38とより構成されてい
る。
向、即ち、鍵10の配列方向と直交する方向に延長する
空所340aを形成された環状押鍵力伝達レバー340
と、環状押鍵力伝達レバー340の空所340a内に挿
通されて鍵10の配列方向に延長するシャフト部材36
と、鍵盤装置の鍵10の配列方向の両端においてシャフ
ト部材36を支持する支持部材38とより構成されてい
る。
【0058】ここで、環状押鍵力伝達レバー340は、
その上面が平坦な押鍵力伝達面340bとなされるとと
もに、その前方側の下面には、ハンマー18の支軸18
bの近傍の後端部18cと当接する突起部340cが形
成されている。また、その後方側の下面には、ハンマー
180の支軸180bの近傍の後端部180cと当接す
る突起部340dが形成されている。
その上面が平坦な押鍵力伝達面340bとなされるとと
もに、その前方側の下面には、ハンマー18の支軸18
bの近傍の後端部18cと当接する突起部340cが形
成されている。また、その後方側の下面には、ハンマー
180の支軸180bの近傍の後端部180cと当接す
る突起部340dが形成されている。
【0059】シャフト部材36を支持する支持部材38
は、ソレノイド40の駆動により鍵10の前後方向、即
ち、鍵10の配列方向と直交する方向に移動可能に形成
されている。ソレノイド40の駆動により支持部材38
が移動すると、それとともにシャフト部材36が環状押
鍵力伝達レバー340の空所340a内を、鍵10の前
後方向、即ち、鍵10の配列方向と直交する方向に移動
することになる。
は、ソレノイド40の駆動により鍵10の前後方向、即
ち、鍵10の配列方向と直交する方向に移動可能に形成
されている。ソレノイド40の駆動により支持部材38
が移動すると、それとともにシャフト部材36が環状押
鍵力伝達レバー340の空所340a内を、鍵10の前
後方向、即ち、鍵10の配列方向と直交する方向に移動
することになる。
【0060】また、断面が略コ字状に成形されて内部が
空洞になっている鍵10の内面には、アクチュエータ1
0bが突出形成されており、このアクチュエータ10b
が、押鍵力伝達レバー340の上面の押鍵力伝達面34
0bと当接するように、その寸法および位置が設定され
ている。
空洞になっている鍵10の内面には、アクチュエータ1
0bが突出形成されており、このアクチュエータ10b
が、押鍵力伝達レバー340の上面の押鍵力伝達面34
0bと当接するように、その寸法および位置が設定され
ている。
【0061】以上の構成において、まず、シャフト部材
36が、図9に示すように、環状押鍵力伝達レバー34
0の空所340a内において、突起部340d側に配置
されている場合について説明する。この場合には、常態
では初期位置に静止された鍵10の押鍵操作により、鍵
10が鍵軸受部14を支点として図9上実線矢印方向に
揺動すると、アクチュエータ10bが環状押鍵力伝達レ
バー340の押鍵力伝達面340bを押圧することにな
り、鍵10の押鍵操作にともなう押鍵力が環状押鍵力伝
達レバー340に伝達される。そして、鍵10の押鍵操
作にともなう押鍵力が伝達された環状押鍵力伝達レバー
340は、シャフト部材36を支点として回動すること
になる。
36が、図9に示すように、環状押鍵力伝達レバー34
0の空所340a内において、突起部340d側に配置
されている場合について説明する。この場合には、常態
では初期位置に静止された鍵10の押鍵操作により、鍵
10が鍵軸受部14を支点として図9上実線矢印方向に
揺動すると、アクチュエータ10bが環状押鍵力伝達レ
バー340の押鍵力伝達面340bを押圧することにな
り、鍵10の押鍵操作にともなう押鍵力が環状押鍵力伝
達レバー340に伝達される。そして、鍵10の押鍵操
作にともなう押鍵力が伝達された環状押鍵力伝達レバー
340は、シャフト部材36を支点として回動すること
になる。
【0062】ここで、シャフト部材36は環状押鍵力伝
達レバー340の空所340a内において突起部340
d側に配置されているので、シャフト部材36を支点と
して環状押鍵力伝達レバー340は図9上破線矢印方向
に回動し、環状押鍵力伝達レバー340の突起部340
cによりハンマー18の後端部18cを押し下げ、これ
によりハンマー18は、支軸18bを支点として先端部
18aが上方に回動される。
達レバー340の空所340a内において突起部340
d側に配置されているので、シャフト部材36を支点と
して環状押鍵力伝達レバー340は図9上破線矢印方向
に回動し、環状押鍵力伝達レバー340の突起部340
cによりハンマー18の後端部18cを押し下げ、これ
によりハンマー18は、支軸18bを支点として先端部
18aが上方に回動される。
【0063】従って、シャフト部材36が、図9に示す
ように、環状押鍵力伝達レバー340の空所340a内
において、突起部340d側に配置されている場合に
は、鍵10を初期位置に復帰させる復帰力(押鍵に対す
る反力)は、ハンマー18の質量によって付与されるこ
とになるので、ハンマー18の質量および長さに応じた
ピアノタッチを得ることができる。
ように、環状押鍵力伝達レバー340の空所340a内
において、突起部340d側に配置されている場合に
は、鍵10を初期位置に復帰させる復帰力(押鍵に対す
る反力)は、ハンマー18の質量によって付与されるこ
とになるので、ハンマー18の質量および長さに応じた
ピアノタッチを得ることができる。
【0064】この際に、シャフト部材36は、ハンマー
180に押鍵力を伝達する突起部340d上に配置され
ているので、環状押鍵力伝達レバー340が回動した際
においても突起部340dによりハンマー180が押し
下げられることはなく、ハンマー180は初期位置から
移動することがない。このため、ハンマー18の質量お
よび長さに応じたピアノタッチが損なわれることはな
い。
180に押鍵力を伝達する突起部340d上に配置され
ているので、環状押鍵力伝達レバー340が回動した際
においても突起部340dによりハンマー180が押し
下げられることはなく、ハンマー180は初期位置から
移動することがない。このため、ハンマー18の質量お
よび長さに応じたピアノタッチが損なわれることはな
い。
【0065】次に、ソレノイド40を駆動して、シャフ
ト部材36を図9に示す位置から、環状押鍵力伝達レバ
ー340の空所34a内の突起部340c側に移動させ
た場合について説明する。即ち、シャフト部材36が、
環状押鍵力伝達レバー340の空所340a内におい
て、突起部340c側に配置されている場合について説
明する。この場合には、常態では初期位置に静止された
鍵10の押鍵操作により、鍵10が鍵軸受部14を支点
として図9上実線矢印方向に揺動すると、アクチュエー
タ10bが環状押鍵力伝達レバー340の押鍵力伝達面
340bを押圧することになり、鍵10の押鍵操作にと
もなう押鍵力が環状押鍵力伝達レバー340に伝達され
る。そして、鍵10の押鍵操作にともなう押鍵力が伝達
された環状押鍵力伝達レバー340は、シャフト部材3
6を支点として回動することになる。
ト部材36を図9に示す位置から、環状押鍵力伝達レバ
ー340の空所34a内の突起部340c側に移動させ
た場合について説明する。即ち、シャフト部材36が、
環状押鍵力伝達レバー340の空所340a内におい
て、突起部340c側に配置されている場合について説
明する。この場合には、常態では初期位置に静止された
鍵10の押鍵操作により、鍵10が鍵軸受部14を支点
として図9上実線矢印方向に揺動すると、アクチュエー
タ10bが環状押鍵力伝達レバー340の押鍵力伝達面
340bを押圧することになり、鍵10の押鍵操作にと
もなう押鍵力が環状押鍵力伝達レバー340に伝達され
る。そして、鍵10の押鍵操作にともなう押鍵力が伝達
された環状押鍵力伝達レバー340は、シャフト部材3
6を支点として回動することになる。
【0066】ここで、シャフト部材36は環状押鍵力伝
達レバー340の空所340a内において突起部340
c側に配置されているので、シャフト部材36を支点と
して環状押鍵力伝達レバー340は図9上一点鎖線矢印
方向に回動し、環状押鍵力伝達レバー340の突起部3
40dによりハンマー180の後端部180cを押し下
げ、これによりハンマー180は、支軸180bを支点
として先端部180aが上方に回動される。
達レバー340の空所340a内において突起部340
c側に配置されているので、シャフト部材36を支点と
して環状押鍵力伝達レバー340は図9上一点鎖線矢印
方向に回動し、環状押鍵力伝達レバー340の突起部3
40dによりハンマー180の後端部180cを押し下
げ、これによりハンマー180は、支軸180bを支点
として先端部180aが上方に回動される。
【0067】従って、シャフト部材36が、環状押鍵力
伝達レバー340の空所340a内において、突起部3
40c側に配置されている場合には、鍵10を初期位置
に復帰させる復帰力(押鍵に対する反力)は、ハンマー
180の質量によって付与されることになるので、ハン
マー180の質量および長さに応じたピアノタッチを得
ることができる。
伝達レバー340の空所340a内において、突起部3
40c側に配置されている場合には、鍵10を初期位置
に復帰させる復帰力(押鍵に対する反力)は、ハンマー
180の質量によって付与されることになるので、ハン
マー180の質量および長さに応じたピアノタッチを得
ることができる。
【0068】この際に、シャフト部材36は、ハンマー
18に押鍵力を伝達する突起部340c上に配置されて
いるので、環状押鍵力伝達レバー340が回動した際に
おいても突起部340cによりハンマー18が押し下げ
られることはなく、ハンマー18は初期位置から移動す
ることがない。このため、ハンマー180の質量および
長さに応じたピアノタッチが損なわれることはない。
18に押鍵力を伝達する突起部340c上に配置されて
いるので、環状押鍵力伝達レバー340が回動した際に
おいても突起部340cによりハンマー18が押し下げ
られることはなく、ハンマー18は初期位置から移動す
ることがない。このため、ハンマー180の質量および
長さに応じたピアノタッチが損なわれることはない。
【0069】また、本発明による電子楽器の鍵盤装置を
電子楽器に搭載することによって、種々の応用が可能で
あり、例えば、図10にその一例をブロック構成図で示
す。この電子楽器は、鍵盤装置200として図1乃至図
7を参照しながら説明した本発明による電子楽器の鍵盤
装置を備えており、さらに、押鍵検出回路202と、パ
ネル装置204と、楽音生成装置206と、ペダル操作
子208と、ベンダー操作子210と、ソレノイド駆動
装置212と、これら各構成を統括制御する制御装置2
14とを備えており、パネル装置204に設けられた各
操作子(スイッチ)を操作することにより、種々の動作
を可能とするものである。
電子楽器に搭載することによって、種々の応用が可能で
あり、例えば、図10にその一例をブロック構成図で示
す。この電子楽器は、鍵盤装置200として図1乃至図
7を参照しながら説明した本発明による電子楽器の鍵盤
装置を備えており、さらに、押鍵検出回路202と、パ
ネル装置204と、楽音生成装置206と、ペダル操作
子208と、ベンダー操作子210と、ソレノイド駆動
装置212と、これら各構成を統括制御する制御装置2
14とを備えており、パネル装置204に設けられた各
操作子(スイッチ)を操作することにより、種々の動作
を可能とするものである。
【0070】こうした種々の動作は全て制御装置214
の制御によって実行されるものであるが、説明を簡素化
して理解を容易にするために、パネル装置204に設け
られたスイッチと液晶表示装置(LCD)との説明によ
り実質的な動作の説明を行うものとし、動作時のフロー
チャートの添付は敢えて省略する。
の制御によって実行されるものであるが、説明を簡素化
して理解を容易にするために、パネル装置204に設け
られたスイッチと液晶表示装置(LCD)との説明によ
り実質的な動作の説明を行うものとし、動作時のフロー
チャートの添付は敢えて省略する。
【0071】このパネル装置204には、音色選択スイ
ッチ300として、ピアノ(Piano)の音色を選択
するためのピアノ音色スイッチ300a、グランドピア
ノ(G.Piano)の音色を選択するためのグランド
ピアノ音色スイッチ300b、オルガン(Organ)
の音色を選択するためのオルガン音色スイッチ300c
およびストリングス(Strings)の音色を選択す
るためのストリングス音色スイッチ300dが設けられ
ており、これら音色選択スイッチ300を押すことによ
り、押した音色選択スイッチ300に割り当てられた音
色に切り換わる。
ッチ300として、ピアノ(Piano)の音色を選択
するためのピアノ音色スイッチ300a、グランドピア
ノ(G.Piano)の音色を選択するためのグランド
ピアノ音色スイッチ300b、オルガン(Organ)
の音色を選択するためのオルガン音色スイッチ300c
およびストリングス(Strings)の音色を選択す
るためのストリングス音色スイッチ300dが設けられ
ており、これら音色選択スイッチ300を押すことによ
り、押した音色選択スイッチ300に割り当てられた音
色に切り換わる。
【0072】また、パネル装置204には、タッチ切り
換えスイッチ302が設けられている。このタッチ切り
換えスイッチ302を操作すると、本発明による鍵盤装
置200のソレノイド40を駆動して、シャフト部材3
6を環状押鍵力伝達レバー340の空所340a内にお
いて移動させ、タッチ感をピアノタッチとオルガンタッ
チとに切り換えることができるようになされている。こ
のタッチ切り換えスイッチ302はトグルスイッチであ
るが、押鍵中にタッチ切り換えスイッチ302が操作さ
れても、シャフト部材36の移動は行わず、タッチ感の
切り換えは行われないようになっている。
換えスイッチ302が設けられている。このタッチ切り
換えスイッチ302を操作すると、本発明による鍵盤装
置200のソレノイド40を駆動して、シャフト部材3
6を環状押鍵力伝達レバー340の空所340a内にお
いて移動させ、タッチ感をピアノタッチとオルガンタッ
チとに切り換えることができるようになされている。こ
のタッチ切り換えスイッチ302はトグルスイッチであ
るが、押鍵中にタッチ切り換えスイッチ302が操作さ
れても、シャフト部材36の移動は行わず、タッチ感の
切り換えは行われないようになっている。
【0073】さらに、パネル装置204には、タッチシ
ンクロスイッチ304が設けられている。このタッチシ
ンクロスイッチ304が操作されると、音色の切り換え
とタッチ感の切り換えとがシンクロ可能なシンクロモー
ドとなり、押された音色選択スイッチ300の音色に応
じてタッチ感を切り換えるようになされている。このタ
ッチシンクロスイッチ304もトグルスイッチであり、
シンクロモードとなっているときには、発光ダイオード
(LED)307が点灯するようになされている。
ンクロスイッチ304が設けられている。このタッチシ
ンクロスイッチ304が操作されると、音色の切り換え
とタッチ感の切り換えとがシンクロ可能なシンクロモー
ドとなり、押された音色選択スイッチ300の音色に応
じてタッチ感を切り換えるようになされている。このタ
ッチシンクロスイッチ304もトグルスイッチであり、
シンクロモードとなっているときには、発光ダイオード
(LED)307が点灯するようになされている。
【0074】なお、押鍵中にタッチシンクロスイッチ3
04が操作されても、タッチ感の切り換えは行われない
ようになっており、全ての鍵が離鍵状態にあるときにタ
ッチシンクロスイッチ304を操作した場合にのみ、タ
ッチ感の切り換えが行われるようになっている。しかし
ながら、押鍵中にタッチシンクロスイッチ304が操作
された場合には、上記に限られることなしに、全ての鍵
が離鍵状態になった後にタッチ感の切り換えを行うよう
にしてもよい。
04が操作されても、タッチ感の切り換えは行われない
ようになっており、全ての鍵が離鍵状態にあるときにタ
ッチシンクロスイッチ304を操作した場合にのみ、タ
ッチ感の切り換えが行われるようになっている。しかし
ながら、押鍵中にタッチシンクロスイッチ304が操作
された場合には、上記に限られることなしに、全ての鍵
が離鍵状態になった後にタッチ感の切り換えを行うよう
にしてもよい。
【0075】また、この電子楽器の外部にMIDIなど
により接続された自動演奏装置などから、音色切り換え
信号(MIDIにおけるプログラムチェンジ信号)を受
信した際に、タッチシンクロスイッチ304がオンにな
っている場合には、音色とともにタッチ感の切り換えも
行うようになっている。
により接続された自動演奏装置などから、音色切り換え
信号(MIDIにおけるプログラムチェンジ信号)を受
信した際に、タッチシンクロスイッチ304がオンにな
っている場合には、音色とともにタッチ感の切り換えも
行うようになっている。
【0076】さらにまた、パネル装置204には、タッ
チアサインスイッチ306が設けられている。このタッ
チアサインスイッチ306を操作すると、タッチ切り換
えスイッチ302とは異なる操作子に、タッチ切り換え
スイッチ302の機能を割り当てる状態になり、タッチ
切り換えスイッチ302とは異なる操作子、例えば、ペ
ダル操作子208を操作すると、ペダル操作子208に
タッチ切り換えスイッチ302の機能が割り当てられ、
演奏中にペダル操作子208を操作することによって、
タッチ感の切り換えを行うことができるようになる。タ
ッチ切り換えスイッチ302の機能を割り当て可能な操
作子としては、ペダル操作子208に限られることなし
に、ベンダー操作子210やモジュレーション操作子な
どであってもよい。
チアサインスイッチ306が設けられている。このタッ
チアサインスイッチ306を操作すると、タッチ切り換
えスイッチ302とは異なる操作子に、タッチ切り換え
スイッチ302の機能を割り当てる状態になり、タッチ
切り換えスイッチ302とは異なる操作子、例えば、ペ
ダル操作子208を操作すると、ペダル操作子208に
タッチ切り換えスイッチ302の機能が割り当てられ、
演奏中にペダル操作子208を操作することによって、
タッチ感の切り換えを行うことができるようになる。タ
ッチ切り換えスイッチ302の機能を割り当て可能な操
作子としては、ペダル操作子208に限られることなし
に、ベンダー操作子210やモジュレーション操作子な
どであってもよい。
【0077】また、LCD308には、以下の(1)乃
至(4)に示す項目などの情報が表示されるようになさ
れている。
至(4)に示す項目などの情報が表示されるようになさ
れている。
【0078】即ち、表示される項目は、 (1)現在の音色(Piano/G.Piano/Or
gan/Strings) (2)現在のタッチ(ピアノタッチ/オルガンタッチ) (3)タッチ切り換え機能を割り当てられている操作子
(なし/ペダル/ベンダー) (4)押鍵中にタッチ切り換えの操作がされて切り換わ
らなかった場合における2秒間のエラーメッセージの表
示(押鍵中はタッチ切り換えできません/タッチ切り換
えに失敗しました) などである。
gan/Strings) (2)現在のタッチ(ピアノタッチ/オルガンタッチ) (3)タッチ切り換え機能を割り当てられている操作子
(なし/ペダル/ベンダー) (4)押鍵中にタッチ切り換えの操作がされて切り換わ
らなかった場合における2秒間のエラーメッセージの表
示(押鍵中はタッチ切り換えできません/タッチ切り換
えに失敗しました) などである。
【0079】また、上記した電子楽器においては、タッ
チ感の切り換えを行っているときには、押鍵できないよ
うにしてもよい。さらに、プログラムチェンジ信号など
のような音色切り換え信号とは別のタッチ切り換え用の
信号を自動演奏情報の中に記憶しておき、自動演奏によ
る曲の進行とともに自動的にタッチ感を切り換えるよう
にしてもよい。
チ感の切り換えを行っているときには、押鍵できないよ
うにしてもよい。さらに、プログラムチェンジ信号など
のような音色切り換え信号とは別のタッチ切り換え用の
信号を自動演奏情報の中に記憶しておき、自動演奏によ
る曲の進行とともに自動的にタッチ感を切り換えるよう
にしてもよい。
【0080】なお、上記した実施の形態の各例において
は、シャフト部材36の両端にラック・アンド・ピニオ
ン機構を配設し、モーターでピニオンを回転させてシャ
フト部材36を駆動するようにしてもよい。
は、シャフト部材36の両端にラック・アンド・ピニオ
ン機構を配設し、モーターでピニオンを回転させてシャ
フト部材36を駆動するようにしてもよい。
【0081】
【発明の効果】以上において説明したように、本発明に
よる電子楽器の鍵盤装置によれば、鍵に復帰力を付与す
る複数の鍵復帰手段が相互に影響を与えることを抑制す
ることができ、それによりそれぞれの鍵復帰手段に基づ
くタッチ感をそれぞれ独立に得ることができるようにな
り、タッチ感を著しく向上させることができるという優
れた効果を奏する。
よる電子楽器の鍵盤装置によれば、鍵に復帰力を付与す
る複数の鍵復帰手段が相互に影響を与えることを抑制す
ることができ、それによりそれぞれの鍵復帰手段に基づ
くタッチ感をそれぞれ独立に得ることができるようにな
り、タッチ感を著しく向上させることができるという優
れた効果を奏する。
【図1】各構成部材をハッチングの種類を変えて示した
本発明による電子楽器の鍵盤装置の実施の形態の一例に
おける鍵の配列状態を示す一部破断平面図であり、ピア
ノタッチのタッチ感を得ることができる状態を示す。
本発明による電子楽器の鍵盤装置の実施の形態の一例に
おける鍵の配列状態を示す一部破断平面図であり、ピア
ノタッチのタッチ感を得ることができる状態を示す。
【図2】図1のA矢視側面図である。
【図3】図1のIII−III線による側断面図であ
る。
る。
【図4】各構成部材をハッチングの種類を変えて示した
図3の要部拡大図である。
図3の要部拡大図である。
【図5】ピアノタッチのタッチ感を得ることができる状
態における、押鍵状態を示す図3に対応する側断面図で
ある。
態における、押鍵状態を示す図3に対応する側断面図で
ある。
【図6】オルガンタッチのタッチ感を得ることができる
状態を示す、図3に対応する側断面図である。
状態を示す、図3に対応する側断面図である。
【図7】オルガンタッチのタッチ感を得ることができる
状態における、押鍵状態を示す図6に対応する側断面図
である。
状態における、押鍵状態を示す図6に対応する側断面図
である。
【図8】鍵の静荷重特性曲線を示すグラフであり、
(a)、(b)および(c)は従来の技術による鍵の静
荷重曲線を示し、(d)および(e)は本発明による電
子楽器の鍵盤装置による鍵の静荷重曲線を示す。
(a)、(b)および(c)は従来の技術による鍵の静
荷重曲線を示し、(d)および(e)は本発明による電
子楽器の鍵盤装置による鍵の静荷重曲線を示す。
【図9】本発明による電子楽器の鍵盤装置の実施の形態
の他の例を示す、図3に対応する側断面図である。
の他の例を示す、図3に対応する側断面図である。
【図10】本発明による電子楽器の鍵盤装置を備えた電
子楽器の一例を示すブロック構成図である。
子楽器の一例を示すブロック構成図である。
10 鍵 10b アクチュエータ 16 押鍵力伝達機構 18、180 ハンマー 20 バネ 34、340 環状押鍵力伝達レバー 34a、340a 空所 34b、340b 押鍵力伝達面 34c、340c、340d 突起部 34d 係止部 36 シャフト部材 38 支持部材 40 ソレノイド
Claims (5)
- 【請求項1】 常態では初期位置に静止され、押鍵操作
により所定の領域内で揺動可能とされた鍵と、 前記鍵が押鍵操作されたときに前記所定の領域内におい
て、前記鍵を初期位置に復帰させるそれぞれ異なる特性
の復帰力を付与する第1の鍵復帰手段および第2の鍵復
帰手段と、 前記第1の鍵復帰手段と前記第2の鍵復帰手段とのいず
れか一方を選択する選択手段と、 前記選択手段によって選択された鍵復帰手段以外の鍵復
帰手段の復帰力を抑制する抑制手段とを有することを特
徴とする電子楽器の鍵盤装置。 - 【請求項2】 前記第1の鍵復帰手段と前記第2の鍵復
帰手段とは、押鍵操作によって前記鍵が揺動し始める際
の静荷重が略同一になるように構成されていることを特
徴とする請求項1記載の電子楽器の鍵盤装置。 - 【請求項3】 前記第1の鍵復帰手段と前記第2の鍵復
帰手段とは、鍵の位置によって発生する力の静荷重が異
なるように構成されていることを特徴とする請求項1ま
たは請求項2のいずれか1項に記載の電子楽器の鍵盤装
置。 - 【請求項4】 前記第1の鍵復帰手段と前記第2の鍵復
帰手段とは、押鍵操作の加速度に応じて発生する慣性モ
ーメントが異なるように構成されていることを特徴とす
る請求項1、請求項2または請求項3のいずれか1項に
記載の電子楽器の鍵盤装置。 - 【請求項5】 常態では初期位置に静止され、押鍵操作
により所定の領域内で揺動可能に配列された複数の鍵
と、 前記鍵の下方に突出形成され、前記鍵の押鍵操作にとも
なう押鍵力を伝達する突出部材と、 前記鍵の下方に位置するとともに前記鍵の配列方向に延
設され、かつ前記鍵の配列方向と直交する方向に位置す
る第1の位置と第2の位置とを移動可能に配設されたシ
ャフト部材と、 前記鍵が押鍵操作されたときに前記突出部材が当接して
前記押鍵操作にともなう押鍵力を伝達され、前記シャフ
ト部材を支点として回動されるとともに、前記シャフト
部材が前記第1の位置と前記第2の位置とのいずれに配
設されているかに応じて回動支点を切り換える押鍵力伝
達部材と、 前記押鍵力伝達部材とそれぞれ当接し、前記押鍵力伝達
部材の回動により押鍵力が伝達されたときに、前記鍵を
前記初期位置に復帰させる復帰力を付与し、それぞれ復
帰力の特性が異なる第1の鍵復帰部材および第2の鍵復
帰部材とを有し、 前記押鍵力伝達部材は、前記シャフト部材が前記第1の
位置に配設されているときに、押鍵力を前記第1の鍵復
帰部材に伝達するとともに、押鍵力が前記第2の鍵復帰
部材に伝達されるのを抑制し、前記シャフト部材が前記
第2の位置に配設されているときに、押鍵力を前記第2
の鍵復帰部材に伝達するとともに、押鍵力が前記第1の
鍵復帰部材に伝達されるのを抑制することを有すること
を特徴とする電子楽器の鍵盤装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8266651A JPH1091148A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 電子楽器の鍵盤装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8266651A JPH1091148A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 電子楽器の鍵盤装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1091148A true JPH1091148A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17433798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8266651A Pending JPH1091148A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 電子楽器の鍵盤装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1091148A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-09-18 JP JP8266651A patent/JPH1091148A/ja active Pending
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