JPH1091192A - 音声検出器制御方式 - Google Patents

音声検出器制御方式

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JPH1091192A
JPH1091192A JP24300296A JP24300296A JPH1091192A JP H1091192 A JPH1091192 A JP H1091192A JP 24300296 A JP24300296 A JP 24300296A JP 24300296 A JP24300296 A JP 24300296A JP H1091192 A JPH1091192 A JP H1091192A
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JP
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nlp
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audio signal
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JP24300296A
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Tomonobu Takashima
知信 高島
Noboru Kobayashi
登 小林
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】エコーキャンセラの残留エコーを消去するNL
Pと入力信号から有音情報区間を抽出する音声検出器と
を統合制御して、高精度の有意情報抽出を行う。 【解決手段】NLP1の出力に対して、音声検出器2を
適用することによって、音声信号の有意情報のみを抽出
する際に、音声検出器2に、NLP1の動作中状態を監
視するNLP監視手段4と、NLP1の出力音声の特徴
値を算出する特徴抽出手段7と、有音状態と無音状態と
を判定するための閾値を発生する閾値設定手段8と、特
徴値と閾値とを比較して有音状態と無音状態とを判定す
る判定手段9とからなる有音検出手段5とを備えるとと
もに、音声信号の有意情報抽出の制御を行う検出制御手
段6を備え、検出制御手段6が、NLP監視手段4がN
LP動作中を検出し、および/または有音検出手段5が
無音状態と判定した場合に、音声信号の無音情報区間と
判定してNLP1の出力音声信号の送出を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力信号から有意
情報を抽出する音声圧縮技術に関し、特に、エコーキャ
ンセラの残留エコーを消去するためにノンリニアプロセ
ッサ(NLP:非線形出力素子)を使用した場合に、高
精度の有音区間検出を行うことができるようにする、音
声検出器の制御方式に関するものである。
【0002】音声の伝送効率向上のために、音声の有意
情報(有音情報区間)を抽出する音声検出器が用いられ
ている。一方、加入者回線のエコーキャンセラの残留エ
コーを除去するためにNLPが用いられているが、NL
Pの動作によって、音声検出器の検出精度が低下する。
【0003】そこで、NLPと音声検出器とを統合制御
することによって、高精度の有音区間検出を行うことが
できるようにする、音声検出器制御方式が要求されてい
る。
【0004】
【従来の技術】ATM(Asynchronous Transfer Mode)
網や高速パケット網等の高速通信網を用いて有意情報の
みを符号化して伝送する可変レート符号器、または固定
レート回線の有効的な利用を目的とする装置において
は、有音区間と無音区間とが時系列的に現れるため、無
音区間の信号伝送を抑制することによって、伝送効率の
向上を図ることが可能である。
【0005】図14は、一般の電話網の基本的な構成を
示したものであって、101は有音状態を検出する音声
検出器、102はセル組み立て用CLAD、103はセ
ル分解用CLAD、104はエコーキャンセラ(E
C)、105は2線4線変換器であるハイブリッドトラ
ンス(H)である。ここでCLAD(Cell Accembly Di
sassembly )は、セルの組み立て,分解を行う機能部で
ある。
【0006】図14に示すように、加入者を接続する加
入者回線は、2本の線路での送受信を行う2線式回線で
あるが、それらを結ぶ回線は、信号増幅の必要性または
ディジタル伝送のために、送信,受信にそれぞれ別回線
を用いる4線式回線で構成されている。
【0007】2線式回線と4線式回線との接続にはハイ
ブリッド105が用いられるが、インピーダンスの不整
合から、受信信号の一部が送信路に洩れ込むことがあ
る。この信号は、送話者の音声が、相手側の接続点を経
由して送話者自身に返ってくることから、通常、エコー
と呼ばれている。End-End での伝播遅延が大きい伝送路
等では、送話者は、自分の声を聞きながら通話すること
になるので、違和感や不快感を受けるという問題が生じ
る。図14において、エコーキャンセラ4は、このよう
なエコーを抑圧するために設けられている。
【0008】図15は、エコーキャンセラの基本的な構
成を示したものであって、図14の場合と同じものを同
じ番号で示し、106はNLP(非線形出力素子)であ
る。
【0009】エコーキャンセラ104は、擬似エコー算
出器107を備え、エコーと等価な信号である擬似エコ
ーを発生して、これを減算部108において、エコー成
分を含む信号から差し引くことによって、エコーを打ち
消すものである。エコーキャンセラは、理論的には、完
全にエコーを除去できるが、量子化雑音や演算精度の影
響によって、実際にはエコーの完全な消去は不可能であ
る。NLP106は、このような場合に、エコーキャン
セラで除去しきれない残留エコー成分を除去することを
目的として使用されるものである。
【0010】図16は、NLPの入出力特性の一例を示
したものであって、入力レベルがある大きさより大きい
範囲では、入力レベルに応じた出力となるが、入力レベ
ルがある大きさより小さいときは、出力レベルが0にな
る特性を有することが示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】有音区間を判定するた
めの音声検出器としては、従来から各種の精度の高い装
置が提案されているが、伝送網に適用した場合、エコー
キャンセラの具備するNLPによって非線形処理を行わ
れた信号をもとに音声検出を行うと、著しい精度の低下
を生じることがある。
【0012】音声検出器における有音判定は、多くの場
合、入力信号のパワーの検出に基づいて行われる。そこ
でNLPが動作した場合、音声検出器はパワーの検出に
影響を受けて、正確な有音区間の判定を行うことが困難
であった。そのため有意情報の一部が欠落することとな
り、音声品質の劣化が生じるという問題があった。
【0013】そこで、従来は、一般にNLPを具備する
エコーキャンセラと音声検出器とは、それぞれ独立した
デバイスまたは装置によって構成され、NLP処理され
た信号を入力信号とする音声検出器では、NLP処理の
影響を避けることは困難であった。
【0014】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、NLPを有するエコーキ
ャンセラと音声検出器とを統合制御することによって、
NLPを有するエコーキャンセラの場合に、音声検出器
の正確な有音判定を行うことができるようにするため
の、音声検出器制御方式を提供することを目的としてい
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理的
構成を示したものである。図中において、1はNLPで
ある。2は音声検出器であって、音声信号の有音情報区
間と無音情報区間とを判定する。3はNLP制御手段で
あって、エコーキャンセラの入出力信号から、NLP1
の動作,非動作の制御を行う。4はNLP監視手段であ
って、NLP1の動作状態を監視して、その動作状態を
示す信号を出力する。5は有音検出手段であって、音声
信号の特徴から有音状態と無音状態とを判定する。
【0016】6は検出制御手段であって、音声信号の有
音情報区間と無音情報区間との判定結果から、有意情報
の抽出の制御を行う。7は特徴抽出手段であって、音声
の特徴を抽出して、音声の特徴値を算出する。8は、閾
値設定手段であって、特徴抽出手段7から入力された特
徴値をもとに、有音/無音判定用の閾値を設定する。9
は判定手段であって、特徴点抽出手段7で算出した特徴
値と、閾値設定手段8からの閾値とを比較して、有音状
態と無音状態とを判定した出力を発生する。
【0017】以下、本発明の課題を解決するための具体
的手段を記述する。
【0018】(1) 音声信号の低レベル部分を遮断する非
直線出力素子(NLP)1の出力に対して、音声信号の
有音情報区間と無音情報区間とを判定する音声検出器2
を適用することによって、音声信号の有意情報のみを抽
出する際に、音声検出器2に、NLP1の動作または非
動作を制御するNLP制御手段3の出力によって、NL
P1の動作中状態を監視するNLP監視手段4を備える
とともに、前記音声信号の有意情報抽出のための制御を
行う検出制御手段6を備え、該検出制御手段6が、NL
P監視手段4がNLP1の動作中を検出したとき、音声
信号の無音情報区間を判定して、NLP1の出力音声信
号の送出を抑制する。
【0019】(2) 音声信号の低レベル部分を遮断する非
直線出力素子(NLP)1の出力に対して、音声信号の
有音情報区間と無音情報区間とを判定する音声検出器2
を適用することによって、音声信号の有意情報のみを抽
出する際に、音声検出器2に、NLP1の動作または非
動作を制御するNLP制御手段3の出力によって、NL
P1の動作中状態を監視するNLP監視手段4と、NL
P1の出力音声の特徴を抽出して特徴値を算出する特徴
抽出手段7と、この特徴値に基づいて有音状態と無音状
態とを判定するための閾値を発生する閾値設定手段8
と、この特徴値と閾値とを比較して有音状態と無音状態
とを判定した出力を発生する判定手段9とからなる有音
検出手段5とを備えるとともに、音声信号の有意情報抽
出のための制御を行う検出制御手段6を備え、検出制御
手段6が、NLP監視手段4がNLP動作中を検出し、
かつ、有音検出手段5が無音状態と判定した場合に、音
声信号の無音情報区間と判定してNLP1の出力音声信
号の送出を抑制する。
【0020】(3) 音声信号の低レベル部分を遮断する非
直線出力素子(NLP)1の出力に対して、音声信号の
有音情報区間と無音情報区間とを判定する音声検出器2
を適用することによって、音声信号の有意情報のみを抽
出する際に、音声検出器2に、NLP1の動作または非
動作を制御するNLP制御手段3の出力によって、NL
P1の動作中状態を監視するNLP監視手段4と、NL
P1の出力音声の特徴を抽出して特徴値を算出する特徴
抽出手段7と、この特徴値に基づいて有音状態と無音状
態とを判定するための閾値を発生する閾値設定手段8
と、この特徴値と閾値とを比較して有音状態と無音状態
とを判定した出力を発生する判定手段9とからなる有音
検出手段5とを備えるとともに、音声信号の有意情報抽
出のための制御を行う検出制御手段6を備え、検出制御
手段6が、NLP監視手段4がNLP動作中を検出して
いるか、または有音検出手段5が無音状態と判定した場
合に、音声信号の無音情報区間と判定してNLP1の出
力音声信号の送出を抑制する。
【0021】(4) 音声信号の低レベル部分を遮断する非
直線出力素子(NLP)1の出力に対して、音声信号の
有音情報区間と無音情報区間とを判定する音声検出器2
を適用することによって、音声信号の有意情報のみを抽
出する際に、音声検出器2に、NLP1の入力信号のパ
ワーと出力信号のパワーとの比によってNLP抑圧量を
算出するNLP抑圧量算出部20と、NLP抑圧量が所
定値を超えたとき出力を発生するNLP抑圧判定部21
とを備えるとともに、音声信号の有意情報抽出のための
制御を行う検出制御手段6を備え、検出制御手段6が、
NLP抑圧判定部21がNLP抑圧量が所定値を超えた
ことを示す出力を発生したとき、音声信号の無音情報区
間と判定して、NLP1の出力音声信号の送出を抑制す
る。
【0022】(5) 音声信号の低レベル部分を遮断する非
直線出力素子(NLP)1の出力に対して、音声信号の
有音情報区間と無音情報区間とを判定する音声検出器2
を適用することによって、音声信号の有意情報のみを抽
出する際に、音声検出器2に、NLP1の動作または非
動作を制御するNLP制御手段3の出力によって、NL
P1の動作中状態を監視するNLP監視手段4と、NL
P1の出力音声の特徴を抽出して特徴値を算出する特徴
抽出手段7と、この特徴値に基づいて有音状態と無音状
態とを判定するための閾値を発生する閾値設定手段8
と、この特徴値と閾値とを比較して有音状態と無音状態
とを判定した出力を発生する判定手段9とからなる有音
検出手段5と、前記NLP1の入力信号のパワーと出力
信号のパワーとの比によってNLP抑圧量を算出するN
LP抑圧量算出部20と、該NLP抑圧量が所定値を超
えたとき出力を発生するNLP抑圧判定部21とを備え
るとともに、音声信号の有意情報抽出のための制御を行
う検出制御手段6を備え、検出制御手段6が、NLP監
視手段4がNLP動作中を検出し、かつ、有音検出手段
5が無音状態と判定した出力を発生し、かつ、NLP抑
圧判定部21がNLP抑圧量が大きいことを示す出力を
発生したとき、音声信号の無音情報区間と判定してNL
P1の出力音声信号の送出を抑制する。
【0023】(6) 音声信号の低レベル部分を遮断する非
直線出力素子(NLP)1の出力に対して、音声信号の
有音情報区間と無音情報区間とを判定する音声検出器2
を適用することによって、音声信号の有意情報のみを抽
出する際に、音声検出器2に、NLP1の動作または非
動作を制御するNLP制御手段3の出力によって、NL
P1の動作中状態を監視するNLP監視手段4と、NL
P1の出力音声の特徴を抽出して特徴値を算出する特徴
抽出手段7と、この特徴値に基づいて有音状態と無音状
態とを判定するための閾値を発生する閾値設定手段8
と、この特徴値と閾値とを比較して有音状態と無音状態
とを判定した出力を発生する判定手段9とからなる有音
検出手段5と、NLP1の入力信号のパワーと出力信号
のパワーとの比によってNLP抑圧量を算出するNLP
抑圧量算出部20と、NLP抑圧量が所定値を超えたと
き出力を発生するNLP抑圧判定部21とを備えるとと
もに、音声信号の有意情報抽出のための制御を行う検出
制御手段6を備え、検出制御手段6が、NLP監視手段
4がNLP動作中を検出しているか、または有音検出手
段5が無音状態と判定したか、またはNLP抑圧判定部
21がNLP抑圧量が大きいことを示す出力を発生した
とき、音声信号の無音情報区間と判定してNLP1の出
力音声信号の送出を抑制する。
【0024】(7) (2),(3),(5),(6) の場合に、特徴抽出
手段6がNLP1の入力信号の特徴を抽出して特徴値を
算出する。
【0025】(8) (2),(3),(5),(6) の場合に、NLP監
視手段4がNLP1の動作中を検出したとき、特徴抽出
手段7における内部変数の更新を停止する。
【0026】(9) (2),(3),(5),(6) の場合に、NLP監
視手段4がNLP1の動作中を検出したとき、閾値設定
手段8における閾値の更新を停止する。
【0027】(10) (2),(3),(5),(6) の場合に、NLP
監視手段4がNLP1の動作中を検出したとき、有音検
出手段5の動作を停止する。
【0028】(11) (2),(3),(5),(6) の場合に、一定時
間をカウントするタイマ19を備え、NLP監視手段4
のNLP動作中検出終了からこの一定時間、有音検出手
段5の判定結果を無音状態とする。
【0029】(12) (5),(6) の場合に、NLP抑圧量が
所定値以上のとき、特徴抽出手段7の内部変数の更新を
抑制する。
【0030】(13) (5),(6) の場合に、NLP抑圧量が
所定値以上のとき、閾値設定手段8の発生する閾値を所
定値に切り替える。
【0031】このように本発明によれば、音声の特徴値
をもとに有音/無音の判定を行う閾値を設定して、この
閾値と音声の特徴値との比較を行ない、比較結果のNL
P監視手段の監視結果とから、有意検出の判定を行うよ
うに制御を行うので、NLPを有するエコーキャンセラ
の場合に、音声検出器の正確な有音判定を行うことが可
能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、ディジタル信号処理の場合を例として説明する。図
2は、本発明の実施形態(1) を示すブロック図である。
【0033】図2において、ECはエコーキャンセラで
あって、受信側音声信号と、送信側音声信号siとそのパ
ワー算出結果psとから擬似エコーの打ち消しを行った結
果の出力soを発生する。11はNLP、12はNLP制
御部であって、エコーキャンセラECの入出力信号のパ
ワー算出結果pr,psoから、NLP1の動作(act)/不動
作(inact)の制御を行う。
【0034】13はNLP監視部であって、フレームご
とに、NLP制御部12の制御結果からNLP1の動作
状態を監視して、その動作状態を示す信号を出力する。
14は特徴抽出部であって、音声のパワー算出結果と零
交差数とから音声の特徴値ptを算出する。15は閾値設
定部であって、特徴抽出部14からの音声の特徴値ptを
もとに、有音/無音判定用の閾値thを発生する。
【0035】16は比較器であって、特徴抽出部14か
らの音声の特徴値ptと、閾値設定部15からの有音/無
音判定用の閾値thとを比較して、比較結果cmp を出力す
る。17は検出制御部であって、比較器16の比較結果
cmp と、NLP監視部13からのNLPの動作状態を示
す信号とから、有音検出の制御を行う。18はCLAD
であって、検出制御部17における有音検出結果の制御
信号に基づいて、音声の有意情報を用いてATMセルの
組み立てを行う。
【0036】図2において、電話帯域の信号について考
えるものとし、サンプリング周期を8kHzとし、現在の
信号サンプリング時刻をtとする。
【0037】いま、時刻tにおける送信側の音声信号サ
ンプルをsi(t),so(t) とし、受信側のサンプルをr(t)と
すると、送信側パワーpsi(t), pso(t), 受信側パワーpr
(t)は、以下のように求められる。
【0038】
【数1】 または
【数2】
【0039】NLP制御部12では、残留エコーが推定
される次のいずれかの条件を満足した場合に、NLP1
1に対して、動作指示信号(NLPフラグ)を出力す
る。ここでは、NLP動作指示として、NLPフラグ=
1とし、NLP非動作指示として、NLPフラグ=0と
する。また、単に動作指示/非動作指示以外に、複数の
指示条件がある場合は、フラグのビット数を増加するも
のとするが、以下においては、動作指示/非動作指示を
もとに説明を行う。
【0040】 条件1) ps(t)<閾値1 (閾値1>0) …(1.3) 条件2) ps(t)/pr(t) <閾値2 (閾値2>0) …(1.4)
【0041】NLP1は、フラグに応じて、入力信号に
対して、次の処理を行う。 NLP動作指示時: no(t)=c1・so(t) (0<c1<1) …(1.5)
【0042】NLP監視部13では、フレーム時間内の
NLP動作を監視して、ある一定値以上、NLPが動作
した場合、このフレームはNLP処理フレームとして、
NLP監視結果を出力する。
【0043】特徴抽出部14では、入力信号から音声の
特徴として、例えばパワーと零交差数を算出する。パワ
ー算出手段は、(1・1)式または(1・2)式と同様
にして求められ、零交差数は前サンプルとの符号ビット
の排他的論理和をカウントすることによって求められ
る。
【0044】特徴抽出結果は、閾値設定部15と比較器
16に渡される。閾値設定部15は、話者の背景雑音に
よる比較判定用の閾値の補正を行う。設定条件の例とし
て、 1)過去数フレームの平均パワー値 過去の平均パワーが大きいときは、閾値を高く設定し、
小さいときは、閾値を低く設定する。 2)過去数フレームのミニマムパワー値 過去数フレームのミニマムパワー値を保持し、この値を
背景雑音レベルとして、閾値を設定する。
【0045】ここで求められた閾値を数ビットに量子化
して、次のフレーム中、レジスタに保持する。比較器1
6では、閾値と特徴抽出部14で算出したフレーム間パ
ワーをもとに、有音判定を行う。例えば、以下の条件の
もとで、有音フレームと判定する。 該フレームのパワー>ミニマムパワー・c2 (0<c2<1) …(1.6)
【0046】以下、実施例(1),(2),(3) における、それ
ぞれの具体的処理方法を説明する。
【0047】実施例(1) 図2に示された検出制御部17では、NLP監視部13
におけるNLP1の動作状態の監視結果、NLP処理が
行われたNLP処理フレームであったときは、無音情報
区間と判定して、CLAD18に対して、無音区間とし
ての処理を行うべきことを示す無音処理通知を行う。
【0048】実施例(2) 検出制御部17では、NLP監視部13におけるNLP
1の動作状態の監視結果、NLP処理フレームであり、
かつ、このフレームに対する比較器16における比較結
果が無音フレームを示すものであったときは、無音情報
区間と判定して、CLAD18に対して、無音処理通知
を行う。
【0049】このように、NLPの動作中の検出結果
と、特徴抽出に基づく無音状態の判定結果とのアンド条
件によって、無音情報区間の判定を行うので、無音情報
区間検出の確率が小さくなり、音声圧縮の程度が低くな
るので、伝送される音声の品質が向上する。
【0050】実施例(3) 検出制御部17では、NLP監視部13におけるNLP
1の動作状態の監視結果、NLP処理フレームであり、
または、このフレームに対する比較器16における比較
結果が無音フレームを示すものであったときは、無音情
報区間と判定して、CLAD18に対して、無音処理通
知を行う。
【0051】このように、NLPの動作中の検出結果
と、特徴抽出に基づく無音状態の判定結果とのオア条件
によって、無音情報区間の判定を行うので、無音情報区
間検出の確率が大きくなり、音声圧縮の程度が高くなる
ので、伝送できるチャネル数を増加することができ、限
られた帯域の有効利用を図ることができる。
【0052】図3は、本発明の実施形態(2) を示すブロ
ック図である。図中、図2の場合と同じものを同じ番号
で示し、20はNLP処理信号とNLP非処理信号とか
ら、NLPにおける抑圧量を算出するNLP抑圧量算出
部、21はNLP抑圧量の算出値と閾値との比較を行っ
て音声送出制御信号を発生するNLP抑圧判定部であ
る。
【0053】NLP抑圧量算出部20では、NLP処理
信号とNLP非処理信号とから、NLP1における抑圧
量が算出される。算出値は、NLP抑圧判定部21にお
いて、閾値との比較を行われる。 pso(t)/pno(t)>c (0<c<1) …(1.7) 比較結果、閾値c以上であれば、検出制御部17に対し
て無音判定信号を出力する。
【0054】以下、実施例(4),(5),(6) における、それ
ぞれの具体的処理方法を説明する。
【0055】実施例(4) 実施例(4) においては、NLP抑圧量の算出値と、閾値
との比較結果、NLP抑圧量がある一定値以上であっ
て、NLP抑圧判定部21が無音判定信号を出力したと
き、検出制御部17は無音情報区間と判定して、CLA
D18に対して無音処理通知を行う。
【0056】実施例(5) 図3に示す検出制御部17では、NLP監視部13にお
けるNLP1の動作状態の監視結果、NLP処理フレー
ムであり、かつ、このフレームに対する比較器16にお
ける比較結果が無音フレームを示すものであったとき
は、無音情報区間と判定して、CLAD18に対して、
無音処理通知を行う。この場合、特徴抽出部14の入力
信号として、NLP1による処理を行う前の信号を入力
する。NLP抑圧量算出部20およびNLP抑圧判定部
21の処理は、実施例(4) の場合と同様である。
【0057】実施例(6) 図3に示す検出制御部17では、NLP監視部13にお
けるNLP1の動作状態の監視結果、NLP処理フレー
ムであり、または、このフレームに対する比較器16に
おける比較結果が無音フレームを示すものであったとき
は、無音情報区間と判定して、CLAD18に対して、
無音処理通知を行う。この場合、特徴抽出部14の入力
信号として、NLP1による処理を行う前の信号を入力
する。NLP抑圧量算出部20およびNLP抑圧判定部
21の処理は、実施例(4) の場合と同様である。
【0058】図4は、本発明の実施形態(3) を示すブロ
ック図であって、実施例(2),(3),(5),(6) の場合に適用
できるものである。図中、図2の場合と同じものを同じ
番号で示している。実施形態(4) においては、有音検出
の入力信号をNLP非処理信号とすることによって、N
LPの影響を抑制する。
【0059】実施例(7) 実施例(7) は、実施例(2) に適用した場合を示してい
る。図7に示す検出制御部17では、NLP監視部13
におけるNLP1の動作状態の監視結果、NLP処理フ
レームであり、かつ、このフレームに対する比較器16
における比較結果が無音フレームを示すものであったと
きは、無音情報区間と判定して、CLAD18に対し
て、無音処理通知を行う。この場合に、特徴抽出部14
の入力信号として、NLP1による処理を行う前の信号
を入力する。
【0060】実施例(7) の変形として、実施例(3) に適
用した場合は、検出制御部17で、NLP監視部13に
おけるNLP1の動作状態の監視結果、NLP処理フレ
ームであり、または、このフレームに対する比較器16
における比較結果が無音フレームを示すものであったと
き、無音情報区間と判定して、CLAD18に対して、
無音処理通知を行う。特徴抽出部14の入力信号とし
て、NLP1による処理を行う前の信号を入力すること
は、実施例(7) の場合と同様である。
【0061】実施例(5),(6) に適用した場合も同様であ
る。このように、特徴抽出部の入力として、NLP処理
前の信号を用いることによって、NLPによる低レベル
部分の遮断の影響を受けることなく、有音検出を行うこ
とができる。
【0062】図5は、本発明の実施形態(4) を示すブロ
ック図であって、実施例(2),(3),(5),(6) の場合に適用
できるものである。図中、図2の場合と同じものを同じ
番号で示している。図6は、実施形態(4) の動作を説明
するタイムチャートである。実施形態(4) においては、
NLP監視部13がNLP1の動作中を検出したとき、
特徴抽出部14の動作(内部変数の更新)を停止する。
【0063】実施例(8) 実施例(8) は、実施例(2) に適用した場合を示してい
る。図5に示す検出制御部17では、NLP監視部13
におけるNLP1の動作状態の監視結果、NLP処理フ
レームであり、かつ、このフレームに対する比較器16
における比較結果が無音フレームを示すものであったと
きは、無音情報区間と判定して、CLAD18に対し
て、無音処理通知を行う。さらにNLP処理フレームで
あるとき、特徴抽出部14に対して、変数更新停止指示
を行って、特徴抽出部14における内部変数の更新を停
止する。このとき、閾値設定部15および比較器16に
対して、音声の特徴値ptとして、前フレーム時と同じ値
が出力される。
【0064】実施例(8) の変形として、実施例(3) に適
用した場合は、検出制御部17では、NLP監視部13
におけるNLP1の動作状態の監視結果、NLP処理フ
レームであり、または、このフレームに対する比較器1
6における比較結果が無音フレームを示すものであった
ときは、無音情報区間と判定して、CLAD18に対し
て、無音処理通知を行う。この際、特徴抽出部14に対
して、内部変数更新の停止を指示すること、および閾値
設定部15と比較器16に対して、音声の特徴値ptとし
て、前フレーム時と同じ値が出力されることは、実施例
(8) の場合と同様である。
【0065】実施例(5),(6) に適用した場合も同様であ
る。このように、特徴抽出部における内部変数の更新を
防止することによって、NLPの動作中における、特徴
抽出部における予期しない状態変化に基づく、誤った内
部変数の更新を防止することができるとともに、不要な
部分の動作を停止することによって、消費電力の低減を
図ることができる。
【0066】図7は、本発明の実施形態(5) を示すブロ
ック図であって、実施例(2),(3),(5),(6) の場合に適用
できるものである。図中、図2の場合と同じものを同じ
番号で示している。図8は、実施形態(5) の動作を説明
するタイムチャートである。実施形態(5) においては、
NLP監視部13がNLP1の動作状態を検出したと
き、閾値設定部15の動作(値の更新)を停止する。
【0067】実施例(9) 実施例(9) は、実施例(2) に適用した場合を示してい
る。図7に示す検出制御部17では、NLP監視部13
におけるNLP1の動作状態の監視結果、NLP処理フ
レームであり、かつ、このフレームに対する比較器16
における比較結果が無音フレームを示すものであったと
きは、無音情報区間と判定して、CLAD18に対し
て、無音処理通知を行う。さらにNLP処理フレームで
あるとき、閾値設定部15に対して、更新停止指示を行
って、閾値の更新を停止する。このとき、比較器16に
対して、閾値thとして、前フレームと同じ値が出力され
る。
【0068】実施例(9) の変形として、実施例(3) に適
用した場合は、検出制御部17では、NLP監視部13
におけるNLP1の動作状態の監視結果、NLP処理フ
レームであり、または、このフレームに対する比較器1
6における比較結果が無音フレームを示すものであった
ときは、無音情報区間と判定して、CLAD18に対し
て、無音処理通知を行う。この際、閾値設定部15に対
して、閾値更新の停止を指示すること、および比較器1
6に対して、閾値thとして前フレーム時と同じ値が出力
されることは、実施例(9) の場合と同様である。
【0069】実施例(5),(6) に適用した場合も同様であ
る。このように、閾値設定部における閾値の更新を防止
することによって、NLPの動作中における、閾値設定
部における予期しない状態変化に基づく、誤った閾値の
更新を防止することができるとともに、不要な部分の動
作を停止することによって、消費電力の低減を図ること
ができる。
【0070】本発明の実施形態(6) として、上述の各実
施形態の場合に、NLP監視手段4がNLP1の動作中
を検出したとき、有音検出手段5の動作を停止するよう
に制御する。
【0071】実施例(10) 実施例(10)は、実施例(2) に適用した場合である。例え
ば図7に示す検出制御部17では、NLP監視部13に
おけるNLP1の動作状態の監視結果、NLP処理フレ
ームであり、かつ、このフレームに対する比較器16に
おける比較結果が無音フレームを示すものであったとき
は、無音情報区間と判定して、CLAD18に対して、
無音処理通知を行う。さらにNLP処理フレームである
とき、有音検出部5に対して、動作停止指示を行って、
その動作を停止する。
【0072】実施例(10)の変形として、実施例(3) に適
用した場合は、検出制御部17では、NLP監視部13
におけるNLP1の動作状態の監視結果、NLP処理フ
レームであり、または、このフレームに対する比較器1
6における比較結果が無音フレームを示すものであった
ときは、無音情報区間と判定して、CLAD18に対し
て、無音処理通知を行う。この際、有音検出部5に対し
て、動作停止指示を行って、その動作を停止させること
は、実施例(10)の場合と同様である。
【0073】実施例(5),(6) に適用した場合も同様であ
る。このように、無音処理時、有音検出部5における動
作を停止することによって、消費電力の低減を図ること
ができる。
【0074】図9は、本発明の実施形態(7) を示すブロ
ック図であって、実施例(2),(3),(5),(6) の場合に適用
できるものである。図中、図2の場合と同じものを同じ
番号で示し、19は所定時間中、出力を発生するタイマ
である。実施形態(7) においては、NLP監視部13の
NLP動作中検出状態の終了後一定時間、比較器16の
比較結果を、無音情報区間とする。
【0075】実施例(11) 実施例(11)は、実施例(2) に適用した場合を示してい
る。図8に示す検出制御部17では、NLP監視部13
におけるNLP1の動作状態の監視結果、NLP処理フ
レームであり、かつ、このフレームに対する比較器16
における比較結果が無音フレームを示すものであったと
きは、無音情報区間と判定して、CLAD18に対し
て、無音処理通知を行う。NLP監視部13からのNL
P動作中を示す信号が停止したとき、タイマ19をセッ
トする。タイマ19は、一定時間中、比較器16に対し
て無音判定信号を出力し、この間、比較器16は、無条
件に無音フレームと判定する。
【0076】実施例(11)の変形として、実施例(3) に適
用した場合は、検出制御部17では、NLP監視部13
におけるNLP1の動作状態の監視結果、NLP処理フ
レームであり、または、このフレームに対する比較器1
6における比較結果が無音フレームを示すものであった
ときは、無音情報区間と判定して、CLAD18に対し
て、無音処理通知を行う。NLP監視部13からのNL
P動作中を示す信号が停止したとき、タイマ19をセッ
トする。タイマ19は、一定時間中、比較器16に対し
て無音判定信号を出力し、この間、比較器16は、無条
件に無音フレームと判定することは、実施例(11)の場合
と同様である。
【0077】実施例(5),(6) に適用した場合も同様であ
る。このように、NLPの動作終了後、一定期間、無音
情報区間とすることによって、NLPの動作終了直後に
おける、音声出力の急激な変化によって、相手方に対し
て、受信音声に違和感を与えることを防止できる。
【0078】図10は、本発明の実施形態(8) を示すブ
ロック図であって、実施例(5),(6)の場合に適用できる
ものである。図中、図3の場合と同じものを同じ番号で
示している。実施形態(8) においては、NLP抑圧量の
算出値と、閾値とを比較することによって、NLP抑圧
量がある一定値以上のとき、特徴抽出部14の動作(内
部変数の更新)を抑制する。
【0079】NLP抑圧量算出部20では、NLP処理
信号とNLP非処理信号とから、NLP1における抑圧
量が算出される。算出値は、NLP抑圧部21におい
て、閾値との比較を行われる。 pso(t)/pno(t)>d (0<d<1) …(1.7) 比較結果、閾値d以上であれば、特徴抽出部14の内部
変数の更新を抑制する出力を発生する。
【0080】実施例(12) 実施例(12)は、実施例(2) に適用した場合を示してい
る。図10に示す検出制御部17では、NLP監視部1
3におけるNLP1の動作状態の監視結果、NLP処理
フレームであり、かつ、このフレームに対する比較器1
6における比較結果が無音フレームを示すものであった
ときは、無音情報区間と判定して、CLAD18に対し
て、無音処理通知を行う。
【0081】NLP抑圧量算出部20の演算結果に基づ
く、NLP抑圧判定部21の比較結果、閾値d以上であ
れば、その出力によって、特徴抽出部14の内部変数の
更新を抑制する。
【0082】実施例(12)の変形として、実施例(3) に適
用した場合は、検出制御部17では、NLP監視部13
におけるNLP1の動作状態の監視結果、NLP処理フ
レームであり、または、このフレームに対する比較器1
6における比較結果が無音フレームを示すものであった
ときは、無音情報区間と判定して、CLAD18に対し
て、無音処理通知を行う。NLP抑圧量算出部20およ
びNLP抑圧判定部21の動作は、実施例(12)の場合と
同様である。
【0083】実施例(5),(6) に適用した場合も同様であ
る。このように、特徴抽出部における内部変数の更新を
防止することによって、NLPの動作中における、特徴
抽出部における予期しない状態変化に基づく、誤った内
部変数の更新を防止することができるとともに、不要な
部分の動作を停止することによって、消費電力の低減を
図ることができる。
【0084】図11は、本発明の実施形態(9) を示すブ
ロック図であって、実施例(5),(6)の場合に適用できる
ものである。図中、図3の場合と同じものを同じ番号で
示している。実施形態(9) においては、NLP抑圧量の
算出値と、閾値とを比較することによって、NLP抑圧
量がある一定値以上のとき、閾値設定部15における音
声検出の閾値を切り替える。
【0085】NLP抑圧量算出部20では、NLP処理
信号とNLP非処理信号とから、NLPにおける抑圧量
が算出される。算出値は、NLP抑圧判定部21におい
て、閾値との比較を行われる。 pso(t)/pno(t)>e (0<e<1) …(1.8)
【0086】比較結果、閾値e以上であれば、閾値設定
部15の出力する閾値を切り替える出力を発生する。
【0087】実施例(13) 実施例(13)は、実施例(2) に適用した場合を示してい
る。図11に示す検出制御部17では、NLP監視部1
3におけるNLP1の動作状態の監視結果、NLP処理
フレームであり、かつ、このフレームに対する比較器1
6における比較結果が無音フレームを示すものであった
ときは、無音情報区間と判定して、CLAD18に対し
て、無音処理通知を行う。
【0088】NLP抑圧量算出部20の演算結果に基づ
く、NLP抑圧判定部21の比較結果、閾値e以上であ
れば、閾値設定部15の出力する閾値を、NLP抑圧量
に応じて異なる複数の固定値に切り替える。
【0089】実施例(13)の変形として、実施例(3) に適
用した場合は、検出制御部17では、NLP監視部13
におけるNLP1の動作状態の監視結果、NLP処理フ
レームであり、または、このフレームに対する比較器1
6における比較結果が無音フレームを示すものであった
ときは、無音情報区間と判定して、CLAD18に対し
て、無音処理通知を行う。この場合、特徴抽出部14の
入力信号として、NLP1による処理を行う前の信号を
入力する。NLP抑圧量算出部20およびNLP抑圧判
定部21の動作は、実施例(13)の場合と同様である。
【0090】実施例(5),(6) に適用した場合も同様であ
る。このように、NLP抑圧量に応じて異なる複数の固
定値に、閾値を切り替えることによって、NLPの動作
中における、閾値設定部における予期しない状態変化に
基づく、誤った閾値の更新を防止することができる。
【0091】図12は、CLADの構成の概略を示した
ものであって、(a) は送信側を示し、(b) は受信側を示
している。送信側のCLADにおいて、NLP11の出
力信号no(t) と、検出制御部17からの音声送出制御信
号f(t)と、動作時刻情報t とを入力されて、フレームフ
ォーマットを指示するVPI,VCI の情報に応じて、音声信
号の有意情報によって、セルバッファにおいて、回線ク
ロック対応にATMセルを組み立てて網に出力する。
【0092】受信側のCLADにおいて、網からのAT
Mセルを一旦セルバッファに受けて、セルごとに分解し
て、受信信号r(t)と、有意情報の有無を示す信号f(t)
と、動作時刻情報t とを出力する。
【0093】図13は、本発明方式によるCLADの動
作を説明するタイムチャートである。時刻t1,t2,…にお
ける、有音状態と無音状態の検出判定結果が図示のよう
であった場合に、本発明方式によれば、有音情報区間に
対応して、時刻t1にセルSN=t1が送出され、時刻t8にセ
ルSN=t8が送出され、時刻t12 にセルSN=t12 が送出さ
れることが示されている。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、エ
コーキャンセラの残留エコーを消去するノンリニアプロ
セッサに、音声の有意情報を抽出する音声検出器を適用
する際に、ノンリニアプロセッサに起因する、音声検出
器の検出精度の低下を防止し、誤動作を低減することが
できるので、このような場合における通信品質の向上に
寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態(1) を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の実施形態(2) を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の実施形態(3) を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の実施形態(4) を示すブロック図であ
る。
【図6】実施形態(4) の動作を説明するタイムチャート
である。
【図7】本発明の実施形態(5) を示すブロック図であ
る。
【図8】実施形態(5) の動作を説明するタイムチャート
である。
【図9】本発明の実施形態(7) を示すブロック図であ
る。
【図10】本発明の実施形態(8) を示すブロック図であ
る。
【図11】本発明の実施形態(9) を示すブロック図であ
る。
【図12】CLADの構成の概略を示す図である。
【図13】本発明方式によるCLADの動作を説明する
タイムチャートである。
【図14】一般の電話網の基本的な構成を示す図であ
る。
【図15】エコーキャンセラの基本的な構成を示す図で
ある。
【図16】NLPの入出力特性の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 NLP(非線形出力素子) 2 音声検出器 3 NLP制御手段 4 NLP監視手段 5 有音検出手段 6 検出制御手段 7 特徴抽出手段 8 閾値設定手段 9 判定手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号の低レベル部分を遮断する非直
    線出力素子(以下NLPという)の出力に対して、音声
    信号の有音情報区間と無音情報区間とを判定する音声検
    出器を適用することによって、音声信号の有意情報のみ
    を抽出する際に、 該音声検出器に、前記NLPの動作または非動作を制御
    するNLP制御手段の出力によって、該NLPの動作中
    状態を監視するNLP監視手段を備えるとともに、前記
    音声信号の有意情報抽出のための制御を行う検出制御手
    段を備え、 該検出制御手段が、前記NLP監視手段が前記NLPの
    動作中を検出したとき、音声信号の無音情報区間と判定
    して前記NLPの出力音声信号の送出を抑制することを
    特徴とする音声検出器制御方式。
  2. 【請求項2】 音声信号の低レベル部分を遮断する非直
    線出力素子(以下NLPという)の出力に対して、音声
    信号の有音情報区間と無音情報区間とを判定する音声検
    出器を適用することによって、音声信号の有意情報のみ
    を抽出する際に、 該音声検出器に、前記NLPの動作または非動作を制御
    するNLP制御手段の出力によって、該NLPの動作中
    状態を監視するNLP監視手段と、前記NLPの出力音
    声の特徴を抽出して特徴値を算出する特徴抽出手段と、
    該特徴値に基づいて有音状態と無音状態とを判定するた
    めの閾値を発生する閾値設定手段と、前記特徴値と前記
    閾値とを比較して有音状態と無音状態とを判定した出力
    を発生する判定手段とからなる有音検出手段とを備える
    とともに、前記音声信号の有意情報抽出のための制御を
    行う検出制御手段を備え、 該検出制御手段が、前記NLP監視手段がNLP動作中
    を検出し、かつ、前記有音検出手段が無音状態と判定し
    た場合に、音声信号の無音情報区間と判定して前記NL
    Pの出力音声信号の送出を抑制することを特徴とする音
    声検出器制御方式。
  3. 【請求項3】 音声信号の低レベル部分を遮断する非直
    線出力素子(以下NLPという)の出力に対して、音声
    信号の有音情報区間と無音情報区間とを判定する音声検
    出器を適用することによって、音声信号の有意情報のみ
    を抽出する際に、 該音声検出器に、前記NLPの動作または非動作を制御
    するNLP制御手段の出力によって、該NLPの動作中
    状態を監視するNLP監視手段と、前記NLPの出力音
    声の特徴を抽出して特徴値を算出する特徴抽出手段と、
    該特徴値に基づいて有音状態と無音状態とを判定するた
    めの閾値を発生する閾値設定手段と、前記特徴値と前記
    閾値とを比較して有音状態と無音状態とを判定した出力
    を発生する判定手段とからなる有音検出手段とを備える
    とともに、前記音声信号の有意情報抽出のための制御を
    行う検出制御手段を備え、 該検出制御手段が、前記NLP監視手段がNLP動作中
    を検出しているか、または前記有音検出手段が無音状態
    と判定した場合に、音声信号の無音情報区間と判定して
    前記NLPの出力音声信号の送出を抑制することを特徴
    とする音声検出器制御方式。
  4. 【請求項4】 音声信号の低レベル部分を遮断する非直
    線出力素子(以下NLPという)の出力に対して、音声
    信号の有音情報区間と無音情報区間とを判定する音声検
    出器を適用することによって、音声信号の有意情報のみ
    を抽出する際に、 該音声検出器に、前記NLPの入力信号のパワーと出力
    信号のパワーとの比によってNLP抑圧量を算出するN
    LP抑圧量算出部と、該NLP抑圧量が所定値を超えた
    とき出力を発生するNLP抑圧判定部とを備えるととも
    に、前記音声信号の有意情報抽出のための制御を行う検
    出制御手段を備え、 該検出制御手段が、前記NLP抑圧判定部がNLP抑圧
    量が所定値を超えたことを示す出力を発生したとき、音
    声信号の無音情報区間と判定して、前記NLPの出力音
    声信号の送出を抑制することを特徴とする音声検出器制
    御方式。
  5. 【請求項5】 音声信号の低レベル部分を遮断する非直
    線出力素子(以下NLPという)の出力に対して、音声
    信号の有音情報区間と無音情報区間とを判定する音声検
    出器を適用することによって、音声信号の有意情報のみ
    を抽出する際に、 該音声検出器に、前記NLPの動作または非動作を制御
    するNLP制御手段の出力によって、該NLPの動作中
    状態を監視するNLP監視手段と、前記NLPの出力音
    声の特徴を抽出して特徴値を算出する特徴抽出手段と、
    該特徴値に基づいて有音状態と無音状態とを判定するた
    めの閾値を発生する閾値設定手段と、前記特徴値と前記
    閾値とを比較して有音状態と無音状態とを判定した出力
    を発生する判定手段とからなる有音検出手段と、前記N
    LPの入力信号のパワーと出力信号のパワーとの比によ
    ってNLP抑圧量を算出するNLP抑圧量算出部と、該
    NLP抑圧量が所定値を超えたとき出力を発生するNL
    P抑圧判定部とを備えるとともに、前記音声信号の有意
    情報抽出のための制御を行う検出制御手段を備え、 該検出制御手段が、前記NLP監視手段がNLP動作中
    を検出し、かつ、前記有音検出手段が無音状態と判定し
    た出力を発生し、かつ、前記NLP抑圧判定部がNLP
    抑圧量が大きいことを示す出力を発生したとき、音声信
    号の無音情報区間と判定して前記NLPの出力音声信号
    の送出を抑制することを特徴とする音声検出器制御方
    式。
  6. 【請求項6】 音声信号の低レベル部分を遮断する非直
    線出力素子(以下NLPという)の出力に対して、音声
    信号の有音情報区間と無音情報区間とを判定する音声検
    出器を適用することによって、音声信号の有意情報のみ
    を抽出する際に、 該音声検出器に、前記NLPの動作または非動作を制御
    するNLP制御手段の出力によって、該NLPの動作中
    状態を監視するNLP監視手段と、前記NLPの出力音
    声の特徴を抽出して特徴値を算出する特徴抽出手段と、
    該特徴値に基づいて有音状態と無音状態とを判定するた
    めの閾値を発生する閾値設定手段と、前記特徴値と前記
    閾値とを比較して有音状態と無音状態とを判定した出力
    を発生する判定手段とからなる有音検出手段と、前記N
    LPの入力信号のパワーと出力信号のパワーとの比によ
    ってNLP抑圧量を算出するNLP抑圧量算出部と、該
    NLP抑圧量が所定値を超えたとき出力を発生するNL
    P抑圧判定部とを備えるとともに、前記音声信号の有意
    情報抽出のための制御を行う検出制御手段を備え、 該検出制御手段が、前記NLP監視手段がNLP動作中
    を検出しているか、または前記有音検出手段が無音状態
    と判定したか、または前記NLP抑圧判定部がNLP抑
    圧量が大きいことを示す出力を発生したとき、音声信号
    の無音情報区間と判定して前記NLPの出力音声信号の
    送出を抑制することを特徴とする音声検出器制御方式。
  7. 【請求項7】 前記特徴抽出手段が前記NLPの入力信
    号の特徴を抽出して特徴値を算出することを特徴とする
    請求項2,3,5,6のうちのいずれかに記載の音声検
    出器制御方式。
  8. 【請求項8】 請求項2,3,5,6のうちのいずれか
    に記載の音声検出器制御方式において、前記NLP監視
    手段が前記NLPの動作中を検出したとき、前記特徴抽
    出手段における内部変数の更新を停止することを特徴と
    する音声検出器制御方式。
  9. 【請求項9】 請求項2,3,5,6のうちのいずれか
    に記載の音声検出器制御方式において、前記NLP監視
    手段が前記NLPの動作中を検出したとき、前記閾値設
    定手段における閾値の更新を停止することを特徴とする
    音声検出器制御方式。
  10. 【請求項10】 請求項2,3,5,6のうちのいずれ
    かに記載の音声検出器制御方式において、前記NLP監
    視手段が前記NLPの動作中を検出したとき、前記有音
    検出手段の動作を停止することを特徴とする音声検出器
    制御方式。
  11. 【請求項11】 請求項2,3,5,6のうちのいずれ
    かに記載の音声検出器制御方式において、一定時間をカ
    ウントするタイマを備え、前記NLP監視手段のNLP
    動作中検出終了から該一定時間、前記有音検出手段の判
    定結果を無音状態とすることを特徴とする音声検出器制
    御方式。
  12. 【請求項12】 請求項5または6に記載の音声検出器
    制御方式において、前記NLP抑圧量が所定値以上のと
    き、前記特徴抽出手段の内部変数の更新を抑制すること
    を特徴とする音声検出器制御方式。
  13. 【請求項13】 請求項5または6に記載の音声検出器
    制御方式において、前記NLP抑圧量が所定値以上のと
    き、前記閾値設定手段の発生する閾値を所定値に切り替
    えることを特徴とする音声検出器制御方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008151840A (ja) * 2006-12-14 2008-07-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 仮音声区間決定装置、方法、プログラム及びその記録媒体、音声区間決定装置

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JP2008151840A (ja) * 2006-12-14 2008-07-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 仮音声区間決定装置、方法、プログラム及びその記録媒体、音声区間決定装置

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