JPH1091476A - プログラム実行装置及び機能仕様とコードアドレスとの対応付け方法 - Google Patents

プログラム実行装置及び機能仕様とコードアドレスとの対応付け方法

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JPH1091476A
JPH1091476A JP8245042A JP24504296A JPH1091476A JP H1091476 A JPH1091476 A JP H1091476A JP 8245042 A JP8245042 A JP 8245042A JP 24504296 A JP24504296 A JP 24504296A JP H1091476 A JPH1091476 A JP H1091476A
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Kazuyoshi Tamura
一賢 田村
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    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
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    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラムの停止または再実行等をより簡単
に行うこと。 【解決手段】 デバッグ用遷移情報ファイル12、デバ
ッグ用状態情報ファイル13において、各状態及び各遷
移とこれらに応じたオブジェクトコードのアドレスとを
予め対応付けておく。プログラム実行部14においてプ
ログラムの実行中にプログラムの停止等の指示がある
と、デバッガ15は対応付けられた結果に基づいてオブ
ジェクトコードのアドレスを特定してプログラムの停止
等を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばソフトウェ
ア開発におけるプログラムのテスト・デバッグに好適な
プログラム実行装置及び機能仕様とコードアドレスとの
対応付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、特開平7−319730号公報
に見られるように、状態遷移表で記述された機能仕様の
状態遷移表中の状態とイベントの組合わせで表現される
各位置(遷移)と対応するプログラムのシーケンス番号
を示す第1の対応関係情報と、プログラムのシーケンス
番号とオブジェクトコードのアドレスとの対応を示す第
2の対応関係情報とから、状態遷移表中の各位置とオブ
ジェクトコードのアドレスを対応づける第3の対応関係
情報を得ることで、該オブジェクトコードアドレスを一
時停止位置または実行開始位置としてソフトウェアを実
行させる方法があった。
【0003】また、特開平7−168709号公報に見
られるように、状態遷移図などの仕様記述言語で記述さ
れた機能仕様に基づくシステムの動作を、キーボードな
どの入力装置から、状態を遷移させるためのデータを順
次入力していくことで、プログラムの仕様上における実
際の遷移の状態を自動的にCRTなどの画面に表示して
状態遷移の様子を簡単に確認することができる方法があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平7−319730号公報の方法では、状態遷移表の
各遷移に対しての動作の停止、再実行のみを行っている
ため、任意の状態からある状態に変化する際に停止させ
たい場合には該状態への全ての遷移に、ある特定の状態
から別のある状態へ変化する際に停止させたい場合には
該状態間の全ての遷移に対して、ユーザが停止情報を付
加する必要があり、大変繁雑であった。
【0005】また、前記特開平7−168709号公報
の方法では、state chartに見られるような
階層化、並列化の記述がある場合に、システム全体の状
態を確認することが困難であった。また、プログラム中
に状態を通知する機構を持たせているために、状態を通
知する機構を持たせていない対象についての動作確認は
できなかった。
【0006】本発明は、かかる事情に基づきなされたも
ので、プログラムの停止または再実行等をより簡単に行
うことができるプログラム実行装置及び機能仕様とコー
ドアドレスとの対応付け方法を提供することを目的とし
ている。
【0007】本発明は、状態遷移モデルベースのプログ
ラムのテスト・デバッグを容易に行うことができるプロ
グラム実行装置及び機能仕様とコードアドレスとの対応
付け方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のプログラム実行装置は、状態及びこれら状
態間の遷移により表現された機能仕様に基づき中間コー
ドを生成し、この中間コードに基づくプログラムを実行
する装置であって、前記各状態及び各遷移とこれらに応
じた中間コードのアドレスとを対応付ける手段と、前記
プログラムの実行中に所定の制御指示がった場合に、前
記対応付けられた結果に基づいて前記中間コードのアド
レスを特定して前記所定の制御指示を実行する手段とを
具備する。また、本発明のプログラム実行装置は、状態
及びこれら状態間の遷移により表現された機能仕様から
第1のコード及び第2のコードを生成し、この第2のコ
ードに基づくプログラムを実行する装置であって、前記
第1のコードを生成する際に、前記各状態及び前記各遷
移とこれらに応じた第1のコードのシーケンス番号とを
対応付ける第1の手段と、前記第2のコードを生成する
際に、前記各第1のコードのシーケンス番号とこれらに
応じた第2のコードのアドレスとを対応付ける第2の手
段と、前記第1及び第2の手段によって対応付けられた
結果に基づき、前記各状態及び前記各遷移とこれらに応
じた第2のコードのアドレスとを対応付ける第3の手段
と、前記プログラムの実行中に所定の制御指示がある
と、前記第3の手段によって対応付けられた結果に基づ
いて前記第2のコードのアドレスを特定して前記所定の
制御指示を実行する第4の手段とを具備する。
【0009】上記プログラム実行装置において、前記所
定の制御指示は、デバッグの際に行われる指示であっ
て、前記状態または遷移を特定したプログラムの停止ま
たは再実行であってもよく、デバッグの際に行われる指
示であって、実行中の前記状態または遷移の表示であっ
てもよい。ここで、前記機能仕様が階層構造でかつ親か
ら子へ連鎖する木構造により表現されるものであるとき
には、木構造の葉より根の方向に辿り、辿った際に通過
する状態を機能仕様における実行中の部分とし、これ以
外の状態を機能仕様における非実行中の部分として表示
してもよい。これにより、機能仕様が階層構造を持つ場
合に、該機能仕様に基づくシステムの振舞いを容易に確
認することが可能となる。
【0010】本発明の機能仕様とオブジェクトコードア
ドレスとの対応付け方法は、状態及びこれら状態間の遷
移により表現された機能仕様からソースコード、さらに
オブジェクトコードを生成する過程で、(1)ソースコ
ードを生成する際に、各状態及び各遷移とこれらに応じ
たソースコードのシーケンス番号とを対応付けし、
(2)オブジェクトコードを生成する際に、各ソースコ
ードのシーケンス番号とこれらに応じたオブジェクトコ
ードのアドレスとを対応付けし、(3)前記(1)及び
(2)によって対応付けられた結果に基づき、各状態及
び各遷移とこれらに応じたオブジェクトコードのアドレ
スとを対応付けしている。
【0011】本発明では、各状態及び各遷移とこれらに
応じたオブジェクトコードのアドレスとを予め対応付け
てあるので、機能仕様中の何れの位置指定においてもプ
ログラムの停止または再実行等をより簡単に行うことが
でき、またプログラム中の何れの位置からも状態や遷移
の特定を簡単に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき説明する。
【0013】図1は本発明の一実施形態に係るプログラ
ムデバッグ装置の構成を示す図である。なお、本装置は
コンピュータ上に実現されるもので、本装置の各機能
は、プログラムの形式で表現された所定の手順で、コン
ピュータを動作させることによって実現されている。し
たがって、以下、本装置の各機能を有する仮想的回路ブ
ロックを想定して本装置を説明する。
【0014】この図に示す装置はエレベータなどの制御
対象Χを制御するもので、符号1は状態遷移モデルをベ
ースに制御対象の機能仕様を記述するソフトウェアを対
象とし、機能仕様の入力およびデバッガへの操作をする
ためのキーボード、マウスなどの入力装置である。
【0015】機能仕様作成部2は、入力装置1からの機
能仕様の入力動作を制御する図式的な仕様記述エディタ
である。入力された機能仕様は、機能仕様ファイル3へ
保存される。
【0016】ソースコード・ジェネレータ4は、機能仕
様ファイル3の機能仕様からソースコード、遷移情報及
び状態情報を生成する。生成されたソースコード、遷移
情報及び状態情報は、それぞれソースコードファイル
5、遷移情報ファイル6及び状態情報ファイル7に保存
される。
【0017】コンパイラ8は、ソースコードファイル5
に保存されたソースコードから制御対象を制御するシー
ケンスが定義されたオブジェクトコード及びソースコー
ドの各行とオブジェクトコードのアドレスとの対応を保
持するデータであるコンパイラ出力情報を生成する。オ
ブジェクトコード及びコンパイラ出力情報は、それぞれ
オブジェクトコードファイル9及びコンパイラ出力情報
ファイル10に保存される。
【0018】デバッグ情報ジェネレータ11は、遷移情
報ファイルに保存された遷移情報6、状態情報ファイル
7に保存された状態情報及びコンパイラ出力情報ファイ
ル10に保存されたコンパイラ出力情報から、各遷移と
オブジェクトコードのアドレスとの対応データであるデ
バッグ用遷移情報及び各状態とオブジェクトコードのア
ドレスの対応データであるデバッグ用状態情報を生成す
る。デバッグ用遷移情報及びデバッグ用状態情報は、そ
れぞれデバッグ用遷移情報ファイル12及びデバッグ用
状態情報ファイル13に保存される。
【0019】プログラム実行部14は、オブジェクトコ
ードファイル9に保存されたオブジェクトコードを順に
解釈、実行し、制御対象Χを制御する。
【0020】デバッガ15は、プログラム実行部14の
停止、再開などの各種テストを行う。 デバッガ15が
得た情報は、ディスプレイなどの表示装置16に出力さ
れる。 図2に上述した機能仕様の一例を示す。機能仕
様は、状態遷移図などの状態遷移モデルの形式とされて
いる。
【0021】この機能仕様は、既存技術であるソースコ
ード・ジェネレータ4によって、例えば図3に例示する
ようなソースコードが生成される。図3において、「状
態遷移図1:」は、状態遷移図の処理の先頭を示し、
「状態1Α:」、「状態1B:」、「状態1C:」、
「状態1D:」は、該状態遷移図中の状態の処理の先頭
を示す。また、if文で始まる文は、各遷移に対応する
処理の先頭を示している。
【0022】遷移情報は、例えば図4に示するように、
状態遷移図名と状態遷移図中の各遷移の始点である始状
態とイベントとソースコード中の該当するシーケンス番
号(行番号)を対応付けたものであり、if文の遷移に
対応する始状態と、イベントおよびソースコード中のシ
ーケンス番号を表形式に生成したものである。
【0023】状態情報は、例えば図5に示すように、状
態遷移図名と状態遷移図中の各状態と該状態のソースコ
ード中のシーケンス番号と状態遷移図のレイヤを対応付
けたものであり、生成の際には、最上位の状態遷移図か
ら下位の状態遷移図へと深さ優先探索で状態情報を生成
し、何番目の階層にあるかを明示するためのレイヤ番号
が最上位から1、2とシーケンシャルに付けられる。
【0024】なお、機能仕様が階層構造を持つ場合に
は、機能仕様、状態情報及びデータ構造は例えば図6に
示すようになる。図6(a)は機能仕様、図6(b)は
状態情報、図6(c)はデータ構造をそれぞれ示してい
る。すなわち状態情報は階層構造として下位に展開され
る状態である状態2B、状態2Cそれぞれに対し、状態
遷移図2、状態遷移図3の情報が生成される(図6
(a))。ここで示す状態情報は、図6(c)に示すよ
うな親から子へと連鎖する木構造を持つデータとして実
現されている。
【0025】図7はコンパイラ出力情報の一例である。
コンパイラ出力情報は、ソースコードのシーケンス番号
とオブジェクトコードのアドレスとを対応付けたもので
ある。コンパイラ出力情報は、例えば既存技術であるコ
ンパイラにおけるデバッグ情報付加機能により実現され
る。
【0026】図8はデバッグ用遷移情報の一例である。
デバッグ用遷移情報は、遷移情報とコンパイラ出力情報
とを対応づけることで生成される。
【0027】図9はデバッグ用状態情報の一例である。
デバッグ用状態情報は、状態情報とコンパイラ出力情報
とを対応付けることで生成される。
【0028】図1に示すように構成された装置におい
て、ソフトウェアの入力とオブジェクトコードの生成と
デバッグ情報の生成は図10に示すように行われる。
【0029】機能仕様作成(ステップ1001) 本実施例におけるソフトウェアの入力は、状態遷移モデ
ルベースで行われる。すなわち、ユーザは入力装置1を
通じて、機能仕様を本装置に入力する。このとき、機能
仕様作成部2が状態遷移モデルによる機能仕様の入力動
作を制御する。また、入力された機能仕様は、機能仕様
ファイル3に保存される。
【0030】ソースコード、遷移情報、状態情報の生成
(ステップ1002) 上記のように入力・保存されたソフトウェアからは、次
のようにソースコード、遷移情報及び状態情報が生成さ
れる。すなわち、機能仕様ファイル3からソースコード
・ジェネレータ4により、ソースコード、遷移情報及び
状態情報が生成される。
【0031】オブジェクトコード、コンパイラ出力情報
の生成(ステップ1003) 上記のように生成されたソースコードからは、次のよう
にオブジェクトコードとコンパイラ出力情報が生成され
る。すなわち、ソースコードからコンパイラ8により、
オブジェクトコードとコンパイラ出力情報が生成され
る。
【0032】デバッグ用遷移情報、デバッグ用状態情報
の生成(ステップ1004) 上記のように生成された遷移情報、状態情報及びコンパ
イラ出力情報からは次のようにデバッグ用遷移情報及び
デバッグ用状態情報が生成される。すなわち、遷移情
報、状態情報及びコンパイラ出力情報から、デバッグ情
報であるデバッグ用遷移情報及びデバッグ用状態情報が
デバッグ情報・ジェネレータ11により生成される。
【0033】テスト・デバッグは図11に示すように行
われる。
【0034】図10で示す作業フローにより生成された
オブジェクトコード、デバッグ用遷移情報及びデバッグ
用状態情報は、次のように実行され、テスト・デバッグ
作業が行われる。
【0035】まず、ユーザがテスト対象を指定する(ス
テップ1101)と、オブジェクトコードファイル9の
オブジェクトコードをプログラム実行部14が読み込
み、同時にデバッガ15はデバッグ用遷移情報ファイル
12のデバッグ用遷移情報及びデバッグ用状態情報ファ
イル13のデバッグ用状態情報を読み込む(ステップ1
102)。ユーザがプログラムの実行を指定すると、プ
ログラム実行部14がオブジェクトコードの先頭アドレ
スから解釈実行し、制御対象Χを制御する。
【0036】オブジェクトコードの実行を途中で停止さ
せるには、ある状態に遷移した場合に実行の停止を行う
一状態指定、ある状態から別のある状態に遷移した場合
に実行の停止を行う二状態指定、ある特定の遷移に達し
た場合に実行の停止を行う遷移指定の3種類の停止位置
をデバッガ15で図12のように指定することで実現す
る(ステップ1103)。すなわち図12に示すよう
に、停止ボタンを押し、オブジェクトを指定し、OKボ
タンを押すことで停止位置が指定される。
【0037】停止位置指定後、実行することで(ステッ
プ1104)、一状態指定の場合には、デバッガ15
は、デバッグ用状態情報ファイル13のデバッグ用状態
情報を元に、指定した機能仕様の状態を示すアドレスを
実行した時に、プログラム実行部14に停止指令を出
す。二状態指定の場合には、デバッガ15は、デバッグ
用遷移情報ファイル12のデバッグ用遷移情報を元に、
指定した機能仕様の状態間の遷移を示すアドレスが実行
された時に、プログラム実行部14に停止指令を出す。
遷移指定の場合には、デバッガ15は、デバッグ用遷移
情報ファイル12のデバッグ用遷移情報を元に、指定し
た遷移を示すアドレスが実行された時に、プログラム実
行部14に停止指令を出す。プログラム実行部14は、
指定されたアドレスでプログラムを停止する(ステップ
1105)。その結果は、表示装置16において例えば
図13に示すように出力される。
【0038】また、動作を停止せずに状態の変化のみを
確認したい場合には、状態を参照したい機能仕様をデバ
ッガ15で指定することで(ステップ1103)、表示
装置16へ図14のようなテキスト情報または図15の
ような状態遷移モデルベースの情報が表示される(ステ
ップ1105)。この例では、「状態遷移図1」を指定
し、「状態1B」が現在動作中の位置として表示されて
いる場合を示している。 なお、図6に示したように機
能仕様が階層構造を持つ場合には、図16に示すよう
に、デバッグ用状態情報の葉に当たる状態のアドレスに
達した時点で、該葉から遡ることのできる状態を「現在
の各機能仕様の状態」とする。遡る際に通過する機能仕
様における現在の状態以外の状態以下の部分木に存在す
る機能仕様については、「非実行中」とする。図16に
示す例では、点線矢印で示すような経路で木構造の葉で
ある状態3Αから根まで遡り、通過する状態2Β、状態
3Αを「現在の状態」としている。また、通過した機能
仕様である状態遷移図2、状態遷移図3における現在の
状態以外の状態以下の部分木(波線で囲んだ部分)に含
まれる機能仕様は「非実行中」としている。表示装置1
6には、この内の指定した情報のみが表示される。
【0039】例えば、「状態遷移図3」と「状態遷移図
4」を表示指定した場合に、「状態3Α」のオブジェク
トコード中のアドレスに達した場合に図17のように表
示装置16に表示される。また、「状態遷移図2」を指
定した場合には、「状態3Α」とこの状態3Aより遡る
「状態2B」についても表示装置16に表示される。
【0040】ユーザは表示装置16に表示された情報を
もとに各種デバッグ作業を行う(ステップ1106)。
【0041】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、その技術思想の範囲内で様々な変形が
可能である。
【0042】例えば、上記実施形態では機能仕様記述と
して状態遷移図を用いているが、本装置では状態遷移
表、状態遷移マトリクスなど状態遷移モデルベースの記
述形式であれば、その形態を問わない。
【0043】また、上記実施形態では、キーボードなど
の入力装置1とディスプレイなどの表示装置16を用い
ている。しかし、入力、表示手段としては、携帯端末な
どを用いることもできる。例えば、エレベータなどの制
御対象に、プログラムデバッグ装置と共に携帯端末との
インタフェースを設けておく。このようにすることで、
制御対象設置場所での保守時の動作確認が容易に行え、
メンテナンス時間を短縮し、その稼働率を向上させるこ
とができる。
【0044】また、入力装置1の代りにフロッピーディ
スクドライブなどの外部記憶装置を設けておく。入力装
置1からのデバッガ15への操作列をエディタなどのテ
ストデータ作成システムを用いて作成し、フロッピーデ
ィスクに書き込み、試験担当者が制御対象の設置場所に
持参する。そして、このディスクをドライブに装着し、
テストデータの系列を順に実行するようにしてもよい。
このようにすることで、類似機種で同様のテストを行う
ような場合に、その動作確認を容易に行うことができ
る。
【0045】また、本発明におけるソフトウェアの制御
対象はエレベータには限定されることはなく、発電設
備、送配電設備、通信システム、化学プラント、オート
メーション生産ラインなどあらゆる対象に本発明を適用
することができる。また、本発明におけるソフトウェア
の制御対象は前記各種設備などの有形物に限定されず、
コンピュータのデータファイルや、マルチタスクコンピ
ュータシステムにおける各タスクなどの各種無形物に本
発明を適用することも自由である。
【0046】また、上記実施形態のプログラムデバッグ
装置は、コンピュータ上に実現されているが、その機能
の全部または一部は専用の電子回路上に実現しても良
い。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ステムの機能仕様の記述が状態遷移モデルによってなさ
れるような場合に、システムの現在の状態の把握や各種
デバッグ作業の効率化により、機能仕様の動作確認容易
性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプログラムデバッグ
装置の構成図である。
【図2】同実施形態における機能仕様を模式的に表した
一例を示す図である。
【図3】同実施形態におけるソースコードの一部とソー
スコードの行番号を示す一例を示す図である。
【図4】同実施形態における遷移情報の一例を示す図で
ある。
【図5】同実施形態における状態情報の一例を示す図で
ある。
【図6】同実施形態における階層化の一例を示す図であ
る。
【図7】同実施形態におけるコンパイラ出力情報の一例
を示す図である。
【図8】同実施形態におけるデバッグ用遷移情報の一例
を示す図である。
【図9】同実施形態におけるデバッグ用状態情報の一例
を示す図である。
【図10】同実施形態におけるデバッグまでの準備作業
フローチャートである。
【図11】同実施形態におけるデバッグ作業のフローチ
ャートである。
【図12】同実施形態における停止情報入力の一例を示
す図である。
【図13】同実施形態における停止時の表示の一例を示
す図である。
【図14】同実施形態におけるデバッグ情報の出力の一
例を示す図である。
【図15】同実施形態におけるデバッグ情報の出力の一
例を示す図である。
【図16】同実施形態における深さ優先探索の一例を示
す図である。
【図17】同実施形態における階層構造を持つ機能仕様
の状態参照の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 機能仕様作成部 3 機能仕様ファイル 4 ソースコード・ジェネレータ 5 ソースコードファイル 6 遷移情報ファイル 7 状態情報ファイル 8 コンパイラ 9 オブジェクトコードファイル 10 コンパイラ出力情報ファイル 11 デバッグ情報ジェネレータ 12 デバッグ用遷移情報ファイル 13 デバッグ用状態情報ファイル 14 プログラム実行部 15 デバッガ 16 表示装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 状態及びこれら状態間の遷移により表現
    された機能仕様に基づき中間コードを生成し、この中間
    コードに基づくプログラムを実行する装置であって、 前記各状態及び各遷移とこれらに応じた中間コードのア
    ドレスとを対応付ける手段と、 前記プログラムの実行中に所定の制御指示がった場合
    に、前記対応付けられた結果に基づいて前記中間コード
    のアドレスを特定して前記所定の制御指示を実行する手
    段とを具備することを特徴とするプログラム実行装置。
  2. 【請求項2】 状態及びこれら状態間の遷移により表現
    された機能仕様から第1のコード及び第2のコードを生
    成し、この第2のコードに基づくプログラムを実行する
    装置であって、 前記第1のコードを生成する際に、前記各状態及び前記
    各遷移とこれらに応じた第1のコードのシーケンス番号
    とを対応付ける第1の手段と、 前記第2のコードを生成する際に、前記各第1のコード
    のシーケンス番号とこれらに応じた第2のコードのアド
    レスとを対応付ける第2の手段と、 前記第1及び第2の手段によって対応付けられた結果に
    基づき、前記各状態及び前記各遷移とこれらに応じた第
    2のコードのアドレスとを対応付ける第3の手段と、 前記プログラムの実行中に所定の制御指示があると、前
    記第3の手段によって対応付けられた結果に基づいて前
    記第2のコードのアドレスを特定して前記所定の制御指
    示を実行する第4の手段とを具備することを特徴とする
    プログラム実行装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のプログラム実行
    装置において、 前記所定の制御指示が、デバッグの際に行われる指示で
    あって、前記状態または遷移を特定したプログラムの停
    止または再実行であることを特徴とするプログラム実行
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のプログラム実行
    装置において、 前記所定の制御指示が、デバッグの際に行われる指示で
    あって、実行中の前記状態または遷移の表示であること
    を特徴とするプログラム実行装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のプログラム実行装置にお
    いて、 前記機能仕様が階層構造でかつ親から子へ連鎖する木構
    造により表現されるものであって、 木構造の葉より根の方向に辿り、辿った際に通過する状
    態を機能仕様における実行中の部分とし、これ以外の状
    態を機能仕様における非実行中の部分として表示するこ
    とを特徴とするプログラム実行装置。
  6. 【請求項6】 状態及びこれら状態間の遷移により表現
    された機能仕様から第1のコード及び第2のコードを生
    成する過程で、(1)第1のコードを生成する際に、各
    状態及び各遷移とこれらに応じた第1のコードのシーケ
    ンス番号とを対応付けし、(2)第2のコードを生成す
    る際に、各第1のコードのシーケンス番号とこれらに応
    じた第2のコードのアドレスとを対応付けし、(3)前
    記(1)及び(2)によって対応付けられた結果に基づ
    き、各状態及び各遷移とこれらに応じた第2のコードの
    アドレスとを対応付けることを特徴とする機能仕様とコ
    ードアドレスとの対応付け方法。
JP8245042A 1996-09-17 1996-09-17 プログラム実行装置及び機能仕様とコードアドレスとの対応付け方法 Pending JPH1091476A (ja)

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