JPH1092244A - グロメット - Google Patents
グロメットInfo
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- JPH1092244A JPH1092244A JP8246013A JP24601396A JPH1092244A JP H1092244 A JPH1092244 A JP H1092244A JP 8246013 A JP8246013 A JP 8246013A JP 24601396 A JP24601396 A JP 24601396A JP H1092244 A JPH1092244 A JP H1092244A
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 完全な密封を維持しつつ容易に装着でき
る、簡単な構造を有し、コスト安に製造できるグロメッ
トを提供する。 【解決手段】 電線を通すパネルに形成された開口を
密封するグロメット(1)であって、少なくとも第1端
(10)において該電線に、そして第2端(20)に形
成された溝(30)を介して該開口の縁部に密封するよ
うに係合するテーパー状の中空体を有し、該グロメット
(1)の、特に第2端(20)での弾性変形を容易にす
るように、少なくとも1つの凹部(12、14、16)
が該中空体の内面(5)および/または外面(6)に形
成されていることを特徴とするグロメット(1)。
る、簡単な構造を有し、コスト安に製造できるグロメッ
トを提供する。 【解決手段】 電線を通すパネルに形成された開口を
密封するグロメット(1)であって、少なくとも第1端
(10)において該電線に、そして第2端(20)に形
成された溝(30)を介して該開口の縁部に密封するよ
うに係合するテーパー状の中空体を有し、該グロメット
(1)の、特に第2端(20)での弾性変形を容易にす
るように、少なくとも1つの凹部(12、14、16)
が該中空体の内面(5)および/または外面(6)に形
成されていることを特徴とするグロメット(1)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は少なくとも1本の電
線を通すパネルに形成された開口を密封するグロメット
に関するもので、特にエンジンルームと車内を隔離し、
少なくとも1本の電線またはワイヤハーネスを通すパネ
ルに形成された開口を水、熱、ほこり等が侵入しないよ
うに密封する自動車産業で使用されるグロメットに関す
る。
線を通すパネルに形成された開口を密封するグロメット
に関するもので、特にエンジンルームと車内を隔離し、
少なくとも1本の電線またはワイヤハーネスを通すパネ
ルに形成された開口を水、熱、ほこり等が侵入しないよ
うに密封する自動車産業で使用されるグロメットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】3種類のグロメットが一般的に知られて
いる。米国特許No.3424857には、そのテーパ
ー状の前部が変形するように開口に挿入され、パネルと
このパネルとの係合用に形成された溝部を係合させるグ
ロメットが記載されている。この種類のグロメットは完
全にゴムからなるか、それとも挿入後セメント等の補強
部材が封入される。上記グロメットは容易に挿入するこ
とができるが、補強部材を備えていない場合は溝部とパ
ネルとの係合が悪く、補強部材が使用された場合でもグ
ロメットの装着にかなりの時間および手間がかかる。
いる。米国特許No.3424857には、そのテーパ
ー状の前部が変形するように開口に挿入され、パネルと
このパネルとの係合用に形成された溝部を係合させるグ
ロメットが記載されている。この種類のグロメットは完
全にゴムからなるか、それとも挿入後セメント等の補強
部材が封入される。上記グロメットは容易に挿入するこ
とができるが、補強部材を備えていない場合は溝部とパ
ネルとの係合が悪く、補強部材が使用された場合でもグ
ロメットの装着にかなりの時間および手間がかかる。
【0003】第2の種類のグロメットは電線を通し、密
封されるパネルの開口を介して接続される2部材からな
る。このようなグロメットは米国特許No.48399
37に記載されている。このグロメットの2部材はパネ
ルの両側に装着される。
封されるパネルの開口を介して接続される2部材からな
る。このようなグロメットは米国特許No.48399
37に記載されている。このグロメットの2部材はパネ
ルの両側に装着される。
【0004】第3の種類のグロメットは特開昭63−1
08122に記載されている。この種のグロメットはパ
ネルの開口の縁部との係合する溝部を備えるテーパー状
の中空体からなる。特開昭63−108122には、ま
た、溝部が自らその幅を調整することができるように溝
部またはグロメットの前面に凹部を形成することが記載
されている。
08122に記載されている。この種のグロメットはパ
ネルの開口の縁部との係合する溝部を備えるテーパー状
の中空体からなる。特開昭63−108122には、ま
た、溝部が自らその幅を調整することができるように溝
部またはグロメットの前面に凹部を形成することが記載
されている。
【0005】本発明は最後の、すなわち第3の種類のグ
ロメットに関する。従来のグロメットをパネルに装着す
る時、グロメットは通常変形され、手で開口に差し込ま
れる(第1ステップ)。その後、溝部とパネルが係合す
るまでグロメットのテーパー端を引く(第2ステッ
プ)。普通、作業者は開口部を通るようにグロメットを
変形するのに、そしてグロメットを後方に引っ張ってグ
ロメットとパネルが係合するようにその本体を変形させ
るのに両手を使わなければならない。
ロメットに関する。従来のグロメットをパネルに装着す
る時、グロメットは通常変形され、手で開口に差し込ま
れる(第1ステップ)。その後、溝部とパネルが係合す
るまでグロメットのテーパー端を引く(第2ステッ
プ)。普通、作業者は開口部を通るようにグロメットを
変形するのに、そしてグロメットを後方に引っ張ってグ
ロメットとパネルが係合するようにその本体を変形させ
るのに両手を使わなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】グロメット装着用スペ
ースは、特に自動車産業において縮小しており、上記動
作に両手を使うことはしばしばできなかった。このた
め、本発明は、完全な密封を維持しつつ容易に装着で
き、簡単な構造を有し、コスト安に製造できるグロメッ
トを提供することを目的とする。
ースは、特に自動車産業において縮小しており、上記動
作に両手を使うことはしばしばできなかった。このた
め、本発明は、完全な密封を維持しつつ容易に装着で
き、簡単な構造を有し、コスト安に製造できるグロメッ
トを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は請求項1の特
徴を有するグロメットにより達成できる。すなわち、少
なくとも1本の電線を通すパネルの開口を密封するグロ
メットは、少なくとも第1端で電線と第2端に形成され
た溝部を介して開口の縁部とに密封するように係合する
テーパー状の中空体からなる。グロメットの中空体の内
周面および/または外周面には、剛性を弱める手段が設
けられている。この手段は、好ましくは凹部により構成
され、グロメットの、特に第1端より大径の第2端の弾
性変形を容易にするように設けられている。
徴を有するグロメットにより達成できる。すなわち、少
なくとも1本の電線を通すパネルの開口を密封するグロ
メットは、少なくとも第1端で電線と第2端に形成され
た溝部を介して開口の縁部とに密封するように係合する
テーパー状の中空体からなる。グロメットの中空体の内
周面および/または外周面には、剛性を弱める手段が設
けられている。この手段は、好ましくは凹部により構成
され、グロメットの、特に第1端より大径の第2端の弾
性変形を容易にするように設けられている。
【0008】グロメットは、一体的にゴムのみで成形、
または複数種の材料を組み合わせて成形するとよい。グ
ロメット本体の内周および/または外周面に、特に第1
端より大径のフランジとして設けられている第2端近く
に、上記の剛性を弱める手段を設けることにより、グロ
メット、特に第2端部および/またはテーパー部がより
容易に変形可能となる。容易な変形は第1ステップ時の
グロメットのパネルの開口への挿入を容易にする。一
方、グロメットをパネルと係合させるために後方へ引っ
張る時、軸方向の力がグロメットにかかる時に開口の縁
部により与えられる径方向に作用する圧力によりグロメ
ットの本体を変形することができる。グロメットが容易
に変形すると、溝部とパネルがしっかりと係合するまで
にグロメットを引くのに必要な軸方向の力を大幅に減少
させることができ、そのためこの動作を片手で行うこと
ができるようになる。拠って、スペースが限られている
場合でもグロメットを装着することが可能になる。上記
剛性を弱める手段は中空体の内周または外周面に設けら
れるか、凹部として形成される。この凹部の径方向の深
さは、凹部が形成されていない箇所の材料厚のほぼ半分
に相当する。
または複数種の材料を組み合わせて成形するとよい。グ
ロメット本体の内周および/または外周面に、特に第1
端より大径のフランジとして設けられている第2端近く
に、上記の剛性を弱める手段を設けることにより、グロ
メット、特に第2端部および/またはテーパー部がより
容易に変形可能となる。容易な変形は第1ステップ時の
グロメットのパネルの開口への挿入を容易にする。一
方、グロメットをパネルと係合させるために後方へ引っ
張る時、軸方向の力がグロメットにかかる時に開口の縁
部により与えられる径方向に作用する圧力によりグロメ
ットの本体を変形することができる。グロメットが容易
に変形すると、溝部とパネルがしっかりと係合するまで
にグロメットを引くのに必要な軸方向の力を大幅に減少
させることができ、そのためこの動作を片手で行うこと
ができるようになる。拠って、スペースが限られている
場合でもグロメットを装着することが可能になる。上記
剛性を弱める手段は中空体の内周または外周面に設けら
れるか、凹部として形成される。この凹部の径方向の深
さは、凹部が形成されていない箇所の材料厚のほぼ半分
に相当する。
【0009】凹部は第2端から軸方向にみて溝部の後方
に設けられていることが好ましい。このような凹部を設
けることにより、実際に押力がグロメットにかかり次
第、凹部の空間が、パネルの開口の縁部により中空体に
与えられる径方向の力を受けて変形する中空体の構成材
料を受け入れる。上記凹部の代り、または上記凹部と組
み合わせて、第2端から軸方向にみた時に溝部の前方に
位置する凹部を設けることも好ましい。この代替または
補助凹部を設けることにより、フランジ状の第2端はよ
り容易に変形可能となる。これにより、特にグロメット
の挿入端をパネルの開口に通すためにグロメットを変形
させることが容易になる。
に設けられていることが好ましい。このような凹部を設
けることにより、実際に押力がグロメットにかかり次
第、凹部の空間が、パネルの開口の縁部により中空体に
与えられる径方向の力を受けて変形する中空体の構成材
料を受け入れる。上記凹部の代り、または上記凹部と組
み合わせて、第2端から軸方向にみた時に溝部の前方に
位置する凹部を設けることも好ましい。この代替または
補助凹部を設けることにより、フランジ状の第2端はよ
り容易に変形可能となる。これにより、特にグロメット
の挿入端をパネルの開口に通すためにグロメットを変形
させることが容易になる。
【0010】凹部は上記溝部の底部の範囲内にほぼ位置
する部所に形成することが好ましく、この場合凹部の幅
は溝部の幅より小さいことが望ましい。
する部所に形成することが好ましく、この場合凹部の幅
は溝部の幅より小さいことが望ましい。
【0011】1つのグロメットに上記剛性を弱める手段
を複数個設けてもよい。パネルに溝部を介して確実に係
合するのに十分な程度のグロメットの弾性復元力を維持
しつつ、所定の柔軟性を得るために、上記の凹部をどの
ように組み合わせて形成してもよい。この手段はグロメ
ット製造時に直接形成することができる。具体的には、
中空体の内周および/または外周面に凹部を形成するよ
うに成形型に対応の凸部を設けることにより形成され
る。また、この手段、特に凹部は、ブレード、熱処理等
の適当な手段により材料を削除することにより、グロメ
ット製造後に形成することができる。
を複数個設けてもよい。パネルに溝部を介して確実に係
合するのに十分な程度のグロメットの弾性復元力を維持
しつつ、所定の柔軟性を得るために、上記の凹部をどの
ように組み合わせて形成してもよい。この手段はグロメ
ット製造時に直接形成することができる。具体的には、
中空体の内周および/または外周面に凹部を形成するよ
うに成形型に対応の凸部を設けることにより形成され
る。また、この手段、特に凹部は、ブレード、熱処理等
の適当な手段により材料を削除することにより、グロメ
ット製造後に形成することができる。
【0012】パネルに装着する時にグロメットを特定方
向に向ける必要がないように、凹部を中空体の全周に亘
って形成することが好ましい。しかし、必要に応じて、
グロメットの局部の剛性を高めるためにウェブが設けら
れる場合もある。
向に向ける必要がないように、凹部を中空体の全周に亘
って形成することが好ましい。しかし、必要に応じて、
グロメットの局部の剛性を高めるためにウェブが設けら
れる場合もある。
【0013】凹部の代りに、または凹部に加えて、剛性
を弱める手段を柔軟性および/または弾性材料から構成
してもよい。生産性を高めるためには、この材料はグロ
メットのゴム材料と共に成形されることが最も好まし
い。
を弱める手段を柔軟性および/または弾性材料から構成
してもよい。生産性を高めるためには、この材料はグロ
メットのゴム材料と共に成形されることが最も好まし
い。
【0014】グロメットの溝部の幅は、底部で最も広い
ことが好ましい。特に、自動車産業で通常L字状に形成
されるパネルのフランジ部を最適に受け入れるために
は、溝部は略三角形状またはL字状の断面を有すること
が好ましい。勿論、溝部は、開口が形成されるパネルの
縁部の形状に対応する別の形状であってもよい。
ことが好ましい。特に、自動車産業で通常L字状に形成
されるパネルのフランジ部を最適に受け入れるために
は、溝部は略三角形状またはL字状の断面を有すること
が好ましい。勿論、溝部は、開口が形成されるパネルの
縁部の形状に対応する別の形状であってもよい。
【0015】溝の縁部が密封舌部を構成してもよい。グ
ロメットとパネルを線接触させることにより、所定の密
封機能が達成できる。すなわち、密封舌部に線圧力とし
て作用するグロメットの弾性復元力は流体および埃の侵
入をより効果的に防ぐ。グロメットとパネル間の面接触
による密封機能とは異なり、密封舌部を使用することに
より流体膜の形成を回避することができる。勿論、更に
別の密封舌部を溝部に沿って設けてもよく、この場合密
封舌部にカン合可能な凹部をパネルに形成することによ
り、より良い係合が得られる。
ロメットとパネルを線接触させることにより、所定の密
封機能が達成できる。すなわち、密封舌部に線圧力とし
て作用するグロメットの弾性復元力は流体および埃の侵
入をより効果的に防ぐ。グロメットとパネル間の面接触
による密封機能とは異なり、密封舌部を使用することに
より流体膜の形成を回避することができる。勿論、更に
別の密封舌部を溝部に沿って設けてもよく、この場合密
封舌部にカン合可能な凹部をパネルに形成することによ
り、より良い係合が得られる。
【0016】密封舌部を構成する径方向に突出する凸部
を溝部の底部に設けてもよい。この場合、凹部を溝部の
底部の範囲内にほぼ位置する部所に設けるのなら、弱め
られた剛性が密封舌部の作用を損なわないように、凹部
を上記凸部とずれた位置に形成することが好ましい。最
後に、少なくとも中空体の溝部に隣接するグロメットの
テーパー部がより容易に変形するように、このテーパー
部をより弾性のある材料および/または波形状に形成す
ることが好ましい。この特徴は特にグロメット装着動作
の第2ステップ、すなわち溝部がパネルの縁部に係合す
るまでテーパー部を変形するためにグロメットを引っ張
る動作に関する。グロメットをゴムより弾性のある材料
で形成してもよい。しかし、溝部を有するフランジを形
成し、そのフランジを電線またはワイヤハーネスを密封
するように受け取る第1端を有するより弾性のある材料
からなるテーパー部と接続することも可能である。
を溝部の底部に設けてもよい。この場合、凹部を溝部の
底部の範囲内にほぼ位置する部所に設けるのなら、弱め
られた剛性が密封舌部の作用を損なわないように、凹部
を上記凸部とずれた位置に形成することが好ましい。最
後に、少なくとも中空体の溝部に隣接するグロメットの
テーパー部がより容易に変形するように、このテーパー
部をより弾性のある材料および/または波形状に形成す
ることが好ましい。この特徴は特にグロメット装着動作
の第2ステップ、すなわち溝部がパネルの縁部に係合す
るまでテーパー部を変形するためにグロメットを引っ張
る動作に関する。グロメットをゴムより弾性のある材料
で形成してもよい。しかし、溝部を有するフランジを形
成し、そのフランジを電線またはワイヤハーネスを密封
するように受け取る第1端を有するより弾性のある材料
からなるテーパー部と接続することも可能である。
【0017】本発明はまたワイヤハーネスを密封するよ
うにパネルに通す上記グロメットの使用に関し、特にエ
ンジンルームと車内を隔離するパネルにワイヤハーネス
を密封するように通すのにグロメットを使用する自動車
産業における上記グロメットの使用に関する。
うにパネルに通す上記グロメットの使用に関し、特にエ
ンジンルームと車内を隔離するパネルにワイヤハーネス
を密封するように通すのにグロメットを使用する自動車
産業における上記グロメットの使用に関する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明にかかるグロメットのその
他の特徴および利点は図面を参照に、下記の本発明の好
ましい実施例の詳細な説明を読むことにより一層明らか
になる。
他の特徴および利点は図面を参照に、下記の本発明の好
ましい実施例の詳細な説明を読むことにより一層明らか
になる。
【0019】図1に示す第1実施例において、少なくと
も1本の電線(図示しない)を通すパネルに形成された
開口を密封するグロメット1はゴムまたはその他の適当
な柔軟性有し、弾性変形可能な材料で一体的に形成され
たテーパー状の中空体からなる。グロメット1は電線ま
たはワイヤハーネスを密封するように係合するテーパー
状の第1端10を有する。第1端10に連続して、内周
面5および外周面6により形成されるテーパー部が形成
されている。テーパー部の大径端には、溝部30が形成
されている。図示の実施例では、溝部30は、それに挿
入される図示しないパネルと線接触する2つの外端部3
4、36を有する。端部34、36は密封舌部を構成す
る。溝部30は略台形状、より具体的には直角を有する
台形状の断面を有し、その幅は底部において最も大き
い。溝部30の底部には、それに挿入されるパネルの端
部に係合する時に密封舌部として機能する径方向に突出
する凸部32が設けられている。フランジまたはディス
ク状の第2端20が溝部30の近くに形成されている。
内周面5には、凹部12が第2端から軸方向に見て溝部
30の後方に形成されている。この実施例では、凹部1
2はグロメット1の内周面5の略全周に亘って形成され
ており、その幅および深さはグロメット1が変形した時
に、グロメット1を構成する材料が所要量凹部12に受
け入れられるように設定される。図示の実施例では、凹
部12の幅および深さは凹部12近くのグロメット1の
壁厚のほぼ半分に相当する。
も1本の電線(図示しない)を通すパネルに形成された
開口を密封するグロメット1はゴムまたはその他の適当
な柔軟性有し、弾性変形可能な材料で一体的に形成され
たテーパー状の中空体からなる。グロメット1は電線ま
たはワイヤハーネスを密封するように係合するテーパー
状の第1端10を有する。第1端10に連続して、内周
面5および外周面6により形成されるテーパー部が形成
されている。テーパー部の大径端には、溝部30が形成
されている。図示の実施例では、溝部30は、それに挿
入される図示しないパネルと線接触する2つの外端部3
4、36を有する。端部34、36は密封舌部を構成す
る。溝部30は略台形状、より具体的には直角を有する
台形状の断面を有し、その幅は底部において最も大き
い。溝部30の底部には、それに挿入されるパネルの端
部に係合する時に密封舌部として機能する径方向に突出
する凸部32が設けられている。フランジまたはディス
ク状の第2端20が溝部30の近くに形成されている。
内周面5には、凹部12が第2端から軸方向に見て溝部
30の後方に形成されている。この実施例では、凹部1
2はグロメット1の内周面5の略全周に亘って形成され
ており、その幅および深さはグロメット1が変形した時
に、グロメット1を構成する材料が所要量凹部12に受
け入れられるように設定される。図示の実施例では、凹
部12の幅および深さは凹部12近くのグロメット1の
壁厚のほぼ半分に相当する。
【0020】図2に示すグロメットは、凹部14が溝部
30の底部の範囲内に位置する部所に形成されているこ
とを除いて図1に示すグロメット1と基本的に同様の構
造を有する。凹部14はグロメット1の内周面の全周に
亘り、そして径方向に突出する凸部32に作用するグロ
メットの弾性復元力を損なわないように凸部32に対し
てずれた位置に形成されている。
30の底部の範囲内に位置する部所に形成されているこ
とを除いて図1に示すグロメット1と基本的に同様の構
造を有する。凹部14はグロメット1の内周面の全周に
亘り、そして径方向に突出する凸部32に作用するグロ
メットの弾性復元力を損なわないように凸部32に対し
てずれた位置に形成されている。
【0021】図3に示す実施例では、凹部16がグロメ
ット1の第2端20近くで、しかも第2端20から軸方
向に見て溝部30の前方に形成されている。グロメット
1の内周面の全周に亘って形成される凹部16の幅およ
び深さは凹部16に隣接する材料壁の厚さの約25%で
ある。凹部16は特にグロメット1の第2端部の変形を
容易にして、グロメット1の装着動作の第1ステップ、
すなわちグロメットの開口への挿入を容易にする。
ット1の第2端20近くで、しかも第2端20から軸方
向に見て溝部30の前方に形成されている。グロメット
1の内周面の全周に亘って形成される凹部16の幅およ
び深さは凹部16に隣接する材料壁の厚さの約25%で
ある。凹部16は特にグロメット1の第2端部の変形を
容易にして、グロメット1の装着動作の第1ステップ、
すなわちグロメットの開口への挿入を容易にする。
【0022】図4は多角形断面を有する凹部12と半円
形断面を有する凹部14を備える特に好ましいグロメッ
トを示す。凹部12は凹部14の深さの約1.5倍の深
さを有し、凹部14の深さはみぞ部30が設けられてい
る部所の肉厚の約1/3〜1/2に相当する。凹部12
は、溝部30との接続部が十分な強度を持つ程度に溝部
30から離れた位置に形成されている。
形断面を有する凹部14を備える特に好ましいグロメッ
トを示す。凹部12は凹部14の深さの約1.5倍の深
さを有し、凹部14の深さはみぞ部30が設けられてい
る部所の肉厚の約1/3〜1/2に相当する。凹部12
は、溝部30との接続部が十分な強度を持つ程度に溝部
30から離れた位置に形成されている。
【0023】図2に示す実施例同様、凹部14は密封舌
部とずれた位置に形成されている。本実施例では、不図
示のパネルの縁部に確実に係合するように第2端20の
径がかなり大きく設定されている。溝部30の側壁は係
合するパネルと線接触するように互いに向かって多少傾
斜している。溝部30の外側縁部34は溝部30の内側
に向かって突出し、密封した部を形成する。
部とずれた位置に形成されている。本実施例では、不図
示のパネルの縁部に確実に係合するように第2端20の
径がかなり大きく設定されている。溝部30の側壁は係
合するパネルと線接触するように互いに向かって多少傾
斜している。溝部30の外側縁部34は溝部30の内側
に向かって突出し、密封した部を形成する。
【0024】前述の実施例同様、凹部12、14は内面
5の全周に亘って形成されている。なお、この特に好ま
しい実施例は前述の実施例で説明された他の特徴を備え
てもよい。
5の全周に亘って形成されている。なお、この特に好ま
しい実施例は前述の実施例で説明された他の特徴を備え
てもよい。
【0025】図5は図1乃至3に示す3つの凹部を有す
る好ましい実施例を示す。なお、2つのみ、または3以
上の凹部を組み合わせて形成してもよい。図1乃至5の
実施例に示す凹部をグロメット1の外周面に一体的にま
たは部分的に設けてもよい。凹部の形状は上述の実施例
に示すものに限定されず、矩形または三角形状であって
もよい。
る好ましい実施例を示す。なお、2つのみ、または3以
上の凹部を組み合わせて形成してもよい。図1乃至5の
実施例に示す凹部をグロメット1の外周面に一体的にま
たは部分的に設けてもよい。凹部の形状は上述の実施例
に示すものに限定されず、矩形または三角形状であって
もよい。
【0026】図6は本発明にかかるグロメットの更に好
ましい実施例を示す。このグロメットの構造は図1のグ
ロメットに非常に似ている。しかし、この第6実施例で
は、剛性を弱める手段が、グロメットを構成するゴムよ
り柔軟な材料が少なくとも部分的に封入された凹部によ
り構成される。より柔軟なまたはより容易に変形可能な
材料を使用することにより、上記実施例の凹部を形成す
ることによって得られる効果と同様の効果を得ることが
できる。凹部封入用に使用する他に、この柔軟材料をグ
ロメットのテーパー部を少なくとも部分的に形成するの
に用いてもよい。図示されてないが、テーパー部をより
容易に変形可能にするために蛇腹状に形成してもよい。
ましい実施例を示す。このグロメットの構造は図1のグ
ロメットに非常に似ている。しかし、この第6実施例で
は、剛性を弱める手段が、グロメットを構成するゴムよ
り柔軟な材料が少なくとも部分的に封入された凹部によ
り構成される。より柔軟なまたはより容易に変形可能な
材料を使用することにより、上記実施例の凹部を形成す
ることによって得られる効果と同様の効果を得ることが
できる。凹部封入用に使用する他に、この柔軟材料をグ
ロメットのテーパー部を少なくとも部分的に形成するの
に用いてもよい。図示されてないが、テーパー部をより
容易に変形可能にするために蛇腹状に形成してもよい。
【0027】また、本発明にかかるグロメットは円形、
矩形、楕円形等の適当な形状を有することができる。本
発明にかかるグロメットは、特にスペースが限られてい
る場合でも、少なくとも1本の電線を通すパネルに形成
された開口を容易に密封し、拠って、作業者は片手のみ
でこのグロメットを装着することができ、かなりの手間
を省くことができる。
矩形、楕円形等の適当な形状を有することができる。本
発明にかかるグロメットは、特にスペースが限られてい
る場合でも、少なくとも1本の電線を通すパネルに形成
された開口を容易に密封し、拠って、作業者は片手のみ
でこのグロメットを装着することができ、かなりの手間
を省くことができる。
【図1】本発明の第1実施例にかかるグロメットの縦断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の第2実施例にかかるグロメットの縦断
面図である。
面図である。
【図3】本発明の第3実施例にかかるグロメットの縦断
面図である。
面図である。
【図4】本発明の第4実施例にかかるグロメットの縦断
面図である。
面図である。
【図5】本発明の第5実施例にかかるグロメットの縦断
面図である。
面図である。
【図6】本発明の第6実施例にかかるグロメットの縦断
面図である。
面図である。
1・・・グロメット 5・・・内周面 6・・・外周面 10・・・第1端 12、14、16・・・凹部 20・・・第2端 30・・・溝部 32・・・径方向凸部 34、36・・・溝部の縁部
Claims (6)
- 【請求項1】 電線を通すパネルに形成された開口を密
封するグロメットであって、少なくとも第1端(10)
において該電線に、そして第2端(20)に形成された
溝部(30)を介して該開口の縁部に密封するように係
合するテーパー状の中空体を有し、第2端(20)での
弾性変形を容易にするように、凹部(12、14、1
6)が該中空体の内周面(5)に形成されていることを
特徴とするグロメット。 - 【請求項2】 第2端(20)から軸方向にみた場合
に、凹部(12)が溝部(30)の後方に形成されてい
ることを特徴とする請求項1記載のグロメット。 - 【請求項3】 凹部(14)が該溝部(30)の底部の
範囲内の部所に形成されていることを特徴とする請求項
1記載のグロメット。 - 【請求項4】 第2端(20)から軸方向にみた場合
に、凹部(16)が溝部(30)の前方に形成されてい
ることを特徴とする請求項1記載のグロメット。 - 【請求項5】 該凹部(12、14、16)が中空体の
全周に亘って形成されていることを特徴とする請求項1
乃至4記載のグロメット。 - 【請求項6】 該凹部(12、14、16)が複数組み
合せて形成されていることを特徴とする請求項1乃至5
記載のグロメット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8246013A JPH1092244A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | グロメット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8246013A JPH1092244A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | グロメット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1092244A true JPH1092244A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17142169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8246013A Abandoned JPH1092244A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | グロメット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1092244A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005332607A (ja) * | 2004-05-18 | 2005-12-02 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | グロメット一体型モールドハーネス及びその製造方法並びにこのグロメット一体型モールドハーネス搭載の自動車 |
| JP2010251063A (ja) * | 2009-04-14 | 2010-11-04 | Caterpillar Sarl | グロメット |
| JP2014057449A (ja) * | 2012-09-13 | 2014-03-27 | Furukawa Electric Co Ltd:The | グロメット |
-
1996
- 1996-09-18 JP JP8246013A patent/JPH1092244A/ja not_active Abandoned
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005332607A (ja) * | 2004-05-18 | 2005-12-02 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | グロメット一体型モールドハーネス及びその製造方法並びにこのグロメット一体型モールドハーネス搭載の自動車 |
| JP2010251063A (ja) * | 2009-04-14 | 2010-11-04 | Caterpillar Sarl | グロメット |
| JP2014057449A (ja) * | 2012-09-13 | 2014-03-27 | Furukawa Electric Co Ltd:The | グロメット |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040325 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050809 |
|
| A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20050930 |