JPH1092258A - キーボード用キートップ - Google Patents
キーボード用キートップInfo
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- JPH1092258A JPH1092258A JP8240876A JP24087696A JPH1092258A JP H1092258 A JPH1092258 A JP H1092258A JP 8240876 A JP8240876 A JP 8240876A JP 24087696 A JP24087696 A JP 24087696A JP H1092258 A JPH1092258 A JP H1092258A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key top
- layer
- keyboard
- fluorescent
- display
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2219/00—Legends
- H01H2219/036—Light emitting elements
- H01H2219/052—Phosphorescence
Landscapes
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
- Manufacture Of Switches (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】蛍光を発する表示部分の発光効率を向上せしめ
ると共に、表示部分の構造が簡単であり、かつその形成
方法が簡単なキーボード用キートップおよびその表示文
字形成法を提供すること。 【解決手段】カラー表示層と、蛍光層とを別個の工程で
積層形成している。そして、キートップの表面にまず白
色のカラー表示層で文字図形を描き、その上に透明或い
は半透明の蛍光層を重ねて塗装している。このような構
成とすることによって、白昼では、カラー表示層の色が
その上に積層された透明或いは半透明の蛍光層を透して
視認することができ、また暗夜においては、蛍光層が、
発する蛍光を何者にも遮られることなく、極めて鮮明に
発光し、文字図形を判別できる。さらにキートップ上に
広く蛍光層を形成し、その上にカラー表示層を形成し
て、蛍光層の中に文字図形を黒抜きで表示することもで
きる。
ると共に、表示部分の構造が簡単であり、かつその形成
方法が簡単なキーボード用キートップおよびその表示文
字形成法を提供すること。 【解決手段】カラー表示層と、蛍光層とを別個の工程で
積層形成している。そして、キートップの表面にまず白
色のカラー表示層で文字図形を描き、その上に透明或い
は半透明の蛍光層を重ねて塗装している。このような構
成とすることによって、白昼では、カラー表示層の色が
その上に積層された透明或いは半透明の蛍光層を透して
視認することができ、また暗夜においては、蛍光層が、
発する蛍光を何者にも遮られることなく、極めて鮮明に
発光し、文字図形を判別できる。さらにキートップ上に
広く蛍光層を形成し、その上にカラー表示層を形成し
て、蛍光層の中に文字図形を黒抜きで表示することもで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータの入
力装置等に使用されるキーボードを構成するキートップ
の構造およびその表示文字形成方法に関し、特に、暗夜
において表面から蛍光を発するキートップの構造および
その表示文字形成方法に関する。
力装置等に使用されるキーボードを構成するキートップ
の構造およびその表示文字形成方法に関し、特に、暗夜
において表面から蛍光を発するキートップの構造および
その表示文字形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】キーボードはパーソナルコンピュータ、
ワードプロセッサ、各種の電子機器の情報入力装置等に
用いられている。キーボードは、人が操作する表面側に
複数個のキートップが配列されており、それらの裏面側
にメンブレンスイッチ等電気回路を開閉する接点機構が
配置されており、また、キートップの表面には、それぞ
れその機能を表す表示文字、数字、記号等が表示されて
いる。そして、キートップを押圧すると、これの裏面側
にある接点が操作されて電気回路を閉じるように構成さ
れている。
ワードプロセッサ、各種の電子機器の情報入力装置等に
用いられている。キーボードは、人が操作する表面側に
複数個のキートップが配列されており、それらの裏面側
にメンブレンスイッチ等電気回路を開閉する接点機構が
配置されており、また、キートップの表面には、それぞ
れその機能を表す表示文字、数字、記号等が表示されて
いる。そして、キートップを押圧すると、これの裏面側
にある接点が操作されて電気回路を閉じるように構成さ
れている。
【0003】一方、キートップの表面は、光の反射によ
る目の疲労を防止するために、キーボード本体のカバー
やキートップには半艶処理やつや消し処理を施し、さら
に表面は半円筒形状或いは半円球のスフェリカル形状に
形成されて反射光を分散反射させている。
る目の疲労を防止するために、キーボード本体のカバー
やキートップには半艶処理やつや消し処理を施し、さら
に表面は半円筒形状或いは半円球のスフェリカル形状に
形成されて反射光を分散反射させている。
【0004】前述のように、キートップの表面には艶消
し用の保護膜が形成され、文字、記号等が表記されてい
る。この表記には通常オフセット印刷法によく似たパッ
ド印刷法が用いられる。この印刷法は、キートップの表
記文字或いは図形等を刻設した凹板の該刻設部に印刷イ
ンキを満たし、先頭が球状をなしシリコンゴム等柔らか
い物質で形成されたパッドの先頭をこの刻設部の表面に
押し付けて、その中のインキをパッドに転写した後、こ
のパッド先端をキートップの表面に押し付けてパッド先
端のインキをキートップの表面に再転写して、キートッ
プの表面に文字図形を印刷表示する。
し用の保護膜が形成され、文字、記号等が表記されてい
る。この表記には通常オフセット印刷法によく似たパッ
ド印刷法が用いられる。この印刷法は、キートップの表
記文字或いは図形等を刻設した凹板の該刻設部に印刷イ
ンキを満たし、先頭が球状をなしシリコンゴム等柔らか
い物質で形成されたパッドの先頭をこの刻設部の表面に
押し付けて、その中のインキをパッドに転写した後、こ
のパッド先端をキートップの表面に押し付けてパッド先
端のインキをキートップの表面に再転写して、キートッ
プの表面に文字図形を印刷表示する。
【0005】キーボードは白昼に使用されるものとは限
らず、例えば、暗室内での写真現像処理装置の操作用の
キーボード、或いは暗夜の天体望遠鏡の遠隔操作装置の
キーボードなど、暗夜で使用されることも多い。このよ
うな場合、キートップ表面に表記された文字記号が蛍光
を発するか、蓄光した光を発すれば都合がよい。
らず、例えば、暗室内での写真現像処理装置の操作用の
キーボード、或いは暗夜の天体望遠鏡の遠隔操作装置の
キーボードなど、暗夜で使用されることも多い。このよ
うな場合、キートップ表面に表記された文字記号が蛍光
を発するか、蓄光した光を発すれば都合がよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この種の蛍光印刷に
は、所望の色の顔料と蛍光物質を混合した色顔料混合タ
イプのインクを用いる。しかしながら蛍光物質と顔料を
混合して印刷インキを形成すると、塗装面の深部で発す
る蛍光を表面の顔料が遮るように作用するため、発光効
率が低下する。そのため、印刷膜厚を厚くして膜全体の
発光量を増さなければならない。このため、印刷回数を
増やし、重ね刷りを行う必要がある。ところが、パッド
印刷法を用いて複数回重ね刷りを行うと、印刷ずれが発
生し、歩留まりが悪くなるほか、注意深く印刷する印刷
回数が増すことで生産性が低下するという不都合な面も
発生する。
は、所望の色の顔料と蛍光物質を混合した色顔料混合タ
イプのインクを用いる。しかしながら蛍光物質と顔料を
混合して印刷インキを形成すると、塗装面の深部で発す
る蛍光を表面の顔料が遮るように作用するため、発光効
率が低下する。そのため、印刷膜厚を厚くして膜全体の
発光量を増さなければならない。このため、印刷回数を
増やし、重ね刷りを行う必要がある。ところが、パッド
印刷法を用いて複数回重ね刷りを行うと、印刷ずれが発
生し、歩留まりが悪くなるほか、注意深く印刷する印刷
回数が増すことで生産性が低下するという不都合な面も
発生する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述のごとき
従来の不都合を解消しようとするものであって、その目
的は、電気回路を開閉する接点機構を動作させるアクチ
ュエータと接続され、表面に表示部分が形成されたキー
ボード用キートップおよびその表示文字形成法におい
て、蛍光を発する表示部分の発光効率を向上せしめると
共に、表示部分の構造が簡単であり、かつその形成方法
が簡単なキーボード用キートップおよびその表示文字形
成法を提供することにある。
従来の不都合を解消しようとするものであって、その目
的は、電気回路を開閉する接点機構を動作させるアクチ
ュエータと接続され、表面に表示部分が形成されたキー
ボード用キートップおよびその表示文字形成法におい
て、蛍光を発する表示部分の発光効率を向上せしめると
共に、表示部分の構造が簡単であり、かつその形成方法
が簡単なキーボード用キートップおよびその表示文字形
成法を提供することにある。
【0008】上述のような発明の目的を達成するため
に、本発明では、カラー表示層と、蛍光層とを別個の工
程で積層形成している。そして、キートップの表面にま
ず白色のカラー表示層で文字図形を描き、その上に透明
或いは半透明の蛍光層を重ねて塗装している。このよう
な構成とすることによって、白昼では、カラー表示層の
色がその上に積層された透明或いは半透明の蛍光層を透
して視認することができ、また暗夜においては、カラー
表示層によって形成された文字図形の部分上に配置され
た蛍光層が、発する蛍光を何者にも遮られることなく、
極めて鮮明に発光し、文字図形を判別できる。
に、本発明では、カラー表示層と、蛍光層とを別個の工
程で積層形成している。そして、キートップの表面にま
ず白色のカラー表示層で文字図形を描き、その上に透明
或いは半透明の蛍光層を重ねて塗装している。このよう
な構成とすることによって、白昼では、カラー表示層の
色がその上に積層された透明或いは半透明の蛍光層を透
して視認することができ、また暗夜においては、カラー
表示層によって形成された文字図形の部分上に配置され
た蛍光層が、発する蛍光を何者にも遮られることなく、
極めて鮮明に発光し、文字図形を判別できる。
【0009】また、キートップが白色かそれに近い色彩
の時、これに印刷するカラー表示色は、黒、赤、緑のよ
うな色彩が選択されるが、このようなカラー表示層の上
面に蛍光層を被着すると、蛍光層から発する蛍光がカラ
ー表示層に吸収されるため、蛍光層からの発光は減光さ
れる。このような不都合をさけるため、キートップの表
面の広い面積に蛍光層を被着しておき、その蛍光層の上
に上記の色彩のインキで表示文字図形を印刷してカラー
表示層を形成する。このように構成すると、蛍光層から
発する蛍光は、その上に被着されたカラー表示層により
吸収される。よって、暗夜では、広く蛍光色で光るエリ
ア内で表示文字が暗く浮かび上がるような表示となる。
白昼では、キートップの表面に塗布された蛍光層は透明
か或いは半透明であるので、人目には付かず、カラー表
示層により描かれた表示文字図形のみが視認できる。
の時、これに印刷するカラー表示色は、黒、赤、緑のよ
うな色彩が選択されるが、このようなカラー表示層の上
面に蛍光層を被着すると、蛍光層から発する蛍光がカラ
ー表示層に吸収されるため、蛍光層からの発光は減光さ
れる。このような不都合をさけるため、キートップの表
面の広い面積に蛍光層を被着しておき、その蛍光層の上
に上記の色彩のインキで表示文字図形を印刷してカラー
表示層を形成する。このように構成すると、蛍光層から
発する蛍光は、その上に被着されたカラー表示層により
吸収される。よって、暗夜では、広く蛍光色で光るエリ
ア内で表示文字が暗く浮かび上がるような表示となる。
白昼では、キートップの表面に塗布された蛍光層は透明
か或いは半透明であるので、人目には付かず、カラー表
示層により描かれた表示文字図形のみが視認できる。
【0010】このような技術的思想に基づいて成された
発明をさらに述べると、電気回路を開閉する接点機構を
動作させるアクチュエータと接続され、表面に表示部分
が形成されたキーボード用キートップにおいて、ほぼ透
明で薄層に形成された蛍光層とカラー表示層からなる文
字図形を積層した表示部分を有することを特徴とするキ
ーボード用キートップを提供するものであり、また、キ
ートップの表面に被着されたカラー表示層からなる文字
図形部分と、これとほぼ同じ部分の上面を覆うほぼ透明
で薄層の蛍光層を積層したことを特徴とするキーボード
用キートップも提供するものであり、さらに、キートッ
プの表面に被着されたほぼ透明で薄層の蛍光層と、これ
の上面に被着され、少なくともカラー表示層の縁の一部
が蛍光層の被着部分より内側に位置して、蛍光層が表出
していることを特徴とするキーボード用キートップをも
提供するものである。勿論、本発明では、カラー表示層
と、蛍光層とを別個の工程で積層形成することになる。
発明をさらに述べると、電気回路を開閉する接点機構を
動作させるアクチュエータと接続され、表面に表示部分
が形成されたキーボード用キートップにおいて、ほぼ透
明で薄層に形成された蛍光層とカラー表示層からなる文
字図形を積層した表示部分を有することを特徴とするキ
ーボード用キートップを提供するものであり、また、キ
ートップの表面に被着されたカラー表示層からなる文字
図形部分と、これとほぼ同じ部分の上面を覆うほぼ透明
で薄層の蛍光層を積層したことを特徴とするキーボード
用キートップも提供するものであり、さらに、キートッ
プの表面に被着されたほぼ透明で薄層の蛍光層と、これ
の上面に被着され、少なくともカラー表示層の縁の一部
が蛍光層の被着部分より内側に位置して、蛍光層が表出
していることを特徴とするキーボード用キートップをも
提供するものである。勿論、本発明では、カラー表示層
と、蛍光層とを別個の工程で積層形成することになる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態を、図面
を用いて詳細に説明する。図1に示すように、銅板等の
金属板からなる凹板1の上に、エッチング法を用いて印
刷文字・記号をかたどった窪み2を形成する。図2は図
1のAーA線に沿って切断した断面図である。次に凹板
1の上面に所望の色の顔料を混合したインキを流した
後、ドクターブレード4をもって凹板1の上面を矢印方
向に払拭する。この動作で、凹板1上の窪み2内にイン
キ3を残してその外のインキは拭い去られる。
を用いて詳細に説明する。図1に示すように、銅板等の
金属板からなる凹板1の上に、エッチング法を用いて印
刷文字・記号をかたどった窪み2を形成する。図2は図
1のAーA線に沿って切断した断面図である。次に凹板
1の上面に所望の色の顔料を混合したインキを流した
後、ドクターブレード4をもって凹板1の上面を矢印方
向に払拭する。この動作で、凹板1上の窪み2内にイン
キ3を残してその外のインキは拭い去られる。
【0012】次に、下面が円筒状を呈したシリコンゴム
製のパッド5を図4に示すように凹板1の上面に押し当
てる。この動作で、凹板1の窪み2に溜まっていたイン
キ3はパッド5の下面に転移する。その後、図5に示す
ように、インキが転移しているパッド5を半円筒形状を
呈するキートップ6の上面に押し当て、パッド5上のイ
ンキ3をキートップ6の上面に移植する。これにより、
図6に示すように、キートップ6の上面に文字図形が印
刷されて、カラー表示層が形成される。その後、印刷さ
れた文字図形は乾燥される。
製のパッド5を図4に示すように凹板1の上面に押し当
てる。この動作で、凹板1の窪み2に溜まっていたイン
キ3はパッド5の下面に転移する。その後、図5に示す
ように、インキが転移しているパッド5を半円筒形状を
呈するキートップ6の上面に押し当て、パッド5上のイ
ンキ3をキートップ6の上面に移植する。これにより、
図6に示すように、キートップ6の上面に文字図形が印
刷されて、カラー表示層が形成される。その後、印刷さ
れた文字図形は乾燥される。
【0013】次に、図1に示す窪み2の中に、前述と同
様な方法で、蛍光塗料を満たす。そしてこの蛍光塗料7
を図7に示すように、キーボード6の表面に形成された
カラー表示層3の上に重ねて印刷する。最後に、キート
ップ6の上面を透明の保護膜8で覆う。この蛍光塗料の
塗装で形成された蛍光層7は、アルミン酸ストロンチウ
ムの化学組成をもつ蛍光体微粉末を顔料とする蛍光塗料
により形成される。この蛍光塗料は比較的透光性のよい
もので、薄く塗布されたとき、ほぼ透明な膜を形成す
る。このため、印刷する下地の色(この実施形態ではイ
ンキ3の色)が蛍光層7の輝度に大きく影響する。すな
わち、下地が白色の場合、その上に塗布形成された蛍光
層の発光はほぼ減光されることなく100パーセント表
面から発散するが、下地が黒の場合、この上に塗布形成
された蛍光層の発光はほぼ50パーセント減光されて表
面から発散する。このためこの実施形態では、キートッ
プ6の色彩を黒とし、その上に白地の文字図形(インキ
3)が印刷され、その上に透明の蛍光層7が2層に塗布
形成されている。
様な方法で、蛍光塗料を満たす。そしてこの蛍光塗料7
を図7に示すように、キーボード6の表面に形成された
カラー表示層3の上に重ねて印刷する。最後に、キート
ップ6の上面を透明の保護膜8で覆う。この蛍光塗料の
塗装で形成された蛍光層7は、アルミン酸ストロンチウ
ムの化学組成をもつ蛍光体微粉末を顔料とする蛍光塗料
により形成される。この蛍光塗料は比較的透光性のよい
もので、薄く塗布されたとき、ほぼ透明な膜を形成す
る。このため、印刷する下地の色(この実施形態ではイ
ンキ3の色)が蛍光層7の輝度に大きく影響する。すな
わち、下地が白色の場合、その上に塗布形成された蛍光
層の発光はほぼ減光されることなく100パーセント表
面から発散するが、下地が黒の場合、この上に塗布形成
された蛍光層の発光はほぼ50パーセント減光されて表
面から発散する。このためこの実施形態では、キートッ
プ6の色彩を黒とし、その上に白地の文字図形(インキ
3)が印刷され、その上に透明の蛍光層7が2層に塗布
形成されている。
【0014】この様な順序でカラー印刷、乾燥、蛍光塗
料を多層に重ね塗りと乾燥を交互に行って表示部分を形
成し、最後に硬質透明樹脂で保護膜を被着し完成する。
このように形成されたキートップは、例えばメンブレン
スイッチなど電気回路を開閉する接点機構の上部に配置
されて、これを操作するアクチュエータにはめこまれた
り等して連結される。なお、上記キートップの表面は半
円筒形状のものであるが、この部分が半球状のもの或い
は平面形状のものにも本発明は適用できる。
料を多層に重ね塗りと乾燥を交互に行って表示部分を形
成し、最後に硬質透明樹脂で保護膜を被着し完成する。
このように形成されたキートップは、例えばメンブレン
スイッチなど電気回路を開閉する接点機構の上部に配置
されて、これを操作するアクチュエータにはめこまれた
り等して連結される。なお、上記キートップの表面は半
円筒形状のものであるが、この部分が半球状のもの或い
は平面形状のものにも本発明は適用できる。
【0015】本発明に使用される蛍光層の印刷厚さと輝
度の特性を説明すると、例えば「N夜光蓄光」と称する
蛍光塗料のインキの塗布で形成された蛍光層では、約1
mmの厚さで最高残光輝度が達成され、膜厚が薄くなると
略放物線を描き減光する。 本発明の上記実施形態では、
約20μmの膜厚を得られ、暗中で十分認識可能な輝度
が約1時間に渡り保持される事が解った。(通常、肉眼
で十分認識可能な輝度レベルは0.3mcd 程度とされて
いる。)
度の特性を説明すると、例えば「N夜光蓄光」と称する
蛍光塗料のインキの塗布で形成された蛍光層では、約1
mmの厚さで最高残光輝度が達成され、膜厚が薄くなると
略放物線を描き減光する。 本発明の上記実施形態では、
約20μmの膜厚を得られ、暗中で十分認識可能な輝度
が約1時間に渡り保持される事が解った。(通常、肉眼
で十分認識可能な輝度レベルは0.3mcd 程度とされて
いる。)
【0016】多層印刷した夜光蓄光または蛍光塗料イン
キを塗布した面は手指の先端がタッチする面のため、指
の汚れが付きやすく、またタッチ面の凹凸は感触も良く
ない。したがって、汚れの付き難く、耐摩耗性がよい硬
質透明樹脂(例えば、アクリル、ポリエステル等)をキ
ートップ表面に塗布すれば、この問題は解消される。
キを塗布した面は手指の先端がタッチする面のため、指
の汚れが付きやすく、またタッチ面の凹凸は感触も良く
ない。したがって、汚れの付き難く、耐摩耗性がよい硬
質透明樹脂(例えば、アクリル、ポリエステル等)をキ
ートップ表面に塗布すれば、この問題は解消される。
【0017】次に本発明の他の実施形態を説明する。上
記実施形態では、キートップ6の色彩は黒であったの
で、その上に表記する文字図形は白色でよい。しかしな
がら、キートップの色は黒色ばかりでなく、薄いグレー
或いはアイボリーのものもある。このようなキートップ
では白色の文字図形は目立たない。さりとて、黒色に印
刷した文字図形のうえに、上記実施形態と同様蛍光塗料
を重ねて塗布すれば、暗夜に蛍光発光部分(文字図形部
分)を見れば、裏側の黒色部分も蛍光を発している部分
を通して透けてみえ、蛍光を発している部分が淡い黒色
となって、減光される。このような不都合を避けるた
め、この実施形態では、図8に示すように、キートップ
6の表面に蛍光塗料を複数層塗布し、これを乾燥させ、
蛍光層7を形成する。
記実施形態では、キートップ6の色彩は黒であったの
で、その上に表記する文字図形は白色でよい。しかしな
がら、キートップの色は黒色ばかりでなく、薄いグレー
或いはアイボリーのものもある。このようなキートップ
では白色の文字図形は目立たない。さりとて、黒色に印
刷した文字図形のうえに、上記実施形態と同様蛍光塗料
を重ねて塗布すれば、暗夜に蛍光発光部分(文字図形部
分)を見れば、裏側の黒色部分も蛍光を発している部分
を通して透けてみえ、蛍光を発している部分が淡い黒色
となって、減光される。このような不都合を避けるた
め、この実施形態では、図8に示すように、キートップ
6の表面に蛍光塗料を複数層塗布し、これを乾燥させ、
蛍光層7を形成する。
【0018】次に、乾燥した蛍光層7の表面に、図9に
示すように、蛍光をよく吸収する黒色或いは赤、緑等の
色彩のインキをもって文字図形を印刷し、カラー表示層
3を形成した後、図10に示すように、キートップ6の
表面に保護膜8を被着する。このように構成すれば、暗
夜において、キートップ6上の蛍光層7から蛍光が発せ
られるが、その上に文字図形が印刷被着されたカラー表
示層部分では、蛍光がこれにより吸収され、結果的に文
字図形部分が蛍光を発している部分に対して黒抜きで表
示される。
示すように、蛍光をよく吸収する黒色或いは赤、緑等の
色彩のインキをもって文字図形を印刷し、カラー表示層
3を形成した後、図10に示すように、キートップ6の
表面に保護膜8を被着する。このように構成すれば、暗
夜において、キートップ6上の蛍光層7から蛍光が発せ
られるが、その上に文字図形が印刷被着されたカラー表
示層部分では、蛍光がこれにより吸収され、結果的に文
字図形部分が蛍光を発している部分に対して黒抜きで表
示される。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、電気回路を開閉する接点機構を動作させるアクチ
ュエータと接続され、表面に表示部分が形成されたキー
ボード用キートップにおいて、蛍光を発する蛍光層と文
字図形を表示するカラー表示層とを別個の層にて形成し
ているので、蛍光層から発して操作者に達する蛍光は、
顔料などに吸収されることなく効率よく発光することが
できる。また、カラー表示層は重ね刷りを行うことなく
1回の印刷で文字図形の形成が行われるので、文字図形
の周辺に印刷のにじみやずれが発生しない。さらに蛍光
層は透明または半透明であるので、蛍光の輝度を向上さ
せるために重ね刷りを行って、周辺ににじみが発生して
も、目立たない。このように本発明は、蛍光層の発光効
率が良く、印刷方法が簡単で製品の歩留まりも向上す
る。
れば、電気回路を開閉する接点機構を動作させるアクチ
ュエータと接続され、表面に表示部分が形成されたキー
ボード用キートップにおいて、蛍光を発する蛍光層と文
字図形を表示するカラー表示層とを別個の層にて形成し
ているので、蛍光層から発して操作者に達する蛍光は、
顔料などに吸収されることなく効率よく発光することが
できる。また、カラー表示層は重ね刷りを行うことなく
1回の印刷で文字図形の形成が行われるので、文字図形
の周辺に印刷のにじみやずれが発生しない。さらに蛍光
層は透明または半透明であるので、蛍光の輝度を向上さ
せるために重ね刷りを行って、周辺ににじみが発生して
も、目立たない。このように本発明は、蛍光層の発光効
率が良く、印刷方法が簡単で製品の歩留まりも向上す
る。
【図1】図1は、パッド印刷に用いる凹板の斜視図であ
る。
る。
【図2】図2は、該凹板の断面図である。
【図3】図3は、該凹板にインキを乗せた状態を示す断
面図である。
面図である。
【図4】図4は、パッドによるインキの移送を示す断面
図である。
図である。
【図5】図5は、パッドによるインキの移送が終わった
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図6】図6は、パッドによるインキの移送が終わった
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図7】図7は、完成したキートップの断面図である。
【図8】図8は、他の実施形態の第1の製造工程を示す
断面図である。
断面図である。
【図9】図9は、他の実施形態の第2の製造工程を示す
断面図である。
断面図である。
【図10】図10は、他の実施形態の第3の製造工程を
示す断面図である。
示す断面図である。
1・・・・・凹板 2・・・・・窪み 3・・・・・インキ(カラー表示層) 4・・・・・ドクターブレード 5・・・・・パッド 6・・・・・キートップ 7・・・・・蛍光層 8・・・・・保護膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本尾 信行 神奈川県藤沢市片瀬1−1−1 ミネベア 株式会社メカトロニクス事業部内 (72)発明者 高木 直哉 神奈川県藤沢市片瀬1−1−1 ミネベア 株式会社メカトロニクス事業部内
Claims (9)
- 【請求項1】電気回路を開閉する接点機構を動作させる
アクチュエータと接続され、表面に表示部分が形成され
たキーボード用キートップにおいて、 ほぼ透明で薄層に形成された蛍光層とカラー表示層から
なる文字図形を積層した表示部分を有することを特徴と
するキーボード用キートップ。 - 【請求項2】電気回路を開閉する接点機構を動作させる
アクチュエータと接続され、表面に表示部分が形成され
たキーボード用キートップにおいて、 キートップの表面に被着されたカラー表示層からなる文
字図形部分と、これとほぼ同じ部分の上面を覆うほぼ透
明で薄層の蛍光層を積層したことを特徴とするキーボー
ド用キートップ。 - 【請求項3】電気回路を開閉する接点機構を動作させる
アクチュエータと接続され、表面に表示部分が形成され
たキーボード用キートップにおいて、 キートップの表面に被着されたほぼ透明で薄層の蛍光層
と、これの上面に被着され、少なくともカラー表示層の
縁の一部が蛍光層の被着部分より内側に位置して、蛍光
層が表出していることを特徴とするキーボード用キート
ップ。 - 【請求項4】蛍光層は複数層積層されていることを特徴
とする請求項1乃至請求項3の内の何れか1のキーボー
ド用キートップ。 - 【請求項5】少なくとも上記カラー表示層と蛍光層の積
層部分を保護層で覆っていることを特徴とする請求項1
乃至請求項4の内の何れか1のキーボード用キートッ
プ。 - 【請求項6】キートップの上面が円筒形状であることを
特徴とする請求項1乃至請求項5の内の何れか1のキー
ボード用キートップ。 - 【請求項7】キートップの上面が凹んだ球面状であるこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項5の内の何れか1の
キーボード用キートップ。 - 【請求項8】キートップの上面が平坦であることを特徴
とする請求項1乃至請求項5の内の何れか1のキーボー
ド用キートップ。 - 【請求項9】電気回路を開閉する接点機構を動作させる
アクチュエータと接続され、表面に表示部分が形成され
たキーボード用キートップの表示文字形成法において、 カラー表示層と、蛍光層とを別個の工程で積層形成する
ことを特徴とするキーボード用キートップの表示文字形
成法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8240876A JPH1092258A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | キーボード用キートップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8240876A JPH1092258A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | キーボード用キートップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1092258A true JPH1092258A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17066019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8240876A Pending JPH1092258A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | キーボード用キートップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1092258A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-09-11 JP JP8240876A patent/JPH1092258A/ja active Pending
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