JPH109268A - 高速回転軸の軸受構造 - Google Patents
高速回転軸の軸受構造Info
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- JPH109268A JPH109268A JP8161952A JP16195296A JPH109268A JP H109268 A JPH109268 A JP H109268A JP 8161952 A JP8161952 A JP 8161952A JP 16195296 A JP16195296 A JP 16195296A JP H109268 A JPH109268 A JP H109268A
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- rotating shaft
- oil film
- peripheral surface
- bearing
- housing
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C27/00—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
- F16C27/04—Ball or roller bearings, e.g. with resilient rolling bodies
- F16C27/045—Ball or roller bearings, e.g. with resilient rolling bodies with a fluid film, e.g. squeeze film damping
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C25/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for wear or play
- F16C25/06—Ball or roller bearings
- F16C25/08—Ball or roller bearings self-adjusting
- F16C25/083—Ball or roller bearings self-adjusting with resilient means acting axially on a race ring to preload the bearing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/14—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
- F16C19/16—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with a single row of balls
- F16C19/163—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with a single row of balls with angular contact
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速回転軸の軸受構造において、回転軸のみ
そすり運動による異常振動や異音等の発生を防止する。 【解決手段】 オーバーハング部から最も離れた先端側
に設けられる軸受外周面25にダンパ間隙16を画成す
る外側油膜面21を環状に突出させ、ダンパ間隙16か
ら連続してその間隙を拡大する逃げ空間27を備える。
そすり運動による異常振動や異音等の発生を防止する。 【解決手段】 オーバーハング部から最も離れた先端側
に設けられる軸受外周面25にダンパ間隙16を画成す
る外側油膜面21を環状に突出させ、ダンパ間隙16か
ら連続してその間隙を拡大する逃げ空間27を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速回転軸の軸受
構造の改良に関するものである。
構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばガスタービンやターボチャージャ
に用いられる回転軸は、これに連結されるコンプレッサ
インペラやタービンロータと共に高速回転する。
に用いられる回転軸は、これに連結されるコンプレッサ
インペラやタービンロータと共に高速回転する。
【0003】こうした高速回転軸の軸受構造として、回
転軸を転がり軸受により支承することにより、フリクシ
ョンを低減するとともに、転がり軸受を油膜緩衝層によ
りハウジング内周面に対して浮動支持することにより、
転がり軸受の振動を吸収するものがある(実開昭63−
36630号公報、参照)。
転軸を転がり軸受により支承することにより、フリクシ
ョンを低減するとともに、転がり軸受を油膜緩衝層によ
りハウジング内周面に対して浮動支持することにより、
転がり軸受の振動を吸収するものがある(実開昭63−
36630号公報、参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、回転軸が各
転がり軸受に片持ち支持されるオーバーハング部を有
し、オーバーハング部にコンプレッサインペラやタービ
ンロータ等が結合される構造の場合、回転軸の曲げ変形
が生じ、回転軸の先端が円弧を描いて振れまわるみそす
り運動が発生する可能性がある。
転がり軸受に片持ち支持されるオーバーハング部を有
し、オーバーハング部にコンプレッサインペラやタービ
ンロータ等が結合される構造の場合、回転軸の曲げ変形
が生じ、回転軸の先端が円弧を描いて振れまわるみそす
り運動が発生する可能性がある。
【0005】しかしながら、回転軸のオーバーハング部
から遠い先端側の転がり軸受において、ハウジング内周
面と転がり軸受間のダンパ間隙が軸方向に延びた従来構
造では、上記回転軸のみそすり運動が発生すると、ダン
パ間隙に形成される油膜緩衝層の端部で油膜が切れて、
ダンパ間隙を画成するハウジング内周面に対して軸受側
外周面の両端部が接触し、異常振動や異音が発生する可
能性がある。
から遠い先端側の転がり軸受において、ハウジング内周
面と転がり軸受間のダンパ間隙が軸方向に延びた従来構
造では、上記回転軸のみそすり運動が発生すると、ダン
パ間隙に形成される油膜緩衝層の端部で油膜が切れて、
ダンパ間隙を画成するハウジング内周面に対して軸受側
外周面の両端部が接触し、異常振動や異音が発生する可
能性がある。
【0006】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、高速回転軸の軸受構造において、回転軸のみ
そすり運動による異常振動や異音等の発生を防止するこ
とを目的とする。
のであり、高速回転軸の軸受構造において、回転軸のみ
そすり運動による異常振動や異音等の発生を防止するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の高速回
転軸の軸受構造は、複数の転がり軸受に回転可能に支持
される回転軸を備え、回転軸は各転がり軸受に片持ち支
持されるオーバーハング部を有し、各転がり軸受けを支
持するハウジング内周面を備え、各転がり軸受の軸受外
周面とハウジング内周面の間に油膜緩衝層を形成するダ
ンパ隙間を画成し、ダンパ隙間に潤滑油を圧送する給油
通路を備える高速回転軸の軸受構造において、前記オー
バーハング部から最も離れた先端側に設けられる軸受外
周面にダンパ間隙を画成する外側油膜面を回転軸の径方
向に環状に突出させ、ダンパ間隙から連続してその間隙
を拡大する逃げ空間を備える。
転軸の軸受構造は、複数の転がり軸受に回転可能に支持
される回転軸を備え、回転軸は各転がり軸受に片持ち支
持されるオーバーハング部を有し、各転がり軸受けを支
持するハウジング内周面を備え、各転がり軸受の軸受外
周面とハウジング内周面の間に油膜緩衝層を形成するダ
ンパ隙間を画成し、ダンパ隙間に潤滑油を圧送する給油
通路を備える高速回転軸の軸受構造において、前記オー
バーハング部から最も離れた先端側に設けられる軸受外
周面にダンパ間隙を画成する外側油膜面を回転軸の径方
向に環状に突出させ、ダンパ間隙から連続してその間隙
を拡大する逃げ空間を備える。
【0008】請求項2に記載の高速回転軸の軸受構造
は、請求項1に記載の発明において、前記外側油膜面に
環状溝を形成し、環状溝を給油通路の出口に対峙するよ
うに配置する。
は、請求項1に記載の発明において、前記外側油膜面に
環状溝を形成し、環状溝を給油通路の出口に対峙するよ
うに配置する。
【0009】請求項3に記載の高速回転軸の軸受構造
は、請求項2に記載の発明において、前記環状溝とハウ
ジング内周面の間に複数の弾性球を介装し、各弾性球を
外側油膜面の中央に配置する。
は、請求項2に記載の発明において、前記環状溝とハウ
ジング内周面の間に複数の弾性球を介装し、各弾性球を
外側油膜面の中央に配置する。
【0010】請求項4に記載の高速回転軸の軸受構造
は、請求項1または2に記載の発明において、前記外側
油膜面に環状溝を挟んで外径が相違する大径外側油膜面
部と小径外側油膜面部を形成し、大径外側油膜面部を小
径外側油膜面部よりハウジング内周面の奥部に対峙する
ように配置する。
は、請求項1または2に記載の発明において、前記外側
油膜面に環状溝を挟んで外径が相違する大径外側油膜面
部と小径外側油膜面部を形成し、大径外側油膜面部を小
径外側油膜面部よりハウジング内周面の奥部に対峙する
ように配置する。
【0011】請求項5に記載の高速回転軸の軸受構造
は、請求項1から4のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記転がり軸受のアウターレース外周面とハウジン
グ内周面の間に円筒状をしたリテーナを介装し、リテー
ナの軸受外周面にダンパ間隙を画成する外側油膜面を回
転軸の径方向に環状に突出させる。
は、請求項1から4のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記転がり軸受のアウターレース外周面とハウジン
グ内周面の間に円筒状をしたリテーナを介装し、リテー
ナの軸受外周面にダンパ間隙を画成する外側油膜面を回
転軸の径方向に環状に突出させる。
【0012】請求項6に記載の高速回転軸の軸受構造
は、請求項1から5のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記転がり軸受のアウターレース外周面とハウジン
グ内周面の間に円筒状をしたリテーナを介装し、リテー
ナの軸受外周面と軸受内周面にダンパ間隙を画成する油
膜面をそれぞれ回転軸の径方向に環状に突出させ、各ダ
ンパ間隙から連続してその間隙を拡大する逃げ空間を備
え、内外の各油膜面に環状溝を形成し、内外の各環状溝
を連通する通孔を形成する。
は、請求項1から5のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記転がり軸受のアウターレース外周面とハウジン
グ内周面の間に円筒状をしたリテーナを介装し、リテー
ナの軸受外周面と軸受内周面にダンパ間隙を画成する油
膜面をそれぞれ回転軸の径方向に環状に突出させ、各ダ
ンパ間隙から連続してその間隙を拡大する逃げ空間を備
え、内外の各油膜面に環状溝を形成し、内外の各環状溝
を連通する通孔を形成する。
【0013】請求項7に記載の高速回転軸の軸受構造
は、請求項6に記載の発明において、前記内外の環状溝
とハウジング内周面またはアウターレース外周面の間に
複数の弾性球を介装し、各弾性球を内外の各油膜面の中
央に配置する。
は、請求項6に記載の発明において、前記内外の環状溝
とハウジング内周面またはアウターレース外周面の間に
複数の弾性球を介装し、各弾性球を内外の各油膜面の中
央に配置する。
【0014】
【作用】請求項1に記載の高速回転軸の軸受構造におい
て、回転軸を各転がり軸受により支承することにより、
フリクションを低減する。各転がり軸受を油膜緩衝層に
よりハウジング内周面に対して浮動支持することによ
り、転がり軸受特有の振動を吸収する。
て、回転軸を各転がり軸受により支承することにより、
フリクションを低減する。各転がり軸受を油膜緩衝層に
よりハウジング内周面に対して浮動支持することによ
り、転がり軸受特有の振動を吸収する。
【0015】ところで、運転時に回転軸は各転がり軸受
を介して片持ち支持されるオーバーハング部の曲げ変形
が生じ、回転軸の先端が円弧を描いて振れまわるみそす
り運動が発生する可能性がある。このみそすり運動が発
生すると、先端側の転がり軸受において、ハウジング内
周面に対して軸受外周面が傾斜し、両者間に画成される
ダンパ間隙の断面が楔状になる。
を介して片持ち支持されるオーバーハング部の曲げ変形
が生じ、回転軸の先端が円弧を描いて振れまわるみそす
り運動が発生する可能性がある。このみそすり運動が発
生すると、先端側の転がり軸受において、ハウジング内
周面に対して軸受外周面が傾斜し、両者間に画成される
ダンパ間隙の断面が楔状になる。
【0016】本発明はこれに対処して、先端側の転がり
軸受において、リテーナの軸受外周面からダンパ間隙を
画成する外側油膜面を環状に突出させて、ダンパ間隙か
ら連続する間隙を拡大する逃げ空間が画成される構造の
ため、回転軸のみそすり運動が発生しても、ダンパ間隙
の端部で油膜緩衝層の油膜が切れてハウジング内周面に
軸受外周面の両端部が接触することを防止できる。この
結果、回転軸のみそすり運動が発生しても、転がり軸受
の近傍から異常振動や異音が発生することを防止でき
る。
軸受において、リテーナの軸受外周面からダンパ間隙を
画成する外側油膜面を環状に突出させて、ダンパ間隙か
ら連続する間隙を拡大する逃げ空間が画成される構造の
ため、回転軸のみそすり運動が発生しても、ダンパ間隙
の端部で油膜緩衝層の油膜が切れてハウジング内周面に
軸受外周面の両端部が接触することを防止できる。この
結果、回転軸のみそすり運動が発生しても、転がり軸受
の近傍から異常振動や異音が発生することを防止でき
る。
【0017】請求項2に記載の高速回転軸の軸受構造に
おいて、給油通路を通ってダンパ間隙に供給された潤滑
油は、外側油膜面に刻まれた環状溝を介してダンパ間隙
の全周にわたるように導かれ、回転軸のみそすり運動が
発生しても、ダンパ間隙の端部で油膜緩衝層の油膜が切
れることが防止される。
おいて、給油通路を通ってダンパ間隙に供給された潤滑
油は、外側油膜面に刻まれた環状溝を介してダンパ間隙
の全周にわたるように導かれ、回転軸のみそすり運動が
発生しても、ダンパ間隙の端部で油膜緩衝層の油膜が切
れることが防止される。
【0018】請求項3に記載の高速回転軸の軸受構造に
おいて、軸受外周面はハウジング内周面に対して油膜緩
衝層を介して浮動支持されるとともに、弾性球を介して
弾性支持されることにより、転がり軸受に生じる振動が
吸収される。
おいて、軸受外周面はハウジング内周面に対して油膜緩
衝層を介して浮動支持されるとともに、弾性球を介して
弾性支持されることにより、転がり軸受に生じる振動が
吸収される。
【0019】すなわち、ダンパ間隙を画成する外側油膜
面の軸方向の幅が短縮されるのに伴って油膜緩衝層によ
る負荷能力が低下する分を、弾性球の弾性復元力が補
い、径方向の振動を減衰する。
面の軸方向の幅が短縮されるのに伴って油膜緩衝層によ
る負荷能力が低下する分を、弾性球の弾性復元力が補
い、径方向の振動を減衰する。
【0020】弾性球は外側油膜面の中央に配置されてい
るため、回転軸のみそすり運動が発生しても、弾性球の
弾性変形量を適正に維持し、径方向の振動を減衰する。
るため、回転軸のみそすり運動が発生しても、弾性球の
弾性変形量を適正に維持し、径方向の振動を減衰する。
【0021】請求項4に記載の高速回転軸の軸受構造に
おいて、ダンパ間隙は大径外側油膜面部によって画成さ
れる間隙は小径外側油膜面部よって画成される間隙より
小さいため、大径外側油膜面部を経てハウジングの内側
に流入する潤滑油量を抑えられ、大部分の潤滑油が小径
外側油膜面部を経てハウジングの外側に流出する。この
結果、ハウジングの内部に形成される戻り側油通路の断
面積を小さくして、装置のコンパクト化がはかれる。
おいて、ダンパ間隙は大径外側油膜面部によって画成さ
れる間隙は小径外側油膜面部よって画成される間隙より
小さいため、大径外側油膜面部を経てハウジングの内側
に流入する潤滑油量を抑えられ、大部分の潤滑油が小径
外側油膜面部を経てハウジングの外側に流出する。この
結果、ハウジングの内部に形成される戻り側油通路の断
面積を小さくして、装置のコンパクト化がはかれる。
【0022】請求項5に記載の高速回転軸の軸受構造に
おいて、潤滑油が給油通路を通ってダンパ間隙に供給さ
れることにより、リテーナはハウジング内周面に対して
油膜緩衝層を介して浮動支持される。
おいて、潤滑油が給油通路を通ってダンパ間隙に供給さ
れることにより、リテーナはハウジング内周面に対して
油膜緩衝層を介して浮動支持される。
【0023】請求項6に記載の高速回転軸の軸受構造に
おいて、給油通路を通ってダンパ間隙に供給された潤滑
油は、外側油膜面に刻まれた環状溝を介してダンパ間隙
の全周にわたるように導かれ、回転軸のみそすり運動が
発生しても、ダンパ間隙の端部で油膜緩衝層の油膜が切
れることが防止される。
おいて、給油通路を通ってダンパ間隙に供給された潤滑
油は、外側油膜面に刻まれた環状溝を介してダンパ間隙
の全周にわたるように導かれ、回転軸のみそすり運動が
発生しても、ダンパ間隙の端部で油膜緩衝層の油膜が切
れることが防止される。
【0024】環状溝に導かれる潤滑油の一部が各通孔を
通って内側ダンパ間隙に供給されることにより、アウタ
ーレース外周面はリテーナに対して油膜緩衝層を介して
浮動支持される。
通って内側ダンパ間隙に供給されることにより、アウタ
ーレース外周面はリテーナに対して油膜緩衝層を介して
浮動支持される。
【0025】通孔を通って内側ダンパ間隙に供給された
潤滑油は、内側油膜面に刻まれた内側環状溝を介して内
側ダンパ間隙の全周にわたるように導かれ、回転軸のみ
そすり運動が発生しても、内側ダンパ間隙の端部で油膜
緩衝層の油膜が切れることが防止される。
潤滑油は、内側油膜面に刻まれた内側環状溝を介して内
側ダンパ間隙の全周にわたるように導かれ、回転軸のみ
そすり運動が発生しても、内側ダンパ間隙の端部で油膜
緩衝層の油膜が切れることが防止される。
【0026】こうして転がり軸受はリテーナの内外周に
形成される二重の油膜緩衝層を介して浮動支持されるこ
とにより、転がり軸受に生じる振動が有効に吸収される
とともに、回転軸のみそすり運動が大きくなっても、転
がり軸受の近傍から異常振動や異音が発生することを防
止できる。
形成される二重の油膜緩衝層を介して浮動支持されるこ
とにより、転がり軸受に生じる振動が有効に吸収される
とともに、回転軸のみそすり運動が大きくなっても、転
がり軸受の近傍から異常振動や異音が発生することを防
止できる。
【0027】請求項7に記載の高速回転軸の軸受構造に
おいて、転がり軸受はリテーナの内外周に形成される二
重の油膜緩衝層を介して浮動支持されるとともに、リテ
ーナの内外周に介装される各弾性球を介して弾性支持さ
れることにより、転がり軸受に生じる振動が有効に吸収
される。
おいて、転がり軸受はリテーナの内外周に形成される二
重の油膜緩衝層を介して浮動支持されるとともに、リテ
ーナの内外周に介装される各弾性球を介して弾性支持さ
れることにより、転がり軸受に生じる振動が有効に吸収
される。
【0028】各弾性球は外側油膜面の中央に配置されて
いるため、運転時に回転軸の先端が円弧を描いて振れま
わるみそすり運動が発生しても、各弾性球の弾性変形量
を適正に維持し、径方向の振動を減衰する。
いるため、運転時に回転軸の先端が円弧を描いて振れま
わるみそすり運動が発生しても、各弾性球の弾性変形量
を適正に維持し、径方向の振動を減衰する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【0030】図2に示すように、ガスタービン1は、大
気を吸入して必要な圧力まで圧縮するコンプレッサ2
と、内部で燃料を燃焼させこのコンプレッサ2から送ら
れる圧縮空気を加熱して高温ガスをつくる燃焼器3と、
燃焼器3から出た燃焼ガスのもつエネルギーを機械的な
仕事に変換するタービン4と、タービン4から排出され
る排気ガスの熱によりコンプレッサ2から燃焼器3に送
られる圧縮空気を加熱する熱交換器5とから基本的に構
成される。燃焼器3に送られる燃料供給量を調整するた
め、燃料調整弁6が設けられる。
気を吸入して必要な圧力まで圧縮するコンプレッサ2
と、内部で燃料を燃焼させこのコンプレッサ2から送ら
れる圧縮空気を加熱して高温ガスをつくる燃焼器3と、
燃焼器3から出た燃焼ガスのもつエネルギーを機械的な
仕事に変換するタービン4と、タービン4から排出され
る排気ガスの熱によりコンプレッサ2から燃焼器3に送
られる圧縮空気を加熱する熱交換器5とから基本的に構
成される。燃焼器3に送られる燃料供給量を調整するた
め、燃料調整弁6が設けられる。
【0031】バックトゥバックタイプのガスタービン1
に備えられる回転軸8は、一対の転がり軸受9,10を
介して回転可能に支持される。回転軸8の転がり軸受
9,10を介して片持ち支持されるオーバーハング部3
2にタービン4が結合されるとともに、コンプレッサ2
がタービンロータ4と背中合わせに結合される。
に備えられる回転軸8は、一対の転がり軸受9,10を
介して回転可能に支持される。回転軸8の転がり軸受
9,10を介して片持ち支持されるオーバーハング部3
2にタービン4が結合されるとともに、コンプレッサ2
がタービンロータ4と背中合わせに結合される。
【0032】燃焼器3でつくられる高温ガスはタービン
4に導入され、タービン4を高速で回転駆動する。
4に導入され、タービン4を高速で回転駆動する。
【0033】ガスタービンエンジン1の回転軸8に発電
機30のロータが直結される。回転軸8の発電機30が
連結される部位は、一対の転がり軸受9,10を介して
両持ち支持される。
機30のロータが直結される。回転軸8の発電機30が
連結される部位は、一対の転がり軸受9,10を介して
両持ち支持される。
【0034】図1に示すように、各転がり軸受9,10
は、回転軸8に結合するインナーレース11と、ベアリ
ングハウジング20側に支持されるアウターレース13
と、両者の間に介装されるボール12とによって構成さ
れる。回転軸8は各転がり軸受9,10により支承され
る。
は、回転軸8に結合するインナーレース11と、ベアリ
ングハウジング20側に支持されるアウターレース13
と、両者の間に介装されるボール12とによって構成さ
れる。回転軸8は各転がり軸受9,10により支承され
る。
【0035】ベアリングハウジング20とアウターレー
ス13の間に円筒状のリテーナ15が介装される。
ス13の間に円筒状のリテーナ15が介装される。
【0036】リテーナ15とベアリングハウジング20
のハウジング内周面21の間にダンパ間隙16が画成さ
れる。
のハウジング内周面21の間にダンパ間隙16が画成さ
れる。
【0037】ベアリングハウジング20にはダンパ間隙
16に潤滑油を圧送する給油通路17が形成される。図
示しないオイルポンプから圧送される潤滑油がこの給油
通路17を通ってダンパ間隙16に供給されることによ
り、リテーナ15はハウジング内周面21に対して油膜
緩衝層を介して浮動支持される。各転がり軸受9,10
は油膜緩衝層を介して浮動支持されることにより、転が
り軸受9,10に生じる振動が吸収される。
16に潤滑油を圧送する給油通路17が形成される。図
示しないオイルポンプから圧送される潤滑油がこの給油
通路17を通ってダンパ間隙16に供給されることによ
り、リテーナ15はハウジング内周面21に対して油膜
緩衝層を介して浮動支持される。各転がり軸受9,10
は油膜緩衝層を介して浮動支持されることにより、転が
り軸受9,10に生じる振動が吸収される。
【0038】各転がり軸受9,10に向けて潤滑油を噴
射する噴口35が形成される。噴口35から供給される
潤滑油により各転がり軸受9,10が潤滑され、高回転
域でも焼き付き等が発生することを防止できる。
射する噴口35が形成される。噴口35から供給される
潤滑油により各転がり軸受9,10が潤滑され、高回転
域でも焼き付き等が発生することを防止できる。
【0039】回転軸1の先端にはロックナット33が螺
合し、このロックナット33によりインナーレース11
がカラー14を介して締結される。
合し、このロックナット33によりインナーレース11
がカラー14を介して締結される。
【0040】本実施形態では、アウターレース13の外
周面18はリテーナ15の内周面19に圧入される。リ
テーナ15にはアウターレース13の右側面に当接する
スラスト受け部24が環状に突出形成される。
周面18はリテーナ15の内周面19に圧入される。リ
テーナ15にはアウターレース13の右側面に当接する
スラスト受け部24が環状に突出形成される。
【0041】リテーナ15とベアリングハウジング20
の間にはスプリング23が介装される。スプリング23
の付勢力によってリテーナ15を介してアウターレース
13は図1において左方向に付勢される。スプリング2
3の付勢力によってボール12がインナーレース11と
アウターレース13に押し付けられることにより、高回
転域においてもボール12が滑ることなく両者に転接し
て、フリクションが低く抑えられる。
の間にはスプリング23が介装される。スプリング23
の付勢力によってリテーナ15を介してアウターレース
13は図1において左方向に付勢される。スプリング2
3の付勢力によってボール12がインナーレース11と
アウターレース13に押し付けられることにより、高回
転域においてもボール12が滑ることなく両者に転接し
て、フリクションが低く抑えられる。
【0042】回転軸8が図1において右方向に移動しよ
うとする場合、スプリング23の付勢力によってリテー
ナ15を介してアウターレース13が左方向に付勢され
ているため、一方の転がり軸受9によってこのスラスト
力が受けられる。回転軸8が図1において左方向に移動
しようとする場合、別のスプリングと他方の転がり軸受
10によってこのスラスト力が受けられる。
うとする場合、スプリング23の付勢力によってリテー
ナ15を介してアウターレース13が左方向に付勢され
ているため、一方の転がり軸受9によってこのスラスト
力が受けられる。回転軸8が図1において左方向に移動
しようとする場合、別のスプリングと他方の転がり軸受
10によってこのスラスト力が受けられる。
【0043】ところで、運転時に回転軸8の各転がり軸
受9,10を介して片持ち支持されるオーバーハング部
32に曲げ変形が生じ、回転軸8の先端が図1に矢印で
示すように円弧を描いて振れまわるみそすり運動が発生
する可能性がある。
受9,10を介して片持ち支持されるオーバーハング部
32に曲げ変形が生じ、回転軸8の先端が図1に矢印で
示すように円弧を描いて振れまわるみそすり運動が発生
する可能性がある。
【0044】しかしながら、回転軸のオーバーハング部
から遠い先端側の転がり軸受において、ハウジング内周
面と転がり軸受間のダンパ間隙が軸方向に延びている従
来構造では、上記回転軸のみそすり運動が発生すると、
ダンパ間隙に形成される油膜緩衝層の端部で油膜が切れ
て、ダンパ間隙を画成するハウジング内周面に対して軸
受側外周面の両端部が接触し、異常振動や異音が発生す
る可能性がある。
から遠い先端側の転がり軸受において、ハウジング内周
面と転がり軸受間のダンパ間隙が軸方向に延びている従
来構造では、上記回転軸のみそすり運動が発生すると、
ダンパ間隙に形成される油膜緩衝層の端部で油膜が切れ
て、ダンパ間隙を画成するハウジング内周面に対して軸
受側外周面の両端部が接触し、異常振動や異音が発生す
る可能性がある。
【0045】本発明はこれに対処して、回転軸8のオー
バーハング部32から遠い先端側の転がり軸受9におい
て、ハウジング内周面21に対峙するリテーナ15の軸
受外周面25にダンパ間隙16を画成する外側油膜面2
6が環状に突出される。外側油膜面26は給油通路17
の出口31に対峙する領域を含む環状に形成される。
バーハング部32から遠い先端側の転がり軸受9におい
て、ハウジング内周面21に対峙するリテーナ15の軸
受外周面25にダンパ間隙16を画成する外側油膜面2
6が環状に突出される。外側油膜面26は給油通路17
の出口31に対峙する領域を含む環状に形成される。
【0046】軸受外周面25とハウジング内周面21の
間にはダンパ間隙16から連続する間隙を拡大する一対
の逃げ空間27が環状に画成される。
間にはダンパ間隙16から連続する間隙を拡大する一対
の逃げ空間27が環状に画成される。
【0047】外側油膜面26の中央部には1条の環状溝
28が刻まれる。環状溝28は給油通路17の出口31
に対峙する位置に形成される。
28が刻まれる。環状溝28は給油通路17の出口31
に対峙する位置に形成される。
【0048】回転軸8のオーバーハング部32に近い側
の転がり軸受10において、ハウジング内周面21に対
峙するリテーナ15の軸受外周面25は直円筒面状に形
成され、ダンパ間隙16を画成する外側油膜面が軸方向
について広い範囲にわたって形成される。
の転がり軸受10において、ハウジング内周面21に対
峙するリテーナ15の軸受外周面25は直円筒面状に形
成され、ダンパ間隙16を画成する外側油膜面が軸方向
について広い範囲にわたって形成される。
【0049】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
説明する。
【0050】回転軸8を各転がり軸受9,10により支
承することにより、フリクションを低減することができ
る。リテーナ15の軸受外周面25はハウジング内周面
21に対して油膜緩衝層を介して浮動支持されることに
より、各転がり軸受9,10に生じる振動が吸収され
る。
承することにより、フリクションを低減することができ
る。リテーナ15の軸受外周面25はハウジング内周面
21に対して油膜緩衝層を介して浮動支持されることに
より、各転がり軸受9,10に生じる振動が吸収され
る。
【0051】運転時に回転軸8の先端が図1に矢印で示
すように円弧を描いて振れまわるみそすり運動が発生す
ると、先端側の転がり軸受9において、ハウジング内周
面21に対してリテーナ15の軸受外周面25が傾斜
し、両者間に画成されるダンパ間隙16の断面が楔状に
なる。
すように円弧を描いて振れまわるみそすり運動が発生す
ると、先端側の転がり軸受9において、ハウジング内周
面21に対してリテーナ15の軸受外周面25が傾斜
し、両者間に画成されるダンパ間隙16の断面が楔状に
なる。
【0052】本発明はこれに対処して、先端側の転がり
軸受9において、リテーナ15の軸受外周面25にダン
パ間隙16を画成する外側油膜面26を環状に突出させ
て、ダンパ間隙16から連続する間隙を拡大する一対の
逃げ空間27が環状に画成される構造のため、回転軸8
のみそすり運動が発生しても、ダンパ間隙16の端部で
油膜緩衝層の油膜が切れてハウジング内周面21に対し
て軸受外周面25の両端部が接触することを防止でき
る。この結果、回転軸8のみそすり運動が発生しても、
転がり軸受9の近傍から異常振動や異音が発生すること
を防止できる。
軸受9において、リテーナ15の軸受外周面25にダン
パ間隙16を画成する外側油膜面26を環状に突出させ
て、ダンパ間隙16から連続する間隙を拡大する一対の
逃げ空間27が環状に画成される構造のため、回転軸8
のみそすり運動が発生しても、ダンパ間隙16の端部で
油膜緩衝層の油膜が切れてハウジング内周面21に対し
て軸受外周面25の両端部が接触することを防止でき
る。この結果、回転軸8のみそすり運動が発生しても、
転がり軸受9の近傍から異常振動や異音が発生すること
を防止できる。
【0053】図示しないオイルポンプから圧送される潤
滑油がこの給油通路17を通ってダンパ間隙16に供給
される。ダンパ間隙16に供給された潤滑油は、外側油
膜面26に刻まれた環状溝28を介してダンパ間隙16
の全周にわたるように導かれ、ダンパ間隙16の端部で
油膜緩衝層の油膜が切れることを防止できる。
滑油がこの給油通路17を通ってダンパ間隙16に供給
される。ダンパ間隙16に供給された潤滑油は、外側油
膜面26に刻まれた環状溝28を介してダンパ間隙16
の全周にわたるように導かれ、ダンパ間隙16の端部で
油膜緩衝層の油膜が切れることを防止できる。
【0054】次に、図3に示す実施形態について説明す
る。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
る。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
【0055】環状溝28とハウジング内周面21の間に
複数の弾性球41が所定の間隔をもって介装される。弾
性球41は樹脂からなる外皮によって鋼球が包まれてい
る。
複数の弾性球41が所定の間隔をもって介装される。弾
性球41は樹脂からなる外皮によって鋼球が包まれてい
る。
【0056】環状溝28の底部には弾性球41が嵌めら
れる凹部42が形成される。凹部42は弾性球41の外
径より大きい開口径を持つ円柱状に形成される。
れる凹部42が形成される。凹部42は弾性球41の外
径より大きい開口径を持つ円柱状に形成される。
【0057】凹部42の開口径は、環状溝28の幅より
小さく設定され、環状溝28に沿って流れる潤滑油が弾
性球41のまわりを通って流れるようになっている。
小さく設定され、環状溝28に沿って流れる潤滑油が弾
性球41のまわりを通って流れるようになっている。
【0058】環状溝28は外側油膜面26の中央部に刻
まれ、弾性球41は外側油膜面26の中央に配置され
る。
まれ、弾性球41は外側油膜面26の中央に配置され
る。
【0059】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
説明する。
【0060】リテーナ15の軸受外周面25はハウジン
グ内周面21に対して油膜緩衝層を介して浮動支持され
るとともに、弾性球41を介して弾性支持されることに
より、転がり軸受9に生じる振動が吸収される。
グ内周面21に対して油膜緩衝層を介して浮動支持され
るとともに、弾性球41を介して弾性支持されることに
より、転がり軸受9に生じる振動が吸収される。
【0061】すなわち、ダンパ間隙16を画成する外側
油膜面26の軸方向の幅が短縮されるのに伴って油膜緩
衝層による負荷能力が低下する分を、弾性球41の弾性
復元力が補い、径方向の振動を減衰する。
油膜面26の軸方向の幅が短縮されるのに伴って油膜緩
衝層による負荷能力が低下する分を、弾性球41の弾性
復元力が補い、径方向の振動を減衰する。
【0062】弾性球41は外側油膜面26の中央に配置
されているため、運転時に回転軸8の先端が図3に矢印
で示すように円弧を描いて振れまわるみそすり運動が発
生しても、弾性球41の弾性変形量を適正に維持し、径
方向の振動を減衰する。
されているため、運転時に回転軸8の先端が図3に矢印
で示すように円弧を描いて振れまわるみそすり運動が発
生しても、弾性球41の弾性変形量を適正に維持し、径
方向の振動を減衰する。
【0063】次に、図4に示す実施形態について説明す
る。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
る。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
【0064】回転軸8のオーバーハング部32から遠い
先端側の転がり軸受9において、ハウジング内周面21
に対峙するリテーナ15の軸受外周面25にダンパ間隙
16を画成する外側油膜面26が環状に突出形成され
る。
先端側の転がり軸受9において、ハウジング内周面21
に対峙するリテーナ15の軸受外周面25にダンパ間隙
16を画成する外側油膜面26が環状に突出形成され
る。
【0065】外側油膜面26は、環状溝28を挟んで大
径外側油膜面部45と、小径外側油膜面部46を有す
る。大径外側油膜面部45とハウジング内周面21の間
に画成される。
径外側油膜面部45と、小径外側油膜面部46を有す
る。大径外側油膜面部45とハウジング内周面21の間
に画成される。
【0066】軸受外周面25とハウジング内周面21の
間にダンパ間隙16のうち、大径外側油膜面部45によ
って画成される間隙は小径外側油膜面部46よって画成
される間隙より小さい。大径外側油膜面部45は小径外
側油膜面部46よりベアリングハウジング20の内側に
配置される。
間にダンパ間隙16のうち、大径外側油膜面部45によ
って画成される間隙は小径外側油膜面部46よって画成
される間隙より小さい。大径外側油膜面部45は小径外
側油膜面部46よりベアリングハウジング20の内側に
配置される。
【0067】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
説明する。
【0068】図示しないオイルポンプから圧送される潤
滑油が給油通路17を通ってダンパ間隙16に供給され
ることにより、リテーナ15はハウジング内周面21に
対して油膜緩衝層を介して浮動支持される。
滑油が給油通路17を通ってダンパ間隙16に供給され
ることにより、リテーナ15はハウジング内周面21に
対して油膜緩衝層を介して浮動支持される。
【0069】この場合、ダンパ間隙16は大径外側油膜
面部45によって画成される間隙は小径外側油膜面部4
6よって画成される間隙より小さいため、大径外側油膜
面部45を経てベアリングハウジング20の内側に流入
する潤滑油量を抑えられ、大部分の潤滑油が小径外側油
膜面部46を経てベアリングハウジング20の外側に流
出する。この結果、ベアリングハウジング20の内部に
形成される図示しない戻り側油通路の断面積を小さくし
て、発電装置のコンパクト化がはかれる。
面部45によって画成される間隙は小径外側油膜面部4
6よって画成される間隙より小さいため、大径外側油膜
面部45を経てベアリングハウジング20の内側に流入
する潤滑油量を抑えられ、大部分の潤滑油が小径外側油
膜面部46を経てベアリングハウジング20の外側に流
出する。この結果、ベアリングハウジング20の内部に
形成される図示しない戻り側油通路の断面積を小さくし
て、発電装置のコンパクト化がはかれる。
【0070】次に、図5に示す実施形態について説明す
る。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
る。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
【0071】ベアリングハウジング20とアウターレー
ス13の間に円筒状のリテーナ15が介装される。
ス13の間に円筒状のリテーナ15が介装される。
【0072】リテーナ15とベアリングハウジング20
のハウジング内周面21の間にダンパ間隙16が画成さ
れる。
のハウジング内周面21の間にダンパ間隙16が画成さ
れる。
【0073】リテーナ15の軸受外周面25にダンパ間
隙16を画成する外側油膜面26を環状に突出形成され
る。外側油膜面26は給油通路17の出口31に対峙す
る領域を含む環状に形成される。
隙16を画成する外側油膜面26を環状に突出形成され
る。外側油膜面26は給油通路17の出口31に対峙す
る領域を含む環状に形成される。
【0074】軸受外周面25とハウジング内周面21の
間にはダンパ間隙16から連続する間隙を拡大する一対
の逃げ空間27が環状に画成される。
間にはダンパ間隙16から連続する間隙を拡大する一対
の逃げ空間27が環状に画成される。
【0075】外側油膜面26の中央部には1条の環状溝
28が刻まれる。環状溝28は給油通路17の出口31
に対峙する位置に形成される。
28が刻まれる。環状溝28は給油通路17の出口31
に対峙する位置に形成される。
【0076】リテーナ15とアウターレース13の外周
面18の間に内側ダンパ間隙51が画成される。
面18の間に内側ダンパ間隙51が画成される。
【0077】リテーナ15の軸受内周面19に内側ダン
パ間隙51を画成する内側油膜面52が環状に突出形成
される。外側油膜面26は給油通路17の出口31に対
峙する領域を含む環状に形成される。
パ間隙51を画成する内側油膜面52が環状に突出形成
される。外側油膜面26は給油通路17の出口31に対
峙する領域を含む環状に形成される。
【0078】リテーナ15の内周面25とアウターレー
ス13の外周面18の間には内側ダンパ間隙51から連
続する間隙を拡大する一対の逃げ空間53が環状に画成
される。
ス13の外周面18の間には内側ダンパ間隙51から連
続する間隙を拡大する一対の逃げ空間53が環状に画成
される。
【0079】内側油膜面52の中央部には1条の内側環
状溝54が刻まれる。内側環状溝54は複数の通孔55
を介して外側油膜面26に刻まれた環状溝28に連通す
る。
状溝54が刻まれる。内側環状溝54は複数の通孔55
を介して外側油膜面26に刻まれた環状溝28に連通す
る。
【0080】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
説明する。
【0081】図示しないオイルポンプから圧送される潤
滑油が給油通路17を通ってダンパ間隙16に供給され
ることにより、リテーナ15はハウジング内周面21に
対して油膜緩衝層を介して浮動支持される。
滑油が給油通路17を通ってダンパ間隙16に供給され
ることにより、リテーナ15はハウジング内周面21に
対して油膜緩衝層を介して浮動支持される。
【0082】ダンパ間隙16に供給された潤滑油は、外
側油膜面26に刻まれた環状溝28を介してダンパ間隙
16の全周にわたるように導かれ、ダンパ間隙16の端
部で油膜緩衝層の油膜が切れることが防止される。
側油膜面26に刻まれた環状溝28を介してダンパ間隙
16の全周にわたるように導かれ、ダンパ間隙16の端
部で油膜緩衝層の油膜が切れることが防止される。
【0083】ダンパ間隙16に圧送される潤滑油の一部
が各通孔55を通って内側ダンパ間隙51に供給される
ことにより、アウターレース13はリテーナ15に対し
て油膜緩衝層を介して浮動支持される。
が各通孔55を通って内側ダンパ間隙51に供給される
ことにより、アウターレース13はリテーナ15に対し
て油膜緩衝層を介して浮動支持される。
【0084】内側ダンパ間隙51に供給された潤滑油
は、内側油膜面52に刻まれた内側環状溝54を介して
内側ダンパ間隙51の全周にわたるように導かれ、内側
ダンパ間隙51の端部で油膜緩衝層の油膜が切れること
が防止される。
は、内側油膜面52に刻まれた内側環状溝54を介して
内側ダンパ間隙51の全周にわたるように導かれ、内側
ダンパ間隙51の端部で油膜緩衝層の油膜が切れること
が防止される。
【0085】転がり軸受9はリテーナ15の内外周に形
成される二重の油膜緩衝層を介して浮動支持されること
により、転がり軸受9に生じる振動が有効に吸収され
る。
成される二重の油膜緩衝層を介して浮動支持されること
により、転がり軸受9に生じる振動が有効に吸収され
る。
【0086】運転時に回転軸8の先端が図1に矢印で示
すように円弧を描いて振れまわるみそすり運動が発生す
ると、先端側の転がり軸受9において、ハウジング内周
面21に対してリテーナ15の軸受外周面25が傾斜す
るとともに、リテーナ軸受内周面19に対してアウター
レース13の外周面18が傾斜する。
すように円弧を描いて振れまわるみそすり運動が発生す
ると、先端側の転がり軸受9において、ハウジング内周
面21に対してリテーナ15の軸受外周面25が傾斜す
るとともに、リテーナ軸受内周面19に対してアウター
レース13の外周面18が傾斜する。
【0087】先端側の転がり軸受9において、リテーナ
15の内外周には、各ダンパ間隙16,51から連続す
る間隙を拡大する逃げ空間27,53が二重に画成され
る構造のため、回転軸8のみそすり運動が大きくなって
も、各ダンパ間隙16,51の端部で油膜緩衝層の油膜
が切れることを防止できる。この結果、回転軸8のみそ
すり運動が大きくなっても、転がり軸受9の近傍から異
常振動や異音が発生することを防止できる。
15の内外周には、各ダンパ間隙16,51から連続す
る間隙を拡大する逃げ空間27,53が二重に画成され
る構造のため、回転軸8のみそすり運動が大きくなって
も、各ダンパ間隙16,51の端部で油膜緩衝層の油膜
が切れることを防止できる。この結果、回転軸8のみそ
すり運動が大きくなっても、転がり軸受9の近傍から異
常振動や異音が発生することを防止できる。
【0088】次に、図6に示す実施形態について説明す
る。なお、図5との対応部分には同一符号を付す。
る。なお、図5との対応部分には同一符号を付す。
【0089】環状溝28とハウジング内周面21の間に
複数の弾性球41が所定の間隔をもって介装されるとと
もに、環状溝62とアウターレース13の外周面18の
間に複数の内側弾性球61が所定の間隔をもって介装さ
れる。弾性球41,61は樹脂からなる外皮によって鋼
球が包まれている。
複数の弾性球41が所定の間隔をもって介装されるとと
もに、環状溝62とアウターレース13の外周面18の
間に複数の内側弾性球61が所定の間隔をもって介装さ
れる。弾性球41,61は樹脂からなる外皮によって鋼
球が包まれている。
【0090】環状溝28の底部には弾性球41が嵌めら
れる凹部42が形成される。凹部42は弾性球41の外
径より大きい開口径を持つ円柱状に形成される。凹部4
2の開口径は、環状溝28の幅より小さく設定され、環
状溝28に沿って流れる潤滑油が弾性球41のまわりを
通って流れるようになっている。
れる凹部42が形成される。凹部42は弾性球41の外
径より大きい開口径を持つ円柱状に形成される。凹部4
2の開口径は、環状溝28の幅より小さく設定され、環
状溝28に沿って流れる潤滑油が弾性球41のまわりを
通って流れるようになっている。
【0091】内側環状溝54の底部には内側弾性球61
が嵌められる凹部62が形成される。凹部62は内側弾
性球61の外径より大きい開口径を持つ円柱状に形成さ
れる。凹部62の開口径は、内側環状溝54の幅より小
さく設定され、内側環状溝54に沿って流れる潤滑油が
内側弾性球61のまわりを通って流れるようになってい
る。
が嵌められる凹部62が形成される。凹部62は内側弾
性球61の外径より大きい開口径を持つ円柱状に形成さ
れる。凹部62の開口径は、内側環状溝54の幅より小
さく設定され、内側環状溝54に沿って流れる潤滑油が
内側弾性球61のまわりを通って流れるようになってい
る。
【0092】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
説明する。
【0093】転がり軸受9はリテーナ15の内外周に形
成される二重の油膜緩衝層を介して浮動支持されるとと
もに、リテーナ15の内外周に設けられる弾性球41,
61を介して弾性支持されることにより、回転軸8のみ
そすり運動が大きくなっても、各ダンパ間隙16,51
の端部で油膜緩衝層の油膜が切れることを防止でき、転
がり軸受9に生じる振動が有効に吸収される。
成される二重の油膜緩衝層を介して浮動支持されるとと
もに、リテーナ15の内外周に設けられる弾性球41,
61を介して弾性支持されることにより、回転軸8のみ
そすり運動が大きくなっても、各ダンパ間隙16,51
の端部で油膜緩衝層の油膜が切れることを防止でき、転
がり軸受9に生じる振動が有効に吸収される。
【0094】すなわち、各ダンパ間隙16,51を画成
する外側油膜面26,52の軸方向の幅が短縮されるの
に伴って油膜緩衝層による負荷能力が低下する分を、各
弾性球41,61の弾性復元力が補い、径方向の振動を
減衰する。
する外側油膜面26,52の軸方向の幅が短縮されるの
に伴って油膜緩衝層による負荷能力が低下する分を、各
弾性球41,61の弾性復元力が補い、径方向の振動を
減衰する。
【0095】各弾性球41,61は外側油膜面26,5
2の中央に配置されているため、運転時に回転軸8の先
端が図6に矢印で示すように円弧を描いて振れまわるみ
そすり運動が発生しても、各弾性球41,61の弾性変
形量を適正に維持し、径方向の振動を減衰する。
2の中央に配置されているため、運転時に回転軸8の先
端が図6に矢印で示すように円弧を描いて振れまわるみ
そすり運動が発生しても、各弾性球41,61の弾性変
形量を適正に維持し、径方向の振動を減衰する。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の高
速回転軸の軸受構造によれば、先端側の転がり軸受にお
いて、リテーナの軸受外周面からダンパ間隙を画成する
外側油膜面を環状に突出させて、ダンパ間隙から連続す
る間隙を拡大する逃げ空間を画成する構造のため、回転
軸のみそすり運動が発生しても、ダンパ間隙の端部で油
膜緩衝層の油膜が切れてハウジング内周面に軸受外周面
の両端部が接触することを防止でき、転がり軸受の近傍
から異常振動や異音が発生することを防止できる。
速回転軸の軸受構造によれば、先端側の転がり軸受にお
いて、リテーナの軸受外周面からダンパ間隙を画成する
外側油膜面を環状に突出させて、ダンパ間隙から連続す
る間隙を拡大する逃げ空間を画成する構造のため、回転
軸のみそすり運動が発生しても、ダンパ間隙の端部で油
膜緩衝層の油膜が切れてハウジング内周面に軸受外周面
の両端部が接触することを防止でき、転がり軸受の近傍
から異常振動や異音が発生することを防止できる。
【0097】請求項2に記載の高速回転軸の軸受構造に
よれば、給油通路を通ってダンパ間隙に供給された潤滑
油は、外側油膜面に刻まれた環状溝を介してダンパ間隙
の全周にわたるように導かれ、回転軸のみそすり運動が
発生しても、ダンパ間隙の端部で油膜緩衝層の油膜が切
れることが防止され、転がり軸受の近傍から異常振動や
異音が発生することを防止できる。
よれば、給油通路を通ってダンパ間隙に供給された潤滑
油は、外側油膜面に刻まれた環状溝を介してダンパ間隙
の全周にわたるように導かれ、回転軸のみそすり運動が
発生しても、ダンパ間隙の端部で油膜緩衝層の油膜が切
れることが防止され、転がり軸受の近傍から異常振動や
異音が発生することを防止できる。
【0098】請求項3に記載の高速回転軸の軸受構造に
よれば、軸受外周面はハウジング内周面に対して油膜緩
衝層を介して浮動支持されるとともに、弾性球を介して
弾性支持されることにより、転がり軸受に生じる振動が
吸収され、回転軸のみそすり運動が発生しても、転がり
軸受の近傍から異常振動や異音が発生することを防止で
きる。
よれば、軸受外周面はハウジング内周面に対して油膜緩
衝層を介して浮動支持されるとともに、弾性球を介して
弾性支持されることにより、転がり軸受に生じる振動が
吸収され、回転軸のみそすり運動が発生しても、転がり
軸受の近傍から異常振動や異音が発生することを防止で
きる。
【0099】請求項4に記載の高速回転軸の軸受構造に
よれば、ダンパ間隙は大径外側油膜面部によって画成さ
れる間隙は小径外側油膜面部よって画成される間隙より
小さいため、大径外側油膜面部を経てハウジングの内側
に流入する潤滑油量を抑えられ、大部分の潤滑油が小径
外側油膜面部を経てハウジングの外側に流出する。この
結果、ハウジングの内部に形成される戻り側油通路の断
面積を小さくして、装置のコンパクト化がはかれる。
よれば、ダンパ間隙は大径外側油膜面部によって画成さ
れる間隙は小径外側油膜面部よって画成される間隙より
小さいため、大径外側油膜面部を経てハウジングの内側
に流入する潤滑油量を抑えられ、大部分の潤滑油が小径
外側油膜面部を経てハウジングの外側に流出する。この
結果、ハウジングの内部に形成される戻り側油通路の断
面積を小さくして、装置のコンパクト化がはかれる。
【0100】請求項5に記載の高速回転軸の軸受構造に
よれば、潤滑油が給油通路を通ってダンパ間隙に供給さ
れることにより、リテーナはハウジング内周面に対して
油膜緩衝層を介して浮動支持され、転がり軸受の近傍か
ら異常振動や異音が発生することを防止できる。
よれば、潤滑油が給油通路を通ってダンパ間隙に供給さ
れることにより、リテーナはハウジング内周面に対して
油膜緩衝層を介して浮動支持され、転がり軸受の近傍か
ら異常振動や異音が発生することを防止できる。
【0101】請求項6に記載の高速回転軸の軸受構造に
よれば、転がり軸受はリテーナの内外周に形成される二
重の油膜緩衝層を介して浮動支持されることにより、転
がり軸受に生じる振動が有効に吸収され、回転軸のみそ
すり運動が大きくなっても転がり軸受の近傍から異常振
動や異音が発生することを防止できる。
よれば、転がり軸受はリテーナの内外周に形成される二
重の油膜緩衝層を介して浮動支持されることにより、転
がり軸受に生じる振動が有効に吸収され、回転軸のみそ
すり運動が大きくなっても転がり軸受の近傍から異常振
動や異音が発生することを防止できる。
【0102】請求項7に記載の高速回転軸の軸受構造に
よれば、転がり軸受はリテーナの内外周に形成される二
重の油膜緩衝層を介して浮動支持されるとともに、リテ
ーナの内外周に介装される各弾性球を介して弾性支持さ
れることにより、転がり軸受に生じる振動が有効に吸収
され、回転軸のみそすり運動が大きくなっても、転がり
軸受の近傍から異常振動や異音が発生することを防止で
きる。
よれば、転がり軸受はリテーナの内外周に形成される二
重の油膜緩衝層を介して浮動支持されるとともに、リテ
ーナの内外周に介装される各弾性球を介して弾性支持さ
れることにより、転がり軸受に生じる振動が有効に吸収
され、回転軸のみそすり運動が大きくなっても、転がり
軸受の近傍から異常振動や異音が発生することを防止で
きる。
【図1】本発明の実施形態を示す断面図。
【図2】同じくガスタービン発電装置の構成図。
【図3】他の実施形態を示す断面図。
【図4】さらに他の実施形態を示す断面図。
【図5】さらに他の実施形態を示す断面図。
【図6】さらに他の実施形態を示す断面図。
8 回転軸 9 転がり軸受 11 インナーレース 12 ボール 13 アウターレース 16 ダンパ間隙 18 アウターレース外周面 19 リテーナ内周面 20 ベアリングハウジング 21 ハウジング内周面 25 軸受外周面 26 外側油膜面 27 逃げ空間 28 環状溝 41 弾性球 42 凹部 45 大径外側油膜面部 46 小径外側油膜面部 51 内側ダンパ間隙 52 内側油膜面 53 逃げ空間 54 内側環状溝 55 通孔 61 内側弾性球 62 凹部
Claims (7)
- 【請求項1】複数の転がり軸受に回転可能に支持される
回転軸を備え、 回転軸は各転がり軸受に片持ち支持されるオーバーハン
グ部を有し、 各転がり軸受けを支持するハウジング内周面を備え、 各転がり軸受の軸受外周面とハウジング内周面の間に油
膜緩衝層を形成するダンパ隙間を画成し、 ダンパ隙間に潤滑油を圧送する給油通路を備える高速回
転軸の軸受構造において、 前記オーバーハング部から最も離れた先端側に設けられ
る軸受外周面にダンパ間隙を画成する外側油膜面を回転
軸の径方向に環状に突出させ、 ダンパ間隙から連続してその間隙を拡大する逃げ空間を
備えたことを特徴とする高速回転軸の軸受構造。 - 【請求項2】前記外側油膜面に環状溝を形成し、 環状溝を給油通路の出口に対峙するように配置したこと
を特徴とする請求項1に記載の高速回転軸の軸受構造。 - 【請求項3】前記環状溝とハウジング内周面の間に複数
の弾性球を介装し、 各弾性球を外側油膜面の中央に配置したことを特徴とす
る請求項2に記載の高速回転軸の軸受構造。 - 【請求項4】前記外側油膜面に環状溝を挟んで外径が相
違する大径外側油膜面部と小径外側油膜面部を形成し、 大径外側油膜面部を小径外側油膜面部よりハウジング内
周面の奥部に対峙するように配置したことを特徴とする
請求項1または2に記載の高速回転軸の軸受構造。 - 【請求項5】前記転がり軸受のアウターレース外周面と
ハウジング内周面の間に円筒状をしたリテーナを介装
し、 リテーナの軸受外周面にダンパ間隙を画成する外側油膜
面を回転軸の径方向に環状に突出させたことを特徴とす
る請求項1から4のいずれか一つに記載の高速回転軸の
軸受構造。 - 【請求項6】前記転がり軸受のアウターレース外周面と
ハウジング内周面の間に円筒状をしたリテーナを介装
し、 リテーナの軸受外周面と軸受内周面にダンパ間隙を画成
する油膜面をそれぞれ回転軸の径方向に環状に突出さ
せ、 各ダンパ間隙から連続してその間隙を拡大する逃げ空間
を備え、 内外の各油膜面に環状溝を形成し、 内外の各環状溝を連通する通孔を形成したことを特徴と
する請求項1から5のいずれか一つに記載の高速回転軸
の軸受構造。 - 【請求項7】前記内外の環状溝とハウジング内周面また
はアウターレース外周面の間に複数の弾性球を介装し、 各弾性球を内外の各油膜面の中央に配置したことを特徴
とする請求項6に記載の高速回転軸の軸受構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8161952A JPH109268A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 高速回転軸の軸受構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8161952A JPH109268A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 高速回転軸の軸受構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH109268A true JPH109268A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15745181
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8161952A Pending JPH109268A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 高速回転軸の軸受構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH109268A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013011839A1 (ja) * | 2011-07-15 | 2013-01-24 | 三菱重工業株式会社 | 電動過給圧縮機、その組立方法及び内燃機関 |
| CN106907355A (zh) * | 2017-04-28 | 2017-06-30 | 中国航发湖南动力机械研究所 | 一种弹性支承挤压油膜阻尼器 |
| EP3372840A1 (en) * | 2017-03-06 | 2018-09-12 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Turbo compressor |
| CN113348309A (zh) * | 2019-02-07 | 2021-09-03 | 基伊埃工程技术股份有限公司 | 具有阻尼器的旋转轴承、包括这种轴承的马达和旋转雾化器、以及这种轴承的用途 |
| CN113472125A (zh) * | 2020-03-31 | 2021-10-01 | 日本电产株式会社 | 驱动装置 |
| CN115435050A (zh) * | 2022-08-30 | 2022-12-06 | 重庆永进重型机械成套设备有限责任公司 | 一种带油膜阻尼器的分流齿轮箱 |
| CN115539562A (zh) * | 2022-09-23 | 2022-12-30 | 郑州大学 | 一种可主动粗微调油膜间隙的挤压油膜阻尼器 |
-
1996
- 1996-06-21 JP JP8161952A patent/JPH109268A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013011839A1 (ja) * | 2011-07-15 | 2013-01-24 | 三菱重工業株式会社 | 電動過給圧縮機、その組立方法及び内燃機関 |
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| CN103649545A (zh) * | 2011-07-15 | 2014-03-19 | 三菱重工业株式会社 | 电动增压压缩机、其装配方法及内燃机 |
| US9470140B2 (en) | 2011-07-15 | 2016-10-18 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Electric supercharger, assembling method of the same, and internal combustion engine |
| JP2018145969A (ja) * | 2017-03-06 | 2018-09-20 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ターボ圧縮機 |
| EP3372840A1 (en) * | 2017-03-06 | 2018-09-12 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Turbo compressor |
| CN106907355A (zh) * | 2017-04-28 | 2017-06-30 | 中国航发湖南动力机械研究所 | 一种弹性支承挤压油膜阻尼器 |
| CN106907355B (zh) * | 2017-04-28 | 2019-03-05 | 中国航发湖南动力机械研究所 | 一种弹性支承挤压油膜阻尼器 |
| CN113348309A (zh) * | 2019-02-07 | 2021-09-03 | 基伊埃工程技术股份有限公司 | 具有阻尼器的旋转轴承、包括这种轴承的马达和旋转雾化器、以及这种轴承的用途 |
| US20220099141A1 (en) * | 2019-02-07 | 2022-03-31 | Gea Process Engineering A/S | Rotary Bearing with a Damper and a Motor and a Rotary Atomizer with Such Bearing, and Use Thereof |
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| CN113472125A (zh) * | 2020-03-31 | 2021-10-01 | 日本电产株式会社 | 驱动装置 |
| CN115435050A (zh) * | 2022-08-30 | 2022-12-06 | 重庆永进重型机械成套设备有限责任公司 | 一种带油膜阻尼器的分流齿轮箱 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060214 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060214 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060613 |