JPH1092886A - 半導体素子の製造方法 - Google Patents
半導体素子の製造方法Info
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- JPH1092886A JPH1092886A JP8240066A JP24006696A JPH1092886A JP H1092886 A JPH1092886 A JP H1092886A JP 8240066 A JP8240066 A JP 8240066A JP 24006696 A JP24006696 A JP 24006696A JP H1092886 A JPH1092886 A JP H1092886A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本課題は、複数個のチップもしくはウエハ状態
でバーンイン試験や動作試験を行って半導体素子を製造
する半導体素子の製造方法を提供することにある。 【解決手段】本発明は、複数個のチップもしくはウエハ
1、1’の状態で、該各チップに形成された電極1B、
1B’とフィルム状検査用基板2に形成された配線に接
続されたバンプまたはパッド5とを接触させて前記電極
と前記配線との間で導通をとることによってバーンイン
試験または動作試験を行って半導体素子を製造すること
を特徴とする半導体素子の製造方法である。
でバーンイン試験や動作試験を行って半導体素子を製造
する半導体素子の製造方法を提供することにある。 【解決手段】本発明は、複数個のチップもしくはウエハ
1、1’の状態で、該各チップに形成された電極1B、
1B’とフィルム状検査用基板2に形成された配線に接
続されたバンプまたはパッド5とを接触させて前記電極
と前記配線との間で導通をとることによってバーンイン
試験または動作試験を行って半導体素子を製造すること
を特徴とする半導体素子の製造方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子の検
査、バーンイン試験を行って半導体素子を製造する半導
体素子の製造方法に関する。
査、バーンイン試験を行って半導体素子を製造する半導
体素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ところで、電子機器の小型化、軽量化、
高性能化にともない、半導体素子のベアチップ実装技術
への関心が高まっている。複数の半導体素子をプリント
配線板に直接実装するマルチチップモジュール(MC
M)の高歩留り化には半導体素子の高良品率化が不可欠
となっている。このMCMに実装される半導体素子が、
例えばバーンインテストを行っていない素子であった場
合、製品に近い段階でバーンインテストに相当する高温
動作試験を行わなければならず、そのときに半導体素子
が不良品であった場合にはその半導体素子をリペアする
か或いは製品そのものを不良品として破棄しなければな
らないからである。またベアチップ実装ではその信頼性
の確保のため樹脂等で補強する場合が多く、半導体素子
のリペアを困難なものにしている。この半導体素子の高
良品率化のためには、チップ状態でのバーンイン試験、
検査が必要である。
高性能化にともない、半導体素子のベアチップ実装技術
への関心が高まっている。複数の半導体素子をプリント
配線板に直接実装するマルチチップモジュール(MC
M)の高歩留り化には半導体素子の高良品率化が不可欠
となっている。このMCMに実装される半導体素子が、
例えばバーンインテストを行っていない素子であった場
合、製品に近い段階でバーンインテストに相当する高温
動作試験を行わなければならず、そのときに半導体素子
が不良品であった場合にはその半導体素子をリペアする
か或いは製品そのものを不良品として破棄しなければな
らないからである。またベアチップ実装ではその信頼性
の確保のため樹脂等で補強する場合が多く、半導体素子
のリペアを困難なものにしている。この半導体素子の高
良品率化のためには、チップ状態でのバーンイン試験、
検査が必要である。
【0003】従来のバーンイン工程は半導体素子をパッ
ケージングした後に高温度雰囲気中で通電され初期不良
となる潜在不良の排除が行われる。さらにバーンイン工
程の後、品質の確認・選別の工程が行われる。パッケー
ジが多品種である場合にはパッケージの種類に対応した
バーンインボードや補助治具が必要となってくる。この
ようにバーンイン・選別工程はパッケージ品として行わ
れており、チップやウエハ状態でのバーンイン・選別は
行われていない。一方、ウエハ状態での簡単なファンク
ションテストはプローバを用いて行われている。更にチ
ップ状態でのバーンイン試験、検査に関する従来技術と
しては、“半導体メーカのKGD出荷”(日経エレクト
ロニクス、1995年6月19日、P.160−16
5)、及び“KGDを実現する技術”(日経エレクトロ
ニクス、1995年6月19日、P.166−173)
と題する文献において、チップ1個づつバーンイン試験
を行う実用例が記載されている。
ケージングした後に高温度雰囲気中で通電され初期不良
となる潜在不良の排除が行われる。さらにバーンイン工
程の後、品質の確認・選別の工程が行われる。パッケー
ジが多品種である場合にはパッケージの種類に対応した
バーンインボードや補助治具が必要となってくる。この
ようにバーンイン・選別工程はパッケージ品として行わ
れており、チップやウエハ状態でのバーンイン・選別は
行われていない。一方、ウエハ状態での簡単なファンク
ションテストはプローバを用いて行われている。更にチ
ップ状態でのバーンイン試験、検査に関する従来技術と
しては、“半導体メーカのKGD出荷”(日経エレクト
ロニクス、1995年6月19日、P.160−16
5)、及び“KGDを実現する技術”(日経エレクトロ
ニクス、1995年6月19日、P.166−173)
と題する文献において、チップ1個づつバーンイン試験
を行う実用例が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年のMCMに対応し
たベアチップ実装を行うためにはチップ状態もしくは複
数のチップまたはウエハ状態でのバーンイン・選別を行
う技術の確立が不可欠である。現在のウエハ状態でのプ
ローバを用いた簡単なファンクションテストでは電気特
性などの点から高速でファンクションテストが行えない
という課題を有していた。また上記従来技術に記載され
ているように、チップ1個づつバーイン試験を行ったの
では、バーンイン試験が複雑となり、コストが従来のパ
ッケージングを行ってからバーンイン試験を行うのと同
等またはそれ以上になってしまうという課題を有してい
た。
たベアチップ実装を行うためにはチップ状態もしくは複
数のチップまたはウエハ状態でのバーンイン・選別を行
う技術の確立が不可欠である。現在のウエハ状態でのプ
ローバを用いた簡単なファンクションテストでは電気特
性などの点から高速でファンクションテストが行えない
という課題を有していた。また上記従来技術に記載され
ているように、チップ1個づつバーイン試験を行ったの
では、バーンイン試験が複雑となり、コストが従来のパ
ッケージングを行ってからバーンイン試験を行うのと同
等またはそれ以上になってしまうという課題を有してい
た。
【0005】本発明の目的は、上記課題を解決すべく、
チップ状態でのバーンイン試験、検査(選別)を簡易に
して、半導体素子の高良品率化をはかった半導体素子の
製造方法を提供することにある。また本発明の他の目的
は、チップ状態でのバーンイン試験、検査(選別)を簡
易にして、マルチチップモジュール(MCM)に対応し
たベアチップ実装用の半導体素子の高良品率化をはかっ
た半導体素子の製造方法を提供することにある。
チップ状態でのバーンイン試験、検査(選別)を簡易に
して、半導体素子の高良品率化をはかった半導体素子の
製造方法を提供することにある。また本発明の他の目的
は、チップ状態でのバーンイン試験、検査(選別)を簡
易にして、マルチチップモジュール(MCM)に対応し
たベアチップ実装用の半導体素子の高良品率化をはかっ
た半導体素子の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数のチップ又はウエハ状態で一括して
バーンイン試験・選別を行って半導体素子を製造するこ
とを特徴とする半導体素子の製造方法である。また本発
明は、複数のチップを形成したウエハ状態で、該各チッ
プに形成された電極と検査用基板に形成された配線に接
続されたバンプまたはパッドとを接触させて前記電極と
前記配線との間で導通をとることによってバーンイン試
験または動作試験を行って半導体素子を製造することを
特徴とする半導体素子の製造方法である。また本発明
は、複数のチップを形成したウエハ状態で、該各チップ
に形成された電極とフィルム状検査用基板に形成された
配線に接続されたバンプまたはパッドとを接触させて前
記電極と前記配線との間で導通をとることによってバー
ンイン試験または動作試験を行って半導体素子を製造す
ることを特徴とする半導体素子の製造方法である。
に、本発明は、複数のチップ又はウエハ状態で一括して
バーンイン試験・選別を行って半導体素子を製造するこ
とを特徴とする半導体素子の製造方法である。また本発
明は、複数のチップを形成したウエハ状態で、該各チッ
プに形成された電極と検査用基板に形成された配線に接
続されたバンプまたはパッドとを接触させて前記電極と
前記配線との間で導通をとることによってバーンイン試
験または動作試験を行って半導体素子を製造することを
特徴とする半導体素子の製造方法である。また本発明
は、複数のチップを形成したウエハ状態で、該各チップ
に形成された電極とフィルム状検査用基板に形成された
配線に接続されたバンプまたはパッドとを接触させて前
記電極と前記配線との間で導通をとることによってバー
ンイン試験または動作試験を行って半導体素子を製造す
ることを特徴とする半導体素子の製造方法である。
【0007】また本発明は、チップ状態で、複数のチッ
プを一括して各チップに形成された電極と検査用基板に
形成された配線に接続されたバンプまたはパッドとを接
触させて前記電極と前記配線との間で導通をとることに
よってバーンイン試験または動作試験を行って半導体素
子を製造することを特徴とする半導体素子の製造方法で
ある。また本発明は、チップ状態で、複数のチップを一
括して各チップに形成された電極とフィルム状検査用基
板に形成された配線に接続されたバンプまたはパッドと
を接触させて前記電極と前記配線との間で導通をとるこ
とによってバーンイン試験または動作試験を行って半導
体素子を製造することを特徴とする半導体素子の製造方
法である。また本発明は、前記半導体素子の製造方法に
おいて、各チップに形成された電極と検査用基板に形成
されたバンプまたはパッドとの接触を加圧によって行う
ことを特徴とする。また本発明は、前記半導体素子の製
造方法において、前記半導体素子は、ベアチップ実装用
の半導体素子であることを特徴とする。
プを一括して各チップに形成された電極と検査用基板に
形成された配線に接続されたバンプまたはパッドとを接
触させて前記電極と前記配線との間で導通をとることに
よってバーンイン試験または動作試験を行って半導体素
子を製造することを特徴とする半導体素子の製造方法で
ある。また本発明は、チップ状態で、複数のチップを一
括して各チップに形成された電極とフィルム状検査用基
板に形成された配線に接続されたバンプまたはパッドと
を接触させて前記電極と前記配線との間で導通をとるこ
とによってバーンイン試験または動作試験を行って半導
体素子を製造することを特徴とする半導体素子の製造方
法である。また本発明は、前記半導体素子の製造方法に
おいて、各チップに形成された電極と検査用基板に形成
されたバンプまたはパッドとの接触を加圧によって行う
ことを特徴とする。また本発明は、前記半導体素子の製
造方法において、前記半導体素子は、ベアチップ実装用
の半導体素子であることを特徴とする。
【0008】また本発明は、ベース基板の上に金属バン
プもしくは金属パッドの高さのばらつき及び複数のチッ
プ又はウエハの反りを吸収するための要素を装着し、該
要素の上に検査用配線回路と接触用金属バンプもしくは
金属パッドとを有するフィルム状検査用回路基板を接着
もしくは装着することにより形成されるキャリア基板を
用いて、複数のチップ又はウエハ状態で一括してバーン
イン試験・選別を行って半導体素子を製造することを特
徴とする半導体素子の製造方法である。また本発明は、
前記半導体素子の製造方法において、前記要素を、変形
要素(例えば弾性体)又はエアー等による圧力付与要素
によって形成したことを特徴とする。また本発明は、前
記半導体素子の製造方法において、前記要素を、接触用
金属バンプもしくは金属パッドと各チップに形成された
電極との間の位置ずれを防止するために、パターンニン
グして配置したことを特徴とする。また本発明は、前記
半導体素子の製造方法において、前記フィルム状回路基
板に複数の穴または溝を形成したことを特徴とする。ま
た本発明は、前記半導体素子の製造方法において、フィ
ルム状回路基板は加熱時のたわみの方向及び位置を制御
するためにたわませたい部分の基板の厚さを薄くするま
たは切れ込みを入れたことを特徴とする。
プもしくは金属パッドの高さのばらつき及び複数のチッ
プ又はウエハの反りを吸収するための要素を装着し、該
要素の上に検査用配線回路と接触用金属バンプもしくは
金属パッドとを有するフィルム状検査用回路基板を接着
もしくは装着することにより形成されるキャリア基板を
用いて、複数のチップ又はウエハ状態で一括してバーン
イン試験・選別を行って半導体素子を製造することを特
徴とする半導体素子の製造方法である。また本発明は、
前記半導体素子の製造方法において、前記要素を、変形
要素(例えば弾性体)又はエアー等による圧力付与要素
によって形成したことを特徴とする。また本発明は、前
記半導体素子の製造方法において、前記要素を、接触用
金属バンプもしくは金属パッドと各チップに形成された
電極との間の位置ずれを防止するために、パターンニン
グして配置したことを特徴とする。また本発明は、前記
半導体素子の製造方法において、前記フィルム状回路基
板に複数の穴または溝を形成したことを特徴とする。ま
た本発明は、前記半導体素子の製造方法において、フィ
ルム状回路基板は加熱時のたわみの方向及び位置を制御
するためにたわませたい部分の基板の厚さを薄くするま
たは切れ込みを入れたことを特徴とする。
【0009】また本発明は、前記半導体素子の製造方法
において、複数のチップまたはウエハの裏面にヒータを
設置して加熱を行うか、もしくは高温層内に設置して加
熱しながら高温通電することによってバーンインを行う
ことを特徴とする。また本発明は、前記半導体素子の製
造方法において、接触用金属バンプまたは金属パッドと
各チップの電極とを接触させたまま、電圧を印加するこ
とによって各チップの検査・選別を行うことを特徴とす
る。また本発明は、前記半導体素子の製造方法におい
て、あらかじめリークなどの不良がわかっているチップ
(素子)に対して、バーンイン時に電圧が印加されない
ようにチップ(素子)内の配線を切断しておくことを特
徴とする。
において、複数のチップまたはウエハの裏面にヒータを
設置して加熱を行うか、もしくは高温層内に設置して加
熱しながら高温通電することによってバーンインを行う
ことを特徴とする。また本発明は、前記半導体素子の製
造方法において、接触用金属バンプまたは金属パッドと
各チップの電極とを接触させたまま、電圧を印加するこ
とによって各チップの検査・選別を行うことを特徴とす
る。また本発明は、前記半導体素子の製造方法におい
て、あらかじめリークなどの不良がわかっているチップ
(素子)に対して、バーンイン時に電圧が印加されない
ようにチップ(素子)内の配線を切断しておくことを特
徴とする。
【0010】以上説明したように前記構成によれば、チ
ップ状態でのバーンイン試験、検査(選別)を簡易にし
て、半導体素子の高良品率化をはかることができる。っ
た半導体素子の製造方法を提供することにある。また前
記構成によれば、チップ状態でのバーンイン試験、検査
(選別)を簡易にして、マルチチップモジュール(MC
M)に対応したベアチップ実装用の半導体素子の高良品
率化をはかり、その結果複数の半導体素子をプリント配
線板に直接実装するマルチチップモジュール(MCM)
の高歩留り化を実現することができる。
ップ状態でのバーンイン試験、検査(選別)を簡易にし
て、半導体素子の高良品率化をはかることができる。っ
た半導体素子の製造方法を提供することにある。また前
記構成によれば、チップ状態でのバーンイン試験、検査
(選別)を簡易にして、マルチチップモジュール(MC
M)に対応したベアチップ実装用の半導体素子の高良品
率化をはかり、その結果複数の半導体素子をプリント配
線板に直接実装するマルチチップモジュール(MCM)
の高歩留り化を実現することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態についてを図
面を参照して説明する。図1は本発明に係る複数のチッ
プまたはウエハ状態で一括してバーンインテスト・選別
等を行なうための半導体素子検査装置(テスト装置)の
一実施の形態を示す模式図である。即ち、テスト装置
は、複数のチップまたはウエハ状態で一括して回路基板
との間において電気的な導通をとって複数のチップまた
はウエハ状態で一括してバーンインテスト・選別等の試
験を行なうためのものである。図1(a)はテスト装置
の全体を示す断面図であり、テスト装置は、被テストウ
エハ1、フィルム状回路基板2、ベース基板3、変形要
素(例えば弾性体)4及び金属バンプ(金属パッドでも
良い。)5で構成される。なお、この変形要素(例えば
弾性体)4は、被テストウエハ1とベース基板3との間
に均一な圧力を付与した際、被テストウエハ1の反りお
よび金属バンプ5の高さのばらつきを吸収して全ての電
極1Bと金属バンプ5との間において均一な接触圧が得
られれば良い。即ち、この変形要素4の他、エアー等を
吹き出す静圧軸受で構成された要素であっても、被テス
トウエハ1の反りおよび金属バンプ5の高さのばらつき
を吸収して全ての電極1Bと金属バンプ5との間におい
て均一な接触圧を得ることが出来る。
面を参照して説明する。図1は本発明に係る複数のチッ
プまたはウエハ状態で一括してバーンインテスト・選別
等を行なうための半導体素子検査装置(テスト装置)の
一実施の形態を示す模式図である。即ち、テスト装置
は、複数のチップまたはウエハ状態で一括して回路基板
との間において電気的な導通をとって複数のチップまた
はウエハ状態で一括してバーンインテスト・選別等の試
験を行なうためのものである。図1(a)はテスト装置
の全体を示す断面図であり、テスト装置は、被テストウ
エハ1、フィルム状回路基板2、ベース基板3、変形要
素(例えば弾性体)4及び金属バンプ(金属パッドでも
良い。)5で構成される。なお、この変形要素(例えば
弾性体)4は、被テストウエハ1とベース基板3との間
に均一な圧力を付与した際、被テストウエハ1の反りお
よび金属バンプ5の高さのばらつきを吸収して全ての電
極1Bと金属バンプ5との間において均一な接触圧が得
られれば良い。即ち、この変形要素4の他、エアー等を
吹き出す静圧軸受で構成された要素であっても、被テス
トウエハ1の反りおよび金属バンプ5の高さのばらつき
を吸収して全ての電極1Bと金属バンプ5との間におい
て均一な接触圧を得ることが出来る。
【0012】また図1(b)は図1(a)の拡大図であ
る。被テストウエハ1は、複数のチップ1A及びAl等
の電極1Bで構成されている。この被テストウエハ1
は、複数のチップ1Aの集合体であっても良く、ウエハ
状の形態を有する必要はない。フィルム状回路基板2上
の金属バンプ5はAl等の電極1Bに対応した位置に形
成される。金属バンプ5はすべてのAl等の電極1Bに
対応して形成しても良いが、バーンインテストまたは選
別を行うのに必要のないAl等の電極1Bに対しては金
属バンプ5は形成する必要はない。金属バンプ5は、例
えばNiメッキでバンプを形成した後、表面にAuメッ
キを行うことによって得られる。しかし、この手法によ
って得られる形状では、Al等の電極1B上に形成され
たAl等の酸化膜を破って導通を得るには圧力をより高
くしなければならないため、バンプの先端が尖った形状
であることが望ましい。フィルム状回路基板2は、評価
パッド2A、金属パッド2B、配線回路2C及び切れ込
み2Dで構成されている。評価パッド2Aは、バーンイ
ンテスト時の通電用電源や選別を行うときのテスタへの
接続に用いる。金属パッド2Bは、配線回路2Cで評価
パッド2Aにつながっている。加熱時のフィルム状回路
基板2の膨張による変形要素(例えば弾性体)4に力が
加わる。この力の大きさを少なくするまたは意図的に加
熱時にフィルム状回路基板2の特定の場所をたわませる
ために切れ込み2Dを入れると効果的である。変形要素
4は1個または複数個の金属バンプ5の位置に対応した
位置に形成される。変形要素(例えば弾性体)4の形成
については、簡単なパターンについては印刷により供給
できる。硬化前の樹脂をメタルマスクなどを用いて所定
のパターンに印刷し、硬化させることによって変形要素
4を得ることができる。この変形要素4の上面に接着剤
を塗布してフィルム状回路基板2を接着する。更に細か
いパターンを得るためにはレーザを用いた加工が可能で
ある。ベース基板3の材料は同時にバーンインテストを
行うチップの個数が多いほどチップの材料であるSiの
線膨張係数に近い線膨張係数を持つ材質であるのが好ま
しく、ウエハ上のすべてのチップ1Aを一括でバーンイ
ンテストを行う場合にはベース基板3はSiであること
が望ましい。
る。被テストウエハ1は、複数のチップ1A及びAl等
の電極1Bで構成されている。この被テストウエハ1
は、複数のチップ1Aの集合体であっても良く、ウエハ
状の形態を有する必要はない。フィルム状回路基板2上
の金属バンプ5はAl等の電極1Bに対応した位置に形
成される。金属バンプ5はすべてのAl等の電極1Bに
対応して形成しても良いが、バーンインテストまたは選
別を行うのに必要のないAl等の電極1Bに対しては金
属バンプ5は形成する必要はない。金属バンプ5は、例
えばNiメッキでバンプを形成した後、表面にAuメッ
キを行うことによって得られる。しかし、この手法によ
って得られる形状では、Al等の電極1B上に形成され
たAl等の酸化膜を破って導通を得るには圧力をより高
くしなければならないため、バンプの先端が尖った形状
であることが望ましい。フィルム状回路基板2は、評価
パッド2A、金属パッド2B、配線回路2C及び切れ込
み2Dで構成されている。評価パッド2Aは、バーンイ
ンテスト時の通電用電源や選別を行うときのテスタへの
接続に用いる。金属パッド2Bは、配線回路2Cで評価
パッド2Aにつながっている。加熱時のフィルム状回路
基板2の膨張による変形要素(例えば弾性体)4に力が
加わる。この力の大きさを少なくするまたは意図的に加
熱時にフィルム状回路基板2の特定の場所をたわませる
ために切れ込み2Dを入れると効果的である。変形要素
4は1個または複数個の金属バンプ5の位置に対応した
位置に形成される。変形要素(例えば弾性体)4の形成
については、簡単なパターンについては印刷により供給
できる。硬化前の樹脂をメタルマスクなどを用いて所定
のパターンに印刷し、硬化させることによって変形要素
4を得ることができる。この変形要素4の上面に接着剤
を塗布してフィルム状回路基板2を接着する。更に細か
いパターンを得るためにはレーザを用いた加工が可能で
ある。ベース基板3の材料は同時にバーンインテストを
行うチップの個数が多いほどチップの材料であるSiの
線膨張係数に近い線膨張係数を持つ材質であるのが好ま
しく、ウエハ上のすべてのチップ1Aを一括でバーンイ
ンテストを行う場合にはベース基板3はSiであること
が望ましい。
【0013】なお、回路基板2をフィルム状にしたの
は、評価パッド2A、金属パッド2Bおよび配線回路2
Cを形成しやすくすると共に、被テストウエハ1とベー
ス基板3との間に均一な圧力を付与した際、被テストウ
エハ1の反りおよび金属バンプ5の高さのばらつきを吸
収して全ての電極1Bと金属バンプ5との間において均
一な接触圧を得るためである。即ち、回路基板2をフィ
ルム状にしたのは、複数のチップまたはウエハ状態で一
括してバーンイン試験・選別を行うために、被テストウ
エハ(複数のチップまたはウエハ)1における各チップ
1Aの電極1Bとフィルム状回路基板2上に形成された
金属パッド2Bとの間において均一な接触圧を得て確実
な接続を得るためである。従って、複数のチップまたは
ウエハ状態で一括してバーンイン試験・選別を行うため
に、回路基板2をフィルム状にしたことにある。そして
バーンイン試験の際加熱されるので、このフィルム状回
路基板2の基材としては、被テストウエハ1の線膨張係
数に近い線膨張係数を持つ材質であることが望ましい。
また、ベース基板3の材質が透明なものであった場合、
変形要素4のつぶれ具合が観察することができ、接触状
態が良好であるか未接触の部分が存在するのかが判断す
ることができる。このとき、変形要素4に色を付けてお
くと判断しやすい。しかし、変形要素4がある程度固く
なると変形要素4のつぶれ量が少なくなり判断ができな
くなる。
は、評価パッド2A、金属パッド2Bおよび配線回路2
Cを形成しやすくすると共に、被テストウエハ1とベー
ス基板3との間に均一な圧力を付与した際、被テストウ
エハ1の反りおよび金属バンプ5の高さのばらつきを吸
収して全ての電極1Bと金属バンプ5との間において均
一な接触圧を得るためである。即ち、回路基板2をフィ
ルム状にしたのは、複数のチップまたはウエハ状態で一
括してバーンイン試験・選別を行うために、被テストウ
エハ(複数のチップまたはウエハ)1における各チップ
1Aの電極1Bとフィルム状回路基板2上に形成された
金属パッド2Bとの間において均一な接触圧を得て確実
な接続を得るためである。従って、複数のチップまたは
ウエハ状態で一括してバーンイン試験・選別を行うため
に、回路基板2をフィルム状にしたことにある。そして
バーンイン試験の際加熱されるので、このフィルム状回
路基板2の基材としては、被テストウエハ1の線膨張係
数に近い線膨張係数を持つ材質であることが望ましい。
また、ベース基板3の材質が透明なものであった場合、
変形要素4のつぶれ具合が観察することができ、接触状
態が良好であるか未接触の部分が存在するのかが判断す
ることができる。このとき、変形要素4に色を付けてお
くと判断しやすい。しかし、変形要素4がある程度固く
なると変形要素4のつぶれ量が少なくなり判断ができな
くなる。
【0014】図2〜図4は、チップ1AaのAl等の電
極1Bの配置の違いによる変形要素4のパターニングの
実施の形態を模式図で示す。図2は、メモリや液晶ドラ
イバーのようにチップ1Aaの中央に1列もしくは2列
にAl等の電極1Bが配列している場合について変形要
素(例えば弾性体)4aのパターニングの実施の形態を
示す。図2(a)は被テストウエハ1aの平面図であ
り、被テストウエハ1aは、チップ1Aa及びAl等の
電極1Bで構成されている。図2(b)はフィルム状回
路基板2a及び変形要素4aのパターンを示す平面図で
あり、フィルム状回路基板2a及び変形要素4aのパタ
ーンは、評価パッド2A、金属パッド2B、配線回路2
C及び変形要素4aで構成されている。金属パッド2B
上には金属バンプ5が形成されている。Al等の電極1
Bのピッチ、電極径、変形要素4a及びフィルム状回路
基板2aの線膨張係数、変形要素4aの剛性、ベース基
板3の材質などによって変形要素4aの大きさが制限さ
れるが、各チップ1Aaごとに変形要素4aを形成する
と複雑なパターンを形成する必要がなく、印刷等の低コ
ストプロセスで変形要素4aのパターンニングを行うこ
とができる。
極1Bの配置の違いによる変形要素4のパターニングの
実施の形態を模式図で示す。図2は、メモリや液晶ドラ
イバーのようにチップ1Aaの中央に1列もしくは2列
にAl等の電極1Bが配列している場合について変形要
素(例えば弾性体)4aのパターニングの実施の形態を
示す。図2(a)は被テストウエハ1aの平面図であ
り、被テストウエハ1aは、チップ1Aa及びAl等の
電極1Bで構成されている。図2(b)はフィルム状回
路基板2a及び変形要素4aのパターンを示す平面図で
あり、フィルム状回路基板2a及び変形要素4aのパタ
ーンは、評価パッド2A、金属パッド2B、配線回路2
C及び変形要素4aで構成されている。金属パッド2B
上には金属バンプ5が形成されている。Al等の電極1
Bのピッチ、電極径、変形要素4a及びフィルム状回路
基板2aの線膨張係数、変形要素4aの剛性、ベース基
板3の材質などによって変形要素4aの大きさが制限さ
れるが、各チップ1Aaごとに変形要素4aを形成する
と複雑なパターンを形成する必要がなく、印刷等の低コ
ストプロセスで変形要素4aのパターンニングを行うこ
とができる。
【0015】図3は、チップ1Abの4辺のうち2辺に
Al等の電極1Bが形成されている場合について変形要
素(例えば弾性体)4bのパターニングの実施の形態を
示す。図3(a)は被テストウエハ1bの平面図であ
り、被テストウエハ1bは、チップ1Ab及びAl等の
電極1Bで構成されている。図3(b)はフィルム状回
路基板2b及び変形要素4bのパターンを示す平面図で
あり、フィルム状回路基板2b及び変形要素4bのパタ
ーンは、評価パッド2A、金属パッド2B及び変形要素
4bで構成されている。配線回路2Cは図示省略してあ
る。金属パッド2B上には金属バンプ5が形成されてい
る。このようなパターンについてはチップ1Abごとに
変形要素4bを形成するのではなく、図2(b)に示す
ように隣り合ったAl等の電極1B列ごとに変形要素4
bを形成すると線膨張係数の差によるずれが少なくな
る。
Al等の電極1Bが形成されている場合について変形要
素(例えば弾性体)4bのパターニングの実施の形態を
示す。図3(a)は被テストウエハ1bの平面図であ
り、被テストウエハ1bは、チップ1Ab及びAl等の
電極1Bで構成されている。図3(b)はフィルム状回
路基板2b及び変形要素4bのパターンを示す平面図で
あり、フィルム状回路基板2b及び変形要素4bのパタ
ーンは、評価パッド2A、金属パッド2B及び変形要素
4bで構成されている。配線回路2Cは図示省略してあ
る。金属パッド2B上には金属バンプ5が形成されてい
る。このようなパターンについてはチップ1Abごとに
変形要素4bを形成するのではなく、図2(b)に示す
ように隣り合ったAl等の電極1B列ごとに変形要素4
bを形成すると線膨張係数の差によるずれが少なくな
る。
【0016】図4は、チップ1Acの4辺にAl等の電
極1Bが形成されている場合について変形要素(例えば
弾性体)4cのパターニングの実施の形態を示す。図4
(a)は被テストウエハ1cの平面図であり、被テスト
ウエハ1cは、チップ1Ac及びAl等の電極1Bで構
成されている。図4(b)はフィルム状回路基板2c及
び変形要素4cのパターンを示す平面図であり、フィル
ム状回路基板2c及び変形要素4cのパターンは、評価
パッド2A、金属パッド2B、変形要素4c及び溝6c
で構成されている。配線回路2Cは図示省略してある。
金属パッド2B上には金属バンプ5が形成されている。
この場合も図4(b)に示すように隣り合うAl等の電
極1B列ごとに変形要素4cを形成するのが好ましい。
しかし、この場合はチップ1Acの角の部分での変形要
素4cの分割が困難になってくる。そこで、このような
Al等の電極1B配置のチップ1Acに対しては、レー
ザを利用したパターンニングを用いた。変形要素をベー
ス基板3の全面に塗布または変形要素のシートをベース
基板3に張り合わせるなどした後、レーザにて溝6cを
形成する。図4(b)に示すようにAl等の電極1B列
ごとに変形要素4cが形成されるようなパターンを形成
した。この溝6cを形成しないと変形要素やフィルム状
回路基板の線膨張係数とSiの線膨張係数の差による加
熱時の金属バンプ5とAl等の電極1Bの位置ずれが起
きてしまう。
極1Bが形成されている場合について変形要素(例えば
弾性体)4cのパターニングの実施の形態を示す。図4
(a)は被テストウエハ1cの平面図であり、被テスト
ウエハ1cは、チップ1Ac及びAl等の電極1Bで構
成されている。図4(b)はフィルム状回路基板2c及
び変形要素4cのパターンを示す平面図であり、フィル
ム状回路基板2c及び変形要素4cのパターンは、評価
パッド2A、金属パッド2B、変形要素4c及び溝6c
で構成されている。配線回路2Cは図示省略してある。
金属パッド2B上には金属バンプ5が形成されている。
この場合も図4(b)に示すように隣り合うAl等の電
極1B列ごとに変形要素4cを形成するのが好ましい。
しかし、この場合はチップ1Acの角の部分での変形要
素4cの分割が困難になってくる。そこで、このような
Al等の電極1B配置のチップ1Acに対しては、レー
ザを利用したパターンニングを用いた。変形要素をベー
ス基板3の全面に塗布または変形要素のシートをベース
基板3に張り合わせるなどした後、レーザにて溝6cを
形成する。図4(b)に示すようにAl等の電極1B列
ごとに変形要素4cが形成されるようなパターンを形成
した。この溝6cを形成しないと変形要素やフィルム状
回路基板の線膨張係数とSiの線膨張係数の差による加
熱時の金属バンプ5とAl等の電極1Bの位置ずれが起
きてしまう。
【0017】図5〜図7は、図2〜図4とは違った変形
要素(例えば弾性体)4のパターニングの実施の形態を
模式図で示す。図5は、図2(a)のAl等の電極1B
配列に対する変形要素(例えば弾性体)4dのパターニ
ングの実施の形態で、フィルム状回路基板2d及び変形
要素4dのパターンを示す平面図であり、フィルム状回
路基板2d及び変形要素4dのパターンは、評価パッド
2A、金属パッド2B、配線回路2C、変形要素4d及
び溝6dで構成されている。金属パッド2B上には金属
バンプ5が形成されている。金属バンプ5の直下には溝
6dが形成されており、溝の周りに変形要素4dが形成
されている。このパターンでは金属バンプ5直下が空洞
になっているため、金属バンプ5部分のフィルム状回路
基板2dが変形することにより高さばらつきを吸収する
ことができる。このパターンの場合、加熱したときの空
気の膨張によるフィルム状回路基板2dと変形要素4d
のはがれを防ぐために空気が逃げるための隙間を形成し
てある。このようなパターンの形成にはレーザによる加
工が最適であると思われる。図6、図7は、それぞれ図
3(a)、図4(a)のAl等の電極1Bの配列に対す
る変形要素(例えば弾性体)4e、4fのパターニング
の実施の形態で、フィルム状回路基板2e、2f及び変
形要素4e、4fのパターンを示す平面図であり、フィ
ルム状回路基板2e、2f及び変形要素4e、4fのパ
ターンは、評価パッド2A、金属パッド2B、変形要素
4e、4f及び溝6e、6fで構成されている。図7
(b)は、図7(a)の一部分を拡大して示した図であ
る。配線回路2Cは図示省略してある。金属パッド2B
上には金属バンプ5が形成されている。金属バンプ5の
直下には溝6fが形成されており、溝の周りに変形要素
4fが形成されている。効果は図5のパターンのものと
同様である。
要素(例えば弾性体)4のパターニングの実施の形態を
模式図で示す。図5は、図2(a)のAl等の電極1B
配列に対する変形要素(例えば弾性体)4dのパターニ
ングの実施の形態で、フィルム状回路基板2d及び変形
要素4dのパターンを示す平面図であり、フィルム状回
路基板2d及び変形要素4dのパターンは、評価パッド
2A、金属パッド2B、配線回路2C、変形要素4d及
び溝6dで構成されている。金属パッド2B上には金属
バンプ5が形成されている。金属バンプ5の直下には溝
6dが形成されており、溝の周りに変形要素4dが形成
されている。このパターンでは金属バンプ5直下が空洞
になっているため、金属バンプ5部分のフィルム状回路
基板2dが変形することにより高さばらつきを吸収する
ことができる。このパターンの場合、加熱したときの空
気の膨張によるフィルム状回路基板2dと変形要素4d
のはがれを防ぐために空気が逃げるための隙間を形成し
てある。このようなパターンの形成にはレーザによる加
工が最適であると思われる。図6、図7は、それぞれ図
3(a)、図4(a)のAl等の電極1Bの配列に対す
る変形要素(例えば弾性体)4e、4fのパターニング
の実施の形態で、フィルム状回路基板2e、2f及び変
形要素4e、4fのパターンを示す平面図であり、フィ
ルム状回路基板2e、2f及び変形要素4e、4fのパ
ターンは、評価パッド2A、金属パッド2B、変形要素
4e、4f及び溝6e、6fで構成されている。図7
(b)は、図7(a)の一部分を拡大して示した図であ
る。配線回路2Cは図示省略してある。金属パッド2B
上には金属バンプ5が形成されている。金属バンプ5の
直下には溝6fが形成されており、溝の周りに変形要素
4fが形成されている。効果は図5のパターンのものと
同様である。
【0018】図5〜図7のパターンで、バンプ直下の溝
6d〜6fに、周りの変形要素4d〜4fとは違った物
性を持つ変形要素を形成してもよい。図8は、フリップ
チップ実装用のバンプが形成されたチップに対する半導
体素子検査装置(テスト装置)の一実施の形態を示す模
式図であり、図1(a)はテスト装置の全体を示す断面
図で、テスト装置は、被テストウエハ1’、フィルム状
回路基板2、ベース基板3及び変形要素4で構成されて
いる。また、図8(b)は、図8(a)の拡大図であ
る。被テストウエハ1’は、複数のチップ1A’、Al
等の電極1B’及び金属バンプ1C’で構成されてい
る。この被テストウエハ1’は複数のチップ1A’の集
合体であっても良く、ウエハ状の形態を有する必要はな
い。フィルム状回路基板2は、評価パッド2A、金属パ
ッド2B及び配線回路2Cで構成されており、金属パッ
ド2Bは、Al等の電極1B’に対応した位置に形成さ
れる。ベース基板3上には変形要素4が形成されてお
り、フィルム状回路基板2とは接着剤で張り合わせてあ
る。金属パッド2Bの最表面にはAuメッキが施されて
いるのが望ましい。金属バンプ1C’が半田である場
合、加圧による変形が起きてしまうが、その後再リフロ
ーすることにより元の形状に戻すことができる。変形要
素4のパターンニングはAl等の電極1B’の配置によ
り図2〜図7のいずれかのパターンでパターンニングさ
れる。
6d〜6fに、周りの変形要素4d〜4fとは違った物
性を持つ変形要素を形成してもよい。図8は、フリップ
チップ実装用のバンプが形成されたチップに対する半導
体素子検査装置(テスト装置)の一実施の形態を示す模
式図であり、図1(a)はテスト装置の全体を示す断面
図で、テスト装置は、被テストウエハ1’、フィルム状
回路基板2、ベース基板3及び変形要素4で構成されて
いる。また、図8(b)は、図8(a)の拡大図であ
る。被テストウエハ1’は、複数のチップ1A’、Al
等の電極1B’及び金属バンプ1C’で構成されてい
る。この被テストウエハ1’は複数のチップ1A’の集
合体であっても良く、ウエハ状の形態を有する必要はな
い。フィルム状回路基板2は、評価パッド2A、金属パ
ッド2B及び配線回路2Cで構成されており、金属パッ
ド2Bは、Al等の電極1B’に対応した位置に形成さ
れる。ベース基板3上には変形要素4が形成されてお
り、フィルム状回路基板2とは接着剤で張り合わせてあ
る。金属パッド2Bの最表面にはAuメッキが施されて
いるのが望ましい。金属バンプ1C’が半田である場
合、加圧による変形が起きてしまうが、その後再リフロ
ーすることにより元の形状に戻すことができる。変形要
素4のパターンニングはAl等の電極1B’の配置によ
り図2〜図7のいずれかのパターンでパターンニングさ
れる。
【0019】この半導体素子検査装置(テスト装置)
は、被テストウエハもしくは複数の被テストチップ1、
1’とベース基板3との間に均一な加圧を行って被テス
トウエハ(複数のチップまたはウエハ)1、1’におけ
る各チップ1A、1A’の電極1B、1B’とフィルム
状回路基板2上に形成された金属パッド2Bとの間にお
いて均一な接触圧を得て接触させてフィルム状回路基板
2の評価パッド2Aを通じて電圧印加用電源に接続され
る。この状態で高温層内に設置もしくは半導体素子(複
数のチップまたはウエハからなる被テストウエハ)1、
1’の裏面にヒータを設置してこのヒータを用いて加熱
しながら電圧を印加してバーンイン試験を行う。また、
評価パッド2Aをテスタに接続することにより、チップ
の検査・選別を行うことが可能である。ここで、あらか
じめリーク等の不良がわかっている素子(チップ)に対
して、バーンイン時や検査・選別時に電圧が印加されな
いように素子(チップ)内の配線を切断しておくと過剰
な電流が流れずにバーンイン・検査・選別を行うことが
できる。
は、被テストウエハもしくは複数の被テストチップ1、
1’とベース基板3との間に均一な加圧を行って被テス
トウエハ(複数のチップまたはウエハ)1、1’におけ
る各チップ1A、1A’の電極1B、1B’とフィルム
状回路基板2上に形成された金属パッド2Bとの間にお
いて均一な接触圧を得て接触させてフィルム状回路基板
2の評価パッド2Aを通じて電圧印加用電源に接続され
る。この状態で高温層内に設置もしくは半導体素子(複
数のチップまたはウエハからなる被テストウエハ)1、
1’の裏面にヒータを設置してこのヒータを用いて加熱
しながら電圧を印加してバーンイン試験を行う。また、
評価パッド2Aをテスタに接続することにより、チップ
の検査・選別を行うことが可能である。ここで、あらか
じめリーク等の不良がわかっている素子(チップ)に対
して、バーンイン時や検査・選別時に電圧が印加されな
いように素子(チップ)内の配線を切断しておくと過剰
な電流が流れずにバーンイン・検査・選別を行うことが
できる。
【0020】以上説明した実施の形態によれば、複数の
チップ又はウエハ状態で一括してバーンインテスト又は
選別を行うことができ、その結果パッケージングしてか
らもしくはチップ1個でバーンインテスト及び選別を行
うよりも低コスト化を実現することができる。また前記
実施の形態によれば、変形要素層を設けることによって
ウエハの反りや線膨張係数の差による加熱時の接触不良
を防ぐことが可能となり、その結果ウエハの反りを矯正
させるような治具を不要とし、しかも線膨張係数をウエ
ハの材料に近い材料を用いた回路基板、例えばSi、ガ
ラス、セラミックス等の材料で配線層を形成した基板を
用いる必要がなく、低コストでバーンインテストや選別
を行うことができる。特に、フィルム状回路基板を用い
るため、基板にかかるコストを大幅に低減することがで
きる。
チップ又はウエハ状態で一括してバーンインテスト又は
選別を行うことができ、その結果パッケージングしてか
らもしくはチップ1個でバーンインテスト及び選別を行
うよりも低コスト化を実現することができる。また前記
実施の形態によれば、変形要素層を設けることによって
ウエハの反りや線膨張係数の差による加熱時の接触不良
を防ぐことが可能となり、その結果ウエハの反りを矯正
させるような治具を不要とし、しかも線膨張係数をウエ
ハの材料に近い材料を用いた回路基板、例えばSi、ガ
ラス、セラミックス等の材料で配線層を形成した基板を
用いる必要がなく、低コストでバーンインテストや選別
を行うことができる。特に、フィルム状回路基板を用い
るため、基板にかかるコストを大幅に低減することがで
きる。
【0021】また前記実施の形態によれば、ベース基板
3とフィルム状回路基板2の間に要素層(例えば変形要
素層)4を設けることにより被テストウエハ1、1’の
反りもしくはフィルム状回路基板2上の金属バンプ2B
の高さバラツキ又は半導体素子(被テストウエハ)1、
1’上の電極(金属バンプまたは金属パッド)1B、1
B’の高さバラツキを吸収することができ、半導体素子
(被テストウエハ)1、1’と回路基板2との接触状態
を良好なものにできる。また、例えば変形要素層(例え
ば弾性体層)4に半導体素子1、1’上の電極1B、1
B’に対応した穴や溝6を設けることにより、より効果
的に被テストウエハ1、1’の反りや金属バンプ2B、
1B、1B’の高さバラツキを吸収できるだけでなく、
被テストウエハ1、1’とフィルム状回路基板2との線
膨張係数の差から生じる加熱時の被テストウエハ1、
1’とフィルム状回路基板2の電極の位置ずれを防ぎ、
電極間の接触不良を防止することができる。一括してバ
ーンインテストや選別を行うことのできる半導体素子の
個数は、ベース基板3の材質を被テストウエハ1、1’
の線膨張係数により近いものを選択することにより多く
のチップを一括してバーンインテストや選別を行うこと
が可能となる。さらに、ウエハ状態で一括してすべての
半導体素子をバーンインテストや選別を行うにはベース
基板3の材料を被テストウエハ1、1’の材料であるS
i又はSiに非常に近い線膨張係数を持つ材料にするこ
とにより可能となる。
3とフィルム状回路基板2の間に要素層(例えば変形要
素層)4を設けることにより被テストウエハ1、1’の
反りもしくはフィルム状回路基板2上の金属バンプ2B
の高さバラツキ又は半導体素子(被テストウエハ)1、
1’上の電極(金属バンプまたは金属パッド)1B、1
B’の高さバラツキを吸収することができ、半導体素子
(被テストウエハ)1、1’と回路基板2との接触状態
を良好なものにできる。また、例えば変形要素層(例え
ば弾性体層)4に半導体素子1、1’上の電極1B、1
B’に対応した穴や溝6を設けることにより、より効果
的に被テストウエハ1、1’の反りや金属バンプ2B、
1B、1B’の高さバラツキを吸収できるだけでなく、
被テストウエハ1、1’とフィルム状回路基板2との線
膨張係数の差から生じる加熱時の被テストウエハ1、
1’とフィルム状回路基板2の電極の位置ずれを防ぎ、
電極間の接触不良を防止することができる。一括してバ
ーンインテストや選別を行うことのできる半導体素子の
個数は、ベース基板3の材質を被テストウエハ1、1’
の線膨張係数により近いものを選択することにより多く
のチップを一括してバーンインテストや選別を行うこと
が可能となる。さらに、ウエハ状態で一括してすべての
半導体素子をバーンインテストや選別を行うにはベース
基板3の材料を被テストウエハ1、1’の材料であるS
i又はSiに非常に近い線膨張係数を持つ材料にするこ
とにより可能となる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、複数のチップ又はウエ
ハ状態で一括してバーンインテスト又は選別を行うよう
に構成したことにより、チップ状態でのバーンイン試
験、検査(選別)を簡易にして、半導体素子の高良品率
化をはかることができる効果を奏する。また本発明によ
れば、チップ状態でのバーンイン試験、検査(選別)を
簡易にして、マルチチップモジュール(MCM)に対応
したベアチップ実装用の半導体素子の高良品率化をはか
り、その結果複数の半導体素子をプリント配線板に直接
実装するマルチチップモジュール(MCM)の高歩留ま
り化をはかることができる効果を奏する。また本発明に
よれば、プローバを用いたものと比較すると、コストが
低いだけでなく、電気特性も改善されるため、高速での
ファンクションテストを実施することが可能となる効果
を奏する。
ハ状態で一括してバーンインテスト又は選別を行うよう
に構成したことにより、チップ状態でのバーンイン試
験、検査(選別)を簡易にして、半導体素子の高良品率
化をはかることができる効果を奏する。また本発明によ
れば、チップ状態でのバーンイン試験、検査(選別)を
簡易にして、マルチチップモジュール(MCM)に対応
したベアチップ実装用の半導体素子の高良品率化をはか
り、その結果複数の半導体素子をプリント配線板に直接
実装するマルチチップモジュール(MCM)の高歩留ま
り化をはかることができる効果を奏する。また本発明に
よれば、プローバを用いたものと比較すると、コストが
低いだけでなく、電気特性も改善されるため、高速での
ファンクションテストを実施することが可能となる効果
を奏する。
【図1】本発明に係るバーンイン試験・検査のための検
査装置の一実施の形態を示す断面図及びその拡大図であ
る。
査装置の一実施の形態を示す断面図及びその拡大図であ
る。
【図2】被テストウエハと変形要素のパターンを示す平
面図である。
面図である。
【図3】被テストウエハと変形要素のパターンを示す平
面図である。
面図である。
【図4】被テストウエハと変形要素のパターンを示す平
面図である。
面図である。
【図5】変形要素のパターンを示す平面図である。
【図6】変形要素のパターンを示す平面図である。
【図7】変形要素のパターンを示す平面図である。
【図8】本発明に係るフリップチップ実装用チップに対
応した検査装置の一実施の形態を示す断面図及びその拡
大図である。
応した検査装置の一実施の形態を示す断面図及びその拡
大図である。
1、1’…被テストウエハ、1A、1A’、1Aa〜1
Ac…チップ 1B、1B’…電極、1C’…金属バンプ 2、2a〜2f…フィルム状回路基板、2A…評価パッ
ド、2B…金属パッド 2C…配線回路、2D…切れ込み、3…ベース基板 4、4a〜4f…変形要素(例えば弾性体)、5…金属
バンプ 6c〜6f…溝
Ac…チップ 1B、1B’…電極、1C’…金属バンプ 2、2a〜2f…フィルム状回路基板、2A…評価パッ
ド、2B…金属パッド 2C…配線回路、2D…切れ込み、3…ベース基板 4、4a〜4f…変形要素(例えば弾性体)、5…金属
バンプ 6c〜6f…溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森永 賢一郎 東京都小平市上水本町五丁目20番1号株式 会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 岡部 隆史 東京都小平市上水本町五丁目20番1号株式 会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 春日部 進 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所生産技術研究所内
Claims (7)
- 【請求項1】複数のチップ又はウエハ状態で一括してバ
ーンイン試験・選別を行って半導体素子を製造すること
を特徴とする半導体素子の製造方法。 - 【請求項2】複数のチップを形成したウエハ状態で、該
各チップに形成された電極と検査用基板に形成された配
線に接続されたバンプまたはパッドとを接触させて前記
電極と前記配線との間で導通をとることによってバーン
イン試験または動作試験を行って半導体素子を製造する
ことを特徴とする半導体素子の製造方法。 - 【請求項3】複数のチップを形成したウエハ状態で、該
各チップに形成された電極とフィルム状検査用基板に形
成された配線に接続されたバンプまたはパッドとを接触
させて前記電極と前記配線との間で導通をとることによ
ってバーンイン試験または動作試験を行って半導体素子
を製造することを特徴とする半導体素子の製造方法。 - 【請求項4】チップ状態で、複数のチップを一括して各
チップに形成された電極と検査用基板に形成された配線
に接続されたバンプまたはパッドとを接触させて前記電
極と前記配線との間で導通をとることによってバーンイ
ン試験または動作試験を行って半導体素子を製造するこ
とを特徴とする半導体素子の製造方法。 - 【請求項5】チップ状態で、複数のチップを一括して各
チップに形成された電極とフィルム状検査用基板に形成
された配線に接続されたバンプまたはパッドとを接触さ
せて前記電極と前記配線との間で導通をとることによっ
てバーンイン試験または動作試験を行って半導体素子を
製造することを特徴とする半導体素子の製造方法。 - 【請求項6】各チップに形成された電極と検査用基板に
形成されたバンプまたはパッドとの接触を加圧によって
行うことを特徴とする請求項2または3または4または
5記載の半導体素子の製造方法。 - 【請求項7】前記半導体素子は、ベアチップ実装用の半
導体素子であることを特徴とする請求項1または2また
は3または4または5記載の半導体素子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8240066A JPH1092886A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 半導体素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8240066A JPH1092886A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 半導体素子の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1092886A true JPH1092886A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17053988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8240066A Pending JPH1092886A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 半導体素子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1092886A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002023583A3 (en) * | 2000-09-15 | 2002-06-27 | Varian Semiconductor Equipment | Monitor system and method for semiconductor processes |
| CN118050619A (zh) * | 2024-02-08 | 2024-05-17 | 苏州联讯仪器股份有限公司 | 一种晶圆级老化测试装置 |
-
1996
- 1996-09-11 JP JP8240066A patent/JPH1092886A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002023583A3 (en) * | 2000-09-15 | 2002-06-27 | Varian Semiconductor Equipment | Monitor system and method for semiconductor processes |
| CN118050619A (zh) * | 2024-02-08 | 2024-05-17 | 苏州联讯仪器股份有限公司 | 一种晶圆级老化测试装置 |
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