JPH1093010A - 半導体集積回路基板の過熱保護装置 - Google Patents

半導体集積回路基板の過熱保護装置

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JPH1093010A
JPH1093010A JP20027497A JP20027497A JPH1093010A JP H1093010 A JPH1093010 A JP H1093010A JP 20027497 A JP20027497 A JP 20027497A JP 20027497 A JP20027497 A JP 20027497A JP H1093010 A JPH1093010 A JP H1093010A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体集積回路の過熱による弊害を効果的に
防止する。 【解決手段】 グラフィック基板1にクロックジェネレ
ータ5からの制御クロックCKに同期する画像処理用を
含む複数個のLSIを実装し、そのうち発熱の大きい4
個のLSIに温度センサ3a〜3dを取り付け、各温度
センサ3a〜3dから各々のLSIの温度に応じた温度
検出信号を温度監視マイコン4に出力し、温度監視マイ
コン4により各温度検出信号に基づき各々のLSIの発
熱温度を導出し、最も高い導出温度が第1のしきい値及
びこれよりも高い第2のしきい値それぞれよりも高いか
否かを温度監視マイコン4により判断し、第1のしきい
値より高く第2のしきい値より低いときに過熱抑制処理
を行うべく温度監視マイコン4からメインCPU12に
警報信号を出力し、第2のしきい値より高いときにクロ
ックジェネレータ5にクロック停止信号を出力してその
動作を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路基
板に実装された半導体集積回路の過熱による弊害を未然
に防止する半導体集積回路基板の過熱保護装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】LSI等の半導体集積回路は、動作速度
が高速になればなるほどチップ自身の発熱が激しくな
り、用途によってはチップ自身がその発熱により破壊す
るに至るほど高温になるものも少なくない。
【0003】一般に、半導体集積回路の発熱は消費電力
と密接に関係し、消費電力が高くなるほど発熱量が多く
なる。また、半導体集積回路はバイポーラ型とMOS型
の2種類に大きく分けられ、最近では非動作時の消費電
流が少ないC−MOS型が広く用いられるようになって
きており、このC−MOS型の半導体集積回路の消費電
力は動作周波数に比例することから、動作周波数が高け
れば高いほど消費電力も高くなり、図5に示すように動
作周波数に比例して発熱量も多くなる。
【0004】ところで、このように高温に発熱する半導
体集積回路を使用するパーソナルコンピュータ等の製品
には、通常冷却用のファン等の適切な冷却システムが装
備され、半導体集積回路等の部品そのものが過熱しない
ように保護されている。一方、この種冷却システムが何
らかの異常を来した場合には、半導体集積回路等の部品
が過熱状態にあって冷却システムが異常を来しているた
め、使用者に対して所定の過熱抑制対策を採る旨の警告
が発せられるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば業務用
ゲーム等の組み込み用途の機器の場合には、動作時に機
器そのものを直接操作することが困難な環境で使用され
ることが多く、所定の過熱抑制対策を採ることができな
いため、上記したように冷却システムに異常を来して
も、従来は機器が故障若しくは暴走を起こすまで冷却シ
ステムの異常に全く気が付かないという問題があった。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、半導体集積回路が業務用ゲーム等の組み込み用途の
機器に使用される場合において半導体集積回路の過熱に
よる弊害を効果的に防止する過熱保護装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
クロックジェネレータからの制御クロックに同期して動
作する半導体集積回路が実装された半導体集積回路基板
と、前記半導体集積回路の近傍に配置されこの半導体集
積回路の発熱温度に応じた温度検出信号を出力する温度
センサと、前記温度センサからの前記温度検出信号に基
づき前記半導体集積回路の発熱温度を導出し、導出した
温度に応じて警報信号及びクロック停止信号の少なくと
も2種類の信号を出力する温度監視手段と、前記警報信
号の入力により前記半導体集積回路の過熱抑制を行う過
熱抑制手段とを備え、前記温度監視手段が、前記温度検
出信号に基づく導出温度が第1のしきい値及びこれより
も高い第2のしきい値それぞれよりも高いか否かを判断
し、前記第1のしきい値より高く前記第2のしきい値よ
り低いときに前記警報信号を出力し、前記第2のしきい
値より高いときに前記半導体集積回路の前記クロックジ
ェネレータに前記クロック停止信号をして動作を停止さ
せる機能を有することを特徴とするものである。
【0008】この構成によれば、温度監視手段による導
出温度が第1のしきい値より高く第2のしきい値より低
いときには、温度監視手段からの警報信号により過熱抑
制手段が動作して半導体集積回路の過熱抑制が行われ
る。一方、この過熱抑制でも半導体集積回路の発熱によ
る温度上昇が抑制されず、温度監視手段による導出温度
が第2のしきい値より高くなると、温度監視手段からク
ロックジェネレータに出力されるクロック停止信号によ
り、最終的な過熱抑制対策としてクロックジェネレータ
の動作が停止される。
【0009】このとき、請求項2記載のように、前記温
度センサ及び前記半導体集積回路をそれぞれ複数ずつ備
え、前記各半導体集積回路のうち検出対象となる前記半
導体集積回路それぞれの近傍に前記各温度センサが配置
されて成り、前記温度監視手段が、前記各温度センサか
らの温度検出信号に基づき前記検出対象となる半導体集
積回路それぞれの発熱温度を導出しそのうち最も高い導
出温度が前記第1のしきい値及び前記第2のしきい値そ
れぞれよりも高いか否かを判断する機能を有していても
よい。
【0010】この構成によれば、半導体集積回路基板に
半導体集積回路が複数個実装されている場合に、最も発
熱の大きい半導体集積回路の発熱温度のレベルに応じて
適切な過熱抑制が行われる。
【0011】また、請求項3記載のように、請求項1ま
たは2記載の発明において、前記半導体集積回路が画像
処理用であり、画像処理プログラムを実行する制御手段
が前記過熱抑制手段を構成し、この制御手段が前記警報
信号の入力により画像処理用の前記半導体集積回路の処
理量を強制的に低減して過熱抑制し、前記温度監視手段
が、前記制御手段に対して前記クロック停止信号を出力
して前記クロックジェネレータの動作を停止させたこと
を知らせる機能を更に有しているとよい。
【0012】この構成によれば、半導体集積回路が画像
処理用である場合に、過熱抑制手段を構成する制御手段
によって、警報信号の入力時にこの半導体集積回路の処
理量が強制的に低減され、これによりこの半導体集積回
路の消費電力が軽減されて過熱抑制が図られる。また、
温度監視手段からのクロック停止信号によりクロックジ
ェネレータの動作が停止されたときには、その旨が制御
手段に知らされるため、制御手段による画像処理プログ
ラムの実行上クロックジェネレータの停止により画像処
理用の半導体集積回路が動作しない状態であることが認
識可能になる。
【0013】さらに、請求項4記載のように、請求項1
または2記載の発明において、前記過熱抑制手段が、前
記半導体集積回路基板の冷却手段と、前記警報信号の入
力により前記冷却手段を強制駆動する駆動手段とにより
構成されているとよい。
【0014】この構成によれば、温度監視手段からの警
報信号により駆動手段が動作して冷却手段が駆動され、
冷却手段による半導体集積回路の強制冷却が行われる。
【0015】
【発明の実施形態】この発明を業務用ゲーム機器に適用
した場合の一実施形態について図1ないし図4を参照し
つつ説明する。
【0016】まず、全体構成の概略図である図1に示す
ように、半導体回路基板であるグラフィック基板1に画
像処理用を含む複数個の半導体集積回路であるLSIが
実装されて画像処理回路2が構成されており、これらの
LSIはクロックジェネレータ5からの制御クロックC
K(図2参照)に同期して動作する。この制御クロック
CKは周波数が高いことから、これらのLSIには通常
放熱板が設けられ、そのうち発熱の大きい、例えば4個
のLSIの放熱板にサーミスタ等から成る温度センサ3
a,3b,3c,3dが接触して取り付けられ、各温度
センサ3a〜3dの抵抗値が各々の放熱板の温度に応じ
て変化してそれぞれの抵抗値に比例した電気信号である
温度検出信号が出力される。
【0017】これらの温度検出信号は、図1のグラフィ
ック基板1に実装された温度監視手段である1チップマ
イクロコンピュータから成る温度監視マイコン4に取り
込まれ、取り込まれた各温度検出信号に基づき各々のL
SIの発熱温度が温度監視マイコン4の演算部によって
導出され、そのうち最も高い導出温度が、図外の第1の
しきい値設定部により設定された警報レベルに相当する
第1のしきい値TH1及び第2のしきい値設定部により
設定された危険レベルに相当する第2のしきい値TH2
(>TH1)それぞれよりも高いか否かが温度監視マイ
コン4の判断部41により判断されるようになってい
る。
【0018】このとき、温度監視マイコン4の周辺回路
は例えば図2に示すように構成されており、温度監視マ
イコン4による最も高い導出温度が第1のしきい値TH
1より高く第2のしきい値TH2より低いときには、温
度監視マイコン4の信号出力部から警報信号が出力さ
れ、温度監視マイコン4による最も高い導出温度が第2
のしきい値TH2より高いときには、温度監視マイコン
4の信号出力部から前記画像処理回路2のクロックジェ
ネレータ5にクロック停止信号が出力されてその動作が
強制的に停止されると同時に、メインCPU通信ポート
を介して後述するメインCPUにクロックジェネレータ
5を停止した旨の報知信号が出力される。尚、図2中の
6は水晶発振子である。
【0019】一方、図2に示す状態表示用のLED8
a,8b,8c,8dにより、各温度センサ3a〜3d
それぞれからの温度検出信号に基づき、各々のLSIの
発熱の状態が表示され、例えばLEDの点灯や点滅によ
って、LSIの発熱温度が第1のしきい値TH1よりも
高いのか否か或いは第2のしきい値TH2よりも高いの
か否かが識別できるようになっている。
【0020】ところで、図1に戻り、グラフィック基板
1にコネクタ10を介して接続されたメインCPU基板
11には画像処理プログラムその他全システムの制御プ
ログラムを実行する制御手段であるメインCPU12が
設けられ、警報信号の入力によりメインCPU12から
I/Oロジック13を介して出力される駆動制御信号に
より冷却手段としての複数の冷却ファン14が駆動さ
れ、グラフィック基板1の強制冷却が行われるようにな
っており、これらメインCPU12及び各冷却ファン1
4により過熱抑制手段が構成されている。また、メイン
CPU12は、警報信号の入力によって画像処理用のL
SIが処理するデータ量を強制的に低減、例えば処理フ
レームを60フレームから30フレームに低減するとい
った内容の過熱抑制プログラムの実行も行う。尚、図1
中の16はプログラムの実行等に使用するメモリであ
る。
【0021】つぎに、過熱保護の基本的な動作について
図3のフローチャートを参照して説明する。
【0022】いま、図3に示すようにゲームがスタート
すると、上記したように各温度センサ3a〜3dからの
温度検出信号に基づき温度監視マイコン4により各々の
LSIの発熱温度が導出され(ステップS1)、そのう
ち最も高い発熱温度Tが第1のしきい値TH1より高い
か否かの判定が判断部41でなされ(ステップS2)、
この判定結果がNOであればステップS1に戻って発熱
温度の導出が繰り返し行われる。ここで、第1のしきい
値TH1の設定は温度監視マイコン4の初期化時に行わ
れるが、メインCPU12から通信ポートを介した通信
によって温度監視マイコン4に設定するようにしてもよ
く、これは第2のしきい値TH2についても同様であ
る。
【0023】一方、ステップS2の判定結果がYESで
あれば、続いて発熱温度Tが、第1のしきい値TH1よ
りも更に高い第2のしきい値TH2より高いか否かの判
定がなされ(ステップS3)、この判定結果がNOであ
れば、クロックジェネレータ5の強制停止によるゲーム
が中断中か否かの判定がなされ(ステップS4)、判定
結果がYESであれば温度監視マイコン4からクロック
ジェネレータ5にクロック起動信号が出力され、クロッ
クジェネレータ5が再起動されてゲームが再開され(ス
テップS5)、ステップS4の判定結果がNOであれば
ステップS5の処理を経た後と同じくステップS6に移
行する。このとき、ステップS5で温度監視マイコン4
からクロック起動信号が出力されると、温度監視マイコ
ン4によりクロックジェネレータ5が再起動した旨がメ
インCPU12に報知される。
【0024】そして、ステップS6において温度監視マ
イコン4からメインCPU12に警報信号が出力され
(ステップS6)、メインCPU12により、上記した
ような冷却ファン14の駆動や過熱抑制プログラムの実
行による画像処理用のLSIが処理するデータ量の強制
的低減といった過熱抑制処理が行われる(ステップS
7)。
【0025】ところで、上記したステップS3の判定結
果がYESであれば最も高いLSIの発熱温度Tが危険
レベルを越えたと判断され、温度監視マイコン4からク
ロックジェネレータ5にクロック停止信号が出力される
と共にメインCPU12に報知信号が出力され(ステッ
プS8)、クロックジェネレータ5の動作の停止処理が
行われてゲームが強制的に中断される(ステップS
9)。
【0026】その後、ステップS7の処理を経たのちと
同じくゲームが終了したか否かの判定がなされ(ステッ
プS10)、この判定がNOであればゲームは継続若し
くは中断中であると判断され、ステップS1に戻って再
びLSIの発熱温度の導出処理が繰り返され、一方、判
定結果がYESであればゲームは既に終了していること
からそのまま過熱保護動作は終了する。
【0027】このような動作によって、例えば図4中の
実線に示すようにLSIの発熱温度Tが上昇する場合に
おいて、発熱温度Tが警報レベルである第1のしきい値
TH1を越えると、温度監視マイコン4からメインCP
U12に警報信号が出力されて上記したようなLSIの
過熱抑制処理が行われ、更に発熱温度Tが上昇して危険
レベルである第2のしきい値TH2を越えると、温度監
視マイコン4からクロック停止信号が出力されてクロッ
クジェネレータ5が強制停止されると共に、メインCP
U12に対しクロックジェネレータ5の停止が報知され
る。
【0028】また、図4中の破線に示すように、LSI
の発熱温度Tがクロックの停止による放熱作用によって
第2のしきい値TH2より高い状態から低下していく場
合には、発熱温度Tが第2のしきい値TH2を下回る
と、LSIが危険状態を脱したことから、温度監視マイ
コン4からクロック起動信号が出力されてクロックジェ
ネレータ5が再起動される一方、上記したLSIの過熱
抑制処理が行われ、それと共にメインCPU12に対し
クロックジェネレータ5の再起動が報知され、発熱温度
Tが更に第1のしきい値TH1を下回ると、LSIが警
報状態から安全状態に移行したことから、それまで行わ
れていたLSIの過熱抑制処理は中止される。
【0029】従って、動作時に機器そのものを直接操作
することが困難な環境で使用されることが多い業務用ゲ
ーム機器であっても、従来のように冷却システムに異常
を来した場合に、LSIの過熱を的確に抑制して機器の
故障若しくは暴走を未然に防止することができる。
【0030】このとき、LSIの発熱温度Tが警報レベ
ルである第1のしきい値TH1より高くかつ危険レベル
である第2のしきい値TH2より低い場合には画像処理
のデータ量の低減等の過熱抑制処理を行い、発熱温度T
が危険レベルである第2のしきい値TH2より高い場合
に限り最終手段としてクロックジェネレータ5の動作を
停止するようにしているため、このような過熱抑制処理
を行わずにいきなりクロックジェネレータ5の動作を停
止する場合のように、クロック停止が頻繁に生じてゲー
ムが度々中断するといった不都合が生じることもない。
【0031】また、温度センサを複数個(4個)設けて
いるため、LSIの発熱を的確ないしは確実に検出する
ことができ、発熱検出の信頼性の向上を図ることが可能
である。
【0032】さらに、温度監視マイコン4からのクロッ
ク停止信号によりクロックジェネレータ5の動作が停止
されたときには、その旨を知らせる報知信号がメインC
PU12に出力されるため、メインCPU12による画
像処理プログラムの実行上、クロックジェネレータ5の
停止により画像処理用のLSIが動作しない状態である
ことを容易に認識することができる。
【0033】なお、上記実施形態では、温度センサを4
個設け、各温度センサからの温度検出信号から得られる
各々のLSIの発熱温度のうち最も高い発熱温度Tにつ
いて第1,第2のしきい値TH1,TH2と比較する場
合について説明したが、各温度センサの温度検出信号か
ら得られる各々のLSIの発熱温度の平均をとり、これ
と第1,第2のしきい値TH1,TH2とを比較するよ
うにしてもよい。さらに、温度センサは1個であっても
よいことは言うまでもない。
【0034】また、温度センサは上記したサーミスタに
限定されるものではなく、ポジスタその他の感温素子を
用いてもよく、要するに電気信号の形で温度検出信号を
出力し得るものであればよい。
【0035】さらに、上記実施形態では、過熱抑制手段
を構成する冷却手段として、冷却ファンを用いている
が、このようなファンに限らずペルチェ素子等の熱電冷
却素子を用いてもよいのは勿論である。
【0036】また、警報信号入力時のメインCPU12
による過熱抑制プログラムとして、上記したような画像
処理のデータ量の低減のほか、ゲームが進行する上で画
面に表示される動画のうち視覚的に問題とならない画面
周辺部の動画部分を静止画に置換するという内容のプロ
グラムであってもよい。
【0037】さらに、半導体集積回路は上記したLSI
に限定されるものではなく、動作時に発熱しうるもので
あれば、この発明を同様に実施することが可能である。
【0038】ところで、上記実施形態では、画像処理用
LSIを含む複数のLSIが実装されたグラフィック基
板1を有する業務用ゲーム機器に適用した場合について
説明したが、特に業務用ゲーム機器以外であってもこの
発明を同様に実施することができ、したがって半導体集
積回路も画像処理用に限るものではない。
【0039】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、動作時に機器そのものを直接操作することが困難
な環境で使用されることが多い例えば業務用ゲーム機器
等の機器であっても、従来のように冷却システムに異常
を来した場合において機器の故障若しくは暴走を招くこ
となく、半導体集積回路基板の過熱を確実に抑制するこ
とができ、信頼性の優れた過熱保護装置を提供すること
が可能になる。
【0040】また、請求項2記載の発明によれば、半導
体集積回路基板に半導体集積回路が複数個実装されてい
る場合に、複数の温度センサを設けるため、信頼性の高
い適切な過熱抑制を行うことができる。
【0041】さらに、請求項3記載の発明によれば、半
導体集積回路が特に画像処理用である場合には、制御手
段により半導体集積回路の処理量を強制的に低減するこ
とによりこの半導体集積回路の消費電力を軽減するた
め、効果的な過熱抑制が可能であり、しかも温度監視手
段からのクロック停止信号によりクロックジェネレータ
の動作が停止されたときにその旨を制御手段に知らせる
ようにしているため、制御手段による画像処理プログラ
ムの実行上、クロックジェネレータの停止により画像処
理用の半導体集積回路が動作しない状態であることを容
易に認識することができる。
【0042】また、請求項4記載の発明によれば、冷却
手段と警報信号の入力によりこの冷却手段を強制駆動す
る駆動手段とにより過熱抑制手段を構成しているため、
半導体集積回路基板を強制的に冷却して過熱を確実に抑
制することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】同上の一部の詳細なブロック図である。
【図3】同上の動作説明用のフローチャートである。
【図4】同上の動作説明図である。
【図5】従来例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 グラフィック基板 3a,3b,3c,3d 温度センサ 4 温度監視マイコン(温度監視手段) 41 判断部(温度監視手段) 5 クロックジェネレータ 12 メインCPU(制御手段、過熱抑制手段) 14 冷却ファン(冷却手段、過熱抑制手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロックジェネレータからの制御クロッ
    クに同期して動作する半導体集積回路が実装された半導
    体集積回路基板と、前記半導体集積回路の近傍に配置さ
    れこの半導体集積回路の発熱温度に応じた温度検出信号
    を出力する温度センサと、前記温度センサからの前記温
    度検出信号に基づき前記半導体集積回路の発熱温度を導
    出し、導出した温度に応じて警報信号及びクロック停止
    信号の少なくとも2種類の信号を出力する温度監視手段
    と、前記警報信号の入力により前記半導体集積回路の過
    熱抑制を行う過熱抑制手段とを備え、前記温度監視手段
    が、前記温度検出信号に基づく導出温度が第1のしきい
    値及びこれよりも高い第2のしきい値それぞれよりも高
    いか否かを判断し、前記第1のしきい値より高く前記第
    2のしきい値より低いときに前記警報信号を出力し、前
    記第2のしきい値より高いときに前記半導体集積回路の
    前記クロックジェネレータに前記クロック停止信号を出
    力して動作を停止させる機能を有することを特徴とする
    半導体集積回路基板の過熱保護装置。
  2. 【請求項2】 前記温度センサ及び前記半導体集積回路
    をそれぞれ複数ずつ備え、前記各半導体集積回路のうち
    検出対象となる前記半導体集積回路それぞれの近傍に前
    記各温度センサが配置されて成り、前記温度監視手段
    が、前記各温度センサからの温度検出信号に基づき前記
    検出対象となる半導体集積回路それぞれの発熱温度を導
    出しそのうち最も高い導出温度が前記第1のしきい値及
    び前記第2のしきい値それぞれよりも高いか否かを判断
    する機能を有することを特徴とする請求項1記載の半導
    体集積回路基板の過熱保護装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体集積回路が画像処理用であ
    り、画像処理プログラムを実行する制御手段が前記過熱
    抑制手段を構成し、この制御手段が前記警報信号の入力
    により画像処理用の前記半導体集積回路の処理量を強制
    的に低減して過熱抑制し、前記温度監視手段が、前記制
    御手段に対して前記クロック停止信号を出力して前記ク
    ロックジェネレータの動作を停止させたことを知らせる
    機能を更に有することを特徴とする請求項1または2記
    載の半導体集積回路基板の過熱保護装置。
  4. 【請求項4】 前記過熱抑制手段が、前記半導体集積回
    路基板の冷却手段と、前記警報信号の入力により前記冷
    却手段を強制駆動する駆動手段とにより構成されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の半導体集積回
    路基板の過熱保護装置。
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Cited By (7)

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