JPH1093447A - 復号装置及び復号方法 - Google Patents

復号装置及び復号方法

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JPH1093447A
JPH1093447A JP8245312A JP24531296A JPH1093447A JP H1093447 A JPH1093447 A JP H1093447A JP 8245312 A JP8245312 A JP 8245312A JP 24531296 A JP24531296 A JP 24531296A JP H1093447 A JPH1093447 A JP H1093447A
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Withdrawn
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JP8245312A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Kurita
康弘 栗田
Tadayuki Hattori
忠幸 服部
Kazuhiko Seki
和彦 関
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Uniden Corp
Original Assignee
Uniden Corp
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Publication date
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    • H—ELECTRICITY
    • H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00—Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/03—Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words
    • H03M13/05—Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words using block codes, i.e. a predetermined number of check bits joined to a predetermined number of information bits
    • H03M13/13—Linear codes
    • H03M13/15—Cyclic codes, i.e. cyclic shifts of codewords produce other codewords, e.g. codes defined by a generator polynomial, Bose-Chaudhuri-Hocquenghem [BCH] codes

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  • Algebra (AREA)
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  • Pure & Applied Mathematics (AREA)
  • Probability & Statistics with Applications (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤り訂正符号のワード誤り率を低減すること
で復号能力を向上できるようにすることを課題とする。 【解決手段】 送信側でインターリーブされ、受信側で
デインターリーブされた誤り訂正符号に対して復号処理
を実施する場合、制御回路11は、復号可否情報メモリ
14に格納された各ワードの復号可否情報に基づいて各
ワードの復号可否を判定し、復号できなかった訂正対象
ワードについては、誤り位置推定回路19を制御して、
その訂正対象ワードの前方ワードと後方ワードの誤り位
置情報に基づく推定誤りロケータで訂正対象ワードのデ
ータを誤り訂正し、再度復号処理を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、復号装置及び復
号方法に関し、詳細には、送信側でインターリーブさ
れ、受信側でデインターリーブされた誤り訂正符号を復
号化する復号装置及び復号方法に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信システムの分野では、バースト
誤りによる符号誤り率の劣化を軽減するため、一般的
に、多重誤り訂正巡回符号の代表であるBCH誤り訂正
符号(以下にBCH符号と称する)が使用されている。
【0003】この無線通信システムの一例として移動機
であるページャを選択的に呼び出す高度無線呼出システ
ム(RCR STD−43)がある。この高度無線呼出
システムは、BCH符号をインターリーブし、これを呼
出信号として各ページャに送信する方式を採用してい
る。
【0004】各ページャは、復号装置を具備しており、
受信された呼出信号に基づいてBCH符号をデインター
リーブし、これを復号装置によって複数のワードからな
るブロック単位で復号化する。
【0005】なお、近似技術として、例えば特開平6−
169261号公報がある。この公報には、誤り検出時
に、復号結果の確からしさを示すメトリックを尺度に複
数の復号候補の内から復号データを決定する技術が開示
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来例による復号装置では、復号化の際に各ワード内でB
CH符号の誤り訂正能力以上の誤りが生じた場合には、
ワード誤りが発生するので、BCH符号を復号化するこ
とができないという問題があった。
【0007】この発明は、上述した従来例による問題を
解消するため、バースト誤りが時系列に連続して発生す
ることに着目し、誤り訂正符号のワード誤り率を低減す
ることで復号能力を向上することが可能な復号装置及び
復号方法を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係る復号装置
は、送信側でインターリーブされ、受信側でデインター
リーブされた誤り訂正符号に対して復号処理を実施する
場合、判定手段では復号処理の復号結果に従ってワード
単位で復号の可否を判定し、検出手段では復号処理の復
号結果に従ってビット単位で復号の誤り位置を検出して
誤り位置情報を得て、推定手段では、判定手段により復
号否という判定結果が得られた誤り訂正対象ワードにつ
いて、訂正対象ワードに隣接するワードにおける検出手
段により検出された誤り位置情報に基づいて誤り位置を
推定し、訂正手段では、推定手段により推定された誤り
位置に従って訂正対象ワードを訂正し、再復号手段で
は、訂正手段の訂正結果に基づいて再度復号処理を実施
するようにした構成である。
【0009】この請求項1の発明によれば、復号できな
かった訂正対象ワードについて、そのワードに隣接する
ワードの誤り位置情報から訂正対象ワードの誤り位置を
推定し、その推定された誤り位置を訂正してから再度復
号処理を実施する構成にしたので、復号できなかった訂
正対象ワードに隣接するワードから誤りの連続性が取得
でき、これによって、誤り訂正符号のワード誤り率が低
減することから、復号能力を向上することが可能であ
る。
【0010】また、請求項2の発明に係る復号装置は、
送信側でインターリーブされ、受信側でデインターリー
ブされた誤り訂正符号に対して復号処理を実施する場
合、判定手段では復号処理の復号結果に従ってワード単
位で復号の可否を判定し、検出手段では復号処理の復号
結果に従ってビット単位で復号の誤り位置を検出して誤
り位置情報を得て、推定手段では、判定手段により復号
否という判定結果が得られた誤り訂正対象ワードについ
て、訂正対象ワードの前方ワードにおける検出手段によ
り検出された誤り位置情報と訂正対象ワードの後方ワー
ドにおける検出手段により検出された誤り位置情報とに
基づいて誤り位置を推定し、訂正手段では、推定手段に
より推定された誤り位置に従って訂正対象ワードを訂正
し、再復号手段では、訂正手段の訂正結果に基づいて再
度復号処理を実施するようにした構成である。
【0011】この請求項2の発明によれば、復号できな
かった訂正対象ワードについて、そのワードの前後方ワ
ードの誤り位置情報から訂正対象ワードの誤り位置を推
定し、その推定された誤り位置を訂正してから再度復号
処理を実施する構成にしたので、復号できなかった訂正
対象ワードの前後方ワードから誤りの連続性が取得で
き、これによって、誤り訂正符号のワード誤り率が低減
することから、復号能力を向上することが可能である。
【0012】また、請求項3の発明に係る復号装置は、
請求項2記載の発明において、検出手段が複数のワード
よりなる1ブロック分の誤り位置情報を記憶するメモリ
を有することを特徴とするようにした構成である。
【0013】この請求項3の発明によれば、誤り位置情
報を複数のワードよりなる1ブロック分記憶するように
構成したので、訂正対象ワードの前後方ワードの誤り位
置情報をメモリから容易に取得することが可能である。
【0014】また、請求項4の発明に係る復号装置は、
請求項3記載の発明において、推定手段がメモリに記憶
された前方ワード及び後方ワードの誤り位置情報に基づ
いて1ワード中で誤り確率が1番高いビット位置を誤り
位置として推定することを特徴とするようにした構成で
ある。
【0015】この請求項4の発明によれば、前後方ワー
ドの誤り位置情報に基づいて1ワード中で誤り確率が1
番高いビット位置を誤り位置として推定するようにした
ので、訂正対象ワード近傍の誤り位置を高い精度で推定
することが可能である。
【0016】また、請求項5の発明に係る復号装置は、
請求項4記載の発明において、訂正手段が推定手段によ
り推定された誤り位置に対応する訂正対象ワードのビッ
ト位置にあるビットを反転することを特徴とするように
した構成である。
【0017】この請求項5の発明によれば、推定された
誤り位置に対応する訂正対象ワードのビット位置にある
ビットを反転するように構成したので、誤り位置のビッ
トについては訂正されたという仮定が成り立ち、その仮
定に基づいて再度の復号を実施することが可能である。
【0018】また、請求項6の発明に係る復号装置は、
請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、誤り訂
正符号がBCH誤り訂正符号であることを特徴とするよ
うにした構成である。
【0019】この請求項6の発明によれば、誤り訂正符
号をBCH誤り訂正符号とした構成なので、多重誤り訂
正に好適である。
【0020】また、請求項7の発明に係る復号方法は、
送信側でインターリーブされ、受信側でデインターリー
ブされた誤り訂正符号に対して復号処理を実施する場
合、第1ステップでは復号処理の復号結果に従ってワー
ド単位で復号の可否を判定し、第2ステップでは復号処
理の復号結果に従ってビット単位で復号の誤り位置を検
出して誤り位置情報を得て、第3ステップでは、第1ス
テップにより復号否という判定結果が得られた誤り訂正
対象ワードについて、訂正対象ワードに隣接するワード
における第2ステップにより検出された誤り位置情報に
基づいて誤り位置を推定し、第4ステップでは、第3ス
テップにより推定された誤り位置に従って訂正対象ワー
ドを訂正し、第5ステップでは、第4ステップの訂正結
果に基づいて再度復号処理を実施するようにした手順で
ある。
【0021】この請求項7の発明によれば、復号できな
かった訂正対象ワードについて、そのワードに隣接する
ワードの誤り位置情報から訂正対象ワードの誤り位置を
推定し、その推定された誤り位置を訂正してから再度復
号処理を実施する手順にしたので、復号できなかった訂
正対象ワードに隣接するワードから誤りの連続性が取得
でき、これによって、誤り訂正符号のワード誤り率が低
減することから、復号能力を向上することが可能であ
る。
【0022】また、請求項8の発明に係る復号方法は、
送信側でインターリーブされ、受信側でデインターリー
ブされた誤り訂正符号に対して復号処理を実施する場
合、第1ステップでは復号処理の復号結果に従ってワー
ド単位で復号の可否を判定し、第2ステップでは復号処
理の復号結果に従ってビット単位で復号の誤り位置を検
出して誤り位置情報を得て、第3ステップでは、第1ス
テップにより復号否という判定結果が得られた誤り訂正
対象ワードについて、訂正対象ワードの前方ワードにお
ける第2ステップにより検出された誤り位置情報と訂正
対象ワードの後方ワードにおける第2ステップにより検
出された誤り位置情報とに基づいて誤り位置を推定し、
第4ステップでは、第3ステップにより推定された誤り
位置に従って訂正対象ワードを訂正し、第5ステップで
は、第4ステップの訂正結果に基づいて再度復号処理を
実施するようにした手順である。
【0023】この請求項8の発明によれば、復号できな
かった訂正対象ワードについて、そのワードの前後方ワ
ードの誤り位置情報から訂正対象ワードの誤り位置を推
定し、その推定された誤り位置を訂正してから再度復号
処理を実施する手順にしたので、復号できなかった訂正
対象ワードの前後方ワードから誤りの連続性が取得で
き、これによって、誤り訂正符号のワード誤り率が低減
することから、復号能力を向上することが可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。図1は
この発明に係る復号装置を適用した選択呼出受信装置の
一実施の形態を示すブロック図であり、同図において、
1は高度無線呼出システムに適用される選択呼出受信装
置を示している。
【0025】この高度無線呼出システムでは、4分間に
128フレーム分のデータを送信する方式が採用され、
各フレームには、フレームタイプを示す変調方式/伝送
速度が規定される。この変調方式/伝送速度は、2値F
SK方式/1600BPS、2値FSK方式/3200
BPS、4値FSK方式/3200BPS、及び4値F
SK方式/6400BPSのように4種類用意されてい
る。
【0026】また、この高度無線呼出システムでは、B
CH符号が採用されており、そのBCH符号は送信時に
インターリーブされ、受信側の選択呼出受信装置1にて
デインターリーブされた後にBCH復号される。
【0027】選択呼出受信装置1は、制御部6に対して
バス9を介して、アンテナ2、受信部3、デインターリ
ーブ部4、復号部5、入力部7、及び出力部8を結合さ
せた構成である。この選択呼出受信装置1は上述したよ
うにフレームに規定された変調方式と伝送速度に応じて
受信動作する。
【0028】アンテナ2は、図示せぬ基地局から無線送
信される電波を捕捉し、これを電気信号に変換して受信
部3に出力する。受信部3は、アンテナ2から取り込ん
だ電気信号すなわち呼出信号に基づいて検波、及び復調
を実施する。
【0029】デインターリーブ部4は、インターリーブ
されている3200BPS(2値/4値)の16ビット
データまたは6400BPS(4値)の32ビットデー
タを各フェーズ毎のシリアルデータに並べ換えることで
デインターリーブする。
【0030】復号部5は、デインターリーブ部4でデイ
ンターリーブされたデータすなわちBCH符号を複数の
ワードよりなるブロック単位で扱い、復号時には1ワー
ド中の誤り位置を推定しながら訂正する。この実施の形
態では、1ブロックを8ワードで構成し、1ワードを3
2ビットデータとする。
【0031】制御部6は、選択呼出受信装置1全体を制
御するユニットであり、バス9に結合される各部をプロ
グラムに従って制御する。入力部7は選択呼出動作に必
要な操作を行うための各種キーを具備している。出力部
8は受信メッセージ等を表示するLCD(液晶表示デバ
イス)や、着信報知を行うLED(発光ダイオード)、
バイブレータ、ブザー等で構成される。
【0032】次に、復号部5について詳述する。図2は
この発明に係る復号装置の一実施の形態である復号部5
の内部構成を示すブロック図である。
【0033】復号部5は、復号動作全体を制御する制御
回路11を有している。この制御回路11は、セレクタ
12、復号可否情報メモリ14、復号データメモリ1
5、誤り位置情報メモリ16、前方誤りレジスタ17
B、後方誤りレジスタ17C、誤り位置推定回路19、
EOR回路20、及びデインターリーブ部4に結合され
る。
【0034】制御回路11は、ワード番号カウンタ11
a、図示せぬCPU、ROM、RAM等を具備してお
り、ROMに格納されている制御プログラムに従ってC
PUを動作させ、その際に、ワークエリアとしてRAM
を使用する。ワード番号カウンタ11aは3ビットのメ
モリ容量を有しており、0〜7までの8ワードをカウン
トする。
【0035】セレクタ12は、制御回路11の制御に従
ってデインターリーブされたBCH符号を取り込むA
側、もしくは再復号するための仮訂正データCDTを取
り込むB側に入力を切り換え、その切り換えに応じてB
CH符号もしくは仮訂正データCDTをBCHデコーダ
13に出力する。
【0036】BCHデコーダ13は、セレクタ12から
出力されたBCH符号を入力して復号し、その復号によ
って復号データDDT、ワード毎の復号可否を示す復号
可否情報DJI1、及び各ワードの誤り位置情報EPI
を得る。このBCHデコーダ13は、復号可否情報DJ
I1を復号可否情報メモリ14に供給し、復号データD
DTを復号データメモリ15に供給し、誤り位置情報E
PIを誤り位置情報メモリ16に供給する。
【0037】復号可否情報メモリ14はアドレスデコー
ダ41とメモリ42とを有している。アドレスデコーダ
41は制御回路11から指示されるアドレスデータAD
RS1をデコードしてメモリ42に対してアドレスを指
示する。
【0038】メモリ42は、1ブロック分の各ワードの
復号可否情報DJI1を格納するメモリ容量(1ビット
×8ワード)を有している。このメモリ42は、制御回
路11の読み書き情報R/W1に従って、アドレスデコ
ーダ41に指示されるアドレスに復号可否情報DJI1
を書き込んだり、アドレスデコーダ41に指示されるア
ドレスの復号可否情報DJI1を復号可否情報DJI2
として読み出して制御回路11に供給する。
【0039】復号データメモリ15はアドレスデコーダ
51とメモリ52とを有している。アドレスデコーダ5
1は制御回路11から指示されるアドレスデータADR
S2をデコードしてメモリ52に対してアドレスを指示
する。
【0040】メモリ52は、1ブロック(8ワード)分
の復号データDDTを格納するメモリ容量(32ビット
×8ワード)を有している。このメモリ52は、制御回
路11の読み書き情報R/W2に従って、アドレスデコ
ーダ51に指示されるアドレスに復号データDDTを書
き込んだり、アドレスデコーダ51に指示されるアドレ
スの復号データDDTを読み出して比較情報レジスタ1
7Aに供給する。
【0041】誤り位置情報メモリ16はアドレスデコー
ダ61とメモリ62とを有している。アドレスデコーダ
61は、制御回路11から指示されるアドレスデータA
DRS3をデコードしてメモリ62のアドレスを指示す
る際に、その指示アドレスで確定する注目ワードの前方
ワードと後方ワードとを指示する。
【0042】メモリ62は、1ブロック(8ワード)分
の誤り位置情報EPIを格納するメモリ容量(32ビッ
ト×8ワード)を有している。このメモリ62は、制御
回路11の読み書き情報R/W3に従って、アドレスデ
コーダ61に指示されるアドレスに誤り位置情報EPI
を書き込んだり、アドレスデコーダ61に指示される注
目ワードの前方ワードと後方ワードの誤り位置情報EP
Iを読み出してそれぞれ前方誤りレジスタ17B、後方
誤りレジスタ17Cに供給する。
【0043】比較情報レジスタ17Aはメモリ52から
供給される1ワード分の復号データを格納する。前方誤
りレジスタ17B及び後方誤りレジスタ17Cは、いず
れも32ビットよりなるシフトレジスタ構造を有し、制
御回路11から供給されるレジスタ制御信号RCNTに
従って、メモリ62から供給される1ワード分の誤り位
置情報EPIを格納すると共に、加算回路8に対して直
前、直後のレジスタに格納されている誤り位置情報EP
Iをビット位置対応で出力する。
【0044】なお、レジスタ制御信号RCNTは各レジ
スタに格納されているビットデータを1ビットだけシフ
ト制御する信号としても機能する。
【0045】加算回路18は、前方誤りレジスタ17B
と後方誤りレジスタ17Cとから供給される誤り位置情
報EPIを加算して、1ワード32ビットのひとつのビ
ット位置について2ビット分の加算結果を得る回路であ
り、加算結果を示す加算結果データADI(2ビット×
32個)を誤り位置推定回路19に出力する。
【0046】誤り位置推定回路19は、制御回路11か
ら供給される検索制御信号SCNTに従って、加算回路
18から供給される加算結果データADIから誤り確率
が1番高いビット位置を誤り位置として推定し、その誤
り位置のビットだけを有効ビットに変換した推定誤りロ
ケータLCTをEOR回路20に出力する。なお、この
誤り位置推定回路19は、ハードウェア、ソフトウェア
のどちらでも実現可能である。
【0047】EOR回路20は、その入力が比較情報レ
ジスタ17Aと誤り位置推定回路19とに結合され、そ
の出力がセレクタ12に結合される。EOR回路20
は、比較情報レジスタ17Aから供給される復号データ
DDTと誤り位置推定回路19から供給される推定誤り
ロケータLCTとの排他的論理和をとり、その結果を仮
訂正データCDT(1ワード:32ビット)としてセレ
クタ12に出力する。
【0048】次に、動作について説明する。図1に示さ
れた選択呼出受信装置1では、図示せぬ基地局の選択呼
出しに応じてアンテナ2を介して呼出信号が受信部3に
受信されると、その受信部3において呼出信号に基づく
検波及び復調が実施される。その結果得られた復調デー
タはデインターリーブ部4に出力され、そこで呼出信号
に規定された変調方式及び伝送速度に従って並べ換えら
れる。
【0049】デインターリーブ部4において並べ換えら
れたデータはBCH符号となってブロック(32ビット
×8ワード)単位で復号部5に出力される。出力部8で
は、この復号部5で復号されたデータに基づいて報知や
メッセージ表示等が行われる。
【0050】次に、復号部5の動作について詳述する。
図3及び図4は制御回路11の制御による復号化動作を
説明するフローチャートである。なお、以下に説明する
動作は制御回路11によって実行されるが、個々の動作
については各回路で実行される。
【0051】制御回路11は、デインターリーブ部4よ
りブロック区切り情報BLKIを受け取ることによって
ブロック(32ビット×8ワード)単位でBCH符号R
DTを取り込む。この場合には、事前にセレクタ12に
対してA側、もしくはB側を選択するセレクト信号SE
Lが出力され、セレクタ12ではA側がオンに切り換え
られる(ステップS1)。
【0052】ステップS1によりセレクタ12のA側が
オンに切り換わると、BCH符号RDTはA側を介して
1ブロック分BCHデコーダ3に取り込まれる。このB
CHデコーダ3でデコードが済むと、1ブロックを構成
する各ワードの符号可否情報DJI1、各ワードの復号
データDDT、各ワードのビット単位の誤り位置情報E
PIがそれぞれ符号可否情報メモリ14(メモリ4
2)、復号データメモリ15(メモリ52)、誤り位置
情報メモリ16(メモリ62)に格納される。
【0053】このデコード結果に基づく格納動作に入る
場合には、読み書き情報R/W1〜3が書き込みモード
に設定され(ステップS2)、カウンタcntは“0”
に初期化される(ステップS3)。このカウンタcnt
はワード番号カウンタ11aに設けられ、ワード0番〜
ワード7番までひとつづつカウントアップされる。
【0054】次に、アドレスにカウンタcntの値
“0”が書き込まれ(ステップS4)、そのアドレス
“0”に基づいて各復号可否情報メモリ14、復号デー
タメモリ15、誤り位置情報メモリ16がアクセスされ
る。すなわち、アドレス“0”は、復号可否情報メモリ
14にはアドレスデータADRS1、復号データメモリ
15にはアドレスデータADRS2、誤り位置情報メモ
リ16にはADRS3として供給される。
【0055】復号可否情報メモリ14では、アドレスデ
ータADRS1をデコードして得られるメモリ42の書
き込み先アドレス(ワード0番)がアクセスされ、そこ
にBCHデコーダ13より送られてくるワード0番対応
の復号可否情報DJI1(1ビット)が格納される(ス
テップS5)。
【0056】復号データメモリ15では、アドレスデー
タADRS2をデコードして得られるメモリ52の書き
込み先アドレス(ワード0番)がアクセスされ、そこに
BCHデコーダ13より送られてくるワード0番対応の
1ワード分の復号データDDT(32ビット)が格納さ
れる(ステップS5)。
【0057】誤り位置情報メモリ16では、アドレスデ
ータADRS3をデコードして得られるメモリ62の書
き込み先アドレス(ワード0番)がアクセスされ、そこ
にBCHデコーダ13より送られてくるワード0番対応
の1ワード分の誤り位置情報EPI(32ビット)が格
納される(ステップS5)。
【0058】この後、カウンタcntはひとつインクリ
メントされ、cntは“1”となり(ステップS6)、
この段階ではcnt=0(振り出し)に戻っていないの
で、処理はステップS4に戻る(ステップS7)。
【0059】今度は、アドレスにカウンタcntの値
“1”が書き込まれ(ステップS4)、ワード0番の場
合と同様に、ワード1番における復号可否情報DJI
1、復号データDDT、及び誤り位置情報EPIの格納
処理が実行される。以降、cnt=0(ステップS7)
になるまでは、上述したステップS4〜S7間での処理
が繰り返し実行される。
【0060】その結果、メモリ42には1ブロック分の
各ワードの復号可否情報DJI1が格納され、メモリ5
2には1ブロック分の復号データDDTが格納され、メ
モリ62には1ブロック分の各ワードのビット単位の誤
り位置情報EPIが格納される。
【0061】この後、処理はステップS7からステップ
S8に移行する。ステップS8では、セレクタ12のB
側がオンするようにセレクト信号SELがセレクタ12
に出力される。このB側への切り換えにより、今度は、
処理が誤り位置推定動作にはいる。
【0062】そして、読み書き情報R/W1〜3が読み
込みモードに設定され(ステップS9)、カウンタcn
tは1ブロック分の格納動作を終えて“0”に戻ってい
るので、その“0”がアドレスに設定される(ステップ
S10)。
【0063】続いて、復号データメモリ15に対してア
ドレスデータADRS2が出力されると、このアドレス
データADRS2がアドレスデコーダ51によりデコー
ドされる。その結果、メモリ52においてワード0番が
アクセスされ、そこから復号データDDTが読み出され
て、比較情報レジスタ17Aに格納される(ステップS
11)。
【0064】次に、このワード0番の復号データについ
て復号可否を確認するため、復号可否情報メモリ14に
対してアドレスデータADRS1が出力されると、この
アドレスデータADRS1がアドレスデコーダ41によ
りデコードされる。その結果、メモリ42においてワー
ド0番がアクセスされ、そこから復号可否情報DJI2
が読み出され、制御回路11に出力される。
【0065】制御回路11では、復号可否情報DJI2
に基づいてワード0番の復号データDDTの復号可否が
判定され、復号できたという判定結果が得られた場合に
は処理はステップS20に移行し、一方、復号できなか
ったという判定結果が得られた場合には処理はステップ
S13に移行する(ステップS12)。
【0066】処理がステップS13に移行すると、現在
カウンタcntに設定されている値を判別する。現在
は、cnt=0なので、処理はステップS14に移行す
る。なお、cnt=7の場合には、処理はステップS1
5に移行し、cnt=1,2,3,4,5,又は6の場
合には、処理はステップS16に移行する。
【0067】さて、このステップS14では、レジスタ
制御信号RCNTによって前方誤りレジスタ17Bに格
納されているビットデータが1ビットだけ右にシフトさ
れる。この理由は、バースト誤りの連続性を保持するた
めである。
【0068】また、処理がステップS15に移行した場
合には、そのステップS15において、レジスタ制御信
号RCNTによって後方誤りレジスタ17Cに格納され
ているビットデータが1ビットだけ左にシフトされる。
この理由は、前方誤りレジスタ17Bの場合と同様にバ
ースト誤りの連続性を保持するためである。
【0069】ステップS13〜S15の処理の後、処理
はステップS16に移行し、フラグflgを“0”にリ
セットしてから、さらに続くステップS17において検
索制御をイネーブルに設定する。フラグfrgは変数で
あり、後述する誤り位置推定回路19の動作にパラメー
タの初期化を判断するために使用される。イネーブル設
定は、誤り位置推定回路19をいつでも作動できるよう
にするためである。
【0070】この後、読み書き情報R/W1が書き込み
モードに設定される(ステップS18)。
【0071】また、ステップS13〜S15の処理を実
行した後の内部回路では、前方誤りレジスタ17Bの1
ワード分の誤り位置情報と後方誤りレジスタ17Cの誤
り位置情報とが加算回路18に出力され、その加算回路
18において加算される。その際、ひとつのビット位置
について2ビット分の領域が設けられ、加算結果は、
“0”(00B:Bは2進を示す)、“1”(01
B)、“2”(10B)の3通りの内のいずれかとな
る。
【0072】検索制御イネーブル下においては、誤り位
置推定回路19に対して検索制御信号SCNTが送ら
れ、加算回路18から誤り位置推定回路19へ供給され
る加算結果データADIから誤り確率が1番高いビット
位置を誤り位置として推定される。その誤り位置のビッ
トだけを有効ビットに変換した推定誤りロケータLCT
が作成され、その推定誤りロケータLCTはEOR回路
20に出力される。
【0073】EOR回路20では、比較情報レジスタ1
7Aから供給されるワード0番の復号データDDT(復
号できなかったと仮定する)と誤り位置推定回路19か
ら供給される推定誤りロケータLCTとの排他的論理和
がとられ、その結果は仮訂正データCDT(1ワード:
32ビット)としてセレクタ12に出力される。
【0074】ワード0番の仮訂正データCDTはセレク
タ12(B側)を介してBCHデコーダ13に出力さ
れ、再復号処理を施される。
【0075】このとき、復号可否情報メモリ14だけに
書き込みモードが設定されているので、アドレスデータ
ADRS1が復号可否情報メモリ14に供給され、再度
復号したワード0番についての復号可否情報DJI1が
書き込まれる(ステップS18)。
【0076】その際、メモリ42よりワード0番の復号
可否情報DJI2が読み出され、復号結果が判定される
(ステップS19)。もし再度の復号ができたという判
定結果が得られた場合には、処理は、ステップS20に
移行してフラグfrgを“1”にセットする。これは一
度の誤り訂正で復号できない場合において、パラメータ
の初期化を防ぐために実施される。この後、処理はステ
ップS17に移行する。
【0077】処理がステップS18に移行すると、誤り
位置推定回路19に格納されているワード0番に関する
加算結果データADIから誤り確率が2番目に高いビッ
ト位置を誤り位置として推定し、同様の処理を実行す
る。このように、再復号ができた場合には、同一ワード
内で誤り確率を昇順でサーチしながら再復号を実施す
る。
【0078】さて、ステップS19において復号できな
いという判定結果が得られた場合には、処理はステップ
S21に移行する。このステップS21では、読み書き
情報R/W2が書き込みモードに設定され、ワード0番
の再復号を実施した復号データDDTがメモリ52に格
納される。すなわち、あるワードについて再復号でも復
号できなければ、復号できない状態で復号データDDT
は格納される。
【0079】続くステップS22では、カウンタcnt
がひとつインクリメントされ、cnt=1となる。この
場合には、今度はワード1番の復号データDDTが誤り
訂正対象となるかの判定対象となる。
【0080】そして、次のステップS23では、カウン
タcntが“0”に戻り、1ブロック分のワードが一巡
したか否か判定される。一巡していた場合には、これで
処理が終了するが、この段階では、カウンタcntが
“1“であり、まだ一巡していないので、処理はステッ
プS24に移行する。
【0081】ステップS24では、読み書き情報R/W
1が読みモードに設定された後に、ワード1番の復号可
否情報DJI2が読み出され、その復号の可否が判定さ
れる。もし復号できているという判定結果が得られた場
合には、処理はステップS20に戻り、さらにカウンタ
cntをひとつインクリメントする。
【0082】すなわち、ステップS24において復号で
きたいという判定結果が得られる限り(カウンタcnt
が“0”に戻るまで)、順次カウンタcntがインクリ
メントされ(ステップS22)、すなわちワード番号が
昇順でアップされる。
【0083】そして、このステップS22からステップ
S24のループにおいて、ステップS24で復号できな
かったワードを検出した場合には、処理はステップS9
に戻り、ワード0番における誤り訂正動作と同様に処理
が実行される。
【0084】次に、誤り位置推定回路19の制御につい
て詳述する。図5は誤り位置推定回路19の制御による
誤り位置推定動作を説明するフローチャートである。
【0085】この誤り位置推定回路19は、制御回路1
1から検索制御信号SCNTを受け取ることで加算回路
18より供給される加算結果データADIについて誤り
の確率が1番高いビット位置を検索する。
【0086】まず、誤り位置推定回路19では、加算結
果データADIを構成する1ワードの各ビット位置に対
応する加算結果ADI[i](iは変数であり、i=
0,1,…31の値をとる)が取り込まれ、図示せぬ自
メモリに格納される(ステップS31)。
【0087】次に、フラグfrgの設定値が“0”か、
それとも“1”かを判定して、“0”であれば、パラメ
ータの初期化を行うために、処理はステップS33に移
行し、“1”であれば、パラメータの初期化は不要のた
め、処理はステップS34に移行する。
【0088】ステップS32において、各加算結果AD
I[i]では最大値が“2”(10B)なので、その値
“2”が最大値MAXV(レジスタでもよい)として設
定され、変数iは初期値として“0”に設定される。こ
のレジスタMAXVは誤り位置推定回路19内に設けら
れているものとする。
【0089】ステップS32もしくはステップS33の
処理の後に、変数iが“32”に達しているかどうか判
別され(ステップS34)、変数iが“32”に到達す
るまでは、ステップS36において加算結果ADI
[i]が最大値MAXVの値“2”と同じ値をもつか否
か判別される。
【0090】最初は、変数iは“0”のため、ビット0
番の加算結果ADI[0]が最大値MAXV“2”に一
致すれば(ステップS36)、1ワード内でこのビット
0番の誤り確率が1番高いという推定が下される。その
結果、そのビット0番のビットを有効ビットとした推定
誤りロケータLCTがEOR回路20に出力される(ス
テップS37)。
【0091】また、ステップS36で不一致という結果
が得られた場合には、処理はステップS38に移行し
て、変数iをひとつインクリメントする。その後、ステ
ップS34において変数の値が“32”に満たないこと
を確認すると、次のステップS36において再び最大値
MAXVとの比較を行う。
【0092】このように、加算結果ADI[i]が最大
値MAXVに一致しない間は変数iの値をインクリメン
トしてビット番号をアップしていくが、変数iが“3
2”に達すると(ステップS34)、全ビット位置につ
いて最大値MAXVの値をとるものがないという結果に
なる。
【0093】この場合には、最大値MAXVの値をひと
つ下げる作業が行われる。すなわち、ステップS34で
変数iが“32”に達したことが確認されると、処理は
ステップS35に移行して、最大値MAXVの値“2”
をひとつデクリメントし、かつ変数iを初期値の“0”
に戻す。
【0094】以降は、最大値MAXVが“2”のときと
同様に、変数iが“0”〜“32”までインクリメント
される間に加算結果ADI[i]で最大値MAXVに一
致するものがあるか判断する。その際、一致が得られた
場合には、その加算結果ADI[i]に対応するビット
番号iの誤り確率が1番高いという推定が下され、その
ビット番号iのビットを有効ビットとした推定誤りロケ
ータLCTがEOR回路20に出力される(ステップS
37)。
【0095】以上説明したように、この実施の形態によ
れば、復号できなかった訂正対象ワードについて、その
ワードの前後方ワードの誤り位置情報から訂正対象ワー
ドの誤り位置を推定し、その推定された誤り位置を訂正
してから再度復号処理を実施する構成にしたので、復号
できなかった訂正対象ワードの前後方ワードから誤りの
連続性が取得でき、これによって、誤り訂正符号のワー
ド誤り率が低減することから、復号能力を向上すること
が可能である。
【0096】また、1ブロック分の誤り位置情報を誤り
位置情報メモリ16に記憶するように構成したので、訂
正対象ワードの前後方ワードの誤り位置情報をメモリか
ら容易に取得することが可能である。
【0097】また、誤り位置推定回路19により前後方
ワードの誤り位置情報に基づいて1ワード中で誤り確率
が1番高いビット位置を誤り位置として推定するように
したので、訂正対象ワード近傍の誤り位置を高い精度で
推定することが可能である。
【0098】また、EOR回路20において、推定され
た誤り位置に対応する訂正対象ワードのビット位置にあ
るビットを反転するように構成したので、誤り位置のビ
ットについては訂正されたという仮定が成り立ち、その
仮定に基づいて再度の復号を実施することが可能であ
る。
【0099】また、誤り訂正符号をBCH誤り訂正符号
とした構成なので、多重誤り訂正に好適である。
【0100】次に、この発明に係る復号装置の計算機シ
ミュレーション結果について説明する。図6はバースト
誤り発生に適用されるギルバート・モデル例を示す図で
あり、図7はBCH符号の誤り訂正例を示す図である。
【0101】バーストの発生方法について、本シミュレ
ーションでは、バースト誤りの発生に図6に示したギル
バートモデルが使用される。図6において、aは発生確
率を示し、bは継続確率を示している。
【0102】上記ギルバートモデルでは、状態を発生確
率aによってエラー無しの状態からエラー有りの状態に
移行させ、継続確率bによってそのエラー有りの状態を
継続させる。
【0103】図1に示した復号部5において、BCH復
号できなかったワード(ワード番号0〜7のいずれか)
に対してその前方ワード及び後方ワードの復号状況をみ
て、どちらか一方のワードが復号できた場合には、訂正
数が最大となるビット位置をワードの誤り位置とする。
【0104】そして、その誤り位置のビットを反転した
ワードに対して再びBCH復号を行い、その結果、復号
できなければ、反転した位置のビットを元に戻す。これ
により、連続するビット誤りがあっても、ワード全体の
誤りがBCH符号の訂正能力内であれば、正しいワード
を得ることができる。
【0105】図7に示した訂正例(BCH(31,2
1)+偶数パリティ、深さ8のインターリーブ)は上記
ギルバートモデルに従って得られたものである。図7に
おいて、ビット状態‘.’は誤り無しのビット位置、ビ
ット状態‘1’はBCHデコーダ13で訂正できたビッ
ト位置、ビット状態‘2’はEOR回路20で反転した
誤り位置、ビット状態‘3’はビット状態‘2’のビッ
トを訂正できた誤り位置、そして、ビット状態‘N’は
訂正できなかった誤り位置を示している。
【0106】したがって、ワード0、2、5、7番につ
いては、ビット状態‘1’が示され、BCHデコーダ1
3で訂正できたことからBCH復号は可(○)という結
果が得られる。ワード1番については、ビット状態
‘0’が示され、誤り無しであることからBCH復号は
可(○)という結果が得られる。
【0107】また、ワード3、6番については、ビット
状態‘2’または‘3’が示され、誤り位置の反転によ
り訂正できたことからBCH復号は可(○)という結果
が得られる。
【0108】そして、ワード4番については、ビット状
態‘N’が示され、訂正できなかったことからBCH復
号は否(×)という結果が得られる。
【0109】ここで、ギルバートモデルに従ったシミュ
レーション結果をみる。図8は計算機シミュレーション
において発生確率に関するワード誤り率特性例を示す図
であり、図9は計算機シミュレーションにおいて継続確
率に関するワード誤り率特性例を示す図である。
【0110】図8において、CP1,CP2,CP3は
それぞれb=0.01、0.05、0.1におけるワー
ド誤り率特性曲線を示している。図8のグラフは、縦軸
にワード誤り率WER(0.001〜1)をとり、横軸
に発生確率a(0〜0.1)をとっている。
【0111】このワード誤り率特性曲線CP1,CP
2,CP3は継続確率bを固定にして、発生確率aを振
らせた結果である。したがって、図8に示したワード誤
り率特性曲線CP1,CP2,CP3から明らかなよう
に、従来のBCH復号器と本発明による復号部5との間
でb=0.01、0.05、0.1に対応するワード誤
り率特性には変化はなく一致する。
【0112】図9において、CA,CBは従来のBCH
復号器を適用した場合のa=0.05、0.01におけ
るワード誤り率特性曲線を示し、PA,PBは本発明に
よる復号部5を適用した場合のa=0.05、0.01
におけるワード誤り率特性曲線を示している。図9のグ
ラフは、縦軸にワード誤り率WER(0.001〜1)
をとり、横軸に継続確率b(0.1〜0.9)をとって
いる。
【0113】以上のワード誤り率特性曲線CA,CB,
PA,PBは発生確率aを固定にして、継続確率bを振
らせた結果である。したがって、図9に示したワード誤
り率特性曲線CA,PA(発生確率a=0.05)から
は従来と本発明との間に大きな変化が得られないが、ワ
ード誤り率特性曲線CB,PB(発生確率a=0.0
1)からは継続確率b=0.8のときに本発明の復号部
5が従来の復号器よりもワード誤り率WERを56%改
善した。
【0114】すなわち、計算機シミュレーションによれ
ば、従来の復号器と比べてワード誤り率を最大56%改
善することが可能となり、ワード誤り率の低減に有効で
あるというシミュレーション結果が得られた。
【0115】次に、フェージング環境下でのシミュレー
ション結果をみる。ここではフラットフェージングを例
に挙げ、選択呼出受信装置を所持して時速4Km(周波
数Fb=1Hz)で歩行したときのシミュレーションと
する。
【0116】図10は計算機シミュレーションにおいて
フラットフェージング環境下におけるワード誤り率特性
例を示す図である。図10において、FC,FPはそれ
ぞれフラットフェージング環境下での従来のBCH復号
器、本発明の復号部5を適用した場合のワード誤り率特
性曲線を示している。図10のグラフは、縦軸にワード
誤り率WER(1E−02〜1E+00)をとり、横軸
に信号パワー(Eb)/ノイズパワー(No)(dB)
の平均をとっている。なお、このワード誤り率WER
は、誤り訂正できなかった数/送信ワード数を示してい
る。
【0117】図10に示したWER特性から明らかなよ
うに、ワード誤り率特性曲線FC,FPとの間でWER
が1.2E−01のときに最大の約11dBの向上があ
った。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、復号できなかった訂正対象ワードについて、そ
のワードに隣接するワードの誤り位置情報から訂正対象
ワードの誤り位置を推定し、その推定された誤り位置を
訂正してから再度復号処理を実施する構成にしたので、
復号できなかった訂正対象ワードに隣接するワードから
誤りの連続性が取得でき、これによって、誤り訂正符号
のワード誤り率が低減することから、復号能力を向上す
ることが可能な復号装置を得られるという効果を奏す
る。
【0119】また、請求項2の発明によれば、復号でき
なかった訂正対象ワードについて、そのワードの前後方
ワードの誤り位置情報から訂正対象ワードの誤り位置を
推定し、その推定された誤り位置を訂正してから再度復
号処理を実施する構成にしたので、復号できなかった訂
正対象ワードの前後方ワードから誤りの連続性が取得で
き、これによって、誤り訂正符号のワード誤り率が低減
することから、復号能力を向上することが可能な復号装
置を得られるという効果を奏する。
【0120】また、請求項3の発明によれば、請求項2
記載の発明において、誤り位置情報を複数のワードより
なる1ブロック分記憶するように構成したので、訂正対
象ワードの前後方ワードの誤り位置情報をメモリから容
易に取得可能な復号装置を得られるという効果を奏す
る。
【0121】また、請求項4の発明によれば、請求項3
記載の発明において、前後方ワードの誤り位置情報に基
づいて1ワード中で誤り確率が1番高いビット位置を誤
り位置として推定するようにしたので、訂正対象ワード
近傍の誤り位置を高い精度で推定することが可能な復号
装置を得られるという効果を奏する。
【0122】また、請求項5の発明によれば、請求項4
記載の発明において、推定された誤り位置に対応する訂
正対象ワードのビット位置にあるビットを反転するよう
に構成したので、誤り位置のビットについては訂正され
たという仮定が成り立ち、その仮定に基づいて再度の復
号を実施することが可能な復号装置を得られるという効
果を奏する。
【0123】また、請求項6の発明によれば、請求項1
〜5のいずれかに記載の発明において、誤り訂正符号を
BCH誤り訂正符号とした構成なので、多重誤り訂正に
好適な復号装置を得られるという効果を奏する。
【0124】また、請求項7の発明によれば、復号でき
なかった訂正対象ワードについて、そのワードに隣接す
るワードの誤り位置情報から訂正対象ワードの誤り位置
を推定し、その推定された誤り位置を訂正してから再度
復号処理を実施する手順にしたので、復号できなかった
訂正対象ワードに隣接するワードから誤りの連続性が取
得でき、これによって、誤り訂正符号のワード誤り率が
低減することから、復号能力を向上することが可能な復
号方法を得られるという効果を奏する。
【0125】また、請求項8の発明によれば、復号でき
なかった訂正対象ワードについて、そのワードの前後方
ワードの誤り位置情報から訂正対象ワードの誤り位置を
推定し、その推定された誤り位置を訂正してから再度復
号処理を実施する手順にしたので、復号できなかった訂
正対象ワードの前後方ワードから誤りの連続性が取得で
き、これによって、誤り訂正符号のワード誤り率が低減
することから、復号能力を向上することが可能な復号装
置を得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る復号装置を適用した選択呼出受
信装置の一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】この発明に係る復号装置の一実施の形態を示す
ブロック図である。
【図3】この実施の形態による復号化動作を説明するフ
ローチャートである。
【図4】この実施の形態による復号化動作を説明するフ
ローチャートである。
【図5】この実施の形態による誤り位置推定動作を説明
するフローチャートである。
【図6】バースト誤り発生に適用されるギルバート・モ
デル例を示す図である。
【図7】BCH符号の誤り訂正例を示す図である。
【図8】計算機シミュレーションにおいて発生確率に関
するワード誤り率特性例を示す図である。
【図9】計算機シミュレーションにおいて継続確率に関
するワード誤り率特性例を示す図である。
【図10】計算機シミュレーションにおいてフラットフ
ェージング環境下におけるワード誤り率特性例を示す図
である。
【符号の説明】
11 制御回路 12 セレクタ 13 BCHデコーダ 14 復号可否情報メモリ 15 復号データメモリ 16 誤り位置情報メモリ 17A 比較情報レジスタ 17B 前方誤りレジスタ 17C 後方誤りレジスタ 18 加算回路 19 誤り位置推定回路 20 EOR回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】比較情報レジスタ17Aはメモリ52から
供給される1ワード分の復号データを格納する。前方誤
りレジスタ17B及び後方誤りレジスタ17Cは、いず
れも32ビットよりなるシフトレジスタ構造を有し、制
御回路11から供給されるレジスタ制御信号RCNTに
従って、メモリ62から供給される1ワード分の誤り位
置情報EPIを格納すると共に、加算回路18に対して
直前、直後のレジスタに格納されている誤り位置情報E
PIをビット位置対応で出力する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】ステップS1によりセレクタ12のA側が
オンに切り換わると、BCH符号RDTはA側を介して
1ブロック分BCHデコーダ3に取り込まれる。このB
CHデコーダ3でデコードが済むと、1ブロックを構成
する各ワードの復号可否情報DJI1、各ワードの復号
データDDT、各ワードのビット単位の誤り位置情報E
PIがそれぞれ復号可否情報メモリ14(メモリ4
2)、復号データメモリ15(メモリ52)、誤り位置
情報メモリ16(メモリ62)に格納される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】ステップS13〜S15の処理の後、処理
はステップS16に移行し、フラグflgを“0”にリ
セットしてから、さらに続くステップS17において検
索制御をイネーブルに設定する。フラグflgは変数で
あり、後述する誤り位置推定回路19の動作にパラメー
タの初期化を判断するために使用される。イネーブル設
定は、誤り位置推定回路19をいつでも作動できるよう
にするためである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0076
【補正方法】変更
【補正内容】
【0076】その際、メモリ42よりワード0番の復号
可否情報DJI2が読み出され、復号結果が判定される
(ステップS19)。もし再度の復号ができたという判
定結果が得られた場合には、処理は、ステップS20に
移行してフラグflgを“1”にセットする。これは一
度の誤り訂正で復号できない場合において、パラメータ
の初期化を防ぐために実施される。この後、処理はステ
ップS17に移行する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0087
【補正方法】変更
【補正内容】
【0087】次に、フラグflgの設定値が“0”か、
それとも“1”かを判定して、“0”であれば、パラメ
ータの初期化を行うために、処理はステップS33に移
行し、“1”であれば、パラメータの初期化は不要のた
め、処理はステップS34に移行する。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側でインターリーブされ、受信側で
    デインターリーブされた誤り訂正符号に対して復号処理
    を実施する復号装置において、 前記復号処理の復号結果に従ってワード単位で復号の可
    否を判定する判定手段と、 前記復号処理の復号結果に従ってビット単位で復号の誤
    り位置を検出して誤り位置情報を得る検出手段と、 前記判定手段により復号否という判定結果が得られた誤
    り訂正対象ワードについて、当該訂正対象ワードに隣接
    するワードにおける前記検出手段により検出された誤り
    位置情報に基づいて誤り位置を推定する推定手段と、 前記推定手段により推定された誤り位置に従って前記訂
    正対象ワードを訂正する訂正手段と、 前記訂正手段の訂正結果に基づいて再度復号処理を実施
    する再復号手段と、 を備えることを特徴とする復号装置。
  2. 【請求項2】 送信側でインターリーブされ、受信側で
    デインターリーブされた誤り訂正符号に対して復号処理
    を実施する復号装置において、 前記復号処理の復号結果に従ってワード単位で復号の可
    否を判定する判定手段と、 前記復号処理の復号結果に従ってビット単位で復号の誤
    り位置を検出して誤り位置情報を得る検出手段と、 前記判定手段により復号否という判定結果が得られた誤
    り訂正対象ワードについて、当該訂正対象ワードの前方
    ワードにおける前記検出手段により検出された誤り位置
    情報と前記訂正対象ワードの後方ワードにおける前記検
    出手段により検出された誤り位置情報とに基づいて誤り
    位置を推定する推定手段と、 前記推定手段により推定された誤り位置に従って前記訂
    正対象ワードを訂正する訂正手段と、 前記訂正手段の訂正結果に基づいて再度復号処理を実施
    する再復号手段と、 を備えることを特徴とする復号装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は複数のワードよりなる1
    ブロック分の誤り位置情報を記憶するメモリを有するこ
    とを特徴とする請求項2記載の復号装置。
  4. 【請求項4】 前記推定手段は前記メモリに記憶された
    前記前方ワード及び後方ワードの誤り位置情報に基づい
    て1ワード中で誤り確率が1番高いビット位置を誤り位
    置として推定することを特徴とする請求項3記載の復号
    装置。
  5. 【請求項5】 前記訂正手段は前記推定手段により推定
    された誤り位置に対応する前記訂正対象ワードのビット
    位置にあるビットを反転することを特徴とする請求項4
    記載の復号装置。
  6. 【請求項6】 前記誤り訂正符号はBCH誤り訂正符号
    であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
    の復号装置。
  7. 【請求項7】 送信側でインターリーブされ、受信側で
    デインターリーブされた誤り訂正符号に対して復号処理
    を実施する復号方法において、 前記復号処理の復号結果に従ってワード単位で復号の可
    否を判定する第1ステップと、 前記復号処理の復号結果に従ってビット単位で復号の誤
    り位置を検出して誤り位置情報を得る第2ステップと、 前記第1ステップにより復号否という判定結果が得られ
    た誤り訂正対象ワードについて、当該訂正対象ワードに
    隣接するワードにおける前記第2ステップにより検出さ
    れた誤り位置情報に基づいて誤り位置を推定する第3ス
    テップと、 前記第3ステップにより推定された誤り位置に従って前
    記訂正対象ワードを訂正する第4ステップと、 前記第4ステップの訂正結果に基づいて再度復号処理を
    実施する第5ステップと、 を備えることを特徴とする復号方法。
  8. 【請求項8】 送信側でインターリーブされ、受信側で
    デインターリーブされた誤り訂正符号に対して復号処理
    を実施する復号方法において、 前記復号処理の復号結果に従ってワード単位で復号の可
    否を判定する第1ステップと、 前記復号処理の復号結果に従ってビット単位で復号の誤
    り位置を検出して誤り位置情報を得る第2ステップと、 前記第1ステップにより復号否という判定結果が得られ
    た誤り訂正対象ワードについて、当該訂正対象ワードの
    前方ワードにおける前記第2ステップにより検出された
    誤り位置情報と前記訂正対象ワードの後方ワードにおけ
    る前記第2ステップにより検出された誤り位置情報とに
    基づいて誤り位置を推定する第3ステップと、 前記第3ステップにより推定された誤り位置に従って前
    記訂正対象ワードを訂正する第4ステップと、 前記第4ステップの訂正結果に基づいて再度復号処理を
    実施する第5ステップと、 を備えることを特徴とする復号方法。
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