JPH109364A - トルクコンバータのステータ支持構造 - Google Patents

トルクコンバータのステータ支持構造

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JPH109364A
JPH109364A JP16466696A JP16466696A JPH109364A JP H109364 A JPH109364 A JP H109364A JP 16466696 A JP16466696 A JP 16466696A JP 16466696 A JP16466696 A JP 16466696A JP H109364 A JPH109364 A JP H109364A
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JP
Japan
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casing
stator
way clutch
retainer
torque converter
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JP16466696A
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Masayoshi Sahashi
將好 佐橋
Saigou Inaba
西剛 稲葉
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Exedy Corp
Original Assignee
Exedy Corp
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Publication date
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Publication of JPH109364A publication Critical patent/JPH109364A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H41/00Rotary fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H41/24Details
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H41/00Rotary fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H41/24Details
    • F16H2041/246Details relating to one way clutch of the stator

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トルクコンバータにおいて、スラストころ軸
受の第1ケーシングの応力及び弾性変形量を迎え、軸受
のサイズダウン及びフレーキングの軽減を図る。 【解決手段】 トルクコンバータ1のステータ支持構造
10は、ワンウェイクラッチ機構11と、リティーナ3
0及び31と、スラストころ軸受16及び17とを備え
ている。リティーナ30は、ワンウェイクラッチ機構1
1と対向する側面と逆側の側面に、ランド部30aと作
動油を流通させるための複数の溝部30bとを有してい
る。溝部30bは、その中心線が針状ころの軸線と交差
する部分を有している。スラストころ軸受16は、リテ
ィーナ30と当接する第1ケーシング16aと、複数の
針状ころ16bとを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トルクコンバータ
のステータ支持構造、特に、ステータがワンウェイクラ
ッチに支持されたトルクコンバータのステータ支持構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】トルクコンバータは、インペラ、タービ
ン及びステータを内部に有し、充填される作動油により
動力を伝達する装置である。ステータは、インペラとタ
ービンとの間に配置されており、ワンウェイクラッチを
介してステータシャフトに固定されている。また、ステ
ータシャフトはトランスミッションハウジングに固定さ
れている。ワンウェイクラッチは、ステータキャリアに
固定されたアウターレースと、ステータシャフトに固定
されたインナーレースと、両レース間に配置された複数
のクラッチ部材とから構成されている。
【0003】ワンウェイクラッチの両レースの側方には
リング状のリティーナが配置されており、このリティー
ナがワンウェイクラッチの軸方向の移動を規制してい
る。さらに、この両リティーナをワンウェイクラッチと
の間で挟み込むようにスラストころ軸受が配置されてい
る。スラストころ軸受は、リティーナの側面に当接する
第1ケーシング、インペラのハブ又はタービンのハブに
支持されている第2ケーシング、及び第1ケーシングと
第2ケーシングとの間に配置される複数の針状ころを有
している。そして、リティーナのスラストころ軸受と当
接する側面には、作動油の流通のため、放射線状に延び
る油溝(溝部)が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなトルクコ
ンバータでは、作動中に、スラストころ軸受に軸方向の
荷重(スラスト荷重)が作用する。このとき、第1ケー
シングに局部的に高い応力が発生する。すなわち、この
第1ケーシングは、一方の側面が軸受の針状ころに、他
方の側面がリティーナの溝部以外の部分(以後、ランド
部と記す)に当接しており、スラスト荷重が作用する
と、このうち一方が支持点、他方が荷重作用点となり曲
げ応力が発生する。特に、リティーナの溝部に針状ころ
が対向しているときには、溝部の両側のランド部が支持
部、針状ころが荷重作用点となり、この支持部において
第1ケーシングは高い応力を受ける。また、第1ケーシ
ングはこのような荷重により弾性変形を生ずる。
【0005】軸受が回転することにより第1ケーシング
に上述の応力が繰り返されるため、この支持部における
応力が軸受の疲労寿命を決定する大きな要因となる。ま
た、上述の弾性変形が繰り返されることにより、フレー
キングが発生する場合がある。本発明の課題は、スラス
トころ軸受の第1ケーシングのリティーナに設けられる
溝部の縁と対向する部分(上述の支持部)の応力及び第
1ケーシングの弾性変形量を小さくして、軸受のサイズ
ダウン及びフレーキングの軽減を達成するトルクコンバ
ータのステータ支持構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のトルク
コンバータのステータ支持構造は、互いに対向するイン
ペラ及びタービンと、これらの間に配置されたステータ
とを有するトルクコンバータのステータ支持構造であ
り、ワンウェイクラッチと、リティーナと、スラストこ
ろ軸受とを備えている。ワンウェイクラッチは、ステー
タをステータシャフトに連結している。リティーナは、
ワンウェイクラッチの軸方向の移動を規制するように、
ワンウェイクラッチの側方に配置されている。また、リ
ティーナは、リング形状であり、ワンウェイクラッチと
対向する側面と逆側の側面にランド部及び作動油を流通
させる複数の溝部を有している。ここで、ランド部と
は、リティーナのワンウェイクラッチと対向する側面と
逆側の側面のうち溝部以外の部分を指している。リティ
ーナの複数の溝部は、その中心線が針状ころの軸線と交
差する部分を有している。スラストころ軸受は、第1ケ
ーシングと、第2ケーシングと、複数の針状ころとを有
している。第1ケーシングは、リティーナと当接してい
る。第2ケーシングは、インペラのハブ又はタービンの
ハブに支持されている。針状ころは、両ケーシングの間
に配置されている。
【0007】トルクコンバータが作動しているとき、ス
ラストころ軸受にはスラスト荷重が作用する。このとき
に第1ケーシングは、一方の側面が針状ころから荷重を
受け、他方の側面がリティーナから荷重を受けている。
ここで、リティーナには作動油流通用の溝部が設けられ
ているため、リティーナからの荷重はランド部を介して
第1ケーシングに作用する。この荷重状態は、第1ケー
シングがランド部に支持され針状ころから荷重を受けて
いる状態に置き換えることができる。
【0008】ここで、リティーナの溝部は、その中心線
が針状ころの軸線と交差する部分を有している。従来は
溝部の中心線が針状ころの軸線と一致するように溝が設
けられていた。このため、第1ケーシングの針状ころと
の当接部がすべて第1ケーシングの溝部と対向している
部分の回転方向中央に位置する状態が発生していた。こ
のような場合、スパンの中央に集中荷重を受ける状態と
なるため、リティーナのランド部により支持されている
第1ケーシングの両支持部には高い応力が発生してい
た。
【0009】しかし、この発明では、リティーナの溝部
の中心線が針状ころの軸線と交差する部分を有している
ので、第1ケーシングの針状ころとの当接部が第1ケー
シングの溝部と対向している部分の回転方向中央に集中
することが回避される。すなわち、荷重が分散され、第
1ケーシングの最大応力及び弾性変形が軽減される。こ
れにより、従来のスラストころ軸受に比べてサイズダウ
ンした軸受を採用しても従来と同じ寿命を確保でき、ま
た、フレーキングも軽減することができる。
【0010】請求項2に記載のクラッチカバー組立体
は、互いに対向するインペラ及びタービンと、これらの
間に配置されたステータとを有するトルクコンバータの
ステータ支持構造でり、ワンウェイクラッチと、リティ
ーナと、スラストころ軸受とを備えている。ワンウェイ
クラッチは、ステータをステータシャフトに連結してい
る。リティーナは、ワンウェイクラッチの軸方向の移動
を規制するように、ワンウェイクラッチの側方に配置さ
れている。また、リティーナは、リング形状であり、ワ
ンウェイクラッチと対向する側面と逆側の側面にランド
部及び作動油を流通させる複数の溝部を有している。
【0011】スラストころ軸受は、第1ケーシングと、
第2ケーシングと、複数の針状ころとを有している。第
1ケーシングは、リティーナと当接している。第1ケー
シングの針状ころとの当接部のうち少なくとも一部分
は、リティーナのランド部と対向している。第2ケーシ
ングは、インペラのハブ又はタービンのハブに支持され
ている。複数の針状ころは、両ケーシングの間に配置さ
れている。
【0012】ここで、第1ケーシングの針状ころとの当
接部のうち少なくとも一部分はランド部と対向している
ため、第1ケーシングの溝部と対向している部分には針
状ころからの荷重の一部だけが作用する。このように本
発明では、第1ケーシングの荷重負荷状態及び支持状態
が改善されて、第1ケーシングの応力及び弾性変形が軽
減される。これによって、従来よりもサイズダウンした
軸受を採用することが可能となり、フレーキングも軽減
することができる。
【0013】請求項3に記載のトルクコンバータのステ
ータ支持構造は、請求項1又は2に記載のトルクコンバ
ータのステータ支持構造において、溝部とランド部との
境には、面取り加工が施されている。ここでは、荷重を
受けたときの第1ケーシングの溝部とランド部の境との
当接部における応力集中率が、面取り加工によって低下
する。これにより、第1ケーシングの最大応力が小さく
なりさらに疲労寿命が延びる。
【0014】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]図1は、本発明の一実施形態が採用さ
れたトルクコンバータ1を示している。このトルクコン
バータ1は、入力側の部材に固定されるフロントカバー
2と、フロントカバー2の外周壁2aに固定されたイン
ペラシェル5aと作動油室を形成している。作動油室内
には、主として、3種の羽根車からなるトーラス3とロ
ックアップクラッチ装置4とが配置されている。
【0015】トーラス3は、主として、インペラ5と、
タービン6と、ステータ7とから構成される。インペラ
5のインペラブレード5bは、インペラシェル5aの内
側に固定されている。また、インペラシェル5aの内周
端は、インペラハブ5cに固定されている。タービン6
は、作動油室内でインペラ5と対向するように配置され
ており、主に、タービンシェル6aと、タービンシェル
6aに固定された複数のタービンブレード6bとから構
成されている。タービンシェル6aの内周端は、タービ
ンハブ8のフランジ8aに複数のリベット9により固定
されている。タービンハブ8の内周には、トランスミッ
ション側から延びる図示しないメインドライブシャフト
と連結するためのスプライン孔8bが形成されている。
【0016】ステータ7は、インペラ5とタービン6と
の間の径方向内方に配置されており、円環状のステータ
キャリア7aと、複数のステータブレード7bとを備え
ている。このステータブレード7bは、ステータキャリ
ア7a上に固定されて、タービン6からインペラ5へと
戻される作動油の方向を調整する。また、ステータ7
は、ステータ支持構造10を介して、トランスミッショ
ンのハウジングに固定されたステータシャフト(図示せ
ず)に固定されている。
【0017】ステータ支持構造10は、ワンウェイクラ
ッチ機構11と、環状のリテーナ30及び31とから構
成されている。ワンウェイクラッチ機構11は、ステー
タ7を一方向にのみ回転させるための機構であり、アウ
ターレース13と、インナーレース15と、両レース間
に配置されたクラッチ部材14とから構成されている。
アウターレース13は、ステータキャリア7aの内周に
固定されている。また、アウターレース13及びインナ
ーレース15の側部は、それぞれリティーナ30及び3
1に当接し、リティーナ30はスラストころ軸受16を
介してインペラハブ5cに、リティーナ31はスラスト
ころ軸受17を介してタービンハブ8に支持されてい
る。このように、ステータ7及びステータ支持構造10
は、インペラハブ5cとタービンハブ8との間にスラス
トころ軸受16及び17によって軸方向の移動が規制さ
れている。インナーレース15の内周部には、ステータ
シャフト(図示せず)に係合するスプライン孔15aが
形成されている。
【0018】スラストころ軸受16及び17は、図2に
示すように、第1ケーシング16a及び17aと、第2
ケーシング16c及び17cと、針状ころ16b及び1
7bとを有している。第1ケーシング16a及び17a
は、リティーナ30及び31と当接する。第2ケーシン
グ16c及び17cは、インペラハブ5c及びタービン
ハブ8に支持される。針状ころ16b及び17bは、第
1ケーシング16a及び17aと第2ケーシング16c
及び17cとの間に配置される転動体である。
【0019】リティーナ30及び31は、図2及び図3
に示すように、ランド部30a及び31aと、溝部30
b及び31bと、オイル導入溝30c及び31cと、孔
30d及び31dとを有している。ランド部30a及び
31aは、リティーナ30及び31のスラストころ軸受
16及び17側の側面のうち溝部30b及び31bとオ
イル導入溝30c及び31cを除いた部分であり、スラ
ストころ軸受16及び17の第1ケーシング16a及び
17aと当接している。孔30d及び31dは、リティ
ーナ30及び31の中心部に設けられている。溝部30
b及び31bは、作動油の流通のために複数設けられて
おり、孔30d及び31dから半径方向外方に延びて形
成されており、各溝部の中心線は孔30d及び31dの
中心からオフセットされ、針状ころ16b及び17bの
軸線と交差している。オイル導入溝30c及び31c
は、リティーナ30及び31のスラストころ軸受16及
び17側からワンウェイクラッチ機構11側へ連通して
おり、作動油の一部をワンウェイクラッチ機構11のク
ラッチ部材14に導入させている。
【0020】ロックアップクラッチ装置4は、フロント
カバー2とタービンシェル6aとの間の空間に配置され
ている。ロックアップクラッチ装置4の入力側ピストン
は、フロントカバー2の摩擦面に連結及び連結解除が可
能であり、出力側部材はタービンシェル6aの背面に固
定されている。次に動作について説明する。
【0021】エンジンの回転によりフロントカバー2が
回転すると、インペラ5が回転する。この回転力は作動
油を介してタービン6に伝達される。タービン6側から
インペラ5への作動油の流れは、ステータ7によって調
整される。そして、タービン6の回転力はタービンハブ
8を介してトランスミッションのメインドライブシャフ
ト(図示せず)に伝達される。
【0022】このような作動中において、作動油の流れ
等により、トルクコンバータ1の内部で軸方向の荷重
(スラスト荷重)が発生する。このため、スラストころ
軸受16及び17にはスラスト荷重が作用する。このと
きに第1ケーシング16a及び17aは、一方の側面が
針状ころ16b及び17bから荷重を受け、他方の側面
がリティーナ30及び31から荷重を受けている。ここ
で、リティーナ30及び31には溝部30b及び31b
が設けられているため、リティーナ30及び31からの
荷重はランド部30a及び31aを介して第1ケーシン
グ16a及び17aに作用する。この荷重状態は、第1
ケーシング16a及び17aがランド部30a及び31
aに支持され、針状ころ16b及び17bから荷重を受
けている状態に置き換えることができる。
【0023】第1ケーシング16a及び17aのうち溝
部30b及び31bと対向している部分に針状ころ16
b及び17bから荷重がかかると、ランド部30a及び
31aの溝部30b及び31bとの境が第1ケーシング
16a及び17aの支持部となり、ここに最大応力が発
生する。この針状ころ16b及び17bからの荷重位置
は、スラストころ軸受16及び17が回転することによ
り移動し、第1ケーシング16a及び17aは繰り返し
荷重を受ける。
【0024】ここで、溝部30b及び31bの中心線
は、従来においては、孔30b及び40dの中心を通る
ように溝が設けられていた。しかし、この実施形態で
は、溝部30b及び31bの中心線を孔30d及び31
dの中心からオフセットし、溝部30b及び31bの中
心線と針状ころ16b及び17bの軸線とが交差するよ
うに溝部30b及び31bを形成しているため、第1ケ
ーシング16a及び17aの針状ころ16b及び17b
との当接部が、第1ケーシング16a及び17aの溝部
30b及び31bと対向している部分の回転方向中央に
集中することが回避される。すなわち、荷重が分散さ
れ、第1ケーシング16a及び17aの最大応力及び弾
性変形が軽減される。これにより、スラストころ軸受1
6及び17に、従来のスラストころ軸受に比べてサイズ
ダウンしたものを採用しても、従来と同等の寿命を確保
できる。また、フレーキングも軽減することができる。 [第2実施形態]第1実施形態のトルクコンバータ1に
おいて、リティーナの溝部の配置を図4に示すように変
更している。この第2実施形態のリティーナ40は、ラ
ンド部40aと、溝部40bと、オイル導入溝40c
と、孔40dとを有している。ランド部40aは、リテ
ィーナ40のスラストころ軸受16側の側面のうち溝部
40bとオイル導入溝40cを除いた部分であり、第1
ケーシング16aと当接している。孔40dは、リティ
ーナ40の中心部に設けられている。溝部40bは、孔
40dから半径方向外方に延びて形成されており、各溝
部の中心線は孔40dの中心からオフセットされ、針状
ころ16b及び17bの軸線と交差している。また、溝
部40bは、第1ケーシング16aの針状ころ16bと
の当接部のうち少なくとも一部分はランド部40aと対
向するように形成されている。溝部40bとランド部4
0aとの境には、面取り加工が施されており、溝部40
bは面取り部40eを有している。
【0025】他の構成については、前記第1実施形態と
同様である。ここで、第1ケーシング16aの針状ころ
16bとの当接部のうち少なくとも一部分はランド部4
0aと対向しているため、第1ケーシング16aの溝部
40bと対向している部分には、常に、針状ころ16b
からの荷重の一部だけしか作用していない。これによ
り、第1ケーシング16aの溝部40bと対向している
部分に作用する荷重が分散されることに加え、荷重自身
が軽減され、第1ケーシングの応力及び弾性変形がさら
に軽減される。また、溝部40bとランド部40aとの
境に面取り加工が施されているため、荷重を受けたとき
の第1ケーシング16aの溝部40bとランド部40a
の境との当接部における応力集中率が低下する。これに
より、第1ケーシング16aの最大応力がさらに小さく
なる。 [第3実施形態]第1実施形態のトルクコンバータ1に
おいて、リティーナの溝部の配置を図5に示すように変
更している。この第3実施形態のリティーナ50は、ラ
ンド部50aと、溝部50bと、オイル導入溝50c
と、孔50dとを有している。溝部50bは、孔50d
から半径方向外方に放射線状に延び、針状ころ16aと
対向する部分で回転方向に半円を描いて迂回する経路を
とり、その後、再び元のように放射線状に延びている。
すなわち、迂回している部分において、溝部50bの中
心線は針状ころ16bの軸線と交差している。この溝部
50bは、第2実施形態の溝部40bと同様に、第1ケ
ーシング16aの針状ころ16bとの当接部のうち少な
くとも一部分はランド部50aと対向するように形成さ
れている。
【0026】他の構成については、前記第1実施形態と
同様である。ここでは、第2実施形態と同様に、第1ケ
ーシング16aの針状ころ16bとの当接部のうち少な
くとも一部分はランド部50aと対向しているため、第
1ケーシング16aの溝部50bと対向している部分に
は、常に、針状ころ16bからの荷重の一部だけしか作
用していない。これにより、第1ケーシング16aの溝
部40bと対向している部分に作用する荷重が分散され
ることに加え、荷重自身が軽減され、第1ケーシングの
応力及び弾性変形がさらに軽減される。また、第1ケー
シング16aを支持するランド部50aの位置が変わ
り、これによっても第1ケーシングの応力が軽減されて
いる。 [第4実施形態]第1実施形態のトルクコンバータ1に
おいて、リティーナの溝部の配置を図6に示すように変
更している。この第4実施形態のリティーナ60は、ラ
ンド部60aと、溝部60bと、オイル導入溝60c
と、孔60dとを有している。溝部60bは、孔60d
から半径方向外方に放射線状に延び、針状ころ16aと
対向する部分で両回転方向に別れ半円を描いて迂回する
経路をとり、その後、両経路は合流し、再び元のように
放射線状に延びている。すなわち、迂回している部分に
おいて、溝部60bの中心線は針状ころ16bの軸線と
交差している。この溝部60bは、第2実施形態の溝部
40bと同様に、第1ケーシング16aの針状ころ16
bとの当接部のうち少なくとも一部分はランド部60a
と対向するように形成されている。
【0027】他の構成については、前記第1実施形態と
同様である。この実施形態4でも、第3実施形態と同様
の効果を生じ、第1ケーシング16aの応力及び弾性変
形が軽減される。
【0028】
【発明の効果】本発明に係るトルクコンバータのステー
タ支持構造では、リティーナの溝部の形状又は配置を変
更することにより、スラストころ軸受の第1ケーシング
の応力及び弾性変形量が軽減され、軸受のサイズダウン
が可能となり、フレーキングも軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態が採用されたトルクコンバー
タの断面図。
【図2】リティーナ及びスラストころ軸受周辺の拡大断
面図。
【図3】実施形態1のリティーナの平面図。
【図4】実施形態2のリティーナの平面図。
【図5】実施形態3のリティーナの平面図。
【図6】実施形態4のリティーナの平面図。
【符号の説明】
1 トルクコンバータ 2 フロントカバー 5 インペラ 6 タービン 7 ステータ 10 ステータ支持構造 11 ワンウェイクラッチ支持機構 16 スラストころ軸受 16a 第1ケーシング 16b 針状ころ 17 スラストころ軸受 30 リティーナ 30a ランド部 30b 溝部 31 リティーナ 40 リティーナ 50 リティーナ 60 リティーナ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに対向するインペラ及びタービンと、
    これらの間に配置されたステータとを有するトルクコン
    バータのステータ支持構造であって、 前記ステータをステータシャフトに連結するワンウェイ
    クラッチと、 前記ワンウェイクラッチの軸方向の移動を規制するよう
    に前記ワンウェイクラッチの側方に配置され、前記ワン
    ウェイクラッチと対向する側面と逆側の側面にランド部
    及び作動油を流通させる複数の溝部を有するリング形状
    のリティーナと、 前記リティーナと当接する第1ケーシングと、前記イン
    ペラのハブ又は前記タービンのハブに支持される第2ケ
    ーシングと、前記両ケーシングの間に配置された複数の
    針状ころとを有するスラストころ軸受とを備え、 前記リティーナの複数の溝部は、その中心線が前記針状
    ころの軸線と交差する部分を有している、トルクコンバ
    ータのステータ支持構造。
  2. 【請求項2】互いに対向するインペラ及びタービンと、
    これらの間に配置されたステータとを有するトルクコン
    バータのステータ支持構造であって、 前記ステータをステータシャフトに連結するワンウェイ
    クラッチと、 前記ワンウェイクラッチの軸方向の移動を規制するよう
    に前記ワンウェイクラッチの側方に配置され、前記ワン
    ウェイクラッチと対向する側面と逆側の側面にランド部
    及び作動油を流通させる複数の溝部を有するリング形状
    のリティーナと、 前記リティーナと当接する第1ケーシングと、前記イン
    ペラのハブ又は前記タービンのハブに支持される第2ケ
    ーシングと、前記両ケーシングの間に配置された複数の
    針状ころとを有するスラストころ軸受とを備え、 前記第1ケーシングの前記針状ころとの当接部のうち少
    なくとも一部分が、前記ランド部と対向している、トル
    クコンバータのステータ支持構造。
  3. 【請求項3】前記溝部と前記ランド部との境に面取り加
    工が施されている、請求項1又は2に記載のトルクコン
    バータのステータ支持構造。
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