JPH1094159A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JPH1094159A
JPH1094159A JP24630696A JP24630696A JPH1094159A JP H1094159 A JPH1094159 A JP H1094159A JP 24630696 A JP24630696 A JP 24630696A JP 24630696 A JP24630696 A JP 24630696A JP H1094159 A JPH1094159 A JP H1094159A
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JP
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JP24630696A
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English (en)
Inventor
Sakanobu Sato
栄悦 佐藤
Terumi Shimano
輝美 嶋野
Yukie Yamada
幸英 山田
Koichi Yokoyama
孝一 横山
Kazuya Aihara
和哉 藍原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調整つまみを操作しなくとも定格電流値等の
設定を容易に行うこと。 【解決手段】 特性設定部19による設定値を無効化
し、定格電流値を自動的に変更する定格強制設定部30
を有するので、操作者が定格設定部19をいちいち調節
しなくとも、自動的に調節することができ、それだけ定
格電流の設定の自由度を高めることができる。また、定
格強制設定部30が最大定格設定ボタン31を有するこ
とにより最大定格電流に選定されるので、トリップ動作
のおそれを回避することができ、例えばトリップ動作さ
せたくない場合等の使い勝手が良好となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主回路に流れる過
電流を検出したとき、その主回路を引き外し装置により
遮断して、主回路を保護する回路遮断器に係り、特に、
引き外し装置をデジタル信号処理部により制御するのに
好適な回路遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の回路遮断器1にあって
は、図7に示すように、モールドケース2とモールドケ
ース3とで形成される内部に、電源側端子4と負荷側端
子5とを結ぶ主回路6が設けられ、その主回路6の途中
位置に各相毎に主回路接点7が設けられている。また主
回路6には変流器(CT)8,過電流リレー部9,引き
外し装置10も設けられている。なお、符号11は消弧
装置である。
【0003】このような回路遮断器1は図8において、
主回路接点7が図2に示す如き閉成状態にあって、各相
の何れかの主回路6a〜6cに過電流が流れたとき、そ
の過電流を変流器8a〜8cを介し過電流リレー部9a
〜9cで検出すると、該過電流リレー部9a〜9cが引
き外し装置10に指令し、引き外し装置10が主回路接
点7a〜7cを共に開成することにより各相の主回路6
a〜6cを遮断する。この場合、回路遮断器は、図9に
示すように、定格電流Inでは引き外し装置が動作せ
ず、また定格電流Inより大きな電流が流れると動作す
る限時特性Zを有している。即ち、この限時特性Zは、
一般に、定格電流Inより所定割合大きい過電流引き外
し電流Irを越えると、負荷電流の大きさに応じ長限時
動作a,短限時動作b,瞬時動作cを夫々行うようにな
っている。
【0004】ところで、従来技術においては、回路遮断
器にマイコンを備えたデジタル信号処理部が搭載され、
デジタル信号処理部により限時特性を制御させるように
したものが種々提案されている。
【0005】例えば従来技術として、特開平5−236
633号公報(以下、第一の従来技術と云う)や特開平
1−270722号公報(以下、第二の従来技術と云
う)に示される技術のものがある。
【0006】第一の従来技術は、電流検出手段により主
回路の各相に流れる電流値(もしくは平均値)に対応し
たアナログ信号を検出すると、その信号がA/D変換器
を介してデジタル信号処理部に取り込まれることによ
り、デジタル信号処理部が限時特性に基づいて制御する
ようにしている。この場合、デジタル信号処理部は、保
護協調をとりやすくするため、限時動作特性の設定自由
度を大きくできるように特性制御している。
【0007】一方、第二の従来技術は、主回路各相に流
れる電流に対応するアナログ信号がサンプリングされ、
そのサンプリングされたアナログ信号がA/D変換器を
介しデジタル信号処理部に取り込まれると、デジタル信
号処理部は、例えば各相の電流の実効値に対応した量を
デジタル演算により求めた後、このデジタル信号値に基
づいて限時特性の制御を行うようにしている。
【0008】さらに、第三の従来技術は、デジタル信号
処理部の他、図10に示すように、定格電流等を調整可
能にする特性設定部19を設け、この特性設定部19を
なす調整つまみを操作することにより、定格電流値を変
更したり、或いは図12に白抜きの矢印にて示すよう
に、限時特性の過電流引き外し電流値A,長時限動作領
域B,短時限動作領域Cを変更できるようにしている。
また、特性設定部19の調整に際しては、通常では適用
回路の合計負荷電流を把握した上で、調整つまみを操作
する。
【0009】なお、図10は基本的には第二の従来技術
に類似した構成であり、同図において、主回路6a〜6
cに流れる負荷電流が、変流器8a〜8c,整流器12
a〜12c,負担回路13a〜13c,増幅器14,電
源回路20からなるアナログ信号処理部によりアナログ
信号として検出しかつ増幅されると、そのアナログ信号
がデジタル信号処理部15のA/D変換器16によりデ
ジタル変換されてマイコン17に取り込まれる。
【0010】マイコン17は取り込んだデジタル信号に
基づき、引き外し装置10の引き外し動作を制御する
が、その際、過電流の検出によって引き外し装置10が
主回路6a〜6cを遮断したときには(トリップ動
作)、マイコン17からの指令により警報表示部18を
作動させて警報表示するようにしている。一方、マイコ
ン17は、特性設定部19にて設定値が調節されると、
その設定値に基づき定格電流を変更したり、引き外し装
置10の限時特性を調整したりすることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、回路遮断器
を設置する場合、図11に示すように、上位機器と下位
機器と間での保護協調をとりやすくするため、上位機器
の熱特性Dと下位機器の動作特性Eとに交差せず、しか
も両特性D,E間に位置するような限時特性Zを採用し
ている。
【0012】上記に示す第一〜第三の従来技術は、マイ
コンを用いて引き外し装置10の限時特性を制御するの
で、的確な制御を行うことができ、信頼性を高めること
ができる。しかしながら、第一の従来技術及び第二の従
来技術では、特性設定部を設けていないので、主回路に
接続する接続負荷が増減したりした場合、定格電流値や
引き外し装置の限時特性を調整することについて配慮さ
れていない問題がある。
【0013】一方、第三の従来技術のものは、特性設定
部19を設けているので上記問題点を解消することがで
きる。しかし第三の従来技術において、特性設定部19
をなす調整つまみを回し(或いは切り替える)、該調整
つまみに割り付けられている有限個の特性値を何れかに
選択することにより、限時特性を変更できるようにして
いるので、調整つまみ上や回路遮断器のカバー上に設け
られている特性値目盛は、表示スペース的なことから粗
い表示になりがちである。このため、希望する設定値と
実際の設定値とのずれが大きくなりやすくなり、設定精
度の確認も困難になり、従って、使い勝手が良好といえ
ない問題がある。
【0014】また、可調整機能の有効性を高めるため、
調整範囲が階段状ではなく、連続的に変化させ、定格電
流の設定値をきめ細かく調整することが望ましく、その
ため、現実に設定つまみに可変抵抗器を設けることによ
り実現しているものもある。しかしそのようなもので
は、希望する設定値と実際の設定値とのずれがますます
大きくなりやすく、接続付加の増減に容易に対処するこ
とができない問題がある。
【0015】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑み、調整つまみをいちいち操作しなくとも、定格電流
値等の設定を容易に行うことができ、以て接続負荷の増
減に容易に対処することができる回路遮断器を提供する
ことにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明では、主回路を接
続する主回路接点と、該主回路接点を開閉する引き外し
装置と、主回路に流れる負荷電流をアナログ信号として
検出するアナログ信号処理部と、該アナログ信号処理か
らのアナログ信号をデジタル信号に変換し、かつ該変換
されたデジタル信号に基づき引き外し装置を制御するデ
ジタル信号処理部と、主回路に流れる定格電流及び引き
外し装置の限時特性を調節する特性設定部とを有する回
路遮断器において、特性設定部の機能を無効化し、かつ
定格電流及び限時特性を自動的に選定する定格強制設定
部を有することを特徴とするものである。
【0017】また本発明では、前記定格強制設定部が少
なくとも、予め設定された最大定格値に選定する最大定
格設定手段と、主回路に流れている負荷電流の大きさに
基づき定格電流値を求める自動定格設定手段とを具える
ことを特徴とするものである。
【0018】さらに、本発明では、前記定格強制設定部
の他、定格強制設定部の作動状態を表示する強制設定状
態表示部を有し、強制設定状態表示部は、最大定格設定
手段と自動定格設定手段とに応じた内容で個別に表示す
ることを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1乃
至図6により説明する。
【0020】実施例の回路遮断器は、図1に示すよう
に、三相からなる電源側端子4a,4b,4cと負荷側
端子5a,5b,5cとの間に主回路6a,6b,6c
が夫々設けられ、主回路接点7a,7b,7cにより接
続される。主回路6a〜6cには変流器8a〜8c,整
流回路12a〜12c,負担回路13a〜13c,増幅
回路14,電源回路20からなるアナログ信号処理部が
設けられ、該アナログ信号処理回路により、各相の主回
路6a〜6cに流れる負荷電流を検出しかつ増幅して出
力する。
【0021】なお、負担回路13a〜13cは整流回路
12a〜12cで出力された全波整流の出力信号を各相
毎にアナログ電圧信号に変換する。電源回路20は、負
担回路13a〜13c,整流回路12a〜12cに対し
正電圧,負電圧を出力するものである。
【0022】また、増幅回路14から出力されたアナロ
グ信号は、デジタル信号処理部15のA/D変換器16
a〜16cにより各相毎にデジタル信号に変換され、マ
イコン17に取り込まれる。マイコン17は、取り込ま
れた信号の大きさに基づき引き外し装置10を動作させ
るか否か判定する。この場合、主回路3a〜3cの何れ
かの相に過電流が流れると、引き外し装置10に指令
し、該引き外し装置10が主回路接点7a〜7cを共に
閉成することにより、トリップ動作し、しかも図9に示
す如く、負荷電流の大きさに基づいて限時特性Zを制御
するようにしている。そして、このトリップ動作時、マ
イコン17は警報表示部19を作動させることとなる。
【0023】さらに、マイコン17には特性設定部19
が設けられ、該特性設定部19の操作によって調節され
た設定値の大きさに基づき、回路遮断器の定格電流及び
限時特性を変更できるようにしている。変更されたデー
タは読み書き可能なメモリ(EEPROM)21にて格
納され、必要に応じ利用される。なお、特性設定部19
は、図2に示すように回路遮断器1のモールドカバー3
の上部に設けられて複数個の調整つまみを有し、その近
傍に警報表示部18が配置されている。なお、図1にお
いて、I/Oはインターフェースを表している。
【0024】そして、実施例の回路遮断器においては、
前記特性設定部19による設定値を無効化し、定格電流
値を自動的に変更する定格強制設定部30を有してい
る。即ち、定格強制設定部30は、図2に示すように、
最大定格設定ボタン31と、自動定格設定ボタン32
と、強制設定解除ボタン33とを有している。最大定格
設定ボタン31は、特性設定部19の機能を無効化し、
予め定められている最大定格電流値を選定するものであ
る。従って、この最大定格設定ボタン31を操作(オ
ン)すると、以後の回路遮断器1においてはマイコン1
7がメモリ21に格納されている最大定格電流値に基づ
いて制御する。
【0025】自動定格設定ボタン32は、操作(オン)
すると、最大定格設定ボタン31と同様に特性設定部1
9の機能を無効化し、その時点で主回路6a〜6cに流
れている負荷電流の大きさに基づいて定格電流を選定す
る。この場合、選定に際しては、操作された時点で流れ
ている負荷電流をIo、設定定格電流をInとすれば、
マイコン17は例えば、In=α・Ioの関係より定格
電流を自動的に演算して求め、その求めた値を設定す
る。なお、αの値としては、(Io/1.25)≦α<
(Io/1.05)により設定するのが望ましい。これ
に限らず、In=Io+βの関係により定格電流を演算
して設定してもよい。何れしろ、マイコン17は、自動
定格設定ボタン32により、現在の負荷電流に基づいて
定格電流を自動的に求め、求めた値を定格電流とする。
【0026】また、定格強制設定部30は、前記最大定
格設定ボタン31及び自動定格設定ボタン32の機能を
解除し、特性設定部19の機能を活かす強制設定解除ボ
タン33を有している。
【0027】さらに、図1に戻り、マイコン17には強
制設定状態表示部34が接続され、最大定格設定ボタン
31,自動定格設定ボタン32,強制設定解除ボタン3
3の何れかが選択されたとき、その選択された内容を表
示するようにしている。例えば、強制設定状態表示部3
4は、最大定格設定ボタン31が操作されると赤色で点
灯表示し、自動定格設定ボタン32が操作されると緑色
で点灯表示し、また強制設定解除ボタン33が操作され
ると消灯したままの状態となり、選定されたボタン31
〜33の種類に応じて表示する。この色表示は、マイコ
ン17によりメモリ21に格納されたデータに基づいて
制御される。
【0028】なお、定格強制設定部30による最大定格
設定ボタン31,自動定格設定ボタン32,強制設定解
除ボタン33のデータ及び強制設定解除ボタン33のデ
ータは、メモリ21に格納され、また該メモリ21に対
し必要に応じマイコン17によって書き込まれる。
【0029】実施例の回路遮断器は、上記の如き構成よ
りなるので、次にマイコン17の制御動作を図4〜図6
を用いて説明する。
【0030】主回路接点7a〜7cが閉じることによっ
て主回路6a〜6c間に通電されると、マイコン17
は、まず、制御パラメータが特性設定部19による通常
の設定状態か否かをチェックし(41)、通常の設定状
態であると、メモリ21から制御パラメータを読み出し
(42)、その中から制御パラメータに対応する表示を
行う(43)。
【0031】そのとき、マイコン17は、定格強制設定
部30による指令状態であるか(強制設定解除指令状態
か)否かをチェックし(44)、その状態でないことを
確認すると、強制設定状態表示部34の表示を解除し
(45)、特性設定部19による内容とメモリ21にて
読み出した制御パラメータの内容とが一致しているか否
かをチェックする(46)。そして、一致していると、
後述する図5に示すB以降の処理を実行するが、一致し
ないと、そのときの制御パラメータをメモリ21に書込
む(47)。なお、処理44において、強制設定解除指
令状態でない場合には後述する図5に示すA以降の処理
を実行することとなる。即ち、強制設定解除指令状態で
ないと、マイコン17は、最大定格強制設定指令状態か
否かチェックする(51)。このとき、すでに最大定格
強制設定状態か否かをチェックし(52)、その結果、
すでに最大定格設定ボタン31の操作によって最大定格
強制設定状態にはいっていると、これに基づき定格電流
を最大にし、かつそれに応じ限時特性を制御するが(5
3)、最大定格強制設定状態になったばかりの時点で
は、強制設定状態表示部34によりその旨を表示させ
(56)、最大定格値を選定した新規の制御パラメータ
としてメモリ21に保存する(57)。
【0032】この場合、引き外し条件が成立したか否か
チェックし(54)、条件が成立すると、即ち、最大定
格電流値を越える過電流が流れると、マイコン17は引
き外し装置10を駆動し、主回路接点7a〜7cがトリ
ップ動作する。なお、引き外し条件が成立しない場合に
は、図4に示す如く処理44以降を繰り返し実行する。
【0033】一方、処理51において、最大定格強制設
定指令状態でない場合には、図6にDにて示すように、
すでに自動定格設定ボタン32の操作による自動定格設
定状態にあるか否かをチェックし(61)、その状態で
あると、図5にBにて示すように、53以降の処理を実
行する。即ち、マイコン17は、予め求めた定格電流I
nに基づき限時特性を制御し、その限時特性に従って所
定作動する(53〜55)。また、自動定格設定状態に
なったばかりのときには、マイコン17は、強制設定状
態表示部34により自動定格設定状態であることを表示
させると共に(62)、予め定められている関連式か
ら、負荷電流Ioに基づいて定格電流Inを演算して求
め、該求めた定格電流値を新規制御パラメータとしてメ
モリ21に保存し、上述のと同様53以降の処理を実行
する。従って、この場合は、演算により求めた定格電流
Inに基づき限時特性を制御することとなる。
【0034】このように実施例においては、通常の定格
設定部19とは別に、この特性設定部19による設定値
を無効化し、定格電流値を自動的に選定する定格強制設
定部30を有しているので、操作者が定格設定部19を
いちいち調節しなくとも、自動的に調節することがで
き、それだけ定格電流の設定の自由度を高めることがで
きる。
【0035】また、定格強制設定部30が最大定格設定
ボタン31を有し、これにより最大定格電流に選定され
るので、トリップ動作のおそれを回避することができ、
トリップ動作させたくない必要のある場合の使い勝手が
良好となる。しかも、定格強制設定部30が自動定格設
定ボタン32を有し、これにより負荷電流Ioに基づい
て定格電流Inを求め、これに基づいて限時特性を制御
するので、図3に示すように、接続負荷100Nを増加
したり減少させたりすることによって負荷電流が変わっ
ても、従来技術のようにその内容を事前に掌握しておく
ことが不要になり、接続負荷100Nの増減に伴う手間
を省くことができると共に、接続負荷の焼損防止などを
図ることもでき、その点でも使い勝手がいっそう向上す
る。
【0036】さらに、定格強制設定部30が強制設定解
除ボタン33を有し、必要に応じ最大定格設定ボタン3
1と自動定格設定ボタン32と特性設定部19とを使い
分けることができるので、使い勝手の自由度が高まる。
【0037】またさらに、強制設定状態表示部34によ
り、最大定格設定状態と自動定格設定状態とこれらが解
除された状態とに応じた内容で選択的に表示されるの
で、操作者は現在のモードを判別することができ、周囲
に対し的確に表示できる。
【0038】なお図示実施例では、定格強制設定部30
の内容を表示する強制設定状態表示部34として、発光
ダイオードで色別に表示するように構成した例を示した
が、これに限らず、液晶ディスプレイで代用することも
できる。その場合、現在の定格電流値をそのまま表示す
ることも可能であり、表示のいっそうの明確化を実現で
きる。また図示実施例では、定格強制設定部30の自動
定格設定ボタン32により、マイコン17が予め固定さ
れた係数α,βに基づき演算する例を示したが、この計
数値は、スイッチなどの手段により任意の値に調整し得
るように構成してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1〜
3によれば、特性設定部の機能を無効化し、かつ定格電
流及び限時特性を自動的に選定する定格強制設定部を有
して構成したので、操作者が定格設定部をいちいち調節
しなくとも、自動的に調節することができ、それだけ定
格電流の設定の自由度を高めることができる効果があ
る。
【0040】特に、請求項2によれば、定格強制設定部
が少なくとも、予め設定された最大定格値に選定する最
大定格設定手段と、主回路に流れている負荷電流の大き
さに基づき定格電流値を求める自動定格設定手段とを具
え、最大定格設定手段により、トリップ動作のおそれを
回避することができるように構成したので、トリップ動
作させたくない必要のある場合の使い勝手が良好にな
り、また自動定格設定手段により負荷電流に基づいて定
格電流により限時特性を制御するように構成したので、
接続負荷の増減よって負荷電流が変わっても容易に対処
することができ、接続負荷増減に伴う手間を省くことが
できると共に、接続負荷の焼損防止などを図ることもで
きる結果、使い勝手をいっそう高めることができる効果
がある。
【0041】また請求項3によれば、前記定格強制設定
部の他に、定格強制設定部の作動状態を表示する強制設
定状態表示部を有し、強制設定状態表示部が、最大定格
設定手段と自動定格設定手段とに応じた内容で選択的に
表示するように構成したので、操作者は現在のモードを
判別することができ、周囲に対し的確に表示できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路遮断器の一実施例を示す回路図。
【図2】回路遮断器の要部を示す上からみた拡大図。
【図3】接続負荷の増減状態を示す説明図。
【図4】デジタル信号処理部の制御内容を示す特性設定
部によるモードの場合のフローチャート。
【図5】同じく制御内容を示す定格強制設定ボタンによ
るモードの場合のフローチャート。
【図6】同じく制御内容を示す自動定格設定ボタンによ
るモードの場合のフローチャート。
【図7】一般的な回路遮断器を示す概略断面図。
【図8】図7の回路遮断器の回路図。
【図9】引き外し装置の限時特性を示す説明図。
【図10】第三の従来技術の概略構成を示す回路図。
【図11】上位機器の熱特性と下位機器の動作特性との
関係における限時特性を示す説明図。
【図12】限時特性における過電流引き外し電流と長限
時動作特性と短限時動作特性との調節を示す説明図。
【符号の説明】
1…回路遮断器、6,6a〜6c…主回路、7,7a〜
7c…主回路接点、10…引き外し装置、8,8a〜8
c…変流器、12a〜12c…整流回路、13a〜13
c…負担回路、14…増幅回路、15…デジタル信号処
理回路、16…A/D変換器、17…マイクロコンピュ
ータ、18…警報表示部、19…特性設定部、20…電
源回路、30…定格強制設定部、31…最大定格設定ボ
タン、32…自動定格設定ボタン、34…強制設定状態
表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 孝一 新潟県北蒲原郡中条町大字富岡46番地1 株式会社日立製作所産業機器事業部内 (72)発明者 藍原 和哉 新潟県北蒲原郡中条町大字富岡46番地1 株式会社日立製作所産業機器事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主回路を接続する主回路接点と、該主回
    路接点を開閉する引き外し装置と、主回路に流れる負荷
    電流をアナログ信号として検出するアナログ信号処理部
    と、該アナログ信号処理からのアナログ信号をデジタル
    信号に変換し、かつ該変換されたデジタル信号に基づき
    引き外し装置を制御するデジタル信号処理部と、主回路
    に流れる定格電流及び引き外し装置の限時特性を調節す
    る特性設定部とを有する回路遮断器において、前記特性
    設定部の機能を無効化し、かつ定格電流及び限時特性を
    自動的に選定する定格強制設定部を有することを特徴と
    する回路遮断器。
  2. 【請求項2】 主回路を接続する主回路接点と、該主回
    路接点を開閉する引き外し装置と、主回路に流れる負荷
    電流をアナログ信号として検出するアナログ信号処理部
    と、該アナログ信号処理からのアナログ信号をデジタル
    信号に変換し、かつ該変換されたデジタル信号に基づき
    引き外し装置を制御するデジタル信号処理部と、主回路
    に流れる定格電流及び引き外し装置の限時特性を調節す
    る特性設定部とを有する回路遮断器において、前記特性
    設定部の機能を無効化し、かつ定格電流及び限時特性を
    自動的に選定する定格強制設定部を有し、かつ該定格強
    制設定部は、少なくとも、予め設定された最大定格値に
    選定する最大定格設定手段と、主回路に流れている負荷
    電流の大きさに基づき定格電流値を求める自動定格設定
    手段とを具えることを特徴とする回路遮断器。
  3. 【請求項3】 主回路を接続する主回路接点と、該主回
    路接点を開閉する引き外し装置と、主回路に流れる負荷
    電流をアナログ信号として検出するアナログ信号処理部
    と、該アナログ信号処理からのアナログ信号をデジタル
    信号に変換し、かつ該変換されたデジタル信号に基づき
    引き外し装置を制御するデジタル信号処理部と、主回路
    に流れる定格電流及び引き外し装置の限時特性を調節す
    る特性設定部とを有する回路遮断器において、前記特性
    設定部の機能を無効化し、かつ定格電流及び限時特性を
    自動的に選定する定格強制設定部と、定格強制設定部の
    作動状態を表示する強制設定状態表示部とを有し、かつ
    該定格強制設定部は、少なくとも、予め設定された最大
    定格値に選定する最大定格設定手段と、主回路に流れて
    いる負荷電流の大きさに基づき定格電流値を求める自動
    定格設定手段とを具え、強制設定状態表示部は、最大定
    格設定手段と自動定格設定手段とに応じた内容で選択的
    に表示することを特徴とする回路遮断器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000046896A1 (en) * 1999-02-02 2000-08-10 Nu-Lec Industries Pty Ltd Protection relay for a circuit breaker
JP2002237247A (ja) * 2000-09-13 2002-08-23 General Electric Co <Ge> 遮断器とその定格プラグ情報を変更するシステム及び方法
JP2010080100A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Tokyo Electric Power Co Inc:The 多重定格ブレーカおよび定格電流の登録方法
NL1036389C2 (en) * 2009-01-08 2010-07-12 H A Hoeflake Electrotechniek B V Adaptive circuit breaker and method.

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