JPH1094702A - 水溶性切削液中に混入する油の除去法およびその装置 - Google Patents
水溶性切削液中に混入する油の除去法およびその装置Info
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- JPH1094702A JPH1094702A JP28899296A JP28899296A JPH1094702A JP H1094702 A JPH1094702 A JP H1094702A JP 28899296 A JP28899296 A JP 28899296A JP 28899296 A JP28899296 A JP 28899296A JP H1094702 A JPH1094702 A JP H1094702A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 水溶性切削液中に混入する油の除去法および
その装置を提供する。 【解決手段】 木質ファイバー熱処理物を木綿などの袋
2に入れて作った油吸着フィルターエレメント4を用い
て水溶性切削液5中に混入する油を除去する方法。木質
ファイバー熱処理物をパルプを結合材として混合して成
形した油吸着材または不織布に入れた木質ファイバー熱
処理物を用いて水面に浮いている薄膜状油を回収する方
法。ろ過器は直径10〜8000mm、高さ100〜9
000mmである。材質は鉄材、鋼材、アルミニウム材
全般、鋳鉄材、ステンレス鋼材、銅材、塩化ビニール材
全般、FRP全般、陶器製全般のいずれかである。形状
は角型、丸型を問わず1000cc以上の容器である。
電源は100Vまたは200V、・。制御盤は1A以上
とし、圧力計安全弁を具備する。
その装置を提供する。 【解決手段】 木質ファイバー熱処理物を木綿などの袋
2に入れて作った油吸着フィルターエレメント4を用い
て水溶性切削液5中に混入する油を除去する方法。木質
ファイバー熱処理物をパルプを結合材として混合して成
形した油吸着材または不織布に入れた木質ファイバー熱
処理物を用いて水面に浮いている薄膜状油を回収する方
法。ろ過器は直径10〜8000mm、高さ100〜9
000mmである。材質は鉄材、鋼材、アルミニウム材
全般、鋳鉄材、ステンレス鋼材、銅材、塩化ビニール材
全般、FRP全般、陶器製全般のいずれかである。形状
は角型、丸型を問わず1000cc以上の容器である。
電源は100Vまたは200V、・。制御盤は1A以上
とし、圧力計安全弁を具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水溶性切削液等に入っ
てくる機械油などを油吸着フィルターによって速やかに
吸着して回収除去する方法とその装置および液面に浮い
ている油分を吸収除去する方法に関する。
てくる機械油などを油吸着フィルターによって速やかに
吸着して回収除去する方法とその装置および液面に浮い
ている油分を吸収除去する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、海への流出油や廃水中の油分をで
きるだけ早い段階で回収し、処理する対策が環境保全
上、重要なテーマとなっている。また同様に、家庭や工
場で廃棄される小規模の廃油や工場における機械油など
の漏油の簡便な処理方法の開発による、こうした油分の
回収、処理についても強く望まれている。
きるだけ早い段階で回収し、処理する対策が環境保全
上、重要なテーマとなっている。また同様に、家庭や工
場で廃棄される小規模の廃油や工場における機械油など
の漏油の簡便な処理方法の開発による、こうした油分の
回収、処理についても強く望まれている。
【0003】これらの流出油や廃水中の油分の回収ある
いは廃油や漏油の処理の有力な手段の1つとして、油吸
着材で油を吸着した後、焼却するその他の処理を行う手
法が従来より用いられている。このような油吸着材とし
て、たとえば、ポリプロピレン繊維、ポリスチレン繊
維、ポリエチレン繊維などの疎水性繊維やその不織布か
らなる合成繊維系油吸着材が使用されていた。
いは廃油や漏油の処理の有力な手段の1つとして、油吸
着材で油を吸着した後、焼却するその他の処理を行う手
法が従来より用いられている。このような油吸着材とし
て、たとえば、ポリプロピレン繊維、ポリスチレン繊
維、ポリエチレン繊維などの疎水性繊維やその不織布か
らなる合成繊維系油吸着材が使用されていた。
【0004】しかしながら、従来の合成繊維系油吸着材
は、油分の吸収作用が毛管現象を利用し、該油吸着材中
に存在する空隙に油分を吸着保持することによるため、
低粘性油に対しては実質的に吸着保持能力がなく、また
粘性油に対してもわずかな外圧により容易に吸収してい
た油を再放出するため液だれを生じ易く、油分吸着の保
持性能に劣っており、後処理が極めて煩雑になる欠点を
有していた。
は、油分の吸収作用が毛管現象を利用し、該油吸着材中
に存在する空隙に油分を吸着保持することによるため、
低粘性油に対しては実質的に吸着保持能力がなく、また
粘性油に対してもわずかな外圧により容易に吸収してい
た油を再放出するため液だれを生じ易く、油分吸着の保
持性能に劣っており、後処理が極めて煩雑になる欠点を
有していた。
【0005】これらの問題点を解決する手段として、あ
る種のポリマー中に油を吸収膨潤させるタイプの合成樹
脂系油吸着材がいくつか報告されている。たとえば、t
−ブチルスチレン/ジビニルベンゼンの共重合体(特公
平45−27081号公報)、t−ブチルメタクリレー
トおよび/またはネオペンチルメタクリレートの架橋重
合体(特開昭50−15882号公報)、メンチルメタ
クリレートの架橋重台体(特開昭50−59486公
報)、炭素数10〜16のアルキル(メタ)アクリレー
トの架橋重合体(特開平3−221582号公報)など
が挙げられる。
る種のポリマー中に油を吸収膨潤させるタイプの合成樹
脂系油吸着材がいくつか報告されている。たとえば、t
−ブチルスチレン/ジビニルベンゼンの共重合体(特公
平45−27081号公報)、t−ブチルメタクリレー
トおよび/またはネオペンチルメタクリレートの架橋重
合体(特開昭50−15882号公報)、メンチルメタ
クリレートの架橋重台体(特開昭50−59486公
報)、炭素数10〜16のアルキル(メタ)アクリレー
トの架橋重合体(特開平3−221582号公報)など
が挙げられる。
【0006】しかしながら、これらの合成樹脂系油吸着
材は、合成繊維系油吸着材と比較して油の吸収に要する
時間が極めて長いという欠点を有しており、特に高粘性
油の油吸着速度が小さいという問題があった。
材は、合成繊維系油吸着材と比較して油の吸収に要する
時間が極めて長いという欠点を有しており、特に高粘性
油の油吸着速度が小さいという問題があった。
【0007】水溶性切削液の上に浮いた油を処理する方
法としては、従来のオイルスキマーによる回収除去、ポ
リプロピレン製の吸着マットを使用する方法等がある
が、機械の運転中に水溶性切削液から機械油を除くこと
はできない。油が浮くと嫌気性発酵し、水溶性切削液が
腐敗する。木質ファイバー熱処理物を不織布に入れて液
面に浮いている油分を吸収除去することも可能である。
法としては、従来のオイルスキマーによる回収除去、ポ
リプロピレン製の吸着マットを使用する方法等がある
が、機械の運転中に水溶性切削液から機械油を除くこと
はできない。油が浮くと嫌気性発酵し、水溶性切削液が
腐敗する。木質ファイバー熱処理物を不織布に入れて液
面に浮いている油分を吸収除去することも可能である。
【0008】なお、特開平 7−155590号公報に
は、リグノセルロース物質を、細胞の基本形態を残した
まま、物理的に解繊、裁断又は粉砕して所定の条件で加
熱した後冷却して得られる油吸着材が提案されている。
このうち木質ファイバー熱処理物を用いた。
は、リグノセルロース物質を、細胞の基本形態を残した
まま、物理的に解繊、裁断又は粉砕して所定の条件で加
熱した後冷却して得られる油吸着材が提案されている。
このうち木質ファイバー熱処理物を用いた。
【0009】また、特願平 8−54520には油吸着
マットが提案されている。このうち油ゲル化剤は使わず
に、油吸着材のみをマット化した。さらに、特開平 1
−310704には貫通孔のある活性炭の円柱形のエレ
メントを用いた流体浄化器が提案されているが、該特許
は活性炭を用いており、木質ファイバー熱処理物とは違
う。また、油の除去は念頭においていない。
マットが提案されている。このうち油ゲル化剤は使わず
に、油吸着材のみをマット化した。さらに、特開平 1
−310704には貫通孔のある活性炭の円柱形のエレ
メントを用いた流体浄化器が提案されているが、該特許
は活性炭を用いており、木質ファイバー熱処理物とは違
う。また、油の除去は念頭においていない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】水溶性切削液の上に浮
いた油を処理する方法としては、従来のオイルスキマー
による処理法があるが、機械の運転中に水溶性切削液を
きれいにすることはできない。機械の運転を中止しなけ
ればならず、油が浮いて層になるのに数日間を要する。
液面に油が浮いた場合には、木質ファイバー熱処理物を
不織布に入れて液面に浮いている油分を吸収除去するこ
とも可能である。
いた油を処理する方法としては、従来のオイルスキマー
による処理法があるが、機械の運転中に水溶性切削液を
きれいにすることはできない。機械の運転を中止しなけ
ればならず、油が浮いて層になるのに数日間を要する。
液面に油が浮いた場合には、木質ファイバー熱処理物を
不織布に入れて液面に浮いている油分を吸収除去するこ
とも可能である。
【0011】本発明は上記従来の問題点を解決し、油吸
着性の良好で連続的に処理可能な油吸着フィルターエレ
メントを提供することにより水溶性切削液中の機械油等
を除去することを目的とする。天然物を材料としている
ので、燃焼でき環境問題を解決できる。
着性の良好で連続的に処理可能な油吸着フィルターエレ
メントを提供することにより水溶性切削液中の機械油等
を除去することを目的とする。天然物を材料としている
ので、燃焼でき環境問題を解決できる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の水溶性切削液中
に混入する油の除去法に用いる油吸着フィルターエレメ
ントは、下記素材(A)を木綿袋等に入れることにより
製造した。また下記素材(A)とバインダーを混在せし
め、さらに不織布に保持させた油吸着マットとひだ状の
ポリプロピレン不織布を交互に組み合わせて巻くことに
よってなる油吸着フィルターエレメントを製造した。さ
らに下記素材(A)とバインダーを混在せしめて被処理
液のろ過方向に対し平行な複数の貫通孔を設けたことを
特徴とする油吸着フィルターエレメントを製造した。こ
れは、油吸着性能が著しく高い素材が水溶性切削液中に
分散している機械油と流れと平行にマット表面又は貫通
孔に接触して選択的かつ迅速に吸着機械油を吸着する。 素材(A):木材を物理的に解繊又は粉砕して繊維状と
し、これを300〜400℃で、5〜20分加熱した
後、冷却して得られる素材。
に混入する油の除去法に用いる油吸着フィルターエレメ
ントは、下記素材(A)を木綿袋等に入れることにより
製造した。また下記素材(A)とバインダーを混在せし
め、さらに不織布に保持させた油吸着マットとひだ状の
ポリプロピレン不織布を交互に組み合わせて巻くことに
よってなる油吸着フィルターエレメントを製造した。さ
らに下記素材(A)とバインダーを混在せしめて被処理
液のろ過方向に対し平行な複数の貫通孔を設けたことを
特徴とする油吸着フィルターエレメントを製造した。こ
れは、油吸着性能が著しく高い素材が水溶性切削液中に
分散している機械油と流れと平行にマット表面又は貫通
孔に接触して選択的かつ迅速に吸着機械油を吸着する。 素材(A):木材を物理的に解繊又は粉砕して繊維状と
し、これを300〜400℃で、5〜20分加熱した
後、冷却して得られる素材。
【0013】本発明の水溶性切削液中に混入する油の除
去法に用いる油吸着フィルターエレメントにおいては、
油吸着性能が著しく高い上記(A)の素材が多量の油を
選択的かつ迅速に吸着する。このように水溶性切削液中
に分散している機械油を吸着することによって、水溶性
切削液の腐敗を未然に防止する。液面に油が浮いた場合
には、木質ファイバー熱処理物を不織布に入れて液面に
浮いている油分を吸収除去することも可能である。
去法に用いる油吸着フィルターエレメントにおいては、
油吸着性能が著しく高い上記(A)の素材が多量の油を
選択的かつ迅速に吸着する。このように水溶性切削液中
に分散している機械油を吸着することによって、水溶性
切削液の腐敗を未然に防止する。液面に油が浮いた場合
には、木質ファイバー熱処理物を不織布に入れて液面に
浮いている油分を吸収除去することも可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
に説明する。
【0015】まず、本発明の水溶性切削液中に混入する
油の除去法に用いる油吸着フィルターエレメントを構成
する素材(A)について説明する。
油の除去法に用いる油吸着フィルターエレメントを構成
する素材(A)について説明する。
【0016】素材(A)の原料となる木材としては、特
に制限はないが、安価で入手し易いことから、林業等の
各種生産工程で排出される廃棄物、例えば、木粉、樹
皮、端材、古紙等の林産系廃棄物や間伐材などを用いる
のが好ましい。
に制限はないが、安価で入手し易いことから、林業等の
各種生産工程で排出される廃棄物、例えば、木粉、樹
皮、端材、古紙等の林産系廃棄物や間伐材などを用いる
のが好ましい。
【0017】素材(A)の製造に当たっては、まず、上
記木材を加圧解繊機等を用いて、物理的に解繊又は粉砕
して繊維状とする。この解繊又は粉砕の操作は、得られ
る繊維状物のかさ密度(含水率3〜9%程度の範囲にお
いて)が0.01〜0.1g/cm3、特に0.01〜
0.03g/cm3となるように行うのが好ましく、こ
のようなかさ密度に調整することにより、得られる素材
(A)の油吸着性能を著しく高いものとすることができ
る。
記木材を加圧解繊機等を用いて、物理的に解繊又は粉砕
して繊維状とする。この解繊又は粉砕の操作は、得られ
る繊維状物のかさ密度(含水率3〜9%程度の範囲にお
いて)が0.01〜0.1g/cm3、特に0.01〜
0.03g/cm3となるように行うのが好ましく、こ
のようなかさ密度に調整することにより、得られる素材
(A)の油吸着性能を著しく高いものとすることができ
る。
【0018】上記解繊又は粉砕により得られた繊維状物
は、次いで、300〜400℃で5〜20分加熱した
後、冷却する。
は、次いで、300〜400℃で5〜20分加熱した
後、冷却する。
【0019】このように、木材を好ましくは所定のかさ
密度となるように解繊又は粉砕により得られた繊維状物
を所定温度で所定時間加熱処理することにより、油吸着
に有効な微細孔隙を多く有し、かつ、はっ水性が高く、
したがって、吸水性が小さく、油の選択吸着性の高い素
材(A)を得ることができる。
密度となるように解繊又は粉砕により得られた繊維状物
を所定温度で所定時間加熱処理することにより、油吸着
に有効な微細孔隙を多く有し、かつ、はっ水性が高く、
したがって、吸水性が小さく、油の選択吸着性の高い素
材(A)を得ることができる。
【0020】次に、本発明の水溶性切削液中に混入する
油の除去法に用いる油吸着フィルターエレメントについ
て説明する。
油の除去法に用いる油吸着フィルターエレメントについ
て説明する。
【0021】本発明の油吸着マットは特願平 8−54
520の発明で使った手法を限定して用いる。すなわち
この油吸着マットの1方は、上記素材(A)を含むが油
ゲル化剤を用いない油吸着層である。また、2枚以上の
不織布の間に上記素材(A)を含む油吸着層を介在させ
たものも好ましい。この不織布同士の間に介在された油
吸着層は、素材(A)を適宜のバインダーを用いて硬化
させたものであることが好ましい。この硬化材料として
は、熱可塑性合成樹脂の粉末又は繊維が好適であり、具
体的にはポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維等が挙
げられる。もう1方は上記素材(A)とバインダーを混
在したものを熱処理成形したものである。このバインダ
ーの添加量は、相対的に素材(A)の100重量部に対
して25〜40重量部とするのが好ましい。
520の発明で使った手法を限定して用いる。すなわち
この油吸着マットの1方は、上記素材(A)を含むが油
ゲル化剤を用いない油吸着層である。また、2枚以上の
不織布の間に上記素材(A)を含む油吸着層を介在させ
たものも好ましい。この不織布同士の間に介在された油
吸着層は、素材(A)を適宜のバインダーを用いて硬化
させたものであることが好ましい。この硬化材料として
は、熱可塑性合成樹脂の粉末又は繊維が好適であり、具
体的にはポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維等が挙
げられる。もう1方は上記素材(A)とバインダーを混
在したものを熱処理成形したものである。このバインダ
ーの添加量は、相対的に素材(A)の100重量部に対
して25〜40重量部とするのが好ましい。
【0022】素材(A)およびバインダーを混合して加
熱することにより素材(A)が板状となるが、この加熱
を行うに際し、この混合物を不織布同士の間に層状に介
在させ、かつ該混合物の層と不織布との間にホットメル
ト樹脂シートを介在させておくのが好ましい。
熱することにより素材(A)が板状となるが、この加熱
を行うに際し、この混合物を不織布同士の間に層状に介
在させ、かつ該混合物の層と不織布との間にホットメル
ト樹脂シートを介在させておくのが好ましい。
【0023】具体的には、不織布/ホットメルト樹脂シ
ート/上記混合物/ホットメルト樹脂シート/不織布の
順で積層し、この積層体を100〜200kgf/cm
2、150〜200℃で加熱する。この加熱により、バ
インダーおよびホットメルト樹脂繊維が溶融する。これ
を冷却すると、素材(A)を含んだ油吸着層が不織布間
に介在され、かつこの油吸着層が不織布に接着されたサ
ンドイッチ状3層構造の油吸着マットが得られる。
ート/上記混合物/ホットメルト樹脂シート/不織布の
順で積層し、この積層体を100〜200kgf/cm
2、150〜200℃で加熱する。この加熱により、バ
インダーおよびホットメルト樹脂繊維が溶融する。これ
を冷却すると、素材(A)を含んだ油吸着層が不織布間
に介在され、かつこの油吸着層が不織布に接着されたサ
ンドイッチ状3層構造の油吸着マットが得られる。
【0024】不織布としては、ポリエステル又はポリプ
ロピレンの不織布を用いるのが好適である。また、不織
布は厚さ0.01〜0.5mm、目付15〜100g/
m2程度のものが好適である。
ロピレンの不織布を用いるのが好適である。また、不織
布は厚さ0.01〜0.5mm、目付15〜100g/
m2程度のものが好適である。
【0025】上記の油吸着層は、密度0.015〜0.
1g/cm3程度であることが好ましく、その厚さは、
油吸着マットの用途によっても異なるが、0.5〜20
cm程度である。
1g/cm3程度であることが好ましく、その厚さは、
油吸着マットの用途によっても異なるが、0.5〜20
cm程度である。
【0026】厚さ1cm前後の油吸着マットとひだ状の
ポリプロピレン不織布とを組み合わせるとフィルターエ
レメントができる。また、成形によって厚さ12cm前
後の木質ファイバー熱処理物とバインダーを混在せしめ
て被処理液のろ過方向に対し平行な複数の貫通孔を設け
たことを特徴とする油吸着フィルターエレメントができ
る。また、素材(A)を木綿袋に入れても、油吸着フィ
ルターエレメントができる。
ポリプロピレン不織布とを組み合わせるとフィルターエ
レメントができる。また、成形によって厚さ12cm前
後の木質ファイバー熱処理物とバインダーを混在せしめ
て被処理液のろ過方向に対し平行な複数の貫通孔を設け
たことを特徴とする油吸着フィルターエレメントができ
る。また、素材(A)を木綿袋に入れても、油吸着フィ
ルターエレメントができる。
【0027】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明する。
説明する。
【0028】実施例1 まず、下記の方法により素材(A)を製造した。
【0029】素材(A)の製造 トドマツ間伐材の製材で生じた端材をチッパーに入れ、
得られたチップを、加圧解繊機で水蒸気圧8kgf/c
m2(温度約174.6゜C)、5分間の加圧条件、加
圧部分のクリアランス1.3mmで物理的に解繊して、
トドマツファイバーを得た。このトドマツファイバーの
かさ密度を測定したところ、含水率8%で、0.020
g/cm3であった。なお、かさ密度は、9メッシュの
ふるいの上からブラシ等でトドマツファイバーをほぐし
ながら、静かに1リットルのポリプロピレン製容器に降
り注ぎ、すりきりいっぱいになったときの重量を測定し
て算出した。
得られたチップを、加圧解繊機で水蒸気圧8kgf/c
m2(温度約174.6゜C)、5分間の加圧条件、加
圧部分のクリアランス1.3mmで物理的に解繊して、
トドマツファイバーを得た。このトドマツファイバーの
かさ密度を測定したところ、含水率8%で、0.020
g/cm3であった。なお、かさ密度は、9メッシュの
ふるいの上からブラシ等でトドマツファイバーをほぐし
ながら、静かに1リットルのポリプロピレン製容器に降
り注ぎ、すりきりいっぱいになったときの重量を測定し
て算出した。
【0030】このトドマツファイバーを、特開平 7−
155590号公報記載の連続炭化装置で250℃、
3.5分−325℃、7分−250℃、3.5分間加熱
した後、冷却して、かさ密度0.021g/cm3(か
さ密度は上記と同様にして測定した。)の素材(A)を
得た。
155590号公報記載の連続炭化装置で250℃、
3.5分−325℃、7分−250℃、3.5分間加熱
した後、冷却して、かさ密度0.021g/cm3(か
さ密度は上記と同様にして測定した。)の素材(A)を
得た。
【0031】 次に、特願平 8−54520の手法
を用い、上記素材(A)と、下記バインダー繊維、ホッ
トメルト樹脂シートおよびポリエステルの不織布を用い
て油吸着マットを製造した。特願平 8−54520と
は油ゲル化剤を用いないところとポリエステル不織布を
用いているところが違う。 バインダー繊維:芯鞘型ポリエステル繊維 芯=高融点(255℃前後)ポリエステル 鞘=低融点(100℃前後)ポリエステル ホットメルトシート:目付=30g/m2 不織布:ポリエステル不織布 目付=30g/m2 厚さ=0.01mm
を用い、上記素材(A)と、下記バインダー繊維、ホッ
トメルト樹脂シートおよびポリエステルの不織布を用い
て油吸着マットを製造した。特願平 8−54520と
は油ゲル化剤を用いないところとポリエステル不織布を
用いているところが違う。 バインダー繊維:芯鞘型ポリエステル繊維 芯=高融点(255℃前後)ポリエステル 鞘=低融点(100℃前後)ポリエステル ホットメルトシート:目付=30g/m2 不織布:ポリエステル不織布 目付=30g/m2 厚さ=0.01mm
【0032】まず、素材(A)100重量部とバインダ
ー繊維33重量部とを混合し、得られた混合物を、不織
布/ホットメルトシート/混合物/ホットメルトシート
/不織布の順で積層し、温度200℃、圧力200kg
f/cm2で加熱成形した。なお、混合物は、不織布1
cm2当たり4.6gの割合で用いた。
ー繊維33重量部とを混合し、得られた混合物を、不織
布/ホットメルトシート/混合物/ホットメルトシート
/不織布の順で積層し、温度200℃、圧力200kg
f/cm2で加熱成形した。なお、混合物は、不織布1
cm2当たり4.6gの割合で用いた。
【0033】このようにして得られた厚さ1.3cmの
油吸着マットを10cm×10cmの大きさに切断して
試料マットaとした。
油吸着マットを10cm×10cmの大きさに切断して
試料マットaとした。
【0034】実施例2 次に、上記素材(A)と、下記バインダー繊維を用
いて油吸着マットを製造した。これは特願平 8−54
520で発明したものとはホットメルト樹脂接着剤と不
織布を用いていない点と加熱温度が異なる。そのため、
下記のように油吸着量が多くなった。 バインダー繊維:芯鞘型ポリエステル繊維 芯=高融点(255℃前後)ポリエステル 鞘=低融点(100℃前後)ポリエステル
いて油吸着マットを製造した。これは特願平 8−54
520で発明したものとはホットメルト樹脂接着剤と不
織布を用いていない点と加熱温度が異なる。そのため、
下記のように油吸着量が多くなった。 バインダー繊維:芯鞘型ポリエステル繊維 芯=高融点(255℃前後)ポリエステル 鞘=低融点(100℃前後)ポリエステル
【0035】まず、素材(A)70重量部とバインダー
繊維30重量部とを混合し、得られた混合物を、温度1
50℃、圧力3kgf/cm2で10分加熱成形した。
繊維30重量部とを混合し、得られた混合物を、温度1
50℃、圧力3kgf/cm2で10分加熱成形した。
【0036】このようにして得られた厚さ1〜1.6c
mの油吸着マットを10cm×10cmの大きさに切断
して試料マットbとした。
mの油吸着マットを10cm×10cmの大きさに切断
して試料マットbとした。
【0037】比較例1 市販されている一般的なポリプロピレン製の三井石
油化学工業KK製タフネルオイルブロッター(0.4c
m×50cm×50cm)から0.4cm×10cm×
10cmの試料不織布を切り出した。
油化学工業KK製タフネルオイルブロッター(0.4c
m×50cm×50cm)から0.4cm×10cm×
10cmの試料不織布を切り出した。
【0038】 この実施例1,2および比較例1の油
吸着マットを、各々、20℃のA重油面に浮かべ、5分
間静置した。その後、直径1mmの針金をメッシュ状に
編んだ金網(目開き17mm)の上に5分間放置した
後、重量を測定し、重量油吸着量(g/g:試料マット
重量に対する油吸着量)を求め、結果を表1、図1に示
した。
吸着マットを、各々、20℃のA重油面に浮かべ、5分
間静置した。その後、直径1mmの針金をメッシュ状に
編んだ金網(目開き17mm)の上に5分間放置した
後、重量を測定し、重量油吸着量(g/g:試料マット
重量に対する油吸着量)を求め、結果を表1、図1に示
した。
【0039】
【表1】
【0040】実施例3 木質ファイバー熱処理物を木綿袋に入れたことを特
徴とする油吸着フィルターエレメント1を製造した。
徴とする油吸着フィルターエレメント1を製造した。
【0041】 これを水溶性切削液の中に入り込んだ
機械油のろ過器(図2、3、4)に使用した。ろ過器は
直径10〜8000mm高さ100〜9000mmであ
る。材質は鉄材、鋼材、アルミニウム材全般、鋳鉄材、
ステンレス鋼材、銅材、塩化ビニール材全般、FRP全
般、陶器製全般のいずれかである。形状は各型、丸型を
問わず1000cc以上の容器である。電源は100V
または200V、例外として400V。制御盤は1A以
上とし、圧力計安全弁を具備するものとする。配管は上
記材質のもので、内径3mm以上である。実施例ではス
テンレス製と鋼管を用いた。ろ過器のシリンダー下部に
棚を設け、金網を敷き木綿の薄布をかぶせる。液は最上
部からシャワー方式で木綿袋に入れた油吸着材にスプレ
イして天然物資材のみでろ過した。150リットルの切
削液を15リットル/分で処理すると表2のように、機
械を止めることなく、連続的にろ過できた。このシャワ
ー方式によって表3のように最も良い効果が得られた。
機械油のろ過器(図2、3、4)に使用した。ろ過器は
直径10〜8000mm高さ100〜9000mmであ
る。材質は鉄材、鋼材、アルミニウム材全般、鋳鉄材、
ステンレス鋼材、銅材、塩化ビニール材全般、FRP全
般、陶器製全般のいずれかである。形状は各型、丸型を
問わず1000cc以上の容器である。電源は100V
または200V、例外として400V。制御盤は1A以
上とし、圧力計安全弁を具備するものとする。配管は上
記材質のもので、内径3mm以上である。実施例ではス
テンレス製と鋼管を用いた。ろ過器のシリンダー下部に
棚を設け、金網を敷き木綿の薄布をかぶせる。液は最上
部からシャワー方式で木綿袋に入れた油吸着材にスプレ
イして天然物資材のみでろ過した。150リットルの切
削液を15リットル/分で処理すると表2のように、機
械を止めることなく、連続的にろ過できた。このシャワ
ー方式によって表3のように最も良い効果が得られた。
【0042】
【表2】
【0043】
【表3】
【0044】実施例4 と同様にして油吸着マットを製造した。この油吸
着マットとひだをつけたポリプロピレンの不織布により
図3に示す構造のフィルターエレメント2を製造した。
これは正面から対面に向かって水溶性切削液が流れ、フ
ィルターエレメント2と平行に接触してろ過する構造で
ある。
着マットとひだをつけたポリプロピレンの不織布により
図3に示す構造のフィルターエレメント2を製造した。
これは正面から対面に向かって水溶性切削液が流れ、フ
ィルターエレメント2と平行に接触してろ過する構造で
ある。
【0045】これを水溶性切削液の中に入り込んだ機械
油のろ過器(図2)に使用した。150リットルの切削
液を15リットル/分で処理すると表4のように、機械
を止めることなく、連続的にろ過できた。
油のろ過器(図2)に使用した。150リットルの切削
液を15リットル/分で処理すると表4のように、機械
を止めることなく、連続的にろ過できた。
【0046】
【表4】
【0047】実施例5 図4に示す木質ファイバー熱処理物とバインダーを
混在せしめて被処理液のろ過方向に対し平行な複数の貫
通孔を設けたことを特徴とする油吸着フィルターエレメ
ント3を製造し、周囲にポリプロピレン不織布を張り付
けた。これは水溶性切削液が図の正面から対面に向かっ
て水溶性切削液が穴を通って接触してろ過される構造で
ある。
混在せしめて被処理液のろ過方向に対し平行な複数の貫
通孔を設けたことを特徴とする油吸着フィルターエレメ
ント3を製造し、周囲にポリプロピレン不織布を張り付
けた。これは水溶性切削液が図の正面から対面に向かっ
て水溶性切削液が穴を通って接触してろ過される構造で
ある。
【0048】▲10▼ これを水溶性切削液の中に入り
込んだ機械油のろ過器(図2)に使用した。150リッ
トルの切削液を15リットル/分で処理すると表5のよ
うに、機械を止めることなく、連続的にろ過できた。
込んだ機械油のろ過器(図2)に使用した。150リッ
トルの切削液を15リットル/分で処理すると表5のよ
うに、機械を止めることなく、連続的にろ過できた。
【0049】
【表5】
【0050】実施例6 ▲11▼ 木質ファイバー熱処理物をパルプを結合材と
して25cm×25cmのシート状に成形した。得られ
た油吸着材を油分除去装置にフィルターとして用いて液
中の油分量を測定した。すなわち、油分除去装置におい
て、まずタンクに貯蔵された機械油6.95%を含有す
る水溶性切削液を配管を通じて油吸着材が収納されたろ
過器に15リットル/cm2の通液速度で送り、該る過
器で液中油分を油吸着材に通した後、該液を配管を通じ
て再びタンクに戻した。同様の操作を8回行い、各操作
ごとにろ過器を通した後の該液をサンプリングして、液
中の油分を測定し油吸着材の油分除去性能を調べた。得
られた結果を表6に示す。
して25cm×25cmのシート状に成形した。得られ
た油吸着材を油分除去装置にフィルターとして用いて液
中の油分量を測定した。すなわち、油分除去装置におい
て、まずタンクに貯蔵された機械油6.95%を含有す
る水溶性切削液を配管を通じて油吸着材が収納されたろ
過器に15リットル/cm2の通液速度で送り、該る過
器で液中油分を油吸着材に通した後、該液を配管を通じ
て再びタンクに戻した。同様の操作を8回行い、各操作
ごとにろ過器を通した後の該液をサンプリングして、液
中の油分を測定し油吸着材の油分除去性能を調べた。得
られた結果を表6に示す。
【0051】
【表6】
【0052】▲12▼ 表5の結果より、通液前の液中
油分の約83%が1回のろ過操作により油吸着材に吸着
されることが確認された。また該油吸着材による油吸着
能の上限は、4回のろ過操作でほとんど吸着量が最大と
なっていることから、この時点を上限値として油吸着量
を算出すると、約8g/gであった。したがって、油吸
着材の熱処理物を上記算出結果に基づいて調整すること
により、より少ないろ過操作により、ほぼ完全に液中油
分を回収できると考えられる。
油分の約83%が1回のろ過操作により油吸着材に吸着
されることが確認された。また該油吸着材による油吸着
能の上限は、4回のろ過操作でほとんど吸着量が最大と
なっていることから、この時点を上限値として油吸着量
を算出すると、約8g/gであった。したがって、油吸
着材の熱処理物を上記算出結果に基づいて調整すること
により、より少ないろ過操作により、ほぼ完全に液中油
分を回収できると考えられる。
【0053】実施例7 ▲13▼ 木質ファイバー熱処理物をパルプを結合材と
して7対3の割合で混合し、0.11cm×25cm×
25cmのシート状に成形した。得られた油吸着材を用
いて水面に浮いている薄膜状油の回収性能を調べた。ま
ず、1リットルビーカーに水800ミリリットルを入
れ、これにA重油0.1ミリリットルを入れたものに本
実施例の7cm×7cmの油吸着材を入れ、5分後に取
り出して金網上に5分間放置後、その重量を測定して油
分吸着量を算出した。また木質ファイバー熱処理物をポ
リプロピレンの不織布の7cm×7cmの袋に入れた油
吸着材と比較例2として7cm×7cmのサイズに切っ
た三井石油化学工業KK製タフネルオイルブロッター
(ポリプロピレン樹脂油吸着材)の油吸着量を測定し
た。その結果を表7に示す。
して7対3の割合で混合し、0.11cm×25cm×
25cmのシート状に成形した。得られた油吸着材を用
いて水面に浮いている薄膜状油の回収性能を調べた。ま
ず、1リットルビーカーに水800ミリリットルを入
れ、これにA重油0.1ミリリットルを入れたものに本
実施例の7cm×7cmの油吸着材を入れ、5分後に取
り出して金網上に5分間放置後、その重量を測定して油
分吸着量を算出した。また木質ファイバー熱処理物をポ
リプロピレンの不織布の7cm×7cmの袋に入れた油
吸着材と比較例2として7cm×7cmのサイズに切っ
た三井石油化学工業KK製タフネルオイルブロッター
(ポリプロピレン樹脂油吸着材)の油吸着量を測定し
た。その結果を表7に示す。
【0054】
【表7】
【0055】▲14▼ 表7の結果より、タフネルオイ
ルブロッターは水面上に置いただけでは、その下の油膜
しか吸着しないことが分かった。シートは水面上に置い
ただけでは、その下の油膜と一部の近くの油しか吸着し
ないことが分かった。その後、シートを裏返して水面上
を回してやるときれいに除去できることが分かった。す
なわち、水面上に油膜がある場合には、その油膜の大き
さに相当する大きさのシートを用意すれば良いものと思
われる。
ルブロッターは水面上に置いただけでは、その下の油膜
しか吸着しないことが分かった。シートは水面上に置い
ただけでは、その下の油膜と一部の近くの油しか吸着し
ないことが分かった。その後、シートを裏返して水面上
を回してやるときれいに除去できることが分かった。す
なわち、水面上に油膜がある場合には、その油膜の大き
さに相当する大きさのシートを用意すれば良いものと思
われる。
【0056】
【作用効果】以上詳述した通り、本発明の油吸着フィル
ターエレメントは、油吸着性能が良好で、旋盤などの機
械の運転中に水溶性切削液中に分散している機械油を効
率的に回収除去する。これによって、水溶性切削液上に
機械油が浮くことはなくなり、嫌気性発酵による水溶性
切削液の腐敗を防止することができるものである。
ターエレメントは、油吸着性能が良好で、旋盤などの機
械の運転中に水溶性切削液中に分散している機械油を効
率的に回収除去する。これによって、水溶性切削液上に
機械油が浮くことはなくなり、嫌気性発酵による水溶性
切削液の腐敗を防止することができるものである。
【0057】本発明の油吸着フィルターエレメントは天
然の木材を原料にしているため燃焼エネルギーが従来の
合成樹脂系油吸着材および合成繊維系油吸着材に比して
低く、また優れた油吸着性および非吸水性を有するた
め、使用済みのものには水分含有量が極めて少なく、ま
た多孔性でかさ比重が小さく油吸着保持性能に優れるた
め、使用後、通常の焼却炉でそのまま焼却できるため、
油回収後の処理コストも少なくできるものである。
然の木材を原料にしているため燃焼エネルギーが従来の
合成樹脂系油吸着材および合成繊維系油吸着材に比して
低く、また優れた油吸着性および非吸水性を有するた
め、使用済みのものには水分含有量が極めて少なく、ま
た多孔性でかさ比重が小さく油吸着保持性能に優れるた
め、使用後、通常の焼却炉でそのまま焼却できるため、
油回収後の処理コストも少なくできるものである。
【0058】また、本発明の主要成分である木質ファイ
バー熱処理物は、その取扱い性、輸送性、貯蔵性および
作業性がよく、その後の製品加工も比較的簡単な加工法
(袋詰めや担持体への吸着法)が利用でき使用用途に応
じて適当な形状、大きさに加工できるため、家庭や工場
で廃棄される小規模の廃油や工場における機械油などの
漏油の簡便な処理材として幅広い分野での利用が図れる
ものである。
バー熱処理物は、その取扱い性、輸送性、貯蔵性および
作業性がよく、その後の製品加工も比較的簡単な加工法
(袋詰めや担持体への吸着法)が利用でき使用用途に応
じて適当な形状、大きさに加工できるため、家庭や工場
で廃棄される小規模の廃油や工場における機械油などの
漏油の簡便な処理材として幅広い分野での利用が図れる
ものである。
【0059】
【図1】試料の重量油吸着量を示すグラフである。
【図2】油吸着フィルターエレメントを用いたろ過器
【図3】油ろ過器
【図4】油ろ過器(シャワー方式)
【図5】油吸着フィルターエレメント1
【図6】油吸着フィルターエレメント2 1:スラッジ 2:バグフィルター 3:油 4:油吸着フィルターエレメント 5:水溶性切削液 6:ひだ状のポリプロピレン不織布 7:油吸着材+ポリエステル樹脂繊維 8:油吸着材+ポリエステル樹脂繊維 9:穴 10:ポリプロピレン不織布
特開平 7−155590(JP、B) 特願平 8−54520(JP、B)
フロントページの続き (71)出願人 592199548 株式会社中部・新東海フェルト 静岡県浜松市船越町33番14号 (71)出願人 591190955 北海道 北海道札幌市中央区北3条西6丁目1番地 (72)発明者 齋藤 勝 北海道旭川市西神楽1線10号174番地7北 海道立林産試験場内 (72)発明者 梅原 勝雄 北海道旭川市西神楽1線10号174番地7 北海道立林産試験場内 (72)発明者 渋谷 良二 北海道札幌市中央区北2条西19丁目1番地 9 北海道森林組合連合会内 (72)発明者 井島 理 栃木県塩谷郡氏家町字氏家231番地 富士 フィルター工業株式会社栃木工場内 (72)発明者 福岡 信一 栃木県河内郡南河内町祇園1丁目20番1 KアンドKビル101号室 丸一物産有限会 社内 (72)発明者 三ツ谷 公文 静岡県浜松市船越町33番14号 株式会社中 部・新東海フェルト内
Claims (4)
- 【請求項1】 木質ファイバー熱処理物を木綿などの袋
に入れて作った油吸着フィルターエレメントを用いて水
溶性切削液中に混入する油を除去する方法。木質ファイ
バー熱処理物:木材を物理的に解繊又は粉砕して繊維状
とし、これを300〜400℃で、5〜20分加熱した
後、冷却して得られる素材。 - 【請求項2】 木質ファイバー熱処理物とバインダーを
混在せしめ、不織布に保持させた油吸着マットとひだ状
のポリプロピレン不織布を交互に組み合わせて巻くこと
によってなる油吸着フィルターエレメントまたは被処理
液のろ過方向に対し平行な複数の貫通孔を設けたことを
特徴とする油吸着フィルターエレメントを用いて、水溶
性切削液中に混入する油を除去する方法。 - 【請求項3】 木質ファイバー熱処理物をパルプを結合
材として混合して成形した油吸着材または不織布に入れ
た木質ファイバー熱処理物を用いて水面に浮いている薄
膜状油を回収する方法。 - 【請求項4】 ろ過器は直径10〜8000mm高さ1
00〜9000mmである。材質は鉄材、鋼材、アルミ
ニウム材全般、鋳鉄材、ステンレス鋼材、銅材、塩化ビ
ニール材全般、FRP全般、陶器製全般のいずれかであ
る。形状は角型、丸型を問わず1000cc以上の容器
である。電源は100Vまたは200V、例外として4
00Vである。制御盤は1A以上とし、圧力計、安全弁
を具備するものとする。配管は上記材質のもので、内径
3mm以上である。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8288992A JP3038404B2 (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 水溶性切削液に混入する油の除去法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8288992A JP3038404B2 (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 水溶性切削液に混入する油の除去法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1094702A true JPH1094702A (ja) | 1998-04-14 |
| JP3038404B2 JP3038404B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=17737449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8288992A Expired - Fee Related JP3038404B2 (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 水溶性切削液に混入する油の除去法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3038404B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999049949A1 (en) * | 1998-03-31 | 1999-10-07 | Oy Sanfix Finland Ab | Method and filter for purifying water |
| JP2011083710A (ja) * | 2009-10-15 | 2011-04-28 | Toshiba Corp | 有機高分子の回収システム |
| CN102814059A (zh) * | 2012-08-26 | 2012-12-12 | 吉林大学 | 油页岩干馏分析中油水分离装置及油水含量测定方法 |
| JP2019120094A (ja) * | 2018-01-10 | 2019-07-22 | みのる産業株式会社 | 油吸収体 |
| CN111217483A (zh) * | 2019-12-09 | 2020-06-02 | 生态环境部华南环境科学研究所 | 一种用于航海时船舶生活污水的排放净化装置 |
| JP2023079348A (ja) * | 2021-11-29 | 2023-06-08 | 中部クリーン株式会社 | 水溶性切削油、水溶性切削油管理装置、および水溶性切削油管理方法 |
| CN118792097A (zh) * | 2024-07-05 | 2024-10-18 | 广东晶索新材料科技有限公司 | 切削液原料组合物以及切削液的制备方法 |
-
1996
- 1996-09-24 JP JP8288992A patent/JP3038404B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999049949A1 (en) * | 1998-03-31 | 1999-10-07 | Oy Sanfix Finland Ab | Method and filter for purifying water |
| JP2011083710A (ja) * | 2009-10-15 | 2011-04-28 | Toshiba Corp | 有機高分子の回収システム |
| CN102814059A (zh) * | 2012-08-26 | 2012-12-12 | 吉林大学 | 油页岩干馏分析中油水分离装置及油水含量测定方法 |
| CN102814059B (zh) * | 2012-08-26 | 2014-07-02 | 吉林大学 | 油页岩干馏分析中油水分离装置及油水含量测定方法 |
| JP2019120094A (ja) * | 2018-01-10 | 2019-07-22 | みのる産業株式会社 | 油吸収体 |
| CN111217483A (zh) * | 2019-12-09 | 2020-06-02 | 生态环境部华南环境科学研究所 | 一种用于航海时船舶生活污水的排放净化装置 |
| JP2023079348A (ja) * | 2021-11-29 | 2023-06-08 | 中部クリーン株式会社 | 水溶性切削油、水溶性切削油管理装置、および水溶性切削油管理方法 |
| CN118792097A (zh) * | 2024-07-05 | 2024-10-18 | 广东晶索新材料科技有限公司 | 切削液原料组合物以及切削液的制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3038404B2 (ja) | 2000-05-08 |
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