JPH109490A - 潤滑装置 - Google Patents
潤滑装置Info
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- JPH109490A JPH109490A JP16024596A JP16024596A JPH109490A JP H109490 A JPH109490 A JP H109490A JP 16024596 A JP16024596 A JP 16024596A JP 16024596 A JP16024596 A JP 16024596A JP H109490 A JPH109490 A JP H109490A
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- bearing
- pressure
- oil
- air
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 超高速回転する軸受の潤滑を安定して行うと
共に、軸受の温度上昇を抑制し、しかも低速回転域にお
いても安定した軸受の潤滑を行う。 【解決手段】 スピンドル装置12内に組み込まれた転
がり軸受が超高速回転域に入って温度センサ17による
検知温度が設定温度を超えると、制御装置15は方向制
御弁13をON制御し、これにより、増圧器14によっ
て増圧された圧縮空気がシャトル弁9等を経て合流部8
に導かれ、その後、分配器6から吐出された潤滑油と混
合されてオイル・エア混合流となり装置12内のノズル
から軸受に供給される。一方、軸受が低速回転域に入っ
て温度センサ17による検知温度が設定温度より下回る
と、制御装置15は方向制御弁13をOFF制御し、こ
れにより回路2bを流れる圧縮空気は増圧されることな
く合流部8に導かれ、その後、オイル・エア混合流とな
って装置12内のノズルから軸受に供給される。
共に、軸受の温度上昇を抑制し、しかも低速回転域にお
いても安定した軸受の潤滑を行う。 【解決手段】 スピンドル装置12内に組み込まれた転
がり軸受が超高速回転域に入って温度センサ17による
検知温度が設定温度を超えると、制御装置15は方向制
御弁13をON制御し、これにより、増圧器14によっ
て増圧された圧縮空気がシャトル弁9等を経て合流部8
に導かれ、その後、分配器6から吐出された潤滑油と混
合されてオイル・エア混合流となり装置12内のノズル
から軸受に供給される。一方、軸受が低速回転域に入っ
て温度センサ17による検知温度が設定温度より下回る
と、制御装置15は方向制御弁13をOFF制御し、こ
れにより回路2bを流れる圧縮空気は増圧されることな
く合流部8に導かれ、その後、オイル・エア混合流とな
って装置12内のノズルから軸受に供給される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、マシニン
グセンタや研削盤等の工作機械に用いられる高速スピン
ドルの軸受を潤滑する潤滑装置の改良に関する。
グセンタや研削盤等の工作機械に用いられる高速スピン
ドルの軸受を潤滑する潤滑装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の潤滑装置としては、図5
に示すものが知られている。この装置は、2つに分岐し
た後、互いに合流する第1及び第2の回路b,fを備え
たもので、第1の回路(潤滑油供給回路)bに供給され
た圧縮空気は該回路bに介在されたオイルポンプcの駆
動力として使用され、かかる駆動によりオイル定量ピス
トン式分配器dに向けてオイルが送出される。また、オ
イル定量ピストン式分配器dはオイルポンプcから送出
されたオイルにより駆動されるようになっており、かか
る駆動により合流部eに向けて微量且つ定量の潤滑油が
間欠的に吐出される。そして、合流部eに吐出された微
量潤滑油は第2の回路(空気圧回路)fを流れる圧縮空
気と混合されてオイル・エア混合流となり、その後、下
流側に導かれる。
に示すものが知られている。この装置は、2つに分岐し
た後、互いに合流する第1及び第2の回路b,fを備え
たもので、第1の回路(潤滑油供給回路)bに供給され
た圧縮空気は該回路bに介在されたオイルポンプcの駆
動力として使用され、かかる駆動によりオイル定量ピス
トン式分配器dに向けてオイルが送出される。また、オ
イル定量ピストン式分配器dはオイルポンプcから送出
されたオイルにより駆動されるようになっており、かか
る駆動により合流部eに向けて微量且つ定量の潤滑油が
間欠的に吐出される。そして、合流部eに吐出された微
量潤滑油は第2の回路(空気圧回路)fを流れる圧縮空
気と混合されてオイル・エア混合流となり、その後、下
流側に導かれる。
【0003】下流側に導かれたオイル・エア混合流は、
例えばスピンドル装置に組み込まれた転がり軸受gに隣
接して配設されたエアノズルhから噴射されて該軸受g
内に供給され、これにより、該軸受gの潤滑がなされ
る。
例えばスピンドル装置に組み込まれた転がり軸受gに隣
接して配設されたエアノズルhから噴射されて該軸受g
内に供給され、これにより、該軸受gの潤滑がなされ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、工作
機械による加工品の品質向上及び製造コストの低減等の
要請から、スピンドルの回転数、換言すれば工具の切削
速度を増加させてワークに加工を施す場合が多くなって
きている。このため、スピンドルに使用されている転が
り軸受もスピンドルの回転数の増加に応じて高速回転さ
れる。スピンドルに使用される転がり軸受は内輪回転が
一般的であるが、軸受の回転時、内輪、転動体及び保持
器はそれぞれ空気の粘性抵抗に基づく空気層を伴って回
転し、この空気層がエアカーテンとして機能して外部か
らの空気流を遮断する働きをする。そして、かかるエア
カーテンの空気流遮断機能は、軸受の回転数(スピンド
ル回転数)の増加に伴って顕著になる。
機械による加工品の品質向上及び製造コストの低減等の
要請から、スピンドルの回転数、換言すれば工具の切削
速度を増加させてワークに加工を施す場合が多くなって
きている。このため、スピンドルに使用されている転が
り軸受もスピンドルの回転数の増加に応じて高速回転さ
れる。スピンドルに使用される転がり軸受は内輪回転が
一般的であるが、軸受の回転時、内輪、転動体及び保持
器はそれぞれ空気の粘性抵抗に基づく空気層を伴って回
転し、この空気層がエアカーテンとして機能して外部か
らの空気流を遮断する働きをする。そして、かかるエア
カーテンの空気流遮断機能は、軸受の回転数(スピンド
ル回転数)の増加に伴って顕著になる。
【0005】従って、超高速回転する転がり軸受の内部
に上述したオイル・エア混合流を供給するには、エアノ
ズルhから噴射されるオイル・エア混合流の噴射速度が
エアカーテンの圧力に打ち勝つ必要がある。
に上述したオイル・エア混合流を供給するには、エアノ
ズルhから噴射されるオイル・エア混合流の噴射速度が
エアカーテンの圧力に打ち勝つ必要がある。
【0006】しかしながら、上記従来の潤滑装置におい
ては、第1及び第2の回路b,fに供給される圧縮空気
圧が生産工場で一般的に使われる0.35〜0.45M
Paの範囲の空気圧であり、0.5MPa以下の空気圧
を使用せざるを得ないため、例えば軸径65mmで30
000rpm(Dpw・n=240万:ここで言うDp
w・n値とは、軸受のピッチ円直径(mm)Dpwに毎
分の回転数nを乗じたものでこの数値は高速回転の一つ
の目安として使われる。)以上の超高速スピンドルにあ
っては、エアノズルhから噴射されるオイル・エア混合
流の噴射速度が不十分となって、超高速で回転する軸受
gに発生するエアカーテンの影響を受けて軸受gの軌道
面に十分に到達しなくなる。この結果、軸受gの潤滑が
不十分になって軸受の温度上昇を招く不都合がある。
ては、第1及び第2の回路b,fに供給される圧縮空気
圧が生産工場で一般的に使われる0.35〜0.45M
Paの範囲の空気圧であり、0.5MPa以下の空気圧
を使用せざるを得ないため、例えば軸径65mmで30
000rpm(Dpw・n=240万:ここで言うDp
w・n値とは、軸受のピッチ円直径(mm)Dpwに毎
分の回転数nを乗じたものでこの数値は高速回転の一つ
の目安として使われる。)以上の超高速スピンドルにあ
っては、エアノズルhから噴射されるオイル・エア混合
流の噴射速度が不十分となって、超高速で回転する軸受
gに発生するエアカーテンの影響を受けて軸受gの軌道
面に十分に到達しなくなる。この結果、軸受gの潤滑が
不十分になって軸受の温度上昇を招く不都合がある。
【0007】本発明はかかる不都合を解消するためにな
されたものであり、超高速回転する軸受等の潤滑を安定
して行うことができると共に、増圧された空気の冷却効
果により温度上昇を抑制することができ、しかも低速回
転域においても安定した潤滑を行うことができる潤滑装
置を提供することを目的とする。
されたものであり、超高速回転する軸受等の潤滑を安定
して行うことができると共に、増圧された空気の冷却効
果により温度上昇を抑制することができ、しかも低速回
転域においても安定した潤滑を行うことができる潤滑装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明に係る潤滑装置は、潤滑油供給回路から空
気圧回路に供給される潤滑油を、該空気圧回路を流れる
空気流と共に下流側に導いて該下流側の先端に設けられ
たノズルから噴射することにより、軸受等の潤滑対象物
を潤滑するようにした潤滑装置において、前記空気圧回
路の空気圧を増圧する増圧手段と、前記潤滑対称物の作
動状態を検知する作動状態検知手段と、該作動状態検知
手段によって検知された前記潤滑対称物の作動状態に応
じて前記空気圧回路の空気圧を増減調整する空気圧調整
手段とを備えたことを特徴とする。
めに、本発明に係る潤滑装置は、潤滑油供給回路から空
気圧回路に供給される潤滑油を、該空気圧回路を流れる
空気流と共に下流側に導いて該下流側の先端に設けられ
たノズルから噴射することにより、軸受等の潤滑対象物
を潤滑するようにした潤滑装置において、前記空気圧回
路の空気圧を増圧する増圧手段と、前記潤滑対称物の作
動状態を検知する作動状態検知手段と、該作動状態検知
手段によって検知された前記潤滑対称物の作動状態に応
じて前記空気圧回路の空気圧を増減調整する空気圧調整
手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態で
ある潤滑装置を説明するための説明図である。なお、こ
の実施の形態では、潤滑装置として微定油量潤滑装置を
例に採る。
参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態で
ある潤滑装置を説明するための説明図である。なお、こ
の実施の形態では、潤滑装置として微定油量潤滑装置を
例に採る。
【0010】図1において符号1は微定油量潤滑装置で
あり、この微定油量潤滑装置1は、2つに分岐した後、
互いに合流する第1及び第2の回路2a,2bを備え
る。第1及び第2の回路2a,2bには、生産工場の工
場配管等の圧縮空気供給源Pから0.5MPa以下
(0.35〜0.45MPa)の圧縮空気が圧力制御弁
3を介して規定圧力に調圧されて供給される。ここで、
第1の回路2aは本発明の潤滑油供給回路を構成し、第
2の回路2bは本発明の空気圧回路を構成する。
あり、この微定油量潤滑装置1は、2つに分岐した後、
互いに合流する第1及び第2の回路2a,2bを備え
る。第1及び第2の回路2a,2bには、生産工場の工
場配管等の圧縮空気供給源Pから0.5MPa以下
(0.35〜0.45MPa)の圧縮空気が圧力制御弁
3を介して規定圧力に調圧されて供給される。ここで、
第1の回路2aは本発明の潤滑油供給回路を構成し、第
2の回路2bは本発明の空気圧回路を構成する。
【0011】第1の回路2aには方向制御弁4の切換え
操作により圧縮空気が供給され、該圧縮空気は回路2a
に介在された空圧駆動ポンプ5の駆動力として使用され
る。空圧駆動ポンプ5の駆動により、オイルタンク7か
ら潤滑油が取り出されてオイル定量ピストン式分配器6
に送られる。オイル定量ピストン式分配器6は空圧駆動
ポンプ5から送出された潤滑油により駆動され、かかる
駆動により微量且つ定量の潤滑油が第1及び第2の回路
2a,2bの合流部8に向けて間欠的に吐出される。な
お、オイル定量ピストン式分配器6は、後述するスピン
ドル装置12内に組み込まれる軸受の数に対応して設け
られるが、この実施の形態では3個のみ図示している。
操作により圧縮空気が供給され、該圧縮空気は回路2a
に介在された空圧駆動ポンプ5の駆動力として使用され
る。空圧駆動ポンプ5の駆動により、オイルタンク7か
ら潤滑油が取り出されてオイル定量ピストン式分配器6
に送られる。オイル定量ピストン式分配器6は空圧駆動
ポンプ5から送出された潤滑油により駆動され、かかる
駆動により微量且つ定量の潤滑油が第1及び第2の回路
2a,2bの合流部8に向けて間欠的に吐出される。な
お、オイル定量ピストン式分配器6は、後述するスピン
ドル装置12内に組み込まれる軸受の数に対応して設け
られるが、この実施の形態では3個のみ図示している。
【0012】第2の回路2bはシャトル弁9及びオイル
定量ピストン式分配器6に対応して配設された流量制御
弁10を経由して合流部8に達しており、従って、第2
の回路2bを流れる圧縮空気はシャトル弁9の一方の入
口9aから流入した後、共通の出口9cから流出し、次
いで、流量制御弁10によって規定の流量に調整されて
から合流部8に導かれる。合流部8に導かれた圧縮空気
流は上述したオイル定量ピストン式分配器6から吐出さ
れた潤滑油と混合されてオイル・エア混合流となり、そ
の後、配管11を通って下流側に導かれる。配管11の
下流側先端はスピンドル装置12のハウジング内に穿設
された給油孔(図示せず。)に接続されている。給油孔
は、スピンドル装置12内に組み込まれてスピンドル
(図示せず。)を回動可能に支持する転がり軸受(図示
せず。)に向けて延設され、その先端は該軸受に近接配
置されている。また、給油孔の先端には、オイル・エア
混合流を転がり軸受に向けて噴出するエアノズル(図示
せず。)が該軸受を指向して設けられている。
定量ピストン式分配器6に対応して配設された流量制御
弁10を経由して合流部8に達しており、従って、第2
の回路2bを流れる圧縮空気はシャトル弁9の一方の入
口9aから流入した後、共通の出口9cから流出し、次
いで、流量制御弁10によって規定の流量に調整されて
から合流部8に導かれる。合流部8に導かれた圧縮空気
流は上述したオイル定量ピストン式分配器6から吐出さ
れた潤滑油と混合されてオイル・エア混合流となり、そ
の後、配管11を通って下流側に導かれる。配管11の
下流側先端はスピンドル装置12のハウジング内に穿設
された給油孔(図示せず。)に接続されている。給油孔
は、スピンドル装置12内に組み込まれてスピンドル
(図示せず。)を回動可能に支持する転がり軸受(図示
せず。)に向けて延設され、その先端は該軸受に近接配
置されている。また、給油孔の先端には、オイル・エア
混合流を転がり軸受に向けて噴出するエアノズル(図示
せず。)が該軸受を指向して設けられている。
【0013】第2の回路2bは、シャトル弁9の一方の
入口9aの手前で分岐した後、該シャトル弁9の他方の
入口9bに接続される分岐空気圧回路2cを有してお
り、分岐空気圧回路2cには方向制御弁13及び該回路
2cを流れる圧縮空気を増圧する増圧器14が介在され
ている。そして、方向制御弁13及び上述した第1の回
路2aに介在された方向制御弁4は、制御装置15によ
ってON.OFF制御される。ここで、この実施の形態
では、増圧器14が本発明の増圧手段を構成し、方向制
御弁13及び制御装置15が本発明の空気圧調整手段を
構成する。
入口9aの手前で分岐した後、該シャトル弁9の他方の
入口9bに接続される分岐空気圧回路2cを有してお
り、分岐空気圧回路2cには方向制御弁13及び該回路
2cを流れる圧縮空気を増圧する増圧器14が介在され
ている。そして、方向制御弁13及び上述した第1の回
路2aに介在された方向制御弁4は、制御装置15によ
ってON.OFF制御される。ここで、この実施の形態
では、増圧器14が本発明の増圧手段を構成し、方向制
御弁13及び制御装置15が本発明の空気圧調整手段を
構成する。
【0014】制御装置15は、例えばタイマー又は機械
側からの動作信号に応じて方向制御弁4をON・OFF
制御すると共に、スピンドル装置12内の転がり軸受に
近接配置されて該軸受の温度を検知する温度センサ17
の出力信号に応じて方向制御弁13をON・OFF制御
する。ここで、温度センサ17は本発明の作動状態検知
手段を構成するものであり、制御装置15は、温度セン
サ17による検知温度が予め定められた設定温度より高
いと、転がり軸受(スピンドル)が超高速回転域にある
と判断して方向制御弁13をON制御し、該設定温度よ
り低いと、転がり軸受が低速回転域にあると判断して方
向制御弁13をOFF制御する。
側からの動作信号に応じて方向制御弁4をON・OFF
制御すると共に、スピンドル装置12内の転がり軸受に
近接配置されて該軸受の温度を検知する温度センサ17
の出力信号に応じて方向制御弁13をON・OFF制御
する。ここで、温度センサ17は本発明の作動状態検知
手段を構成するものであり、制御装置15は、温度セン
サ17による検知温度が予め定められた設定温度より高
いと、転がり軸受(スピンドル)が超高速回転域にある
と判断して方向制御弁13をON制御し、該設定温度よ
り低いと、転がり軸受が低速回転域にあると判断して方
向制御弁13をOFF制御する。
【0015】なお、図1において符号18は圧力制御弁
3を介して供給される圧縮空気の供給状態を監視する圧
力スイッチ、19は空圧駆動ポンプ5の作動を検知する
圧力スイッチであり、これらの圧力スイッチ18,19
は、万一、異常が発生した場合に作動してスピンドルモ
ータの電源を切り、転がり軸受の損傷を防止するように
されている。また、符号16は配管11に介在されて後
述する増圧制御が実行されているか否かを監視するフロ
ーセンサであり、該フローセンサ16は増圧制御が実行
されていないときに作動して図示しない警報器等を作動
させる。
3を介して供給される圧縮空気の供給状態を監視する圧
力スイッチ、19は空圧駆動ポンプ5の作動を検知する
圧力スイッチであり、これらの圧力スイッチ18,19
は、万一、異常が発生した場合に作動してスピンドルモ
ータの電源を切り、転がり軸受の損傷を防止するように
されている。また、符号16は配管11に介在されて後
述する増圧制御が実行されているか否かを監視するフロ
ーセンサであり、該フローセンサ16は増圧制御が実行
されていないときに作動して図示しない警報器等を作動
させる。
【0016】次に、かかる微定油量潤滑装置の作動を説
明する。生産工場の工場配管等の圧縮空気供給源Pから
圧力制御弁3を介して規定圧力(この実施の形態では、
例えば、エアノズルの出口圧力を0.3MPaと仮定し
た場合、0.4MPaとする。因みに0.4MPaでオ
イル・エアの流速は260m/秒、流量は25NL/分
となる。)に調圧された圧縮空気が第1及び第2の回路
2a,2bに供給されると、第2の回路2bに流入した
圧縮空気は、シャトル弁9の一方の入口9aから流入し
た後、共通の出口9cから流出し、次いで、流量制御弁
10によって規定の流量に調整されてから合流部8、配
管11を経てスピンドル装置12内に流入する。
明する。生産工場の工場配管等の圧縮空気供給源Pから
圧力制御弁3を介して規定圧力(この実施の形態では、
例えば、エアノズルの出口圧力を0.3MPaと仮定し
た場合、0.4MPaとする。因みに0.4MPaでオ
イル・エアの流速は260m/秒、流量は25NL/分
となる。)に調圧された圧縮空気が第1及び第2の回路
2a,2bに供給されると、第2の回路2bに流入した
圧縮空気は、シャトル弁9の一方の入口9aから流入し
た後、共通の出口9cから流出し、次いで、流量制御弁
10によって規定の流量に調整されてから合流部8、配
管11を経てスピンドル装置12内に流入する。
【0017】また、タイマー又は機械側から動作信号が
出力されると、該信号に応じて第1の回路2a側の方向
制御弁4をON制御する。これにより、空圧駆動ポンプ
5に向けて圧縮空気が供給されて空圧駆動ポンプ5が駆
動され、オイルタンク7から潤滑油が取り出されてオイ
ル定量ピストン式分配器6に送出されると共に、空圧駆
動ポンプ5から送出された潤滑油によりオイル定量ピス
トン式分配器6が駆動されて微量且つ定量の潤滑油が合
流部8に向けて間欠的に吐出される。
出力されると、該信号に応じて第1の回路2a側の方向
制御弁4をON制御する。これにより、空圧駆動ポンプ
5に向けて圧縮空気が供給されて空圧駆動ポンプ5が駆
動され、オイルタンク7から潤滑油が取り出されてオイ
ル定量ピストン式分配器6に送出されると共に、空圧駆
動ポンプ5から送出された潤滑油によりオイル定量ピス
トン式分配器6が駆動されて微量且つ定量の潤滑油が合
流部8に向けて間欠的に吐出される。
【0018】合流部8に吐出された潤滑油は第2の回路
2bを流れて該合流部8に導かれた圧縮空気と混合され
てオイル・エア混合流となり、その後、配管11を通っ
てスピンドル装置12の給油孔に流入し、該給油孔の先
端に設けられたエアノズルから回転する転がり軸受の軌
道面に供給され、これにより該軸受の潤滑がなされる。
2bを流れて該合流部8に導かれた圧縮空気と混合され
てオイル・エア混合流となり、その後、配管11を通っ
てスピンドル装置12の給油孔に流入し、該給油孔の先
端に設けられたエアノズルから回転する転がり軸受の軌
道面に供給され、これにより該軸受の潤滑がなされる。
【0019】そして、スピンドル装置12の使用時に、
転がり軸受が超高速回転域に入って温度センサ17によ
って検知される検知温度が予め定められた設定温度を超
えると、制御装置15は方向制御弁13をON制御し、
これにより、圧縮空気が分岐空気圧回路2cを増圧器1
4に向けて流れて該増圧器14によって増圧(この実施
の形態では、0.8MPaとする。因みに0.8MPa
でオイル・エアの流速は340m/秒、流量は65NL
/分となる。)され、増圧された高圧空気流はシャトル
弁9の他方の入口9bから流入した後、共通の出口9c
から流出し、次いで、第2の回路2bを下流側に流れ、
流量制御弁10によって規定の流量に調整されてから合
流部8、配管11を経てスピンドル装置12内の給油孔
に流入する。これにより、エアノズルから高圧の微粒潤
滑油を含んだオイル・エア混合流が高速空気流となって
超高速回転する転がり軸受の内部あるいは近傍に発生す
るエアカーテンを容易に突き破って軌道面に供給され、
該軸受の安定した潤滑がなされると共に、増圧されて流
量が増した空気による冷却効果により該軸受の温度上昇
を良好に抑制することができる。
転がり軸受が超高速回転域に入って温度センサ17によ
って検知される検知温度が予め定められた設定温度を超
えると、制御装置15は方向制御弁13をON制御し、
これにより、圧縮空気が分岐空気圧回路2cを増圧器1
4に向けて流れて該増圧器14によって増圧(この実施
の形態では、0.8MPaとする。因みに0.8MPa
でオイル・エアの流速は340m/秒、流量は65NL
/分となる。)され、増圧された高圧空気流はシャトル
弁9の他方の入口9bから流入した後、共通の出口9c
から流出し、次いで、第2の回路2bを下流側に流れ、
流量制御弁10によって規定の流量に調整されてから合
流部8、配管11を経てスピンドル装置12内の給油孔
に流入する。これにより、エアノズルから高圧の微粒潤
滑油を含んだオイル・エア混合流が高速空気流となって
超高速回転する転がり軸受の内部あるいは近傍に発生す
るエアカーテンを容易に突き破って軌道面に供給され、
該軸受の安定した潤滑がなされると共に、増圧されて流
量が増した空気による冷却効果により該軸受の温度上昇
を良好に抑制することができる。
【0020】ところで、超高速スピンドル装置12にお
いて、スピンドルを低速回転域で使用する場合、オイル
・エア混合流の流速を上述した超高速回転域の設定値の
ままにしておくと、エア流速が速いことにより、冷却効
果は促進されるもののエアノズルから転がり軸受に供給
される潤滑油が該軸受の内部から外部に吹き飛ばされて
潤滑不足になり、該軸受の損傷に至るおそれがある。ま
た、低速回転時に不必要にエアを消費するのは不経済で
ある。
いて、スピンドルを低速回転域で使用する場合、オイル
・エア混合流の流速を上述した超高速回転域の設定値の
ままにしておくと、エア流速が速いことにより、冷却効
果は促進されるもののエアノズルから転がり軸受に供給
される潤滑油が該軸受の内部から外部に吹き飛ばされて
潤滑不足になり、該軸受の損傷に至るおそれがある。ま
た、低速回転時に不必要にエアを消費するのは不経済で
ある。
【0021】そこで、この実施の形態では、転がり軸受
が低速回転域に入って温度センサ17によって検知され
る検知温度が予め定められた設定温度より下回ると、制
御装置15は方向制御弁13をOFF制御して分岐空気
圧回路2cを遮断し、これにより第2の回路2bを流れ
る圧縮空気は増圧器14で増圧されることなくシャトル
弁9の一方の入口9aから流入した後、共通の出口9c
から流出し、次いで、流量制御弁10によって規定の流
量に調整されてから合流部8、配管11及びスピンドル
装置12内の給油孔を経てエアノズルから転がり軸受の
軌道面に供給される。したがって、軸受の低速回転域に
おいては、オイル・エア混合流のエア流速は増圧される
前の流速に戻って流量も減り、この状態で転がり軸受の
軌道面に供給されるため、潤滑油が軸受内部から外部に
吹き飛ばされることなく、該軸受の安定した潤滑を行う
ことができる。
が低速回転域に入って温度センサ17によって検知され
る検知温度が予め定められた設定温度より下回ると、制
御装置15は方向制御弁13をOFF制御して分岐空気
圧回路2cを遮断し、これにより第2の回路2bを流れ
る圧縮空気は増圧器14で増圧されることなくシャトル
弁9の一方の入口9aから流入した後、共通の出口9c
から流出し、次いで、流量制御弁10によって規定の流
量に調整されてから合流部8、配管11及びスピンドル
装置12内の給油孔を経てエアノズルから転がり軸受の
軌道面に供給される。したがって、軸受の低速回転域に
おいては、オイル・エア混合流のエア流速は増圧される
前の流速に戻って流量も減り、この状態で転がり軸受の
軌道面に供給されるため、潤滑油が軸受内部から外部に
吹き飛ばされることなく、該軸受の安定した潤滑を行う
ことができる。
【0022】なお、上記実施の形態では、転がり軸受が
超高速又は低速回転域にあるかの判断を温度センサ17
で転がり軸受の温度を検知することにより行っている
が、必ずしもこれに限定する必要はなく、例えば、スピ
ンドルの回転数を検知することにより、転がり軸受が超
高速又は低速回転域にあるかの判断を行うようにしても
よい。即ち、超高速回転数と低速回転数とを予め設定し
ておき、回転数検知センサによる検知回転数が設定超高
速回転数より高いと、転がり軸受(スピンドル)が超高
速回転域にあると判断して方向制御弁13をON制御
し、設定低速回転数より低いと、転がり軸受が低速回転
域にあると判断して方向制御弁13をOFF制御する。
超高速又は低速回転域にあるかの判断を温度センサ17
で転がり軸受の温度を検知することにより行っている
が、必ずしもこれに限定する必要はなく、例えば、スピ
ンドルの回転数を検知することにより、転がり軸受が超
高速又は低速回転域にあるかの判断を行うようにしても
よい。即ち、超高速回転数と低速回転数とを予め設定し
ておき、回転数検知センサによる検知回転数が設定超高
速回転数より高いと、転がり軸受(スピンドル)が超高
速回転域にあると判断して方向制御弁13をON制御
し、設定低速回転数より低いと、転がり軸受が低速回転
域にあると判断して方向制御弁13をOFF制御する。
【0023】また、上記実施の形態では、潤滑油供給回
路を空気圧回路にして、第1の回路2aに介在された空
圧駆動ポンプ5の駆動により、オイル定量ピストン式分
配器6から微量且つ定量の潤滑油を合流部8に間欠的に
吐出するようにしているが、必ずしもこれに限定する必
要はなく、例えば、潤滑油供給回路を空気圧回路にせ
ず、電気駆動ポンプ(図示せず。)を介在させて、該ポ
ンプの電気駆動によりオイル定量ピストン式分配器6に
潤滑油を送出して微量且つ定量の潤滑油を合流部8に間
欠的に吐出するようにしてもよい。
路を空気圧回路にして、第1の回路2aに介在された空
圧駆動ポンプ5の駆動により、オイル定量ピストン式分
配器6から微量且つ定量の潤滑油を合流部8に間欠的に
吐出するようにしているが、必ずしもこれに限定する必
要はなく、例えば、潤滑油供給回路を空気圧回路にせ
ず、電気駆動ポンプ(図示せず。)を介在させて、該ポ
ンプの電気駆動によりオイル定量ピストン式分配器6に
潤滑油を送出して微量且つ定量の潤滑油を合流部8に間
欠的に吐出するようにしてもよい。
【0024】さらに、上記実施の形態では、圧力制御弁
3、方向制御弁4,13、圧力スイッチ18,19、空
圧駆動ポンプ4、オイルタンク6、シャトル弁9、増圧
器14及び制御装置15をユニット化して潤滑ユニット
20を構成しているが、必ずしもこのようにする必要は
なく、例えば増圧器14を外付けにしてもよい。
3、方向制御弁4,13、圧力スイッチ18,19、空
圧駆動ポンプ4、オイルタンク6、シャトル弁9、増圧
器14及び制御装置15をユニット化して潤滑ユニット
20を構成しているが、必ずしもこのようにする必要は
なく、例えば増圧器14を外付けにしてもよい。
【0025】さらに、上記実施の形態では、転がり軸受
が超高速又は低速回転域にあるかの判断を温度センサ1
7のみを用いているが、これに限定されず、該温度セン
サ17と上述した回転数検知センサの両方を用いて転が
り軸受が超高速又は低速回転域にあるかの判断を行うよ
うにしてもよい。
が超高速又は低速回転域にあるかの判断を温度センサ1
7のみを用いているが、これに限定されず、該温度セン
サ17と上述した回転数検知センサの両方を用いて転が
り軸受が超高速又は低速回転域にあるかの判断を行うよ
うにしてもよい。
【0026】さらに、上記実施の形態では、タイマー又
は機械側からの動作信号に応じて方向制御弁4をON・
OFF制御すると共に、温度センサ17の出力信号に応
じて方向制御弁13をON・OFF制御してるが、例え
ば、タイマー等の休止期間中の場合でも、温度センサ1
7(及び/又は回転数検知センサ)が動作したときは制
御装置15を介して方向制御弁4及び方向制御弁13の
両方を自動的にON・OFF制御するようにしてもよ
い。
は機械側からの動作信号に応じて方向制御弁4をON・
OFF制御すると共に、温度センサ17の出力信号に応
じて方向制御弁13をON・OFF制御してるが、例え
ば、タイマー等の休止期間中の場合でも、温度センサ1
7(及び/又は回転数検知センサ)が動作したときは制
御装置15を介して方向制御弁4及び方向制御弁13の
両方を自動的にON・OFF制御するようにしてもよ
い。
【0027】図2は本発明の第2の実施の形態を説明す
るための説明図である。なお、第1の実施の形態と重複
する部分については、同一符号を付してその説明を省略
する。
るための説明図である。なお、第1の実施の形態と重複
する部分については、同一符号を付してその説明を省略
する。
【0028】第1の実施の形態と相違するところは、分
岐空気圧回路2cに介在される方向制御弁13を増圧器
14の下流側に配置すると共に、該方向制御弁13と増
圧器14との間の回路2cにアキュムレータ21を介在
させた点にある。このようにアキュムレータ21を介在
させることにより、蓄圧した多量のエネルギーを短時間
で放出して増圧の応答性を高めたり、圧力や流量の変化
を補償することができる。なお、その他の作用効果は第
1の実施の形態と同様であるのでその説明を省略する。
岐空気圧回路2cに介在される方向制御弁13を増圧器
14の下流側に配置すると共に、該方向制御弁13と増
圧器14との間の回路2cにアキュムレータ21を介在
させた点にある。このようにアキュムレータ21を介在
させることにより、蓄圧した多量のエネルギーを短時間
で放出して増圧の応答性を高めたり、圧力や流量の変化
を補償することができる。なお、その他の作用効果は第
1の実施の形態と同様であるのでその説明を省略する。
【0029】図3は本発明の第3の実施の形態を説明す
るための説明図である。なお、第1の実施の形態と重複
する部分については、同一符号を付してその説明を省略
する。
るための説明図である。なお、第1の実施の形態と重複
する部分については、同一符号を付してその説明を省略
する。
【0030】第1の実施の形態と相違するところは、増
圧器14を外付けにして、圧縮空気供給源Pから供給さ
れる圧縮空気を潤滑ユニット22の手前で増圧器14に
よって予め増圧しておき、増圧された圧縮空気を圧力制
御弁23によって規定圧力(例えば、0.4MPa)に
調圧して第1及び第2の回路2a,2bに供給するよう
にした点、及び図1の分岐空気圧回路2c(増圧器1
4、方向制御弁13を含む。)に代えて、増圧器14と
圧力制御弁23との間から分岐されてシャトル弁9の他
方の入口9bに接続される分岐空気圧回路24を設ける
と共に、該回路24に方向制御弁13を介在させた点に
ある。
圧器14を外付けにして、圧縮空気供給源Pから供給さ
れる圧縮空気を潤滑ユニット22の手前で増圧器14に
よって予め増圧しておき、増圧された圧縮空気を圧力制
御弁23によって規定圧力(例えば、0.4MPa)に
調圧して第1及び第2の回路2a,2bに供給するよう
にした点、及び図1の分岐空気圧回路2c(増圧器1
4、方向制御弁13を含む。)に代えて、増圧器14と
圧力制御弁23との間から分岐されてシャトル弁9の他
方の入口9bに接続される分岐空気圧回路24を設ける
と共に、該回路24に方向制御弁13を介在させた点に
ある。
【0031】そして、軸受の超高速回転域においては、
制御装置15によって方向制御弁13がON制御され、
これにより増圧器14によって増圧された圧縮空気が分
岐空気圧回路24、シャトル弁9、流量制御弁10等を
経て合流部8に導かれる。
制御装置15によって方向制御弁13がON制御され、
これにより増圧器14によって増圧された圧縮空気が分
岐空気圧回路24、シャトル弁9、流量制御弁10等を
経て合流部8に導かれる。
【0032】一方、軸受の低速回転域においては、制御
装置15によって方向制御弁13がOFF制御され、こ
れにより圧力制御弁23によって規定圧力(例えば、
0.4MPa)に調圧された圧縮空気がシャトル弁9、
流量制御弁10等を経て合流部8に導かれる。なお、そ
の他の作用効果は第1の実施の形態と同様であるのでそ
の説明を省略する。
装置15によって方向制御弁13がOFF制御され、こ
れにより圧力制御弁23によって規定圧力(例えば、
0.4MPa)に調圧された圧縮空気がシャトル弁9、
流量制御弁10等を経て合流部8に導かれる。なお、そ
の他の作用効果は第1の実施の形態と同様であるのでそ
の説明を省略する。
【0033】図4は本発明の第4の実施の形態を説明す
るための説明図である。なお、第1の実施の形態と重複
する部分については、同一符号を付してその説明を省略
する。
るための説明図である。なお、第1の実施の形態と重複
する部分については、同一符号を付してその説明を省略
する。
【0034】第1の実施の形態と相違するところは、増
圧器14を外付けにして、圧縮空気供給源Pから供給さ
れる圧縮空気を潤滑ユニット25の手前で増圧器14に
よって予め増圧しておき、増圧された圧縮空気を第1及
び第2の回路2a,2bに供給すると共に、第1の空気
圧回路2aに圧力制御弁23を介在させ、増圧器14に
よって増圧された圧縮空気を規定圧力(例えば、0.4
MPa)に調圧して方向制御弁4に向けて送出するよう
にした点、及び第2の空気圧回路2bに図1のようなシ
ャトル弁9及び分岐空気圧回路2c(増圧器14、方向
制御弁13を含む。)を設けず、電気信号に比例して空
気圧を無段階に制御できる比例電磁式圧力制御弁27を
介在させた点にある。
圧器14を外付けにして、圧縮空気供給源Pから供給さ
れる圧縮空気を潤滑ユニット25の手前で増圧器14に
よって予め増圧しておき、増圧された圧縮空気を第1及
び第2の回路2a,2bに供給すると共に、第1の空気
圧回路2aに圧力制御弁23を介在させ、増圧器14に
よって増圧された圧縮空気を規定圧力(例えば、0.4
MPa)に調圧して方向制御弁4に向けて送出するよう
にした点、及び第2の空気圧回路2bに図1のようなシ
ャトル弁9及び分岐空気圧回路2c(増圧器14、方向
制御弁13を含む。)を設けず、電気信号に比例して空
気圧を無段階に制御できる比例電磁式圧力制御弁27を
介在させた点にある。
【0035】ここで、この実施の形態では、比例電磁式
圧力制御弁27及び制御装置15によって本発明の空気
圧調整手段を構成し、制御装置15は温度センサ17か
ら出力された検知信号に応じて比例電磁式圧力制御弁2
7に通電して空気圧を無段階、すなわち、軸受の温度の
上昇に比例して空気圧を無段階に増すように比例制御す
ると共に、タイマー又は機械側からの動作信号に応じて
方向制御弁4をON・OFF制御する。
圧力制御弁27及び制御装置15によって本発明の空気
圧調整手段を構成し、制御装置15は温度センサ17か
ら出力された検知信号に応じて比例電磁式圧力制御弁2
7に通電して空気圧を無段階、すなわち、軸受の温度の
上昇に比例して空気圧を無段階に増すように比例制御す
ると共に、タイマー又は機械側からの動作信号に応じて
方向制御弁4をON・OFF制御する。
【0036】したがって、増圧器14で増圧された圧縮
空気が比例電磁式圧力制御弁27によって軸受の低速回
転域から高速回転域まで回転数に応じて無段階に圧力調
整され、その後、流量制御弁10を経て合流部8に導か
れるようになり、この結果、軸受の回転数に関係なく該
軸受の軌道面に常に適正な潤滑油を供給することができ
る。なお、その他の作用効果は第1の実施の形態と同様
であるのでその説明を省略する。
空気が比例電磁式圧力制御弁27によって軸受の低速回
転域から高速回転域まで回転数に応じて無段階に圧力調
整され、その後、流量制御弁10を経て合流部8に導か
れるようになり、この結果、軸受の回転数に関係なく該
軸受の軌道面に常に適正な潤滑油を供給することができ
る。なお、その他の作用効果は第1の実施の形態と同様
であるのでその説明を省略する。
【0037】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、軸受に発生するエアカーテンの空気流遮断機
能がスピンドルの回転数増加により増大しても、オイル
・エア混合流がエアカーテンを容易に突き破って軸受の
軌道面に供給されるので、軸受の潤滑を安定して行うこ
とができると共に、増圧されて流量が増した空気による
冷却効果により該軸受の温度上昇を良好に抑制すること
ができるという効果が得られる。
によれば、軸受に発生するエアカーテンの空気流遮断機
能がスピンドルの回転数増加により増大しても、オイル
・エア混合流がエアカーテンを容易に突き破って軸受の
軌道面に供給されるので、軸受の潤滑を安定して行うこ
とができると共に、増圧されて流量が増した空気による
冷却効果により該軸受の温度上昇を良好に抑制すること
ができるという効果が得られる。
【0038】また、軸受の低速回転域においては、オイ
ル・エア混合流のエア流速は増圧される前の流速に戻っ
て流量も減り、この状態で軸受の軌道面に供給されるた
め、潤滑油が軸受内部より外部に吹き飛ばされることな
く、該軸受の安定した潤滑を行うことができるという効
果が得られる。
ル・エア混合流のエア流速は増圧される前の流速に戻っ
て流量も減り、この状態で軸受の軌道面に供給されるた
め、潤滑油が軸受内部より外部に吹き飛ばされることな
く、該軸受の安定した潤滑を行うことができるという効
果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態である潤滑装置を説
明するための説明図である。
明するための説明図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態である潤滑装置を説
明するための説明図である。
明するための説明図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態である潤滑装置を説
明するための説明図である。
明するための説明図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態である潤滑装置を説
明するための説明図である。
明するための説明図である。
【図5】従来の潤滑装置を説明するための説明図であ
る。
る。
1…微定油量潤滑装置 2a…第1の回路(潤滑油供給回路) 2b…第2の回路(空気圧回路) 5…空圧駆動ポンプ 6…オイル定量ピストン式分配器 8…合流部 13…方向制御弁(空気圧調整手段) 14…増圧器(増圧手段) 15…制御装置(空気圧調整手段) 17…温度センサ(作動状態検知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正田 義雄 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 (72)発明者 浜中 淳 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 (72)発明者 田窪 宣彦 大阪府堺市槙塚台2丁目30番5号
Claims (1)
- 【請求項1】 潤滑油供給回路から空気圧回路に供給さ
れる潤滑油を、該空気圧回路を流れる空気流と共に下流
側に導いて該下流側の先端に設けられたノズルから噴射
することにより、軸受等の潤滑対象物を潤滑するように
した潤滑装置において、前記空気圧回路の空気圧を増圧
する増圧手段と、前記潤滑対称物の作動状態を検知する
作動状態検知手段と、該作動状態検知手段によって検知
された前記潤滑対称物の作動状態に応じて前記空気圧回
路の空気圧を増減調整する空気圧調整手段とを備えたこ
とを特徴とする潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16024596A JPH109490A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16024596A JPH109490A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 潤滑装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH109490A true JPH109490A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15710845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16024596A Pending JPH109490A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH109490A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002257294A (ja) * | 2001-03-02 | 2002-09-11 | Nsk Ltd | 主軸装置 |
| JP2003098011A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-03 | Nsk Ltd | 温度センサ付軸受装置および軸受用温度検出装置 |
| US6623251B2 (en) | 1999-06-21 | 2003-09-23 | Nsk Ltd. | Spindle apparatus |
| JP2005351395A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Hitachi Ltd | シート状物延伸機における給油システム |
| JP2008064215A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Nachi Fujikoshi Corp | 潤滑剤供給装置 |
| JP2009127676A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Okuma Corp | 軸受潤滑装置、およびその動作確認方法 |
| AT505983B1 (de) * | 2007-09-18 | 2009-08-15 | Ss Lubac Schmiertechnische Anl | Vorrichtung zum aufteilen von mit hilfe eines gasstromes geförderter schmierflüssigkeit |
| KR101019692B1 (ko) * | 2008-05-23 | 2011-03-07 | 아륭기공(주) | 에어 오일 윤활 공급 장치 |
| CN107676616A (zh) * | 2017-09-27 | 2018-02-09 | 上海中车汉格船舶与海洋工程有限公司 | 吊舱推进器轴承的润滑系统 |
| CN109852451A (zh) * | 2018-12-21 | 2019-06-07 | 中国神华能源股份有限公司 | 脱硫系统的控制方法和控制装置 |
| JP2019190497A (ja) * | 2018-04-19 | 2019-10-31 | オークマ株式会社 | 潤滑油供給装置 |
| JP2023065720A (ja) * | 2021-10-28 | 2023-05-15 | 株式会社ジェイテクト | 主軸装置 |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP16024596A patent/JPH109490A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US7000734B2 (en) | 1999-06-21 | 2006-02-21 | Nsk Ltd. | Lubricating device |
| JP2002257294A (ja) * | 2001-03-02 | 2002-09-11 | Nsk Ltd | 主軸装置 |
| JP2003098011A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-03 | Nsk Ltd | 温度センサ付軸受装置および軸受用温度検出装置 |
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| JP2009127676A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Okuma Corp | 軸受潤滑装置、およびその動作確認方法 |
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| CN109852451A (zh) * | 2018-12-21 | 2019-06-07 | 中国神华能源股份有限公司 | 脱硫系统的控制方法和控制装置 |
| CN109852451B (zh) * | 2018-12-21 | 2021-08-10 | 中国神华能源股份有限公司 | 脱硫系统的控制方法和控制装置 |
| JP2023065720A (ja) * | 2021-10-28 | 2023-05-15 | 株式会社ジェイテクト | 主軸装置 |
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