JPH1094926A - テーブル装置 - Google Patents
テーブル装置Info
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- JPH1094926A JPH1094926A JP25319496A JP25319496A JPH1094926A JP H1094926 A JPH1094926 A JP H1094926A JP 25319496 A JP25319496 A JP 25319496A JP 25319496 A JP25319496 A JP 25319496A JP H1094926 A JPH1094926 A JP H1094926A
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Abstract
コストを軽減でき、しかも高精度な運動が得られるテー
ブル装置を提供する。 【解決手段】テーブルガイド102と、このテーブルガ
イドにガイドされて所定方向103に移動自在に配置さ
れたテーブル本体104と、一端側がテーブル本体10
4に連結されてテーブル本体104に前記所定方向の移
動力を伝達するロッド105と、このロッド105を互
いで挾持するように配置された第1および第2のローラ
107,108と、一方のローラ107を回転駆動して
ロッド105を移動させる回転駆動手段109とを備え
てなるテーブル装置において、テーブル本体104とロ
ッド105との間に設けられてテーブル本体104に対
するロッド105の中心軸回りに関する連結角度を可変
する連結角度可変機構110を備えている。
Description
製造装置あるいは検査装置または微小な位置決めを必要
とする顕微鏡や各種工作機械等に用いられるテーブル装
置に関する。
益々高くなってきており、そのパターン線幅は1μm以
下と非常に微細なものになってきている。これに伴い、
このような高集積度の半導体装置の製造あるいは検査に
用いられるテーブル装置には非常に高い精度が要求され
ている。
の真直度、姿勢変化量、位置決め精度などが重視されて
おり、種々のテーブル構造、位置検出方法、駆動方法な
どが開発されてきている。
ールネジ・ナットを用いた駆動装置を用いるのが一般的
である。この装置の特徴としては、送り方向の剛性が高
く位置決め時の振動を減少させ易いこと、ボールネジの
寸法精度を高めることが比較的容易であるため位置精度
を向上させ易いこと、原理的に減速機構となっているの
で小さなモータで大きな負荷を駆動できると同時に高い
分解能が比較的容易に得られること、などが挙げられ
る。このため、分解能の非常に高い位置検出手段を採用
したり、制御法を工夫したりしてナノメータ領域の位置
決めが可能となってきている。
ジのネジ軸の曲がりを完全になくすことが不可能であ
り、ネジ軸1回転毎にボールネジの振れ回りが生じ、テ
ーブル精度に悪影響を与えてしまうこと、また高速回転
するとその振れ回りに起因する振動が生じること、さら
にはボールの循環時にボール同士、ボールとリターンチ
ューブあるいはコマとの衝突による騒音振動が生じるこ
と、などが挙げられる。
行うステッパなどの露光機に組込まれるテーブル装置で
はそれほど大きな問題とはならない。しかし、一定速で
テーブル本体を動かして連続的に露光を行う装置や検査
のためにデータ収集を行う装置では、移動中のテーブル
速度変動増加やテーブル振動増加につながるため、非常
に大きな問題となる。
あるいは検査を行う装置のテーブル駆動に摩擦駆動方式
を用いることが多くなってきている。摩擦駆動方式とは
テーブル本体に連結された丸棒あるいは角棒状のロッド
(移動力伝達体)を複数のローラで挟み、片方のローラ
をモータなどで回転させることにより、ロッドを直線移
動させてテーブル本体を直線移動させる方法である。
いないため、ボールの循環に起因する振動や騒音が全く
発生しないこと、ローラの製作精度を向上させることに
よってローラ回転によりロッドが変位する量を大幅に減
らすことができること、テーブル速度が速い場合でもロ
ーラの回転速度を低くできるので、たとえローラに偏心
があっても速度変動の周期が長くなり振動の原因になり
にくいこと、などが挙げられる。
に高い速度安定性を必要とするテーブル駆動に適した駆
動方法とされている。しかし、問題点として、摩擦力を
用いて駆動力を得ているため、ローラおよびロッドの摩
耗が避けられないこと、大きな駆動力を得るにはローラ
とロッドを非常に大きな力で押しつける必要があるため
ローラとロッドとの接触応力が高くなり、ローラおよび
ロッドの表面の寿命が小さくなり易いこと、滑りを生じ
ること、などがある。
の硬度を向上させること、あるいは接触部にトラクショ
ンオイルなどを塗布して直接ローラとロッドとを接触さ
せないなどの対策が採られている。また、滑りについて
はテーブルの変位を直接計測することにより、ローラと
ロッドの滑りを補正して位置決めすることにより対応す
ることができる。
ラとロッドの耐久性、寿命を向上させることである。半
導体デバイスの製造・検査で用いられるテーブル装置
は、その生産性を向上させるために、終夜で運転される
ことが多い。このため、テーブルの機械系には定期点検
以外ではメンテナンスを必要としない程度の耐久性が要
求される。特に、駆動装置はその分解・交換が容易では
なく、さらにコスト的にも高価なため、なるべく長期に
亙って使用可能であることが望まれる。
ドとの接触応力を低下させるとともにローラの支持方法
を改善することにより、摩擦駆動装置の耐久性を向上さ
せる方法を提案した。これにより、ローラおよびロッド
自体の耐久性を向上させることができた。
触部における摩耗を避けることができず、一定期間(た
とえば2年)使用した後に、ローラ、ロッドなどを交換
する必要がある。このローラ、ロッドの交換にはかなり
の時間と費用が必要であり、このため駆動装置の交換は
少なくとも4から5年に1回程度で済むようにすること
が望まれている。
スクやウェハなどの製造あるいは検査を行う場合、一般
にその試料をXYテーブルなどに搭載し、このXYテー
ブルを移動させて試料を加工したり、検査したりする。
このとき、試料をXYテーブル上に一定の姿勢で搭載す
ることは困難であり、また試料の寸法のばらつきなども
あり、試料をXYテーブルに搭載した後に回転テーブル
装置によって試料を微妙に回転させる必要がある。
能が要求される。 (1)回転によって回転テーブル上の試料の姿勢変動がわ
ずかであること。 (2)回転角の再現性が良好なこと。
た試料に変形を生じないこと。 (4)回転角の分解能が十分小さいこと。 (5)発塵等環境を悪化させることが少ないこと。
考慮した回転テーブル装置が必要である。 (1)回転テーブルのガイド面の精度が非常に高いこと。
常に小さいこと。 (3)回転テーブルのガイド面に作用する力が小さいこ
と。 (4)回転テーブルの駆動手段の変位分解能、摩擦が小さ
いこと。
力少なくなるようにすること。そこで、以上の事項を満
たすために、図21および図22に示すような回転テー
ブル装置が用いられることがある。
ースとなる基台1の上に回転テーブル2が搭載されてい
る。ここで、この基台2は一般にはXYテーブルの上部
テーブルである。
として図示しない非接触電磁駆動機構などから力を受け
て回転する。この回転中心3を一定とするため、回転テ
ーブル2の4隅付近に回転中心3を中心とする転動面
4,5,6,7が形成されており、これらの転動面にガ
イド体となるローラ8,9,10,11が接触してい
る。ここで、ローラ10,11には一定の接触力を確保
するための押付け力を印加するバネ機構12,13が接
続され、残りのローラ8,9はその軸が基台1に固定さ
れている。
に対して空気を吹き付けて浮上させ、これによって回転
に対する摩擦を極力小さくする。また、回転後は真空チ
ャックなどで固定して回転テーブル2の変形、変位を小
さくするようにしている。
イドを4つのローラ8,9,10,11で行っているた
め、大きな回転テーブルでも簡単な機構で回転させるこ
とができること、ローラでガイドしているため回転抵抗
が小さく、またある程度大きな回転ストロークを高い精
度で回転させることが可能であること、などの特徴があ
る。
は、押付け力付与手段、すなわちバネ機構12,13で
発生する力が重要となる。この回転テーブル装置の回転
中心3を規定しているのは主に軸が固定されているロー
ラ8,9であり、これらのローラと回転テーブル2との
接触力が大きくないと、回転後に浮上を中止した時に接
触が断たれて回転中心がずれたり、回転角の再現性が悪
化したりする。
機構12,13の発生力を大きくすると、この発生力に
より回転テーブル2がわずかに変形したり、ローラ1
0,11の回転抵抗が増加して回転角再現性が悪化した
り、回転テーブル2を固定した後もこの発生力により、
何らかのきっかけにより回転テーブル2が変位したりし
て、逆に回転テーブル装置の性能を悪化させることがあ
った。
固定されているローラ8,9とは反対側に、回転テーブ
ル2に回転力を選択的に与える変位付与機構14が設置
されている。そして、変位付与機構14と回転テーブル
2との接触を確実にするために引張りバネなどのバイア
ス力付与機構15を設けている。
バイアス力付与機構15の発生力の影響で、特に軸が固
定されている片方のローラ8での接触力が低下し、先に
述べたと同様に性能の悪化が生じる場合があった。
在に設けられたテーブル本体に移動力伝達体の一端側を
連結し、この移動力伝達体をローラで挾持し、ローラを
回転駆動することによって移動力伝達体を移動させ、こ
れによってテーブル本体を直線動させるようにしたテー
ブル装置にあっては、テーブル本体の移動速度安定性を
向上させ易いという利点がある反面、ローラと移動力伝
達体の耐久性が十分ではなく、たとえば長期に亙る高頻
度動作が必要な半導体デバイスの製造・検査装置などに
適用した場合には、装置のメンテナンスコストが高くな
るという問題があった。
ガイドして、テーブル本体を回転させる構造のテーブル
装置にあっては、大型のテーブル本体を簡単な機構で回
転させることができること、ローラでガイドしているの
で回転抵抗が小さいこと、ある程度大きな回転ストロー
クを高い精度で回転させることが可能であることなどの
利点を有している反面、非常に高い回転精度および回転
角再現性を実現しようとして、押付け力印加側ローラの
押し付け力を大きくすると、逆にテーブル本体に変形が
生じたり、回転抵抗が大きくなったり、テーブル本体を
固定した後にも変位したりする等の問題があった。
体の耐久性を向上させることができ、駆動系交換などの
メンテナンスの周期をより長くしてメンテナンスコスト
の軽減に寄与でき、高精度な直線運動が得られるテーブ
ル装置を提供することを目的としている。
押付け力を大きくしなくても固定側ローラとテーブル本
体との接触力を十分大きくすることが可能で、もって高
精度な回転運動が可能なテーブル装置を提供することを
目的としている。
に、請求項1に記載の発明は、テーブルガイドと、この
テーブルガイドにガイドされて所定方向に移動自在に配
置されたテーブル本体と、一端側が前記テーブル本体に
連結されて上記テーブル本体に前記所定方向の移動力を
伝達する移動力伝達体と、この移動力伝達体を互いで挾
持するように配置された第1および第2のローラと、こ
れらローラのいずれか一方のローラを回転駆動して前記
移動力伝達体を移動させる回転駆動手段とを備えてなる
テーブル装置において、前記テーブル本体と前記移動力
伝達体との間に設けられて上記テーブル本体に対する上
記移動力伝達体の中心軸回りに関する連結角度を可変す
る連結角度可変機構を備えていることを特徴としてい
る。
転駆動されるローラの転動面の硬度は前記移動力伝達体
の表面硬度より高いことがより好ましい。また、請求項
1に記載の発明において、連結角度可変機構は、連結角
度を表示する標識を備えていることがより好ましい。
載の発明は、テーブルガイドと、このテーブルガイドに
ガイドされて所定方向に移動自在に配置されたテーブル
本体と、一端側が前記テーブル本体に連結されて上記テ
ーブル本体に前記所定方向の移動力を伝達する移動力伝
達体と、この移動力伝達体を互いで挾持するように配置
された第1および第2のローラと、これらローラのいず
れか一方のローラを回転駆動して前記移動力伝達体を移
動させる回転駆動手段とを備えてなるテーブル装置にお
いて、前記テーブル本体が移動する前記所定方向を水平
面に対して傾けていることを特徴としている。
記回転駆動されるローラと前記移動力伝達体との滑り量
を可変するために、前記テーブル本体が移動する前記所
定方向と水平面とのなす角度を調整する角度調整手段を
さらに備えていてもよい。
載の発明は、回転可能に設けられたテーブル本体と、こ
のテーブル本体の周面に接触して上記テーブル本体を回
転自在にガイドする4つの回転ガイド体と、これら回転
ガイド体のうちの周方向に隣接する2つの回転ガイド体
の位置を固定する固定手段と、周方向に隣接する残りの
2つの回転ガイド体にテーブル本体方向の押付け力を印
加する押付け力付与手段とを備えたテーブル装置におい
て、前記固定手段によって固定された前記2つの回転ガ
イド体が前記テーブル本体の周面に接触する2つの接触
点と上記テーブル本体の回転中心とを結ぶ2本の線間の
角度が、前記押付け力付与手段によって押付け力を受け
る前記2つの回転ガイド体が前記テーブル本体の周面に
接触する2つの接触点と上記テーブル本体の回転中心と
を結ぶ2本の線間の角度より大に設定されていることを
特徴としている。
載の発明は、回転可能に設けられたテーブル本体と、こ
のテーブル本体の周面に接触して上記テーブル本体を回
転自在にガイドする4つの回転ガイド体と、これら回転
ガイド体のうちの周方向に隣接する2つの回転ガイド体
の位置を固定する固定手段と、周方向に隣接する残りの
2つの回転ガイド体にテーブル本体方向の押付け力を印
加する押付け力付与手段と、前記テーブル本体に対して
該テーブル本体の回転中心を中心とする円周方向の変位
を与える変位付与手段と、この変位付与手段と前記テー
ブル本体との間に接触力を与えるバイアス力付与手段と
を備えたテーブル装置において、前記バイアス力付与手
段は、前記変位付与手段より前記テーブル本体側に設置
されていて、前記押付け力付与手段によって押付け力を
受ける前記2つの回転ガイド体の側から前記固定手段に
よって固定された前記2つの回転ガイド体の方向に向か
う力を発生していることを特徴としている。
に対する移動力伝達体の中心軸回りに関する連結角度を
変化させることができるので、長期の運転により、移動
力伝達体と駆動ローラとの接触面に損傷が生じた場合で
も、移動力伝達体の取付位相を変化させることによっ
て、損傷した接触面以外の部分を改めて接触面とするこ
とができる。したがって、移動力伝達体を交換すること
なく、初期状態と変わらぬ接触面を利用することができ
るので、移動力伝達体の寿命を連結角度の変更回数だけ
延ばすことが可能となる。
移動力伝達体の表面硬度よりも高くしておくと、駆動ロ
ーラの耐久性を増すことができ、さらに寿命を延ばすこ
とができる。
標識を設けておくと、連結角度変更時に容易に、しかも
確実に連結角度を変更することができる。請求項2に記
載のテーブル装置では、テーブル本体の移動方向が水平
面に対して傾いているので、テーブル本体の自重による
傾き方向の分力が常にテーブル本体に作用することにな
る。このため、テーブル本体が往復運動する際に、往時
と復時とでは駆動ローラが発生すべきトルクに明確な差
異が生じ、駆動ローラと移動力伝達体との接触部におけ
る滑り量に異なりが生じる。したがって、特定位置間を
多数回往復運動させた場合には、駆動ローラと移動力伝
達体との接触部が一定方向にずれて行き、駆動ローラの
転動面のうちで加減速時に摩耗が最も生じ易い接触点位
置が徐々に移動し、結果的に加減速時の接触面を駆動ロ
ーラ転動面上でほぼ均一に分担させることができる。こ
のため、駆動ローラの転動面の一部に摩耗が集中して寿
命が短くなることを避けることができ、駆動ローラの寿
命を延ばすことができる。
手段を設けておくと、駆動ローラと移動力伝達体との滑
り量を調整することができるので、駆動ローラと移動力
伝達体体との相対滑り量が過大にならないようにするこ
とができ、駆動ローラの寿命を一層向上させることが可
能となる。
って固定されている2つの回転ガイド体がテーブル本体
の周面に接触する2つの接触点とテーブル本体の回転中
心とを結ぶ2本の線間の角度が、押付け力付与手段によ
って押付け力を受ける2つの回転ガイド体がテーブル本
体の周面に接触する2つの接触点とテーブル本体の回転
中心とを結ぶ2本の線間の角度より大に設定されている
ので、押付け力を受ける2つの回転ガイド体側からの押
付け力がくさび効果により増幅され、固定手段によって
固定されている2つの回転ガイド体とテーブル本体との
接触力を、押付け力を受ける2つの回転ガイド体のテー
ブル本体への押付け力より大きくすることができる。
に回転変位を生じさせる変位付与手段とテーブル本体と
の接触力を維持するためのバイアス力付与手段で発生す
る力の向きが押付け力付与手段で発生する力の方向と同
じであるため、固定されている2つの回転ガイド体とテ
ーブル本体との間の接触力は、押付け力付与手段による
押付け力とバイアス力付与手段で発生した力とを合成し
たものとなる。したがって、押付け力付与手段の押付け
力を大きくすることなく、固定されている2つの回転ガ
イド体とテーブル本体との間の接触力をより大きくする
ことができる。
実施形態を説明する。図1には本発明の第1の実施形態
に係るテーブル装置100の側面図が示されている。
て、ベースとなる基台101と、ガイド面を水平にして
基台101上に固定されたテーブルガイド102と、こ
のテーブルガイド102のガイド面にガイドされて実線
矢印103で示す方向に移動自在に配置されたテーブル
本体104と、一端側がテーブル本体104に連結され
てテーブル本体104に実線矢印103で示す方向の移
動力を伝達する移動力伝達体としての円柱状のロッド1
05と、このロッド105に沿うように基台101に固
定されたハウジング106と、このハウジング106に
ベアリングなどで回転可能に支持されるとともに互いで
ロッド105を一定の力で挾持する関係に配置された第
1のローラ107および第2のローラ108と、第1の
ローラ107を選択的に回転駆動する電動モータ等から
なる回転駆動手段109と、テーブル本体104とロッ
ド105との間に設けられてテーブル本体104に対す
るロッド105の中心軸回りに関する連結角度を可変す
る連結角度可変機構110と、この連結角度可変機構1
10とテーブル本体104との間に設けられてロッド1
05とテーブル本体104との相対変位を吸収するピボ
ット状を備えた連結部111とで構成されている。
うに、中央部にロッド105の直径とほぼ等しく、かつ
周縁部の一部が切り欠かれた穴部112を有し、この穴
部112にロッド105の一端側を挿入してネジ113
で締め付けることによってロッド105の一端側をテー
ブル本体104、具体的には連結部111に連結するク
ランプ機構114を主体にして構成されている。クラン
プ機構114におけるロッド105が挿入される側の端
面で、穴部112の周縁部には角度基準指針115が刻
設されている。また、ロッド105の一端側周面で、こ
のロッド105を穴部112に挿入してクランプしたと
きに角度基準指針115によって指される位置には連結
角度目盛り116が刻設されている。
では、回転駆動手段109により第1のローラ107を
回転させると、ロッド105と第1のローラ107との
接触部における摩擦力の作用でロッド105が実線矢印
103で示す方向に変位する。ロッド105は、連結角
度可変機構110、連結部111を介してテーブル本体
104に連結されている。したがって、ロッド105の
変位量と同じだけテーブル本体104が実線矢印103
で示す方向に変位することになる。
したテーブル装置100では、ロッド105と第1のロ
ーラ107および第2のローラ108との接触部での摩
耗を避けられないため、ある程度の期間運転すると、図
3に示すように、ロッド105における第1のローラ1
07と接触する部分に摩耗による損傷の痕跡120,1
21,122が生じる。なお、ロッド105は、図4に
示すように、第1のローラ107と第2のローラ108
とに接触部123,124で接しているが、第2のロー
ラ108は駆動力を発生しない従動ローラであるため、
主に第1のローラ107との接触部123に損傷が発生
する。特に、往復運動の折り返し点に相当する部分では
加減速による駆動力が大きいため摩耗も多くなる。この
ような状態となると摩耗粉により、急速に摩耗が進んで
速度変動などテーブル性能を悪化させるのでロッド10
5を交換する必要がある。
10を設けているので、ロッド105の連結角度を変更
することができ、この変更によってロッド105を交換
したときと同じ状態を得ることができる。具体的には、
第1のローラ107とロッド105との圧接力を減少さ
せ、この状態でクランプ機構114のネジ113を緩
め、角度基準指針115と連結角度目盛り116と見な
がら、図5に示すように、ロッド105を該ロッドの中
心軸回りに一定角度125だけ回転させた後に再びネジ
113を締め付けて固定し、次に第1のローラ107と
ロッド105との圧接力を元の値に戻す。
で第1のローラ107に接触する接触位置126および
ロッド105の表面で第2のローラ108に接触する接
触位置127は、今まで接触が全くなかった表面位置へ
と移ることになり、ロッド105を交換した場合と同等
の効果が得られる。したがって、一定角度125を適切
に選ぶことによって、ロッド105の連結角度を変更し
た分だけロッド105の交換回数を減らすことができ、
結果的にテーブル装置における特に駆動系の寿命を大幅
に向上させることができる。また、この例のように、連
結角度可変機構110に角度基準指針115と連結角度
目盛り116とを設けておくと、連結角度変更作業およ
び連結角度管理が容易となる。
ラ107の寿命も延ばすには次のようにすればよい。す
なわち、ロッド105と第1のローラ107の材質が同
じで、表面硬度がほぼ同じ場合には、接触部での損傷発
生の可能性はほぼロッド105、第1のローラ107と
も同じである。ただし、テーブル本体104を一定スト
ロークで往復運動させた場合、ロッド105には常に同
じ位置に加減速のための駆動力(摩擦力)が加わるが、
第1のローラ107の場合には滑りのために必ず駆動力
の働く位置が変化するので、ロッド105に比べ特定の
場所で損傷が大きくなるということは少ない。基本的に
はロッド105に比べて第1のローラ107の方が寿命
的には長い。しかし、連結角度可変機構110を設けた
ことによってロッド105の寿命を大幅に延ばすことが
できても、第1のローラ107の寿命が延びなければ駆
動系の寿命を延ばす効果は小さくなる。
しては、第1のローラ107の転動面の表面硬度がロッ
ド105の表面硬度より大となる材質の組合せで第1の
ローラ107およびロッド105を製作することが好ま
しい。
さらに硬度の違う材質が接触した場合、硬度の低い方が
より摩耗しやすい。したがって、第1のローラ107の
転動面の硬度がロッド105の表面硬度より高くなるよ
うに材質を選ぶことにより、一層の寿命延長が可能とな
る。
として超硬合金(タングステンカーバイド系)や、セラ
ミクス(アルミナ、窒化ケイ素など)などが考えられ
る。ロッドの形成材質としては、工具鋼、ステンレス
(マルテンサイト系など焼き入れ可能なもの)などが考
えられる。
構110をクランプ機構114で構成しているが、図6
に示すように構成された連結角度可変機構110aを用
いてもよい。この連結角度可変機構110aは、連結部
111側の要素129にロッド105の一端側を嵌入さ
せる穴130を備えるとともにロッド105の一端側周
面に環状溝131を備え、さらに要素129側に上記ロ
ッド105の一端側が穴130に挿入されたときに先端
部を環状溝131に嵌入可能に設けられた止めネジ13
2を備えている。また、先の例と同様に、要素129の
端面で、穴130の周縁部には角度基準指針115が刻
設されており、ロッド105の一端側周面で、このロッ
ド105を穴130に挿入してネジ132で固定したと
きに角度基準指針115によって指される位置に連結角
度目盛り116が刻設されている。
力伝達体として円柱状のロッドを用いているが、図7に
示すように、断面形状が正方形のロッド105aを用い
ることもできる。この例では、連結角度可変機構110
として、図1に示したものと同様のクランプ機構114
を用いているので、これに適合させるためにロッド10
5aの一端側にロッド105aの中心軸と同軸な円柱状
の接続部133が形成されている。
で、この例の場合には図8に示すように、第1のローラ
107aおよび第2のローラ108aとして円柱状の転
動面を有したものが用いられている。そして、これら第
1のローラ107aおよび第2のローラ108aは、接
触面134,135でロッド105aに対して線接触し
ている。
面に損傷が現れた場合には、クランプ機構114のネジ
113を緩め、ロッド105aを一旦取り外した後、図
9に示すように、ロッド105aをその中心軸回りに9
0゜回転させ再び組み込み、ネジ113を締め付ける。
更を一度しかできないが、第1のローラ107aとロッ
ド105aとの接触部が線接触であるため、接触面圧が
低く、図1に示したテーブル装置の場合に比べて転動面
自体の耐久性が高く、連結角度の変更回数が少ないこと
による影響はあまりない。
テーブル装置200の側面図が示されている。このテー
ブル装置200は、図1に示したテーブル装置とほぼ同
じで、大きく分けて、ベースとなる基台201と、この
基台201上に固定されたテーブルガイド202と、こ
のテーブルガイド202のガイド面にガイドされて実線
矢印203で示す方向に移動自在に配置されたテーブル
本体204と、一端側がテーブル本体204に連結され
てテーブル本体204に実線矢印203で示す方向の移
動力を伝達する移動力伝達体としての円柱状のロッド2
05と、このロッド205に沿うように基台201に固
定されたハウジング206と、このハウジング206に
ベアリングなどで回転可能に支持されるとともに互いで
ロッド205を一定の力で挾持する関係に配置された第
1のローラ207および第2のローラ208と、第1の
ローラ207を選択的に回転駆動する電動モータ等から
なる回転駆動手段209と、ロッド205とテーブル本
体204との間に設けられてロッド205とテーブル本
体204との相対変位を吸収するピボット状部を備えた
連結機構210とで構成されている。
水平面211に対して傾きθをなすように設置されてい
る。この傾きθはテーブル本体204がストローク中心
位置で停止しているときの傾き、あるいは往復運動中の
基台201の平均傾きである。なお、図10に示す例で
は基台201が右下がりとなるような傾きとなっている
が、これが左下がりとなっても以降で説明する効果には
影響を与えない。
を設置する場合、従来は基台201がほぼ水平となるよ
うに設置するのが一般的である。しかし、この図10に
示す例では、テーブル本体204の移動方向が水平面2
11に対してθの傾きを持つように基台201が設置さ
れている。
用いられる描画・検査装置などのように一定ストローク
を台形速度パターンで多数回往復する装置のテーブル装
置を対象にし、テーブル本体204を回転駆動手段20
9のトルクで駆動するのに必要な推力と第1のローラ2
07のロッド205に対する滑り角度との関係が概念的
に示されている。ここで、図12はθが零度の場合であ
り、図13は図10に示すように右下がりにある傾きθ
を持つ場合である。なお、図12および図13に示す滑
り角度のグラフは、定性的な滑り量を概念的に示したも
のであり実際の滑り量とは若干異なるが、この差異はこ
の例の効果に何等影響を与えるものではない。
の移動方向が略水平の場合は、テーブル本体204の往
時Aと復時Bで、加速区間C、F、減速区間E、Hおよ
び定速区間D、Gの必要推力がほぼ同じであるため、各
区間の滑り角度も往時Aと復時Bとでほぼ同じとなり、
累積滑り角度はほぼ零となる。したがって、運動開始点
に戻ったときの第1のローラ207とロッド205との
接触部の位置は変化せず、往復運動を多数回行っても第
1のローラ207の加減速時の接触部はほとんど変化し
ない。
特に急激に滑りが生じ、大きな滑り速度が発生する。接
触面の摩耗は接触力Pと滑り速度Vの積であるPV値で
決まるので、第1のローラ207の転動面のうちで加減
速時に接触部となる部分は摩耗が激しく、他の部分に比
べて損傷が早く現れてしまう。このことは接触部に潤滑
油を塗布した場合も同じで、加減速の繰り返しにより、
油膜が一部分だけ薄くなり摩耗が生じてしまう。
を傾け、テーブル本体204の移動方向203を水平面
211に対してある角度θだけ傾ける構成とした場合に
は、テーブル本体204を回転駆動手段209のトルク
で駆動するのに必要な推力と第1のローラ207のロッ
ド205に対する滑り角度との関係が図13に示すよう
になる。
とすると、テーブル本体204の移動方向203が水平
面211に対してθだけ傾いているので、テーブル本体
204には、このテーブル204の重力の分力Mgsin
θが図10中右方向に常に働いている。したがって、こ
の分力の作用で往時Aに比べて復時Bにおいて必要な推
力は大きくなる。その結果、第1のローラ207のロッ
ド205に対する滑り量も往時Aに比べて復時Bの方が
大きく、最終的に運動開始点に戻った時点では図13中
にφで示す量だけ接触部がずれることになる。すなわ
ち、一往復毎に第1のローラ207の接触部の位置がφ
だけずれていくことになる。
向203を水平面211に対してある角度θだけ傾ける
ことによって、第1のローラ207の特定の部分だけが
加減速時の接触部になるのを防止でき、これによって第
1のローラ207における一部の摩耗が進行して第1の
ローラ207の寿命が短縮するという事態の発生を回避
することができる。
203を水平面211に対してある角度θだけ傾けるこ
とができる機能を備えたテーブルシステムの概略構成図
が示されている。
に架台216、除振手段217を介して定盤としての基
台201が設置されている。そして、基台201はレベ
リング手段218によりその姿勢変化が修正される。
ル本体204上に設置された反射鏡219と基台201
に設置された干渉計等の測長器220によって測定され
た位置情報を測長器処理部221で処理してテーブル現
在位置情報をテーブル駆動制御部222に送り、テーブ
ル本体204の位置をフィードバック制御することによ
って行われる。こうすることによって、第1のローラ2
07とロッド205との間に滑りが生じても、その滑り
量を補正して精密にテーブル本体204を位置決めする
ことができる。
方法には以下の3つの方法がある。第1の方法は、基台
201と除振手段217との間隔を調整する方法であ
る。この方法は簡単であるが傾き角θの調整が難しいと
いう問題がある。
あるが、これも第1の方法と同様に微妙な傾き角θの調
整が難しい。第3の方法は、除振手段217に付随した
レベリング手段218を用いて基台201の傾きを調整
する方法である。このレベリング手段218はテーブル
本体204が移動するときの重心移動によって起こる基
台201の姿勢変化を修正する機構であるが、このレベ
リング手段219を用いて定常状態において基台201
が一定の傾斜を持つように設定することにより、容易に
基台201の傾き角θを設定することができる。また、
これによれば微妙な角度調整や傾き角の変更も容易に行
うことが可能となる。
について説明する。適切な傾き角θはテーブル本体20
4の重量や第1のローラ207とロッド205との摩擦
係数などによって異なるので、基本的には基台201の
傾き設定値と滑り量との関係を実験などによって測定し
て決定する。第1のローラ207とロッド205との滑
り量の測定は、第1のローラ207の回転軸にロータリ
ーエンコーダなどの回転角検出手段(図示せず)を接続
し、往復運動を行ったときの運転開始点での角度の差異
から求める。テーブル本体204の位置、すなわちロッ
ド205の位置は、外部測定手段219、220によっ
て精密に測定されているので、運転開始点などの基準位
置での回転角検出手段の検出角度変化を測定すれば滑り
量を測定することができる。
ル本体204の加減速時における滑り発生部でのPV値
が大きくなったり、非制御時にテーブル本体204が滑
り出してしまうことがある。したがって、大きくてもテ
ーブル本体204にかかる重力の分力が静止摩擦力より
も大きくならない角度、すなわち摩擦角以下であること
が望ましい。
装置ではそれぞれ基台を固定部としているが、基台がさ
らに移動テーブルとなっている構成においても、またガ
イドテーブルが基台に接続された構成となっている場合
においても、今まで述べてきた効果は変わるものではな
い。
テーブル装置300の平面図が示されており、図15に
は図14におけるX−X線に沿って矢印方向に見た側面
図が示されている。
ースとなる基台301の上にテーブル本体302が回転
自在に搭載されている。ここで、基台301は一般には
XYテーブルの上部テーブルであるが、基台301の形
状、運動の有無に制限されるものではない。
に基台301の上面303をガイド面として回転する。
このガイド面には、静圧空気軸受あるいは摩擦係数の小
さい滑り軸受など水平方向の変位を拘束しないものが使
用される。
定にするために、テーブル本体302の4隅付近に回転
中心304を中心とする円弧状の転動面305〜308
が形成されている。この転動面305〜308は円筒面
あるいは若干の傾斜を持つ円錐面などが用いられる。
ラなどで形成された回転ガイド体309〜312が接触
している。周方向に隣接する2個の回転ガイド体30
9,310は基台301に固定された軸によって回転自
在に支持されている。周方向に隣接する残りの2個の回
転ガイド体311,312は、一定の押付け力を与える
ためのバネ機構などで形成されたに押付け力付与機構3
13,314の先端部に設けられた軸によって回転自在
に支持されている。押付け力付与機構313,314
は、テーブル本体302に対して回転中心304へ向か
う方向の押付け力を発生する。押付け力付与機構31
3,314としては、バネ機構の他にエアシリンダなど
の空気圧を用いた機構を用いることもできる。
は、基台301に対してエアを吹いてテーブル本体30
2を浮上させて回転に対する摩擦を極力小さくする。そ
して、回転後は真空チャックなどで固定し、試料の加工
・検査などを行っている間でのテーブル本体302の変
形、変位を小さくすることも行われる。
ガイドをローラなどの回転ガイド体309〜312で行
っているため、テーブル本体302が大きい場合でも簡
単な機構で装置を構成できること、4個という少数の回
転ガイド体309〜312でテーブル本体302の回転
をガイドしているので回転抵抗が小さいこと、ある程度
大きな回転ストロークを高い精度で回転させることが可
能であること、などの利点がある。また、テーブル本体
302の回転運動ガイドを4つの回転ガイド体309〜
312で行い、このうちの2個を可動としてテーブル本
体302を2個の固定状態にある回転ガイド体309,
310に押付けているので、従来の3個の回転ガイド体
で構成し、そのうちの1つの回転ガイド体を可動とした
テーブル装置などに比べ、可動状態にある回転ガイド体
に必要な1つ当りの押付け力を小さくてでき、テーブル
本体302に発生する歪あるいは変形を小さくできると
いう利点もある。
転ガイド体309〜312の設置位置に特徴を有してい
る。すなわち、この例に係るテーブル装置300では、
固定状態にある隣接した回転ガイド体309,310の
中心とテーブル本体302の回転中心304とを結んだ
2本の線間の角度φが、可動状態にある隣接した回転ガ
イド体311,312の中心とテーブル本体302の回
転中心304とを結んだ2本の線間の角度θより大きく
なるように各回転ガイド体309〜312が設置されて
いる。
図16には図14に示したテーブル装置300のテーブ
ル本体302に作用する各種の力を説明するための模式
図が示されている。
9,310および可動状態にある回転ガイド体311,
312とテーブル本体302との接触部で発生する力に
ついて説明する。
2は、それぞれ押付け力付与機構313,314によっ
てFなる力でテーブル本体302の転動面307,30
8に押付けられている。このとき、転動面307,30
8はテーブル本体302の回転中心304を中心とする
円弧であるため、回転ガイド体311,312とテーブ
ル本体302との接触点に発生する力Fの方向は、共に
テーブル本体302の回転中心304に向かう力とな
る。このとき、固定状態にある回転ガイド体309,3
10とテーブル本体302との接触部にはそれぞれ大き
さがf1 の接触力が発生し、これらの力f1 は転動面3
05,306がテーブル本体302の回転中心304を
中心とする円弧であるため、回転中心304に向かう力
となる。
めに、角度φの2等分線315を導入すると、この方向
に関する力の釣りあい方程式は次式となる。 2Fcos (θ/2 )= 2f1 cos (φ/2 ) …(1) この式(1) より、接触力flは以下の式で表される。
あるいは一定のf1 を得るのに必要なFは小さくなる。
3,314が発生する力をともに同じFとしたが、この
2つの押付け力付与機構313,314で発生する力に
差を持たせた場合でも、先に説明したのと同様な効果が
得られ、固定状態にある回転ガイド体309,310の
テーブル本体302への接触力を効果的に増加させるこ
とができる。
テーブル装置300aの平面図が示されている。なお、
この図では図14に示されるテーブル装置300と同一
機能部分が同一符号で示されている。したがって、重複
する部分の詳しい説明は省略する。
テーブル本体302の回転中心304がテーブル本体3
02の中心からずれた位置にある。そのため、固定状態
にある回転ガイド体309,310が接触するテーブル
本体302の転動面305,306の回転中心304に
関する半径が、可動状態にある回転ガイド体311、3
12が接触する転動面307,308の回転中心304
に関する半径と異なっている。
ブル装置300と同じ構成により、回転中心304がテ
ーブル本体302の中心からずれた場所にあるテーブル
装置を容易に構成することができ、たとえば試料に設け
られた位置決め用マークを使って試料の位置決めを行う
ときの容易化に寄与できる。
定状態にある回転ガイド体309,310の中心と回転
中心304とを結ぶ2つの線間の角度φが、可動状態に
ある回転ガイド体311,312の中心と回転中心30
4とを結ぶ2つの線間の角度θより大きくなるように、
回転ガイド体309〜312が配置されている。
00aにあっても。図14に示したテーブル装置300
と全く同様に、式(1) 〜式(3) を適用でき、固定状態に
ある回転ガイド309,310のテーブル本体302に
対する接触力を効果的に増加させることができる。
において、押付け力付与機構313,314の発生力に
差異があった場合においても同様の効果が得られる。図
18には本発明の第5の実施形態に係るテーブル装置3
00bの平面図が示されている。なお、この図では図1
4に示されるテーブル装置300と同一機能部分が同一
符号で示されている。したがって、重複する部分の詳し
い説明は省略する。
図14に示したテーブル装置300に、テーブル本体3
02に回転角を生じさせる変位付与機構322を付加し
たものとなっている。
は、テーブル本体302に被駆動部材321が固着され
ており、この被駆動部材321に直線変位を発生する変
位付与機構322が接続されている。この変位付与機構
322としては、送りネジとモータとを用いたもの、ボ
イスコイルモータを使用したものなど直線変位を発生す
るものが用いられる。また、一般的にこの種のテーブル
装置では、変位付与機構322と被駆動部材321とを
固定することは行わず、別途引っ張りバネなどのバイア
ス力付与機構323によって変位付与機構322と被駆
動部材321とを常に接触させるようにしている。
バイアス力付与機構323と変位付与機構322との設
置場所に特徴がある。すなわち、変位付与機構322
は、テーブル本体302の対称軸324に垂直で回転中
心304を通る直線325、つまり固定状態にある回転
ガイド体309,310を結んだ線と可動状態にある回
転ガイド体311,312を結んだ線に対して平行で、
かつ回転中心304を通る直線325上の近傍で被駆動
部材321に接触し、対称軸324と平行で可動状態に
ある回転ガイド体311,312を結んだ線の方向に変
位を発生するように設置されている。一方、バイアス力
付与機構323は、変位付与機構322よりも回転中心
304に近い位置に設置され、引っ張りバネなどにより
対称軸324と平行で固定状態にある回転ガイド体30
9,310を結んだ線の方向に向けてバイアス力を作用
するように設置されている。
02に次のような力を作用させることができる。図20
には図18に示したテーブル装置300bのテーブル本
体302に作用する力を説明するための模式図が示され
ている。なお、この図では可動状態にある回転ガイド体
311,312の押付け力を共にF1 とし、バイアス力
付与機構323が発生する力の大きさをF2 としてい
る。
テーブル本体302との接触点で発生する接触力の大き
さをf1 とし、固定状態にある回転ガイド体310とテ
ーブル本体302との接触点で発生する接触力の大きさ
をf2 とし、変位付与機構322の接触部での接触力を
f3 とし、変位付与機構322の力作用点から回転中心
304までの距離をL1 とし、バイアス力付与機構32
3の力作用点から回転中心304までの距離をL2 と
し、各方向の力の釣合、モーメントの釣合方程式をたて
る。
式が得られる。 2F1cos(θ/2 )+F2=f3 +f2cos(φ/2 ) +f1cos(φ/2 ) …(4) また、対称軸324に直角な方向について次式が得られ
る。
式がえられる。
であるから、式(9) の第2項は正の値となり、また第1
項は式(3) で示したものと同じであるため、結局、図1
4に示したテーブル装置で得られた接触力の増加分に、
さらにバイアス力付与機構323の発生力の分を加える
ことができ、固定状態にある回転ガイド体309,31
0の接触力をより一層増加させたり、あるいは押付け力
付与機構313,314の発生力を減少させたりするこ
とが可能となる。
では、式(9) から明らかなように、図18中に示したφ
とθとが等しい場合でも、固定状態にある回転ガイド体
309,310のテーブル本体302への接触力を効果
的に増加させることが可能である。
テーブル装置300cの平面図が示されている。この図
では図18に示されるテーブル装置300bと同一機能
部分が同一符号で示されている。したがって、重複する
部分の詳しい説明は省略する。
図17に示されるテーブル装置、つまりテーブル本体3
02の回転中心304をテーブル本体302の中心から
ずらした装置に、テーブル本体302に回転角を生じさ
せる変位付与機構322,バイアス力付与機構323を
付加したもとなっている。
びバイアス力付与機構323が、図18に示したテーブ
ル装置と同様な関係に設置されており、図18に示した
テーブル装置と同様に固定状態にある回転ガイド体30
9、310のテーブル本体302への接触力を増加させ
ることができる。
耐久性の向上、高精度な運動のいずれかが得られるテー
ブル装置を提供できる。
側面図
ための斜視図
図
斜視図
の側面図
例を示す図
めの図
の平面図
見た側面図
の平面図
の平面図
の平面図
図
c…テーブル装置 101,201,301…基台 102,202…テーブルガイド 104,204,302…テーブル本体 105,105a…移動力伝達体としてのロッド 107,107a,207…第1のローラ 108,108a,208…第2のローラ 109,209…回転駆動手段 110,110a…連結角度可変機構 115…角度基準指針 116…連結角度目盛り 211…水平面 304…回転中心 305〜308…転動面 309〜312…回転ガイド体 313,314…押付け力付与機構 322…変位付与機構 323…バイアス力付与機構
Claims (4)
- 【請求項1】テーブルガイドと、このテーブルガイドに
ガイドされて所定方向に移動自在に配置されたテーブル
本体と、一端側が前記テーブル本体に連結されて上記テ
ーブル本体に前記所定方向の移動力を伝達する移動力伝
達体と、この移動力伝達体を互いで挾持するように配置
された第1および第2のローラと、これらローラのいず
れか一方のローラを回転駆動して前記移動力伝達体を移
動させる回転駆動手段とを備えてなるテーブル装置にお
いて、前記テーブル本体と前記移動力伝達体との間に設
けられて上記テーブル本体に対する上記移動力伝達体の
中心軸回りに関する連結角度を可変する連結角度可変機
構を備えてなることを特徴とするテーブル装置。 - 【請求項2】テーブルガイドと、このテーブルガイドに
ガイドされて所定方向に移動自在に配置されたテーブル
本体と、一端側が前記テーブル本体に連結されて上記テ
ーブル本体に前記所定方向の移動力を伝達する移動力伝
達体と、この移動力伝達体を互いで挾持するように配置
された第1および第2のローラと、これらローラのいず
れか一方のローラを回転駆動して前記移動力伝達体を移
動させる回転駆動手段とを備えてなるテーブル装置にお
いて、前記テーブル本体が移動する前記所定方向を水平
面に対して傾けていることを特徴とするテーブル装置。 - 【請求項3】回転可能に設けられたテーブル本体と、こ
のテーブル本体の周面に接触して上記テーブル本体を回
転自在にガイドする4つの回転ガイド体と、これら回転
ガイド体のうちの周方向に隣接する2つの回転ガイド体
の位置を固定する固定手段と、周方向に隣接する残りの
2つの回転ガイド体にテーブル本体方向の押付け力を印
加する押付け力付与手段とを備えたテーブル装置におい
て、前記固定手段によって固定された前記2つの回転ガ
イド体が前記テーブル本体の周面に接触する2つの接触
点と上記テーブル本体の回転中心とを結ぶ2本の線間の
角度が、前記押付け力付与手段によって押付け力を受け
る前記2つの回転ガイド体が前記テーブル本体の周面に
接触する2つの接触点と上記テーブル本体の回転中心と
を結ぶ2本の線間の角度より大に設定されていることを
特徴とするテーブル装置。 - 【請求項4】回転可能に設けられたテーブル本体と、こ
のテーブル本体の周面に接触して上記テーブル本体を回
転自在にガイドする4つの回転ガイド体と、これら回転
ガイド体のうちの周方向に隣接する2つの回転ガイド体
の位置を固定する固定手段と、周方向に隣接する残りの
2つの回転ガイド体にテーブル本体方向の押付け力を印
加する押付け力付与手段と、前記テーブル本体に対して
該テーブル本体の回転中心を中心とする円周方向の変位
を与える変位付与手段と、この変位付与手段と前記テー
ブル本体との間に接触力を与えるバイアス力付与手段と
を備えたテーブル装置において、前記バイアス力付与手
段は、前記変位付与手段より前記テーブル本体側に設置
されていて、前記押付け力付与手段によって押付け力を
受ける前記2つの回転ガイド体の側から前記固定手段に
よって固定された前記2つの回転ガイド体の方向に向か
う力を発生していることを特徴とするテーブル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25319496A JP3625341B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | テーブル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25319496A JP3625341B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | テーブル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1094926A true JPH1094926A (ja) | 1998-04-14 |
| JP3625341B2 JP3625341B2 (ja) | 2005-03-02 |
Family
ID=17247868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25319496A Expired - Fee Related JP3625341B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | テーブル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3625341B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009105439A (ja) * | 2009-02-03 | 2009-05-14 | Advanced Mask Inspection Technology Kk | 基板検査装置 |
| CN103692231A (zh) * | 2013-12-24 | 2014-04-02 | 台州永发机械制造有限公司 | 一种升降分割器 |
| JP2017071468A (ja) * | 2015-10-06 | 2017-04-13 | 株式会社ユーシン精機 | 製品ストック装置 |
-
1996
- 1996-09-25 JP JP25319496A patent/JP3625341B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009105439A (ja) * | 2009-02-03 | 2009-05-14 | Advanced Mask Inspection Technology Kk | 基板検査装置 |
| CN103692231A (zh) * | 2013-12-24 | 2014-04-02 | 台州永发机械制造有限公司 | 一种升降分割器 |
| JP2017071468A (ja) * | 2015-10-06 | 2017-04-13 | 株式会社ユーシン精機 | 製品ストック装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3625341B2 (ja) | 2005-03-02 |
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