JPH1094996A - 手動食品切削器 - Google Patents

手動食品切削器

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JPH1094996A
JPH1094996A JP27130796A JP27130796A JPH1094996A JP H1094996 A JPH1094996 A JP H1094996A JP 27130796 A JP27130796 A JP 27130796A JP 27130796 A JP27130796 A JP 27130796A JP H1094996 A JPH1094996 A JP H1094996A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】片手で操作可能として使い勝手を大幅に向上さ
せるとともに、構造を簡略化する。 【解決手段】手動食品切削器において、支持板10にこ
れを係止する係止部13を設けるとともに、被切削物C
の押圧方向と逆方向で支持板10から突出するように摺
動板15を長尺に形成し、この摺動板15に押当部16
を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手動により例えば
キャベツを千切りしたり、刺身のつまを削るための手動
食品切削器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の手動食品切削器は、例え
ば実公昭57−46154号公報に開示されたものがあ
る。この手動食品切削器は、図5に示すように支持台1
に刃物盤2と押圧部3を相対向して配置し、刃物盤2に
対して押圧部3が摺動的に前進後退できるよう構成し、
刃物盤2に対して一方の手指により取付台4を押圧する
ことで、押圧部3を介してキャベツや大根などの被切削
物を押圧する一方、他方の手指によりクランク(ハンド
ル)5を操作することにより、押圧部3を被切削物とと
もに回転させ、刃物盤2で被切削物を切削している。
【0003】また、その他の手動食品切削器としては、
本出願人による実公昭57−42359号公報に開示さ
れたものがある。この手動食品切削器は、刃物盤に対し
被切削物を係止する係止体を相対向して配置し、この係
止体に、ハンドルを回転することにより上記係止体を軸
方向に移動させるねじ杆を設け、上記ハンドルを回転さ
せることで、上記係止体により被切削物を刃物盤に押圧
しながら回転させて上記刃物盤で被切削物を切削してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
手動食品切削器では、一方の手指により取付台4を押圧
しながら他方の手指でクランク(ハンドル)5を操作す
ることで、押圧部3を被切削物とともに回転させ、被切
削物を刃物盤2に押圧して切削しているので、一方の手
指が刃物盤2に触れるおそれがあり、安全性が低いとい
う問題点があるとともに、双方の手指でなければ操作が
できないため、使い勝手が悪いという問題点があった。
加えて、刃物盤2に固定された切削刃が切れなくなる
と、取付台4を押圧しにくくなり、被切削物を切削する
のに多大な労力がかかる問題点があった。
【0005】また、後者の手動食品切削器では、係止体
を軸方向に移動させるねじ杆を設け、このねじ杆の軸方
向の移動により被切削物を刃物盤に押圧するので、被切
削物を押圧するためにねじ送り機構が必要である。その
結果、部品点数が増加し構造が複雑化するという問題点
があった。
【0006】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、片手で操作可能として使い勝手を大幅に向上さ
せるとともに、構造を簡略化した手動食品切削器を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の請求項1は、支持板に刃物盤と押圧部
を相対向して配置し、前記刃物盤に対して前記押圧部が
進退可能に摺動し、この押圧部に被切削物を保持するホ
ルダーを取り付けるとともに、前記支持板内を摺動する
摺動板を固定し、前記刃物盤と前記押圧部との間で被切
削物を押圧しつつ、前記ホルダーを回転させ前記刃物盤
で被切削物を切削する手動食品切削器において、前記支
持板にこれを係止する係止部を設けるとともに、被切削
物の押圧方向と逆方向で前記支持板から突出するように
前記摺動板を長尺に形成し、この摺動板に押当部を形成
したことを特徴とする。
【0008】請求項2は、請求項1記載の支持板があり
溝状の溝部を有し、この溝部に沿って摺動板が摺動され
ることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0010】図1は本発明に係る手動食品切削器の一実
施形態を示す斜視図、図2は図1の手動食品切削器の使
用状態を示す斜視図、図3は図1の側面図、図4は図1
の刃物盤を示す正面図である。なお、本実施形態では、
被切削物としてキャベツを千切りする例を示している。
【0011】図1〜図3に示すように、支持板10は矩
形状の底板11と、この底板11の上面両端部に長手方
向に沿って一体に形成された側面部12と、底板11の
底面端部に幅方向に沿って一体に形成され、且つ支持板
10を係止する係止部13とを備え、底板11と側面部
12とであり溝状の溝部14が形成されている。
【0012】この溝部14には、底板11の長さよりや
や長い摺動板15が摺動可能に装着され、この摺動板1
5の端部に使用者の腰部,腹部や大腿部などを押し当て
る押当部16が一体に形成されている。また、摺動板1
5の上面には、摺動板15の幅よりも幅が狭い箱状の支
持台17が一体に形成され、この支持台17の上部に軸
受部18の脚部19がねじにより固着され、支持台17
の近傍であって押当部16と反対側に係止用凸部20が
摺動板15と一体に形成されている。
【0013】軸受部18には、図3に示すように回転軸
21が回転可能に取り付けられ、その回転軸21の一端
にはアーム部22の一端が固定される一方、その他端に
は多数の針状突起23aが放射状に突設され、且つこの
針状突起23aにキャベツCを突き刺して保持する円板
状のホルダー23が固定されている。そして、アーム部
22の多端には、回転軸21を介してホルダー23を回
転させるためのハンドル24が回転可能に固定されてい
る。
【0014】さらに、側面部12の長手方向端部上面に
は、図1に示すように刃物盤25がホルダー23の針状
突起23aの設けられた面と対向するように、取付ねじ
26を刃物盤25と一体に成形されたフレーム27にね
じ込むことにより直立して固定される。すなわち、ホル
ダー23は、刃物盤25と相対向して配置されるととも
に、キャベツCを刃物盤25に押圧する押圧部として構
成される。
【0015】また、刃物盤25には、図4に示すように
刃物盤25の中央上方で、ホルダー23の中心と対向す
る位置に円孔が穿設され、この円孔に先端に刃が設けら
れた円筒刃28が嵌着されている。この円筒刃28に対
する離心方向の下部における刃物盤25には、削り刃部
(スライス刃)29が2本の取付ねじ30により固定さ
れ、この削り刃部29に沿ってその近傍となる刃物盤2
5には、切削されたキャベツCを背面側に送り出す送り
出し用開口部31が穿設されている。
【0016】そして、削り刃部29に対してほぼ90度
の角度を有する位置には、削り刃部29と同様に削り刃
部32が2本の取付ねじ33により固定され、この削り
刃部32に沿ってその近傍となる刃物盤25には、送り
出し用開口部31と連通する送り出し用開口部34が穿
設されている。
【0017】さらに、送り出し用開口部31の近傍の刃
物盤25には、スリット状開口部35が穿設され、この
スリット状開口部35は刺身のつま削り器として使用す
る場合にくし歯状の刃体が装着される。このスリット状
開口部35の反時計方向側には、調節板36が2本の取
付ねじ37により刃物盤25に固定され、この調節板3
6の背面側で2本の取付ねじ37と離間した位置に調節
ねじ38(図1に示す)が螺合され、この調節ねじ38
が調節板36の削り刃部29,32側の端部を押し出す
ように構成されている。
【0018】すなわち、調節ねじ38を回転させて調節
板36の刃物盤25の面からの突出度合を調節すること
により、削り刃部29,32や上記くし歯状の刃体への
被切削物の切り込み深さを調節することができるように
している。
【0019】次に、上記実施形態の手動食品切削器の使
用方法を説明する。
【0020】まず、図2に示すように調理台39に本実
施形態の手動食品切削器を載置する。この場合、調理台
39の端縁部に底板11に形成された係止部13を係止
させておく。次いで、キャベツCを円筒刃28に突き刺
してその中心位置を決定した後、支持台17または脚部
19を図3において左側へ押してキャベツCにホルダー
23の針状突起23aを突き刺す。
【0021】この状態で図2に示すように、摺動板15
の端部の押当部16に使用者の腰部,腹部や大腿部など
を押し当て、刃物盤25に対してホルダー23を押圧し
つつ、片手でハンドル24を時計方向に回転させると、
削り刃部29,32によりキャベツCが千切りされ、そ
のまま送り出し用開口部31,34を通して刃物盤25
の背面側に押し出されることになる。ここで、円筒刃2
8からはキャベツCの中心部の余材が排出される。
【0022】そして、キャベツCを上記のように切削し
てゆき、キャベツCがほとんど切削されると、図3に示
すように係止用凸部20が刃物盤25の下端に当接する
ことで、それ以上の切削ができなくなるようにしてい
る。これにより、円筒刃27がホルダー22に当接した
り、針状突起23aが削り刃部29,32に接触して双
方が損傷する不具合を防止することができる。
【0023】このように本実施形態によれば、支持板1
0の底板11に係止部13を設けるとともに、被切削物
の押圧方向と逆方向で支持板10から突出するように摺
動板15を長尺に形成し、この摺動板15に押当部16
を形成したことにより、片手で切削作業が可能となり、
使い勝手を大幅に向上させることができる。そして、切
削作業中は、刃物盤25に触れることがないので、安全
性を向上させることができる。
【0024】加えて、押当部16に使用者の腰部,腹部
や大腿部などを押し当て、その押当力を摺動板15に対
する押圧力とするので、手の力による押圧力より大きな
押圧力となり、切削能力を高めることができる。
【0025】また、本実施形態によれば、摺動板15が
あり溝状の溝部14に案内されながら摺動することによ
り、押当部16に使用者の腰部,腹部や大腿部などを押
し当てる際に刃物盤25に対する被切削物の良好な押圧
が可能となり、信頼性を高めることができる。
【0026】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ことなく、種々の変更が可能である。例えば、底板11
に下方に突出する係止部13を形成したが、これに限ら
ず底板11に吸盤などの固定手段を取り付けて係止する
ようにしてもよい。
【0027】また、上記実施形態では、被切削物として
キャベツを千切りする例を示したが、その他の野菜,果
物などの食品は勿論のこと、大根で刺身のつまを削る場
合にも適用することが可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、支持板にこれを係止する係止部を設けるとと
もに、被切削物の押圧方向と逆方向で支持板から突出す
るように摺動板を長尺に形成し、この摺動板に押当部を
形成したことにより、片手で切削作業が可能となり、使
い勝手を大幅に向上させることができる。そして、切削
作業中は、刃物盤に触れることがなくなるため、安全性
を向上させることができる。
【0029】加えて、押当部に使用者の腰部,腹部や大
腿部などを押し当て、その押当力を摺動板に対する押圧
力とするので、手の力による押圧力より大きな押圧力と
なり、切削能力を高めることができる。
【0030】また、従来技術のような被切削物を押圧す
るためのねじ送り機構が不要になるので、部品点数を削
減し、構造を簡略化することができる。
【0031】請求項2によれば、請求項1記載の支持板
があり溝状の溝部を有し、この溝部に沿って摺動板が摺
動されることにより、押当部に使用者の腰部,腹部や大
腿部などを押し当てる際に刃物盤に対する被切削物の良
好な押圧が可能となり、信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る手動食品切削器の一実施形態を示
す斜視図。
【図2】図1の手動食品切削器の使用状態を示す斜視
図。
【図3】図1の側面図。
【図4】図1の刃物盤を示す正面図。
【図5】従来の手動食品切削器の一例を示す側面図。
【符号の説明】
10 支持板 11 底板 12 側面部 13 係止部 14 溝部 15 摺動板 16 押当部 17 支持台 18 軸受部 19 脚部 20 係止用凸部 21 回転軸 22 アーム部 23 ホルダー(押圧部) 23a 針状突起 24 ハンドル 25 刃物盤 26 取付ねじ 27 フレーム 28 円筒刃 29 削り刃部 30 取付ねじ 31 送り出し用開口部 32 削り刃部 33 取付ねじ 34 送り出し用開口部 35 スリット状開口部 36 調節板 37 取付ねじ 38 調節ねじ 39 調理台

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持板に刃物盤と押圧部を相対向して配
    置し、前記刃物盤に対して前記押圧部が進退可能に摺動
    し、この押圧部に被切削物を保持するホルダーを取り付
    けるとともに、前記支持板内を摺動する摺動板を固定
    し、前記刃物盤と前記押圧部との間で被切削物を押圧し
    つつ、前記ホルダーを回転させ前記刃物盤で被切削物を
    切削する手動食品切削器において、前記支持板にこれを
    係止する係止部を設けるとともに、被切削物の押圧方向
    と逆方向で前記支持板から突出するように前記摺動板を
    長尺に形成し、この摺動板に押当部を形成したことを特
    徴とする手動食品切削器。
  2. 【請求項2】 支持板はあり溝状の溝部を有し、この溝
    部に沿って摺動板が摺動されることを特徴とする請求項
    1記載の手動食品切削器。
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