JPH1095232A - 衝突時の吸収エネルギーに優れた自動車ドア用補強材 - Google Patents

衝突時の吸収エネルギーに優れた自動車ドア用補強材

Info

Publication number
JPH1095232A
JPH1095232A JP25176996A JP25176996A JPH1095232A JP H1095232 A JPH1095232 A JP H1095232A JP 25176996 A JP25176996 A JP 25176996A JP 25176996 A JP25176996 A JP 25176996A JP H1095232 A JPH1095232 A JP H1095232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flanges
web
collision
reinforcing material
energy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP25176996A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Itami
美昭 伊丹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP25176996A priority Critical patent/JPH1095232A/ja
Publication of JPH1095232A publication Critical patent/JPH1095232A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、衝突時の吸収エネルギーに優れた
自動車ドア用補強材を提供する。 【解決手段】 両フランジ4、4aを空洞部5:5aと
しウエブ6をフランジ4、4a部材と一体成形してH型
鋼7に形成するとともに、両フランジ4、4aの両端及
びフランジ4、4aとウエブ6との接続部に曲率半径部
を形成した衝突時の吸収エネルギーに優れた自動車ドア
用補強材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衝突時の吸収エネ
ルギーに優れた自動車ドア用補強材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】周知のごとく、自動車の側面衝突に対し
て、衝突時のエネルギーを吸収して安全を確保するた
め、自動車ドア内に補強材として丸型あるいは角型鋼管
を配設することが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとく、自動車
ドア用補強材に鋼管を用いると、鋼管横断面の偏平変形
により、荷重負荷量が低下して、吸収エネルギーを低下
させることになる。このような現象は、鋼管の板厚(肉
厚)が外径に比べて小さくなるに従い、断面の偏平化が
早期(荷重負荷初期)に発生する。一般に用いられてい
る自動車ドア用補強材の試験方法として図5に示すごと
く、支点柱1、1a(頂部R12.5)間距離L600
mmで、支点柱1、1a上に鋼管2(外径31.8mm
の丸管、降伏応力(YS)1200MPa)を載置し、
支点柱1、1a間中央部の鋼管2上からポンチ3のスト
ローク(鋼管2への押込量)を変化すると、図6に示す
ごとく鋼管2の板厚tが小さくなる程、早期に鋼管2の
横断面の偏平変形が発生し、その後の高荷重負荷に耐え
られず、衝突時の吸収エネルギーを低下させることにな
る課題がある。また、車体を軽量化するためドア用補強
材を薄肉化すると、一層衝突時の吸収エネルギーを低下
させることになる等の課題がある。本発明は、このよう
な課題を有利に解決するためなされたものであり、両フ
ランジを空洞部としウエブをフランジ部材と一体成形し
てH型鋼に形成するとともに、両フランジの両端及びフ
ランジとウエブとの接続部に曲率半径部を形成した、衝
突時の吸収エネルギーに優れた自動車ドア用補強材を提
供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、両フランジを空洞部としウエブをフランジ部材と
一体成形してH型鋼に形成するとともに、両フランジの
両端及びフランジとウエブとの接続部に曲率半径部を形
成したことを特徴とする衝突時の吸収エネルギーに優れ
た自動車ドア用補強材である。
【0005】
【発明の実施の形態】前記のごとく、自動車ドア用補強
材として荷重負荷時(衝突時)に発生する補強材の横断
面偏平変形を防止する形状について、本発明者等が種々
検討した結果、補強材巾方向の曲率半径が小さく、しか
も曲率半径部が数多く形成されている程、荷重負荷時に
補強材の横断面偏平変形並びに曲げ方向の座屈変形を抑
制できることが明らかになった。
【0006】しかして上記のごとく、補強材巾方向の曲
率半径が小さく、かつ曲率半径部が数多く形成できる形
状としては、図1に示すごとき形状の自動車ドア用補強
材を開発したものである。即ち、両フランジ4、4aを
空洞5、5aに成形し、ウエブ6をフランジ4、4a部
材と一体形成してH型鋼7に形成する。このようなH型
鋼7においては、両フランジ4、4aの両端に曲率半径
部R1 、R2 、R3 、R4 、両フランジ4、4aとウエ
ブ6の接続部に曲率半径部R5 、R6 、R7 、R8 の8
箇所形成することができ、しかも曲率半径R約6以下と
小さくすることができることと、あいまって補強材(H
型鋼7)の巾方向に凹部を形成し、横断面の潰れを抑制
する機能を発揮して、図示のごとく荷重方向からの荷重
負荷に対して、横断面の偏平化および曲げ方向の座屈変
形による吸収エネルギーの低下を確実に抑制することが
できるものである。
【0007】このようなドア用補強材は、トラックから
軽自動車に至る各車種によって、大型車種は、補強材と
してのH型鋼が大きくなることからH型鋼巾A、ウエブ
巾B、フランジ高さC、フランジ巾Eは大きくなり、し
かも補強強度(エネルギー吸収力)も大きくし、かつ板
厚Dも厚くなり、小型車種になれば、それぞれサイズを
小さく、かつ板厚も薄くすることになり、曲率半径部R
1 、R2 、R3 、R4、R5 、R6 、R7 、R8 は、補
強材(H型鋼)の大きさによって若干変わることにな
る。また、このような補強材は、従来の鋼管補強材に比
べ板厚を薄くしても横断面の偏平化および曲げ方向の座
屈変形による吸収エネルギーの低下を確実に抑制するこ
とができ、吸収エネルギーを向上して安全性を高めるこ
とができるものである。
【0008】次に、本発明の自動車ドア用補強材の製造
方法の一例を挙げる。図2において、原鋼管イから順次
成形ロールによりロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、トに示すごとく
フランジ4、4aを空洞5、5aに形成するとともに、
ウエブ6をフランジ4、4a部材と一体形成してH型鋼
7とする。このようなH型鋼7は、例えば溶融亜鉛めっ
き等の表面処理を施し、耐食性を付与して使用するもの
である。しかして原鋼管イの直径、板厚の変更によって
任意サイズのH型鋼7を製造することができる。このよ
うな製造方法によれば、大量に、しかも正確に目標とす
る自動車ドア用補強材を安価に提供することができ、工
業的に極めて有意義である。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を比較例とともに挙げ
る。 実施例 前記図1に示すH型鋼において、下記のごとく実施し
た。 1.H型鋼 1)サイズA:53mm、B:35mm、C:43m
m、D:1.6mm、E:8mm 。 2)曲率半径 R1 、R2 、R3 、R4 は何れもR3。R5 、R6 、R
7 、R8 は、R2。 3)材質 降伏応力(YS):500MPa、引張強さ(TS):
600MPa(熱延鋼板)。
【0010】比較例 図3に示す丸鋼管イと角鋼管ロを用いて下記ごとく実施
した。 1.丸鋼管 1)サイズ直径:75mm、板厚:1.6mm。 2)材質 降伏応力(YS):500MPa、引張強さ(TS):
600MPa(熱延鋼板)。 2.角鋼管 1)サイズA:82mm、B:50mm。 2)曲率半径 R1 、R2 、R3 、R4 は何れもR3。 3)材質 降伏応力(YS):500MPa、引張強さ(TS):
600MPa(熱延鋼板)。
【0011】こような本発明のH型鋼補強材と比較例の
丸鋼管および角鋼管を前記図5に示すごとき、試験方法
により、試験したところ図4のようにポンチストローク
(試験材へのポンチ押込量)と曲げ荷重との関係からな
ように、H型鋼(本発明)においては、ポンチ押込量が
多くなっても大きな曲げ荷重に耐えることができる。こ
のことは、H型鋼(本発明)のポンチ当接部横断面方向
で偏平化がほとんど発生せず、大きな荷重に耐え続ける
ことができ、吸収エネルギーを高めることができる。こ
れに対して比較例は、ポンチストロークが50〜70m
mの時点で急速に大きな荷重に耐えられなくなることで
あり、丸鋼管および角鋼管のポンチ当接部横断面方向で
偏平化が起き、大きな荷重に実施例(本発明)に比べ著
しく吸収エネルギーが低下した。
【0012】
【発明の効果】本発明の自動車ドア用補強材によれば、
衝突時(荷重負荷時)の吸収エネルギーを向上して安全
性を高めことができる。また、補強材を薄肉化しても確
実にエネルギーの吸収ができるにで、車体の軽量化を図
ることができる。更に、補強材の形状によって吸収エネ
ルギーを向上することができるので、高強度材を必要と
せず、低コスト補強材を提供することができる等の優れ
た効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例補強材を示す正面図である。
【図2】本発明補強材の製造方法を示すフロー図であ
る。
【図3】比較例補強材を示す正面図である。
【図4】補強材のポンチストロークと曲げ荷重との関係
を示す図表である。
【図5】補強材の曲げ試験方法を示す正面図である。
【図6】ポンチストロークと曲げ荷重と試験材板厚との
関係を示す図表である。
【符号の説明】
4 フランジ 4a フランジ 5 空洞部 5a 空洞部 6 ウエブ 7 H型鋼

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両フランジを空洞部としウエブをフラン
    ジ部材と一体成形してH型鋼に形成するとともに、両フ
    ランジの両端及びフランジとウエブとの接続部に曲率半
    径部を形成したことを特徴とする衝突時の吸収エネルギ
    ーに優れた自動車ドア用補強材。
JP25176996A 1996-09-24 1996-09-24 衝突時の吸収エネルギーに優れた自動車ドア用補強材 Withdrawn JPH1095232A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25176996A JPH1095232A (ja) 1996-09-24 1996-09-24 衝突時の吸収エネルギーに優れた自動車ドア用補強材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25176996A JPH1095232A (ja) 1996-09-24 1996-09-24 衝突時の吸収エネルギーに優れた自動車ドア用補強材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1095232A true JPH1095232A (ja) 1998-04-14

Family

ID=17227652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25176996A Withdrawn JPH1095232A (ja) 1996-09-24 1996-09-24 衝突時の吸収エネルギーに優れた自動車ドア用補強材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1095232A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100783545B1 (ko) 2006-11-28 2007-12-07 현대자동차주식회사 자동차의 측면 충돌 시험용 도어 트림 패드

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100783545B1 (ko) 2006-11-28 2007-12-07 현대자동차주식회사 자동차의 측면 충돌 시험용 도어 트림 패드

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1293415B1 (en) Automobile frame member
US5033593A (en) Shock absorbing member for car body
JP6032374B2 (ja) プレス成形体の製造方法及びプレス成形装置
KR101947938B1 (ko) 구조 부재
CN102834641B (zh) 碰撞能量吸收结构体
WO2018190320A1 (ja) プレス成形品およびそれを用いた自動車用の構造部材、ならびにプレス成形品の製造方法
JP2005178695A (ja) 車輌用衝突補強材
JP6672933B2 (ja) 自動車用構造部材、およびその製造方法、金型
US12583523B2 (en) Mechanical component for motor vehicle with energy absorption capability
KR20200001257A (ko) 도어 임팩트 빔
JPH1095232A (ja) 衝突時の吸収エネルギーに優れた自動車ドア用補強材
WO2024100714A1 (ja) 骨格部材
JP3916687B2 (ja) 自動車用インパクトビーム
JP4054101B2 (ja) 衝突時の吸収エネルギーに優れた自動車ドア補強材
JPH04208633A (ja) 衝撃吸収特性に優れた軽量なドアガードバー
JP2003139180A (ja) 曲げ強度部材
JPH0648177A (ja) 衝撃吸収特性に優れた軽量なドア補強パイプ
JP2020142764A (ja) 自動車のバンパー補強材
JPH07205655A (ja) 自動車ドア補強材及び自動車ドア
JP4734129B2 (ja) 衝突特性に優れた自動車用強度部材
JP3726861B2 (ja) インパクトビーム
WO2024204278A1 (ja) 自動車車体の構造部材及び自動車車体
JPH05330342A (ja) 自動車ドア補強材用鋼管
KR101359096B1 (ko) 차량용 충격흡수부재
JP5206812B2 (ja) 曲がり形状を有するフランジレス閉断面構造部品の製造方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031202