JPH1095653A - 押出成形セメント組成物及び押出成形板 - Google Patents
押出成形セメント組成物及び押出成形板Info
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- JPH1095653A JPH1095653A JP8249477A JP24947796A JPH1095653A JP H1095653 A JPH1095653 A JP H1095653A JP 8249477 A JP8249477 A JP 8249477A JP 24947796 A JP24947796 A JP 24947796A JP H1095653 A JPH1095653 A JP H1095653A
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- extruded cement
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- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
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- C04B2103/00—Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
- C04B2103/44—Thickening, gelling or viscosity increasing agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C04B2111/00034—Physico-chemical characteristics of the mixtures
- C04B2111/00129—Extrudable mixtures
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/20—Resistance against chemical, physical or biological attack
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/10—Production of cement, e.g. improving or optimising the production methods; Cement grinding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】押出成形性が良好であり、また効率的に色むら
を防止しかつひび割れがなく、寸法安定性が改善される
こと 【解決手段】本発明の押出成形セメント組成物は、ビー
ライト(2CaO・SiO2 )が60〜70重量部を含
有しており、粉末度がブレーン値で3000〜3500
cm2 /gであるセメント100重量部、シリカ質微粉
末10〜30重量部、細骨材15〜20重量部、珪灰石
10〜15重量部及び増粘剤としてセルロース誘導体を
1〜3重量部、増粘剤としてセルロース誘導体を1〜3
重量部及び水からなり、この押出成形セメント組成物を
成形後、オートクレーブ養生する。
を防止しかつひび割れがなく、寸法安定性が改善される
こと 【解決手段】本発明の押出成形セメント組成物は、ビー
ライト(2CaO・SiO2 )が60〜70重量部を含
有しており、粉末度がブレーン値で3000〜3500
cm2 /gであるセメント100重量部、シリカ質微粉
末10〜30重量部、細骨材15〜20重量部、珪灰石
10〜15重量部及び増粘剤としてセルロース誘導体を
1〜3重量部、増粘剤としてセルロース誘導体を1〜3
重量部及び水からなり、この押出成形セメント組成物を
成形後、オートクレーブ養生する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビーライト量の多
いセメントを使用した押出成形セメント組成物及び押出
成形セメント板に関し、更に詳しくは該押出成形セメン
ト組成物の押出成形性が良好であり、かつ該押出成形セ
メント組成物を成形後、オートクレーブ養生して色むら
の発生を防止すると共にひび割れがなく、寸法安定性に
優れている押出成形セメント板に関する。
いセメントを使用した押出成形セメント組成物及び押出
成形セメント板に関し、更に詳しくは該押出成形セメン
ト組成物の押出成形性が良好であり、かつ該押出成形セ
メント組成物を成形後、オートクレーブ養生して色むら
の発生を防止すると共にひび割れがなく、寸法安定性に
優れている押出成形セメント板に関する。
【0002】
【従来の技術】セメント二次製品の一つに押出成形セメ
ント板又は押出成形セメント建材があり、これは従来建
築物の外壁又は内壁として使用されている。この押出成
形セメント板は、セメントを成分とした押出成形用組成
物を押出成形機により押出成形し、更にオートクレーブ
養生、乾燥を経て所望の形状の製品を得ることにより製
造されるが、このオートクレーブ養生をすると、押出成
形セメント板の強度を得ることができる反面、得られた
押出成形セメント板の表面にエフロ(白華)が発生し、
それが全体的に色むらとなるので、従来は、美観上施工
に際し得られた製品の中から同系色を選択して使用して
いるのが現状である。またこのエフロを防止するため
に、養生後の押出成形セメント板の表面に無機ポリマー
やエマルジョン系塗料を塗布することが行われている。
また更に、このようなオートクレーブ養生により発生す
るエフロを抑制する方法として、特開平5−17057
3号公報が開示されている。この方法は、成形して得ら
れた押出成形セメント板を一次養生して硬化させた後、
その硬化表面にフミン酸塩水溶液を塗布又は散布し、つ
いで二次養生としてオートクレーブ養生を行うことによ
りエフロの発生のないものが得られるものである。
ント板又は押出成形セメント建材があり、これは従来建
築物の外壁又は内壁として使用されている。この押出成
形セメント板は、セメントを成分とした押出成形用組成
物を押出成形機により押出成形し、更にオートクレーブ
養生、乾燥を経て所望の形状の製品を得ることにより製
造されるが、このオートクレーブ養生をすると、押出成
形セメント板の強度を得ることができる反面、得られた
押出成形セメント板の表面にエフロ(白華)が発生し、
それが全体的に色むらとなるので、従来は、美観上施工
に際し得られた製品の中から同系色を選択して使用して
いるのが現状である。またこのエフロを防止するため
に、養生後の押出成形セメント板の表面に無機ポリマー
やエマルジョン系塗料を塗布することが行われている。
また更に、このようなオートクレーブ養生により発生す
るエフロを抑制する方法として、特開平5−17057
3号公報が開示されている。この方法は、成形して得ら
れた押出成形セメント板を一次養生して硬化させた後、
その硬化表面にフミン酸塩水溶液を塗布又は散布し、つ
いで二次養生としてオートクレーブ養生を行うことによ
りエフロの発生のないものが得られるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如き製品の中から同系色のものを選択するには、あまり
効率的でないばかりでなくひび割れや寸法安定性等の特
性が十分でなく、また押出成形セメント板の表面に無機
ポリマーやエマルジョン系塗料を塗布する方法では、必
ずしもエフロの防止が十分ではなく、特開平5−170
573号に開示された方法では、一次養生後、その表面
にフミン酸塩水溶液を塗布又は散布し、更に二次養生す
る点で、工程数が増え、効率上問題がある。そこで、本
発明者は、効率よくエフロの発生を抑制するために種々
検討したところ、セメント原料に注目し、原料セメント
として、ビーライト(2CaO・SiO2 )が60〜7
0重量部を含有しており、粉末度がブレーン値で300
0〜3500cm2 /gであるセメントを用いることに
よりエフロに起因する色むらの発生を抑制することがで
き、かつひび割れがなく、寸法安定性に優れた押出成形
セメント板が得られることを見出し、ここに本発明をな
すに至った。したがって、本発明が解決しようとする課
題は、押出成形性が良好であり、また効率的に色むらを
防止しかつひび割れがなく、寸法安定性が改善され得る
押出成形セメント組成物及び押出成形セメント板を提供
することにある。
如き製品の中から同系色のものを選択するには、あまり
効率的でないばかりでなくひび割れや寸法安定性等の特
性が十分でなく、また押出成形セメント板の表面に無機
ポリマーやエマルジョン系塗料を塗布する方法では、必
ずしもエフロの防止が十分ではなく、特開平5−170
573号に開示された方法では、一次養生後、その表面
にフミン酸塩水溶液を塗布又は散布し、更に二次養生す
る点で、工程数が増え、効率上問題がある。そこで、本
発明者は、効率よくエフロの発生を抑制するために種々
検討したところ、セメント原料に注目し、原料セメント
として、ビーライト(2CaO・SiO2 )が60〜7
0重量部を含有しており、粉末度がブレーン値で300
0〜3500cm2 /gであるセメントを用いることに
よりエフロに起因する色むらの発生を抑制することがで
き、かつひび割れがなく、寸法安定性に優れた押出成形
セメント板が得られることを見出し、ここに本発明をな
すに至った。したがって、本発明が解決しようとする課
題は、押出成形性が良好であり、また効率的に色むらを
防止しかつひび割れがなく、寸法安定性が改善され得る
押出成形セメント組成物及び押出成形セメント板を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、ビ
ーライト(2CaO・SiO2 )が60〜70重量部を
含有しており、粉末度がブレーン値で3000〜350
0cm2 /gであるセメント100重量部、シリカ質微
粉末10〜30重量部、細骨材15〜20重量部、珪灰
石10〜15重量部及び増粘剤としてセルロース誘導体
を1〜3重量部、増粘剤としてセルロース誘導体を1〜
3重量部及び水からなる押出成形セメント組成物により
達成される。またこの押出成形セメント組成物を成形
後、オートクレーブ養生した押出成形セメント板により
達成される。
ーライト(2CaO・SiO2 )が60〜70重量部を
含有しており、粉末度がブレーン値で3000〜350
0cm2 /gであるセメント100重量部、シリカ質微
粉末10〜30重量部、細骨材15〜20重量部、珪灰
石10〜15重量部及び増粘剤としてセルロース誘導体
を1〜3重量部、増粘剤としてセルロース誘導体を1〜
3重量部及び水からなる押出成形セメント組成物により
達成される。またこの押出成形セメント組成物を成形
後、オートクレーブ養生した押出成形セメント板により
達成される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の押出成形セメント組成物
は、ビーライト(2CaO・SiO2 )が60〜70重
量部を含有しており、粉末度がブレーン値で3000〜
3500cm2 /gであるセメントを使用して押出成形
セメント組成物を作製することにより、押出成形性に優
れると共に、これを用いて押出成形したセメント板は、
オートクレーブ養生によりエフロに起因する色むらを押
さえることができ、かつひび割れがなく、寸法安定性に
優れている。
は、ビーライト(2CaO・SiO2 )が60〜70重
量部を含有しており、粉末度がブレーン値で3000〜
3500cm2 /gであるセメントを使用して押出成形
セメント組成物を作製することにより、押出成形性に優
れると共に、これを用いて押出成形したセメント板は、
オートクレーブ養生によりエフロに起因する色むらを押
さえることができ、かつひび割れがなく、寸法安定性に
優れている。
【0006】本発明の押出成形セメント組成物におい
て、原料セメントとしては、ビーライト(2CaO・S
iO2 )が60〜70重量部を含有したセメントが用い
られる。このようにビーライト分の多いセメントの製造
方法は、セメント原料を高温で焼成することにより得ら
れる。このセメントにおいて、ビーライトを60〜70
重量部含有することによってシリカ分に富むので、オー
トクレーブ養生により水熱反応が進み易く、そのためオ
ートクレーブ養生の終了時にはすでに水和が完了してい
るので、寸法安定性が良好となる。
て、原料セメントとしては、ビーライト(2CaO・S
iO2 )が60〜70重量部を含有したセメントが用い
られる。このようにビーライト分の多いセメントの製造
方法は、セメント原料を高温で焼成することにより得ら
れる。このセメントにおいて、ビーライトを60〜70
重量部含有することによってシリカ分に富むので、オー
トクレーブ養生により水熱反応が進み易く、そのためオ
ートクレーブ養生の終了時にはすでに水和が完了してい
るので、寸法安定性が良好となる。
【0007】本発明において、ビーライトの含有量が6
0重量部より少ないと、セメント中にフリーのCaOを
多く含有することとなるので、エフロの発生原因にな
る。またビーライトの含有量が70重量部を越えると、
初期強度の発現が悪くなり、オートクレーブ投入時の強
度が不足する。また本発明に用いられるビーライトが6
0〜70重量部を含有するセメントの粉末度がブレーン
値で3000〜3500cm2 /gであることを特徴と
するもので、このブレーン値で3000〜3500cm
2 /gであることにより通常のセメントを使用した時と
同等の製品曲げ強度が得られるという効果を奏するもの
であり、このブレーン値が3000cm2/g未満で
は、製品曲げ強度が低下する。また3500cm2 /g
を越えるときは、曲げ強度、色むら、ひび割れ等につい
て著しい効果が期待できないばかりでなく、粉砕に要す
るコストがかかりすぎて経済的ではない。
0重量部より少ないと、セメント中にフリーのCaOを
多く含有することとなるので、エフロの発生原因にな
る。またビーライトの含有量が70重量部を越えると、
初期強度の発現が悪くなり、オートクレーブ投入時の強
度が不足する。また本発明に用いられるビーライトが6
0〜70重量部を含有するセメントの粉末度がブレーン
値で3000〜3500cm2 /gであることを特徴と
するもので、このブレーン値で3000〜3500cm
2 /gであることにより通常のセメントを使用した時と
同等の製品曲げ強度が得られるという効果を奏するもの
であり、このブレーン値が3000cm2/g未満で
は、製品曲げ強度が低下する。また3500cm2 /g
を越えるときは、曲げ強度、色むら、ひび割れ等につい
て著しい効果が期待できないばかりでなく、粉砕に要す
るコストがかかりすぎて経済的ではない。
【0008】更に本発明において、シリカ質微粉末とし
ては、マイカ、シリカ微粉末、シリカヒューム等が挙げ
られる。このシリカ質微粉末は、セメント100重量部
に対する量は、10〜30重量部である。細骨材は、通
常この技術分野において知られている川砂、海砂、砕石
等が挙げられ、この細骨材は、セメント100重量部に
対する量は、15〜20重量部である。更に珪灰石は、
セメント100重量部に対する量は、10〜15重量部
であり、増粘剤としてメチルセルロース、エチルセルロ
ース、C.M.C等のセルロース誘導体をセメント10
0重量部に対して1〜3重量部添加する。更に混練水と
しては、セメント100重量部に対して水15〜30重
量部が好ましい。本発明の押出成形セメント組成物で
は、シリカ質微粉末、細骨材、珪灰石及びセルロース誘
導体は、セメント100重量部に対してそれぞれ上記範
囲の量用いることにより優れたひび割れ防止、寸法安定
性を有する押出成形セメント板が得られ、かつその表面
は色むらのないきれいな表面が得られる。
ては、マイカ、シリカ微粉末、シリカヒューム等が挙げ
られる。このシリカ質微粉末は、セメント100重量部
に対する量は、10〜30重量部である。細骨材は、通
常この技術分野において知られている川砂、海砂、砕石
等が挙げられ、この細骨材は、セメント100重量部に
対する量は、15〜20重量部である。更に珪灰石は、
セメント100重量部に対する量は、10〜15重量部
であり、増粘剤としてメチルセルロース、エチルセルロ
ース、C.M.C等のセルロース誘導体をセメント10
0重量部に対して1〜3重量部添加する。更に混練水と
しては、セメント100重量部に対して水15〜30重
量部が好ましい。本発明の押出成形セメント組成物で
は、シリカ質微粉末、細骨材、珪灰石及びセルロース誘
導体は、セメント100重量部に対してそれぞれ上記範
囲の量用いることにより優れたひび割れ防止、寸法安定
性を有する押出成形セメント板が得られ、かつその表面
は色むらのないきれいな表面が得られる。
【0009】本発明の押出成形セメント板は、通常この
技術分野において用いられる押出成形機を用いて押出成
形することができ、得られた押出成形セメント板は、硬
化後、オークレーブ養生し、ついで乾燥する如き方法で
製造される。
技術分野において用いられる押出成形機を用いて押出成
形することができ、得られた押出成形セメント板は、硬
化後、オークレーブ養生し、ついで乾燥する如き方法で
製造される。
【0010】
【作用】本発明においては、原料セメントとしては、ビ
ーライト(2CaO・SiO2 )が60〜70重量部を
含有したセメントを押出成形セメント板の製造に際し
て、積極的に用いることにより、マトリックス中のCa
O成分を極力少なくして色むらの発生原因となるエフロ
の発生を抑制する。またこのようなビーライト含有量の
多いセメントの粉末度をブレーン値で3000〜350
0cm2/gにすることにより、オートクレーブ養生中
及び養生後のひび割れの発生を防止することができると
共に所定の曲げ強度を有し、寸法安定性に優れた製品が
得られる。
ーライト(2CaO・SiO2 )が60〜70重量部を
含有したセメントを押出成形セメント板の製造に際し
て、積極的に用いることにより、マトリックス中のCa
O成分を極力少なくして色むらの発生原因となるエフロ
の発生を抑制する。またこのようなビーライト含有量の
多いセメントの粉末度をブレーン値で3000〜350
0cm2/gにすることにより、オートクレーブ養生中
及び養生後のひび割れの発生を防止することができると
共に所定の曲げ強度を有し、寸法安定性に優れた製品が
得られる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明を更に実施例を挙げて詳しく
説明するが、本発明は、これらの例によって限定される
ものではない。
説明するが、本発明は、これらの例によって限定される
ものではない。
【0012】〔実施例1〜3〕セメントA(本発明試
料)として、鉱物組成中ビーライトを65%含有し、ブ
レーン値3270cm2 /gのセメント(三菱マテリア
ル株式会社製)及びセメントB(比較試料)として、ブ
レーン値3300cm2 /gの普通ポルトランドセメン
ト(三菱マテリアル株式会社製)を用意し、この他シリ
カ質微粉末としてSiO2 (90%含有、ブレーン値4
500cm2 /g、藤坂砕石社製)、細骨材(山砂:F
M値1.92、茨城県産)、珪灰石(粉末ワラストナイ
ト、川鉄鉱業社製)及びセルロース誘導体(メチルセル
ロース、90SH−15000、信越化学(株)製)を
準備した。
料)として、鉱物組成中ビーライトを65%含有し、ブ
レーン値3270cm2 /gのセメント(三菱マテリア
ル株式会社製)及びセメントB(比較試料)として、ブ
レーン値3300cm2 /gの普通ポルトランドセメン
ト(三菱マテリアル株式会社製)を用意し、この他シリ
カ質微粉末としてSiO2 (90%含有、ブレーン値4
500cm2 /g、藤坂砕石社製)、細骨材(山砂:F
M値1.92、茨城県産)、珪灰石(粉末ワラストナイ
ト、川鉄鉱業社製)及びセルロース誘導体(メチルセル
ロース、90SH−15000、信越化学(株)製)を
準備した。
【0013】前記の各原料及び水を表1に示される割合
で混練して、押出成形セメント組成物を得た。この押出
成形セメント組成物を押出成形機(Y−75E型、石川
時鉄工所(株)製)を用いて表1に示される押出成形状
況にしたがって押出成形した。得られた押出成形セメン
ト板は、一次養生として20℃の室内に24時間放置し
て硬化させた後、オートクレーブ養生の二次養生をし
た。オートクレーブ養生の養生条件は、20℃から17
0℃まで3時間かけて昇温し、ついで170℃で5時間
保持した後、170℃から60℃まで1.5時間で降温
した。このようにして得られた押出成形セメント板は、
その断面の大きさは、厚さ6cm、幅20cmで中空形
状の穴を3個有し、中空部から表面までの厚さ及び中空
部から側部までの厚さは、それぞれ1.1cmである中
空押出成形セメント板からなる。また比較試料は、同様
に表1にしたがって成形し、同様に物性を測定した。
で混練して、押出成形セメント組成物を得た。この押出
成形セメント組成物を押出成形機(Y−75E型、石川
時鉄工所(株)製)を用いて表1に示される押出成形状
況にしたがって押出成形した。得られた押出成形セメン
ト板は、一次養生として20℃の室内に24時間放置し
て硬化させた後、オートクレーブ養生の二次養生をし
た。オートクレーブ養生の養生条件は、20℃から17
0℃まで3時間かけて昇温し、ついで170℃で5時間
保持した後、170℃から60℃まで1.5時間で降温
した。このようにして得られた押出成形セメント板は、
その断面の大きさは、厚さ6cm、幅20cmで中空形
状の穴を3個有し、中空部から表面までの厚さ及び中空
部から側部までの厚さは、それぞれ1.1cmである中
空押出成形セメント板からなる。また比較試料は、同様
に表1にしたがって成形し、同様に物性を測定した。
【0014】なお、表1において、混練素地温度は、2
0℃の室内で、混練水投入後、5分間の混練を行った混
練素地の温度である。押出成形機内素地温度は、20℃
の室内において、押出成形機を30分間連続して運転し
たときの押出成形機内の素地の温度である。成形体温度
は、20℃の室内において、押出成形機を30分間連続
して運転したときの成形体の温度である。押出圧力は、
押出成形機の口金後部に設けたダイヤフラム式圧力計に
より、押出成形機を30分間連続して運転したときの押
出圧力である。更に押出成形性は、成形板の表面平滑性
を肉眼観察した状態である。
0℃の室内で、混練水投入後、5分間の混練を行った混
練素地の温度である。押出成形機内素地温度は、20℃
の室内において、押出成形機を30分間連続して運転し
たときの押出成形機内の素地の温度である。成形体温度
は、20℃の室内において、押出成形機を30分間連続
して運転したときの成形体の温度である。押出圧力は、
押出成形機の口金後部に設けたダイヤフラム式圧力計に
より、押出成形機を30分間連続して運転したときの押
出圧力である。更に押出成形性は、成形板の表面平滑性
を肉眼観察した状態である。
【0015】〔物性測定〕曲げ強度は、試験体を気乾
状態とし、島津製作所(株)製の万能試験機(AGT1
0T型)において、中央集中載荷で測定する(JIS−
A−1408準拠)。かさ比重は、試験体を常温水中
に浸漬し、〔かさ比重=乾燥重量/(飽水重量−水中重
量)〕で算出する。寸法変化率は、試験体を所定の寸
法に切り出し、コンパレータを使用して、〔寸法変化率
={(飽水試験体の長さ−乾燥試験体の長さ)/乾燥試
験体の長さ}×100〕で算出する(JIS−A−54
30準拠)。養生後のひび割れは、オートクレーブか
ら取り出した試験体のひび割れの状況を肉眼で観察し、
〔養生後のひび割れ=ひび割れの発生した個数/検査し
た個数〕で表す。色差(ΔE)は、カラーメータ(ミ
ノルタ(株)製で試験体表面の測色を行い、その測色値
より色差(ΔE)を算出した。得られた結果を表1に示
す。
状態とし、島津製作所(株)製の万能試験機(AGT1
0T型)において、中央集中載荷で測定する(JIS−
A−1408準拠)。かさ比重は、試験体を常温水中
に浸漬し、〔かさ比重=乾燥重量/(飽水重量−水中重
量)〕で算出する。寸法変化率は、試験体を所定の寸
法に切り出し、コンパレータを使用して、〔寸法変化率
={(飽水試験体の長さ−乾燥試験体の長さ)/乾燥試
験体の長さ}×100〕で算出する(JIS−A−54
30準拠)。養生後のひび割れは、オートクレーブか
ら取り出した試験体のひび割れの状況を肉眼で観察し、
〔養生後のひび割れ=ひび割れの発生した個数/検査し
た個数〕で表す。色差(ΔE)は、カラーメータ(ミ
ノルタ(株)製で試験体表面の測色を行い、その測色値
より色差(ΔE)を算出した。得られた結果を表1に示
す。
【0016】
【表1】
【0017】表1から明らかなように、押出成形セメン
ト板については、曲げ強度及びかさ比重は、実施例及び
比較例共にほとんど変わらないが、寸法安定性、養生後
のひび割れ及び色差は、実施例1〜3のいずれにおいて
も比較例に対して優れていることがわかる。また押出成
形セメント組成物は、押出成形性が比較例のものに比し
良好であることがわかる。
ト板については、曲げ強度及びかさ比重は、実施例及び
比較例共にほとんど変わらないが、寸法安定性、養生後
のひび割れ及び色差は、実施例1〜3のいずれにおいて
も比較例に対して優れていることがわかる。また押出成
形セメント組成物は、押出成形性が比較例のものに比し
良好であることがわかる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、ビーライト(2CaO
・SiO2 )が60〜70重量部を含有しており、粉末
度がブレーン値で3000〜3500cm2/gである
セメントを成分として使用し、押出成形セメント組成物
を作製することにより、この押出成形セメント組成物は
押出成形性が良好であると共にこれを用いて成形したセ
押出成形セメント板は、オートクレーブ養生を施しても
エフロに起因する色むらやひび割れがなく、かつ寸法安
定性に優れている。したがって本発明の押出成形セメン
ト板は、同系色を選択する必要がなく、またひび割れが
なく、かつ寸法安定性が改善されるという優れた効果を
奏するものである。
・SiO2 )が60〜70重量部を含有しており、粉末
度がブレーン値で3000〜3500cm2/gである
セメントを成分として使用し、押出成形セメント組成物
を作製することにより、この押出成形セメント組成物は
押出成形性が良好であると共にこれを用いて成形したセ
押出成形セメント板は、オートクレーブ養生を施しても
エフロに起因する色むらやひび割れがなく、かつ寸法安
定性に優れている。したがって本発明の押出成形セメン
ト板は、同系色を選択する必要がなく、またひび割れが
なく、かつ寸法安定性が改善されるという優れた効果を
奏するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C04B 14:20 14:04 22:06 24:38) 103:44
Claims (2)
- 【請求項1】ビーライト(2CaO・SiO2 )が60
〜70重量部を含有しており、粉末度がブレーン値で3
000〜3500cm2 /gであるセメント100重量
部、シリカ質微粉末10〜30重量部、細骨材15〜2
0重量部、珪灰石10〜15重量部、増粘剤としてセル
ロース誘導体を1〜3重量部及び水からなる押出成形セ
メント組成物。 - 【請求項2】請求項1に記載の押出成形セメント組成物
を成形後、オートクレーブ養生したことを特徴とする押
出成形セメント板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8249477A JPH1095653A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 押出成形セメント組成物及び押出成形板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8249477A JPH1095653A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 押出成形セメント組成物及び押出成形板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1095653A true JPH1095653A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17193556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8249477A Withdrawn JPH1095653A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 押出成形セメント組成物及び押出成形板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1095653A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101038769B1 (ko) | 2009-01-08 | 2011-06-03 | 씨엘엠테크(주) | 친환경 무기질계 불연 컬러 모르타르 바닥재 조성물 및 그 제조방법 |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP8249477A patent/JPH1095653A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101038769B1 (ko) | 2009-01-08 | 2011-06-03 | 씨엘엠테크(주) | 친환경 무기질계 불연 컬러 모르타르 바닥재 조성물 및 그 제조방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |