JPH1095671A - 緻密な焼結体、その製造方法およびハードディスク記憶装置製造用の該焼結体からなる基板 - Google Patents

緻密な焼結体、その製造方法およびハードディスク記憶装置製造用の該焼結体からなる基板

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JPH1095671A
JPH1095671A JP9209089A JP20908997A JPH1095671A JP H1095671 A JPH1095671 A JP H1095671A JP 9209089 A JP9209089 A JP 9209089A JP 20908997 A JP20908997 A JP 20908997A JP H1095671 A JPH1095671 A JP H1095671A
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JP9209089A
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Helmut Dr Koelker
ケルカー ヘルムート
Lorenz Dr Sigl
ズィクル ロレンツ
Kempf Thomas
ケンプフ トーマス
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Elektroschmelzwerk Kempten GmbH
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Elektroschmelzwerk Kempten GmbH
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/84Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers
    • G11B5/8404Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers manufacturing base layers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/62Record carriers characterised by the selection of the material
    • G11B5/73Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer
    • G11B5/739Magnetic recording media substrates
    • G11B5/73911Inorganic substrates

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な焼結方法で製造できる、ハードディス
ク記憶装置の製造に使用できる炭化ケイ素をベースとす
る材料を提供する。 【解決手段】 a)45〜99.5重量%までがSiC
からなり、この場合SiCが焼結体中で結晶質の第1相
として存在し、かつb)0.5〜55重量%までが焼結
助剤からなり、この場合焼結助剤が焼結体中で第2相お
よび場合によりさらに別の相として存在する緻密な焼結
体において、第2および場合によりさらに別の相が10
%より多くまで非晶質であるか、または第1相との界面
で少なくとも幅≧5Åで非晶質で存在し、かつ焼結体の
ポリッシング表面が直径1>μmの孔を有さないことを
特徴とする、緻密な焼結体により解決される。 【効果】 コンピュータのハードディスク記憶装置製造
用の基板に適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスク記
憶装置用の基板に適した、炭化ケイ素をベースとする、
孔を有さない焼結体、およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク記憶装置用の基板に適切
な材料は、非常に平坦でかつ孔が少なく(IDEMA−
特性)、かつ粗さ”Ra”100Å未満、有利には10
Å未満を有し、極めて良好にポリッシングをすることが
できなくてはならない。該材料は通例の薄いディスク形
で(例えば径65×径20×0.635mm)ディスク
ドライブ中の装着の際に、または自重下で、または磁性
層のスパッタリング中の約300〜600℃の加熱の際
に、ならびに例えば7500rpmでのディスクドライ
ブ中での回転の際に変形しないように、極めて剛性でな
くてはならない。さもないと書き込みヘッドおよび読み
取りヘッドとの一定の間隔を保証できず、かつ磁性層の
情報の読み取りおよび書き込みが妨げられる。さらにデ
ィスクとヘッドが衝突し、かつ場合により破損する危険
が生じる。
【0003】さらに基板材料の場合、書き込みヘッドお
よび読み取りヘッドとの衝突の際に基板が変形したり情
報を失うことがないよう、高い硬度が要求される。
【0004】SiCはその材料としてこれら全ての点に
おいて既に使用されている基板 a)Ni/P−コーティングを有するアルミニウム b)ガラスもしくはガラスセラミック よりも明らかに優れている。SiCの剛性の基準である
E−モジュラスは約400GPaで、a)またはb)の
E−モジュラスより約5倍高く、かつ硬度(HV250
0)は同様にa)またはb)の硬度より約4倍高い。
【0005】さらにSiCは熱に対して安定しているた
め、より良好な磁性層の可能性を有する、高いスパッタ
リング温度を可能にする。例えばa)の場合のスパッタ
リング温度は、材料が磁化するために≦300℃に制限
される。このような適用にとって通例の化学的硬化を伴
うガラスの場合、スパッタリング温度は約400℃に制
限される。というのは該温度以上ではイオンの拡散によ
り硬化作用が失われ、かつ変形の危険が生じるためであ
る。
【0006】これに対してSiCは、目標とされている
より高いスパッタリング温度、例えば500℃でも変化
しない。
【0007】そのためSiCはAlまたはガラスもしく
はガラスセラミックよりも耐久性があり、より薄く、ひ
いてはより軽いディスク(エネルギー消費/体積あたり
の情報密度)、より高い回転数(情報へのより速いアク
セス)、ならびにより低い浮上高度(より多いビット/
cm)を可能にする。さらにハードディスク記憶装置
のための新規の基板は、公知の材料と競争できるために
は、安価に製造できるべきである。
【0008】SiCをハードディスクのために提案して
いる最初の刊行物の1つは1988年4月19日の米国
特許第4、738、885号明細書(京セラ)である。
該特許には常圧で焼結したセラミックは通常極めて多孔
質であり、かつ孔を閉じるためにはホットアイソスタテ
ィックプレスに引き続き焼結が必要であることが記載さ
れている。
【0009】1995年11月7日の米国特許第5、4
65、184号明細書(CVD Inc.)および19
95年12月12日の米国特許第5、474、613号
明細書(CVD Inc.)には孔を有さない、自立の
CVD−SiC−基板がハードディスクとしての応用の
ために開示されている。該明細書は焼結−SiCに関し
て、該基板は常に孔を有することを記載している。
【0010】1996年1月2日の米国特許第5、48
0、695号明細書はハードディスク記憶装置用のセラ
ミック基板の分野における従来の技術を十分に討議し、
かつ焼結したSiCのハードディスクを開示しており、
該ハードディスクの多孔性は、スパッタリングで施され
かつ緻密な非化学量論的SiC層により覆われる。焼結
材料のためにSiCは、孔が内在し、かつそのためにコ
ーティングなしではハードディスク記憶装置の製造に適
さないことが確認されている。
【0011】1994年4月12日の米国特許第5、3
02、561号明細書および1994年10月25日の
米国特許第5、358、685号明細書(Cerco
m)は特殊なホットプレスを施したSiCおよびその製
造方法を開示している。記載によれば該SiCは孔を有
さない、もしくはポリッシングの際に粒子を削り落とさ
ないため、ハードディスクとしての応用に適している。
【0012】従って従来の技術においては(ホットプレ
スまたはホットアイソスタティックプレスにより)加圧
下で焼結したSiCまたは気相から析出したCVD−S
iCのみがハードディスク記憶装置の製造に適切な材料
として公知である。常圧で焼結したSiCはこの場合多
孔性であるためにコーティングを必要とする。これらの
方法は全て技術的およびコストの理由によりこれまで実
施されなかった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、安価な焼結方法で製造できる、ハードディスク記憶
装置製造のための炭化ケイ素をベースとする材料を提供
することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題は、a)45〜
99.5重量%までがSiCからなり、この場合SiC
が焼結体中で結晶質の第1相として存在し、かつb)
0.5〜55重量%までが焼結助剤からなり、該助剤は
0.5〜30重量%までがAlとYとの反
応生成物、少なくとも1種の窒素含有アルミニウム化合
物およびAlとYとの反応生成物の混合
物、少なくとも1種の希土類酸化物と少なくとも1種の
窒素含有アルミニウム化合物および/またはAl
の混合物の群から選択され、かつ0〜25重量%までが
窒化ケイ素化合物の群から選択され、この場合焼結助剤
が焼結体中で第2相および場合によりさらに別の相とし
て存在する緻密な焼結体において、第2および場合によ
りさらに別の相が10%より多くまで非晶質であるか、
または第1相との界面で少なくとも幅≧5Åで非晶質で
存在し、かつ焼結体のポリッシング表面が直径1>μm
の孔を有さないことを特徴とする、緻密な焼結体により
解決される。
【0015】希土類酸化物としてYは有利であ
る。窒素含有アルミニウム化合物としてAlNは有利で
ある。窒化ケイ素化合物としてSiは有利であ
る。
【0016】全ての重量%の表示はその都度の全秤量に
対してである。
【0017】有利には本発明による焼結体は窒化ケイ素
化合物としてSi0〜25重量%、有利にはSi
0〜10重量%を含有する。
【0018】本発明による焼結体は有利には70〜99
重量%まで、特に有利には82〜98重量%までがSi
Cからなる。
【0019】本発明による焼結体は有利にはイットリウ
ムアルミニウムガーネット(YAG)、イットリウムア
ルミニウムメレライト(Yttriumaluminiummellelit)(Y
AM)、イットリウムアルミニウムペロブスカイト(Y
AP)、AlとYのと混合物、AlNとY
のと混合物、AlとAlNおよびY
のと混合物、YAG、YAM、またはTAPとAlNの
と混合物から選択された焼結助剤を使用して製造する。
【0020】該焼結助剤は焼結体中に有利には1〜2
0、特に有利には2〜8重量%の量で存在する。
【0021】該焼結助剤は本発明による焼結体中有利に
は10%より多くまで非晶質相として存在する。
【0022】該焼結助剤は本発明による焼結体中、特に
有利には50%より多くまで非晶質相として存在する。
【0023】特に有利には該焼結助剤は本発明による焼
結体中80%より多くまで非晶質相として存在する。
【0024】非晶質相は本発明における意味ではガラス
状の、非結晶質相と解釈する。非晶質相は自体公知の方
法、例えば高解像度透過形電子顕微鏡により特性決定す
ることができる。相応の方法は従来の技術において周知
である。
【0025】有利には本発明による焼結体の、ポリッシ
ング表面は直径>0.8μm、特に有利には0.4>μ
mの孔を有さない。
【0026】本発明による焼結体は、適切なSiC粉末
と前記の焼結助剤および場合により未焼結体製造のため
の助剤を自体公知の方法で混合し、公知の方法で未焼結
体を成形(例えば押型プレス成形、常温アイソスタティ
ックプレス成形、射出成形、またはフィルムキャスティ
ング成形)し、未焼結体をホットプレス、ホットアイソ
スタティックプレス、またはガス雰囲気下で焼結するこ
とにより緻密な焼結体を作り、かつ引き続き研削、ラッ
ピングまたはポリッシングにより後処理する。
【0027】ハードディスクとして使用するための所望
のディスク形はこの場合、未焼結体の時に(押型プレス
またはフィルムキャスティング成形に引き続き打抜加
工、または常温アイソスタティックプレス、引き続きデ
ィスクを鋸断)か、または焼結体からディスクを鋸断し
て作る。
【0028】本発明による焼結体は例えば、SiC粉末
45〜99.5重量%を自体公知の方法で前記の焼結添
加剤0.5〜55重量%、および場合により未焼結体製
造のために通例の助剤と一緒に混合し、引き続き成形し
て未焼結体に加工し、該未焼結体を1800〜2200
℃の温度で、15〜300分間、Nまたはアルゴン雰
囲気下で常圧で焼結し、かつ場合により150分間まで
ガス圧を約2000バールまで上昇させて後緻密化し、
かつ引き続き自体公知の方法により場合により鋸断、な
らびにラッピングおよびポリッシングすることにより製
造することができる。
【0029】本発明によるSiC焼結体の製造のために
SiCの出発粉末として有利には市販の、有利には比表
面積>5m/g(BETにより測定)を有する、粒径
<10μmを有する、α−SiCを使用する。しかし同
様にβ−SiCを使用することも可能である。
【0030】有利には出発混合物中に、25重量%ま
で、有利には10重量%までの、有利には比表面積>5
/g(BETにより測定)を有する、粒径<10μ
mを有する、α−Siを使用する。しかし同様に
β−Siを使用することも可能である。
【0031】SiC、焼結助剤、および場合により未焼
結体の製造のための助剤は自体公知の方法、例えば撹
拌、集中撹拌、撹拌ミル、または乾燥ミルで混合する。
【0032】未焼結体の製造のための助剤を使用する場
合、未焼結体を100℃〜600℃の間の範囲の温度で
1時間〜14日、空気または不活性ガス中で熱処理して
該助剤を除去する。
【0033】得られた混合物を公知の成形方法、例えば
押型プレス、アイソスタティックプレス成形、射出成
形、押出成形、フィルムキャスティング成形、またはス
ラッシキャスティング成形で、その都度所望の成形体を
作る。
【0034】未焼結体は引き続きSiC焼結体にとって
通例の、公知の方法で緻密化する。これは例えばガス雰
囲気下での焼結、軸方向またはアイソスタティックホッ
トプレスにより実施することができる。
【0035】ホットアイソスタティックプレスのために
未焼結体は有利には浸食に対する保護のためにhex.
BNを有するガラスにより真空密に閉じた被膜、有利に
はガラスで覆い、かつ温度1800〜2200℃、圧力
1000〜2000バールで、15〜150分間高圧オ
ートクレーブ中でガス状の圧力伝達媒体、例えばアルゴ
ンを使用して圧力をかけて緻密化する。
【0036】このように製造した焼結体は冷却後、シリ
コンウェハーのポリッシングのために自体公知の方法で
処理する。これは例えばUllmann's Encyclopedia of In
dustrial Chemistry, Vol. A23 S.734-736に記載されて
いるが、しかしこの場合SiC材料の硬度に相応したラ
ッピング/ポリッシング砥粒、有利にはBCまたはダ
イヤモンドスラリーを使用する。
【0037】焼結の場合、有利にはSiCの粉末の表面
に付着している酸化ケイ素(通常、次微子粉末の場合、
0.5〜約3%までの量で)を例えば還元反応(例えば
CまたはSiCとの)により除去することのないよう注
意する。これは例えば焼結体をガラスで覆い、かつ高圧
下(HiP)での焼結により、または未焼結体もしくは
SiCの粉末中の炭素原子の汚染を回避することにより
行う。
【0038】さらに、焼結または後緻密化を少なくとも
一時的にNガスを使用して行うか、または焼結体の出
発混合物中に少量のSiを混合して使用すること
は有利である。
【0039】このようにして製造した焼結体は特に例え
ばコンピュータのハードディスク記憶装置製造用の基板
に適している。というのは該焼結体は、ポリッシングし
た表面に孔が存在しないという「固定ディスクのための
規格(specifications for rigid disks)」におけるID
EMA(International Disk Drive Equipment and Mat
erial Association)の要求を満たすからである。
【0040】
【実施例】以下の例は本発明を詳細に説明する。
【0041】例1:Y 570g(15.24m
/g)をAl 430g(8.94m/g)
と混合し、かつ1600℃で2時間、ハブ形オーブン中
で赤熱させた。得られたYAG(3Y 5Al
)を破砕機で粗く破砕し、かつ引き続き5分間遊星
形ボールミルで粉砕した。SiC311.86g(BE
Tによる比表面積11.91m/gを有する次微子粉
末)をYAG13.65gと共に1時間遊星形ボールミ
ル中SiC容器およびSiCボールで混合し、引き続き
凍結乾燥し、かつ次いでローターミル中で500μmの
ふるいを使用して解凝集した。
【0042】このようにして得られた混合物から、20
00バールで常温アイソスタティックプレスによりゴム
型中で未焼結体を製造した。該未焼結体をBNのスラリ
ー中に浸漬することにより六方晶系BNの薄膜で覆っ
た。
【0043】該未焼結体を引き続きガラス溶融物で覆
い、かつ1950℃で1時間、およびアルゴン1950
バールで焼結した。1200℃まで加熱する際にAr1
バール、さらにAr1950バールを使用した。
【0044】焼結後の重量の損失は0.2%であった。
【0045】得られた焼結体は室温で450Mpa、お
よび1200℃で166Mpaの曲げ強さを、室温で
3.7Mpa1/2の破断強さ(激しい亀裂)を有
していた。
【0046】該焼結体からディスクを鋸断した。ディス
クのポリッシングは通例の製造に近い実施態様で行っ
た。つまり様々な粒度および種類の砥粒でラッピングお
よびポリッシングを次のように行った:ディスク形の焼
結体を鋳鉄製のラッピングディスクの上で、BC F
400−研磨粒子スラリーで20分間予めラッピング
し、引き続き軟性金属板、例えばアルミニウムの上で2
〜4μmのダイヤモンド研磨粒子からなるスラリーで3
0分間精密ラッピングし、次いで30分間1μmのダイ
ヤモンド粒子の研磨布で後ポリッシングし、かつ最後に
0.1μmのダイヤモンド粒子の研磨布で30分間後ポ
リッシングした。
【0047】該焼結体のポリッシングした表面には直径
0.4μmより大きい孔は見られなかった。
【0048】透過形電子顕微鏡による検査で明らかなよ
うに、第2相はSiCに対する界面の幅15Å以上で非
晶質である。
【0049】例2: 秤量: SiC(例1と同様の次微子粉末)311.86g YAG(例1記載と同様に製造)22.75g AlN6.7g(5m/g) 調整: 例1と同様であるが、ただしこの場合YAGに付加的にAlN を混合した。
【0050】 未焼結体: 例1記載と同様に製造 焼結: 例1記載と同様に製造 焼結の際の重量の損失:0.25% 得られた焼結体の性質 曲げ強さ: 室温で400MPa 1200℃で200MPa 破断強さ: 室温で3MPam1/2(激しい亀裂) 焼結体からディスクを鋸断した。
【0051】ディスク形の焼結体は鋳鉄製のラッピング
ディスクの上で、BC F400−研磨粒子スラリー
で20分間予めラッピングし、引き続き軟性金属板、例
えばアルミニウムの上で2〜4μmのダイヤモンド研磨
粒子からなるスラリーで30分間精密ラッピングし、次
いで30分間1μmのダイヤモンド粒子の研磨布で後ポ
リッシングし、かつ最後に0.1μmのダイヤモンド粒
子の研磨布で30分間後ポリッシングした。
【0052】該焼結体のポリッシング表面には直径0.
4μmより大きい孔は見られなかった。
【0053】透過形電子顕微鏡による検査で明らかなよ
うに、第2相はSiCに対する界面で幅15Å以上で非
晶質である。
【0054】例3:SiC261.76g(15.1m
/g;2.5%SiO)、Y32.05g
(15.24m/g)およびAlN9.15g(5m
/g)を摩砕機中、3.5時間1000UPMでイソ
プロパノール中Siのミルボールで混合した。該
混合物を引き続き回転蒸発器および乾燥室中で(72時
間/55℃)乾燥した。次いで150μmのふるいで解
凝集した。
【0055】該混合物から未焼結体を常温アイソスタテ
ィックプレスにより3000バールで製造した。
【0056】引き続き1925℃で30分間N1バー
ル下で焼結し、かつ1925℃で60分間およびN
5バールで後緻密化した。
【0057】焼結の際の重量の損失は2.5%であっ
た。
【0058】得られた焼結体は以下の特性を有してい
た: 破断強さ 3MPam1/2(激しい亀裂) 該焼結体からディスクを鋸断した。該ディスクのポリッ
シングは次のように様々な粒度および種類の砥粒でのラ
ッピングおよびポリッシングにより行った:ディスク形
の焼結体を鋳鉄製のラッピングディスクの上でB
F400−研磨粒子スラリーで20分間予めラッピング
し、引き続き軟性金属板、例えばアルミニウム上で2〜
4μmのダイヤモンド研磨粒子のスラリーで30分間精
密ラッピングし、次いで30分間1μmのダイヤモンド
粒子の研磨布で後ポリッシングし、かつ最後に0.1μ
mのダイヤモンド粒子の研磨布で30分間後ポリッシン
グした。
【0059】ポリッシングした焼結体のポリッシング表
面は直径0.4μm以上の孔を有していなかった。
【0060】透過形電子顕微鏡の検査で明らかなように
第2相は10%以上までが非晶質相として存在してい
た。
【0061】比較例1:(添加剤および焼結は米国特許
第5、298、470号明細書の実施例No.28と同
じである) 秤量: SiC291.09g(12m/g、0.4%O) YAG10.9g AlN3.9g(5m/g) 調製: 例1と同様にYAGの粉末を製造したがY7m/g から出発する。その他の調製は例1と同様である 未焼結体: 2000バールで常温アイソスタティックプレス 焼結: 1900℃/アルゴン1バール/60分 2050℃/アルゴン1バール/60分(後緻密化) 重量の損失: 3.5% 破断強さ: 6MPam1/2 曲げ強度: 室温で600MPa 該焼結体からディスクを鋸断した。
【0062】研磨は例1〜3に記載の通りに行った。そ
の結果第2相は多くの穴を有する研磨面となった。これ
によりポリッシング表面に直径約10μmの孔が生じ
た。
【0063】第2相(YAG)は非晶質の周辺を有さず
に、透過形電子顕微鏡の検査が示したようにSiCの粒
子と結晶質の境界を有する。
【0064】例4: 秤量: SiC295g(例1と同じ次微子粉末) YAG12.88g AlN6.28g(5m/g) 調整は比較例1の記載と同様に行った 未焼結体: 950バールで押型プレス 焼結: 1970℃/アルゴン5バール/45分 1970℃/N25バール/45分(後緻密化) 重量の損失: 0.5% 破断強さ: 3.0MPam1/2(激しい亀裂) 曲げ強さ: 室温で420MPa ラッピングは比較例1の記載と同様に行った。
【0065】ポリッシングした焼結体はポリッシング表
面に直径0.4μmより大きい孔を有さなかった。
【0066】透過形電子顕微鏡の検査で明らかであるよ
うに、第2相はSiCに対する界面で幅15Å以上で非
晶質であった。
【0067】例5: 秤量: SiC294.5g(例1と同じ次微子粉末) Al9.92g(8.94m/g) Y5.58g(7m/g) 調整: 比較例1と同様 未焼結体: 2000バールで常温アイソスタティックプレス 焼結: 1970℃/アルゴン5バール/45分 1970℃/N15バール/45分(後緻密化) 重量の損失: 2.1% 破断強さ: 3.1MPam1/2 曲げ強さ: 室温で435MPa 1200℃で190MPa ポリッシングは例1の記載と同様に行った。
【0068】該焼結体はポリッシングした表面に直径
0.4μmより大きい孔を有していなかった。
【0069】透過形電子顕微鏡の検査で明らかであるよ
うに、第2相はSiCに対する界面で15Åの範囲以上
で非晶質であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルムート ケルカー ドイツ連邦共和国 ミュンヘン ファルケ ンホルストヴェーク 30 (72)発明者 ロレンツ ズィクル オーストリア国 レヒャシャウ シートガ ッセ 17 (72)発明者 トーマス ケンプフ ドイツ連邦共和国 ケンプテン ルイトポ ルトシュトラーセ 3

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)45〜99.5重量%までがSiCか
    らなり、この場合SiCが焼結体中で結晶質の第1相と
    して存在し、かつ b)0.5〜55重量%までが焼結助剤からなり、該助
    剤は0.5〜30重量%までがAlとY
    の反応生成物、少なくとも一種の窒素含有アルミニウム
    化合物1種およびAlとYとの反応生成物
    の混合物、少なくとも1種の希土類酸化物と少なくとも
    1種の窒素含有アルミニウム化合物および/またはAl
    の混合物の群から選択され、かつ0〜25重量%
    までが窒化ケイ素化合物の群から選択され、この場合焼
    結助剤が焼結体中で第2相および場合によりさらに別の
    相として存在する緻密な焼結体において、第2相および
    場合によりさらに別の相が10%より多くまで非晶質で
    あるか、または第1相との界面で少なくとも幅≧5Åで
    非晶質で存在し、かつ焼結体のポリッシング表面が直径
    1>μmの孔を有さないことを特徴とする、緻密な焼結
    体。
  2. 【請求項2】 焼結体の70〜99重量%までがSiC
    からなる、請求項1記載の焼結体。
  3. 【請求項3】 焼結体をイットリウムアルミニウムガー
    ネット(YAG)、イットリウムアルミニウムメレライ
    ト(YAM)、イットリウムアルミニウムペロブスカイ
    ト(YAP)、AlとYとの混合物、Al
    NとYとの混合物、AlとAlNおよびY
    との混合物、YAG、YAM、またはYAPとA
    lNとの混合物の群から選択された焼結助剤を使用して
    製造する、請求項1または2記載の焼結体。
  4. 【請求項4】 焼結助剤が10%より多くまで非晶質相
    として存在する、請求項1から3までのいずれか1項記
    載の焼結体。
  5. 【請求項5】 焼結助剤が50%より多くまで非晶質相
    として存在する、請求項1から3までのいずれか1項記
    載の焼結体。
  6. 【請求項6】 焼結助剤が80%より多くまで非晶質相
    として存在する、請求項1から3までのいずれか1項記
    載の焼結体。
  7. 【請求項7】 焼結体のポリッシング表面が直径>0.
    8μmの孔を有さない、請求項1から6までのいずれか
    1項記載の焼結体。
  8. 【請求項8】 焼結体のポリッシング表面が直径>0.
    4μmの孔を有さない、請求項1から6までのいずれか
    1項記載の焼結体。
  9. 【請求項9】 請求項1から7までのいずれか1項記載
    の焼結体を製造する方法において、SiC粉末45〜9
    9.5重量%を自体公知の方法で前記の焼結添加剤0.
    5〜55重量%、および場合により未焼結体製造のため
    に通例の助剤と一緒に混合し、かつ引き続き成形して未
    焼結体を作り、該未焼結体を1800〜2200℃の温
    度で、15〜300分間、Nまたはアルゴン雰囲気下
    で焼結し、かつ場合により150分間までガス圧を約2
    000バールまで上昇させて後緻密化し、かつ引き続き
    自体公知の方法により場合により鋸断、ならびにラッピ
    ングおよびポリッシングすることを特徴とする、焼結体
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 ハードディスク記憶装置製造用の基板
    としての、請求項1から8までのいずれか1項記載の焼
    結体の使用。
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