JPH1095689A - 単結晶成長方法 - Google Patents
単結晶成長方法Info
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- JPH1095689A JPH1095689A JP26675696A JP26675696A JPH1095689A JP H1095689 A JPH1095689 A JP H1095689A JP 26675696 A JP26675696 A JP 26675696A JP 26675696 A JP26675696 A JP 26675696A JP H1095689 A JPH1095689 A JP H1095689A
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Abstract
液表面位置を一定にすることにより、固液界面形状や結
晶径の変動を小さくして、尾部8bの有転位化を防止す
ることができる単結晶成長方法を提供すること。 【解決手段】 坩堝2内に充填した半導体結晶用原料を
溶解させ、溶融液9から単結晶8を引き上げて成長させ
る単結晶成長方法において、溶融液9から結晶を切り離
すために、結晶径を徐々に減じて尾部8bを形成する
際、単結晶成長速度が一定となるように、坩堝上昇速度
及び引き上げ速度を設定する。
Description
し、より詳細にはシリコンなどの半導体単結晶を成長さ
せる方法に関する。
製造方法には種々の方法があるが、回転引き上げ法であ
るCZ法(チョクラルスキー法)が広く用いられてい
る。図8は該CZ法の実施態様を示した模式的断面図で
あり、図中1は坩堝を示している。坩堝1は有底円筒状
をなす石英製の内層保持容器1aと内層保持容器1aの
外側を保持すべく嵌合された同じく有底円筒状の黒鉛製
の外層保持容器1bにて構成されており、回転並びに昇
降可能な支持軸4の上端部に固定されている。坩堝1の
外側には抵抗加熱式ヒーター2が同心円状に配設されて
おり、坩堝1内には所定重量の原料をヒーター2により
溶融させた溶融液9が充填されている。坩堝1の中心軸
上には、支持軸4と同一軸心で逆方向あるいは同方向に
所定の速度で回転する引き上げ棒あるいはワイヤー等か
らなる引き上げ軸3が配設されており、引き上げ軸3に
は保持具3aを介して種結晶10が吊り下げられてい
る。
料を投入し、減圧下、不活性ガス雰囲気中で結晶用原料
を坩堝1の周囲に配設したヒーター2にて溶融した後、
その溶融液9に引き上げ軸3に吊り下げられた種結晶1
0を浸漬し、坩堝1及び引き上げ軸3を回転させつつ、
引き上げ軸3を上方に引き上げて種結晶10の下端に結
晶8を成長させる。
制御は光学式のセンサーにより固液界面におけるメニス
カス部分の反射光を計測して行なう方法が主に採用され
ている。そして得られた結晶径位置から、融液表面位置
が一定となるように坩堝上昇速度を制御している。
単結晶を溶融液9から切り離す際には、熱ショックによ
る転位の発生及び製品部となる結晶直胴部8aへの伝播
を防止するため、結晶径を徐々に減じて逆円錐形の結晶
尾部8bを形成し、有転位化を生じて転位が発生しても
製品部に伝播しないほど径が十分小さくなった時点で溶
融液9から切り離す方法が採用されている。
程で用いられるウエハ径(結晶径)はデバイス生産の効
率化・低コスト化を図るために年々増大してきており、
現在では150〜200mmの結晶径のものが主に用い
られている。そして、今後は300mmの大口径結晶が
主流になると考えられる。このような大口径結晶におい
ては、結晶径が減少した場合、メニスカスが直胴部8a
に隠れるために結晶径を計測することが困難となる。そ
のために、尾部8bの形成時には引き上げ速度や坩堝上
昇速度及びヒーター温度を経験的に定めておき、結晶径
の測定・制御を行なわずにその形成を行なう手段がとら
れている。
堝上昇速度が融液表面位置を一定にする速度とならない
ために、単結晶成長速度が引き上げ速度に一致しないう
えに、結晶径の減少に伴い変化する。このように単結晶
成長速度が変化するために、固液界面形状や結晶径の変
動を招き、そのために有転位化が生じるという課題があ
った。さらに、融液表面位置が変化するため、ヒーター
からの受熱の状態が変化することからも、有転位化が生
じ易くなるという課題があった。
示された溶融物から高純度半導体棒を引き上げる装置お
よびその方法では、熱遮蔽体の役目を果たすカバー装置
を用いており、融液表面位置が変化すると、熱遮蔽体下
端と融液表面との距離が変化する。融液表面位置が上昇
すると熱遮蔽体と接触して引き上げ不能に陥る。また、
融液表面位置が下降すると熱遮蔽の効果が小さくなり、
有転位化が生じ易くなるという課題があった。
きいため、尾部の有転位化であっても転位が製品部へ伝
播し、歩留り(=製品部重量/原料重量)が大きく低下
するという課題があった。
って、単結晶成長速度の変動をなくし、さらには融液表
面位置を一定にすることにより、固液界面形状や結晶径
の変動を小さくして、尾部の有転位化を防止することが
できる単結晶成長方法を提供することを目的としてい
る。
達成するために本発明に係る単結晶成長方法(1)は、
坩堝内に充填した半導体結晶用原料を溶解させ、溶融液
から単結晶を引き上げて成長させる単結晶成長方法にお
いて、前記溶融液から結晶を切り離すために、結晶径を
徐々に減じて尾部を形成する際、単結晶成長速度が一定
となるように、坩堝上昇速度及び引き上げ速度を設定す
ることを特徴としている。
尾部の形成時に、単結晶成長速度が一定となるので、固
液界面形状や結晶径の変動を小さくして、前記尾部の有
転位化を防止することができる。
は、坩堝内に充填した半導体結晶用原料を溶解させ、溶
融液から単結晶を引き上げて成長させる単結晶成長方法
において、前記溶融液から結晶を切り離すために、結晶
径を徐々に減じて尾部を形成する際、単結晶成長速度が
一定となると共に、融液表面位置が一定となるように、
坩堝上昇速度及び引き上げ速度を設定することを特徴と
している。
尾部の形成時に、単結晶成長速度が一定となると共に、
融液表面位置が一定となるので、ヒーターからの受熱の
状態の変化をなくし、固液界面形状や結晶径の変動をよ
り小さくして、前記尾部の有転位化をさらに防止し、製
品歩留りを向上させることができる。
は、上記単結晶成長方法(1)または(2)において、
前記尾部の長さが結晶径の0.7〜1.2倍の円錐とな
るように、坩堝上昇速度及び引き上げ速度を設定するこ
とを特徴としている。
設定した長さと実際の長さが異なったとしても、単結晶
成長速度に大きな差が生じるの防ぐことができる。また
1.2倍を超えると尾部の形成時間が長くなり生産性が
低下し、0.7倍未満の場合は、実際に形成することが
困難である。
尾部の長さが結晶径の0.7〜1.2倍の円錐として、
単結晶成長速度が一定となるように坩堝上昇速度及び引
き上げ速度を設定することを特徴としている。さらに
は、融液表面位置が一定となるように坩堝上昇速度と引
き上げ速度を設定することを特徴としている。
坩堝上昇速度の関係を詳述する。
について説明する。但し、簡単のために融液と結晶の密
度は等しいと仮定する。
き上げ速度がVs であるから融液表面位置はXm だけ変
化する。
の場合であるから、このときの坩堝上昇速度Vc * は数
6式になり、このときVg =Vs となる。
一定となるように、坩堝上昇速度を制御している。この
場合、引き上げ速度が単結晶成長速度に一致する。
ついて説明する。
積dSは数7式で表わされる。
る。
と数9式となる。
なる。
(1−h/H)2 } 以下、本発明に係る単結晶成長方法の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
施するための結晶成長装置の模式的断面図である。図中
1は坩堝を示しており、坩堝1は有底円筒状をなす石英
製の内層保持容器1aと内層保持容器1aの外側を保持
すべく嵌合された同じく有底円筒状の黒鉛製の外層保持
容器1bにて構成されており、回転並びに昇降可能な支
持軸4の上端部に固定されている。坩堝1の外側には抵
抗加熱式ヒーター2が同心円状に配設されており、ヒー
ター2の外側には保温筒6aが同心円状に配設され、底
部には保温板6bが配設されている。
により溶融させた溶融液9が充填されている。坩堝1の
中心軸上には、支持軸4と同一軸心で逆方向あるいは同
方向に所定の速度で回転する引き上げ棒あるいはワイヤ
ー等からなる引き上げ軸3が配設されており、引き上げ
軸3には保持具3aを介して種結晶10が吊り下げられ
ている。引き上げ軸3を引き上げることにより、種結晶
10の下端から結晶8を成長させるようになっており、
結晶8は結晶直胴部8a、結晶尾部8bを有している。
中空円筒状のチャンバ5は円筒状をなすメインチャンバ
5aとメインチャンバ5aに連接固定された円筒状のプ
ルチャンバ5bから構成されている。また、図中7はC
CDカメラを示している。
方法について説明する。
態で、単結晶成長速度が一定となるように引き上げ速度
を設定する。これは数10式において、単結晶成長速度
Vgが一定、坩堝上昇速度Vc =0の場合であるから、
引き上げ速度Vs * は数11式で表わされる。
/R2 ]Vg 上記実施の形態(1)に係る単結晶成長方法によれば、
単結晶成長速度が一定、また坩堝1の上昇を停止させて
いるために、固液界面形状や結晶径の変動を小さくし
て、尾部8bの有転位化を防止することができる。
方法について説明する。
表面位置が一定となるように、坩堝上昇速度及び引き上
げ速度を設定する。これは数9式において、融液表面移
動量Xm =0の場合であるから、坩堝上昇速度Vc は数
12式で表わされる。このとき、引き上げ速度Vs =単
結晶成長速度Vg となる。
単結晶上昇速度と融液表面位置が一定となるために、固
液界面形状や結晶径の変動を小さくして、尾部8bの有
転位化をさらに防止することができる。
方法では、尾部8bの長さが結晶径の0.7〜1.2倍
の円錐となるようする。
法によれば、設定した長さと実際の長さが異なったとし
ても、単結晶成長速度に大きな差が生じるのを防ぐこと
ができる。また1.2倍を超えると尾部8bの形成時間
が長くなり生産性が低下し、0.7倍未満の場合、実際
に形成することが困難である。
明する。
晶成長速度が一定となる場合と、単結晶成長速度と融液
表面位置が一定となる場合の引き上げ速度及び坩堝上昇
速度を示す。
て(実施例1)、 結晶尾部8bの長さH :280mm 坩堝1の上昇速度Vc :0mm/min 単結晶成長速度Vg :0.41mm/min 引き上げ速度Vs :数11式を用いる このようにして実施した場合の単結晶成長速度、引き上
げ速度、尾部8bの長さ及び融液表面位置の変化を図4
に示す。
の少ない滑らかな形状の尾部8bを有する結晶8を全域
無転位で得ることができた。
なる場合において(実施例2)、 結晶尾部8bの長さH :280mm 坩堝1の上昇速度Vc :数12式を用いる 単結晶成長速度Vg :0.4mm/min 引き上げ速度Vs :0.4mm/min このようにして実施した場合の単結晶成長速度、引き上
げ速度、坩堝上昇速度、尾部8bの長さ及び融液表面位
置の変化を図5に示す。
の少ない滑らかな形状の尾部8bを有する結晶8を全域
無転位で得ることができた。
停止させた状態で、引き上げ速度を一定にした場合の単
結晶成長速度、引き上げ速度、尾部8bの長さ及び融液
表面位置の変化を示す(従来法1)。
上昇速度を一定にし、途中から一定の割合で減じるよう
に設定した場合の単結晶成長速度、引き上げ速度、坩堝
上昇速度、尾部8bの長さ及び融液表面位置の変化を示
す(従来法2)。
いて、製品歩留り(=製品部重量/原料重量)を比較し
たものである。従来の方法では、直径が大きいために尾
部における有転位化でも直胴部への転位の伝播が大き
く、歩留りを大きく下げたが、実施例では、有転位化を
防止し、製品歩留りを大幅に向上させることができた。
度及び単結晶成長速度の関係を説明するためのモデル図
である。
及び単結晶成長速度の関係を説明するためのモデル図で
ある。
結晶成長装置の模式的断面図である。
なるように設定した場合の単結晶上昇速度、引き上げ速
度、尾部の長さ及び融液表面位置の変化を示した図であ
る。
面位置が一定となるように設定した場合の単結晶成長速
度、引き上げ速度、尾部の長さ及び融液表面位置の変化
を示した図である。
で、引き上げ速度を一定にした従来法1の場合の単結晶
成長速度、引き上げ速度、尾部の長さ及び融液表面位置
の変化を示した図である。
にし、途中から一定の割合で減じるように設定した従来
法2の場合の単結晶成長速度、引き上げ速度、尾部の長
さ及び融液表面位置の変化を示した図である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 坩堝内に充填した半導体結晶用原料を溶
解させ、溶融液から単結晶を引き上げて成長させる単結
晶成長方法において、 前記溶融液から結晶を切り離すために、結晶径を徐々に
減じて尾部を形成する際、単結晶成長速度が一定となる
ように、坩堝上昇速度及び引き上げ速度を設定すること
を特徴とする単結晶成長方法。 - 【請求項2】 坩堝内に充填した半導体結晶用原料を溶
解させ、溶融液から単結晶を引き上げて成長させる単結
晶成長方法において、 前記溶融液から結晶を切り離すために、結晶径を徐々に
減じて尾部を形成する際、単結晶成長速度が一定となる
と共に、融液表面位置が一定となるように、坩堝上昇速
度及び引き上げ速度を設定することを特徴とする単結晶
成長方法。 - 【請求項3】 前記尾部の長さが結晶径の0.7〜1.
2倍の円錐となるように、坩堝上昇速度及び引き上げ速
度を設定することを特徴とする請求項1又は請求項2記
載の単結晶成長方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8266756A JP2990661B2 (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 単結晶成長方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8266756A JP2990661B2 (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 単結晶成長方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1095689A true JPH1095689A (ja) | 1998-04-14 |
| JP2990661B2 JP2990661B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=17435278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8266756A Expired - Lifetime JP2990661B2 (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 単結晶成長方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2990661B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007176761A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Siltronic Japan Corp | シリコン単結晶の製造方法および製造装置 |
| JP2012001408A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Sumco Corp | シリコン単結晶の育成方法 |
| DE102016201778A1 (de) * | 2016-02-05 | 2017-08-10 | Siltronic Ag | Verfahren zum Ermitteln und Regeln eines Durchmessers eines Einkristalls beim Ziehen des Einkristalls |
-
1996
- 1996-09-17 JP JP8266756A patent/JP2990661B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007176761A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Siltronic Japan Corp | シリコン単結晶の製造方法および製造装置 |
| JP2012001408A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Sumco Corp | シリコン単結晶の育成方法 |
| DE102016201778A1 (de) * | 2016-02-05 | 2017-08-10 | Siltronic Ag | Verfahren zum Ermitteln und Regeln eines Durchmessers eines Einkristalls beim Ziehen des Einkristalls |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2990661B2 (ja) | 1999-12-13 |
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