JPH109572A - グロープラグ - Google Patents
グロープラグInfo
- Publication number
- JPH109572A JPH109572A JP18398496A JP18398496A JPH109572A JP H109572 A JPH109572 A JP H109572A JP 18398496 A JP18398496 A JP 18398496A JP 18398496 A JP18398496 A JP 18398496A JP H109572 A JPH109572 A JP H109572A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic heater
- outer cylinder
- glow plug
- ceramic
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 セラミックヒータの外筒からの突出部分に、
エンジン燃焼圧の付加に伴う折損等が生じにくい構造の
グロープラグを提供する。 【解決手段】 グロープラグ50は、外筒3内にセラミ
ックヒータ1を、その先端部2が該外筒3の端面3aか
ら突出するように配置した構造を有する。そして、セラ
ミックヒータ1の外筒3からの突出部分2の長さLは
3.0〜7.0mmとされ、セラミックヒータ1の軸断面
の面積は3〜13mm2とされる。また、セラミックヒー
タ1の外面と外筒3の内面との間は、融点が1000℃
以上のろう材層を介して接合される。
エンジン燃焼圧の付加に伴う折損等が生じにくい構造の
グロープラグを提供する。 【解決手段】 グロープラグ50は、外筒3内にセラミ
ックヒータ1を、その先端部2が該外筒3の端面3aか
ら突出するように配置した構造を有する。そして、セラ
ミックヒータ1の外筒3からの突出部分2の長さLは
3.0〜7.0mmとされ、セラミックヒータ1の軸断面
の面積は3〜13mm2とされる。また、セラミックヒー
タ1の外面と外筒3の内面との間は、融点が1000℃
以上のろう材層を介して接合される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセラミックヒータを
用いたグロープラグに関する。
用いたグロープラグに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディーゼルエンジン等の始動促進
に使用されるグロープラグとして、例えば図5に示すよ
うに、金属製の外筒101の先端にセラミックヒータ1
02を保持させたものが知られている。グロープラグ1
00は、セラミックヒータ102の外筒101からの突
出部分102aが燃焼室112内に位置するように、該
外筒101に接合された金具103によりエンジンブロ
ック110に取り付けられる。ここで、セラミックヒー
タ102の上記突出部分102aの長さは、燃料噴射ノ
ズル113からの燃料噴射角度に応じてその着火条件が
最適となるように調整され、例えば従来のグロープラグ
においては、該長さは9.0〜12.0mmとされてい
た。
に使用されるグロープラグとして、例えば図5に示すよ
うに、金属製の外筒101の先端にセラミックヒータ1
02を保持させたものが知られている。グロープラグ1
00は、セラミックヒータ102の外筒101からの突
出部分102aが燃焼室112内に位置するように、該
外筒101に接合された金具103によりエンジンブロ
ック110に取り付けられる。ここで、セラミックヒー
タ102の上記突出部分102aの長さは、燃料噴射ノ
ズル113からの燃料噴射角度に応じてその着火条件が
最適となるように調整され、例えば従来のグロープラグ
においては、該長さは9.0〜12.0mmとされてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のグロープラグ1
00は、燃焼室112内においてそのセラミックヒータ
102の突出部分102aが、外筒101により片持ち
状態で支持される。この場合、突出部分102aの片持
ち強度は、エンジン燃焼に伴う横荷重に十分耐え得るも
のでなければならないが、エンジンの燃焼圧は運転状況
によっては瞬間的にかなり大きな値になることもあり、
突出部分102aの長さを前述の範囲で設定すると、そ
の強度的な余裕に問題が生ずることがある。また、セラ
ミックヒータ102は、強度が元来ばらつきやすいセラ
ミックスで形成されている関係上、その量産品ロットの
強度範囲には相当の広がりがあり、該範囲の下限付近に
位置する少数のヒータについては、特に大きな燃焼圧が
付加された場合に、その突出部分102aが折損する等
の不具合も生じうる。
00は、燃焼室112内においてそのセラミックヒータ
102の突出部分102aが、外筒101により片持ち
状態で支持される。この場合、突出部分102aの片持
ち強度は、エンジン燃焼に伴う横荷重に十分耐え得るも
のでなければならないが、エンジンの燃焼圧は運転状況
によっては瞬間的にかなり大きな値になることもあり、
突出部分102aの長さを前述の範囲で設定すると、そ
の強度的な余裕に問題が生ずることがある。また、セラ
ミックヒータ102は、強度が元来ばらつきやすいセラ
ミックスで形成されている関係上、その量産品ロットの
強度範囲には相当の広がりがあり、該範囲の下限付近に
位置する少数のヒータについては、特に大きな燃焼圧が
付加された場合に、その突出部分102aが折損する等
の不具合も生じうる。
【0004】本発明の課題は、セラミックヒータの外筒
からの突出部分に、エンジン燃焼圧の付加に伴う折損等
が生じにくい構造のグロープラグを提供することにあ
る。
からの突出部分に、エンジン燃焼圧の付加に伴う折損等
が生じにくい構造のグロープラグを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】本発明
は、外筒内にセラミックヒータを、その先端部が該外筒
の端面から突出するように配置した構造を有するグロー
プラグに係るものであり、上述の課題を解決するため
に、外筒の端面からのセラミックヒータの突出長さを
3.0〜7.0mmとし、かつセラミックヒータの軸断面
の面積を3〜13mm2としたことを特徴とする。
は、外筒内にセラミックヒータを、その先端部が該外筒
の端面から突出するように配置した構造を有するグロー
プラグに係るものであり、上述の課題を解決するため
に、外筒の端面からのセラミックヒータの突出長さを
3.0〜7.0mmとし、かつセラミックヒータの軸断面
の面積を3〜13mm2としたことを特徴とする。
【0006】すなわち、セラミックヒータの突出長さ
を、従来のものよりも短い3.0〜7.0mmとし、かつ
その軸断面の面積を3〜13mm2とすることで、セラミ
ックヒータの外筒からの突出部分の片持ち強度が向上
し、エンジン燃焼圧の付加に伴い該部分に折損等の不具
合が生じる確率を小さくすることができる。ヒータの突
出長さは、3.0mm未満になると、燃焼室内におけるセ
ラミックヒータの突出部分の熱容量が不足するため、燃
料への接触面積が不足して着火の確実性が低下し、7.
0mmを超えるとヒータの片持ち強度が不足する。また、
セラミックヒータの軸断面の面積は、3mm2未満になる
とヒータの片持ち強度が不足する。一方、通常のエンジ
ンの燃焼圧に対して十分な片持ち強度を確保するために
は、軸断面の面積を13mm2を超えて設定する必要性は
ほとんどなく、それ以上の軸断面積の増大は、材料コス
トの増大やヒータ表面温度を確保するための過剰な電力
消費、さらにはエンジンブロックへのプラグ取付部の設
計変更などの弊害を却って招くこととなる。
を、従来のものよりも短い3.0〜7.0mmとし、かつ
その軸断面の面積を3〜13mm2とすることで、セラミ
ックヒータの外筒からの突出部分の片持ち強度が向上
し、エンジン燃焼圧の付加に伴い該部分に折損等の不具
合が生じる確率を小さくすることができる。ヒータの突
出長さは、3.0mm未満になると、燃焼室内におけるセ
ラミックヒータの突出部分の熱容量が不足するため、燃
料への接触面積が不足して着火の確実性が低下し、7.
0mmを超えるとヒータの片持ち強度が不足する。また、
セラミックヒータの軸断面の面積は、3mm2未満になる
とヒータの片持ち強度が不足する。一方、通常のエンジ
ンの燃焼圧に対して十分な片持ち強度を確保するために
は、軸断面の面積を13mm2を超えて設定する必要性は
ほとんどなく、それ以上の軸断面積の増大は、材料コス
トの増大やヒータ表面温度を確保するための過剰な電力
消費、さらにはエンジンブロックへのプラグ取付部の設
計変更などの弊害を却って招くこととなる。
【0007】上記突出長さは、より具体的には、セラミ
ックヒータの軸断面の面積に応じて前述の片持ち強度が
十分に確保されるように、以下のように設定することが
できる。例えば、軸断面の面積が9.6〜13mm2であ
れば、突出長さは6〜7mmに設定することが望ましい。
上記範囲に突出長さを設定することで、着火条件を最適
に維持しつつ、セラミックヒータの片持ち強度を十分に
確保することができる。この場合、その突出長さは、さ
らに望ましくは6〜6.5mmとすることで、片持ち強度
を一層高めることができる。また、軸断面の面積が3.
1〜7.1mm2の場合は、同様の理由により、ヒータの
突出長さを3〜5mm、望ましくは3〜4mmとするのがよ
い。
ックヒータの軸断面の面積に応じて前述の片持ち強度が
十分に確保されるように、以下のように設定することが
できる。例えば、軸断面の面積が9.6〜13mm2であ
れば、突出長さは6〜7mmに設定することが望ましい。
上記範囲に突出長さを設定することで、着火条件を最適
に維持しつつ、セラミックヒータの片持ち強度を十分に
確保することができる。この場合、その突出長さは、さ
らに望ましくは6〜6.5mmとすることで、片持ち強度
を一層高めることができる。また、軸断面の面積が3.
1〜7.1mm2の場合は、同様の理由により、ヒータの
突出長さを3〜5mm、望ましくは3〜4mmとするのがよ
い。
【0008】セラミックヒータは、具体的には円形の軸
断面を有するものとでき、その断面径を2.0〜4.0
mmに設定することで、該軸断面の面積を上述の範囲に収
めることができる。この場合、例えば断面径が3.5〜
4.0mmであれば突出長さは6〜7mm、望ましくは6〜
6.5mmとするのがよく、断面径が2.0〜3.0mmで
あれば突出長さは3〜5mm、望ましくは3〜4mmとする
のがよい。なお、セラミックヒータの軸断面は円形以外
の形状とすることもでき、例えば楕円状とすることもで
きる。
断面を有するものとでき、その断面径を2.0〜4.0
mmに設定することで、該軸断面の面積を上述の範囲に収
めることができる。この場合、例えば断面径が3.5〜
4.0mmであれば突出長さは6〜7mm、望ましくは6〜
6.5mmとするのがよく、断面径が2.0〜3.0mmで
あれば突出長さは3〜5mm、望ましくは3〜4mmとする
のがよい。なお、セラミックヒータの軸断面は円形以外
の形状とすることもでき、例えば楕円状とすることもで
きる。
【0009】上記グロープラグは、グロープラグがエン
ジンブロックに取り付けられた際に、該突出部分が外筒
の先端部とともにエンジンブロックの燃焼室内に位置す
るように構成することができる。この場合、セラミック
ヒータ外面と外筒内面との間を、融点が1000℃以上
のろう材層を介して接合する構成とすることができる。
すなわち、外筒とセラミックヒータとの接合は、ロー材
を用いれば効率的に行うことができるが、外筒の先端部
が燃焼室内に位置する場合、融点の低いろう材を使用す
ると、燃焼室内での発熱によりろう材層が溶け出して消
失してしまい、グロープラグの機械的な強度や温度特性
に支障をきたすこともありうる。しかしながら、ろう材
層として融点が1000℃以上のものを使用すれば、そ
のような不具合が生ずる心配がない。なお、ろう材は、
望ましくは融点が1100℃以上のものを使用するのが
よい。
ジンブロックに取り付けられた際に、該突出部分が外筒
の先端部とともにエンジンブロックの燃焼室内に位置す
るように構成することができる。この場合、セラミック
ヒータ外面と外筒内面との間を、融点が1000℃以上
のろう材層を介して接合する構成とすることができる。
すなわち、外筒とセラミックヒータとの接合は、ロー材
を用いれば効率的に行うことができるが、外筒の先端部
が燃焼室内に位置する場合、融点の低いろう材を使用す
ると、燃焼室内での発熱によりろう材層が溶け出して消
失してしまい、グロープラグの機械的な強度や温度特性
に支障をきたすこともありうる。しかしながら、ろう材
層として融点が1000℃以上のものを使用すれば、そ
のような不具合が生ずる心配がない。なお、ろう材は、
望ましくは融点が1100℃以上のものを使用するのが
よい。
【0010】上述のようなろう材としては、例えば融点
が1000℃以上、望ましくは1100℃以上のニッケ
ルろう、あるいはパラジウムろうを使用することができ
る。具体的には、日本工業規格(JIS)のZ3265
に記載されているニッケルろう、あるいは同じくZ32
67に記載されているパラジウムろうのうち、固相線温
度が1000℃以上のものを好ましく使用することがで
きる。
が1000℃以上、望ましくは1100℃以上のニッケ
ルろう、あるいはパラジウムろうを使用することができ
る。具体的には、日本工業規格(JIS)のZ3265
に記載されているニッケルろう、あるいは同じくZ32
67に記載されているパラジウムろうのうち、固相線温
度が1000℃以上のものを好ましく使用することがで
きる。
【0011】例えばニッケルろうについては、ニッケル
を主成分として、18.0〜19.5重量%のクロム、
9.75〜10.5重量%の硅素を含有し、必要に応じ
て0.03重量%以下のホウ素、0.10重量%以下の
炭素、0.02重量%以下のリンを含有させたもの(J
IS−Z3265:B Ni−5相当品;固相線温度約
1080℃)を使用することができる。
を主成分として、18.0〜19.5重量%のクロム、
9.75〜10.5重量%の硅素を含有し、必要に応じ
て0.03重量%以下のホウ素、0.10重量%以下の
炭素、0.02重量%以下のリンを含有させたもの(J
IS−Z3265:B Ni−5相当品;固相線温度約
1080℃)を使用することができる。
【0012】また、パラジウムろうについては、19.
5〜20.5重量%のパラジウム、74.5〜75.5
重量%の銀及び4.5〜5.5重量%のマンガンを含有
するもの(JIS−Z3267:B Pd−9相当品;
固相線温度約1000℃)、32.5〜33.5重量%
のパラジウム、63.5〜64.5重量%の銀及び2.
5〜3.5重量%のマンガンを含有するもの(JIS−
Z3267:B Pd−10相当品;固相線温度約11
80℃)、20.5〜21.5重量%のパラジウム、3
0.5〜31.5重量%のマンガン及び47.5〜4
8.5重量%のニッケルを含有するもの(JIS−Z3
267:B Pd−11相当品;固相線温度約1120
℃)、19.5〜20.5重量%のパラジウム、54.
5〜55.5重量%の銅、9.5〜10.5重量%のマ
ンガン及び14.5〜15.5重量%のニッケルを含有
するもの(JIS−Z3267:B Pd−12相当
品;固相線温度約1060℃)、59.5〜60.5重
量%のパラジウム及び39.5〜40.5重量%のニッ
ケルを含有するもの(JIS−Z3267:B Pd−
14相当品;固相線温度約1235℃)等を使用するこ
とができる。
5〜20.5重量%のパラジウム、74.5〜75.5
重量%の銀及び4.5〜5.5重量%のマンガンを含有
するもの(JIS−Z3267:B Pd−9相当品;
固相線温度約1000℃)、32.5〜33.5重量%
のパラジウム、63.5〜64.5重量%の銀及び2.
5〜3.5重量%のマンガンを含有するもの(JIS−
Z3267:B Pd−10相当品;固相線温度約11
80℃)、20.5〜21.5重量%のパラジウム、3
0.5〜31.5重量%のマンガン及び47.5〜4
8.5重量%のニッケルを含有するもの(JIS−Z3
267:B Pd−11相当品;固相線温度約1120
℃)、19.5〜20.5重量%のパラジウム、54.
5〜55.5重量%の銅、9.5〜10.5重量%のマ
ンガン及び14.5〜15.5重量%のニッケルを含有
するもの(JIS−Z3267:B Pd−12相当
品;固相線温度約1060℃)、59.5〜60.5重
量%のパラジウム及び39.5〜40.5重量%のニッ
ケルを含有するもの(JIS−Z3267:B Pd−
14相当品;固相線温度約1235℃)等を使用するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例を参照しつつ説明する。図1は、本発明に
係るセラミックヒータを使用したグロープラグを、その
内部構造とともに示すものである。すなわち、グロープ
ラグ50は、その一端側に設けられたセラミックヒータ
1と、セラミックヒータ1の先端部が突出するようにそ
の外周面を覆う金属製の外筒3、さらにその外筒3を外
側から覆う筒状の金属ハウジング4等を備えている。こ
こで、外筒3の端面3aから突出するセラミックヒータ
1の突出部分2の長さLは3.0〜7.0mmとされてい
る。また、セラミックヒータ1の軸断面は、その直径D
が2〜4mmの円形とされている。なお、軸断面は楕円状
に形成してもよく、この場合はその断面積が3〜13mm
2とされる。
に示す実施例を参照しつつ説明する。図1は、本発明に
係るセラミックヒータを使用したグロープラグを、その
内部構造とともに示すものである。すなわち、グロープ
ラグ50は、その一端側に設けられたセラミックヒータ
1と、セラミックヒータ1の先端部が突出するようにそ
の外周面を覆う金属製の外筒3、さらにその外筒3を外
側から覆う筒状の金属ハウジング4等を備えている。こ
こで、外筒3の端面3aから突出するセラミックヒータ
1の突出部分2の長さLは3.0〜7.0mmとされてい
る。また、セラミックヒータ1の軸断面は、その直径D
が2〜4mmの円形とされている。なお、軸断面は楕円状
に形成してもよく、この場合はその断面積が3〜13mm
2とされる。
【0014】次に、セラミックヒータ1と外筒3との間
はろう付け接合されている。図3(a)に示すように、
外筒3の内面とセラミックヒータ1の外面との間には、
両者を接合するろう材層20が外筒3の内面全面に対応
して形成されている。このろう材層20は、融点が10
00℃以上、望ましくは1100℃以上のろう材、例え
ばニッケルろう又はパラジウムろうで構成される。な
お、図3(b)に示すようにろう材層20は、セラミッ
クヒータ1の長手方向において、その突出部分2に対応
する側の一部を省略して形成してもよい。また、図1に
おいて、外筒3と金属ハウジング4との間は、図示しな
い銀ろう等のろう材層で接合される。
はろう付け接合されている。図3(a)に示すように、
外筒3の内面とセラミックヒータ1の外面との間には、
両者を接合するろう材層20が外筒3の内面全面に対応
して形成されている。このろう材層20は、融点が10
00℃以上、望ましくは1100℃以上のろう材、例え
ばニッケルろう又はパラジウムろうで構成される。な
お、図3(b)に示すようにろう材層20は、セラミッ
クヒータ1の長手方向において、その突出部分2に対応
する側の一部を省略して形成してもよい。また、図1に
おいて、外筒3と金属ハウジング4との間は、図示しな
い銀ろう等のろう材層で接合される。
【0015】セラミックヒータ1の後端部には、金属線
により両端が弦巻ばね状に形成された結合部材5の一端
が外側から嵌合するとともに、その他端側は、金属ハウ
ジング4内に挿通された金属軸6の一方の端部に嵌着さ
れている。そして、金属軸6の他方の端部側は金属ハウ
ジング4の外側へ延びるとともに、その外周面に形成さ
れたねじ部6aにナット7が螺合し、これを金属ハウジ
ング4に向けて締めつけることにより、金属軸6が金属
ハウジング4に対して固定されている。また、ナット7
と金属ハウジング4との間には絶縁ブッシュ8が嵌め込
まれている。
により両端が弦巻ばね状に形成された結合部材5の一端
が外側から嵌合するとともに、その他端側は、金属ハウ
ジング4内に挿通された金属軸6の一方の端部に嵌着さ
れている。そして、金属軸6の他方の端部側は金属ハウ
ジング4の外側へ延びるとともに、その外周面に形成さ
れたねじ部6aにナット7が螺合し、これを金属ハウジ
ング4に向けて締めつけることにより、金属軸6が金属
ハウジング4に対して固定されている。また、ナット7
と金属ハウジング4との間には絶縁ブッシュ8が嵌め込
まれている。
【0016】セラミックヒータ1は、図2に示すよう
に、一方の基端部から延びた後方向変換して他方の基端
部へ至る方向変換部10aと、その方向変換部10aの
各基端部から同方向に延びる2本の直線部10bとを有
するU字状のセラミック発熱体10を備え、その各両端
部に線状又はロッド状の電極部11及び12の一端が埋
設される。そのセラミック発熱体10は、セラミックヒ
ータ1の先端部2において、ほぼ円形の断面を有するセ
ラミック基体13中に、その方向変換部10aがヒータ
1の先端側を向くように埋設されている。
に、一方の基端部から延びた後方向変換して他方の基端
部へ至る方向変換部10aと、その方向変換部10aの
各基端部から同方向に延びる2本の直線部10bとを有
するU字状のセラミック発熱体10を備え、その各両端
部に線状又はロッド状の電極部11及び12の一端が埋
設される。そのセラミック発熱体10は、セラミックヒ
ータ1の先端部2において、ほぼ円形の断面を有するセ
ラミック基体13中に、その方向変換部10aがヒータ
1の先端側を向くように埋設されている。
【0017】また、各電極部11及び12は、セラミッ
ク基体13中においてセラミック発熱体10から離間す
る方向に延びるとともに、その一方のもの(12)は外
筒3内において、他方のもの(11)はセラミック基体
13の他方の端部近傍において、それぞれその後端部が
セラミック基体13の表面に露出して、露出部12a及
び11aを形成している。
ク基体13中においてセラミック発熱体10から離間す
る方向に延びるとともに、その一方のもの(12)は外
筒3内において、他方のもの(11)はセラミック基体
13の他方の端部近傍において、それぞれその後端部が
セラミック基体13の表面に露出して、露出部12a及
び11aを形成している。
【0018】セラミック発熱体10は、導電性を有する
セラミックス、例えば炭化タングステン(WC)、珪化
モリブデン(Mo2Si3)、炭化タングステンと窒化珪
素(Si3N4)との複合物等により構成されるが、炭化
珪素(SiC)など半導性セラミックスを使用すること
もできる。また、電極部11及び12はタングステン
(W)あるいはタングステン−レニウム(Re)合金等
の高融点金属材料で構成される。一方、セラミック基体
13は、主に絶縁性のセラミックス、例えばアルミナ
(Al2O3)、シリカ(SiO2)、ジルコニア(Zr
O2)、チタニア(TiO2)、マグネシア(MgO)、
ムライト(3Al2O3・2SiO2)、ジルコン(Zr
O2・SiO2)、コージェライト(2MgO・2Al2
O3・5SiO2)、窒化珪素(Si3N4)、窒化アルミ
ニウム(AlN)等により構成される。なお、セラミッ
ク発熱体10に代えて、W、W−Re、Mo、Pt、ニ
オブ、ニクロム、タンタル等の金属線で構成した発熱体
を用いることもできる。
セラミックス、例えば炭化タングステン(WC)、珪化
モリブデン(Mo2Si3)、炭化タングステンと窒化珪
素(Si3N4)との複合物等により構成されるが、炭化
珪素(SiC)など半導性セラミックスを使用すること
もできる。また、電極部11及び12はタングステン
(W)あるいはタングステン−レニウム(Re)合金等
の高融点金属材料で構成される。一方、セラミック基体
13は、主に絶縁性のセラミックス、例えばアルミナ
(Al2O3)、シリカ(SiO2)、ジルコニア(Zr
O2)、チタニア(TiO2)、マグネシア(MgO)、
ムライト(3Al2O3・2SiO2)、ジルコン(Zr
O2・SiO2)、コージェライト(2MgO・2Al2
O3・5SiO2)、窒化珪素(Si3N4)、窒化アルミ
ニウム(AlN)等により構成される。なお、セラミッ
ク発熱体10に代えて、W、W−Re、Mo、Pt、ニ
オブ、ニクロム、タンタル等の金属線で構成した発熱体
を用いることもできる。
【0019】図2において、セラミック基体13の表面
には、その電極部12の露出部12aを含む領域に、ニ
ッケル等の金属薄層(図示せず)が所定の方法(例えば
メッキや気相製膜法など)により形成され、該金属薄層
を介してセラミック基体13と外筒3とが前述のろう材
層20(図3)により接合されるとともに、電極部12
がその接合部を介して外筒3と導通している。また、電
極部11の露出部11aを含む領域にも同様に金属薄層
が形成されており、ここに結合部材5がろう付けされて
いる。
には、その電極部12の露出部12aを含む領域に、ニ
ッケル等の金属薄層(図示せず)が所定の方法(例えば
メッキや気相製膜法など)により形成され、該金属薄層
を介してセラミック基体13と外筒3とが前述のろう材
層20(図3)により接合されるとともに、電極部12
がその接合部を介して外筒3と導通している。また、電
極部11の露出部11aを含む領域にも同様に金属薄層
が形成されており、ここに結合部材5がろう付けされて
いる。
【0020】上記グロープラグ50は、金属ハウジング
4の外周面に形成されたねじ部5a(図1)により、図
4に示すようにエンジンブロック110に取り付けられ
る。そして、図示しない電源から、図1に示す金属軸
6、結合部材5及び電極部11を介してセラミック発熱
体10に対して通電され、さらに電極部12、外筒3、
金属ハウジング4、及び図4のエンジンブロック110
を介して接地される。この通電によりセラミック発熱体
10が抵抗発熱し、ノズル113から噴射された燃料に
着火する。ここで、セラミックヒータ1の突出部分2
は、燃焼室112内に進入した状態で固定されるが、そ
の長さLと断面の直径Dが前述の範囲に設定されること
で片持ち強度が向上し、エンジン燃焼圧の付加に伴う折
損等の発生確率が減少する。
4の外周面に形成されたねじ部5a(図1)により、図
4に示すようにエンジンブロック110に取り付けられ
る。そして、図示しない電源から、図1に示す金属軸
6、結合部材5及び電極部11を介してセラミック発熱
体10に対して通電され、さらに電極部12、外筒3、
金属ハウジング4、及び図4のエンジンブロック110
を介して接地される。この通電によりセラミック発熱体
10が抵抗発熱し、ノズル113から噴射された燃料に
着火する。ここで、セラミックヒータ1の突出部分2
は、燃焼室112内に進入した状態で固定されるが、そ
の長さLと断面の直径Dが前述の範囲に設定されること
で片持ち強度が向上し、エンジン燃焼圧の付加に伴う折
損等の発生確率が減少する。
【0021】ここで、グロープラグ50の寸法及び形状
は、一般には使用するエンジンの規格により制限を受
け、例えば外筒3の金属ハウジング4からの突出寸法H
と、セラミックヒータ1の突出部分2の長さLとは、そ
の合計値Jがエンジンブロック110の種類に応じた一
定値となるように設定しなければならないことが多い。
この場合、本発明のように、突出部分2の長さLが従来
のグロープラグよりも短く設定されていると、その分だ
け外筒3の金属ハウジング4からの突出寸法Hを長く設
定しなければならなくなり、結果的に外筒3の先端部分
は燃焼室112内に進入して位置することとなる。しか
しながら、本実施例のように、セラミックヒータ1と外
筒3とを、融点が1000℃以上のろう材により接合す
る構成としておけば、温度上昇に伴うろう材の溶融消失
が防止でき、ひいては接合強度を良好に維持することが
できる。
は、一般には使用するエンジンの規格により制限を受
け、例えば外筒3の金属ハウジング4からの突出寸法H
と、セラミックヒータ1の突出部分2の長さLとは、そ
の合計値Jがエンジンブロック110の種類に応じた一
定値となるように設定しなければならないことが多い。
この場合、本発明のように、突出部分2の長さLが従来
のグロープラグよりも短く設定されていると、その分だ
け外筒3の金属ハウジング4からの突出寸法Hを長く設
定しなければならなくなり、結果的に外筒3の先端部分
は燃焼室112内に進入して位置することとなる。しか
しながら、本実施例のように、セラミックヒータ1と外
筒3とを、融点が1000℃以上のろう材により接合す
る構成としておけば、温度上昇に伴うろう材の溶融消失
が防止でき、ひいては接合強度を良好に維持することが
できる。
【図1】本発明のグロープラグの一例を示す正面部分断
面図。
面図。
【図2】そのセラミックヒータの正面断面図。
【図3】セラミックヒータと外筒との接合構造を、その
変形例とともに示す断面図。
変形例とともに示す断面図。
【図4】図1のグロープラグをエンジンブロックに取り
付けた状態を示す模式図。
付けた状態を示す模式図。
【図5】従来のグロープラグの問題点を示す模式図。
1 セラミックヒータ 2 突出部分 3 外筒 3a 端面 20 ろう材層 50 グロープラグ 110 エンジンブロック 112 燃焼室
Claims (3)
- 【請求項1】 外筒内にセラミックヒータを、その先端
部が該外筒の端面から突出するように配置した構造を有
するグロープラグにおいて、 前記外筒の端面からの前記セラミックヒータの突出長さ
が3.0〜7.0mmとされ、かつ前記セラミックヒータ
の軸断面の面積が3〜13mm2とされたことを特徴とす
るグロープラグ。 - 【請求項2】 前記セラミックヒータは円形の軸断面を
有し、その断面径が2.0〜4.0mmとされている請求
項1記載のグロープラグ。 - 【請求項3】 前記セラミックヒータの前記外筒からの
突出部分は、前記グロープラグがエンジンブロックに取
り付けられた際に、前記外筒の先端部とともに該エンジ
ンブロックの燃焼室内に位置するものとされ、さらに、 前記セラミックヒータ外面と前記外筒内面との間が、融
点が1000℃以上のろう材層を介して接合されている
請求項1又は2に記載のグロープラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18398496A JPH109572A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | グロープラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18398496A JPH109572A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | グロープラグ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH109572A true JPH109572A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=16145289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18398496A Pending JPH109572A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | グロープラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH109572A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002257341A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-11 | Kyocera Corp | セラミックグロープラグ |
| JP2003056849A (ja) * | 2001-08-13 | 2003-02-26 | Ngk Spark Plug Co Ltd | グロープラグ |
| JP2013170563A (ja) * | 2012-02-23 | 2013-09-02 | Kubota Corp | ディーゼルエンジンの副室式燃焼室 |
| US20150034043A1 (en) * | 2013-07-30 | 2015-02-05 | Kubota Corporation | Subchamber type combustion chamber for diesel engine |
-
1996
- 1996-06-24 JP JP18398496A patent/JPH109572A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002257341A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-11 | Kyocera Corp | セラミックグロープラグ |
| JP2003056849A (ja) * | 2001-08-13 | 2003-02-26 | Ngk Spark Plug Co Ltd | グロープラグ |
| JP2013170563A (ja) * | 2012-02-23 | 2013-09-02 | Kubota Corp | ディーゼルエンジンの副室式燃焼室 |
| US20150034043A1 (en) * | 2013-07-30 | 2015-02-05 | Kubota Corporation | Subchamber type combustion chamber for diesel engine |
| US9429066B2 (en) * | 2013-07-30 | 2016-08-30 | Kubota Corporation | Subchamber type combustion chamber for diesel engine |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050401 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050415 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050901 |