JPH1095921A - 防湿加工用組成物 - Google Patents
防湿加工用組成物Info
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Abstract
摩擦係数と耐ブロキング性が優れる防湿加工紙用の組成
物を提供する。 【解決手段】パラフィンワックス(A)とマレイン化も
しくはフマール化ロジンと多価アルコールとのエステル
化合物及び該エステル化合物の水添化物(a)及び/又
はテルペンフェノール及び石油樹脂の水添化物(b)
(B)とを含有してなる防湿加工用組成物に関する。
Description
に関するものであり、さらに詳しくは、紙または不織布
に塗工または含浸することによって、防湿性の層を形成
させる防湿加工用組成物に関するものであり、特に故紙
や損紙の回収が容易な防湿、防水組成物であり、特に包
装紙の分野に適用されるものである。
ニリデン樹脂を塗工した防湿コ−ト紙や、ポリエチレン
ラミネ−ト紙などがある。
あるため包装紙分野に適用されている。
から故紙や損紙の回収に際して、紙に再生することが容
易か否かという問題がある。この観点からポリエチレン
ラミネート紙の場合は、樹脂層と紙との解離が困難であ
り、故紙や損紙を回収しても再生し難いという問題があ
る。
は、塗工紙の焼却廃棄処理するときハロゲンの有毒ガス
発生が、最近環境上問題となっている。
り、代替防湿紙の開発が強く要求されている。
クス100重量部にワックス5〜200重量部を配合し
塗工することにより防湿紙を得る技術が、特公昭55−
2259号公報の中に提案されている。
いるため塗工面が滑りやすく、防滑剤などを用いても、
耐スベリ性を満足するものではない。また、塗工面の磨
耗によるワックスの脱落によってかえって防湿性能の低
下がみられる。さらに塗工紙の巻取り時の圧力によって
塗工紙のブロッキングなどの問題が発生する。
ジョンにワックスをブレンドしてダンボ−ルへ塗工し、
防湿紙を製造する技術も提案されている(特公平2−1
671号公報)。
スベリ性は満足するものであるが、防湿性は、上記塩化
ビニリデン樹脂塗工紙や、ポレエチレンラミネート紙に
較べて劣っている。
ン化もしくはフマール化ロジンと多価アルコールとのエ
ステル化物とポリブテン等を含有するワックスエマルジ
ョンを防湿組成物として使用した技術がある(特公平3
−10759号公報)。
得られる防湿紙は、塗工面の摩耗によってワックスが脱
落し防湿性が低下するという問題がある。
でポリエチレンラミネ−ト紙に匹敵する防湿性を付与で
きると共に、故紙と損紙の回収が可能なエマルジョン系
の防湿加工用樹脂組成物の開発が望まれている。
ラミネ−ト紙並みの高防湿性能(JIS Z−020
8)を付与することができ、再生に際し樹脂層と紙との
離解性がよく、耐スベリ性がよく、ワックスの脱落のな
い防湿加工用組成物を提供することを目的とするもので
ある。
解決するために鋭意研究を行なった結果、パラフィンワ
ックスエマルジョンとロジン酸エステル化合物及びその
水添化物、及び/又はテルペンフェノール及びその水添
化物とを特定割合でブレンドした組成物を使用した樹脂
組成物を紙に塗工することにより、ポリエチレンラミネ
−ト並みの高い防湿性能を発揮し、且つ故紙と損紙の回
収が容易で、また耐ブロッキング性に優れるものが得ら
れることを発見し、本発明を完成させるに到った。
(A)とマレイン化もしくはフマール化ロジンと多価ア
ルコールとのエステル化合物及び該エステル化合物の水
添化物(a)及び/又はテルペンフェノール及び石油樹
脂の水添化物(b)(B)とを含有してなる防湿加工用
樹脂組成物であり、好ましくはパラフィンワックス
(A)の融点が、50〜80℃であり、好ましくはマレ
イン化もしくはフマール化ロジンと多価アルコールとの
エステル化物の軟化点が、100〜150℃で、かつ酸
価が100以下であり、エステル化物の水添化物の軟化
点が、70℃以上で、かつ酸価が100以下であること
を特徴とする防湿加工用樹脂組成物を提供するものであ
る。
点が、100〜150℃で、かつ数平均分子量が550
〜1100であり、パラフィンワックス(A)が、3〜
95重量部%であり、好ましくはマレイン化もしくはフ
マール化ロジンと多価アルコールとのエステル化物及び
該水添化物(a)及び/又はテルペンフェノ−ル及び石
油樹脂水添化物(b)(B)が、5〜97重量%である
ことを特徴とする防湿加工用樹脂組成物を提供する。
テックス又は合成樹脂エマルジョンとを、固形分換算で
重量比100:10〜200の割合で配合してなる防湿
加工用樹脂組成物を提供する。
ては、特に制限されないが、融点が50〜70℃である
ことが好ましい。その使用量を特に限定するものではな
いが、3〜100重量部%であることが好ましい。3重
量%未満では所期の防湿性能を得るのに、100重量%
を越えると対スベリ性の面で好ましくない。パラフィン
ワックスとしては、たとえば市販品として120、12
5、130、135、140、150、155、EMU
STER0135、0136、0384、マイクロクリ
スタリンワックスHi−MiC2045、1045、2
065、1070[日本精蝋(株)製]が挙げられる。
須成分は、マレイン化もしくはフマール化ロジンと多価
アルコールとのエステル化合物及び該エステル化合物の
水添化物(a)、及び/又はテルペンフェノール及び石
油樹脂の水添化物(b)である。
用するロジンとしては、ガムロジン、ウッドロジンがあ
る。本発明のマレイン化もしくはフマール化ロジンは、
このロジンにマレイン酸またはフマール酸を付加したも
のである。
ングリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール、ト
リメチロールプロパン等が挙げられる。
ジンと多価アルコールとのエステル化物の軟化点は、1
00〜150℃で、かつ酸価が100以下であることが
好ましく、50以下がより好ましい。
ッキング性の点で、又150℃を越えると造膜性の点で
好ましくない。また酸価が100以上では透湿性におい
て好ましくない。
70℃以上で、かつ酸価が100以下であることが好ま
しく、50以下がより好ましい。軟化点が70℃未満で
は、塗工紙のブロッキングがあるので、好ましくない。
また酸価が100以上であると透湿性の面で好ましくな
い。
ール化ロジンと多価アルコールとのエステル化物とこの
水添化物とを併用することを特徴とする。
トに塗布し製造した防湿シートにおいて、エステル化物
単独の場合より透湿性、造膜性及び耐すべり性を同時に
満足するものが得られる。
ン、及びテルペンとフェノ−ル樹脂の化合物をいう。そ
の構造としては、次の一般式で表される。
ピネン、テルペン、ジテルペンとフェノ−ル樹脂との化
合物等が挙げられる。これらの化合物のうち、β−ピネ
ンとフェノ−ル樹脂との化合物が、耐熱性という点で好
ましい。
100〜150℃で、かつ数平均分子量が550〜11
00であることが好ましい。軟化点が100℃未満の場
合には、耐ブロッキングの点で、150℃を越えると皮
膜形成性が難しくなるので好ましくない。また数平均分
子量が550未満では耐ブロッキング性の面が、又分子
量が1100以上では皮膜形成において好ましくない。
より副産物として生成する不飽和炭化水素を含む留分を
重合させて樹脂化したものをいい、例えば脂肪族系石油
樹脂(C5留分系)、芳香族留分系(C9留分系)、ジシ
クロペンタジエン系石油樹脂等が挙げられる。
樹脂に水素を添加したものであり、その軟化点は、70
℃以上のものが好ましい。
ワックスとマレイン化もしくはフマール化ロジンと多価
アルコールとのエステル化合物及び該エステル化合物の
水添化物、パラフィンワックスとテルペンフェノール及
び石油樹脂の水添化物、またはパラフィンワックスとマ
レイン化もしくはフマール化ロジンと多価アルコールと
のエステル化合物及び該エステル化合物の水添化物及び
テルペンフェノール及び石油樹脂の水添化物を含んでな
るものである。
樹脂エマルジョンまたは合成ゴムラテックスを併用する
ことが好ましい。合成樹脂エマルジョン又は合成ゴムラ
テックスの固形分100重量部に対しパラフィンワック
スとマレイン化もしくはフマ−ル化ロジンと多価アルコ
−ルとのエステル化合物及び該エステル化合物の水添化
物、及びテルペンフェノ−ル及び石油樹脂の水添化物を
特定配合してなるものである。
ジョンは、以下に示すエチレン性不飽和単量体をそれぞ
れ単量重合体又は複数組み合わせて共重合体として製造
される。エチレン性不飽和単量体としては例えば、アク
リル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、メタクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、メタル
クル酸プロピル、アクリル酸ブチル、メタルリル酸ブチ
ル、アクリル酸ヘキシル、メタアクリル酸ヘキシル、ア
クリル酸ヘプチル、メタクリル酸ヘプチル、アクリル酸
オクチル、メタクリル酸オクチル、アクリル酸オクタデ
シル、メタクリル酸オクタデシル、などで例示されるア
クリル酸アルキルエステルおよびメタクリル酸アルキル
エステル;1,2ブタジェン、1,3ブタジェン、イソ
プレン、クロロプレン等の脂肪族共役ジエン単量体;ス
チレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、クロル
スチレン2、4―ジブロモスチレン等で示されるエチレ
ン性不飽和芳香 族単量体;アクリロニトリル、メタク
ロニトリル等の不飽和ニトリル;アクリル酸、メタクリ
ル酸、クロトン酸、マレイン酸およびその無水物、フマ
ル酸、イタコン酸並びに、不飽和ジカルボン酸モノアク
キルエステル例えば、マレイン酸モノメチル、フマル酸
モノエチル、イタコン酸モノノルマルブチル等のエチレ
ン性不飽和カルボン酸;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニ
ル等の如きビニルエステル;塩化ビニリデン臭化ビニリ
デン等の如き、ビニリデンハライド;アクリル酸−2−
ヒドロキシエチレル、アクリル酸−2−ヒドロキシプロ
ピル、メタクリル酸−2−ヒドロキルエチル等の如きエ
チレン性不飽和カルボン酸のヒドロキシアルキルエステ
ル;アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル等
の如きエチレン性不飽和カルボン酸のグリシジルエステ
ルおよび、アクリルアミド、メタクリルアミド、Nーメ
チロールアクリルアミド、N−メチロ−ルメタクリルア
ミド、N−ブトキシメチルアクリルアミド、ジアセトン
アクリルミド等のラジカル重合可能な単量体が挙げられ
る。
合成樹脂エマルジョンは、乳化重合によって得られる。
この際使用する乳化剤としては、一般に市販されている
陰イオン性界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン
界面活性剤、両イオン界面活性剤などを使用できる。こ
れらのうち、防湿性をより高めるためには反応性乳化剤
を用いることが好ましい。反応乳化剤としては、例えば
スチレンスルホン酸ソーダ、ビニルスルホン酸ソーダ、
ビニルスルホン酸ソ−ダ、各種エチレン性不飽和基を有
する乳化剤などを挙げることができる。この中でも、特
開昭58−203960号公報で示される下記の構造式
を有する化合物が最も好ましい。
は水素原子の1つがフッ素原子で置換された炭素数18
のアルキル基を表し、MはNa、又はNH4表す。)
クス、又は合成樹脂エマルジョンの固形分換算で100
重量部に対して、0.1〜3重量部用いるのが好まし
い。乳化剤を3重量部以上含有した合成ゴムラテックス
又は合成樹脂エマルジョンを本発明のエステル化合物及
び/又はテルペンフェノール等と組合せて用いても高い
防湿性の発現は困難になる。
MBR、NBR等ブタジエンを含有するすべての合成ゴ
ム水分散体が挙げられる。この中でも高い防湿性能を得
るためには、SBR、MBRが好ましい。
2−エチルヘキシルアクリレ−ト、エチルアクリレ−
ト、ブチルアクリレ−ト、メチルメタアクリレ−ト、ス
チレン等の単量体を構成成分とする合成樹脂エマルジョ
ンである。この中でも高い防湿性能を得るためには、単
量体として、2−エチルヘキシルアクリレ−トを使用す
ることが好ましい。
エマルジョンを製造するに際しては、前記した単量体混
合物を、フリ−ラジカル発生触媒の存在下で、40℃〜
80℃で重合を行なえばよい。フリ−ラジカル発生触媒
としては、例えば過硫酸カリウム(K2S2O8)、過
硫酸アンモニウム[(NH4)2S2O8]、過酸化水素等
の水性触媒、tert−ブチルハイドパ−オキサイド、クメ
ンハイドロパ−オキサイド等の油性触媒が挙げられる。
剤、例えば連鎖移動剤、エチレンジアミン四酢酸、pH
調整のためのアルカリ物質を必要に応じて使用すること
ができる。
ゴムラテッス又は合成樹脂エマルジョンは、例えばスト
リッピング等の方法によって必要とされる固形分含量に
濃縮されて使用する。
ョンの最低造膜温度(MFT)としては、皮膜形成性を
考慮すれば50℃以下が好ましいが、これらの条件に制
約されるものでない。
されるものではないが、合成ゴムラテックス、又は合成
樹脂エマルジョン100重量部に対して、10〜100
重量部使用することが好ましい。本発明組成物が、10
重量部以下あるいは200重量部以上使用すると所期の
高防湿性能を得ることが困難である。
合成樹脂エマルジョンの組む合わせ方法としては、本発
明組成物を該合成ゴムラテックス又は合成樹脂エマルジ
ョンに混合してもよいし、本発明組成物の存在下で合成
ゴムラテックス又は合成樹脂エマルジョン用単量体混合
物を乳化重合してもよい。
ックス、又は合成樹脂エマルジョン用単量体混合物を乳
化重合して得られる合成ゴムラテックス、又は合成樹脂
エマルジョンは、同一防湿性を得るのに本発明組成物の
使用量を低減でき、更にブリ−ドが少ないので、印刷適
性を落とすことがないメリットが得られる。
組成物の成分の他に、界面活性剤、多価アルコ−ル、無
機系物質、増粘剤等を添加することができる。
て、エマルゲン105、108、109P、120、1
23P、705、707、709、エマ−ル、エマ−ル
2F、ネオペレックスF25[花王(株)製]、ノイゲ
ンEA−80、120、140、142、160、17
0、190D、ネオコ−ルYSK、P[第一工業製薬
(株)]等が挙げられる。
−ル、ジエチレングリコ−ル、プロピレングリコ−ル、
PEG200〜1500、PPG200〜3000等が
挙げられる。
ム、タルク、クレ−、カオリン、酸化チタン、シリカ等
が挙げられる。
コ−ル、ポリアクリル酸ソ−ダ塩、及びアンモニウム
塩、ポリエチレン系増粘剤等が挙げられる。
又は含浸させることにより、防湿紙等の防湿シートが得
られる。
材、木材などが挙げられる。基材に塗布又は含浸の方法
としては、各種コ−タ−による塗工、含浸機による含浸
加工、又はサイズプレスによる加工等多種多様な加工方
法を用いることができる。
工量がコスト面や故紙や損紙の回収面から、30g/m
2以下となるよう塗工するのが好ましい。また5g/m2
以下では高防湿性発現が困難である。好ましい塗工量は
10〜20g/m2である。
明する。なお、例中の部および%はすべて重量基準とす
る。
トリウム0.1部、反応性乳化剤S−180[不飽和ア
ルキル硫酸塩、花王(株)製]を0.5部、エチレンジア
ミン四酢酸0.1部、スチレン30部、ブタジエン25
部、メチルメタクリレ−ト40部、アクリル酸5.0、
t−ドデシルメルカプタン0.1部を仕込み、攪拌を開
始し、反応温度60℃に昇温した重合容器内温度が60
℃に達したとき、過硫酸アンモニウム0.1部を添加
し、反応を開始させた。7時間後、重合率が98%に達
したとき冷却を行なった。得られたラテックスは、重合
率98.6%であった。次いで、25%アンモニア水で
ラテックスのpHを9.0に調整し、その後水蒸気蒸留
によって乳化剤の含有量が1%以下の固形分50.1%
のSBRラテックス(以下LX−Aという)を得た。
トリウム0.1部、乳化剤ネオペレックスF−25[ア
ルキルベンゼンスルホン酸ソ−ダ塩、花王(株)製]を
0.5部、エチレンジアミン四酢酸0.1部、スチレン
30部、ブタジエン25部、メチルメタクリレ−ト40
部、アクリル酸5.0、t−ドデシルメルカプタン0.
1部を仕込み、攪拌を開始し、反応温度60℃に昇温し
た重合容器内温度が60℃に達したとき、過硫酸アンモ
ニウム0.1部を添加し、反応を開始させた。7時間
後、重合率が98%に達したとき冷却を行なった。得ら
れたラテックスは、重合率98.6%であった。次い
で、25%アンモニア水でラテックスのpHを9.0に
調整し、その後水蒸気蒸留によって乳化剤の含有量が1
%以下の固形分50.1%のSBRラテックス(以下L
X−Bという)を得た。
ウム0.1部、反応性乳化剤S−180[不飽和アルキ
ル硫酸塩、花王(株)製]を0.5部、エチレンジアミン
四酢酸0.1部、スチレン30部、2エチルヘキシルア
クリレート25部、メチルメタクリレート40部、アク
リル酸5.0、t−ドデシルメルカプタン0.1部を仕
込み、攪拌を開始し、反応温度70℃に昇温した重合容
器内温度が70℃に達したとき、過硫酸アンモニウム
0.1部を添加し、反応を開始させた。7時間後、重合
率が98%に達したとき、冷却を行なった。得られたエ
マルジョンは、重合率98.6%であった。次いで、2
5%アンモニア水でエマルジョンのpHを9.0に調整
し、その後水蒸気蒸留によって乳化剤の含有量が1%以
下の固形分50.5%の共重合体合成樹脂エマルジョン
(以下EM−Aという)を得た。
ンワックス(軟化点60℃)とロジン酸エステル(軟化
点120℃)及び該水添加ロジンエステル、(軟化点8
0℃)、及びテルペンフェノ−ル(軟化点145℃、数
平均分子量900)及び水添化石油樹脂(軟化点115
℃)と、LX−A、LX−B及びEM−Aをそれぞれ表
1に示すとおり配合した。
ンワックス(軟化点60℃)とロジン酸エステル(軟化
点120℃)及び該水添加ロジンエステル(軟化点80
℃)、及びテルペンフェノ−ル(軟化点145℃)及び
水添化石油樹脂(軟化点115℃)を表1示す量で、水
酸化ナトリウムを0.1部、反応性乳化剤S−180
[不飽和アルキル硫酸塩、花王(株)製]を0.5部、エ
チレンジアミン四酢酸を0.1部、スチレンを30部、
ブタジエンを25部、メチルメタクリレートを40部、
アクリル酸を5・0部、t−ドデシルメルカプタン0.
1部を仕込み攪拌を開始し、反応温度を60℃に昇温し
た重合容器内温度が60℃に達したとき、過硫酸アンモ
ニウム0.1部を添加し、反応を開始させた。7時間
後、重合率が98%に達したとき冷却を行なった。得ら
れたラテックスは重合率98.6%であった。次いで、
25%アンモニア水でラテックスのpHを9.0に調整
し、その後水蒸気蒸留し、乳化剤の含有量が1%以下
で、該エステル化合物の配合された固形物がそれぞれ4
9.9%と50.1%のSBRラテックス(以下LX−
1という)を得た。
ロジン酸エステル、テルペンフェノ−ル、石油樹脂を表
1のとおり、配合し、本発明の防湿加工用組成物を得
た。
ョンを用いて、表1に示す組成物を市販の上質紙(坪量
70m2)に対して、マイヤ−ロットにより塗工量約1
2g/m2を塗工し、熱風乾燥機にて120℃、1分間
乾燥し、防湿塗工紙を加工した。
/ロジン酸エステル(軟化点80℃)を表2に示す組成
物を市販の上質紙(坪量70g/m2)に対してマイヤ
−ロットにより塗工量約12g/m2を塗工して熱風乾
燥機中120℃、1分間乾燥した。このようにして得ら
れた加工紙について塗工量とJISZ0208に準じた
透湿度(恒温恒湿条件下、40℃、90%湿度でのカッ
プ法)を測定した。又比較用に市販ポリエチレンラミネ
−ト紙を測定に入れた。表3と表4に結果を示す。
ていないラテックスの防湿値は実施例1〜9で得られた
値より高く、防湿性の点でポリエチレンラミネ−ト紙の
代替防湿紙にはなり得ないことがわかる。又該エステル
化合物の防湿性に及ぼす効果はラテックスの方が優れて
いることがわかる。
4に示す。なお表3、4の各物性は以下の試験方法によ
り測定し評価した。
0%RHでのカップ法で測定した。
h) 防湿塗工紙の塗工面と非塗工面を合わせ、荷重10Kg
をかけ、振盪機を用いて2分間左右に振とうを行い、塗
工面を磨耗した後、透湿度をJIS0208に準じて測
定した。
じて測定した。
5%水酸化ナトリウム0.8ml加え、3cm角にカッ
トした塗工紙1gを入れ、3分間離解を行い、樹脂と紙
の離解性を目視で判定する。
し、 ×: 理解性なし 4 ;ブロッキング性 小型プレス機のプレス温度40℃に塗工紙10×10c
mの塗工面と黒画用紙を合わせ、プレス圧10kg/c
m2にて15分間プレスを行い、黒画用紙塗工面に転写
した状態を目視で判定する。
グややあり、×:ブロッキングあり
塗工紙は、従来のポリマ−を用いた防湿塗工紙に比べて
防湿性能に優れているとともに摩耗後ワックスの脱落が
少なく、防湿性能の低下が極めて少ない。また塗工紙の
再パルプ化が容易である。更に、摩擦係数と耐ブロキン
グ性においても極めて優れており防湿加工紙として大変
有用である。
Claims (8)
- 【請求項1】パラフィンワックス(A)とマレイン化も
しくはフマール化ロジンと多価アルコールとのエステル
化合物及び該エステル化合物の水添化物(a)及び/又
はテルペンフェノール及び石油樹脂の水添化物(b)
(B)とを含有してなる防湿加工用組成物。 - 【請求項2】パラフィンワックス(A)の融点が、50
〜80℃であることを特徴とする請求項1記載の組成
物。 - 【請求項3】マレイン化もしくはフマール化ロジンと多
価アルコールとのエステル化物の軟化点が、100〜1
50℃で、かつ酸価が100以下であることを特徴とす
る請求項1又は2記載の組成物。 - 【請求項4】マレイン化もしくはフマール化ロジンと多
価アルコールとのエステル化物の水添化物の軟化点が、
70℃以上で、かつ酸価が100以下であることを特徴
とする請求項1〜3のいずれか1項記載の組成物。 - 【請求項5】テルペンフェノールの軟化点が、100〜
150℃で、かつ数平均分子量が550〜1100であ
ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の
組成物。 - 【請求項6】パラフィンワックス(A)が、3〜95重
量部%であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
1項記載物の組成物。 - 【請求項7】マレイン化もしくはフマール化ロジンと多
価アルコールとのエステル化物及び該エステル化合物の
水添化物(a)及び/又はテルペンフェノ−ル及び石油
樹脂の水添化物(b)(B)が、5〜97重量%である
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の組
成物。 - 【請求項8】請求項1記載の組成物と合成ゴムラテック
ス又は合成樹脂エマルジョンとを、固形分換算で重量比
100:10〜200の割合で配合してなる防湿加工用
樹脂組成物。
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|---|---|---|---|
| JP25142996A JP3700037B2 (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 防湿加工用組成物 |
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|---|---|
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|---|---|---|---|
| JP25142996A Expired - Fee Related JP3700037B2 (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 防湿加工用組成物 |
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|---|---|
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| JP2007217842A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Seiko Pmc Corp | 紙用撥水剤組成物 |
| JP2015055115A (ja) * | 2013-09-12 | 2015-03-23 | ニチアス株式会社 | フロアパネル |
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