JPH1096165A - シ−ト及びカ−テン - Google Patents
シ−ト及びカ−テンInfo
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- JPH1096165A JPH1096165A JP24456996A JP24456996A JPH1096165A JP H1096165 A JPH1096165 A JP H1096165A JP 24456996 A JP24456996 A JP 24456996A JP 24456996 A JP24456996 A JP 24456996A JP H1096165 A JPH1096165 A JP H1096165A
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- JP
- Japan
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- weight
- sheet
- parts
- resin
- flame
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- Pending
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高度の透明性と難燃性を有すると同時に低温
時の柔軟性及び耐屈曲疲労性に優れたシ−ト及びそれか
らなるカ−テンを提供する。 【解決手段】 目合2〜50mmの繊維布帛に、樹脂1
00重量部、1次系可塑剤30〜80重量部、粒子径1
00μm以下の酸化アンチモン1〜15重量部からなる
樹脂組成物を積層又は含浸したシ−ト及びそれからなる
カ−テン。
時の柔軟性及び耐屈曲疲労性に優れたシ−ト及びそれか
らなるカ−テンを提供する。 【解決手段】 目合2〜50mmの繊維布帛に、樹脂1
00重量部、1次系可塑剤30〜80重量部、粒子径1
00μm以下の酸化アンチモン1〜15重量部からなる
樹脂組成物を積層又は含浸したシ−ト及びそれからなる
カ−テン。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高度の透明性と難
燃性を有すると同時に低温時の柔軟性及び耐屈曲疲労性
に優れたシ−ト及びそれからなるカ−テンに関する。
燃性を有すると同時に低温時の柔軟性及び耐屈曲疲労性
に優れたシ−ト及びそれからなるカ−テンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、間仕切りカ−テン等に使用される
シ−トとして、ポリ塩化ビニル系樹脂(PVC系樹脂)
に、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル(DOP)等のフ
タル酸エステルからなる1次系可塑剤とリン酸トリクレ
ジル(TCP)等のリン酸エステル系の難燃性2次系可
塑剤を混合した樹脂組成物を用いたものが知られてい
る。
シ−トとして、ポリ塩化ビニル系樹脂(PVC系樹脂)
に、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル(DOP)等のフ
タル酸エステルからなる1次系可塑剤とリン酸トリクレ
ジル(TCP)等のリン酸エステル系の難燃性2次系可
塑剤を混合した樹脂組成物を用いたものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】TCPを多量に配合す
ることによって難燃性と透明性を高めることができる
が、TCPは耐候性、特に低温時の疲労性(低温特性)
が低いため、カ−テン等に用いると開閉に伴うシ−ト屈
曲により疲労して耐久性が不十分になる問題があった。
逆にDOPの配合割合を高めれば低温特性は改善される
ものの、十分な難燃性は得られなくなる。本発明の目的
は、以上のことを鑑み、難燃性、高度の透明性を有する
とともに、冬場の低温時等においても高度の耐久性を有
するシ−ト、およびそれからなるカ−テンを提供するこ
とにある。
ることによって難燃性と透明性を高めることができる
が、TCPは耐候性、特に低温時の疲労性(低温特性)
が低いため、カ−テン等に用いると開閉に伴うシ−ト屈
曲により疲労して耐久性が不十分になる問題があった。
逆にDOPの配合割合を高めれば低温特性は改善される
ものの、十分な難燃性は得られなくなる。本発明の目的
は、以上のことを鑑み、難燃性、高度の透明性を有する
とともに、冬場の低温時等においても高度の耐久性を有
するシ−ト、およびそれからなるカ−テンを提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、目合2〜50
mmの繊維布帛に、樹脂100重量部、1次系可塑剤3
0〜80重量部、粒子径100μm以下の酸化アンチモ
ン1〜15重量部からなる樹脂組成物を積層又は含浸し
たシ−ト及びそれからなるカ−テンに関する。
mmの繊維布帛に、樹脂100重量部、1次系可塑剤3
0〜80重量部、粒子径100μm以下の酸化アンチモ
ン1〜15重量部からなる樹脂組成物を積層又は含浸し
たシ−ト及びそれからなるカ−テンに関する。
【0005】
【発明の実施の形態】繊維布帛の目合は2〜50mmと
する必要があり、特に3〜10mmとするのが好まし
い。目合が大きすぎるとシ−トの耐久性、機械的強度の
改善が不十分となり、小さすぎると透明性が不十分とな
る。本発明で使用される繊維布帛を構成する繊維素材は
特に限定されないが、たとえば、ポリエステル系繊維
(全芳香族ポリエステル系繊維を含む)、ポリビニルア
ルコ−ル系繊維、ポリオレフィン系繊維、ポリアミド系
繊維等が使用できる。防炎性の点では、難燃繊維(難燃
ポリエステル繊維等)を交織編することが好ましく、布
帛を構成する繊維の30重量%以上、さらに60重量%
以上、特に80重量%以上を難燃繊維、特に難燃ポリエ
ステル系繊維とするのが好ましい。難燃ポリエステル系
繊維としては、リン系モノマ−(ホスフェネ−ト化合
物)を共重合したポリエステルからなる繊維を使用する
のが好ましい。例えば、特開昭53−56250号公
報、特開昭63−15823号公報、特開平1−266
219号公報、特開平5−302024号公報等に記載
されている難燃ポリエステル系繊維が挙げられる。特
に、特開平5−302024号公報に開示されているよ
うなカルボキシホスフィン酸モノマ−、特に2,5−ジ
オキソ−1,2−オキサホスホラン類を共重合したポリ
エステルからなる繊維が好ましい。
する必要があり、特に3〜10mmとするのが好まし
い。目合が大きすぎるとシ−トの耐久性、機械的強度の
改善が不十分となり、小さすぎると透明性が不十分とな
る。本発明で使用される繊維布帛を構成する繊維素材は
特に限定されないが、たとえば、ポリエステル系繊維
(全芳香族ポリエステル系繊維を含む)、ポリビニルア
ルコ−ル系繊維、ポリオレフィン系繊維、ポリアミド系
繊維等が使用できる。防炎性の点では、難燃繊維(難燃
ポリエステル繊維等)を交織編することが好ましく、布
帛を構成する繊維の30重量%以上、さらに60重量%
以上、特に80重量%以上を難燃繊維、特に難燃ポリエ
ステル系繊維とするのが好ましい。難燃ポリエステル系
繊維としては、リン系モノマ−(ホスフェネ−ト化合
物)を共重合したポリエステルからなる繊維を使用する
のが好ましい。例えば、特開昭53−56250号公
報、特開昭63−15823号公報、特開平1−266
219号公報、特開平5−302024号公報等に記載
されている難燃ポリエステル系繊維が挙げられる。特
に、特開平5−302024号公報に開示されているよ
うなカルボキシホスフィン酸モノマ−、特に2,5−ジ
オキソ−1,2−オキサホスホラン類を共重合したポリ
エステルからなる繊維が好ましい。
【0006】このような難燃共重合ポリエステル系繊維
は、接炎した場合容易に溶融し、いわゆるメルトドロッ
プするため燃え広がりにくい。リン系モノマ−(リン原
子に換算)の含有率は1000〜10000ppmとす
るのが好ましい。一般に、難燃共重合ポリエステル繊維
を用いた布帛を樹脂加工した場合には、繊維自身が有す
る防炎効果が損なわれることが多いが、本発明において
は優れた難燃効果が得られる。また、難燃化剤を練り込
んだ難燃ポリエステル繊維を使用することも可能である
が、十分な難燃性を得るためには練り込み量を多くしな
ければならず、ポリエステル系繊維の強度が低下するた
め、共重合タイプの難燃ポリエステル系繊維を使用する
ことが好ましい場合が多い。
は、接炎した場合容易に溶融し、いわゆるメルトドロッ
プするため燃え広がりにくい。リン系モノマ−(リン原
子に換算)の含有率は1000〜10000ppmとす
るのが好ましい。一般に、難燃共重合ポリエステル繊維
を用いた布帛を樹脂加工した場合には、繊維自身が有す
る防炎効果が損なわれることが多いが、本発明において
は優れた難燃効果が得られる。また、難燃化剤を練り込
んだ難燃ポリエステル繊維を使用することも可能である
が、十分な難燃性を得るためには練り込み量を多くしな
ければならず、ポリエステル系繊維の強度が低下するた
め、共重合タイプの難燃ポリエステル系繊維を使用する
ことが好ましい場合が多い。
【0007】繊維には適宜、酸化チタン、カオリン、シ
リカ、硫酸バリウム、カ−ボンブラック、顔料、酸化防
止剤、紫外線吸収剤、光安定剤等を含んでいても良い。
繊維形態は、強度、透明性の点からフィラメント糸が好
ましく、該フィラメント糸を織成した織物(平織、特に
からみ織等)を用いるのが特に好ましい。透明性及び補
強性の点から、布帛を構成する糸のデニ−ルは500〜
2000dが好ましく、糸の打ち込み本数は1〜15本
/in程度、カバ−ファクタ−は100〜500とする
のが好ましい。なお、カバ−ファクタ−とは、布帛構成
糸のデニ−ルの平方根とインチ間の打ち込み本数の積を
タテ方向及びヨコ方向それぞれについて算出し、該算出
した各値の和で示される。
リカ、硫酸バリウム、カ−ボンブラック、顔料、酸化防
止剤、紫外線吸収剤、光安定剤等を含んでいても良い。
繊維形態は、強度、透明性の点からフィラメント糸が好
ましく、該フィラメント糸を織成した織物(平織、特に
からみ織等)を用いるのが特に好ましい。透明性及び補
強性の点から、布帛を構成する糸のデニ−ルは500〜
2000dが好ましく、糸の打ち込み本数は1〜15本
/in程度、カバ−ファクタ−は100〜500とする
のが好ましい。なお、カバ−ファクタ−とは、布帛構成
糸のデニ−ルの平方根とインチ間の打ち込み本数の積を
タテ方向及びヨコ方向それぞれについて算出し、該算出
した各値の和で示される。
【0008】布帛に付与される樹脂の種類は特に限定さ
れないが、透明性の高い樹脂を使用するのが好ましく、
透明性、難燃性、強度、経済性等の点からはポリ塩化ビ
ニル系樹脂(PVC)を使用するのが好ましい。また、
本発明で使用される1次系可塑剤は、繊維布帛に付与す
る樹脂100重量部に対して、30〜80重量部、好ま
しくは40〜70重量部配合する。1次系可塑剤の配合
割合が低すぎると低温特性が不十分となり、逆に高すぎ
ると難燃性、強度等の諸性能が低下する。
れないが、透明性の高い樹脂を使用するのが好ましく、
透明性、難燃性、強度、経済性等の点からはポリ塩化ビ
ニル系樹脂(PVC)を使用するのが好ましい。また、
本発明で使用される1次系可塑剤は、繊維布帛に付与す
る樹脂100重量部に対して、30〜80重量部、好ま
しくは40〜70重量部配合する。1次系可塑剤の配合
割合が低すぎると低温特性が不十分となり、逆に高すぎ
ると難燃性、強度等の諸性能が低下する。
【0009】なお、本発明でいう1次系可塑剤とは、昭
和48年3月1日に発行された「可塑剤−その理論と応
用」(編者 村井孝一、発行 幸書房)の第15〜16
頁に記載のsmallにより提案された可塑剤の構成原
子団より算出される溶解度パラメ−タ−において、繊維
布帛に付与する樹脂の溶解度パラメ−タ−との差の絶対
値が0.3〜1.8であり、かつ凝固点温度が−20℃
以下である可塑剤をいう。たとえば、ポリ塩化ビニル樹
脂(溶解度パラメ−タ− 9.7)を用いている場合に
は、溶解度パラメ−タ−7.9〜11.5、凝固点温度
−20℃以下の可塑剤をいう。ポリ塩化ビニル系樹脂を
使用している場合には、たとえば、フタル酸−n−オク
チル、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル等のフタル酸エ
ステル類やトリメット酸トリオクチル等の芳香族カルボ
ン酸エステル系可塑剤が好適に使用できる。
和48年3月1日に発行された「可塑剤−その理論と応
用」(編者 村井孝一、発行 幸書房)の第15〜16
頁に記載のsmallにより提案された可塑剤の構成原
子団より算出される溶解度パラメ−タ−において、繊維
布帛に付与する樹脂の溶解度パラメ−タ−との差の絶対
値が0.3〜1.8であり、かつ凝固点温度が−20℃
以下である可塑剤をいう。たとえば、ポリ塩化ビニル樹
脂(溶解度パラメ−タ− 9.7)を用いている場合に
は、溶解度パラメ−タ−7.9〜11.5、凝固点温度
−20℃以下の可塑剤をいう。ポリ塩化ビニル系樹脂を
使用している場合には、たとえば、フタル酸−n−オク
チル、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル等のフタル酸エ
ステル類やトリメット酸トリオクチル等の芳香族カルボ
ン酸エステル系可塑剤が好適に使用できる。
【0010】また1次系可塑剤以外の可塑剤を併用して
もよく、この場合、難燃性、低温特性の点から、1次系
可塑剤を含む総可塑剤の配合量が布帛に付与する樹脂1
00重量部に対して80重量部以下であるのが好まし
い。特に低温特性を一層改善するためにアジピン酸ジオ
クチル、オレイン酸ブチル等の耐寒性2次系可塑剤及び
/または難燃性向上のためにリン酸トリクレジル等の難
燃性可塑剤を併用するのが好ましく、低温特性及び難燃
性のバランスの点から1次可塑剤の50重量%以下、特
に20重量%以下とするのが好ましい。
もよく、この場合、難燃性、低温特性の点から、1次系
可塑剤を含む総可塑剤の配合量が布帛に付与する樹脂1
00重量部に対して80重量部以下であるのが好まし
い。特に低温特性を一層改善するためにアジピン酸ジオ
クチル、オレイン酸ブチル等の耐寒性2次系可塑剤及び
/または難燃性向上のためにリン酸トリクレジル等の難
燃性可塑剤を併用するのが好ましく、低温特性及び難燃
性のバランスの点から1次可塑剤の50重量%以下、特
に20重量%以下とするのが好ましい。
【0011】また本発明においては、布帛に付与する樹
脂100重量部に対して、酸化アンチモンを1〜15重
量部、好ましくは2〜10重量部配合する。酸化アンチ
モンの配合割合が高すぎると難燃性はそれほど向上しな
いのみでなく透明性が不十分となり、逆に配合割合が低
すぎると十分な難燃性が得られない。また、酸化アンチ
モンの粒子径は100μm以下、好ましくは50μm以
下とする。粒子径が大きすぎると光散乱性が増大して透
明性が損なわれる。使用する酸化アンチモンとしては、
五酸化アンチモン、三酸化アンチモン等が挙げられるが
透明性の点からは五酸化アンチモンがより好ましい。ま
た他の添加物を配合していてもよく、防汚剤、撥水剤、
撥油剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、顔料等
が使用できる。なお粒子径はシ−ト化した後に電子顕微
鏡写真を撮影して計測する。
脂100重量部に対して、酸化アンチモンを1〜15重
量部、好ましくは2〜10重量部配合する。酸化アンチ
モンの配合割合が高すぎると難燃性はそれほど向上しな
いのみでなく透明性が不十分となり、逆に配合割合が低
すぎると十分な難燃性が得られない。また、酸化アンチ
モンの粒子径は100μm以下、好ましくは50μm以
下とする。粒子径が大きすぎると光散乱性が増大して透
明性が損なわれる。使用する酸化アンチモンとしては、
五酸化アンチモン、三酸化アンチモン等が挙げられるが
透明性の点からは五酸化アンチモンがより好ましい。ま
た他の添加物を配合していてもよく、防汚剤、撥水剤、
撥油剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、顔料等
が使用できる。なお粒子径はシ−ト化した後に電子顕微
鏡写真を撮影して計測する。
【0012】繊維布帛に樹脂組成物を付与する方法は特
に限定されず、たとえばロ−ルコ−タ−法、ナイフコ−
タ−法、ディッピング法等が適用できる。なかでも樹脂
組成物からなるフィルムを布帛に積層するのが好まし
い。フィルムの厚さは0.1〜1mm、特に0.2〜
0.5mmとするのが好ましく、布帛に両面にフィルム
を積層するのがより好ましい。
に限定されず、たとえばロ−ルコ−タ−法、ナイフコ−
タ−法、ディッピング法等が適用できる。なかでも樹脂
組成物からなるフィルムを布帛に積層するのが好まし
い。フィルムの厚さは0.1〜1mm、特に0.2〜
0.5mmとするのが好ましく、布帛に両面にフィルム
を積層するのがより好ましい。
【0013】また、本発明者等は、蚊等の昆虫類の侵入
を防止するためには、250〜400nmの紫外線波長
域の光線透過を遮蔽し、かつ可視部の特定波長域に極大
反射をするシ−トを用いるのが好ましいことを見出だし
た。具体的には400〜700nmの可視領域における
主反射波長(極大反射波長)が550±50nm、25
0〜400nmの紫外領域の光線透過率が1%以下であ
るシ−トが好ましい。かかるシ−トは昆虫に対して優れ
た忌避効果を有している。かかるシ−トを得る方法とし
ては、たとえば黄色やオレンジ色の顔料及び/または染
料を樹脂組成物に適宜混合して調整する方法が挙げられ
るが、この場合でも直径100μmをこえる酸化アンチ
モンを配合していると、光散乱が大きく生じるため本発
明のように優れた昆虫忌避効果は得られない。また、6
00nmを超す波長領域において反射率を高くしても防
虫効果にはほとんど影響しない。
を防止するためには、250〜400nmの紫外線波長
域の光線透過を遮蔽し、かつ可視部の特定波長域に極大
反射をするシ−トを用いるのが好ましいことを見出だし
た。具体的には400〜700nmの可視領域における
主反射波長(極大反射波長)が550±50nm、25
0〜400nmの紫外領域の光線透過率が1%以下であ
るシ−トが好ましい。かかるシ−トは昆虫に対して優れ
た忌避効果を有している。かかるシ−トを得る方法とし
ては、たとえば黄色やオレンジ色の顔料及び/または染
料を樹脂組成物に適宜混合して調整する方法が挙げられ
るが、この場合でも直径100μmをこえる酸化アンチ
モンを配合していると、光散乱が大きく生じるため本発
明のように優れた昆虫忌避効果は得られない。また、6
00nmを超す波長領域において反射率を高くしても防
虫効果にはほとんど影響しない。
【0014】本発明のシ−トはあらゆる用途に使用する
ことができ、たとえばプ−ル等の保温用被覆材に使用で
き、特にカ−テン(工場内の設備間の間仕切りカ−テ
ン、工場の出入口等に設置されて上下、左右に開閉する
シ−ト状シャッタ−等を含む)に好適に使用できる。
ことができ、たとえばプ−ル等の保温用被覆材に使用で
き、特にカ−テン(工場内の設備間の間仕切りカ−テ
ン、工場の出入口等に設置されて上下、左右に開閉する
シ−ト状シャッタ−等を含む)に好適に使用できる。
【0015】以下、実施例により本発明をより具体的に
説明するが、本発明はこれにより何等限定されるもので
はない。
説明するが、本発明はこれにより何等限定されるもので
はない。
[難燃性]消防法施行規則第4条の3・4・7に準じて
合否を判定した。 [透明性]幅40cm×奥行き40cm×高さ70cm
のブラックボックスに上部にスライダックを通じてナシ
ョナルPRF−500Wレフランプを設置し、該ランプ
の下部に照度計をセットした透光率測定装置を設置して
シ−トなしの照度を20000ルクスになるようにスラ
イダックで調整したのち、ランプと照度計の中間部にシ
−トを挿入し、その際の照度ルクスを測定して透光率を
算出した。 [低温特性]低温時の耐屈曲性をJIS K−6545
の耐屈曲性試験方法(−10℃の雰囲気下)に準じて判
定した。
合否を判定した。 [透明性]幅40cm×奥行き40cm×高さ70cm
のブラックボックスに上部にスライダックを通じてナシ
ョナルPRF−500Wレフランプを設置し、該ランプ
の下部に照度計をセットした透光率測定装置を設置して
シ−トなしの照度を20000ルクスになるようにスラ
イダックで調整したのち、ランプと照度計の中間部にシ
−トを挿入し、その際の照度ルクスを測定して透光率を
算出した。 [低温特性]低温時の耐屈曲性をJIS K−6545
の耐屈曲性試験方法(−10℃の雰囲気下)に準じて判
定した。
【0016】[最大反射波長 nm]400〜700n
m域の反射率が測定可能な分光光度計を用い、サンプル
側にシ−ト試料、対照側に酸化マグネシウム標準白板を
取り付け、400〜700nmの波長における反射率を
測定し、この波長域内での極大反射率を示す波長を最大
反射波長とする。 [紫外線透過率 %]250〜400nm波長域の光線
透過率が測定可能な分光光度計を用いてサンプル側にシ
−ト試料、対照側をブランクとして波長〜透過率を測定
し、この全波長域における最大透過率を求めた。
m域の反射率が測定可能な分光光度計を用い、サンプル
側にシ−ト試料、対照側に酸化マグネシウム標準白板を
取り付け、400〜700nmの波長における反射率を
測定し、この波長域内での極大反射率を示す波長を最大
反射波長とする。 [紫外線透過率 %]250〜400nm波長域の光線
透過率が測定可能な分光光度計を用いてサンプル側にシ
−ト試料、対照側をブランクとして波長〜透過率を測定
し、この全波長域における最大透過率を求めた。
【0017】[実施例1]タテ糸500デニ−ル/48
フィラメント、ヨコ糸1000デニ−ル/96フィラメ
ントのポリエステルフィラメント(株式会社クラレ製)
を用い、からみ織組織でインチ間糸打ち込み密度がタテ
500デニ−ル糸10本(500デニ−ル×2本を1組
とすると5本)、ヨコ7本の布帛を製織した(目合タテ
4mm、ヨコ5mm)。カバ−ファクタ−は380であ
った。次いでPVC樹脂(Geon103EP:日本ゼ
オン製)100重量部、フタル酸ジ−2−エチルヘキシ
ル55重量部、五酸化アンチモン(NA−3010:日
産化学工業製)6重量部、安定剤3重量部を配合し、逆
Lカレンダ−を用いて0.35mm厚さのフィルムを成
型し、前記布帛の両面にこのフィルムを温度170〜1
80℃で熱ラミネ−トして本発明のシ−トを得た。な
お、フタル酸ジ−2−エチルヘキシルの溶解度パラメ−
タ−は8.3、凝固点温度は−55℃であり、得られた
シ−トを電子顕微鏡で観察したところ、五酸化アンチモ
ンの粒子径は30μmであった。得られたシ−トは優れ
た難燃性を有し、透明性(透光率)は78%と高く、低
温特性においても1000回疲労でもクラックの発生し
ないものであった。またこのシ−トを用いて工業の開閉
式の間仕切りカ−テンを作成し、12ケ月間使用したが
(1日当たり開閉回数約25回)、ひび割れ等は実質的
に生じず耐久性に優れたものであった。
フィラメント、ヨコ糸1000デニ−ル/96フィラメ
ントのポリエステルフィラメント(株式会社クラレ製)
を用い、からみ織組織でインチ間糸打ち込み密度がタテ
500デニ−ル糸10本(500デニ−ル×2本を1組
とすると5本)、ヨコ7本の布帛を製織した(目合タテ
4mm、ヨコ5mm)。カバ−ファクタ−は380であ
った。次いでPVC樹脂(Geon103EP:日本ゼ
オン製)100重量部、フタル酸ジ−2−エチルヘキシ
ル55重量部、五酸化アンチモン(NA−3010:日
産化学工業製)6重量部、安定剤3重量部を配合し、逆
Lカレンダ−を用いて0.35mm厚さのフィルムを成
型し、前記布帛の両面にこのフィルムを温度170〜1
80℃で熱ラミネ−トして本発明のシ−トを得た。な
お、フタル酸ジ−2−エチルヘキシルの溶解度パラメ−
タ−は8.3、凝固点温度は−55℃であり、得られた
シ−トを電子顕微鏡で観察したところ、五酸化アンチモ
ンの粒子径は30μmであった。得られたシ−トは優れ
た難燃性を有し、透明性(透光率)は78%と高く、低
温特性においても1000回疲労でもクラックの発生し
ないものであった。またこのシ−トを用いて工業の開閉
式の間仕切りカ−テンを作成し、12ケ月間使用したが
(1日当たり開閉回数約25回)、ひび割れ等は実質的
に生じず耐久性に優れたものであった。
【0018】[比較例1]PVC樹脂(Geon103
EP:日本ゼオン製)100重量部、DOP35重量
部、TCP25重量部、安定剤3重量部からなる樹脂組
成物を用いた以外は実施例1と同様に行った。難燃性は
高く、透明性(透光率)も79%も優れたものであった
が、100回未満の屈曲回数でPVC面に亀裂発生し低
温特性は不十分であった。またこのシ−トを用いて工業
の開閉式の間仕切りカ−テンを作成し、1ケ月間使用し
たが(1日当たり開閉回数約25回)、ひび割れが生じ
て耐久性に問題のあるものであった。
EP:日本ゼオン製)100重量部、DOP35重量
部、TCP25重量部、安定剤3重量部からなる樹脂組
成物を用いた以外は実施例1と同様に行った。難燃性は
高く、透明性(透光率)も79%も優れたものであった
が、100回未満の屈曲回数でPVC面に亀裂発生し低
温特性は不十分であった。またこのシ−トを用いて工業
の開閉式の間仕切りカ−テンを作成し、1ケ月間使用し
たが(1日当たり開閉回数約25回)、ひび割れが生じ
て耐久性に問題のあるものであった。
【0019】[実施例2]実施例1で使用した樹脂組成
物にオレンジ色の顔料(アゾ系のリソ−ルファストオレ
ンジ)を布帛に付与する樹脂100重量部に対して3重
量部、およびベンゾトリアゾ−ル系の紫外線吸収剤0.
5重量部を添加した以外は実施例1と同様に行った。極
大反射波長は520nm(37%)で、紫外線透過率が
0.5%未満であった。またこのシ−トを用いて工業の
開閉式の間仕切りカ−テンを作成し、12ケ月間使用し
たが(1日当たり開閉回数約25回)、ひび割れ等は実
質的に生じず耐久性に優れたものであった。
物にオレンジ色の顔料(アゾ系のリソ−ルファストオレ
ンジ)を布帛に付与する樹脂100重量部に対して3重
量部、およびベンゾトリアゾ−ル系の紫外線吸収剤0.
5重量部を添加した以外は実施例1と同様に行った。極
大反射波長は520nm(37%)で、紫外線透過率が
0.5%未満であった。またこのシ−トを用いて工業の
開閉式の間仕切りカ−テンを作成し、12ケ月間使用し
たが(1日当たり開閉回数約25回)、ひび割れ等は実
質的に生じず耐久性に優れたものであった。
【0020】[参考例]実施例2で得られたシ−トで側
面2面と上面の1面を構成し、実施例1で使用したシ−
トで他の3面を構成した1辺50cmの直方体を縫製
し、そのケ−ス内に蚊を50匹入れて1時間放置したと
ころ、24匹は空間を飛んでおり、残りはすべて実施例
1のシ−トに止まっており、実施例2のシ−トは極めて
優れた昆虫忌避効果を有していた。
面2面と上面の1面を構成し、実施例1で使用したシ−
トで他の3面を構成した1辺50cmの直方体を縫製
し、そのケ−ス内に蚊を50匹入れて1時間放置したと
ころ、24匹は空間を飛んでおり、残りはすべて実施例
1のシ−トに止まっており、実施例2のシ−トは極めて
優れた昆虫忌避効果を有していた。
【0021】
【発明の効果】本発明のシ−トは優れた難燃性、低温特
性、透明性を有し、特にカ−テン(シャッタ−)として
用いた場合に優れた効果を得ることができる。
性、透明性を有し、特にカ−テン(シャッタ−)として
用いた場合に優れた効果を得ることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 目合2〜50mmの繊維布帛に、樹脂1
00重量部、1次系可塑剤30〜80重量部、粒子径1
00μm以下の酸化アンチモン1〜15重量部からなる
樹脂組成物を積層又は含浸したシ−ト。 - 【請求項2】 目合2〜50mmの繊維布帛に、樹脂1
00重量部、1次系可塑剤30〜80重量部、粒子径1
00μm以下の酸化アンチモン1〜15重量部からなる
樹脂組成物を積層又は含浸したシ−トからなるカ−テ
ン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24456996A JPH1096165A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | シ−ト及びカ−テン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24456996A JPH1096165A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | シ−ト及びカ−テン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1096165A true JPH1096165A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17120678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24456996A Pending JPH1096165A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | シ−ト及びカ−テン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1096165A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002191498A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-09 | Hiroshima Kasei Ltd | 間仕切りカーテン用シート |
| JP2005325475A (ja) * | 2004-05-14 | 2005-11-24 | Kazuhiko Taniguchi | カラスが嫌う生地 |
| ES2279679A1 (es) * | 2005-05-09 | 2007-08-16 | Antonio Bullon Herrera | Perfeccionamientos en la constitucion de cortinas, estores y elementos similares. |
-
1996
- 1996-09-17 JP JP24456996A patent/JPH1096165A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002191498A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-09 | Hiroshima Kasei Ltd | 間仕切りカーテン用シート |
| JP2005325475A (ja) * | 2004-05-14 | 2005-11-24 | Kazuhiko Taniguchi | カラスが嫌う生地 |
| ES2279679A1 (es) * | 2005-05-09 | 2007-08-16 | Antonio Bullon Herrera | Perfeccionamientos en la constitucion de cortinas, estores y elementos similares. |
| ES2279679B1 (es) * | 2005-05-09 | 2008-07-16 | Antonio Bullon Herrera | Perfeccionamientos en la constitucion de cortinas, estores y elementos similares. |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040330 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |