JPH1096493A - シール材レス差し込み継手 - Google Patents
シール材レス差し込み継手Info
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- JPH1096493A JPH1096493A JP25114596A JP25114596A JPH1096493A JP H1096493 A JPH1096493 A JP H1096493A JP 25114596 A JP25114596 A JP 25114596A JP 25114596 A JP25114596 A JP 25114596A JP H1096493 A JPH1096493 A JP H1096493A
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- Japan
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- pipe
- bead
- flare
- contact
- clamp
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- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 第2のパイプのフレア傾斜部に対して第1の
パイプのビード傾斜部を差し込み接触させた状態で外側
からクランプによりパイプ連結部を締め込む差し込み継
手において、低コストと、組み付け性の向上と、シール
性能の安定確保とを併せて達成することができるシール
材レス差し込み継手を提供すること。 【解決手段】 第1のパイプ1に形成されるビード傾斜
部を、外側に緩やかな膨らみを持たせたビード傾斜円弧
部11aとし、第2のパイプ2に形成されるフレア傾斜
部を、内側に緩やかな膨らみを持たせたフレア傾斜円弧
部21aとし、ビード11とフレア21とが直接接触す
る部位は、接触幅の狭い環状の線接触部とする手段とし
た。
パイプのビード傾斜部を差し込み接触させた状態で外側
からクランプによりパイプ連結部を締め込む差し込み継
手において、低コストと、組み付け性の向上と、シール
性能の安定確保とを併せて達成することができるシール
材レス差し込み継手を提供すること。 【解決手段】 第1のパイプ1に形成されるビード傾斜
部を、外側に緩やかな膨らみを持たせたビード傾斜円弧
部11aとし、第2のパイプ2に形成されるフレア傾斜
部を、内側に緩やかな膨らみを持たせたフレア傾斜円弧
部21aとし、ビード11とフレア21とが直接接触す
る部位は、接触幅の狭い環状の線接触部とする手段とし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、車両の排
気管を連結する継手として適用されるシール材レス差し
込み継手の技術分野に属する。
気管を連結する継手として適用されるシール材レス差し
込み継手の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、差し込み継手としては、例えば、
特開平5−33890号公報に記載のものが知られてい
る。
特開平5−33890号公報に記載のものが知られてい
る。
【0003】この従来出典には、端部に径方向外側に膨
出する山形のビードが形成された第1のパイプと、半径
方向に拡開されたフレアが端部に形成された第2のパイ
プと、第2のパイプのフレア傾斜部に対して第1のパイ
プのビード傾斜部を差し込み接触させた状態で外側から
パイプ連結部を締め込むクランプとを備え、シール性を
フレア傾斜部とビード傾斜部との間に介装したガスケッ
トにより確保するようにした差し込み継手が記載されて
いる。
出する山形のビードが形成された第1のパイプと、半径
方向に拡開されたフレアが端部に形成された第2のパイ
プと、第2のパイプのフレア傾斜部に対して第1のパイ
プのビード傾斜部を差し込み接触させた状態で外側から
パイプ連結部を締め込むクランプとを備え、シール性を
フレア傾斜部とビード傾斜部との間に介装したガスケッ
トにより確保するようにした差し込み継手が記載されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の差し込み継手にあっては、シール材として介装され
るガスケットが細くて薄くて変形し易いリング状のもの
であるため、取り扱いが難しく組み付け性が悪い。
来の差し込み継手にあっては、シール材として介装され
るガスケットが細くて薄くて変形し易いリング状のもの
であるため、取り扱いが難しく組み付け性が悪い。
【0005】また、ガスケットが組み付け後に位置ズレ
等が生じた場合、シール性が損なわれてガス等が漏れ
る。
等が生じた場合、シール性が損なわれてガス等が漏れ
る。
【0006】更に、排気管の継手として適用する場合に
は、内側を高温の排気ガスが通過するため、耐熱耐久性
を有する特殊なガスケットを用いる必要があり、コスト
的に不利となる。
は、内側を高温の排気ガスが通過するため、耐熱耐久性
を有する特殊なガスケットを用いる必要があり、コスト
的に不利となる。
【0007】そこで、シール材を使用することによる上
記問題点を解決する案として、実開平6−58119号
公報において、シール材を用いないシール材レス差し込
み継手が提案された。
記問題点を解決する案として、実開平6−58119号
公報において、シール材を用いないシール材レス差し込
み継手が提案された。
【0008】しかしながら、このシール材レス差し込み
継手は、同じ傾斜角度を持つ面同士を接触させるテーパ
接触によりシール性を確保しようとするものであるた
め、面全体による接触を保ってシール性を発揮させるに
は、フレア傾斜部とビード傾斜部とを同じ角度に一致さ
せる高精度による成形加工や互いの接触面の凹凸を除去
する表面加工を要するし、仮に組み付け時には面全体に
よる接触を保っていても使用中の熱変形や固形物の噛み
込みや錆び付きや傷付き等によりテーパシール部に隙間
ができると直ちにシール性が低下してしまう。
継手は、同じ傾斜角度を持つ面同士を接触させるテーパ
接触によりシール性を確保しようとするものであるた
め、面全体による接触を保ってシール性を発揮させるに
は、フレア傾斜部とビード傾斜部とを同じ角度に一致さ
せる高精度による成形加工や互いの接触面の凹凸を除去
する表面加工を要するし、仮に組み付け時には面全体に
よる接触を保っていても使用中の熱変形や固形物の噛み
込みや錆び付きや傷付き等によりテーパシール部に隙間
ができると直ちにシール性が低下してしまう。
【0009】すなわち、従来のシール材レス差し込み継
手は、加工工数の増大によりシール材使用の差し込み継
手と比較してもコスト的な有利性は得られないし、ま
た、クランプ締め付け力が分散する低い面接触圧により
シール性を得ようとするものであるため、使用によりテ
ーパシール部に隙間が生じ易く、シール性を安定して確
保することができない。
手は、加工工数の増大によりシール材使用の差し込み継
手と比較してもコスト的な有利性は得られないし、ま
た、クランプ締め付け力が分散する低い面接触圧により
シール性を得ようとするものであるため、使用によりテ
ーパシール部に隙間が生じ易く、シール性を安定して確
保することができない。
【0010】本発明の課題とするところは、第2のパイ
プのフレア傾斜部に対して第1のパイプのビード傾斜部
を差し込み接触させた状態で外側からクランプによりパ
イプ連結部を締め込む差し込み継手において、低コスト
と、組み付け性の向上と、シール性能の安定確保とを併
せて達成することができるシール材レス差し込み継手を
提供することにある。
プのフレア傾斜部に対して第1のパイプのビード傾斜部
を差し込み接触させた状態で外側からクランプによりパ
イプ連結部を締め込む差し込み継手において、低コスト
と、組み付け性の向上と、シール性能の安定確保とを併
せて達成することができるシール材レス差し込み継手を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載のシール材レス差し込み継手では、端部に
径方向外側に膨出する山形のビードが形成された第1の
パイプと、半径方向に拡開されたフレアが端部に形成さ
れた第2のパイプと、前記第2のパイプのフレア傾斜部
に対して第1のパイプのビード傾斜部を差し込み接触さ
せた状態で外側からパイプ連結部を締め込むクランプ
と、を備えた差し込み継手において、前記ビード傾斜部
を外側に緩やかな膨らみを持たせたビード傾斜円弧部と
し、前記フレア傾斜部を内側に緩やかな膨らみを持たせ
たフレア傾斜円弧部とし、ビードとフレアとが直接接触
する部位を、接触幅の狭い環状の線接触部としたことを
特徴とする。
請求項1記載のシール材レス差し込み継手では、端部に
径方向外側に膨出する山形のビードが形成された第1の
パイプと、半径方向に拡開されたフレアが端部に形成さ
れた第2のパイプと、前記第2のパイプのフレア傾斜部
に対して第1のパイプのビード傾斜部を差し込み接触さ
せた状態で外側からパイプ連結部を締め込むクランプ
と、を備えた差し込み継手において、前記ビード傾斜部
を外側に緩やかな膨らみを持たせたビード傾斜円弧部と
し、前記フレア傾斜部を内側に緩やかな膨らみを持たせ
たフレア傾斜円弧部とし、ビードとフレアとが直接接触
する部位を、接触幅の狭い環状の線接触部としたことを
特徴とする。
【0012】上記課題を解決するため請求項2記載のシ
ール材レス差し込み継手では、請求項1記載のシール材
レス差し込み継手において、前記第1のパイプと第2の
パイプとクランプを、同一金属素材としたことを特徴と
する。
ール材レス差し込み継手では、請求項1記載のシール材
レス差し込み継手において、前記第1のパイプと第2の
パイプとクランプを、同一金属素材としたことを特徴と
する。
【0013】上記課題を解決するため請求項3記載のシ
ール材レス差し込み継手では、請求項1または請求項2
記載のシール材レス差し込み継手において、前記ビード
傾斜円弧部の先端からビード直管部を延長形成し、前記
第2のパイプから拡径した段差部を介してフレア傾斜円
弧部の基端へ向かうフレア直管部を形成し、 前記ビー
ド直管部の外径とフレア直管部の内径との間にバラツキ
誤差を考慮しても差し込みに支障のない径方向間隔を設
定すると共に、ビード直管部の端面とフレア直管部の段
差側境界との間に十分な軸方向間隔を設定したことを特
徴とする。
ール材レス差し込み継手では、請求項1または請求項2
記載のシール材レス差し込み継手において、前記ビード
傾斜円弧部の先端からビード直管部を延長形成し、前記
第2のパイプから拡径した段差部を介してフレア傾斜円
弧部の基端へ向かうフレア直管部を形成し、 前記ビー
ド直管部の外径とフレア直管部の内径との間にバラツキ
誤差を考慮しても差し込みに支障のない径方向間隔を設
定すると共に、ビード直管部の端面とフレア直管部の段
差側境界との間に十分な軸方向間隔を設定したことを特
徴とする。
【0014】上記課題を解決するため請求項4記載のシ
ール材レス差し込み継手では、請求項1ないし請求項3
記載のシール材レス差し込み継手において、前記フレア
傾斜円弧部に接するクランプの締め付け接触部が、ビー
ド傾斜円弧部とフレア傾斜円弧部との線接触部に重なる
ようにクランプの形状を設定したことを特徴とする。
ール材レス差し込み継手では、請求項1ないし請求項3
記載のシール材レス差し込み継手において、前記フレア
傾斜円弧部に接するクランプの締め付け接触部が、ビー
ド傾斜円弧部とフレア傾斜円弧部との線接触部に重なる
ようにクランプの形状を設定したことを特徴とする。
【0015】
(実施の形態1)まず、構成を説明する。
【0016】図1は請求項1〜請求項3記載の発明に対
応する実施の形態1のシール材レス差し込み継手を示す
側面図、図2は実施の形態1のシール材レス差し込み継
手を示す断面図、図3は実施の形態1のシール材レス差
し込み継手のクランプを示す正面図である。
応する実施の形態1のシール材レス差し込み継手を示す
側面図、図2は実施の形態1のシール材レス差し込み継
手を示す断面図、図3は実施の形態1のシール材レス差
し込み継手のクランプを示す正面図である。
【0017】図1〜図3において、1は第1のパイプ、
2は第2のパイプ、3はクランプであり、第1のパイプ
1と第2のパイプ2は、従来においてフランジ継手によ
り連結されていた自動車の排気管である。
2は第2のパイプ、3はクランプであり、第1のパイプ
1と第2のパイプ2は、従来においてフランジ継手によ
り連結されていた自動車の排気管である。
【0018】前記第1のパイプ1には、その端部に径方
向外側に膨出する山形のビード11が形成されている。
向外側に膨出する山形のビード11が形成されている。
【0019】前記第2のパイプ2には、その端部に半径
方向に拡開されたフレア21が形成されている。
方向に拡開されたフレア21が形成されている。
【0020】前記クランプ3は、図3に示すように、山
断面によるC型バンド部3aと、C型バンド部3aの両
端部から径方向に延ばされたフランジ部3b,3cと、
一方のフランジ部3bに溶接固定されたナット3dと、
他方のフランジ部3c側からねじ込まれるボルト3eに
より構成されていて、前記C型バンド部3aは、第2の
パイプ2のフレア傾斜部に対して第1のパイプ1のビー
ド傾斜部を差し込み接触させた状態でのパイプ連結部に
装着される。
断面によるC型バンド部3aと、C型バンド部3aの両
端部から径方向に延ばされたフランジ部3b,3cと、
一方のフランジ部3bに溶接固定されたナット3dと、
他方のフランジ部3c側からねじ込まれるボルト3eに
より構成されていて、前記C型バンド部3aは、第2の
パイプ2のフレア傾斜部に対して第1のパイプ1のビー
ド傾斜部を差し込み接触させた状態でのパイプ連結部に
装着される。
【0021】図4は実施の形態1のシール材レス差し込
み継手の要部を示す拡大断面図であり、本発明の特徴と
する構成を図4に基づいて説明する。
み継手の要部を示す拡大断面図であり、本発明の特徴と
する構成を図4に基づいて説明する。
【0022】前記第1のパイプ1に形成されるビード傾
斜部は、外側に緩やかな膨らみを持たせたビード傾斜円
弧部11aとされ、前記第2のパイプ2に形成されるフ
レア傾斜部は、内側に緩やかな膨らみを持たせたフレア
傾斜円弧部21aとされ、ビード11とフレア21とが
直接接触する部位は、接触幅の狭い環状の線接触部とさ
れている。
斜部は、外側に緩やかな膨らみを持たせたビード傾斜円
弧部11aとされ、前記第2のパイプ2に形成されるフ
レア傾斜部は、内側に緩やかな膨らみを持たせたフレア
傾斜円弧部21aとされ、ビード11とフレア21とが
直接接触する部位は、接触幅の狭い環状の線接触部とさ
れている。
【0023】ちなみに、ビード傾斜円弧部11aは、そ
の傾斜角度αが30°で半径100mmの円弧とされ、
フレア傾斜円弧部21aは、その傾斜角度βが31°で
半径100mmの円弧とされている。
の傾斜角度αが30°で半径100mmの円弧とされ、
フレア傾斜円弧部21aは、その傾斜角度βが31°で
半径100mmの円弧とされている。
【0024】また、前記第1のパイプ1と第2のパイプ
2とクランプ3とは、ステンレス材等の同一金属素材に
より形成されている。
2とクランプ3とは、ステンレス材等の同一金属素材に
より形成されている。
【0025】さらに、前記第1のパイプ1には、ビード
傾斜円弧部11aの先端からビード直管部11bが延長
形成され、前記第2のパイプ2には、拡径した段差部2
1cを介してフレア傾斜円弧部21aの基端へ向かうフ
レア直管部21bが形成されている。
傾斜円弧部11aの先端からビード直管部11bが延長
形成され、前記第2のパイプ2には、拡径した段差部2
1cを介してフレア傾斜円弧部21aの基端へ向かうフ
レア直管部21bが形成されている。
【0026】そして、前記ビード直管部11bの外径φ
d1とフレア直管部21bの内径φd2との間には、バ
ラツキ誤差を考慮しても差し込みに支障のない径方向間
隔S1(0.3mm程度)が設定されていると共に、ビ
ード直管部11bの端面とフレア直管部21bの段差側
境界との間に十分な軸方向間隔S2(5〜10mm程
度)が設定されている。
d1とフレア直管部21bの内径φd2との間には、バ
ラツキ誤差を考慮しても差し込みに支障のない径方向間
隔S1(0.3mm程度)が設定されていると共に、ビ
ード直管部11bの端面とフレア直管部21bの段差側
境界との間に十分な軸方向間隔S2(5〜10mm程
度)が設定されている。
【0027】尚、両パイプ1,2の管径φDは、48.
6mm程度である。
6mm程度である。
【0028】次に、作用を説明する。
【0029】[パイプ連結作用]実施の形態1のシール
材レス差し込み継手を用いて両パイプ1,2を連結する
時の作用を説明する。
材レス差し込み継手を用いて両パイプ1,2を連結する
時の作用を説明する。
【0030】まず、第1のパイプ1のビード直管部11
bを第2のパイプ2のフレア直管部21bに差し込み、
ビード傾斜円弧部11aとフレア傾斜円弧部21aとを
図4に示すように接触させる。
bを第2のパイプ2のフレア直管部21bに差し込み、
ビード傾斜円弧部11aとフレア傾斜円弧部21aとを
図4に示すように接触させる。
【0031】そして、クランプ3のC型バンド部3aを
フランジ部3b,3cを離すようにして大きく開き、第
2のパイプ2のフレア傾斜円弧部21aに対して第1の
パイプ1のビード傾斜円弧部11aを差し込み接触させ
た状態のパイプ連結部にC型バンド部3aを装着してフ
ランジ部3b,3cを閉じ、ボルト3eをナット3dに
ねじ込みながらC型バンド部3aの径を小さくしてゆ
き、所定の締め付けトルクにより締め込むことでクラン
プ3により両パイプ1,2が連結される。
フランジ部3b,3cを離すようにして大きく開き、第
2のパイプ2のフレア傾斜円弧部21aに対して第1の
パイプ1のビード傾斜円弧部11aを差し込み接触させ
た状態のパイプ連結部にC型バンド部3aを装着してフ
ランジ部3b,3cを閉じ、ボルト3eをナット3dに
ねじ込みながらC型バンド部3aの径を小さくしてゆ
き、所定の締め付けトルクにより締め込むことでクラン
プ3により両パイプ1,2が連結される。
【0032】このパイプ連結作用で、実施形態1の差し
込み継手は、変形し易いシール材を用いるものではない
ため、2つのパイプの間にシール材を位置決めしたり、
クランプ3での締め込み時にシール材がズレ内容に管理
する必要もなく、シール材を用いた差し込み継手に比
べ、取り扱いが容易で良好な組み付け性が得られる。
込み継手は、変形し易いシール材を用いるものではない
ため、2つのパイプの間にシール材を位置決めしたり、
クランプ3での締め込み時にシール材がズレ内容に管理
する必要もなく、シール材を用いた差し込み継手に比
べ、取り扱いが容易で良好な組み付け性が得られる。
【0033】また、ビード直管部11bの外径φd1と
フレア直管部21bの内径φd2との間には、バラツキ
誤差を考慮しても差し込みに支障のない径方向間隔S1
が設定されていると共に、ビード直管部11bの端面と
フレア直管部21bの段差部21cとの間に十分な軸方
向間隔S2が設定されているため、大きな差し込み自由
度が与えられものとなり、無理やり押し込んで差し込む
必要がなく、差し込み作業性が良い。
フレア直管部21bの内径φd2との間には、バラツキ
誤差を考慮しても差し込みに支障のない径方向間隔S1
が設定されていると共に、ビード直管部11bの端面と
フレア直管部21bの段差部21cとの間に十分な軸方
向間隔S2が設定されているため、大きな差し込み自由
度が与えられものとなり、無理やり押し込んで差し込む
必要がなく、差し込み作業性が良い。
【0034】[シール作用]実施の形態1のシール材レ
ス差し込み継手によるシール性は、ビード傾斜円弧部1
1aとフレア傾斜円弧部21aとの接触幅の狭い環状の
線接触部により確保される。
ス差し込み継手によるシール性は、ビード傾斜円弧部1
1aとフレア傾斜円弧部21aとの接触幅の狭い環状の
線接触部により確保される。
【0035】本発明の円弧線接触によるシール性と従来
のテーパ面接触によるシール性とを対比する。
のテーパ面接触によるシール性とを対比する。
【0036】(イ) シール性を得るのにコスト的に有利で
ある。
ある。
【0037】従来のように面全体による接触を保ってシ
ール性を発揮させるには、フレア傾斜部とビード傾斜部
とを同じ角度に一致させる高精度による成形加工や互い
の接触面の凹凸を除去する表面加工を要し、加工工数が
増大する。
ール性を発揮させるには、フレア傾斜部とビード傾斜部
とを同じ角度に一致させる高精度による成形加工や互い
の接触面の凹凸を除去する表面加工を要し、加工工数が
増大する。
【0038】これに対し、本発明の円弧線接触では、第
1のパイプ1のビード成形と同時にビード傾斜円弧部1
1aを形成し、第2のパイプ2のフレア成形と同時にフ
レア傾斜円弧部21aを形成すれば良く、傾斜角度を一
致せる加工や表面加工を行なわないでも高い線接触圧に
よりシール性を得ることができ、コスト的に有利であ
る。
1のパイプ1のビード成形と同時にビード傾斜円弧部1
1aを形成し、第2のパイプ2のフレア成形と同時にフ
レア傾斜円弧部21aを形成すれば良く、傾斜角度を一
致せる加工や表面加工を行なわないでも高い線接触圧に
よりシール性を得ることができ、コスト的に有利であ
る。
【0039】(ロ) シール性が安定して確保される。
【0040】従来のように面接触による場合は、接触圧
が低く接触面積が小さくなるとシール性が低下してしま
う。すなわち、使用中に熱変形したり、両パイプに折れ
角度がついたりすると、接触面積が小さくなり、シール
性が低下してしまう。
が低く接触面積が小さくなるとシール性が低下してしま
う。すなわち、使用中に熱変形したり、両パイプに折れ
角度がついたりすると、接触面積が小さくなり、シール
性が低下してしまう。
【0041】これに対し、本発明の線接触による場合
は、接触圧が高く、使用中に熱変形したり、両パイプに
折れ角度がついても円弧線接触状態が維持され、シール
性が安定して確保される。
は、接触圧が高く、使用中に熱変形したり、両パイプに
折れ角度がついても円弧線接触状態が維持され、シール
性が安定して確保される。
【0042】また、接触面積が小さいことでシール性を
低下させる固形物の噛み込みもテーパ面に比べて大幅に
減少する。
低下させる固形物の噛み込みもテーパ面に比べて大幅に
減少する。
【0043】さらに、第1のパイプ1と第2のパイプ2
とクランプ3とは、ステンレス材等の同一金属素材によ
り形成されているため、電食等によるシール面の錆び付
きや腐食が防止され、この結果、錆び付き等による隙間
の形成でシール性が低下するのが抑えられる。
とクランプ3とは、ステンレス材等の同一金属素材によ
り形成されているため、電食等によるシール面の錆び付
きや腐食が防止され、この結果、錆び付き等による隙間
の形成でシール性が低下するのが抑えられる。
【0044】次に、効果を説明する。
【0045】(1)第1のパイプ1に形成されるビード
傾斜部は、外側に緩やかな膨らみを持たせたビード傾斜
円弧部11aとされ、第2のパイプ2に形成されるフレ
ア傾斜部は、内側に緩やかな膨らみを持たせたフレア傾
斜円弧部21aとされ、ビード11とフレア21とが直
接接触する部位は、接触幅の狭い環状の線接触部とされ
ているため、低コストと、組み付け性の向上と、シール
性能の安定確保とを併せて達成することができるシール
材レス差し込み継手を提供することができる。
傾斜部は、外側に緩やかな膨らみを持たせたビード傾斜
円弧部11aとされ、第2のパイプ2に形成されるフレ
ア傾斜部は、内側に緩やかな膨らみを持たせたフレア傾
斜円弧部21aとされ、ビード11とフレア21とが直
接接触する部位は、接触幅の狭い環状の線接触部とされ
ているため、低コストと、組み付け性の向上と、シール
性能の安定確保とを併せて達成することができるシール
材レス差し込み継手を提供することができる。
【0046】(2)第1のパイプ1と第2のパイプ2と
クランプ3とは、ステンレス材等の同一金属素材により
形成されているため、電食等が生じにい。
クランプ3とは、ステンレス材等の同一金属素材により
形成されているため、電食等が生じにい。
【0047】(3)ビード直管部11bの外径φd1と
フレア直管部21bの内径φd2との間には、バラツキ
誤差を考慮しても差し込みに支障のない径方向間隔S1
が設定されていると共に、ビード直管部11bの端面と
フレア直管部21bの段差部21cとの間に十分な軸方
向間隔S2が設定されているため、良好な差し込み作業
性を得ることができる。
フレア直管部21bの内径φd2との間には、バラツキ
誤差を考慮しても差し込みに支障のない径方向間隔S1
が設定されていると共に、ビード直管部11bの端面と
フレア直管部21bの段差部21cとの間に十分な軸方
向間隔S2が設定されているため、良好な差し込み作業
性を得ることができる。
【0048】(実施の形態2)まず、構成を説明する。
【0049】図5は請求項4記載の発明に対応する実施
の形態2のシール材レス差し込み継手を示す要部断面図
である。
の形態2のシール材レス差し込み継手を示す要部断面図
である。
【0050】実施の形態1と異なる点は、フレア傾斜円
弧部21aに接するクランプ3の締め付け接触部31a
が、ビード傾斜円弧部11aとフレア傾斜円弧部21a
との線接触部に重なるようにクランプ3のC型バンド部
3aの断面形状の設定がなされている点である。
弧部21aに接するクランプ3の締め付け接触部31a
が、ビード傾斜円弧部11aとフレア傾斜円弧部21a
との線接触部に重なるようにクランプ3のC型バンド部
3aの断面形状の設定がなされている点である。
【0051】この構造により、C型バンド部3aに加え
られる締め付けトルクを最も効率的にビード傾斜円弧部
11aとフレア傾斜円弧部21aとの線接触部に加える
ことができ、これにより高い線接触圧が確保されること
になる。この結果、自動車の排気管に適用した場合、シ
ール性を低下させる加熱加振時における緩み等の劣化を
防止することができる。
られる締め付けトルクを最も効率的にビード傾斜円弧部
11aとフレア傾斜円弧部21aとの線接触部に加える
ことができ、これにより高い線接触圧が確保されること
になる。この結果、自動車の排気管に適用した場合、シ
ール性を低下させる加熱加振時における緩み等の劣化を
防止することができる。
【0052】従って、この実施の形態2では、実施の形
態1の(1)〜(3)の効果に、下記の効果が加えられ
る。
態1の(1)〜(3)の効果に、下記の効果が加えられ
る。
【0053】(4)フレア傾斜円弧部21aに接するク
ランプ3の締め付け接触部31aが、ビード傾斜円弧部
11aとフレア傾斜円弧部21aとの線接触部に重なる
ようにクランプ3のC型バンド部3aの断面形状を設定
したため、シール性を低下させる加熱加振時等の使用環
境の下でもクランプ3の緩みがなく、シール性を確保す
ることができる。
ランプ3の締め付け接触部31aが、ビード傾斜円弧部
11aとフレア傾斜円弧部21aとの線接触部に重なる
ようにクランプ3のC型バンド部3aの断面形状を設定
したため、シール性を低下させる加熱加振時等の使用環
境の下でもクランプ3の緩みがなく、シール性を確保す
ることができる。
【0054】(他の実施の形態)実施の形態1,2で
は、自動車の排気管への適用例を示したが、流通する気
体に対してある程度のシール性を保って連結される他の
管系の継手としても適用できるのはいうまでもない。
は、自動車の排気管への適用例を示したが、流通する気
体に対してある程度のシール性を保って連結される他の
管系の継手としても適用できるのはいうまでもない。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、第2の
パイプのフレア傾斜部に対して第1のパイプのビード傾
斜部を差し込み接触させた状態で外側からクランプによ
りパイプ連結部を締め込む差し込み継手において、ビー
ド傾斜部を外側に緩やかな膨らみを持たせたビード傾斜
円弧部とし、フレア傾斜部を内側に緩やかな膨らみを持
たせたフレア傾斜円弧部とし、ビードとフレアとが直接
接触する部位を、接触幅の狭い環状の線接触部としたた
め、低コストと、組み付け性の向上と、シール性能の安
定確保とを併せて達成することができるシール材レス差
し込み継手を提供することことができるという効果が得
られる。
パイプのフレア傾斜部に対して第1のパイプのビード傾
斜部を差し込み接触させた状態で外側からクランプによ
りパイプ連結部を締め込む差し込み継手において、ビー
ド傾斜部を外側に緩やかな膨らみを持たせたビード傾斜
円弧部とし、フレア傾斜部を内側に緩やかな膨らみを持
たせたフレア傾斜円弧部とし、ビードとフレアとが直接
接触する部位を、接触幅の狭い環状の線接触部としたた
め、低コストと、組み付け性の向上と、シール性能の安
定確保とを併せて達成することができるシール材レス差
し込み継手を提供することことができるという効果が得
られる。
【0056】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載のシール材レス差し込み継手において、第1のパイ
プと第2のパイプとクランプを、同一金属素材としたた
め、上記効果に加え、継手部での電食等を生じにくくす
ることができる。
記載のシール材レス差し込み継手において、第1のパイ
プと第2のパイプとクランプを、同一金属素材としたた
め、上記効果に加え、継手部での電食等を生じにくくす
ることができる。
【0057】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
または請求項2記載のシール材レス差し込み継手におい
て、ビード傾斜円弧部の先端からビード直管部を延長形
成し、第2のパイプから拡径した段差部を介してフレア
傾斜円弧部の基端へ向かうフレア直管部を形成し、ビー
ド直管部の外径とフレア直管部の内径との間にバラツキ
誤差を考慮しても差し込みに支障のない径方向間隔を設
定すると共に、ビード直管部の端面とフレア直管部の段
差側境界との間に十分な軸方向間隔を設定したため、上
記効果に加え、良好な差し込み作業性を得ることができ
る。
または請求項2記載のシール材レス差し込み継手におい
て、ビード傾斜円弧部の先端からビード直管部を延長形
成し、第2のパイプから拡径した段差部を介してフレア
傾斜円弧部の基端へ向かうフレア直管部を形成し、ビー
ド直管部の外径とフレア直管部の内径との間にバラツキ
誤差を考慮しても差し込みに支障のない径方向間隔を設
定すると共に、ビード直管部の端面とフレア直管部の段
差側境界との間に十分な軸方向間隔を設定したため、上
記効果に加え、良好な差し込み作業性を得ることができ
る。
【0058】請求項4記載の発明にあっては、請求項1
ないし請求項3記載のシール材レス差し込み継手におい
て、フレア傾斜円弧部に接するクランプの締め付け接触
部が、ビード傾斜円弧部とフレア傾斜円弧部との線接触
部に重なるようにクランプの形状を設定したため、上記
効果に加え、シール性を低下させる加熱加振時等の使用
環境の下でもクランプの緩みがなく、シール性を確保す
ることができる。
ないし請求項3記載のシール材レス差し込み継手におい
て、フレア傾斜円弧部に接するクランプの締め付け接触
部が、ビード傾斜円弧部とフレア傾斜円弧部との線接触
部に重なるようにクランプの形状を設定したため、上記
効果に加え、シール性を低下させる加熱加振時等の使用
環境の下でもクランプの緩みがなく、シール性を確保す
ることができる。
【図1】実施の形態1のシール材レス差し込み継手を示
す側面図である。
す側面図である。
【図2】実施の形態1のシール材レス差し込み継手を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】実施の形態1のシール材レス差し込み継手のク
ランプを示す正面図である。
ランプを示す正面図である。
【図4】実施の形態1のシール材レス差し込み継手の要
部を示す拡大断面図である。
部を示す拡大断面図である。
【図5】実施の形態2のシール材レス差し込み継手を示
す要部断面図である。
す要部断面図である。
1 第1のパイプ 11 ビード 11a ビード傾斜円弧部 11b ビード直管部 2 第2のパイプ 21 フレア 21a フレア傾斜円弧部 21b フレア直管部 21c 段差部 3 クランプ 3a C型バンド部 31a 締め付け接触部
Claims (4)
- 【請求項1】 端部に径方向外側に膨出する山形のビー
ド(11)が形成された第1のパイプ(1)と、 半径方向に拡開されたフレア(21)が端部に形成され
た第2のパイプ(2)と、 前記第2のパイプ(2)のフレア傾斜部に対して第1の
パイプ(1)のビード傾斜部を差し込み接触させた状態
で外側からパイプ連結部を締め込むクランプ(3)と、 を備えた差し込み継手において、 前記ビード傾斜部を外側に緩やかな膨らみを持たせたビ
ード傾斜円弧部(11a)とし、前記フレア傾斜部を内
側に緩やかな膨らみを持たせたフレア傾斜円弧部(21
a)とし、ビード(11)とフレア(21)とが直接接
触する部位を、接触幅の狭い環状の線接触部としたこと
を特徴とするシール材レス差し込み継手。 - 【請求項2】 請求項1記載のシール材レス差し込み継
手において、 前記第1のパイプ(1)と第2のパイプ(2)とクラン
プ(3)を、同一金属素材としたことを特徴とするシー
ル材レス差し込み継手。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のシール材
レス差し込み継手において、 前記ビード傾斜円弧部(11a)の先端からビード直管
部(11b)を延長形成し、前記第2のパイプ(2)か
ら拡径した段差部(21c)を介してフレア傾斜円弧部
(21a)の基端へ向かうフレア直管部(21b)を形
成し、 前記ビード直管部(11b)の外径とフレア直管部(2
1b)の内径との間にバラツキ誤差を考慮しても差し込
みに支障のない径方向間隔(S1)を設定すると共に、
ビード直管部(11b)の端面とフレア直管部(11
b)の段差側境界との間に十分な軸方向間隔(S2)を
設定したことを特徴とするシール材レス差し込み継手。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載のシール材
レス差し込み継手において、 前記フレア傾斜円弧部(21a)に接するクランプ
(3)の締め付け接触部(31a)が、ビード傾斜円弧
部(11a)とフレア傾斜円弧部(21a)との線接触
部に重なるようにクランプ(3)の形状を設定したこと
を特徴とするシール材レス差し込み継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25114596A JPH1096493A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | シール材レス差し込み継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25114596A JPH1096493A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | シール材レス差し込み継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1096493A true JPH1096493A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17218352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25114596A Pending JPH1096493A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | シール材レス差し込み継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1096493A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012007880A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | 熱交換器 |
| CN110273742A (zh) * | 2018-03-15 | 2019-09-24 | 常州良旭车辆配件有限公司 | 一种起箍翻边排气管连接结构及其装配方法 |
-
1996
- 1996-09-24 JP JP25114596A patent/JPH1096493A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012007880A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | 熱交換器 |
| CN110273742A (zh) * | 2018-03-15 | 2019-09-24 | 常州良旭车辆配件有限公司 | 一种起箍翻边排气管连接结构及其装配方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20041102 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050314 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050419 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050906 |