JPH1096569A - 空調装置の熱交換器 - Google Patents
空調装置の熱交換器Info
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- JPH1096569A JPH1096569A JP26904996A JP26904996A JPH1096569A JP H1096569 A JPH1096569 A JP H1096569A JP 26904996 A JP26904996 A JP 26904996A JP 26904996 A JP26904996 A JP 26904996A JP H1096569 A JPH1096569 A JP H1096569A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fins
- heat exchanger
- leeward side
- condensed water
- fin
- Prior art date
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/10—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
- F28F1/12—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
- F28F1/24—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely
- F28F1/32—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely the means having portions engaging further tubular elements
- F28F1/325—Fins with openings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F2245/00—Coatings; Surface treatments
- F28F2245/02—Coatings; Surface treatments hydrophilic
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Geometry (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車用空調装置の熱交換器、特に室内側熱
交換器の風上側に堆積した異物に凝縮水が吸収されるこ
とを防ぎ、カビ等の繁殖を防止できるとともに、安価な
空調装置の熱交換器を提供することである。 【解決手段】 風上側の領域A及びB(全長Lの1/4
程度)におけるフィン4A,4Bのフィン表面に撥水性
の樹脂で被覆する撥水処理を施し、他の領域C〜Iのフ
ィン4C〜4Iのフィン表面に親水性の樹脂で被覆する
(有機)親水処理を施してある。
交換器の風上側に堆積した異物に凝縮水が吸収されるこ
とを防ぎ、カビ等の繁殖を防止できるとともに、安価な
空調装置の熱交換器を提供することである。 【解決手段】 風上側の領域A及びB(全長Lの1/4
程度)におけるフィン4A,4Bのフィン表面に撥水性
の樹脂で被覆する撥水処理を施し、他の領域C〜Iのフ
ィン4C〜4Iのフィン表面に親水性の樹脂で被覆する
(有機)親水処理を施してある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用空調装置
の熱交換器、特に室内側熱交換器に用いるに適した空調
装置の熱交換器に関する。
の熱交換器、特に室内側熱交換器に用いるに適した空調
装置の熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用空調装置は、車室外に
配置された室外側熱交換器及び車室内に配置された室内
側熱交換器を有する冷媒循環回路を備えており、冷房ま
たは除湿運転時に室外側熱交換器が凝縮器、室内側熱交
換器が蒸発器としての機能を発揮して、車室内に室内側
熱交換器で冷却した空気を送るようになっている。一般
に空調装置の熱交換器として用いられているものは、図
3に示すように、所定の距離をおいて配置された一対の
ヘッダ1,2と、両ヘッダ1,2に両端が接続開口され
た複数の熱交換管3と、隣り合って配置された2本の熱
交換管3,3の間に略アコーディオン状に屈曲して形成
された薄板から成る多数のフィン4とを備えている。
配置された室外側熱交換器及び車室内に配置された室内
側熱交換器を有する冷媒循環回路を備えており、冷房ま
たは除湿運転時に室外側熱交換器が凝縮器、室内側熱交
換器が蒸発器としての機能を発揮して、車室内に室内側
熱交換器で冷却した空気を送るようになっている。一般
に空調装置の熱交換器として用いられているものは、図
3に示すように、所定の距離をおいて配置された一対の
ヘッダ1,2と、両ヘッダ1,2に両端が接続開口され
た複数の熱交換管3と、隣り合って配置された2本の熱
交換管3,3の間に略アコーディオン状に屈曲して形成
された薄板から成る多数のフィン4とを備えている。
【0003】例えば、図3におけるJ−J線断面図であ
る図4に示すものにおいては、フィン4は風の流れの上
流側から下流側に向かって、その傾きにより、複数の領
域(ここでは、9領域A〜I)に区画することができ
る。最も風上側の領域Aのフィン4aは前半部が水平
で、後半部が風下側に向かって斜め上方に傾斜し、領域
Bのフィン4bは全てが風下側に向かって斜め上方に傾
斜し、領域Cのフィン4cは前半部が風下側に向かって
斜め上方に傾斜し、後半部が風下側に向かって斜め下方
に傾斜した略円弧状で、領域Dのフィン4dは全てが風
下側に向かって斜め下方に傾斜し、領域Eのフィン4e
は前半部が風下側に向かって斜め下方に傾斜し、後半部
が風下側に向かって斜め上方に傾斜した略円弧状で、領
域Fのフィン4fは全てが風下側に向かって斜め上方に
傾斜し、領域Gのフィン4gは前半部が風下側に向かっ
て斜め上方に傾斜し、後半部が風下側に向かって斜め下
方に傾斜した略円弧状で、領域Hのフィン4hは全てが
風下側に向かって斜め下方に傾斜し、最も風下側に位置
する領域Iのフィン4iは前半部が風下側に向かって斜
め下方に傾斜し、後半部が水平に形成されている。
る図4に示すものにおいては、フィン4は風の流れの上
流側から下流側に向かって、その傾きにより、複数の領
域(ここでは、9領域A〜I)に区画することができ
る。最も風上側の領域Aのフィン4aは前半部が水平
で、後半部が風下側に向かって斜め上方に傾斜し、領域
Bのフィン4bは全てが風下側に向かって斜め上方に傾
斜し、領域Cのフィン4cは前半部が風下側に向かって
斜め上方に傾斜し、後半部が風下側に向かって斜め下方
に傾斜した略円弧状で、領域Dのフィン4dは全てが風
下側に向かって斜め下方に傾斜し、領域Eのフィン4e
は前半部が風下側に向かって斜め下方に傾斜し、後半部
が風下側に向かって斜め上方に傾斜した略円弧状で、領
域Fのフィン4fは全てが風下側に向かって斜め上方に
傾斜し、領域Gのフィン4gは前半部が風下側に向かっ
て斜め上方に傾斜し、後半部が風下側に向かって斜め下
方に傾斜した略円弧状で、領域Hのフィン4hは全てが
風下側に向かって斜め下方に傾斜し、最も風下側に位置
する領域Iのフィン4iは前半部が風下側に向かって斜
め下方に傾斜し、後半部が水平に形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の熱交換器においては、次に述べるような問題があっ
た。冷房運転を行う際、特に冷房運転を行っている状態
からエンジンを停止した直後には、室内側熱交換器が十
分低温であるのに送風機が停止するため、室内側熱交換
器全体のフィン4の表面に凝縮水5が付着する(図5参
照)ため、この凝縮水5が室内側熱交換器の風下側(上
記領域Iの風下側端)から飛び散ると、そのまま空調空
気によって運ばれ、ダクトを経て空調用ルーバから車室
内に飛び出して乗員の顔に当たる等、乗員に不快感を与
える恐れがあるという問題があった。また、室内側熱交
換器に導入される空気には枯れ草等の異物が混入してい
ることがあり、このような空気を取り入れると、室内側
熱交換器の風上側(上記領域Aの風上側端)の表面に異
物が堆積し、凝縮水5が上記風上側に現れると、堆積し
た異物に凝縮水5が付着して保持される(図5参照)こ
とにより、カビ等が繁殖する恐れがあるという問題があ
った。
来の熱交換器においては、次に述べるような問題があっ
た。冷房運転を行う際、特に冷房運転を行っている状態
からエンジンを停止した直後には、室内側熱交換器が十
分低温であるのに送風機が停止するため、室内側熱交換
器全体のフィン4の表面に凝縮水5が付着する(図5参
照)ため、この凝縮水5が室内側熱交換器の風下側(上
記領域Iの風下側端)から飛び散ると、そのまま空調空
気によって運ばれ、ダクトを経て空調用ルーバから車室
内に飛び出して乗員の顔に当たる等、乗員に不快感を与
える恐れがあるという問題があった。また、室内側熱交
換器に導入される空気には枯れ草等の異物が混入してい
ることがあり、このような空気を取り入れると、室内側
熱交換器の風上側(上記領域Aの風上側端)の表面に異
物が堆積し、凝縮水5が上記風上側に現れると、堆積し
た異物に凝縮水5が付着して保持される(図5参照)こ
とにより、カビ等が繁殖する恐れがあるという問題があ
った。
【0005】そこで上記問題を解決するために、フィン
4の配列を調整することにより、室内側熱交換器で発生
した凝縮水をフィン4の開口部を通して室内側熱交換器
の下面から落下させるようにし、凝縮水が室内側熱交換
器の風上側または風下側に凝縮水が現れないようにした
ものが知られている。例えば、図6に示すものにおいて
は、最も風上側の領域Aのフィン4Aは前半部が水平
で、後半部が風下側に向かって斜め下方に傾斜し、領域
Bのフィン4Bは全てが風下側に向かって斜め下方に傾
斜し、領域Cのフィン4Cは前半部が風下側に向かって
斜め下方に傾斜し、後半部が風下側に向かって斜め上方
に傾斜した略円弧状で、領域Dのフィン4Dは全てが風
下側に向かって斜め上方に傾斜し、領域Eのフィン4E
は前半部が風下側に向かって斜め上方に傾斜し、後半部
が風下側に向かって斜め下方に傾斜した略円弧状で、領
域Fのフィン4Fは全てが風下側に向かって斜め下方に
傾斜し、領域Gのフィン4Gは前半部が風下側に向かっ
て斜め下方に傾斜し、後半部が風下側に向かって斜め上
方に傾斜した略円弧状で、領域Hのフィン4Hは全てが
風下側に向かって斜め上方に傾斜し、最も風下側に位置
する領域Iのフィン4Iは前半部が風下側に向かって斜
め上方に傾斜し、後半部が水平に形成されている。
4の配列を調整することにより、室内側熱交換器で発生
した凝縮水をフィン4の開口部を通して室内側熱交換器
の下面から落下させるようにし、凝縮水が室内側熱交換
器の風上側または風下側に凝縮水が現れないようにした
ものが知られている。例えば、図6に示すものにおいて
は、最も風上側の領域Aのフィン4Aは前半部が水平
で、後半部が風下側に向かって斜め下方に傾斜し、領域
Bのフィン4Bは全てが風下側に向かって斜め下方に傾
斜し、領域Cのフィン4Cは前半部が風下側に向かって
斜め下方に傾斜し、後半部が風下側に向かって斜め上方
に傾斜した略円弧状で、領域Dのフィン4Dは全てが風
下側に向かって斜め上方に傾斜し、領域Eのフィン4E
は前半部が風下側に向かって斜め上方に傾斜し、後半部
が風下側に向かって斜め下方に傾斜した略円弧状で、領
域Fのフィン4Fは全てが風下側に向かって斜め下方に
傾斜し、領域Gのフィン4Gは前半部が風下側に向かっ
て斜め下方に傾斜し、後半部が風下側に向かって斜め上
方に傾斜した略円弧状で、領域Hのフィン4Hは全てが
風下側に向かって斜め上方に傾斜し、最も風下側に位置
する領域Iのフィン4Iは前半部が風下側に向かって斜
め上方に傾斜し、後半部が水平に形成されている。
【0006】ところが、室内側熱交換器には、風下側か
ら凝縮水が飛散しないように、フィン4の表面に親水性
樹脂で被覆する親水処理が施されているから、上述の如
く、フィン4の配列を工夫したものにおいても、熱交換
器全体にわたってフィン4の全面がうっすらと凝縮水で
覆われており、堆積した異物に毛細管現象によって凝縮
水が吸収されることを完全に防止ぐことはできないとい
う問題があった。
ら凝縮水が飛散しないように、フィン4の表面に親水性
樹脂で被覆する親水処理が施されているから、上述の如
く、フィン4の配列を工夫したものにおいても、熱交換
器全体にわたってフィン4の全面がうっすらと凝縮水で
覆われており、堆積した異物に毛細管現象によって凝縮
水が吸収されることを完全に防止ぐことはできないとい
う問題があった。
【0007】さらに、凝縮水がフィン上に滞留すること
を防止するためのものが提案されており、例えば、特開
平4−238717号公報には、表面にナイロンコーティング
した細棒等の親水性の排出ガイドをフィンと熱交換管と
の間の空間に設置し、凝縮水を排出するものが記載され
ており、特公平4−238718号公報には、通風ダクトを閉
塞してヒータユニットからの温風を蒸発器に循環させて
蒸発器の表面を乾燥させるものが開示されている。ま
た、特開平7−156646号公報には、車両が駐車状態にあ
ることを検知して、送風機を強で運転し、蒸発器の凝縮
水を吹き飛ばすものが記載されている。しかしながら、
従来の上記凝縮水を排除するものは、通風抵抗を増大さ
せたり、特別な機構・装置を必要とするために、高価に
なるという問題があった。
を防止するためのものが提案されており、例えば、特開
平4−238717号公報には、表面にナイロンコーティング
した細棒等の親水性の排出ガイドをフィンと熱交換管と
の間の空間に設置し、凝縮水を排出するものが記載され
ており、特公平4−238718号公報には、通風ダクトを閉
塞してヒータユニットからの温風を蒸発器に循環させて
蒸発器の表面を乾燥させるものが開示されている。ま
た、特開平7−156646号公報には、車両が駐車状態にあ
ることを検知して、送風機を強で運転し、蒸発器の凝縮
水を吹き飛ばすものが記載されている。しかしながら、
従来の上記凝縮水を排除するものは、通風抵抗を増大さ
せたり、特別な機構・装置を必要とするために、高価に
なるという問題があった。
【0008】本発明の目的は、自動車用空調装置の熱交
換器、特に室内側熱交換器の風上側に堆積した異物に凝
縮水が吸収されることを防ぎ、カビ等の繁殖を防止でき
るとともに、安価な空調装置の熱交換器を提供すること
である。
換器、特に室内側熱交換器の風上側に堆積した異物に凝
縮水が吸収されることを防ぎ、カビ等の繁殖を防止でき
るとともに、安価な空調装置の熱交換器を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の空調装置の熱交換器は、風上側のフィンを、
風下側に向かって斜め下方に傾斜させた空調装置の熱交
換器において、風下側のフィン表面を、風上側のフィン
表面に比して親水性を高く設定していることにより、風
上側のフィンの前面側(風上側)への凝縮水の移行を確
実に妨げ、カビ等の繁殖が防止できるとともに、車室内
への凝縮水の飛散を防止することができる。また、フィ
ンへの表面処理によって、上記親水性の差異を設定して
いることにより、簡単な構成で、より確実に風上側のフ
ィンの前面側への凝縮水の移行を確実に妨げ、カビ等の
繁殖が防止できるとともに、車室内への凝縮水の飛散を
防止することができる。また、風上側のフィンのフィン
表面に撥水処理を施し、風下側のフィンのフィン表面に
親水処理を施したことにより、簡単な構成で、確実に風
上側のフィンの前面側への凝縮水の移行を確実に妨げ、
カビ等の繁殖が防止できるとともに、車室内への凝縮水
の飛散を防止することができる。また、最も風上側に位
置する複数列のフィンが、それぞれ風下側に向かって斜
め下方に傾斜して設けられたことにより、風上側におい
て、風下側への凝縮水の移動がスムーズになり、確実に
風上側のフィンの前面側への凝縮水の移行を確実に妨
げ、カビ等の繁殖が防止できる。また、風下側のフィン
は、風上側に向かって斜め下方に傾斜して設けられたこ
とにより、風下側において、凝縮水を風上側に移動させ
るから、車室内への凝縮水の飛散を確実に防止すること
ができる。さらに、最も風下側に位置する複数列のフィ
ンが、それぞれ風上側に向かって斜め下方に傾斜して設
けられたことにより、風下側において、凝縮水をより風
上側に移動させるから、車室内への凝縮水の飛散を一層
確実に防止することができる。
に本発明の空調装置の熱交換器は、風上側のフィンを、
風下側に向かって斜め下方に傾斜させた空調装置の熱交
換器において、風下側のフィン表面を、風上側のフィン
表面に比して親水性を高く設定していることにより、風
上側のフィンの前面側(風上側)への凝縮水の移行を確
実に妨げ、カビ等の繁殖が防止できるとともに、車室内
への凝縮水の飛散を防止することができる。また、フィ
ンへの表面処理によって、上記親水性の差異を設定して
いることにより、簡単な構成で、より確実に風上側のフ
ィンの前面側への凝縮水の移行を確実に妨げ、カビ等の
繁殖が防止できるとともに、車室内への凝縮水の飛散を
防止することができる。また、風上側のフィンのフィン
表面に撥水処理を施し、風下側のフィンのフィン表面に
親水処理を施したことにより、簡単な構成で、確実に風
上側のフィンの前面側への凝縮水の移行を確実に妨げ、
カビ等の繁殖が防止できるとともに、車室内への凝縮水
の飛散を防止することができる。また、最も風上側に位
置する複数列のフィンが、それぞれ風下側に向かって斜
め下方に傾斜して設けられたことにより、風上側におい
て、風下側への凝縮水の移動がスムーズになり、確実に
風上側のフィンの前面側への凝縮水の移行を確実に妨
げ、カビ等の繁殖が防止できる。また、風下側のフィン
は、風上側に向かって斜め下方に傾斜して設けられたこ
とにより、風下側において、凝縮水を風上側に移動させ
るから、車室内への凝縮水の飛散を確実に防止すること
ができる。さらに、最も風下側に位置する複数列のフィ
ンが、それぞれ風上側に向かって斜め下方に傾斜して設
けられたことにより、風下側において、凝縮水をより風
上側に移動させるから、車室内への凝縮水の飛散を一層
確実に防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を参照して説明す
る。図1及び図2において、フィン4の配列は、最も風
上側の領域Aのフィン4Aは前半部が水平で、後半部が
風下側に向かって斜め下方に傾斜し、領域Bのフィン4
Bは全てが風下側に向かって斜め下方に傾斜し、領域C
のフィン4Cは前半部が風下側に向かって斜め下方に傾
斜し、後半部が風下側に向かって斜め上方に傾斜した略
円弧状で、領域Dのフィン4Dは全てが風下側に向かっ
て斜め上方に傾斜し、領域Eのフィン4Eは前半部が風
下側に向かって斜め上方に傾斜し、後半部が風下側に向
かって斜め下方に傾斜した略円弧状で、領域Fのフィン
4Fは全てが風下側に向かって斜め下方に傾斜し、領域
Gのフィン4Gは前半部が風下側に向かって斜め下方に
傾斜し、後半部が風下側に向かって斜め上方に傾斜した
略円弧状で、領域Hのフィン4Hは全てが風下側に向か
って斜め上方に傾斜し、最も風下側に位置する領域Iの
フィン4Iは前半部が風下側に向かって斜め上方に傾斜
し、後半部が水平に形成されている。
る。図1及び図2において、フィン4の配列は、最も風
上側の領域Aのフィン4Aは前半部が水平で、後半部が
風下側に向かって斜め下方に傾斜し、領域Bのフィン4
Bは全てが風下側に向かって斜め下方に傾斜し、領域C
のフィン4Cは前半部が風下側に向かって斜め下方に傾
斜し、後半部が風下側に向かって斜め上方に傾斜した略
円弧状で、領域Dのフィン4Dは全てが風下側に向かっ
て斜め上方に傾斜し、領域Eのフィン4Eは前半部が風
下側に向かって斜め上方に傾斜し、後半部が風下側に向
かって斜め下方に傾斜した略円弧状で、領域Fのフィン
4Fは全てが風下側に向かって斜め下方に傾斜し、領域
Gのフィン4Gは前半部が風下側に向かって斜め下方に
傾斜し、後半部が風下側に向かって斜め上方に傾斜した
略円弧状で、領域Hのフィン4Hは全てが風下側に向か
って斜め上方に傾斜し、最も風下側に位置する領域Iの
フィン4Iは前半部が風下側に向かって斜め上方に傾斜
し、後半部が水平に形成されている。
【0011】この構成により、冷房運転を行っている状
態からエンジンを停止すると、その直後に室内側熱交換
器全体に凝縮水6が発生するが、風上側領域A,Bのフ
ィン4A,4Bではフィンの傾きによって風下側に流下
する。
態からエンジンを停止すると、その直後に室内側熱交換
器全体に凝縮水6が発生するが、風上側領域A,Bのフ
ィン4A,4Bではフィンの傾きによって風下側に流下
する。
【0012】上述のとおり、フィン4の配列を調整する
ことにより、室内側熱交換器で発生した凝縮水をフィン
4の間の開口部(例えば、フィン4Aと4Bの間)を通
して室内側熱交換器の下面から落下させるようにし、凝
縮水が室内側熱交換器の風上側(前面側)または風下側
(後面側)に凝縮水6が現れないようにしたものであっ
て、風上側の領域A及びB(全長Lの1/4程度)にお
けるフィン4A,4Bのフィン表面に撥水性の樹脂で被
覆する撥水処理を施し、他の領域C〜Iのフィン4C〜
4Iのフィン表面に親水性の樹脂で被覆する(有機)親
水処理を施してある。なお、風上側の領域A及びB(全
長Lの1/4程度)におけるフィン4A,4Bのフィン
表面に親水処理を施さないようにしても良い。
ことにより、室内側熱交換器で発生した凝縮水をフィン
4の間の開口部(例えば、フィン4Aと4Bの間)を通
して室内側熱交換器の下面から落下させるようにし、凝
縮水が室内側熱交換器の風上側(前面側)または風下側
(後面側)に凝縮水6が現れないようにしたものであっ
て、風上側の領域A及びB(全長Lの1/4程度)にお
けるフィン4A,4Bのフィン表面に撥水性の樹脂で被
覆する撥水処理を施し、他の領域C〜Iのフィン4C〜
4Iのフィン表面に親水性の樹脂で被覆する(有機)親
水処理を施してある。なお、風上側の領域A及びB(全
長Lの1/4程度)におけるフィン4A,4Bのフィン
表面に親水処理を施さないようにしても良い。
【0013】この構成によると、風上側の領域A及びB
(全長Lの1/4程度)におけるフィン4A,4Bのフ
ィン表面に撥水性の樹脂で被覆する撥水処理を施す、或
いはフィン表面に親水処理を施さないことにより、風上
側の領域A及びBではフィン4A,4Bのフィン表面が
水をはじき(図2参照)、凝縮水6が水滴として存在す
るので、残留した凝縮水6はフィン4の間の開口部から
速やかに落下し、空調装置(エンジン)の運転を停止し
た直後でもフィン表面を凝縮水が覆うことが無いから、
堆積した異物に凝縮水が吸着されることがなく、カビの
繁殖を抑制することができる。
(全長Lの1/4程度)におけるフィン4A,4Bのフ
ィン表面に撥水性の樹脂で被覆する撥水処理を施す、或
いはフィン表面に親水処理を施さないことにより、風上
側の領域A及びBではフィン4A,4Bのフィン表面が
水をはじき(図2参照)、凝縮水6が水滴として存在す
るので、残留した凝縮水6はフィン4の間の開口部から
速やかに落下し、空調装置(エンジン)の運転を停止し
た直後でもフィン表面を凝縮水が覆うことが無いから、
堆積した異物に凝縮水が吸着されることがなく、カビの
繁殖を抑制することができる。
【0014】また、他の領域C〜Iのフィン4C〜4I
のフィン表面に親水性の樹脂で被覆する親水処理を施す
ことにより、凝縮水6がフィン表面を膜状に覆っている
から、この状態で空調装置の送風機を作動させて空調用
空気を流動させても撥水処理を施した風上側の領域A,
Bから飛散した水滴を再び捕集することになり、空調用
ルーバから車室内に飛散することを防止できる。
のフィン表面に親水性の樹脂で被覆する親水処理を施す
ことにより、凝縮水6がフィン表面を膜状に覆っている
から、この状態で空調装置の送風機を作動させて空調用
空気を流動させても撥水処理を施した風上側の領域A,
Bから飛散した水滴を再び捕集することになり、空調用
ルーバから車室内に飛散することを防止できる。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているか
ら、以下に述べるとおりの効果を奏する。風下側のフィ
ン表面を、風上側のフィン表面に比して親水性を高く設
定していることにより、風上側のフィンの前面側(風上
側)への凝縮水の移行を確実に妨げ、カビ等の繁殖が防
止できるとともに、車室内への凝縮水の飛散を防止する
ことができる。また、フィンへの表面処理によって、上
記親水性の差異を設定していることにより、簡単な構成
で、より確実に風上側のフィンの前面側への凝縮水の移
行を確実に妨げ、カビ等の繁殖が防止できるとともに、
車室内への凝縮水の飛散を防止することができる。ま
た、風上側のフィンのフィン表面に撥水処理を施し、風
下側のフィンのフィン表面に親水処理を施したことによ
り、簡単な構成で、確実に風上側のフィンの前面側への
凝縮水の移行を確実に妨げ、カビ等の繁殖が防止できる
とともに、車室内への凝縮水の飛散を防止することがで
きる。また、最も風上側に位置する複数列のフィンが、
それぞれ風下側に向かって斜め下方に傾斜して設けられ
たことにより、風上側において、風下側への凝縮水の移
動がスムーズになり、確実に風上側のフィンの前面側へ
の凝縮水の移行を確実に妨げ、カビ等の繁殖が防止でき
る。また、風下側のフィンは、風上側に向かって斜め下
方に傾斜して設けられたことにより、風下側において、
凝縮水を風上側に移動させるから、車室内への凝縮水の
飛散を確実に防止することができる。さらに、最も風下
側に位置する複数列のフィンが、それぞれ風上側に向か
って斜め下方に傾斜して設けられたことにより、風下側
において、凝縮水をより風上側に移動させるから、車室
内への凝縮水の飛散を一層確実に防止することができ
る。
ら、以下に述べるとおりの効果を奏する。風下側のフィ
ン表面を、風上側のフィン表面に比して親水性を高く設
定していることにより、風上側のフィンの前面側(風上
側)への凝縮水の移行を確実に妨げ、カビ等の繁殖が防
止できるとともに、車室内への凝縮水の飛散を防止する
ことができる。また、フィンへの表面処理によって、上
記親水性の差異を設定していることにより、簡単な構成
で、より確実に風上側のフィンの前面側への凝縮水の移
行を確実に妨げ、カビ等の繁殖が防止できるとともに、
車室内への凝縮水の飛散を防止することができる。ま
た、風上側のフィンのフィン表面に撥水処理を施し、風
下側のフィンのフィン表面に親水処理を施したことによ
り、簡単な構成で、確実に風上側のフィンの前面側への
凝縮水の移行を確実に妨げ、カビ等の繁殖が防止できる
とともに、車室内への凝縮水の飛散を防止することがで
きる。また、最も風上側に位置する複数列のフィンが、
それぞれ風下側に向かって斜め下方に傾斜して設けられ
たことにより、風上側において、風下側への凝縮水の移
動がスムーズになり、確実に風上側のフィンの前面側へ
の凝縮水の移行を確実に妨げ、カビ等の繁殖が防止でき
る。また、風下側のフィンは、風上側に向かって斜め下
方に傾斜して設けられたことにより、風下側において、
凝縮水を風上側に移動させるから、車室内への凝縮水の
飛散を確実に防止することができる。さらに、最も風下
側に位置する複数列のフィンが、それぞれ風上側に向か
って斜め下方に傾斜して設けられたことにより、風下側
において、凝縮水をより風上側に移動させるから、車室
内への凝縮水の飛散を一層確実に防止することができ
る。
【図1】 本発明の実施例を示す図3におけるJ−J線
断面図である。
断面図である。
【図2】 本発明の実施例における凝縮水の挙動を示す
図1におけるII部拡大図である。
図1におけるII部拡大図である。
【図3】 本発明を適用する熱交換器の正面図である。
【図4】 第1の従来例を示す図3におけるJ−J線断
面図である。
面図である。
【図5】 第1の従来例における凝縮水の挙動を示す図
4におけるV部拡大図である。
4におけるV部拡大図である。
【図6】 第2の従来例を示す図3におけるJ−J線断
面図である。
面図である。
【図7】 第2の従来例における凝縮水の挙動を示す図
1におけるVII部拡大図である。
1におけるVII部拡大図である。
1,5 ヘッダ、3 熱交換管、4 フィン、6 凝縮
水
水
Claims (6)
- 【請求項1】 風上側のフィンを、風下側に向かって斜
め下方に傾斜させた空調装置の熱交換器において、風下
側のフィン表面を、風上側のフィン表面に比して親水性
を高く設定していることを特徴とする空調装置の熱交換
器。 - 【請求項2】 フィンへの表面処理によって、上記親水
性の差異を設定していることを特徴とする請求項1に記
載された空調装置の熱交換器。 - 【請求項3】 風上側のフィンのフィン表面に撥水処理
を施し、風下側のフィンのフィン表面に親水処理を施し
たことを特徴とする請求項1または2に記載された空調
装置の熱交換器。 - 【請求項4】 最も風上側に位置する複数列のフィン
が、それぞれ風下側に向かって斜め下方に傾斜して設け
られたことを特徴とする請求項1,2または3に記載さ
れた空調装置の熱交換器。 - 【請求項5】 風下側のフィンは、風上側に向かって斜
め下方に傾斜して設けられたことを特徴とする請求項
1,2,3または4に記載された空調装置の熱交換器。 - 【請求項6】 最も風下側に位置する複数列のフィン
が、それぞれ風上側に向かって斜め下方に傾斜して設け
られたことを特徴とする請求項5に記載された空調装置
の熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26904996A JPH1096569A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 空調装置の熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26904996A JPH1096569A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 空調装置の熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1096569A true JPH1096569A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17466970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26904996A Pending JPH1096569A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 空調装置の熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1096569A (ja) |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP26904996A patent/JPH1096569A/ja active Pending
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