JPH1096705A - 炭素繊維強化炭素複合材の非破壊検査法 - Google Patents
炭素繊維強化炭素複合材の非破壊検査法Info
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- JPH1096705A JPH1096705A JP8273038A JP27303896A JPH1096705A JP H1096705 A JPH1096705 A JP H1096705A JP 8273038 A JP8273038 A JP 8273038A JP 27303896 A JP27303896 A JP 27303896A JP H1096705 A JPH1096705 A JP H1096705A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱的非定常時におけるC/C複合材表面の温
度分布の時間変化を測定することにより、C/C複合材
内部の亀裂、剥離、空孔などの欠陥部位を高精度で能率
的に検出することのできるC/C複合材の非破壊検査法
を提供する。 【解決手段】 C/C複合材にフラッシュランプの熱線
を照射して瞬時に加熱したのち照射を止め、フラッシュ
ランプの熱線照射に同期させて熱的非定常時におけるC
/C複合材表面からの熱放射エネルギーを赤外線サーモ
グラフ装置により画像入力し、入力画像を再生して表面
温度分布の時間変化を測定することによりC/C複合材
内部の欠陥部位を検出する。
度分布の時間変化を測定することにより、C/C複合材
内部の亀裂、剥離、空孔などの欠陥部位を高精度で能率
的に検出することのできるC/C複合材の非破壊検査法
を提供する。 【解決手段】 C/C複合材にフラッシュランプの熱線
を照射して瞬時に加熱したのち照射を止め、フラッシュ
ランプの熱線照射に同期させて熱的非定常時におけるC
/C複合材表面からの熱放射エネルギーを赤外線サーモ
グラフ装置により画像入力し、入力画像を再生して表面
温度分布の時間変化を測定することによりC/C複合材
内部の欠陥部位を検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭素繊維強化炭素
複合材(以下、「C/C複合材」という。)の内部にお
ける亀裂、剥離、空孔などの欠陥部位を高精度で能率的
に検出することのできるC/C複合材の非破壊検査法に
関する。
複合材(以下、「C/C複合材」という。)の内部にお
ける亀裂、剥離、空孔などの欠陥部位を高精度で能率的
に検出することのできるC/C複合材の非破壊検査法に
関する。
【0002】
【従来の技術】炭素繊維をマトリックス樹脂とともに複
合成形し、硬化および焼成炭化したC/C複合材は、高
い比強度や比弾性率を有し、また1000℃を越える高
温域においても優れた耐熱性および化学的安定性を備え
ているため、航空宇宙用をはじめ高温過酷な条件で使用
される構造材料として有用されている。
合成形し、硬化および焼成炭化したC/C複合材は、高
い比強度や比弾性率を有し、また1000℃を越える高
温域においても優れた耐熱性および化学的安定性を備え
ているため、航空宇宙用をはじめ高温過酷な条件で使用
される構造材料として有用されている。
【0003】C/C複合材の強化材となる炭素繊維に
は、ポリアクリロニトリル系、レーヨン系、ピッチ系な
どの各種原料から製造された平織、朱子織、綾織などの
織布を一次元または多次元方向に配向した繊維体、フェ
ルト、トウなどが使用され、マトリックス樹脂としては
フェノール系、フラン系など高炭化性の液状熱硬化性樹
脂、タールピッチのような熱可塑性物質が用いられる。
炭素繊維は、含浸、塗布などの手段によりマトリックス
樹脂で十分に濡らしたのち半硬化してプリプレグを作成
し、このプリプレグを積層、加圧して複合成形したの
ち、100〜250℃の温度に加熱して樹脂成分を完全
に硬化する。得られた炭素繊維−樹脂複合硬化成形体
を、窒素、アルゴンなどの非酸化性雰囲気中で1000
℃以上の温度に加熱して焼成炭化することによりC/C
複合材が製造される。
は、ポリアクリロニトリル系、レーヨン系、ピッチ系な
どの各種原料から製造された平織、朱子織、綾織などの
織布を一次元または多次元方向に配向した繊維体、フェ
ルト、トウなどが使用され、マトリックス樹脂としては
フェノール系、フラン系など高炭化性の液状熱硬化性樹
脂、タールピッチのような熱可塑性物質が用いられる。
炭素繊維は、含浸、塗布などの手段によりマトリックス
樹脂で十分に濡らしたのち半硬化してプリプレグを作成
し、このプリプレグを積層、加圧して複合成形したの
ち、100〜250℃の温度に加熱して樹脂成分を完全
に硬化する。得られた炭素繊維−樹脂複合硬化成形体
を、窒素、アルゴンなどの非酸化性雰囲気中で1000
℃以上の温度に加熱して焼成炭化することによりC/C
複合材が製造される。
【0004】このようにして製造されるC/C複合材
は、製造時の各熱処理過程において、例えばマトリック
ス樹脂中の低沸点成分や縮合水などのガス状成分が残留
して空孔が形成されたり、マトリックス樹脂の炭化物が
炭素繊維から剥離したり、積層された炭素繊維の間隙に
亀裂などの欠陥部位が発生する難点がある。
は、製造時の各熱処理過程において、例えばマトリック
ス樹脂中の低沸点成分や縮合水などのガス状成分が残留
して空孔が形成されたり、マトリックス樹脂の炭化物が
炭素繊維から剥離したり、積層された炭素繊維の間隙に
亀裂などの欠陥部位が発生する難点がある。
【0005】一般に、炭素材の材質欠陥部位を検出する
非破壊検査法として、打音の変化によるコインタッピン
グ法や超音波の反射音の変化による超音波法がある。し
かしながら、コインタッピング法は聴覚によるものであ
り、経験や勘に左右される要素が大きいため客観的な検
査データを得ることが難しく、また検査に要する時間や
労力が増大する欠点がある。更に、C/C複合材の製造
過程にある、例えば初期焼成品では多孔質で強度が低い
ためにコインタッピング法によると打音が吸収されて音
の変化を感知しにくく、また破壊するおそれもある。一
方、超音波法は検査対象とする面積が小さいので測定能
率が低くなり、またC/C複合材の初期焼成品では多孔
質なため超音波の減衰が非常に大きいため正確に検出す
ることができない難点がある。更に、C/C複合材の表
面近傍にある欠陥については検出が不可能となる問題も
ある。したがって、これらの検査方法ではC/C複合材
の欠陥部位を検出する非破壊検査に適用することは困難
である。
非破壊検査法として、打音の変化によるコインタッピン
グ法や超音波の反射音の変化による超音波法がある。し
かしながら、コインタッピング法は聴覚によるものであ
り、経験や勘に左右される要素が大きいため客観的な検
査データを得ることが難しく、また検査に要する時間や
労力が増大する欠点がある。更に、C/C複合材の製造
過程にある、例えば初期焼成品では多孔質で強度が低い
ためにコインタッピング法によると打音が吸収されて音
の変化を感知しにくく、また破壊するおそれもある。一
方、超音波法は検査対象とする面積が小さいので測定能
率が低くなり、またC/C複合材の初期焼成品では多孔
質なため超音波の減衰が非常に大きいため正確に検出す
ることができない難点がある。更に、C/C複合材の表
面近傍にある欠陥については検出が不可能となる問題も
ある。したがって、これらの検査方法ではC/C複合材
の欠陥部位を検出する非破壊検査に適用することは困難
である。
【0006】近時、各種物質の表面温度や表面温度分布
を赤外線サーモグラフ装置を用いて測定する技術が開発
され、広く利用されている。その応用技術の一つに、物
質内部の熱的特性の相違に基づいて現れる表面温度分布
の変化を利用して物質内部における性状の差異を検出す
る方法があり、各種材料内部の材質異常部を非破壊的に
検出する手段として活用されつつある。
を赤外線サーモグラフ装置を用いて測定する技術が開発
され、広く利用されている。その応用技術の一つに、物
質内部の熱的特性の相違に基づいて現れる表面温度分布
の変化を利用して物質内部における性状の差異を検出す
る方法があり、各種材料内部の材質異常部を非破壊的に
検出する手段として活用されつつある。
【0007】しかしながら、赤外線サーモグラフ装置に
よる温度測定は被測定材料表面の放射率によって測定誤
差を生じる欠点があり、高放射率の塗料を被測定材料表
面に塗布したり被測定材料表面を粗面化するなどの処理
が必要とされている。そこで、このような欠点を解消す
るために、例えば特開平7−35620号公報には、赤
外線サーモグラフ装置を用いて被測定物の表面温度分布
を測定し、該表面温度分布から被測定物内部の欠陥を検
出する非破壊検査方法において、赤外線センサーと被測
定物との間に、0.2以上の放射率をもつ材料から成る
高放射率層と、赤外線透過材料から成る層である透過層
とを、前記高放射率層が被測定物側に位置し前記透過層
が赤外線センサー側に位置するように配して、さらに赤
外線サーモグラフ装置の検出波長帯域内にある前記赤外
線透過層の赤外線の特定吸収波長を含む波長帯域を除去
するバンドカットフィルターを透過層と赤外線サーモグ
ラフ装置の赤外線センサー間に配設し、これらの層を通
して、被測定物の表面温度分布を測定し、欠陥を検出す
ることを特徴とする非破壊検査方法が提案されている。
よる温度測定は被測定材料表面の放射率によって測定誤
差を生じる欠点があり、高放射率の塗料を被測定材料表
面に塗布したり被測定材料表面を粗面化するなどの処理
が必要とされている。そこで、このような欠点を解消す
るために、例えば特開平7−35620号公報には、赤
外線サーモグラフ装置を用いて被測定物の表面温度分布
を測定し、該表面温度分布から被測定物内部の欠陥を検
出する非破壊検査方法において、赤外線センサーと被測
定物との間に、0.2以上の放射率をもつ材料から成る
高放射率層と、赤外線透過材料から成る層である透過層
とを、前記高放射率層が被測定物側に位置し前記透過層
が赤外線センサー側に位置するように配して、さらに赤
外線サーモグラフ装置の検出波長帯域内にある前記赤外
線透過層の赤外線の特定吸収波長を含む波長帯域を除去
するバンドカットフィルターを透過層と赤外線サーモグ
ラフ装置の赤外線センサー間に配設し、これらの層を通
して、被測定物の表面温度分布を測定し、欠陥を検出す
ることを特徴とする非破壊検査方法が提案されている。
【0008】また、本出願人は、高放射率の網状体を被
測定材料面に圧接して、その上方からフラッシュランプ
により熱線を照射し瞬時に加熱したのち照射を止め、次
いで赤外線サーモグラフ装置を用いて被測定材料の表面
温度分布を測定することにより被測定材料の材質欠陥部
位を検知することを特徴とする材質欠陥部の非破壊検査
法を開発し、特願平7−296061号として提案し
た。
測定材料面に圧接して、その上方からフラッシュランプ
により熱線を照射し瞬時に加熱したのち照射を止め、次
いで赤外線サーモグラフ装置を用いて被測定材料の表面
温度分布を測定することにより被測定材料の材質欠陥部
位を検知することを特徴とする材質欠陥部の非破壊検査
法を開発し、特願平7−296061号として提案し
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上記特
願平7−296061号の技術を基に、材質的に高い放
射率を有するC/C複合材を対象にして更に研究を進め
た結果、C/C複合材内部に存在する欠陥部位を的確か
つ迅速に検出できる方法を見いだした。
願平7−296061号の技術を基に、材質的に高い放
射率を有するC/C複合材を対象にして更に研究を進め
た結果、C/C複合材内部に存在する欠陥部位を的確か
つ迅速に検出できる方法を見いだした。
【0010】本発明はこの知見に基づいて完成したもの
で、その目的はC/C複合材をはじめ、C/C複合材の
製造過程にある炭素繊維−樹脂複合硬化成形体や中間焼
成品などの中間製品も含めて、C/C複合材内部の亀
裂、剥離、空孔などの欠陥部位を能率的に、かつ精度よ
く検出することのできるC/C複合材の非破壊検査法を
提供することにある。
で、その目的はC/C複合材をはじめ、C/C複合材の
製造過程にある炭素繊維−樹脂複合硬化成形体や中間焼
成品などの中間製品も含めて、C/C複合材内部の亀
裂、剥離、空孔などの欠陥部位を能率的に、かつ精度よ
く検出することのできるC/C複合材の非破壊検査法を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による炭素繊維強化炭素複合材の非破壊検査
法は、C/C複合材の表面にフラッシュランプの熱線を
照射して瞬時に加熱したのち照射を止め、フラッシュラ
ンプの熱線照射に同期させて熱的非定常時におけるC/
C複合材表面からの熱放射エネルギーを赤外線サーモグ
ラフ装置により画像入力し、入力画像を再生して表面温
度分布の時間変化を測定することにより欠陥部位を検出
することを構成上の特徴とする。
めの本発明による炭素繊維強化炭素複合材の非破壊検査
法は、C/C複合材の表面にフラッシュランプの熱線を
照射して瞬時に加熱したのち照射を止め、フラッシュラ
ンプの熱線照射に同期させて熱的非定常時におけるC/
C複合材表面からの熱放射エネルギーを赤外線サーモグ
ラフ装置により画像入力し、入力画像を再生して表面温
度分布の時間変化を測定することにより欠陥部位を検出
することを構成上の特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の非破壊検査法で対象とす
るC/C複合材には、C/C複合材ばかりではなく製造
過程にある炭素繊維とマトリックス樹脂との複合硬化成
形体、あるいは中間段階の焼成炭化品などにも適用する
ことが可能である。
るC/C複合材には、C/C複合材ばかりではなく製造
過程にある炭素繊維とマトリックス樹脂との複合硬化成
形体、あるいは中間段階の焼成炭化品などにも適用する
ことが可能である。
【0013】C/C複合材に熱的負荷を与えたのち、そ
の表面温度分布を測定するとC/C複合材の内部に存在
する亀裂、剥離、空孔などの欠陥部に起因してC/C複
合材表面の温度分布に変化が生じる。例えば、C/C複
合材の表面にフラッシュランプにより瞬間的にパルス状
の熱線を照射して瞬時に表面を一様に加熱したのち照射
を止めると、表面から入った熱がC/C複合材内部を伝
達して裏面に到達し、やがて熱的に平衡状態になるまで
の熱的非定常時において、内部に存在する欠陥部位によ
り熱伝達速度が変化して、欠陥部位に対応した領域と正
常な領域との表面温度が異なるために熱放射エネルギー
に差異を生じる。
の表面温度分布を測定するとC/C複合材の内部に存在
する亀裂、剥離、空孔などの欠陥部に起因してC/C複
合材表面の温度分布に変化が生じる。例えば、C/C複
合材の表面にフラッシュランプにより瞬間的にパルス状
の熱線を照射して瞬時に表面を一様に加熱したのち照射
を止めると、表面から入った熱がC/C複合材内部を伝
達して裏面に到達し、やがて熱的に平衡状態になるまで
の熱的非定常時において、内部に存在する欠陥部位によ
り熱伝達速度が変化して、欠陥部位に対応した領域と正
常な領域との表面温度が異なるために熱放射エネルギー
に差異を生じる。
【0014】この熱的非定常時における表面温度分布の
変化を熱画像として、フラッシュランプの熱線照射に同
期させて赤外線サーモグラフ装置により演算処理装置
(CPU)に高速で画像入力する。入力された熱画像を
演算処理装置(CPU)で再生して画像表示装置に出力
し、温度分布の時間変化を観察すれば欠陥部位の位置や
大きさおよび形状などに対応して、広範囲に亘って欠陥
部位を目視にて検出することができる。例えば、C/C
複合材表面に対して瞬時に熱エネルギーを照射した場
合、該表面近傍に亀裂、剥離、空孔などの欠陥部位があ
ると、冷却過程において欠陥部位に形成された空隙が表
面から内部への熱伝達を遅延させるので、C/C複合材
表面では欠陥部位に対応して相対的に高温度領域が形成
される。したがって、赤外CCD検知器を用いてC/C
複合材表面の冷却過程での温度変化および温度分布を時
系列に測定すると、欠陥部位に対応して相対的に高熱エ
ネルギー放射領域を捉えることが可能となる時間帯が存
在することとなる。このようにして、赤外CCD検知器
の電気信号を画像処理装置を用いて処理を行うと欠陥部
位を画像として検出することができ、フラッシュランプ
の熱線照射から欠陥部位の検出まで数十秒〜1分程度の
時間で、200×200mmの測定領域の検査が可能とな
る。
変化を熱画像として、フラッシュランプの熱線照射に同
期させて赤外線サーモグラフ装置により演算処理装置
(CPU)に高速で画像入力する。入力された熱画像を
演算処理装置(CPU)で再生して画像表示装置に出力
し、温度分布の時間変化を観察すれば欠陥部位の位置や
大きさおよび形状などに対応して、広範囲に亘って欠陥
部位を目視にて検出することができる。例えば、C/C
複合材表面に対して瞬時に熱エネルギーを照射した場
合、該表面近傍に亀裂、剥離、空孔などの欠陥部位があ
ると、冷却過程において欠陥部位に形成された空隙が表
面から内部への熱伝達を遅延させるので、C/C複合材
表面では欠陥部位に対応して相対的に高温度領域が形成
される。したがって、赤外CCD検知器を用いてC/C
複合材表面の冷却過程での温度変化および温度分布を時
系列に測定すると、欠陥部位に対応して相対的に高熱エ
ネルギー放射領域を捉えることが可能となる時間帯が存
在することとなる。このようにして、赤外CCD検知器
の電気信号を画像処理装置を用いて処理を行うと欠陥部
位を画像として検出することができ、フラッシュランプ
の熱線照射から欠陥部位の検出まで数十秒〜1分程度の
時間で、200×200mmの測定領域の検査が可能とな
る。
【0015】また、C/C複合材をはじめ、C/C複合
材の製造過程にある炭素繊維とマトリックス樹脂との複
合硬化成形体あるいは中間段階の焼成炭化品などの中間
製品は、いずれも放射率が高いので精度よく表面温度分
布を測定することができる。したがって、C/C複合材
内部における亀裂、剥離、空孔などの欠陥部位を高精度
かつ能率的に検出することが可能となる。
材の製造過程にある炭素繊維とマトリックス樹脂との複
合硬化成形体あるいは中間段階の焼成炭化品などの中間
製品は、いずれも放射率が高いので精度よく表面温度分
布を測定することができる。したがって、C/C複合材
内部における亀裂、剥離、空孔などの欠陥部位を高精度
かつ能率的に検出することが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を比較例と対比して具
体的に説明する。
体的に説明する。
【0017】実施例1〜5、比較例1〜3 図1は本発明の非破壊検査法に用いた装置を例示した全
体構成図である。図1の装置において、試料台1の上に
は被検査材料であるC/C複合材2が載置され、試料台
1の斜め上方には高出力のフラッシュランプ3が2個配
置されており、ランプ用電源4により高出力で熱線がC
/C複合材2の表面に照射される。フラッシュランプ3
の熱線照射に同期させてC/C複合材2からの放射エネ
ルギーが、試料台1の真上に配置された赤外線サーモグ
ラフ装置5に入力され、演算処理装置6(CPU)に高
速で熱画像データとして入力する。入力された熱画像を
演算処理装置6(CPU)で再生し、画像表示装置7に
熱画像が表示され、C/C複合材2の表面温度分布に関
する時系列情報が画像表示される。
体構成図である。図1の装置において、試料台1の上に
は被検査材料であるC/C複合材2が載置され、試料台
1の斜め上方には高出力のフラッシュランプ3が2個配
置されており、ランプ用電源4により高出力で熱線がC
/C複合材2の表面に照射される。フラッシュランプ3
の熱線照射に同期させてC/C複合材2からの放射エネ
ルギーが、試料台1の真上に配置された赤外線サーモグ
ラフ装置5に入力され、演算処理装置6(CPU)に高
速で熱画像データとして入力する。入力された熱画像を
演算処理装置6(CPU)で再生し、画像表示装置7に
熱画像が表示され、C/C複合材2の表面温度分布に関
する時系列情報が画像表示される。
【0018】上記の装置を用いて、下記の方法により模
式的な実験を行った。 C/C複合材(検査試料)の作製:ポリアクリロニトリ
ル系の平織炭素繊維織布〔東邦レーヨン(株)製 W610
1〕にフェノール樹脂初期縮合物〔住友デュレズ(株)
製 PR940〕をマトリックス樹脂として炭素繊維の体積含
有率が60%となるように塗布し、48時間風乾してプ
リプレグシートを作成した。このプリプレグシート16
枚を積層してモールドに入れ、20Kg/cm2の圧力を掛け
ながら温度130℃で10時間、次いで温度250℃で
3時間加熱加圧処理して硬化した。この炭素繊維−樹脂
複合硬化成形体を窒素ガス雰囲気に保持した焼成炉に入
れ、20℃/hrの昇温速度で1000℃に加熱して焼成
炭化した。更に、フルフリルアルコール初期縮合物を含
浸し、再び焼成炉に移して50℃/hrの昇温速度で20
00℃まで加熱して、縦横250mm、厚さ4mmのC/C
複合材を作製した。このようにして作製したC/C複合
材の作製過程にある、炭素繊維−樹脂複合硬化成形体
(試料A)、1000℃焼成品(試料B)、2000℃
焼成品(試料C)について、予め所定の位置に疑似欠陥
として空隙部を形成し、非破壊検査の対象試料とした。
式的な実験を行った。 C/C複合材(検査試料)の作製:ポリアクリロニトリ
ル系の平織炭素繊維織布〔東邦レーヨン(株)製 W610
1〕にフェノール樹脂初期縮合物〔住友デュレズ(株)
製 PR940〕をマトリックス樹脂として炭素繊維の体積含
有率が60%となるように塗布し、48時間風乾してプ
リプレグシートを作成した。このプリプレグシート16
枚を積層してモールドに入れ、20Kg/cm2の圧力を掛け
ながら温度130℃で10時間、次いで温度250℃で
3時間加熱加圧処理して硬化した。この炭素繊維−樹脂
複合硬化成形体を窒素ガス雰囲気に保持した焼成炉に入
れ、20℃/hrの昇温速度で1000℃に加熱して焼成
炭化した。更に、フルフリルアルコール初期縮合物を含
浸し、再び焼成炉に移して50℃/hrの昇温速度で20
00℃まで加熱して、縦横250mm、厚さ4mmのC/C
複合材を作製した。このようにして作製したC/C複合
材の作製過程にある、炭素繊維−樹脂複合硬化成形体
(試料A)、1000℃焼成品(試料B)、2000℃
焼成品(試料C)について、予め所定の位置に疑似欠陥
として空隙部を形成し、非破壊検査の対象試料とした。
【0019】この試料A〜Cを図1の試料台1の上に載
せ、フラッシュランプ3により一瞬熱線を照射して瞬時
に60〜70℃の温度に加熱した。その後、試料A〜C
からの放射エネルギーを赤外線サーモグラフ装置5によ
り演算処理装置6(CPU)に画像入力し、再生して画
像表示装置7にその表面温度分布を画像表示して、その
時間変化を測定した。
せ、フラッシュランプ3により一瞬熱線を照射して瞬時
に60〜70℃の温度に加熱した。その後、試料A〜C
からの放射エネルギーを赤外線サーモグラフ装置5によ
り演算処理装置6(CPU)に画像入力し、再生して画
像表示装置7にその表面温度分布を画像表示して、その
時間変化を測定した。
【0020】このようにして得られた疑似欠陥部の検出
結果を、下記の判定基準にしたがって判定し、その結果
を検査に要した時間とともに表1に示した。また、比較
のために同一の試料A〜Cについて超音波法で疑似欠陥
部の検出を行い、その結果も表1に併載した。 ○…検出可 ×…検出不可
結果を、下記の判定基準にしたがって判定し、その結果
を検査に要した時間とともに表1に示した。また、比較
のために同一の試料A〜Cについて超音波法で疑似欠陥
部の検出を行い、その結果も表1に併載した。 ○…検出可 ×…検出不可
【0021】
【表1】
【0022】表1の結果から、実施例ではいずれも疑似
的に形成した欠陥部位を明確に検出することができ、ま
た検査に要する時間も短く能率よく検査することが可能
であり、更に、C/C複合材(試料C)のみでなく、そ
の製造過程にある炭素繊維−樹脂複合硬化成形体(試料
A)や中間焼成品(試料B)についても検出することが
できる。これに対して、比較例では検査に要する時間が
長く、また試料Bでは明確に欠陥部位を検出することが
できなかった。
的に形成した欠陥部位を明確に検出することができ、ま
た検査に要する時間も短く能率よく検査することが可能
であり、更に、C/C複合材(試料C)のみでなく、そ
の製造過程にある炭素繊維−樹脂複合硬化成形体(試料
A)や中間焼成品(試料B)についても検出することが
できる。これに対して、比較例では検査に要する時間が
長く、また試料Bでは明確に欠陥部位を検出することが
できなかった。
【0023】
【発明の効果】以上のとおり、本発明のC/C複合材の
非破壊検査法によれば、C/C複合材表面に照射された
熱線により瞬時に加熱されたC/C複合材表面からの熱
エネルギーの放射過程にある熱的非定常時において、C
/C複合材からの熱放射エネルギーを赤外線サーモグラ
フ装置により画像入力し、入力画像を再生して表面温度
分布の時間変化を測定することによりC/C複合材内部
にある亀裂、剥離、空孔などの欠陥部位を高精度で能率
的に検出することが可能である。更に、C/C複合材の
製造過程にある中間製品やC/C複合材表面に耐酸化性
の被膜や炭素質被膜を形成した場合についても非破壊で
欠陥部位を検出可能であり、工程管理の検査法として極
めて有用である。
非破壊検査法によれば、C/C複合材表面に照射された
熱線により瞬時に加熱されたC/C複合材表面からの熱
エネルギーの放射過程にある熱的非定常時において、C
/C複合材からの熱放射エネルギーを赤外線サーモグラ
フ装置により画像入力し、入力画像を再生して表面温度
分布の時間変化を測定することによりC/C複合材内部
にある亀裂、剥離、空孔などの欠陥部位を高精度で能率
的に検出することが可能である。更に、C/C複合材の
製造過程にある中間製品やC/C複合材表面に耐酸化性
の被膜や炭素質被膜を形成した場合についても非破壊で
欠陥部位を検出可能であり、工程管理の検査法として極
めて有用である。
【図1】本発明に係るC/C複合材の欠陥部位を検出す
る非破壊検査法に用いられる装置を例示した全体構成図
である。
る非破壊検査法に用いられる装置を例示した全体構成図
である。
1 試料台 2 C/C複合材 3 フラッシュランプ 4 ランプ用電源 5 赤外線サーモグラフ装置 6 演算処理装置(CPU) 7 画像表示装置
Claims (1)
- 【請求項1】 炭素繊維強化炭素複合材の表面にフラッ
シュランプの熱線を照射して瞬時に加熱したのち照射を
止め、フラッシュランプの熱線照射に同期させて熱的非
定常時における炭素繊維強化炭素複合材表面からの熱放
射エネルギーを赤外線サーモグラフ装置により画像入力
し、入力画像を再生して表面温度分布の時間変化を測定
することにより欠陥部位を検出することを特徴とする炭
素繊維強化炭素複合材の非破壊検査法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8273038A JPH1096705A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 炭素繊維強化炭素複合材の非破壊検査法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8273038A JPH1096705A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 炭素繊維強化炭素複合材の非破壊検査法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1096705A true JPH1096705A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17522308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8273038A Pending JPH1096705A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 炭素繊維強化炭素複合材の非破壊検査法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1096705A (ja) |
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-
1996
- 1996-09-24 JP JP8273038A patent/JPH1096705A/ja active Pending
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