JPH1096708A - 酸素濃度検出器 - Google Patents

酸素濃度検出器

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JPH1096708A
JPH1096708A JP9181434A JP18143497A JPH1096708A JP H1096708 A JPH1096708 A JP H1096708A JP 9181434 A JP9181434 A JP 9181434A JP 18143497 A JP18143497 A JP 18143497A JP H1096708 A JPH1096708 A JP H1096708A
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年洋 坂輪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外側カバーに形成されるガス通過孔の外周部
に未燃焼物質が堆積することを抑制するとともに、外側
カバーに形成されるガス通過孔から外側カバーの内部に
未燃焼物質が侵入することを抑制する。 【解決手段】 検出素子10の先端10a側の接ガス部
11を、検出素子10の先端10aに対向する底面部3
11、321を有する略コップ形状の内側、外側カバー
31、32により覆った酸素濃度検出器において、外側
カバー32は、この外側カバー32の底面部321のみ
に、ガスが通過する通過孔23を備えている。そして、
ガスは検出器1の軸方向に略垂直に流れるため、通過孔
23に略平行にガス中の未燃焼物質を流すことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの吸気、
排気装置内の吸気ガスまたは排気ガス中の酸素濃度を検
出する酸素濃度検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、吸気ガスまたは排気ガス(以下、
単にガスという)中の酸素濃度を検出する酸素濃度検出
器として、図9に示すようなものが提案されている。こ
の検出器1は、検出素子10と、この検出素子10を活
性温度(例えば650℃)以上に加熱するためのヒータ
ユニット20とを備えており、この検出素子10の外周
部には、ガスを通過させるための複数の通過孔21、2
2、23、24を備えた略コップ形状の内側、外側カバ
ー31、32が設けられている。これらカバー31、3
2は、ガス中に混入する水や毒物(鉛化合物等)から検
出素子10を保護するとともに、ヒータユニット20に
より加熱される検出素子10を保温する役割を果たして
いる。
【0003】なお、上記活性温度は、ガスの温度(吸気
ガスは80〜140℃程度、排気ガスは100〜500
℃程度)よりも高温であり、このような高温状態の検出
素子10を保温するために、通過孔21、22、23、
24の総面積をあまり大きくすることができない。よっ
て、カバー31、32の側面部312、322に形成さ
れるそれぞれ8個の通過孔22、24は、直径が約1.
5mm程度の小さなものであり、底面部311、321
に形成される通過孔21、23も、直径が約2.0mm
程度の小さなものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の酸素
濃度検出器1は、通常、ガソリン車のエンジンに適用さ
れるものであったが、本発明者らが、ディーゼル車のエ
ンジンに上記酸素濃度検出器1を適用することを試みよ
うとしたところ、短期間で検出素子10の応答性が大幅
に悪化することが確認された。
【0005】以下に、検出素子10の応答性が悪化する
原因について、発明者らが実験、検討し、確認したこと
を述べる。まず、ディーゼル車におけるガス中には、ガ
ソリン車におけるガス中に比べて非常に多くの未燃焼物
質(すす等)が含まれており、通常、酸素濃度検出器1
の軸方向に略垂直な方向(図9中矢印Bで示す方向)に
ガスが流れるように、検出器1が配置されているため、
上記未燃焼物質が外側カバー32に略垂直に流れ、外側
カバー32の表面に堆積する。
【0006】そして、側面通過孔24の外周部周辺を含
む広い範囲(以下、周辺部という)に未燃焼物質が堆積
し、この結果、側面通過孔24の面積が大幅に縮小した
り、完全に塞がれて、ガスを外側カバー32の内部の検
出素子10側へスムースに導入できず、検出素子10の
応答性が悪化する。さらに、他の問題として、以下のこ
とが確認された。
【0007】上記未燃焼物質が外側カバー32の側面部
322に形成された側面通過孔24を通過して外側カバ
ー32の内部へ侵入する。この侵入した未燃焼物質が、
内側カバー31の低温(約300℃以下)時に内側カバ
ー31の表面に堆積すると、時間が経過して内側カバー
31が高温(約300℃以上)となったとき、内側カバ
ー31の表面において未燃焼物質が燃焼することによ
り、検出素子10近傍の酸素濃度が実際よりも小さいも
のとなり、検出素子10が異常値を検出してしまう。
【0008】また、外側カバー32の側面通過孔24を
通過した未燃焼物質が、たとえ内側カバー31の表面で
燃焼しなくても、内側カバー31の通過孔22を通過し
て、検出素子10の表面に堆積し、これにより、検出素
子10が劣化して、この検出素子10の応答性が悪化す
る。本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、検出素
子を少なくとも内側カバーおよび外側カバーで覆うよう
にした酸素濃度検出器において、外側カバーの通過孔の
周辺部に未燃焼物質が堆積することを抑制するととも
に、外側カバーの通過孔から外側カバーの内部へ未燃焼
物質が侵入することを抑制することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1ないし10に記載の発明では、吸気ガスま
たは排気ガス(以下、ガスという)中の酸素濃度を検出
する検出素子(10)の先端(10a)側の接ガス部
(11)を、検出素子(10)の先端(10a)に対向
する底部(311、321)を有する略コップ形状の素
子カバー(31、32)により覆った酸素濃度検出器に
おいて、素子カバー(31、32)は、接ガス部(1
1)に近接して設けられる内側カバー(31)と、この
内側カバー(31)の外側に配置され、ガスと直接接す
る外側カバー(32)とを少なくとも備え、外側カバー
(32)は、底部(321)のみにガスが通過する通過
孔(23)を備えていることを特徴としている。
【0010】ここで、検出素子(10)の保温性の面か
らみて、外側カバー(32)の側部(322)に通過孔
を形成しない分だけ、外側カバー(32)の底部(32
1)に形成する通過孔(23)の径を大きくできる。よ
って、酸素濃度検出に十分なガスを検出素子(10)に
導入できなくなる、といった恐れは抑制できる。そし
て、通常は検出素子(10)に略垂直にガスが流れるよ
うに、酸素濃度検出器(1)が配置されるため、ガス中
に含まれる未燃焼物質は、外側カバー(32)の側部
(322)に略垂直に衝突する。これに対して、外側カ
バー(32)の通過孔(23)は、検出素子(10)の
先端(10a)に対向する底部(321)のみに形成さ
れており、この通過孔(23)に略平行に上記未燃焼物
質を流すことができる。
【0011】この結果、外側カバー(32)の側部(3
22)に通過孔を形成した従来技術に比べて、外側カ
バー(32)の通過孔(23)の周辺部に未燃焼物質が
堆積することを抑制できる。外側カバー(32)の通
過孔(23)から外側カバー(32)の内部へ未燃焼物
質が侵入することを抑制できる。そして、上記によ
り、外側カバー(32)の通過孔(23)の縮小、閉塞
といった恐れを抑制できるので、酸素濃度検出器(1)
の応答性の悪化を抑制できる。また、上記により、内
側カバー(31)の表面に未燃焼物質が堆積することを
抑制でき、ひいては、内側カバー(31)の表面におい
て未燃焼物質が燃焼することを抑制できるので、検出素
子(10)の異常値検出を抑制できる。また、上記に
より、内側カバー(31)の通過孔(21、22)を通
過して検出素子(10)の表面に堆積することを抑制で
きるので、検出素子(10)の劣化を抑制できる。
【0012】また、請求項2に記載の発明では、内側カ
バー(31)の底部(311)と外側カバー(32)の
底部(321)とを、軸方向に所定距離を隔てて配置し
ているので、外側カバー(32)の底部(321)の
通過孔(23)から外側カバー(32)の内部へ未燃焼
物質が侵入しても、この未燃焼物質が内側カバー(3
1)にたどりつくまでの移動経路を長くできる。また、
外側カバー(32)の底部(321)の通過孔(2
3)から外側カバー(32)の内部へ、ガス中に混入し
ている水が侵入しても、この水が内側カバー(31)に
たどりつくまでの移動経路を長くできる。
【0013】そして、上記により、内側カバー(3
1)の表面への未燃焼物質の堆積をさらに抑制できるた
め、検出素子(10)の異常値検出をさらに抑制でき
る。しかも、検出素子(10)の表面への未燃焼物質の
侵入もさらに抑制できるので、検出素子(10)の劣化
をさらに抑制できる。また、上記により、内側カバー
(31)の表面、ひいては、内側カバー(31)の内部
への水の侵入を抑制でき、検出素子(10)の表面への
被水を抑制できるので、検出素子(10)の急冷による
素子割れを抑制できる。
【0014】また、請求項3に記載の発明では、上記請
求項2に記載の発明において、内側カバー(31)の底
部(311)に形成される通過孔(21)の総面積を、
外側カバー(32)の底部(321)に形成される通過
孔(23)の総面積よりも小さくしている。これによ
り、外側カバー(32)の底部(321)と内側カバー
(31)の底部(311)との間の空間にガスが滞留し
やすくなるので、ガス中に含まれる未燃焼物質をこの空
間にて捕捉できる。よって、内側カバー(31)の表面
への未燃焼物質の堆積をさらに効果的に抑制できるとと
もに、内側カバー(31)の内部、つまり、検出素子
(10)の表面への未燃焼物質の堆積をさらに効果的に
抑制できる。この結果、検出素子(10)の異常値検出
および素子割れをさらに効果的に抑制できる。
【0015】また、請求項4に記載の発明では、内側カ
バー(31)の側部(312)と外側カバー(32)の
側部(322)とを、軸方向に垂直な方向に所定距離を
隔てて配置しているので、内側カバー(31)の側部
(312)と外側カバー(32)の側部(322)との
間に空隙が形成され、ヒータユニット(20)により加
熱される検出素子(10)の保温性を向上できる。
【0016】また、請求項5に記載の発明では、請求項
4に記載の発明において、上記空隙(S)はガスの出入
りが略遮断されるようになっているので、さらに検出素
子(10)の保温性を向上できる。また、請求項6に記
載の発明では、検出素子(10)は、長尺形状の素子本
体部(13)の先端(10a)側外周面に外側電極(1
2)の反応部(12a)を設けたものからなり、内側カ
バー(31)の通過孔(22)を、内側カバー(31)
の側部(312)のうち、反応部(12a)に対向する
部位以外の部位に形成している。
【0017】これによれば、内側カバー(31)の側部
(312)のうち、反応部(12a)に対向する部位に
通過孔を形成する場合に比べて、反応部(12a)およ
び反応部(12a)近傍部位(以下、検出素子(10)
の出力部という)の保温性を向上できる。ここで、酸素
濃度検出器(1)は、検出素子(10)のうち、反応部
(12a)の出力部の出力電流変化に基づいて酸素濃度
を検出するものである。このため、良好に酸素濃度を検
出するためには、検出素子(10)の出力部を、活性温
度(例えば650℃程度)以上に保つことが必要であ
る。
【0018】これに対して、請求項6に記載の発明によ
れば、検出素子(10)の出力部の保温性を向上できる
ので、検出素子(10)の出力部を良好に活性温度以上
に保つことができ、良好に酸素濃度を検出することがで
きる。また、内側カバー(31)の通過孔(22)から
反応部(12a)へ至るガスの経路が迷路構造となるの
で、ガス中に含まれる未燃焼物質が、反応部(12a)
の表面近傍に侵入することを抑制できる。よって、反応
部(12a)の表面に未燃焼物質が堆積することを抑制
でき、反応部(12a)の劣化を抑制できる。
【0019】また、請求項7に記載の発明では、内側カ
バー(31)は、この内側カバー(31)の側部(31
2)のみに通過孔(22)を備えているので、外側カバ
ー(32)の底部(321)の通過孔(23)から内側
カバー(31)の通過孔(22)へ至るガスの経路が迷
路構造となる。このため、外側カバー(32)の底部
(321)の通過孔(23)からガス中に含まれる未燃
焼物質が侵入しても、この未燃焼物質が内側カバー(3
1)の通過孔(22)に侵入するのを抑制できる。この
結果、検出素子(10)の表面への未燃焼物質の堆積を
さらに抑制でき、検出素子(10)の劣化をさらに抑制
できる。外側カバー(32)の底部(321)の通過
孔(23)からガス中に混入している水が侵入しても、
この水が内側カバー(31)の通過孔(22)に侵入す
るのを抑制できる。この結果、検出素子(10)の表面
への被水を抑制でき、検出素子(10)の急冷による素
子割れを抑制できる。
【0020】また、請求項8に記載の発明では、検出素
子(10)は、長尺形状の素子本体部(13)の先端
(10a)側外周面に外側電極(12)の反応部(12
a)を設けたものからなり、内側カバー(31)は、こ
の内側カバー(31)の底部(312)のみに、通過孔
(21)を備えている。これにより、内側カバー(3
1)の側部(312)に通過孔を形成する場合に比べ
て、検出素子(10)の出力部の保温性を向上できる。
よって、検出素子(10)の出力部をより良好に活性温
度以上に保つことができるので、より良好に酸素濃度を
検出することができる。
【0021】また、内側カバー(31)の通過孔(2
1)から反応部(12a)へ至るガスの経路が迷路構造
となるので、ガス中に含まれる未燃焼物質が、反応部
(12a)の表面近傍に侵入することを抑制できる。よ
って、反応部(12a)の表面に未燃焼物質が堆積する
ことを抑制でき、反応部(12a)の劣化を抑制でき
る。また、請求項9に記載の発明のように、限界電流式
の検出素子(10)を有する酸素濃度検出器に本発明を
適用してもよいし、ポンプ電流式の検出素子を有する酸
素濃度検出器に本発明を適用してもよい。
【0022】また、請求項10に記載の発明では、検出
素子(10)は、ディーゼルエンジンにおけるガス中の
酸素濃度を検出するものである。ここで、ディーゼルエ
ンジンにおけるガス中には、ガソリン車におけるガス中
に比べて非常に多くの未燃焼物質(すす等)が含まれて
いるが、このようなディーゼルエンジンにおけるガス中
の酸素濃度を検出するものに、本発明を適用することに
より、内側カバー(31)の表面および検出素子(1
0)の表面への未燃焼物質の堆積を効果的に抑制でき
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。 (第1の実施形態)図3に示すように、本実施形態にお
ける酸素濃度検出器1は、自動車のディーゼルエンジン
100の吸気側配管101および排気側配管102にそ
れぞれ1つずつ装着されている。この検出器1は、上記
配管101、102の壁面に対して垂直となるように、
かつ、その先端1a側が鉛直方向下方を向くように配置
されている。
【0024】そして、上記配管101側の検出器1によ
り検出される吸気ガス中の酸素濃度が、電気制御装置1
03に入力され、この入力データに基づいて、ガス再循
環配管105の排気ガス流量を制御する。また、上記配
管102側の検出器1により検出される排気ガス中の酸
素濃度が、電気制御装置103に入力され、この入力デ
ータに基づいて噴射ポンプ104からの燃料噴射量を制
御する。
【0025】なお、再循環配管105は、排気側配管1
02を流れる排気ガスを吸気側配管101へ再循環させ
るものであり、負圧回路切換用の電磁弁106にて、ダ
イヤフラム107を上下方向に変移させて、排気ガス再
循環バルブ108を開閉することにより、上記排気ガス
流量を調整するようになっている。そして、酸素濃度検
出器1は、図1(a)に示すように、断面が環状で細長
いコップ形状をなす検出素子10の内部に、この検出素
子10を活性温度(例えば650℃)以上に加熱するヒ
ータユニット20を備えている。そして、検出素子10
の基端10b側(上記コップ形状の開口部側)には、検
出素子10の先端10a側(上記コップ形状の底部側)
を、その外部に露出させた状態で検出素子10を保持す
る保持部41が設けられている。検出素子10は、タル
ク416を介設させて保持部41に保持されている。ま
た、検出素子10の先端10a側に備えられた接ガス部
11を覆うように素子カバー3が配置されており、この
素子カバー3も、保持部41に保持されている。
【0026】本実施形態の検出素子10は、いわゆる限
界電流式の検出素子であり、酸素イオン伝導性の固体電
解質からなる、細長な略コップ形状の素子本体部13を
備えており、図1(b)に示すように、素子本体部13
の内周面に内側電極14が形成され、素子本体部13の
外周面全周に、絶縁層15、外側電極12、および、拡
散抵抗層16が、内側から外側にかけて順に積層形成さ
れている。
【0027】なお、素子本体部13の外周面のうち所定
幅(例えば5.0mm)の帯状部位130には絶縁層1
5が形成されておらず、この帯状部位130には外側電
極12が接触して設けてある。そして、外側電極12の
うち上記帯状部位130に接触して設けられる部位によ
り、外側電極12の反応部12aが構成されている。こ
こで、図2(a)は、検出素子10の先端10a側およ
び内側、外側カバー31、32の拡大断面図を示すもの
であるが、この図においては、絶縁層15および拡散抵
抗層16の図示を省略し、外側電極12のうち反応部1
2aのみを図示している。
【0028】ヒータユニツト20は、図1(a)に示す
ように、セラミック本体部201に、タングステンから
なる発熱部202およびリード線部203を内蔵させた
ものである。発熱部202は、図2(a)に示すよう
に、反応部12a(換言すれば、後述する検出素子10
の出力部)が設けられる帯状部位130と略対向して設
けられており、この発熱部202により、素子本体部1
3の上記帯状部位130、ひいては反応部12aを重点
的に加熱するようにしている。このヒータユニット20
は、ホルダ47を介して検出素子10の基端10b側に
保持されている。
【0029】素子カバー3は、図1(a)および図2
(b)に示すように、接ガス部11に近接して設けられ
る内側カバー31と、この内側カバー31の外側に配置
され、上記した吸気ガスまたは排気ガス(以下、単にガ
スという)と直接接する外側カバー32とを有する。こ
の両カバー31、32は、断面が環状のコップ形状であ
り、これらの底面部(底部)311、321は平面状で
あり、検出素子10の先端10aに対向している。
【0030】内側カバー31の底面部311には、円形
状の底面通過孔21が形成され、外側カバー32の底面
部321には、円形状の底面通過孔23が形成されてい
る。これら底面通過孔21、23は軸心線上に1個だけ
形成されている。なお、内側カバー31の底面通過孔2
1の総面積は、外側カバー32の底面通過孔23の総面
積よりも小さく構成されている。
【0031】また、内側カバー31の側面部(側部)3
12には、円形状の側面通過孔22が設けられている。
この側面通過孔22は、軸方向に例えば2個並ぶよう
に、かつ周方向に例えば4個並ぶように、合計8個形成
されている。しかも、この側面通過孔22は、側面部3
12のうち上記反応部12aに対向する部位以外の部位
に形成されている。また、外側カバー32の側面部(側
部)322には、通過孔を形成していない。
【0032】ここで、上記各通過孔21、22、23
は、ガスを通過させるためのものであり、換言すれば、
素子カバー3の内部と外部との間にガスを出入り可能と
するものである。そして、素子カバー3の外側カバー3
2の開口端部が、保持部41にかしめ固定されており、
外側カバー32の開口端側内周面に、内側カバー31の
開口端側外周面が溶接されている。ここで、内側カバー
31には、その開口端側が径大となるような段付き部3
1aが形成されており、外側カバー32には、その周方
向に並ぶように複数(本実施形態では3か所、図1
(a)には1か所のみ図示)の内方へのくぼみ部32a
が形成されている。そして、くぼみ部32aにより、段
付き部31aを支持するようになっており、この結果、
外側カバー32の内部における、内側カバー31の位置
決めがなされている。
【0033】すなわち、内側カバー31の底面部311
と、外側カバー32の底面部321とが、軸方向に所定
距離(例えば4.5mm程度、好ましくは5.0mm以
上)を隔てるように、内側カバー31および外側カバー
32は配置されている。また、内側カバー31の側面部
312と、外側カバー32の側面部322とが、軸方向
に垂直な方向に所定距離(例えば1.0mm程度、好ま
しくは2.0mm以上)を隔てるように、内側カバー3
1および外側カバー32は配置されている。
【0034】ここで、素子カバー3は、ガス中に混入す
る水、毒物(鉛化合物)、および未燃焼物質が検出素子
10へ侵入することを抑制する役割を果たしている。ま
た、上記活性温度に比べて、ガスの温度(吸気ガスは8
0〜140℃程度、排気ガスは100〜500℃程度)
は低いものであるため、素子カバー3により、ヒータ2
0にて加熱される検出素子10を保温する役割を果たし
ている。そして、素子カバー3を内側カバー31と外側
カバー32との2重構造とすることにより、上記役割を
より良好に果たすようにしている。
【0035】保持部41は、上記吸気側、排気側配管1
01、102に設けたネジ穴101a、102aに螺合
するネジ山部414と、検出器1を上記配管101、1
02に対して位置決めするフランジ部415とを有して
いる。この保持部41は、フランジ部415と吸気側、
排気側配管101、102との間にガスケット462を
介した状態で、吸気側、排気側配管101、102にネ
ジ結合にて脱着可能に装着される。
【0036】また、保持部41よりも検出器1の基端1
b側には、相互に溶接されたカバー部材442、44
3、446が備えられており、保持部41の開口部とカ
バー部材446とが、金属リング463を介して固定さ
れている。また、カバー部材442、443には、カバ
ー部材442、443の内部に大気を導入する大気導入
口444、445が形成されている。
【0037】また、前記大気導入口444、445によ
り大気導入通路となる途上には、撥水性の通気フィルタ
ー(図示しない)が設けられている。そして、大気導入
口444、445から導入された大気は、さらに、図示
しない大気通路を通って、検出素子10の内部に導かれ
るようになっている。そして、検出素子10の内側電極
14および外側電極12は、出力取出線161、161
の一端側と電気的に接続されており、ヒータユニット2
0の上記リード線部203は、給電線162の一端側と
電気的に接続されている。この出力取出線161および
給電線162は、ブッシュ5を介してカバー部材44
2、443に固定されている。そして、出力取出線16
1、161の他端側は、電気制御装置103に内蔵され
るデータ読み込み部と電気的に接続され、給電線162
の他端側は、電気制御装置103に内蔵される電源と電
気的に接続されている。
【0038】ここで、検出素子10への上記水、毒物、
および未燃焼物質の侵入の抑制と、検出素子10の保温
とを図りつつ、検出素子10の応答性を確保できるよう
に、検出素子10に対する素子カバー3の形状、寸法、
上記各通過孔21、22、23の位置、径等が決定され
ている。具体的には、内側カバー31の外径が9.0m
m、内径が8.0mm、内側カバー31の底面通過孔2
1の直径が2.0mm、側面通過孔22の直径が1.5
mm、外側カバー32の外径が12.0mm、内径が1
1.0mm、底面通過孔23の直径が8.0mmであ
る。また、底面通過孔21は、保持部41のフランジ部
415の素子カバー3側(図1(a)中下側)の面41
5aからの距離が30.0mmの位置にあり、側面通過
孔22は、上記面415aからこの通過孔22の中心ま
での距離が18.0mm、26.5mの位置にあり、底
面通過孔23は、上記面415aからの距離が35.0
mmの位置にある。
【0039】このような検出器1の応答性については、
0.1秒といった微小な時間で酸素濃度の変化を検出可
能であることが本発明者らにより確認されている。この
確認は、酸素濃度が20%、15%の空気をそれぞれ切
り換えて供給できる配管に、上記検出器1を装着したも
のにおいて、酸素濃度が20%の空気から、酸素濃度が
15%の空気に、および、酸素濃度が15%の空気か
ら、酸素濃度が20%の空気に切り換えた瞬間から、上
記検出器1が、この酸素濃度の変化を読み取るまでの時
間を測定した。
【0040】次に、本実施形態の酸素濃度検出器1の作
用効果について述べる。まず、上記未燃焼物質は、外側
カバー32の側面部322に略垂直な方向(図1(a)
中矢印Bで示す方向)に流れるが、外側カバー32の底
面通過孔23は、検出素子10の先端10aに対向する
底面部321に形成されているため、この底面通過孔2
3に略平行に上記未燃焼物質を流すことができる。
【0041】この結果、外側カバー32の側面部322
に通過孔を形成した従来技術に比べて、外側カバー3
2に形成される通過孔(つまり、底面通過孔23)の周
辺部に未燃焼物質が堆積することを抑制できる。外側
カバー32に形成される通過孔23から外側カバー32
の内部へ未燃焼物質が侵入することを抑制できる。そし
て、上記により、外側カバー32の底面通過孔23の
縮小、閉塞を抑制できるので、検出素子10の応答性の
悪化を抑制できる。しかも、保温性の面からみて、上記
従来技術における側面通過孔24(図9参照)を廃止し
た分だけ、外側カバー32の底面通過孔23の径(開口
面積)を、従来技術の底面通過孔23(図9参照)より
も大きくできるので、外側カバー32の底面通過孔23
の縮小、閉塞が効果的に抑制される。
【0042】また、上記により、内側カバー31の表
面に未燃焼物質が堆積することを抑制でき、ひいては、
内側カバー31の表面において未燃焼物質が燃焼するこ
とを抑制できるので、検出素子10の異常値検出を抑制
できる。また、上記により、内側カバー31の通過孔
21、22を通過して検出素子10の表面に堆積するこ
とを抑制できるので、検出素子10の劣化を抑制でき
る。
【0043】なお、上記底面通過孔23の径を従来技術
よりも大きくできるので、従来技術と同程度の応答性を
得ることができる。また、上記ガス中に含まれる毒物
(鉛化合物等)も、外側カバー32の側面部322に略
垂直に流れるが、外側カバー32の底面通過孔23は、
検出素子10の先端10aに対向する底面部321に形
成されているため、この底面通過孔23に略平行に上記
毒物を流すことができる。この結果、外側カバー32の
底面通過孔23から外側カバー32の内部に毒物が侵入
することを抑制できるので、毒物が検出素子10の表面
に堆積することを抑制でき、検出素子10の劣化を抑制
できる。
【0044】また、内側カバー31の底面部311と、
外側カバー32の底面部321とを、軸方向に上記所定
距離を隔てて配置しているので、外側カバー32の底
面通過孔23から外側カバー32の内部へ未燃焼物質が
侵入しても、この未燃焼物質が内側カバー31の表面に
たどりつくまでの移動経路を長くできる。外側カバー
32の底面通過孔23から外側カバー32の内部へ水が
侵入しても、この水が内側カバー31の表面にたどりつ
くまでの移動経路を長くできる。
【0045】上記により、内側カバー31の表面や検
出素子10の表面への未燃焼物質の堆積をさらに抑制で
き、検出素子10の異常値検出や劣化をさらに抑制でき
る。また、上記により、内側カバー31の表面や検出
素子10の表面への被水を抑制できるので、検出素子1
0の急冷による素子割れを抑制できる。なお、上記お
よびの効果を良好に得るために、本実施形態では上記
所定距離を4.5mm程度としており、上記および
の効果をより良好に得るためには、上記所定距離を5.
0mm以上とするのが好ましい。
【0046】また、内側カバー31の底面通過孔21の
総面積を、外側カバー32の底面通過孔23の総面積よ
りも小さくしているので、外側カバー32の底面部32
1と内側カバー31の底面部311との間に形成される
空間にガスが滞留しやすくなり、これらガス中に含まれ
る未燃焼物質をこの空間にて捕捉できる。よって、内側
カバー31の表面や検出素子10の表面への未燃焼物質
の堆積をさらに効果的に抑制できる。
【0047】また、内側カバー31の側面部312と、
外側カバー32の側面部322とを、軸方向に垂直な方
向に上記所定距離を隔てて配置しているので、内側カバ
ー31の側面部312と外側カバー32の側面部322
との間に空隙が形成され、この空隙により、上記活性温
度以上に加熱される検出素子10の保温性を保つことが
できる。
【0048】なお、検出素子10の保温性を良好に保つ
ために、本実施形態では上記所定距離を1.0mm程度
としており、検出素子10の保温性をより良好に保つた
めには、上記所定距離を2.0mm以上とするのが好ま
しい。また、内側カバー31の側面通過孔22は、内側
カバー31の側面部312のうち、反応部12a(図2
参照)に対向する部位以外の部位に形成されているの
で、上記対向する部位に通過孔を形成する場合に比べ
て、検出素子10の出力部の保温性を向上できる。よっ
て、検出素子10の出力部を良好に活性温度以上に保つ
ことができるので、良好に酸素濃度を検出することがで
きる。
【0049】また、内側カバー31の通過孔22から反
応部12aへ至るガスの経路が迷路構造となるので、ガ
ス中に含まれる未燃焼物質が、反応部12aの表面近傍
に侵入することを抑制できる。よって、反応部12aの
表面に未燃焼物質が堆積することを抑制でき、反応部1
2aの劣化を抑制できる。また、内側カバー31の底部
311および側部312に通過孔21、22が形成され
ているので、底部311の通過孔21と側部312の通
過孔22との間にガス流れを形成できる。よって、反応
部12aに良好にガスを流すことができ、検出素子10
の応答性が良好となる。
【0050】(第2の実施形態)図4に示す本実施形態
は、上記第1の実施形態において内側カバー31の側面
通過孔22(図1参照)を廃止したものである。つま
り、内側カバー31は、底面部311のみに通過孔21
を備えている。なお、保温性の面からみて、側面通過孔
22(図1参照)を廃止した分だけ、内側カバー31の
底面通過孔21の径(開口面積)を、上記第1の実施形
態に比べて大きくできるので、底面通過孔21における
ガスの出入りが良好に行なわれるので、検出素子10の
応答性も良好である。本実施形態では、底面通過孔21
の径を例えば3.5mm程度としている。
【0051】本実施形態によれば、内側カバー31の側
部312に通過孔を形成する場合に比べて、検出素子1
0の出力部の保温性を向上できる。よって、検出素子1
0の出力部をより良好に活性温度以上に保つことができ
るので、より良好に酸素濃度を検出することができる。
また、内側カバー31の通過孔21から反応部12aへ
至るガスの経路が迷路構造となるので、ガス中に含まれ
る未燃焼物質が、反応部12aの表面近傍に侵入するこ
とを抑制できる。よって、反応部12aの表面に未燃焼
物質が堆積することを抑制でき、反応部12aの劣化を
抑制できる。
【0052】なお、通常は、図に示すように、内側カバ
ー31の側面部312の方が、内側カバー31の底面部
311に比べて、検出素子10の出力部との距離が近い
ため、この側面部312に通過孔を形成せずに、底面部
311のみに通過孔を形成することにより、検出素子1
0の出力部の保温性を効果的に向上できる。 (第3の実施形態)図5に示す本実施形態は、上記第1
の実施形態において内側カバー31の底面通過孔21
(図1参照)を廃止したものである。つまり、内側カバ
ー31は、側面部312のみに通過孔21を備えてい
る。これによれば、外側カバー32の底面部321の通
過孔23から内側カバー31の通過孔22へ至るガスの
経路が迷路構造となる。このため、外側カバー32の
底面部321の通過孔23からガス中に含まれる未燃焼
物質が侵入しても、この未燃焼物質が内側カバー31の
通過孔22に侵入するのを抑制できる。この結果、検出
素子10の表面への未燃焼物質の堆積をさらに抑制で
き、検出素子10の劣化をさらに抑制できる。外側カ
バー32の底面部321の通過孔23からガス中に混入
している水が侵入しても、この水が内側カバー31の通
過孔22に侵入するのを抑制できる。この結果、検出素
子10の表面への被水を抑制でき、検出素子10の急冷
による素子割れを抑制できる。
【0053】(第4の実施形態)図6に示す本実施形態
は、上記第2の実施形態を変形したものであり、外側カ
バー32のうち、内側カバー31の底面部311よりも
わずかに開口部側に相当する部位の全周にわたって、外
側カバー32の底面部321側が径小となるような段付
き部32bが形成されている。そして、外側カバー32
のうち、段付き部32bよりも底面部321側の内径
は、内側カバー31の底面部311側の外形よりもわず
かに(例えば0.2mm程度)大きい程度である。これ
により、外側カバー32のうち、段付き部32bよりも
底面部321側と、内側カバー31の底面部311側と
が近接するため、内側カバー31の側面部312と外側
カバー32の側面部322との間に、空気の出入りが略
遮断される空気層Sが形成される。この結果、検出素子
10の保温性をさらに向上できる。
【0054】また、外側カバー32の底面通過孔23か
ら外側カバー32内部へ導入された上記ガスのほとんど
が、そのまま、内側カバー31の底面通過孔21から内
側カバー31内部へ導入されるので、上記第2の実施形
態のような、内側カバー31の外周部へも導入される場
合に比べて、検出素子10の応答性を向上できる。 (第5の実施形態)本実施形態は、図7に示すように、
外側カバー32の底部(つまり、検出素子10の先端1
0a側に対向する部位)を全面的に開口することによ
り、通過孔23を構成している。このように、外側カバ
ー32の底部の開口面積を大きくすることにより、カバ
ー32内部へガスを良好に出入りさせることができる。
【0055】(第6の実施形態)本実施形態は、図8に
示すように、外側カバー32の底面部321に、通過孔
23を複数個(本実施形態では3つ)形成している。な
お、外側カバー32の外径が12.0mm、内径が1
1.0mmであるものにおいて、底面通過孔23のそれ
ぞれの直径を2.3mmとし、この底面通過孔23の中
心位置と、外側カバー32の底面部321の中心位置と
の距離を3.8mmとした。本実施形態によれば、カバ
ー31、32におけるガスの出入りが複数の通過孔23
により行なわれるので、ガスの流れをスムースにでき
る。
【0056】(他の実施形態)上記各実施形態では、素
子カバー3を、内側カバー31および外側カバー32か
らなる2重構造で構成していたが、内側カバー31と外
側カバー32との間に、さらに中間カバーを介在させて
もよい。
【0057】また、内側、外側カバー31、32の底面
通過孔21、23は、その中心が軸心線上に配置される
ように形成されていたが、その中心が軸心線からずれる
ように配置されてもよい。これによれば、外側カバー3
2の底面通過孔23から内側カバー31の底面通過孔2
1への経路が多少長くなるので、未燃焼物質の検出素子
10側への堆積、検出素子10の被水を抑制できる。
【0058】また、内側、外側素子カバー31、32の
底面部311、321は平面形状であったが、曲面形状
であってもよい。また、上記各通過孔21、22、23
の形状は円形のものを示したが、円形に限定する必要は
なく、方形や、その他の形状でもよい。また、上記第6
の実施形態において、外側カバー32の底面通過孔23
のみを複数としていたが、内側カバー31の底面通過孔
21のみを複数としてもよいし、内側、外側カバー3
1、32の両方の底面通過孔21、23を複数としても
よい。さらに、底面通過孔21、23は、2つでもよい
し、4つ以上であってもよい。
【0059】また、ヒータユニット20は、検出素子1
0に一体に形成してもよい。また、吸気側配管101お
よび排気側配管102の両方に、酸素濃度検出器1を装
着していたが、いずれか一方に装着するようにしてもよ
い。また、上記配管101、102の壁面に対して垂直
に検出器1を装着し、この検出器1の先端側を、吸気ガ
ス、および排気ガスが略垂直に通過するようにしていた
が、検出器1の取り付けは、上記配管101、102の
壁面に対して垂直(90°)よりも多少前後にずれた角
度になされてもよい。とくに、上記ガスが、その上流側
から下流側にかけて、検出器1の軸方向下方側へ傾斜し
て流れるように、検出器1を配置することにより、外側
カバー32の底面通過孔23の周辺部における未燃焼物
質の堆積、および、この底面通過孔23における未燃焼
物質の通過をより大幅に低減できる。
【0060】また、上記各実施形態では、酸素濃度検出
器1をディーゼルエンジン100に適用したが、他に
も、天然ガスを利用した発電用エンジンの排気ガスシス
テムなど、ガス中に素子カバー3に堆積しやすい物質を
多く含むものに適用してもよい。また、上記各実施形態
では、限界電流式の検出素子10を用いているが、他
に、上記した絶縁拡散層16を有さないポンプ電流式
(濃淡電池式)の検出素子を用いてもよいし、半導体式
の検出素子等を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は第1の実施形態に係わる酸素濃度検出
器の縦断面図、(b)は検出素子の先端側の拡大縦断面
図である。
【図2】(a)は検出素子の先端側および内側、外側カ
バーの拡大断面図、(b)は図1(a)中A−Aで断面
した酸素濃度検出器の横断面図である。
【図3】第1の実施形態に係わる酸素濃度検出器の装着
場所を示す図である。
【図4】(a)は第2の実施形態に係わる酸素濃度検出
器の先端側縦断面図、(b)は(a)中A−Aで断面し
た酸素濃度検出器の横断面図である。
【図5】(a)は第3の実施形態に係わる酸素濃度検出
器の先端側縦断面図、(b)は(a)中A−Aで断面し
た酸素濃度検出器の横断面図である。
【図6】(a)は第4の実施形態に係わる酸素濃度検出
器の先端側縦断面図、(b)は(a)中A−Aで断面し
た酸素濃度検出器の横断面図である。
【図7】第5の実施形態に係わる酸素濃度検出器の先端
側縦断面図である。
【図8】第6の実施形態に係わる酸素濃度検出器におけ
る外側カバーの底面部の正面図である。
【図9】(a)は従来技術に係わる酸素濃度検出器の先
端側縦断面図、(b)は(a)中A−Aで断面した酸素
濃度検出器の横断面図である。
【符号の説明】
1…酸素濃度検出器、10…検出素子、10a…先端、
11…接ガス部、21、22、23…通過孔、31…内
側カバー、32…外側カバー、311、321…底面部
(底部)。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その先端(10a)側に、吸気ガスまた
    は排気ガスと接する接ガス部(11)を有する長尺形状
    に形成され、前記吸気ガスまたは前記排気ガス中の酸素
    濃度を検出する検出素子(10)と、 前記検出素子(10)の近傍に設けられ、前記検出素子
    (10)を加熱するヒータユニット(20)と、 前記検出素子(10)の前記先端(10a)に対向する
    底部(311、321)を有する略コップ形状に形成さ
    れ、前記検出素子(10)の前記接ガス部(11)を覆
    うように配置される素子カバー(31、32)とを具備
    し、 前記素子カバー(31、32)には、前記吸気ガスまた
    は前記排気ガスが通過可能な通過孔(21、22、2
    3)が形成されており、 前記素子カバー(31、32)は、前記接ガス部(1
    1)に近接して設けられる内側カバー(31)と、この
    内側カバー(31)の外側に設けられ、前記吸気ガスま
    たは前記排気ガスと直接接する外側カバー(32)とを
    少なくとも備え、 前記外側カバー(32)は、この外側カバー(32)の
    底部(321)のみに、前記通過孔(23)を備えてい
    ることを特徴とする酸素濃度検出器。
  2. 【請求項2】 前記内側カバー(31)の底部(31
    1)と、前記外側カバー(32)の底部(321)と
    は、軸方向に所定距離を隔てて配置されていることを特
    徴とする請求項1に記載の酸素濃度検出器。
  3. 【請求項3】 前記内側カバー(31)の底部(31
    1)に前記通過孔(21)が形成されており、 この内側カバー(31)の底部(311)に形成される
    前記通過孔(21)の総面積は、前記外側カバー(3
    2)の底部(321)に形成される前記通過孔(23)
    の総面積よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載
    の酸素濃度検出器。
  4. 【請求項4】 前記内側カバー(31)の側部(31
    2)と、前記外側カバー(32)の側部(322)と
    は、軸方向に垂直な方向に所定距離を隔てて配置されて
    いることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つ
    に記載の酸素濃度検出器。
  5. 【請求項5】 前記内側カバー(31)の側部(31
    2)と、前記外側カバー(32)の側部(322)との
    間の空隙(S)は、前記吸気ガスまたは前記排気ガスの
    出入りが略遮断されるようになっていることを特徴とす
    る請求項4に記載の酸素濃度検出器。
  6. 【請求項6】 前記検出素子(10)は、長尺形状の素
    子本体部(13)の先端(10a)側外周面に、外側電
    極(12)の反応部(12a)を形成させたものからな
    り、 前記内側カバー(31)の側部(312)のうち、前記
    反応部(12a)に対向する部位以外の部位に、前記通
    過孔(22)が形成されていることを特徴とする請求項
    1ないし5のいずれか1つに記載の酸素濃度検出装置。
  7. 【請求項7】 前記内側カバー(31)は、この内側カ
    バー(31)の側部(312)のみに前記通過孔(2
    2)を備えていることを特徴とする請求項1、2、4な
    いし6のいずれか1つに記載の酸素濃度検出器。
  8. 【請求項8】 前記検出素子(10)は、長尺形状の素
    子本体部(13)の先端(10a)側外周面に、外側電
    極(12)の反応部(12a)を形成させたものからな
    り、 前記内側カバー(31)は、この内側カバー(31)の
    底部(311)のみに、前記通過孔(21)を備えてい
    ることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに
    記載の酸素濃度検出器。
  9. 【請求項9】 前記検出素子(10)は、限界電流式、
    または、ポンプ電流式であることを特徴とする請求項1
    ないし8のいずれか1つに記載の酸素濃度検出器。
  10. 【請求項10】 前記検出素子(10)により、ディー
    ゼルエンジンにおける吸気ガスまたは排気ガス中の酸素
    濃度を検出することを特徴とする請求項1ないし9のい
    ずれか1つに記載の酸素濃度検出器。
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