JPH1096837A - 半導体レーザモジュール - Google Patents

半導体レーザモジュール

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Publication number
JPH1096837A
JPH1096837A JP25110596A JP25110596A JPH1096837A JP H1096837 A JPH1096837 A JP H1096837A JP 25110596 A JP25110596 A JP 25110596A JP 25110596 A JP25110596 A JP 25110596A JP H1096837 A JPH1096837 A JP H1096837A
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JP
Japan
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ferrule
frame
semiconductor laser
laser module
substrate
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Application number
JP25110596A
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English (en)
Inventor
Motoko Kato
素子 加藤
Minoru Kono
実 河野
Katsuhiko Goto
勝彦 後藤
Taisuke Miyazaki
泰典 宮崎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で小型なファイバ付光モジュールを実現
するにあたり、フレームを容易に加工でき、かつフェル
ールを安定に固定する。 【解決手段】 フレーム6の上に載置したフェルール7
を、これの周囲を囲む股釘形状の止め金10を用いて固
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体レーザモジ
ュールに関し、特に、ファイバ付モジュール組立てにお
ける、ファイバとフェルールの固定構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近い将来、各家庭からのパソコンを端末
とする情報伝達が増加するに従い、大量のデータを扱う
ための通信回路となる加入者向け電話回線は、電線から
光ケーブルにおきかえる必要がある。そして、この加入
者向け光通信用の送受信機は安価で小型なファイバ付光
モジュールが必要とされている。ところで、ファイバ付
光モジュールでは、半導体レーザから出射したレーザを
光ファイバに効率よく入射する必要がある。
【0003】図11は今後、必要とされる安価で小型な
ファイバ付光モジュールの構成を示す図であり、図にお
いて、3はその上にレーザダイオード(LD)1が固定
されるシリコン(Si)基板、2は上記レーザダイオー
ド1の近傍に配置され、該レーザダイオード1の一方の
出射端面からの出力(出射光)をモニタするモニタ用の
ホトダイオード(モニタPD)、4は上記レーザダイオ
ード1の他方の出射端面の近傍に配置された光ファイ
バ、5はその一端が上記フォトダイオード2、及びレー
ザダイオード1の電極と接続され、その他端が外部リー
ド20と接続されたボンディングワイヤ、6は上記Si
基板3,モニタ用のフォトダイオード(PD)2が固定
されるFeNi合金製のフレームであり、その後端部に
コネクタ係止部9が形成されている。7はジルコニア等
からなるフェルールであり、光モジュールのコネクタ部
分の光出力端子となるものであり、その先端には上記光
ファイバ4が接続されている。8は上記Si基板3に設
けられたV溝であり、ここに光ファイバ4が嵌装される
ようになっている。
【0004】半導体レーザをモジュールに組み立てる
時、図に示すようにLD1をSi基板3に固定し、この
Si基板3をFeNi合金フレーム6に固定して組み立
てる。光ファイバ4は、Si基板3上のV溝8に配置し
て、その一端をLD1と結合し、他端はフェルール7の
端部にエポキシ系接着剤等で接着され、フェルール7に
結合される。そしてフェルール7ごとに光ファイバ4を
フレーム6に固定する。モジュールのサイズは、10m
m×13mm×5mm程度である。
【0005】また、上記フレーム6の加工は、穴をあけ
る部分はエッチングで行なう。折曲げは、折曲げ部を、
下からピンで突き上げて折曲げるが、折曲げ部が小さい
場合、例えば、2〜3mm程度の場合、細いピンを使う
必要がある。しかしながらフレームの厚みはモジュール
の強度等を維持するために約2.5mm程度あり、この
ようなフレーム6を加工するには、ピンが細いために強
度が弱く、うまく折り曲がらなかったり、ピンが不良に
なってしまったりと、問題が多い。
【0006】また、光ファイバ4をSi基板3上のV溝
8で固定した後、その先のフェルール7をフレーム6に
固定する必要があるが、一般的にフェルール7の直径が
1.25mm(半径0.625mm)と細く、上述のよ
うに、フレーム6を折曲げることでフェルール7を固定
する部位を形成するためには細かい加工が必要であり、
このような方法での固定は非常に困難である。そのた
め、フレームを容易に加工でき、かつフェルールを安定
に固定する方法を検討する必要がある。
【0007】以上のように組み付けられたモジュール
は、LD1とモニタPD2,光ファイバ4との間での光
導波経路を透明な樹脂で部分的にモールドした後、外部
リード20を含めて全体を樹脂モールド30で覆うよう
にしている。
【0008】なお、図11において、モニタ用のPD2
がLD1に対してやや斜めに向くように配置されている
が、これは、モニタ用のPD2に入射した光が反射して
再びLD1に入ってノイズ等を発生するのを防止する目
的のためである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】今後必要とされる,安
価で小型なファイバ付光モジュールは、以上のように構
成されており、微細なフェルールを容易にフレームに固
定するのが難しく、これを解消する方法を得ることが必
要とされていた。
【0010】この発明は以上のような問題点に鑑みてな
されたもので、フレームを容易に加工することができ、
かつフェルールを安定に固定することのできる半導体レ
ーザモジュールを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る半導体レーザモジュールは、フェルールをフレームに
固定する股釘形状の止め金を備えたものである。
【0012】また、この発明の請求項2に係る半導体レ
ーザモジュールは、フレームのフェルールが載置される
領域に、上記フェルールが嵌合する段差部を備えたもの
である。
【0013】また、この発明の請求項3に係る半導体レ
ーザモジュールは、上記請求項2に記載の半導体レーザ
モジュールにおいて、上記段差部を、上記フレームに、
上記フェルールの直径よりも小さい幅を有するスリット
を設けることにより形成するようにしたものである。
【0014】また、この発明の請求項4に係る半導体レ
ーザモジュールは、上記請求項2に記載の半導体レーザ
モジュールにおいて、上記段差部を、上記フレームに、
エッチングによって上記フェルールの外周側面と当接す
る凹部を設けることにより形成するようにしたものであ
る。
【0015】また、この発明の請求項5に係る半導体レ
ーザモジュールは、上記請求項2に記載の半導体レーザ
モジュールにおいて、上記段差部を、上記フレームの一
部をエッチングしてその厚みを減少させた後、上記フェ
ルールの側面に当接する2本のストライプ状の凸部を形
成することにより形成するようにしたものである。
【0016】また、この発明の請求項6に係る半導体レ
ーザモジュールは、光ファイバと結合する側のフェルー
ルの先端部分の外径を、該フェルールの他の部分の外径
よりも小さくなるように形成し、上記半導体レーザモジ
ュールが載置される基板に、上記フェルールの先端部分
と嵌合する溝部を設けたものである。
【0017】また、この発明の請求項7に係る半導体レ
ーザモジュールは、フレーム後端部の、フェルールが載
置される領域に延出部を設け、該延出部を上記フェルー
ル側に折り返すことにより、上記フェルールを保持する
ための支持片を形成したものである。
【0018】また、この発明の請求項8に係る半導体レ
ーザモジュールは、上記請求項7記載の半導体レーザモ
ジュールにおいて、上記支持片を、上記フェルールの直
径とほぼ等しい間隔をあけて設けられた2つの延出部を
上記フェルール側に折り返すことにより構成するように
したものである。
【0019】また、この発明の請求項9に係る半導体レ
ーザモジュールは、上記請求項7記載の半導体レーザモ
ジュールにおいて、上記支持片を、上記フェルールの外
周形状とほぼ等しい大きさの半円状の切り欠き部を有す
る延出部を上記フェルール側に折り返すことにより構成
するようにしたものである。
【0020】また、この発明の請求項10に係る半導体
レーザモジュールは、フレームに櫛形状のスリットを設
け、該スリットを設けることで生じた支持片の基部を、
上記フレームの外側に向けて谷折りし、かつ上記支持片
の中心部をフレームの中央部に向けて山折りすることに
よって得られた、断面くの字型の板バネ部を用いてフェ
ルールの側面をその両側から支持するようにしたもので
ある。
【0021】また、この発明の請求項11に係る半導体
レーザモジュールは、フレームに櫛形状のスリットを設
け、該スリットを設けることで生じた複数の支持片を、
フレームに対してそれぞれ交互に上,下方向となるよう
に付勢し、上記フェルールを上記上,下方向に付勢され
たスリット間に挿通させることによりフレーム上にて保
持するようにしたものである。
【0022】また、この発明の請求項12に係る半導体
レーザモジュールは、上記請求項7,10,11のいず
れかに記載の半導体レーザモジュールにおいて、上記延
出部もしくはスリットを用いて上記フェルールを上記フ
レームに対して位置決め,固定し、上記基板上方に樹脂
モールドを設けた後、上記延出部もしくはスリットの形
成されたフレームの領域を分離除去するようにしたもの
である。
【0023】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1による半導
体レーザモジュールの構造を示す図であり、図1におい
て、図13と同一符号は同一または相当部分を示す。1
0は、フレーム6の上にフェルール7を置き固定するた
めの股釘形状の止め金である。この股釘形状の止め金1
0は、図1(b) に示されるように、フェルール7を抱え
込む形状を有し、フレーム6にステープラで止めたよう
な形、すなわち、止め金10の2つの先端部がフレーム
6を貫通して、フレーム6の裏面側で内側に折り曲げら
れた形に固定されるようになっている。また、上記フレ
ーム6には上記止め金10の先端部が貫通するための孔
6aが、例えばエッチング等の方法を用いて予め設けら
れている。以上のような股釘形状の止め金10を用いて
微細なフェルール7をフレーム6に固定した状態で樹脂
モールド30を用いて樹脂封止することにより、安価で
小型なファイバ付光モジュールを容易に製造することが
できるようになる。
【0024】このように本実施の形態1によれば、フレ
ーム6の上に載置したフェルール7を、これの周囲を囲
む股釘形状の止め金10を用いて固定するようにしたか
ら、フレーム6を高度な技術を用いて微細加工すること
なく、微細なフェルール7を容易にフレーム6に固定す
ることができる。
【0025】また、上記股釘形状の止め金10をホッチ
キスのような装置を用いてフレーム6に取り付けるよう
にすることで、さらにフェルール7の固定作業を容易に
行うことができる。
【0026】実施の形態2.次に本実施の形態2による
半導体レーザモジュールについて説明する。図2に示す
ように、フレーム6の、フェルール7が当接する部分に
スリット11を形成するようにした点が特徴である。
【0027】図2に示すように、フレーム6のフェルー
ル7を固定する箇所に、エッチング等の方法を用いて縦
長なスリット11を設ける。スリット11の幅はフェル
ール7の直径(1.25mm)よりも小さく、かつ、フ
ェルール7を載置した場合にフェルール7の位置が安定
し位置決めを容易に行うことができる大きさが好まし
い。
【0028】このように本実施の形態2によれば、フレ
ーム6のフェルール7と当接する場所にスリット11を
設けるようにしたので、フェルール7を股釘形状の止め
金10で固定する際のフェルール7の位置決めと仮固定
が容易になり、また、股釘形状の止め金10で固定した
場合のフェルール7とフレーム6との固定をより確実な
ものとすることができ、装置の信頼性、及び製造精度を
高めることができる。
【0029】実施の形態3.次に本実施の形態3による
半導体レーザモジュールについて説明する。図3に示す
ように、フレーム6の、フェルール7が当接する部分に
段差12を形成するようにした点が特徴である。
【0030】すなわち、図3に示すように、光ファイバ
4の中心がSi基板3の表面に位置するように構成され
ている場合、Si基板3の厚みを0.425mmとし、
フェルール7の半径を0.625mmとすると、フレー
ム6に約0.2mmの段差12をハーフエッチングによ
り設けると、精度よくフェルール7をフレーム6に取り
付けることができる。
【0031】このように本実施の形態3によれば、フレ
ーム6の、フェルール7が当接する部分に段差12を形
成するようにしたので、上記実施の形態2と同様に、フ
ェルール7の位置決めと仮固定を容易に行うことができ
るとともに、フェルール7がフレーム6で3点で支持さ
れるようになるため、取り付けがさらに安定になり、ま
た、フレーム6にスリットを設けた場合に比べて、フレ
ーム6の強度を向上することができる。
【0032】実施の形態4.次に本実施の形態3による
半導体レーザモジュールについて説明する。図4に示す
ように、フレーム6の、フェルール7が当接する部分を
凹ませて凹部13を形成し、ここにフェルール7を内接
させるようにした点が特徴である。
【0033】すなわち、光ファイバ4の中心がSi基板
3の表面に位置するように構成されているとした場合、
Si基板3の厚みを0.425mmとし、フェルール7
の半径を0.625mmとすると、フレーム6に最深部
で約0.2mmの窪みができるような凹部13を形成す
ることで、精度よくフェルール7をフレーム6に取り付
けることができる。実際にはフレーム6はその厚みが
2.5mm程度のものであるために、加工する際に変形
しやすいように凹部13を形成する領域近傍の厚みをエ
ッチング等の方法によってある程度薄くしておくか、も
しくはフレーム6のもととなる金属板に対して予めプレ
スする等で凹部を形成する必要がある。
【0034】このように本実施の形態4によれば、フレ
ーム6の、フェルール7が当接する部分に凹部13を形
成するようにしたので、上記実施の形態2と同様に、フ
ェルール7の位置決めと仮固定を容易に行うことができ
るとともに、フェルール7の周囲がフレーム6と面で接
触して支持されるようになるため、上記実施の形態3の
ように3点で支持するものに比べて、取り付けがさらに
安定になり、また、フレーム6にスリットを設けた場合
に比べて、フレーム6の強度を向上することができる。
【0035】実施の形態5.次に本実施の形態5による
半導体レーザモジュールについて説明する。図5に示す
ように、フレーム6の、フェルール7が当接する部分の
近傍に凸部14を2本平行に形成し、2本の凸部14に
挟まれた領域にフェルール7を配置させるようにした点
が特徴である。
【0036】上記凸部14は、フレーム上6にフェルー
ル7を固定する箇所の両脇部分を、下から突き上げるこ
とで上側にへこませることにより形成することができ
る。実際にはフレーム6はその厚みが2.5mm程度の
ものであるために、加工する際に変形しやすいように凸
部14を形成する領域近傍の厚みをエッチング等の方法
によってある程度薄くしておく必要がある。
【0037】このように本実施の形態5によれば、フレ
ーム6の、フェルール7が当接する部分に凸部14を形
成するようにしたので、上記実施の形態2と同様に、フ
ェルール7の位置決めと仮固定を容易に行うことができ
るとともに、フェルール7の周囲側面部分がフレーム6
と面で接触して支持されるようになるため、上記実施の
形態3のように3点で支持するものに比べて、取り付け
がさらに安定になり、また、フレーム6にスリットを設
けた場合に比べて、フレーム6の強度を向上することが
できる。
【0038】実施の形態6.次に本実施の形態6 による
半導体レーザモジュールについて説明する。図6 に示す
ように、フェルール7の先端部分7aの径が途中から小
さくなるように形成し、さらにSi基板3に上記フェル
ールの先端部分7aの大きさに合わせて溝15を形成す
るようにしている点が特徴である。
【0039】すなわち、上記各実施の形態1〜5では、
従来と同様に、光ファイバ4の大きさに合わせてSi基
板3にV字型の溝8を形成し、ここに光ファイバ4を嵌
装しているが、本実施の形態6では、上述のように径の
小さくなったフェルールの先端部分7aを、これの径に
合わせて形成されたSi基板3上のフェルールのはいる
溝15に固定するようにしている。
【0040】このように本実施の形態6によれば、フェ
ルール7の先端部分7aの径を小さくし、これに合わせ
てSi基板フェルール7をフレーム6上に配置した際
に、光ファイバ4,フェルールの先端部分7aがそれぞ
れSi基板3の溝8,12に嵌合してその大部分が支持
されるようになる。また、フェルール7の先端部分aの
径を小さくしているため、Si基板3に形成する溝15
の深さを浅くすることができ、製造工程を容易にするこ
とができる。
【0041】実施の形態7.次に本実施の形態7による
半導体レーザモジュールについて説明する。図7に示す
ように、フレーム6の後端部にフェルール7の直径とほ
ぼ等しい隙間をあけて2つの延出部を設け、これをフェ
ルール7側に垂直に折り返して支え部16を形成するよ
うにしている点が特徴である。
【0042】すなわち、これにより、図7(b) に示され
るように、フェルール7の側面は直径方向に両側から上
記支え部16と当接し、これによってフレーム6の形状
を一部変更するだけで容易にフェルール7の位置決めと
仮固定を容易に行うことができる。
【0043】なお、上記支え部の形状は図7(c) に示さ
れるように、フレーム6にフェルール7の半円周形状に
相当する凹部を有する延出部を形成しておき、これをフ
ェルール7側に垂直に折り返すことにより得られる支え
部16aとすることも可能である。
【0044】実施の形態8.次に本実施の形態8による
半導体レーザモジュールについて説明する。図8に示す
ように、フレーム6の後端部に櫛形状のスリット6aを
設け、スリット6aを設けることで生じた支持片6bの
基部61bをフェルール7の配置方向に沿ってフレーム
6の外側に向けて谷折りし、その中心部62cをフレー
ム6の中央部に向けて山折りすることによって、フェル
ール7の側面をその両側から支持する、断面くの字型の
板バネ部60を形成している点が特徴である。
【0045】すなわち、図8(b) に示されるように、フ
レーム6に形成された支持片6bの上方からフェルール
7を押しつけると、支持片6bが板バネとして作用して
フレーム6の外側向きに開き、図8(c) に示されるよう
に、2つの板バネ部60の間にフェルール7が嵌装さ
れ、フェルール6は板バネの作用によってその両側から
中心部に向けて応力が印加された状態で固定される。
【0046】このように本実施の形態8によれば、フェ
ルール7をフレーム6に固定する際、フレーム6の後端
部に櫛形状のスリット6aを設けて支持片6bを形成
し、この支持片6bを断面くの字型となるように曲げて
板バネ部60を形成し、ここに、上方からフェルール7
を押し込んで固定するようにしたので、フレーム6の一
部を変形して形成された支持片6bがバネとなり、これ
の力を利用して簡単にフェルールの固定を行うことがで
きる。
【0047】実施の形態9.次に本実施の形態9による
半導体レーザモジュールについて説明する。図9に示す
ように、フレーム6の後端部に、上記実施の形態8より
も幅の広い櫛形状のスリット6cを設け、スリット6c
を設けることで生じた支持片のうちのいくつかに対し
て、さらに分割用のスリット6dを設けて、短冊状部分
17を形成し、この短冊状部分17を互い違いに上下方
向に傾斜させ、その間にフェルール7を係止するように
している点が特徴である。
【0048】すなわち、図9(a) に示すように、幅の広
い櫛形状のスリット6cをフレーム6の後端部に設け、
複数の短冊部分17を形成する。そして形成され短冊状
部分17のうちのいくつかにさらにスリット6cを設け
て分割する。そして以上のようにして得られた 〜 の
記号で示される短冊状部分17をそれぞれ図9(b) に示
すように、上,下方向に傾けた状態となるように応力を
加えて、上下に傾けられた短冊状部分17でフェルール
7は保持されるようにする。
【0049】上記フレーム6にスリット6c,6dを設
けてを短冊状部分17を形成し、上下から押さえてフェ
ルールを固定する際、上下の短冊状の数を調整すること
により、あるいはまた、短冊状分17の一部をハーフエ
ッチし、板バネとしての力を弱くしてやると、ファイバ
の中心の高さを調節しながらフェルール7の固定を行う
ことができる。
【0050】また、フェルール7をフレーム6上に容易
に固定する方法としては、図9(c)に示すように、ファ
イバ4と接続するフェルール7をフレーム6の短冊部分
17に上から押さえつけ、次いで図9(d) に示すよう
に、短冊部分17の一部のもの(,,)をその下
方から、ピン18で上方に突き上げて、フェルール7の
上に持ってくる。このような方法でフェルール7を短冊
状部分17に係合させることで、容易にフェルール7を
フレーム6に固定することができる。
【0051】このように本実施の形態9によれば、フレ
ーム6の後端部にスリット6c,6dを設けて短冊状部
分17を形成し、この短冊状部分17によってフェルー
ル7を保持するようにしたから、フェルール7は板バネ
の作用によって上下方向から複数の点において支持され
るようになり、上記実施の形態8に比べて、単にスリッ
トを設けるだけで板バネの作用を得ることができ、フレ
ームの折り曲げ加工が必要なくなる分、フェルール7の
位置決め,固定を容易に行うことができるようになる。
【0052】実施の形態10.次に本実施の形態10に
よる半導体レーザモジュールについて説明する。図10
に示すように、上記実施の形態7〜9でフレーム6の後
端部に形成された,フェルール7を位置決め,固定する
ためのそれぞれの構成を、仮固定部19において形成
し、上記各実施の形態7〜9で説明したようにしてフェ
ルール7の位置決め,固定を行った後、樹脂30でモー
ルドして最終的な固定を行う。
【0053】その後、上記仮固定部19が形成された領
域をフレーム6から切り落とす。これにより、フェルー
ル7の位置決め,固定のためにフレーム6に設けられ
た、本来、半導体レーザモジュールの機能としては必要
のない部分を取り除き、チップのサイズが大きくなるの
を防止することができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
半導体レーザモジュールによれば、フェルールをフレー
ムに固定する股釘形状の止め金を備えたので、フレーム
自体に複雑な加工を施さなくとも容易にフェルールをフ
レームに固定することができるという効果がある。
【0055】また、この発明の請求項3に係る半導体レ
ーザモジュールによれば、フレームのフェルールが載置
される領域に、フェルールの直径よりも小さい幅を有す
るスリットを設けることにより形成された段差部を備え
たので、フレーム自体に複雑な加工を施さなくとも容易
にフェルールをフレームに固定することができるという
効果がある。
【0056】また、この発明の請求項4に係る半導体レ
ーザモジュールによれば、フレームのフェルールが載置
される領域に、上記フレームにエッチングによって上記
フェルールの外周側面と当接する凹部を設けることによ
り形成された段差部を備えたので、フレーム自体に複雑
な加工を施さなくとも容易にフェルールをフレームに固
定することができるという効果がある。
【0057】また、この発明の請求項5に係る半導体レ
ーザモジュールによれば、フレームのフェルールが載置
される領域に、上記フレームの一部をエッチングしてそ
の厚みを減少させた後、上記フェルールの側面に当接す
る2本のストライプ状の凸部を形成された段差部を備え
たので、フレーム自体に複雑な加工を容易に施すことが
でき、容易にフェルールをフレームに固定することがで
きるという効果がある。
【0058】また、この発明の請求項6に係る半導体レ
ーザモジュールによれば、光ファイバと結合する側のフ
ェルールの先端部分の外径を、該フェルールの他の部分
の外径よりも小さくなるように形成し、上記半導体レー
ザモジュールが載置される基板に、上記フェルールの先
端部分と嵌合する溝部を設けたので、フレーム自体に複
雑な加工を施さなくとも容易にフェルールをフレームに
固定することができるという効果がある。
【0059】また、この発明の請求項7に係る半導体レ
ーザモジュールによれば、フレーム後端部の、フェルー
ルが載置される領域に、上記フェルールの直径とほぼ等
しい間隔をあけて設けられた2つの延出部、もしくは、
上記フェルールの外周形状とほぼ等しい大きさの半円状
の切り欠き部を有する延出部を設け、該延出部を上記フ
ェルール側に折り返すことにより上記フェルールを保持
するための支持片を形成したので、フレーム自体に複雑
な加工を施さなくとも容易にフェルールをフレームに固
定することができるという効果がある。
【0060】また、この発明の請求項10に係る半導体
レーザモジュールによれば、フレームに櫛形状のスリッ
トを設け、該スリットを設けることで生じた支持片の基
部を、上記フレームの外側に向けて谷折りし、かつ上記
支持片の中心部をフレームの中央部に向けて山折りする
ことによって得られた、断面くの字型の板バネ部を用い
てフェルールの側面をその両側から支持するようにした
ので、フレーム自体に複雑な加工を施さなくとも容易に
フェルールをフレームに固定することができるという効
果がある。
【0061】また、この発明の請求項11に係る半導体
レーザモジュールによれば、フレームに櫛形状のスリッ
トを設け、該スリットを設けることで生じた複数の支持
片を、フレームに対してそれぞれ交互に上,下方向とな
るように付勢し、上記フェルールを上記上,下方向に付
勢されたスリット間に挿通させることによりフレーム上
にて保持するようにしたので、フレーム自体に複雑な加
工を施さなくとも容易にフェルールをフレームに固定す
ることができるという効果がある。
【0062】また、この発明の請求項12に係る半導体
レーザモジュールによれば、上記請求項7,10,11
のいずれかに記載の半導体レーザモジュールにおいて、
上記延出部もしくはスリットを用いて上記フェルールを
上記フレームに対して位置決め,固定し、上記基板上方
に樹脂モールドを設けた後、上記延出部もしくはスリッ
トの形成されたフレームの領域を分離除去するようにし
たので、チップサイズが大きくなるのを防止することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による、半導体レー
ザモジュールの一部破断斜視図とフェルール付近の断面
図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による半導体レーザ
モジュールのフェルールとフレームの断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による半導体レーザ
モジュールのフェルールとフレームの断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態4による半導体レーザ
モジュールのフェルールとフレームの断面図である。
【図5】 この発明の実施形態5による半導体レーザモ
ジュールのフェルールとフレームの断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態6による、半導体レー
ザモジュールの一部破断斜視図とフェルール付近の断面
図である。
【図7】 この発明の実施の形態7による、半導体レー
ザモジュールの一部破断斜視図とフェルール付近の断面
図である。
【図8】 この発明の実施の形態8による半導体レーザ
モジュールの、折り曲げたフレームの支え部の形状、及
びこの支え部にフェルールを嵌挿する際の様子を説明す
るための図である。
【図9】 この発明の実施の形態9による半導体レーザ
モジュールの、櫛形状のスリットを設けたフレームの形
状、及びこのスリットを用いてフェルールを固定する際
の様子を説明するための図である。
【図10】 この発明の実施の形態10による半導体レ
ーザモジュールの一部破断斜視図とフェルール付近の断
面図である。
【図11】 従来の半導体レーザモジュールの一部破断
斜視図である。
【符号の説明】
1 レーザダイオード、2 モニタLED、3 Si基
板、4 光ファイバ、5 ボンディングワイヤ、6 フ
レーム、6a 孔、7 フェルール、8 V溝、9 コ
ネクタ係止部、10 止め金、11 スリット部、12
段差、13凹み部、14,16 支え部、15 フェ
ルールのはいる溝、17 短冊状部分、18 ピン、1
9 仮固定部、20 外部リード、30 樹脂モール
ド、60板バネ部。
フロントページの続き (72)発明者 宮崎 泰典 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザダイオードが載置される基
    板と、該基板が載置されるフレームと、上記基板上に配
    置され、その一端が上記半導体レーザダイオードに光結
    合され、その他端が上記フレーム上に載置されるフェル
    ールに光結合された光ファイバとを有する半導体レーザ
    モジュールにおいて、 上記フェルールを上記フレームに固定する股釘形状の止
    め金を備えたことを特徴とする半導体レーザモジュー
    ル。
  2. 【請求項2】 半導体レーザダイオードが載置される基
    板と、該基板が載置されるフレームと、上記基板上に配
    置され、その一端が上記半導体レーザダイオードに光結
    合され、その他端が上記フレーム上に載置されるフェル
    ールに光結合された光ファイバとを有する半導体レーザ
    モジュールにおいて、 上記フレームの上記フェルールが載置される領域に、上
    記フェルールが嵌合する段差部を備えたことを特徴とす
    る半導体レーザモジュール。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の半導体レーザモジュー
    ルにおいて、 上記段差部は、上記フレームに、上記フェルールの直径
    よりも小さい幅を有するスリットを設けることにより形
    成されたものであることを特徴とする半導体レーザモジ
    ュール。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の半導体レーザモジュー
    ルにおいて、 上記段差部は、上記フレームに、エッチングによって上
    記フェルールの外周側面と当接する凹部を設けることに
    より形成されたものであることを特徴とする半導体レー
    ザモジュール。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の半導体レーザモジュー
    ルにおいて、 上記段差部は、上記フレームの一部をエッチングしてそ
    の厚みを減少させた後、上記フェルールの側面に当接す
    る2本のストライプ状の凸部を形成することにより形成
    されたものであることを特徴とする半導体レーザモジュ
    ール。
  6. 【請求項6】 半導体レーザダイオードが載置される基
    板と、該基板が載置されるフレームと、上記基板上に配
    置され、その一端が上記半導体レーザダイオードに光結
    合され、その他端が上記フレーム上に載置されるフェル
    ールに光結合された光ファイバとを有する半導体レーザ
    モジュールにおいて、 上記光ファイバと結合する側の上記フェルールの先端部
    分の外径を、該フェルールの他の部分の外径よりも小さ
    くなるように形成し、 上記半導体レーザモジュールが載置される基板に、上記
    フェルールの先端部分と嵌合する溝部を設けたことを特
    徴とする半導体レーザモジュール。
  7. 【請求項7】 半導体レーザダイオードが載置される基
    板と、該基板が載置されるフレームと、上記基板上に配
    置され、その一端が上記半導体レーザダイオードに光結
    合され、その他端が上記フレーム上に載置されるフェル
    ールに光結合された光ファイバとを有する半導体レーザ
    モジュールにおいて、 上記フレーム後端部の、上記フェルールが載置される領
    域に延出部を設け、該延出部を上記フェルール側に折り
    返してなる支持片を用いて、上記フェルールを保持する
    ようにしたことを特徴とする半導体レーザモジュール。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の半導体レーザモジュール
    において、 上記支持片を、上記フェルールの直径とほぼ等しい間隔
    をあけて設けられた2つの延出部を上記フェルール側に
    折り返すことにより構成したことを特徴とする半導体レ
    ーザモジュール。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の半導体レーザモジュール
    において、 上記支持片を、上記フェルールの外周形状とほぼ等しい
    大きさの半円状の切り欠き部を有する延出部を上記フェ
    ルール側に折り返すことにより構成したことを特徴とす
    る半導体レーザモジュール。
  10. 【請求項10】 半導体レーザダイオードが載置される
    基板と、該基板が載置されるフレームと、上記基板上に
    配置され、その一端が上記半導体レーザダイオードに光
    結合され、その他端が上記フレーム上に載置されるフェ
    ルールに光結合された光ファイバとを有する半導体レー
    ザモジュールにおいて、 上記フレームに櫛形状のスリットを設け、該スリットを
    設けることで生じた支持片の基部を、上記フレームの外
    側に向けて谷折りし、かつ上記支持片の中心部をフレー
    ムの中央部に向けて山折りすることによって得られた、
    断面くの字型の板バネ部を用いて、上記フェルールの側
    面をその両側から支持するようにしたことを特徴とする
    半導体レーザモジュール。
  11. 【請求項11】 半導体レーザダイオードが載置される
    基板と、該基板が載置されるフレームと、上記基板上に
    配置され、その一端が上記半導体レーザダイオードに光
    結合され、その他端が上記フレーム上に載置されるフェ
    ルールに光結合された光ファイバとを有する半導体レー
    ザモジュールにおいて、 上記フレームに櫛形状のスリットを設け、該スリットを
    設けることで生じた複数の支持片を、フレームに対して
    それぞれ交互に上,下方向となるように付勢し、上記フ
    ェルールを上記上,下方向に付勢されたスリット間に挿
    通させることによりフレーム上にて保持するようにした
    ことを特徴とする半導体レーザモジュール。
  12. 【請求項12】 請求項7,10,11のいずれかに記
    載の半導体レーザモジュールにおいて、 上記延出部もしくはスリットを用いて上記フェルールを
    上記フレームに対して位置決め,固定し、上記基板上方
    に樹脂モールドを設けた後、上記延出部もしくはスリッ
    トの形成されたフレームの領域を分離除去してなること
    を特徴とする半導体レーザモジュール。
JP25110596A 1996-09-24 1996-09-24 半導体レーザモジュール Pending JPH1096837A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009529156A (ja) * 2006-03-03 2009-08-13 ホーヤ コーポレイション ユーエスエイ 回路基盤に取付けられたファイバ結合式光学デバイス

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