JPH1098142A - 沸騰冷却装置 - Google Patents
沸騰冷却装置Info
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- JPH1098142A JPH1098142A JP9006255A JP625597A JPH1098142A JP H1098142 A JPH1098142 A JP H1098142A JP 9006255 A JP9006255 A JP 9006255A JP 625597 A JP625597 A JP 625597A JP H1098142 A JPH1098142 A JP H1098142A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D15/00—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
- F28D15/02—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
- F28D15/0266—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes with separate evaporating and condensing chambers connected by at least one conduit; Loop-type heat pipes; with multiple or common evaporating or condensing chambers
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- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の放熱通路からなる放熱器を有するもの
において、各放熱通路への液相冷媒の侵入を抑制して、
各放熱通路の放熱量の低下を防止する。 【解決手段】 発熱体2が固定された冷媒槽3、熱を受
けて一部が沸騰気化する冷媒、沸騰気化した冷媒の熱を
放熱する放熱器4を備える。ここで、放熱器4は、冷媒
槽3における流出口35に連設され自身の内径よりも小
口径の小口径開口部411を有する返戻室461を備え
る。返戻室461は混合冷媒のうちの液体冷媒を小口径
開口部411で塞き止める。塞き止められた液体冷媒
は、返戻通路421を通って冷媒槽3へ戻される。気体
冷媒と共に上昇してくる液体冷媒の放熱通路42への侵
入は小口径部分で抑制されるため、放熱通路内では、気
体冷媒が直接壁面に伝熱する。これにより、放熱量の低
下を防止する。
において、各放熱通路への液相冷媒の侵入を抑制して、
各放熱通路の放熱量の低下を防止する。 【解決手段】 発熱体2が固定された冷媒槽3、熱を受
けて一部が沸騰気化する冷媒、沸騰気化した冷媒の熱を
放熱する放熱器4を備える。ここで、放熱器4は、冷媒
槽3における流出口35に連設され自身の内径よりも小
口径の小口径開口部411を有する返戻室461を備え
る。返戻室461は混合冷媒のうちの液体冷媒を小口径
開口部411で塞き止める。塞き止められた液体冷媒
は、返戻通路421を通って冷媒槽3へ戻される。気体
冷媒と共に上昇してくる液体冷媒の放熱通路42への侵
入は小口径部分で抑制されるため、放熱通路内では、気
体冷媒が直接壁面に伝熱する。これにより、放熱量の低
下を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高温媒体からの熱
を吸熱して、この高温媒体を冷却する沸騰冷却装置に関
し、その用途としては例えば半導体素子や電気機器等の
発熱体を冷却する沸騰冷却装置等がある。
を吸熱して、この高温媒体を冷却する沸騰冷却装置に関
し、その用途としては例えば半導体素子や電気機器等の
発熱体を冷却する沸騰冷却装置等がある。
【0002】
【従来の技術】従来、高温媒体としての発熱体で発熱さ
れた熱を冷却する沸騰冷却装置が知られている。その中
でも、特開昭56−147457号公報に示される沸騰
冷却装置のように、冷媒槽で沸騰気化されて上昇する蒸
気冷媒と、放熱器で冷却されて冷媒槽に戻る液化冷媒と
のフラッディング(相互に衝突しあう現象)を防止し
て、効率良く熱交換を行わせる沸騰冷却装置が知られて
いる。
れた熱を冷却する沸騰冷却装置が知られている。その中
でも、特開昭56−147457号公報に示される沸騰
冷却装置のように、冷媒槽で沸騰気化されて上昇する蒸
気冷媒と、放熱器で冷却されて冷媒槽に戻る液化冷媒と
のフラッディング(相互に衝突しあう現象)を防止し
て、効率良く熱交換を行わせる沸騰冷却装置が知られて
いる。
【0003】つまり、特開昭56−147457号公報
に示される沸騰冷却装置は、発熱体の発する熱によって
沸騰気化する冷媒を収容する冷媒槽と、冷媒槽上部に当
該冷媒槽に連通して配置される略同一径を有する流入側
通路と、流入側通路に連通される複数の放熱通路からな
る放熱器と、放熱器で凝縮液化された冷媒を冷媒槽に戻
す流出側通路と、を有している。
に示される沸騰冷却装置は、発熱体の発する熱によって
沸騰気化する冷媒を収容する冷媒槽と、冷媒槽上部に当
該冷媒槽に連通して配置される略同一径を有する流入側
通路と、流入側通路に連通される複数の放熱通路からな
る放熱器と、放熱器で凝縮液化された冷媒を冷媒槽に戻
す流出側通路と、を有している。
【0004】このような沸騰冷却装置においては、通常
時(放熱量が小さいとき)、冷媒の気泡が吹き上げて気
相で流入側通路を進んでいき、この気相の冷媒によって
熱が伝えられる。すなわち、気体冷媒が放熱通路内壁に
直接接して、この内壁に直接熱を伝達させる凝縮熱伝達
で伝熱する。
時(放熱量が小さいとき)、冷媒の気泡が吹き上げて気
相で流入側通路を進んでいき、この気相の冷媒によって
熱が伝えられる。すなわち、気体冷媒が放熱通路内壁に
直接接して、この内壁に直接熱を伝達させる凝縮熱伝達
で伝熱する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開昭56
−147457号公報に示されるような沸騰冷却装置
は、放熱量が大きくなると多くの気泡が吹き上げ、一部
は液相で流入側通路を進んでいき、これら気相と液相の
両相の冷媒によって熱が伝えられることになる。放熱通
路内に液相が侵入した部分では、熱伝達は凝縮熱伝達か
ら強制対流熱伝達(放熱通路内壁に付着した液相冷媒を
介して放熱通路に伝熱すること)に変わる。強制対流熱
伝達の熱伝導率は、凝縮熱伝達の熱伝達率に比べて1/
10〜1/20である。
−147457号公報に示されるような沸騰冷却装置
は、放熱量が大きくなると多くの気泡が吹き上げ、一部
は液相で流入側通路を進んでいき、これら気相と液相の
両相の冷媒によって熱が伝えられることになる。放熱通
路内に液相が侵入した部分では、熱伝達は凝縮熱伝達か
ら強制対流熱伝達(放熱通路内壁に付着した液相冷媒を
介して放熱通路に伝熱すること)に変わる。強制対流熱
伝達の熱伝導率は、凝縮熱伝達の熱伝達率に比べて1/
10〜1/20である。
【0006】特開昭56−147457号公報に示され
る沸騰冷却装置は、冷媒槽に連通して配置される流入側
通路が略同一径を有しているため、放熱通路内に侵入す
る液相冷媒の量が多くなり、装置全体の放熱特性は大幅
に低下するという問題がある。また、特開昭56−14
7457号公報に示される沸騰冷却装置は、冷媒槽に連
通して配置される流入側通路が略同一径を有しているた
め、流入側通路における流路抵抗が小さい。このため、
上昇して流入側通路に到達した気相冷媒は、流入側通路
の入口から離れた端部により多くの気相冷媒が滞留し、
端部付近がより高温となる。たとえ放熱通路が複数配設
されても、端部から離れた放熱通路は低温となり、有効
に放熱ができなくなる。したがって、放熱器の体格に対
して放熱性能が悪いという問題がある。
る沸騰冷却装置は、冷媒槽に連通して配置される流入側
通路が略同一径を有しているため、放熱通路内に侵入す
る液相冷媒の量が多くなり、装置全体の放熱特性は大幅
に低下するという問題がある。また、特開昭56−14
7457号公報に示される沸騰冷却装置は、冷媒槽に連
通して配置される流入側通路が略同一径を有しているた
め、流入側通路における流路抵抗が小さい。このため、
上昇して流入側通路に到達した気相冷媒は、流入側通路
の入口から離れた端部により多くの気相冷媒が滞留し、
端部付近がより高温となる。たとえ放熱通路が複数配設
されても、端部から離れた放熱通路は低温となり、有効
に放熱ができなくなる。したがって、放熱器の体格に対
して放熱性能が悪いという問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、新規な構成にて
放熱性能の悪化を防止する沸騰冷却装置を得ることであ
る。また、本発明の他の目的は、放熱通路に侵入する液
相冷媒(液体冷媒)の量を減少させる沸騰冷却装置を得
ることである。更に、本発明の他の目的は、複数の放熱
通路からなる放熱器を有するものにおいて、各放熱通路
の放熱量の偏りを防止する沸騰冷却装置を得ることであ
る。
放熱性能の悪化を防止する沸騰冷却装置を得ることであ
る。また、本発明の他の目的は、放熱通路に侵入する液
相冷媒(液体冷媒)の量を減少させる沸騰冷却装置を得
ることである。更に、本発明の他の目的は、複数の放熱
通路からなる放熱器を有するものにおいて、各放熱通路
の放熱量の偏りを防止する沸騰冷却装置を得ることであ
る。
【0008】そして、本発明の他の目的は、複数の放熱
通路からなる放熱器を有するものにおいて、各冷媒通路
への流入冷媒量の偏りを防止する沸騰冷却装置を得るこ
とである。
通路からなる放熱器を有するものにおいて、各冷媒通路
への流入冷媒量の偏りを防止する沸騰冷却装置を得るこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の構成を採用した。請求項1記載の
発明によれば、放熱器(4)は、冷媒槽(3)に連通し
混合冷媒の移動方向に大口径部分(r1)と小口径部分
(r2)とが交互に形成される流入側通路(44、46
1)、冷媒槽(3)に連通する流出側通路(45、47
1)、及び、流入側通路と流出側通路とを連通させる複
数の放熱通路(421、42)を備える。
成するために、以下の構成を採用した。請求項1記載の
発明によれば、放熱器(4)は、冷媒槽(3)に連通し
混合冷媒の移動方向に大口径部分(r1)と小口径部分
(r2)とが交互に形成される流入側通路(44、46
1)、冷媒槽(3)に連通する流出側通路(45、47
1)、及び、流入側通路と流出側通路とを連通させる複
数の放熱通路(421、42)を備える。
【0010】放熱量が大きくなると冷媒槽から多くの気
泡が吹き上げ、気体と液体の両相の冷媒が流入側通路
(44、461)へ侵入する。流入側通路は混合冷媒の
移動方向に形成された小口径部分(r2)により、混合
冷媒のうちの液体冷媒が隣接された放熱通路(42)へ
侵入することを抑制する。すなわち、小口径部分(r
2)により、混合冷媒のうちの液体冷媒が塞き止められ
る。この塞き止められた液体冷媒は冷媒槽へ戻される。
従って、小口径部分(r2)を通過して放熱通路へ侵入
する混合冷媒は、液体冷媒の量が減小したものとなる。
これにより、放熱通路での凝縮熱伝達をする面積を増加
させることができる。
泡が吹き上げ、気体と液体の両相の冷媒が流入側通路
(44、461)へ侵入する。流入側通路は混合冷媒の
移動方向に形成された小口径部分(r2)により、混合
冷媒のうちの液体冷媒が隣接された放熱通路(42)へ
侵入することを抑制する。すなわち、小口径部分(r
2)により、混合冷媒のうちの液体冷媒が塞き止められ
る。この塞き止められた液体冷媒は冷媒槽へ戻される。
従って、小口径部分(r2)を通過して放熱通路へ侵入
する混合冷媒は、液体冷媒の量が減小したものとなる。
これにより、放熱通路での凝縮熱伝達をする面積を増加
させることができる。
【0011】請求項3記載の発明によれば、冷媒槽
(3)は、内部に、高温媒体の熱により気化した気体冷
媒及び液体冷媒が上昇する蒸気通路(9)、及び前記放
熱器で冷却された冷媒が流下する凝縮液通路(10)を
有するため、冷媒槽内でのフラッディング(高温媒体の
熱により高温になった冷媒と冷却された冷媒とが衝突し
合う現象)を防止することができる。
(3)は、内部に、高温媒体の熱により気化した気体冷
媒及び液体冷媒が上昇する蒸気通路(9)、及び前記放
熱器で冷却された冷媒が流下する凝縮液通路(10)を
有するため、冷媒槽内でのフラッディング(高温媒体の
熱により高温になった冷媒と冷却された冷媒とが衝突し
合う現象)を防止することができる。
【0012】請求項4記載の発明によれば、放熱器
(4)は、冷媒槽(3)における冷媒槽側流出口(3
5)に連設され自身の内径(r1)よりも小口径(r
2)の小口径開口部(411)を有し、混合冷媒のうち
の液体冷媒を小口径開口部で塞き止める流入側返却室
(461)、及び流出側返却室に接続され塞き止められ
た液体冷媒を冷媒槽に戻す返却通路(421)、を有す
る液体冷媒返却部(341)を備える。
(4)は、冷媒槽(3)における冷媒槽側流出口(3
5)に連設され自身の内径(r1)よりも小口径(r
2)の小口径開口部(411)を有し、混合冷媒のうち
の液体冷媒を小口径開口部で塞き止める流入側返却室
(461)、及び流出側返却室に接続され塞き止められ
た液体冷媒を冷媒槽に戻す返却通路(421)、を有す
る液体冷媒返却部(341)を備える。
【0013】放熱量が大きくなると冷媒槽から多くの気
泡が吹き上げ、気体と液体の両相の冷媒が流入側返却室
(461)へ侵入する。流入側返却室(461)は小口
径開口部(411)により、混合冷媒のうちの液体冷媒
が放熱通路へ侵入することを抑制する。すなわち、小口
径開口部(411)により、混合冷媒のうちの液体冷媒
が塞き止められる。この塞き止められた液体冷媒は返却
通路(421)を通って冷媒槽へ戻される。従って、小
口径開口部(411)を通過して放熱通路へ侵入する混
合冷媒は、液体冷媒の量が減小したものとなる。これに
より、放熱通路での凝縮熱伝達をする面積を増加させる
ことができる。
泡が吹き上げ、気体と液体の両相の冷媒が流入側返却室
(461)へ侵入する。流入側返却室(461)は小口
径開口部(411)により、混合冷媒のうちの液体冷媒
が放熱通路へ侵入することを抑制する。すなわち、小口
径開口部(411)により、混合冷媒のうちの液体冷媒
が塞き止められる。この塞き止められた液体冷媒は返却
通路(421)を通って冷媒槽へ戻される。従って、小
口径開口部(411)を通過して放熱通路へ侵入する混
合冷媒は、液体冷媒の量が減小したものとなる。これに
より、放熱通路での凝縮熱伝達をする面積を増加させる
ことができる。
【0014】請求項5記載の発明によれば、液体冷媒返
却部(341)341の流入側返却室は底面を有し、小
口径開口部の開口位置の最下部は底面よりも所定高さだ
け上部に設定されるため、冷媒槽側流出口(35)を通
過した混合冷媒のうち、冷媒槽より噴き上げてくる液体
冷媒を効率良く塞き止めることができる。請求項6記載
の発明によれば、小口径開口部は、略楕円もしくは略長
方形の抜き穴であるため、冷媒槽側流出口(35)を通
過した混合冷媒のうちの液体冷媒を効率良く塞き止める
ことができる。これにより、放熱器の有効面積を大きく
でき、放熱性能を向上できる。
却部(341)341の流入側返却室は底面を有し、小
口径開口部の開口位置の最下部は底面よりも所定高さだ
け上部に設定されるため、冷媒槽側流出口(35)を通
過した混合冷媒のうち、冷媒槽より噴き上げてくる液体
冷媒を効率良く塞き止めることができる。請求項6記載
の発明によれば、小口径開口部は、略楕円もしくは略長
方形の抜き穴であるため、冷媒槽側流出口(35)を通
過した混合冷媒のうちの液体冷媒を効率良く塞き止める
ことができる。これにより、放熱器の有効面積を大きく
でき、放熱性能を向上できる。
【0015】請求項7記載の発明によれば、液体冷媒返
却部は冷媒槽側流入口に連設された流出側返却室を有
し、返却通路及び放熱通路は流出側返却室を介して前記
冷媒槽と連通されるため、返却通路と冷媒槽との接続及
び放熱通路と冷媒槽との接続を共通化でき、冷媒槽の加
工を容易にできる。請求項8記載の発明によれば、冷媒
槽(3)は、内部に、高温媒体の熱により気化した気体
冷媒及び液体冷媒が上昇する蒸気通路(9)、及び前記
放熱器で冷却された冷媒が流下する凝縮液通路(10)
を有するため、冷媒槽内でのフラッディング(高温媒体
の熱により高温になり上昇する気体冷媒と冷却され流下
する液体冷媒とが衝突し合う現象)を防止することがで
きる。
却部は冷媒槽側流入口に連設された流出側返却室を有
し、返却通路及び放熱通路は流出側返却室を介して前記
冷媒槽と連通されるため、返却通路と冷媒槽との接続及
び放熱通路と冷媒槽との接続を共通化でき、冷媒槽の加
工を容易にできる。請求項8記載の発明によれば、冷媒
槽(3)は、内部に、高温媒体の熱により気化した気体
冷媒及び液体冷媒が上昇する蒸気通路(9)、及び前記
放熱器で冷却された冷媒が流下する凝縮液通路(10)
を有するため、冷媒槽内でのフラッディング(高温媒体
の熱により高温になり上昇する気体冷媒と冷却され流下
する液体冷媒とが衝突し合う現象)を防止することがで
きる。
【0016】請求項9記載の発明によれば、放熱通路
(42)は内部に底面を有し、当該底面が、冷媒槽側流
出口側から冷媒槽側流入口側へ向かって下方へ傾斜して
いるため、放熱通路を流れる凝縮液が冷媒槽へ向かって
流れやすくなる。このため、放熱通路の底面に溜まる凝
縮した液体冷媒の量が減少し、凝縮熱伝達する面積を大
きくすることができ、気体冷媒の凝縮を効率良く行うこ
とができる。
(42)は内部に底面を有し、当該底面が、冷媒槽側流
出口側から冷媒槽側流入口側へ向かって下方へ傾斜して
いるため、放熱通路を流れる凝縮液が冷媒槽へ向かって
流れやすくなる。このため、放熱通路の底面に溜まる凝
縮した液体冷媒の量が減少し、凝縮熱伝達する面積を大
きくすることができ、気体冷媒の凝縮を効率良く行うこ
とができる。
【0017】請求項10記載の発明によれば、放熱器
は、混合冷媒の流入側に位置し、混合冷媒の移動方向に
第1の大口径部分(461)、小口径部分(411)及
び第2の大口径部分(44)がこの順に形成される流入
側通路、第1の大口径部分に連通され、混合冷媒のうち
の小口径部分で塞き止められる液体冷媒が流通される返
却通路(421)、第2の大口径部分に連通され、混合
冷媒のうちの小口径部分を通過した気体冷媒が導入され
て該気体冷媒を凝縮液化させる放熱通路(42)、及び
返却通路及び放熱通路に連通され、液体冷媒及び凝縮液
化された冷媒を冷媒槽に戻す流出側通路を備える。
は、混合冷媒の流入側に位置し、混合冷媒の移動方向に
第1の大口径部分(461)、小口径部分(411)及
び第2の大口径部分(44)がこの順に形成される流入
側通路、第1の大口径部分に連通され、混合冷媒のうち
の小口径部分で塞き止められる液体冷媒が流通される返
却通路(421)、第2の大口径部分に連通され、混合
冷媒のうちの小口径部分を通過した気体冷媒が導入され
て該気体冷媒を凝縮液化させる放熱通路(42)、及び
返却通路及び放熱通路に連通され、液体冷媒及び凝縮液
化された冷媒を冷媒槽に戻す流出側通路を備える。
【0018】放熱量が大きくなると冷媒槽から多くの気
泡が吹き上げ、気体と液体の両相の冷媒が第1の大口径
部分(461)へ侵入する。第1の大口径部分(46
1)は小口径部分(411)により、混合冷媒のうちの
液体冷媒が第2の大口径部分(44)を介して放熱通路
へ侵入することを抑制する。すなわち、小口径部分(4
11)により、混合冷媒のうちの液体冷媒が塞き止めら
れる。この塞き止められた液体冷媒は返却通路(42
1)を通って冷媒槽へ戻される。従って、小口径部分
(411)を通過して放熱通路へ侵入する混合冷媒は、
液体冷媒の量が減小したものとなる。これにより、放熱
通路での凝縮熱伝達をする面積を増加させることができ
る。
泡が吹き上げ、気体と液体の両相の冷媒が第1の大口径
部分(461)へ侵入する。第1の大口径部分(46
1)は小口径部分(411)により、混合冷媒のうちの
液体冷媒が第2の大口径部分(44)を介して放熱通路
へ侵入することを抑制する。すなわち、小口径部分(4
11)により、混合冷媒のうちの液体冷媒が塞き止めら
れる。この塞き止められた液体冷媒は返却通路(42
1)を通って冷媒槽へ戻される。従って、小口径部分
(411)を通過して放熱通路へ侵入する混合冷媒は、
液体冷媒の量が減小したものとなる。これにより、放熱
通路での凝縮熱伝達をする面積を増加させることができ
る。
【0019】さらに、小口径開口部を設けることによ
り、各放熱通路(42)への冷媒の流入の偏りを防止で
き、更には各放熱通路(42)への冷媒を均等に分配す
る効果も有し、これらによっても放熱性能の低下を防止
できる。請求項11記載の発明によれば、第1の大口径
部分は底面を有し、小口径部分の開口位置の最下部は底
面よりも所定高さだけ上部に設定されるため、第1の大
口径部分に導入された混合冷媒のうち、冷媒槽より噴き
上げられる液体冷媒を効率良く塞き止めることができ
る。
り、各放熱通路(42)への冷媒の流入の偏りを防止で
き、更には各放熱通路(42)への冷媒を均等に分配す
る効果も有し、これらによっても放熱性能の低下を防止
できる。請求項11記載の発明によれば、第1の大口径
部分は底面を有し、小口径部分の開口位置の最下部は底
面よりも所定高さだけ上部に設定されるため、第1の大
口径部分に導入された混合冷媒のうち、冷媒槽より噴き
上げられる液体冷媒を効率良く塞き止めることができ
る。
【0020】請求項12記載の発明によれば、小口径部
分は、略楕円もしくは略長方形の抜き穴であるため、第
1の大口径部分に導入された混合冷媒のうちの液体冷媒
を効率良く塞き止めることができる。これにより、放熱
器の有効面積を大きくでき、放熱性能を向上できる。自
重により降下してくる液体冷媒を効率良く塞き止めるこ
とができる。
分は、略楕円もしくは略長方形の抜き穴であるため、第
1の大口径部分に導入された混合冷媒のうちの液体冷媒
を効率良く塞き止めることができる。これにより、放熱
器の有効面積を大きくでき、放熱性能を向上できる。自
重により降下してくる液体冷媒を効率良く塞き止めるこ
とができる。
【0021】請求項13記載の発明によれば、冷媒槽
(3)は、内部に、高温媒体の熱により気化した気体冷
媒及び液体冷媒が上昇する蒸気通路(9)、及び前記放
熱器で冷却された冷媒が流下する凝縮液通路(10)を
有するため、冷媒槽内でのフラッディングを防止するこ
とができる。請求項14記載の発明によれば、流出側通
路にも小口径部分が形成される場合、冷媒通路を伝って
来る冷媒がこの小口径部分に塞き止められて溜まってし
まい、装置内を循環して放熱に関わる有効冷媒量が減少
する可能性があるが、流出側通路の小口径部分における
最下部が冷媒通路の最下部よりも下方に設定されるか
ら、小口径部分に塞き止められて溜まる冷媒の量を低減
できる。このため、封入される冷媒量を低減でき、コス
ト低減が可能となる。
(3)は、内部に、高温媒体の熱により気化した気体冷
媒及び液体冷媒が上昇する蒸気通路(9)、及び前記放
熱器で冷却された冷媒が流下する凝縮液通路(10)を
有するため、冷媒槽内でのフラッディングを防止するこ
とができる。請求項14記載の発明によれば、流出側通
路にも小口径部分が形成される場合、冷媒通路を伝って
来る冷媒がこの小口径部分に塞き止められて溜まってし
まい、装置内を循環して放熱に関わる有効冷媒量が減少
する可能性があるが、流出側通路の小口径部分における
最下部が冷媒通路の最下部よりも下方に設定されるか
ら、小口径部分に塞き止められて溜まる冷媒の量を低減
できる。このため、封入される冷媒量を低減でき、コス
ト低減が可能となる。
【0022】請求項15記載の発明によれば、放熱器
は、蒸気通路に通じるとともに複数の流入側連通室を有
する流入側通路、凝縮液通路に通じるとともに複数の流
出側連通室を有する流出側通路、特定の流入側連通室と
特定の流出側連通室とを連通させる複数の放熱通路、及
び複数の流入側連通室の相互間に形成され、隣接する流
入側連通室への液体冷媒の流入を抑制する抑制口(41
1、41)を有する。
は、蒸気通路に通じるとともに複数の流入側連通室を有
する流入側通路、凝縮液通路に通じるとともに複数の流
出側連通室を有する流出側通路、特定の流入側連通室と
特定の流出側連通室とを連通させる複数の放熱通路、及
び複数の流入側連通室の相互間に形成され、隣接する流
入側連通室への液体冷媒の流入を抑制する抑制口(41
1、41)を有する。
【0023】このため、抑制口を通過する度に、放熱通
路へ侵入する混合冷媒は、液体冷媒の量が減小したもの
となる。これにより、放熱通路での凝縮熱伝達をする面
積を増加させることができる。請求項16記載の発明に
よれば、抑制口は、略楕円もしくは略長方形の抜き穴で
あるため、混合冷媒のうちの液体冷媒を効率良く塞き止
めることができる。これにより、放熱器の有効面積を大
きくでき、放熱性能を向上できる。
路へ侵入する混合冷媒は、液体冷媒の量が減小したもの
となる。これにより、放熱通路での凝縮熱伝達をする面
積を増加させることができる。請求項16記載の発明に
よれば、抑制口は、略楕円もしくは略長方形の抜き穴で
あるため、混合冷媒のうちの液体冷媒を効率良く塞き止
めることができる。これにより、放熱器の有効面積を大
きくでき、放熱性能を向上できる。
【0024】請求項17記載の発明によれば、放熱通路
は内部に底面を有し、当該底面が、流入側通路側から流
出側通路側へ向かって下方へ傾斜しているため、冷媒通
路を流れる凝縮液が冷媒槽へ向かって流れやすくなる。
このため、冷媒通路の底面に溜まる凝縮した冷媒の量が
減少し、凝縮熱伝達する面積を大きくすることができ、
気体冷媒の凝縮を効率良く行うことができる。
は内部に底面を有し、当該底面が、流入側通路側から流
出側通路側へ向かって下方へ傾斜しているため、冷媒通
路を流れる凝縮液が冷媒槽へ向かって流れやすくなる。
このため、冷媒通路の底面に溜まる凝縮した冷媒の量が
減少し、凝縮熱伝達する面積を大きくすることができ、
気体冷媒の凝縮を効率良く行うことができる。
【0025】請求項18記載の発明によれば、放熱器
は、貼り合わせ部を有する複数の板状部材を、当該貼り
合わせ部にて貼り合わせて形成されるものであり、貼り
合わせ部は、板状部材を曲げ起こして形成されるもので
あるため、板状部材を貼り合せる際、当該貼り合せ部に
より大きな均一過重を印加することができる。これによ
り、貼り合せの際の気密性を向上させることができ、結
果、放熱性能を向上できる。
は、貼り合わせ部を有する複数の板状部材を、当該貼り
合わせ部にて貼り合わせて形成されるものであり、貼り
合わせ部は、板状部材を曲げ起こして形成されるもので
あるため、板状部材を貼り合せる際、当該貼り合せ部に
より大きな均一過重を印加することができる。これによ
り、貼り合せの際の気密性を向上させることができ、結
果、放熱性能を向上できる。
【0026】請求項19記載の発明によれば、放熱器
(4)は、冷媒槽(3)から流入された液体冷媒のうち
の放熱通路の内壁に付着するものの量を低減させる付着
量低減手段(461、421、411)を有するため、
放熱通路で凝縮熱伝達をする面積を増加させることがで
きる。
(4)は、冷媒槽(3)から流入された液体冷媒のうち
の放熱通路の内壁に付着するものの量を低減させる付着
量低減手段(461、421、411)を有するため、
放熱通路で凝縮熱伝達をする面積を増加させることがで
きる。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明の沸騰冷却装置の実
施の形態を説明する。 (第1実施の形態)図1は第1実施の形態における沸騰
冷却装置の側面図であり、図2は図1におけるB−B断
面図、図3は図1におけるC−C断面図、図4は成形プ
レートの平面図及び側面図、図5は図1におけるD−D
断面図である。
施の形態を説明する。 (第1実施の形態)図1は第1実施の形態における沸騰
冷却装置の側面図であり、図2は図1におけるB−B断
面図、図3は図1におけるC−C断面図、図4は成形プ
レートの平面図及び側面図、図5は図1におけるD−D
断面図である。
【0028】本実施の形態の沸騰冷却装置1は、高温媒
体として例えば電気自動車や一般電力制御機器のインバ
ータ回路を構成するIGBTモジュール2を冷却する冷
却装置であり、冷媒槽3、放熱器4、および冷却ファン
5より構成される。IGBTモジュール2は、図1に示
すように、ボルト6の締め付けにより冷媒槽3の外壁面
に固定されている。IGBTモジュール2は、放熱板と
冷媒槽3の外壁面との間に熱伝導性グリースを介して固
定すると良い。
体として例えば電気自動車や一般電力制御機器のインバ
ータ回路を構成するIGBTモジュール2を冷却する冷
却装置であり、冷媒槽3、放熱器4、および冷却ファン
5より構成される。IGBTモジュール2は、図1に示
すように、ボルト6の締め付けにより冷媒槽3の外壁面
に固定されている。IGBTモジュール2は、放熱板と
冷媒槽3の外壁面との間に熱伝導性グリースを介して固
定すると良い。
【0029】冷媒槽3は、例えばアルミニウム製のブロ
ック材から押し出し成形によって得られる中空状の押出
材7と、この押出材7の上下両端部の開放端を塞ぐエン
ドキャップ22(22a、22b)とから成る。押出材
7の他方の開放端は、冷媒の出入口として放熱器4に接
続される。押出材7は、図2、図3に示すように、IG
BTモジュール2が取り付けられる外壁面の横幅および
縦幅に対して厚み幅Wの薄い偏平形状に設けられ、ま
た、上下方向に伸びる支柱部30、31、32によって
区画された蒸気通路9、凝縮液通路10、および非作動
通路33が長手方向に貫通して形成されるとともに、接
続プレート34(図1参照)を介して放熱器4(放熱管
39)が接続される領域に蒸気通路9の冷媒槽側流出口
35と凝縮液通路10の冷媒槽側流入口36とが開けら
れている。
ック材から押し出し成形によって得られる中空状の押出
材7と、この押出材7の上下両端部の開放端を塞ぐエン
ドキャップ22(22a、22b)とから成る。押出材
7の他方の開放端は、冷媒の出入口として放熱器4に接
続される。押出材7は、図2、図3に示すように、IG
BTモジュール2が取り付けられる外壁面の横幅および
縦幅に対して厚み幅Wの薄い偏平形状に設けられ、ま
た、上下方向に伸びる支柱部30、31、32によって
区画された蒸気通路9、凝縮液通路10、および非作動
通路33が長手方向に貫通して形成されるとともに、接
続プレート34(図1参照)を介して放熱器4(放熱管
39)が接続される領域に蒸気通路9の冷媒槽側流出口
35と凝縮液通路10の冷媒槽側流入口36とが開けら
れている。
【0030】なお、複数の蒸気通路9、凝縮液通路1
0、および非作動通路33は、各支柱部30〜32の上
端部が削除されていることで、押出材7の上端より若干
低い位置に開口しており、その各蒸気通路9の開口面と
凝縮液通路10の開口面がそれぞれ蒸気冷媒の冷媒槽側
流出口35と凝縮液の冷媒槽側流入口36として設けら
れている。また、各通路9、10が形成されていない押
出材7の厚肉部7aには、ボルト6を螺着するための雌
ねじ部が形成されている。
0、および非作動通路33は、各支柱部30〜32の上
端部が削除されていることで、押出材7の上端より若干
低い位置に開口しており、その各蒸気通路9の開口面と
凝縮液通路10の開口面がそれぞれ蒸気冷媒の冷媒槽側
流出口35と凝縮液の冷媒槽側流入口36として設けら
れている。また、各通路9、10が形成されていない押
出材7の厚肉部7aには、ボルト6を螺着するための雌
ねじ部が形成されている。
【0031】但し、冷媒槽側流出口35は、非作動通路
33の上方に開口しており、2本の蒸気通路9間に残る
支柱部31および蒸気通路9と非作動通路33との間に
残る支柱部32の上部(図3に破線Fで示す部分)がミ
ーリング等の追加工によって削除されることにより各蒸
気通路9と連通している。また、各支柱部30〜32に
は、IGBTモジュール2の取付けボルト6を螺子込む
ための螺子孔37が形成されている。なお、非作動通路
33は、押し出し加工の際に、凝縮液通路10との釣り
合いを持たせるために形成されたもので、凝縮液通路1
0としては使用されない。従って、必ずしも非作動通路
33を形成する必要はない。
33の上方に開口しており、2本の蒸気通路9間に残る
支柱部31および蒸気通路9と非作動通路33との間に
残る支柱部32の上部(図3に破線Fで示す部分)がミ
ーリング等の追加工によって削除されることにより各蒸
気通路9と連通している。また、各支柱部30〜32に
は、IGBTモジュール2の取付けボルト6を螺子込む
ための螺子孔37が形成されている。なお、非作動通路
33は、押し出し加工の際に、凝縮液通路10との釣り
合いを持たせるために形成されたもので、凝縮液通路1
0としては使用されない。従って、必ずしも非作動通路
33を形成する必要はない。
【0032】エンドキャップ22は、押出材7の両端部
に一体ろう付けにより接合されている。但し、上端側の
エンドキャップ22aは、押出材7の上端開口面を閉塞
しているが、下端側のエンドキャップ22bは、押出材
7の下端面との間に蒸気通路9、凝縮液通路10、およ
び非作動通路33をそれぞれ連通する下部連通路38を
形成している。
に一体ろう付けにより接合されている。但し、上端側の
エンドキャップ22aは、押出材7の上端開口面を閉塞
しているが、下端側のエンドキャップ22bは、押出材
7の下端面との間に蒸気通路9、凝縮液通路10、およ
び非作動通路33をそれぞれ連通する下部連通路38を
形成している。
【0033】放熱器4は、所謂ドロンカップタイプの熱
交換器で、図4(a)に示すように、同一形状を成す薄
板の成形プレート40を交互に積層してなる複数の放熱
管39を並列に積層して構成されている。放熱器4は、
接続プレート34を介して冷媒槽3に接続されている
(図5参照)。接続プレート34は、図5に示すよう
に、押出材7に形成された冷媒槽側流出口35と冷媒槽
側流入口36とを覆って押出材7の外壁面に気密に接合
されている。そして、接続プレート34はその押出材7
の外壁面とで囲まれた空間により、冷媒槽3の冷媒槽側
流出口35に連通されて所定内径(r1)を有する流入
側返却室461(大口径開口部、大口径部分、第1の大
口径部分)、冷媒槽側流入口36に連通されて所定内径
(r1)を有する流出側返却室471、流入側返却室4
61及び流出側返却室471とを連通する返却通路42
1、からなる液体冷媒返却部341(付着量低減手段)
を構成している。
交換器で、図4(a)に示すように、同一形状を成す薄
板の成形プレート40を交互に積層してなる複数の放熱
管39を並列に積層して構成されている。放熱器4は、
接続プレート34を介して冷媒槽3に接続されている
(図5参照)。接続プレート34は、図5に示すよう
に、押出材7に形成された冷媒槽側流出口35と冷媒槽
側流入口36とを覆って押出材7の外壁面に気密に接合
されている。そして、接続プレート34はその押出材7
の外壁面とで囲まれた空間により、冷媒槽3の冷媒槽側
流出口35に連通されて所定内径(r1)を有する流入
側返却室461(大口径開口部、大口径部分、第1の大
口径部分)、冷媒槽側流入口36に連通されて所定内径
(r1)を有する流出側返却室471、流入側返却室4
61及び流出側返却室471とを連通する返却通路42
1、からなる液体冷媒返却部341(付着量低減手段)
を構成している。
【0034】また、流入側返却室461の冷媒槽側流出
口35の対向側には流入側返却室461の内径よりも小
口径(r2)の小口径開口部411(小口径部分、抑制
口)が形成されている。なお、液体冷媒返却部341
は、この小口径開口部411を通じて各放熱管39と連
通されている。放熱管39は、平面形状が略矩形状を成
す2枚の成形プレート40(図4(a参照)より成り、
各成形プレート40の外周縁部を接合して中空体に形成
されている。2枚の成形プレート40は、熱伝導性の良
好な金属材(例えばアルミニウム材)をプレス成形して
同一形状に設けられて、両端部に小口径開口部41(小
口径部分、抑制口)が開けられている。また、図4
(b)は成形プレート40の平面図である。図4(b)
に示されるように、小口径開口部41は略楕円もしくは
略長方形からなる抜き穴で構成されている。ここで、小
口径開口部41は直径r2を有しており、この周囲には
直径r1(但し、r1>r2)大口径開口部(大口径部
分)が形成されている。
口35の対向側には流入側返却室461の内径よりも小
口径(r2)の小口径開口部411(小口径部分、抑制
口)が形成されている。なお、液体冷媒返却部341
は、この小口径開口部411を通じて各放熱管39と連
通されている。放熱管39は、平面形状が略矩形状を成
す2枚の成形プレート40(図4(a参照)より成り、
各成形プレート40の外周縁部を接合して中空体に形成
されている。2枚の成形プレート40は、熱伝導性の良
好な金属材(例えばアルミニウム材)をプレス成形して
同一形状に設けられて、両端部に小口径開口部41(小
口径部分、抑制口)が開けられている。また、図4
(b)は成形プレート40の平面図である。図4(b)
に示されるように、小口径開口部41は略楕円もしくは
略長方形からなる抜き穴で構成されている。ここで、小
口径開口部41は直径r2を有しており、この周囲には
直径r1(但し、r1>r2)大口径開口部(大口径部
分)が形成されている。
【0035】この放熱管39は、その中央部全体が偏平
な放熱通路42となり、その端部が各々大口径を有する
流入側連通室44(冷媒槽側流出口35側に接続された
空間)、及び流出側連通室45(冷媒槽側流入口36側
に接続された空間)として構成される。また、放熱器4
として見れば、放熱管39が複数積層されることで、複
数の放熱通路42と、これら放熱通路42の端部に連接
された流入側通路と流出側通路とが設けられている。こ
こで、流入側通路とは流入側連通室44が複数積層され
て構成されるものであり、流出側通路とは流出側連通室
45が複数積層されて構成されるものである。そして、
流入側通路及び流出側通路は、各放熱通路42が連通さ
れる各流入側連通室44相互間及び各流出側連通室45
相互間に各々小口径開口部41を有する。これにより、
流入側通路、流出側通路は、自身の内部に大口径部分
(r1)と小口径部分(r2)とが交互に複数配置され
ることになる。抜き穴形成させた小口径開口部41は、
隣接した流入側連通室44間の液体冷媒の浸入量を抑制
する抑制口の役割も果たす。
な放熱通路42となり、その端部が各々大口径を有する
流入側連通室44(冷媒槽側流出口35側に接続された
空間)、及び流出側連通室45(冷媒槽側流入口36側
に接続された空間)として構成される。また、放熱器4
として見れば、放熱管39が複数積層されることで、複
数の放熱通路42と、これら放熱通路42の端部に連接
された流入側通路と流出側通路とが設けられている。こ
こで、流入側通路とは流入側連通室44が複数積層され
て構成されるものであり、流出側通路とは流出側連通室
45が複数積層されて構成されるものである。そして、
流入側通路及び流出側通路は、各放熱通路42が連通さ
れる各流入側連通室44相互間及び各流出側連通室45
相互間に各々小口径開口部41を有する。これにより、
流入側通路、流出側通路は、自身の内部に大口径部分
(r1)と小口径部分(r2)とが交互に複数配置され
ることになる。抜き穴形成させた小口径開口部41は、
隣接した流入側連通室44間の液体冷媒の浸入量を抑制
する抑制口の役割も果たす。
【0036】本実施の形態においては、放熱管39は冷
媒槽3に対して略直角で、冷媒液面に対して略水平に積
層されている。しかしながら、冷媒槽3から離れるに従
って上方になるように傾斜させることで、放熱管39内
に溜まった液体冷媒を効率よく冷媒槽3に返却すること
ができる。図5に示すように、積層された各放熱管39
の間には放熱フィン16が介在されている。但し、最も
外側に位置する放熱管39の外側の成形プレート40に
は小口径開口部41が設けられていない。あるいは、小
口径開口部41を開けた成形プレート40を使用した場
合でも、成形プレート40の外側から端板(図示しな
い)等で連通口41を塞いでも良い。
媒槽3に対して略直角で、冷媒液面に対して略水平に積
層されている。しかしながら、冷媒槽3から離れるに従
って上方になるように傾斜させることで、放熱管39内
に溜まった液体冷媒を効率よく冷媒槽3に返却すること
ができる。図5に示すように、積層された各放熱管39
の間には放熱フィン16が介在されている。但し、最も
外側に位置する放熱管39の外側の成形プレート40に
は小口径開口部41が設けられていない。あるいは、小
口径開口部41を開けた成形プレート40を使用した場
合でも、成形プレート40の外側から端板(図示しな
い)等で連通口41を塞いでも良い。
【0037】そして、放熱管39の小口径開口部41と
液体冷媒返却部341の小口径開口部411とが連通さ
れて、複数の流入側連通室44からなる流入側通路と流
入側返却室461とが連通される。また、複数の流出側
連通室45からなる流出側通路とと流出側返却室471
とも同時に連通される。これにより、放熱器4が構成さ
れる。
液体冷媒返却部341の小口径開口部411とが連通さ
れて、複数の流入側連通室44からなる流入側通路と流
入側返却室461とが連通される。また、複数の流出側
連通室45からなる流出側通路とと流出側返却室471
とも同時に連通される。これにより、放熱器4が構成さ
れる。
【0038】図1において冷却ファン5は、例えば軸流
式ファンで、放熱器4の上面に配されて、放熱器4に対
して上下方向に送風する。なお、冷却ファン5は、放熱
器4に対して送風方向の下流側に位置する吸込み式でも
良いし、放熱器4に対して送風方向の上流側に位置する
押込み式でも良い。また、冷却ファン5はクロスフロー
ファンでも良く、更に、配置位置は放熱器4の前面もし
くは後面としても良い。
式ファンで、放熱器4の上面に配されて、放熱器4に対
して上下方向に送風する。なお、冷却ファン5は、放熱
器4に対して送風方向の下流側に位置する吸込み式でも
良いし、放熱器4に対して送風方向の上流側に位置する
押込み式でも良い。また、冷却ファン5はクロスフロー
ファンでも良く、更に、配置位置は放熱器4の前面もし
くは後面としても良い。
【0039】次に、第1実施の形態の作用を説明する。
図6において、IGBTモジュール2から発生した熱が
伝わって沸騰した冷媒は、気泡となって蒸気通路9内を
上昇し、冷媒槽側流出口35から流出側連通室461内
へ流入する。その後、図5においてさらに流出側連通室
461から流入側連通室44へ流入して各放熱管39の
放熱通路42へ分配される。各放熱通路42を流れる蒸
気冷媒は、冷却ファン5の送風を受けて低温となってい
る放熱通路42の内壁面およびインナフィン43の表面
に凝縮して凝縮潜熱を放出し、液滴となって放熱通路4
2の底面を流れながら放熱器4の流出側連通室45へ流
入する。凝縮液は、冷媒槽側流入口36から凝縮液通路
10に流入して凝縮液通路10を流下した後、図3に示
すエンドキャップ22b内の下部連通路38を通って再
び蒸気通路9に供給される。一方、蒸気冷媒が凝縮する
際に放出された凝縮潜熱は、放熱通路42の壁面から放
熱フィン16へ伝わって、各放熱管39の間を通過する
送風空気に放出される。
図6において、IGBTモジュール2から発生した熱が
伝わって沸騰した冷媒は、気泡となって蒸気通路9内を
上昇し、冷媒槽側流出口35から流出側連通室461内
へ流入する。その後、図5においてさらに流出側連通室
461から流入側連通室44へ流入して各放熱管39の
放熱通路42へ分配される。各放熱通路42を流れる蒸
気冷媒は、冷却ファン5の送風を受けて低温となってい
る放熱通路42の内壁面およびインナフィン43の表面
に凝縮して凝縮潜熱を放出し、液滴となって放熱通路4
2の底面を流れながら放熱器4の流出側連通室45へ流
入する。凝縮液は、冷媒槽側流入口36から凝縮液通路
10に流入して凝縮液通路10を流下した後、図3に示
すエンドキャップ22b内の下部連通路38を通って再
び蒸気通路9に供給される。一方、蒸気冷媒が凝縮する
際に放出された凝縮潜熱は、放熱通路42の壁面から放
熱フィン16へ伝わって、各放熱管39の間を通過する
送風空気に放出される。
【0040】(第1実施の形態の効果)図6において、
放熱量が大きくなると冷媒槽から多くの気泡が吹き上
げ、気体と液体の両相の冷媒が流入側返却室461へ侵
入する(図6で気体冷媒は白抜き丸で表し、液体冷媒は
黒塗り丸で示す)。流入側返却室461は小口径開口部
411により、混合冷媒のうちの液体冷媒が放熱通路へ
侵入することを抑制する。すなわち、小口径開口部41
1により、混合冷媒のうちの液体冷媒が塞き止められ
る。この塞き止められた液体冷媒は返却通路421を通
って冷媒槽へ戻される。従って、小口径開口部411を
通過して放熱通路42へ侵入する混合冷媒は、液体冷媒
の量が減小したものとなる。これにより、放熱通路42
での凝縮熱伝達をする面積を増加させることができる。
放熱量が大きくなると冷媒槽から多くの気泡が吹き上
げ、気体と液体の両相の冷媒が流入側返却室461へ侵
入する(図6で気体冷媒は白抜き丸で表し、液体冷媒は
黒塗り丸で示す)。流入側返却室461は小口径開口部
411により、混合冷媒のうちの液体冷媒が放熱通路へ
侵入することを抑制する。すなわち、小口径開口部41
1により、混合冷媒のうちの液体冷媒が塞き止められ
る。この塞き止められた液体冷媒は返却通路421を通
って冷媒槽へ戻される。従って、小口径開口部411を
通過して放熱通路42へ侵入する混合冷媒は、液体冷媒
の量が減小したものとなる。これにより、放熱通路42
での凝縮熱伝達をする面積を増加させることができる。
【0041】また、別の見方をすれば、放熱器4の流入
側連通部461は、混合冷媒の移動方向に大口径部分
(r1)と小口径部分(r2)とが交互に形成されるた
め、小口径部分(r2)が混合冷媒のうちの液体冷媒が
隣接された放熱通路42へ侵入することを抑制する。従
って、小口径部分(r2)を通過して放熱通路へ侵入す
る混合冷媒は、液体冷媒の量が減小したものとなる。こ
れにより、放熱通路での凝縮熱伝達をする面積を増加さ
せることができる。
側連通部461は、混合冷媒の移動方向に大口径部分
(r1)と小口径部分(r2)とが交互に形成されるた
め、小口径部分(r2)が混合冷媒のうちの液体冷媒が
隣接された放熱通路42へ侵入することを抑制する。従
って、小口径部分(r2)を通過して放熱通路へ侵入す
る混合冷媒は、液体冷媒の量が減小したものとなる。こ
れにより、放熱通路での凝縮熱伝達をする面積を増加さ
せることができる。
【0042】また、図3において、放熱量が増大すると
冷媒槽側流出口35へは多くの気泡を含んだ冷媒(気相
と液相が混合した状態の冷媒)が噴き上げられて上昇し
てくる。ここで、図5において流入側通路内がストレー
ト(同一径)であると、放熱通路へ気相(蒸気)冷媒だ
けでなく多くの液相冷媒も浸入し、その時の放熱通路4
2の入口近傍は液相で満たされてしまう。この場合、熱
伝達は凝縮熱伝達だけでなく、強制対流熱伝達でも行わ
れることになる。強制対流熱伝達は、凝縮熱伝達に比べ
て熱伝達率が大幅に劣るため、放熱特性が低下してしま
う。しかしながら、本実施の形態においては、流入側通
路内に小口径部分である小口径開口部411を設けたた
め、放熱通路42への液相冷媒の浸入を抑制できる。こ
の結果、放熱通路42内で主として凝縮熱伝達によって
熱の伝達を行うことができ、放熱性能の低下を防止でき
る。さらに、小口径開口部41を設けることにより、各
放熱通路42への冷媒の流入の偏りを防止でき、更には
各放熱通路42への冷媒を均等に分配する効果も有し、
これらによっても放熱性能の低下を防止できる。
冷媒槽側流出口35へは多くの気泡を含んだ冷媒(気相
と液相が混合した状態の冷媒)が噴き上げられて上昇し
てくる。ここで、図5において流入側通路内がストレー
ト(同一径)であると、放熱通路へ気相(蒸気)冷媒だ
けでなく多くの液相冷媒も浸入し、その時の放熱通路4
2の入口近傍は液相で満たされてしまう。この場合、熱
伝達は凝縮熱伝達だけでなく、強制対流熱伝達でも行わ
れることになる。強制対流熱伝達は、凝縮熱伝達に比べ
て熱伝達率が大幅に劣るため、放熱特性が低下してしま
う。しかしながら、本実施の形態においては、流入側通
路内に小口径部分である小口径開口部411を設けたた
め、放熱通路42への液相冷媒の浸入を抑制できる。こ
の結果、放熱通路42内で主として凝縮熱伝達によって
熱の伝達を行うことができ、放熱性能の低下を防止でき
る。さらに、小口径開口部41を設けることにより、各
放熱通路42への冷媒の流入の偏りを防止でき、更には
各放熱通路42への冷媒を均等に分配する効果も有し、
これらによっても放熱性能の低下を防止できる。
【0043】さらに、冷媒槽3内の冷媒は、放熱量増大
時に冷媒内部で気泡が増えてその液面が上昇する。この
とき、冷媒槽側流入口35は液面が上昇した際の塞とな
る。これにより、液体の冷媒が放熱通路内に侵入するこ
とを抑制できる。また、小口径開口部411の開口位置
の最下部は、流入側返却室461の底面よりも所定高さ
((r1−r2)/2)だけ上部に設定される。この所
定高さ部分は、冷媒槽側流出口35を通過した液相冷媒
のうち、自重により降下してくるもの塞き止める塞とな
る。これにより、液体の冷媒が放熱通路内に侵入するこ
とを抑制できる。また、冷媒槽側流入口35は略楕円も
しくは略長方形により構成されるため、自重により降下
してくる液相冷媒を効率よく塞き止めることができる。
時に冷媒内部で気泡が増えてその液面が上昇する。この
とき、冷媒槽側流入口35は液面が上昇した際の塞とな
る。これにより、液体の冷媒が放熱通路内に侵入するこ
とを抑制できる。また、小口径開口部411の開口位置
の最下部は、流入側返却室461の底面よりも所定高さ
((r1−r2)/2)だけ上部に設定される。この所
定高さ部分は、冷媒槽側流出口35を通過した液相冷媒
のうち、自重により降下してくるもの塞き止める塞とな
る。これにより、液体の冷媒が放熱通路内に侵入するこ
とを抑制できる。また、冷媒槽側流入口35は略楕円も
しくは略長方形により構成されるため、自重により降下
してくる液相冷媒を効率よく塞き止めることができる。
【0044】(第1実施の形態のその他の効果)ドロン
カップタイプの放熱器4を使用したことにより、IGB
Tモジュール2の取付け個数が増加して総発熱量が増大
した場合でも、容易に放熱器4の容量を変更できる。即
ち、同一形状の放熱管39を順次積層していくことで放
熱器4の容量を容易に増加できるため、総発熱量に相応
した容量の放熱器4を低コストで提供できる。また、押
出材7の支柱部31、32の上部を削除するだけで各蒸
気通路9を冷媒槽側流出口35と連通することができる
ため、特別な部品を追加することなく低コストで冷媒の
循環を制御できる。
カップタイプの放熱器4を使用したことにより、IGB
Tモジュール2の取付け個数が増加して総発熱量が増大
した場合でも、容易に放熱器4の容量を変更できる。即
ち、同一形状の放熱管39を順次積層していくことで放
熱器4の容量を容易に増加できるため、総発熱量に相応
した容量の放熱器4を低コストで提供できる。また、押
出材7の支柱部31、32の上部を削除するだけで各蒸
気通路9を冷媒槽側流出口35と連通することができる
ため、特別な部品を追加することなく低コストで冷媒の
循環を制御できる。
【0045】なお、本実施の形態の場合、放熱器4から
冷媒槽3(凝縮液通路10)へ凝縮液を戻り易くするた
めに、冷媒槽3に対して放熱器4に傾斜を付けても良
い。また、冷媒槽3の下端側のエンドキャップ22bの
代わりに、図41に示すように、押出材7に設けられた
支柱部30〜32の下部をミーリング等の追加工によっ
て削除して、その押出材7の下端面に平板48(エンド
キャップ22)をろう付けにより接合しても良い。これ
により、下側のエンドキャップ22(平板48)の製作
が容易になる。
冷媒槽3(凝縮液通路10)へ凝縮液を戻り易くするた
めに、冷媒槽3に対して放熱器4に傾斜を付けても良
い。また、冷媒槽3の下端側のエンドキャップ22bの
代わりに、図41に示すように、押出材7に設けられた
支柱部30〜32の下部をミーリング等の追加工によっ
て削除して、その押出材7の下端面に平板48(エンド
キャップ22)をろう付けにより接合しても良い。これ
により、下側のエンドキャップ22(平板48)の製作
が容易になる。
【0046】本実施の形態では、冷媒槽側流入口36と
冷媒槽側流出口35とに高低差を付けて形成したが、同
一の高さに設けても良い。また、冷媒槽側流入口36と
冷媒槽側流出口35とを同一形状としても良い。本実施
の形態の沸騰冷却装置1は、冷媒槽3が押出材7を使用
して構成されている。このため、偏平な冷媒槽3を形成
するためにプレス成形された薄肉部材を貼り合わせて冷
媒槽3を構成した場合と比較して、押出材7に掛かる型
費を安くできる。また、IGBTモジュール2の個数が
増加する場合でも、増加するIGBTモジュール2を多
段(縦方向)に配置すれば、押出材7を適宜な長さに切
断して使用することができるため、プレス成形品を使用
する場合の様に新規にプレス型を設ける必要がなく、型
費を大幅に低減できる。
冷媒槽側流出口35とに高低差を付けて形成したが、同
一の高さに設けても良い。また、冷媒槽側流入口36と
冷媒槽側流出口35とを同一形状としても良い。本実施
の形態の沸騰冷却装置1は、冷媒槽3が押出材7を使用
して構成されている。このため、偏平な冷媒槽3を形成
するためにプレス成形された薄肉部材を貼り合わせて冷
媒槽3を構成した場合と比較して、押出材7に掛かる型
費を安くできる。また、IGBTモジュール2の個数が
増加する場合でも、増加するIGBTモジュール2を多
段(縦方向)に配置すれば、押出材7を適宜な長さに切
断して使用することができるため、プレス成形品を使用
する場合の様に新規にプレス型を設ける必要がなく、型
費を大幅に低減できる。
【0047】押出材7を使用して冷媒槽3を構成するこ
とから、IGBTモジュール2が取り付けられる押出材
7の取付け面剛性を十分に確保できる。このため、プレ
ス成形品の様な薄肉部材で冷媒槽3を構成した場合と比
較して、取付け面(押出材7の外壁面)とIGBTモジ
ュール2との間の接触熱抵抗を小さくできるため、放熱
性能の向上を図ることができる。また、押出材7を使用
することから、雌ねじ部を形成するための厚肉部7aを
十分確保できるとともに、蒸気通路9および凝縮液通路
10の形状も自由に設定できる。このことは、冷媒槽3
を偏平形状とした場合の耐圧性を向上する上でも有利で
ある。即ち、冷媒使用量を減少するために冷媒槽3を偏
平形状とすることは耐圧的に不利であるが、十分な耐圧
性を確保できるように蒸気通路9および凝縮液通路10
の形状を設定することができる。
とから、IGBTモジュール2が取り付けられる押出材
7の取付け面剛性を十分に確保できる。このため、プレ
ス成形品の様な薄肉部材で冷媒槽3を構成した場合と比
較して、取付け面(押出材7の外壁面)とIGBTモジ
ュール2との間の接触熱抵抗を小さくできるため、放熱
性能の向上を図ることができる。また、押出材7を使用
することから、雌ねじ部を形成するための厚肉部7aを
十分確保できるとともに、蒸気通路9および凝縮液通路
10の形状も自由に設定できる。このことは、冷媒槽3
を偏平形状とした場合の耐圧性を向上する上でも有利で
ある。即ち、冷媒使用量を減少するために冷媒槽3を偏
平形状とすることは耐圧的に不利であるが、十分な耐圧
性を確保できるように蒸気通路9および凝縮液通路10
の形状を設定することができる。
【0048】さらには、雌ねじ部を形成する厚肉部7a
の取付け面積に余裕を持たせておくことにより、取付け
ねじピッチの異なる種々のIGBTモジュール2に対し
て同一の押出材7を使用するこができる。言い換えれ
ば、同一形状の押出材7を使用した冷媒槽3に対して、
取付けねじピッチの異なる種々のIGBTモジュール2
を取り付けることができる。これにより、冷媒槽3の標
準化が可能となることから、取付けねじピッチの異なる
IGBTモジュール2を使用する場合のコストダウンを
図ることができる。
の取付け面積に余裕を持たせておくことにより、取付け
ねじピッチの異なる種々のIGBTモジュール2に対し
て同一の押出材7を使用するこができる。言い換えれ
ば、同一形状の押出材7を使用した冷媒槽3に対して、
取付けねじピッチの異なる種々のIGBTモジュール2
を取り付けることができる。これにより、冷媒槽3の標
準化が可能となることから、取付けねじピッチの異なる
IGBTモジュール2を使用する場合のコストダウンを
図ることができる。
【0049】さらに、冷媒槽3の内部が蒸気通路9と凝
縮液通路10に区画されているため、冷媒槽3内での沸
騰冷媒と凝縮冷媒との流れを明確に分けることができ
る。これにより、沸騰冷媒と凝縮冷媒とが衝突する所謂
フラッディングを防止して、高い放熱性能を得ることが
できる。また、蒸気通路9と凝縮液通路10とを区画し
たことにより、凝縮液通路10内の冷媒は、IGBTモ
ジュール2から伝導する熱によって直接加熱されること
がないため、蒸気通路9内の冷媒と比べて低温となって
いる。そして、この低温の冷媒が連通口17を通って順
次凝縮液通路10から蒸気通路9へ供給されることによ
り、効率良くIGBTモジュール2の冷却を行なうこと
ができる。
縮液通路10に区画されているため、冷媒槽3内での沸
騰冷媒と凝縮冷媒との流れを明確に分けることができ
る。これにより、沸騰冷媒と凝縮冷媒とが衝突する所謂
フラッディングを防止して、高い放熱性能を得ることが
できる。また、蒸気通路9と凝縮液通路10とを区画し
たことにより、凝縮液通路10内の冷媒は、IGBTモ
ジュール2から伝導する熱によって直接加熱されること
がないため、蒸気通路9内の冷媒と比べて低温となって
いる。そして、この低温の冷媒が連通口17を通って順
次凝縮液通路10から蒸気通路9へ供給されることによ
り、効率良くIGBTモジュール2の冷却を行なうこと
ができる。
【0050】(第2実施の形態)図7は第2実施の形態
における沸騰冷却装置1の斜視図、図8は図7における
I−I’一部断面図、図9は図7におけるII−II’一部
断面図、図10は図7におけるIII −III ’一部断面図
である。図7から図10において、本実施の形態は、放
熱器4で液化した凝縮液を戻り易くするために、放熱器
4を構成する各放熱管39を傾斜して取り付けた場合の
一例を示すものである。
における沸騰冷却装置1の斜視図、図8は図7における
I−I’一部断面図、図9は図7におけるII−II’一部
断面図、図10は図7におけるIII −III ’一部断面図
である。図7から図10において、本実施の形態は、放
熱器4で液化した凝縮液を戻り易くするために、放熱器
4を構成する各放熱管39を傾斜して取り付けた場合の
一例を示すものである。
【0051】冷媒槽3は、例えばアルミニウム製のブロ
ック材から押し出し加工によって成形された押出材7
と、この押出材7の一方の開放端(図7の下端)に被せ
られたエンドキャップ22とから成る。押出材7には、
上下方向に伸びる支柱部30〜32によって仕切られた
複数の蒸気通路9、凝縮液通路10、および非作動通路
33が設けられている。なお、各蒸気通路9の開口面と
凝縮液通路10の開口面がそれぞれ蒸気冷媒の冷媒槽側
流出口35と凝縮液の冷媒槽側流入口36として設けら
れている。
ック材から押し出し加工によって成形された押出材7
と、この押出材7の一方の開放端(図7の下端)に被せ
られたエンドキャップ22とから成る。押出材7には、
上下方向に伸びる支柱部30〜32によって仕切られた
複数の蒸気通路9、凝縮液通路10、および非作動通路
33が設けられている。なお、各蒸気通路9の開口面と
凝縮液通路10の開口面がそれぞれ蒸気冷媒の冷媒槽側
流出口35と凝縮液の冷媒槽側流入口36として設けら
れている。
【0052】エンドキャップ22は、押出材7と同じア
ルミニウム製で押出材7の下端外周部に被せられて一体
ろう付けにより接合されている。但し、エンドキャップ
22と押出材7の下端面との間には、押出材7に形成さ
れた蒸気通路9、凝縮液通路10、および非作動通路3
3を各々連通する下部連通路38が形成されている。こ
のエンドキャップ22には、図7に示すように、冷媒封
入用チューブ49が設けられており、このチューブ49
を通して装置1内の洗浄、冷媒の注入、および脱気が行
われる。なお、脱気は、冷媒を注入した後、装置1全体
を上下反転させて放熱器4を温水槽(冷媒の飽和蒸気圧
が大気圧以上となる温度に保ったもの)に入れて、装置
1内の冷媒を気化させて空気を追い出す(冷媒ガスは空
気より重い)ことにより行われる。脱気した後、チュー
ブ49の端部をかしめて溶接等により封じ切ることによ
り装置1内に冷媒が封入される。
ルミニウム製で押出材7の下端外周部に被せられて一体
ろう付けにより接合されている。但し、エンドキャップ
22と押出材7の下端面との間には、押出材7に形成さ
れた蒸気通路9、凝縮液通路10、および非作動通路3
3を各々連通する下部連通路38が形成されている。こ
のエンドキャップ22には、図7に示すように、冷媒封
入用チューブ49が設けられており、このチューブ49
を通して装置1内の洗浄、冷媒の注入、および脱気が行
われる。なお、脱気は、冷媒を注入した後、装置1全体
を上下反転させて放熱器4を温水槽(冷媒の飽和蒸気圧
が大気圧以上となる温度に保ったもの)に入れて、装置
1内の冷媒を気化させて空気を追い出す(冷媒ガスは空
気より重い)ことにより行われる。脱気した後、チュー
ブ49の端部をかしめて溶接等により封じ切ることによ
り装置1内に冷媒が封入される。
【0053】放熱器4は、所謂ドロンカップタイプの熱
交換器で、第1実施の形態と同様に2枚のプレート50
を貼り合わせて構成された連結管51(連結部材)と、
同一中空形状を成す複数の放熱管39とを積層して構成
されている。連結管51は、冷媒槽3の上端外周部に被
せられて、その内部がセパレータ52によって冷媒槽3
の冷媒槽側流出口35に通じる流出室511と冷媒槽側
流入口36に通じる流入室512とに区画されている
(図10参照)。連結管51の流出室512には図8、
図10に示すように複数のインナフィン53が挿入され
ている。各インナフィン53は、プレート50に設けら
れた複数の位置決め用リブ50aによって支持されてい
る。
交換器で、第1実施の形態と同様に2枚のプレート50
を貼り合わせて構成された連結管51(連結部材)と、
同一中空形状を成す複数の放熱管39とを積層して構成
されている。連結管51は、冷媒槽3の上端外周部に被
せられて、その内部がセパレータ52によって冷媒槽3
の冷媒槽側流出口35に通じる流出室511と冷媒槽側
流入口36に通じる流入室512とに区画されている
(図10参照)。連結管51の流出室512には図8、
図10に示すように複数のインナフィン53が挿入され
ている。各インナフィン53は、プレート50に設けら
れた複数の位置決め用リブ50aによって支持されてい
る。
【0054】図10に示すように、接続プレート34は
2枚の板状部材からなり、貼り合わされることで液体冷
媒返却部341を構成している。液体冷媒返却部341
は連結管51の側壁部に気密に接合され、冷媒槽側流出
口35を通じて各蒸気通路9および非作動通路33に連
通する流入側返却室461と、冷媒槽側流入口36を通
じて凝縮液通路10に連通する流出側返却室471と、
流入側返却室461及び流出側返却室471を連通する
返却通路421とを構成している。返却通路421内に
は、インナフィン43が設置されている(図11参
照)。なお、接続プレート34には、成形プレート40
と同様の小口径開口部411が開けられており、この小
口径開口部411を通じて各返却室461、471と各
放熱管39とが連通している。
2枚の板状部材からなり、貼り合わされることで液体冷
媒返却部341を構成している。液体冷媒返却部341
は連結管51の側壁部に気密に接合され、冷媒槽側流出
口35を通じて各蒸気通路9および非作動通路33に連
通する流入側返却室461と、冷媒槽側流入口36を通
じて凝縮液通路10に連通する流出側返却室471と、
流入側返却室461及び流出側返却室471を連通する
返却通路421とを構成している。返却通路421内に
は、インナフィン43が設置されている(図11参
照)。なお、接続プレート34には、成形プレート40
と同様の小口径開口部411が開けられており、この小
口径開口部411を通じて各返却室461、471と各
放熱管39とが連通している。
【0055】液体冷媒返却部341は、冷媒槽3の冷媒
槽側流出口35に連通されて所定内径(r1)を有する
流入側返却室461(大口径開口部、大口径部分)、冷
媒槽側流入口36に連通された流出側返却室471(大
口径部分)、流入側返却室461及び流出側返却室47
1とを連通する返却通路421とからなる。そして、流
入側返却室461の冷媒槽側流出口35の対向側には流
入側返却室461の内径よりも小口径の小口径開口部4
11(小口径部分、抑制口)が形成されている。
槽側流出口35に連通されて所定内径(r1)を有する
流入側返却室461(大口径開口部、大口径部分)、冷
媒槽側流入口36に連通された流出側返却室471(大
口径部分)、流入側返却室461及び流出側返却室47
1とを連通する返却通路421とからなる。そして、流
入側返却室461の冷媒槽側流出口35の対向側には流
入側返却室461の内径よりも小口径の小口径開口部4
11(小口径部分、抑制口)が形成されている。
【0056】放熱管39は、図4に示す2枚の成形プレ
ート40(例えばアルミニウム板)の外周縁部を接合し
て中空体に形成されて、両端部に小口径開口部41を有
する流入側通路と流出側通路とが設けられている。この
放熱管39は、その中央部全体が偏平な放熱通路42と
なり、その端部が各々大口径を有する流入側連通室44
(冷媒槽側流出口35側に接続された空間)、及び流出
側連通室45(冷媒槽側流入口36側に接続された空
間)として構成される。また、放熱器4として見れば、
放熱管39が複数積層されることで、複数の放熱通路4
2と、これら放熱通路42の端部に連接された流入側通
路と流出側通路とが設けられている。ここで、流入側通
路とは流入側連通室44が複数積層されて構成されるも
のであり、流出側通路とは流出側連通室45が複数積層
されて構成されるものである。そして、流入側通路及び
流出側通路は、各放熱通路42が連通される各流入側連
通室44相互間及び各流出側連通室45相互間に各々小
口径開口部41を有する。これにより、流入側通路、流
出側通路は、自身の内部に大口径部分(r1)と小口径
部分(r2)とが交互に複数配置されることになる。抜
き穴形成させた小口径開口部41は、隣接した流入側連
通室44間の液体冷媒の浸入量を抑制する抑制口の役割
も果たす。
ート40(例えばアルミニウム板)の外周縁部を接合し
て中空体に形成されて、両端部に小口径開口部41を有
する流入側通路と流出側通路とが設けられている。この
放熱管39は、その中央部全体が偏平な放熱通路42と
なり、その端部が各々大口径を有する流入側連通室44
(冷媒槽側流出口35側に接続された空間)、及び流出
側連通室45(冷媒槽側流入口36側に接続された空
間)として構成される。また、放熱器4として見れば、
放熱管39が複数積層されることで、複数の放熱通路4
2と、これら放熱通路42の端部に連接された流入側通
路と流出側通路とが設けられている。ここで、流入側通
路とは流入側連通室44が複数積層されて構成されるも
のであり、流出側通路とは流出側連通室45が複数積層
されて構成されるものである。そして、流入側通路及び
流出側通路は、各放熱通路42が連通される各流入側連
通室44相互間及び各流出側連通室45相互間に各々小
口径開口部41を有する。これにより、流入側通路、流
出側通路は、自身の内部に大口径部分(r1)と小口径
部分(r2)とが交互に複数配置されることになる。抜
き穴形成させた小口径開口部41は、隣接した流入側連
通室44間の液体冷媒の浸入量を抑制する抑制口の役割
も果たす。
【0057】放熱管39の偏平な放熱通路42には、図
11に示すようにアルミニウム製の薄板を波形状に成形
したインナフィン43が挿入されている。ここで、図1
2(a)にインナフィン43の平面図、(b)にはイン
ナフィン43のA−A断面図を示す。各放熱管39は、
図10に示すように、連結管51の片側に積層されて、
互いの小口径開口部41を通じて相互に連通している。
また、連結管51と放熱管39は、連結管51のプレー
ト50(放熱管39側のプレート)に形成された小口径
開口部41と放熱管39に形成された小口径開口部41
とを通じて相互に連通している。但し、各放熱管39
は、連結管51に対して流出側連通部44の方が流入側
連通部45より高い位置になる様に全体が傾斜した状態
で取り付けられている(図7参照)。なお、プレート5
0に設けられたリブ50bは、放熱管39との接合面を
補強する補強用リブとして機能している。
11に示すようにアルミニウム製の薄板を波形状に成形
したインナフィン43が挿入されている。ここで、図1
2(a)にインナフィン43の平面図、(b)にはイン
ナフィン43のA−A断面図を示す。各放熱管39は、
図10に示すように、連結管51の片側に積層されて、
互いの小口径開口部41を通じて相互に連通している。
また、連結管51と放熱管39は、連結管51のプレー
ト50(放熱管39側のプレート)に形成された小口径
開口部41と放熱管39に形成された小口径開口部41
とを通じて相互に連通している。但し、各放熱管39
は、連結管51に対して流出側連通部44の方が流入側
連通部45より高い位置になる様に全体が傾斜した状態
で取り付けられている(図7参照)。なお、プレート5
0に設けられたリブ50bは、放熱管39との接合面を
補強する補強用リブとして機能している。
【0058】そして、放熱管39の小口径開口部41と
液体冷媒返却部341の小口径開口部411とが連通さ
れて、流入側返却室461と流出側連通部44とが連通
される。また、流出側返却室471と流入側連通部45
とも同時に連通される。これにより、放熱器4が構成さ
れる。次に、本第2実施の形態の作用を説明する。
液体冷媒返却部341の小口径開口部411とが連通さ
れて、流入側返却室461と流出側連通部44とが連通
される。また、流出側返却室471と流入側連通部45
とも同時に連通される。これにより、放熱器4が構成さ
れる。次に、本第2実施の形態の作用を説明する。
【0059】IGBTモジュール2から発生した熱が伝
わって沸騰した冷媒は、気泡となって各蒸気通路9内を
上昇し、冷媒槽3の冷媒槽側流出口35から連結管51
の流出室511へ流入した後、さらに流出室511から
各放熱管39の流出側通路(流入側返却室461及び流
入側連通室44)へ流入して各放熱管39の放熱通路4
2へ分配される。各放熱通路42を流れる蒸気冷媒は、
冷却ファン5(図8参照)の送風を受けて低温となって
いる放熱通路42の内壁面およびインナフィンの表面に
凝縮して凝縮潜熱を放出し、液滴となって放熱通路42
の底面を流れながら各放熱管39の流出側通路(流出側
連通室45及び流出側返却室471)へ流入する。その
後、流出側通路から連結管51の流入室へ流れ出た凝縮
液は、冷媒槽3の冷媒槽側流入口36から凝縮液通路1
0に流入し、凝縮液通路10を流下した後、エンドキャ
ップ内の下部連通路38を通って再び各蒸気通路9に供
給される。
わって沸騰した冷媒は、気泡となって各蒸気通路9内を
上昇し、冷媒槽3の冷媒槽側流出口35から連結管51
の流出室511へ流入した後、さらに流出室511から
各放熱管39の流出側通路(流入側返却室461及び流
入側連通室44)へ流入して各放熱管39の放熱通路4
2へ分配される。各放熱通路42を流れる蒸気冷媒は、
冷却ファン5(図8参照)の送風を受けて低温となって
いる放熱通路42の内壁面およびインナフィンの表面に
凝縮して凝縮潜熱を放出し、液滴となって放熱通路42
の底面を流れながら各放熱管39の流出側通路(流出側
連通室45及び流出側返却室471)へ流入する。その
後、流出側通路から連結管51の流入室へ流れ出た凝縮
液は、冷媒槽3の冷媒槽側流入口36から凝縮液通路1
0に流入し、凝縮液通路10を流下した後、エンドキャ
ップ内の下部連通路38を通って再び各蒸気通路9に供
給される。
【0060】(第2実施の形態の効果)放熱量が大きく
なると冷媒槽から多くの気泡が吹き上げ、気体と液体の
両相の冷媒が流入側返却室461へ侵入する。流入側返
却室461は小口径開口部411により、混合冷媒のう
ちの液体冷媒が放熱通路へ侵入することを抑制する。す
なわち、小口径開口部411により、混合冷媒のうちの
液体冷媒が塞き止められる。この塞き止められた液体冷
媒は返却通路421を通って冷媒槽へ戻される。従っ
て、小口径開口部411を通過して放熱通路42へ侵入
する混合冷媒は、液体冷媒の量が減小したものとなる。
これにより、放熱通路42での凝縮熱伝達をする面積を
増加させることができる。
なると冷媒槽から多くの気泡が吹き上げ、気体と液体の
両相の冷媒が流入側返却室461へ侵入する。流入側返
却室461は小口径開口部411により、混合冷媒のう
ちの液体冷媒が放熱通路へ侵入することを抑制する。す
なわち、小口径開口部411により、混合冷媒のうちの
液体冷媒が塞き止められる。この塞き止められた液体冷
媒は返却通路421を通って冷媒槽へ戻される。従っ
て、小口径開口部411を通過して放熱通路42へ侵入
する混合冷媒は、液体冷媒の量が減小したものとなる。
これにより、放熱通路42での凝縮熱伝達をする面積を
増加させることができる。
【0061】また、別の見方をすれば、放熱器4の流入
側通路は、混合冷媒の移動方向に大口径部分(r1)と
小口径部分(r2)とが交互に形成されるため、小口径
部分(r2)が混合冷媒のうちの液体冷媒が隣接された
放熱通路42へ侵入することを抑制する。従って、小口
径部分(r2)を通過して放熱通路42へ侵入する混合
冷媒は、液体冷媒の量が減小したものとなる。これによ
り、放熱通路での凝縮熱伝達をする面積を増加させるこ
とができる。
側通路は、混合冷媒の移動方向に大口径部分(r1)と
小口径部分(r2)とが交互に形成されるため、小口径
部分(r2)が混合冷媒のうちの液体冷媒が隣接された
放熱通路42へ侵入することを抑制する。従って、小口
径部分(r2)を通過して放熱通路42へ侵入する混合
冷媒は、液体冷媒の量が減小したものとなる。これによ
り、放熱通路での凝縮熱伝達をする面積を増加させるこ
とができる。
【0062】本第2実施の形態においても、第1実施の
形態と同様に、流入側通路内に小口径部分である小口径
開口部41を設けたため、各放熱通路42への冷媒の流
入の偏りを防止でき、更には各放熱通路42への冷媒を
均等に分配する効果も有し、これらによっても放熱性能
の低下を防止できる。さらに、連結管51に対して放熱
管39を傾斜させたことにより、液化した凝縮冷媒が放
熱通路42から冷媒槽3へ向かって流れやすくなる。こ
れにより、放熱通路42の底面に溜まる凝縮液の量が減
少して、蒸気冷媒の凝縮を効率良く行うことができる。
この結果、必要な冷媒量を低減でき、低コスト化ができ
る。
形態と同様に、流入側通路内に小口径部分である小口径
開口部41を設けたため、各放熱通路42への冷媒の流
入の偏りを防止でき、更には各放熱通路42への冷媒を
均等に分配する効果も有し、これらによっても放熱性能
の低下を防止できる。さらに、連結管51に対して放熱
管39を傾斜させたことにより、液化した凝縮冷媒が放
熱通路42から冷媒槽3へ向かって流れやすくなる。こ
れにより、放熱通路42の底面に溜まる凝縮液の量が減
少して、蒸気冷媒の凝縮を効率良く行うことができる。
この結果、必要な冷媒量を低減でき、低コスト化ができ
る。
【0063】(第2実施の形態のその他の効果)また、
支柱部31によって蒸気通路9を複数の通路に仕切った
ことにより、蒸気通路9を流れる蒸気冷媒の流れを整流
できるとともに、支柱部31により有効沸騰面積が増加
して放熱性能を向上できる。また、冷媒槽3内の正、負
圧に対する強度向上、およびIGBTモジュール2が取
り付けられる取付け面の変形防止にも効果を奏する。
支柱部31によって蒸気通路9を複数の通路に仕切った
ことにより、蒸気通路9を流れる蒸気冷媒の流れを整流
できるとともに、支柱部31により有効沸騰面積が増加
して放熱性能を向上できる。また、冷媒槽3内の正、負
圧に対する強度向上、およびIGBTモジュール2が取
り付けられる取付け面の変形防止にも効果を奏する。
【0064】なお、本発明においては、上記第1実施の
形態および第2実施の形態に示した構成のほかに、たと
えば以下のような構成も採りうる。図13は、放熱器4
を接続部34の両側に配設させたものである。このよう
な構成にすることにより、さらに放熱特性を向上させる
ことができる。 (第3実施の形態)図14は第3実施の形態における沸
騰冷却装置1の正面図、図15は図14に示した沸騰冷
却装置の沸騰冷却装置の側面図である。
形態および第2実施の形態に示した構成のほかに、たと
えば以下のような構成も採りうる。図13は、放熱器4
を接続部34の両側に配設させたものである。このよう
な構成にすることにより、さらに放熱特性を向上させる
ことができる。 (第3実施の形態)図14は第3実施の形態における沸
騰冷却装置1の正面図、図15は図14に示した沸騰冷
却装置の沸騰冷却装置の側面図である。
【0065】本実施の形態は、図7に示した沸騰冷却装
置の一部を変更したものである。以下に図7の沸騰冷却
装置との相違点を中心に本実施の形態の沸騰冷却装置を
説明する。本実施の形態において図7に示した実施の形
態と同一もしくは均等の動作を有する部分には、図7と
同一符号を付し、その説明は省略する。図14、図15
において、放熱器4は、所謂ドロンカップタイプの熱交
換器で、図7に示した実施の形態と同様に2枚のプレー
ト50を貼り合わせて構成された連結管51と、同一中
空形状を成す複数の放熱管39とを積層して構成されて
いる。
置の一部を変更したものである。以下に図7の沸騰冷却
装置との相違点を中心に本実施の形態の沸騰冷却装置を
説明する。本実施の形態において図7に示した実施の形
態と同一もしくは均等の動作を有する部分には、図7と
同一符号を付し、その説明は省略する。図14、図15
において、放熱器4は、所謂ドロンカップタイプの熱交
換器で、図7に示した実施の形態と同様に2枚のプレー
ト50を貼り合わせて構成された連結管51と、同一中
空形状を成す複数の放熱管39とを積層して構成されて
いる。
【0066】連結管51は、図16(a)に示す2枚の
プレート50を貼り合せて構成されており、その両端部
には同図(b)に示すように冷媒槽3内で沸騰気化して
くる蒸気冷媒を放熱器4に送出する2つの送出開口部5
41、542と、放熱器4内で凝縮される凝縮冷媒を冷
媒槽3に返却する2つの返却開口部544、545とを
有している。連結管51は、図14に示すように冷媒槽
3の上端外周部に被せられて、その内部がセパレータ5
2によって冷媒槽3の冷媒槽側流出口35に通じる流出
室511(図示しない)と冷媒槽側流入口36に通じる
流入室512(図示しない)とに区画されている。
プレート50を貼り合せて構成されており、その両端部
には同図(b)に示すように冷媒槽3内で沸騰気化して
くる蒸気冷媒を放熱器4に送出する2つの送出開口部5
41、542と、放熱器4内で凝縮される凝縮冷媒を冷
媒槽3に返却する2つの返却開口部544、545とを
有している。連結管51は、図14に示すように冷媒槽
3の上端外周部に被せられて、その内部がセパレータ5
2によって冷媒槽3の冷媒槽側流出口35に通じる流出
室511(図示しない)と冷媒槽側流入口36に通じる
流入室512(図示しない)とに区画されている。
【0067】ここで、図16(b)における送出開口部
542、返却開口部544の周囲の点線は、同図(a)
に示される各開口部付近の突起部を示している。また、
各開口部541、542との間、544、545との間
には夫々保持部材543、546が形成されている。さ
らに、連結管51の流入室には複数のインナフィン53
が挿入されている。
542、返却開口部544の周囲の点線は、同図(a)
に示される各開口部付近の突起部を示している。また、
各開口部541、542との間、544、545との間
には夫々保持部材543、546が形成されている。さ
らに、連結管51の流入室には複数のインナフィン53
が挿入されている。
【0068】放熱管39は、図17(a)に示す2枚の
成形プレート40(例えばアルミニウム板)の外周縁部
を接合して中空体に形成されて構成されている。同図
(b)に示すように、両端部には小口径開口部411、
412、414、415が設けられている。この小口径
開口部411、412の間、411、412の間には夫
々保持部材413、416が形成されている。
成形プレート40(例えばアルミニウム板)の外周縁部
を接合して中空体に形成されて構成されている。同図
(b)に示すように、両端部には小口径開口部411、
412、414、415が設けられている。この小口径
開口部411、412の間、411、412の間には夫
々保持部材413、416が形成されている。
【0069】各放熱管39は、図15に示すように、連
結管51の両側に積層され、また、積層された各放熱管
39の間には放熱フィン16が介在されている。ここ
で、小口径開口部411、415には図17(a)の小
口径開口部部分に示すように突起部が形成され、小口径
開口部412、414は当該突起部が嵌入されるべく幅
の穴に形成されている。そして、このプレート40を積
層する際、小口径開口部412と他のプレートの小口径
開口部415とが嵌め合わされ、小口径開口部411と
他のプレートの小口径開口部414とが嵌め合わされて
いる。そして、嵌め合せ後、ろう付け等により気密に接
合する。このようにして、複数のプレート40は互いの
小口径開口部411、412、414、415を通じて
相互に連通し、放熱管39を構成している。
結管51の両側に積層され、また、積層された各放熱管
39の間には放熱フィン16が介在されている。ここ
で、小口径開口部411、415には図17(a)の小
口径開口部部分に示すように突起部が形成され、小口径
開口部412、414は当該突起部が嵌入されるべく幅
の穴に形成されている。そして、このプレート40を積
層する際、小口径開口部412と他のプレートの小口径
開口部415とが嵌め合わされ、小口径開口部411と
他のプレートの小口径開口部414とが嵌め合わされて
いる。そして、嵌め合せ後、ろう付け等により気密に接
合する。このようにして、複数のプレート40は互いの
小口径開口部411、412、414、415を通じて
相互に連通し、放熱管39を構成している。
【0070】ここで、連結管51はその送出開口部54
1、542、返却開口部544、545が、成形プレー
ト40の小口径開口部411、412、414、415
に接続されることで、放熱管39と連通している。ま
た、放熱管39の最も外側に位置する成形プレート40
には小口径開口部が設けられていないプレートを使用し
ている。ここで、最も外側のプレートは小口径開口部を
開けた成形プレート40を使用し、成形プレート40の
外側から端板(図示しない)等で連通口41を塞いでも
良い。
1、542、返却開口部544、545が、成形プレー
ト40の小口径開口部411、412、414、415
に接続されることで、放熱管39と連通している。ま
た、放熱管39の最も外側に位置する成形プレート40
には小口径開口部が設けられていないプレートを使用し
ている。ここで、最も外側のプレートは小口径開口部を
開けた成形プレート40を使用し、成形プレート40の
外側から端板(図示しない)等で連通口41を塞いでも
良い。
【0071】この放熱管39は、その中央部全体が偏平
な放熱通路42となり、この放熱通路42が複数形成さ
れている。その放熱通路42には、図12に示されるよ
うなアルミニウム製の薄板を波形状に成形したインナフ
ィンが挿入されている。また、別の見方をすれば、流入
側通路は2枚の成形プレート40で構成される流入側連
通室44が、複数積層されており、流出側通路は2枚の
成形プレート40で構成される流出側連通室45が、複
数積層されていることになる。そして、抜き穴形成させ
た小口径開口部411、412、414、415は、隣
接した流入側連通室間の冷媒浸入量を抑制する抑制口の
役割も果たしている。
な放熱通路42となり、この放熱通路42が複数形成さ
れている。その放熱通路42には、図12に示されるよ
うなアルミニウム製の薄板を波形状に成形したインナフ
ィンが挿入されている。また、別の見方をすれば、流入
側通路は2枚の成形プレート40で構成される流入側連
通室44が、複数積層されており、流出側通路は2枚の
成形プレート40で構成される流出側連通室45が、複
数積層されていることになる。そして、抜き穴形成させ
た小口径開口部411、412、414、415は、隣
接した流入側連通室間の冷媒浸入量を抑制する抑制口の
役割も果たしている。
【0072】ここで、小口径開口部411、412、4
14、415(小口径部分、抑制口)は横方向の直径r
2を有しており、この周囲には横方向の直径r1(但
し、r1>r2)を有する大口径開口部(大口径部分)
が形成されている。また、小口径開口部411、41
2、414、415は上下方向の直径r4を有してお
り、この周囲には上下方向の直径r3(但し、r3>2
×r4)を有する大口径開口部(大口径部分)が形成さ
れている。
14、415(小口径部分、抑制口)は横方向の直径r
2を有しており、この周囲には横方向の直径r1(但
し、r1>r2)を有する大口径開口部(大口径部分)
が形成されている。また、小口径開口部411、41
2、414、415は上下方向の直径r4を有してお
り、この周囲には上下方向の直径r3(但し、r3>2
×r4)を有する大口径開口部(大口径部分)が形成さ
れている。
【0073】また、図7と同様に、各放熱管39は、連
結管51に対して流入側通路室44の方が流出側連通室
45より高い位置になる様に全体が傾斜した状態で取り
付けられている。そして図18(a),(b)に示すよ
うに、各放熱管39を構成するプレート40は、放熱通
路42となる部分の最下部40aよりも、小口径開口部
411の最下部411aの方が距離d1だけ下方になる
ように設定され、また同様に小口径開口部414の最下
部414aの方も距離d2だけ下方になるように設定さ
れている。このd1,d2は異なっていても良いし、同
一でも良い。
結管51に対して流入側通路室44の方が流出側連通室
45より高い位置になる様に全体が傾斜した状態で取り
付けられている。そして図18(a),(b)に示すよ
うに、各放熱管39を構成するプレート40は、放熱通
路42となる部分の最下部40aよりも、小口径開口部
411の最下部411aの方が距離d1だけ下方になる
ように設定され、また同様に小口径開口部414の最下
部414aの方も距離d2だけ下方になるように設定さ
れている。このd1,d2は異なっていても良いし、同
一でも良い。
【0074】本実施の形態の作用を説明する。IGBT
モジュール(図示せず)から発生した熱が伝わって沸騰
した冷媒は、気泡となって各蒸気通路9内を上昇し、冷
媒槽3の冷媒槽側流出口35から連結管51の流出室5
11へ流入する。その後、冷媒は流出室511から小口
径開口部541、542を通り、さらに各放熱管39の
流入側通路(流入側返却室461及び流入側連通室4
4)へ流入して各放熱管39の放熱通路42へ分配され
る。各放熱通路42を流れる蒸気冷媒は、冷却ファン5
(図9参照)の送風を受けて低温となっている放熱通路
42の内壁面およびインナフィンの表面に凝縮して凝縮
潜熱を放出し、液滴となって放熱通路42の底面40a
を流れながら各放熱管39の流出側通路(流出側返却室
471及び流出側連通室45)へ流入する。その後、冷
媒は流出側通路から連結管51の小口径開口部544、
545を通って流入室512へ流れる。(この場合、冷
媒の大部分は下部の小口径開口部544の最下部付近を
流れる。)さらにその流れ出た凝縮液は、冷媒槽3の冷
媒槽側流入口36から凝縮液通路10に流入して凝縮液
通路10を流下した後、エンドキャップ内の下部連通路
38を通って再び各蒸気通路9に供給される。
モジュール(図示せず)から発生した熱が伝わって沸騰
した冷媒は、気泡となって各蒸気通路9内を上昇し、冷
媒槽3の冷媒槽側流出口35から連結管51の流出室5
11へ流入する。その後、冷媒は流出室511から小口
径開口部541、542を通り、さらに各放熱管39の
流入側通路(流入側返却室461及び流入側連通室4
4)へ流入して各放熱管39の放熱通路42へ分配され
る。各放熱通路42を流れる蒸気冷媒は、冷却ファン5
(図9参照)の送風を受けて低温となっている放熱通路
42の内壁面およびインナフィンの表面に凝縮して凝縮
潜熱を放出し、液滴となって放熱通路42の底面40a
を流れながら各放熱管39の流出側通路(流出側返却室
471及び流出側連通室45)へ流入する。その後、冷
媒は流出側通路から連結管51の小口径開口部544、
545を通って流入室512へ流れる。(この場合、冷
媒の大部分は下部の小口径開口部544の最下部付近を
流れる。)さらにその流れ出た凝縮液は、冷媒槽3の冷
媒槽側流入口36から凝縮液通路10に流入して凝縮液
通路10を流下した後、エンドキャップ内の下部連通路
38を通って再び各蒸気通路9に供給される。
【0075】(第3実施の形態の効果)放熱量が大きく
なると冷媒槽から多くの気泡が吹き上げ、気体と液体の
両相の冷媒が流入側返却室461へ侵入する。流入側返
却室461は小口径開口部414により、混合冷媒のう
ちの液体冷媒が放熱通路へ侵入することを抑制する。す
なわち、小口径開口部414により、混合冷媒のうちの
液体冷媒が塞き止められる。この塞き止められた液体冷
媒は返却通路421を通って冷媒槽へ戻される。従っ
て、小口径開口部414を通過して放熱通路へ侵入する
混合冷媒は、液体冷媒の量が減小したものとなる。これ
により、放熱通路42での凝縮熱伝達をする面積を増加
させることができる。
なると冷媒槽から多くの気泡が吹き上げ、気体と液体の
両相の冷媒が流入側返却室461へ侵入する。流入側返
却室461は小口径開口部414により、混合冷媒のう
ちの液体冷媒が放熱通路へ侵入することを抑制する。す
なわち、小口径開口部414により、混合冷媒のうちの
液体冷媒が塞き止められる。この塞き止められた液体冷
媒は返却通路421を通って冷媒槽へ戻される。従っ
て、小口径開口部414を通過して放熱通路へ侵入する
混合冷媒は、液体冷媒の量が減小したものとなる。これ
により、放熱通路42での凝縮熱伝達をする面積を増加
させることができる。
【0076】本第3実施の形態においても、第1、2実
施の形態と同様に、流入側通路内に小口径部分である小
口径開口部411、412、414、415を設けたた
め、放熱通路42への液相冷媒の浸入を抑制できる。こ
の結果、放熱通路42内で主として凝縮熱伝達によって
熱の伝達を行うことができ、放熱性能の低下を防止でき
る。さらに、小口径開口部を設けることにより、各放熱
通路42への冷媒の流入の偏りを防止でき、更には各放
熱通路42への冷媒を均等に分配する効果も有し、これ
らによっても放熱性能の低下を防止できる。
施の形態と同様に、流入側通路内に小口径部分である小
口径開口部411、412、414、415を設けたた
め、放熱通路42への液相冷媒の浸入を抑制できる。こ
の結果、放熱通路42内で主として凝縮熱伝達によって
熱の伝達を行うことができ、放熱性能の低下を防止でき
る。さらに、小口径開口部を設けることにより、各放熱
通路42への冷媒の流入の偏りを防止でき、更には各放
熱通路42への冷媒を均等に分配する効果も有し、これ
らによっても放熱性能の低下を防止できる。
【0077】さらに、連結管51に対して放熱管39を
傾斜させたことにより、液化した凝縮液が放熱管39の
放熱通路42を流出側連通部44から流入側連通部45
へ向かって流れやすくなる。これにより、放熱通路42
の底面に溜まる凝縮液の量が減少して、蒸気冷媒の凝縮
を効率良く行うことができる。この結果、必要な冷媒量
を低減でき、低コスト化ができる。
傾斜させたことにより、液化した凝縮液が放熱管39の
放熱通路42を流出側連通部44から流入側連通部45
へ向かって流れやすくなる。これにより、放熱通路42
の底面に溜まる凝縮液の量が減少して、蒸気冷媒の凝縮
を効率良く行うことができる。この結果、必要な冷媒量
を低減でき、低コスト化ができる。
【0078】ここで、流出側通路にも小口径開口部41
1、412、414、415が形成される場合、放熱通
路42を伝って来る冷媒がこの小口径部分で塞き止めら
れて溜まってしまい、沸騰冷却装置1内を循環して放熱
に関与する冷媒量が減少する可能性があるが、流出側通
路の小口径開口部における最下部411a,414が放
熱通路の最下部40aよりも下方に設定されるから、小
口径開口部411、414の下部付近に溜まる冷媒の量
を低減できる。このため、沸騰冷却装置1内に封入する
冷媒量を低減でき、コストダウンが可能となる。
1、412、414、415が形成される場合、放熱通
路42を伝って来る冷媒がこの小口径部分で塞き止めら
れて溜まってしまい、沸騰冷却装置1内を循環して放熱
に関与する冷媒量が減少する可能性があるが、流出側通
路の小口径開口部における最下部411a,414が放
熱通路の最下部40aよりも下方に設定されるから、小
口径開口部411、414の下部付近に溜まる冷媒の量
を低減できる。このため、沸騰冷却装置1内に封入する
冷媒量を低減でき、コストダウンが可能となる。
【0079】また、小口径開口部411、412、41
4、415の周囲を貼り合わせ部とし、複数のプレート
40を、当該貼り合わせ部にて貼り合わせて放熱器を形
成する。小口径開口部の相互間には保持部材413、4
16を有するため、プレート40を貼り合せる際、当該
貼り合せ部により大きな均一過重を印加することができ
る。これにより、貼り合せてろう付けする際の気密性を
向上させることができ、結果、放熱性能を向上できる。
4、415の周囲を貼り合わせ部とし、複数のプレート
40を、当該貼り合わせ部にて貼り合わせて放熱器を形
成する。小口径開口部の相互間には保持部材413、4
16を有するため、プレート40を貼り合せる際、当該
貼り合せ部により大きな均一過重を印加することができ
る。これにより、貼り合せてろう付けする際の気密性を
向上させることができ、結果、放熱性能を向上できる。
【0080】(第4実施の形態)図19は第4実施の形
態における沸騰冷却装置1の正面図である。本実施の形
態は、図7に示した沸騰冷却装置の一部を変更したもの
である。以下に図7の沸騰冷却装置との相違点を中心に
本実施の形態の沸騰冷却装置を説明する。本実施の形態
において図7に示した実施の形態と同一もしくは均等の
動作を有する部分には、図7と同一符号を付し、その説
明は省略する。
態における沸騰冷却装置1の正面図である。本実施の形
態は、図7に示した沸騰冷却装置の一部を変更したもの
である。以下に図7の沸騰冷却装置との相違点を中心に
本実施の形態の沸騰冷却装置を説明する。本実施の形態
において図7に示した実施の形態と同一もしくは均等の
動作を有する部分には、図7と同一符号を付し、その説
明は省略する。
【0081】連結管51は、冷媒槽3の上端外周部に上
下方向に被せられて、その内部がセパレータ50aによ
って冷媒槽3の冷媒槽側流出口35に通じる流入室と冷
媒槽側流入口36に通じる流出室とに区画されている。
液体冷媒返却部341は2枚の接続プレート34が貼り
合わされることで構成される。液体冷媒返却部341は
連結管51の上壁部に気密に接合され、冷媒槽側流出口
35を通じて各蒸気通路9に連通する一方の流入側返却
室461と、冷媒槽側流入口36を通じて凝縮液通路1
0に連通する流出側返却室471と、流入側返却室46
1及び流出側返却室471を連通する放熱通路421と
を構成している。なお、接続プレート34には、成形プ
レート40と同様の小口径開口部411が開けられてお
り、この小口径開口部411を通じて各返却室461、
471と各放熱管39とが連通している。
下方向に被せられて、その内部がセパレータ50aによ
って冷媒槽3の冷媒槽側流出口35に通じる流入室と冷
媒槽側流入口36に通じる流出室とに区画されている。
液体冷媒返却部341は2枚の接続プレート34が貼り
合わされることで構成される。液体冷媒返却部341は
連結管51の上壁部に気密に接合され、冷媒槽側流出口
35を通じて各蒸気通路9に連通する一方の流入側返却
室461と、冷媒槽側流入口36を通じて凝縮液通路1
0に連通する流出側返却室471と、流入側返却室46
1及び流出側返却室471を連通する放熱通路421と
を構成している。なお、接続プレート34には、成形プ
レート40と同様の小口径開口部411が開けられてお
り、この小口径開口部411を通じて各返却室461、
471と各放熱管39とが連通している。
【0082】放熱量が大きくなると冷媒槽から多くの気
泡が吹き上げ、気体と液体の両相の冷媒が流入側返却室
461へ侵入する。流入側返却室461は小口径開口部
411により、混合冷媒のうちの液体冷媒が放熱通路へ
侵入することを抑制する。すなわち、小口径開口部41
1により、混合冷媒のうちの液体冷媒が塞き止められ
る。この塞き止められた液体冷媒は返却通路421を通
って冷媒槽へ戻される。従って、小口径開口部411を
通過して放熱通路へ侵入する混合冷媒は、液体冷媒の量
が減小したものとなる。これにより、放熱通路42での
凝縮熱伝達をする面積を増加させることができる。
泡が吹き上げ、気体と液体の両相の冷媒が流入側返却室
461へ侵入する。流入側返却室461は小口径開口部
411により、混合冷媒のうちの液体冷媒が放熱通路へ
侵入することを抑制する。すなわち、小口径開口部41
1により、混合冷媒のうちの液体冷媒が塞き止められ
る。この塞き止められた液体冷媒は返却通路421を通
って冷媒槽へ戻される。従って、小口径開口部411を
通過して放熱通路へ侵入する混合冷媒は、液体冷媒の量
が減小したものとなる。これにより、放熱通路42での
凝縮熱伝達をする面積を増加させることができる。
【0083】さらに、冷媒槽3内の冷媒は、放熱量増大
時に冷媒内部で気泡が増えてその液面が上昇する。小口
径開口部411の開口位置の最下部は、流入側返却室4
61の底面よりも所定径(r1−r2)だけ狭く設定さ
れるため、液面が上昇した際のせきとなる。これによ
り、液体の冷媒が放熱通路内に侵入することを抑制でき
る。
時に冷媒内部で気泡が増えてその液面が上昇する。小口
径開口部411の開口位置の最下部は、流入側返却室4
61の底面よりも所定径(r1−r2)だけ狭く設定さ
れるため、液面が上昇した際のせきとなる。これによ
り、液体の冷媒が放熱通路内に侵入することを抑制でき
る。
【0084】(第1乃至第4実施の形態のその他の効
果) (1)放熱器は、冷媒槽に接続された連結部材に同一中
空形状の放熱管を複数積層して構成することができるた
め、発熱体の取付け個数が増加して総発熱量が増大した
場合でも容易に放熱器の容量を変更できる。即ち、同一
中空形状の放熱管を順次積層していくことで放熱器の容
量を容易に増加できるため、総発熱量に相応した容量の
放熱器を低コストで提供できる。
果) (1)放熱器は、冷媒槽に接続された連結部材に同一中
空形状の放熱管を複数積層して構成することができるた
め、発熱体の取付け個数が増加して総発熱量が増大した
場合でも容易に放熱器の容量を変更できる。即ち、同一
中空形状の放熱管を順次積層していくことで放熱器の容
量を容易に増加できるため、総発熱量に相応した容量の
放熱器を低コストで提供できる。
【0085】(2)冷媒槽3は内部に、蒸気通路と凝縮
液通路とを冷媒槽内の下部で連通させる下部連通路38
を備えるため、蒸気通路へは常に冷却された冷媒が凝縮
液通路から供給される。したがって、冷媒槽内でのフラ
ッディング(蒸気冷媒と凝縮液冷媒との移動時における
相互干渉を防止できる。 (3)放熱管39は、連結管51を介して冷媒槽3に接
続されるため、連結管51の形状によって放熱管39の
取り付け方向や位置を適宜変更することができ、設計の
自由度が向上する。これにより、小型化も可能となる。
液通路とを冷媒槽内の下部で連通させる下部連通路38
を備えるため、蒸気通路へは常に冷却された冷媒が凝縮
液通路から供給される。したがって、冷媒槽内でのフラ
ッディング(蒸気冷媒と凝縮液冷媒との移動時における
相互干渉を防止できる。 (3)放熱管39は、連結管51を介して冷媒槽3に接
続されるため、連結管51の形状によって放熱管39の
取り付け方向や位置を適宜変更することができ、設計の
自由度が向上する。これにより、小型化も可能となる。
【0086】(4)底面が、流出側連通部44から流入
側連通部45へ向かって下方へ傾斜しているため、放熱
通路を流れる凝縮液が流出側連通部から流入側連通部へ
向かって流れやすくなる。このため、放熱通路の底面に
溜まる凝縮液の量が減少して、蒸気冷媒の凝縮を効率良
く行うことができる。 (5)冷媒槽3が、押し出し成形された押出材で構成さ
れているため、生産性の向上につながる。
側連通部45へ向かって下方へ傾斜しているため、放熱
通路を流れる凝縮液が流出側連通部から流入側連通部へ
向かって流れやすくなる。このため、放熱通路の底面に
溜まる凝縮液の量が減少して、蒸気冷媒の凝縮を効率良
く行うことができる。 (5)冷媒槽3が、押し出し成形された押出材で構成さ
れているため、生産性の向上につながる。
【0087】(6)押出材と一体に設けられて冷媒室の
内部を分割する隔壁を有するため、容易に蒸気通路9と
凝縮液通路10とを構成することができる。 (7)押出材に設けられた支柱部31の上部を削除する
だけで複数の蒸気通路9を蒸気冷媒槽側流出口35と連
通させることができるため、特別な部品を追加すること
なく低コストで冷媒の循環を制御できる。
内部を分割する隔壁を有するため、容易に蒸気通路9と
凝縮液通路10とを構成することができる。 (7)押出材に設けられた支柱部31の上部を削除する
だけで複数の蒸気通路9を蒸気冷媒槽側流出口35と連
通させることができるため、特別な部品を追加すること
なく低コストで冷媒の循環を制御できる。
【0088】(8)押出材に設けられた支柱部の下部を
削除して、その押出材の下端面に閉塞部材を接合するこ
とにより、冷媒室内の下部で蒸気通路と凝縮液通路とを
連通することができる。このため、閉塞部材を簡単な形
状(例えば単なる平板)にできるため、閉塞部材の製作
が容易になる。 (9)冷媒槽3は、複数の発熱体を取り付ける場合に対
応して、各発熱体毎に各々冷媒室を設けることができ
る。この場合、各冷媒室を連通することにより、冷媒槽
全体で冷媒の循環が均等に行なわれるため、凝縮冷媒の
偏りによる放熱性能の低下を防止できる。
削除して、その押出材の下端面に閉塞部材を接合するこ
とにより、冷媒室内の下部で蒸気通路と凝縮液通路とを
連通することができる。このため、閉塞部材を簡単な形
状(例えば単なる平板)にできるため、閉塞部材の製作
が容易になる。 (9)冷媒槽3は、複数の発熱体を取り付ける場合に対
応して、各発熱体毎に各々冷媒室を設けることができ
る。この場合、各冷媒室を連通することにより、冷媒槽
全体で冷媒の循環が均等に行なわれるため、凝縮冷媒の
偏りによる放熱性能の低下を防止できる。
【0089】(10)冷媒槽を偏平形状とすることによ
り、使用する冷媒量を少なくできるため、例えばフロロ
カーボン系の高価な冷媒を使用した場合でもコストを低
く抑えることができる。 (11)冷媒室内に配された冷媒流制御板によって蒸気
通路と凝縮液通路とを構成しても良い。この場合、フラ
ッディング防止の効果とともに、冷媒流制御板が冷媒室
の内壁面に当接した状態で配されることにより、冷媒室
の剛性向上および冷媒室の放熱面積増大による放熱性能
の向上が期待できる。
り、使用する冷媒量を少なくできるため、例えばフロロ
カーボン系の高価な冷媒を使用した場合でもコストを低
く抑えることができる。 (11)冷媒室内に配された冷媒流制御板によって蒸気
通路と凝縮液通路とを構成しても良い。この場合、フラ
ッディング防止の効果とともに、冷媒流制御板が冷媒室
の内壁面に当接した状態で配されることにより、冷媒室
の剛性向上および冷媒室の放熱面積増大による放熱性能
の向上が期待できる。
【0090】(12)冷媒槽のみならず、放熱器も冷媒
槽と一体に押し出し成形された押出材を使用して構成す
ることにより、従来装置と比較して放熱器のコストを低
減できるばかりでなく、放熱器と冷媒槽との組付け工程
が不要となることから、装置全体のコストダウンを図る
ことができる。 (13)放熱器4は、貼り合わせ部を有する複数の板状
部材を、当該貼り合わせ部にて貼り合わせて形成し、そ
してこの貼り合わせ部は、板状部材を曲げ起こして形成
されるものであるため、容易に放熱器を形成できる。
槽と一体に押し出し成形された押出材を使用して構成す
ることにより、従来装置と比較して放熱器のコストを低
減できるばかりでなく、放熱器と冷媒槽との組付け工程
が不要となることから、装置全体のコストダウンを図る
ことができる。 (13)放熱器4は、貼り合わせ部を有する複数の板状
部材を、当該貼り合わせ部にて貼り合わせて形成し、そ
してこの貼り合わせ部は、板状部材を曲げ起こして形成
されるものであるため、容易に放熱器を形成できる。
【0091】なお、本実施の形態においては、高温媒体
として発熱体を用いて説明したが、高温媒体としては例
えば高温気体、高温液体等の高温流体であっても良い。
この場合、例えば本実施の形態における半導体素子取付
け部分に吸熱フィンを配設する。そして発熱体等を遠隔
した場所に配置し、その発熱体を取り巻く高温流体を循
環させ、吸熱フィンで高温流体の熱を奪うことで高温流
体を冷却する。これにより、高温流体を介して発熱体を
冷却することができる。
として発熱体を用いて説明したが、高温媒体としては例
えば高温気体、高温液体等の高温流体であっても良い。
この場合、例えば本実施の形態における半導体素子取付
け部分に吸熱フィンを配設する。そして発熱体等を遠隔
した場所に配置し、その発熱体を取り巻く高温流体を循
環させ、吸熱フィンで高温流体の熱を奪うことで高温流
体を冷却する。これにより、高温流体を介して発熱体を
冷却することができる。
【図1】第1実施の形態における沸騰冷却装置の側面図
である。
である。
【図2】図1に示した沸騰冷却装置のB−B断面図であ
る。
る。
【図3】図1に示した沸騰冷却装置のC−C断面図であ
る。
る。
【図4】(a)は放熱管を構成する成形プレートの側面
図であり、(b)は(a)の平面図である。
図であり、(b)は(a)の平面図である。
【図5】図1に示した沸騰冷却装置のD−D断面図であ
る。
る。
【図6】図1に示した沸騰冷却装置の説明図である。
【図7】第2実施の形態における沸騰冷却装置の斜視図
である。
である。
【図8】図7に示した沸騰冷却装置のI−I’一部断面
図である。
図である。
【図9】図7に示した沸騰冷却装置のII−II’一部断面
図である。
図である。
【図10】図7に示した沸騰冷却装置のIII −III ’一
部断面図である。
部断面図である。
【図11】図7に示した沸騰冷却装置の返却通路内及び
放熱通路内の説明図である。
放熱通路内の説明図である。
【図12】(a)はインナフィンの正面図、(b)は
(a)のA−A断面図である。
(a)のA−A断面図である。
【図13】その他の実施の形態における沸騰冷却装置の
側面図である。
側面図である。
【図14】第3実施の形態における沸騰冷却装置の正面
図である。
図である。
【図15】図14に示した沸騰冷却装置の側面図であ
る。
る。
【図16】(a)は連結管を構成する成形プレートの側
面図であり、(b)は(a)の平面図である。
面図であり、(b)は(a)の平面図である。
【図17】(a)は放熱管を構成する成形プレートの側
面図であり、(b)は(a)の平面図である。
面図であり、(b)は(a)の平面図である。
【図18】(a)、(b)は図17に示した成形プレー
トの一部拡大図である。
トの一部拡大図である。
【図19】第4実施の形態における沸騰冷却装置の正面
図である。
図である。
1 沸騰冷却装置 2 IGBTモジュール(発熱体) 3 冷媒槽 4 放熱器 6 ボルト 7 押出材 7a 厚肉部 9 蒸気通路 10 凝縮液通路 22、22a、22b エンドキャップ 26 取付部材 26a 雌ねじ 30 支柱部 31、32 支柱部 34 接続プレート 341 液体冷媒返却部(付着量低減手段) 35 冷媒槽側流出口 36 冷媒槽側流入口 38 下部連通路 39 放熱管 41、411、412、414、415 小口径開口部
(小口径部分、抑制口) 411a、414a 小口径開口部の最下部 42 放熱通路 42a 放熱通路の最下部 421 返却通路 44 流出側連通室(流入側通路) 45 流入側連通室(流出側通路) 461 流入側返却室(流入側通路) 471 流出側返却室(流出側通路) 51 連結管 52 セパレータ 541、542 送出開口部 544、545 返却開口部
(小口径部分、抑制口) 411a、414a 小口径開口部の最下部 42 放熱通路 42a 放熱通路の最下部 421 返却通路 44 流出側連通室(流入側通路) 45 流入側連通室(流出側通路) 461 流入側返却室(流入側通路) 471 流出側返却室(流出側通路) 51 連結管 52 セパレータ 541、542 送出開口部 544、545 返却開口部
Claims (19)
- 【請求項1】 高温媒体からの熱を受熱して一部が沸騰
気化して気体冷媒となる液体冷媒が内部に収容され、気
化した前記気体冷媒と前記液体冷媒との混合冷媒を流出
する冷媒槽(3)、及び前記冷媒槽と連通して設けら
れ、前記混合冷媒が前記冷媒槽から流入され、前記混合
冷媒の熱を低温媒体へ放熱させることで前記気体冷媒を
凝縮液化させ、前記液体冷媒と前記凝縮液化された冷媒
とを前記冷媒槽へ戻す放熱器(4)を備え、前記放熱器
(4)は、 前記冷媒槽(3)から前記混合冷媒が流入されるととも
に、前記混合冷媒の移動方向に大口径部分(r1)と小
口径部分(r2)とが交互に形成される流入側通路(4
4、461)、 前記冷媒槽(3)へ前記冷媒を流出する流出側通路(4
5、471)、及び、 前記流入側通路と前記流入側通路とを連通させる複数の
放熱通路(421、42)を有することを特徴とする沸
騰冷却装置。 - 【請求項2】 前記流出側通路は、前記気化した冷媒の
移動方向に大口径部分と小口径部分が交互に形成され、 前記複数の放熱通路のうちの各々は、前記流入側通路の
前記大口径部分の特定の一つと前記流出側通路の前記大
口径部分の特定の一つとを連通させることを特徴とする
請求項1記載の沸騰冷却装置。 - 【請求項3】 前記冷媒槽は、内部に、前記高温媒体の
熱により気化した気体冷媒及び前記液体冷媒を上昇させ
て前記流入側通路へ導く蒸気通路(9)、及び前記流出
側通路に通じるとともに前記放熱器で冷却された冷媒が
流下する凝縮液通路(10)を有する請求項1乃至請求
項2記載の沸騰冷却装置。 - 【請求項4】 高温媒体からの熱を受熱して一部が沸騰
気化して気体冷媒となる液体冷媒が内部に収容され、気
化した前記気体冷媒と前記液体冷媒との混合冷媒が流出
する冷媒槽側流出口を有する冷媒槽(3)、及び前記冷
媒槽と連通して設けられ、前記混合冷媒が前記冷媒槽か
ら流入され、前記混合冷媒の熱を低温媒体へ放熱させる
ことで前記気体冷媒を凝縮液化させ、前記液体冷媒と前
記凝縮液化された冷媒とを前記冷媒槽へ戻す放熱器
(4)を備え、前記放熱器(4)は、 前記冷媒槽における前記冷媒槽側流出口(35)に連設
され自身の内径(r1)よりも小口径(r2)の小口径
開口部(411)を有し、前記混合冷媒のうちの前記液
体冷媒を前記小口径開口部で塞き止める流入側返却室
(461)、及び前記流入側返却室(461)に接続さ
れ塞き止められた液体冷媒を前記冷媒槽に戻す返却通路
(421)、を有する液体冷媒返却部(341)と、 前記液体冷媒返却部(341)の前記小口径開口部(4
11)に連設されることで、前記流入側返却室(46
1)を介して前記冷媒槽側流出口(35)に連通され、
前記混合冷媒のうちの前記気体冷媒が導入され、該気体
冷媒を凝縮液化させて前記冷媒槽(3)へ戻す放熱通路
(42)とを備えることを特徴とする沸騰冷却装置。 - 【請求項5】 前記液体冷媒返却部(341)の前記流
入側返却室は底面を有し、前記小口径開口部の開口位置
の最下部は前記底面よりも所定高さだけ上部に設定され
ることを特徴とする請求項4記載の沸騰冷却装置。 - 【請求項6】 前記小口径開口部は、略楕円もしくは略
長方形の抜き穴であることを特徴とする請求項4又は請
求項5の何れかに記載の沸騰冷却装置。 - 【請求項7】 前記冷媒槽は、前記放熱器から前記液体
冷媒と前記凝縮液化された冷媒とが流入される冷媒槽側
流入口(36)を有し、 前記液体冷媒返却部(341)は、前記冷媒槽側流入口
に連設された流出側返却室(471)を有し、前記返却
通路及び前記放熱通路は前記流出側返却室を介して前記
冷媒槽と連通されることを特徴とする請求項4乃至請求
項6の何れかに記載の沸騰冷却装置。 - 【請求項8】 前記冷媒槽は、内部に、前記高温媒体の
熱により気化した気体冷媒及び前記液体冷媒を上昇させ
て前記冷媒槽側流出口(35)へ導く蒸気通路(9)、
及び前記冷媒槽側流入口に通じるとともに前記放熱器で
冷却された冷媒が流下する凝縮液通路(10)を有する
請求項7記載の沸騰冷却装置。 - 【請求項9】 前記放熱通路(42)は内部に底面を有
し、当該底面が、前記冷媒槽側流出口(35)側から前
記冷媒槽側流入口(36)側へ向かって下方へ傾斜して
いることを特徴とする請求項7又は請求項8の何れかに
記載の沸騰冷却装置。 - 【請求項10】 高温媒体からの熱を受熱して一部が沸
騰気化して気体冷媒となる液体冷媒が内部に収容され、
気化した前記気体冷媒と前記液体冷媒との混合冷媒を流
出する冷媒槽(3)、及び前記冷媒槽と連通して設けら
れ、前記混合冷媒が前記冷媒槽から流入され、前記混合
冷媒の熱を低温媒体へ放熱させることで前記気体冷媒を
凝縮液化させ、前記液体冷媒と前記凝縮液化された冷媒
とを前記冷媒槽へ戻す放熱器(4)を備え、前記放熱器
は、 前記混合冷媒の流入側に位置し、前記混合冷媒の移動方
向に第1の大口径部分(461)、小口径部分(41
1)及び第2の大口径部分(44)がこの順に形成され
る流入側通路(461、411、44)、 前記第1の大口径部分(461)に連通され、前記混合
冷媒のうちの前記小口径部分で塞き止められる液体冷媒
が流通される返却通路(421)、 前記第2の大口径部分(44)に連通され、前記混合冷
媒のうちの前記小口径部分を通過した気体冷媒が導入さ
れて該気体冷媒を凝縮液化させる放熱通路(42)、及
び前記返却通路及び前記放熱通路に連通され、前記液体
冷媒及び前記凝縮液化された冷媒を前記冷媒槽に戻す流
出側通路(45、471)を備えることを特徴とする沸
騰冷却装置。 - 【請求項11】 前記第1の大口径部分(461)は底
面を有し、前記小口径部分(411)の開口位置の最下
部は前記底面よりも所定高さだけ上部に設定されること
を特徴とする請求項10記載の沸騰冷却装置。 - 【請求項12】 前記小口径部分(411)は、略楕円
もしくは略長方形の抜き穴であることを特徴とする請求
項10又は請求項11の何れかに記載の沸騰冷却装置。 - 【請求項13】 前記冷媒槽は、内部に、前記高温媒体
の熱により気化した気体冷媒及び前記液体冷媒を上昇さ
せて前記冷媒槽側流出口(35)へ導く蒸気通路
(9)、及び前記冷媒槽側流入口に通じるとともに前記
放熱器で冷却された冷媒が流下する凝縮液通路(10)
を有する請求項10乃至請求項12の何れかに記載の沸
騰冷却装置。 - 【請求項14】 前記放熱通路は内部に底面を有し、 さらに前記流出側通路(45、471)は、前記気化し
た冷媒の移動方向に大口径部分と小口径部分が交互に形
成されるものであり、 前記流出側通路の前記小口径部分における最下部は、前
記放熱通路の最下部よりも下方に設定される請求項10
乃至請求項13の何れかに記載の沸騰冷却装置。 - 【請求項15】 高温媒体からの熱を受熱して一部が沸
騰気化して気体冷媒となる液体冷媒が内部に収容される
冷媒槽(3)、及び前記冷媒槽と連通して設けられ、前
記冷媒槽で気化した前記気体冷媒と前記液体冷媒との混
合冷媒が前記冷媒槽から導入され、前記混合冷媒の熱を
低温媒体へ放熱させることで前記気体冷媒を凝縮液化さ
せ、前記液体冷媒と前記凝縮液化された冷媒とを前記冷
媒槽へ戻す放熱器(4)を備え、 前記冷媒槽は、内部に、前記発熱体の熱により気化した
冷媒が前記冷媒槽内を上昇する蒸気通路(9)、及び前
記放熱器で凝縮液化した冷媒が前記冷媒槽内を流下する
凝縮液通路(10)を有し、 前記放熱器は、前記蒸気通路に通じるとともに複数の流
入側連通室(461、44)を有する流入側通路、前記
凝縮液通路に通じるとともに複数の流出側連通室(47
1、45)を有する流出側通路、特定の流入側連通室と
特定の流出側連通室とを連通させる複数の放熱通路(4
21、42)、及び前記複数の流入側連通室の相互間に
形成され、隣接する流入側連通室への前記液体冷媒の流
入を抑制する抑制口(411、41)を有することを特
徴とする沸騰冷却装置。 - 【請求項16】 前記抑制口は、略楕円もしくは略長方
形の抜き穴であることを特徴とする請求項15記載の沸
騰冷却装置。 - 【請求項17】 前記放熱通路は内部に底面を有し、当
該底面が、前記流入側通路側から前記流出側通路側へ向
かって下方へ傾斜していることを特徴とする請求項15
乃至請求項16の何れかに記載の沸騰冷却装置。 - 【請求項18】 前記放熱器は、貼り合わせ部を有する
複数の板状部材を、当該貼り合わせ部にて貼り合わせて
形成されるものであり、 前記貼り合わせ部は、板状部材を曲げ起こして形成され
るものである請求項1乃至請求項17の何れかに記載の
沸騰冷却装置。 - 【請求項19】 高温媒体からの熱を受熱して一部が沸
騰気化して気体冷媒となる液体冷媒が内部に収容され、
気化した前記気体冷媒と前記液体冷媒との混合冷媒を流
出する冷媒槽(3)、及び前記冷媒槽と連通して設けら
れ、前記混合冷媒が前記冷媒槽から流入され、前記混合
冷媒の熱を低温媒体へ放熱させることで前記気体冷媒を
凝縮液化させ、前記液体冷媒と前記凝縮液化された冷媒
とを前記冷媒槽へ戻す放熱器(4)を備え、前記放熱器
(4)は、 前記気体冷媒を凝縮液化させる放熱通路と、 前記冷媒槽(3)から流入された前記液体冷媒のうち
の、前記放熱通路の内壁に付着するものの量を低減させ
る付着量低減手段(461、421、411)とを有す
ることを特徴とする沸騰冷却装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9006255A JPH1098142A (ja) | 1996-03-14 | 1997-01-17 | 沸騰冷却装置 |
| DE19709934A DE19709934B4 (de) | 1996-03-14 | 1997-03-11 | Kühlgerät zum Sieden und Kondensieren eines Kältemittels |
| KR1019970008173A KR100260676B1 (ko) | 1996-03-14 | 1997-03-12 | 비등 및 응축 냉매 이용 냉각장치 |
| US08/818,731 US6527045B1 (en) | 1996-03-14 | 1997-03-14 | Cooling apparatus boiling and condensing refrigerant |
| FR9703071A FR2746492B1 (fr) | 1996-03-14 | 1997-03-14 | Dispositif de refroidissement par refrigerant en ebullition et se condensant |
| US09/426,193 US6357517B1 (en) | 1994-07-04 | 1999-10-25 | Cooling apparatus boiling and condensing refrigerant |
| US10/237,753 US7004239B2 (en) | 1996-03-14 | 2002-09-09 | Cooling apparatus boiling and condensing refrigerant |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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| JP5735996 | 1996-03-14 | ||
| JP19864496 | 1996-07-29 | ||
| JP8-198644 | 1996-07-29 | ||
| JP9006255A JPH1098142A (ja) | 1996-03-14 | 1997-01-17 | 沸騰冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1098142A true JPH1098142A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=27277083
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1098142A (ja) |
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| A02 | Decision of refusal |
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