JPH1098174A - 受光素子及びこれを用いた光ピックアップ装置 - Google Patents

受光素子及びこれを用いた光ピックアップ装置

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JPH1098174A
JPH1098174A JP8252946A JP25294696A JPH1098174A JP H1098174 A JPH1098174 A JP H1098174A JP 8252946 A JP8252946 A JP 8252946A JP 25294696 A JP25294696 A JP 25294696A JP H1098174 A JPH1098174 A JP H1098174A
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JP
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light
receiving
light receiving
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receiving surface
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JP8252946A
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English (en)
Inventor
Kenzou Shiyoudou
健三 鐘堂
Masato Moriwake
政人 守分
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォトダイオード等の受光素子における受光
位置の高精度な位置調整を容易に行えるようにした受光
素子を容易かつ安価に提供できるようにする。 【解決手段】 受光面12に光を受けて光電流を生じる
受光素子であって、受光面12の所定位置に配置された
複数のゲート電極14及びデプレッション型のMOSト
ランジスタを形成するように不純物が導入されたチャネ
ル部22と、発生された光電流を取り出すための複数の
電極16と、を備え、チャネル部22をフィールド反転
させて非導通にする電圧が所定のゲート電極14に印加
されることにより受光面12の受光範囲が電気的に変更
され、複数の電極16から受光面12に発生した光電流
をそれぞれ出力できるように形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は受光素子に関し、詳
しくはその構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CD等の光によりデータを読
出すディスク装置の光ピックアップ等には、そのフォー
カス制御等を行うために光電変換用の半導体集積回路
(「OEIC」ともいう)としてフォトダイオード等の
受光素子が使用されている。このような受光素子によ
り、半導体レーザ等の発光素子から照射された後光ディ
スクの鏡面で反射されたレーザ光をフォーカス調整等を
行いながら受光して処理することにより、光ディスクに
記録されたデータを正確に読出すことが可能になってい
る。
【0003】上述のフォーカス調整の1つの方法に、図
3に動作原理の説明図を示す、シリンドリカルレンズと
いわれる蒲鉾状の形状をした特殊なレンズを用いた非点
収差法がある。即ち、図示しないレンズ等によりf点に
結像するビーム形状が円形の光がシリンドリカルレンズ
100に入射され通過すると、b点ではビーム形状が略
円形になるのに対し、シリンドリカルレンズ100に近
い側のa点ではビーム形状は上下方向に長軸を有する楕
円形状となり、b点よりも遠い側のc点では横方向に長
軸を有する楕円形状となる。このように、b点を境にし
てビーム形状はその楕円形状の長軸が互いに直交するよ
うになっている。このような特性を利用すれば、光ディ
スク等から反射され集光された光のビーム形状をシリン
ドリカルレンズ100で変形し、そのビーム形状が円形
になるようにピックアップ装置内の図示しないレンズの
位置調整を行えば、光ディスクに記録されたデータに常
に焦点を合わせられるようになり、フォーカス制御を行
うことができるようになる。
【0004】図4は非点収差法による光のビーム形状の
検出方法の一例を示し、図4(a)の受光素子104は
拡散層によりA,B,C,Dの4つの部分に予め分離さ
れたフォトダイオードから構成されている。また、受光
素子104の4つに分離されたフォトダイオードの内、
部分A,Cからの出力は比較器106の非反転入力
(+)側に入力されるとともに、部分B,Dからの出力
はその反転入力(−)側に入力され、比較器106の出
力は図示しないフォーカスサーボ回路等に接続されてい
る。
【0005】このような構成により、シリンドリカルレ
ンズ100を通過した光が受光素子104に入射された
ときに、フォーカス状態に応じて変形されたビーム形状
に応じて比較器106の出力が変化するようにできる。
従って、フォーカスが得られたときのビーム形状が略円
形で、円形をしたビームのスポットの中心位置が受光素
子104の分割の中心になるように初期設定しておけ
ば、図3のb点のビーム形状が略円形になった位置で
は、部分A,B,C,Dに略均等に光が照射されるよう
になって比較器106の出力は0になる。また、図3の
a点の位置のビーム形状は楕円形状の長軸が部分A,C
方向を向き、c点の位置のビーム形状は楕円形状の長軸
が部分B,Dを向くようになり、図4(b)に示すよう
に、光ビームの形状が略円形になったd点の位置では出
力が0となり、一定の範囲内ではd点からどちら側にず
れた場合でもずれ量に略比例してその出力の絶対値が大
きくなるようになる。更に言えば、図3のa点側が正の
出力、c点側が負の出力になるようになっている。
【0006】従って、ピックアップ装置において、比較
器106からの出力が0になる位置に受光素子102を
設置し、比較器106の出力が常に0になるようにピッ
クアップ装置内に設けられた図示しないレンズの位置調
整を行うようにすれば、光ディスクに記録されたデータ
に常にフォーカスを合わせられるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなフォーカ
ス制御を行うためには、4つフォトダイオードからなる
受光素子104の中心に光ビームの光軸を高精度で一致
させる必要がある。従来は、図5に示すように、位置調
整用の光ビーム108に対して受光素子104の位置を
機械的に矢印方向に移動させたときの出力を検出し、出
力の変化により光ビーム108と受光素子104の中心
が一致した位置を決定し、その位置で受光素子104を
固着したりネジ等で機械的に固定するようにしていた。
【0008】しかしながら、この位置調整は数μmオー
ダの高精度で行う必要があるとともに、組立段階でも更
に調整を行う必要があるので、調整工程にかなりの時間
及び費用がかかっていた。また、経時変化や外的なショ
ック等により、調整した固定位置がずれてしまう可能性
もあった。そこで本発明はこれらの問題を解決し、フォ
トダイオード等の受光素子における受光位置の高精度な
位置調整を容易に行えるようにした受光素子を容易かつ
安価に提供できるようにする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の問題を解決するた
めに、請求項1の記載に係わる受光素子10は、受光面
12に光を受けて光電流を生じる受光素子であって、受
光面12の所定位置に配置された複数のゲート電極14
及びデプレッション型のMOSトランジスタを形成する
ように不純物が導入されたチャネル部22と、発生され
た光電流を取り出すための複数の電極16と、を備え、
チャネル部22をフィールド反転させて非導通にする電
圧が所定のゲート電極14に印加されることにより受光
面12の受光範囲が電気的に変更され、複数の電極16
から受光面12に発生した光電流をそれぞれ出力できる
ように形成されていることを特徴とする。また、請求項
2に記載の受光素子は、請求項1に記載の受光装置10
において、ゲート電極14には、所定の受光範囲になる
ゲート電極14のみを有効にするためのオプション設定
回路が接続されていることを特徴とする。請求項3に記
載の光ピックアップ装置は、請求項1または請求項2に
記載の受光素子と、受光領域12に光ビームを形成する
ための光学手段と、複数の受光領域12から発生された
光電流を比較する比較器106とを含み、受光範囲が変
更された複数の受光領域12の光電流値に応じてフォー
カス制御を行うことを特徴とする。
【0010】本発明のような回路構成をとることによ
り、請求項1及び請求項2の記載に係わる受光素子は、
分離したい位置のゲート電極に電圧を印加するだけで、
受光領域の分離位置を任意に変更できるようになる。ま
た、請求項3の記載に係わる光ピックアップ装置は、受
光素子の位置合わせが容易に行えるようになる。
【0011】
【実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態を図1
及び図2に基づいて詳細に説明する。尚、本明細書では
全図面を通して同一または同様の回路要素には同一の符
号を付して重複する説明を省略している。図1は本発明
にかかる受光素子の一実施形態の構成を示し、図1
(a)はその上面から見た平面図、図1(b)は図1
(a)のX−Xに沿う断面図を示している。尚、図1
(b)の断面図では、各構成要素の厚み及び深さ等を模
式的に示すことにより判り易いようにしている。
【0012】図1(a)において受光素子10は、半導
体基板18中にフォトダイオードが形成された受光面1
2の上方に、ポリシリコン等によるゲート電極14が複
数設けられ、受光素子10の周辺部には光電流を取り出
すための電極16が複数設けられた構成をしている。
尚、ゲート電極14は所定の態様で配置することができ
るが、本実施形態においては見やすくするために、3本
のゲート電極14を平行に配置した場合を示している。
【0013】図1(b)に基づいて受光素子10の構造
について更に説明する。P型の不純物が導入された半導
体基板18の周囲には素子分離及び保護のための選択酸
化膜19が形成され、選択酸化膜19に囲まれた素子領
域中にはN型の不純物が導入された拡散領域20が複数
形成され、各拡散領域20間にはデプレッション型のM
OSトランジスタを形成するためのN型の不純物が導入
されたチャネル部22がそれぞれ形成され、各チャネル
部22の上方にはゲート酸化膜を介してゲート電極14
がそれぞれ形成され、各領域の上方に酸化膜や窒化膜等
による保護膜23が形成され、周辺の拡散領域20に形
成された電極16には金線等の金属細線17がワイヤボ
ンディングされた構造になっている。
【0014】このような構成により、各ゲート電極14
とその両側の拡散領域20によりデプレッション型でN
型のMOSトランジスタがそれぞれ形成されることにな
る。従って、各ゲート電極14に負の電圧を印加しない
場合には、各拡散領域20がチャネル部22により接続
されることになる。一方、ゲート電極14に負の電圧を
印加した場合には、対応するチャネル層22がフィール
ド反転効果により反転されて導通が阻止されるようにな
るので、各拡散領域20間が電気的に分離されて受光面
12を複数に分割できるようになる。そして、分割され
た各受光面12に光が入射されることにより、それぞれ
の拡散領域20のPN接合部で入射された光の光量に応
じた光電流を生じるようになり、各電極16からそれぞ
れ取り出せるようになっている。
【0015】そこで、受光素子10の取付に際して位置
調整等を行う場合には、上下方向の調整精度が高く横方
向の調整精度は余り高くない位置調整装置を用いて、上
下方向のみを高精度に位置調整した後、任意のゲート電
極14に電圧を印加して受光面12を電気的に選択する
ことにより横方向の位置調整を行うようにする。このよ
うにすれば、位置調整装置の構造や精度を大幅に簡略化
できるようになるとともに、調整時間を短縮できるよう
になる。
【0016】図2は本発明の第2の実施形態としての受
光素子10を示し、図1の場合と異なるのは、各受光面
12を分割するためのゲート電極14a及び14bが格
子状に配置されているとともに、ゲート電極14a及び
14bの各交差点の下方に素子分離のための選択酸化膜
19aが設けられ、ゲート電極14a及び14bの少な
くとも一方にアルミニウム配線24等の他の配線材料を
用いた多層配線になっていることである。
【0017】このような構成により、図1の場合と同様
にして、各受光面の分割位置を任意に変更できるように
なっている。従って、例えば、光ディスクのピックアッ
プ装置等のフォーカス調整用に受光素子10を取付る場
合、レーザ光等によって形成された光ビームのスポット
が受光面12内に入るように位置調整するだけで済むよ
うになる。即ち、図2に示すような位置に光ビームのス
ポット28が位置する場合には、同図中の矢印α,βで
示される位置のゲート電極14a及び14bのみに負の
電圧をそれぞれ印加すれば、スポット28は4つに分割
された受光面12の略中心に位置調整されたことにな
る。このように、受光素子の取付位置の調整装置の精度
が低くて良くなるとともに調整作業を大幅に簡略化する
ことができるようになるので、ピックアップ装置の価格
を低減できるようになる。
【0018】尚、本発明は上述の実施形態のみに限定さ
れるものではなく、P型の半導体基板18の代わりにN
型の半導体基板を用いてP型の拡散領域及びP型のチャ
ネル部を形成するようにしても良い。また、拡散面を分
割するゲート電極14の数が縦横各3本の場合のみを示
したが、受光面の大きさや光のスポットの大きさ及び調
整する位置精度等に応じて任意本に増減することができ
る。また、ゲート電極14の電圧制御は、受光素子10
内に制御回路やデータ通信回路を設けて電圧制御するよ
うにしても良いし、受光素子10の位置を調整するとき
に必要なゲート電極14のみに負の電圧を印加するとと
もに他のゲート電極14に正の電圧を印加するとともに
不要なゲート電極14につながる配線をレーザ等で切断
して開放状態に設定するオプション設定回路を設けるよ
うにしても良い。更に、受光領域に光ビームを形成する
ための光学手段としてシリンドリカルレンズを用いる場
合のみを示したが、非点隔差法といわれるようなシリン
ドリカルレンズ以外の光学手段を用いて受光領域に同様
な光ビームを形成する場合等でも、同様にして用いるこ
とができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び請求
項2の記載に係わる受光素子によれば、分離したい位置
のゲート電極に電圧を印加するだけで、受光面の分離位
置を任意に変更できるようになるので、光学系の高精度
な調整が従来に比べて精度の低い位置調整装置で行える
ようになるとともに場合によっては調整作業が不要にな
ることがあり、受光素子を取付て位置合わせする工程の
所要時間の短縮及び調整費用の削減等を容易に図れるよ
うになるという効果がある。
【0020】また、請求項3の記載に係わる光ピックア
ップ装置は、受光素子の位置合わせが容易に行えるよう
になるので、光ピックアップ装置の調整工程の所要時間
の短縮及び調整費用の削減等を容易に図れるようにな
る。また、ネジ等による機械的調整が無くなるので、経
時変化や外的ショックによる位置ずれの恐れが減少し、
信頼性が向上するという効果がある。更に、仮に位置ず
れが生じたとしても、電気的に受光面の範囲を変更でき
るので、1チップマイクロコンピュータ等のプログラム
により自動的に補正することもできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の受光素子の実施形態を示す構成図、
【図2】本発明の他の受光素子の実施形態を示す構成
図、
【図3】非点収差法を説明するための説明図、
【図4】非点収差法を実施するための回路構成図、
【図5】光の光軸と受光素子との位置合わせの説明図で
ある。
【符号の説明】
10 :受光素子(半導体集積回路装置) 12 :受光面 14、14a、14b :ゲート電極 16 :電極 17 :金属細線(金線) 18 :半導体基板(P型) 19、19a:選択酸化膜 20 :拡散領域(N型) 22 :チャネル部(N型) 23 :保護膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光面に光を受けて光電流を生じる受光
    素子であって、受光面の所定位置に配置された複数のゲ
    ート電極及びデプレッション型のMOSトランジスタを
    形成するように不純物が導入されたチャネル部と、発生
    された光電流を取り出すための複数の電極と、を備え、
    前記チャネル部をフィールド反転させて非導通にする電
    圧が所定の前記ゲート電極に印加されることにより前記
    受光面の受光範囲が電気的に変更され、複数の前記電極
    から前記受光面に発生した光電流をそれぞれ出力できる
    ように形成されていることを特徴とする受光素子。
  2. 【請求項2】 前記ゲート電極には、所定の受光範囲に
    なるゲート電極のみを有効にするためのオプション設定
    回路が接続されていることを特徴とする請求項1に記載
    の受光素子。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の受光素
    子と、前記受光領域に光ビームを形成するための光学手
    段と、前記複数の受光領域から発生された光電流を比較
    する比較器とを含み、受光範囲が変更された複数の前記
    受光領域の光電流値に応じてフォーカス制御を行うこと
    を特徴とする光ピックアップ装置。
JP8252946A 1996-09-25 1996-09-25 受光素子及びこれを用いた光ピックアップ装置 Pending JPH1098174A (ja)

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