JPH1098245A - コンデンサ、コンデンサ内蔵基板及びその製造方法 - Google Patents

コンデンサ、コンデンサ内蔵基板及びその製造方法

Info

Publication number
JPH1098245A
JPH1098245A JP8271899A JP27189996A JPH1098245A JP H1098245 A JPH1098245 A JP H1098245A JP 8271899 A JP8271899 A JP 8271899A JP 27189996 A JP27189996 A JP 27189996A JP H1098245 A JPH1098245 A JP H1098245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
capacitor
built
substrate
ceramic substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8271899A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikatsu Takada
俊克 高田
Toshitaka Hayakawa
俊高 早川
Masaharu Seto
政晴 瀬戸
Mitsuru Tamaoki
充 玉置
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP8271899A priority Critical patent/JPH1098245A/ja
Publication of JPH1098245A publication Critical patent/JPH1098245A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/13Energy storage using capacitors

Landscapes

  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小容量でしかもその容量調整が容易なコンデ
ンサと、それを用いたコンデンサ内蔵基板を提供する。 【解決手段】 コンデンサ内蔵基板1において、第一の
コンデンサ3は、セラミック基板2中に内蔵された内蔵
電極11と、その内蔵電極11と対向する位置におい
て、基板2の表面に形成された表面電極12とを備え、
それらの間に挟まれた基板部分が誘電体層2aとされ
る。また、第二のコンデンサ4は、基板表面に形成され
た下部電極13と、その下部電極13に対し積層された
誘電体薄膜14及び上部電極15とを備え、第一のコン
デンサ3より大きい静電容量を有する。大容量の第二の
コンデンサ4に対し、低容量の第一のコンデンサ3を組
み合わせ、その第一のコンデンサ3の静電容量を調整す
ることで、コンデンサ内蔵基板1の全体の静電容量を精
密に制御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンデンサとそれ
を用いたコンデンサ内蔵基板、及びコンデンサの製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、混成集積回路等に用いられる薄膜
コンデンサとして、例えばアルミナ等のセラミック基板
上にスパッタ等により下部電極となる金属膜を形成し、
その表面にさらに酸化タンタルや二酸化硅素等の誘電体
膜を高周波スパッタ法あるいは反応性スパッタ法等によ
り形成し、さらにその表面に上部電極としての金属膜を
形成した構造のものが知られている。一方、下部電極と
なる金属膜としてタンタルを使用し、その表面部分を陽
極酸化することにより誘電体層としての酸化タンタル膜
を形成する構成のものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な薄膜コンデンサは、誘電体層の膜厚が小さいため電極
単位面積当たりの静電容量が比較的大きい。一般に、コ
ンデンサの静電容量の精度を高めるためには、電極面積
を精密に制御する必要があるが、上記薄膜コンデンサに
おいては、電極の単位面積当りの静電容量が大きいた
め、フォトリソグラフ等の手法を用いたとしても、電極
面積による容量の微調整には一定の限界があるのが実情
である。この場合、形成された電極の一部を、レーザー
トリミング等の後加工により除去して容量調整を行う方
法も考えられるが、誘電体層の厚さが小さいため短絡等
の問題が生じやすく適用は困難である。また、上記薄膜
コンデンサの構成は、小容量のコンデンサには本質的に
不向きであり、結果として幅広い静電容量の範囲がカバ
ーできない欠点もある。
【0004】本発明の課題は、小容量でしかもその容量
調整が容易なコンデンサとその製造方法、及び幅広い静
電容量の範囲をカバーでき、しかもその容量の精密調整
が容易なコンデンサ内蔵基板を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上述の課
題を解決するために、本発明のコンデンサは、セラミッ
ク基板中に内蔵された内蔵電極と、その内蔵電極と対向
する位置において、セラミック基板の表面に形成された
表面電極とを備え、それら内蔵電極と表面電極との間に
挟まれたセラミック基板部分を誘電体層としたことを特
徴とする。このように構成されたコンデンサによれば、
誘電体層を形成するのがセラミック基板の一部分であ
り、電極間距離を比較的大きくできるので、容量の小さ
いコンデンサを容易に得ることができる。
【0006】例えば、セラミック基板の材質をアルミナ
を主体に構成した場合、誘電体層の厚さは20〜200
μmの範囲で調整することが望ましい。誘電体層の厚さ
が20μm未満になると、基板の製造に使用されるセラ
ミック成形体の厚さが薄くなり、ひいてはコンデンサの
製造が困難となる。また、厚さが200μmを超えると
コンデンサの静電容量が十分に確保できなくなる。この
場合、コンデンサの静電容量は、内蔵電極と表面電極と
の対向部分の単位面積当りで、おおむね0.4〜4pF
/mm2の範囲で調整することができる。なお、誘電体層
の厚さは、より望ましくは40〜100μmの範囲で調
整するのがよく、この場合のコンデンサの静電容量の範
囲は0.8〜2pF/mm2程度となる。また、誘電体層
(あるいはセラミック基板)の材質は、アルミナ以外に
窒化アルミニウム、ガラスセラミック、ムライト等を使
用することができる。
【0007】セラミック基板は、複数の板状のセラミッ
ク成形体(例えばセラミックグリーンシート等の粉末成
形体)を積層して焼成・一体化したものとすることがで
き、内蔵電極は、それらセラミック成形体の間に印刷・
形成された導電性材料の電極パターンを、セラミック成
形体とともに焼成したものとすることができる。この場
合、表面電極は、上記焼成後においてセラミック基板上
に形成することができ、その形成方法としては、高周波
スパッタ法や真空蒸着等の各種気相成膜法、あるいは無
電解メッキ等の化学メッキ法を使用することができるほ
か、焼成後の基板上に導電性材料を用いて電極パターン
を印刷し、その後これを所定の温度で基板に焼き付けて
電極とする方法も可能である。なお、表面電極は多層金
属膜として構成することもでき、この場合は、各層の少
なくとも一部のもの同士を、互いに異なる成膜法により
形成するようにしてもよい。
【0008】例えば、基板表面にフォトレジストを用い
て電極パターンを転写し、そのパターンに基づいて気相
成膜法等により表面電極を形成する手法を用いれば、表
面電極の面積、ひいてはコンデンサの静電容量を精密に
制御することができる。この場合、内蔵電極は、表面電
極よりも大きな面積を有するように形成することが望ま
しい。すなわち、焼成によりセラミック基板を形成する
際に、その収縮により内蔵電極の寸法及び基板上の形成
位置が一定の範囲でばらつくことがある。この場合、内
蔵電極と表面電極との間にその板面方向に相対的なずれ
が生じ、例えば両電極が図10(a)に示すようにほぼ
同面積を有するものとして形成されていると、表面電極
(12)の一部が内蔵電極(11)との対向位置から外
れて静電容量が減少することがある。しかしながら、同
図(b)に示すように、内蔵電極(11)の面積を表面
電極(12)よりも大きくしておけば、内蔵電極の寸法
や形成位置にばらつきが生じても、表面電極のほぼ全体
を内蔵電極に対向させた状態に維持することができ、所
定の静電容量を確保することができる。この場合、内蔵
電極の面積S1と表面電極の面積S2は、セラミック基板
の焼成時の寸法収縮のばらつき量に応じて適宜設定され
る。
【0009】また、本発明のコンデンサにおいては、誘
電体層(すなわち、内蔵電極と表面電極との間に挟まれ
たセラミック基板部分)の厚さが比較的大きいことか
ら、例えば形成された表面電極の一部、例えばその縁部
をレーザービームを用いて除去しトリミングすることに
より、その面積調整を行うことが可能である。これによ
ってコンデンサの静電容量を、さらに精密に制御するこ
とができる。なお、レーザービームを用いて表面電極の
トリミングを行う場合、誘電体層の厚さは20μm以上
の範囲で調整することが望ましい。誘電体層の厚さが2
0μm未満になると、トリミングを行う際に内蔵電極と
表面電極との間に短絡が生じやすくなる。なお、誘電体
層の厚さは、より望ましくは40μm以上の範囲で調整
するのがよい。
【0010】次に、本発明のコンデンサ内蔵基板は、少
なくとも2つのコンデンサを含んで構成され、上述の本
発明のコンデンサを第一のコンデンサとし、さらに下記
の構成の薄膜コンデンサを第二のコンデンサとする構成
を有する。すなわち、該第二のコンデンサは、上記第一
のコンデンサの表面電極と同じ側において、セラミック
基板表面に形成された下部電極と、その下部電極に対し
セラミック基板と反対側に積層・形成された誘電体薄膜
と、その誘電体薄膜に対し下部電極とは反対側に積層・
形成された上部電極とを備え、第一のコンデンサより大
きい静電容量を有する。すなわち、大容量の第二のコン
デンサに対し、低容量の本発明のコンデンサを第一のコ
ンデンサとして組み合わせ、その第一のコンデンサの静
電容量を調整することで、コンデンサ内蔵基板の全体の
静電容量を精密に制御することができる。
【0011】上記第二のコンデンサの誘電体薄膜は、高
周波スパッタ法あるいは反応性スパッタ法等の気相成膜
法により形成された、酸化タンタルあるいは二酸化硅素
等の誘電性物質薄膜とすることができる。また、陽極酸
化法によりタンタル等の金属の表面に形成された酸化物
薄層とすることもできる。
【0012】次に、本発明のコンデンサの製造方法は、
以下の工程を含むものとすることができる。 板状のセラミック成形体の表面に、導電性材料を用い
て電極パターンを印刷・形成する。 そのセラミック成形体の該電極パターンが形成された
側に、別の板状のセラミック成形体を積層し積層体とす
る。 その積層体を焼成することにより、上記セラミック成
形体の積層体をセラミック基板とし、電極パターンをそ
のセラミック基板中に内蔵された内蔵電極とする。 その内蔵電極と対向する位置において、セラミック基
板の表面に表面電極を形成して、それら内蔵電極と表面
電極との間に挟まれたセラミック基板部分を誘電体層と
するコンデンサを得る。
【0013】上記方法によれば、内蔵電極をセラミック
基板の焼成時に同時形成することができ、また、表面電
極との間の距離ひいてはコンデンサの静電容量を、セラ
ミック成形体の厚さ調整により容易に行うことができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のコンデンサ及びそ
れを用いたコンデンサ内蔵基板の実施の形態を、図面に
示す実施例を参照して説明する。図1は、コンデンサ内
蔵基板1を模式的に示すものであり、アルミナ等を主成
分とするセラミックス焼成体で構成されたセラミック多
層基板(以下、単に基板ともいう)2に対し、本発明に
係るコンデンサとして構成された第一のコンデンサ3
と、薄膜コンデンサとして構成され、第一のコンデンサ
3よりも静電容量の大きい第二のコンデンサ4とが互い
に並列接続された形で作り込まれている。
【0015】第一のコンデンサ3は、基板2中に内蔵さ
れた内蔵電極11と、その内蔵電極11に対向する位置
において、基板2の一方の表面に形成された表面電極1
2とを備えている。内蔵電極11は、後述する通り、基
板2を形成するためのセラミック成形体としてのグリー
ンシート上にW(タングステン)ないしMo(モリブデ
ン)等の導電性粉末を含むペーストを用いてパターンを
印刷し、これを焼成することにより形成されたものであ
る。
【0016】一方、表面電極12は、内蔵電極11より
も小面積に構成された多層金属膜として形成されてい
る。例えば、本実施例において該表面電極12は、図1
(b)に示すような5層構造とされており、基板2に最
も近い金属膜19が高周波スパッタ法により形成された
チタン膜(膜厚100〜500nm)、その上に形成され
た金属膜20が高周波スパッタ法により形成された銅膜
(膜厚300〜1000nm)とされている。また、メッ
キによる金属膜(以下、メッキ膜という)21は、基板
2側から電解銅メッキ膜22(膜厚2〜5μm)、電解
ニッケルメッキ膜23(膜厚0.5〜2μm)、及び電
解金メッキ膜24(膜厚2〜5μm)の3つの層を含む
多層メッキ膜とされており、前述の2つの金属膜19,
20は基板2とメッキ膜21との間の密着力を高める働
きをなしている。なお、図1において、基板及び各層の
厚さは誇張して描いている。
【0017】そして、内蔵電極11と表面電極12との
間のセラミック基板部分が誘電体層2aを形成してお
り、その誘電体層2aの厚さ(すなわち、内蔵電極11
と表面電極12との対向面同士の距離)d1は、20〜
200μmの範囲で調整することができる。d1を上記の
範囲で調整することで、上記第一のコンデンサ3の静電
容量は、内蔵電極11と表面電極12との対向部分の単
位面積当りにおいて、おおむね0.4〜4pF/mm2
度となる。なお、d1は、望ましくは40〜100μmの
範囲で調整するのがよく、この場合のコンデンサ3の静
電容量は、おおむね0.8〜2pF/mm2程度となる。
【0018】次に、第二のコンデンサ4は、基板2に対
し、第一のコンデンサ3の表面電極12が形成されてい
るのと同じ面上に形成されており、金属多層膜として形
成された下部電極13、誘電体薄膜14、及び金属多層
膜として形成された上部電極15が、基板2側からこの
順序で積層・配列した構造を有している。下部電極13
は、例えば基板2側からそれぞれ高周波スパッタ法及び
化学メッキ法によりそれぞれ形成されたチタン膜16
(膜厚100〜500nm)、銅膜17(膜厚5〜10μ
m)、及びβ−タンタル膜18(膜厚200〜500n
m)とされており、誘電体薄膜14は、そのβ−タンタ
ル膜18の陽極酸化により、膜厚200〜1000nmの
範囲で形成されたものである。なお、銅膜17の部分
は、その上にニッケル膜が形成された銅−ニッケル二層
膜としてもよい。
【0019】一方、第二のコンデンサ4の上部電極15
は、第一のコンデンサ3の表面電極12と同時形成され
たものであり、該表面電極12と全く同じ構造の多層金
属膜として構成されている。
【0020】ここで、誘電体薄膜14として陽極酸化に
よる酸化タンタル膜を使用する場合、その膜厚d2を
0.1〜2μmの範囲で調整することができる。d2が
0.1μm未満になると、コンデンサの耐圧が不足する
場合がある。また、d2が2μmを超えると誘電体薄膜1
4の形成時に絶縁破壊を生じてしまうことがある。この
場合、第二のコンデンサ4の静電容量は、上部電極15
と下部電極13との対向部分の単位面積当りで、おおむ
ね90〜1800pFとなる。なおd2は、より望まし
くは0.2〜1.5μmとするのがよく、この場合のコ
ンデンサ4の静電容量は、おおむね100〜900pF
/mm2程度となる。なお、酸化タンタル膜は、高周波ス
パッタ法や反応性スパッタ法により形成したものであっ
てもよい。
【0021】例えば、第一及び第二の各コンデンサ3及
び4が、それぞれ電極面積を0.1〜2.0mm2の範囲
で調整可能であるとした場合、前述のd1の範囲を考慮
すれば、第一のコンデンサ3については0.04〜8p
F、第二のコンデンサ4については9〜3600pFの
各静電容量範囲がカバーされる。そして、第一及び第二
の各コンデンサ3及び4の一方を省略して、それぞれ単
独で使用する場合も考えれば、両者の組合わせにより
0.04〜3600pFの広い静電容量範囲をカバーす
ることができる。
【0022】なお、誘電体薄膜14を、高周波スパッタ
法により形成した二酸化硅素膜とすることもできる。こ
の場合、その膜厚d2を0.1〜3μmの範囲で調整する
ことができる。d2が0.1μm未満になると、コンデン
サ4の耐圧が不足する場合がある。また、膜厚が3μm
を超えると誘電体薄膜14の形成に長時間を要し、コン
デンサ4の製造能率が低下する。この場合、コンデンサ
4の静電容量は、上部電極15と下部電極13との対向
部分の単位面積当りで、おおむね12〜350pF/mm
2となる。なお、d2は、より望ましくは0.2〜1μm
とするのがよく、この場合のコンデンサ4の静電容量
は、おおむね35〜180pF/mm2程度となる。
【0023】以下、コンデンサ内蔵基板1の製造方法に
ついて説明する。まず、図2に示すように、アルミナ粉
末を主体に構成された各種厚さのセラミックグリーンシ
ート51及び52を用意する。ここで、基板2の上面側
を形成することとなるグリーンシート51の厚さは、焼
成後における厚さが前述の距離d1(図1)に等しくな
るように調整される。そして、シート52には、導電性
材料を含むペーストにより、第一のコンデンサ3の内蔵
電極11を形成するためのパターン53が印刷・形成さ
れる。そして、この状態で両シート51及び52を互い
に積層し、さらに温度1400〜1600℃で焼成する
ことにより、図3に示すように、シート51及び52は
焼成・一体化されて基板2を形成するとともに、パター
ン53は焼結されて内蔵電極11となる。
【0024】次に、図4に示すように、こうして得られ
た基板2の上面に、前述のチタン膜16及び銅膜17a
を高周波スパッタ法によりこの順序で形成する。そし
て、その形成された多層膜の表面をフォトレジスト被膜
で覆い、所定のパターンを露光・現像することにより、
図4に示すように、第二のコンデンサ4の下部電極13
として予定された部分以外をフォトレジスト被膜62で
覆った状態とする。続いて、この状態で電解銅メッキ及
び電解ニッケルメッキをこの順序で順次施し、銅/ニッ
ケル二層メッキ膜17bを形成する。そして、その二層
メッキ膜17bの形成後にフォトレジスト被膜62を除
去し、さらにエッチング処理により下部電極13に予定
された以外の部分の多層膜を除去することにより、上記
チタン膜16、銅膜17a及び二層メッキ膜17bから
なる下部電極13が形成される。
【0025】次に、図6に示すように、タンタル膜18
を高周波スパッタ法により形成し、さらにその表面部を
陽極酸化することにより、これを酸化タンタルに転化し
て誘電体薄膜14とする。また、図示はしていないが下
部電極13をフォトレジスト被膜で覆い、エッチング処
理を施してタンタル膜18の不要な部分18aを除去す
る。そして、図7に示すように、基板2の全面に、第一
のコンデンサ3の表面電極12の一部及び第二のコンデ
ンサ4の上部電極15の一部をなすチタン膜19と銅膜
20とを、それぞれ高周波スパッタにより形成する。そ
して、図8に示すように、基板2の、第一及び第二のコ
ンデンサ3及び4に予定された部分以外の領域にフォト
レジスト被膜64を形成する。そして、この状態でフォ
トレジスト被膜64の形成されていない領域(すなわ
ち、第一及び第二のコンデンサ3及び4に予定された部
分)に、電解銅メッキ、電解ニッケルメッキ及び電解金
メッキをこの順序で順次施して、前述のメッキ膜21を
形成する。そして、その後、上記フォトレジスト被膜6
4を除去し、さらにこれにより露出したチタン膜19と
銅膜20の部分を化学エッチング等により除去すること
により、図1に示すコンデンサ内蔵基板1が得られる。
なお、図6及び図7においては、銅膜17a及び二層メ
ッキ膜17bは多層膜17として一体に描いている。
【0026】ここで、図9に示すように、第一のコンデ
ンサ3の表面電極12の縁部をレーザービームLにより
除去してトリミングを行うことにより、該第一のコンデ
ンサ3の静電容量、すなわちコンデンサ内蔵基板1の合
成静電容量の微調整を行うことができる。この場合、表
面電極12と内蔵電極11との間で短絡が生じないよ
う、誘電体層2aの厚さd1は10μm以上、望ましくは
40μm以上とされる。
【0027】なお、基板2には、コンデンサ内蔵基板1
以外にも、その表面ないし内部に薄膜抵抗素子あるいは
薄膜コイル等を作り込むことができ、これにより各種混
成集積回路基板としても構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンデンサ内蔵基板の一実施例を示す
断面模式図。
【図2】その製造工程説明図。
【図3】図2に続く工程説明図。
【図4】図3に続く工程説明図。
【図5】図4に続く工程説明図。
【図6】図5に続く工程説明図。
【図7】図6に続く工程説明図。
【図8】図7に続く工程説明図。
【図9】レーザートリミングによりコンデンサの静電容
量を調整する方法の説明図。
【図10】第一のコンデンサにおいて、内蔵電極の面積
を表面電極よりも大きくすることの効果を説明する図。
【符号の説明】
1 コンデンサ内蔵基板 2 セラミック多層基板 2a 誘電体層 3 第一のコンデンサ 4 第二のコンデンサ 11 内蔵電極 12 表面電極 13 下部電極 14 誘電体薄膜 15 上部電極 51,52 セラミックグリーンシート(セラミック成
形体) 53 電極パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉置 充 愛知県名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日 本特殊陶業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック基板中に内蔵された内蔵電極
    と、 その内蔵電極と対向する位置において、前記セラミック
    基板の表面に形成された表面電極とを備え、 それら内蔵電極と表面電極との間に挟まれたセラミック
    基板部分を誘電体層としたことを特徴とするコンデン
    サ。
  2. 【請求項2】 前記セラミック基板は、複数の板状のセ
    ラミック成形体を積層して焼成・一体化したものとさ
    れ、 前記内蔵電極は、前記複数のセラミック成形体の少なく
    とも一つに印刷・形成された導電性材料の電極パターン
    を、該セラミック成形体とともに焼成したものとされ、 前記表面電極は、前記焼成後において前記セラミック基
    板上に形成したものである請求項1記載のコンデンサ。
  3. 【請求項3】 前記内蔵電極は、前記表面電極よりも大
    きな面積を有するように形成されている請求項1又は2
    に記載のコンデンサ。
  4. 【請求項4】 前記表面電極には、その電極面積を調整
    するためのレーザートリミングが施されている請求項1
    ないし3のいずれかに記載のコンデンサ。
  5. 【請求項5】 セラミック基板中に内蔵された内蔵電極
    と、その内蔵電極と対向する位置において、前記セラミ
    ック基板の表面に形成された表面電極とを備え、それら
    内蔵電極と表面電極との間に挟まれたセラミック基板部
    分を誘電体層とした第一のコンデンサと、 その第一のコンデンサの表面電極と同じ側において、前
    記セラミック基板表面に形成された下部電極と、その下
    部電極に対し前記セラミック基板と反対側に積層・形成
    された誘電体薄膜と、その誘電体薄膜に対し前記下部電
    極とは反対側に積層・形成された上部電極とを備えて、
    前記第一のコンデンサより大きい静電容量を有する第二
    のコンデンサとを備えたことを特徴とするコンデンサ内
    蔵基板。
  6. 【請求項6】 板状のセラミック成形体の表面に、導電
    性材料を用いて電極パターンを印刷・形成する工程と、 そのセラミック成形体の該電極パターンが形成された側
    に、別の板状のセラミック成形体を積層し積層体とする
    工程と、 その積層体を焼成することにより、前記セラミック成形
    体の積層体をセラミック基板とし、前記電極パターンを
    そのセラミック基板中に内蔵された内蔵電極とする工程
    と、 その内蔵電極と対向する位置において、焼成後の前記セ
    ラミック基板の表面に表面電極を形成する工程を含み、 前記内蔵電極と前記表面電極との間に挟まれたセラミッ
    ク基板部分を誘電体層とすることを特徴とするコンデン
    サの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記表面電極にレーザートリミングを施
    すことにより、前記コンデンサの静電容量を調整する工
    程を含む請求項6記載のコンデンサの製造方法。
JP8271899A 1996-09-21 1996-09-21 コンデンサ、コンデンサ内蔵基板及びその製造方法 Pending JPH1098245A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8271899A JPH1098245A (ja) 1996-09-21 1996-09-21 コンデンサ、コンデンサ内蔵基板及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8271899A JPH1098245A (ja) 1996-09-21 1996-09-21 コンデンサ、コンデンサ内蔵基板及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1098245A true JPH1098245A (ja) 1998-04-14

Family

ID=17506452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8271899A Pending JPH1098245A (ja) 1996-09-21 1996-09-21 コンデンサ、コンデンサ内蔵基板及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1098245A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005322677A (ja) * 2004-05-06 2005-11-17 Dt Circuit Technology Co Ltd キャパシタ内蔵配線板、キャパシタ内蔵配線板の製造方法
WO2006028208A1 (ja) * 2004-09-10 2006-03-16 Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. キャパシタ層形成材及びキャパシタ層形成材を用いて得られる内蔵キャパシタ回路を備えるプリント配線板
JP2007013051A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Shinko Electric Ind Co Ltd 基板及びその製造方法
US7239013B2 (en) 2002-07-18 2007-07-03 Hitachi Chemical Co., Ltd. Multilayer wiring board, method for producing the same, semiconductor device and radio electronic device

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7239013B2 (en) 2002-07-18 2007-07-03 Hitachi Chemical Co., Ltd. Multilayer wiring board, method for producing the same, semiconductor device and radio electronic device
US7592250B2 (en) 2002-07-18 2009-09-22 Hitachi Chemical Company, Ltd. Multilayer wiring board, manufacturing method thereof, semiconductor device, and wireless electronic device
JP2005322677A (ja) * 2004-05-06 2005-11-17 Dt Circuit Technology Co Ltd キャパシタ内蔵配線板、キャパシタ内蔵配線板の製造方法
WO2006028208A1 (ja) * 2004-09-10 2006-03-16 Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. キャパシタ層形成材及びキャパシタ層形成材を用いて得られる内蔵キャパシタ回路を備えるプリント配線板
JP2006080401A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd キャパシタ層形成材及びキャパシタ層形成材を用いて得られる内蔵キャパシタ回路を備えるプリント配線板。
KR100844258B1 (ko) 2004-09-10 2008-07-07 미쓰이 긴조꾸 고교 가부시키가이샤 커패시터층 형성재 및 커패시터층 형성재를 이용하여얻어지는 내장 커패시터 회로를 구비하는 프린트 배선판
US7430106B2 (en) 2004-09-10 2008-09-30 Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. Materials for forming capacitor layer and printed wiring board having embedded capacitor circuit obtained by using the same
JP2007013051A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Shinko Electric Ind Co Ltd 基板及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7903387B2 (en) Capacitor having microstructures
US6898069B2 (en) Multilayer electronic component and manufacturing method thereof
CN101088131A (zh) 具有高蓄能密度和低等效串联电阻的电容器
JP2002015939A (ja) 積層型電子部品およびその製法
US5735027A (en) Method of manufacturing a multilayer ceramic electronic component
JPH1098245A (ja) コンデンサ、コンデンサ内蔵基板及びその製造方法
JP4213978B2 (ja) 積層型電子部品およびその製法
JP2001217135A (ja) 積層セラミック電子部品およびその製造方法
JP2004111489A (ja) 積層セラミックコンデンサおよびその製造方法
JPH10303566A (ja) コンデンサの製造方法
JP2000331865A (ja) 積層セラミックコンデンサ及びその製造方法
JP2749489B2 (ja) 回路基板
JP2004179436A (ja) 積層セラミックコンデンサ
JP2005072452A (ja) 積層型電子部品およびその製法
JP3934983B2 (ja) 積層型電子部品およびその製法
JP2009170646A (ja) キャパシタ、キャパシタ内蔵配線基板、及びその製造方法
CN110349925B (zh) 一种叠层封装基板及其制备方法
JP2010177659A (ja) セラミックコンデンサ及びその製造方法
JPH1187918A (ja) 多層セラミック基板およびその製造方法
JP2003533007A (ja) セラミック多層薄層コンデンサ
JP3367184B2 (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
US20240088205A1 (en) Capacitor unit
JPH09153429A (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JP3309646B2 (ja) セラミック積層電子部品の製造方法
JP2001085264A (ja) 積層セラミックコンデンサの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050421

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050809