JPH1099247A - 拭き取りシート - Google Patents
拭き取りシートInfo
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- JPH1099247A JPH1099247A JP8257032A JP25703296A JPH1099247A JP H1099247 A JPH1099247 A JP H1099247A JP 8257032 A JP8257032 A JP 8257032A JP 25703296 A JP25703296 A JP 25703296A JP H1099247 A JPH1099247 A JP H1099247A
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- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
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Abstract
として使用される拭き取りシートは、平坦なシートを単
に重ねて使用していたため、嵩が小さく、手で保持しに
くく、凹凸のある場所の汚れを拭き取りにくいものであ
った。 【解決手段】 液を含浸したときの伸び率が低い低クレ
ープ加工が施されたまたはクレープ加工が施されていな
い第1のシートS1の両側に、前シートS1よりも伸び
率の高い高クレープ加工の第2のシートS2が接合され
て、クレープ皺の延びる方向に対して角度を有する短接
合部aにより部分的に接着接合されている。また短接合
部aの列により接着接合部Aが平行に並んで形成されて
いる。各第1および第2のシートS1とS2が清浄薬剤
を含浸すると、シートS1とシートS2との伸び率の差
により、接着接合部A間において第2のシートS2に膨
らみが発生する。その結果、嵩高のウエットシートを構
成できる。
Description
清掃用、除菌または殺菌用、あるいは人体のおしり拭き
用、あるいは室内の清掃用やおしぼりなどとして使用さ
れるウエットまたはドライの拭き取りシートに係り、特
に従来のものよりも嵩高にして扱いやすいようにし、且
つ汚れの拭き取り効果を改善した拭き取りシートに関す
る。
ぼりなどとして、ウエットシートが使用される。このウ
エットシートは、木材パルプ繊維などで形成された紙の
シートに、清浄薬液が含浸されたものである。前記清浄
薬液には、水とアルコールに界面活性剤、清浄成分や防
腐剤、香料などが含まれる。
トシートは、平坦なシートが1枚で使用され、あるいは
2、3枚が重ねられて使用されるものであったため、シ
ートそのものの嵩が低く、非常に薄いものであった。し
たがって、手でシートを押さえ清掃場所を拭く際に、シ
ートを手で保持する感触を得ることができず、例えば手
とシートとが滑りやすく、使用感触の悪いものであっ
た。また平坦なウエットシートでは、清掃場所から汚れ
を十分に拭き取ることができない欠点があった。特に凹
凸のある床などを拭く場合、凹部の汚れを拭き取りにく
いものであった。また2、3枚の平坦なシートを重ね、
シートに細かな凹凸エンボス加工を施したものもある。
この細かな凹凸を有するものはシート全体の嵩が低いた
め、手で押さえて拭く作業を行なうときの取り扱いが不
便である点において充分な改良がなされていなかった。
また、細かな凹凸エンボスでは、汚れの拭き取り効果を
向上させることに限界がある。
あり、ウエットまたはドライにて使用される拭き取りシ
ートを嵩高に構成できるようにして、清掃作業のときに
手でシートを保持しやすくし、また布雑巾に近い感触を
得ることができるようにした拭き取りシートを提供する
ことを目的としている。
かな皺を現出させてこの皺によりシート表面に多数の凹
凸を形成して、手との間で滑りにくくするのみならず、
清掃場所の汚れの拭き取り効果を向上させた拭き取りシ
ートを提供することを目的としている。
は、複数のシートが重ねられて、シート間が複数の接合
部により部分的に接合されており、前記接合部は間隔を
開けて並び、且つこの接合部の並び列が所定の間隔にて
複数列設けられ、少なくとも表面に現れているシートに
は、前記接合部の並び列の中間の領域にて前記接合部の
列方向のピッチとほぼ同一ピッチにて凹凸を繰り返す皺
が形成されていることを特徴とするものである。
レープ率またはクレープを有しない第1のシートと、前
記第1のシートよりも高クレープ率の第2のシートとが
複数の接合部により部分的に接合されており、前記接合
部は間隔を開けて並び、且つこの接合部の並び列が所定
の間隔にて複数列設けられ、両シートが接合された後の
両シートのクレープの復元による伸び率の違いにより、
少なくとも第2のシートには、前記接合部の並び列の中
間の領域にて前記接合部の列方向へのピッチとほぼ同一
ピッチにて凹凸を繰り返す皺が形成されていることを特
徴とするものとなる。
に第2のシートが接合されている3層構造とすることが
好ましい。ただし、第1のシートと第2のシートとの2
層構造であってもよい。
形成された短接合部であり、この接合部(短接合部)
は、列方向に対して斜めに形成されていることが好まし
い。
接合部a)が列方向に一定のピッチpで並んでいるが、
列方向へのピッチpが個々の接合部(短接合部a)間で
相違し、またはピッチpが列方向に向かうにしたがって
周期的に変化するものであってもよい。さらに図1と図
2では、接合部の並び列がY方向に直線状に延びている
が、接合部が並ぶ列は必ずしも直線状である必要はな
く、前記列が湾曲線状や折れ線状に延びていてもよい。
で使用される清掃用、おしり拭き用その他の拭き取りシ
ートを、複数の紙または不織布を重ねることにより形成
するとともに、全体に嵩高感を与えるために、少なくと
も表面のシートに凹凸皺を規則的に現出させたものであ
る。また、規則的な凹凸皺を与えることにより、拭き取
り効果を高くしている。
ートに、凹凸皺を規則的に現出させ、しかもこの凹凸皺
の間隔およびピッチを制御するための構造として、接合
部を、列方向へ間隔αを開けて例えば一定ピッチpまた
は周期的に変化するピッチで配列させ、且つ複数の接合
部が並ぶ並び列を所定間隔βで複数列設けている。これ
により、前記並び列の列間の領域において、例えば接合
部の部分でシートに凹部が、接合部間で凸部が現れるよ
うに制御され、接合部の配列ピッチpとほぼ同一ピッチ
にて凹凸を繰り返す皺を現出できる。
ッチに対応した凹凸皺を現出させる方法として、所定の
ピッチでシート間を接合していくときに、シートに皺付
け加工を施し、接合部にてシート間を接合しながらこの
接合部のピッチに対応した凹凸皺を形成することが可能
である。
さない第1のシートと、前記第1のシートよりも高いク
レープ率の第2のシートとを前記接合部により互いに接
合させる。この場合、第1のシートの表裏両面に第2の
シートを接合させた3層構造または、第1のシートと第
2のシートのみが接合された2層構造であってもよい。
図2に示すような複数の接合部により各シートを接合し
た後に、各シートに水分を与えると、クレープ皺が復元
してシートが伸びるが、このとき第1のシートの伸び率
よりも第2のシートの伸び率が大きくなる。よって第2
のシートは、第1のシートにより拘束されながら伸びを
生じ、その結果、第1のシート上にて第2のシートが膨
らみを生じることになる。図2に示すように、接合部が
形成されている部分では第2のシートの伸びが抑制さ
れ、接合部のピッチ間では第2のシートの伸びが大きく
なり、その結果、接合部の並び列の列間の領域におい
て、側方に接合部が有る部分では凹、接合部が無い部分
では凸となり、接合部の配列ピッチpとほぼ同一ピッチ
の凹凸皺が現れる。
部をその配列ピッチに対して斜めに形成しておくと、接
合部の両側の領域にてクレープ皺どうしが短絡すること
がなく、接合部の配列ピッチに応じた凹凸皺が、接合部
の並び列の間の領域で、接合部の列を挟んで隣接する領
域との間で独立して形成されることになる。
クレープ加工が施された、天然パルプ(木材パルプ)繊
維の紙、またはレーヨンなどの化学繊維を含む紙であ
る。あるいは不織布であってもよい。
メルト接着剤などによる接着接合であってもよいし、ま
たはシートがポリエチレン(PE)やポリプロピレン
(PP)などのポリオレフィン系樹脂繊維またはこれら
を含む複合繊維などで形成されている場合には、シート
間の接合は前記繊維どうしの熱溶着であってもよい。
のように水不溶性の接合手段により接合されているとき
は、シートに含まれる清浄薬液によって前記接合手段で
のシートどうしの接合が解離することはない。清浄薬液
としては、水とアルコールに界面活性剤、清浄成分や防
腐剤、香料などが含まれたものが使用される。あるいは
ドライの状態で販売し、使用の際に、ユーザが水または
前記清浄薬液を含浸させるものであってもよい。ドライ
シートとして販売される場合は、水などを含浸させて第
2のシートに膨らみを形成した後、熱風などによりシー
トを乾燥させる。乾燥させたドライな状態でも皺は保持
されるため、シートの嵩高感が損なわれることはない。
カルボキシルメチル化パルプまたはカルボキシメチルセ
ルロースなどの水溶性または水膨潤性のバインダーとか
ら成る水解性シート(水解紙)で、水洗トイレットに流
せるものである場合には、シート間がカルボキシルメチ
ルセルロースなどの水溶性接着剤により接着されて前記
接合部が形成される。この場合にシートに含ませる清浄
薬液は、水にアルコール、およびカルシウムやストロン
チュームなどの金属イオンが含まれたものなどが使用さ
れる。この金属イオンによりシートに含浸された薬液に
よるシートの解離および接着剤の溶解が抑制され、使用
中は、シート強度を保つことができ、水洗トイレットに
流した後は、清浄薬液が水で希釈化され、シートの水解
および接着剤の解離が可能になる。
は、シート表面に現れる凹凸皺のピッチに左右され、ま
た前記のようにシートの凹凸皺は接合部の列方向への配
列ピッチpおよび接合部間の間隔αにより制御される。
実験の結果、拭き取り効果を有効に発揮できるためには
接合部の列方向の間隔αは0.5mm以上で3.0mm
以下程度であることが好ましい。また、接合部の並び列
の列間の間隔βが広すぎると、列間の凹凸皺のコシが弱
くなり、凹凸皺による拭き取り効果が低下し、また列間
の間隔βが狭すぎると、列間に生じる凹凸皺の凹凸高さ
が浅くなる。よって接合部の並び列の間隔βは、7.5
mm以上で15.0mm以下にすることが好ましい。
ッチp)ならびに接合部の並び列の間隔βは、シートの
嵩高感にも影響を与える。さらに第1のシートのクレー
プ皺の復元による伸び率と第2のシートのクレープ皺の
復元による伸び率の差も、嵩高間に影響を与える。第1
と第2のシートのおいて適度に膨らみを持たせるために
は、第1のシートと第2のシートの伸び率の差を、20
%以上で80%以下とすることが好ましく、さらに好ま
しくは30%以上で60%以下である。ここでいう伸び
率とは、シートの元の長さをx、液にシートを浮かべて
クレープ皺が復元されて伸びた後のシートの長さをΔx
としたときに、{(Δx−x)/x}×100(%)で
表わされるものである。
トおよび第2のシートの目付により変化するが、本発明
では第1および第2のシートのそれぞれの目付は、15
g/m2以上で75g/m2以下であることが好ましい。
このようなシートを使用したとき、第1のシートと第2
のシートの2層構造のものでは、シートの全目付は30
g/m2以上で150g/m2以下であり、第2のシート
の表裏両面に第1のシートが接合された3層構造のシー
トでは、全目付が45g/m2以上で225g/m2以下
となる。
度に皺が形成され、手で掴みやすく拭き取り効果の高い
拭き取りシートを実現できる。
を参照しながら説明する。図1は、本発明の拭き取りシ
ートの構造を示す斜視図である。この拭き取りシート1
は、トイレットや台所などの室内の清掃用、またはおし
り拭き用、あるいはおしぼりなどとして使用されるもの
であり、清浄用の薬液が含浸された非水解性のウエット
シート、または、汚れを拭き取った後に水洗トイレット
に流すことができる水解性のウエットシート、または乾
いた状態で使用されるドライシートとして使用される。
1と、この第1のシートS1の表裏両側にて接着接合部
Aにより部分的に接着接合された第2のシートS2との
3層のサンドイッチ構造である。第1のシートS1は、
パルプ繊維などで湿式にて抄紙形成された原紙シートに
クレープ加工が施されたまたはクレープ加工が施されて
いないものであり、第2のシートS2は、原紙シートに
前記第1のシートより高い伸び率となるクレープ加工が
施されたものである。前記接着接合部Aは、X方向へ一
定の間隔を開け、Y方向(列方向)に沿って直線状に設
けられている。この拭き取りシート1に清浄薬液などが
含浸されてシート1が濡れると、クレープ加工による微
細な皺が復元されてシートが伸びるが、第2のシートS
2、S2は第1のシートS1よりも高い伸び率を有し、
しかも第1のシートS1と第2のシートS2は接着接合
部Aにより互いに部分的に拘束されているため、第2の
シートS2、S2は接合部Aと接合部Aとの間の領域で
膨らみ変形する。さらに第2のシートS2には細かな皺
Bが現出する。
Aの形状とこれに現れる皺の状態を模式的に示してお
り、図2でのX−Y座標は、図1に示すX−Y座標に対
応している。Y方向が抄紙工程での巻き取り方向、X方
向が幅方向であり、このX方向は、クレープ加工による
微細な皺bが延びる縦方向(クレープ方向)である。
短い直線状の複数の短接合部aがY方向へ一定のピッチ
pで列を成して配列されており、個々の各短接合部aに
より第1のシートS1と第2のシートS2が部分的に接
着接合されている。また列方向に並ぶ隣接する短接合部
a間の間隔をαで示している。個々の短接合部aは、前
記ピッチpの方向(Y方向)およびクレープ方向(X方
向)の双方に対して角度を有して斜めに形成されてい
る。また、短接合部aの並ぶ列(Y列)の列間の間隔を
βで示している。
浸されると、クレープ加工による微細な皺bがY方向へ
膨らもうとする。このとき第1のシートS1と第2のシ
ートS2は短接合部aの部分で接着されているため、
このの部分では第2のシートS2にY方向への伸びが
発生しにくい。これに対し短接合部aと短接合部aで挟
まれた間隔αの部分では、第2のシートS2がY方向
へ伸びやすく、このY方向への伸び(イ)によりの部
分では弛みが発生しやすい。その結果、接着接合部Aと
接着接合部Aとで挟まれた領域、すなわち短接合部aの
成す列の列間の領域Lでは、両側の短接合部aの部分を
結ぶ部分に谷部が帯状に形成され、また両側の部分
を結ぶ帯状の山部が現れる。よって、短接合部aの成
す列間に挟まれたLの領域では、短接合部aの配列ピッ
チpとほぼ一致したピッチで凹凸を繰り返す皺Bが現れ
る。なお、皺Bの山部のY方向の幅寸法は、短接合部
aの前記間隔αにより決められ、谷部のY方向の幅寸
法は、短接合部aのY方向の幅寸法γで決められる。
(Y方向)およびクレープの形成方向(X方向)に対し
て角度を有するよう傾斜して形成され、さらに、Y方向
へ並ぶ個々の短接合部aを見たときに、短接合部aと短
接合部aとの間にY方向への重なり量δを有している。
そのために、列間の領域Lのクレープ皺bと隣の列間の
領域L1のクレープ皺bとが、境界となる斜めの短接合
部aにより必ず遮断され、領域Lと隣の領域L1との間
に渡って、いずれのクレープ皺bも連続することがな
い。これを説明するために、図2では1本のクレープ皺
を代表させて点線bで示しているが、この点線bをどの
部分に描いても、領域Lと領域L1とに渡って延びる点
線bは、必ずいずれかの短接合部aで遮断されることが
解る。したがって、第2のシートS2の凹凸皺Bは、領
域Lと領域L1において、互いに独立して形成される。
領域Lと領域L1とで凹凸皺Bが独立して形成されるこ
とにより、各凹凸皺Bのコシを強くでき、潰れにくい強
度を与えることができる。この皺Bが確実に現れること
により、図1に示すような拭き取りシート1の全体にボ
リューム感が出る。また、この皺Bにより、拭き取りシ
ートが手で掴みやすくなり、またこの皺Bによりシート
1に凹凸ができるため汚れを拭き取る効果を高くでき
る。
凸の皺Bを効果的に現出させるために、接着接合部Aに
おいて、Y方向に並ぶ個々の短接合部aのピッチpを一
定にすることが好ましい。ただしピッチpが周期的に変
化するようなものであってもよい。また、短接合部aの
の部分の間隔αにより、山部のY方向への幅寸法が
決められるが、間隔αが大きすぎると山部の幅が大き
くなり、山部による膨らみが潰れやすくなり、連続の
拭き取りを行なっているうちに皺Bの山部が平坦に変
形し、汚れの拭き取り効果が低下する。逆に間隔αが短
すぎると、山部の幅が小さくなりすぎて皺Bの膨らみ
が小さくなり、拭き取り効果が低減し、またシートに嵩
高感がでなくなる。
せてシートを嵩高にし、拭き取り効果を高くするために
は、Y方向に並ぶ短接合部a間の間隔αを0.5mm以
上で3.0mm以下とすることが好ましい。ただし、間
隔αが0.5mm以上で5.0mm以下でも従来のシー
トに比べて拭き取り効果は充分に期待でき、また10.
0mm以下でも皺の潰れ以外の点ではさほど問題はな
い。よって間隔αが0.5以上で5.0mm以下、また
は0.5mm以上で10.0mm以下であってもよい。
の谷部のY方向への幅寸法に影響を与える。前記幅寸
法γが大きすぎると、シート全体として谷部の占める
面積が広くなりすぎ、シートの嵩高感がでなくなり、ま
た山部の数が減少して拭き取り効果が低下する。よっ
て、谷部の幅寸法を山部の幅寸法と同じかまたはそ
れ以下とすることが好ましく、そのためには短接合部a
の幅寸法γを間隔αと同じかまたはそれ以下とすること
が必要である。さらに、シート1の皺Bの形成具合およ
び膨らみ具合は、Y方向に延びる接着接合部Aと、これ
に平行な接着接合部Aとの間隔すなわち、短接合部aが
成す列の列間の間隔βによっても左右される。
領域Lの幅寸法が長くなり、領域Lの皺Bが長く延びる
ことになって皺Bの凹凸のコシが弱くなる。したがっ
て、汚れを拭き取る際に皺Bが潰れやすくなる。逆に列
間の間隔βが狭すぎると、シートに凹凸皺Bの膨らみが
生じる面積に対する接着接合部Aの面積の比率が大きく
なりすぎ、シートの嵩高感が乏しいものとなる。したが
って、短接合部aの並ぶ列の列間の間隔βは7.5mm
以上で15.0mm以下にすることが好ましい。ただ
し、間隔βが20.0mm以下であっても、皺が潰れや
すい点以外を除けば、拭き取りシートとして従来のもの
よりも優れた拭き取り効果を発揮できる。
1の製造方法の一例を工程順に示している。まず、図3
(A)に示すように、低クレープ加工またはクレープ加
工を施していない第1のシートS1の表裏両面に接着剤
2が塗布され、第2のシートS2、S2が第1のシート
S1の表裏両面に重ねられる。第1のシートS1および
第2のシートS2は、木材パルプ繊維や非木材パルプ繊
維、またはレーヨン繊維などを原料として、製紙抄造機
を用いた湿式抄紙法などで製造され、その後にクレープ
加工が施されたものである。前記のようにシートS2の
クレープ率は、シートS1のクレープ率よりも高くして
おく。
いて適度に膨らみを持たせるためには、第1のシートS
1と第2のシートS2のクレープ皺の復元による伸び率
の差を、20%以上で80%以下とすることが好まし
く、さらに好ましくは30%以上で60%以下である。
伸び率の差が前記範囲よりも小さいと、拭き取りシート
1全体を嵩高にすることができず、また前記範囲よりも
大きいと、第2のシートS2の膨らみ量が大きくなりす
ぎ、凹凸皺Bの山部が高くなり、山部のコシが弱
く、潰れやすくなる。また拭き取りシート1の厚さが大
きくなりすぎ、これを重ねて容器に入れたときに、容器
内で嵩張ることになる。
目付が大きすぎるとシートの柔軟性が低くなり、ごわご
わして汚れを拭き取りにくく、また小さすぎてもシート
の強度が小さくなり拭き取り動作の途中でシートが破れ
るなどの問題がある。したがって、第1および第2のシ
ートの目付は15g/m2以上で75g/m2以下である
ことが好ましい。このようなシートを使用したとき、第
1のシートと第2のシートの2層構造のものではシート
の全目付は30g/m2以上で150g/m2以下とな
り、第1のシートの表裏両面に第2のシートが接合され
た3層構造のシートでは、全目付が45g/m2以上で
225g/m2以下となる。
ーンとなるように、接着剤2が塗布されるが、この接着
剤として例えば水不溶性のポリエチレンやポリプロピレ
ンなどのポリオレフィン系やEVA系のホットメルト接
着剤が使用される。また、シートS1とS2が水解性シ
ートの場合には、接着剤として、水溶性のカルボキシメ
チルセルロースなどが使用される。そして、接着剤が塗
布された後に、第1のシートS1の表裏両面に第2のシ
ートS2、S2が重ねられ、加湿されながら加熱板4お
よび5に挟圧される。加熱板5には接着接合部Aのパタ
ーンに合わせたエンボス5aが設けられており、このエ
ンボス5aによりシートが加圧・加熱されて、第1のシ
ートS1と第2のシートS2が接着接合部Aにて互いに
接着接合される。接合された状態を図3(B)に示す。
水とアルコール、界面活性剤、防腐剤および消臭剤や芳
香剤などが混合された清浄薬液(水解性シートの場合に
は金属イオンなどの水解を抑制する成分が含まれる)が
含浸される。清浄薬液が含浸されるとクレープ加工によ
る微細な皺bがY方向へ膨らみ、図2に示すように短接
合部aと短接合部aとで挟まれた部分で第2のシート
S2がY方向へ伸び、Y方向に配列された接着接合部A
と接着接合部Aとで挟まれたLの領域において短接合部
aの部分を結ぶ谷部およびを結ぶ山部が現出
し、接着接合部Aで挟まれたLの領域では、短接合部a
の配列ピッチpとほぼ一致した凹凸の皺Bが現出され
る。このようにして形成された拭き取りシート1は、清
浄薬液が含浸されたウエットな状態でプラスチックの容
器などに入れられる。
ートに限らず、ドライなものでもよい。この場合、前記
製造工程において第1のシートS1および第2のシート
S2を接着接合させた後に、前記清浄薬液または除菌あ
るいは殺菌水さらには防かび剤などを含浸させて第2の
シートに皺Bを形成した後に、熱風などにより乾かせば
よい。このように、拭き取りシート1を乾かした後で
も、前記皺Bは膨らみを保持しており、シートを嵩高に
することができる。また、図4に示すように、低伸び率
のクレープ加工が施され、またはクレープ加工が施され
ていない第1のシートS1と、高伸び率のクレープ加工
が施された第2のシートS2とがそれぞれ一枚ずつ重ね
られて2層構造となったものであってもよい。
隣接する短接合部aの間隔αを0.5mm以上で3.0
mm以下、接着接合部Aの列間の間隔βを5.0mm以
上で15mm以下とし、第1および第2のシートS1、
S2の最適な目付を15g/m2以上で75g/m2以下
としたが、このような条件で形成した拭き取りシートの
嵩(厚さ)、柔軟性、および拭き取り効果を調べるため
に以下の拭き取り試験を行った。
ての試験 まず、拭き取りシートの嵩高感を保持し、クレープ皺の
伸びによる適度な皺(凹凸)を形成できる短接合部aの
間隔αを調べるために以下の試験を行った。パルプ繊維
から成る目付60g/m2でクレープ率50%の高クレ
ープ紙を第2のシートとし、同じくパルプ繊維から成る
目付30g/m2のノークレープ紙を第1のシートと
し、第1のシートの表裏両面に接着剤を部分的に塗布
し、第1のシートの表裏両面に第2のシートを重ねて図
3(A)に示す加熱板により両シートを加圧接着させ
て、3層構造の拭き取りシートを形成した。
トの短接合部aの間隔αが0.6mm、1.5mm、
3.0mm、5.0mm、10.0mmとなる5種類の
実施例を製造した。いずれも、短接合部aの列の列間の
間隔βを7.5mmとした。第1および第2のシートを
接着接合した後に、水にアルコールが含まれている清浄
薬液をシートに含浸させて第2のシートにクレープ皺の
伸びによる膨らみを生じさせた。
としては、台所用のタイル状の床を使用した。拭き取り
を行った床の面積は500mm×500mm、タイルの
凸部は28mm×28mmの正方形であり、その溝部の
深さは0.85mmであった。この床にダストおよび開
繊パルプを適当量散布して、この床を各実施例の拭き取
りシートで5回拭いた。拭いた後の床の状態を観察し、
溝部におけるダスト汚れおよび開繊パルプがどの程度拭
き取られていたかを、○△×で評価した。また、拭き取
った後、シートの拭き取りに使用した面の皺の潰れ具合
を観察し、潰れ度合が小さければ○、少し潰れているも
のは△、かなり潰れているものは×で評価した。さら
に、拭き取り動作前の拭き取りシートの厚さを測定し
た。以上の試験の結果を以下の表1に示す。
0.6mmのものは、拭き取りシートの見掛けの厚みが
2.43mmと比較的大きく、全体として嵩高である。
また、凹凸皺Bの形成状態が適度であり、ダストの拭き
取りおよび開繊パルプの拭き取りが効果的に行われた。
また、凹凸皺Bの強度が高く(コシが強く)拭き取り作
業中に皺が潰れにくく、嵩の高さを保ちながら拭き取り
を行うことができた。短接合部の間隔αが1.5mmの
ものは、シートの厚さは2.14mmとなり、ピッチが
0.6mmのものに比べてやや嵩が低くなるが、ダスト
および開繊パルプをきれいに拭き取りことができ、また
皺も潰れにくく、扱いやすいものとなった。
凹凸皺Bの山部の幅が広くなり、全体として嵩が低く
なり、厚さは2.06mmと薄くなる。また凹凸皺Bの
山部の幅が大きすぎるため、山部のコシが弱く、拭
き取りのとき皺が潰れやすくなった。短接合部の間隔α
が5.0mmのものは、凹凸皺Bの山部がさらに広が
るために嵩が低くなり、厚さは2.0mmと薄くなる。
また、山部の幅が広いために、個々の皺のコシが弱く
なり、潰れやすく、よってダストの拭き取り効果もやや
劣るようになる。
と、凹凸皺の山部が広がり、シートの厚さは1.9m
mと小さくなる。また凹凸も少なくなり、ダストなどの
細かい汚れの拭き取り効果がやや劣り、また拭き取り動
作後に皺が潰れやすくなる。以上から、嵩高となり、拭
き取り動作により凹凸皺が潰れにくく、また汚れの拭き
取り効果を高くできるためには、短接合部aの列方向の
間隔αが、0.5mm以上で3.0mm以下であること
が好ましい。ただし、間隔αが0.5mm以上で5.0
mm以下でも従来のシートに比べて拭き取り効果は充分
に期待でき、また10.0mm以下でも皺の潰れ以外の
点ではさほど問題はない。よって間隔αが0.5以上で
5.0mm以下、または0.5mm以上で10.0mm
以下であってもよい。
験 拭き取りシートの嵩高感を保持し、適度な皺(凹凸)を
形成するための、短接合部の列間の間隔βを調べるため
に以下の試験を行った。パルプ繊維から成る目付60g
/m2でクレープ率50%の高クレープ紙を第2のシー
トとし、同じくパルプ繊維から成る目付30g/m2の
ノークレープ紙を第1のシートとし、第1のシートの表
裏両面に接着剤を部分的に塗布し、第1のシートの表裏
両面に第2のシートを重ねて図3(A)に示す加熱板に
より両シートを加圧接着させて、3層構造の拭き取りシ
ートを形成した。この第1のシートおよび第2のシート
を接合する短接合部の間隔αは、前記(1)の試験結果
に基づき0.6mmとした。また短接合部の列(接着接
合部)の間隔βは、7.5mm、10.0mm、15.
0mm、20.0mmの4種類とし、それぞれを実施例
とした。第1のシートおよび第2のシートを接着接合さ
せた後に、水にアルコールが含まれている清浄薬液をシ
ートに含浸させて第2のシートにクレープ皺の伸びによ
る膨らみを生じさせた。
ス加工を施した拭き取りシートを使用した。これら、短
接合部の列の間隔βの異なる拭き取りシートを使用し
て、拭き取り試験をおこなた。被試験体(被拭き取り
体)としては、前記試験(1)と同じものを使用した。
して、この床を前記各実施例および比較例の拭き取りシ
ートにより5回ずつ拭いた。拭いた後の床の状態を観察
し、溝部におけるダスト汚れおよび開繊パルプがどの程
度拭き取られていたかを、○△×で評価した。また、拭
き取った後の皺の潰れ具合を、潰れ度合が小さければ
○、少し潰れているものは△、かなり潰れているものは
×で評価した。また、拭き取り動作前の各拭き取りシー
トの厚さを測定した。以上の試験の結果を以下の表2に
示す。
間の間隔βが7.5mm、10.0mmのものは、列間
に発生する凹凸皺BのX方向の長さが適度であり、また
シートの厚さは、それぞれ2.43mm、2.44mm
と厚く、嵩高となった。また列間の凹凸皺BのX方向の
長さが適度であるために、個々の皺のコシが強く拭き取
り時の強度に優れる。よって、ダストおよび開繊パルプ
をきれいに拭き取ることができた。また皺の潰れ具合も
小さく、連続して拭き取りを行った後でも、嵩が高くて
手で掴みやすいものであった。
のものは、第2のシートS2の膨らみが大きくなり、列
の間隔が7.5mm、10.0mmのものと比べてシー
トを厚くすることができ、見掛けの厚みが2.53mm
となる。また、ダストおよび開繊パルプの拭き取りもき
れいに行うことができる。ただし、列間に現れる凹凸皺
のX方向への寸法が長いために、凹凸皺のコシがやや弱
くなり、拭き取り作業後皺が少し潰れた。
ものでは、皺の膨らみが列間にて妨げられないため、
2.53mmとシートを厚くできるが、凹凸皺のX方向
の寸法が長くなりすぎ、コシが弱くなって凹凸が潰れや
すくなり、ダストの拭き取り効果がやや低下する。ま
た、シート全面にドット状の接合部を形成した比較例で
は、凹の部分よりも凸の部分の面積の方が大きく、凹凸
が少ないため、ダストおよび開繊パルプを拭き取る効果
が小さい。
の列間の領域Lでの凹凸皺Bと、隣の列間の領域L1の
凹凸皺とが斜めの短接合部aにより分離され、短接合部
の列間で独立した凹凸皺が形成される。したがって列間
の間隔βが個々の凹凸皺BのX方向の長さを決めること
になる。このX方向の長さが長いと、個々の凹凸皺Bの
コシが弱くなる。また列間の間隔が短いと、短接合部の
占める面積が広くなり過ぎ、第2のシートS2の膨らみ
により嵩高感が劣る。したがって、接合部の列の間隔β
は5.0mm以上で15.0mmとすることが好まし
い。このような列の間隔にすることによって、シートに
ある程度の高さを持たせ、シートの全面に適度な凹凸を
形成することができ、また接着接合部によって適度なコ
シを持たせることができ、拭き取り効果に優れる。ただ
し、間隔βが20.0mm以下であっても、皺が潰れや
すい点以外を除けば、拭き取りシートとして従来のもの
よりも優れた拭き取り効果を発揮できる。
な第1のシートおよび第2のシート、およびこれら第1
および2のシートにより形成される拭き取りシートの目
付を調べるため、以下に示す実施例1ないし3および比
較例1および2の拭き取りシートを用いて、試験を行っ
た。
0%の高クレープ紙を第2のシートとし、同じくパルプ
繊維から成り目付15g/m2でクレープ加工が施され
ていないノークレープ紙を第1のシートとし、この第1
のシートの表裏両面に第2のシートを接合したサンドイ
ッチ構造の拭き取りシートを形成し、実施例1のシート
とした。前記第1のシートと第2のシートとの接合は、
第2のシートの表裏両面に部分的に接着剤を塗布し、第
1のシートと第2のシートを重ねた後に、図3に示すよ
うな加熱板のエンボスにより接着剤の塗布された部分を
加圧して、両シートを接着接合した。この接着接合は前
記試験(1)および(2)の結果より、短接合部の間隔
αを0.6mmとし、列間の間隔βを7.5mmとし
た。前記間隔αおよび列間の間隔βは、以下の実施例2
および3、および比較例1および2でも同じである。接
着後、シートに水とアルコールを混合した清浄薬液を含
浸させて第2のシートの接着接合部AとAの間において
膨らみを生じさせ、嵩高な拭き取りシートを形成した。
び第2のシートとして使用した。第1および第2のシー
トの目付はそれぞれ30g/m2とし、他の条件、すな
わち第1および第2のシートのクレープ率(第1のシー
トはノークレープ紙)、第1および第2のシートを接着
するために使用された接着剤および接合方法、短接合部
の間隔α、間隔β、清浄薬液などは実施例1と全く同じ
にものとして拭き取りシートを形成した。
シートの目付だけを70g/m2と変えて、他の条件を
全く同じにして拭き取りシートを形成した。上記実施例
1ないし3に対する比較例として、以下の拭き取りシー
トを形成した。
を小さくし、第1のシートおよび第2のシートの目付を
それぞれ10g/m2とした。他の製造条件は実施例1
ないし3と全く同じにした。
を大きくしたものを使用し、第1のシートおよび第2の
シートの目付がそれぞれ70g/m2のものを使用し
た。他の製造条件は実施例1ないし3および比較例1と
全く同じとした。
び2の拭き取りシートの全目付、および見掛けの厚さ、
および1kg/cm2の圧力で加圧した後の厚さを測定
し、さらに拭き取りシートの柔らかさを調べた。全目付
は単位g/m2で表し、厚さはmmで表した。シートの
柔らかさは柔らかいものは◎、比較的柔らかいものは
○、柔軟性が足りないものは×で表した。この結果を以
下の表3に示す。
1の拭き取りシートの目付は45g/m2であり、厚さ
は2.4mmで加圧後の厚さも1.5mmである。また
シートは非常に柔らかく◎で評価された。また、実施例
2の拭き取りシートの目付は90g/m2で、見かけの
厚みは2.4mmであり実施例1のシートと同じである
が、加圧後の厚みは2.0mmと実施例1と比べて厚く
なっている。また、シートの柔らかさは○で評価され、
目付が大きい分実施例1よりも柔軟性がやや低くなって
いることがわかる。また、実施例3の拭き取りシートの
全目付は210g/m2で、見かけの厚さは2.45m
mと実施例1および実施例2よりもわずかに厚く、加圧
後の厚さも2.2mmと実施例1および実施例2に比べ
て厚く、嵩高感を保持できるものである。但し柔軟性は
実施例1よりもやや低いが良好な○で評価された。
付が10g/m2と小さいため、シート全体の目付も3
0g/m2と小さい。よって、加圧前の厚さは2.4m
mと前記実施例1ないし3と変わらないが、加圧後の厚
さは1.0mmと小さいものとなり、また非常に柔らか
いものとなる。また、比較例2では各シートの目付が1
00g/m2と大きいため、拭き取りシートの全目付は
300g/m2と大きい。したがって、加圧後の厚さも
2.2mmと厚く、シートの嵩を高く保つことができ
る。しかし、その分柔軟性が低く、×と評価された。
ートの目付が小さすぎると、柔軟性は高いが加圧後の厚
さが小さく、拭き取りのときに嵩高感を保持できない。
またコシも弱くなる。逆に目付が大きいと、加圧後の厚
さが大きく、拭き取り動作のときにシートの嵩を高いま
ま保持できるが、シートのコシが強すぎてゴワゴワした
感触となり、手で掴みにくく、拭き取る箇所に合わせて
シートが変形しにくく、拭き取り効果が低いものとな
る。したがって、各シートの目付は15g/m2以上で
75g/m2以下であることが好ましく、前記試験で使
用したように第2のシートの表裏両面に第1のシートが
接合された3層構造のものでは、シートの全目付は45
g/m2以上で225g/m2以下であり、第1のシート
および第2のシートの2層構造のものでは、シートの全
目付は30g/m2以上で150g/m2以下であること
が好ましい。このような目付のシートにより形成された
拭き取りシートは、拭き取り動作のときにも嵩高感を保
持でき、また柔軟性もあるため、手で掴みやすく、汚れ
を拭き取る効果の高いものとなる。
に凹凸皺を形成しているために、嵩高で拭き取り効果の
高い拭き取りシートを得ることができる。
ート間のクレープ皺の伸び率の差により生じさせると、
この凹凸皺のY方向へのピッチおよびX方向への長さ
を、列を成して形成された間欠的な接合部の間隔αと間
隔βにより制御できるようになる。よって、全体として
膨らみ感があり、凹凸皺の強度を高くして、潰れにくく
且つ汚れの拭き取り効果の優れた拭き取りシートを得る
ことができる。
視図、
れにより現れる皺の状態を示す平面図、
の製造工程の一部を順に示す断面図、
Claims (7)
- 【請求項1】 複数のシートが重ねられて、シート間が
複数の接合部により部分的に接合されており、前記接合
部は間隔を開けて並び、且つこの接合部の並び列が所定
の間隔にて複数列設けられ、少なくとも表面に現れてい
るシートには、前記接合部の並び列の中間の領域にて前
記接合部の列方向へのピッチとほぼ同一ピッチにて凹凸
を繰り返す皺が形成されていることを特徴とする拭き取
りシート。 - 【請求項2】 低クレープ率またはクレープを有しない
第1のシートと、前記第1のシートよりも高クレープ率
の第2のシートとが複数の接合部により部分的に接合さ
れており、前記接合部は間隔を開けて並び、且つこの接
合部の並び列が所定の間隔にて複数列設けられ、両シー
トが接合された後の両シートのクレープの復元による伸
び率の違いにより、少なくとも第2のシートには、前記
接合部の並び列の中間の領域にて前記接合部の列方向へ
のピッチとほぼ同一ピッチにて凹凸を繰り返す皺が形成
されていることを特徴とする拭き取りシート。 - 【請求項3】 第1のシートの表裏両面に第2のシート
が接合されている請求項2記載の拭き取りシート。 - 【請求項4】 個々の接合部は短い線状に形成され、こ
の接合部は、列方向に対して斜めに形成されている請求
項1ないし3のいずれかに記載の拭き取りシート。 - 【請求項5】 列方向に隣接する接合部間の間隔が、
0.5mm以上で3.0mm以下である請求項1ないし
4のいずれかに記載の拭き取りシート。 - 【請求項6】 接合部の並び列の列間の間隔が、5.0
mm以上で15.0mm以下である請求項1ないし5の
いずれかに記載の拭き取りシート。 - 【請求項7】 それぞれのシートの目付は、15g/m
2以上で75g/m2以下である請求項1ないし6のいず
れかに記載の拭き取りシート。
Priority Applications (8)
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|---|---|---|---|
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000051841A (ko) * | 1999-01-27 | 2000-08-16 | 구기열 | 수세미 및 그 제조방법 |
| US6936330B2 (en) | 1997-05-23 | 2005-08-30 | The Procter & Gamble Company | Three dimensional structures useful as cleaning sheets |
| JP6061167B1 (ja) * | 2016-07-26 | 2017-01-18 | 株式会社杉山 | 積層紙、及び積層紙の製造方法 |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP25703296A patent/JP3664551B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
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| US6936330B2 (en) | 1997-05-23 | 2005-08-30 | The Procter & Gamble Company | Three dimensional structures useful as cleaning sheets |
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| US9005733B2 (en) | 1997-05-23 | 2015-04-14 | The Procter & Gamble Company | Nonwoven materials |
| US9005734B2 (en) | 1997-05-23 | 2015-04-14 | The Procter & Gamble Company | Articles of commerce having three-dimensional sheets |
| US9040146B2 (en) | 1997-05-23 | 2015-05-26 | The Procter & Gamble Company | Three-dimensional materials |
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