JPH1099698A - 触媒の製造方法 - Google Patents

触媒の製造方法

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JPH1099698A
JPH1099698A JP8258661A JP25866196A JPH1099698A JP H1099698 A JPH1099698 A JP H1099698A JP 8258661 A JP8258661 A JP 8258661A JP 25866196 A JP25866196 A JP 25866196A JP H1099698 A JPH1099698 A JP H1099698A
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catalyst
binder
catalyst layer
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carrier
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JP8258661A
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English (en)
Inventor
Shinsuke Miki
慎介 三木
Hirozo Oda
博三 小田
Tadashi Tokuyama
正 徳山
Takashi Takemoto
崇 竹本
Masahiko Shigetsu
雅彦 重津
Tomoji Ichikawa
智士 市川
Kazuo Misonoo
和夫 御園生
Yuki Koda
由紀 國府田
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Mazda Motor Corp
Tokyo Roki Co Ltd
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Tokyo Roki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば壁厚4milで600cpsi程度の
セルを有し、吸水率が14.0%以下の低いハニカム構
造の担体1表面上にセリアを主たる基材とする内外2層
の触媒層2,3が形成された排気ガス浄化用触媒Cにお
いて、外側触媒層3の剥離を防止し、触媒Cの浄化性能
を長期間に亘り安定して維持できるようにする。 【解決手段】 担体1表面上に内側触媒層2の基材をコ
ートし、この内側触媒層2の基材上に超音波処理を施し
たバインダを含むスラリーをコートして外側触媒層3を
形成する。バインダに超音波処理を施すことで、そのバ
インダを高分散して低分子化し、バインダによる基材の
接着性を高くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有害物質を分解浄
化したり分解油化に利用される触媒、特に気体を分解す
る触媒でエンジンの排気ガス中のHC、CO、NOx等
を浄化する排気ガス浄化用触媒の製造方法に関し、特
に、担体からの触媒層の剥離を防止する技術分野に属す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の排気ガス浄化用触媒
の製造方法として、特開平3―131343号公報に示
されるように、セリウム及びジルコニウムの酸化物粉末
と、貴金属担持のバインダとしてのアルミナ粉末とを混
合して水性スラリーを生成し、このスラリーをハニカム
担体にコートすることにより、担体表面に触媒層を形成
する方法は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
排気ガス浄化用触媒を活性化するために、例えば壁厚が
4ミリインチ(mil)で1平方インチ当たり600
(cpsi)程度のセルを有するハニカム構造の担体を
用いることがあり、その場合、担体の壁厚が薄いので、
担体強度を確保するために内部が緻密で高硬度の担体が
要求される。
【0004】しかし、このような担体の要求に伴い、担
体内部の気孔数が減少して担体の吸水率が低下し、スラ
リーのウォッシュコートの際に水分を吸い上げて触媒成
分や基材を接着させる力が低くなり、その結果、その触
媒層が排気ガス流を受けて剥離し、触媒の浄化性能が長
期に亘り安定して得られなくなるという問題があった。
特に、触媒の浄化性能を高めるために基材としてセリア
のみを用いると、多量のバインダ(例えば触媒層全体に
対して7.5重量%程度)が必要となり、そのセリアの
表面に排気ガス熱により収縮して亀裂が入り易くなるの
で、上記触媒層の剥離が顕著に生じる。
【0005】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、触媒を製造するときに、その基材を担
体に結合するためのバインダに対する処理を改良するこ
とで、触媒層の剥離を防止し、触媒の浄化性能を長期間
に亘り安定して維持できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成すべ
く、この発明では、バインダに対し超音波処理を施すよ
うにした。
【0007】具体的には、請求項1の発明では、基材と
バインダとを混合したスラリーを触媒担体表面にコート
することにより、上記基材を上記触媒表面に付着させ、
該基材に触媒成分を含有してなる触媒の製造方法におい
て、上記基材と混合する前のバインダに超音波処理を施
すことを特徴とする。このようにバインダに超音波処理
を施すことで、そのバインダが高分散されて低分子化さ
れる。このため、その後に基材が担体に担持された状態
では、そのバインダによる基材の接着性が高くなり、そ
の触媒層の剥離を安定して防止することができる。
【0008】請求項2の発明では、予め触媒担体上に内
側触媒層の基材をコートしておき、超音波処理を施した
バインダを含むスラリーを上記内側触媒層の基材上にコ
ートして外側触媒層を形成する。このことで、触媒担体
上に内外の2層の触媒層を形成するに当たり、排気ガス
の熱影響を受け易くて剥離が進行し易い外側触媒層につ
いて良好な剥離防止効果を得ることができる。
【0009】請求項3の発明では、請求項1の触媒の製
造方法において、基材はセリアを含んでいるものとす
る。このセリアは表面が排気ガス熱により収縮して亀裂
が入り易くなるものの、その亀裂により触媒層が剥離に
至るのを上記バインダの超音波処理による高分散性及び
接着性の向上によって防止でき、よって触媒層の剥離を
防止しつつ、セリア基材による触媒の浄化性能を高める
ことができる。
【0010】請求項4の発明では、請求項2の触媒の製
造方法において、上記内側触媒層の基材は、少なくとも
アルミナを含んでいるものとする。
【0011】請求項5の発明では、請求項1の触媒の製
造方法において、担体はハニカム構造のものであり、そ
の吸水率は14.0%以下とする。すなわち、このよう
にハニカム担体の吸水率が低くても、その担体に基材を
バインダによって有効に接着保持することができる。
【0012】請求項6の発明では、請求項1の触媒の製
造方法において、基材を多孔質物質とする。このこと
で、多孔質物質の基材であっても触媒層の剥離を有効に
防止できる。
【0013】請求項7の発明では、請求項1又は2の触
媒の製造方法において、触媒成分をバインダと混合する
前に基材に担持する。こうすれば、触媒成分の分散性を
向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図2は本発明の実施形態に係る排
気ガス浄化用触媒Cの構造を示し、この触媒Cは、車両
用のエンジンの排気ガスを排出するための排気通路(い
ずれも図示せず)にエンジンの排気マニホールドと直結
された状態或いは排気マニホールドの近傍で配設され、
この触媒Cにより排気ガス中のHC、CO、NOx等の
大気汚染物質を浄化する。
【0015】上記触媒Cは、耐熱性に優れた担体材料で
あるコージェライトからなるハニカム状の担体1を備え
ている。このハニカム担体1は、例えば壁厚6milで
400cpsiのセルを有し、吸水率19%のもの、壁
厚4milで600cpsiのセルを有し、吸水率14
%のもの、或いは壁厚4milで400cpsiのセル
を有し、吸水率13%のものが使用される。この吸水率
は、担体1を水に漬けたときの吸水量を、乾燥した担体
重量で割った割合である。
【0016】担体1上には、担体1表面に近い側にある
内側触媒層2(下側触媒層)と、その上の担体1表面か
ら離れた側にある外側触媒層3(上側触媒層)との2層
の触媒層がコートされている。
【0017】上記内側触媒層2には、触媒成分としての
パラジウム(Pd)が基材としてのセリウム(Ce
2 )及びアルミナ(Al2 3 )上に水和アルミナを
バインダとして担持されている。この内側触媒層2の触
媒成分としてニッケル(Ni)を含有させてもよい。
【0018】一方、外側触媒層3には、触媒成分として
の白金(Pt)とロジウム(Rh)とが基材としてのセ
リウムに水和アルミナからなるバインダにより担持され
ている。この外側触媒層3のバインダの量は、外側触媒
層3全体に対し10〜15重量%であることが望まし
い。また、この外側触媒層3の基材として少量のアルミ
ナを加えてもよく、貴金属の他にジルコニアを担持する
こともできる。
【0019】次に、上記触媒Cを製造する製造方法につ
いて図1により説明する。まず、パラジウム、セリア、
アルミナの混合パウダーに水及びバインダを加え混ぜ合
わせてスラリーを調製し、このスラリーを担体1にウォ
ッシュコートして乾燥焼成する。このことで担体1上に
内側触媒層2を形成する。
【0020】次いで、バインダを水と所定割合で混合
し、これを内外二重構造の超音波処理タンクの内側タン
ク内に入れ、その周りから外側タンクの水を介して超音
波で加振する超音波処理を行う。この超音波処理では、
例えば発振周波数を47kHzとし、処理時間は1時間
とする。このようにバインダに超音波処理を施すこと
で、そのバインダが高分散されて低分子化される。
【0021】このように超音波処理されたバインダ及び
水に、白金及びロジウムが担持されたセリアの粉末を混
合してスラリーを形成する。このとき、混合機としては
通常のミキサでもよいが、ウルトラディスパーサを使用
するのが好ましい。このウルトラディスパーサは、図示
しないが、内外二重構造のハウジングの内部に高速回転
する筒状の回転体を有し、この回転体及びそれに隣接す
る内側ハウジングにはいずれも多数のスリットが開口さ
れてなるもので、内外のハウジング間から内側ハウジン
グ及び回転体の各スリットを経て内側ハウジング内に移
動したスラリーを内側ハウジング及び回転体間で噛み砕
くように混合し、このことでスラリーが粒子領域で混合
される。
【0022】このスラリーの密度や粘度を調整するため
にpH調整を行った後、そのスラリーを担体1にウォッ
シュコートして乾燥焼成し、内側触媒層2上に外側触媒
層3を形成する。以上により触媒Cが製造される。
【0023】このようにして得られた触媒Cにおいて
は、外側触媒層3のバインダが超音波処理により高分散
されて低分子化されているため、その後に基材としての
セリアがバインダと混合されて担体1にコートされた状
態で、そのバインダによるセリアの接着性が高くなる。
しかも、バインダ及び水に白金及びロジウムの担持のセ
リア粉末を加えたスラリーを混合するときにウルトラデ
ィスパーサを用いるので、そのスラリー中の粉末成分の
分散性が高くなる。これらの理由により、セリアにその
表面が排気ガス熱により収縮して亀裂が入り易くなる特
性があり、また排気ガスの熱影響を受け易くて剥離が進
行し易い外側触媒層3であっても、その外側触媒層3の
剥離を防止することができる。すなわち、外側触媒層3
の剥離を防止しつつ、セリアによる触媒の浄化性能を高
めることができる。
【0024】尚、この発明は、担体1に1層の触媒層を
備えた触媒に対しても適用することができる。また、担
体1はハニカム構造のもの以外であってもよい。さら
に、本触媒の製造方法は、有害物質の分解浄化や分解油
化に利用される触媒、特に気体を分解する触媒にも適用
できるが、自動車の排気ガス浄化用として適用すること
により、HC、CO、NOxの浄化性の向上が図れる。
【0025】
【実施例】次に、具体的に実施した実施例について説明
する。 (実施例1)セリア及びγアルミナをそれぞれ1:1の
比率で調合してパラジウムと混合し、この混合パウダー
に水と水和アルミナからなるバインダとをバインダ量が
内側触媒層全体の7.5重量%となるように加えて混ぜ
合わせ、スラリーを調製した。この触媒スラリーをハニ
カム構造の担体に対しウォッシュコートした後、150
℃程度の温度で乾燥し、かつ500℃の温度で2時間程
度焼成し、内側触媒層を形成した。
【0026】次いで、イオン交換水に水和アルミナ(非
活性アルミナ)からなるバインダをバインダ量が外側触
媒層全体の15.0重量%となるように投入して超音波
処理を行い、その後にミキサで15分間攪拌した。上記
超音波処理の条件は、発振周波数が47kHz、処理時
間が1時間であり、処理タンクの容量は5.7Lであっ
た。
【0027】また、純粋セリア粉末に白金及びロジウム
の1%程度の硝酸塩溶液を、セリア粉末60gに対し白
金成分で0.34g、ロジウム成分で0.67gの担持
となるように滴下含浸させた後、乾燥させて触媒粉末を
生成した。
【0028】この触媒粉末に上記超音波処理されたバイ
ンダ及び水を投入して混合し、ウルトラディスパーサに
より1時間攪拌してスラリーを生成した。このスラリー
を、密度や粘度調整のためにpH調整した後、上記担体
の内側触媒層にウォッシュコートし、約150℃の温度
で乾燥し、500℃の温度で2時間程度焼成して、内側
触媒層上に外側触媒層を形成した。
【0029】(実施例2)上記実施例1の工程におい
て、外側触媒層のバインダに超音波処理を施した後、ミ
キサに代えてウルトラディスパーサで15分間攪拌し
た。また、内側触媒層には、ニッケルを4g/L(リッ
トル)の相当量を混合した。その他は実施例1と同じで
ある。
【0030】(実施例3)実施例2の構成において、外
側触媒層のバインダの量を15.0重量%から10.0
重量%に変えた。その他は実施例2と同じである。
【0031】(実施例4)実施例2の構成において、外
側触媒層のバインダの量を15.0重量%から10.0
重量%に変えた。また、実施例2の工程において、触媒
担持セリア粉末をイオン交換水600mlでスラリーに
してウルトラディスパーサにより15分間攪拌した後、
このスラリーを実施例2と同じ超音波処理及びウルトラ
ディスパーサによる攪拌処理を施されたバインダと混合
した。その他は実施例2と同じである。
【0032】(実施例5)実施例4の工程において、触
媒担持セリア粉末をイオン交換水600mlでスラリー
にして超音波処理、次いでウルトラディスパーサによる
攪拌処理により15分間攪拌し、このスラリーを実施例
2と同じ超音波処理及びウルトラディスパーサによる攪
拌処理を施されたバインダと混合した。その他は実施例
4と同じである。
【0033】(比較例)実施例1の工程において、外側
触媒層のバインダに対する超音波処理を省略した。その
他は実施例1と同じである。
【0034】尚、以上の各例におけるハニカム担体とし
ては、壁厚6milで400cpsiのセルを有し、吸
水率19%のもの、又は、壁厚4milで600cps
iのセルを有し、吸水率14%のものを用いた。
【0035】以上の実施例1〜5及び比較例の各サンプ
ルについて触媒層の剥離率を調べた。試験では、各サン
プルを1000℃の空気雰囲気中で24時間保持して処
理した後、水を介在させて超音波により3時間加振し
た。その加振処理前後の乾燥重量の変化を元の乾燥重量
で割って100倍した値を剥離率とした。この剥離率は
表1のとおりである。
【0036】
【表1】
【0037】この表1の実施例1〜5及び比較例を比較
すると、外側触媒層のセリア基材をコートする場合、少
なくともそのバインダに超音波処理を施すことで、剥離
性が向上していることが判る。これは、超音波処理によ
ってバインダが高分散し、触媒成分(触媒担持セリア)
についても高分散されるからと考えられる。
【0038】また、実施例4,5の剥離率が低いことか
ら、超音波処理はバインダに対してのみに行うことが望
ましいことが判る。
【0039】また、各サンプルについてT50及びC4
00のリグ性能評価を行った。その結果を表2に示す。
尚、ハニカム担体は、壁厚6milで400cpsiの
セルを有するものである。測定はサンプルを1000℃
の空気雰囲気中で24時間保持して処理した後に行い、
その条件はSV=60000、空燃比A/F=14.7
±0.9である。このときの排気ガスの組成は表3のと
おりである。
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】この表2及び上記表1において、実施例
2,3を比較すると、剥離性の向上の面では、実施例2
のようにバインダの量を15.0重量%とするのがよい
が、T50リグ性能評価では、実施例3のようにバイン
ダ量は10.0重量%とするのが好ましい。
【0043】さらに、実施例1及び比較例についてのN
Ox浄化率を調べた。その結果を図3に示す。評価方法
では、各サンプルを直列4気筒の2リットル排気量のエ
ンジンの排気マニホールド近傍に配置して排気ガスを通
しNOx浄化率を測定した。ハニカム担体は、壁厚4m
ilで600cpsiのセルを有するものである。
【0044】この図3において、実施例1は比較例より
もNOx浄化率が高く、特にA/F=14.8〜15.
0のリーン領域でNOx浄化率が高いことが判る。この
ことから、バインダの超音波処理に伴い、外側触媒層の
白金やロジウムがバインダにより安定して結合されて適
正化され、それら触媒成分の活性点が良好に維持できて
いると考えられる。
【0045】尚、本実施例では、2つの触媒層を有する
ものについて説明しているが、本発明は3以上の触媒層
を有し、そのうち最も内層以外の触媒層に対してバイン
ダの超音波処理を施してもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、触媒成分担持の基材をバインダにより担体に担
持させて触媒を製造する場合に、基材と混合する前のバ
インダに超音波処理を施すことにより、バインダを超音
波処理により高分散させて低分子化でき、そのバインダ
による基材の接着性を高めて触媒層の剥離を防止し、触
媒の性能安定化を図ることができる。
【0047】請求項2の発明によると、触媒担体上に内
外2層の触媒層を形成するに当たり、担体上に内側触媒
層の基材をコートした後、この内側触媒層の基材上に対
し超音波処理を施したバインダを含むスラリーをコート
して外側触媒層を形成したことにより、排気ガスの熱影
響を受け易い外側触媒層が剥離するのを防止して、2層
の触媒層を有する触媒の性能安定化を図ることができ
る。
【0048】請求項3の発明によると、基材をセリアが
含まれているものとしたことにより、排気ガス熱により
収縮して亀裂が入り易くなるセリアであっても触媒層の
剥離を防止できるので、セリア基材による触媒の浄化性
能の向上を良好に実現することができる。
【0049】請求項5の発明によると、ハニカム構造の
担体として、その吸水率を14.0%以下としたことに
より、上記触媒層の剥離防止効果を特に有効に得ること
ができる。
【0050】請求項6の発明によると、基材を多孔質物
質としたことにより、多孔質物質の基材からなる触媒層
の剥離を有効に防止することができる。
【0051】請求項7の発明によると、触媒成分をバイ
ンダと混合する前に基材に担持したことにより、触媒成
分の分散性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る排気ガス浄化用触媒の
製造工程を示す工程図である。
【図2】排気ガス浄化用触媒の要部を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の実施例1及び比較例についてNOx浄
化率の特性を示す図である。
【符号の説明】
C 排気ガス浄化用触媒 1 担体 2 内側触媒層 3 外側触媒層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B01J 35/04 301 B01D 53/36 102B 37/34 102H 104A B01J 23/56 301A (72)発明者 小田 博三 広島県高田郡向原町360番地 東京濾器株 式会社広島工場内 (72)発明者 徳山 正 広島県高田郡向原町360番地 東京濾器株 式会社広島工場内 (72)発明者 竹本 崇 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 重津 雅彦 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 市川 智士 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 御園生 和夫 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 國府田 由紀 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材とバインダとを混合したスラリーを
    触媒担体表面にコートすることにより、上記基材を上記
    触媒表面に付着させ、該基材に触媒成分を含有してなる
    触媒の製造方法において、 上記基材と混合する前のバインダに超音波処理を施すこ
    とを特徴とする触媒の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の触媒の製造方法において、 予め触媒担体上に内側触媒層の基材をコートしておき、 超音波処理を施したバインダを含むスラリーを上記内側
    触媒層の基材上にコートして外側触媒層を形成すること
    を特徴とする触媒の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1の触媒の製造方法において、 基材がセリアを含んでいることを特徴とする触媒の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項2の触媒の製造方法において、 内側触媒層の基材は、少なくともアルミナを含んでいる
    ことを特徴とする触媒の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1の触媒の製造方法において、 担体はハニカム構造で、その吸水率が14.0%以下で
    あることを特徴とする触媒の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1の触媒の製造方法において、 基材が多孔質物質であることを特徴とする触媒の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項1又は2の触媒の製造方法におい
    て、 触媒成分をバインダと混合する前に基材に担持すること
    を特徴とする触媒の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002544422A (ja) * 1999-05-07 2002-12-24 エミテク・ゲゼルシャフト・フュール・エミシオーンテクノロギー・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 小さな体積の触媒コンバータを備えた燃焼機関
JP2009509742A (ja) * 2005-09-30 2009-03-12 サン−ゴバン・サントル デゥ ルシェルシュ エ デチューデ・ウロペアン 触媒塗布用の均質濾過構造を得るための方法

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