JPH11100030A - 箱 - Google Patents
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- JPH11100030A JPH11100030A JP25830397A JP25830397A JPH11100030A JP H11100030 A JPH11100030 A JP H11100030A JP 25830397 A JP25830397 A JP 25830397A JP 25830397 A JP25830397 A JP 25830397A JP H11100030 A JPH11100030 A JP H11100030A
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Abstract
解体された箱の各部分を積み重ねてなる集合体の体積
は、各部分から組み立てられた箱の体積に比べて小さい
(嵩張らない)箱の開発を目的とする。 【解決手段】 以下の(A)底部と(B)側面部とから
なる箱。 (A)方形で平板状の底板と底板の四周辺に接して直立
する底側板とからなる底部 (B)底部の上に接合されないで置かれた四角形以上の
多角形の筒状の側面部であって、側面部下方の外面の少
なくとも一部は底側板の内面と接しており、箱を解体し
た時に嵩張らない平板状に可逆的に変形し得る、以下の
側板(B−1)とヒンジ付支柱(B−2)とからなる側
面部 (B−1)1個以上の平板状の側板 (B−2)側板の垂直方向の端部と接合されてなるヒン
ジ付支柱
Description
は、本発明は、組み立てや解体が容易で手間のかからな
い箱であって、解体された箱の各部分を積み重ねてなる
集合体の体積は、組み立てられた箱の体積に比べて小さ
い(嵩張らない)箱に関する。本発明の箱は、物品を箱
に入れて目的地まで輸送した後、空箱を解体して発送元
に返送し、返送したものを組み立てて再使用する通い箱
として好適な箱である。
い箱であって、解体された箱の各部分を積み重ねてなる
集合体の体積が、組み立てられた箱の体積に比べて小さ
い(嵩張らない)箱として、特開平9−58680号公
報(公開日:平成9年3月4日)に記載された箱が知ら
れている。
(解体途上の箱)の一例を示す図である。この図の箱
は、下から順に、底の部分101、周囲の部分102お
よび蓋の部分103から構成されている。箱の周囲の部
分102は4個の部分から構成されており、これら4個
の部分のそれぞれは、熱可塑性樹脂製中空構造板からな
る1枚の板状物104と1個の固定部材105とから構
成されている。各板状物104の一方の垂直方向の端部
は固定部材105の凹部に嵌め込まれてリベットで接合
されている。これら4個の部分は、板状物104の他方
の垂直方向の端部を隣り合う部分の固定部材105の凹
部に単に嵌め込む(リベットで接合されていない)こと
によって一体化され、箱の周囲の部分102を構成す
る。ここで、箱の周囲の部分102を構成する4個の部
分は、折り曲げられた角部の箇所すなわち箱の四隅に当
たる箇所が可逆的な可動性(フレキシビリティー。折り
曲げの容易性)を有するように製作されているから、図
12の左上の部分図に示す通り、嵩張らない平板状に可
逆的に変形し得るものである。なお、この箱を組み立て
る際、周囲の部分102は底の部分101の上に置かれ
るのみで、両者は接合されていない。
載された発明の箱は、箱を組み立てたり解体したりする
に際して、箱の周囲の部分を4個の部分から組み立てた
り、4個の部分に解体したりしなければならないので、
箱の組み立てや解体に手間がかかるという問題を有す
る。
手間のかからない箱であって、解体された箱の各部分を
積み重ねてなる集合体の体積は、組み立てられた箱の体
積に比べて小さい(嵩張らない)箱を開発することであ
る。
解体が容易で手間のかからない箱であって、解体された
箱の各部分を積み重ねてなる集合体の体積は、各部分か
ら組み立てられた箱の体積に比べて小さい(嵩張らな
い)箱の開発について鋭意研究を続けてきた。その結
果、箱の周囲の部分を構成する固定部材として特定の構
造のものを用いることにより、本発明の目的を達成し得
る箱が得られることを見い出し、本発明を完成させるに
至った。
(B)側面部とからなる箱である。 (A)方形で平板状の底板と底板の四周辺に接して直立
する底側板とからなる底部 (B)底部の上に接合されないで置かれた四角形以上の
多角形の筒状の側面部であって、側面部下方の外面の少
なくとも一部は底側板の内面と接しており、箱を解体し
た時に嵩張らない平板状に可逆的に変形し得る、以下の
側板(B−1)とヒンジ付支柱(B−2)とからなる側
面部 (B−1)1個以上の平板状の側板 (B−2)側板の垂直方向の端部と接合されてなるヒン
ジ付支柱
するが、本発明を図によって説明する場合、図示したも
のは本発明の例に過ぎず、本発明は図示されたものに限
定されるものではない。また、図は本発明を分かり易く
描くことに重点を置いており、縮尺は必ずしも実際のも
のを正確に反映したものではない。
一例を示す図である。この図には、本発明の箱において
は必須でない蓋部1および台部2を付けた箱が示されて
いる。図2は、蓋部1および台部2を付けた図1の箱
を、蓋部1、側面部(B)および台部2を付けた底部
(A)の3個の部分に解体した状態を示す図である。蓋
部1および台部2を付けたこの箱は、下から順に、台部
2、底部(A)、側面部(B)および蓋部1からなり、
組み立てられた蓋部1および台部2を付けた箱のサイズ
は縦、横、高さ共に約1100mmである。ここで、台
部2と蓋部1とは本発明の箱において必須ではなく、必
要に応じて用いればよい。
材12および負荷材13からなる。台部2を設けること
は、箱を例えばフォークリフト等で移動し得るので好ま
しい。図1の台部2を構成する下板11、滑材12およ
び負荷材13は木製であり、相互に釘で接合されてい
る。簀の子状に設けられた3個の下板11のサイズはそ
れぞれ1100mm(長さ)×150mm(幅)×21
mm(厚さ)、3個の滑材12のサイズはそれぞれ11
00mm(長さ)×60mm(幅)×90mm(高
さ)、簀の子状に設けられた5個の負荷材13のサイズ
はぞれぞれ1100mm(長さ)×150mm(幅)×
21mm(厚さ)である。
び負荷材13の素材は、台部2の製造のし易さ等の観点
から木製が好ましいが、鉄やアルミニウム等の金属製の
素材であってもよく、この場合の接合は例えば溶接、ネ
ジ又は接着剤によって行なえばよい。素材として更に、
ポリプロピレン樹脂等の樹脂製の素材であってもよい。
下板、滑材および負荷材のサイズや個数などは、箱のサ
イズや箱の中に入れる物品の重量等に応じて適宜決めれ
ば良い。また、下板や負荷材は、図示したような簀の子
状のものでなく、一枚の板状物であってもよい。
の底板と底板の四周辺に接して直立する底側板とからな
る。図1の底部(A)は、住化プラステック株式会社製
の平行なリブを有するポリプロピレン系樹脂製中空構造
板(熱可塑性樹脂製中空構造板の一種であり、詳細は後
記)であるスミパネル(登録商標)の厚さ9mmのもの
を素材として製作されたものである。この底部は、底板
と底側板とを含むサイズのスミパネル(登録商標)の一
枚物を折り曲げて製作されたものであって、底板と底側
板とを別々に製作したあと両者を接合したものではな
い。すなわち、底板と底側板とは一体化されたものであ
って両者の間に継ぎ目はない。底部と台部とはステープ
ラー(stapler、ホチキス)で接合されている。
図1の底部(A)の高さは100mmであるが、底部の
サイズ(縦、横、高さ)や底板および底側板の板厚は、
箱のサイズ等に応じて適宜に決定すればよい。
例えばポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレ
ン及び/又はプロピレンと他のα−オレフィンとの共重
合体樹脂で代表されるポリオレフィン樹脂やポリ塩化ビ
ニル樹脂のごとき樹脂製の平板、木製の平板、鉄やアル
ミニウム等の金属製の平板を例示し得る。樹脂製の平板
の中でも熱可塑性樹脂製の平板は、熱等によって折り曲
げることができるので、底板と底側板とを一体化させた
底部を製作するのに好適である。特に好適な素材は、底
板と底側板とを一体化させた底部の製作のし易さ、及び
耐水防水性・軽量性・高強度性等の観点から、熱可塑性
樹脂製中空構造板である。
いても、底板および底側板を別々に製作したあと両者を
例えば接着剤で接合してもよい。素材として木製の平板
を使う場合、別々に製作した底板と底側板とを釘等で接
合することによって底部を製作するのが一般的である。
また、素材として金属製の平板を使う場合、底板と底側
板とを一体化させて底部を製作するか、別々に製作した
底板と底側板とを溶接、ネジ又は接着剤等で接合するこ
とによって底部を製作すればよい。底部と台部とを接合
する方法は、用いる平板の素材に応じて、ステープラ
ー、釘、ネジ、溶接、または接着剤等を用いる方法の中
から適宜選べばよい。図1に示した底部(A)の4個の
角部に位置する角部材14は、底部(A)としての形を
保持するための、又は底部(A)の強度を補強するため
の部材であり、本発明の箱において必須の部材ではな
い。同図の角部材は厚さ2mmのアルミニウム製の平板
から製作されたものであって、角部材14と底側板15
とはビス16で接合されている。角部材はスチール製や
樹脂製のものであってもよい。
分を構成する部分であって、底部と接合されないで底部
の上に置かれた四角形以上の多角形の筒状のものであ
り、側面部下方の外面の少なくとも一部は、側面部の水
平移動を抑制するために底側板の内面と接している。図
1の側面部(B)は、4個の側板(B−1)と4個のヒ
ンジ付支柱(B−2)とから構成された正四角形(側面
部を垂直方向から見た場合の形)の筒状の部分であっ
て、全ての側板(B−1)の垂直方向の端部と全てのヒ
ンジ付支柱(B−1)とはビス17で接合されており、
側面部(B)下方の実質上全ての外面は、側面部(B)
の水平移動を抑制するために底側板(15)の内面と接
している。図1の側面部(B)を構成する側板(B−
1)は、平行なリブを有するポリプロピレン系樹脂製中
空構造板(熱可塑性樹脂製中空構造板の一種)である住
化プラステック株式会社製の厚さ10mmのスミパネル
(登録商標)からなり、各側板のサイズは950mm
(高さ)×1050mm(幅)である。図の丸印中の平
行線はリブの方向を示し、側面部(B)を上方向からの
力で変形し難いものとするために(大なる耐圧縮強度を
持たせるために)、図のように熱可塑性樹脂製中空構造
板をリブの方向が垂直になる方向で用いるのが好まし
い。
に制限されず、箱のサイズや用途等に応じて適宜選べば
よい。素材としては例えば、厚さ1mm〜20mmの熱
可塑性樹脂製中空構造板、厚さ3mm〜15mmの紙ダ
ンボール板、厚さ1mm〜5mmの板紙、厚さ2mm〜
10mmの樹脂製発泡板や樹脂製板、厚さ2mm〜15
mmの合板や木製の板を例示し得る。これらの素材のう
ち、耐水防水性・加工性(箱の製作の容易性)・軽量性
・機械的強度の観点から、熱可塑性樹脂製中空構造板が
特に好ましい。
支柱とは蝶番のような機能を有する支柱を意味し、側板
の垂直方向の端部を固定して筒状の側面部を形成するた
めの支柱であって、側板の垂直方向の端部とヒンジ付支
柱とはビス等で接合されている。図3は図1に示した箱
に係るヒンジ付支柱(B−2)を示した図である。この
ヒンジ付支柱は、ポリプロピレン樹脂およびポリプロピ
レン樹脂とエチレン−プロピレンゴムとから製造された
熱可塑性エラストマー(公知の熱可塑性エラストマーで
ある)から共押出成形法で製造されたものであって、側
板(B−1)の垂直方向の端部を差し込むための凹部2
1を有するポリプロピレン樹脂製の2個の硬質部22
と、熱可塑性エラストマー製の1個の軟質部23とは共
押出成形法によって相互に接合されている。熱可塑性エ
ラストマー製の軟質部23は可逆的な可動性(フレキシ
ビリフィー。折り曲げの容易性)を有するから、手等で
わずかな力を加えることによって図3に示した角度αを
0度〜180度の範囲内で可逆的に変化させ得る。ちな
みに、図1の箱の状態における角度αは実質上直角であ
る。側板(B−1)の垂直方向の端部とヒンジ付支柱
(B−2)との接合手段はビスに限定されず、例えばリ
ベットや鋲であってもよい。図3のヒンジ付支柱(B−
2)は、紙面の手前側が箱の側面部の内面となる方向で
使用されている。このヒンヒジ付支柱(B−2)のサイ
ズは950mm(長さ)、50mm(角度αが0度の時
の幅)、10mm(凹部21の幅であって側板(B−
1)の厚さにほぼ等しい)、2mm(硬質部22である
ポリプロピレン樹脂製の板の厚さ)であるが、そのサイ
ズは側板の厚さや箱のサイズ等に応じて適宜決めればよ
い。ヒンジ付支柱の素材として、硬質部はポリプロピレ
ン樹脂の他に、例えばポリエチレン樹脂やエチレンとプ
ロピレンとの共重合体樹脂のごときポリオレフィン樹
脂、硬質塩化ビニル樹脂またはABS樹脂(アクリロニ
トリル−ブタジエン−スチレン共重合体樹脂)であって
もよく、軟質部は熱可塑性エラストマーの他に、例えば
軟質塩化ビニル樹脂であってもよい。
の角部は、図3の角度αを0度〜180度の範囲内で可
逆的に変化させ得るヒンジ付支柱(B−2)から構成さ
れているから、箱を解体した時の側面部(B)を、図4
に示したような全体として嵩張らない平板状の部分に可
逆的に変形させ得る。図4に示した4個のヒンジ付支柱
(B−2)のうち、左右2個のヒンジ付支柱(B−2)
の角度αは180度であり、残り2個のヒンジ付支柱
(B−2)の角度αは0度である。
が、必要に応じて本発明の箱と共に用いることができ
る。図1に例示した蓋部1は、素材やサイズ等の点にお
いて底部(A)と同じ物であって、方形の平板なる天板
26と天板の四周辺において垂直下方向に位置する蓋側
板27とからなり、蓋部1は側面部(B)に被せるよう
にして用いる。蓋部は単なる平板であってもよく、素
材、製法、サイズ等については底部の場合と同様に考え
ればよい。
く用いられる熱可塑性樹脂製中空構造板(以下、単に
「中空構造板」と言う)とは、熱可塑性樹脂から成形さ
れたリブを有する板状物であって、中空構造板は、その
形状が紙製のダンボールに似ているところから、プラス
チックダンボール(略してプラ段)と称されることがあ
る。図5は市販されている中空構造板を例示した図であ
り、上板31と下板32との間に位置するリブ33に関
して、同図(a)に示すリブ33は平板状の長尺物であ
ってこれらのリブ33は平行な位置関係にあり、同図
(b)に示すリブ33は円筒形のものである。図5に示
す上板31と下板32とは同じ物であり、中空構造板の
面に裏表の区別はない。中空構造板は軽量で耐水性や機
械的強度等の優れたものとして良く知られている。図5
(a)に示す中空構造板は、リブ33と平行な方向(矢
印の方向)からの圧縮力に対して良く耐え得るものであ
り、例えば熱可塑性ポリプロピレン系樹脂から成形され
た住化プラステック(株)製のサンプライ(登録商標)
やスミパネル(登録商標)が市販されており、種々の厚
さの中空構造板を入手し得る。
られる蓋部の素材として中空構造板を用いる場合、厚さ
1mm〜20mmの中空構造板が好ましい。また、側板
の素材として中空構造板を用いる場合、物品を入れた箱
は積み重ねられる場合があるので、厚さ5mm〜20m
mの中空構造板が好ましい。中空構造板の厚さは、物品
の重量や箱のサイズ等に応じて任意に設定すればよい。
リブ33の方向と平行な線またはリブ33の方向と直角
な線に沿って折り曲げる方法について以下に例示する。
先ず、リブの方向と平行な線に沿って折り曲げる方法と
して、上板の折り曲げるべき線(この線はリブとリブと
の間に位置する線でなければならない)の上をナイフ等
の刃物などの切断具によって切断し(上板のみを完全に
切断する)、残りの下板を手等の力によって折り曲げる
方法(方法−1);折り曲げるべき線上に刃先がユー
(U)字形の刃を押圧することによって中空構造板上に
リブと平行なユー(U)字形の溝を入れ、その溝の部分
を手等の力によって折り曲げる方法(方法−2);折り
曲げるべき線上にヒートバー(折り曲げるべき部分を熱
で溶融するための加熱された棒状の治具であって、良く
知られた治具である)を当てた後、その部分を熱時(溶
融している状態の時)または冷時(溶融していない状態
の時)に例えば手等の力によって折り曲げる方法(方法
−3)、が挙げられる。方法−3については、折り曲げ
を熱時に行なうと折り曲げ部の形状は固定されるが、折
り曲げを冷時に行なうと折り曲げ部の形状は固定されな
いで可動性(フレキシビリティー。折り曲げの容易性)
を有するので、折り曲げた状態から元の平板の状態に戻
すことができる。
た場合の状態、すなわち中空構造板の上板31のみを切
断したあと残りの下板32を折り曲げた場合の状態を示
す図である。この中空構造板の角度βは0度〜180度
の範囲内で可逆的に変化させ得るものである。次に、リ
ブの方向と直角な線に沿って折り曲げる方法として、折
り曲げるべき線上にナイフ等の刃物で切り込みの溝を入
れ、その溝の部分を手等の力によって折り曲げる方法
(方法−4);中空構造板上の折り曲げるべき線上にヒ
ートバーを当てた後、その部分を例えば手等の力によっ
て熱時または冷時に折り曲げる方法(方法−5)、が挙
げられる。方法−4は極めて容易に折り曲げ得る方法で
あって、折り曲げ部がシャープに美しく仕上がる方法で
ある。
を内側にして折り曲げてもよいし外側にして折り曲げて
もよい。また、方法−3や方法−5においても、ヒート
バーを当てた側を内側にして折り曲げてもよいし外側に
して折り曲げてもよいが、得られる成形体の強度の観点
から、内側にして折り曲げた方が好ましい。方法−4に
おいては、溝を外側にして折り曲げるとよい。
法と同様に、嵩張らない平板状に変形し得る他の折り曲
げ方法として、方法−2、方法−3(但し、冷時折り曲
げ)、方法−4、方法−5(但し、冷時折り曲げ)を例
示し得る。中空でない樹脂製の平板を折り曲げるには前
記の方法−3を適用すればよく、紙製の平板を折り曲げ
るには前記の方法−4を適用すればよい。
板と蓋側板とが一体化された蓋部を中空構造板から製造
する場合、隣接する底側板や蓋側板によって形成される
四隅の角の部分については、方法−3の熱時折り曲げ方
法を採用する時は、折り曲げ部の形状が可動性を有さず
固定されているので何も処置せずそのままでもよいが、
冷時折り曲げ方法(例えば室温まで冷却した後に折り曲
げる方法)を採用する時は、折り曲げ部の形状が可動性
を有し固定されていないので、角の部分を接着剤等で接
合するのがよい。
図3に例示したものの他に、図7に示したタイプのヒン
ジ付支柱(B−2)も例示し得る。このヒンジ付支柱
(B−2)は、図3に示したヒンジ付支柱(B−2)と
同様に、1個の軟質部23およびこれと接合された2個
の硬質部22からなり共押出成形法によって製造し得る
ものであるが、硬質部22の構造は単なる板状物であっ
て、図3のヒンジ付支柱(B−2)のような凹部21を
有するタイプのものではない。このヒンジ付支柱を用い
る場合においても、ヒンジ付支柱の硬質部と側板の垂直
方向の端部とをビス等で接合すればよい。本発明の箱に
かかるヒンジ付支柱の特徴は、これと側板の垂直方向の
端部とを接合して得られる側面部を嵩張らない平板状に
可逆的に変形し得るように、図3や図7の角度αが蝶番
のように可変であることである。
に、以下のタイプの箱も例示し得る。なお、以下の図に
おいては、底部を省略し側面部のタイプのみを示す場合
がある。図8は、ヒンジ付支柱(B−2)を側面部
(B)の垂直方向の4個の角部以外の箇所に用いた場合
の側面部(B)の態様を示す図であり、この側面部
(B)は中空構造板からなる2個の側板(B−1)と、
2個のヒンジ付支柱(B−2)とをビス等で接合して得
られるものである。2個の側板(B−1)の各々は、側
面部(B)の垂直方向の4個の角部に相当する折り曲げ
部を2個ずつ有する。この折り曲げ部は図6に示したタ
イプのものであり、図6の紙面の手前側が側面部の外側
である。2個のヒンジ付支柱(B−2)は、図3の紙面
の手前側が側面部の外側となるような方向で用いられて
いる。図9はこの側面部(B)を折り曲げている(折り
畳んでいる)状態を示す図であり、矢印の方向に力を加
えて折り曲げ(折り畳み)を更に進めていくと、側面部
(B)を嵩張らない平板状のものに可逆的に変形し得
る。
合として、例えば図2の側面部(B)において、ヒンジ
付支柱(B−2)の個数が1個であって、側板(B−
1)が図6のごとき折り曲げ部(側面部の垂直方向の角
部に相当し、図6の紙面の手前側を側面部の外側とす
る)3個を有する側板(B−1)である場合を挙げ得
る。この場合の側面部も、図4に示したごとき平板状に
可逆的に変形し得る。同様に、本発明の箱にかかる側板
の個数が3個の場合として、図2の側面部(B)におい
て、ヒンジ付支柱(B−2)の個数が3個であって、3
個の側板(B−1)のうちの1個が図6のごとき折り曲
げ部(図6の紙面の手前側を側面部の外側とする)1個
を有する側板(B−1)である場合を例示することがで
き、この場合の側面部も、図4に示したごとき平板状に
可逆的に変形し得る。本発明の箱にかかる側板やヒンジ
付支柱の個数は、側面部に要求される強度(主として側
面部の上方向からの圧縮に耐える強度)や箱のサイズ等
によって適宜に決めればよい。
明の箱として、台部を付けた八角形の筒状の側面部を有
する箱を図10に例示す。この箱は、側面部(B)が四
角形の箱に比べて胴膨れし難いので、液体または粉体や
微粒子状の固体のような流動性の物質を輸送する際の通
い箱として好適な箱である。この箱の側面部は、中空構
造板製の2個の側板と、図7に例示したタイプの2個の
ヒンジ付支柱(B−2)とからなるものであって、両者
はビスで接合されており、ヒンジ付支柱(B−2)は図
7の紙面の手前側が箱の内側となる方向で使用されてい
る。また、ヒンジ付支柱が存在しない側面部の角部は、
図6に示した方法で折り曲げられており、図6の紙面の
手前側が箱の外面となる方向で使用されている。図10
の箱の側面部も、図4のような嵩張らない平板状のもの
に可逆的に変形し得るものである。図10の箱におい
て、ヒンジ付支柱(B−2)を側面部(B)の角部に用
いる場合は、ヒンジ付支柱(B−2)や側板(B)の個
数は1個〜8個の範囲で変えられる。また、図8の場合
と同様に、ヒンジ付支柱(B−2)は側面部(B)の角
部以外の箇所に用いることもできる。
箱を図11に例示した。図11(a)は側面部(B)が
五角形、(b)は六角形の場合を示し、側板(B−1)
は中空構造板製である。図11は箱を上方向から見た場
合の底部(A)の内面と側面部(B)の外面との位置関
係を示す図であって、ヒンジ付支柱を省略した図であ
る。
側面部は、用途等に応じて四角形やそれ以上の多角形の
筒状の側面部であってよく、また、側板として折り曲げ
部に可逆的な可動性(フレキシビリティー。折り曲げの
容易性)を付与し得る中空構造板のような素材を用いた
場合、ヒンジ付支柱は側面部の垂直方向の角部の箇所の
みならず角部以外の箇所に用いることもできる。従っ
て、かかる素材からなる側板とヒンジ付支柱とを組み合
わせることにより、多角形の角数のみならず側板やヒン
ジ付支柱の個数等の観点から、側面部は多種多様な態様
を採り得る。
底部の上に置き、次いで底部の上に側面部を置き、必要
に応じて側面部の上に蓋部を被せればよい。物品を入れ
た箱を移動する時に底部と側面部および場合によって蓋
部が外れるなどのトラブルを防止するために、箱の上下
方向に例えば紐を掛けるのが好ましい。箱を解体するに
際しては、必要に応じて用いられた蓋部を外し、次いで
側面部を外し、最後に物品を取り出せばよい。解体され
た各部からなる集合体を発送元等に返送する際は、側面
部を図4や図9に例示したような嵩張らない平板状に可
逆的に変形させて、もともと嵩張らない形状を有する底
部や必要に応じて用いられる蓋部と共に返送すればよ
い。
と、底部の上に置かれた四角形以上の多角形の筒状の側
面部とからなる箱であって、側面部は嵩張らない平板状
に可逆的に変形し得るものであり、且つ、側板とヒンジ
付支柱とをビス等で接合してなる1個の部分であるか
ら、箱の組み立てに際して側面部を複数の部分から組み
立てる手間や、箱の解体に際して側面部を複数の部分に
解体する手間を要さず、通い箱として特に好適な箱であ
る。
斜視図である。
蓋部、側面部および台部を付けた底部の3個の部分に解
体した状態を示す斜視図である。
斜視図である。
せた本発明の箱に係る側面部の斜視図である。
斜視図の2面図である。
曲げた状態の斜視図である。
図である。
た本発明の箱に係る側面部の斜視図である。
変形する過程の側面部の斜視図である。
の側面部を有する箱の斜視図である。
の2面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 以下の(A)底部と(B)側面部とから
なる箱。 (A)方形で平板状の底板と底板の四周辺に接して直立
する底側板とからなる底部 (B)底部の上に接合されないで置かれた四角形以上の
多角形の筒状の側面部であって、側面部下方の外面の少
なくとも一部は底側板の内面と接しており、箱を解体し
た時に嵩張らない平板状に可逆的に変形し得る、以下の
側板(B−1)とヒンジ付支柱(B−2)とからなる側
面部 (B−1)1個以上の平板状の側板 (B−2)側板の垂直方向の端部と接合されてなるヒン
ジ付支柱 - 【請求項2】 箱が通い箱である請求項1記載の箱。
- 【請求項3】 側板が熱可塑性樹脂製中空構造板である
請求項1記載の箱。 - 【請求項4】 ヒンジ付支柱が、軟質樹脂製の軟質部
と、軟質部の長手方向の両端に接合された硬質樹脂製の
硬質部とからなるヒンジ付支柱である請求項1記載の
箱。 - 【請求項5】 軟質樹脂が熱可塑性エラストマーまたは
軟質塩化ビニル樹脂であり、硬質樹脂がポリオレフィン
樹脂、硬質塩化ビニル樹脂またはABS樹脂である請求
項4記載の箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25830397A JPH11100030A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25830397A JPH11100030A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 箱 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11100030A true JPH11100030A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17318391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25830397A Pending JPH11100030A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11100030A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004043031A (ja) * | 2003-07-18 | 2004-02-12 | Kondo Machinery Co | 連結構造体、それを使用した容器用胴体及び容器構造体 |
| JP2007191162A (ja) * | 2006-01-17 | 2007-08-02 | Nishida Seikan Kk | 組立式コンテナ |
| JP2008081127A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Nishida Seikan Kk | 組立式コンテナ |
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| KR101354102B1 (ko) * | 2013-08-21 | 2014-01-27 | 허진 | 골판지와 종이 보강대를 이용한 회수용 중량물 포장상자 |
| US11254469B2 (en) | 2016-04-15 | 2022-02-22 | Green Ox Pallet Technology, Llc | Pallet and container kit |
| KR102834055B1 (ko) * | 2024-11-27 | 2025-07-15 | 이태현 | 의료 폐기물용 종이 박스 |
-
1997
- 1997-09-24 JP JP25830397A patent/JPH11100030A/ja active Pending
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| US11866226B2 (en) | 2016-04-15 | 2024-01-09 | Green Ox Pallet Technology, Llc | Pallet and container kit |
| US12473120B2 (en) | 2016-04-15 | 2025-11-18 | Green Ox Pallet Technology, Llc | Method for assembling a foldably constructed pallet |
| KR102834055B1 (ko) * | 2024-11-27 | 2025-07-15 | 이태현 | 의료 폐기물용 종이 박스 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060216 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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Effective date: 20060320 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060419 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20061219 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |
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| A521 | Written amendment |
Effective date: 20070109 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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| A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20070214 |
|
| A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20070406 |