JPH11100258A - 高周波用配線基板 - Google Patents
高周波用配線基板Info
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- JPH11100258A JPH11100258A JP9262399A JP26239997A JPH11100258A JP H11100258 A JPH11100258 A JP H11100258A JP 9262399 A JP9262399 A JP 9262399A JP 26239997 A JP26239997 A JP 26239997A JP H11100258 A JPH11100258 A JP H11100258A
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0213—Electrical arrangements not otherwise provided for
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0306—Inorganic insulating substrates, e.g. ceramic, glass
Landscapes
- Waveguides (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】低誘電率、高Q値の誘電体磁器を絶縁基板とし
て用いることにより、高周波伝送特性を向上できる高周
波用配線基板を提供する。 【解決手段】絶縁基板1の表面および/または内部に、
周波数1GHz以上の高周波信号が伝送可能な配線層を
配設してなる高周波用配線基板において、絶縁基板1
が、金属元素としてMg、Al、Siからなる複合酸化
物であって、各金属元素の酸化物によるモル比組成式を
xMgO・yAl2 O3 ・zSiO2 と表した時、x、
y、zが、10≦x≦40、10≦y≦40、20≦z
≦80、x+y+z=100を満足する主成分60〜9
9.9重量%と、La、Pr、Nd、Eu、Gd、T
b、Dy、Ho、Er、Tm、Lu、Ce、Ti、Sm
およびYのうち少なくとも一種を酸化物換算で0.1〜
40重量%とからなるものである。
て用いることにより、高周波伝送特性を向上できる高周
波用配線基板を提供する。 【解決手段】絶縁基板1の表面および/または内部に、
周波数1GHz以上の高周波信号が伝送可能な配線層を
配設してなる高周波用配線基板において、絶縁基板1
が、金属元素としてMg、Al、Siからなる複合酸化
物であって、各金属元素の酸化物によるモル比組成式を
xMgO・yAl2 O3 ・zSiO2 と表した時、x、
y、zが、10≦x≦40、10≦y≦40、20≦z
≦80、x+y+z=100を満足する主成分60〜9
9.9重量%と、La、Pr、Nd、Eu、Gd、T
b、Dy、Ho、Er、Tm、Lu、Ce、Ti、Sm
およびYのうち少なくとも一種を酸化物換算で0.1〜
40重量%とからなるものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波用配線基板
に関し、ストリップ線路、マイクロストリップ線路、コ
プレーナ線路、誘電体導波管路等を有する高周波用配線
基板に関するものである。
に関し、ストリップ線路、マイクロストリップ線路、コ
プレーナ線路、誘電体導波管路等を有する高周波用配線
基板に関するものである。
【0002】
【従来技術】マイクロ波、ミリ波等の高周波域で用いら
れる高周波回路においては、基板としては比誘電率が低
く誘電損失(tanδ)が小さい(Q値が大きい)材料
を使用する必要がある。このため、従来、基板材料とし
ては主として比誘電率が約10、測定周波数10GHz
でのQ値が20000以上のアルミナ磁器が採用されて
いた(例えば、特開昭62−103904号公報等参
照)。
れる高周波回路においては、基板としては比誘電率が低
く誘電損失(tanδ)が小さい(Q値が大きい)材料
を使用する必要がある。このため、従来、基板材料とし
ては主として比誘電率が約10、測定周波数10GHz
でのQ値が20000以上のアルミナ磁器が採用されて
いた(例えば、特開昭62−103904号公報等参
照)。
【0003】一方、比誘電率が低い材料としては、従
来、コージェライトが知られているが、焼成温度範囲が
極めて狭いことから緻密な焼結体が得難く、ガラス材を
添加する事によって、比誘電率が4〜6、測定周波数1
0GHzでのQ値が1000程度のガラスセラミックス
が知られている(例えば特開昭61−234128号公
報等参照)。
来、コージェライトが知られているが、焼成温度範囲が
極めて狭いことから緻密な焼結体が得難く、ガラス材を
添加する事によって、比誘電率が4〜6、測定周波数1
0GHzでのQ値が1000程度のガラスセラミックス
が知られている(例えば特開昭61−234128号公
報等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、低誘電
率材料として用いられているガラスセラミックス等の磁
器は比誘電率が4〜6と小さいがQ値が10GHzで1
000程度であり、より高いQ値の低誘電率材料が求め
られていた。
率材料として用いられているガラスセラミックス等の磁
器は比誘電率が4〜6と小さいがQ値が10GHzで1
000程度であり、より高いQ値の低誘電率材料が求め
られていた。
【0005】一方、アルミナ磁器は10GHzでのQ値
は20000以上と高いが、比誘電率が約10と比較的
高いため、たとえば図1に示すような高インピーダンス
のストリップラインを形成しようとすると、ライン幅が
小さくなりすぎて断線が生じたり、相対的なライン幅の
ばらつきが大きくなりマイクロ波集積回路の不良率が増
大するという問題があった。またライン間が狭くなるこ
とによりクロストークが発生するという問題があった。
は20000以上と高いが、比誘電率が約10と比較的
高いため、たとえば図1に示すような高インピーダンス
のストリップラインを形成しようとすると、ライン幅が
小さくなりすぎて断線が生じたり、相対的なライン幅の
ばらつきが大きくなりマイクロ波集積回路の不良率が増
大するという問題があった。またライン間が狭くなるこ
とによりクロストークが発生するという問題があった。
【0006】他方、この種の磁器基板におけるストリッ
プラインのインピーダンスは、基板の厚さが一定であれ
ば、その比誘電率及びストリップラインの幅にそれぞれ
反比例するため、ライン幅を小さくする代わりに、比誘
電率の低い基板材料を使用することによってもインピー
ダンスを高めることができ、このため、より低誘電率材
料が求められていた。さらに、マイクロ波からミリ波へ
と伝送周波数がより高周波化した場合、Q値が低いと急
激に伝送損失が大きくなることから、より低損失な材料
が求められていた。
プラインのインピーダンスは、基板の厚さが一定であれ
ば、その比誘電率及びストリップラインの幅にそれぞれ
反比例するため、ライン幅を小さくする代わりに、比誘
電率の低い基板材料を使用することによってもインピー
ダンスを高めることができ、このため、より低誘電率材
料が求められていた。さらに、マイクロ波からミリ波へ
と伝送周波数がより高周波化した場合、Q値が低いと急
激に伝送損失が大きくなることから、より低損失な材料
が求められていた。
【0007】本発明は、絶縁基板材料として、低誘電率
で、かつ高Q値の焼結体を用いることにより、高周波伝
送特性を向上できる高周波用配線基板を提供することを
目的とする。
で、かつ高Q値の焼結体を用いることにより、高周波伝
送特性を向上できる高周波用配線基板を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の高周波用配線基
板は、絶縁基板の表面および/または内部に、周波数1
GHz以上の高周波信号が伝送可能な配線層を配設して
なる高周波用配線基板において、前記絶縁基板が、金属
元素としてMg、Al、Siからなる複合酸化物であっ
て、各金属元素の酸化物によるモル比組成式を、xMg
O・yAl2 O3 ・zSiO2 と表した時、前記x、
y、zが、10≦x≦40、10≦y≦40、20≦z
≦80、x+y+z=100を満足する主成分60〜9
9.9重量%と、La、Pr、Nd、Eu、Gd、T
b、Dy、Ho、Er、Tm、Lu、Ce、Ti、Sm
およびYのうち少なくとも一種をそれぞれの酸化物換算
で合計0.1〜40重量%とからなるものである。
板は、絶縁基板の表面および/または内部に、周波数1
GHz以上の高周波信号が伝送可能な配線層を配設して
なる高周波用配線基板において、前記絶縁基板が、金属
元素としてMg、Al、Siからなる複合酸化物であっ
て、各金属元素の酸化物によるモル比組成式を、xMg
O・yAl2 O3 ・zSiO2 と表した時、前記x、
y、zが、10≦x≦40、10≦y≦40、20≦z
≦80、x+y+z=100を満足する主成分60〜9
9.9重量%と、La、Pr、Nd、Eu、Gd、T
b、Dy、Ho、Er、Tm、Lu、Ce、Ti、Sm
およびYのうち少なくとも一種をそれぞれの酸化物換算
で合計0.1〜40重量%とからなるものである。
【0009】
【作用】本発明の高周波用配線基板では、絶縁基板を、
上記した主成分60〜99.9重量%と、La、Pr、
Nd、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、L
u、Ce、Ti、SmおよびYのうち少なくとも一種を
それぞれの酸化物換算で0.1〜40重量%とから構成
することにより、焼成温度等の焼成条件を厳密に制御し
て得られた特性を大きく劣化させることなく、焼成条件
を改善することができる。すなわち、比誘電率が7以
下、10GHzでのQ値が2000以上の低誘電率、高
Q値の特性を得ることができるとともに、例えば、焼成
温度幅が10℃程度であったものを100℃程度まで向
上することができ、製造を容易にし、量産性を向上する
ことができる。
上記した主成分60〜99.9重量%と、La、Pr、
Nd、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、L
u、Ce、Ti、SmおよびYのうち少なくとも一種を
それぞれの酸化物換算で0.1〜40重量%とから構成
することにより、焼成温度等の焼成条件を厳密に制御し
て得られた特性を大きく劣化させることなく、焼成条件
を改善することができる。すなわち、比誘電率が7以
下、10GHzでのQ値が2000以上の低誘電率、高
Q値の特性を得ることができるとともに、例えば、焼成
温度幅が10℃程度であったものを100℃程度まで向
上することができ、製造を容易にし、量産性を向上する
ことができる。
【0010】また、このような低誘電率、高Q値の誘電
体磁器を、絶縁基板として用いることで、高周波伝送特
性を向上できる。
体磁器を、絶縁基板として用いることで、高周波伝送特
性を向上できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の高周波用配線基板は、絶
縁基板の表面および/または内部に、周波数1GHz以
上の高周波信号が伝送可能な配線層を配設してなるもの
で、例えば図1に示すように、絶縁基板1の表面に配線
層2、3を形成して構成されている。
縁基板の表面および/または内部に、周波数1GHz以
上の高周波信号が伝送可能な配線層を配設してなるもの
で、例えば図1に示すように、絶縁基板1の表面に配線
層2、3を形成して構成されている。
【0012】即ち、絶縁基板1の下面に配線層(グラン
ド)2を、上面に配線層3(マイクロストリップライ
ン)を形成して構成されている。この配線層2、3には
高周波信号として1GHz以上、特には20GHz以
上、さらには50GHz以上の高周波信号が伝送され
る。
ド)2を、上面に配線層3(マイクロストリップライ
ン)を形成して構成されている。この配線層2、3には
高周波信号として1GHz以上、特には20GHz以
上、さらには50GHz以上の高周波信号が伝送され
る。
【0013】図1では絶縁基板1の表面にマイクロスト
リップ線路である配線層3を形成した例について説明し
たが、例えば、絶縁基板1の内部にストリップ線路、コ
プレーナ線路、誘電体導波管線路を形成しても良い。ま
た、このような高周波用配線基板は、マイクロ波、ミリ
波用等の高周波域で用いられるパッケージ、誘電体共振
器、LCフィルター、コンデンサ、誘電体導波路、誘電
体アンテナ等に用いることができる。
リップ線路である配線層3を形成した例について説明し
たが、例えば、絶縁基板1の内部にストリップ線路、コ
プレーナ線路、誘電体導波管線路を形成しても良い。ま
た、このような高周波用配線基板は、マイクロ波、ミリ
波用等の高周波域で用いられるパッケージ、誘電体共振
器、LCフィルター、コンデンサ、誘電体導波路、誘電
体アンテナ等に用いることができる。
【0014】そして、本発明の高周波用配線基板では、
絶縁基板1が、金属元素の酸化物によるモル比組成式を
xMgO・yAl2 O3 ・zSiO2 と表した時、前記
x、y、zが10≦x≦40、10≦y≦40、20≦
x≦80、x+y+z=100を満足するものを主成分
とする。
絶縁基板1が、金属元素の酸化物によるモル比組成式を
xMgO・yAl2 O3 ・zSiO2 と表した時、前記
x、y、zが10≦x≦40、10≦y≦40、20≦
x≦80、x+y+z=100を満足するものを主成分
とする。
【0015】基板の主成分組成を前記範囲に限定したの
は、次の理由による。すなわち、MgOのモル百分率を
示すxを10〜40モル%としたのは、xが10モル%
よりも小さい場合は良好な焼結体が得られずQ値が低く
なり、また40モル%を越えると比誘電率が高くなるか
らである。特にMgO量を示すxは、Q値を5000以
上とするという点から15〜35モル%が望ましい。
は、次の理由による。すなわち、MgOのモル百分率を
示すxを10〜40モル%としたのは、xが10モル%
よりも小さい場合は良好な焼結体が得られずQ値が低く
なり、また40モル%を越えると比誘電率が高くなるか
らである。特にMgO量を示すxは、Q値を5000以
上とするという点から15〜35モル%が望ましい。
【0016】また、Al2 O3 のモル百分率を示すyを
10〜40モル%としたのは、yが10モル%よりも小
さい場合は良好な焼結体が得られずQ値が低くなり、ま
た40モル%を越えると比誘電率が高くなるからであ
る。特にAl2 O3 量を示すyは、Q値を5000以上
とするという点から17〜35モル%が望ましい。
10〜40モル%としたのは、yが10モル%よりも小
さい場合は良好な焼結体が得られずQ値が低くなり、ま
た40モル%を越えると比誘電率が高くなるからであ
る。特にAl2 O3 量を示すyは、Q値を5000以上
とするという点から17〜35モル%が望ましい。
【0017】SiO2 のモル百分率を示すzを20〜8
0モル%としたのは、zが20モル%よりも小さい場合
は比誘電率が高くなり、80モル%を越えると良好な焼
結体が得られずQ値が低くなる。特にSiO2 量を示す
zは、Q値を5000以上とするという点から30〜6
0モル%が望ましい。
0モル%としたのは、zが20モル%よりも小さい場合
は比誘電率が高くなり、80モル%を越えると良好な焼
結体が得られずQ値が低くなる。特にSiO2 量を示す
zは、Q値を5000以上とするという点から30〜6
0モル%が望ましい。
【0018】そして、本発明によれば、絶縁基板は、上
記主成分60〜99.9重量%と、La、Pr、Nd、
Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Lu、C
e、Ti、SmおよびYのうち少なくとも一種をそれぞ
れの酸化物換算で0.1〜40重量%とからなるもので
ある。
記主成分60〜99.9重量%と、La、Pr、Nd、
Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Lu、C
e、Ti、SmおよびYのうち少なくとも一種をそれぞ
れの酸化物換算で0.1〜40重量%とからなるもので
ある。
【0019】主成分を60〜99.9重量%、La、P
r等を酸化物換算で0.1〜40重量部としたのは、主
成分が99.9重量%よりも多い場合(La、Pr等が
酸化物換算で0.1重量%より少ない場合)は緻密化焼
成温度は広くならず、主成分が0.01重量%よりも少
ない場合(La、Pr等が酸化物換算で40重量%より
多い場合)は比誘電率が大きくなるとともに焼成温度範
囲がかえって狭くなるからである。La、Pr等の含有
量を増加させるほど緻密化焼成温度は広くなるが、一方
比誘電率が増加し、またQ値が低下していくため、これ
らの特性と緻密化焼成温度とのかねあいで含有量を決定
することが望ましい。
r等を酸化物換算で0.1〜40重量部としたのは、主
成分が99.9重量%よりも多い場合(La、Pr等が
酸化物換算で0.1重量%より少ない場合)は緻密化焼
成温度は広くならず、主成分が0.01重量%よりも少
ない場合(La、Pr等が酸化物換算で40重量%より
多い場合)は比誘電率が大きくなるとともに焼成温度範
囲がかえって狭くなるからである。La、Pr等の含有
量を増加させるほど緻密化焼成温度は広くなるが、一方
比誘電率が増加し、またQ値が低下していくため、これ
らの特性と緻密化焼成温度とのかねあいで含有量を決定
することが望ましい。
【0020】本発明の絶縁基板は、Q値を5000以上
とするためには15≦x≦35、17≦y≦35、30
≦x≦60を満足することが望ましく、さらにQ値を7
000以上とするためには20≦x≦30、17≦y≦
30、40≦x≦60を満足することがより望ましい。
とするためには15≦x≦35、17≦y≦35、30
≦x≦60を満足することが望ましく、さらにQ値を7
000以上とするためには20≦x≦30、17≦y≦
30、40≦x≦60を満足することがより望ましい。
【0021】本発明の絶縁基板では、特に、コージェラ
イトの組成、即ちx=22.2、y=22.2、z=5
5.6で、La、Pr、Nd、Eu、Gd、Tb、D
y、Ho、Er、Tm、Lu、Ce、Ti、Smおよび
Yのうち少なくとも一種をそれぞれの酸化物換算で0.
1〜10重量%含有することが望ましい。これらの元素
のうち、実用的(安価)な材料であるという点でLa、
Y、Tiが望ましい。
イトの組成、即ちx=22.2、y=22.2、z=5
5.6で、La、Pr、Nd、Eu、Gd、Tb、D
y、Ho、Er、Tm、Lu、Ce、Ti、Smおよび
Yのうち少なくとも一種をそれぞれの酸化物換算で0.
1〜10重量%含有することが望ましい。これらの元素
のうち、実用的(安価)な材料であるという点でLa、
Y、Tiが望ましい。
【0022】絶縁基板について、測定周波数10GHz
でのQ値が2000以上を満足するようにしたのは、Q
値が2000以上ある場合には、近年における高周波数
帯の絶縁基板に十分対応することができるからである。
Q値は、高ければ高い程望ましいが、特には、10GH
zでのQ値が5000以上であることが望ましい。
でのQ値が2000以上を満足するようにしたのは、Q
値が2000以上ある場合には、近年における高周波数
帯の絶縁基板に十分対応することができるからである。
Q値は、高ければ高い程望ましいが、特には、10GH
zでのQ値が5000以上であることが望ましい。
【0023】また、本発明の絶縁基板では、主相はコー
ジェライトであり、他に結晶相として、ムライト、スピ
ネル、プロトエンスタタイト、クリノエンスタタイト、
フォルステライト、クリストバライト、トリジマイト、
サファリン、クオーツ等が析出し、さらにLa、Pr、
Nd、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、L
u、Ce、Ti、SmおよびYのうち少なくとも一種と
主成分元素との酸化化合物等が析出する場合があるが、
組成によってその析出相が異なる。
ジェライトであり、他に結晶相として、ムライト、スピ
ネル、プロトエンスタタイト、クリノエンスタタイト、
フォルステライト、クリストバライト、トリジマイト、
サファリン、クオーツ等が析出し、さらにLa、Pr、
Nd、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、L
u、Ce、Ti、SmおよびYのうち少なくとも一種と
主成分元素との酸化化合物等が析出する場合があるが、
組成によってその析出相が異なる。
【0024】本発明の絶縁基板は、原料粉末として、例
えば、MgCO3 粉末、Al2 O3粉末、SiO2 粉
末、LaO粉末、PrO粉末、Nd2 O3 粉末、Eu2
O3 粉末、Gd2 O3 粉末、Tb2 O3 粉末、Dy2 O
3 粉末、Ho2 O3 粉末、Er2 O3 粉末、Tm2 O3
粉末、Lu2 O3 粉末、CeO2 粉末、TiO2 粉末、
Sm2 O3 粉末、Y2 O3 粉末を用い、所定の割合で秤
量し、湿式混合した後乾燥し、この混合物を大気中にお
いて1100〜1300℃で0.5〜3時間仮焼した
後、粉砕した。得られた粉末に適量のバインダを加えて
成形し、この成形体を大気中1200〜1450℃で焼
成することにより得られる。特に、コージェライトを主
結晶相とする誘電体磁器は難焼結性であるため、適正な
焼成温度を探しだし、焼成温度を厳密に制御して焼成す
る必要がある。
えば、MgCO3 粉末、Al2 O3粉末、SiO2 粉
末、LaO粉末、PrO粉末、Nd2 O3 粉末、Eu2
O3 粉末、Gd2 O3 粉末、Tb2 O3 粉末、Dy2 O
3 粉末、Ho2 O3 粉末、Er2 O3 粉末、Tm2 O3
粉末、Lu2 O3 粉末、CeO2 粉末、TiO2 粉末、
Sm2 O3 粉末、Y2 O3 粉末を用い、所定の割合で秤
量し、湿式混合した後乾燥し、この混合物を大気中にお
いて1100〜1300℃で0.5〜3時間仮焼した
後、粉砕した。得られた粉末に適量のバインダを加えて
成形し、この成形体を大気中1200〜1450℃で焼
成することにより得られる。特に、コージェライトを主
結晶相とする誘電体磁器は難焼結性であるため、適正な
焼成温度を探しだし、焼成温度を厳密に制御して焼成す
る必要がある。
【0025】尚、本発明の高周波用配線基板の絶縁基板
は、金属元素として、Mg、Al、Siと、La、P
r、Nd、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、T
m、Lu、Ce、Ti、SmおよびYからなるものであ
るが、例えば、粉砕ボールや原料粉末の不純物として、
Ca、Ba、Zr、Ni、Fe、Cr、P、Na等が混
入する場合があるが、この場合でも、上記組成を満足す
る限り低誘電率で、高Q値とすることができる。
は、金属元素として、Mg、Al、Siと、La、P
r、Nd、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、T
m、Lu、Ce、Ti、SmおよびYからなるものであ
るが、例えば、粉砕ボールや原料粉末の不純物として、
Ca、Ba、Zr、Ni、Fe、Cr、P、Na等が混
入する場合があるが、この場合でも、上記組成を満足す
る限り低誘電率で、高Q値とすることができる。
【0026】
【実施例】原料粉末として純度99%のMgCO3 粉
末、純度99.7%のAl2 O3 粉末、純度99.4%
のSiO2 粉末、純度99.9%のLa2 O3 粉末、P
r2O3 粉末、Nd2 O3 粉末、Eu2 O3 粉末、Gd
2 O3 粉末、Tb2 O3 粉末、Dy2 O3 粉末、Ho2
O3 粉末、Er2 O3 粉末、Tm2 O3 粉末、Lu2O
3 粉末、CeO2 粉末、TiO2 粉末、Sm2 O3 粉
末、Y2 O3 粉末を用い、これらを焼結体が表1〜5に
示す組成となるように秤量し、15時間湿式混合した
後、乾燥し、この混合物を1200℃2時間仮焼した後
粉砕した。
末、純度99.7%のAl2 O3 粉末、純度99.4%
のSiO2 粉末、純度99.9%のLa2 O3 粉末、P
r2O3 粉末、Nd2 O3 粉末、Eu2 O3 粉末、Gd
2 O3 粉末、Tb2 O3 粉末、Dy2 O3 粉末、Ho2
O3 粉末、Er2 O3 粉末、Tm2 O3 粉末、Lu2O
3 粉末、CeO2 粉末、TiO2 粉末、Sm2 O3 粉
末、Y2 O3 粉末を用い、これらを焼結体が表1〜5に
示す組成となるように秤量し、15時間湿式混合した
後、乾燥し、この混合物を1200℃2時間仮焼した後
粉砕した。
【0027】得られた粉末に適量のバインダを加えて造
粒し、これを1000kg/cm2の圧力の下で成形し
て直径60mm厚さ5mmの成形体を得た。この成形体
を大気中において表1〜5に示す温度で2時間焼成して
直径50mm厚さ0.2mmに研磨し基板とした。この
基板に0.3mm幅のCuからなるマイクロストリップ
ラインを形成し、図1に示す高周波伝送線路を作製し、
20GHzでの伝送損失を測定した。
粒し、これを1000kg/cm2の圧力の下で成形し
て直径60mm厚さ5mmの成形体を得た。この成形体
を大気中において表1〜5に示す温度で2時間焼成して
直径50mm厚さ0.2mmに研磨し基板とした。この
基板に0.3mm幅のCuからなるマイクロストリップ
ラインを形成し、図1に示す高周波伝送線路を作製し、
20GHzでの伝送損失を測定した。
【0028】また、比誘電率、Q値の測定には直径10
mm、厚さ5mmの焼結体を作製して、誘電体共振器法
にて10GHzでの値を測定し、その結果を表1〜5に
記載した。
mm、厚さ5mmの焼結体を作製して、誘電体共振器法
にて10GHzでの値を測定し、その結果を表1〜5に
記載した。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】
【0032】
【表4】
【0033】
【表5】
【0034】表1〜5によれば、本発明に用いられる絶
縁基板は、比誘電率が7以下と低く、しかも測定周波数
10GHzでのQ値が2000以上と高い値を示すこと
がわかる。しかも図1に示す高周波伝送線路では、周波
数20GHzにおいて伝送損失15dB/m以下を示す
ことが判る。
縁基板は、比誘電率が7以下と低く、しかも測定周波数
10GHzでのQ値が2000以上と高い値を示すこと
がわかる。しかも図1に示す高周波伝送線路では、周波
数20GHzにおいて伝送損失15dB/m以下を示す
ことが判る。
【0035】比較例としてガラスセラミックスからなる
基板を作製した。この基板の比誘電率は5.6であり、
測定周波数10GHzでのQ値が1000であり、図1
に示す高周波伝送線路では、周波数20GHzにおいて
伝送損失24dB/mであった。
基板を作製した。この基板の比誘電率は5.6であり、
測定周波数10GHzでのQ値が1000であり、図1
に示す高周波伝送線路では、周波数20GHzにおいて
伝送損失24dB/mであった。
【0036】
【発明の効果】本発明の高周波用配線基板は、絶縁基板
が、モル比組成式がxMgO・yAl2 O3 ・zSiO
2 で表される主成分と、La、Pr、Nd、Eu、G
d、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Lu、Ce、T
i、SmおよびYのうち少なくとも一種をそれぞれの酸
化物換算で0.1〜40重量%とからなるので、7以下
の低い比誘電率を有し、10GHzでのQ値が2000
以上の高いQ値を有し、これにより高周波伝送特性を向
上できる。
が、モル比組成式がxMgO・yAl2 O3 ・zSiO
2 で表される主成分と、La、Pr、Nd、Eu、G
d、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Lu、Ce、T
i、SmおよびYのうち少なくとも一種をそれぞれの酸
化物換算で0.1〜40重量%とからなるので、7以下
の低い比誘電率を有し、10GHzでのQ値が2000
以上の高いQ値を有し、これにより高周波伝送特性を向
上できる。
【図1】本発明の高周波用配線基板を示す斜視図であ
る。
る。
1・・・絶縁基板 2・・・配線層極(グランド) 3・・・配線層極(マイクロストリップライン)
Claims (1)
- 【請求項1】絶縁基板の表面および/または内部に、周
波数1GHz以上の高周波信号が伝送可能な配線層を配
設してなる高周波用配線基板において、前記絶縁基板
が、金属元素としてMg、Al、Siからなる複合酸化
物であって、各金属元素の酸化物によるモル比組成式を xMgO・yAl2 O3 ・zSiO2 と表した時、前記x、y、zが 10≦x≦40 10≦y≦40 20≦z≦80 x+y+z=100 を満足する主成分60〜99.9重量%と、La、P
r、Nd、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、T
m、Lu、Ce、Ti、SmおよびYのうち少なくとも
一種をそれぞれの酸化物換算で合計0.1〜40重量%
とからなることを特徴とする高周波用配線基板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9262399A JPH11100258A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 高周波用配線基板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9262399A JPH11100258A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 高周波用配線基板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11100258A true JPH11100258A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17375241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9262399A Pending JPH11100258A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 高周波用配線基板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11100258A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000327410A (ja) * | 1999-05-24 | 2000-11-28 | Kyocera Corp | 誘電体磁器組成物及び非放射性誘電体線路 |
| JP2003026471A (ja) * | 2001-07-12 | 2003-01-29 | Ube Electronics Ltd | 高周波用誘電体磁器組成物及びその製造方法 |
| JP2007137764A (ja) * | 2006-11-29 | 2007-06-07 | Kyocera Corp | 誘電体磁器組成物およびそれを用いた誘電体共振器、非放射性誘電体線路並びに高周波用配線基板 |
| WO2025018298A1 (ja) * | 2023-07-19 | 2025-01-23 | Agc株式会社 | コーディエライト質焼結体およびその製造方法 |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP9262399A patent/JPH11100258A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000327410A (ja) * | 1999-05-24 | 2000-11-28 | Kyocera Corp | 誘電体磁器組成物及び非放射性誘電体線路 |
| JP2003026471A (ja) * | 2001-07-12 | 2003-01-29 | Ube Electronics Ltd | 高周波用誘電体磁器組成物及びその製造方法 |
| JP2007137764A (ja) * | 2006-11-29 | 2007-06-07 | Kyocera Corp | 誘電体磁器組成物およびそれを用いた誘電体共振器、非放射性誘電体線路並びに高周波用配線基板 |
| WO2025018298A1 (ja) * | 2023-07-19 | 2025-01-23 | Agc株式会社 | コーディエライト質焼結体およびその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040120 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040203 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040405 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040427 |