JPH11100267A - カーボン材及びその製造方法 - Google Patents
カーボン材及びその製造方法Info
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- JPH11100267A JPH11100267A JP9260409A JP26040997A JPH11100267A JP H11100267 A JPH11100267 A JP H11100267A JP 9260409 A JP9260409 A JP 9260409A JP 26040997 A JP26040997 A JP 26040997A JP H11100267 A JPH11100267 A JP H11100267A
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Landscapes
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 静圧空気軸受に使用する場合、空気透過量の
バラツキが小さいため空気透過量の調整が不要となり、
生産性のよいカーボン材とその好適な製造方法を提供す
る。 【解決手段】 同一ブロック内の空気透過量のバラツキ
が空気圧力0.49MPaにおいて20cc/cm2/
min以下であるカーボン材。1〜60μmの粒径の粒
子を80重量%以上含有する原料骨材粉と結合材からな
る混練物を粉砕して得られる粉砕粉を含有する成形粉を
成形し、焼成するカーボン材の製造方法。
バラツキが小さいため空気透過量の調整が不要となり、
生産性のよいカーボン材とその好適な製造方法を提供す
る。 【解決手段】 同一ブロック内の空気透過量のバラツキ
が空気圧力0.49MPaにおいて20cc/cm2/
min以下であるカーボン材。1〜60μmの粒径の粒
子を80重量%以上含有する原料骨材粉と結合材からな
る混練物を粉砕して得られる粉砕粉を含有する成形粉を
成形し、焼成するカーボン材の製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静圧空気軸受等の
カーボン摺動材として好適に用いられるカーボン材及び
その製造方法に関する。
カーボン摺動材として好適に用いられるカーボン材及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の静圧空気軸受製造技術として、特
開昭63−186030号公報に記載されているように
粒子径が40μm以下に分布した炭素材料用素材を成
形、焼成、黒鉛化して得られるカーボン材を用いること
が知られているが、このカーボン材は同一ブロック内の
空気透過量のバラツキが空気圧力0.49MPaにおい
て20cc/cm2/minを超え、静圧空気軸受に使
用する場合、空気透過量の調整が必要になるという問題
点があった。
開昭63−186030号公報に記載されているように
粒子径が40μm以下に分布した炭素材料用素材を成
形、焼成、黒鉛化して得られるカーボン材を用いること
が知られているが、このカーボン材は同一ブロック内の
空気透過量のバラツキが空気圧力0.49MPaにおい
て20cc/cm2/minを超え、静圧空気軸受に使
用する場合、空気透過量の調整が必要になるという問題
点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、静圧
空気軸受に使用する場合、空気透過量のバラツキが小さ
いため空気透過量の調整が不要となり、生産性のよいカ
ーボン材を提供することにある。
空気軸受に使用する場合、空気透過量のバラツキが小さ
いため空気透過量の調整が不要となり、生産性のよいカ
ーボン材を提供することにある。
【0004】本発明の他の目的は、上記の空気透過量の
バラツキが小さいカーボン材の好適な製造方法を提供す
ることにある。
バラツキが小さいカーボン材の好適な製造方法を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、同
一ブロック内の空気透過量のバラツキが空気圧力0.4
9MPa(5kgf/cm2)において20cc/cm2
/min以下であるカーボン材を提供するものである。
一ブロック内の空気透過量のバラツキが空気圧力0.4
9MPa(5kgf/cm2)において20cc/cm2
/min以下であるカーボン材を提供するものである。
【0006】本発明はまた、1〜60μmの粒径の粒子
を80重量%以上含有する原料骨材粉と結合材からなる
混練物(捏和物)を粉砕して得られる粉砕粉を含有する
成形粉を成形し、焼成することを特徴とする上記のカー
ボン材の好適な製造方法を提供するものである。
を80重量%以上含有する原料骨材粉と結合材からなる
混練物(捏和物)を粉砕して得られる粉砕粉を含有する
成形粉を成形し、焼成することを特徴とする上記のカー
ボン材の好適な製造方法を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のカーボン材は、同一ブロ
ック内の空気透過量のバラツキが空気圧力0.49MP
aにおいて20cc/cm2/min以下と小さいた
め、静圧空気軸受に使用した場合、空気透過量の調整が
不要であり、品質の安定した軸受を生産性よく製造する
ことができる。前記空気透過量のバラツキが20cc/
cm2/minより大きいと、空気透過量調整作業が煩
雑で、品質の安定化に時間を要する。前記の空気透過量
のバラツキは15cc/cm2/min以下であるとよ
り好ましい。
ック内の空気透過量のバラツキが空気圧力0.49MP
aにおいて20cc/cm2/min以下と小さいた
め、静圧空気軸受に使用した場合、空気透過量の調整が
不要であり、品質の安定した軸受を生産性よく製造する
ことができる。前記空気透過量のバラツキが20cc/
cm2/minより大きいと、空気透過量調整作業が煩
雑で、品質の安定化に時間を要する。前記の空気透過量
のバラツキは15cc/cm2/min以下であるとよ
り好ましい。
【0008】ここで同一ブロック内とは、金型プレス、
ラバープレス等で賦形され、製造されたカーボン材の1
つの成形体ブロック内を意味し、同一ブロック内での空
気透過量のバラツキは、できる限りブロックの全体から
サンプルを多く抽出して測定することが好ましい。具体
的方法としては、製造したブロックを高さ方向に上部、
中部、下部と三等分した3つのそれぞれの範囲におい
て、水平方向にみて中心部、中間部、外縁部の3箇所、
合計9箇所のサンプルを抽出し、空気透過量を測定し、
その最大値と最小値の差をもってバラツキとすることが
好ましい。
ラバープレス等で賦形され、製造されたカーボン材の1
つの成形体ブロック内を意味し、同一ブロック内での空
気透過量のバラツキは、できる限りブロックの全体から
サンプルを多く抽出して測定することが好ましい。具体
的方法としては、製造したブロックを高さ方向に上部、
中部、下部と三等分した3つのそれぞれの範囲におい
て、水平方向にみて中心部、中間部、外縁部の3箇所、
合計9箇所のサンプルを抽出し、空気透過量を測定し、
その最大値と最小値の差をもってバラツキとすることが
好ましい。
【0009】空気透過量は、サンプルをそれぞれ、ブロ
ックの成形加圧方向(金型プレスの場合)又は成形時の
重力方向(ラバープレスの場合)を200mmとした4
50mm×450mm×200mmの大きさの直方体に
切り出し、図2示す空気透過量測定装置に、前記成形加
圧方向(金型プレスの場合)又は成形時の重力方向(ラ
バープレスの場合)に対して垂直方向の空気透過量を測
定するようにサンプルを固定し、0.49MPa(5k
gf/cm2)の圧力を加えて測定することができる。
測定される空気透過量の単位は、cc/cm2/min
であるが、これは1cm2の面積当たりで、1分間に透
過する空気体積(cc)を意味する。図2において5は
試験片、6は空気ボンベ、7は圧力ゲージ、8は流量メ
ーターを示す。
ックの成形加圧方向(金型プレスの場合)又は成形時の
重力方向(ラバープレスの場合)を200mmとした4
50mm×450mm×200mmの大きさの直方体に
切り出し、図2示す空気透過量測定装置に、前記成形加
圧方向(金型プレスの場合)又は成形時の重力方向(ラ
バープレスの場合)に対して垂直方向の空気透過量を測
定するようにサンプルを固定し、0.49MPa(5k
gf/cm2)の圧力を加えて測定することができる。
測定される空気透過量の単位は、cc/cm2/min
であるが、これは1cm2の面積当たりで、1分間に透
過する空気体積(cc)を意味する。図2において5は
試験片、6は空気ボンベ、7は圧力ゲージ、8は流量メ
ーターを示す。
【0010】本発明のカーボン材を製造するには、成形
粉として、1〜60μmの粒径の粒子を80重量%以
上、好ましくは90重量%以上含有する原料骨材粉と結
合材からなる混練物(捏和物)を粉砕して得られる粉砕
粉を含有するものを用いることが好ましい。原料骨材粉
中の1〜60μmの粒径の粒子が80重量%未満だと得
られるカーボン材の空気透過量のバラツキが大きくなる
傾向にある。
粉として、1〜60μmの粒径の粒子を80重量%以
上、好ましくは90重量%以上含有する原料骨材粉と結
合材からなる混練物(捏和物)を粉砕して得られる粉砕
粉を含有するものを用いることが好ましい。原料骨材粉
中の1〜60μmの粒径の粒子が80重量%未満だと得
られるカーボン材の空気透過量のバラツキが大きくなる
傾向にある。
【0011】原料骨材としては、好ましくは、コークス
粉、黒鉛粉、カーボンブラック等が用いられる。結合材
としては、好ましくは、タール、ピッチ等が用いられ
る。
粉、黒鉛粉、カーボンブラック等が用いられる。結合材
としては、好ましくは、タール、ピッチ等が用いられ
る。
【0012】原料骨材粉の捏和物中の配合割合は、40
〜70重量%とすることが好ましい。また、捏和物中の
結合材の配合割合は、30〜60重量%とすることが好
ましい。
〜70重量%とすることが好ましい。また、捏和物中の
結合材の配合割合は、30〜60重量%とすることが好
ましい。
【0013】本発明に用いられる成形粉としては、上記
捏和物を粉砕して得られる粉砕粉をそのまま用いること
ができるが、この粉砕粉にさらに有機物粉末を配合した
ものを用いることが好ましい。
捏和物を粉砕して得られる粉砕粉をそのまま用いること
ができるが、この粉砕粉にさらに有機物粉末を配合した
ものを用いることが好ましい。
【0014】成形粉に配合される有機物粉末としては、
特に制限はないが、樹脂ビーズ、でんぷん粉、パルプ粉
等が好適に用いられる。樹脂ビーズとしては好ましくは
ポリメタクリル酸メチルビーズが用いられる。有機物粉
末は固定炭素率が20%以下のものが好ましく用いられ
る。20%を超えると、通気孔の形成が不十分となる傾
向がある。ここで固定炭素率とは、JIS K 242
1に準拠した有機物を還元雰囲気中で800℃で焼成
し、残った炭素質物量を意味する。
特に制限はないが、樹脂ビーズ、でんぷん粉、パルプ粉
等が好適に用いられる。樹脂ビーズとしては好ましくは
ポリメタクリル酸メチルビーズが用いられる。有機物粉
末は固定炭素率が20%以下のものが好ましく用いられ
る。20%を超えると、通気孔の形成が不十分となる傾
向がある。ここで固定炭素率とは、JIS K 242
1に準拠した有機物を還元雰囲気中で800℃で焼成
し、残った炭素質物量を意味する。
【0015】また、有機物粉末は平均粒径が5〜20μ
mのものが好ましい。20μmより大きいと空気透過量
のバラツキが大きくなる傾向があり、5μmより小さい
と分散が悪くなり気孔分布が不均質な組織となる傾向が
ある。さらに、その配合量は、成形粉に対して1〜20
重量%の範囲とすることが好ましい。20重量%より多
いと強度が低下し構造材とし不適となる傾向がある。ま
た、1%より少ないと、通気孔形成が不十分となる傾向
がある。
mのものが好ましい。20μmより大きいと空気透過量
のバラツキが大きくなる傾向があり、5μmより小さい
と分散が悪くなり気孔分布が不均質な組織となる傾向が
ある。さらに、その配合量は、成形粉に対して1〜20
重量%の範囲とすることが好ましい。20重量%より多
いと強度が低下し構造材とし不適となる傾向がある。ま
た、1%より少ないと、通気孔形成が不十分となる傾向
がある。
【0016】原料骨材粉と結合材とを捏和、粉砕するこ
とにより粉砕粉が得られる。捏和は、一般に双腕型ニー
ダー等を用いて、各材料を好ましくは200〜250℃
で好ましくは5〜10時間混練することにより行われ
る。
とにより粉砕粉が得られる。捏和は、一般に双腕型ニー
ダー等を用いて、各材料を好ましくは200〜250℃
で好ましくは5〜10時間混練することにより行われ
る。
【0017】粉砕は、捏和で得られた捏和物を各種粉砕
機を用いて平均粒子径が好ましくは20〜30μmにな
るように粉砕することにより行われる。
機を用いて平均粒子径が好ましくは20〜30μmにな
るように粉砕することにより行われる。
【0018】粉砕粉は造粒して用いることが好ましく、
捏和物を粉砕して得られる粉砕粉を平均粒径は50〜1
00μmに造粒することが好ましい。100μmより大
きいと空気透過量のバラツキが大きくなる傾向がある。
50μmより小さいと、造粒作業に時間を要する傾向が
ある。
捏和物を粉砕して得られる粉砕粉を平均粒径は50〜1
00μmに造粒することが好ましい。100μmより大
きいと空気透過量のバラツキが大きくなる傾向がある。
50μmより小さいと、造粒作業に時間を要する傾向が
ある。
【0019】粉砕粉と有機粉末との混合は、各種混合機
で好ましくは10〜30分混合することにより行われ
る。
で好ましくは10〜30分混合することにより行われ
る。
【0020】成形粉の造粒は、各種噴霧急速乾燥式造粒
機を用いて、造粒平均粒径が50〜100μmになるよ
うに造粒することにより行われる。
機を用いて、造粒平均粒径が50〜100μmになるよ
うに造粒することにより行われる。
【0021】成形は、粉砕により得られ粉体又は造粒に
より得られた粉体を含む成形粉を、ブロック状にラバー
プレス、金型プレス等の方法で、賦形することにより行
われる。このときの圧力は、600〜1400kg/c
m2が好ましい。低いと得られた成形品の比重が下が
り、高いと焼成中に割れやすくなる傾向がある。
より得られた粉体を含む成形粉を、ブロック状にラバー
プレス、金型プレス等の方法で、賦形することにより行
われる。このときの圧力は、600〜1400kg/c
m2が好ましい。低いと得られた成形品の比重が下が
り、高いと焼成中に割れやすくなる傾向がある。
【0022】上記により得られた成形品を、焼成し、さ
らに用途に応じて黒鉛化することにより目的とするカー
ボン材が得られる。
らに用途に応じて黒鉛化することにより目的とするカー
ボン材が得られる。
【0023】焼成は、還元雰囲気下、好ましくは800
〜1000℃に昇温して、行うことができる。焼成時間
は、300〜500時間が好ましい。還元雰囲気下で焼
成する方法としては、成形体のまわりに炭素粉を詰めて
焼成する方法等がある。
〜1000℃に昇温して、行うことができる。焼成時間
は、300〜500時間が好ましい。還元雰囲気下で焼
成する方法としては、成形体のまわりに炭素粉を詰めて
焼成する方法等がある。
【0024】こうして得られるカーボン材は、カーボン
摺動材として、カーボンベーン、シールパッキング、軸
受等に用いられる。中でも静圧空気軸受用として好適で
ある。
摺動材として、カーボンベーン、シールパッキング、軸
受等に用いられる。中でも静圧空気軸受用として好適で
ある。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0026】実施例1 骨材として平均粒径15〜25μmで1〜60μmの粒
径の粒子を95重量%含む自家製黒鉛粉45重量%とカ
ーボンブラック(カンカーブ社製、商品名サーマック
ス)10重量%の混合物にバインダピッチ(川崎製鉄
製、商品名PKE)44重量%を配合し、温度240℃
で3時間混練した。この捏和物を平均粒径25μmに粉
砕し成形粉とした。この成形粉をφ150×150mm
の円筒状のゴム型に封入し、1000kgf/cm2で
ラバープレス成形した。得られた成形品を、還元雰囲気
下、室温から1000℃まで100時間で昇温し焼成し
た。得られた焼成品から特性測定用のサンプルを図1に
示す採取位置から採取し、物理特性と空気透過量を測定
した。空気透過量サンプルは図1に示す中間、中心、外
周位置について上、中、下の計9か所から前述の方法に
従って、物理特性用サンプルは図1に示す3か所からサ
ンプルを得た(以下同様)。
径の粒子を95重量%含む自家製黒鉛粉45重量%とカ
ーボンブラック(カンカーブ社製、商品名サーマック
ス)10重量%の混合物にバインダピッチ(川崎製鉄
製、商品名PKE)44重量%を配合し、温度240℃
で3時間混練した。この捏和物を平均粒径25μmに粉
砕し成形粉とした。この成形粉をφ150×150mm
の円筒状のゴム型に封入し、1000kgf/cm2で
ラバープレス成形した。得られた成形品を、還元雰囲気
下、室温から1000℃まで100時間で昇温し焼成し
た。得られた焼成品から特性測定用のサンプルを図1に
示す採取位置から採取し、物理特性と空気透過量を測定
した。空気透過量サンプルは図1に示す中間、中心、外
周位置について上、中、下の計9か所から前述の方法に
従って、物理特性用サンプルは図1に示す3か所からサ
ンプルを得た(以下同様)。
【0027】その結果、空気透過量のバラツキ(最大値
−最小値)は18cc/cm2/minであった。
−最小値)は18cc/cm2/minであった。
【0028】実施例2 実施例1で得られた成形粉90重量%に樹脂ビーズ(ポ
リメタクリル酸メチルビーズ、平均粒径5μm)10重
量%を混合撹拌して成形粉を得た。この成形粉をφ15
0×150mmの円筒状のゴム型に封入し、1000k
gf/cm2でラバープレス成形した。得られた成形品
を、、還元雰囲気下、室温から1000℃まで100時
間で昇温し焼成した。得られた焼成品から特性測定用の
サンプルを図1に示す採取位置から採取し、物理特性と
空気透過量を測定した。
リメタクリル酸メチルビーズ、平均粒径5μm)10重
量%を混合撹拌して成形粉を得た。この成形粉をφ15
0×150mmの円筒状のゴム型に封入し、1000k
gf/cm2でラバープレス成形した。得られた成形品
を、、還元雰囲気下、室温から1000℃まで100時
間で昇温し焼成した。得られた焼成品から特性測定用の
サンプルを図1に示す採取位置から採取し、物理特性と
空気透過量を測定した。
【0029】その結果、空気透過量のバラツキ(最大値
−最小値)は11cc/cm2/min であった。
−最小値)は11cc/cm2/min であった。
【0030】実施例3 実施例1で得られた成形粉90重量%に樹脂ビーズ(ポ
リメタクリル酸メチルビーズ、平均粒径10μm)10
重量%を混合撹拌して成形粉を得た。この成形粉をφ1
50×150mmの円筒状のゴム型に封入し、1000
kgf/cm2でラバープレス成形した。得られた成形
品を、還元雰囲気下、室温から1000℃まで100時
間で昇温し焼成した。得られた焼成品から特性測定用の
サンプルを図1に示す採取位置から採取し、物理特性と
空気透過量を測定した。
リメタクリル酸メチルビーズ、平均粒径10μm)10
重量%を混合撹拌して成形粉を得た。この成形粉をφ1
50×150mmの円筒状のゴム型に封入し、1000
kgf/cm2でラバープレス成形した。得られた成形
品を、還元雰囲気下、室温から1000℃まで100時
間で昇温し焼成した。得られた焼成品から特性測定用の
サンプルを図1に示す採取位置から採取し、物理特性と
空気透過量を測定した。
【0031】その結果、空気透過量のバラツキ(最大値
−最小値)は12cc/cm2/min であった。
−最小値)は12cc/cm2/min であった。
【0032】実施例4 実施例1で得られた成形粉90重量%にでんぷん粉(サ
イデン化学(株)製、商品名サイビノール、平均粒径1
0μm)10重量%を混合撹拌して成形粉を得た。この
成形粉をφ150×150mmの円筒状のゴム型に封入
し、1000kgf/cm2でラバープレス成形した。
得られた成形品を、還元雰囲気下、室温から1000℃
まで100時間で昇温し焼成した。得られた焼成品から
特性測定用のサンプルを図1に示す採取位置から採取
し、物理特性と空気透過量を測定した。
イデン化学(株)製、商品名サイビノール、平均粒径1
0μm)10重量%を混合撹拌して成形粉を得た。この
成形粉をφ150×150mmの円筒状のゴム型に封入
し、1000kgf/cm2でラバープレス成形した。
得られた成形品を、還元雰囲気下、室温から1000℃
まで100時間で昇温し焼成した。得られた焼成品から
特性測定用のサンプルを図1に示す採取位置から採取
し、物理特性と空気透過量を測定した。
【0033】その結果、空気透過量のバラツキ(最大値
−最小値)は15cc/cm2/min であった。
−最小値)は15cc/cm2/min であった。
【0034】実施例5 実施例1で得られた成形粉90重量%にパルプ粉末(山
陽国策パルプ(株)製、KCフロック#400、平均粒
径20μm)10重量%を混合撹拌して成形粉を得た。
この成形粉をφ150×150mmの円筒状のゴム型に
封入し、1000kgf/cm2でラバープレス成形し
た。得られた成形品を、還元雰囲気下、室温から100
0℃まで100時間で昇温し焼成した。得られた焼成品
から特性測定用のサンプルを図1に示す採取位置から採
取し、物理特性と空気透過量を測定した。
陽国策パルプ(株)製、KCフロック#400、平均粒
径20μm)10重量%を混合撹拌して成形粉を得た。
この成形粉をφ150×150mmの円筒状のゴム型に
封入し、1000kgf/cm2でラバープレス成形し
た。得られた成形品を、還元雰囲気下、室温から100
0℃まで100時間で昇温し焼成した。得られた焼成品
から特性測定用のサンプルを図1に示す採取位置から採
取し、物理特性と空気透過量を測定した。
【0035】その結果、空気透過量のバラツキ(最大値
−最小値)は18cc/cm2/min であった。
−最小値)は18cc/cm2/min であった。
【0036】実施例6 実施例1で得られた成形粉を噴霧急速乾燥式造粒機にか
け、造粒粉平均粒径70μmの成形粉を得た。この成形
粉をφ150×150mmの円筒状のゴム型に封入し、
1000kgf/cm2でラバープレス成形した。得ら
れた成形品を、還元雰囲気下、室温から1000℃まで
100時間で昇温し焼成した。得られた焼成品から特性
測定用のサンプルを図1に示す採取位置から採取し、物
理特性と空気透過量を測定した。
け、造粒粉平均粒径70μmの成形粉を得た。この成形
粉をφ150×150mmの円筒状のゴム型に封入し、
1000kgf/cm2でラバープレス成形した。得ら
れた成形品を、還元雰囲気下、室温から1000℃まで
100時間で昇温し焼成した。得られた焼成品から特性
測定用のサンプルを図1に示す採取位置から採取し、物
理特性と空気透過量を測定した。
【0037】その結果、空気透過量のバラツキ(最大値
−最小値)は14cc/cm2/min であった。
−最小値)は14cc/cm2/min であった。
【0038】比較例1 骨材として平均粒径15〜25μmで1〜60μmの粒
径の粒子を60重量%含む自家製黒鉛粉45重量%とカ
ーボンブラック(カンカーブ社製、商品名サーマック
ス)10重量%の混合物にバインダピッチ(川崎製鉄
製、商品名PKE)44重量%を配合し、温度240℃
で3時間混練した。この捏和物を平均粒径25μmに粉
砕し成形粉を得た。この成形粉をφ150×150mm
の円筒状のゴム型に封入し、1000kgf/cm2で
ラバープレス成形した。得られた成形品を、還元雰囲気
下、室温から1000℃まで100時間で昇温し焼成し
た。得られた焼成品から特性測定用のサンプルを図1に
示す採取位置から採取し、物理特性と空気透過量を測定
した。
径の粒子を60重量%含む自家製黒鉛粉45重量%とカ
ーボンブラック(カンカーブ社製、商品名サーマック
ス)10重量%の混合物にバインダピッチ(川崎製鉄
製、商品名PKE)44重量%を配合し、温度240℃
で3時間混練した。この捏和物を平均粒径25μmに粉
砕し成形粉を得た。この成形粉をφ150×150mm
の円筒状のゴム型に封入し、1000kgf/cm2で
ラバープレス成形した。得られた成形品を、還元雰囲気
下、室温から1000℃まで100時間で昇温し焼成し
た。得られた焼成品から特性測定用のサンプルを図1に
示す採取位置から採取し、物理特性と空気透過量を測定
した。
【0039】その結果、空気透過量のバラツキ(最大値
−最小値)は30cc/cm2/min であった。
−最小値)は30cc/cm2/min であった。
【0040】比較例2 骨材として平均粒径15〜25μmで1〜60μmの粒
径の粒子を70重量%含む自家製黒鉛粉45重量%とカ
ーボンブラック(カンカーブ社製、商品名サーマック
ス)10重量%の混合物にバインダピッチ(川崎製鉄
製、商品名PKE)44重量%を配合し、温度240℃
で2時間混練した。この捏和物を平均粒径25μmに粉
砕し成形粉を得た。この成形粉70重量%にパルプ粉末
(山陽国策パルプ(株)製、KCフロック#400、粒
径20μm)10重量%を混合撹拌して成形粉を得た。
この成形粉をφ150×150mmの円筒状のゴム型に
封入し、1000kgf/cm2でラバープレス成形し
た。得られた成形品を、還元雰囲気下、室温から100
0℃まで100時間で昇温し焼成した。得られた焼成品
から特性測定用のサンプルを図1に示す採取位置から採
取し、物理特性と空気透過量を測定した。
径の粒子を70重量%含む自家製黒鉛粉45重量%とカ
ーボンブラック(カンカーブ社製、商品名サーマック
ス)10重量%の混合物にバインダピッチ(川崎製鉄
製、商品名PKE)44重量%を配合し、温度240℃
で2時間混練した。この捏和物を平均粒径25μmに粉
砕し成形粉を得た。この成形粉70重量%にパルプ粉末
(山陽国策パルプ(株)製、KCフロック#400、粒
径20μm)10重量%を混合撹拌して成形粉を得た。
この成形粉をφ150×150mmの円筒状のゴム型に
封入し、1000kgf/cm2でラバープレス成形し
た。得られた成形品を、還元雰囲気下、室温から100
0℃まで100時間で昇温し焼成した。得られた焼成品
から特性測定用のサンプルを図1に示す採取位置から採
取し、物理特性と空気透過量を測定した。
【0041】その結果、空気透過量のバラツキ(最大値
−最小値)は35cc/cm2/min であった。
−最小値)は35cc/cm2/min であった。
【0042】
【表1】 バラツキ=最大値−最小値 表1に示すように、実施例1〜6の空気透過量のバラツ
キは、比較例より小さく、制御されていた。
キは、比較例より小さく、制御されていた。
【0043】
【発明の効果】本発明により、静圧空気軸受に使用する
場合、空気透過量のバラツキが小さいため空気透過量の
調整が不要となるカーボン摺動材が得られた。このカー
ボン摺動材を用いると静圧空気軸受作製時の空気透過量
調整工程の時間短縮ができ、得られた製品の品質が安定
する。
場合、空気透過量のバラツキが小さいため空気透過量の
調整が不要となるカーボン摺動材が得られた。このカー
ボン摺動材を用いると静圧空気軸受作製時の空気透過量
調整工程の時間短縮ができ、得られた製品の品質が安定
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】サンプルの採取位置を示す説明図
【図2】空気透過量測定装置の概略図
1 空気透過量サンプル位置(中間) 2 空気透過量サンプル位置(中心) 3 空気透過量サンプル位置(外周) 4 物理特性用サンプル位置 5 試験片 6 空気ボンベ 7 圧力ゲージ 8 流量メーター
Claims (4)
- 【請求項1】 同一ブロック内の空気透過量のバラツキ
が空気圧力0.49MPaにおいて20cc/cm2/
min以下であるカーボン材。 - 【請求項2】 1〜60μmの粒径の粒子を80重量%
以上含有する原料骨材粉と結合材からなる混練物を粉砕
して得られる粉砕粉を含有する成形粉を成形し、焼成す
ることを特徴とする請求項1記載のカーボン材の製造方
法。 - 【請求項3】 1〜60μmの粒径の粒子を80重量%
以上含有する原料骨材粉と結合材からなる混練物を粉砕
して得られる粉砕粉に有機物粉末を1〜20重量%含有
させた成形粉を成形し、焼成することを特徴とする請求
項1記載のカーボン材の製造方法。 - 【請求項4】 粉砕粉が平均粒径50〜100μmに造
粒されたものである請求項2又は3記載のカーボン材の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9260409A JPH11100267A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | カーボン材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9260409A JPH11100267A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | カーボン材及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11100267A true JPH11100267A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17347533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9260409A Pending JPH11100267A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | カーボン材及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11100267A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013001576A (ja) * | 2011-06-10 | 2013-01-07 | Ibiden Co Ltd | 黒鉛材の製造方法および黒鉛材 |
| JP2020152902A (ja) * | 2019-03-19 | 2020-09-24 | 関西熱化学株式会社 | カーボンブラック成形体、及びその製造方法 |
| CN117447204A (zh) * | 2023-12-22 | 2024-01-26 | 成都中超碳素科技有限公司 | 一种机械用碳材料的制备方法 |
-
1997
- 1997-09-25 JP JP9260409A patent/JPH11100267A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013001576A (ja) * | 2011-06-10 | 2013-01-07 | Ibiden Co Ltd | 黒鉛材の製造方法および黒鉛材 |
| US8980787B2 (en) | 2011-06-10 | 2015-03-17 | Ibiden Co., Ltd. | Method for producing graphite material and graphite material |
| JP2020152902A (ja) * | 2019-03-19 | 2020-09-24 | 関西熱化学株式会社 | カーボンブラック成形体、及びその製造方法 |
| CN117447204A (zh) * | 2023-12-22 | 2024-01-26 | 成都中超碳素科技有限公司 | 一种机械用碳材料的制备方法 |
| CN117447204B (zh) * | 2023-12-22 | 2024-03-15 | 成都中超碳素科技有限公司 | 一种机械用碳材料的制备方法 |
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|
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