JPH11100706A - 多機能性背広型被服の構造 - Google Patents

多機能性背広型被服の構造

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JPH11100706A
JPH11100706A JP10185603A JP18560398A JPH11100706A JP H11100706 A JPH11100706 A JP H11100706A JP 10185603 A JP10185603 A JP 10185603A JP 18560398 A JP18560398 A JP 18560398A JP H11100706 A JPH11100706 A JP H11100706A
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garment
woven
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JP10185603A
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Masaru Abe
阿部  勝
Yoshinori Matsuzaki
吉則 松崎
Shunji Koike
俊二 小池
Teruto Fujii
照人 藤井
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SUNLIT SANGYO CO Ltd
Sekaicho Rubber Co Ltd
Original Assignee
SUNLIT SANGYO CO Ltd
Sekaicho Rubber Co Ltd
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Publication date
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    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D27/00Details of garments or of their making
    • A41D27/20Pockets; Making or setting-in pockets
    • A41D27/205Pockets adapted to receive a mobile phone or other electronic equipment

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Abstract

(57)【要約】 【課題】多機能担持部材からなる被服芯材をその効果を
発揮し得る箇所に選択的に縫着又は融着した背広型被服
の構造を提供する。 【解決手段】背広型被服の上衣若しくは下衣又はポケッ
ト、ベルト帯布地等の取り付け部位に、静電気に帯電し
にくい高分子基材と希土類を含む鉱物と、トルマリン若
しくは遠赤外線セラミックのいずれかを含む樹脂組成物
で加工処理した層着シ−ト等から選ばれた多機能担持部
材を、縫着又は融着した構成とする。 【効果】着装により、マイナスイオン効果を発揮し長期
間持続できる為、健康保持及び治療、脱臭又は殺菌効
果、電磁波の還元中和等の多機能性を発揮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多機能性背広型被服の構
造に関し、さらに詳しくはトルマリン鉱石粉粒体を混合
した層着シ−ト、或いは静電気に帯電しにくい高分子基
材と希土類を含む鉱物とトルマリン若しくは遠赤外線セ
ラミックのいずれか一方を含む樹脂組成物或いは発泡樹
脂組成物の積層シ−トにパンティング孔空け加工した多
機能担持部材からなる被服芯材を取り付け部位に適宜選
択的に縫着又は融着した背広型被服の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、背広型被服に要求される機能と
しては、生活動作によって人体各部の寸法変化に対応し
寸法上のゆとり量をいかに設定し、日常勤務動作に支障
を来さないか、たとえば静止時のシルエットを美しくす
る技術では、運動性に対する機能は十分でなく着くずれ
を生じ易く、この為伸縮性素材を使用することも行われ
るが、人体に圧迫感を与え円滑な運動性を阻害し、場合
によっては発汗を誘発し易く、さらに圧迫感を強める。
しかしこれら要因を改良する機能性は、主として被服の
運動性に対する機能を求めることに重点が向けられてき
ている。現代社会生活では、被服の生活動作に対応する
運動性機能の向上に止まらず、社会機構は益々複雑多岐
となっており、ビジネスでの緊張、ストレスや肩凝り、
頭痛、或いは職場環境でも喫煙や排気ガス等による環境
汚染、さらにパソコン、テレビ等のほか、爆発的に拡が
っているハンドフォンの普及でも、電磁波が人体に及ぼ
す影響もマスコミに相次いで取り上げられ、電磁波や磁
界の人体への影響についても医学的な解明がなされつつ
あり、世人の関心が高まっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、近年、こ
れら環境障害への対応、さらに一歩踏み込んで体質改善
や健康増進の為、たとえば衣類、肌着類で種々の提案が
なされているが、特に背広型被服では着用時のシルエッ
ト、運動性、着心地等の着用面に重点がおかれ、ォンか
らの電磁波や磁界の人体への影響が昨今の健康指向の流
れからも我が国でその取り組みが遅れていた。たとえ
ば、ワ−キングジャケット若しくはワ−キングウェアを
含めたいわゆる背広型被服或いは着装上も内在関係にあ
るワイシャツ又はベストの場合、勤務中を通じ着装を余
儀なくされる人々は少なくないが、被服本来の運動機能
と併せ、ストレスや頭痛、肩凝り、腰痛等、或いは電磁
波障害や静電気の影響等を含め、着装者の人体疲労の回
復、体質改善、さらに健康増進の為、上記のいわゆる背
広型被服の上衣および下衣並びにワイシャツの他、ベル
トやネクタイ迄を含めた被服身回品の如き被服一式につ
いて、広く現代の複雑多岐な社会環境に対応し、上記の
疲労回復、人体の肩凝りや腰痛等の治癒的効果、電磁波
の吸収減衰、静電気の中和減衰等の作用と共に、近年マ
イナスイオンの放出や赤外線の放射等の多機能性を発揮
できるいわゆる環境対応型の着装形態の被服の登場が望
まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
問題点にかんがみ到達したものであって、本発明は、ワ
−キングジャケット若しくはワ−キングウェアを含めた
いわゆる背広型被服の上衣原型において、少なくとも襟
芯並びに前身頃での胸増芯地及び/又は接着芯地、若し
くは肩パット、又は背広型被服の下衣、すなわちズボン
原型において、少なくとも脇ポケット及び/又はヒップ
ポケットの周端縁、並びに上衣又は下衣のいずれかのポ
ケット、若しくはベルト帯布地のいずれも人体に接する
内側近傍ト或いは静電気に帯電しにくい高分子基材と、
希土類を含む鉱物とトルマリン若しくは遠赤外線セラミ
ックのいずれかを含む樹脂組成物を加工処理、或いはト
ルマリン鉱石の粉粒体を混合したシリコ−ンゴムをコ−
ティング加工した層着シ−ト又は希土類を含む鉱物の単
一粉体、或いは希土類を含む鉱物とトルマリン若しくは
遠赤外線セラミックのいずれか一方を含む混合粉体を混
合してなる樹脂組成物、或いは発泡架橋してなる発泡樹
脂組成物を貼着した積層シ−トにパンティング孔空け加
工してなる被服芯地部材を、取り付け部位に適宜その効
果的な機能を発揮し得る取り付け箇所の取捨選定並びに
着衣上の違和感等の解消、クリ−ニングや耐洗濯堅牢度
の維持、該芯地部材のコスト迄を含め選択的に縫着又は
融着のいずれかの手段により取り付け、本発明に係る背
広型被服の構造が達成される。
【0005】上記の様に、本発明に係る構造は、背広型
被服に代表されるが、ワ−キングジャケットやワ−キン
グウェア等の職業用の被服やジャンパ−、シャツジャケ
ット等のいわゆる作業服や事務服迄を含め、少なくとも
衿芯や前立て、ヨ−クなどに取り付けられて、衣服の型
崩れを防ぎ、表地等に張りを持たせ、着装者の体型を整
えて衣服の造形美を形づくる役割を果たし、かつ衣服造
形において表地と一体となった芯地に着目し、該芯地箇
所に、多機能担持部材からなる層着シ−ト若しくは薄層
シ−トを縫着又は融着した構成とするものである。すな
わち、一般に、芯地は衣服の形くずれを防ぎ、表地等に
張りを持たせ、また、着装者の体型を整えて衣服の造形
美を形づくるが、従来、背広型紳士服用には主に張りの
強い芯地が採択されており、婦人服用の芯地は多様とな
っている。また、本発明において、該多機能担持部材の
取り付け構造は、マイナスイオンの放出の場合、例えば
人体側に接するか若しくは近接部位が適当な条件設定と
みられるが、芯地本来の保形機能と共に、別途マイナス
イオン放出による疲労回復等、或いは近年OA機器や携
帯電話からの電磁波の吸収減衰や中和現象、並びにマイ
ナスイオンによる脱臭作用により、職場での喫煙の脱臭
防止、脇部発汗での脱臭効果等、また、被服の衿部やカ
フス箇所での汚れ抑止、さらに被服保管や格納時での殺
菌作用等の諸機能を保持せしめ得るように、取り付け部
位を選択的、かつコストを含め機能性を有効に発揮でき
るための構成とすることができる。
【0006】芯地の種類は、織物芯地,接着織物芯地、
不織布芯とその接着芯地、編物芯地とその接着芯地に大
別され、或る場合は、縫い目やダーツの縫い代で代行さ
せることも可能である。本発明における芯地部材の構成
では、表裏面を不織布若しくは織編物地とし、中間層が
トルマリン鉱石の粉粒体を混合したフォ−ムラバ−であ
る層着シ−ト、或いは静電気に帯電しにくい高分子基材
と、希土類を含む鉱物とトルマリン若しくは遠赤外線セ
ラミックのいずれか一方を含む混合粉体を混合してなる
樹脂組成物を、表面又はドット又はストライプ或いはメ
ッシュのいずれかのコ−ティング加工処理した芯地部
材、又はトルマリン鉱石の粉粒体を混合したシリコ−ン
ゴムをコ−ティング加工してなる層着シ−ト、又はSB
Rゴム発泡体をコ−ティング加工後、パンティング孔空
け処理した層着シ−ト、若しくは静電気に帯電する高分
子基材と、希土類を含む鉱物の単一粉体、或いは希土類
を含む鉱物とトルマリン若しくは遠赤外線セラミックの
いずれか一方を含む混合粉体を混合してなる樹脂組成
物、或いは発泡架橋してなる発泡樹脂組成物を貼着した
積層シ−トにパンティング孔空け加工してなる被服芯地
部材を、芯地の取付箇所の少なくとも一部に取り付けた
構成とする。
【0007】背広型被服の芯地には、前芯、背芯、衿
芯、袖裾芯、袖山芯、袖口芯、あき口用芯、ベルト芯、
ポケット口芯、ボタン穴芯などがあり、芯地はその目的
により選ばれている。その他、表地のための裏地や芯や
芯地の張り具合を調節する増し芯等も用いられる。ま
た、繊維素材は、強力スパン・レーヨン芯、ナイロン
芯、テトロン芯、ガラス繊維芯などがある。それぞれの
繊維を単独又は混紡、交織して用いられることもある。
さらに、幅による芯地は、シングル幅、ダブル幅、経
(たて)地や斜め地に裁断した細幅芯、テープ芯、レー
ス芯などがある。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明では、多機能担持部材から
なる層着シ−ト若しくは薄層シ−トの芯地を縫着又は融
着する部位は、従来背広型被服の上衣原型若しくはズボ
ン原型並びにポケット又はベルト帯等が適当であるが、
少なくとも被服の縫製工程での作業性並びに被服のシル
エット、立体感や表地の補強、厚地や薄地、柔らかさ、
固さ等の表地とのなじみ具合などの微妙な調整を必要と
するいわゆる芯拵えの構築、仕立てからも、従来の芯地
箇所に合致させて使用するのが適当である。また、その
取付けに際しては、芯地の立体感や表地の補強等の妨げ
とならず、衣服造形において表地と一体として衣服の骨
組みの役割を果たす芯地自体が多機能性を発揮し得るこ
とが好ましい。
【0009】また、本発明では、多機能担持部材として
は、表裏面を不織布若しくは織編物地とし、中間層がト
ルマリン鉱石の粉粒体を混合したフォ−ムラバ−である
薄層シ−ト、或いはシリコ−ンゴムにトルマリン鉱石の
粉粒体を混合したゴム弾性組成物をコ−ティング処理し
てなる薄層シ−ト、若しくはSBRゴム発泡剤配合未加
硫ゴムを溶液状でコ−ティング加工後、孔空け処理して
なる薄層シ−ト、並びに静電気に帯電しにくい高分子基
材と、希土類を含む鉱物とトルマリン若しくは遠赤外線
セラミックのいずれか一方を含む混合粉体を混合してな
る樹脂組成物を表面又はドット又はストライプ或いはメ
ッシュのいずれかのコ−ティング加工処理、或いは希土
類を含む鉱物の単一粉体、或いは希土類を含む鉱物とト
ルマリン若しくは遠赤外線セラミックのいずれか一方を
含む混合粉体を混合してなる樹脂組成物、或いは発泡架
橋してなる発泡樹脂組成物を貼着した積層シ−トにパン
ティング孔空け加工してなる構成である。
【0010】さらに、本発明において、前記多機能担持
部材として、少なくとも表裏面が、不織布又は織編物の
いずれかにより構成され、かつ中間層にシリコンゴムラ
テックス単体或いはスチレンブタディエン単体、或いは
天然ゴムラテックス及び合成ゴムラテックスを配合した
混合物を主体とするゴムラテックス組成物に、希土類を
含む鉱物の単一粉体或いは希土類を含む鉱物の単一粉
体、或いは希土類酸化化合物とトルマリン若しくは遠赤
外線セラミックのいずれか一方を含む混合粉体を混合
し、加硫剤を配合した混合物を熱加硫してなるゴム弾性
体若しくは、その発泡ゴム弾性体のいずれかより選ばれ
たフォ−ムラバ−を積層した積層シ−トからなる構成で
ある。
【0011】本発明に係る多機能性背広型被服では、衣
服造形の表地と一体とし衣服の骨組みの役割を果たす芯
地の取付け可能部位で、かつ着衣上も違和感等を惹起す
ることない装着であって、縫製又は融着の手段により該
多機能担持部材を取り付けた構造として達成される。こ
れによって、該被服での芯地部材本来の保形性機能の維
持と併せ、着衣上も違和感等の障害を惹起せず、加えて
マイナイオンの放出並びに遠赤外線の放射、また、職場
での喫煙の脱臭防止、被服脇部の発汗箇所での脱臭作
用、衿部での汚れ抑止作用等を含めた多機能性を発揮し
得るように働く。この理由は必ずしも明確ではないが、
例えばマイナスイオンについてみると、該多機能担持部
材からなる芯地自体がマイナス静電気の電場を形成する
などの作用を発揮し、マイナスイオンの放出量の増大に
寄与し、該被服の着装によって、たとえば肩凝りの治癒
や頭痛の防止、さらにマイナスイオンによる脱臭作用に
より、職場での喫煙の脱臭防止、また、被服保管や格納
時での殺菌等の効果を奏するものと推定される。
【0012】また、近年、問題となっている電磁波障害
についても、本発明での多機能担持部材は、生体を侵す
といわれる電磁波についても効果を奏する。この為、被
服構成中での特定場所、例えば前身頃での胸増芯や接着
芯或いは頭部の近傍位置の衿芯、さらに携帯電話の出し
入れ格納でのポケットの人体に接する側に、該担持体か
らなる層着シ−ト又は薄層シ−トを装着する構成とする
ことができる。その理由は必ずしも明確ではないが、該
担持体では、特に中間赤外線と強力な遠赤外線を放射し
強力なマイナスイオンを放出する為、悪い1000μm
以上のマイクロ波や電波が進入してきても、中間赤外線
の磁場で還元保護され、電磁波は還元中和する機能を発
揮するように働くものと推定される。
【0013】ベルト帯部では、たとえば帯部の全面での
取り付けでなく円弧形に打ち抜いた該部材を適宜間隔を
設けて配設した構成とし取り付け層厚さの抑制やコスト
低減を図った構成、または被服脇部の発汗箇所に脱臭の
為の該部材の選択的な取り付け、職場制服やワ−キング
ウェア等では、人体疲労の回復、肩凝り、腰痛防止、職
場喫煙の脱臭等のため、少なくとも衿芯や前立て、カフ
ス箇所のごとき人体に接する基本箇所として内側に該多
機能担持部材を縫製又は融着せしめた構成とすることが
できる。
【0014】また、上記のいわゆる背広型被服の上衣原
型若しくはズボン原型において、前記多機能担持部材
が、不織布若しくは織編物地に対し、静電気に帯電しに
くい高分子基材と、希土類を含む鉱物とトルマリン若し
くは遠赤外線セラミックのいずれか一方を含む混合粉体
を混合してなる樹脂組成物を、表面又はドット又はスト
ライプ或いはメッシュのいずれかのコ−ティング加工処
理してなる構成、或いは不織布若しくは織編物地に対
し、静電気に帯電する高分子基材と、希土類を含む鉱物
の単一粉体、或いは希土類を含む鉱物とトルマリン若し
くは遠赤外線セラミックのいずれか一方を含む混合粉体
を混合してなる樹脂組成物、或いは発泡架橋してなる発
泡樹脂組成物を貼着した積層シ−トにパンティング孔空
け加工してなる構成を採択することができる。
【0015】上記のように、本発明に係る多機能性背広
型被服においては、衣服造形における表地と一体とし、
かつ衣服の骨組みの役割を果たす芯地取り付け箇所に、
多機能担持部材からなる芯地の構成とし、しかも衣服の
型くずれを防ぎ、表地等に張りを持たせ、着装者の体型
を整えて衣服造形美の形成には何らの支障がない構成と
することができる。また、芯地は、その目的に応じて選
ばれる要素があるが、たとえば繊維の種類についてみて
も、木綿芯、麻芯、毛芯、強力レ−ヨン芯、ポリアミド
芯、ポリエステル芯、ガラス繊維芯などのいずれかより
選ばれたものを適宜使用することができる。該芯地の厚
さは、その目的、使用箇所により選ばれるが、通常平均
厚さ0.5〜1.0mmの範囲に設定することが好まし
い。さらに、軽くて柔軟性、通気性で皺になり難く、か
つ耐洗濯性、つまり耐洗剤並びに耐ドライクリ−ニング
性、加えて強度が強く、薄くて、アイロン掛け形状保持
する等の諸条件を充足することが必要である。
【0016】上記のワ−キングジャケット、若しくはワ
−キングウェアを含むいわゆる背広型被服の上衣原型、
或いは該多機能担持部材の取り付け箇所でも共通し実質
的に均等であるワイシャツ、若しくはズボン原型におい
て、不織布若しくは織編物地に、ゴムラテックス組成物
に静電気に帯電しにくい高分子基材と、希土類を含む鉱
物とトルマリン若しくは遠赤外線セラミックのいずれか
一方を含む混合粉体と混合してなる粉粒体を混合した混
合した加硫剤および加硫促進剤を配合した混合物を熱加
硫してなるゴム弾性体をコ−ティング、若しくはディッ
ピングしてなる薄層シ−ト、或いはシリコ−ンゴムにト
ルマリン鉱石の粉粒体を混合したゴム弾性組成物をコ−
ティング処理してなる薄層シ−ト、若しくはSBRゴム
発泡剤配合未加硫ゴムを溶液状でコ−ティング加工後、
孔空け処理してなる薄層シ−トの構成とする。また、必
要により不織布若しくは織編物地またはフォ−ムラバ−
のいずれかに、トルマリン鉱石の粉体と希土類を含む鉱
石粉体の素材を組み合わせからなる組成物によりコ−テ
ィング加工が施されてなる多機能担持部材のいずれでも
使用することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0018】図1は本発明の一実施例を示す上衣原型の
部分欠切裏面側展開説明図、図2は前身頃の胸増芯の平
面説明図、図3は肩綿の平面説明図、図4は衿部のカラ
−クロス及び桁綿の平面説明図である。図1〜図4は、
いずれも上衣原型ならびに関連した芯地の構成部分であ
り、図1に示すとおり、背広型上衣本体1において、2
は前身頃裏、3は後身頃、4は後身頃裏、5は身返し、
6はベント裏、8は細腹裏、9は脇当、10は口布であ
る。図1の上衣原型の部分欠切裏面側展開説明図におい
て、交差斜線部7の箇所は芯地の取り付け箇所であり、
本発明では、これら従来の芯地取り付け箇所の少なくと
も1箇所または2箇所以上の組み合わせとして、本発明
の多機能担持部材からなる芯地を縫着又は融着可能な箇
所を示すものである。
【0019】図2は、胸増芯11を示す平面説明図であ
り、胸部の表地のための裏打ちや芯や芯地の張り具合を
調節する胸増芯を示すものである。交差斜線部7の箇所
は本発明の多機能担持部材を取り付けた構成である。
【0020】図3は、肩綿12を示す平面説明図であ
り、肩芯13の構成部分として、同様に交差斜線部7の
箇所は本発明の多機能担持部材を取り付けた構成であ
る。
【0021】図4は、カラ−クロス14及び桁綿15を
示す平面説明図であり、衿芯16の構成部分として、同
様に交差斜線部7の箇所は本発明の多機能担持部材を取
り付けた構成である。
【0022】次に、図5は、本発明の一実施例を示す背
広型被服のズボン原型の部分欠切裏面側展開説明図、図
6は、図5のズボン原型の裏面側のベルト帯布地の内側
に多機能担持部材を取り付けた構成を示すズボン原型の
部分欠切裏面側展開説明図である。図5において、ズボ
ン原型17の裏面側で、18は腰裏、19は前身頃、2
0は後身頃、21は脇ポケット、22はピップポケッ
ト、23は前立、24は天狗裏、25は天狗ハナ、26
は前挟、27は釦、28はシックである。交差斜線部7
の箇所は、本発明の多機能担持部材を取り付けた構成で
ある。
【0023】図6は、上記図5の上衣の原型の裏面側展
開説明図において、さらにベルト帯布地の人体に接する
内側に、少なくとも2箇所以上の部位に、適宜間隔をも
って本発明に係る多機能担持部材からなる貼着シ−ト2
9を取り付けた構成を示すズボン原型の部分欠切裏面側
展開説明図である。
【0024】次に、図7は本発明の一実施例を示すワ−
キングウェアの上衣原型の平面図、図8は上衣原型の背
面図、図9は上衣原型の部分欠切裏面側展開説明図であ
る。図7において、ワ−キングウェア30での斜線格子
状とした交差斜線部7は、いずれも上衣原型において、
芯地部材が取り付ける箇所である。19は前身頃、31
は腰ポケット、32は袖口、33は襟部、34は身頃裾
部である。図8の上衣原型の背面図において、7は交差
斜線部、20は後身頃、32は袖口、33は衿部、34
は身頃裾部、35はヨ−クである。図9において、ワ−
キングウェア30での交差斜線部7は、芯地部材の取り
付け箇所であり、4は後身頃裏、23は前立、31は腰
ポケット、34は身頃裾部である。
【0025】図10は、本発明の別実施例を示すワイシ
ャツ原型の平面説明図、図11はワイシャツ原型の背面
説明図である。図10において、ワイシャツ36での斜
線格子状とした交差斜線部7は、芯地部材の取り付け箇
所である。23は前立、32は袖口、33は衿部、37
は胸ポケットである。図10〜図11において、ワイシ
ャツ36は上記した背広型被服での該芯地部材の取り付
け箇所では共通している。本発明に係る芯地部材を少な
くとも複数箇所以上の組み合わせとして、本発明の多機
能担持部材からなる芯地を縫着又は融着可能な箇所を示
すものである。さらに、ワイシャツ36の構造では、被
服の内側に位置し身体側により接近状態で着用されるた
め、たとえば本発明での多機能担持部材による諸機能が
発揮され易いが、該芯地部材の取り付けに際し、層厚さ
その箇所の選択には配慮が必要で着衣上の違和感を生じ
ない構成とすることが望ましい。このように、たとえば
該芯地部材の取り付け箇所は、従来の衿部や袖口、前立
等の箇所を選択し合致させることにより、諸機能を発揮
し得る構成とすることができる。
【0026】以上のとおり本発明に係る一実施例を詳述
したが、具体的な構成はこの実施例に限られるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本発明に含まれる。
【0027】
【発明の効果】本発明は上記のような構成からなり、背
広型被服の上衣原型或いはズボン原型において、人体に
比較的接近する箇所で、かつ芯地部材の形態として取り
付け配設して着衣上も違和感を排除した構造からなり、
健康治療や疲労回復等に有用なマイナスイオン効果を発
揮し、その効果を長期間持続できる。この為、該被服の
着装によって、健康治療効果並びに喫煙等の脱臭、或い
は保管、格納時での殺菌効果、電磁波の還元中和等の多
機能性を発揮する。また、芯地に必要条件である耐洗濯
堅牢性、耐ドライクリ−ニング性、通気性等の諸性能を
充足し、併せて縫製作業においても、従来の工程処理や
ミシン縫い等の装置の改装の必要なく、コスト低減を図
り得る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す上衣原型の部分欠切裏
面側展開説明図である。
【図2】前身頃の胸増芯の平面説明図である。
【図3】肩綿の平面説明図である。
【図4】衿部のカラ−クロス及び桁綿の平面説明図であ
る。
【図5】背広型被服のズボン原型の部分欠切裏面側展開
説明図である。
【図6】貼着シ−トを装着したズボン原型の部分欠切裏
面側説明図である。
【図7】本発明の一実施例を示すワ−キングウェアの上
衣原型の平面説明図である。
【図8】ワ−キングウェアの上衣原型の裏面側説明図で
ある。
【図9】ワ−キングウェアの上衣原型の部分欠切裏面側
展開説明図である。
【図10】本発明の別実施例を示すワイシャツ原型の平
面説明図である。
【図11】ワイシャツ原型の裏面側説明図である。
【符号の説明】
1 背広型上衣本体 2 前身頃裏 3 後身頃 4 後身頃裏 5 身返し 6 ベント裏 7 交差斜線部 8 細腹裏 9 脇当 10 口布 11 胸増芯 12 肩綿 13 肩芯 14 カラ−クロス 15 桁綿 16 衿芯 17 ズボン原型 18 腰裏 19 前身頃 20 後身頃 21 脇ポケット 22 ピップポケット 23 前立 24 天狗裏 25 天狗ハナ 26 前挟 27 釦 28 シック 29 貼着シ−ト 30 ワ−キングウェア 31 腰ポケット 32 袖口 33 衿部 34 身頃裾部 35 ヨ−ク 36 ワイシャツ 37 胸ポケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A41D 31/00 502 A41D 31/00 502Q 31/02 31/02 K (72)発明者 小池 俊二 大阪府大阪市中央区谷町3丁目6番7号 株式会社サンリット産業内 (72)発明者 藤井 照人 兵庫県神戸市西区宮下1丁目21番1号 世 界長株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背広型被服の上衣原型において、少なく
    とも衿芯地並びに前身頃での胸増芯地及び/又は接着芯
    地、若しくは肩パットを多機能担持部材の構成としたこ
    とを特徴とする多機能性背広型被服の構造。
  2. 【請求項2】 背広型被服のズボン原型において、少な
    くとも脇ポケット及び/又はヒップポケットの周端縁、
    若しくはベルト帯布地のいずれも人体に接する内側近傍
    を多機能担持部材の構成としたことを特徴とする多機能
    性背広型被服の構造。
  3. 【請求項3】 背広型被服の上衣若しくは下衣のいずれ
    かのポケットにおいて、少なくとも人体に接する内側近
    傍を多機能担持部材の構成としたことを特徴とする多機
    能性背広型被服の構造。
  4. 【請求項4】 背広型被服の下衣のベルト帯布地の内側
    に多機能担持部材からなる貼着シ−トを連続又は不連続
    に接着若しくは貼付したことを特徴とする多機能性背広
    型被服の構造。
  5. 【請求項5】 前記多機能担持部材が、表裏面を不織布
    若しくは織編物地とし、中間層がトルマリン鉱石の粉粒
    体を混合したフォ−ムラバ−である層着シ−トからなる
    請求項1〜5記載の多機能性背広型被服の構造。
  6. 【請求項6】 前記多機能担持部材が、不織布若しくは
    織編物地に対し、静電気に帯電しにくい高分子基材と、
    希土類を含む鉱物とトルマリン若しくは遠赤外線セラミ
    ックのいずれか一方を含む混合粉体を混合してなる樹脂
    組成物を、表面又はドット又はストライプ或いはメッシ
    ュのいずれかのコ−ティング加工処理してなる被服芯地
    部材である請求項1〜5記載の多機能性背広型被服の構
    造。
  7. 【請求項7】 前記多機能担持部材が、不織布若しくは
    織編物地にトルマリン鉱石の粉粒体を混合したシリコ−
    ンゴムをコ−ティング加工してなる層着シ−ト、又はS
    BRゴム発泡体をコ−ティング加工後、パンティング孔
    空け処理してなる層着シ−トからなる請求項1〜5記載
    の多機能性背広型被服の構造。
  8. 【請求項8】 前記背広型被服がワ−キングジャケット
    若しくはワ−キングウェアである請求項1ないし請求項
    7記載の多機能性背広型被服の構造。
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