JPH11100802A - 高架鉄道の磁気遮蔽システム - Google Patents

高架鉄道の磁気遮蔽システム

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JPH11100802A
JPH11100802A JP26309697A JP26309697A JPH11100802A JP H11100802 A JPH11100802 A JP H11100802A JP 26309697 A JP26309697 A JP 26309697A JP 26309697 A JP26309697 A JP 26309697A JP H11100802 A JPH11100802 A JP H11100802A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic shielding
building
elevated railway
shielding material
elevated
Prior art date
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Pending
Application number
JP26309697A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Ishikawa
敏行 石川
Hideyo Shiokawa
英世 塩川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高架鉄道における高架下やその周辺の建物等
などに対して架線から流れる電流により発生する磁界の
影響を防ぐ。 【解決手段】 高架下又は周辺に建物等11を有する高
架鉄道の磁気遮蔽システムであって、高架の防音壁に磁
気遮蔽材を用い、高架橋脚8の周囲を磁気遮蔽材9で覆
うと共に、高架構スラブ28の上に鉄板26を布設して
引き下げ線27に電気的に接続し接地線と、建物11の
天井部及び壁部に電磁遮蔽材12、14を用いる。電磁
遮蔽材12、14には、キーストンプレート型枠や、セ
コフォームとデッキを使用し、また、天井部には、例え
ば屋上の防水層の上に敷く鉄或いは珪素鋼板、又はデッ
キプレート付PC版などの磁気遮蔽材12を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高架下又は周辺に
建物等を有する高架鉄道の磁気遮蔽システムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】自動車
や電車による交通網が発達し、その交通量が増大するの
に伴って、電車では、踏み切りによる道路の渋滞を軽減
し、また、騒音による周囲への影響を軽減するため、さ
らには、土地の有効利用を図るため、高架方式の採用、
或いは高架方式への切り換えが多くなっている。高架鉄
道では、高架下を駅や店舗その他の建物、駐車場、駐輪
場等のスペースとして利用することができる。
【0003】通常、新幹線以外の電車は、直流1500
Vが利用されており、その電流は、架線に流れ、さらに
架線から軌道(レール)、高架橋脚、大地に流れること
により、これらの電流により周囲に発生する磁界の影響
が問題となる。特に、電車の発車時に流れる起動電流や
停車直前に流れる回生電流により相当強い磁界が発生す
る。この磁界の影響により、高架鉄道の場合には、高架
下や周辺に建物等において、例えばコンピュータやパソ
コンでは、CRTの画面に歪みや乱れ、色ずれなどが発
生し、その他様々な問題が生じている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、高架鉄道における高架下やその周
辺の建物等などに対して架線から流れる電流により発生
する磁界の影響を防ぐものである。
【0005】そのために本発明は、高架下又は周辺に建
物等を有する高架鉄道の磁気遮蔽システムであって、高
架の防音壁に磁気遮蔽材を用い、高架橋脚の周囲を磁気
遮蔽材で覆うと共に、高架構スラブの上に鉄板を布設し
て引き下げ線に電気的に接続し接地線とし、前記建物の
天井部及び壁部に電磁遮蔽材を用いたことを特徴とする
ものである。
【0006】前記建物に用いる磁気遮蔽材は、打ち込み
型枠として用いたキーストンプレートであり、天井部に
用いる磁気遮蔽材は、屋上の防水層の上に敷く鉄或いは
珪素鋼板、又はデッキプレート付PC版とすることを特
徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る高架鉄道の
磁気遮蔽システムの実施の形態を示す図であり、1、
9、12、14は磁気遮蔽材、2は防音壁、3はレール
及び床版、4は電車、5は架線、6は鉄筋、7はアース
線、8は高架橋脚、11は建物、13は接地板を示す。
【0008】図1において、磁気遮蔽材1は、高架の防
音壁2に磁気遮蔽用としてレール及び床版3の上を走行
する電車4、架線5を囲むようにして設けるものであ
り、電車4には、架線5から給電され、その電流は、レ
ール及び床版3に流れる。磁気遮蔽材9は、高架橋脚8
の周囲を覆うように設けるものであり、例えば高架橋脚
8の構造材(CFT)を利用している。アース線7は、
その高架橋脚8の中を通し、高架構スラブの鉄筋6と電
気的に接続し、高架構スラブの鉄筋6からアース線7、
接地板13を通して大地への漏洩電流を流すものであ
る。磁気遮蔽材12は、高架下に建てられた建物11の
天井部に設けた、例えば屋上の防水層の上に敷く鉄或い
は珪素鋼板、又はデッキプレート付PC版、鋼製打ち込
み型枠のキーストンプレートである。磁気遮蔽材14と
しては、珪素鋼板のほか、梁や壁、柱の鋼製打ち込み型
枠として使用したキーストンプレートでもよい。キース
トーンプレートは、亜鉛メッキ鋼板からなりこれを鋼製
打ち込み型枠として使用するものであり、例えば柱の場
合には、L字形状に折曲したキーストーンプレートから
なる2枚の鋼製柱型枠により鋼製打ち込み柱型枠を構成
し、梁の場合には、両側面及び底面にキーストンプレー
トからなる鋼製梁型枠により鋼製打ち込み梁型枠を構成
する。
【0009】上記の構成において、磁気遮蔽材1、9、
12、14は、架線5から電車4を通してレール及び床
版3に流れる電流及びアース線を通して大地に流れる漏
洩電流によって発生する磁界から建物11の居住空間を
遮蔽している。これらのうち、磁気遮蔽材1は、架線5
から流れる電流によって発生する磁界から建物11の居
住空間を遮蔽するために、これらを囲うように高架の防
音壁2と共に防音壁兼用として設け、磁気遮蔽材9は、
高架橋脚8の中のアース線7に流れる大地への漏洩電流
によって発生する磁界から建物11の居住空間を遮蔽し
ている。そして、磁気遮蔽材12は、高架構スラブの鉄
筋6に流れる電流によって発生する磁界から建物11の
居住空間を遮蔽し、磁気遮蔽材14は、隣接する(並走
する)架線や線路などに流れる電流によって発生する磁
界から建物11の居住空間を遮蔽するものである。
【0010】図1から明らかなように架線5から電車4
を通してレール及び床版3に流れる電流によって発生す
る磁界は、架線5を中心として、つまり電車4の進行
方向に対してその周りに発生するのに対し、アース線7
に流れる大地への漏洩電流によって発生する磁界は、
むしろ架線5の延長方向とは直角な高架橋脚8の中のア
ース線7を中心としてその周りに発生する。そして、高
架構スラブの鉄筋6に流れる電流によって発生する磁界
は、漏洩電流が高架橋脚8の中のアース線7に流れ込
むので、その鉄筋6を中心としてその周りに発生する。
したがって、それぞれの磁界の方向は異なるが、本発明
では、その方向の磁界に合わせて磁気遮蔽材1、9、1
2を設けているので、高架全体を完全に磁気遮蔽材で覆
うようにしなくても磁気遮蔽が実現できる。
【0011】図2は本発明に係る高架鉄道の磁気遮蔽シ
ステムの効果を説明するための図であり、21は本線、
22は並走線を示す。
【0012】上記高架鉄道の下に建物11を建築した場
合、図2に示すように本線21と並走線22があると、
高架鉄道の本線21の下の建物11に対しては、本線2
1だけでなく並走線22も磁気発生源となる。このよう
に都市部では、特に主要駅になると複数の線が並走し複
雑に磁気が侵入することになる。つまり、図1に示すよ
うに上方だけでなく図2に示すように側方にも磁気発生
源がある場合、磁気遮蔽材14は、側方の磁気発生源に
よる磁気を集中させることができ、複雑な磁気分布に対
しても有効に磁気の影響を防ぐことができる。
【0013】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、建物の屋上の防水層の上に磁気遮蔽
材を敷いたが、屋根や天井部、或いは下のフロアを遮蔽
する場合には、その上のフロアの床スラブ等に磁気遮蔽
材を用いるようにしてもよい。また、必要に応じて高架
スラブの下面に磁気遮蔽材を用いるようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、高架の防音壁、高架橋脚の周囲、さらに建物
の天井部及び周囲の壁部のそれぞれを磁気遮蔽材で覆
い、高架スラブの上に鉄板を布設して引き下げ線に電気
的に接続してアースし、さらには高架スラブの鉄筋をア
ース線に電気的に接続するので、これらの回路を通して
漏洩電流を大地に流すことができ、高架橋脚の周囲の磁
気遮蔽材に漏洩電流が流れるのを防ぐことができる。し
たがって、高架鉄道に流れる電流によって発生する磁界
をそれぞれ磁気遮蔽材に集中させることができ、高架下
やその周辺の空間を磁気の低い空間として構成すること
ができる。その結果、高架下やその周辺のスペースを利
用した建物等に対して高架鉄道から磁気遮蔽を実現する
ことができ、建物等における磁気の影響を防ぐことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る高架鉄道の磁気遮蔽システムの
実施の形態を示す図である。
【図2】 本発明に係る高架鉄道の磁気遮蔽システムの
効果を説明するための図である。
【符号の説明】
1、9、12、14…磁気遮蔽材、2…防音壁、3…レ
ール及び床版、4…電車、5…架線、6…鉄筋、7…ア
ース線、8…高架橋脚、11…建物、13…接地板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高架下又は周辺に建物等を有する高架鉄
    道の磁気遮蔽システムであって、高架の防音壁に磁気遮
    蔽材を用い、高架橋脚の周囲を磁気遮蔽材で覆うと共
    に、高架構スラブの上に鉄板を布設して引き下げ線に電
    気的に接続し接地線とし、前記建物の天井部及び壁部に
    電磁遮蔽材を用いたことを特徴とする高架鉄道の磁気遮
    蔽システム。
  2. 【請求項2】 前記建物に用いる磁気遮蔽材は、打ち込
    み型枠として用いたキーストンプレートであることを特
    徴とする請求項1記載の高架鉄道の磁気遮蔽システム。
  3. 【請求項3】 前記建物の天井部に用いる磁気遮蔽材
    は、屋上の防水層の上に敷く鉄或いは珪素鋼板、又はデ
    ッキプレート付PC版とすることを特徴とする請求項1
    記載の高架鉄道の磁気遮蔽システム。
JP26309697A 1997-09-29 1997-09-29 高架鉄道の磁気遮蔽システム Pending JPH11100802A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102666991A (zh) * 2009-12-21 2012-09-12 庞巴迪运输有限公司 轨道限制车辆的轨道
CN106787457A (zh) * 2016-12-29 2017-05-31 中铁二院工程集团有限责任公司 磁悬浮轨道磁屏蔽装置及方法

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CN102666991B (zh) * 2009-12-21 2015-01-14 庞巴迪运输有限公司 轨道限制车辆的轨道
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