JPH11101026A - 金網パネル及びその連結方法 - Google Patents

金網パネル及びその連結方法

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JPH11101026A
JPH11101026A JP28271497A JP28271497A JPH11101026A JP H11101026 A JPH11101026 A JP H11101026A JP 28271497 A JP28271497 A JP 28271497A JP 28271497 A JP28271497 A JP 28271497A JP H11101026 A JPH11101026 A JP H11101026A
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wire
frame
frame line
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Kazuhiko Kitagawa
一彦 北川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ふとんかご又はかごマットや、各種フェンス
の組み立てに適し、容易に連結することのできる金網パ
ネル及びその連結方法を提供することである。 【解決手段】 金網12と枠線14とから構成される金
網パネル10において、枠線14が、金網12にほぼ平
行な貫通軸を有する連結部16を備えることであり、さ
らに、枠線14の一部をループ状に変形して連結部16
を形成することである。また、その連結方法において、
連結部と連結部とを重ねて連結棒を貫入するか、金網目
に挿入された連結部に連結棒を貫入するか、並列された
連結部に逆U字型の連結具を貫入することにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金網パネルに関し、
より詳しくは、護岸工事に用いられるふとんかごやかご
マット、野球場のバックネット、工事現場の仮設ネッ
ト、住宅やテニスコートのフェンス等々に適し、容易に
連結することのできる金網パネル及びその連結方法に関
する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、護岸工法のひと
つとして、ふとんかご又はかごマットを用いる工法が知
られている。金網で形成された長方形の容器に栗石等を
詰め、河川や湖沼の岸辺に敷設する工法である。本工法
によれば、栗石等が見える外観となるため自然に近い景
観となり、ある程度の期間を経れば、栗石等の間に溜ま
る土砂に草花が自生する。したがって、比較的自然景観
の維持に配慮された工法として評価され、近年、本工法
の採用が著しく増大してきた。
【0003】かごマットは、菱形金網が枠線で枠組み固
定されてなる底部材、側壁部材、蓋部材、仕切部材等を
箱状に組み立てて構築される。図面に基づいて説明すれ
ば、図17に示されるように、各部材100は、それぞ
れ用いられる箇所に対応させて菱形金網102を所定の
長方形の大きさに形成する。そして、その長方形の菱形
金網102の四方の端部に枠線104を挿通させること
により、菱形金網102の寸法が変化したり、あるいは
その菱形金網102を構成する螺旋状の線材106が解
けたり位置が変わったりするのを防止して、菱形金網1
02の形状が固定される。
【0004】次に、図18に示されるように、隣接する
部材100間の連結は、隣り合う2本の枠線104を太
さ4〜5mmの鉄線からなるコイル108で抱き込み絡
ませたり、あるいはリング状部材で連結することで行わ
れる。例えば、図19(a)に示すように、1枚の底部
材110と2枚又は3枚の側壁部材112と、それらか
ら構成されるかごマットユニット114は、それぞれの
各部材110、112が工場で予め製造されるととも
に、これらの部材110、112がコイル108やリン
グ状部材116で連結されてかごマットユニット114
が製造される。その後、このかごマットユニット114
は折り畳まれた状態で施工現場に運ばれる。そして、図
19(b)に示すように、施工現場では、底部材110
に対して側壁部材112を立設させた後、側壁部材11
2と隣接する側壁部材112とをコイル108等を用い
て連結し、かごマットユニット114が組み立てられ
る。
【0005】施工現場では、図20に示されるように、
各種のかごマットユニット114をコイル108やリン
グ状部材116で連結するとともに、側壁部材112を
組み立てて連結し、幾つかの箱型ユニットが連結されて
なる大面積のかごマット118を構築する。組み立てら
れたかごマット118には、栗石等の詰石が投入された
後、菱形金網からなる蓋部材120が被せられる。蓋部
材120と側壁部材114あるいは仕切部材122と
が、またコイル108等によって連結・固定され、図2
1に示されるような広い面積のかごマット118が完成
される。
【0006】このかごマット118を構築するには、幾
多の困難を伴う作業が必要となる。すなわち、例えば2
つのかごマットユニット114を連結するために、2本
の枠線104をコイル108で絡む連結作業は非常に手
間の掛かる作業であり、多大の労力と時間を必要とする
ものであった。図19(a)に示される状態までの組み
立ては工場内で行われるが、工場内の作業であっても二
人がかりの作業となってしまう。菱形金網102の剛性
が低くて動き易く、位置合わせが難しいためである。こ
の連結作業は施工現場ではさらに難しくなり、特に、石
詰め後に行われる、蓋部材120と側壁部材112ある
いは仕切部材122との連結作業は、熟練と腕力が必要
であった。
【0007】また従来、野球場のバックネット、工事現
場の仮設ネット、住宅やテニスコートのフェンス等の建
設においては、まず支柱をブロック基礎の上に立て、次
いで金網を支柱に連結する方法が取られてきた。支柱に
は金網を固定するための留め金が設けられている。この
建設方法では、支柱等の材料コスト及び工事費が高いう
え、ブロック基礎工事に時間が掛かる等の問題があり、
もっと簡便で安価な施工方法の開発が期待されている。
【0008】そこで本発明者は、連結が容易であって、
ふとんかごやかごマットの構成部材、工事現場の仮設ネ
ット、住宅やテニスコート等の各種フェンスに適した金
網パネル及びその連結方法について鋭意検討を重ねた結
果、本発明に至ったのである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる金網パネ
ルの要旨とするところは、少なくとも金網と枠線とから
構成される金網パネルにおいて、該枠線が、前記金網に
ほぼ平行な貫通軸を有する連結部を備えることにある。
【0010】またさらにかかる金網パネルにおいて、該
連結部を、枠線の一部を変形させてループ状に形成する
ことにある。
【0011】また、本発明に係わる金網パネルの連結方
法の要旨とするところは、少なくとも金網と枠線とから
構成される金網パネルの連結方法において、該枠線に前
記金網にほぼ平行な貫通軸を有する連結部を備え、該連
結部と隣接する金網パネルの連結部とを重ね合わせて共
通の貫通軸を形成させ、該共通の貫通軸に連結棒を挿入
することにより連結することにある。
【0012】あるいはまた、本発明に係わる金網パネル
の連結方法の別の要旨とするところは、少なくとも金網
と枠線とから構成される金網パネルの連結方法におい
て、該枠線に前記金網にほぼ平行な貫通軸を有する連結
部を備え、該連結部を隣接する金網パネルの金網目に挿
入し、前記貫通軸に連結棒を挿入することにより連結す
ることにある。
【0013】さらにまた、本発明に係わる金網パネルの
連結方法の別の要旨とするところは、少なくとも金網と
枠線とから構成される金網パネルの連結方法において、
該枠線に前記金網にほぼ平行な貫通軸を有する連結部を
備え、該連結部と隣接する金網パネルの連結部とを並列
させ、2本の連結棒が逆U字型にほぼ平行に連結されて
なる連結具を、前記並列させられた2個の連結部に挿入
することにより連結することにある。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係わる金網パネル
とその連結方法の実施態様について図面に基づいて詳細
に説明する。
【0015】図1は、本発明に係わる金網パネル10の
一例を示すものであり、金網パネル10は、金網12
と、その4辺を囲む枠線14とから構成されている。枠
線14には、ループ状の連結部16が金網12の4辺に
わたり適宜設けられていて、その連結部16により4辺
のうちどの辺でも隣接する他の金網パネル10との連結
が可能に構成されている。
【0016】本発明において用いられる金網12は平織
金網や菱形金網等を含み、特に限定されないが、中でも
菱形金網は枠線14への固定作業が容易であることから
用いるのが好ましい。すなわち、菱形金網は図2に示さ
れるように、特別の固定部材を用いることなく、金網に
一体的に織り込むことができる。菱形金網22に枠線1
4を固定する方法のうち、枠線14を菱形金網22の折
り返し端部(湾曲部)に織り込んで固定する方法は、ジ
グザグ状の線材18と枠線14とを別のジグザグ状の線
材20で絡んで繋ぐものであり、線材20を菱形金網2
2の側方から螺旋状に旋回させて、線材18と枠線14
とを絡ませながら挿入することで実施される。線材20
は金網12を構成する成分でもあり、枠線14は菱形金
網22に一体的に折り込まれた形になる。
【0017】また、図3に示されるように、菱形金網2
2における線材24の切断端部26に枠線14を固定す
る方法は、菱形金網22を構成する線材24の端部26
を曲げて枠線14を把むことにより行われる。線材24
の端部26を枠線14の周りに曲げる作業は治具等を準
備することで、主に、工場内で安定かつ安価なコストで
加工することができる。なお、平織金網を用いる場合に
は、この固定方法を用いることにより、4辺の全てにつ
いて枠線14を固定することができる。
【0018】枠線14は金網12の形状を保持するとと
もに連結部16を設けるためのものであり、通常、金網
12を構成する線材24より太い鋼線が用いられるのが
好ましい。枠線14は図4に示されるように、予め四角
の枠に成形されてから、金網12が固定される。本発明
において、枠線14には連結部16が設けられるが、連
結部16は図4に示されるように、4辺全てに設けられ
てもよいし、図5に示されるように、いずれか2辺だけ
に設けられてもよく、用途に応じて必要な部分に設けら
れる。かごマットやふとんかご等の用途では4辺に設け
た使い方が主になるし、フェンス等の用途では2辺に設
けた使い方が主になる。
【0019】連結部16は、図4及び図5に示されるよ
うに、金網12に平行な貫通軸28を有していればよ
く、その形状は特に限定されないが、筒状又はループ状
が好ましい。また、連結部16は枠線14とは別の部材
として枠線14に取り付けてもよいし、枠線14の一部
を変形させて形成してもよい。特に好ましくは、枠線1
4の一部をループ状に変形させて連結部16を形成する
ことである。
【0020】例えば図6に示されるように、ループ状の
連結部16を設けた枠線14は、通常の加工機を用いて
容易に製造することができるのでコストを低減すること
ができるし、連結部16が枠線14と一体化していて外
れることはないので、金網パネル間の強固な連結が可能
となる。しかしながら、特に筒状の連結部16とか移動
又は回転できる連結部16とかが必要とされる用途によ
っては、別部材として製造された連結部16を取り付け
る方法を採用することができる。
【0021】図7は、ループ状連結部16の形状につい
て、その数例を示すものであるが、同図(a)、(b)
は円状ループの例、同図(c)、(d)は長円状ループ
の例であり、また同図(e)、(f)は長円状ループを
捩じって、枠線14から離れた位置に円状ループを形成
した例である。ループ内径の大きさは、ループを貫通す
る連結棒の太さの3倍以上が好ましく、例えば6mmの
連結棒に対しては18mm以上、30mm以下くらいが
特に好ましい範囲である。長円状ループの場合にはその
短径を基準にするとよい。
【0022】連結部16が枠線14に設けられる位置は
特に限定されないが、金網12のピッチの整数倍のピッ
チで設けられることが好ましい。ここでいう金網12の
ピッチとは、いわゆる、編目の寸法とは異なり、図8で
1 、P2 として示される寸法をいう。すなわち、金網
パネル10の湾曲端部では、P1 の整数倍のピッチで連
結部16が設けられることが好ましく、金網パネル10
の切断端部では、P2の整数倍のピッチで連結部16が
設けられることが好ましい。この好ましいピッチを外し
て設けると、金網12に枠線14を固定する作業が困難
になることがある。特に、図2を用いて説明した湾曲端
部への枠線14の固定作業においては、線材20を螺旋
状に旋回させながら押し込む時に連結部16に引っ掛か
ってしまうことがある。これを避けるためには、連結部
16の大きさをP2 の半分以下に制限すればよいが、実
用性が著しく減少してしまう。連結部16が設けられる
ピッチは枠線14の太さや用途によって異なるが、例え
ば、かごマットやふとんかごの場合には、10cm以上
30cm以下、金網12のピッチの等倍から3倍のピッ
チが好ましい。
【0023】本発明に用いられる金網12の線材24
や、枠線14の太さは特に限定されず、従来使用されて
いた太さでよい。かごマットやふとんかごの場合、通
常、線材24の線径は3.2mm〜5mm、枠線14は
5mm〜6mmである。野球場のバックネットや住宅の
フェンスに用いられる場合にも、金網12の編目や線材
24の太さ、枠線14の太さは従来どおりでよい。
【0024】次に、本発明に係わる金網パネルの連結方
法について説明する。
【0025】図9は、互いに隣接する金網パネル30、
32の枠線31、33に設けられた連結部34、36を
重ね合わせて形成される貫通軸28に沿って、連結棒3
8を挿入する連結方法の一例を示す。1本の連結棒38
を共有することにより、金網パネル30と32とが連結
される。また、本連結方法においては、連結棒38を回
転軸として金網パネル30と32とを回転させることが
可能であり、金網パネル30と32との連結角度を自由
に設定することができる。かごマットやふとんかごの構
築において、底部材、側壁部材、蓋部材、仕切部材等を
連結するために特に有用な連結方法である。
【0026】図10は、本発明に係わる金網パネルの別
の連結方法を説明するものであるが、平面状の金網パネ
ル42の金網目に、金網パネル40の枠線14に設けら
れた連結部16を挿入し、連結部16の貫通軸28に沿
って連結棒38を挿入すれば、連結部16は金網目から
抜け出せなくなるので、金網パネル40と金網パネル4
2は連結される。図9、図10に例示される連結方法
は、立体的な組み立てに適し、特に、かごマットやふと
んかごの構築において、底部材、側壁部材、蓋部材、仕
切部材等を連結するのに有用な連結方法である。
【0027】さらにまた、図11は本発明に係わる金網
パネルの別の連結方法を説明するものであるが、互いに
隣接する金網パネル44と46の枠線48、50に設け
られた連結部52、54を並列させ、2本の連結棒5
6、58が逆U字型にほぼ平行に連結されてなる連結具
60を、並列させられた2個の連結部52、54に挿入
する。本連結方法によれば、連結棒56、58の間隔を
自由に設計できるので、連結作業性の向上や外観の改善
等のために、金網パネル間を適当に離すことができる。
また連結部52と54とを別な形状とすることもできる
ので、形状や材質の異なる金網パネル間の連結が容易に
できる。あるいは、金網パネルの一方を支柱等の別部材
に置き換えることもできる。あるいはまた、連結具60
は2本の連結棒56、58からなり強度が高いので、こ
れを地盤に打ち込んで支柱としても機能させることによ
り、簡便にフェンスを構築することもできる。
【0028】連結棒38の材質や形状は特に限定されな
いが、連結部に挿入しやすく強度が高いことが要請され
るので、円柱状あるいは円筒状であり、鉄等の金属から
なることが好ましい。連結の作業性や連結強度やコスト
等を考慮すれば、連結棒の太さは連結部内径の2/3か
ら1/5くらいが好ましく、特に好ましくは1/2から
1/4くらいである。また、運搬や施工時における抜け
落ちを防ぐため、図12に示されるように、端部を曲げ
ておくのも有効な手段である。
【0029】本発明の金網パネル及びその連結方法によ
れば、金網から構成される、又は一部に金網が用いられ
た種々の構造物を簡便に構築することができる。次に本
発明に基づきかごマットを構築する例を説明する。
【0030】図13は、本発明に基づいて工場内で製造
されたかごマットユニット62の一例を示すものである
が、底部材64、側壁部材66のそれぞれは、図1に示
されるように、4辺に連結部16を備えた金網パネル1
0からなり、図9により説明した連結方法によって、底
部材64と3枚の側壁部材66とが連結されている。こ
のかごマットユニット62は折り畳まれて施工現場に運
ばれ、図14に示されるように組み立てられる。組み立
ては、側壁部材66を立設させ、重なり合う連結部16
に連結棒を挿入することによって行う。挿入は上方から
下方に真っ直ぐに行うだけであり、一人で簡単に実施で
きるので、従来のコイルによる方法に較べれば、作業性
が大幅に改善される。
【0031】次に、かごマットユニット62は、他の形
状のかごマットユニットも混じえて、図15に示される
ように連結され、栗石等の詰石が投入され、蓋部材72
が被せられてかごマット70が完成する。この構築過程
において、底部材64同志、側壁部材66同志、側壁部
材66や仕切部材74と蓋部材72の連結は、図9によ
り説明した連結方法によって行われる。いずれも、1本
の連結棒を挿入するだけの簡単な作業であり、作業性は
従来方法より格段に向上する。
【0032】ここで説明したかごマット構築の例では、
隣接する連結部を重ねて連結棒を挿入する連結方法だけ
を用いたが、本発明に係わる他の連結方法を組み合わせ
たり、従来の連結方法と組み合わせて実施することもで
きる。例えば、仕切部材74と比較的長い蓋部材72と
の連結は、図10に例示される連結方法によるのが適切
な場合もある。また、工場内で行われる、底部材64と
側壁部材66との連結は、従来方法によりコイルやリン
グ状部材を用いるほうが適切な場合もある。
【0033】上述したように、本発明に基づくかごマッ
トの構築においては、工場内の作業性とともに、特に施
工現場での作業性が大幅に向上する。また材料コストの
低減も期待できる。連結部を備えた枠線は従来技術の範
囲で容易に製造することができるので、そのためのコス
ト増加はわずかであり、コイルやリング状部材やワイヤ
ークリップを用いる従来方法よりむしろ材料コストは低
減するであろう。
【0034】図9または図11に例示される連結方法に
おいて、比較的太い連結棒38又は連結具60を用いて
支柱として機能させることにより、フェンスを簡単に構
築することができる。すなわち、金網パネルより長めの
連結棒38又は連結具60を連結部16に貫通させ、先
端を地盤に打ち込み立設させれば、金網パネルからなる
フェンスを構築できる。金網が支柱に固定される従来方
法では、金網と連結してから支柱を打ち込むと金網が変
形するため実施できなかったが、本発明においては、連
結棒38又は連結具60とループ状連結部16との間が
ルーズで自由に滑ることができるので、打ち込みによる
簡単な構築が可能となるのである。本発明に基づく斜面
用フェンスの構築においては、図16に示されるような
平行四辺形の金網パネル10を用いることもできる。
【0035】その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範
囲内で、金網や枠線の材質や形状、連結部の材質や形状
や設置位置や個数、金網パネルの連結方法等々につき、
当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、変形を加え
た態様で実施し得るものである。
【0036】本発明の実施例を、以下に詳しく説明す
る。
【0037】第1の実施例 図1に示されるのと同様の金網パネル10を用い、図1
3、図14、図15に示される手順でかごマット70を
構築した。かごマットユニット62の大きさは長さ1.
5m、幅2.0m、厚さ0.5mであり、底部材64と
蓋部材72の大きさは1.5m×2.0m、側壁部材6
6の大きさは0.5m×1.5mと0.5m×2.0m
であった。底部材64と側壁部材66の金網12は、線
径4mmの線材24からなる菱形金網であり、編目は1
00mm、図8で示される、横方向のピッチP1 と上下
方向のピッチP2 は共に約140mmであった。また、
蓋部材72の金網12は、線径5mmの線材24からな
る菱形金網であり、編目は100mmであった。それぞ
れの部材は直径6mmの枠線14で囲まれ、枠線14の
一部を変形させて形成した連結部16を備えている。線
材24及び枠線14は、溶融亜鉛ー10%アルミニウム
合金めっきの鉄線であった。連結部16の形状は図7
(a)、(b)に示されるような円状ループであり、金
網12の線材ピッチと同じ、140mmピッチで金網パ
ネル10の全周にわたって設けられている。
【0038】このようにして製作された底部材64と側
壁部材66とを、図13に示されるように工場内で連結
し、折り畳んで施工現場に運搬して、図14に示される
ように組み立てた。次に、他の形状のかごマットユニッ
トとも組み合わせて、図15に示されるようにマット状
に連結・敷設し、詰石を投入したのち蓋部材72を被
せ、側壁部材66と連結・固定してかごマットを構築し
た。各部材間の連結は、図9を用いて説明したように、
連結部を重ねて形成した貫通軸28に沿って連結棒38
を挿入することによって行った。
【0039】本実施例において、枠線に連結部を設ける
加工はワイヤーフォーミングマシンを用いて容易に行う
ことができた。また、各部材を連結する作業性は、コイ
ル等を用いる従来方法に較べて大幅に向上し、労力が軽
減され工期が短縮される効果が確認された。
【0040】第2の実施例 図11を用いて説明した連結方法を用いて、河川の堤防
工事に用いる仮設フェンスを構築した。図16に示され
るように斜めに切り出された、1辺が1.5m長さの金
網12を、線径6mmの枠線14で囲んだ金網パネル1
0を製作した。金網12は線径3.2mmの線材からな
り、編目60mm、上下方向の線材ピッチ(P2 )85
mmの菱形金網である。連結部16は、枠線14の一部
を内径30mmのループ状に変形して形成したもので、
200mmピッチで金網パネル10の左右両辺に設けら
れている。次に、連結部16が並列するように金網パネ
ルを並べ、図11に示されるのと同様に、逆U字型に成
形された連結具60の2本の連結棒56、58を連結部
16に挿入して地盤に打ち込んだ。金網パネルは連結さ
れると同時に河川の法面に沿って立設され、仮設フェン
スを構築することができた。連結具60は、直径15m
mのパイプを曲げて成形されたもので長さ1.9mであっ
た。
【0041】
【発明の効果】本発明による金網パネルによれば、枠線
に設けられた連結部に連結棒を挿入するだけで連結され
るので、連結の作業性が向上し、労力の低減と工期の短
縮が可能となる。
【0042】さらに、枠線の一部を機械加工することに
よって連結部を容易に形成することができるので、連結
部の形状や設置位置の精度が高く、連結された物の連結
強度が安定すると共に外観が向上する効果が得られる。
【0043】また、本発明による金網パネルの連結方法
によれば、金網パネルの四辺全てで簡単に連結できるの
で立体的な構築に適し、特に、かごマットやふとんかご
を構築する作業性が向上して労力の低減と工期の短縮が
可能となる。
【0044】さらにまた、本発明による金網パネルの連
結方法の別の実施形態によれば、連結のために用いる連
結棒を地盤に打ち込むことにより、支柱としても機能さ
せることができるので、野球場のバックネット、工事現
場の仮設ネット、住宅やテニスコートのフェンス等々を
簡便に構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる金網パネルの一例を説明する平
面図である。
【図2】本発明に係わり、枠線に菱形金網を固定する方
法を説明する模式図である。
【図3】本発明に係わり、枠線に菱形金網を固定する別
の方法を説明する模式図である。
【図4】本発明に係わり、連結部の配置例を説明する模
式図である。
【図5】本発明に係わり、連結部の別の配置例を説明す
る模式図である。
【図6】本発明に係わり、連結部を備えた枠線の例を模
式的に示す斜視図である。
【図7】本発明に係わり、連結部の形状を説明する模式
図であり、同図(a)は円ループ状連結部の正面図で同
図(b)はその側面図、同図(c)は長円ループ状連結
部の正面図で同図(d)はその側面図、同図(e)は脚
付き円ループ状連結部の正面図で同図(f)はその側面
図である。
【図8】本発明に係わり、適正な連結部の位置を説明す
るための、金網の模式図である。
【図9】本発明に係わる金網パネルの連結方法の一例を
模式的に説明する斜視図である。
【図10】本発明に係わる金網パネルの連結方法の別の
一例を模式的に説明する斜視図である。
【図11】本発明に係わる金網パネルの連結方法の別の
一例を模式的に説明する立面図である。
【図12】本発明に係わり、連結棒の一例を示す模式図
である。
【図13】本発明に係わる金網パネルの連結法により連
結されたかごマットユニットの一例を模式的に示す平面
図である。
【図14】本発明に係わる金網パネルの連結法により組
み立てられたかごマットユニットの一例を模式的に示す
斜視図である。
【図15】本発明に係わる金網パネルの連結法により構
築されたかごマットの一例を示す斜視図である。
【図16】本発明に係わる金網パネルの他の一例を説明
する平面図である。
【図17】従来技術に係わり、かごマットを構成する部
材を説明する模式図である。
【図18】従来技術に係わり、かごマットを構成する部
材間の連結方法を説明する模式図である。
【図19】従来技術に係わり、かごマットユニットの一
例を説明する模式図であり、同図(a)は組み立て前、
同図(b)は組み立て後を示す。
【図20】従来技術に係わり、かごマットの構築方法を
説明する模式図である。
【図21】従来技術に係わり、構築されたかごマットの
一例を説明する模式図である。
【符号の説明】
10、30、32、40、42、44、46:金網パネ
ル 12:金網 14、31、33、48、50、104:枠線 16、34、36、52、54:連結部 18、20、24、106:線材 22、102:菱形金網 26:鋼線の端部 28:貫通軸 38、56、58、68:連結棒 60:連結具 62、114:かごマットユニット 64、110:底部材 66、112:側壁部材 70、118:かごマット 72、120:蓋部材 74、122:仕切部材 100:部材 108:コイル 116:リング状部材
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図12】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図10】
【図14】
【図17】
【図9】
【図11】
【図13】
【図15】
【図16】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも金網と枠線とから構成される
    金網パネルにおいて、該枠線が、前記金網にほぼ平行な
    貫通軸を有する連結部を備えた枠線であることを特徴と
    する金網パネル。
  2. 【請求項2】 前記連結部が、枠線の一部をループ状に
    変形して形成された連結部であることを特徴とする請求
    項1に記載する金網パネル。
  3. 【請求項3】 少なくとも金網と枠線とから構成される
    金網パネルの連結方法において、該枠線に前記金網にほ
    ぼ平行な貫通軸を有する連結部を備え、該連結部と隣接
    する金網パネルの連結部とを重ね合わせて共通の貫通軸
    を形成させ、該共通の貫通軸に連結棒を挿入することに
    より連結することを特徴とする金網パネルの連結方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも金網と枠線とから構成される
    金網パネルの連結方法において、該枠線に前記金網にほ
    ぼ平行な貫通軸を有する連結部を備え、該連結部を隣接
    する金網パネルの金網目に挿入し、前記貫通軸に連結棒
    を挿入することにより連結することを特徴とする金網パ
    ネルの連結方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも金網と枠線とから構成される
    金網パネルの連結方法において、該枠線に前記金網にほ
    ぼ平行な貫通軸を有する連結部を備え、該連結部と隣接
    する金網パネルの連結部とを並列させ、2本の連結棒が
    逆U字型にほぼ平行に連結されてなる連結具を、前記並
    列させられた2個の連結部に挿入することにより連結す
    ることを特徴とする金網パネルの連結方法。
JP28271497A 1997-09-29 1997-09-29 金網パネル及びその連結方法 Withdrawn JPH11101026A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008153108A1 (ja) * 2007-06-12 2008-12-18 Maeda Kosen Co., Ltd. 土木用籠材、土木用籠材の製造方法及び土木用籠材の組み付けキット
JP2017179851A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 東亜グラウト工業株式会社 飛来物防護バリア
US11092010B2 (en) 2019-02-20 2021-08-17 Dsi Tunneling Llc Underground support system and method
RU2787100C2 (ru) * 2017-10-12 2022-12-28 Геобругг Аг Полотно проволочной сетки
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