JPH11101304A - ブッシュの製造方法 - Google Patents

ブッシュの製造方法

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JPH11101304A
JPH11101304A JP9277994A JP27799497A JPH11101304A JP H11101304 A JPH11101304 A JP H11101304A JP 9277994 A JP9277994 A JP 9277994A JP 27799497 A JP27799497 A JP 27799497A JP H11101304 A JPH11101304 A JP H11101304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer peripheral
bush
elastic body
peripheral side
axial
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9277994A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Oda
亮一 小田
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Nok Megulastik Co Ltd
Original Assignee
Nok Megulastik Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nok Megulastik Co Ltd filed Critical Nok Megulastik Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内周側部材1の外周側に弾性体2を介して筒
状の外周側部材3を連結するブッシュの製造に関して、
ブッシュの径方向、軸方向、捩り方向およびこじり方向
のそれぞれについて設定されるバネ定数の設定可能領域
を拡大する。 【解決手段】 外周側部材3の軸方向中央部3aの径寸
法を製造終了時における径寸法より大きく設定するとと
もに外周側部材3の軸方向端部3bを斜め内方に向けて
テーパ状に成形し、次いで外周側部材3を弾性体2の外
周側に配置し、次いで軸方向中央部3aを所定の径寸法
となるまで絞り加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブッシュの製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から図3に示すように、内周側部材
51の外周側にゴム状弾性材製の弾性体52を介して筒
状の外周側部材53を連結したブッシュが知られてお
り、このブッシュは、弾性体52の弾性を利用して入力
振動を減衰させる振動減衰機構ないし防振機構として、
様々な用途に用いられている。
【0003】上記ブッシュは従来、以下の方法によって
製造されている。
【0004】すなわち先ず、内周側部材51および外周
側部材53をそれぞれ最終的な製品形状となるように成
形し、次いでこの両部材51,53を、弾性体52を成
形するための加硫成形型のキャビティに入れる。次いで
この加硫成形型により弾性体52を加硫成形し、加硫成
形と同時に内周側部材51の外周面および外周側部材5
3の内周面に加硫接着して、図3に示したブッシュとす
る。
【0005】しかしながら、このような方法によって製
造されたブッシュには、加硫成形された弾性体52に圧
縮が全く加えられないために、当該ブッシュの径方向、
軸方向、捩り方向(x方向)およびこじり方向(y方
向)のそれぞれについて設定されるバネ定数の設定可能
領域(特性設定可能領域)が比較的狭い範囲に限定され
てしまう問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、内周側部材の外周側に弾性体を介して筒状の外周側
部材を連結するブッシュの製造に関して、製造過程で弾
性体の一部に圧縮を加えることにより、ブッシュの径方
向、軸方向、捩り方向およびこじり方向のそれぞれにつ
いて設定されるバネ定数の設定可能領域(特性設定可能
領域)を拡大することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のブッシュの製造方法は、内周側部材の外周
側にゴム状弾性材製の弾性体を介して筒状の外周側部材
を連結するブッシュの製造方法において、前記外周側部
材の軸方向中央部の径寸法を製造終了時における径寸法
より大きく設定するとともに前記外周側部材の軸方向端
部を斜め内方に向けてテーパ状に成形し、次いで前記外
周側部材を前記弾性体の外周側に配置し、次いで前記軸
方向中央部を所定の径寸法となるまで絞り加工すること
にした。
【0008】製造過程で弾性体の一部に圧縮を加える
と、そのバネ定数を上げて硬度を下げることが可能であ
るが、本発明では特に、外周側部材の軸方向中央部の径
寸法を製造終了時における径寸法より大きく設定すると
ともに外周側部材の軸方向端部を斜め内方に向けてテー
パ状に成形し、次いで外周側部材を内周側部材および弾
性体の外周側に配置し、その上で前者の軸方向中央部の
みを所定の径寸法(製造終了時における径寸法)となる
まで絞り加工するようにしたために、この外周側部材の
軸方向中央部の内周側に位置する弾性体の軸方向中央部
のみに径方向の圧縮が加えられる。したがってこの結
果、弾性体の軸方向中央部のバネ定数は上がるが、同じ
弾性体の軸方向端部のバネ定数は上がらないという特性
が得られ、これにより、こじり方向に入力する振動に対
して大きな減衰効果を期待することが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。
【0010】図1および図2は、当該実施形態に係る製
造方法によって製造されるブッシュの半裁断面図を示し
ており、図1が製造途中の状態、図2が製造終了時の状
態を示している。
【0011】当該方法によって製造されるブッシュは、
図2に示すように、筒状を呈する金属等剛材製の内周側
部材(インナースリーブとも称する)1の外周側に、筒
状を呈するゴム状弾性材製の弾性体(ゴムとも称する)
2を介して、筒状を呈する板金等剛材製の外周側部材
(アウタースリーブとも称する)3を同心状に連結した
もので、弾性体2の弾性を利用して入力振動を減衰させ
る振動減衰機構ないし防振機構として機能するものであ
る。
【0012】図2のブッシュは、これを以下のようにし
て製造する。
【0013】すなわち先ず、図1に示すように、外周側
部材3の軸方向中央部3aの径寸法φAが製造終了時に
おける径寸法φB(図2参照)より大きくなるように寸
法を設定してこの外周側部材3を筒状に成形し、同時に
この外周側部材3の軸方向端部3bをそれぞれ斜め内方
に向けてテーパ状に成形する。また併せて内周側部材1
を最終的な製品形状となるように成形する。
【0014】次いで、この外周側部材3および内周側部
材1をそれぞれ、弾性体2を成形するための加硫成形型
(図示せず)のキャビティに入れる。
【0015】次いで、この加硫成形型により弾性体2を
加硫成形し、加硫成形と同時に内周側部材1の外周面お
よび外周側部材3の内周面のそれぞれに加硫接着する。
これにより図1の状態となる。外周側部材3の内周面
は、軸方向中央部3aの内周面および各軸方向端部3b
の内周面の双方である。
【0016】次いで、外周側部材3の軸方向中央部3a
をその軸方向全長Lに亙って所定の径寸法(製造終了時
における径寸法φBである)となるまでローラ等の機械
または治具(図示せず)により絞り加工し、これにより
図2に示したブッシュを製造する。
【0017】尚、テーパ状に成形された外周側部材3の
軸方向端部3bはそれぞれ、この絞り加工に伴う軸方向
中央部3aとの相対変位により円筒状に自動復帰する
が、このようにしたのは、絞り加工により弾性体2の軸
方向中央部2aのみに径方向の圧縮を加え、同じ弾性体
2の軸方向端部2bに圧縮を加えないようにするためで
ある。また、このように軸方向端部3bが自動復帰する
ことにより弾性体2の軸方向端部2bが径方向外方に引
っ張られて、軸方向中央部2aとの硬度差が更に助長さ
れる場合もある。
【0018】そして、このような方法によってブッシュ
を製造すると、製造過程の途中で弾性体2の一部に径方
向の圧縮が加えられるために、当該ブッシュの径方向、
軸方向、捩り方向(x方向)およびこじり方向(y方
向)のそれぞれについて設定されるバネ定数の設定可能
領域(特性設定可能領域)を弾性体非圧縮の場合と比較
して拡大することができ、製品仕様として要求される特
性を実現し易くなる。
【0019】また併せて、この方法によると、絞り加工
される外周側部材3の軸方向中央部3aの内周側に位置
する弾性体2の軸方向中央部2aのみに径方向の圧縮が
加えられて、同じ弾性体2の軸方向端部2bに圧縮が加
えられないために、弾性体2の軸方向中央部2aのバネ
定数は上がるが、軸方向端部2bのバネ定数は上がらな
いという特性が得られ、これにより、こじり方向に入力
する振動に対して大きな減衰効果を期待することができ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0021】すなわち先ず、本発明のブッシュの製造方
法においては、製造過程で弾性体の一部に径方向の圧縮
が加えられるために、ブッシュの径方向、軸方向、捩り
方向およびこじり方向のそれぞれについて設定されるバ
ネ定数の設定可能領域(特性設定可能領域)を弾性体非
圧縮の場合と比較して拡大することができ、製品仕様と
して要求される特性を実現し易くなる。
【0022】また併せて、本発明のブッシュの製造方法
によると、絞り加工される外周側部材の軸方向中央部の
内周側に位置する弾性体の軸方向中央部のみに径方向の
圧縮が加えられて、同じ弾性体の軸方向端部に圧縮が加
えられないために、弾性体の軸方向中央部のバネ定数は
上がるが、軸方向端部のバネ定数は上がらないという特
性が得られ、これにより、こじり方向に入力する振動に
対して大きな減衰効果を期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る製造方法によって製造
されるブッシュの製造途中の状態を示す半裁断面図
【図2】同ブッシュの製造終了時の状態を示す半裁断面
図
【図3】従来の製造方法によって製造されたブッシュの
半裁断面図
【符号の説明】
1 内周側部材 2 弾性体 2a,3a 軸方向中央部 2b,3b 軸方向端部 3 外周側部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周側部材(1)の外周側にゴム状弾性
    材製の弾性体(2)を介して筒状の外周側部材(3)を
    連結するブッシュの製造方法において、 前記外周側部材(3)の軸方向中央部(3a)の径寸法
    を製造終了時における径寸法より大きく設定するととも
    に前記外周側部材(3)の軸方向端部(3b)を斜め内
    方に向けてテーパ状に成形し、次いで前記外周側部材
    (3)を前記弾性体(2)の外周側に配置し、次いで前
    記軸方向中央部(3a)を所定の径寸法となるまで絞り
    加工することを特徴とするブッシュの製造方法。
JP9277994A 1997-09-26 1997-09-26 ブッシュの製造方法 Withdrawn JPH11101304A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9277994A JPH11101304A (ja) 1997-09-26 1997-09-26 ブッシュの製造方法

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JPH11101304A true JPH11101304A (ja) 1999-04-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012202460A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 防振装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012202460A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 防振装置

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Effective date: 20041207