JPH11101308A - 回転体の駆動装置及び画像形成装置 - Google Patents

回転体の駆動装置及び画像形成装置

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JPH11101308A
JPH11101308A JP9261915A JP26191597A JPH11101308A JP H11101308 A JPH11101308 A JP H11101308A JP 9261915 A JP9261915 A JP 9261915A JP 26191597 A JP26191597 A JP 26191597A JP H11101308 A JPH11101308 A JP H11101308A
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量、コンパクト、低コストで、外乱等によ
る影響を受けにくく、速度ムラを低減した高精度な回転
を達成し、伝達関数のゲインを低下する感光体ドラム
(回転体)の駆動装置及び画像形成装置を提供する。 【解決手段】 回転体の駆動装置の連結手段は、駆動連
結部材と従動連結部材とから成り、駆動連結部材には、
弾性変形可能な可撓性梁状部351を有する弾性体部材
35と、可撓性梁状部351の一面に面接触して固定さ
れた流体封入型防振手段37とが設けられ、従動連結部
材は連結用突起部材36から成り、可撓性梁状部351
に連結用突起部材36を当接させて連結させ、駆動源の
回転駆動力を連結手段を介して回転体10に伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体等の回転体
を駆動回転させる回転体の駆動装置、及びデジタル方式
によって回転する感光体上に像形成を行う画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式による複写機やプリンタ等
では、回転する円筒状の感光体の表面や、ベルト状の感
光体を走行させその表面に静電潜像を形成し、形成した
静電潜像にトナーを付着させて現像し、このトナー画像
を記録紙上に転写,定着して画像を得るようにしてい
る。
【0003】ここで、画像形成装置の円筒状の感光体、
即ち感光体ドラムや、ベルト状感光体を走行させる駆動
ローラを回転体と称することにする。
【0004】そして、一様の速度をもって回転すべき感
光体に速度の変動(回転ムラ)が生じるとスモールピッ
チバンディングの現象が生じ、出力された画像にジッタ
や画像ムラが生じる。このことは、感光体への書き込み
を半導体レーザの走査によって行わせるデジタル方式の
電子写真技術においては特に顕著に現れ、感光体の回転
の速度変動が書き込み系の副走査方向の速度変動となり
書き込みラインの間隔に微妙なずれを生じさせて画像品
質を著しく低下させる原因となる。
【0005】一様の回転速度をもって回転すべき回転体
駆動の精度向上のための技術に関しては多くの提案があ
るが、大きくは次の2つの流れがみられる。
【0006】一つの流れは、駆動系にフライホイールを
組み込むもので、従来フライホイールの着脱を容易化し
たものが、特開平7−281500号、同8−2022
05号各公報等に開示されている。また、回転体内にフ
ライホイールを設けるものとして、特開平6−1308
72号、同6−130874号、同7−302025
号、同8−202206号各公報などに開示されてい
る。更に、回転体の周波数特性を検知し、加振周波数と
の関連で、フライホイールの慣性モーメントを適正化す
るものが、特開平8−63041号、同8−11504
1号、同8−220966号各公報等に開示されてい
る。
【0007】また、もう一つの大きな流れとして、回転
体駆動系の途中に弾性部材を組み込んだ歯車やタイミン
グベルト・プーリーを用いることにより、駆動伝達系の
回転方向振動を吸収するというものである。具体的に
は、特開平6−249321号、同6−294453
号、同7−325445号、同7−325446号、同
8−54047号各公報等に開示されている。
【0008】このように、従来技術の中ではフライホイ
ールの使用が回転体の駆動精度向上のための最も有効な
技術手段であったが、装置が大型化することと、回転の
立ち上がり時に大きなトルクを必要とすることが原理的
な問題である。また、フライホイールそのものが回転の
運動エネルギーにより回転振動を低減するものであるた
め、回転体を低速度で回転する場合には、効果が認めら
れるためには回転体に比して大きな径のフライホイール
を採用する必要がある。従って、装置の大型化を避ける
ため、回転体内にフライホイールを設ける場合にも機能
的な限界を認めざるを得なかった。
【0009】近年になって回転体の駆動系の固有振動数
を求め、加振周波数との関係を考慮しながら駆動系を設
計するということと、固有振動数を中心とする回転系の
周波数応答を求め慣性量の設計により周波数特性の形状
即ち伝達関数の形状を変化させ、このピーク位置を変更
し、駆動系を最適化するという考え方が一般化してき
た。この場合の最大の問題点は、一つの回転体駆動系で
は固有振動数を低周波数領域へ移動させることを考える
と必然的にフライホイールの径を大きくするかその重量
を大きくすることになる。これは、即ち、基本周波数の
固有振動数fが
【0010】
【数1】
【0011】であらわされるとすると、慣性モーメント
Iを大きくすることにより、固有振動数fの値を小さく
することに相当する。
【0012】一方で、駆動系の途中に弾性部材を設ける
ことによって駆動精度の向上をはかることは、駆動系で
発生する回転方向の振動成分を弾性部材内で熱に変換
し、散逸させるものである。ここには駆動系の周波数特
性や伝達関数といった概念が入っていないので、発生す
る振動の加振周波数や駆動系の構成によりその効果が予
測できず、効果のレベルもまちまちであった。
【0013】特願平9−74849号明細書において
は、固有振動数と伝達ゲインのコントロールが容易に可
能であるが、粘弾性部材の損失係数を大きくし、共振ゲ
インを下げると、振動減衰域のゲインが上がり、防振特
性が低下する問題がある。更に、負荷条件や、ラインス
ピードが変化した場合、加振周波数や固有振動数が変化
し最適な防振特性が得られない場合がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】デジタル方式の画像形
成装置の開発では、性能が向上するに従って、レーザ書
き込みによる1ドットラインの再現性が厳密に求めら
れ、駆動系に要求される精度も急速に厳しいものになっ
た。ここで要求される精度は、レーザによる書き込みの
副走査方向の均一性が視覚系の可視感度との関係で保証
されるレベルであり、記録密度が600dpiから24
00dpiといった高密度記録化に伴って、スモールピ
ッチバンディングが人間に認識できない高レベルを満足
する高精度の回転ムラのない回転体の駆動が要求され
る。
【0015】このため、従来技術の範囲においては、回
転体の駆動の高精度化には高精度歯車や、駆動の専用
化、大型のフライホイールの採用などが一般に行われて
いる。しかしフライホイールの採用は既に述べたように
重量や装置が大きくなることは避けられない。更に電子
写真方式のプリンターを提供する為にも、軽量、コンパ
クト、低コストで高精度な駆動を構成するという要求の
為に、歯車駆動力を弾性部材を介して感光体ドラム等の
回転体に伝達する構造等が提案されている。ところがこ
の技術においては、弾性部材のみでは、固有振動数以上
の速度ムラ低減効果は大きいが、共振領域のゲインが大
きくなり、共振領域近傍の速度ムラや、負荷変動の影響
を大きく受け、バンディングが悪化する問題があった。
【0016】本発明は、それらの問題を解決する新しい
構造により、軽量、コンパクト、低コストで、外乱等に
よる影響を受けにくく、高精度な駆動が達成することに
より、高画質の画像出力を可能とする回転体の駆動装
置、及び画像形成装置の提供を目的とする。
【0017】特願平9−74849号明細書において
は、これらを解決すべく提案がなされているが、共振ゲ
インを下げるために、粘弾性部材の損失係数を上げると
振動減衰域のゲインが上がり、防振特性が低下する問題
があった。更に、負荷条件や、ラインスピードが変化し
た場合、加振周波数や固有振動数が変化し最適な防振特
性が得られない場合がある。本発明は、それらの問題を
解決する新規な構造により、軽量、コンパクト、低コス
トで、外乱等による影響を受けにくく、感光体ドラムや
ベルト感光体駆動ローラ等を、高精度に駆動することに
より、高画質の画像出力する画像形成装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の回転体の駆動装置は、回転可能に支持された回転
体と、前記回転体を駆動する駆動源と、前記駆動源の回
転駆動力を前記回転体に伝達するための駆動部材と、従
動部材と、連結手段とを有する回転体の駆動装置におい
て、前記連結手段は駆動連結部材と従動連結部材とから
成り、前記駆動連結部材には、弾性変形可能な可撓性梁
状部を有する弾性体部材と、前記可撓性梁状部の一面に
面接触して固定された流体封入型防振手段とが設けら
れ、前記従動連結部材は連結用突起部材を有し、前記可
撓性梁状部に前記連結用突起部材を当接させて連結さ
せ、前記駆動源の回転駆動力を前記連結手段を介して前
記回転体に伝達することを特徴とするものである(請求
項1)。
【0019】また、上記の目的を達成する本発明の回転
体の駆動装置は、回転可能に支持された回転体と、前記
回転体を駆動する駆動源と、前記駆動源の回転駆動力を
前記回転体に伝達するための駆動部材と、従動部材と、
連結手段とから成る伝達手段とを有する回転体の駆動装
置において、前記連結手段は駆動連結部材と従動連結部
材とから成り、前記駆動連結部材は連結用突起部材から
成り、前記従動連結部材には、弾性変形可能な可撓性梁
状部を有する弾性体部材と、前記可撓性梁状部の一面に
面接触して固定された流体封入型防振手段とが設けら
れ、前記駆動連結部材の連結用突起部材を前記従動連結
部材の前記可撓性梁状部に当接させて連結させ、前記駆
動源の回転駆動力を前記連結手段を介して前記回転体に
伝達することを特徴とするものである(請求項2)。
【0020】上記の目的を達成する本発明の画像形成装
置は、少なくとも画像を担持する像担持体と、前記像担
持体へ画像を形成する作像手段と、前記像担持体或いは
該像担持体を保持する回転体を駆動回転させる駆動源
と、前記駆動源の回転駆動力を前記像担持体或いは回転
体に伝達するための駆動部材と従動部材と連結手段とか
ら成る伝達手段とを有する画像形成装置において、前記
連結手段は駆動連結部材と従動連結部材とから成り、前
記駆動連結部材又は従動連結部材には、弾性変形可能な
可撓性梁状部を有する弾性体部材と、前記可撓性梁状部
の一面に面接触して固定された流体封入型防振手段とが
設けられ、前記流体封入型防振手段は、前記可撓性梁状
部に当接する側に粘弾性部材と、該粘弾性部材に閉蓋さ
れた箱体とを有し、該箱体内には、流体流通用のオリフ
ィスを有する仕切り板と、該仕切り板により仕切られた
第1の流体室と第2の流体室と、前記第2の流体室と空
気室とを移動可能に仕切る防振ゴム膜部材とを備え、前
記流体封入型防振手段の第1の流体室及び第2の流体室
内に収容される流体は、電界のオン、オフにより粘度が
可逆的に変化する電気粘性流体、又は電界及び磁界の同
時印加により流体の剪断応力が変化する電気磁気粘性流
体であり、駆動系の負荷条件、ラインスピードの変化に
応じて最適な防振特性を得るように制御することを特徴
とするものである(請求項7)。
【0021】また、上記の目的を達成する本発明の画像
形成装置は、回転可能に支持された回転体と、前記回転
体を駆動する駆動源と、前記駆動源の回転駆動力を前記
回転体に伝達するための駆動部材と従動部材と連結手段
とから成る伝達手段とを有する回転体の駆動装置におい
て、前記連結手段は駆動連結部材と従動連結部材とから
成り、前記駆動連結部材又は従動連結部材には、弾性変
形可能な可撓性梁状部を有する弾性体部材と、前記可撓
性梁状部の一面に面接触して固定された流体封入型防振
手段とが設けられ、前記流体封入型防振手段は、前記可
撓性梁状部に当接する側に粘弾性部材と、該粘弾性部材
に閉蓋された箱体とを有し、該箱体内には、流体流通用
の複数のオリフィスを有する仕切り板と、該仕切り板に
より仕切られた第1の流体室と第2の流体室と、前記第
2の流体室と空気室とを移動可能に仕切る防振ゴム膜部
材と、前記複数の各オリフィスを開閉可能にする複数の
開閉弁とを備え、前記駆動連結部材に連結する従動連結
部材、又は、前記従動連結部材に連結する駆動連結部材
には、突起部材が固設され、前記突起部材を前記可撓性
梁状部に当接させて連結させ、前記駆動源の回転駆動力
を前記駆動連結部材と従動連結部材とから成る連結手段
を介して前記回転体に伝達するとともに、前記開閉弁を
開閉可能に作動させる駆動手段と、該駆動手段を制御す
る制御手段とにより、所定の開閉弁を開閉させて、前記
オリフィスを流通する流体量を可変に制御可能にし、駆
動系の負荷条件、ラインスピードの変化に応じて最適な
防振特性を得るように制御することを特徴とするもので
ある(請求項8)。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の説明に先立
って、本発明の回転体(感光体ドラム)を装着した画像
形成装置の一例であるカラープリンタの構成とその作用
を図1の断面構成図によって説明する。
【0023】このカラープリンタは、感光体ドラム上に
順次形成される各色トナー像を重ね合わせたのち、転写
部で記録紙上に1回で転写してカラー画像を形成し、そ
の後、分離手段により像担持体面から剥離する方式のカ
ラー画像形成装置である。
【0024】図1において、10は直径120mmの円
筒状をなす感光体ドラムで、OPC感光体(有機感光
体)をドラム基体上に塗布形成したもので、接地されて
図示の時計方向に線速100mm/secで駆動回転さ
れる。11はスコロトロン帯電器で、感光体ドラム10
周面に対し高電位VHの一様な帯電をグリッド電位VG
電位保持されたグリッドとコロナ放電ワイヤによるコロ
ナ放電によって与えられる。このスコロトロン帯電器1
1による帯電に先だって、前プリントまでの感光体の履
歴をなくすために発光ダイオード等を用いた帯電前除電
器(PCL)12による露光を行って感光体周面の除電
をしておく。上記の感光体の履歴とは、先行した画像形
成時の帯電、画像露光で作像した感光体上に残留した画
像パターンをいい、感光体メモリーとも称す。
【0025】感光体ドラム10への一様帯電ののち、像
露光手段13により画像信号に基づいた像露光が行われ
る。像露光手段13は図示しないレーザーダイオードを
発光光源とし回転するポリゴンミラー、fθレンズ、シ
リンドリカルレンズを経て反射ミラーにより光路を曲げ
られ走査がなされるもので、感光体ドラム10の回転に
よって潜像が形成される。本実施例では文字部に対して
露光を行い、露光部電位VLの方が帯電電位VHよりも低
電位となるような反転潜像を形成する。
【0026】感光体ドラム10の周縁には、イエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒色(K)等
のトナーとキャリアとから成る二成分現像剤をそれぞれ
内蔵した現像器14Y,14M,14C,14Kから成
る現像装置14が設けられている。
【0027】先ず1色目のイエローの現像が、マグネッ
トを内蔵し現像剤を保持して回転する現像剤担持体(以
下、現像スリーブと称す)141によって行われる。現
像剤はフェライトをコアとしてそのまわりに絶縁性樹脂
をコーティングしたキャリアと、ポリエステルを主材料
として色に応じた顔料と荷電制御剤、シリカ、酸化チタ
ン等を加えたトナーとからなるもので、現像剤は後述す
る現像剤層形成手段によって現像スリーブ141上に1
00〜600μmの現像剤層厚に規制されて現像領域へ
と搬送される。
【0028】現像領域における現像スリーブ141と感
光体ドラム10との間隙は現像剤層厚よりも大きい0.
2〜1.0mmとして、この間にACバイアスVACとD
CバイアスVDCが重畳して印加される。DCバイアスV
DCと感光体帯電電位VH、トナーの帯電は同極性である
ため、ACバイアスVACによってキャリアから離脱する
きっかけを与えられたトナーは、正帯電時にはDCバイ
アスVDCより電位の高い感光体帯電電位VHの部分には
付着せず、DCバイアスVDCより電位の低い露光部電位
L部分に付着し顕像化(反転現像)が行われる。
【0029】1色目の顕像化が終った後、2色目のマゼ
ンタの画像形成行程に入り、再びスコロトロン帯電器1
1による一様帯電が行われ、2色目の画像データによる
潜像が像露光手段13によって形成される。このとき1
色目の画像形成行程で行われたPCL12による除電
は、1色目の画像部に付着したトナーがまわりの電位の
急激な低下により飛び散るため行わない。
【0030】再び感光体ドラム10周面の全面に亘って
感光体帯電電位VHに帯電された感光体のうち、1色目
の画像のない部分に対しては1色目と同様の潜像がつく
られ現像が行われるが、1色目の画像がある部分に対し
再び現像を行う部分では、1色目の付着したトナーによ
り遮光とトナー自身のもつ電荷の影響によって、1色目
の露光部電位VLよりも若干高い電位VMの潜像が形成さ
れ、DCバイアスVDCと電位VMの電位差に応じた現像
が行われる。
【0031】3色目のシアン、4色目の黒色についても
2色目のマゼンタと同様の画像形成行程が行われ、感光
体ドラム10周面上には4色の顕像が形成される。
【0032】上記各現像器14Y,14M,14C,1
4Kに新規の各色トナーを制御して補給するトナー供給
装置は、着脱可能な複数のトナーカートリッジ15
(Y,M,C,K)、トナー貯蔵手段16(Y,M,
C,K)、トナー搬送手段161(Y,M,C,K)か
ら構成されている。
【0033】一方、給紙カセット20より半月ローラ2
1を介して搬出された一枚の転写材(転写紙等)Pは、
中間給紙ローラ対22A,22Bを経て、レジストセン
サ位置近傍で一旦停止し、転写のタイミングの整った時
点で、給紙部のレジストローラ対23の回転作動により
転写域へと給紙される。
【0034】転写域においては転写のタイミングに同期
して感光体ドラム10の周面にトナー像を転写するため
の電圧を印加する転写手段17が圧接され、給紙された
転写材Pを挟着して多色像が一括して転写される。
【0035】次いで、転写材Pは鋸歯電極等の分離手段
18によって除電され、感光体ドラム10の周面より分
離して定着装置24に搬送され、熱ローラ(上ローラ)
241と圧着ローラ(下ローラ)242の加熱、加圧に
よってトナーを溶着したのち、排紙ローラ対25A,2
5B,25Cを経て装置外部の排紙トレイ26上に排出
される。なお、転写手段17は転写材Pの通過後感光体
ドラム10の周面より退避離間して、次なるトナー像の
形成に備える。
【0036】一方、転写材Pを分離した感光体ドラム1
0は、クリーニング装置19のブレード191の圧接に
より残留トナーを除去・清掃され、再びPCL12によ
る除電とスコロトロン帯電器11による帯電を受けて次
なる画像形成のプロセスに入る。なお、ブレード191
は感光体面のクリーニング後、直ちに移動して感光体ド
ラム10の周面より退避する。ブレード191によって
クリーニング装置19内に掻き落された廃棄トナーは、
スクリュー192により排出されたのち、図示しない廃
トナー回収容器内へ貯留される。
【0037】図2(a)は感光体ドラム10と駆動機構
30を示す斜視図である。図2(b)は感光体ドラム1
0と駆動機構30の部分断面図である。
【0038】駆動機構30はパルスモータ等の駆動用モ
ータ(駆動源)M1とそれに連結した歯車列31〜33
から成る。歯車列31〜33の最終歯車33は、感光体
ドラム10と同軸上に回転可能に設けた駆動歯車(駆動
伝達部材)34と噛み合っている。
【0039】感光体ドラム10の両端部に取り付けられ
たフランジ(従動伝達部材)101には軸103が嵌合
している。よって一方のフランジ101の端面と前記の
駆動歯車34の側面とは所定の間隔をもって位置してい
て、駆動歯車34に設けた連結用弾性体(駆動連結部
材)35と、フランジ101により設けた連結用突起部
材(従動連結部材)36によって前記駆動用モータM1
の駆動力は感光体ドラム10に伝達される。
【0040】図示した実施形態では、軸103は画像形
成装置の本体に対して固定して支持されていて、駆動歯
車34は図示しないベアリング、例えばオイルレスベア
リングを介して軸103に嵌合し、感光体ドラム10に
取り付けられたフランジ101はベアリング102を介
して軸103に嵌合している。なお、軸103を画像形
成装置本体に対して回動可能に支持し、感光体ドラム1
0を軸103に対して固定する構成であっても差し支え
ない。
【0041】図3(a)は、感光体ドラム10と連結手
段を示す斜視図である。
【0042】図3(b)は、連結用弾性体35の一実施
形態の構造を示す正面図である。
【0043】前記連結手段は駆動連結部材と従動連結部
材とから成る。前記駆動連結部材は、弾性変形可能な両
端支持梁部(可撓性梁状部)351を有する弾性体部材
35と、前記両端支持梁部351の一面に面接触して固
定された流体封入型防振手段37とが設けられている。
前記従動連結部材は連結用突起部材36から成り、両端
支持梁部351に連結用突起部材36を当接させて連結
させ、駆動源M1の回転駆動力を駆動連結部材と従動連
結部材とから成る連結手段を介して感光体ドラム10の
フランジ101に伝達する駆動歯車34と感光体ドラム
10のフランジ101との間で駆動伝達を行う弾性体部
材35には、両端支持梁部351を有した連結用弾性体
351が駆動歯車34の端面に設けられ、両端支持梁部
351が駆動歯車34のほぼ半径方向となる位置関係に
固設されている。フランジ101の端面には、棒状で剛
体の連結用突起部材36が固設されている。そして組み
立てられた状態においては、図3(b)に示すように連
結用突起部材36は連結用弾性体35の両端支持梁部3
51のほぼ中央位置に当接し、駆動歯車34の回転に伴
って連結用突起部材36は両端支持梁部351を介して
矢示方向に押され、感光体ドラム10への駆動伝達がな
される。
【0044】本実施形態の駆動連結部材では、両端支持
梁部351の連結用突起部材36の当接点とは反対側に
一定の圧縮率で変形しながら面接触する流体封入型防振
手段37が設けられている。本発明は弾性的な変形挙動
によって回転体と駆動源から成る駆動系の固有振動数を
決定する両端支持梁部(第1の弾性部材)351と、両
端支持梁部351の弾性的な挙動に作用し、その減衰特
性を増加させる流体封入型防振手段(第2の弾性部材)
37とを駆動伝達部に有するもので、以下これに関して
詳しく説明する。
【0045】本実施形態の連結用弾性体35はポリアセ
タール(POM)を材料とする樹脂成型部材であって、
例えば3本のネジによって駆動歯車34に強固に固定さ
れている。両端支持梁部351は、厚さ1.8mm、長
さ35mmの両端固定の両持梁であって、これにより固
有振動数が決定する。連結用弾性体35の材料として
は、上記以外にABS樹脂、SUS合金、亜鉛メッキ綱
板(SECC−C−20/20)、アルミニウム合金等
弾性特性を有した工業用樹脂材や金属材を選択的に用い
ることができる。また実施形態においては、両端支持梁
部351の形態をなしているが、図3(c)に示すよう
な片持ち支持梁部352の形態をなしていても差し支え
ない。
【0046】なお、図3中の一点鎖線の矢印は、連結用
突起部材36の連結用弾性体35への挿入方向、及び駆
動歯車34と連結用弾性体35の回転方向を示す。図4
に連結手段の他の実施の形態を示す。なお、図中で図3
と同じ機能を有する部分には同符号を付している。
【0047】図4(a)の斜視図で示すように、両端支
持梁部351を有した連結用弾性体35は、フランジ1
01の端面に設けられ、両端支持梁部351がフランジ
101のほぼ半径方向となる位置関係に固設されてい
る。そして両端支持梁部351には、流体封入型防振手
段37が当接した形で圧入されている。また、駆動歯車
34の端面には棒状で剛体の連結用突起部材36が固設
されていて、組立られた状態では図4(b)に示すよう
に連結用突起部材36は両端支持梁部351のほぼ中央
位置に当接し、駆動歯車34の回転に伴って連結用突起
部材36は両端支持梁部351を矢示方向に押して、感
光体ドラム10への駆動伝達が行われる。
【0048】図5(a)は流体封入型防振手段37の断
面図、図5(b)は流体封入型防振手段37のA−A断
面図である。
【0049】流体封入型防振手段37は、連結用弾性体
35の可撓性梁状部(両端支持梁部351又は片持ち支
持梁部352)に当接する側に粘弾性部材371と、粘
弾性部材371に閉蓋された箱体370とから成る。箱
体370内のほぼ中央には、流体流通用のオリフィス3
72Aを有する仕切り板372が固定されている。箱体
370の内部は、仕切り板372により仕切られた上方
の第1の流体室373と、下方の第2の流体室374
と、第2の流体室374と最下方の空気室375とを移
動可能に仕切る防振ゴム膜部材376とを備えている。
第1の流体室373と第2の流体室374には、粘性流
体が密封収容され、空気室375には空気又は気体が封
入されている。
【0050】連結用弾性体35としては、ポリアセター
ル(POM)、ABS等の樹脂、又はステンレス鋼(S
US)、SECC、アルミニウム合金等が用いられる。
流体封入型防振手段37の防振ゴム部材376として
は、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、シリコンゲ
ル、オイル含浸多孔質ゴム、ブチルゴム、クロロプレン
ゴム、熱可塑性エラストマー、熱可塑性樹脂に高い振動
吸収性能を付加した高機能材料が用いられる。粘性流体
としては、シリコンオイル、電気粘性流体(ER流
体)、電気磁気粘性流体(EMR流体)等が用いられ
る。
【0051】本実施形態の粘弾性部材371には、クロ
ロプレンゴム(CR)、エチレンプロピレンゴム(EP
DM)、シリコンゲル、オイル含浸多孔質ゴム、ブチル
ゴム、熱可塑性エラストマー、熱可塑性樹脂に高い振動
吸収性能を付加した高機能材料が用いられる。
【0052】流体封入型防振手段37は、JISゴム硬
度が20度ないし100度、好ましくは40度ないし8
0度の間にある弾性体で、流体封入型防振手段37内で
の内部摩擦の大きさを表す力学的損失係数tanδが
0.3以上、好ましくは0.5以上の粘弾性体に構成
し、前記回転体10又は該回転体10と一体回転するフ
ライホイールと、連結用弾性体35と、流体封入型防振
手段37から成る駆動伝達系のバネ定数や減衰係数で成
り立つねじりの固有振動数が5〜60Hzにコントロー
ルすることができる。
【0053】このような特性を有した流体封入型防振手
段37は、図3(b)に示すように圧縮率1%から15
%の予め圧縮された状態で、可撓性梁状部351の連結
用突起部材36の当接点とは反対側に一定面積で面接触
している。
【0054】本発明者は、慣性モーメント27000g
cm2の感光体ドラム10について、JISゴム硬度が
61度の流体封入型防振手段37を用い、圧縮率10%
をもって可撓性梁状部351の裏面側に当接するよう構
成し、損失係数tanδが1.9、ねじりの固有振動数
が15Hzの可撓性梁状部351に対して流体封入型防
振手段37を当接することにより、回転体10の慣性モ
ーメントは10000g・cm2〜30000g・cm2
で伝達係数のゲインの低減を可能とし、最適な防振特性
が得られた。
【0055】図6は本発明の回転体の駆動装置を、ベル
ト感光体駆動に適用した実施の形態を示す構成図であ
る。なお、図中で図2と同じ機能を有する部分には同符
号を付している。また、前記実施の形態と異なる点を説
明する。
【0056】駆動用モータ(駆動源)M1による駆動力
が歯車31から駆動歯車34に伝達され、駆動歯車34
内に設けられた連結用弾性体35と、フライホイール1
04と一体をなす連結用突起部材36とから成る連結手
段を介してフライホイール104に伝達される。フライ
ホイール104の駆動軸105はフライホイール104
と連結されているが、駆動歯車34とは連結していな
い。そのため、駆動軸105と駆動歯車34とは別体と
して回転し、駆動歯車34の駆動は、駆動軸を通して伝
達せず、連結用弾性体35と連結用突起部材36とから
成る連結手段を介して伝達される。
【0057】フライホイール104に伝達された速度ム
ラは、連結手段とフライホイール104の慣性により速
度ムラが低減しており、この駆動回転は、ベルトカート
リッジ106を着脱可能とする連結部材(カップリン
グ)107を介して駆動ローラ108に伝達され、駆動
ローラ108と従動ローラ109間に巻回されたベルト
感光体110を防振して高精度に駆動することが出来
る。
【0058】図7(a)は連結部材(カップリング)1
07の側面図、図7(b),(b)は連結部材107の
断面図を示す。
【0059】連結部材107は、感光体側の連結継ぎ手
107Aと、フライホイール104側の連結継ぎ手10
7Bとから成る。連結継ぎ手107Aは複数の凸部を有
する雄型であり、連結継ぎ手107Bは複数の凹部を有
する雌型である。連結継ぎ手107Aを連結継ぎ手10
7Bとを軸方向を一致させて嵌合させることにより、感
光体側の駆動軸とフライホイール104側の駆動軸とが
連結される。
【0060】図8は加振周波数と伝達関数のゲイン(入
力周波数に対する出力周波数に比を示す振動伝達率)と
の関係を示す特性図である。
【0061】従来のソリッド型の防振ゴムは、損失係数
を大きくすると、共振は抑えられるが、防振域は悪化の
方向にゆくという特性をもつのに対して、粘性流体とオ
リフィスと防振ゴム部材との組み合わせにより、共振領
域では損失係数を大きく、防振領域では損失係数を小さ
くできることから、図6に示すような理想的な振動特性
を示す。
【0062】上記の構成により、慣性体(駆動歯車、フ
ライホイール、感光体ドラム、ベルト感光体の駆動ロー
ラ等)の慣性モーメントと弾性部材でねじりの固有振動
数を支配的に、流体封入型防振手段37で減衰係数を支
配的に自在にコントロールすることができ、設計の自由
度が格段に向上する。感光体駆動系の固有振動数と減衰
係数を自由に設定出来るということは、具体的な効果と
して、固有振動数よりも高周波の領域においては、伝達
関数のゲインが本来低下する領域にあることにより、速
度ムラが低減し、また、減衰部材の効果で、伝達関数の
ゲインそのものが低減するという効果により、固有振動
数近傍の共振レベルが低くなるという効果として現れ、
全体として、感光体駆動に関わる速度ムラが効率よく低
減し、その結果、感光体駆動精度が著しく向上するとい
う効果を得ることが出来る。
【0063】また、流体封入型防振手段37の粘弾性部
材371を採用することにより、従来のソリッド型の粘
弾性部材に比較して、共振ゲインが同程度であれば、流
体封入型防振手段37の方が振動減衰領域のゲインが下
げられるので、より速度ムラが低減する(図8参照)。
【0064】最近では、外力の変化に対応して、理想的
な振動絶縁特性が得られるように、アクティブに動特性
を制御できる制御型防振装置が開発されている。これ
は、メカニカルな制御方式のものと、電気粘性流体(E
R流体)を利用した制御方式のものとがある。ER流体
は、電場内に置くと電界の強さに応じて粘性が変化する
性質を有する流体で、その反応も可逆的で反応時間も短
いという特徴を有する。また、電気磁気粘性流体(EM
R流体)は、電界及び磁界に感応する複合粒子を電気絶
縁性溶媒に分散させた流体であり、電界と磁界の同時印
加による相乗効果によって、EMR流体の剪断応力を可
変制御する。
【0065】図9は回転体の駆動装置の他の実施の形態
を示すブロック図である。
【0066】前記流体封入型防振手段37は、電界発生
手段及び/又は磁界発生手段111に接続され、流体制
御部112により可変制御される。また、駆動用モータ
M1は、モータ制御部113により制御される。
【0067】感光体ドラム10の回転体負荷条件や、ラ
インスピードが変化したことが検知されると、プロセス
制御部114は流体制御部112及びモータ制御部11
3を制御して、ER流体やEMR流体の粘度を可変する
制御を行い、加振周波数や固有振動数の変化に対して最
適な防振特性を得ることができる。
【0068】図10は、ER流体やEMR流体を用いて
制御を行った場合の伝達関数の変化を示す特性図であ
る。
【0069】ラインスピードが2通りある場合の機械に
おいて、モータ制御部113からラインスピードが変化
した場合のモータ回転数情報をもとに流体の粘度を制御
することにより伝達関数の固有振動数と減衰係数を変化
させ速度ムラが低減するように制御する。即ち、ライン
スピード1の時には、流体粘度小に制御し、ラインスピ
ード2の時には、流体粘度大に制御する。
【0070】この結果、共振領域近傍の速度ムラや、更
に高周波の速度ムラも効率よく低減出来、更に現像駆動
部からの振動、或いはクリーニングブレード、転写ロー
ラ等の負荷変動等の外乱に対して強い、安定した駆動系
が得られる。また、負荷条件や、ラインスピードが変化
した場合においても最適な防振特性が得られ、安定した
駆動系が得られる。
【0071】図10は粘性流体を制御した場合の伝達関
数の変化とラインスピードの変化に伴う速度ムラ成分の
位置を表しており、これらの関係が共振しなように伝達
関数を制御している。
【0072】図11(a)は回転体の駆動装置の更に他
の実施の形態を示すブロック図、図11(b)は流体封
入型防振手段38の断面図である。なお、図中で図5、
図9と同じ機能を有する部分には同符号を付している。
また、前記実施の形態と異なる点を説明する。これは複
数のオリフィス382A,382Bを持つ流体封入型防
振手段を適用して、制御を行った実施の形態である。
【0073】前記箱体370内に固定された仕切り板3
82には、第1のオリフィス382Aと第2のオリフィ
ス382Bとが穿設されている。仕切り板382の下面
側には、可動板381が摺動可能に設けられている。可
動板381には開口381Aが穿設されている。可動板
381は駆動モータM2により移動される。仕切り板3
82の第2のオリフィス382Bと、可動板381の開
口381Aとが一致したとき、この開口位置において第
1の流体室373内の流体と、第2の流体室374とが
連通する。なお、可動板381の代わりに開口381A
に電磁開閉弁を設けてもよい。また、オリフィスの数は
2個に限定されるものではなく、3個以上設けることも
可能である図12は、メカニカル制御を行った場合の伝
達関数の変化を示す特性図である。
【0074】ラインスピードが2通りある場合の機械に
おいて、モータ制御部113からラインスピードが変化
した場合のモータ回転数情報をもとに流体の粘度を制御
することにより伝達関数の固有振動数と減衰係数を変化
させ速度ムラが低減するように制御する。即ち、ライン
スピード1の時には、流体粘度小に制御し、ラインスピ
ード2の時には、流体粘度大に制御する。
【0075】主な構成は図11に示す通りである。ライ
ンスピードが2通りある場合の機械において、モータ制
御部113からラインスピードが変化した場合のモータ
回転数情報をもとに、オリフィスの数を制御することに
より伝達関数の固有振動数と減衰係数を変化させ速度ム
ラが低減するように制御する。
【0076】図12は制御した場合の伝達関数の変化と
ラインスピードの変化に伴う速度ムラ成分の位置を表し
ており、これらの関係が共振しなように伝達関数を制御
している。即ち、ラインスピード1の時には、オリフィ
ス数を2個(382A,382B)に制御し、ラインス
ピード2の時には、オリフィス数を1個(382A)に
制御する。
【0077】図13は、本発明の回転体の駆動装置を適
用したカラー画像形成装置の他の実施の形態を示す断面
構成図である。
【0078】なお、図面に使用されている符号につい
て、図1と同じ機能を有する部分には、同符号を付して
いる。また、前記の実施の形態と異なる点を説明する。
【0079】ドラム状の像担持体である感光体ドラム1
0は、例えば、透明アクリル樹脂の透明部材によって形
成される円筒状の透明樹脂基体を内側に設け、透明の導
電層及び有機感光体層(OPC)を該基体の外周に形成
したものであり、接地された状態で図13の矢印で示す
方向に回転される。感光体ドラム10に駆動源からの駆
動力を伝達する駆動連結手段に、前記可撓性梁状部35
1を有する連結用弾性体35と流体封入型防振手段とを
設けることにより、感光体ドラム10は高精度に駆動さ
れる。
【0080】本発明に係わるカラー画像形成装置は、像
担持体10の周囲に、帯電手段、像露光手段、現像手段
とから成る画像形成ユニットを複数組(図示4組)配設
したものである。
【0081】11Y,11M,11C,11Kはスコロ
トロン帯電器(以下、帯電器11(Y,M,C,K)と
いう)で、感光体ドラム10の前述した有機感光体層に
対し所定の電位に保持されたグリッドと放電ワイヤによ
るコロナ放電とによって帯電作用を行い、感光体ドラム
10に対し一様な電位を与える。
【0082】13Y,13M,13C,13Kは、画像
信号に基づいた像露光を行う像露光手段(以下、露光光
学系13(Y,M,C,K)と称す)で、感光体ドラム
10の軸方向に配列したLEDと等倍結像系であるセル
フォックレンズとから構成される露光光学系で、別体の
画像読み取り装置によって読み取られた各色の画像信号
がメモリより順次取り出されて前記の各露光光学系13
(Y,M,C,K)にそれぞれ電気信号として入力さ
れ、感光体ドラム10の回転(副走査)によって潜像を
形成する。各露光光学系13(Y,M,C,K)は何れ
も光学系支持手段として設けた支持部材130に取り付
けられて前記感光体ドラム10の基体内部に収容され
る。
【0083】14Y,14M,14C,14Kは、イエ
ロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)及び黒色
(K)の各現像剤を収容する現像器で、それぞれ感光体
ドラム10の周面に対し所定の間隙を保って回転する現
像スリーブ140と、剥ぎ取り磁極を有するマグネット
ローラ142を備えている。
【0084】前記の各現像器14(Y,M,C,K)
は、前述した帯電器11(Y,M,C,K)による帯
電,露光光学系13(Y,M,C,K)による像露光に
よって形成される感光体ドラム10上の静電潜像を現像
バイアス電圧の印加により非接触の状態で反転現像す
る。
【0085】原稿画像は本装置とは別体の画像読み取り
装置において、撮像素子により読み取られた画像或いは
コンピュータで編集された画像を、Y,M,C及びKの
各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納され
る。
【0086】画像記録のスタートにより感光体駆動モー
タの始動により感光体ドラム10を反時計方向(図示矢
方向)へと回転し、同時に帯電器11Yの帯電作用によ
り感光体ドラム10に電位の付与が開始される。
【0087】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、前記の露光光学系13Yにおいて第1の色信号即ち
イエローYの画像信号に対応する電気信号による露光が
開始されドラムの回転走査によってその表面の感光層に
原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応する静電潜像を
形成する。
【0088】前記の潜像は現像器14Yにより現像スリ
ーブ140上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感
光体ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像
が形成される。
【0089】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上に更に帯電器11Mの帯電作用に
より電位を付与され、露光光学系13Mの第2の色信号
即ちマゼンタ(M)の画像信号に対応する電気信号によ
る露光が行われ、現像器14Mによる非接触の反転現像
によって前記のイエロー(Y)のトナー像の上にマゼン
タ(M)のトナー像が順次重ね合わせて形成していく。
【0090】同様のプロセスにより帯電器11C、露光
光学系13C及び現像器14Cによって更に第3の色信
号に対応するシアン(C)のトナー像が、また帯電器1
1(K)、露光光学系13K及び現像器14Kによって
第4の色信号に対応する黒色(K)のトナー像が順次重
ね合わせて形成され、感光体ドラム10の一回転以内に
その周面上にカラーのトナー像が形成される。
【0091】これ等各露光光学系による感光体ドラム1
0の有機感光層に対する露光はドラムの内部より前述し
た露光波長に対し透明の基体を通して行われる。従って
第2、第3及び第4の色信号に対応する画像の露光は何
れも先に形成されたトナー像の影響を全く受けることな
く行われ、第1の色信号に対応する画像と同等の静電潜
像を形成することが可能となる。なお、各現像器14
(Y,M,C,K)による現像作用に際しては、それぞ
れ現像スリーブ141に対し直流或いは更に交流を加え
た現像バイアスが印加され、現像器14(Y,M,C,
K)に収容された一成分或いは二成分現像剤による非接
触現像が行われて、透明電導層を接地する感光体ドラム
10に対して非接触の反転現像が行われるようになって
いる。
【0092】感光体ドラム10の周面上に形成されたカ
ラーのトナー像は、一旦中間転写手段として設けた中間
転写ベルト40の周面に転写される。中間転写ベルト4
0はローラ41,42,43及び駆動ローラ44の間に
張架され、駆動ローラ44に伝達される動力により感光
体ドラム10の周速度に同期して時計方向に循環して搬
送される。
【0093】中間転写ベルト40には駆動ローラ44と
ローラ42の間のベルト面を感光体ドラム10の周面に
接し、駆動ローラ44外周のベルト面を転写部材である
転写ローラ45に接していて、それぞれの接触位置にお
いてトナー像の転写域を形成している。
【0094】駆動ローラ44に駆動源からの駆動力を伝
達する駆動連結手段に、前記可撓性梁状部351を有す
る連結用弾性体35と流体封入型防振手段とを設けるこ
とにより、感光体ドラム10は高精度に駆動される。
【0095】感光体ドラム10周面に付着した状態にあ
る複数色から成るカラートナー像は、先ず前記の中間転
写ベルト40との間の接触位置においてローラ42への
トナーと反対極性のバイアス電圧の印加により順次中間
転写ベルト40の周面側に転写される。即ち、感光体ド
ラム10上のカラートナー像は、接地したローラ41の
案内によりトナーを散らすことなく転写域へと搬送さ
れ、ローラ42に対する1〜2kVのバイアス電圧の印
加によって中間転写ベルト40側に効率良く転写され
る。
【0096】感光体ドラム10にはクリーニング装置5
0が、中間転写ベルト40にはクリーニング装置46が
圧接し、それぞれの備えるブレードが常時圧接されてい
て、残留した付着トナーの除去がなされて周面は常に清
浄な状態に保たれている。
【0097】一方、給紙カセット(図示せず)の給紙ロ
ーラ22Bの作動により転写材Pが搬出されてタイミン
グローラ23に給送され、中間転写ベルト40上のカラ
ートナー像の搬送に同期して転写ローラ45の転写域へ
と給紙される。
【0098】転写ローラ45は中間転写ベルト40の周
速度に同期して反時計方向に回動されていて、給紙され
た転写材Pは転写ローラ45と接地状態にあるローラ3
3の間のニップ部の形成する転写域において中間転写ベ
ルト40上のカラートナー像に密着され転写ローラ45
への1〜2kVのトナーと反対極性のバイアス電圧の印
加により順次カラートナー像は転写材P上に転写され
る。
【0099】カラートナー像の転写を受けた転写材Pは
除電され、搬送板27を介して定着装置24に搬送さ
れ、熱ローラ241と圧着ローラ242との間に挟着搬
送して加熱され、トナーを溶着して定着がなされたのち
排紙ローラ25Aを介して装置外部に排出される。
【0100】感光体ドラム10及び駆動ローラ44に、
可撓性梁状部351を有する連結用弾性体35と流体封
入型防振手段とを設けることにより、感光体ドラム10
及び中間転写ベルト40は高精度に駆動され、高画質の
カラー画像を安定して出力することができる。
【0101】図14は像担持体として、中間転写ドラム
60を使用したカラー画像形成装置の断面構成図であ
る。この中間転写ドラム60を使用した場合には、回動
する感光体ドラム10上に形成された静電潜像を現像ス
リーブ140とマグネットローラ142とを備えた現像
器14Yにより現像してY色トナー像を形成し、このY
色トナー像を感光体ドラム10から中間転写ドラム60
に転写し、同様にして、感光体ドラム10上に形成され
た静電潜像を現像器14Mにより現像してM色トナー像
を形成し、このM色トナー像を感光体ドラム10から中
間転写ドラム60に転写し、以下同様にして、C色トナ
ー像及びK色トナー像を感光体ドラム10から中間転写
ドラム60に順次転写する。更に、中間転写ドラム60
と転写ローラ17とが接する転写部において、多色トナ
ー像(Y,M,C,K)を転写材Pに一括して静電転写
したのち、分離手段18により分離して、定着装置24
により画像を定着する。
【0102】このカラー画像形成装置においても、感光
体ドラム10及び中間転写ドラム60に、可撓性梁状部
351を有する連結用弾性体35と流体封入型防振手段
とを設けることにより、感光体ドラム10及び中間転写
ドラム60は高精度に駆動され、高画質のカラー画像を
安定して出力することができる。
【0103】図15は、本発明の回転体の駆動装置を適
用したカラー画像形成装置の更に他の実施の形態を示す
断面構成図である。
【0104】このカラー画像形成装置は、図13と同様
に、像担持体10の周囲に、帯電手段11(Y,M,
C,K)、像露光手段13(Y,M,C,K)、現像手
段14(Y,M,C,K)とから成る画像形成ユニット
を複数組(図示4組)配設したものである。但し、像担
持体として可撓性の無端ベルト状の感光体(以下、ベル
ト感光体とも称す)110を、像露光手段14(Y,
M,C,K)としてレーザビーム走査光学装置を使用し
たものである。
【0105】ベルト感光体110は、駆動ローラ108
及び従動ローラ109A,109Bに張架され、テンシ
ョンローラ116の作用により緊張状態にされ、内周面
に設けられたバックアップ部材117により局部的に当
接しながら、図示の時計方向に回動する。バックアップ
部材117は、現像スリーブ141(Y,M,C,K)
の現像領域及び像露光手段13(Y,M,C,K)の結
像位置を位置決めしている。
【0106】張架された無端ベルト状の感光体110の
外周側面には、4組の帯電手段11(Y,M,C,
K)、像露光手段13(Y,M,C,K)、現像手段1
4(Y,M,C,K)から成る像形成手段が設けられて
いる。
【0107】画像記録のスタートにより、駆動モータが
回動して駆動ローラ108を介してベルト感光体110
は図示の時計方向へと回転し、スコロトロン帯電器11
(Y)の帯電作用によりベルト感光体110への電位の
付与が開始される。ベルト感光体110は電位を付与さ
れたあと、像露光手段13(Y)において第1の色信号
即ちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号によ
る露光が開始され、ベルトの回転(副走査)によってそ
の表面の感光層に現像画像のイエロー(Y)の画像に対
応する静電潜像を形成する。この潜像は現像器14
(Y)により現像スリーブ141(Y)上に付着搬送さ
れた現像剤が非接触の状態で反転現像され、ベルト感光
体110の回転に応じてイエロー(Y)のトナー像が形
成される。
【0108】次いでベルト感光体110はイエロー
(Y)のトナー像の上に更にスコロトロン帯電器11
(M)の帯電作用により電位が付与され、像露光手段1
3(M)の第2の色信号即ちマゼンタ(M)の画像信号
に対応する電気信号による露光が行われ、現像器14
(M)による非接触の反転現像によって前記のイエロー
(Y)のトナー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が重
ね合わせて形成される。
【0109】同様のプロセスによりスコロトロン帯電器
11(C)、像露光手段13(C)及び現像器14
(C)によって更に第3の色信号に対応するシアン
(C)のトナー像が、またスコロトロン帯電器11
(K)、像露光手段13(K)及び現像器14(K)に
よって第4の色信号に対応する黒色(K)のトナー像が
順次重ね合わせて形成され、ベルト感光体110の一回
転以内にその周面上にカラーのトナー像が形成される。
【0110】現像器14(Y),14(M),14
(C)及び14(K)による現像作用に際しては、それ
ぞれ現像スリーブ141(Y),141(M),141
(C)及び141(K)に対し直流或いは更に交流を加
えた現像バイアスが印加され、現像スリーブ141上に
付着した一成分或いは二成分現像剤による非接触現像が
行われて、導電層を接地したベルト感光体110に対し
てベルト感光体110の帯電と同極性の直流バイアスが
印加された現像スリーブ141から感光体上の露光部に
トナーを付着させる非接触の反転現像が行われる。
【0111】かくして、ベルト感光体110の周面上に
形成されたカラーのトナー像はスコロトロン帯電器11
(F)によって付着トナーの電位が揃えられたのち転写
前露光器12によって除電が行われ、転写部において、
給紙装置である給紙カセット20(A),20(B)或
いは手差し部から送り出され、レジストローラ対23へ
と搬送され、レジストローラ対23の駆動によってベル
ト感光体110上のトナー像領域と同期して給紙される
転写紙上に、ベルト感光体110の駆動用の駆動ローラ
108の下部に対向して配置された転写ローラ17によ
り転写される。
【0112】トナー像の転写を受けた転写紙は、駆動ロ
ーラ108の曲率に沿ったベルト感光体110周面より
分離されたのち、定着装置24へ搬送され、定着装置2
4において加熱・圧着されてトナーが転写紙上に溶着・
定着されて定着装置24より排出され、排紙ローラ対2
5A,25B,25Cにより搬送されて、上部に設けら
れた排紙トレイ26に転写紙上のトナー像面を下面にし
て排出される。
【0113】一方、転写紙を分離したベルト感光体11
0はクリーニング装置19においてクリーニングブレー
ド191によってベルト感光体110面の摺擦がなさ
れ、残留トナーの除去・清掃がなされて、次の原稿画像
のトナー像の形成を続行するか、もしくは一旦停止して
待機する。なお次の原稿画像のトナー像の形成が続いて
行われるときは、帯電前除電器12によるベルト感光体
110の感光体面への露光が行われて前歴の除去がなさ
れる。
【0114】この実施の形態においても、駆動ローラ1
08に、図示しない可撓性梁状部351を有する連結用
弾性体35と流体封入型防振手段とを設けることによ
り、駆動ローラ108を速度変動なく、一定の速度で移
送できる。従ってベルト感光体110は高精度に駆動さ
れ、高画質のカラー画像を安定して出力することがで
き、画像品質を著しく向上させることができる。
【0115】また、本発明の回転体の駆動装置は、例え
ばドラム状の回転体に感光フィルムを巻き付け、回転体
を一様速度で回転させながら、ポリゴンミラー等によっ
て走査を行うレーザ光で感光フィルム上に画像記録を行
う記録装置に適用しても優れた効果を得ることができ
る。
【0116】本発明によるときは、第1の弾性部材(梁
部)によって回転体のねじりの固有振動数を支配的に、
第2の弾性部材(粘弾性体)によって減衰係数を支配的
に自在にコントロールすることが出来、設計の自由度が
格段に向上する。回転体駆動系の固有振動数と減衰係数
を自由に設定できるということは、具体的な効果とし
て、固有振動数よりも高周波の領域においては、伝達関
数のゲインが本来低下する領域にあることにより、速度
ムラが低減し、また、減衰部材の効果で、伝達関数のゲ
インそのものが低減するという効果により、固有振動数
近傍の共振レベルが低くなるという効果として現れ、全
体として回転体駆動に関わる速度ムラが効率よく低減
し、回転体駆動精度が著しく向上するという効果を得る
ことができる。
【0117】この結果、共振領域近傍の速度ムラ、画像
形成装置にあっては現像駆動部からの振動、或いはブレ
ード、転写ローラ等の負荷変動等の外乱に対して強い、
安定した駆動系が得られる。
【0118】
【発明の効果】本発明による回転体の駆動装置により、
負荷変動や、駆動系の速度ムラによる影響を極めて小さ
く出来るため、回転体や画像を形成する感光体ドラム
は、常に高精度かつ安定した回転が得られる。また、負
荷条件や、ラインスピードが変化した場合においても最
適な防振特性が得られるため従来のソリッド型に比較し
て、より高精度な駆動が可能である(請求項1、2)。
【0119】本発明による回転体の駆動装置を備えた画
像形成装置は、感光体の速度ムラに起因する主要な画像
トラブルであるスモールピッチ・バンディングを著しく
低減させ、これを人間に認識出来ないレベルとし、高画
質の画像を安定して提供することが出来る(請求項7、
8)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転体駆動装置を装着した画像形成装
置の一例であるカラープリンタの断面構成図。
【図2】感光体ドラムと駆動機構を示す斜視図及び部分
断面図。
【図3】感光体ドラムと連結手段を示す斜視図及び連結
用弾性体の構造を示す正面図。
【図4】感光体ドラムと連結手段の他の実施の形態を示
す斜視図及び連結用弾性体の構造を示す正面図。
【図5】流体封入型防振手段の断面図及び流体封入型防
振手段のA−A断面図。
【図6】本発明の回転体駆動装置を、ベルト感光体駆動
に適用した実施の形態を示す構成図。
【図7】連結部材の側面図及び断面図。
【図8】加振周波数と伝達関数のゲインとの関係を示す
特性図。
【図9】回転体の駆動装置の他の実施の形態を示すブロ
ック図。
【図10】ER流体やEMR流体を用いて制御を行った
場合の伝達関数の変化を示す特性図。
【図11】回転体の駆動装置の更に他の実施の形態を示
すブロック図及び流体封入型防振手段の断面図。
【図12】メカニカル制御を行った場合の伝達関数の変
化を示す特性図。
【図13】本発明の回転体駆動装置を適用したカラー画
像形成装置の他の実施の形態を示す断面構成図。
【図14】本発明の回転体駆動装置を適用した中間転写
ドラムを備えたカラー画像形成装置の実施の形態を示す
断面構成図。
【図15】本発明の回転体駆動装置を適用したベルト感
光体を備えたカラー画像形成装置の実施の形態を示す断
面構成図。
【符号の説明】
10 回転体(感光体ドラム、像担持体) 101 フランジ 104 フライホイール 108,44 駆動ローラ 110 ベルト感光体 111 電界磁界発生手段 112 流体制御部 113 モータ制御部 114 プロセス制御部 115 オリフィス制御部 30 駆動機構 34 駆動歯車(駆動伝達部材) 35 連結用弾性体(弾性体部材、駆動連結部材) 351 両端支持梁部(可撓性梁状部) 352 片持ち支持梁部(可撓性梁状部) 36 連結用突起部材(従動連結部材) 37,38 流体封入型防振手段 371 粘弾性部材 372 仕切り板 372A,382A,382B オリフィス 373 第1の流体室 374 第2の流体室 375 空気室 376 防振ゴム部材 381 可動板 381A 開口 M1,M2 駆動モータ(駆動源)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に支持された回転体と、前記回
    転体を駆動する駆動源と、前記駆動源の回転駆動力を前
    記回転体に伝達するための駆動部材と、従動部材と、連
    結手段とを有する回転体の駆動装置において、前記連結
    手段は駆動連結部材と従動連結部材とから成り、前記駆
    動連結部材には、弾性変形可能な可撓性梁状部を有する
    弾性体部材と、前記可撓性梁状部の一面に面接触して固
    定された流体封入型防振手段とが設けられ、前記従動連
    結部材は連結用突起部材を有し、前記可撓性梁状部に前
    記連結用突起部材を当接させて連結させ、前記駆動源の
    回転駆動力を前記連結手段を介して前記回転体に伝達す
    ることを特徴とする回転体の駆動装置。
  2. 【請求項2】 回転可能に支持された回転体と、前記回
    転体を駆動する駆動源と、前記駆動源の回転駆動力を前
    記回転体に伝達するための駆動部材と、従動部材と、連
    結手段とを有する回転体の駆動装置において、前記連結
    手段は駆動連結部材と従動連結部材とから成り、前記駆
    動連結部材は連結用突起部材を有し、前記従動連結部材
    には、弾性変形可能な可撓性梁状部を有する弾性体部材
    と、前記可撓性梁状部の一面に面接触して固定された流
    体封入型防振手段とが設けられ、前記駆動連結部材の連
    結用突起部材を前記従動連結部材の前記可撓性梁状部に
    当接させて連結させ、前記駆動源の回転駆動力を前記連
    結手段を介して前記回転体に伝達することを特徴とする
    回転体の駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記流体封入型防振手段は、前記可撓性
    梁状部に当接する側に粘弾性部材と、該粘弾性部材に閉
    蓋された箱体とを有し、該箱体内には、流体流通用のオ
    リフィスを有する仕切り板と、該仕切り板により仕切ら
    れた第1の流体室と第2の流体室と、前記第2の流体室
    と空気室とを移動可能に仕切る防振ゴム膜部材とを備え
    たことを特徴とする請求項1又は2に記載の回転体の駆
    動装置。
  4. 【請求項4】 前記流体封入型防振手段のJISゴム硬
    度が、20度〜100度であることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の回転体の駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記流体封入型防振手段の損失係数ta
    nδが、0.3以上であることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の回転体の駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記流体封入型防振手段は、圧縮率が1
    %から15%の予め圧縮された状態で前記弾性体部材に
    当接していることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    回転体の駆動装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも画像を担持する像担持体と、
    前記像担持体へ画像を形成する作像手段と、前記像担持
    体或いは該像担持体を保持する回転体を駆動回転させる
    駆動源と、前記駆動源の回転駆動力を前記像担持体或い
    は回転体に伝達するための駆動部材と従動部材と連結手
    段とから成る伝達手段とを有する画像形成装置におい
    て、前記連結手段は駆動連結部材と従動連結部材とから
    成り、前記駆動連結部材又は従動連結部材には、弾性変
    形可能な可撓性梁状部を有する弾性体部材と、前記可撓
    性梁状部の一面に面接触して固定された流体封入型防振
    手段とが設けられ、前記流体封入型防振手段は、前記可
    撓性梁状部に当接する側に粘弾性部材と、該粘弾性部材
    に閉蓋された箱体とを有し、該箱体内には、流体流通用
    のオリフィスを有する仕切り板と、該仕切り板により仕
    切られた第1の流体室と第2の流体室と、前記第2の流
    体室と空気室とを移動可能に仕切る防振ゴム膜部材とを
    備え、前記流体封入型防振手段の第1の流体室及び第2
    の流体室内に収容される流体は、電界のオン、オフによ
    り粘度が可逆的に変化する電気粘性流体、又は電界及び
    磁界の同時印加により流体の剪断応力が変化する電気磁
    気粘性流体であり、駆動系の負荷条件、ラインスピード
    の変化に応じて最適な防振特性を得るように制御するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 回転可能に支持された回転体と、前記回
    転体を駆動する駆動源と、前記駆動源の回転駆動力を前
    記回転体に伝達するための駆動部材と従動部材と連結手
    段とから成る伝達手段とを有する回転体の駆動装置にお
    いて、前記連結手段は駆動連結部材と従動連結部材とか
    ら成り、前記駆動連結部材又は従動連結部材には、弾性
    変形可能な可撓性梁状部を有する弾性体部材と、前記可
    撓性梁状部の一面に面接触して固定された流体封入型防
    振手段とが設けられ、前記流体封入型防振手段は、前記
    可撓性梁状部に当接する側に粘弾性部材と、該粘弾性部
    材に閉蓋された箱体とを有し、該箱体内には、流体流通
    用の複数のオリフィスを有する仕切り板と、該仕切り板
    により仕切られた第1の流体室と第2の流体室と、前記
    第2の流体室と空気室とを移動可能に仕切る防振ゴム膜
    部材と、前記複数の各オリフィスを開閉可能にする複数
    の開閉弁とを備え、前記駆動連結部材に連結する従動連
    結部材、又は、前記従動連結部材に連結する駆動連結部
    材には、突起部材が固設され、前記突起部材を前記可撓
    性梁状部に当接させて連結させ、前記駆動源の回転駆動
    力を前記駆動連結部材と従動連結部材とから成る連結手
    段を介して前記回転体に伝達するとともに、前記開閉弁
    を開閉可能に作動させる駆動手段と、該駆動手段を制御
    する制御手段とにより、所定の開閉弁を開閉させて、前
    記オリフィスを流通する流体量を可変に制御可能にし、
    駆動系の負荷条件、ラインスピードの変化に応じて最適
    な防振特性を得るように制御することを特徴とする画像
    形成装置。
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