JPH11101322A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents
トロイダル型無段変速機Info
- Publication number
- JPH11101322A JPH11101322A JP26387097A JP26387097A JPH11101322A JP H11101322 A JPH11101322 A JP H11101322A JP 26387097 A JP26387097 A JP 26387097A JP 26387097 A JP26387097 A JP 26387097A JP H11101322 A JPH11101322 A JP H11101322A
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- Japan
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- support wall
- output
- input
- disks
- sleeve
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 支持壁40の剛性を、厚さを大きくする事な
く高めて、出力歯車18aや出力側ディスク4、4の回
転中心がずれる事を防止する。 【解決手段】 上記支持壁40を、鉄系材料により、鋳
造若しくは鍛造により造る。そして、鋳造若しくは鍛造
加工後、上記出力歯車18a及び出力側ディスク4、4
を設けるスリーブ42を支持する為の貫通孔41部分を
仕上げる以前に、熱処理により内部応力を除去若しくは
緩和する。この為、上記支持壁40の剛性が高くなり、
しかも、この支持壁40の形状が経時的に変化する事が
なくなる。
く高めて、出力歯車18aや出力側ディスク4、4の回
転中心がずれる事を防止する。 【解決手段】 上記支持壁40を、鉄系材料により、鋳
造若しくは鍛造により造る。そして、鋳造若しくは鍛造
加工後、上記出力歯車18a及び出力側ディスク4、4
を設けるスリーブ42を支持する為の貫通孔41部分を
仕上げる以前に、熱処理により内部応力を除去若しくは
緩和する。この為、上記支持壁40の剛性が高くなり、
しかも、この支持壁40の形状が経時的に変化する事が
なくなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば自動車用
の変速機として利用するトロイダル型無段変速機のう
ち、互いに並列な二つの動力の伝達経路を有する、ダブ
ルキャビティ型のトロイダル型無段変速機の改良に関す
る。
の変速機として利用するトロイダル型無段変速機のう
ち、互いに並列な二つの動力の伝達経路を有する、ダブ
ルキャビティ型のトロイダル型無段変速機の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車用変速機として、図2〜3に略示
する様なトロイダル型無段変速機を使用する事が研究さ
れている。このトロイダル型無段変速機は、例えば実開
昭62−71465号公報に開示されている様に、入力
軸1と同心に入力側ディスク2を支持し、この入力軸1
と同心に配置した出力軸3の端部に出力側ディスク4を
固定している。トロイダル型無段変速機を納めたケーシ
ングの内側には、上記入力軸1並びに出力軸3に対して
捻れの位置にある枢軸5、5を中心として揺動する、そ
れぞれが揺動部材であるトラニオン6、6を設けてい
る。
する様なトロイダル型無段変速機を使用する事が研究さ
れている。このトロイダル型無段変速機は、例えば実開
昭62−71465号公報に開示されている様に、入力
軸1と同心に入力側ディスク2を支持し、この入力軸1
と同心に配置した出力軸3の端部に出力側ディスク4を
固定している。トロイダル型無段変速機を納めたケーシ
ングの内側には、上記入力軸1並びに出力軸3に対して
捻れの位置にある枢軸5、5を中心として揺動する、そ
れぞれが揺動部材であるトラニオン6、6を設けてい
る。
【0003】これら各トラニオン6、6は、それぞれの
両端部外面に上記枢軸5、5を設けている。又、これら
各トラニオン6、6の中間部には変位軸7、7の基端部
を支持し、上記枢軸5、5を中心としてこれら各トラニ
オン6、6を揺動させる事により、上記各変位軸7、7
の傾斜角度の調節を自在としている。上記各トラニオン
6、6に支持した変位軸7、7の周囲には、それぞれパ
ワーローラ8、8を回転自在に支持している。そして、
これら各パワーローラ8、8を、上記入力側、出力側両
ディスク2、4の、互いに対向する内側面2a、4a同
士の間に挟持している。これら各内側面2a、4aは、
それぞれ断面が、上記枢軸5を中心とする円弧を回転さ
せて得られる凹面をなしている。そして、球状凸面に形
成した上記各パワーローラ8、8の周面8a、8aを、
上記各内側面2a、4aに当接させている。
両端部外面に上記枢軸5、5を設けている。又、これら
各トラニオン6、6の中間部には変位軸7、7の基端部
を支持し、上記枢軸5、5を中心としてこれら各トラニ
オン6、6を揺動させる事により、上記各変位軸7、7
の傾斜角度の調節を自在としている。上記各トラニオン
6、6に支持した変位軸7、7の周囲には、それぞれパ
ワーローラ8、8を回転自在に支持している。そして、
これら各パワーローラ8、8を、上記入力側、出力側両
ディスク2、4の、互いに対向する内側面2a、4a同
士の間に挟持している。これら各内側面2a、4aは、
それぞれ断面が、上記枢軸5を中心とする円弧を回転さ
せて得られる凹面をなしている。そして、球状凸面に形
成した上記各パワーローラ8、8の周面8a、8aを、
上記各内側面2a、4aに当接させている。
【0004】上記入力軸1と入力側ディスク2との間に
は、ローディングカム式の押圧装置9を設け、この押圧
装置9によって、上記入力側ディスク2を出力側ディス
ク4に向け、弾性的に押圧自在としている。この押圧装
置9は、入力軸1と共に回転するカム板10と、保持器
11により転動自在に保持した複数個(例えば4個)の
ローラ12、12とから構成する。上記カム板10の片
側面(図2〜3の左側面)には、円周方向に亙る凹凸面
であるカム面13を形成し、上記入力側ディスク2の外
側面(図2〜3の右側面)にも、同様のカム面14を形
成している。そして、上記複数個のローラ12、12
を、上記入力軸1の中心に関し放射方向の軸を中心とす
る回転自在に支持している。
は、ローディングカム式の押圧装置9を設け、この押圧
装置9によって、上記入力側ディスク2を出力側ディス
ク4に向け、弾性的に押圧自在としている。この押圧装
置9は、入力軸1と共に回転するカム板10と、保持器
11により転動自在に保持した複数個(例えば4個)の
ローラ12、12とから構成する。上記カム板10の片
側面(図2〜3の左側面)には、円周方向に亙る凹凸面
であるカム面13を形成し、上記入力側ディスク2の外
側面(図2〜3の右側面)にも、同様のカム面14を形
成している。そして、上記複数個のローラ12、12
を、上記入力軸1の中心に関し放射方向の軸を中心とす
る回転自在に支持している。
【0005】上述の様に構成するトロイダル型無段変速
機の使用時、入力軸1の回転に伴ってカム板10が回転
すると、カム面13が複数個のローラ12、12を、入
力側ディスク2の外側面に形成したカム面14に押圧す
る。この結果、上記入力側ディスク2が上記複数のパワ
ーローラ8、8に押圧されると同時に、上記1対のカム
面13、14と複数個のローラ12、12との押し付け
合いに基づいて、上記入力側ディスク2が回転する。そ
して、この入力側ディスク2の回転が、前記複数のパワ
ーローラ8、8を介して出力側ディスク4に伝達され、
この出力側ディスク4に固定の出力軸3が回転する。
機の使用時、入力軸1の回転に伴ってカム板10が回転
すると、カム面13が複数個のローラ12、12を、入
力側ディスク2の外側面に形成したカム面14に押圧す
る。この結果、上記入力側ディスク2が上記複数のパワ
ーローラ8、8に押圧されると同時に、上記1対のカム
面13、14と複数個のローラ12、12との押し付け
合いに基づいて、上記入力側ディスク2が回転する。そ
して、この入力側ディスク2の回転が、前記複数のパワ
ーローラ8、8を介して出力側ディスク4に伝達され、
この出力側ディスク4に固定の出力軸3が回転する。
【0006】入力軸1と出力軸3との回転速度比(変速
比)を変える場合で、先ず入力軸1と出力軸3との間で
減速を行なう場合には、前記各枢軸5、5を中心として
前記各トラニオン6、6を所定方向に揺動させる。そし
て、上記各パワーローラ8、8の周面8a、8aが図2
に示す様に、入力側ディスク2の内側面2aの中心寄り
部分と出力側ディスク4の内側面4aの外周寄り部分と
にそれぞれ当接する様に、前記各変位軸7、7を傾斜さ
せる。反対に、増速を行なう場合には、上記枢軸5、5
を中心として上記各トラニオン6、6を反対方向に揺動
させる。そして、上記各パワーローラ8、8の周面8
a、8aが図3に示す様に、入力側ディスク2の内側面
2aの外周寄り部分と出力側ディスク4の内側面4aの
中心寄り部分とに、それぞれ当接する様に、上記各変位
軸7、7を傾斜させる。各変位軸7、7の傾斜角度を図
2と図3との中間にすれば、入力軸1と出力軸3との間
で、中間の変速比を得られる。
比)を変える場合で、先ず入力軸1と出力軸3との間で
減速を行なう場合には、前記各枢軸5、5を中心として
前記各トラニオン6、6を所定方向に揺動させる。そし
て、上記各パワーローラ8、8の周面8a、8aが図2
に示す様に、入力側ディスク2の内側面2aの中心寄り
部分と出力側ディスク4の内側面4aの外周寄り部分と
にそれぞれ当接する様に、前記各変位軸7、7を傾斜さ
せる。反対に、増速を行なう場合には、上記枢軸5、5
を中心として上記各トラニオン6、6を反対方向に揺動
させる。そして、上記各パワーローラ8、8の周面8
a、8aが図3に示す様に、入力側ディスク2の内側面
2aの外周寄り部分と出力側ディスク4の内側面4aの
中心寄り部分とに、それぞれ当接する様に、上記各変位
軸7、7を傾斜させる。各変位軸7、7の傾斜角度を図
2と図3との中間にすれば、入力軸1と出力軸3との間
で、中間の変速比を得られる。
【0007】又、図4〜5は、実願昭63−69293
号(実開平1−173552号)のマイクロフィルムに
記載された、より具体化されたトロイダル型無段変速機
の1例を示している。入力側ディスク2と出力側ディス
ク4とは円管状の入力軸15の周囲に、それぞれニード
ル軸受16、16を介して回転自在に支持している。
又、カム板10は上記入力軸15の端部(図4の左端
部)外周面にスプライン係合させ、鍔部17により上記
入力側ディスク2から離れる方向への移動を阻止してい
る。そして、このカム板10とローラ12、12とによ
り、押圧装置9を構成している。上記出力側ディスク4
には、出力部材である出力歯車18を、キー19、19
により結合し、これら出力側ディスク4と出力歯車18
とが同期して回転する様にしている。
号(実開平1−173552号)のマイクロフィルムに
記載された、より具体化されたトロイダル型無段変速機
の1例を示している。入力側ディスク2と出力側ディス
ク4とは円管状の入力軸15の周囲に、それぞれニード
ル軸受16、16を介して回転自在に支持している。
又、カム板10は上記入力軸15の端部(図4の左端
部)外周面にスプライン係合させ、鍔部17により上記
入力側ディスク2から離れる方向への移動を阻止してい
る。そして、このカム板10とローラ12、12とによ
り、押圧装置9を構成している。上記出力側ディスク4
には、出力部材である出力歯車18を、キー19、19
により結合し、これら出力側ディスク4と出力歯車18
とが同期して回転する様にしている。
【0008】1対のトラニオン6、6の両端部は1対の
支持板20、20に、揺動並びに軸方向(図4の表裏方
向、図5の左右方向)に亙る変位自在に支持している。
そして、上記各トラニオン6、6の中間部に形成した円
孔23、23部分に、変位軸7、7を支持している。こ
れら各変位軸7、7は、互いに平行で且つ偏心した支持
軸部21、21と枢支軸部22、22とを、それぞれ有
する。このうちの各支持軸部21、21を上記各円孔2
3、23の内側に、ラジアルニードル軸受24、24を
介して、回転自在に支持している。又、上記各枢支軸部
22、22の周囲にパワーローラ8、8を、ラジアルニ
ードル軸受25、25を介して、回転自在に支持してい
る。
支持板20、20に、揺動並びに軸方向(図4の表裏方
向、図5の左右方向)に亙る変位自在に支持している。
そして、上記各トラニオン6、6の中間部に形成した円
孔23、23部分に、変位軸7、7を支持している。こ
れら各変位軸7、7は、互いに平行で且つ偏心した支持
軸部21、21と枢支軸部22、22とを、それぞれ有
する。このうちの各支持軸部21、21を上記各円孔2
3、23の内側に、ラジアルニードル軸受24、24を
介して、回転自在に支持している。又、上記各枢支軸部
22、22の周囲にパワーローラ8、8を、ラジアルニ
ードル軸受25、25を介して、回転自在に支持してい
る。
【0009】尚、上記1対の変位軸7、7は、上記入力
軸15に対して180度反対側位置に設けている。又、
これら各変位軸7、7の各枢支軸部22、22が各支持
軸部21、21に対し偏心している方向は、上記入力
側、出力側両ディスク2、4の回転方向に関し同方向
(図5で左右逆方向)としている。又、偏心方向は、上
記入力軸15の配設方向に対しほぼ直交する方向として
いる。従って、上記各パワーローラ8、8は、上記入力
軸15の配設方向に亙る若干の変位自在に支持される。
この結果、回転力の伝達状態で構成各部材に加わる大き
な荷重に基づく、これら構成各部材の弾性変形に起因し
て、上記各パワーローラ8、8が上記入力軸15の軸方
向(図4の左右方向、図5の表裏方向)に変位する傾向
となった場合でも、上記構成各部品に無理な力を加える
事なく、この変位を吸収できる。
軸15に対して180度反対側位置に設けている。又、
これら各変位軸7、7の各枢支軸部22、22が各支持
軸部21、21に対し偏心している方向は、上記入力
側、出力側両ディスク2、4の回転方向に関し同方向
(図5で左右逆方向)としている。又、偏心方向は、上
記入力軸15の配設方向に対しほぼ直交する方向として
いる。従って、上記各パワーローラ8、8は、上記入力
軸15の配設方向に亙る若干の変位自在に支持される。
この結果、回転力の伝達状態で構成各部材に加わる大き
な荷重に基づく、これら構成各部材の弾性変形に起因し
て、上記各パワーローラ8、8が上記入力軸15の軸方
向(図4の左右方向、図5の表裏方向)に変位する傾向
となった場合でも、上記構成各部品に無理な力を加える
事なく、この変位を吸収できる。
【0010】又、上記各パワーローラ8、8の外側面と
上記各トラニオン6、6の中間部内側面との間には、パ
ワーローラ8、8の外側面の側から順に、スラスト玉軸
受26、26と、次述する外輪30、30に加わるスラ
スト荷重を支承するスラストニードル軸受27、27と
を設けている。このうちのスラスト玉軸受26、26
は、上記各パワーローラ8、8に加わるスラスト方向の
荷重を支承しつつ、これら各パワーローラ8、8の回転
を許容するものである。この様なスラスト玉軸受26、
26はそれぞれ、複数個ずつの玉29、29と、これら
各玉29、29を転動自在に保持する円環状の保持器2
8、28と、スラスト軌道輪である円環状の外輪30、
30とから構成している。各スラスト玉軸受26、26
の内輪軌道は上記各パワーローラ8、8の外側面に、外
輪軌道は上記各外輪30、30の内側面に、それぞれ形
成している。
上記各トラニオン6、6の中間部内側面との間には、パ
ワーローラ8、8の外側面の側から順に、スラスト玉軸
受26、26と、次述する外輪30、30に加わるスラ
スト荷重を支承するスラストニードル軸受27、27と
を設けている。このうちのスラスト玉軸受26、26
は、上記各パワーローラ8、8に加わるスラスト方向の
荷重を支承しつつ、これら各パワーローラ8、8の回転
を許容するものである。この様なスラスト玉軸受26、
26はそれぞれ、複数個ずつの玉29、29と、これら
各玉29、29を転動自在に保持する円環状の保持器2
8、28と、スラスト軌道輪である円環状の外輪30、
30とから構成している。各スラスト玉軸受26、26
の内輪軌道は上記各パワーローラ8、8の外側面に、外
輪軌道は上記各外輪30、30の内側面に、それぞれ形
成している。
【0011】又、上記各スラストニードル軸受27、2
7は、レース31と保持器32とニードル33、33と
から構成する。このうちのレース31と保持器32と
は、回転方向に亙る若干の変位自在に組み合わせてい
る。この様なスラストニードル軸受27、27は、上記
各レース31、31を上記各トラニオン6、6の内側面
に当接させた状態で、この内側面と上記外輪30、30
の外側面との間に挟持している。この様なスラストニー
ドル軸受27、27は、上記各パワーローラ8、8から
上記各外輪30、30に加わるスラスト荷重を支承しつ
つ、前記各枢支軸部22、22及び上記外輪30、30
が、前記支持軸部21、21を中心に揺動する事を許容
する。
7は、レース31と保持器32とニードル33、33と
から構成する。このうちのレース31と保持器32と
は、回転方向に亙る若干の変位自在に組み合わせてい
る。この様なスラストニードル軸受27、27は、上記
各レース31、31を上記各トラニオン6、6の内側面
に当接させた状態で、この内側面と上記外輪30、30
の外側面との間に挟持している。この様なスラストニー
ドル軸受27、27は、上記各パワーローラ8、8から
上記各外輪30、30に加わるスラスト荷重を支承しつ
つ、前記各枢支軸部22、22及び上記外輪30、30
が、前記支持軸部21、21を中心に揺動する事を許容
する。
【0012】更に、上記各トラニオン6、6の一端部
(図5の左端部)にはそれぞれ駆動ロッド36、36を
結合し、これら各駆動ロッド36、36の中間部外周面
に駆動ピストン37、37を固設している。そして、こ
れら各駆動ピストン37、37を、それぞれ駆動シリン
ダ38、38内に油密に嵌装している。
(図5の左端部)にはそれぞれ駆動ロッド36、36を
結合し、これら各駆動ロッド36、36の中間部外周面
に駆動ピストン37、37を固設している。そして、こ
れら各駆動ピストン37、37を、それぞれ駆動シリン
ダ38、38内に油密に嵌装している。
【0013】上述の様に構成されるトロイダル型無段変
速機の場合には、入力軸15の回転は、押圧装置9を介
して入力側ディスク2に伝わる。そして、この入力側デ
ィスク2の回転が、1対のパワーローラ8、8を介して
出力側ディスク4に伝わり、更にこの出力側ディスク4
の回転が、出力歯車18より取り出される。入力軸15
と出力歯車18との間の回転速度比を変える場合には、
上記1対の駆動ピストン37、37を互いに逆方向に変
位させる。これら各駆動ピストン37、37の変位に伴
って上記1対のトラニオン6、6が、それぞれ逆方向に
変位し、例えば図5の下側のパワーローラ8が同図の右
側に、同図の上側のパワーローラ8が同図の左側に、そ
れぞれ変位する。この結果、これら各パワーローラ8、
8の周面8a、8aと上記入力側ディスク2及び出力側
ディスク4の内側面2a、4aとの当接部に作用する、
接線方向の力の向きが変化する。そして、この力の向き
の変化に伴って上記各トラニオン6、6が、支持板2
0、20に枢支された枢軸5、5を中心として、互いに
逆方向に揺動する。この結果、前述の図2〜3に示した
様に、上記各パワーローラ8、8の周面8a、8aと上
記各内側面2a、4aとの当接位置が変化し、上記入力
軸15と出力歯車18との間の回転速度比が変化する。
速機の場合には、入力軸15の回転は、押圧装置9を介
して入力側ディスク2に伝わる。そして、この入力側デ
ィスク2の回転が、1対のパワーローラ8、8を介して
出力側ディスク4に伝わり、更にこの出力側ディスク4
の回転が、出力歯車18より取り出される。入力軸15
と出力歯車18との間の回転速度比を変える場合には、
上記1対の駆動ピストン37、37を互いに逆方向に変
位させる。これら各駆動ピストン37、37の変位に伴
って上記1対のトラニオン6、6が、それぞれ逆方向に
変位し、例えば図5の下側のパワーローラ8が同図の右
側に、同図の上側のパワーローラ8が同図の左側に、そ
れぞれ変位する。この結果、これら各パワーローラ8、
8の周面8a、8aと上記入力側ディスク2及び出力側
ディスク4の内側面2a、4aとの当接部に作用する、
接線方向の力の向きが変化する。そして、この力の向き
の変化に伴って上記各トラニオン6、6が、支持板2
0、20に枢支された枢軸5、5を中心として、互いに
逆方向に揺動する。この結果、前述の図2〜3に示した
様に、上記各パワーローラ8、8の周面8a、8aと上
記各内側面2a、4aとの当接位置が変化し、上記入力
軸15と出力歯車18との間の回転速度比が変化する。
【0014】尚、この様に上記入力軸15と出力歯車1
8との間で回転力の伝達を行なう際には、構成各部材の
弾性変形に基づいて上記各パワーローラ8、8が、上記
入力軸15の軸方向に変位し、これら各パワーローラ
8、8を枢支している前記各変位軸7、7が前記各支持
軸部21、21を中心として僅かに回動する。この回動
の結果、前記各スラスト玉軸受26、26の外輪30、
30の外側面と上記各トラニオン6、6の内側面とが相
対変位する。これら外側面と内側面との間には、前記各
スラストニードル軸受27、27が存在する為、この相
対変位に要する力は小さい。従って、上述の様に各変位
軸7、7の傾斜角度を変化させる為の力が小さくて済
む。
8との間で回転力の伝達を行なう際には、構成各部材の
弾性変形に基づいて上記各パワーローラ8、8が、上記
入力軸15の軸方向に変位し、これら各パワーローラ
8、8を枢支している前記各変位軸7、7が前記各支持
軸部21、21を中心として僅かに回動する。この回動
の結果、前記各スラスト玉軸受26、26の外輪30、
30の外側面と上記各トラニオン6、6の内側面とが相
対変位する。これら外側面と内側面との間には、前記各
スラストニードル軸受27、27が存在する為、この相
対変位に要する力は小さい。従って、上述の様に各変位
軸7、7の傾斜角度を変化させる為の力が小さくて済
む。
【0015】更に、伝達可能なトルクを増大すべく、互
いに並列な二つの動力の伝達経路を有する、ダブルキャ
ビティ型のトロイダル型無段変速機も、特開平1−19
3454号公報、同1−229158号公報、米国特許
第3739658号明細書等に記載されている様に、従
来から知られている。ダブルキャビティ型のトロイダル
型無段変速機の場合には、ハウジングの内部に固設した
支持壁に設けた貫通孔の内側に円筒状のスリーブを回転
自在に支持し、このスリーブの中間部外周面に、歯車、
スプロケット等の出力部材を固設している。又、上記ス
リーブの両端部で上記支持壁の両側面から突出した部分
に、1対の出力ディスクをそれぞれ上記スリーブと共に
回転自在に支持している。更に、上記スリーブの内側を
挿通した入力軸の両端部に1対の入力側ディスクを支持
している。そして、上記各入力側ディスク及び各出力側
ディスクの間に、上述したシングルキャビティ型のトロ
イダル型無段変速機の場合と同様に、複数個のパワーロ
ーラを挟持している。この様なダブルキャビティ型のト
ロイダル型無段変速機によれば、動力を互いに並列に配
置した1対の入力側ディスクと出力側ディスクとの間で
2系統に分けて伝達するので、前述の図2〜5に示した
様な、シングルキャビティ型のトロイダル型無段変速機
の場合に比べて、伝達可能な動力を大きくできる。
いに並列な二つの動力の伝達経路を有する、ダブルキャ
ビティ型のトロイダル型無段変速機も、特開平1−19
3454号公報、同1−229158号公報、米国特許
第3739658号明細書等に記載されている様に、従
来から知られている。ダブルキャビティ型のトロイダル
型無段変速機の場合には、ハウジングの内部に固設した
支持壁に設けた貫通孔の内側に円筒状のスリーブを回転
自在に支持し、このスリーブの中間部外周面に、歯車、
スプロケット等の出力部材を固設している。又、上記ス
リーブの両端部で上記支持壁の両側面から突出した部分
に、1対の出力ディスクをそれぞれ上記スリーブと共に
回転自在に支持している。更に、上記スリーブの内側を
挿通した入力軸の両端部に1対の入力側ディスクを支持
している。そして、上記各入力側ディスク及び各出力側
ディスクの間に、上述したシングルキャビティ型のトロ
イダル型無段変速機の場合と同様に、複数個のパワーロ
ーラを挟持している。この様なダブルキャビティ型のト
ロイダル型無段変速機によれば、動力を互いに並列に配
置した1対の入力側ディスクと出力側ディスクとの間で
2系統に分けて伝達するので、前述の図2〜5に示した
様な、シングルキャビティ型のトロイダル型無段変速機
の場合に比べて、伝達可能な動力を大きくできる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述した様にダブルキ
ャビティ型のトロイダル型無段変速機によれば、伝達可
能な動力を大きくできるが、所望の性能を維持し、且
つ、十分な耐久性を確保する為には、スリーブを介して
1対の出力側ディスクを支持する為、ハウジングの内部
に設けた支持壁の剛性を高くする事が望まれている。即
ち、従来から知られているダブルキャビティ型の無段変
速機の場合には、上記支持壁をアルミニウム合金等の軽
金属により造っていた為、必ずしも十分な剛性を持た
ず、外力に基づいて変形する可能性があった。
ャビティ型のトロイダル型無段変速機によれば、伝達可
能な動力を大きくできるが、所望の性能を維持し、且
つ、十分な耐久性を確保する為には、スリーブを介して
1対の出力側ディスクを支持する為、ハウジングの内部
に設けた支持壁の剛性を高くする事が望まれている。即
ち、従来から知られているダブルキャビティ型の無段変
速機の場合には、上記支持壁をアルミニウム合金等の軽
金属により造っていた為、必ずしも十分な剛性を持た
ず、外力に基づいて変形する可能性があった。
【0017】例えば、上記スリーブに、はすば歯車であ
る出力歯車を固設し、この出力歯車と別の歯車とを噛合
させて動力の伝達を行なわせた場合には、両歯車同士の
噛合部で発生する反力に基づき、上記出力歯車から上記
スリーブを介して上記支持壁に、こじる様な(スリーブ
を傾斜させる方向の)力が加わる。そしてこの力に基づ
いて支持壁が弾性変形し、この支持壁に支持された上記
スリーブ及び1対の出力側ディスクの中心軸が本来の位
置からずれ、これら両出力側ディスクの直径方向位置が
所定値からずれて、ダブルキャビティ型のトロイダル型
無段変速機による変速制御が不安定になる可能性があ
る。
る出力歯車を固設し、この出力歯車と別の歯車とを噛合
させて動力の伝達を行なわせた場合には、両歯車同士の
噛合部で発生する反力に基づき、上記出力歯車から上記
スリーブを介して上記支持壁に、こじる様な(スリーブ
を傾斜させる方向の)力が加わる。そしてこの力に基づ
いて支持壁が弾性変形し、この支持壁に支持された上記
スリーブ及び1対の出力側ディスクの中心軸が本来の位
置からずれ、これら両出力側ディスクの直径方向位置が
所定値からずれて、ダブルキャビティ型のトロイダル型
無段変速機による変速制御が不安定になる可能性があ
る。
【0018】又、上記軽合金は弾性限界が低い為、制御
系等の不具合によって上記出力歯車を含むギヤトレイン
に過大トルクが加わった場合に、上記支持壁が永久変形
する可能性がある。この様な永久変形が生じると、やは
り上記1対の出力側ディスクの直径方向位置が所定値か
らずれて、ダブルキャビティ型のトロイダル型無段変速
機による変速制御が不安定になる。又、この様に支持壁
が永久変形し、上記出力歯車の回転中心が正規位置から
ずれると、この出力歯車と相手歯車との噛み合いに狂い
が生じ、これら両歯車同士の噛合部で発生する噛み合い
音が増大すると共にこれら各歯車の耐久性が損なわれ
る。
系等の不具合によって上記出力歯車を含むギヤトレイン
に過大トルクが加わった場合に、上記支持壁が永久変形
する可能性がある。この様な永久変形が生じると、やは
り上記1対の出力側ディスクの直径方向位置が所定値か
らずれて、ダブルキャビティ型のトロイダル型無段変速
機による変速制御が不安定になる。又、この様に支持壁
が永久変形し、上記出力歯車の回転中心が正規位置から
ずれると、この出力歯車と相手歯車との噛み合いに狂い
が生じ、これら両歯車同士の噛合部で発生する噛み合い
音が増大すると共にこれら各歯車の耐久性が損なわれ
る。
【0019】上述の様な問題に対応する為、上記支持壁
の肉厚を大きくする事も考えられる。ところが、この支
持壁の肉厚を大きくすると、その分、この支持壁を貫通
して設ける入力軸の軸方向長さが大きくなる。この様に
入力軸の軸方向長さが大きくなると、この入力軸の捩れ
変形量が多くなり、この入力軸の両端部に支持する1対
の入力側ディスクの回転方向に亙る位相差が大きくな
る。この位相差の増大は、各入力側ディスクに関するキ
ャビティ部分での変速状態を同期させる事に関して悪影
響を及ぼす為、好ましくない。従って上記入力軸をでき
る限り短くすべく、上記支持壁は、できるだけ薄肉にす
る必要がある。従って、この支持壁の剛性向上を、この
支持壁の厚肉化により図る事は好ましくない。本発明の
トロイダル型無段変速機は、この様な事情に鑑みて、支
持壁の剛性を、この支持壁の肉厚を大きくする事なく向
上させるべく考えたものである。
の肉厚を大きくする事も考えられる。ところが、この支
持壁の肉厚を大きくすると、その分、この支持壁を貫通
して設ける入力軸の軸方向長さが大きくなる。この様に
入力軸の軸方向長さが大きくなると、この入力軸の捩れ
変形量が多くなり、この入力軸の両端部に支持する1対
の入力側ディスクの回転方向に亙る位相差が大きくな
る。この位相差の増大は、各入力側ディスクに関するキ
ャビティ部分での変速状態を同期させる事に関して悪影
響を及ぼす為、好ましくない。従って上記入力軸をでき
る限り短くすべく、上記支持壁は、できるだけ薄肉にす
る必要がある。従って、この支持壁の剛性向上を、この
支持壁の厚肉化により図る事は好ましくない。本発明の
トロイダル型無段変速機は、この様な事情に鑑みて、支
持壁の剛性を、この支持壁の肉厚を大きくする事なく向
上させるべく考えたものである。
【0020】
【課題を解決する為の手段】本発明のトロイダル型無段
変速機は、従来から知られているダブルキャビティ型の
トロイダル型無段変速機と同様に、ハウジングと、この
ハウジングの内部に固設された支持壁と、この支持壁に
設けられた貫通孔と、この貫通孔の内側に回転自在に支
持された円筒状のスリーブと、このスリーブの中間部外
周面に固設された出力部材と、このスリーブの両端部で
上記支持壁の両側面から突出した部分に、それぞれの内
側面を反対側に向けた状態で支持されて上記スリーブと
共に回転する1対の出力側ディスクと、上記スリーブの
内側を挿通した状態で上記ハウジングの内側に回転自在
に支持された入力軸と、それぞれの内側面を上記各出力
側ディスクの内側面に対向させた状態で、上記入力軸の
両端部に支持された1対の入力側ディスクと、上記各入
力側ディスク及び各出力側ディスクの中心軸に対し捻れ
の位置にある枢軸を中心として揺動する複数の揺動部材
と、これら各揺動部材の内側面から突出した複数本の変
位軸と、上記各揺動部材の内側面で上記各変位軸の周囲
に回転自在に支持された状態で、上記各入力側ディスク
の内側面と上記各出力側ディスクの内側面との間に挟持
された複数個のパワーローラとを備える。特に、本発明
のトロイダル型無段変速機に於いては、上記支持壁は鉄
系材料を鋳造若しくは鍛造加工する事により造られてい
る。そして、鋳造若しくは鍛造加工後に内部応力を除去
若しくは緩和する処理を施した後、上記貫通孔部分の仕
上げ加工を施している。
変速機は、従来から知られているダブルキャビティ型の
トロイダル型無段変速機と同様に、ハウジングと、この
ハウジングの内部に固設された支持壁と、この支持壁に
設けられた貫通孔と、この貫通孔の内側に回転自在に支
持された円筒状のスリーブと、このスリーブの中間部外
周面に固設された出力部材と、このスリーブの両端部で
上記支持壁の両側面から突出した部分に、それぞれの内
側面を反対側に向けた状態で支持されて上記スリーブと
共に回転する1対の出力側ディスクと、上記スリーブの
内側を挿通した状態で上記ハウジングの内側に回転自在
に支持された入力軸と、それぞれの内側面を上記各出力
側ディスクの内側面に対向させた状態で、上記入力軸の
両端部に支持された1対の入力側ディスクと、上記各入
力側ディスク及び各出力側ディスクの中心軸に対し捻れ
の位置にある枢軸を中心として揺動する複数の揺動部材
と、これら各揺動部材の内側面から突出した複数本の変
位軸と、上記各揺動部材の内側面で上記各変位軸の周囲
に回転自在に支持された状態で、上記各入力側ディスク
の内側面と上記各出力側ディスクの内側面との間に挟持
された複数個のパワーローラとを備える。特に、本発明
のトロイダル型無段変速機に於いては、上記支持壁は鉄
系材料を鋳造若しくは鍛造加工する事により造られてい
る。そして、鋳造若しくは鍛造加工後に内部応力を除去
若しくは緩和する処理を施した後、上記貫通孔部分の仕
上げ加工を施している。
【0021】
【作用】上述の様に構成する本発明のトロイダル型無段
変速機は、前述した従来のトロイダル型無段変速機と同
様の作用に基づき、入力側ディスクと出力側ディスクと
の間で回転力の伝達を行ない、更にトラニオンの傾斜角
度を変える事により、これら両ディスク同士の間の回転
速度比を変える。
変速機は、前述した従来のトロイダル型無段変速機と同
様の作用に基づき、入力側ディスクと出力側ディスクと
の間で回転力の伝達を行ない、更にトラニオンの傾斜角
度を変える事により、これら両ディスク同士の間の回転
速度比を変える。
【0022】特に、本発明のトロイダル型無段変速機の
場合には、スリーブを介して出力部材及び1対の出力側
ディスクを回転自在に支持する支持壁を鉄系材料により
造っているので、この支持壁の変形を、この支持壁の肉
厚を特に大きくする事なく、十分に抑える事が可能にな
る。この結果、この支持壁に支持された上記スリーブ及
び1対の出力側ディスクの中心軸を本来の位置に保持
し、ダブルキャビティ型のトロイダル型無段変速機によ
る変速制御を安定して行なえる。又、上記支持壁に永久
変形が生じにくい為、永久変形に基づいてダブルキャビ
ティ型のトロイダル型無段変速機による変速制御が不安
定になったり、或は構成各部の耐久性が損なわれる事も
防止できる。
場合には、スリーブを介して出力部材及び1対の出力側
ディスクを回転自在に支持する支持壁を鉄系材料により
造っているので、この支持壁の変形を、この支持壁の肉
厚を特に大きくする事なく、十分に抑える事が可能にな
る。この結果、この支持壁に支持された上記スリーブ及
び1対の出力側ディスクの中心軸を本来の位置に保持
し、ダブルキャビティ型のトロイダル型無段変速機によ
る変速制御を安定して行なえる。又、上記支持壁に永久
変形が生じにくい為、永久変形に基づいてダブルキャビ
ティ型のトロイダル型無段変速機による変速制御が不安
定になったり、或は構成各部の耐久性が損なわれる事も
防止できる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の1
例を示している。本発明の対象となるダブルキャビティ
型のトロイダル型無段変速機は、ハウジング39(図5
参照)の内部に支持壁40を固設している。この支持壁
40は、中空の二重壁状に形成したもので、中央部には
貫通孔41を設けている。そして、この貫通孔41の内
側に円筒状のスリーブ42を、1対のアンギュラ型の玉
軸受43、43により、回転のみ自在に支持している。
このスリーブ42の中間部外周面には出力部材である出
力歯車18aを、このスリーブ42と一体に固設してお
り、この出力歯車18aを、上記支持壁40内に配置し
ている。この出力歯車18aは、図示しない別の歯車と
噛合させて、回転力の取り出しを自在としている。
例を示している。本発明の対象となるダブルキャビティ
型のトロイダル型無段変速機は、ハウジング39(図5
参照)の内部に支持壁40を固設している。この支持壁
40は、中空の二重壁状に形成したもので、中央部には
貫通孔41を設けている。そして、この貫通孔41の内
側に円筒状のスリーブ42を、1対のアンギュラ型の玉
軸受43、43により、回転のみ自在に支持している。
このスリーブ42の中間部外周面には出力部材である出
力歯車18aを、このスリーブ42と一体に固設してお
り、この出力歯車18aを、上記支持壁40内に配置し
ている。この出力歯車18aは、図示しない別の歯車と
噛合させて、回転力の取り出しを自在としている。
【0024】本発明のトロイダル型無段変速機の場合
に、上記支持壁40は、鉄又は鉄を主成分とする合金等
の鉄系材料を、鋳造若しくは鍛造加工する事により造っ
ている。尚、上記支持壁40の外周縁部は、ボルト5
3、53により、上記ハウジング39の内面に固設した
内向フランジ状の取付部54に結合固定している。この
取付部54を含むハウジング39は、軽量化の為、アル
ミニウム合金等の軽合金により造る。上記ハウジング3
9の内面からの取付部54の突出量は僅かであり、しか
もこの取付部54の肉厚は、次述する入力軸15aの長
さ寸法を大きくする事なく確保できる。従って、上記取
付部54を含むハウジング39を軽合金により造って
も、上記支持壁40の支持剛性が不足する事はない。
尚、上記支持壁40の中央部に設ける貫通孔41は、上
記各玉軸受43、43の外輪55、55を内嵌固定する
都合上、切削加工により所望の形状及び寸法に、正確に
仕上げる必要がある。
に、上記支持壁40は、鉄又は鉄を主成分とする合金等
の鉄系材料を、鋳造若しくは鍛造加工する事により造っ
ている。尚、上記支持壁40の外周縁部は、ボルト5
3、53により、上記ハウジング39の内面に固設した
内向フランジ状の取付部54に結合固定している。この
取付部54を含むハウジング39は、軽量化の為、アル
ミニウム合金等の軽合金により造る。上記ハウジング3
9の内面からの取付部54の突出量は僅かであり、しか
もこの取付部54の肉厚は、次述する入力軸15aの長
さ寸法を大きくする事なく確保できる。従って、上記取
付部54を含むハウジング39を軽合金により造って
も、上記支持壁40の支持剛性が不足する事はない。
尚、上記支持壁40の中央部に設ける貫通孔41は、上
記各玉軸受43、43の外輪55、55を内嵌固定する
都合上、切削加工により所望の形状及び寸法に、正確に
仕上げる必要がある。
【0025】本発明のトロイダル型無段変速機の場合に
は、鉄系材料を鋳造若しくは鍛造加工する事により上記
支持壁40の凡その形状を有する支持壁素材を造った
後、上記貫通孔41の内周面の仕上げ加工を施す前に、
この支持壁素材に焼鈍の如き熱処理を施す。そして、こ
の熱処理により、鋳造若しくは鍛造加工に基づいて上記
支持壁素材中に残った内部応力を、除去若しくは緩和す
る。そして、この熱処理後、上記貫通孔41の内周面を
切削する等、この貫通孔41部分の仕上げ加工を施す。
この様に貫通孔41部分の仕上げ加工の前に、上記熱処
理により上記支持壁素材中に残った内部応力を除去若し
くは緩和する理由は、完成後の上記支持壁40の形状が
経時的に歪む事を防止する為である。即ち、上記支持壁
40は、前述の様に上記入力軸15aの軸方向長さを極
力小さくする為に薄く造る。従って、完成後の支持壁4
0内に、上記鋳造若しくは鍛造に基づく内部応力が残留
したままであると、この支持壁40の形状が経時的に歪
み、外力に基づいてこの支持壁40が変形した場合と同
様の問題が生じる。そこで本発明の場合には、この支持
壁40の形状を所望のものに仕上げ加工する以前に、上
記熱処理により上記支持壁素材の内部応力を除去若しく
は緩和して、仕上加工後に上記支持壁40の形状が、こ
の内部応力に基づいて歪む事を防止している。
は、鉄系材料を鋳造若しくは鍛造加工する事により上記
支持壁40の凡その形状を有する支持壁素材を造った
後、上記貫通孔41の内周面の仕上げ加工を施す前に、
この支持壁素材に焼鈍の如き熱処理を施す。そして、こ
の熱処理により、鋳造若しくは鍛造加工に基づいて上記
支持壁素材中に残った内部応力を、除去若しくは緩和す
る。そして、この熱処理後、上記貫通孔41の内周面を
切削する等、この貫通孔41部分の仕上げ加工を施す。
この様に貫通孔41部分の仕上げ加工の前に、上記熱処
理により上記支持壁素材中に残った内部応力を除去若し
くは緩和する理由は、完成後の上記支持壁40の形状が
経時的に歪む事を防止する為である。即ち、上記支持壁
40は、前述の様に上記入力軸15aの軸方向長さを極
力小さくする為に薄く造る。従って、完成後の支持壁4
0内に、上記鋳造若しくは鍛造に基づく内部応力が残留
したままであると、この支持壁40の形状が経時的に歪
み、外力に基づいてこの支持壁40が変形した場合と同
様の問題が生じる。そこで本発明の場合には、この支持
壁40の形状を所望のものに仕上げ加工する以前に、上
記熱処理により上記支持壁素材の内部応力を除去若しく
は緩和して、仕上加工後に上記支持壁40の形状が、こ
の内部応力に基づいて歪む事を防止している。
【0026】又、前記スリーブ42の両端部で上記支持
壁40の両側面から突出した部分には、それぞれ出力側
ディスク4、4の中心孔をスプライン係合させて、これ
ら両出力側ディスク4、4と上記スリーブ42とを、互
いに同期して回転自在としている。尚、上記各出力側デ
ィスク4、4は、互いの内側面4a、4aを反対側に向
けた状態で、上記スリーブ42の両端部に支持してい
る。又、このスリーブ42には、入力軸15aの中間部
を挿通している。上記出力側ディスク4、4の内周面で
上記スリーブ42から外れた部分と上記入力軸15aの
中間部外周面との間にはそれぞれニードル軸受16、1
6を設けて、上記スリーブ42と入力軸15aとの相対
回転を自在としている。
壁40の両側面から突出した部分には、それぞれ出力側
ディスク4、4の中心孔をスプライン係合させて、これ
ら両出力側ディスク4、4と上記スリーブ42とを、互
いに同期して回転自在としている。尚、上記各出力側デ
ィスク4、4は、互いの内側面4a、4aを反対側に向
けた状態で、上記スリーブ42の両端部に支持してい
る。又、このスリーブ42には、入力軸15aの中間部
を挿通している。上記出力側ディスク4、4の内周面で
上記スリーブ42から外れた部分と上記入力軸15aの
中間部外周面との間にはそれぞれニードル軸受16、1
6を設けて、上記スリーブ42と入力軸15aとの相対
回転を自在としている。
【0027】又、上記入力軸15aの両端部にはそれぞ
れ入力側ディスク2、2を、それぞれの内側面2a、2
aを上記各出力側ディスク4、4の内側面4a、4aに
対向させた状態で、それぞれボールスプライン44、4
4により、上記入力軸15aと同期した回転、並びにこ
の入力軸15aの軸方向(図1の左右方向)に亙る変位
を自在に支持している。尚、一方(図1の左方)の入力
側ディスク2は、背面(図1の左面)をローディングナ
ット45に、大きな弾力を有する皿板ばね46を介して
突き当てている。これに対して、他方(図1の右方)の
入力側ディスク2は、押圧装置9を構成するカム板10
に対向させている。このカム板10は、上記入力軸15
aの端部に緩く外嵌すると共に、この入力軸15aの端
部に形成した鍔部47と上記カム板10の背面(図1の
右面)中央寄り部分との間に、スラスト転がり軸受48
を設けている。そして、上記カム板10の前面(図1の
左面)と上記他方の入力側ディスク2の外側面(図1の
右面)との間に複数個のローラ12、12を挟持して、
上記他方の入力側ディスク2を上記一方の入力側ディス
ク2に向け押圧しつつ回転駆動する、ローディングカム
式の押圧装置9を構成している。又、上記他方の入力側
ディスク2の外側面中央寄り部分と上記カム板10の前
面中央寄り部分との間に皿板ばね49とスラストニード
ル軸受50とを、互いに直列に設けている。このうちの
皿板ばね49は、上記各ディスク2、、4の内側面2
a、4aとパワーローラ8、8の周面8a、8aとの当
接部に予圧を付与する為の予圧装置としての役目を果た
す。
れ入力側ディスク2、2を、それぞれの内側面2a、2
aを上記各出力側ディスク4、4の内側面4a、4aに
対向させた状態で、それぞれボールスプライン44、4
4により、上記入力軸15aと同期した回転、並びにこ
の入力軸15aの軸方向(図1の左右方向)に亙る変位
を自在に支持している。尚、一方(図1の左方)の入力
側ディスク2は、背面(図1の左面)をローディングナ
ット45に、大きな弾力を有する皿板ばね46を介して
突き当てている。これに対して、他方(図1の右方)の
入力側ディスク2は、押圧装置9を構成するカム板10
に対向させている。このカム板10は、上記入力軸15
aの端部に緩く外嵌すると共に、この入力軸15aの端
部に形成した鍔部47と上記カム板10の背面(図1の
右面)中央寄り部分との間に、スラスト転がり軸受48
を設けている。そして、上記カム板10の前面(図1の
左面)と上記他方の入力側ディスク2の外側面(図1の
右面)との間に複数個のローラ12、12を挟持して、
上記他方の入力側ディスク2を上記一方の入力側ディス
ク2に向け押圧しつつ回転駆動する、ローディングカム
式の押圧装置9を構成している。又、上記他方の入力側
ディスク2の外側面中央寄り部分と上記カム板10の前
面中央寄り部分との間に皿板ばね49とスラストニード
ル軸受50とを、互いに直列に設けている。このうちの
皿板ばね49は、上記各ディスク2、、4の内側面2
a、4aとパワーローラ8、8の周面8a、8aとの当
接部に予圧を付与する為の予圧装置としての役目を果た
す。
【0028】更に、上記各入力側ディスク2、2の内側
面2a、2aと上記各出力側ディスク4、4の内側面4
a、4aとの間に、それぞれ前述の図4〜5と同様の構
造により、トラニオン6、6、変位軸7、7、パワーロ
ーラ8、8等を設けている。そして、上記入力側、出力
側各ディスク2、4の内側面2a、4aと上記各パワー
ローラ8、8の周面8a、8aとを当接させて、上記各
入力ディスク2、2から上記各出力側ディスク4、4へ
の回転力の伝達を自在としている。尚、これら各入力側
ディスク2、2と上記各出力側ディスク4、4との間で
の回転速度比を変えるべく、上記各トラニオン6、6及
び上記各変位軸7、7を傾斜させる為の構造は、前述の
図4〜5に示した構造と同様である。但し、ダブルキャ
ビティ型のトロイダル型無段変速機の場合には、一方の
入力側ディスク2と出力側ディスク4との間の変速比
と、他方の入力側ディスク2と出力側ディスク4との間
の変速比とを互いに一致させるべく、上記各トラニオン
6、6の変位量を互いに一致させる。
面2a、2aと上記各出力側ディスク4、4の内側面4
a、4aとの間に、それぞれ前述の図4〜5と同様の構
造により、トラニオン6、6、変位軸7、7、パワーロ
ーラ8、8等を設けている。そして、上記入力側、出力
側各ディスク2、4の内側面2a、4aと上記各パワー
ローラ8、8の周面8a、8aとを当接させて、上記各
入力ディスク2、2から上記各出力側ディスク4、4へ
の回転力の伝達を自在としている。尚、これら各入力側
ディスク2、2と上記各出力側ディスク4、4との間で
の回転速度比を変えるべく、上記各トラニオン6、6及
び上記各変位軸7、7を傾斜させる為の構造は、前述の
図4〜5に示した構造と同様である。但し、ダブルキャ
ビティ型のトロイダル型無段変速機の場合には、一方の
入力側ディスク2と出力側ディスク4との間の変速比
と、他方の入力側ディスク2と出力側ディスク4との間
の変速比とを互いに一致させるべく、上記各トラニオン
6、6の変位量を互いに一致させる。
【0029】上述の様に構成するダブルキャビティ型の
無段変速機の運転時には、前記入力軸15aと同心に配
置した駆動軸51の回転駆動力を、駆動腕52を介して
前記カム板10に伝達し、このカム板10を回転させ
る。このカム板10の回転に基づき、上記他方の入力側
ディスク2が回転し、前記入力軸15aによりこの他方
の入力側ディスク2と結合された、上記一方の入力側デ
ィスク2も、この他方の入力側ディスク2と同期して回
転する。そして、これら両入力側ディスク2、2の回転
が、上記各パワーローラ8、8を介して上記両出力側デ
ィスク4、4に伝達される。更にこれら両出力側ディス
ク4、4の回転は、前記スリーブ42を介して前記出力
歯車18aに伝わり、この出力歯車18aと噛合した別
の歯車を介して取り出される。上記両入力側ディスク
2、2と上記両出力歯車4、4との間の回転速度比を変
える場合には、上記各トラニオン6、6を同期して変位
させて、上記各パワーローラ8、8の傾斜角度を同期し
て変化させる。
無段変速機の運転時には、前記入力軸15aと同心に配
置した駆動軸51の回転駆動力を、駆動腕52を介して
前記カム板10に伝達し、このカム板10を回転させ
る。このカム板10の回転に基づき、上記他方の入力側
ディスク2が回転し、前記入力軸15aによりこの他方
の入力側ディスク2と結合された、上記一方の入力側デ
ィスク2も、この他方の入力側ディスク2と同期して回
転する。そして、これら両入力側ディスク2、2の回転
が、上記各パワーローラ8、8を介して上記両出力側デ
ィスク4、4に伝達される。更にこれら両出力側ディス
ク4、4の回転は、前記スリーブ42を介して前記出力
歯車18aに伝わり、この出力歯車18aと噛合した別
の歯車を介して取り出される。上記両入力側ディスク
2、2と上記両出力歯車4、4との間の回転速度比を変
える場合には、上記各トラニオン6、6を同期して変位
させて、上記各パワーローラ8、8の傾斜角度を同期し
て変化させる。
【0030】特に、本発明のトロイダル型無段変速機の
場合には、上記スリーブ42を介して上記出力歯車18
a及び1対の出力側ディスク4、4を回転自在に支持す
る支持壁40を鉄系材料により造っているので、この支
持壁40の肉厚を特に大きくしなくても、この支持壁4
0の変形を、十分に抑える事が可能になる。この結果、
上記入力軸15aの軸方向長さを最小限に抑えつつ、上
記支持壁40に支持された上記スリーブ42及び1対の
出力側ディスク4、4の中心軸を本来の位置に保持し、
ダブルキャビティ型のトロイダル型無段変速機による変
速制御を安定して行なえる。又、上記支持壁40に永久
変形が生じにくい為、永久変形に基づいてダブルキャビ
ティ型のトロイダル型無段変速機による変速制御が不安
定になったり、或は上記出力歯車18a及びこの出力歯
車18aと噛合した別の歯車等、構成各部の耐久性が損
なわれる事も防止できる。
場合には、上記スリーブ42を介して上記出力歯車18
a及び1対の出力側ディスク4、4を回転自在に支持す
る支持壁40を鉄系材料により造っているので、この支
持壁40の肉厚を特に大きくしなくても、この支持壁4
0の変形を、十分に抑える事が可能になる。この結果、
上記入力軸15aの軸方向長さを最小限に抑えつつ、上
記支持壁40に支持された上記スリーブ42及び1対の
出力側ディスク4、4の中心軸を本来の位置に保持し、
ダブルキャビティ型のトロイダル型無段変速機による変
速制御を安定して行なえる。又、上記支持壁40に永久
変形が生じにくい為、永久変形に基づいてダブルキャビ
ティ型のトロイダル型無段変速機による変速制御が不安
定になったり、或は上記出力歯車18a及びこの出力歯
車18aと噛合した別の歯車等、構成各部の耐久性が損
なわれる事も防止できる。
【0031】尚、図示の例は、本発明をハーフトロイダ
ル型のトロイダル型無段変速機に適用した場合を示して
いる。但し、本発明は、この様なハーフトロイダル型の
トロイダル型無段変速機に限らず、フルトロイダル型の
トロイダル型無段変速機にも適用可能である。
ル型のトロイダル型無段変速機に適用した場合を示して
いる。但し、本発明は、この様なハーフトロイダル型の
トロイダル型無段変速機に限らず、フルトロイダル型の
トロイダル型無段変速機にも適用可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上に述べた通り構成され作用
する為、所望の性能を発揮し、しかも構成各部の耐久性
を十分に確保して、トロイダル型無段変速機の実用化に
寄与できる。
する為、所望の性能を発揮し、しかも構成各部の耐久性
を十分に確保して、トロイダル型無段変速機の実用化に
寄与できる。
【図1】本発明の対象となるダブルキャビティ型のトロ
イダル型無段変速機の1例を示す部分断面図。
イダル型無段変速機の1例を示す部分断面図。
【図2】従来から知られているトロイダル型無段変速機
の基本的構成を、最大減速時の状態で示す側面図。
の基本的構成を、最大減速時の状態で示す側面図。
【図3】同じく最大増速時の状態で示す側面図。
【図4】従来の具体的構造の1例を示す断面図。
【図5】図4のA−A断面図。
1 入力軸 2 入力側ディスク 2a 内側面 3 出力軸 4 出力側ディスク 4a 内側面 5 枢軸 6 トラニオン 7 変位軸 8 パワーローラ 8a 周面 9 押圧装置 10 カム板 11 保持器 12 ローラ 13、14 カム面 15、15a 入力軸 16 ニードル軸受 17 鍔部 18、18a 出力歯車 19 キー 20 支持板 21 支持軸部 22 枢支軸部 23 円孔 24、25 ラジアルニードル軸受 26 スラスト玉軸受 27 スラストニードル軸受 28 保持器 29 玉 30 外輪 31 レース 32 保持器 33 ニードル 36 駆動ロッド 37 駆動ピストン 38 駆動シリンダ 39 ハウジング 40 支持壁 41 貫通孔 42 スリーブ 43 玉軸受 44 ボールスプライン 45 ローディングナット 46 皿板ばね 47 鍔部 48 スラスト転がり軸受 49 皿板ばね 50 スラストニードル軸受 51 駆動軸 52 駆動腕 53 ボルト 54 取付部 55 外輪
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジングと、このハウジングの内部に
固設された支持壁と、この支持壁に設けられた貫通孔
と、この貫通孔の内側に回転自在に支持された円筒状の
スリーブと、このスリーブの中間部外周面に固設された
出力部材と、このスリーブの両端部で上記支持壁の両側
面から突出した部分に、それぞれの内側面を反対側に向
けた状態で支持されて上記スリーブと共に回転する1対
の出力側ディスクと、上記スリーブの内側を挿通した状
態で上記ハウジングの内側に回転自在に支持された入力
軸と、それぞれの内側面を上記各出力側ディスクの内側
面に対向させた状態で、上記入力軸の両端部に支持され
た1対の入力側ディスクと、上記各入力側ディスク及び
各出力側ディスクの中心軸に対し捻れの位置にある枢軸
を中心として揺動する複数の揺動部材と、これら各揺動
部材の内側面から突出した複数本の変位軸と、上記各揺
動部材の内側面で上記各変位軸の周囲に回転自在に支持
された状態で、上記各入力側ディスクの内側面と上記各
出力側ディスクの内側面との間に挟持された複数個のパ
ワーローラとを備えたトロイダル型無段変速機に於い
て、上記支持壁は鉄系材料を鋳造若しくは鍛造加工する
事により造られており、鋳造若しくは鍛造加工後に内部
応力を除去若しくは緩和する処理を施した後、上記貫通
孔部分の仕上げ加工を施している事を特徴とするトロイ
ダル型無段変速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26387097A JPH11101322A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | トロイダル型無段変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26387097A JPH11101322A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | トロイダル型無段変速機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11101322A true JPH11101322A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17395395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26387097A Pending JPH11101322A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | トロイダル型無段変速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11101322A (ja) |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP26387097A patent/JPH11101322A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050802 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051206 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |